京阪神緩行線に201系や205系、207系の投入で捻出された冷房、非冷房の103系が
明石電車区や高槻電車区から奈良電車区や淀川電車区、日根野電車区に転出し、
車齢の高い103系や老朽車、非冷房車は一部廃車、非冷房の103系が置き換えられ、
その置き換えで捻出された奈良電車区や淀川電車区の非冷房103系がウグイス色や
オレンジ色のまま阪和線に転出という転属形態は、民営化後も続いていたが、
国鉄時代から阪和線がいかに冷遇されていたかということがわかる。