>初動に負荷を強めるためには、チューブだと戻しの動きをスローにする、重力に逆らう動きを瞬間的に、落下に耐えるなどが。
んんん?
初動負荷のトレーニング指導受けた人?
もしくはちゃんと理論理解してる?

文献としては古いけど「初動負荷理論による野球トレーニング革命」ではチューブは否定的に書かれてるけど。
根拠としては力がずっと入ることによるうっ血で筋血流が阻害されるという点。
ストレッチ・ショートニング・サイクルと言ってる「伸長-短縮-弛緩」による動き(筋ポンプ作用)で筋血流を阻害せず
動きの初動時に負荷を掛けることでトレーニング効果を高めると提唱してる。

プライオメトリックな動きは正しい、というか近いけど、チューブで戻す時にスローな動きにすると
そこで力が入って筋短縮が長時間起きてうっ血が起きる。
なので逆にチューブなら(俺はやらん方が良いと思うけど)戻す時にスローじゃなく脱力しないと。

チューブで筋ポンプ作用で筋血流良くするならゴムまりを付くような動きで動かすか。
ただチューブは負荷として軽すぎるのでオーバーロードの原則としては低負荷高回数で持久力うpの方向に近付く。

チューブはバネのフックの法則F=kxに従うので動きの初動時に力が入るというよりは
引っ張って長くなるほど力が強く掛かるので終動負荷的な動きに近い。

初動負荷マシンが無くてトレーナーが付いてやる時は「戻す時にゆっくり」ではなく
トレーナーがサポートして「戻す時に力抜く」という感じ。
なんでマシンはガッシャンガッシャン言ってうるさいw

初動負荷はトレーナーが付いて専用のマシンがあれば高齢者のリハビリにも使ってる寧ろ初心者向けのトレーニングでもあるけど
残念ながらジムの場所が限られてるので近くにないと自己流は肉離れとかあるなら止めた方がいいね。

ネットで調べられる時代なんでトレーニングの原則とか筋ポンプ作用、うっ血や虚血とかの簡単な生理学は先行知識として入れといた方がいいけど。

逆に加圧トレーニングとか石井直方のスロートレーニングはゆっくり負荷を掛けて
筋収縮で血管を潰して虚血にすることで通常よりも軽い負荷で筋トレの効果を高めるというアプローチ。
ケガのリハビリで高負荷を掛けたくない時にやるやり方としてこれも悪くないけど
ダイナミック・ストレッチを日常頻繁に取り入れて筋血流は確保したい。

こっちは筋トレより寧ろ昼間のデスクワークでの貧乏揺すりの方が大事かも。