狭い部屋に入ると、すぐまた向こうに扉があった。
次の部屋に入るとまたすぐに扉がある。
メイファンはばたんばたんと扉を開け閉めしながら進む。チョウは黙って後をついて行った。
七回ほど扉を潜るとようやく行き止まりになった。メイファンはついまた扉を開けようとし、壁に手をついて「あっ」と小さく声を出した。