▼ジークンドー▼截拳道▼ Part16
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このコーナーでは1978年現在まで、日本J.K.D界に伝わったものの中で
間違ってるもの、そして偽っているものを厳選し訂正文を掲載致します。
このコーナーで訂正されている事柄は、裏取りした綿密な調査で明るみになった
事ばかりです。正確な情報を知りたい方々への手助けになることを、このコーナーは
願っております。また間違った情報が出れば、その都度訂正していきたいと思います。
1.スタイルかコンセプトか?
今まで日本に伝わってきた師祖のジークンドーが、コンセプトであると広く
普及してしまっていますが、これは師祖のジークンドーとはまったく違う模造品です。
本物の師祖のジークンドー1973年当時では、スタイル化していたことが事実です。
2.有形と無形
ジュンファン・グンフーを有形、ジークンドーを無形として教えている
インストラクターが居ますが、これは大きな間違いを犯しています。
L.A.スクールで教えられたジュンファン・グンフーはジークンドーの思想(無形)
により発展したジュンファン・グンフーの技術(有形)で構成されており、1973年
当時の師祖の武術はジュンファン・グンフーとは表現の方法が違う、ジークンドーの思想
(無形)により独自に開発されたジークンドーの技法(有形)で構成されています。
つまりジュンファン・グンフーの技術は既存のものが多く含まれており、ジークンドー
の技法は完全独創的なもので創られております。 このコーナーでは1978年現在まで、日本J.K.D界に伝わったものの中で
間違ってるもの、そして偽っているものを厳選し訂正文を掲載致します。
このコーナーで訂正されている事柄は、裏取りした綿密な調査で明るみになった
事ばかりです。正確な情報を知りたい方々への手助けになることを、このコーナーは
願っております。また間違った情報が出れば、その都度訂正していきたいと思います。
1.スタイルかコンセプトか?
今まで日本に伝わってきた師祖のジークンドーが、コンセプトであると広く
普及してしまっていますが、これは師祖のジークンドーとはまったく違う模造品です。
本物の師祖のジークンドー1973年当時では、スタイル化していたことが事実です。
2.有形と無形
ジュンファン・グンフーを有形、ジークンドーを無形として教えている
インストラクターが居ますが、これは大きな間違いを犯しています。
L.A.スクールで教えられたジュンファン・グンフーはジークンドーの思想(無形)
により発展したジュンファン・グンフーの技術(有形)で構成されており、1973年
当時の師祖の武術はジュンファン・グンフーとは表現の方法が違う、ジークンドーの思想
(無形)により独自に開発されたジークンドーの技法(有形)で構成されています。
つまりジュンファン・グンフーの技術は既存のものが多く含まれており、ジークンドー
の技法は完全独創的なもので創られております。 3.基盤となるもの
ある空手系の雑誌でジークンドーの基盤となるものは詠春拳と書いてありましたが、
これは大変大きな間違いです。この事を発表したインストラクターはブルース・リー
ズ ジークンドーに関して殆んど学んでおらず、それで今だにジュンファン・グンフーと
ジークンドーの違いが理解出来ていないのが原因となっています。
実際に詠春拳が基盤となって創られているのがジュンファン・グンフーであり、
それは1970年頃まで進化し続けていました。なぜなら思想的にはジークンドーで
あったからです。しかし技術はジークンドーではありませんでした。ファイティング・
メゾット中の技術が最終進化的なジュンファン・グンフーです。
これに対しジークンドーを創り上げていく際に基盤となったのは、
第1にフェンシング、そして第2にボクシングでした。事実ジークンドーのリード・
ストレートというのはフェンシングの直突きから、その科学的な原理を研究して
創られています。従って詠春拳は基盤となっていないのが事実です。 4.技術と戦略
コンセプト派がブルース・リー ズ ジークンドーと称して示している技術と
戦略の殆んど、1967〜1970年頃のジュンファン・グンフーです。
つまり詠春拳とファイティング・メゾットの内容の技術と戦略がそれにあたります。
これにコンセプト的な思想で他流派から技術と戦略をチョイスして組み合わせて、
これがブルース・リーズジークンドーとして教えています。ですが実際に師祖が開発
していたものは上記のものとは違う表現として、ジークンドーを創造していました。
たとえばリード・ストレートを例に解説すると、コンセプト派では打ち出した縦拳に
角度をつけていますが、これではパワーラインがそろわないため、
Maxパワーを発揮することが出来ず且つ破壊力も失われます。また拳を引き戻す際に
カーブを行っていますが、これは哲学的原理である”ダイレクト”からはずれているため、
元のバイ・ジョンに戻るのに時間がかかってしまいます。また五つの攻撃方法に関しても
、使用方法にいくつかの相異点が見られます。つまりコンセプト派には
最晩年の師祖が創り上げていたスタイルとしてのジークンドーが伝わっていないため、
ブルース・リー ズ ジークンドーとしての技術と戦略が異なってしまっているのです。 5.接近戦
ある空手系雑誌にトラッピング技法で間合を縮めていって、あいた隙を攻撃するのが
攻撃するのがジークンドーにおける接近戦であると書いてありましたが、
これは詠春拳と初期の頃のジュンファン・グンフーのもので、
ジークンドーの接近戦(クローズ・レインジ・ファイティング)とは全く異なるものです。
師祖のジークンドーにおける接近戦でもシンプル&ダイレクトを表現しなければ
ならないため、全くと言ってよい程トラッピングの技法は必要としません。
さらに加えて非常に修得困難なのは、”我は打ち込み可能、
しかし相手は打ち込み不可能”という表現をしなければならない事です。
これは全ての間合で表現していくことなのですが、
特にジークンドーの接近戦のパンチは最高に破壊力のあるものであると伝えておきます。
6.一撃必殺と連打
ブルース・リー ズ ジークンドーの打撃において最終的に目指すポイントは
一撃必殺/一撃必倒であり、それは師祖が目指した事です。師祖の様に超人的、
達人レベルに至ればこそこれが可能になるわけですが、そこに至るまでは三連打程で
倒せる努力もするべきです。ただしジークンドーにおいてはトラッピングを使うような事はしません。トラッピングを表現するのはあくまでもジュンファン・グンフーであるというのが事実です。
また連打していく場合、一番大事に表現しなければならないのが第一打目であると
師祖は教えてます。ですから相手にわざと受けさせて接点を作る古典的な表現はしません。
最終的に進化したジュンファン・グンフーの技法中にある、”究極のトラッピング”という
技術を使う時でさえ上記のような古典的な方法は一済とりません。
詠春拳のトラッピングとジュンファン・グンフーのトラッピングを混同しており、その違いを表現出来ないという事は、ジークンドーの思想を理解出来ていない事になるのです。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています