なぜエヴァは楽しまれなくなってしまったのかpart27
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・ここは、なぜエヴァは楽しまれなくなってしまったのか?
または、なぜエヴァは楽しまれてるのか?について、その理由を述べたり、議論したり、追究したり、語ったりするスレです。
思ったこと、思うことを書いてみましょう!
・雑談は基本OKだけど程々に。
・節度ある態度で楽しく!
・ここはアンチスレではないので、エヴァや他のアニメを叩きたい人は各アンチスレへ行きましょう。
前スレ&テンプレは>>2-18 銃を持って興奮した男が立っている。
ありす「玲音!」
麗華「何してるんだよ、あの子」
ありす「麗華、樹莉を」
麗華「ありす。ありす!」
銃を持った男「何見てんだよ!」
ありす「玲音、何してんの!逃げよう、早く!玲音!」
また血が流れるのを感じる玲音。
ありす「玲音!玲音たら」
銃を持った男「向こう行けよ!」
玲音「…」
銃を持った男「あ、あ、あ!何で俺にこんなことさせんだよ!あんたは一体何の権利があるのさ!
ただ仲間をクリアにしたかっただけなんだ!知らない!そんなこと関係ない!神よ、俺は関係ない!
関係ない!ワイヤードは絶対にリアルワールドを干渉してはならない!俺は関係ない!あんたは誰なんだ!」
ありす「れ、玲音」
銃を持った男「ああ、あ…俺は関係ない。俺は関係ない。関係ない。関係ない。俺は関係ない。俺は関係ない」
玲音「どこにいたって、人は繋がっているのよ」
銃を持った男「あ…」
涙を流し銃口を口に向け、自殺する男。
その血が玲音に飛ぶ。
立ち尽くし、それを茫然と見つめる玲音。 lainって子聞いたことあるでしょ?ワイヤードのlain ありすに頭を抱えられてサイベリアから出てくる玲音。
サイレンの光が玲音に当たっていた。 刑事「君の両親は旅行にでも行ってるんか?教えてくれた番号にかけても誰も出ない」
玲音「嘘なんて、言ってない」
刑事「ああ、嘘とは思ってない。調べたからね。確かに君は、岩倉玲音で、その住所の電話番号だった」
玲音「…」
刑事「もう今夜は遅いから送らせるけどね。今度はちゃんと話をして欲しいもんだな。
そんな無口じゃ、いくら関係してないとしてもまずいだろ。ふう、やれやれ」
ありす「玲音、ごめんね。私たちのせいだね。大丈夫?玲音」
玲音「…」
ありす「大丈夫なの?玲音ったら」
玲音「あ…」
ありす「ん、何?玲音」
玲音「あ…り…す」
ありす「…」
ありすの母「ありす来なさい。帰りますよ」
ありす「玲音」
ありすの母「ありす!」
ありす「ごめんね。ごめん。ごめんなさい、玲音。明日、明日話そうね。ごめん!」
玲音「あ」
刑事「じゃ、君も帰るとするかい」
玲音「あ…りす」 パトカーで自宅まで送られる玲音。
警察官「鍵は持っているね」
玲音「はい」 鍵を開けて家の中に入る。
リビングを覗くと誰もいなかった。
二階の両親の寝室も。
玲音「…」 自分の部屋をゆっくり開ける。
遠くで光るパソコンが見える。
玲音「…あ」
クマのスリッパを履いて、そこに近づいていく。
パソコンの画面をのぞき込む。
暗がりに映るクマやウサギのぬいぐるみ。
気付くと寝ていた。
目が覚めると、再び一階に降りていく。
誰もいないリビングを確認する。
ノックをし、両親の部屋も誰もいないのを確認すると扉をそっと閉める。 玲音「メッセージ…」
『レインあてのメッセージはありません』
玲音「…おやすみ、NAVI」
『おやすみなさい、レイン』
パソコンを見る玲音。
玲音「…」
暗がりで光るパソコン。
クマの着ぐるみを着て眠りにつく。 玲音「…」
朝、目が覚めると一瞬自分の家の天井か分からなくなる。
そっとドアを開ける。
一階に降りると、そこにはいつもと同じ光景が広がっていた。 美穂「寝坊して遅刻なんて、中学生にもなって恥ずかしくない?」
玲音「お母さん…昨日の、夜って」
美穂「え?何」
玲音「いい、やっぱり」 通学路を歩いていると、黒い車を発見する。
思わず立ちすくむ玲音。
中で煙草の火がつくのが分かる。
玲音「あ…あ…」
怖くなって走り出して逃げてしまう。 電車の中で声が聞こえる。
『玲音、玲音、玲音』
玲音「え…」
『俺だよ、玲音。分かるね?』
玲音「誰?」
『ひとりじゃない』
玲音「…」 女性生徒A「えー、すごーい」
女性生徒B「その子、可愛かった?」
女性生徒C「そう、テレビじゃ顔見せてくんないし」
樹莉「うん、それは」
麗華「あんたひいひい言ってたくせに。顔見たの?」
樹莉「そうだけど」
女子生徒たち「あははははは」
ありす「ん?」
女子生徒たち「あはははははははは」
樹莉「でも、ちょっとは」
麗華「怖くて見れなかった?」
ありす「玲音」
樹莉「玲音、昨日怒られた?」
麗華「別に、私たちのせいじゃないよ」
ありす「ごめん、ちょっと」
麗華「あ、そう。ありすが一番犯人の近くにいたんじゃん」
玲音「…」
女子生徒たち「えー」
女性生徒A「で、で、血ドバー?」
ありす「ああ」
樹莉「話してあげなよ」
女性生徒A「ねえ、ありす」
玲音「…」
ありす「…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています