【シェアード】学園を創りませんか? 5時限目
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創作発表板に生まれた少し変わった学校、私立仁科学園。
このスレは、そんな仁科学園の世界観をSSや設定だけに留まらず、様々な表現で盛り上げ、また創っていくスレです。
貴方が創った生徒が学校の一員として誰かのSSに登場したり、気に入った生徒を自分のSSに参加させる事が出来ます。
部活動や委員会を設置するのもいいでしょう。細かい設定として校則を考えてみたり、制服を描いてみたりなどはいかがでしょうか。
また、体育祭や文化祭などの年間行事及び、生徒達の絆を深めるイベントや
仁科学園以外の学校や、生徒たちのバイト生活等世界観は仁科学園の外にまで広がります!
皆さんの想像力で、仁科学園の世界観を幅ひろーく構築していきましょう!
このスレはシェアードスレ(世界観を共有する)です。
ちょっとでも興味をもったらまとめWlikiをみて下さい。きっと幸せになれるはずです!
まとめWiki
http://www15.atwiki.jp/nisina/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12930/
過去スレ
【シェアード】学園を創りませんか? 4時限目
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281230460/
学園を創りませんか? 3時限目
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1267344255/
学校を創りませんか?part2
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1248533055/
学校を創りませんか
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1248087645/ ???「先輩がワンちゃんの鳴きまねをしてると聞いて!」 荵「わたしも水玉おぱんつ履けば、水玉おぱんつ先輩みたいな正統派になれるかな」 葎っちゃん先生「〇〇くんにぴったりなブーメラン出来たよ!」
→投げる
ぶった斬る
えぐる かわいいは正義じゃよ…
しかし、仁科女子は仔犬系が多いこと… バレンタインまで早いけど、イキます。
『先輩!バレンタインまで一週間です!』
「日曜日は夜這いに出かけー、先輩の寝床に忍び込むー、テュラテュラてゅーらーらー」
学園の廊下で気持ち良さそうな歌声をあげいたのは恋する乙女・後鬼閑花だった。
黒髪おかっぱ、一見清楚の魔法に惑わされるスタイルの閑花だが、幻想を木っ端微塵に打ち破る肉食……いや、偏食女子だ。
閑花が恋い焦がれる『先輩』に対する片想い、一方通行は嵐吹き荒れる御堂筋のよう。恋愛センター試験が実施されたのならば、
『先輩』の教科だけは満点、あとは見るも無残にズタボロだろう。
「月曜日は一緒にお風呂ー、火曜日は一緒に……きゃはっ」
廊下に浮かれ気分の閑花を無視する方が難しい。教室の窓越しに黒咲あかねが閑花にちょっかいを出した。
黒髪ロングからオトナのような落ち着いた香りがほんのりと閑花を包んだ。
「続きは?」
「ここでは歌えません!テュラテュラてゅーらーらー!先輩!延長しますか?名刺はいりますか?」
「おことわりしますっ」
あかねは頬を赤らめて自分の髪を弄っていた。
如月のなかばはいつも女子たちが浮き足立つ。毎年恒例の風物詩だし、男子もちょっとは気にかかる。
そう。
バレンタイン。
年中無休の発情期の二つ名を頂戴しても違和感ない閑花でも、二月のこの週は箸が転がろうが突き刺さろうが笑っていつづける。
閑花のいう先輩について、あかねはちょっとばかり知っていた。以前、閑花から写メを見せてもらったからだ。
武将のような名前の割りには乙女らしいシーンを切り取った先輩の写メ。ティーセットを前に洋菓子を口にする先輩の姿を
あかねはよく覚えていた。誠実、勤勉、無味無臭のお手本である先輩はある意味印象に残る。
「先輩の家でお茶会してたときのですね!食べたことのないお菓子がいっぱいで夢のようでした!」
ここぞとばかりに閑花は鼻を高くしていた。
もちろん根拠はない。
お茶会のときチョコレートで手をべたべたにしてしまった先輩をちょっとかわいいと思った。
ただ、こんな先輩に惚れた閑花ちゃんはしあわせものです!と表情に薄っすらと表れていた。 「十四日まであと一週間!」
「そっか。バレンタインデーだったんだ」
「準備した?」
「……」
「先輩、閑花ちゃん特製のスイートスマイルピュアショコラがお待ちかねですよ!」
遠くの教室までこの声はきっと届くだろう。
黒咲あかねがとなりで恥ずかしがろうとも、学園の片隅で先輩と叫んでやる。
ワクテカ一杯の閑花に対し、あかねは部活のことでバレンタインのことまで構うことができずに頭がお留守になっていた。
演劇部に籍を置くあかねは今春の公演が近付くことに、閑花の歌が柱に正の字を刻んでいるように聞こえていた。
いや、公演以前の問題、公演のお題についての問題があかねを苛めていたのだ。
「後鬼さあ。やっぱりシンデレラは女子の憧れじゃない?」
「……。演劇のはなし?そうですよ!一度は憧れるドレス、舞踏会、そして王子さま!まっ、先輩の魅力にはほど遠いですけどね!」
いかにも。
演劇のはなし。
「だよねぇ」
拳を突き上げた閑花をあかねは「やっぱり」と言いたげに見つめていた。
「あかねちゃん、女子たちの底力を見せてあげましょう!」
公演のお題のことを考えると、閑花の叫びをすぐには賛同出来なかった。
#
帰り道、閑花の脚は羽根が生えたようだった。途中で寄った公園の木々に一足二足早い桜が咲いているような気分で
池に掛かる橋を渡った。池の上は風が良く通るから寒さが倍増する。制服の上から羽織ったダウンジャケットが仕事をしてくれて頼もしい。
もうすぐ先輩の笑顔を見られる日が来る。きっと笑ってくれるはずだと閑花は歌う。池の周囲を走るランナーや
自転車の集団に聞こえようとも構わないぐらいの上機嫌だった。
「水曜日は股ドンされてー、木曜日は股ドンがえしー、テュラテュラてゅーら……ら?」
風が止まった。
「……先輩!」
閑花の足が加速。全ては先輩にたどり着くためだけに。
橋詰に立つ先輩こと先崎俊輔目掛けて閑花はローファーの底を踏み鳴らす。 すべては、先輩のために。
すとっと先輩の目前で足を揃えて立ち止まる閑花の開口一番。
「先輩!今度の土曜はバレ……」
「あー。忙しいんだよな、土曜は」
土曜は学校が休日だ。さらに今年のバレンタインは土曜ときたもんだ。
閑花が先輩と出会うには無理にでも自ら行動すべし。攻撃は最大の攻撃だ。
「今度の土曜日は閑花ちゃんと如月フェヴラリーですね!早い話がおデートです!」
「ちょっと、ムリだな。演劇部がな、おれを必要としているらしい」
「え?舞台デビューですか!閑花ちゃん、砂被りでガン見しちゃいますよ!」
「バッカスもミスキャストはしねーだろ」
「ところでところでところで先輩!土曜はわたしと一緒にチョコレイトを……」
「ごめん。お前に会ってる暇はねーだろな」
「ならば靴箱に……、閑花ちゃんの靴箱でもいいですよ!チョコを入れておきますから、ついでに閑花ちゃんの上靴、くんかして」」
「一年のヤツと約束してるんだ」
「え?」
閑花は過る不安を抱えつつ、一年のヤツの名を尋ねると、思った通り先輩はあっさりと「黒咲あかね」と答えた。
「せ、せんぱい!?」
「じゃな。ちょっと準備しないといけねーから」
先輩の脚は早く、閑花との間が離れてゆき、断絶の宣誓と言わんばかりに学校帰りの自転車の集団が横切り二人を阻んだ。
「据え膳食わぬはなんとやらー!!」
#
自宅のベッドにうつ伏せでふて寝する閑花は制服のままだった。
大きく息を飲み込むとそこまで大きくない胸が張り裂けそうになる。
「木曜日はチョコを溶かしてー、金曜日はふとももに……テュラテュラてゅーらーらー」
消えそうな声で『一週間』を歌うもの、気分は晴れることはない。
土曜は忙しい。すれ違うことが出来るかも微妙。チョコを渡して、あれやこれや。演劇部の手伝いだと申していた。
演劇部のあかねのために先輩がぶんどられてしまうと思うと、あかねの黒タイツにすら嫉妬してしまう。
「……よしっ。こんなことで負けるような閑花ちゃんじゃありません」
ベッドから跳ね起きると、閑花は土曜日のチョコレートを作るために台所へ向かった。
#
休みの日なのにも関わらず、閑花は学園へと向かった。勿論、先輩にチョコレートを渡すため。
ライフル片手に戦場へと単身立ち向かう気持ちにも似ている。先輩の靴箱に隠しておこうかとも考えたが、
直接手渡す手段を選んだ。隙あらば抱き付いたり、口で食べさせたてあげたりできます!と、桃色のオオカミが舌舐めずりをしている。
今頃先輩がいるであろう演劇部の部室へと足を運んでいると、聞き覚えのある足音が響いた。
「先輩!」 廊下に先輩はいる。
小走りを全力にギアチェンジすると、先輩こと先崎俊輔が演劇部の黒咲あかねと並んでいるところに遭遇した。
あかねは箱を抱えて先輩に深々と頭を下げているようにも見えた。
「わたしの力不足でしたっ」
ぶんと揺れる長いみどりの黒髪からはクローバーが舞い散るようにも見えて、あかねの悔しい思いが閑花にも伝わってきた。
「結局、じに子先輩の案に決まりました」
「そっか。チョコレートフォンデュの機械を持ち込んでまで勧めたのに、残念だったな」
「はいっ。本当はチョコをパンに浸す実演を見せたかったんですけどね……」
今春の公演のプレゼン会議が演劇部の部室で行われていた。
王道なあかねの案の『シンデレラ』を通すためにはプラスαが必要だ。劇中でチョコレートフォンデュを嗜むシーンを描き、
そしてそのシーンをここで再現する。食べ物が嫌いなヤツはいない。創造を具現化させることによって他の案より一歩
アドバンテージを得る作戦だった。だが、その機会を得ることなく、あかねの案は却下された。
「確かに、じに子先輩の案は面白かったですし」
「黒咲。まだまだ勉強だな」
あかねに声をかける先輩に嫉妬しつつ、閑花はあかねが持つ箱に目が止まった。
「先輩!その機械……」
「ああ。黒咲がな、おれとお前の写メを見てこの機械を使いたいってな。お茶会で食べたことのない菓子を並べたときの」
そうだった。
閑花は自分があかねに先輩とのティータイムのときの写メを見せたことを思い出した。
チョコレートで手をべたべたにしてしまった先輩をちょっとかわいいと思った。
先輩はあかねに「じゃ、気を落とすなよ」と声をかけてチョコレートフォンデュの機械を受け取ると、振り向きもせずにこの場を去った。
「先輩!」
閑花が叫ぶ。
背中を向けた先輩に恋の嵐が吹きすさぶ。
オオカミの遠吠えかと聞き間違う。
「せ、せ、先輩!一緒にチョコレートフォンデュを食べましょう!今日は……バレ」
「ああ。暇になってしまったからな」
後姿でも分かる。先輩の顔が。
閑花は頬を真っ赤にして先輩の背中に飛びついて歌った。
「土曜日ははバレンタイデー、テュラテュラてゅーらーらー」
バージンロードのような廊下で二人を見送っていたあかねはポケットから小箱を出してくんくんとにおいをかいでみた。
クローバーの飾りの付いた小箱からは閑花と先輩にも負けないぐらいなチョコレートの甘い香りが漂ってきた。
おしまい。
http://dl1.getuploader.com/g/sousaku_2/917/shizuka_05.jpg
わお! あなたもネットで告発しませんか?
ビッ苦カメラ札幌店 佐藤伸弦 暴行事件 ねこの日ですね。
イキます。
「用件は手短にな」
「子猫を探してほしいんです」
「ほう。特徴は?」
「雪のように真っ白な子猫です。翡翠のような目をして……」
「用件は手短に」
「昨日から居ないんです。お金はいくらでも支払いますから」
演劇部の部室にて。ノートパソコンの動画を見ながら、机の前で迫先輩は手に顎をのせてうなった。
この間撮影した練習での本読みの出来が気に食わないからだ。部長である迫は何度も繰り返し再生し、問題点と追究していた。
シチュエーションは古びた探偵事務所。工場群を臨む窓の景観が殺風景だ。そこに迫が青年探偵、そして依頼者の少女が久遠荵。
そこまで描きこまれた上での次回演劇部公演の練習だった。使い古された設定の舞台だが、迫は敢えてそれにチャレンジをした。
王道こそ良さがある。古典こそ自分たちを受け入れてくれる器があるし、それだけに手厳しさをじわりと感じる。
ノートパソコンの画面は動画が停止状態のまま、迫と荵がフルサイズで固まっていた。
男子としては背の低い迫と、女子としても小柄な荵。そんな二人が演じる『青年探偵と少女』という素敵な設定にキャラがついてこない
ことに迫は頭をひねっていた。画面を覗き込んできた荵も迫と同じ思いで、そして同じ格好で首をひねる。
「どうしてかな」
「おれのせいか?くたびれた感が出せてないのか?」
「迫先輩は迫先輩で堂に入る演技だなっ?」
脚本は最高だが、それに演者がついてこないルートをたどる。
あとちょっと。あとちょっとなのだが、なかなか正解が見えてこない。
「そうだ。思い切ってキャラを変更しよう。久遠が少年役だ」
「わおっ。すごいなっ」
「逆を考えることは大事だしな」
元々の脚本は少女が子猫探しを依頼する。
それを少年にキャラを変更した上での再演だ。芝居がしっくりこないのはキャラと役が合ってないことが原因だと仮説を立てた。
ぴょこんと跳ねてスカートを翻したた荵は役に入るため目をつぶった。荵の記憶や経験の中での少年とは……。
引き出しをそっと一つ一つ開けてゆく。深呼吸で調子を整えるとゆっくり荵のそこまでない胸が揺れる。 「用件は手短に」
「子猫を探してほしいんです!」
「特徴は?」
「雪のように真っ白な子猫です。翡翠のような目をして……」
「用件は手短に」
「昨日から居ないんです。お金はいくらでも支払いますから!」
がらっと部室の扉が開くと、そこから黒咲あかねが迫と荵の演技を凝視していた。
勿論、あかねも演劇部。二人のやり取りを眺めつつ、くんくんと漂う空気を嗅いでいた。
「んー」
あかねの一言で演技は止まった。
あかねの嗅覚は敏感だ。
あかねの感性は自然だ。
この一言に荵は振り返る。
「あかねちゃん!わたしの演技がおかしいのっ?」
「いや。迫先輩ですっ」
あかねのみどりの黒髪がふわり……と、深く椅子に腰掛けた迫に向かって指差した。
迫はメガネのつるを指で摘み、すっくと立ち上がった。一抹の不安がよぎる証拠だ。
「一部の女子にとってはご褒美的なカップリングですけど、逆に言うと新鮮味がないですね」
「何だそれは」
「せっかくわたしたちの舞台を作るんだから、何か彩り豊かな、見たことのないような……」
「そうだっ。迫先輩とあかねちゃんが入れ替わったら?」
ナイスアイデア頂きました。ぴょこんとあかねは頷いて、素早く迫の座っていた椅子に深く腰かけた。
「わたしはとある女探偵。両親を失い、兄にも裏切られた天涯孤独の身。あるきっかけで探偵業を営むところに
少年の依頼者が舞い込んだ。『子猫を探して欲しい』と」
ひらりと短いスカートをなびかせて、黒タイツに包まれた長い脚を組む。ほんの数秒間、何気ない仕草でも、
演劇一筋の迫にはどきりと心臓を突き刺すみのだった。迫のメガネにはしっかりと焼きついたであろう。
女探偵にあかね、依頼者の少年は荵。それを見守るのは迫。
そんなよこしまな気持ちを振り払い、迫の合図で女子二人は芝居を始めた。 「用件は手短にね」
「子猫を探してほしいんです」
「ふーん。特徴は?」
「雪のように真っ白な子猫です。翡翠のような目をして……」
「用件は手短に」
「昨日から居ないんです。お金はいくらでも支払いますから」
迫は名匠の視線でワンシーンを見守っていた。
いかに感情に訴えるか。
瞬きする間も惜しいほどだ。
「うん」
「どうですかっ」
「悪くはないな」
黒タイツの脚を組み直しながらあかねは迫の批評を受け止めていた。
悪くはない。完成ではないというこか。点数ならば94点。100点満点ならば、せめて126点は欲しい。
あかねは指を頬っぺたにくっつけてしばし思案を巡らせていた。
「悪くはないんですねっ」
「ああ」
「じゃあ、どうすれば『悪くはないことではなくなる』んですかっ」
迫の些細な表現に少し納得がいかないあかねは立ち上がり抗議した。
「それじゃ……迫先輩と久遠を入れ換えてみたらどうですかっ」
「あまり変わらないじゃないのか?」
「迫先輩。チャレンジなくして物は生まれませんっ」
「逆を考えることは大事だなっ」
荵の頭上に白熱灯が点る。
わんっ、と尻尾フルスロットル。
敏感なドッグ犬耳も跳ね起きる。
「おれが依頼者の少年役、久遠が少年探偵か」
「ではなく……」と後姿で返事をしたあかねは部室のクロークを漁っていた。
# 「だからと言って、おれが制服を着る理由は何だ」
「かわいいは作れますっ」
「必要か?この舞台に」
「メガネっ娘はそんな言葉使いしませんよっ」
「わおー。こんなにニーハイが似合うとは思わなかったなっ」
あかねと同じぐらい短いスカート履いて、荵と同じぐらいの胸をカーディガンで覆う。
ウィッグのセミロングの髪が奇跡的に迫の地毛と溶け込んでいた。
元々小柄な迫は無難に女子の制服を着こなしてしまう。あかねは僅かながらに嫉妬を感じつつ、手のひらで動かせる枷を
迫にはめたことで優越感に浸っていた。
今の迫を名付けるとすれば、どんな名前がふさわしいだろう。とりあえず「文彦」という名は捨てておいて。
男の娘は無敵だった。
「自然過ぎますね……」
「いや。十分異質なんだが」
しばらく迫を見つめ舐めしていたあかねは「そうだっ。萌えプラスですねっ」とクロークを再び漁った。
「えっと、ネコミミカチューシャは……」
「おい!久遠、黒咲を止めろ!」
「逆を考えることは大事だからとめないぞっ」
あわてる迫を遮って「わたしからあまがみを奪うとこうなるぞっ」と荵はニーハイに包まれた迫の脚をあまがみした。
# 高校の演劇部に萌えが必要かどうかはさておき、迫はネコミミを生やしていた。
ついでというか、当然か、尻尾も立派に生やしていたことにも異論はない。
迫先輩に萌えを添加した結果、舞台に彩りが添えられた。
男の娘にヒーハーするもよし。
恥じらう迫先輩をなぶるもよし。
「じゃあ、撮影しますから、シーン01『探偵事務所にて』はじめっ」
少年探偵に荵。そして子猫探しの依頼者は……男の娘・迫。
携帯を二人に向けてあかねは合図を出す。やはり、演劇一筋の迫はパブロフの犬だった。
「用件は手短に」
「子猫を探してほしいんです」
「特徴は?」
「雪のように真っ白な子猫です。翡翠のような目をして……」
「用件は手短に!」
「昨日から居ないんです。お金はいくらでも支払いますから」
動画撮影停止の電子音だけが響く。
SDカードに迫の女装姿が納められた証拠だ。
迫はスカートを抑えて太ももに感じる空気に遮ろうと恥らいつつも、演劇部部長として出来を気にしていた。
長い沈黙が迫を羞恥プレイへと誘う。
打ち破ったのはあかねだった。
「やっぱり、前のパターンがいいですっ」
「おい」
おしまい。
アニメ化進行中です。うそです。
http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/923/nisina2015222.jpg 高校の演劇部に萌えが必要かどうかはさておき、迫はネコミミを生やしていた。
ついでというか、当然か、尻尾も立派に生やしていたことにも異論はない。
迫先輩に萌えを添加した結果、舞台に彩りが添えられた。
男の娘にヒーハーするもよし。
恥じらう迫先輩をなぶるもよし。
「じゃあ、撮影しますから、シーン01『探偵事務所にて』はじめっ」
少年探偵に荵。そして子猫探しの依頼者は……男の娘・迫。
携帯を二人に向けてあかねは合図を出す。やはり、演劇一筋の迫はパブロフの犬だった。
「用件は手短に」
「子猫を探してほしいんです」
「特徴は?」
「雪のように真っ白な子猫です。翡翠のような目をして……」
「用件は手短に!」
「昨日から居ないんです。お金はいくらでも支払いますから」
動画撮影停止の電子音だけが響く。
SDカードに迫の女装姿が納められた証拠だ。
迫はスカートを抑えて太ももに感じる空気に遮ろうと恥らいつつも、演劇部部長として出来を気にしていた。
長い沈黙が迫を羞恥プレイへと誘う。
打ち破ったのはあかねだった。
「やっぱり、前のパターンがいいですっ」
「おい」
おしまい。
アニメ化進行中です。うそです。
http://download1.getuploader.com/g/sousaku_2/923/nisina2015222.jpg 家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。
グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"
CCBFESKBER 知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』
KW3OJ 中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
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