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608コメント441KB
あなたの文章真面目に酷評します Part108
0001創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/06/07(木) 21:54:07.83ID:Gkz/KO/p
あなたが書いた小説・論説文・エッセイなどの文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行います。

■過去ログ
前スレ
あなたの文章真面目に酷評します Part107
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1518714806/

まとめwiki
ttp://www6.atwiki.jp/kata/

■投稿する人へ
投稿する前に読み返しましょう。
投稿が複数レスにわたる場合は、1/2のように、全体レス数がわかるようにしましょう。
投稿には「批評お願いします」等、投稿であることがはっきりわかるように書き添えましょう。
他人の文章のコピペ、作者になります行為は厳禁です。外部リンクを貼る場合はサイト内にその旨を表記する等、作者本人がアップロードしていることが分かるようにしてください。
文量が多い場合は外部リンクを貼ったほうがいいかもしれません。
もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。目についたものから批評していくので、見落としもあります。
辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの相性が悪かったのかもしれません。ただ、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるということを心にとめておいてください。

■批評する人へ
当スレは投稿者を育てるのが目的なので、できるかぎり良い所と悪い所を具体的に挙げて投稿者が納得する形で批評をしてあげてください。

■次スレ
スレッド容量が480KBを超えたら投稿を控えて次スレを立ててください。そうでない場合は>>980を踏んだ人がスレを立ててください。
0458創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/02/03(日) 21:14:25.21ID:Ho79UqBk
age!
0460457
垢版 |
2019/02/03(日) 21:29:00.34ID:Ho79UqBk
ありがとうございます。
直ぐ書き直します。
0461創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/02/05(火) 18:13:28.61ID:qBoSC6sz
文章に馴染の無い、バカな私が読んだ感想です。
気になった点↓

・類似した名詞の多用。
北の島、北の国、北の海…類似の名詞を多用すると、読者に混乱を来しますので、少し整理したほうがいいかと。
短編、しかも童話なら尚の事。

・無用な設定が多い。
ひみつの港、役人が作った学校、魔法使い・・・等々、物語上、意味をなさない設定は省いたほうがよろしいかと思います。

・説明文が多すぎる。
北が豊かな場所とお伝えしたい気持ちは分かりますが、物語全体に対して、説明文の割合が多い気がします。

・ヨシエさんが「心配した深い理由」という伏線の回収が消化不良のような気がします。

・他の方が折角、指摘されていた「ヨシエさん」と「サチエさん」の混在している点が、物語の結末部で訂正されていない。

長文失礼致しました。
0462460
垢版 |
2019/02/05(火) 19:29:23.54ID:G4YBnfg0
ありがとうございました。
ご忠告、生かしたいと思います。
0464創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/02/12(火) 21:44:22.58ID:rbc9YRUr
>>463
非常に丁寧に書かれていて読みやすかったです。
ただ精読というほどの読み方ではないので、文章の細かい部分はごめんなさい。
その程度の読みでコメントを付けるのも失礼とは思いながらも数日コメント無しなのであえて。

幻想と実際が交わるおとぎ話ですね。
天狗の発明や仕事が(当時の)テクノロジーに影響を与えるという描き方は、読み手の私が理に傾きすぎるとこじつけにしか感じません。
そこのバランスをうまく取っているようには感じましたが、もっとキレが欲しいとも……。
ただお話の進行がそのような波乱を求めるものではないので、ないものねだりだし、このように進めるのが最適解だし力量があるなあとも感じました。

私から言えるのはただ一点。私という名無しごときにこのような理屈っぽい感想を言わせてしまうところが今後の改善のヒントではないでしょうか。
ラストは現在に繋げ「ああその昔にそういうこともあったのか」と感慨深いものもありましたが、金属やプラスチックのような作り物感も残念ながら、感じました。
全体的に素晴らしい作文の地力や好きなものを楽しむ無尽蔵な体力、いわゆる才能を感じます。
あとは『〜を伝えたい!』という情熱でしょうか。
昔話の雰囲気を伝えたいならもっと浸りきって伝えるべき。
現実を幻想に紐づけたいならもっと理不尽に発想すべき。
エンタメとしてあっと言わせたり楽しませたいならもっともっと翻弄すべきです。
えらそうにごめんね
0465創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/02/14(木) 17:51:10.56ID:hdK/s5ku
天狗としているけど、ある民族を露骨に出さないようにボカしてるだけじゃないのか?
0466創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/03/14(木) 21:38:08.77ID:CZU2Vmht
こんにちわ
シベリア板で私と雑談しませんか?
カクヨムで中島英樹と検索してください

【のんびり】復活・場末のBarスレ8【飲みましょ】
https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/siberia/1540990268/
0468創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/06/21(金) 05:28:15.54ID:nwkPEKx5
外国人の方へ、アホニートの日本文化講義。

日本には八百万の神がいて、その神々の中の一柱に、日本人が「みんな」ないし、「皆様」と呼んで恐れている極めて恐ろしい荒ぶる神がいます。
その「みんな」ないし「皆様」と呼ばれる神は、物事の是非を問わず、反抗を許しません。
お隣韓国の"恨の文化"と、我が国日本の"和の文化"とありますが、日本にはお札で怨念を封じる慣習があり、「和」なるお札で怨念を封じているのです。
ほかに、「空気」なる言葉もございますが、これはなにも吸ったり吐いたりするあの"空気"ではございません。
この「空気」は、「和」そのもので、この「和」なるお札を勝手に剥がすと、「みんな」ないし「皆様」なる大怨霊が出て来て大変なことになってしまいます。

だから、誰もその「空気」ないし「和」という怨念封じのお札を剥がし、「みんな」ないし「皆様」という怨霊を引っ張り出すことを求めません。
ただ、時々いたずらっ子がこのお札を剥がし、この怨霊を引っ張り出してしまいます。
そういういたずらっ子のことを、"皆"「空気読めないやつ(KY)」ないし「アスペ」と呼んで忌み嫌っております。
0469創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/06/21(金) 05:33:13.64ID:nwkPEKx5
ちなみに、

みんな=Minna
皆様=みなさま=Minasama

このように発音いたします。
0470創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/06/21(金) 05:45:34.78ID:glZFr9ft
「世間体」という言葉がありますが、これは、形だけでいいから「世間=みんな、皆様。」にひれ伏し、この大怨霊をなだめることを意味します。なにも、真の忠誠は必要ない、形だけで良いということです。
欧米の罪の文化、日本の恥の文化とは、真の信仰を強要する欧米の文化と、形だけの信仰を認める日本の文化の違いであります。
0471創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/06/21(金) 05:48:10.43ID:glZFr9ft
別な言い方をすると、欧米では罪滅ぼしが、日本では罪悪感を感じることが求められます。
0472創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/06/21(金) 05:55:55.62ID:glZFr9ft
韓国や日本がこの共通する性質を持っているのは、事大主義=忖度迎合主義が、東アジア朝貢文化圏の文化だからとも言われています。「勝てば官軍、負ければ賊軍。」とは、まさに、官と賊の関係を極めて如実に表しております。
それは、善悪よりも強弱を優先する宗教性ゼロの政治性であり、ヴォルテールをして、「儒教は実に称賛に値する、儒教には愚劣な迷信も伝説もない。」と言わしめたほどのものなのでございます。
0473創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/06/21(金) 06:03:17.78ID:glZFr9ft
それにしても、合理性ゼロのキリスト教文化圏の欧米人があれほど合理的で、精神性ゼロの儒教文化圏の日本人韓国人がこれほど精神的なのは、一体、どうしたことでありましょうか?
天邪鬼なのか?それとももともとの性質を抑えようとしてのことなのか?それともそのどちらでもないのか?
0474創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/06/21(金) 06:04:14.97ID:glZFr9ft
私"ごとき"には判断しかねる次第でございます。
0475創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/06/21(金) 06:07:11.96ID:glZFr9ft
以上、"お粗末さま"でございました。
0476創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/06/23(日) 20:38:36.36ID:p1ZpEnQc
>>472
韓国と日本はかなーり違う
日本は、「負けるが勝ち」とか「敵に塩を送る」とかっていう身を引く価値観や
「勝っておごれるな」というようなのがあるが
韓国は、何が何でも何をしてでも勝てw!という勝ち一辺倒主義でしかない
0477創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/18(木) 06:31:00.57ID:wpTxtcW2
あ、あ、ただ今マイクのテスト中
0478創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/18(木) 06:34:20.53ID:wpTxtcW2
それではこの物語の酷評お願い致します。

1/4

「過ち」

人は時に大きな過ちを犯す。
人生は小さな選択の積み重ねで形作られる。人生という大海原で人が良からぬ方向に舵を切る場合を「過ち」と言う。人は過ちを回避できるのか?
回避できないとすれば、本人以外の人間が過ちを咎める権利があるのか? ほとんどの場合、人は無意識のうちに選択をしてその方向に踏み出していく。過ちを犯し、過ちを隠すためにまた過ちを犯す。
そうなると人は海の中で遭難してしまう。例えば物騒な話し、人を殺してしまった人がいるとしよう。最後の最後に相手の背後からナイフを思いっきり脇腹に突き刺してしまう。
血がどのように流れるのか、炭酸飲料がスチール缶から吹き上がるように血飛沫が上がってしまうのか、全く想像が付かない。あるいは首をロープで巻きつけて締め上げる。人が意識を失う瞬間に立ち会ったこともないが、
汚物がいっきにズボンの下から流れ出てしまうとか。そんなシーンに行き着くまでにはいくつもの選択肢があった筈だ。
人間の情感は、恐らく殺意を覚えたら最後のシーンに至るまで突っ走って暴走しまうくらい捉われてしまうものなのだろう。ただ、そんなところに至るまでに、いくつもの場面でそれを回避することが可能だったのどはないか?
それともそうではなくて、運命は決まっていたのか、全くわからない。
視点を変えてみよう。「過ち」とは、人生の大意である、とする仮説を立ててみる。例えば、私は殺人を起こさない。今まで殺人を起こさなかったからこれからも起こさないという保証はない。
しかし、私はこれからも人を殺すこともなく人に殺されることもないだろう。何故なら、そういう意識構造の上に成り立っているから。
この仮説の根拠は、と訊かれても特にはない。ただ一つ私には狼の血ばかりつまはなく羊の血も混じっているからだ、というのが一応の答えになる。
コップに水がいっぱいになる。そして、そのまま水を注いでいくと水が溢れる。コップはどんな形状や大きさでもいい。
殺人というコップに注がれた水はやがてその体積分埋め尽くすと、勢いよく溢れ出て殺人という行為に至る。
0479創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/18(木) 06:36:32.67ID:wpTxtcW2
2/4

美由紀と歩んだ高校生活。それは良い意味でコップから水が溢れた状態だった。とても心地よく、そして芸術的に水が溢れ出し、何もかもが美しく煌めいていた。
何故そのようなものだったかというと、それはあらゆることの絶妙なバランスで成り立っており、殺人に至る道程に「似て非なるもの」だった。そこは闇の中ではなく、燦々と太陽が降り注ぐ昼間の世界。
この昼間の世界は陽子との世界へと継続していた。しかし人生は昼の時間帯ばかりではない。例えばセックス。セックスをする時、昼間の世界は一旦閉じて暗いところで交わることになる。
そんなものなくったっていい。でも人はセックスを欲する。その意味合いは深い。身体と身体との結びつきは、どうしても心と心にも結びついているのだ。

電話が鳴る。時刻は午後十時だった。私はこの時間、酩酊状態だった。とは言っても酒は一滴も飲んでいない。酔っている、というのは比喩である。私は部屋でジッとしていた。
テレビが点いていたが、ほんの微量のボリュームで、私の耳には届いていなかった。当然、番組の内容もほとんど掴めていない。何かのバラエティー番組が放映されているのだけはわかった。ありきたりの光景だった。時々、意識がテレビの画面に集中する。
有名なお笑いタレントと美しいアナウンサーが神戸の街を徘徊していた。認識はそれくらいのものだった。私はテレビを眺めながら、昨日今日あったことを追憶していた。
スマホの着信音が鳴っていたが、その前に鳴らしておいた。誰からだろうが関係ない。今は気持ちの整理をしているのだ。流動性の高い日常を回想する必要があった。そうやって意識状態をクリアにする。
けたたましいスマホの着信音は鳴り止んだ。
ふと我に返って現実を確かめる。スマホにはまだ目をやらない。
立ち上がってキッチンまで来て冷蔵庫を開ける。顔に冷んやりとした冷気を浴びて中を覗く。一リットルのパック入りの野菜ジュースを取り出し、
ガラスコップに半分ほど注ぎ、ゴクゴクと喉を鳴らして一気に飲み干す。飲み干すと、またスマホの着信音が鳴った。
その音を聴いていると、その着信が自分と関係しているような気がしてきた。もちろん誰かが何らかの目的で私と話しをしたがって電話をかけているのだから、私と関係のあるものでないことはない。
だがそういうことではなくて、その着信音が「今の自分」に関係しているものであることがわかるのだ。それは世界と私とを結びつける付属物のように鳴っていた。私の意識にダイレクトに響くような音なのだ。
0480創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/18(木) 06:38:09.54ID:wpTxtcW2
3/4

スマホの画面を見ると「忽那美由紀」と出ていた。
「もしもし」と私が言うと、微かな声で「もしもし」と美由紀も返した。
「どうした?」と云うと、美由紀は「何となく」とだけ答えた。このやり取りだけで、すぐに美由紀の精神状態がいつもの彼女ではないことがわかった。恐らくはちょっと落ち込んでいるか、鬱状態なのだろう。
「裕二、どうしていた? 寝ていた?」
「寝てないよ、テレビを見ていた」
「テレビ? 何かおもしろいドラマでもやっていた?」
「いや、バラエティー番組だよ」
やはり明らかに様子がいつもとは違った。高校生活を通して、彼女がこのように口数が少ない時には、必ず何かがあった。この時間帯、
疲れているのだとしても、このように潮らしいのは、何かに傷ついているのだろうことは予測できた。私は彼女のことが心配になった。嫌な予感がした。
「何があった?」
「何って」
「いや、何かあったのかな、と思ってな。こんな時間に電話してくるの久しぶりだしな」
「何となく裕二の声が聞きたくなって」
「おまえ、最近どう?」
「え? 最近? そこそこうまくやっているよ」
「おまえ……」
触れられなくないのはわかっている。心の傷を隠すのはわかるが、彼女が電話をよこしてきた以上、彼女の心の傷のことを訊きだす義務が私にはあった。美由紀とは一度、つよくむすびついていた時期があるのだ。
私は彼女のことをわかってあげられる。それに美由紀が、この時間に私と話しをしたがっているということにも意味がある。私は彼女の抱えているものを引き受けてあげなければならなかった。そうでないと嘘になる。
「 裕二、今すぐ会えないかなあ?」
彼女の言葉に妙な胸騒ぎがした。私はすっくと立ち上がって、向こう側にいる美由紀に寄り添うように電話を持って、窓のところまできて外の風景をみた。東の空には満月が浮かんでいた。
アパートの一階からは住宅が軒を連ねるのが見えるくらいのもので殺風景だった。
「おまえ」と私が言いかけた瞬間に、美由紀が啜り泣いているのがわかった。
「ごめんね、なんか……」と美由紀は云って言葉を詰まらせた。嫌な想像が働いた。美由紀の傍らに黒い影が見えた。
「誰に」と私は訊いた。沈黙が続いた。長いようで短い沈黙のあとに、私は怒鳴りつけるように「誰にやられた」と叫んだ。
「同じサークルの人」
「無理にやられたのか?」
「駄目だってわかっていたの。それが正しくないことは」
「どうして二人きりになった」
自分でも驚くほど大きな声で彼女に怒鳴った。聴く人が聴いたら気狂いじみていると思うかもしれない。
「その人、押しが強くて、すごく。物怖じしない人なのよ。どうしても拒めなかったのよ」
気が狂いそうになった。私は美由紀のことをまだ愛しているのだ。一度、私は彼女と一つになった。私たちは小宇宙の中で合致してしまっている。
激しく感情が揺さぶられた。一瞬、我を失いかけた。頭に血が上ったがすぐに冷静に戻った。デモーニッシュな狼の感情が私の中に芽生えていた。
私は美由紀にすぐに会おう、と持ちかけ、美由紀もそれに応じた。
0481創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/18(木) 06:38:57.50ID:wpTxtcW2
4/4

私は何も持たずに寝間着である蛍光色のジャージのまま、ズボンだけ外行きに履き替えて、そのまま家を飛び出した。アパートの前の通りである住宅街を東へ百メートルほど行くと線路が見える。
それに沿って最短距離で最寄りの駅に向かい、最終電車に飛び乗った。私鉄に乗って池袋駅まで来て、山手線に乗り換えて新宿へ向かった。美由紀も目黒から新宿へ向かうと言っていた。
駅の西口で落ち合って、私たちは何も言わずに歩き始めた。どこに行くのかは互いにわかっていた。地獄行き、流刑地へ。どこでも同じだった。
私はホテルに入るなり、美由紀のことを強く求めた。半分狂気じみていた。彼女は少し拒んだが、もはや行き着くところは決まっていた。彼女はされるがままに私に身を委ねた。
激しく彼女の身ぐるみを剥いで、激しく彼女にキスを迫った。激しく胸を揉み、そして強く彼女に股を開かせた。雰囲気などお構いなしに生で挿入して、五分ほどで射精した。
その後も執拗に美由紀と交わった。何度も何度も愛撫した。事が終わって、私は美由紀を強く抱きしめたまま眠りについた。その後しばらく眠りについていたが、その後すぐに目が覚め、そしてまた愛撫した。
ようやく正気に戻ったのが午前四時のことだった。
「やってしまった」という感情が芽生えてきた。美由紀に目をやると、すやすやと眠っていた。穏やかな顔をしていた。寝息をたてている美由紀を見ながら複雑な感情でそれを眺めた。
私は今、大学の一回生だ。美由紀に妊娠されては困る。だけど正直なところ、なるようになれ、という気持ちもどこかにあった。
人は何故快楽に溺れ、貪るように肌と肌をくっつけあって性向に興じるのか? その先にあるものは当然女の身体の中で妊娠・出産をすることだ。私の無意識の欲望のなかに美由紀を孕ませたいという気持ちがあるのは自然なことだ。
目的はそれなのだ。おそらく昨日は箍が外れて欲望が剥き出しになった状態だったのだ。願望とは裏腹に、美由紀に子供ができた後のことを考えると居た堪れなかった。
投げやりな気持ちになって「妊娠されても、それでもいい」と思ったり、また「いや、よくない。いろいろなところにそれが飛び火するような気がして怖くなった。
私は陽子のことが頭に浮かんだ。いろいろ綜合した結果、やはり妊娠されたら困る、という感情が優っていた。
「どうしよう」と私の口を突いて出た。
相変わらず、美由紀は寝息をたてて眠っていた。窓の外では薄っすらとシラけてきて空は明るくなっていた。薄雲っていてどんよりとはっきりしない天候だった。
私は掌に額を乗っけて頭を抱えこんで溜息を一つ吐いた。しばらくそのまま動けなかった。
0482創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/18(木) 10:22:29.68ID:qljhizTy
>>478
誤字が多い。「潮らしい」は「萎らしい」だろう。
読みやすいようにとの配慮から文の途中で改行しているのだと思うが、段落が変わる時との区別がつき
にくい。むしろこんな風に不自然なところで文字数により改行したほうがわかりやすいのでは。
内容については完結していないので何とも言いようがない。
冒頭の過ち論との整合性はあると思うが、何が面白いのかはわからない。
登場人物に肉がないように感じた。美由紀の声やどんな容姿をしているかぐらいの描写は必要だろう。
何か仕掛けがあるなら描写しない手ももちろんあるが、それもないようだし。
主人公の語りは少し物々しいというか自己陶酔に浸っているようなところがあり、気持ち悪い。
全体的に自分にしか興味のない主人公が自分の感覚描写にのみ力を込めて書いている印象があり、面白くない。
最近詩人の松浦寿輝が書いた「半島」という小説を読んだが、あれも少しこんな感じでナルシーな印象だった。
ただ、あれは立派だしマジックレアリスムっぽい面白い描写などもあって楽しめはした。
あれを若くして世界を狭くして巧さを抜いたのがあなたの作品という感じ。
もちろん完結していないので何とも言えないのだが。
0483NOVAPOLICELEE ◆.7pMAIcjuM
垢版 |
2019/07/18(木) 12:49:35.53ID:o/1pMHf+
my gaynet is nofx gu car wwo
0484NOVAPOLICELEE ◆.7pMAIcjuM
垢版 |
2019/07/18(木) 12:56:51.66ID:o/1pMHf+
n(((()))))(#^〜^)

そうだったか!便秘の原因は!

etc

ちん●だったりシカトされたりかな?
0485NOVAPOLICELEE ◆.7pMAIcjuM
垢版 |
2019/07/18(木) 12:59:29.71ID:o/1pMHf+
遠近を失ったあなわびしちんぽを焼きそばがドライヤーの話を聞いてくれた価格は90万円で落札

フォーリンインLOVE??
0487創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/18(木) 23:22:05.15ID:UFkI9BH+
>>486
くやしいのうwww
0488創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/27(土) 07:58:38.48ID:/auIC23n
>>478
>>480
> 「もしもし」と私が言うと、微かな声で「もしもし」と美由紀も返した。

こういうのって必要か?
そういう間延びした部分が多く、無駄に文字を使ってる気がする。
で、肝心なことはというと、この文字量のわりにそう書かれていない。
本題に入る前の序文というべき、過ちの前口上も本文と比較して長すぎて、まとまりに欠ける印象。

それと裕二という人物の一人語りなので
彼の感情に相容れないと読むのがかったるくなる。
読む人にもよるだろうが、感情移入できなかった。
告白文でもなく創作なら、もう少し読者がキャラを引きつけられるようになる魅力をそれとなく出すとか、何かが欲しかった。
0489創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/31(水) 05:46:56.04ID:cFft9qOV
なにが
0490創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/08/03(土) 08:07:49.10ID:yOOXwz8Q
夜通し東京を歩き回って神田まで来た。
明け方の東京の街は閑散としていて空は白々明るくて、それはまるで世界が終わった後のように見えた。
ゴミ置場のネットが何者かに剥ぎ取られてゴミが剥き出しになっていて、そこに鴉がたむろしていた。
人通りは少なかった。腕時計を見ると午前四時を過ぎていた。始発が動き出すまであとどれくらいの時間があるだろう。
身体中が高い湿度のために汗でベトベトしていた。少し狭い所を歩くと蜘蛛の巣に引っかかって、まるで何者かに嫌がらせを受けているような気持ちになった。
しばらく歩いていると疎らに人が駅の方に向かって歩いていくのがわかった。Tシャツにまとわりつくような湿気が不快で一人でこんなところを歩いている自分が惨めに思えてきた。
時間が経過してだいぶ人が街に増えてきた。私は街ゆく人の目を気にして逃げるように通りかかった漫画喫茶に入っていった。
0491創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/08/03(土) 08:08:16.44ID:yOOXwz8Q
続き

漫画喫茶に入ると空調が効いていて、不快な湿気が取り除かれてようやく解放された気分になった。が、今度は店の店員に対して緊張した。
店員は若い女で少しばかり綺麗だった。私の頭ボサボサで無精髭が顔を見すぼらしくしていて、服は汗でベトついて臭かった。予期した通りその店員の態度は悪かった。
私は自分の身なりを気にしながら、自分が惨めな存在であるからこの女は塩対応なのだという考えに囚われていた。
女は無表情にパッパッと会員証を見ながらタッチパネルを操作して無造作に受付用紙をバインダーに挟んで不快だと言わんばかりに私にそれを渡した。
終始私が落ちぶれた人間であるかのように情けない思いを抱いて受付を済ませた。
ドリンクバーで3つのコップにお茶とジンジャーエールと烏龍茶を入れてトレイに乗せてブースへ向かった。私はこの時までまだ不快な感情を抱いていた。
部屋は狭い座敷でごろ寝ができた。私は直ぐに横になった。そしてそのまま泥のように深い眠りに落ちた。
0492ちゃめ
垢版 |
2019/08/03(土) 10:28:08.15ID:QaxH4vKv
>>491
単純に面白くない。
これじゃただの日記だ、内容も、文章も。
>>478に対しても思ったが、匂い立つような謎が行間から漂うようなものが読みたい。
自分には何だかよくわからないものを物語に込めてみるのが小説なんじゃないだろうか。
自分にはよくわかっていると思い込んでいるものをよくわかったような文章で書かれたって面白くも何ともない。
0493創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/08/04(日) 09:01:12.29ID:+Fkyzlk2
>>490
>明け方の東京の街は閑散としていて

と書いて、ゴミと鴉の描写の後に
また

>人通りは少なかった

と書くのは、余計だと思う・
書くならば、「閑散としていて」の後すぐに、「人通りは少なかった」として
そのあとにゴミと鴉の描写にしたほうがいい。

誰もが思い浮かぶ凡人の経験からくる凡人の文章でしかなく
君にしか書けない個性がまるでない。
0494創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/09/02(月) 18:44:20.60ID:+71IX5R3
「東京都=精神」の自主独立(インデペンデンス)の物語

     ★東京独立戦争(だれも書かなかった日本)★

         https://slib.net/77259
       
0495創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/09/03(火) 09:57:58.35ID:pxgKVC6V
五大文芸誌の新人賞に送ってくる人の中で>>478>>491くらいのレベルの人って何人くらいいるんだろう

1900人くらいこのレベルだったらいいんだがな
0496創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/09/04(水) 19:06:42.94ID:F0EaZTHa
>>495
んなわきゃねーだろ
君の作品を見せてご覧?
0497創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/09/04(水) 19:12:38.17ID:F0EaZTHa
このスレはかつてレベルの高い書き手と読み手でせめぎ合い、盛り上がっていたんだ。
みんな、居なくなってしまったけどね。
俺はこのスレの地縛霊のような存在さ。
真剣に創作や文章の向上を目指すひとの一助となりたい。
かつてこのスレに救われた人間だから。
0498創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/09/29(日) 12:40:04.73ID:L/8AIwgS
サルでも書ける小説講座!【4】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1569471600/

ワナビの最大の停滞要因は独りよがりにあります。
つまり自分だけが楽しんでいる状態ですね。
この状態・レベルを脱し、真に読者を楽しませる為の小説、
売れる小説が書ける作家を養成するのがこのスレの目的です。
それに関する質問、疑問など何でも自由に行なって下さい。、
講師陣としての自由な参加も歓迎します。
0500創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/11/01(金) 00:38:37.65ID:meTsk7D8
>>478
ブログ世代の人が書く作品ってのは、そういうのを書きなれてるからか
こういうモノローグ的なブログ的な、つぶやき的なといってもいい
私の一人称での作者の考えを主人公に語らせたような自分語りなのが異常に多いな
そのせいで作品として個性が死んでる
0501創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/11/01(金) 00:41:21.49ID:meTsk7D8
>>490も同じだ
作者の考えを主人公の私に語らせているのを強制的に読者に投げてるだけ
客観的な物語性が欠けている
0502創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/11/10(日) 06:13:25.66ID:tShq7ecP
https://www.alphapolis.co.jp/
小説投稿した。ラノベ中心の異世界に純文学が挑戦!
結構長いもの書いてる。

「いつか死ぬのだから」ひゅん

一度読んでみて!
0503創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/11/10(日) 10:34:52.54ID:O011PdNa
>>502
読みやすい。が、それゆえに飛ばして読んでしまえる。読み解く楽しみもそれゆえに薄い。
単語の誤用や誤字、「〜たり〜たり」のような文法がうまく使えていなかったりするので信頼感にも欠ける。
誰もが一度、あるいは一生真剣に考えるような問題を軽い文体でさらっと描いている。そのこと自体は良いと思う。
別に三島由紀夫みたいに重々しく豪華絢爛にする必要はないし、島田雅彦やクンデラみたいにペダンティックにする必要もない。
青臭いのはいいことだ。ただ、この薄さと軽さが悪いほうに作用しているのは問題があるように思った。
また、こういうことを考える主人公がリアルで女性に不自由しておらず、それでいて快楽に溺れるのみというように放埒なわけでもないというのは不自然なようにも思った。
全体的に凡人が書いた軽薄人生小説という感じ。
「純文学」と銘打つ場合、真面目に形を真似する人と、人生をテーマにすればそうなると思い込んでる人と、ギャグのつもりで銘打っている人がいるが、
この作品は典型的な2番目であろう。
0504創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/11/10(日) 10:37:21.74ID:O011PdNa
>>503
2行目訂正
×単語の誤用や誤字、「〜たり〜たり」のような文法がうまく使えていなかったりするので信頼感にも欠ける。
○単語の誤用や誤字があったり、「〜たり〜たり」のような文法がうまく使えていなかったりするので信頼感にも欠ける。

自分で言ってて自分がうまく使えてなくてどうする(^^;
0505創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/02/21(金) 12:17:02.47ID:p1ET0tQu
雪が降っていた。
しんしんと音もなく。自分一人取り残されたような感覚。
僕はそれが嫌いではなかった。外界の煩わしさから解放された気がするからだ。
数メートル置きに設置された街灯がチカチカと瞬いている。
そのうちの一つに人影があった。
雪の張り付いた眼鏡のレンズを拭い人影を見直す。
──────見覚えがあった。



学校では所謂ぼっちな僕はクラスで目立たず完全にモブキャラ扱いだった。
まぁ、それはあまり気にしていないので問題はない。
彼女は僕と正反対でいつもクラスの中心にいた。
いつもニコニコとしていて活動的。生徒からも先生からも評判がいい。
およそ住む世界が違う。僕はいつも遠目から彼女を眺めるだけだった。


そんな彼女がこんな雪の中ポツンと一人佇んでいる。
なにか寂しげのような思い詰めたような…そんな表情をしていた。



久々投下。短いのでスルーでも大丈夫です…
0506創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/02/24(月) 08:21:43.76ID:UjdowC/P
>>505
ところどころ文章がおかしい。

>数メートル置きに設置された街灯がチカチカと瞬いている。
>そのうちの一つに人影があった。

これだと街灯にひっついて人影があったことになる。情景的にも抽象的で気持ち悪い。
『そのうちの一つが照らすアスファルトの上に立つ人影があった。』
あるいはもし不思議な感じを出したいのなら、
『そのうちの一つが人影を映した』とかのほうがまだいいのでは。

>なにか寂しげのような思い詰めたような
この文章を開くと『なにか寂しいようなのような思い詰めたような』となる。
『なにか寂しげな思い詰めたような』でいい。

他にもおかしげな文章てんこ盛りなので、まずは日本語の勉強から始めたほうがいい。
内容的には何一つ面白くないので読み手の時間の無駄。
『スルーでも大丈夫』なものなら投下するなと言いたい。
0507創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/02/24(月) 09:17:19.24ID:UjdowC/P
酷評してばかりなのではアレなので、たまには自分の文章も晒す。
ちなみに言うまでもなく今書いた、他人の作品のパクリだ。
───────────────────

 町は雪で静まりかえっていた。
 まるで世界が終わったかのように人の気配はなく、自分一人が生き残ったみたいだった。
 嫌いじゃない。むしろ日常の煩雑さから逃れ、一人これからかまくらの中で生きて行くような、それは解放感とも言えるものだ。
 数メートルの間隔を保って、いかにも人間らしい秩序で街灯が立ち並んでいる。幾つかがチカチカと瞬いて、人間らしい秩序を乱していた。
 僕はふと気がついた。街灯の一つの下に人影があった。雪の張り付いた眼鏡のレンズを手袋で拭い、見直す。
 見覚えがあった。

 学校での僕と、今の僕では何が違うだろう。名前を覚えてもらえていない級友さえいるほど、目立たない生徒だ。目立つのは
好きではないし、これが性に合っているので気にしているつもりはないが、まるで世界に一人取り残された今の僕と教室の
僕は、さほど変わらないように思える。違うのは、今は周りに誰もいないということだけだった。
 しかし彼女は、教室での彼女とは違っていた。
 僕はいつも遠目に眺めているように彼女を眺めた。誰にでも優しく、いつも明るく笑っている彼女を、僕はいつも遠い
存在のように眺めるだけだった。彼女は住む世界の違う種族だった。僕がゴブリンの平民なら彼女はエルフの姫だった。
 しかし今、街灯の下にぽつんと立つ彼女は、何か僕に近いもののように見える。
 僕の身体は咄嗟に隠れようとしたが、どうしてもその顔を見たいという欲求が足を動かした。
 話しかけられたらどうしよう、何か話しかけないとまずいかな、などと頭の中で弱虫が騒いだが、僕の足は構わず歩き
続けた。近づいて行っても彼女は気づかなかった。何か考え事をしている風だった。誰とも関わっていない彼女を初めて見た
気がした。目を伏せて、考え事をしている、というよりは思い詰めているという言葉のほうが似合っていた。僕は思わず声を
掛けていた。
「○○さん」
 僕の声に驚いたように顔を上げると、たちまち彼女はいつもの明るい仮面を被って微笑んだ。
0509創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/02(土) 09:29:05.61ID:otBhvPGx
あげ
0510創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/14(木) 08:55:26.26ID:01MXh++K
見てくれる人、いるのかな。


『三才だったころのミケヘ』

 今このとき、妙に心臓の上が痛むのは私だけであろうか。
痛むところを右手で抑えると、ほんのりと温かさを感じ、痛みはどこか遠い所へと消えていった気がした。
明日の朝には髭をそらなければならない。
それはきっと痛みを感じないが、痛むかもしれないと考えることで私は不安になるだろう。
もしかすると髭をそらないかもしれない。
そしてそれは痛むことが理由では決してないだろう。
首を曲げると音が鳴ったがその音は私にしか聞こえていないはずだ。
たとえここに盗聴器があったとしても、あの小さな音を拾えるはずがない。
私のものではない小さく、まっすぐな毛が机の端に落ちている。
前に飼っていた、そして死んでしまった、犬のミケの毛だろう。
それを私は手に持ち、机と棚の隙間に向かってそっと手を離した。
薄暗いこの部屋の片隅へとその毛はこっそりと確実に溶け込み、見えなくなった。
私の左側にある机と棚の間の隙間には、これまで非常に多くのものを離してきたが、そこを見ても少しもごみはたまっていないような気がした。
まるで私のいらないものを欲している私の知らない生き物が私に気付かれないようにしながら私の放したものを持っていき、
私の知らないその誰かは私の家のどこかにそれを置いて私の知る範囲の外で楽しんでいるのかもしれない。
その証拠にさっき放した毛は、椅子から降りて探しても見当たらなかった。
 ハワイのゴキブリやハエは大きいそうだ。
ネットで見た。
日本のものの三倍はあるだろう。
私はそのことを知ったが何か感情が介入するということはなかった。
きっともう袋は破裂する手前だったのだ。
何を考えていたのかも忘れて陽気に暮らすハワイアンになった夢を見た。
有名な芸能人に話しかけられたところで目が覚めたのだ。
夢の中では現実を見ていて、現実だと思っているこの時は夢を見ているのだろう。
目が回るほどぐちゃぐちゃな世界のあるいつ部分にいる少年も、きっと同じように心臓の上が痛んでおさえるだろう。
私と同じような温かさを感じながら、ミケランジェロの何かの彫刻を隙間に落とすのかもしれない。

たくさん批評(特に酷評)、して下さると、嬉しいです。
段落が長すぎたようで一文で一行になっています。
本来は一文字あけてあるところで段落を変えたかった。
お願いします
0511創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/14(木) 18:08:57.27ID:O0Z9bV3K
>>510
まずレイアウトについてだが、5ちゃんねるで原稿用紙や本のように表示したいけど出来ない苦労はよくわかる。
私も色々試行錯誤して、未だに最良の形式を見つけられていない。
で、あなたの取ったやり方は、正直見にくい。読みにくいではなく、見にくい。
本のように改行で一息つくことが出来ず、いちいち1文ごとに息をつかされる。こうも改行が多いと行頭一文空け程度では段落が変わったことに気づかない。
これなら散文詩のように行頭を空けずにスペースで段落ごとに切り離し、一連二連のようにしたほうがまだ見やすいかもしれない。
ともかく5ちゃんねるでのレイアウトの難しさについては同情する。
0512創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/14(木) 18:23:08.22ID:O0Z9bV3K
>>510
内容についてだが、これは完結していない。完結していると言うのならこのタイトルはおかしい。
「タイトルが内容を表すのではなく、内容がタイトルを導き出す」と言ったのは誰だったか忘れたが、ともかくこの内容からこのタイトルを導き出すことは出来ない。
少なくとも読者を煙に巻く効果しか持たないだろう。

作中の表現に関してはとにかく上手い。プロなのではないか。
視点をあちらこちらに飛ばせ、読者をめくるめく幻想の中へ落とし込みながら、ちゃんと中心点から掴まえて離さない。
同じようなことを表現するのに同じ言葉を使わないのも見事と唸った。
手を離した、ものを離した、放した、落とした……等。
ただし胸を「抑える」「おさえる」等はちゃんと推敲しているのなら統一すべきだろう。
ハワイのゴキブリやハエとか、袋とか、唐突に出現するイメージは連想から離れて面白いが、唐突すぎてついて行けなかった。
「ぐちゃぐちゃな世界のあるいつ部分にいる少年」という表現は何となくわかるし詩のようで面白いが、やはりもう少しついて行けない。
0513創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/14(木) 18:41:45.80ID:O0Z9bV3K
>>510
全体的に言えば、問題と言うべき部分は前述した小さな点ぐらいで、完成している。
完成してはいるが完結していないと思えるのはやはりタイトルのせいだろう。
つまらないことだがミケが犬の名前だというのはひねくれ方が普通すぎて面白くないし、ミケランジェロと掛けているにしてもそこからの広がりはない。
ミケが中心ならばこの作品はいきなり駄洒落のごとくショボくなる。
ミケいらないんじゃね?

最後に。
良い作品を読ませていただき有り難うと言いたい。
これは小説というよりは散文詩だろう。
詩と小説の違いは、小説が意味や物語を読ませるのに対し、詩は意味や物語など別になくてもいいからポエジーを感じさせるところだと思う。
それで言えば、この作品からはポエジーしか感じない。
ただ、これが詩であるかと再び問えば、それにしては言葉の研磨が足りず、下世話で低俗な言葉で溢れている。(「ネット」とか、「インターネット」ですらない内輪の言葉だ)
悪く言えば中途半端。良く言えば読みやすくてポエジーを体験できる作品。
私はどちかと言うと後者を強く感じた。
0514創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/14(木) 19:26:28.10ID:ZkLbbtjv
 さらりと書いてみたので何卒、批評をばお願い致します

 ー私が町はずれの中学校に通っていたころ、下校中に恋人の手を握ったことがあった。
それは人生で初めてできた彼氏だった。クラスでも目立つ方ではなかった私にとって、突然体育館の裏に呼ばれた日におぼえた高鳴りは生涯忘れられないものであった。
 ごつごつした手の輪郭が伝わる。耳が真っ赤に染まるのを感じて、私は目を瞑った。
長い帰路、とぎまぎしながら繋いできた雑談もひと段落したところで、億劫な私が求めたせめてものときめき。
彼は何を返答することも無かった。

 掌がちくちくする。


 大分経って、私は恐る恐る顔を上げた。
私の手はついぞ握り返されなかった。その代わり手の中に湛えられていたのは、溢れんばかりに盛られた勿忘草の花束だった。

 少し後ろの地面にブレザーの制服が落ちている。それは中まで蒼い花に満ちていて、そこから延びる道は私の握る花束に繋がっていた。ー

思い描いた構想の序章部分です
0515創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/14(木) 21:00:29.76ID:O0Z9bV3K
>>514
優しいほうの批評スレにも投下されているようですので、こちらではスレタイ通り酷評しますね。

「さらりと書いてみたので」←これは要らない。
予想される酷評に対して「さらりと書いてみただけのものだから〜」という逃げを予め用意しておくのはいきなり印象が悪い。

内容についてはとにかく拙い。
表現がいちいち固く、開かれていない。開かれていないとは、言葉が言葉のままでしかないということ。
ごつごつした手の輪郭? 掌がちくちくする?
すべて表現があなたの中でわかったつもりになっていて、読者には言葉しか伝わらない。
せいぜい具体的に伝わるのはあなたの自己陶酔ぐらいだ。もっとこちらにも感じさせてほしい。
「どぎまぎしながら繋いできた雑談」なんて、「手を繋ぐ」の「繋ぐ」と被っている。
もっとわかりにくくならないよう、言葉に気をつけるべき。

情景の飛躍を狙っているのはわかるが失敗している。
絵に描いてみるといい。彼の顔が見えない。彼はただの「道具としての言葉」に過ぎない。
勿忘草もそうだ。語感がオシャレだから持って来ただけの言葉にしか感じない。特に勿忘草がどんなものか知らない人には「蒼いらしい」という以外、何も見えない。
絵がなく言葉しかないのに情景の飛躍を狙っても無駄なことだ。まずはその情景を描かなければ。
0516創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/14(木) 21:01:39.73ID:O0Z9bV3K
>>514
あと文体がいちいち古めかしいのは何でなのかな。
文学っぽさを狙っている?
もしそうなら、そんなのは文学から最も遠いものだ。
0517創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/14(木) 21:04:01.78ID:O0Z9bV3K
>>514
「億劫な私が求めたせめてものときめき。」
体言止めは避けよとよく言われるが、私はそれに反抗的である。
だが、こういうのを見ると、やはり体言止めは気持ち悪いなとしみじみ思う。
0518創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/14(木) 21:08:56.64ID:O0Z9bV3K
ちなみに>>507は私なので、どなたか酷評お願いします。
真性のマゾヒストですので最大級の罵倒でも喜びます。
0520創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/15(金) 10:44:58.99ID:+FyILXga
>>513
 様々な点にわたる指摘、 ありがとうございました。
 
 とても参考になりました。
0521創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/15(金) 13:53:14.97ID:vbfDGdQj
>>518
507番さんの作品、読みました。

作品全体が読みにくく、且つストーリはありがちな感じがしました。
わざとかもしれませんが、色が少なく薄い印象があります。月が出ていたり、電灯のひとつが青光りしていたり
すると面白いと思います。

比喩はわかりやすく、ゴブリンとーー、ではなく貴族と農民みたいな感じがいいのではないでしょうか。
ありがちな印象を取り払うためには、
「誰も見ていないからか、彼女は裸で雪に打たれていた。」「雪はきっと電灯がなければ見えない。僕は電灯を拝んだ」
みたいな(↑はあくまで個人の妄想です)独自性があり印象に残る鮮やかでいて淡泊な文になるのではないでしょうか。

もちろんこんなアドバイスは、無視していただいて構いません。
0522創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/15(金) 17:45:33.23ID:d5Obt1DF
>>521
ありがとうございます。
もちろん無視などいたしません。
他人に読んでもらい、他人がどう読み取ったかを知ることはとても有難いことですので。
ただ、もっともっとこっぴどく酷評してくれていいのですよ。ここはそういうスレです。
誉められるのが嬉しいのは当然。酷評されるのも「なにくそ!」「次はわからせてやる!」という原動力になるので大変有難いものなのです。
少なくともマゾヒストの自分にとっては(笑)。
「なにくそ」とも思わされなかったあなたの酷評は甘過ぎます。優し過ぎます。
次があるならもっとビシビシお願いしますね。
0523創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/21(木) 10:07:51.02ID:58WBHhjN
『白髪はそこで待て』

 彼らはみな白髪だった。そして私も白髪だった。中には死
んでいる人もいたし、まだ青年のような人もいた。毛量に富
む人もいたし、頭に島ができている人もいた。太っちょもガリ
ガリも、皆そろって判っているのは白髪であるということだけ
だった。

 或る女が言った。私一本しかないのよ、白髪、と。それに
共鳴するかのようなざわめきが私のところまで伝わってきた
が、私にその言葉に乗りたいという気持ちはなかった。私の
髪はもう、半分以上が白髪で所謂おじいさん、であったから
だ。見渡す限りに詰まっている人々は、少なくとも千人はい
そうだ。それにしてもここはどこだろう。

 私は孫と一緒に大きなスーパーに来ていたはずだった。孫
はもう二十を超えていて、名前で呼ばれるのを嫌っていた。
だから優しく、おい?とか、なぁ?とか呼ばなければならない。
だから私は孫に従っていて、心の中でも孫、と呼んでいる。ま
るで名前を思うのが気持ち悪いことであるかのように。

 犬のくわえていたボールは消えてしまったがいずれ見つか
るだろう。それを見つけるのが私とは限らないが。

 それにしてもこの群衆は何を待っているのだろう。私は知ら
ぬし周りも知らなそうだ。明かりもなければ影もない。服はな
ぜか潔い緑色に変わっていた。
 
 「自然に溶け込めよ!鳴かずして飛べ!暗い心に灯すべし!」

 誰かがそう叫ぶのを私は聞いた。崖が見える。次々に飛び
込む飛び込む飛び込む。自分の番だ。同じように飛ぶ。

 えいやっと!

 飛び込んだ人たちはあの言葉を発した者を知らない。

 その声の主も飛び込んだ人を知らない。

批評(酷評も)たくさんお願いします。
前(ミケの話)より読みやすいレイアウトにしたつもりです。段落ごとに一行開けました。
0524創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/22(金) 02:49:27.05ID:Ww2BWDcv
なるほど、これは詩なんだな
ドラスティックな場面を書き連ねる詩か
小説と詩の狭間の作品であるな
詩心が俺には分からん
0525創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/22(金) 03:21:08.28ID:bUZ8RHLF
>>523
平易な文章で未知なものを描いている。こういうものこそ「文学」であって欲しい。
寓話と安易に片付けられない面白味がある。「死後の世界」とかステレオタイプに言うことをためらうような「よくわからない世界」がここにある。
レイアウトはとても見やすく、読みやすくもなった。まぁここだけで役立つ工夫なので
別にどうでもいいことではあるが、そんな所にこだわれる感性っての実は重要な才能だったりするのかもと思う。
0526創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/22(金) 03:34:01.86ID:bUZ8RHLF
>>523
さて、ここは酷評するスレなので、何とかしてこれを酷評しなければならない。
まず、!や?の後は1マス空けて「おい? とか、なぁ? とか呼ばなければならない」とするのが正しい書き方。
あるいは当該の部分の場合だと、?を取った上括弧でくくり、読点の位置も変え、
「おい」とか「なぁ」とか、呼ばなければならない。
……としたほうが安っぽさも取れていい。

タイトルはすっとぼけたユーモラスな感じが内容を現していて、前作よりはいい。
しかしその実「白髪」はそれほど重要ではない。作品の前半だけに頻繁に登場するだけだし、
ツルッパゲはいないのか、ここは老人だけか、それとも若白髪もいるのか、とその強引な縛りに反抗したくなる。

あとは……私からは特にない。
今回も面白いものを読ませていただき、ありがとうございました。
こんな所に習作を投下している場合ではなく、完成作品をどこかに投稿することをお勧めします。
投稿された場合はここで私に教えてください。読みますので。
0527創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/22(金) 03:44:02.08ID:bUZ8RHLF
わからないものを面白く読めるものが文学である。
社会の中で、大衆によって、言葉はイメージを纏わされる。
そんな所謂「手垢のついた言葉」で書かれたものは文学ではない。
もちろん書かれたものが文学である必要はまったくないが、
文学を気取ったような風体でそういう言葉を使って書かれたものは最も文学から遠い。
手垢のついた言葉は便利である。
その言葉を使っただけで何だか高尚な雰囲気が出たりする。
どうせそういう言葉を使うなら、高尚なイメージを纏った言葉を使ってとんでもなくアホなものを書けよ。
私はそう思うのである。
0528創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/05/22(金) 09:41:13.60ID:oH9myeav
>>526 たくさんの批評、ありがとうございます。
 がんばります。
0530創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/06/17(水) 21:14:39.44ID:q2AaLFgJ
>>529
こなれた文章で自然体で読みやすい
ただ、共感できる者にはいいだろうが、どうでもいいと感じる者には、長々としたつまらない余所の他人の人生話で終わるだろうな
人を引き付ける何かを付け加えると読みごたえが増すのだろうが
それをするとウソになってしまうので難しいだろうな
いずれにせよ、読みやすい悪くない文章スキルだと思った
0531創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/06/17(水) 21:24:46.54ID:q2AaLFgJ
ウソにならずに読んでもらえる上手いエッセイを書く方法!抽象的ではあるけども……

自分が書きたいこと、自分が言いたいことを、とかく書こうとしがちだが
実のところ、読み手が知りたいと思うことを予想して、それを感情の起伏を交え膨らませて書くと
上手いエッセイだなと、共感も得られ、読んでくれますよ
0532創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/06/17(水) 21:35:07.18ID:4O1/BxpJ
>>530-531
ありがとうございます。
人を惹きつけるエッセンスを考えると、
「毒親とどんなバトルをくりひろげてきたか」
くらいですかね。
「学校でのいじめ」はたいしたものではないし、
ラブホテルの清掃の話は興味を引きやすい話題ではありますが、
これだけで一本書けちゃいますからね。

他の方も批評をお願いいたします。
https://note.com/rokuane
05331/3
垢版 |
2020/06/18(木) 09:42:47.23ID:R7nTZO4l
おはようございます
ワイスレにも貼りましたが、批評お願いします

 戦時中、七つボタンの兵隊は、あらゆる男子のあこがれだった。一五も例に漏れず、予科練の採用試験に応募したが落ちてしまった。しかし、昭和19年に召集を受けて、徴兵検査に合格。一五は20歳で中国へ出征した。
「寒いのう…」
 蒸気機関車で戦地へ向かう最中、一五はぎゅうと小柄な体を縮こませて、カチカチと歯を鳴らしていた。
 春先とはいえ、どこまでいっても黒い山と大地が地平線に伸び、灰色の雲がたちこめ、雪がちらついていた。さらに一五たち下級兵は、客室ではなく、貨車にすしづめにされていた。おまけに日本を出立して丸一日を過ぎていたが、みんなろくなものを食べていなかった。
 寒さとひもじさに震えが止まらず、かすみそうな一五の意識の中で、はっきりとした声が聞こえた。「食え」
 一五が我に返ると、同じ二等兵の名も知らぬ同期が、おにぎりをひとつ差し出している。故郷の田舎でも食べられなかった銀まんまのおにぎり! ごちそうを目の前にしてごくりと喉を鳴らしたが、一五は心優しく謙虚な青年だった。
「え… ええのか…?」一五が遠慮がちに訊く。
「おれはいらん」同期の二等兵は強い意志を持って言った。一五は両手でそのおにぎりを受け取ると、「ありがとう… ありがとう…」と涙をこぼしながらそのおにぎりを、大切に、大切に食べた。
 ところが。
 翌朝、一五におにぎりをくれた兵士は目を覚まさなかった。「なんで死ぬるんじゃ! 死ぬるくらいなら、なんでわしにムスビをくれたんじゃ!」一五はすっかり冷たくなったその兵士の体を揺さぶって号哭した。
 このようにして、輸送中の貨車の中で、息絶える同期は少なくなかった。道中で死んだ兵士の遺体は、貨車から投げ出され、石ころのように中国の大地に捨てられていった。
05342/3
垢版 |
2020/06/18(木) 09:47:17.36ID:R7nTZO4l
 鉢植えの植物はすべて枯れ、ゴミ袋の山にハエがブンブン飛び回っているベランダに、しとしとと雨が降りそぼる。
 男は、古アパートの6畳の和室にいた。畳にはいつ取り込んだか脱ぎ捨てたかもわからない衣類が散らかり、その上にコンビニ弁当やパンの包袋、チューハイの缶などのゴミが乱雑に入ったゴミ袋がいくつも置かれ、さらに無数のコバエが浮遊を楽しんでいる。
 男は、50代の坂をいくつか越えたくらいの年代で、偏った食生活のせいで醜く肥え太っていた。いくら6月中旬で蒸し暑いとはいえ、年季の入ったタンクトップにゴムのゆるみきったトランクスだけを身にまとっていて、余計にむさ苦しさを増していた。
 ゴミに埋もれていないタンスの上には、一枚の写真が飾られている。20年以上前の、誰かの結婚式の時の写真だ。男の、たったひとりの弟の結婚式の写真だった。
 年老いてはいるがまだ健在だった頃の両親、丸顔がかわいらしいお嫁さんをもらった、眼鏡をかけた精悍な顔立ちをした弟。そしてその弟の横で、遠慮がちに写っている、まだ30歳前の太ってはいないが冴えない外見の男の姿。
 男は、家族には長年会えていなかった。否、もう会えないのだ。30代半ばにしてリストラに遭い、ギャンブル依存症に陥って、実家の金目になりそうなものを漁ろうとした罪で一族から縁を切られたのだ。
 両親は他界したが、母だけは我が子可愛さに、男にいくばくかの遺産を与えてくれた。でも、それが尽きる日はもう近い。男名義で作られた預金通帳に記された残高金額はあとわずかしか残っていない。
「芽衣子です。うつ病ですが、生活保護をいただきながら、のんびり暮らしてます(^-^)/ 現在『ぬいぐるみの森』プレイ中v」
 ああ、憎々しいこの女。
 サポートがとうに終了しているOSのノートパソコンのモニタには、日本最大規模掲示板群のとあるスレッドと、男が嫌悪している顔も知らない女のブログが映し出されている。
 俺も生活保護をもらって悠々自適とした生活を送りたい。しかし、恥を忍んで生活保護を申請しに行くと、「貯金もあるようですし、あなたは障害者でもない。コンビニでも何ででも働けますよね?」と、男は役所の人間に突っぱねられた。そして貯金がいよいよ10万円を切って再度すがると、役人は折れて、扶養照会の書類を弟に郵送してくれた。
 弟からの返答は、「月に5万円だけ払ってやる」といったものだった。
 月に5万円なんて俺をなぶり殺しにする気か!と男は憤慨したが、とうの昔に縁を切られた弟の連絡先を知るはずがなく、男はぶつけようのない怒りを内に溜め込むばかりだった。
 働こうにも、この容姿と年齢ではどこに行っても落とされる。コンビニのアルバイト? 俺の一時間をたった3ケタの時給で買われてたまるか。
 男はどこまでも傲慢で、世界を見下すことに生を見出していた。
「朝から晩まで一日中このスレに貼りついて、他にやることないの?」
「お前は哀れだよ、おっさん」
「サイテーだよなお前」
 男のスレッドの書き込みに対しても、嘲笑や罵倒が含まれたレスポンスがいくつもいくつもついている。そういえば昨日の深夜、夜食を買いに行ったら、二人組のギャル女に「うわっ、キモッ」と露骨に距離を取られた。なんなんだ、どうしてこうなったんだ、俺には文才があるんだぞ! お前らみたいな雑魚を相手してるような暇はねーんだよ!
「0666 芽衣子 2020/06/18 12:39:05
バカの一つ覚えみたいにナマポ女ナマポ女って、自分がもらえなかったからってやつあたりすんなよw ダニおじさんw」
 くそっ!また芽衣子のナマポクソ女が! 俺の評価点を上回ってから物を言えよ!
「小池さん! うるさいよ!」
 男がわめくと同時に、厚くはない壁がドンッと叩かれ、隣人から叱責される。
ーーいかんいかん、俺は紳士たらねば…。
 男はおもむろに立ち上がると、足の踏み場もないくらいのキッチンに赴き、インスタントコーヒーを淹れて、定位置の精液のシミだらけの煎餅布団に座る。
 そして、ちゃぶ台に置いてあるノートパソコンのキーボードを叩き、誰からも嫌われつつもスレッドを消費するのだ。
「コーヒーがうまい。やはり、長雨の時期にはコーヒーが一番であるな」
 醜男のクスクスとした笑い声は、どしゃ降りになり出した雨の音に消されていった。
05353/3
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2020/06/18(木) 09:50:49.91ID:R7nTZO4l
普段書いている文章は一人称ではなく三人称なのですが、「地の文に登場人物のセリフが入っているせいで、視点がぶれている」旨指摘されました
こちらでも批評お願いします
0536創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/06/18(木) 15:08:29.61ID:xnCRX60R
>タンスの上には、一枚の写真が飾られている。20年以上前の、誰かの結婚式の時の写真だ。男の、たったひとりの弟の結婚式の写真だった。

誰かの結婚式の時の写真だと、「誰かの」と言っておきながら
間髪入れず、たったひとりの弟の結婚式の写真だ、と書いてしまう流れはおかしいな

それだと、「誰かの結婚式の時の写真だ」は不要であろう
0537創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/06/18(木) 15:15:11.79ID:xnCRX60R
>しとしとと雨が降りそぼる。

「そぼ降る」や「濡れそぼつ」などはあるが「降りそぼる」はあってるのかな?
そもそも、そぼるは「戯れる、気取る」といった意味で違和感がある
0538創る名無しに見る名無し
垢版 |
2020/06/18(木) 15:18:48.44ID:xnCRX60R
>男は、古アパートの6畳の…
>男は、50代の坂をいくつか…
>男は、家族には…
……

男は、が多すぎな気がして、文章が単調である
まあ他にも気になる点がいくつかあるがこの辺で
0539創る名無しに見る名無し
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2020/06/18(木) 17:01:02.13ID:DLdtwT30
>>536-538
ありがとうございます。
雨が降る表現で、「降りそぼる」は確かにない日本語です。
降りそぼつ、が正解です。
0540創る名無しに見る名無し
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2020/06/21(日) 23:22:00.34ID:KS1kpcC7
批評お願いします

「サンタさんは、ドラえもんとおんなじで、この世界にはおらんよ」
 幼稚園で作ったダンボールと色紙でできたサンタクロースのマスコットを得意げに見せてから、「ママ、サンタさんってどこに住んでるの?」と嬉々として疑問をぶつけると、早々に幼い我が子の幻想を打ち砕いていた母。
 冷徹なまでにリアリストな母に対して、私は逆に「頭の中に羽の生えたピンクのゾウを飼っている」と評されていた少女だったので、「ママはいじわるだからそんなことを言うんだ」とすねて、サンタクロースは実在すると信じてやまなかった。
 しかし、クリスマスイブに「セーラームーンのステッキをください」というお願いを折り紙に書き、(サンタさんが叶えてくれる!)と寝室の窓枠にその手紙を挟んでわくわくしながら就寝、翌朝になってプレゼントが枕元に……なんてことはなくがっかりした思い出が実際にある。それでも、小学校低学年くらいまでは「サンタさんはいるんだ!」と信じていた。
 大人になった今では、「サンタクロースは存在しなくとも概念はある」と考えている。同時に、「誰でもサンタクロースになれる」とも。
 クリスマスを過ぎてから父の休日に、家族総出で玩具量販店に行き、私は弟二人と一緒に、それぞれおもちゃを買い与えてもらった。
 私の実家は貧乏ではなかったものの、決して裕福でもなく、両親も共働き状態だった。
 そんな経済下で子どもひとりにひとつずつおもちゃを買い与え、骨つき鶏もも肉やお寿司などのごちそうをこしらえ、さらにはケーキまで用意してくれたあの時の両親は、間違いなくサンタクロースだった。
「ママ、セーラームーンのステッキほしい」
「ダメ、どうせすぐ新しいのをほしがるから。他のにしんさい」
 ただ、子ども向けのおもちゃの販売戦略の罠にかからせまいとし、与えてくれるプレゼントを限定してくるサンタクロースではあったが……。
0541創る名無しに見る名無し
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2020/06/22(月) 01:41:40.98ID:RM/WeSH0
>>540
推敲されているのは感じる。が、構成の仕方がとっちらかっている。
お母さんのことを書きたいのか、サンタクロースのことを書きたいのか、それとも商魂たくましい子供向けTV番組を揶揄したいのか、
何を中心に伝えたいのかわからない上、ヤマもなければオチもない。
エッセイというよりは新聞の投稿欄あるいは学校の作文レベル。
もっと顔が見えて来るぐらいに母のことを描写するなり、私とサンタクロースのことをこだわりを持って論ずるなりしないと、
単に思い付いた漠然としたものを綺麗に整理して書きまとめただけの、よくある読む価値もない素人の文章に過ぎない。
0542創る名無しに見る名無し
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2020/06/22(月) 15:58:22.53ID:bIg0ZmlH
>>541
ありがとうございます。
書きたかったのは母のことです。
noteやワイスレでは、母がどんな人物なのかくわしく書いてあるのですが、確かにこの話だけだと母がどんな人物かわからないですね。
0543創る名無しに見る名無し
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2020/10/21(水) 00:42:53.79ID:TnHOHDWN
https://ncode.syosetu.com/n2760go/

文章そのものや語彙よりも構成や展開、キャラの掛け合い、面白さについての感想批評がいだきたいです
もちろん文章の指摘もお願いはしたいのですが、どのように直すべきなのかもご教示いただけるとありがたいです
話は完結しておらず途中ですがそれまでの批評感想指摘いただきたいです
ライトノベル、特に電撃大賞を視野に入れています
批評のほど、よろしくお願いします
0544創る名無しに見る名無し
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2020/11/16(月) 06:51:20.88ID:GKoyHz38
酷評よろ

オリーブの木の下で

いつかゲネの土地を訪問した時に、彼は私に云った「人間の精神と植物の内面に共通しているものとはなんだろうね」と。
葉先の尖った皮針形の葉と葉の間に細長い実を付けているオリーブの木をゲネと私は、ジッと眺めながら話をした。
「このオリーブの実は古代ギリシア社会の繁栄を支えた交易物資でね。オリーブの実はじつに用途が沢山あるんだ」ゲネは得意そうにオリーブの木について私にいろいろと話してくれた。
「オリーブの木はね、あの様に成熟した実を付けるまでに25年も歳月を要するけど、一度実を付ければ、毎年どっさり地面に落ちて苦もなく人間はそれを手に入することができる……それにオリーブの実は腐りにくい」
「腐りにくい?」
「ああ、果実の皮に付着してる菌類が発行して乳酸で覆われて自然に保存してくれるんだ」
「ずいぶん人間に都合のいい実だね」
ゲネがオリーブの木をこの土地に植えて、今年で30年が経過したらしい。この油脂の多い緑色の実を付ける常緑樹は、古代ギリシア文明に無くてはならないものであったことを彼は何度も口にした。
「保存が効き、食べることもできる、また油に火を灯せば照明にもなる。こんなに素晴らしい果物はない」ゲネはいくぶん濃くなった口元の髭を摩ってはにかんでみせた。
「都合のいい話は大歓迎だよ」私はそう言いながらメモ用紙にゲネの言葉を書き記した。
今から32年前3月中旬に起きた大地震によってゲネは両親と家を失った。地震のあとの大津波によって、先祖代々受け継がれてきたこの土地にあったもの全てが根こそぎ流されてしまった。それによってゲネは銀行に残された親の財産である1000万ほどの預金とこの土地以外の全てを失ったのである。
「何もない方がいい」ゲネはオリーブの実を見ながら独り言を呟いた。
当時彼には身寄りがなく、震災の翌年には成人したため僅かに残った土地と銀行預金で一人で生きていかなければならなくなった。
0545創る名無しに見る名無し
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2020/11/16(月) 06:52:21.40ID:GKoyHz38
続き

土地にあったものがすべて流されて1年は行政が用意した仮設住宅を借りて独り生活をスタートさせたゲネだったが、水が合わずある時ひょっこりこの何もない自分の土地に戻ってきた。戻ってみたはいいが、この土地にはやはり何ひとつなかった。1年経っても大津波に物という物が全部攫われた時の風景をそのまま留めていた。
この土地の有様を観て、ゲネは「これは神によって与えられた試練だ」と悟ったように呟いた。そしてこの土地にただオリーブの木を植えた以外、家宅を建てずに暮らしていこうとゲネは決めた。
「こんな何もない土地に戻っても良いことはないですよ」とこの土地を管轄する役所の人間は言ったらしい。
 ある親切な友人は「おれのところに来いよ。仕事の斡旋くらいしてやれると思うから」と言ってくれたということだ。
しかしゲネは頑なにこの土地に執着していた。
この土地には何かがあった。産土神というわけではないが、土地と人間にも相性みたいなものはある。この土地には何もないが、殺風景な地平線が広がるこの津波の跡地を彼は愛した。
この土地がまだ街の原型を留めていた時よりさらにゲネはこの土地を好きになった。ごちゃごちゃ物がなくなって気持ちいいくらいのものだとゲネは口髭の奥でもごもごと言った。
「両親を失って時々淋しく思うことはあるけど、どうしてかちょっと清々している」というのも両親はゲネのことを愛してくれていたけど、ゲネは両親の愛情が少し重かった。
彼はどこにいても母親は一週間に一辺は連絡を取りたがったし、それを無視していてもやはりしつこく母親はゲネに連絡を入れた。父親は父親で、愛すべき息子を手元に置きたがった。
大学生になったばかりのゲネが休みの間帰郷すると、ゲネの父親は決まって引き止めた。高校生だった頃には気づかなかったが、両親はゲネを今まで通り自分たちのものにしようとしていた。
いわゆる箱入り息子というわけだ。両親を亡くし、ゲネを愛でていた両親の愛情には感謝の念を抱いたが、実際彼は自由を手に入れて、今後は自分の思うままに生きようと泰然として思った。
いろいろなものがなくなったけれど、ごちゃごちゃした物や人間がいなくなって数々の煩瑣から解放されたゲネはそれをこう解釈した、神は私にすべてを与えたもうた。
不謹慎な言い方かもしれないが神は彼以外の周りの人を消すことで、彼を生かしたのかもしれない。
私が噂を訊きつけてゲネについてノンフィクションの本を執筆しようと決意したのは他でもない。
彼はすべてを失ったことによって彼なりの価値や哲学で生き方を確立していったことに共感を覚え彼の哲学を世に広めたいと純粋に思ったからだ。
「人はもともと悟っている生き物なんだ」彼は体育座りをして遠い目をして呟く。
「どういうこと?」
「プラトンが提唱した『イデア』論をご存知かな?」
「形而上学かい? はっきり言ってあまり知らない」私は正直に応えた。そしてゲネの次の言葉を待っている間、彼の横顔を見ていた。
それは美しい形相(エイドス)だった。なんていうかバランスの良い顔だった。
「人間は真善美の『イデア』に近づくために生きているんだ」
「プラトニズムかい? 哲学については私は門外漢だよ」
「なに、簡単な話だよ。人間は自然の一部であって他の生き物とそう変わらない。自然によって産み出された自然の中の自然なんだ。
私たち人間は知らないことを知っている。つまりに自然の『イデア』に近づこうと理性を働かせれば何でも知っているんだよ」
「難しいね」そう私が言うと、またゲネはチャーミングにはにかんだ。
0546創る名無しに見る名無し
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2020/11/16(月) 06:58:07.94ID:GKoyHz38
酷評よろ

広い玄関から中へ入ると20メートルくらいの廊下があって西側が法事・行事の時に檀家を招き入れお経を上げる広い法堂(ハットウ)だった。私と弟夫婦、私の両親はそこに上がってしばらく部屋に飾られている仏像や絵画などを眺めた。
外の景色を見ると虚空のように無限を表す青空に入道雲が浮かんでいた。
弟の子供が綺麗な顔をして仰向けにすやすやと眠っていた。8ヶ月になったばかりのカレンは座布団を2枚敷いて仰向けになって、まるで全てが平穏無事であるかのように仏のような綺麗な顔をしていた。
「兄貴、今日はありがとうな」と弟が他人行儀に礼を言ってきたので、私は何の気なしに「子供は男の子だったのか?」と訊いた。
弟は「そうだ」と言って、私に順を追って説明してくれた。私はその時に初めて弟の長男が水子になった詳しい経緯を知った。
弟夫婦の初めての子供は一年半前に死産した。健康に問題があったわけではなく、臍の尾がその子の首に絡まってしまったのだという。それは不運としかいいようがない不幸な出来事だった。
私の父親がいつか私に言っていた。
その日、その男の子がこの世に生まれ出ずる筈だった日に黒いオニヤンマが浴室で窮屈そうに羽根を壁にぶつけていた。
どこから迷い込んだのか、窓は網戸になっていてこんなところにどうやって入ってきたのだろう、それに気づいた者はいなかった。
親父は外に逃がしてやろうと窓を開けてしばらく見ていたが蝶々は相変わらず壁際にパタパタ音を轟かせていたが、やがて腰を落ち着けるかのようにピタッどこかに止まって動かなかったらしい。
それを親父が虫の報せだとわかって妙な胸騒ぎがすると共に、すこぶる穏やかな陽の光が浴室に差し込んできた、という実しやかな話を私にした。
恐らく、その子は安らかな天国に旅立ったのだ、と親父は言っていた。
0547創る名無しに見る名無し
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2020/11/16(月) 10:23:58.17ID:bA6qrk6n
青年「起きろ。」

勇者「んむー。」

青年「国王陛下がお待ちだ。」

勇者「……なんで生きてるの?キミ。」

青年「……おはよ。いくら寝起きだからって、その言い草はないだろ勇者。」

勇者「ユメ、か。魔王を倒したユメみてたんだー。」

青年「これから倒しにいくんだっつの。魔王はまだぴんぴんしてるっつの。」

勇者「そっかー。ゆめかー。よかった」

青年「魘されてたな。一体、どんな夢を見ていたんだ。」

勇者「ないしょー。行こ。王が待ってるんでしょ。」

青年「?、勇者、いつも王『様』って……まだ、寝ぼけてるのか……。」


王「よくぞ参った。」

勇者「『とうとう魔王が復活し、世界が危機に瀕している。』」

王「とうとう魔王が復活し、世界が危機に瀕している。」

勇者「『今こそ、旅立ちの時だ。勇者よ、見事魔王を討ち取って帰ること、期待しておるぞ。』」

王「今こそ、旅立ちの時だ。勇者よ、見事魔王を討ち取って帰ること、期待しておるぞ。」

青年「……?」

勇者「100Gと銅の剣だったら要りません。行ってきます。」

王「ま、待て勇者よ!……支度金は確かに100Gと剣だが……誰か話したか?」

青年「大変失礼いたしました。きっと勇者も、緊張しているのでしょう。どうかお許しください。」

王「あ、ああ。そなたがサポートしてやれ。」

青年「承知いたしました。」


勇者「だいたい、わかってきた。」

勇者「これは、やっぱりボクの人生の二周目なんだ。」

勇者「同じ選択をすれば同じ反応が返ってくるし」

勇者「違う方を選べば違う道ができる。」

勇者「わりとおもしろい。」

勇者「せっかくだから、違う選択肢を選び続けてみよう。」
0548創る名無しに見る名無し
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2021/05/22(土) 12:32:49.19ID:RYk/fy1N
>>544
書き手は何を書いてもいいからして、俺の批評をどう解釈するかはあなたの自由です。
まず、哲学がゲネの人生観と、どう結ばれているのか、はじめに丁寧に書き込んであげないと、興味のないうんちくを押し付けられているような気持ちになる。俺のように親切な読者じゃなくても、哲学の内容に読者が興味を持てるよう、はじめに物語を開いてあげた方がいい。(エイドスなんて単語知っている奴が哲学に門外漢でイデアの意味を知らないなんてはずないだろと思ったのはあえて言わないでおく。もしかしたらそういうこともあるかもしれないからね)。つぎに、震災による喪失体験はゲネにとってのメタモルフォセス、というテーマは悪くないテーマだと思う。だが、このテーマなら、ゲネの生き方の哀しさ、生命の力強さ、哲学的な挿話がもたらす効果、あらゆるものを内包できるはずなのに、あなたの文章にはそのどれも大切に膨らませようとしていない。テーマについて何をどのように書くかは、書き手の自由だが、自分がいいと思う文章を一度疑った方が良い気がする。書くことを勉強している俺だから細部まで頑張って読んだものの、テーマの良さに気づけたのは3回目の精読の時の話で、1回目に読んだ時はテーマの良さを汲み取れず、ひどく退屈な作品だという印象だけを受けた。
0549創る名無しに見る名無し
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2021/05/22(土) 13:03:29.03ID:RYk/fy1N
>>546
>>544-545の作品よりは物語として読めた。だが「上手いこと書いてやったぞ」という作者のあなたの顔が不思議なくらい見える作品でもあった。虚空のように無限をあらわすってなんやねん、父親と呼ぶのか親父と呼ぶのかはっきりしろ、オニヤンマを蝶々と書いているのはわざとなのか等、色々思うところはあったが細かいところは端におこう。
良いのは、話に筋がある点。虫の知らせという現象を物語にしている点。この視点については、持てている人と持てていない人とで、不思議なくらいに綺麗に分かれる。あと、短い作品のわりに登場人物が生きているんだよな。人物を立たせるために書かなければいけないことを最小限のセンテンスで切り取っている点についても評価している。悪い点は、息の詰まりそうな矮小な小説しか書けない、個性の埋没した、それでいてエゴイスティックかつナルシスティックな書き手だなという話だ。作品ではなく人間性への酷評かよと思われるかもしれないが、その問いに「Yes」と答える。こういう文章の裏に潜む書き手への印象は、ひどく重要にも関わらず軽視されがちだ。その上、直すのがすごく難しい。よく批評とかで「強靱な精神力で紡がれた筆跡」とか言われるが、あなたの精神がそういう類のものでしかないとしか言えない。どうも、あなたの場合は執筆への向き合い方に問題があるように思われる。ストーリーライン以外で読者を読ませる小説を追求する時間を一年か二年ほど取れば、また変わってくるように思われる。
0550創る名無しに見る名無し
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2021/05/22(土) 13:04:20.64ID:RYk/fy1N
>>547
SSは書きやすい。甘えるな。
0551創る名無しに見る名無し
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2021/05/22(土) 21:56:37.64ID:hYJgz49P
物語の導入部分一段落です
批評よろしくお願いします

 明哲な僕は当然、自動車のことも知っていた。約2000年前に活躍していた、ヒトやモノを運ぶ乗り物だ。その頃は物理的な距離がそのまま移動時間に反映される不便な時代だったから、昔の人たちはなんとかしてその時間を減らそうと色々なことを考えたらしい。動物を使うとか、早く移動できる乗り物を発明するとか。自動車もその発明のひとつだ。個人用のテレポーターが普及して、どこにでもコンマ数秒でいけるようになった今となっては骨董品だけれども。
「はじめての自動車の乗り心地はどうだい。」
この流れる建物や、体を支えてくれる高反発なシート。そしてなりより、風を切るような感覚。体に伝わるエンジンの振動とやらも、どこか心地いい。僕たち以外誰もいない道を、自動車は走っていく。
「わるくないよ。」
もっとさりげなく言うつもりだったのに。隣から聞こえる笑い声は無視して、小さく伸びをする。胸いっぱいに吸った空気からは、はずむような香水の匂いがした。普段はこんな、伯父さんの道楽になんか付き合ってあげないんだけど、今日くらいは我慢しないと。なにせ僕がASに会えることになったのは、僕の国語以外オールA+++の成績表と、著名な歴史研究家である伯父さんの口添えのおかげなのだから。
0552創る名無しに見る名無し
垢版 |
2021/06/10(木) 02:20:45.55ID:wsWrKxcV
酷評お願いします。SSのつもりです。

時は2030年。日本はアメリカと中国の戦争に巻き込まれていた。
両国とも大量の軍事力を投入したが決着は付かず、日本人もアメリカ側の兵士として駆り出されるほど戦況は疲弊していた。

―ここは最前線の空軍基地。
これから中国本土に直接爆撃に向かう兵士が集められ、発進式が行われていた。
官房長官訓示・隊員代表による所信表明・国家斉唱・・・各プログラムを終え、ついに兵士が次々と機体に乗り込む。

先頭に立つのはあやまんJAPAN隊長。戦争に際し再結成した3人はそれぞれ隊を持ち、恐るべきチームワークで多くの武功を上げていた。

隊長を先頭に飛び立った彼らは、中国本土・攻撃目標へと迫る。

 B隊隊長 サムギョプサル和田「B隊!目標は目の前だ!捕捉次第作戦通り爆撃開始せよ!」

 C隊隊長 たまたまこ「敵基地から迎撃機の発進を確認!我々C隊にて対応に当たる!必ず殲滅する!」

 A隊隊長 あやまん監督「A隊!一歩も退くな!お国のため!全ての敵を蹴散らせ!!」

 兵士たち「「「うおおおおおお!!!」」」ドガガガガドギャーン!!

中国の迎撃は凄まじく、戦況は困難を極めた。

 兵士1「あああ!エンジンをやられた!墜落する!」ヒュードカーン!

 兵士2「ぐあっ!目を撃たれた!くそー!」ヒュードカーン!

 兵士3「しまった!対空砲にロックオンされた!」ヒュードカーン!

1機・また1機と撃ち落されていく―

 サムギョプサル和田「狼狽えるな!敵は確実にダメージを負っている!一切攻撃の手を緩めるな!」

 たまたまこ「敵の迎撃が多すぎる!このままでは全滅してしまう!あやまん監督!」

 あやまん監督「作戦を変更する!総員A隊に続け!全火力を目標への攻撃に注ぐ!絶対に破壊せよ!」

 兵士たち「「「うおおおおおお!!!」」」

 あやまんJAPAN「「「うおおおお!!!」」」

 あやまんJAPAN「逝くときはー!」

 あやまんJAPAN・兵士たち「「「一緒だよー!!!」」」ドガッ!ドガガガ!!!ドガーン!!!!!!!

かくしてあやまんJAPAN空挺部隊は全滅と引き換えに中国軍に壊滅的なダメージを与えることに成功し、中国は降伏。戦争は幕を下ろした。
0554創る名無しに見る名無し
垢版 |
2021/09/28(火) 22:04:51.24ID:l2nlAaIc
まさか誤爆するとは…ちゃんとメモ帳を開いた方が良いですね 失礼しました
というか過疎が激しくて
0555創る名無しに見る名無し
垢版 |
2021/09/29(水) 07:04:39.84ID:LHQSgETc
・・・・
0556創る名無しに見る名無し
垢版 |
2021/10/11(月) 01:07:48.00ID:ROjN9oVf
酷評をお願いします。

『自殺癖』
10月にもなると風の深みが増してきて、屋上でサンドウィッチのびらびらを剥がす瞬間も幾らか寂しい時間に感じられてしまう。
こんな時にも日本人は風流だとかいって寒さに心を寄せてしまうもので、その日は制服の袖を北西へ伸ばして、散らされ始めた金木犀と共に地元の上空を吹かれていた。
こうなると秋晴れの空を泳ぐのがあまりに心地よくて、ついバリケードの向こう側まで転んでいってしまう。風に抱かれる爽快感を一度覚えてしまうと、髪とプリーツをばたばた靡かせているだけでは気が済まなくなるのだ。
0557創る名無しに見る名無し
垢版 |
2021/10/12(火) 06:59:34.09ID:bNtwZm3p
>>556
>10月にもなると
>こんな時にも
>こうなると

各段落の始まりがそれぞれ同じような言葉なので、ただでさえ固くて読みにくい文章にぎこちなさまで加わってしまって、読む気にもならなくなってしまう。
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