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【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part7
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0001創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/12/16(月) 19:32:57.87ID:xLPfVWks
登場人物

【ヘッポコ】
ゼウスに召喚されロトの勇者となった少年。重力魔法『ボッシュート』を使う。
頭に刺激を受けると爆発する。
『異能遺伝子』を持ち、敵の攻撃や魔法を身体が勝手に反応して再生する。
万引き癖がある。

【ヌルスケ】
不思議なメダルの収集家。メダル王に授かった力で不思議な力や不老不死などを手にしている 。

【ケン・リュックマン】
アメリカから来た顔がリュックの亜人。
擬人化する謎の武器『ルシール』(有刺鉄線を巻き付けたバット)を持っている。
ヘッポコの親友。

※前スレ
【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part6
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1573475923/
0952創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:31:36.61ID:DYTzwswj
─────ダーマ神殿─────


神官「ダーマ神殿へよくぞまいられた。
そなたが新たなる生き方を選び、生き方を変えたいと望むのか?」

ヘッポコ「オレ、勇者だったのに、いつの間にか剥奪されちゃったんだ。」

神官「ほう…ヘッポコは再び勇者になりたいと
申すか。だが、その前に……。
糞尿の泉で身を浄めるのがダーマのしきたりなのだ。」

ヘッポコ「わかった!勇者になれるのなら何でもするぜ。」

神官「ならば祭だんの奥にある糞尿の泉に浸かるがよい。
職につくのはその後だ。」

ケン・リュックマン「オレこのバットに誓う、そして救世主になるんだ。早く泉にドボンしようぜ。」

ララ「えぇー、あんな汚い泉に浸かれっていうの?
つ、つま先だけじゃダメかしら?
んーアタシやっぱ、デーモンのままでいいわ。」

神官「何をグズグズしておる!
早く飛び込むのじゃ、糞尿の泉はそなたらの目の前にあるであろう!」
0953創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:32:17.29ID:cz1Avhc+
ヘッポコは10EXPを獲得!LVが上がった。

ヘッポコ「お、レベルが上がったな」
クサウィ「まあレベルには違いないけどね。この世界のLVは"Level of Vulgarity"。お下品レベル"を意味してる」
クサウィ「人前で堂々と排泄を晒すことにより、心はより下品になっていく」
クサウィ「ますます平気で下品な行為ができるようになるのさ」
0954創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:32:19.79ID:WNJFqUz3
4
ケン「匂うぜ臭うぜ…泉の事じゃない…あんただよ神官さんよ…
人を転職させる事が出来るのは…大神官さまじゃなかったかい?」
ケンはバットで神官の肩を小突いた
神官「ひっ!」
0955創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:33:28.94ID:6M6d1HTc
>>953
無能www
0956創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:33:33.76ID:oZvpz+rx
ヘッポコ「体おかしい」
0957創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:34:33.46ID:ckMPRcgD
ヘッポコは降り立った
0958創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:35:30.49ID:u27EDNYC
ヘッポコ「うるせー!」ビリッ
怒ったヘッポコは字曽のレオタードを破った
字曽「なっ!?」
デカ乳首とデカクリが露わになった。
0959創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:37:42.27ID:tTSqFDuo
>>958
小説の才能無しwww
0960創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:38:27.01ID:/AoTeVtZ
ヌルスケ「みんな、
飛行機ピュンピュンたのちい?」
0961創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:38:45.52ID:x+Zn0LVS
>>958
給食厨w
0962創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:40:58.72ID:6OI0ywmm
ヘッポコ「俺たちスネ夫スレからの運命共同体だもんな!!w」
0963創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:41:37.99ID:znvRr9E2
ヘッポコ「熊さん、君は何をしているんだい?」
黄色い熊「僕は、何もしていないをしているのさ」
ヘッポコ「熊のおバカさん」
黄色い熊「フフフフ」
ヘッポコと黄色い熊は、幸せそうな表情を浮かべながら川を流されていった。
ヘッポコ「LOVEって、どうやって書くんだっけ?」
黄色い熊「書くものじゃないよ。愛は感じるものだよ」
ヘッポコ「ははは、君は素敵な事を言うんだね」
すると突然、二人の前方に大きな滝が現れた。
0964創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:42:09.92ID:s9i9eakw
ヘッポコ「熊さん、君は何をしているんだい?」
黄色い熊「僕は、何もしていないをしているのさ」
ヘッポコ「熊のおバカさん」
黄色い熊「フフフフ」
ヘッポコと黄色い熊は、幸せそうな表情を浮かべながら川を流されていった。
ヘッポコ「LOVEって、どうやって書くんだっけ?」
黄色い熊「書くものじゃないよ。愛は感じるものだよ」
ヘッポコ「ははは、君は素敵な事を言うんだね」
すると突然、二人の前方に大きな滝が現れた。
0965創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:43:22.07ID:07G9hQH0
スネ夫スレは荒らし
0966創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:43:30.38ID:pvVyP0W0
きっっっっしょ
0967創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:45:19.67ID:FubMQ8r2
0998 創る名無しに見る名無し 2019/02/16 06:34:30
【リレー小説】 勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part1 -完-

CAST

ヘッポコ:ヘッポコ(本人)
ケン・リュックマン:ロコ
ララ:女神
アナ:女神
ヘッポコ母:女神
妖場:女神
モルゲッソヨ:ロコ
魔王:女神
執事:ロコ
ハッケヨイ・ノ・コッタ:神
妖爺:ロコ
パズス:女神
ムドー:女神
冥王:女神
ヌルスケ:神
ユズル:ロコ

特撮:神
撮影協力:神
演技指導:ロコ
小道具提供:トータルリコール社

提供:トータルリコール社


END・・・to be conntinue!
0968創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:45:52.66ID:7Jt1lwsB
スネ夫スレは荒らし
0969創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:46:02.41ID:ZpLYeCmE
黄色い熊「たいへんだ」
0970創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:46:10.08ID:cmn01aBy
ネトウヨ必死だな
0971創る名無しに見る名無し
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2020/01/15(水) 23:46:18.08ID:JL87MC5S
>>966
ゲロ
0972創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:46:56.24ID:QVu4e7OG
0998 創る名無しに見る名無し 2019/02/16 06:34:30
【リレー小説】 勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part1 -完-

CAST

ヘッポコ:ヘッポコ(本人)
ケン・リュックマン:ロコ
ララ:女神
アナ:女神
ヘッポコ母:女神
妖場:女神
モルゲッソヨ:ロコ
魔王:女神
執事:ロコ
ハッケヨイ・ノ・コッタ:神
妖爺:ロコ
パズス:女神
ムドー:女神
冥王:女神
ヌルスケ:神
ユズル:ロコ

特撮:神
撮影協力:神
演技指導:ロコ
小道具提供:トータルリコール社

提供:トータルリコール社


END・・・to be conntinue!
0973創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:48:27.20ID:wu1aQ60T
グロ
見たら呪われる
0974創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:48:43.87ID:KLQI6wob
破壊神ムドーを殺してから今日で7年目だ。
暴君パズスを謀殺してから4年目でもあり、
そしてヌルスケやララの三回忌も迫っていた。

ヘッポコ「…皆元気かな」

ヘッポコは神々に利用される事に疲れ
転移先の異世界で平穏な毎日を過ごしていた。
0975創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:49:31.07ID:PXzFNdFC
ヘッポコは道端に落ちているゴーストを見つけた
0976創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:50:07.87ID:J+P6EwcB
ヘッポコが赤ちょうちんで一杯やっていると、背後から声をかけられた。

ケン「よう、久しぶりだな。」

ヘッポコ「ケ、ケン!生きとったんかワレ!?」
0977創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:50:40.10ID:teX0RE68
>>975
才能無しw
0978創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:57:54.70ID:1rwJ8WD4
>>977
つ 鏡
0979創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/15(水) 23:59:43.92ID:5hQYHExg
ヘッポコ「ぷ」
0981創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/16(木) 00:11:06.76ID:T/q9t1tC
才能がある人間は、
何時までもこんな場末のスレッドで燻ってないと思う・・・
0982創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/16(木) 00:30:58.76ID:YhWK4a/u
荒らしは才能無しw
0988創る名無しに見る名無し
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2020/01/16(木) 00:35:13.08ID:WFWeonsx
>>982
悪いけど貴方も無さそうだよ・・・
0992創る名無しに見る名無し
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2020/01/16(木) 00:36:07.15ID:f3/31A9R
誰に見せても「グロイ」の一言なので、感想が欲しくて投稿しました。去年の夏に書いたものです。かなり薄っぺらいところのある話ですが、読んでくれたら嬉しいです。

題名 鎧

その姫には色がなかった。漆黒に近い闇の中、わずかな月の光に身を浮き立たせていた。青白く染まった顔を見ると、顔半分を隠す包帯からあふれんばかりの、無数の傷が目についた。一つ一つの傷は小さく、そして深く顔に刻み込まれているように見えた。
剣士は目の前の姫を見て慄いた。同時に、幽霊のような姫の姿に何故だか安らぎを覚えた。それは休息に訪れた森の果てで人間に出会ったことへの驚きを打ち消した。姫の髪は闇よりも黒かった。
「お逃げにならないんですか」
 姫の口はまるで動いたように見えなかった。
「何故だ」
「私に出会った人間は大抵そうしましたわ」
包帯に隠れていない片目を瞑って姫は微笑む。傷も歪む。
「しかもこんな暗い森のなかで」
 ぼろ布の着物が衣擦れの音をたてる。
「なんてことはない。私にはここにいて休む義務があるのだ。そこらの雑魚と同じように、未知との遭遇への驚きのあまり逃げ出すなどということはしない」
「随分と強気なことをおっしゃいますのね」
 姫の手が剣士の胸に触れた。思わず剣士は身震いする。
「ほら、こんなに震えて」
 姫の体からは土の匂いがする。
「どんな義務かは知りませんが、今すぐ引き返したほうがよくなくって」
「そんなわけにはいかない」
 剣士は自らの鋼の鎧が、胸元から麻糸で編んだものへ戻っていくのを目で追っていた。
「私はここで休み体力を回復させた後、城へ行って殿を打ち倒す必要があるのだ」
「こんな弱い剣であの魔王を倒せると思っているのですか」
 彼の剣は鞘から引き抜かれ、彼の目前に突きつけられた。これまで幾千の敵を斬り裂き血を浴びた彼の愛刀は、途端に鈍く光るなまくら刀にしか見えなくなった。
「それに」剣士は姫の昏い目を見た。
「お前は美しい」
「何故私がここにいるかおわかりですか」
「何故だ」
「あなたのような人と戦うためです」
 剣士は彼の剣を握る姫の手を握った。
「お前は城からの使いか」
「ご名答」
「城に挑みに来た者どもを掃討しているのはお前なのか」
「ええ」
「この森で」
「罠にかかったのはあなたで九十九万人目ですわ」
「そのうちにある芸術家らしき男がいたか知らないか」
「何のことかしら」
「まあ、いい。どのくらいお前はここにいるんだ」
「それを聞いてどうするおつもりですか」
「お前は哀れだ」
「そう思いたがるあなたが哀れですわ」
 姫は剣士に体をすり寄せた。剣士はただ麻の糸と化した自らの鎧を眺めている。
「私よりずっと。私は何より自分のことを熟知しているつもりです。私の美しさも、痛ましさも」
 骨のような指が剣士の胸を伝う。
0993創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/16(木) 00:36:35.53ID:f3/31A9R
「そんな弱っちい剣と鎧で、自身を守ってきたあなたより
ずっと」
 剣士は姫の手から剣を奪い返し、静かに突き放した。
「戦うおつもりですか」
「先程の台詞、この剣の切れ味を身に受けてから言うべきだったな、女」
「大人げなくてよ」
「黙れ。魔王が城への土産とさせてもらう」
 剣士は姫へ向かい突進し、剣を振り上げた。と、同時に剣を投げ捨て手刀を作り、姫の頸下を狙って振り下ろした。
すると、当たる寸前で姫の細い頸は消え、代わりに目の前には土があった。
「それはあなたですわ」
 上から声が聞こえる。後ろに回りこんだ姫が押し倒し、跨っているらしい。無理やり仰向けにされ、姫と向かいあう。
剣士は自分の頬に触れている長く黒い髪の毛先をくすぐったく思った。
「あなたは私に勝てない、絶対に」 
 月明かりによる逆光で、姫の顔は鈍く闇に沈んでいた。だがその目は、これまで彼が見てきた血と同じように、赤く染まって見える。それは二度目の敗北を彼に確信させた。
 頭の中でいつかの勝者が話しかける。お前は自分を溶かしたがっている、曝されることを望んでいる……。
0994創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/16(木) 00:36:53.74ID:f3/31A9R
剣士が目覚めたのは金色に光る牢の中だった。
 静かに光沢を放つ格子が彼の四方と天井を囲っていて、中は彼以外に誰もいない。重い頭を下げて胸元を見ると、昨夜麻糸になった鎧は、元の鋼に戻っていた。彼は少し安心する。
立ち上がろうとして、両手が自由に使えないことに気づいた。
後ろ手に縛られている。腰に刀は差さっていない。
再び座り込み、剣士は昨夜のことを思い出そうとした。姫に跨られてからの経緯が思い出せない。
ともかく自分は二度目の大敗を喫し、この城へ運び込まれたのだ。彼は無理やり自分を納得させた。そうとわかれば早く脱出せねばならない。
剣士は己の額に向けて念じ始める。縄が解ける手触りを、牢が木っ端微塵に砕ける様を。
彼は一抹の不安を覚える。魔術などしばらく使っていなかったからだ。目を閉じる。生家の魔術はあらゆる記憶から、求める感触を探し出す。
女の硬い骨やすべすべとした肌が再生される。
彼はとっさに目を開けた。昨夜の記憶は意図的に忘却されたものであったらしいことに気づき、頭を抱えたくなる。
 断末魔が空間を切り裂く。剣士は初めて牢の外を見上げる。
金色に輝く玉座の横、黒い兵士が体を串刺しにされている。その隣には既に頭まで串刺しにされた黒い兵士が二人、壁にたて掛けられていた。
「おや、今のは胃くらいまでいったかな。なあにそんな、苦しい顔をするな。後少しで楽になるからのぉ」
 魔王か。玉座へ続く階段に隠れ姿はよく見えなかったが、
剣士は兵士たちの前に立つ男をそう判断した。家来、そして民衆を身分関係無く選び出し、道楽で惨殺する血染めの殿。
「ほれ、今度はもっとよい顔をせよ。こちらは写真機まで用意しとるんじゃからな」
 殿の細くも筋肉質な腕が大串をゆっくり持ち上げる。兵士の口はだんだん大きくなり、串が硬口蓋に到達した時点でだらんと開けたまま固定された。そこから唾液と掠れた悲鳴が漏れ出る。
剣士はそれを見て、何故だか姫の唇、指、髪、粘膜を断片的に思い出していた。怒りと恐怖をおぼえた。
「安心しろ、君はああはならないだろうから」
 写真機のフラッシュが反射するタイミングで、自分の首に何者かの両腕が回されたことに気づいた。聞き覚えのある声だ。剣士は後ろを振り向けない。
「いつからそこにいた」
「君が目覚めるずっと前さ」
 自分が初めて負けた相手に、いつのまにか背後をとられていたことを認めたくなかった
0995創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/01/16(木) 00:38:50.89ID:f3/31A9R
男は両腕をほどき、剣士の目の前に立った。剣士が初めて彼と会ったときと同じように、素裸だった。
しかし、その体には濃さの違う金色で、城壁と格子に似せた模様が描かれていた。
「お前も魔王に負けたのか」
「おいおい僕は芸術家だぜ。殿を倒しにいくなんてそんな野暮なマネするわけないじゃないか」
「じゃあ何故ここに」
「招待されたのさ。どういうわけか、僕の芸術が魔王さまに認められたらしい。
で、明日その姫の誕生祝いで式典やるから、僕がパフォーマンスを披露することになったわけ。
そしたら昨夜、当の主役が君をここへ運んできたもんだからもう大びっくり!」
 芸術家は大げさに肩をすくめると、金色の指で彼方を指した。昨夜と同じ姫が佇み、玉座の方を眺めていた。
剣士は胸の動悸を感じた。無表情の姫の顔には相変わらず無数の傷が浮き彫りにされており、着物が新調されている分余計に痛々しく感じられた。
「まあ今僕そんなご身分だから、君への面会を許されているってワケ。
ここに入るのも許可されたから、君が気づくまでどれくらいかかるか試してたのに。殿も見る目がないなぁ。
こんな注意力のない君を、道楽用じゃなくて近衛兵として働かせようとしてるんだぜ」
 芸術家の言葉は剣士の耳を通り過ぎていく。芸術家はしゃがみこみ、剣士の顎を掴んで無理やり自分の方へ目を向けさせた。
「……あ、ちなみにびっくりした理由は君が運ばれてきたことだけじゃないんだよね。
あの女のことだよ。前々から僕に負けたときから君は弱い人間だと思っていたが、今回のことでそれが表面化したね。
あの女はきっと君より弱い人間だ、受難の女神のようなツラしているが本当は違う、相手を貶めるためだけに存在しているような女だ、
自分を貶めることでそうしているんだ、そういう奴はチャチい芸術しか作れない、幼稚な本能に限りなく近いもの、
人間を退行させるものしか作れない、胎児に必要なものは母親だ、君はその見せかけの母性に見事にかどわかされたんだよ」
「お前が何のことをいっているのかわからない」
「こんな腑抜けになるくらいなら、やはり君はあの時僕に付き従うことを誓うべきだったんだ。
あんな完膚なき敗北を喫した後自我を保てたのは君だけだったんだぞ。まあ単に君は他の人より耐性があっただけだけど。
ただ、僕だったらあんなせこい興奮よりももっといいこと教えてあげられたんだけどな」
 芸術家は剣士の胸の鎧に手を当て撫で始めた。
「もし僕の一部になるなら、君をここから出してやってもいいよ」
 剣士は今愛撫を受けている自らの鎧を見下ろした。幼少の頃から編み続けた麻糸と魔力の鎧。
浴びせられた罵声を切り裂くごとに鋼のように強くなっていった鎧。孤独と一心同体の鎧。
それは鋼の形態を少したりとも崩そうとしなかった。
 ふと、手の動きが止んだ。
0996創る名無しに見る名無し
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2020/01/16(木) 00:40:13.85ID:IlCKGOfH
ビッグバン
0998創る名無しに見る名無し
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2020/01/16(木) 00:41:32.57ID:UaKytbsa
はは
0999創る名無しに見る名無し
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2020/01/16(木) 00:41:49.84ID:7wdF7rrl
内緒
1000創る名無しに見る名無し
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2020/01/16(木) 00:42:14.14ID:EIuYnS4V
離婚
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