http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/06/news007.html
―― すごいですね……。でも、それじゃあなんで野中さんは派遣会社を立ち上げたんですか?

野中さん:現状の派遣会社の問題点は何かと言うと、中間搾取の割合が大きすぎることなんですよ。
仕事を紹介してほしいという需要がある以上、派遣会社がそれを仲介してある程度のマージンを
取るのはしかたがないことではあると思うんです。でもたった1回社員と企業をつなげてあげただけで、
その社員は未来永劫労働対価から収益の大部分を中間搾取されていく。これって社会としてあんまりよくないと思いません?

野中さん:例えば田中くんという人をA社に派遣する契約があるとします。
リツアンでは「あなたを1時間5000円でA社に派遣するよ。その中から70%を田中くんの給料として払うよ。
そうすると年収が700万円くらいになるよ。OK?」みたいに情報を全部オープンにして確認をとるんです。
そうすると田中くんも納得した上で働いてくれるし、派遣先で他の派遣会社から来てる人に
「リツアンのほうが給料がいいよ」という話をしてくれる。
そうすると求人広告を出さなくても人が集まってきてくれるんです。