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勇者「安価で魔王倒す」 [転載禁止]©2ch.net
0001名無しの村人
垢版 |
2015/04/20(月) 14:33:15.73ID:ZMcjf73w
取り敢えず安価で魔王倒します。

勇者の現在位置
↓2
0181創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/04(土) 19:03:03.90ID:VFaz0m7b
ここに限らず、安価で〇〇でまともな安価が来たとこはあまり見たことねえ
0182創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/04(土) 21:42:57.50ID:SbCwmqT9

※:基本>>176で詰められるのは詰める
どうせ、元々カオスな話だから良いだろ
でも、入りきらなかったらゴメンよ
------------------------------------------------------------------------------

 魔物達との戦いを終え、ロリ勇者達が港町にたどり着いた頃には
すっかり日が暮れていた。
 他の大陸へと人や物が流れる要の港町には、様々な荷や冒険者が集まる。

盗賊少年「すげぇな」

 盗賊少年が関心の声を上げる。
それもそのはず、日が暮れた港町は昼とは全く違う様子を見せていた。

慇懃「ここは夜になると大体こんなものですよ、
   夜にしか開いていないあやしーお店、
   酒場は当然として、えっちぃお店、挙句の果てには奴隷市場まで」

ロリ勇者「奴隷なんてのまであるのか」

慇懃「非合法なんですけどね
   可愛い子は、えっちぃお店に買われていったりとか
   大手勇者様パーティーの荷物持ちや、船員として使われたりとか」

ロリ勇者「勇者の世界も綺麗毎じゃ済まないわなぁ」

 自分達で荷物を背負って、自分達で乗り物を操縦して
平原やら山やら川やら、世界中を駆け巡るのは変だなぁと思っていたし
魔物と戦いたく無い一般人を雇う事も無いだろうから、そんなモノに手を出しているのだろうが。

 勇者の世界の真っ黒なもんである。

盗賊少年「ともかくだ」

ロリ勇者「んー?」

 魔物との戦いで疲れ果てたから
さっさと宿でも取りたかった所なのだが、盗賊勇者の声にロリ勇者は
気だるげな返事を返す。
0183創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/04(土) 21:43:49.77ID:SbCwmqT9
盗賊少年「こういう街なら、俺達のターゲット
     第六天魔王の情報も手に入るかもしれない」

慇懃「そりゃ、当然情報屋とかも居ますけど
   盗賊君、キミはアテとかあるんですか?」

盗賊少年「無い」

ロリ勇者「だろうな」

 なんせ、来たばかりな街だし。

盗賊少年「けどよ、腐っても俺ァ盗賊よ
     長年培ってきた嗅覚ってもんがあらぁ
     と、言う訳で情報収集に出てくるから軍資金くれ」

ロリ勇者「しゃーねーな、1000Gで良いか?」

盗賊少年「おおー、太っ腹だな勇者
     アンタ大物になれるぜ」

 懐から金貨1000枚の皮袋を取り出すと、気前良く
盗賊少年に放り投げる。

慇懃「良いんですか?」

ロリ勇者「どの道、骨休めは必要だろ?
     それに慇懃が魔物を根こそぎたおしてくれたお蔭で
     懐具合にはかなり余裕が出来たしな」

盗賊少年「まぁ、そんな訳で大船に乗ったつもりで
     枕を高くして、宿で休んでな
     朝までにゃ戻る」

 意気揚々と、盗賊少年は繁華街へとご機嫌な足取りで
あるいて行き、大通りに構えた派手な看板の店で
若いお姉ちゃんに話しかけられ。

盗賊少年『ここに必殺技を掴む為に必要ななにかがある!
     俺にはわかるんだ』

 勇者と慇懃にアイコンタクトでそんな感じな事を告げ
そして店の中へと消えて行った。

 看板には「おっPUB」と書いてある。
まぁ、何をしにいったのかは容易に想像がつく。

慇懃「・・・・・・お盛ん、ですね
   体は3歳児なのに」

ロリ勇者「中身はおっさんなんだろ」

慇懃「貴方は、よろしいんですの?」

ロリ勇者「今の俺は3歳女児だからなぁ、さすがに何もする気が起きん」

慇懃「あら、お気の毒」
0184創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/04(土) 21:44:22.33ID:SbCwmqT9
 慇懃を連れ立って先に宿に戻る事にする、
先の酒場の2階が冒険者向けの宿屋となっており、勇者許可証があれば
格安で宿泊する事が出来る。

 が、宿の扉を開けると夜の酒場だというのに
殆ど客がいなかった、昼はあんなに冒険者や勇者達が詰めていたと言うのに。

ロリ勇者「あれ?」

女主人「んー?ああ、おかえり
    無事だったんだね」

慇懃「ここに居た連中はどうしたんですの?」

 ロリ勇者が訪ねようとした疑問を、慇懃が代わりに口にしてくれる。

女主人「あぁ、大手の勇者様が来てね
    凶暴な魔物が出たってんで、レイド組んで出て行ったよ」

ロリ勇者「レイドって、ここの冒険者達をほぼ全員連れてか!?」

女主人「しかも、報酬前払い
    即金でポケットマネーで気前よく」

慇懃「お金って、ある所にはありますのね」

女主人「そんな訳でアンタ達
    休むなら、個室使ってくれて良いよ」

 同じ料金の宿屋だとしても、
大概、冒険者向けの部屋はレベルが高い人ほど良い部屋が宛がわれる、
慇懃はともかく、ロリ勇者や盗賊少年ぐらいのレベルでは12人ぐらいの大部屋に
放り込まれて毛布一枚で寝る事になるのだが。

 冒険者達が軒並み出払っているおかげで、高レベル冒険者用の部屋が
開いているらしい。

ロリ勇者「遠慮なく使わせてもらうかね
     さすがに疲れた」

慇懃「それでは、また明日に」

 慇懃と別れて個室で上等なベッドに横たわると、
このところの疲れが溜まっていたのか、一気に眠気が噴き出してくる。
0185創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/04(土) 21:44:50.60ID:SbCwmqT9
 そのままどれ程眠っていたのだろうか、外が暗いからまだ夜中のようだった
朝まで目を覚まさないと思ったが、何かの気配を感じて目が覚めた。

 ロリ勇者が枕元の剣を手に取り、抜き放とうとすると同時に
個室の扉が軋みを上げてゆっくりと開く。

盗賊少年「勇者」

ロリ勇者「驚かすなよ」

 廊下から姿を現した盗賊少年の姿を確認して、
ロリ勇者は警戒を解く。

盗賊少年「騙された」

ロリ勇者「は?」

盗賊少年「騙されたんだよぉぉおおぉ
     1000Gでパフパフやらせてくれるとか言うから
     入り口の姉ちゃんに連れられて行ったらよぅ!?
     部屋を暗くしたいとかいってよぅ!?!?」

盗賊少年「パフパフしてくれて気持ち良いとか思って
     最後に灯り点けたらよぅ!!??」

ロリ勇者「あー……うん、何があったか大体わかったから。」

 まぁ、ロリ勇者としてはオチが見えたからそれ以上は追及しない
つもりだったのだが。

盗賊少年「おっさんがいたんだよぉおおおぉお!!」

ロリ勇者「まぁ、そりゃぁある意味夜の街の伝統みたいなもんだし
     この街に来た男の冒険者の全員が通る道だから」

盗賊少年「しかも、3歳だてらに第六天魔王を倒すとか知られたら
     気に入られちゃったんだよぉおおおおぅ!!」

 盗賊少年が涙ながらに訴えて来るが、ロリ勇者は面倒なので
半分聞き流す事にした。

ロリ勇者「んで、期待はしていないけど
     情報はどうしたよ?」
0186創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/04(土) 21:46:02.15ID:SbCwmqT9
盗賊少年「情報は無かったけど、収穫はあった
     ちょっと剣で斬りかかって来てくれ、出来れば頭上から」

ロリ勇者「おいおい、危ないぞ?」

盗賊少年「いいから、本気で」

ロリ勇者「まぁ、そこまで言うなら」

 とはいえ、危ないので鞘に剣を納めたままロリ勇者は
盗賊少年に剣を振り下ろす。

盗賊少年「キィィイイイイィィエェェェェエエエエエェェェィ!!!」

 甲高い奇声と共に、盗賊少年は両の手で振り下ろされた剣を掴むと
驚いたロリ勇者の手からそのまま剣を奪い取る。

盗賊少年「第六天魔王はカタナとかって、武器を使うらしく
     カタナと戦うならこの奥義を覚えて行けって
     おっさんにみっちりしこまれたんだよぉおおぉおお!!」

ロリ勇者「いや、もう何をどう突っ込めば良いのやら
     1000Gで奥義教えてくれたなら、かなり得したじゃねーかよ
     つか、一晩で奥義マスターするってすげぇなお前」

慇懃「…………うるさいですね、何かあったんですか?
   あれ?盗賊君??」

 扉を開けたまま大騒ぎしていたせいか、慇懃まで起きてきてしまった。

-------------------------------

長くなるな、・・・つづく。
0187創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/05(日) 11:15:49.98ID:biLpSNcB
ロリ勇者「何でも良いけど、深夜に
     宿で大騒ぎするなよ」

盗賊少年「すまん」

 案外素直に謝る盗賊少年、疲れていたのに
果てしなくどうでも良い事で叩き起こされたものだ。

ロリ勇者「ったく、
     お前の部屋はそっちだ、個室だとよ」

 再び寝なおそうと、部屋の扉を閉じかけたその時───。

 宿の外から爆発音が轟いた。

盗賊少年「うぉっ!?」

慇懃「なになに!?なんですか!?」

 窓ガラスがビリビリと振動し、さらに続いて幾つもの
爆音が続く。
0188創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/05(日) 11:16:23.76ID:biLpSNcB
 ロリ勇者は部屋の窓に駆け寄り、窓を開けると
街の入り口の方の空が赤く染まっていた。

慇懃「火事・・ですか?」

盗賊少年「違う、こいつは」

 遠くから聞こえる呪文詠唱の声、そして何かが金属同士が
ぶつかるような音。

ロリ勇者「戦闘だ!近いぞ」

 ロリ勇者は言い放つと同時に武具を装着し、盗賊少年と
慇懃も部屋に戻る。

 装備を整えていると、警鐘の音が港町に鳴り響く。
警鐘の音からして、魔物の襲撃があったらしい。

ロリ勇者「急げ!!」

盗賊少年「俺、寝てねぇよ」

慇懃「自業自得です!」

 街に魔物が襲撃して来た際は、街に滞在している
冒険者は無条件に駆り出される、酒場で酒をのんでいる時も
飯を食っている時も、寝ている時も例外ではない。
0189創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/05(日) 11:16:50.97ID:biLpSNcB
 ロリ勇者一行と、レイドに駆り出されずに残っていた
冒険者達が一階の酒場に降りると、酒場の女主人が
例の良く通る声で怒鳴りつけて来る。

女主人「遅いよ!アンタら」

ロリ勇者「場所は!?」

女主人「北門だ、急ぎなァ!!」

 言われるがままに酒場を飛び出し、街の北側の出口に向けて
走り出す。

 戦場が近づくにつれて、戦闘の音が激しくなり
何かが飛んでくる風切り音がする。

盗賊少年「なんでぇ?あの黒い球」

慇懃「大砲です!伏せて!!」

 慇懃の声と同時に反射的に盗賊少年とロリ勇者は伏せる。
黒い砲弾が民家の石壁に当たると同時に炸裂し、
石壁を粉々に吹き飛ばす。

盗賊少年「おいおい、石壁が粉々になったぞ!?」

ロリ勇者「なんだ、あれは」
0190創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/05(日) 11:17:50.37ID:biLpSNcB
慇懃「鋼鉄の弾を物凄い速度で射出する兵器です!
   当ったら即死です!」

ロリ勇者「だろうな」

 言われるまでも無く、当ったら・・いや掠っただけで
死ぬのは見て分かる。
 街の入り口にたどり着くと既にそこは戦場だった、
街を背にして戦い続ける、見覚えのある顔の戦士達
昼間に見たロリ勇者達を馬鹿にして来たあの戦士達だ。

 そして、その向うに見えるのは。

盗賊少年「マジかよ」

 盗賊少年が青ざめるのは無理も無い
不気味な無表情の赤い単瞳に六本の足、手にした曲刀と大型のボウガン
前進を強固な装甲で覆った、機械の魔物。

ロリ勇者「キラーマシン」

 かの有名な殺人機械、相当な実力を持つ勇者であっても
破壊する事は困難だと言われる。
0191創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/05(日) 11:19:00.96ID:biLpSNcB
慇懃「下がってください!
   貴方達では無駄死にです!」

戦士「馬鹿言え!ここで食い止めなかったら
   街に入り込んじまうんだよ!!」

賢者「クソ!
   まさか街まで追って来るなんて」

 戦士が雄叫びと共にバトルアックスを掲げて力任せにキラーマシンの
装甲に叩きつける、しかし頑強な装甲にはヒビ一つ入れる事が出来ず
バトルアックスは難なくはじかれる。

 無表情なモノアイが戦士を捉え

戦士「くそったれがぁぁぁぁああぁあ!!」

 手にした曲刀が戦士の体を真っ二つに引き裂いた、
血飛沫が辺りを赤く染め上げる。

 戦士の散り際を見て賢者は覚悟を決めたのか
賢者はとある呪文を詠唱する。

慇懃「やめなさい!
   それを使っても無駄です!
   キラーマシンに呪文は効きません」
0192創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/05(日) 11:19:26.00ID:biLpSNcB
 詠唱した呪文の内容をを察したのか慇懃が賢者に叫ぶが。

賢者「いいから早く門を閉ざせ!
   巻き添えを食らうぞ!」

盗賊少年「悪ぃな」

 賢者の様子に盗賊少年はただならぬ様子を感じたのか、
レバーを操作して、街の門を閉鎖する。

 門が閉じると同時に賢者の呪文が完成し、
そして最後の発動キーが詠唱される。

賢者「──────メガンテ!!」

 賢者の命と引き換えに光と爆風が荒れ狂い、
キラーマシンとオヤジ戦車達が光に包まれていった。

 ややあって、光が収まり、
そして、門の上から外を見下ろしてみると
土煙の中から、数体のキラーマシン達が姿を現す。
0193創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/05(日) 11:20:01.69ID:biLpSNcB
ロリ勇者「ちっ!」

盗賊少年「馬鹿、待て!
     お前が言った所で何になる!」

 盗賊少年の静止を振り切って、門の横の通用口から
剣を手にロリ勇者が飛び出す。

ロリ勇者「時間を稼ぐ!
     街の連中を船に乗せて退避させろ!」

 キラーマシンの振り下ろした刀を紙一重で回避する、
どうやら小さい体に上手く照準を合わせる事が出来ないらしい。

 しかし、数体のキラーマシンの攻撃を捌く事なんぞ出来るはずもなく。

 背後に居たキラーマシンの剣がロリ勇者に振り下ろされる。

盗賊少年「キェェエエエエエェェエエエェ!!!」

慇懃「バイキルト!!」

 盗賊少年の奇声と共に、振り下ろされたキラーマシンの剣が
両手で挟んで止められる。

盗賊少年「奥義!真剣白刃取りからの、無刀取りィ!!!」

 慇懃によって倍化された凄まじい筋力でキラーマシンの剣が受け止められ
そのまま相手の力を受け流しつつ、奪い取る。

ロリ勇者「おお!すっげぇ
     んじゃ、残りも頼む」

盗賊少年「マグレだ!畜生め!!
     いいからさっさとトンズラするんだよ」

ロリ勇者「けど、逃げるまでの時間稼ぎが」

盗賊少年「命あってのモノだねだろうが」
0194創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/05(日) 11:25:47.00ID:biLpSNcB
どうする?
>>198

---------------------------------------------------------
>>176メインで組み込み
>>168、170、171、174組み込み
>>169、167かなり無理矢理組み込み
>>組み込み
>>175組み込み?(176と競合?)
>>177入らなかった、すまん。

 出来るだけ入れてみるけど、支離滅裂になって行く。
(元々無茶苦茶だけども)

ところでこれ、全然魔王(信長?)が出る気配無いんだけども
纏まるんですかね?
0195創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/05(日) 11:42:43.17ID:91M678co
変化の杖を手に入れて、大人モードで戦おう

>>194
案ずるな
安価を信じる心が……奇跡を生む!
0197創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/06(月) 01:08:33.27ID:UydfhkSB
自作戦車「第六天魔王波旬 織田信長」号に搭乗した女主人とその店員の二人の勇士により
あっさり残りのキラーマシンを撃破
0198創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/06(月) 01:24:58.21ID:jmVsLvae
ロリ勇者が大魔王サタンの気まぐれにより三才児から十四才児に成長
大魔神斬りとステテコダンスが使用できるようなる
0199創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/06(月) 07:05:06.14ID:MFGiQdkH
いつになく、無茶苦茶なんな。
0200創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/06(月) 23:06:57.04ID:o+vAKKwt
しかし、ロリ勇者が成長するという事は今度こそ、正しいぱふぱふが見られるかもしれない。
0201創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/07(火) 01:42:14.44ID:8ClDG34R
 所変わって。

魔王「・・・ふむ、意外に粘るな」

 魔王城の玉座に座った巨大な体躯の大男が
手にした水晶玉を覗き込んでいた。

 水晶玉にはとある戦場が映し出され、キラーマシンと
戦いを繰り広げる三歳児達の姿がそこにあった。

 だが、15体ものキラーマシンに圧され
敗北は必至だった。

魔王「・・・・・つまらんな。」

 かつて、神界に居た頃は永遠の命と無限の時間に
退屈を感じて、神に戦いを挑んだりもした。

 その後、魔界に落とされて魔王達との戦いも
楽しかったが、やがて魔王達の王として君臨してからは
誰も挑むものは居なくなり。

 彼の元に訪れる勇者すら居らず、退屈の毎日だった。

 戯れに娘に人間を操っての人間共の王国に、
戦争を仕掛けてみると、人間共が緋蜂なる異界からの兵器を呼ぶも
結局、彼の暇つぶしにすらならず、撃沈された。

 ───────しかし。

 たまたま、本当にたまたま。

 3歳児の二人組が操られた人間の脅威や、緋蜂の猛攻すら潜り抜け
無事に逃げ切る姿を見つけた。

 非力で小柄ながらも、その身に余る驚異をたった二人で切り抜ける
勇者達に興味を持ち。
0202創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/07(火) 01:43:20.08ID:8ClDG34R
 ほんの気まぐれに娘を近寄らせ、監視の任を与えてみたりもしたが
そうするまでもなく、ここで終わりのようだ。

慇懃『どうするんですの?お父様』

魔王『どう・・とは?』

 ふと、勇者達の監視の任につかせていた娘から、念話の通信が入る。

慇懃『あのキラーマシン、お父様の差し金ですよね?』

魔王『さすがに、連中もこれで終わりみたいだな
   退屈しのぎにすらならなかったな』

慇懃『別に私はどうでも良いですけど
   死んだら、蘇生出来ないように魂も滅ぼしておきますの?』

 勇者は体が滅んでも、他人の体に転生して再び転生出来る、
しかし、魂も滅ぼせば二度と復活はできない。

 が、せっかく見つけた玩具をあっさり手放すのも躊躇われた。

魔王『ふむ』

 少々考えた後に、魔王は呪文を唱え
自らの宝物庫から変化の杖を呼び寄せる。

魔王『これで、生き残れるか
   それとも、このまま死ぬか』

 魔王は左手で変化の杖に込められた魔力を吸出し、
吸い出した魔力を水晶玉に当てた。

 ・・・・・続く。
0203創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/13(月) 04:44:17.59ID:EyRmwcQd
ちんちんもぐもぐおいしいお(´・ω・`)
0204創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/07/17(金) 07:01:28.84ID:vyR2ZGw6
てす
0206創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/09/02(水) 06:17:52.89ID:doObXaxA
他人の黒歴史晒しあげ
0207創る名無しに見る名無し
垢版 |
2015/10/04(日) 20:27:12.45ID:E7qPZGYI
うるおおお
0221創る名無しに見る名無し
垢版 |
2016/12/21(水) 16:43:42.46ID:wZKj0MXb
魔王「なにゆえスレを上げるのか? 滅びこそわが喜び。死にゆくスレこそ美しい」
0222創る名無しに見る名無し
垢版 |
2016/12/21(水) 18:13:04.70ID:9Bzv9h16
>>221
あげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげあげガンガンいこうぜ
0226創る名無しに見る名無し
垢版 |
2017/07/10(月) 04:21:25.15ID:ugHrL6M5
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人工子宮、でぜひググってみてください。日本のために、お願い致します。☆☆
0227創る名無しに見る名無し
垢版 |
2017/12/27(水) 10:30:06.41ID:C1Z7QFDy
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。

グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"

3H5OA4E6AJ
0228創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/05/21(月) 08:38:58.17ID:tRZnwP6O
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

60DQK
0229創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/07/03(火) 19:17:09.29ID:f1dClnnX
CGZ
0230創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/10/17(水) 18:57:49.60ID:ZU7x6aHX
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

R1W
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