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なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart15 [無断転載禁止]©2ch.net
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0001名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/12(日) 22:50:42.93ID:???
ここは、なぜエヴァを楽しむ成熟した大人が増えたのか?
または、なぜ幼稚な大人はエヴァを楽しめないのか?について意見の交流を行うスレです。
深夜アニメばかり見て精神退行した自分はエヴァを楽しめなくなったと嘆いて傷を舐め合うもよし、
エヴァが楽しめてる自分はまともな大人なんだな、という希望にすがるもよし
「いや深夜アニメ見てる奴にも人気あんじゃん」と叩かない範囲内でツッコミ入れるもよし

なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart14
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1471082148/

の次スレとなります
0002名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/12(日) 22:51:55.63ID:???
以前に、「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレが乱立し、
そこの旧スレ主が長文で必死に「エヴァが大人に楽しまれてない」という主張(と自称した妄想?)
を展開してました
しかし、議論が進むうちに、
・ネット限定の見識に依存した(旧スレ主の)狭隘な世界観、見識が露呈しただけの作文でしかない
・社会現象アニメであるエヴァと、ヲタ限定マーケットの深夜アニメの市場規模の違いという現実が見えてない
・幼稚な大人が深夜アニメに移っているので、深夜アニメが騒がれてるように見えるだけでは?
などの指摘により、旧スレ主の主張は次々に破綻、エヴァ板住人に完全論破された10スレ目を最後に、
新スレも立たなくなってしまいました
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」という旧スレ主の認識そのものが誤認でしかなかったと判断され、
議論じたいに意義が無くなってしまったのです

そこで、事実上の後継スレとなる当スレでは、
「なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか」
という、より現実に即した視点からの議題を提示して、皆さんとの議論を深めたいと思います

それでは、どうぞ!
0003名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/12(日) 22:52:21.77ID:???
今となって読み返すと笑い話でしかありませんが・・・

「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレの発端となった
旧スレ主の主張(と自称した妄想?)がこちら

エヴァの人気が下落してる?現象についての初代1の愚痴つーか考察
「庵野さん気持ちの良いエヴァ作ってくださいよ」
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/2-5

前スレは>>4-7
0004名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/12(日) 22:52:57.91ID:???
【過去スレ】
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1395267076/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part2
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1398577388/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part3
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1399613247/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part4
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart5
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1401542909/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart6
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1402825092/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?(実質7)
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/pachik/1404746073/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart7(実質8)
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1404807399/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart9
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1407993162/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart10
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1409049263/
0005名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/12(日) 22:53:15.58ID:???
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part1
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1411790980/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part2
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1415365819/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part3
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1416489854/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part4
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1418299859/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part5
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1419138380/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part6
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1421760448/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part7
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1424692636/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part8
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1426075454/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part9
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1427931762/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part10
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1430223140/
0006名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/12(日) 22:54:10.11ID:???
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part11
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432095479/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart12
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432508052/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart13
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1439093564/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart14
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1471082148/
0007名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/12(日) 23:26:41.36ID:???
試合はサンザン
テストはサイテー
ついでにあのコにお手あげだよ
試練のアラシ イザというときは
おれも男だぜ 負っけるもんかー

機能!機能!
シフト!シフト!
あげだま変換 パワフル突撃開始

出た 気合の戦士
出た 気合パワー
どーだ あげだマン パンチだ
よーし 一発逆転
いーぞ 勝利のガッツポーズ
今日も 元気満点だよ
0008名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/13(月) 20:54:11.54ID:???
犬「バウワウ、バウワウ」
ケンサク先生「こういう青空の下で古代遺跡を掘る。これもひとつの青春だ。ということで、今日の社会科はここでの野外授業だ」
あげだま・いぶき・クラスメイト達「おー!!」
麗「何で私までこんな泥んこになることしなくちゃいけないのよ。ねえツリパン、こんな授業抜けちゃいましょうよ」
ツリパン「麗さますいませんが、発掘調査の邪魔はしないでください」
麗「ん?むう…ちょっとツリパン!あんた私に逆らう気!わあ!」
ツリパン「ああ!縄文式土器だ!」
ケンサク先生「縄文式土器?すごいな!」
あげだま「泥だらけで何が何だか分かんねえよ」
ツリパン「ま、一日や二日やったからって分かるような代物じゃないぜ。
俺なんかオヤジに付き合ってもう二年くらい遺跡調査に立ち会ってるからな。ちょっとしたベテランよ」
あげだま「へえ、あ、なんだこれ。へへ。ラーメン式土器だったのか」
ツリパン「なんだって!?ちっ」
麗「むう…フンッ」
0010名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/13(月) 21:04:17.80ID:???
いぶき「あ、これ何かしら」
あげだま「どれどれ」
ケンサク先生「どうした。何か見つけたのか」
あげだま「ケンサク先生、いぶきちゃんがこんなもの見つけたんだ」
ケンサク先生「どれ?お、すごいぞ、平家。これはもしかするともしかする」
クラスメイト「ええ、どうしたの?」「なにー」
あげだま「もしかするって?」
ケンサク先生「これは恐竜のしっぽの化石かも知れん」
いぶき「わあ」
あげだま「きょ、恐竜!?」
ケンサク先生「うん、それも新発見の恐竜だとしたら大変だ。イブキザウルスなんて命名されるかも知れないぞ」
あげだま「わあ、すっげえ!イブキザウルスか!」
女子生徒A「すごいいぶきちゃん!一躍有名人ね!」
男性生徒A「よっ!女性考古学者!」
いぶき「ふ、ふふ、女性考古学者///(セット…あは。わあ、ふふ)んー素敵///」
犬「バウ」
クラスメイト達「わあ!」
0011名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/13(月) 21:27:05.09ID:???
あげだま「おい、待て!ああ」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!」
あげだま「あ、何がおかしいんだよ!麗」
麗「あんなのただの馬の骨ですわ」
あげだま「馬の骨?」
麗「まあ、あなたたちなんかに、恐竜の化石が見つけられるはずありませんわ」
いぶき「麗さん、あなたなら見つけられるの?」
麗「この私が頭の先からしっぽの先までぜーんぶ揃えてみせますわ。
そう、クキザウルス、いえいえ、ビューティフルレイヤノドンとでも名付けようかしら。
おーっほっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほっほっほ!」
いぶき「…っ」
麗「まあせいぜいみんなで馬の骨を沢山探すことね。おーっほっほっほっほっほっほ!」
あげだま「勝手なことばかり言いやがって。よーし、いぶきちゃん、俺が先に全部掘り出してやるぜ!気合!気合!」
いぶき「…!あげだまくん///」
ケンサク先生「おいおい、あげだま。無茶苦茶に掘ったって出てこんぞ」
あげだま「いいのいいの」
0012名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/13(月) 21:57:23.12ID:???
犬「バウワウ、バウワウ」
田中「ったく女房のやつ」
犬「バウ?」
田中「ふてやがって。おかげで朝飯抜きの遅刻だぜ」
犬「バウ」
田中「旦那様に叱られるー。そうだ!女房が熱出したことにしよう」
(雷蔵「何、奥方が熱を出したじゃと!そりゃいかんな。すぐ家に帰ってやりなさい」)
田中「ブルブルブルブル。ってなことは間違ったって言いっこねえしなー」
犬「ワン、ワンワンワン」
田中「おう、腹減ってんのか」
犬「バウ」
田中「でもなー。これ俺の朝飯なの。これからワガママ老人と24時間付き合わなくちゃなんねえだろー。腹減るんだよー」
犬「クーンクーンクーンクーン」
田中「俺こういうの弱いんだよなー。よーし、思い切って半分やっちゃおう。ほれ」
犬「ガツガツガツガツ」
田中「うめえか?」
犬「ワン!」
田中「そうかそうか。あーあ、俺も犬になりてえ。じゃあな、俺仕事だから」
犬「クーンクーンクーンクーン」
田中「おい、ついてくんなよ。遅刻したうえにお前まで連れてったら」
犬「クーンクーンクーン」
田中「ああ、こういうの弱いんだよなー俺。くすぐってえよ」
0013名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/13(月) 22:19:51.36ID:???
犬「バウワウ、バウワウ、ワウ」
田中「てな訳でさー。どうしても俺んとこ離れねえんだよ、こいつ」
鈴木「ふーん、でもよく見ると可愛いじゃないか」
田中「だろー」
佐藤「でもよ、どうする」
田中「どうするって?」
佐藤「田中、お前自分家で飼うつもりか?」
田中「ああ、いや!そんなことしたら大家に追い出されちまう」
佐藤「だろ?俺ん家だってそうさ」
鈴木「ん?ああ、俺だって駄目さ!」
田中「ここでっていうのは駄目かな」
佐藤「ここで?」
田中「うんうん」
鈴木「ん?仕方ねえか」
田中「じゃあ」
佐藤「うん、ただし旦那様には内緒だぞ」
田中「良かった」
犬「バウ」
田中「そうだ、こいつの名前、ダンナサマって言うのはどうだ?」
鈴木「ダンナサマ!?そりゃあいい」
0014名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/13(月) 22:31:24.69ID:???
田中「はははは」
佐藤「へへへへへへ」
鈴木「ダンナサマー。ほらほらほらほら、ダンナサマー」
田中「ダンナサマ、お手は」
犬「バウ」
佐藤「うーん、面白え。ダンナサマ、おまわりは?」
犬「ワンワン」
鈴木「ダンナサマー、チンチンは?」
犬「ワンワンワン」
田中「利口だねえ。こっちのダンナサマは」
雷蔵『おい、田中、佐藤、鈴木!』
田中「あ、あっちの旦那様だ!」
雷蔵『すぐに研究室に来るんじゃ!』
佐藤・田中・鈴木「は、はい!」
0015名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 15:36:37.11ID:???
雷蔵「ノットリダマス様の大予言に恐るべき預言詩があったのじゃ。
深い深い地の底に大いなる輝きあり。何人も手に触れることかなわず、
偉大なる王、それを手に取るものなり。どうじゃ?意味が分かったかな?」
佐藤・田中・鈴木「ぜーんぜん」
雷蔵「そうじゃろう、そうじゃろう。この預言詩を理解できるのはこのワシ一人じゃ」
佐藤「仰せの通りで」
雷蔵「これは地の底に大金塊があるという預言じゃ。この金塊を手に出来るのは世界制覇を目指す偉大なる王、
つまりワシじゃ。よって、これなるブルドーザーと狼で合成獣をつくる」
(ドーン!)
田中「ど、どっから落ちてきたんだ!?あのブルドーザー」
佐藤「あんまり深いことは考えるんじゃないよ」
雷蔵「狼のような嗅覚と、ブルドーザーのようなパワーを備えた合成獣がこのブルドーザーウルフじゃ」
田中「しつもーん!」
雷蔵「なんじゃ、田中」
田中「お話の途中ですが、狼の姿が見えませんが」
雷蔵「フフフフ。そこがシロートの浅間山。本日の材料の狼はこの日本にはもうおらんという説が有力じゃ。
じゃが、多分、一匹や二匹はおるはずじゃろう」
鈴木「あ、安易な」
雷蔵「よって狼はお前たちが調達するのじゃ。例え地面をほじくり返そうが、山の木々を切り崩そうが、見つけ出すのじゃ。よいな?」
佐藤・田中・鈴木「そ、そんな無茶な!旦那様!」
犬「ワンワンワンワンワンワン」
田中「ああ」
0016名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 16:12:14.84ID:???
雷蔵「な、何じゃその犬は」
田中「いや、これはですね、旦那様」
犬「ワン!」
佐藤・鈴木「ああ!」
犬「ワンワン」
雷蔵「おかしいのう」
鈴木「ダンナサマだなんて名じゃございません!」
佐藤「う」
鈴木「この犬…」
佐藤「あわわわわわ」
鈴木「もごもごもご」
田中「そ、そうです、この犬をそのー狼の代わりに」
犬「ワンワンワン」
雷蔵「そんな犬で代わりが務まるのか?」
田中「だ、大丈夫です!旦那様」
犬「ワン!」
田中「わ、わわわわわわ私が責任を取ります」
犬「ワンワン」
雷蔵「分かった。では、合成獣になるのは、田中お前じゃ!」
田中「旦那様ー!」
犬「アウー」
雷蔵「ポチッとな。
あ、でけた!」
ブルドーザーウルフ「バウワウ」
0017名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 16:20:24.55ID:???
麗「もうあんなことさせるから髪もお肌も泥だらけですわ。ん?わ!!はあ、はあ、はあ。大サービス。何よ」
ブルドーザーウルフ「バウワウ。バウワウ。バウワウ」
雷蔵「ワシの屋敷が!ワシの財産が!何を見とんじゃ!さっさと止めさせんか!」
佐藤・鈴木「わ、私たちがですか」
雷蔵「さっさと行かんかい!」
佐藤・鈴木「は、は、はい!(ドーン!)ひえー!」
雷蔵「ひえー!」
麗「お爺様、一体なんの騒ぎですの?」
雷蔵「おお、麗よ」
ブルドーザーウルフ「バウワウ、バウワウ」
麗「これだわ。これを使えばいいんだわ」
雷蔵「何を言ってる。こりゃとんでもない失敗作じゃよ」
麗「いいえ、これこそ私が探し求めていた合成獣ですわ」
雷蔵「こ、これが!?」
麗「久しぶりに怨夜巫女たる血が燃えてまいりましたわ。おーっほっほっほっほっほっほ!」
ブルドーザーウルフ「バウワウ、バウワウ」
0018名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 16:28:47.75ID:???
こだま「じゃあお姉ちゃん、もうちょっとのとこで、有名人だったんだね」
いぶき「そう、惜しかったわ。私ね、大人になったら絶対考古学者になるの」
こだま「あれ?この前はスチュワーデスって言ってなかったっけ?」
いぶき「うるさいわね!女性考古学者、平家いぶき。うふふ、素敵だわー。明日もがんばろっと」
こだま「明日は日曜日だよ。学校休みだろ?」
いぶき「いいのいいの。私一人で掘り出しちゃうの」
こだま「あーあ、張り切っちゃって」
いぶき「ふふん、何しろ女性考古学者ですもん」
0019名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 16:33:56.94ID:???
あげだま「あー!もう化石のカの字も出てこねえよ。何とかならないかな。ワープ郎」
ワープ郎「さあね」
あげだま「もう冷てえな」
ワープ郎「あげだまいぶきちゃんのこととなるとすぐ熱心になるんだもんな‥(テンテン)」
あげだま「そりゃあそうさ!いぶきちゃんは俺の命だもん!」
ワープ郎「(とにかくもう家に帰ろう。エビ天様たちも心配してるぞ)カッコ閉じる」
あげだま「うーん、分かった分かった。よっと!」
ワープ郎「それにやるんだったらもっと効率よくやんなきゃ。例えば複写して大勢で掘るとかさ‥(テンテン)」
あげだま「複写して大勢で?わー!どうしてもっと早く教えてくれなかったんだよ!」
ワープ郎「頭があるだろう。自分で考えろよ、そのくらい。(マル)」
あげだま「う…ちぇ」
0020名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 16:52:35.27ID:???
あげだま「今日中にバッチリ掘り出したら、明日みんな驚くだろうなーイヒヒ」
ワープ郎「取らぬ狸のなんとやら。掘ってみなきゃ分からないぞ。あげだま‥(テンテン)」
あげだま「大丈夫、大丈夫。俺を複写してさ。もうバーン!と掘れば一時間で終わりさ」
ワープ郎「誰のおかげだ?(ハテナ)」
あげだま「分かった分かった、感謝してるよ」
ワープ郎「(なら結構)カッコ閉じる」
あげだま「あ、いぶきちゃん」
いぶき「あら、あげだまくん。手伝いに来てくれたのね」
あげだま「え、あ、うん」
いぶき「嬉しいー」
あげだま「いやあ、俺、昔から穴掘り大好きだったんだ。さーて!」
ワープ郎「あげだま、いぶきちゃんがいるんだから複写は無理だな。(マル)」
あげだま「ああ、いいのいいの。ひとりのほうがねえ」
いぶき「あげだまくん何か言った?」
あげだま「あ、いやあ、何にも」
いぶき「あら、またランドセルしょってきたの?」
あげだま「あー!これね。忘れてた。えーい!」
ワープ郎「あ、う、が。もーうあげだまったらカッコつけやがって!絶対に助けてやらないぞ。(マル)」
0021名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 17:23:46.56ID:???
あげだま「お、やった。げ、石か」
いぶき「ふふん、そう簡単には見つからないわ。何しろ私たちが掘り出そうとしてるのは、イブキザウルスの化石なんですもの」
あげだま「う、うん。そうだよね。へへへへへ。ん、何だ?」
ブルドーザーウルフ「バウワウワウワウ、バウワウワウワウワウ、バウバウワウワウワウ」
いぶき「な、何あれ!」
ブルドーザーウルフ「バウワウワウワウワウ、バウワウワウワウワウ」
あげだま「怨夜巫女だ!」
ブルドーザーウルフ「ワオーン!よいしょっと。フリフリフリフリフリフリ」
あげだま「あ、何しにきたんだ?」
ブルドーザーウルフ「フリフリフリフリフリ。バウ!」
あげだま「危ない!いぶきちゃん」
いぶき「きゃあ!」
あげだま「あぶねーじゃねえか!さっさと出て来い、怨夜巫女!」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほっほ!よく私だと分かったわね。
私も恐竜の化石の発掘に来たのよ。ま、化石の発掘は早い者勝ち。いいわね?絶対に負けませんことよ」
あげだま「何だか騒がしいね。あっち行ってやろうか」
いぶき「そうねー」
怨夜巫女「人の話を聞けー!全く生意気な。さ、ブルドーザーウルフよ。まずは邪魔者を片づけておしまいなさい」
ブルドーザーウルフ「バウワウ」
怨夜巫女「わあ!」
0022名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 17:31:22.59ID:???
ブルドーザーウルフ「バウワウワウワウー」
いぶき「あげだまくん!」
あげだま「俺に任せろ!」
ブルドーザーウルフ「とう!ワオーン」
あげだま「わーあーーれーー。いでで」
怨夜巫女「しばらくそこでおねんねするんだな。やりなさい、ブルドーザーウルフ!」
ブルドーザーウルフ「バウワウ」
あげだま「わあああ!!!」
いぶき「あげだまくん!」
怨夜巫女「おっほっほっほ。平家いぶき、お前はこうしてやる。そーれー。それそれそれそれそれそれ」
ブルドーザーウルフ「バウワウバウワウ、バウワウバウワウ、バウワウバウワウ」
いぶき「きゃあ!」
怨夜巫女「平家いぶき!これで手も足も出ないわね!」
ブルドーザーウルフ「これって私たちも手も足も出ないんじゃないんですかワン」
怨夜巫女「くっ…気づいていたら早く言わんか!ブルドーザーウルフ、何とかしろい!」
0023名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 17:43:11.63ID:???
ブルドーザーウルフ「よっこらしょっと。何とかしました。ぜえぜえぜえ」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほっほ!お前はそこで私の世紀の大発見をゆっくり見物するのね。
おーっほっほっほっほっほっほ!」
ブルドーザーウルフ「パオーン、ワン!」
ワープ郎「結局ボクがいないとダメなんだから。モード変換!」
0024名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 17:59:39.50ID:???
怨夜巫女「さ、ブルドーザーウルフよ。ここ掘れ」
ブルドーザーウルフ「ワンワン。フリフリフリフリフリ」
怨夜巫女「もっともっと掘るのよ!」
ブルドーザーウルフ「ワンワン。よいしょっと。フリフリフリフリフリ」
怨夜巫女「こんなはずはない。ブルドーザーウルフよ。もっともっと掘るの!」
ブルドーザーウルフ「ワン!
怨夜巫女さま、このままでは九鬼大学の校舎が倒れてしまいますワン」
怨夜巫女「構わん。ブツブツ言ってないでさっさと掘りなさいよ」
ブルドーザーウルフ「う、ワンワン」
0025名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 18:16:29.70ID:???
怨夜巫女「もっともっと掘り続ける!」
(ドンガラガッシャーン)
いぶき「きゃあー!」
ブルドーザーウルフ「ワンワン、ワンワン、ワンワンワンワンワンワン、フリフリフリフリフリフリフリ」
怨夜巫女「やったわ。とうとう恐竜の化石を発見したのよ!おーっほっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほっほっほ!」
ブルドーザーウルフ「怨夜巫女さま、これは標本室の標本ですよワン」
怨夜巫女「お黙り!」
ブルドーザーウルフ「ひいい」
怨夜巫女「これこそ世紀の大発見!九鬼ザウルスの化石!どう?平家いぶき!」
いぶき「そんなの化石じゃないわ!」
怨夜巫女「負け惜しみを言うでない。おーっほっほっほっほっほっほ!」
あげだま「ちくしょう、動けねえ」
(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)
あげだま「なんだ?」
ワープ郎「ふう」
あげだま「ワープ郎、助かったぜ!」
ワープ郎「あげだま、その前に言うことがあるだろ。(マル)」
あげだま「まあいいから、いいから。ささ、早くこっから出してくれよ〜」
ワープ郎「もう少し頭を冷やすか?(ハテナ)」
あげだま「あ、ああ!ごめん、許して!ワ、ワープ郎。ワープ郎」
ワープ郎「最初から素直に謝ればいいんだ。(マル)」
0027名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 19:24:42.23ID:???
怨夜巫女「おっほっほっほっほ。どう?平家いぶき。この私にひれ伏して謝るか、それとも私を世界一の考古学者と認めるか」
いぶき「誰が!あんたなんか!」
怨夜巫女「おっほっほっほっほ。平家いぶきよ、ならばそこでずーっと休んでるのね。
世紀の大発見、九鬼ザウルス。なんと素晴らしい輝きなの。おーっほっほっほっほっほっほ!」
(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)
ブルドーザーウルフ「…?」
怨夜巫女「な、な、な、なんだ!」
いぶき「あ、あ」
ブルドーザーウルフ「ああ!」
あげだマン「とう!ここで登場!気合の戦士あげだマンだ!」
いぶき「あげだマン!」
あげだマン「いぶきさん、僕が来たからにはもう安心だ。みんなけちょんけちょんにやっつけちゃうからね」
いぶき「頑張って、あげだマン」
怨夜巫女「や、やっぱり現れたわね。あげだマン。ブルドーザーウルフ、やっておしまい!」
ブルドーザーウルフ「うーワン、ワンワンワンワン」
あげだマン「たあ!」
ブルドーザーウルフ「バウ!」
あげだマン「あーれーー。うわあ」
いぶき「あげだマン!」
0028名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 19:45:04.80ID:???
あげだマン「いて、あ!」
ブルドーザーウルフ「バウワウ。フン」
あげだマン「おお」
ブルドーザーウルフ「フリフリフリフリフリフリ」
あげだマン「ああ、おお、おお、足が」
ブルドーザーウルフ「フリフリフリフリフリフリ」
あげだマン「ああ、手が、ああ」
ブルドーザーウルフ「フリフリフリフリフリフリ」
あげだマン「め、目が回る。め、目が、回る回る」
ブルドーザーウルフ「お、お」
ワープ郎「お、て、と、まわるという言葉に反応したぞ。ということは、解析してやる…(テンテンテン)解析完了。
あげだま、良い作戦が見つかったぞ」
あげだマン「何!?よーし!てやあ!ふん!あっ、あっ、あっ、あっ」
ワープ郎「あげだマン、しっかりしろ!」
あげだマン「あ、ご、ごめん。ワープ郎」
ワープ郎「あげだマン、こいつは犬かも知れない。確かめろ。(マル)」
あげだマン「よーし、分かった。いくぜ、ブルドーザーウルフ。チンチンだ。そーれ、チンチン」
ブルドーザーウルフ「チンチン」
ワープ郎「チンチンにも反応した。(マル)間違いないぞ、こいつはウルフじゃない。犬だ。(マル)あげだマン、気合カードだ。(マル)」
あげだマン「オーケー、ワープ郎。」
0029名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 20:05:29.09ID:???
あげだマン「気合!気合!気合!気合カード!犬の調教師カードだ!たあ!
よーし!」
ブルドーザーウルフ「バウワウ」
あげだマン「犬さん、お手」
ブルドーザーウルフ「ハイ」
あげだマン「よしよし。チンチンは?」
ブルドーザーウルフ「んん、チンチン」
あげだマン「よーし、おあずけ」
ブルドーザーウルフ「バウ」
あげだマン「よーし、今度はこっちの番だ。おまわり」
ブルドーザーウルフ「バウワウワウバウワウワウバウワウワウバウワウワウバウワウワウバウワウワウ」
あげだマン「もっともっとおまわりだ。まわれまわれー」
怨夜巫女「ん?なーにまわってんの!さっさっとあげだマンをやっつけなさい!
あげだマン「まわれー。そーれ、まわれー。たあ!」
田中「やっぱり狼使えばよかったなー!」
怨夜巫女「あんがー」
あげだマン「やった」
いぶき「あげだマン!今の調教師姿素敵だったわ!」
あげだマン「ありがとう、いぶきさん」
怨夜巫女「あげだマン!今日のところはこれで退散するけど、
今度会うときは、けちょんけちょんに叩きのめして差し上げますわよ。おーっほっほっほっほっほっほ!とう!」
あげだマン「消えた。敵ながら謎の多いやつ、怨夜巫女。お前は一体どこから来て、どこへ帰っていくのか」
怨夜巫女「こ、こんなところにいたりして」
0030名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 20:10:03.95ID:???
ケンサク先生「うーん、この前平家が見つけたあれ、絶対恐竜の化石だったんだがなあ」
いぶき「おはようございます!先生」
ケンサク先生・あげだま「お」
いぶき「ふふ」
あげだま「いぶきちゃん、何その恰好。その恰好で穴掘りするの?」
いぶき「これ?んふふ。素敵でしょう。私ね、大人になったら犬の調教師になることに決めたの」
あげだま「え。じゃあ考古学者は?」
いぶき「もちろん、やーめ」
あげだま「そんな(ガクッ)たっはっはー」
いぶき「ふふふふふふふ」
0031名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/15(水) 20:14:47.19ID:???
あげだま「うっひょひょっひょひょー!いぶきちゃんがあげだマンのファンクラブを作ってくれるんだってー」
ワープ郎「そんなに喜んでるとまたアイツが」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!」
ワープ郎「ほうら出た」
麗「ふふん、見てなさい。私が超ビックでビューチホーな怨夜巫女のファンクラブを作って差し上げるわ」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。ファンクラブを作ろう」
あげだま「悪人のファンクラブ作ってどうすんだよー」

次回

『ファンクラブを作ろう』
0032名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/18(土) 18:55:48.50ID:???
あげだま「おはようー!おはよーおはようーおはよう、おはようー!
おっはようー!何やってんの?」
女子生徒A「あんたには関係ないわよ!」
あげだま「お、何やってんの?」
女子生徒A「駄目!」
あげだま「どれどれ」
女子生徒A「駄目!」
あげだま「いぶきちゅわーん」
女子生徒A「駄目!」
あげだま「何だよ、見せてくれたっていいじゃん」
女子生徒A「駄目よ。これは女の子だけの集まりなんですもの」
女子生徒たち「ねー!」
あげだま「おせーてよ。ねえねえ」
女子生徒A「駄目だもん」
女子生徒たち「ねー!」
あげだま「ケチンボ」
いぶき「出来た!」
あげだま「何が出来たの?いぶきちゃん」
いぶき「あ、あげだまくんこれよ」
女子生徒A「え、教えちゃうの?」
いぶき「あげだマンファンクラブ会員募集」
0034名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/18(土) 19:15:08.37ID:???
あげだま「ファンクラブっていうのは、アイドルなんかをありさーっとかって応援する組織のこと?」
いぶき「そうよ。あげだマンはなんたって私たち女の子のアイドルですからね」
女子生徒A「そうそう、アイドルよ」
女子生徒B「会員を一杯集めて、あげだマンが悪者と戦うときにみんなで応援しようと思ってるの」
あげだま「いいね、いいね、最高だね!ますます気合が入るぜ!」
いぶき・女子生徒たち「ええ?」
女子生徒A「何であんたが、喜ぶのよ!」
あげだま「あ、いや、その、あ、あげだマンなら多分喜ぶんじゃないかなーとか思っちゃったりして。へへへ。あははははは」
いぶき「ねえねえ、それよりファンクラブの会員は何をするか決めましょうよ」
女子生徒たち「さんせーい!」
あげだま「あー賛成ね、あはははは、いやいや、へへへへ、へへへ、へ」
ワープ郎「いつまでヘラヘラしてるんだよ」
ウーロン茶「そういうことならこのポクにお任せネ」
あげだま・いぶき・女子生徒たち「うわあっ」
0035名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/18(土) 19:42:50.57ID:???
ウーロン茶「逆さ辮髪」
いぶき「ウーロン茶くん」
ウーロン茶「アチョー!イー!」
女子生徒A「あんたは、引っ込んでなさい!」
ウーロン茶「アチョー!…」
女子生徒A「さあ、これで落ち着いて相談できるわ」
ウーロン茶「ちょっとモーメント」
あげだま・いぶき・女子生徒たち「うわっ」
ウーロン茶「あげだマンは女の子だけのアイドルじゃないネ」
いぶき「そう言われてみれば、弟のこだまも大のあげだマンファンだわ」
ウーロン茶「そう、あげだマンは、みんなのヒーローネ。ここは男女年齢を問わず、ファンクラブの会員はひろーく集めるのがよろしいネ」
いぶき「そうね、男の子もいれてあげましょう」
女子生徒A「まあ、結構マトモなこと言うじゃないの」
あげだま「でもあげだマンは男やばあちゃんの会員は喜ばないとおも…」
ウーロン茶「アチョー!」
あげだま「んん!もごもごもごもご」
ウーロン茶「ファンクラブの会員は全員バッチを1個10円で買って、胸につけるネ」
いぶき「良い考えだけど、お金取るの?」
ウーロン茶「もちろんネ。儲けの半分はポクが取るとして、あとの半分で会員だけ読めるあげだマン新聞とかファン雑誌を作る費用にすればいいネ」
いぶき「わあ、本物のアイドルのファンクラブみたい!そうだ、どうせなら会員証も作っちゃいましょう」
ウーロン茶「グッドアイデアネ。それ僕作るネ」
いぶき「私会員番号1番!」
女子生徒A「じゃあ2番!」
女子生徒B「3番!」
女子生徒C「4番」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!庶民の皆さんおはよう。朝っぱらから何のご相談かしら」
ツリパン「ひそひそひそ」
麗「なるほど。あなたたちあげだマンのファンクラブを作るそうね」
いぶき「そうだけど…」
0036名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/18(土) 20:18:25.57ID:???
麗「あなたたち気は確か?だいたいあげだマンというのは、
だっさい恰好したイカレポンチのくせに、どこにでもほいほい出てくるお調子者のノーテンキ坊やのことでしょう?
あんな表六玉を応援するなんて、ははん、笑っちゃいますわ」
いぶき「そ、そんな」
あげだま「何だと!何でそこまでお前に言われなきゃなんねえんだよ!だいたいひょうろく玉って何だよ!」
いぶき「あ、あげだまくん。自分のことでもないのになにムキになってるの?ちょっと落ち着いて」
あげだま「お、おう」
麗「まあいやですわ。野蛮ですわ。オツムにポッポッポ血がのぼって、まるで原始人の人みたいですわ。
ま、無理もありませんわね。なんてったって原始あげだまってなもんですから。おーっほっほっほっほっほっほ!」
ツリパン「麗さま、お上手です」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!私って冴えてるわ」
ツリパン「大天才です!」
麗「ふふん、でも座布団一枚なんて言ったらしらけちゃいますわね」
親衛隊員A「わ、あああ、うう」
麗「とーにかく!あんなお下品で不細工なヒーロー気取りの唐変木、なおかつトンマですっとこどっこいで、
おまけにドテカボチャのアーパーダマンなんて、お尻ペンペンで、お腹のラッパがプーですわ!」
いぶき「なんで麗さんがあげだマンのことをそんなに悪く言うわけ!?」
女子生徒A「そうよそうよ!あげだマンは強くてかっこいいスーパーヒーローなのよ」
女子生徒B「いつだって、ヘンテコリンな合成獣をやっつけてくれるじゃない」
0037名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/18(土) 20:38:22.06ID:???
いぶき「それにそれに!あの小学生なのか何だか分からないけど、どぎつくて悪趣味なコスチュームで、
あと1、2年もすれば崩れだしそうな老けた体のオタンコナスの、」
一同「…」
いぶき「怨夜巫女のコンコンチキなんかもけちょんけちょんにして、お尻ペンペンのお腹のラッパが、プーだわ!
はっ!わ、私ったら…あ、あのぉ、とにかく私たちあげだマンのファンクラブを、作ることにしたわけなの」
ツリパン「あ、れ、麗さま!」
麗「…へ…へ…は……へ…は…おーっほっほっほっほっほっほ。よーく分かりました。
そっちがあげだマンのファンクラブを作るのでしたら、こっちは怨夜巫女のファンクラブを作りますわ」
一同「えー!」
ツリパン「麗さま、何で悪人の怨夜巫女なんかのファンクラブを」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!これからは良い子ちゃんぶってるヒーローなんて流行りませんわ。なんたって女の悪役の時代ですわ!」
一同「はあ」
麗「いい?いぶきさん。どっちのファンクラブの会員が多くなるか競争しませんこと?」
怨夜巫女「それは構わないけど、オタンチンの怨夜巫女が相手じゃ勝負にならないんじゃないかしら」
麗「何よ何よ、あんたたちには絶対負けませんことよ」
女子生徒たち「…っ」
ワープ郎「おかしなことになってきたぞ…(テンテンテン)」
0038名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/18(土) 21:05:05.31ID:???
エビ天「あげだま!お久しぶりに大変じゃ」
オカメ「のんびり寝ている場合じゃありませんよ」
あげだま「なに朝っぱらから」
ワープ郎「もっと寝ていたい。(マル)」
エビ天「これを見ると目が覚めるぞい」
あげだま「なんだこりゃ!」
エビ天「怨夜巫女のファンクラブに入った人には、
怨夜巫女グッズと、ゲームマシンフォアグラ2と、ゲームソフトノットリ通信怨夜巫女が貰えるそうじゃぞ」
あげだま「なんだって!」
オカメ「それだけじゃないわよ。雷蔵ふりかけ、麗ちゃんラーメンと、お弁当まで付くんですって」
あげだま「麗のやつ、金にあかせてとんでもねえことやってくれるぜ」
ワープ郎「新聞の二面ぶっ通し広告なんてすごい!(ビックリマーク)」
オカメ「さあ、こうしちゃいられないわよ。あげだまちゃん」
あげだま「ああ!」
エビ天「カメさんや、早く行ってゲームを貰ってくるんじゃ」
オカメ「そうね、ふりかけとカップラーメンのおまけも楽しみですね」
エビ天「楽しみ」
あげだま「ありゃりゃ」
ワープ郎「あげだま、エビ天様やオカメ様の心を動かすとは、こりゃものすごーい人が集まるぞ!!(ダブルビックリ)」
あげだま「ああ…」
0039名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/18(土) 21:46:25.35ID:???
「がやがや」
佐藤「えー、本日は、怨夜巫女ファンクラブ結成式にどうのこうの」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!へちゃむくれ平家いぶきの泣きっ面が楽しみですわ」
鈴木「お嬢さま、お支度を」
麗「え?んふふ、見てらっしゃい。あげだマン」
佐藤「それでは、本日のヒロインである我らが怨夜巫女さまに登場して…あれ」
男性A「いやあ、いいもの貰いましたな」
男性B「なかなかおつな弁当でしたな」
佐藤「あ、あの、皆さん。これからですね。本日のメインイベントの」
「がやがや」
佐藤「だあ」
鈴木「おーい、何やってんだ。怨夜巫女さまはもうスタンバってるぞ。早く紹介しろよ」
佐藤「し、しかし」
鈴木「早く」
佐藤「それでは、我らがヒロイン、怨夜巫女さまどうぞー」
怨夜巫女「いえーい、みんなー!なんだぁ!?
貰うもの貰って弁当食べたらバイバイ。一般庶民の浅ましさには呆れてしまいますわ」
ツリパン「みんながあげだマンのほうへ行っても僕らは麗さまが応援する怨夜巫女さまの味方です」
親衛隊員A「でも麗さまはどこ行ったんだ」
ツリパン「背中にワッペンも付けました」
親衛隊員A「間違って貼っちゃったけどね」
(ドカッ)
親衛隊員A「いて」
ツリパン「それでは、フレーフレーおんよみこ」
親衛隊員A「ゴーゴーラブリーおんよみこ」
怨夜巫女「うう、余計惨めですわ。ジロ」
ツリパン「フレーおんよみこ…」
親衛隊員A「おんよみこ…」
0040名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/02/18(土) 22:10:42.34ID:???
いぶき「本日は、あげだマンファンクラブ結成式に、こんなに多くの方々に集まっていただきまして、大変喜ばしく思います。
間もなくあげだマンの登場となりますが、それまでにバッジ、会員証などをお買い求めください」
ウーロン茶「はいはい、お買い物はこっちネ」
こだま「あげだマングッズ色々あるよー。ここでしか買えないよー」
ウーロン茶「会員証もバッジも10円ネ」
こだま「沢山用意してあるから順番に来てねー」
女性A「怨夜巫女のファンクラブじゃバッジも会員証もタダだったわよ」
女性B「タダにしなさいよ」
ウーロン茶「それは出来ないないものねだり」
女性B「ケチケチしないの」
女性C「ちょっと、割り込みやめてよ!」
男性C「ああ、すいません」
いぶき「喧嘩しないでください」
女性C「私が先にいたんだからね!もう」
ワープ郎「すごい人気だ。(マル)」
あげだま「よーし、ワープ郎。あげだま変換だ」
ワープ郎「あまり気合エネルギーの無駄遣いはさせたくない。(マル)」
あげだま「いいのいいの」
0041名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/18(土) 22:16:16.92ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ!」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0042名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/02/18(土) 22:36:50.27ID:???
あげだマン「はっはっはっは」
「わー」
あげだマン「大宇宙に光あり。この光、愛の光、気合の光、今この世の悪を無くすため、」
いぶき「わあ、あの大げさなポーズ。だらだらと長い前口上、あれぞ正義のヒーローだわ。あげだマンほんとに来てくれたのね」
女子生徒A「素敵だわ〜(バタン)」
あげだマン「見参!気合の戦士あげだマン!てやあ!」
「わー」「あげだマーン」
いぶき「あげだマン、来てくれてありがとう」
あげだマン「いやあ、僕のためにこんなに沢山の人が集まってくれたんですから」
男性D「いいぞーあげだマン。なんかやれー」
あげだマン「ありがとう、ありがとう。それでは、私あげだマンがお送りするアクションショーをお楽しみください」
ワープ郎「あんまり調子に乗るなよ。あげだマン」
あげだマン「てやあ!」
『複写』
あげだマン「たあ!」
いぶき「わあ、あげだマンが二人!?」
あげだマン「行くぞ!」
いぶき「素敵!」
あげだマン「てやあ!とう!」
いぶき「う、眩しい」
あげだマン「てやあ!気合!気合!気合!」
ワープ郎「あげだマンったらそこまでやっちゃう」
いぶき「すごいすごい」
あげだマン「てやあ!ダブルフリスベー!ふん」
怨夜巫女「いで」
「パチパチパチパチパチパチ」
あげだマン「どうも。どうもどうも」
怨夜巫女「くぅ、おのれ、あげだマンめ。この恨み、必ず晴らしてみせますわ」
0043名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/02/19(日) 22:53:11.01ID:???
麗「うっ、うっうっ」
雷蔵「よしよし、もう泣くな。ワシが良い預言を探してやろう。あーこれなんか良いんじゃないか?」
佐藤「あーあ、またろくでもない預言に決まってるさ」
田中・鈴木「うんうん」
雷蔵「気合の戦士には人気の戦士を。名品に包まれ、全部でなくあつくない人気の戦士、気合の戦士をめげさせるなり。うーむ」
麗「うーん、ずいぶん難しい詩ですわ」
雷蔵「うーん、なんじゃ分かった。気合の戦士には人気の戦士をというのは、
あげだマンに対抗するのはメチャ人気がある戦士をつくれと言うんじゃ」
麗「なるほど。でもそんな戦士なんていませんわ」
雷蔵「合成マシーンでつくればいいんじゃ。そこで預言詩の続きじゃが、
名品に包まれというのは、ブランド品で固める。全部でなくあつくないは半分寒い」
麗「分かかりましたわ!半分寒いでハンサム!」
雷蔵「ブランドを着てハンサムな戦士をつくれと言うことじゃ」
佐藤・田中・鈴木「…」
麗「ということは、今回の合成獣にはこの3人は使えないってことね」
佐藤・田中・鈴木「やったー!」
麗「ハンサムでないと使えないんですもんね」
鈴木「ブ男で悪うござんした」
田中「どうせ失敗するから関係ないよな」
麗「そんなところでいじけてないで、ブランド品の似合うハンサムな男探してらっしゃい!」
雷蔵「その必要はない」
麗「え?」
雷蔵「その条件に合うピッタリな男の子がいるじゃないか」
麗「ピッタリの男の子?」
0045名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/02/19(日) 23:12:41.30ID:???
怨夜巫女「役者は揃いましたわね。光が目を覚まさないうちに、ブランド品と一緒に合成マシーンに入れちゃいなさい!
おーっほっほっほっほっほっほ!」
雷蔵「(うーむ、麗も頼もしくなったもんじゃ)」
怨夜巫女「…///」
ブラハンマン「ハーイ、ハニー。フフ」
雷蔵「ブランド品だらけでハンサムな戦士じゃから、略してブラハンマンじゃ」
ブラハンマン「待たせてごめんね、レディ。人気の戦士ブラハンマン。よろしく」
怨夜巫女「うう、うう。駄目駄目駄目。私としたことが、ブラハンマンの魅力に心奪われるところでしたわ」
雷蔵「これであげだマンのファンはみんなブラハンマンになびくこと請け合いじゃ」
怨夜巫女「でもブラハンマンって強いんですの?」
ブラハンマン「おお、ベイビー。よしてくれよ。この僕に力仕事させようってのかい?」
怨夜巫女「お爺様」
雷蔵「心配はいらん。やられ役モンスターをつくって、ブラハンマンに戦いの真似事をさせるんじゃよ」
田中「まさかそのやられ役モンスターっていうのは、私たちがなるのでは」
雷蔵「ピンポーン!じゃ」
佐藤・田中・鈴木「えええええええ!やっぱり」
0046名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/19(日) 23:23:49.63ID:???
やられ3号「あーあ、やんなっちゃったなー」
やられ3号・やられ3号「あーあ」
やられ1号「やられ1号」
やられ2号「やられ2号」
やられ3号「やられ3号。こんなんばっか」
雷蔵「やられ1号2号3号!シャキッとせんか!給料カットするぞ!」
やられ1号「やられ1号鈴木!」
やられ2号「やられ2号佐藤!」
やられ3号「やられ3号田中!」
やられ1号・やられ2号・やられ3号「ガオー」
怨夜巫女「おっほっほっほっほ!これであげだマンを惨めのどん底に突き落として差し上げますわ。おーっほっほっほっほっほっほ!」
0047名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/19(日) 23:25:30.42ID:???
やられ3号「あーあ、やんなっちゃったなー」
やられ2号・やられ1号「あーあ」
やられ1号「やられ1号」
やられ2号「やられ2号」
やられ3号「やられ3号。こんなんばっか」
雷蔵「やられ1号2号3号!シャキッとせんか!給料カットするぞ!」
やられ1号「やられ1号鈴木!」
やられ2号「やられ2号佐藤!」
やられ3号「やられ3号田中!」
やられ1号・やられ2号・やられ3号「ガオー」
怨夜巫女「おっほっほっほっほ!これであげだマンを惨めのどん底に突き落として差し上げますわ。おーっほっほっほっほっほっほ!」
0048名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/19(日) 23:33:29.68ID:???
いぶき「昨日に引き続きまして、あげだマンファンクラブ『ファンの集い』にお集まりいただきましてありがとうございます。
それでは、あげだマンに登場していただきまーす!」
あげだマン「はっはっはっはっは」
いぶき「日本全国津々浦々にやってきました気合の心、お茶の間に愛を届ける正義の戦士あげだマン。さあ、今日は体育館屋根からの登場でーす!」
あげだマン「とう!」
こだま「はい、拍手ー」
あげだマン「気合の戦士あげだマン見参!」
女の子たち「キャー素敵ー」「あげだマーン!」
あげだマン「いやー参っちゃったなー。アイドル以上の人気だぜ」
ワープ郎「参ってる顔じゃない。(マル)」
0049名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/19(日) 23:39:43.10ID:???
いぶき「ハイ」
あげだマン「んっ、ぐっ、ん、んぐっ、終わった」
女子生徒B「あげだマン、次は握手のほうお願いします」
あげだマン「は、はい」
0050名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/19(日) 23:58:29.81ID:???
あげだマン「あの人たち全員と握手すんの?うーん、こうなりゃヤケクソだ。気合で頑張るぞ。
うーん、はい。握手!はい。握手!はい!はい!はい!はい!はーい!
ああ、終わった、もう駄目」
いぶき「あげだマン、お疲れさま。少し休んだら?
あげだマン「いやあ、僕の握手やサインが社会のためになると思うと、このくらいどうってことないっすよ」
いぶき「さすがあげだマンね!それじゃあ明日のチャリティーゲートボール大会も出て頂けるかしら」
あげだマン「明日?」
いぶき「養老院から、是非あげだマンに来てもらって、お年寄りとプレイして下さいって申し込まれたの。
それから明後日は幼稚園と保育園でお遊戯会。明々後日…」
あげだマン「そ、そんなにあるの?」
いぶき「ええ、3ヶ月先まで一日も休みはないわ」
あげだマン「ガーン。もう見ただけでぐったりしました」
0051名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/02/20(月) 00:06:18.47ID:???
「わー」「きゃー」
やられ1号・2号・3号「ガオガオガオー」
やられ3号「ガオー。満員電車で迷惑でガス」
男の子A「臭い」
やられ3号「酒とタバコ、ストレスで胃がボロボロだから、効くもんねー」
あげだマン「いぶきさん、危ないから下がってて」
やられ1号・2号「ガオー」
あげだマン「たあ!あた」
やられ1号・2号・3号「ほれ。それそれ」
あげだマン「あた。ワープ郎、データはまだ揃わないか?」
ワープ郎「もう少しだ。(マル)」
やられ2号「ふっふっふ。俺たちの必殺技を受けろ」
やられ1号・2号・3号「がーぺっぺっぺっぺっぺっ」
あげだマン「わーやめろ!汚ねえ」
ワープ郎「あげだマン、一応データは揃ったけど…(テンテンテン)」
あげだマン「よーし、気合!気合!気合!あれ」
ワープ郎「あげだま、気合エネルギーのレベルメーターを見てみろ。(マル)」
あげだマン「気合エネルギーがほとんどない!」
やられ1号「えーい」
あげだマン「どうしよ、ワープ郎…わああ!!」
やられ1号「飛んでけー!」
いぶき「あげだマン!」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほっほ!」
0052名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/02/20(月) 00:35:16.69ID:???
あげだマン「くっ、また怨夜巫女か」
怨夜巫女「あげだマンの時代はもう終わったのよ。これからは、ここにいるブラハンマンの時代ですわ」
ブラハンマン「とりゃあ!」
「わー」「誰ー?」
ブラハンマン「人気の戦士、ブラハンマン。よろしく」
女の子A「あーかっこいい」
女の子B「見てみて。ジャネルのスカーフだわ」
女の子C「ベルトもヴトンだし、マスクもミナリッチよ」
女の子たち「おっしゃれー」
ブラハンマン「人々を困らせる悪い怪獣たちめ。この僕が相手だ」
やられ1号・2号・3号「たあー!」
ブラハンマン「とう」
やられ1号「わあ」
ブラハンマン「やあ」
やられ2号「いたい」
ブラハンマン「それ!」
やられ3号「おー」
やられ1号・2号・3号「ぐわあ、やられたー」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほっほ!ブラハンマンはルックスも力もあげだマンより上ですわ」
ブラハンマン「はーい、エビバディ。あげだマンなんか古いぜ。これからは、この僕、ブラハンマンを応援してくれるよね。オーケー?ベイビー」
女子生徒A「私断然ブラハンマンのファンになるわ」
女子生徒B「私も」
あげだマン・いぶき「ああ…」
「私もー」「俺もー」
ウーロン茶「ブラハンマングッズはこちらだヨ」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほっほ!ついにあげだマンに勝ちましたわ。やっぱ一般庶民はブランド品に弱いのね」
ブラハンマン「助けてくれー」
怨夜巫女「え?」
0053名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/02/20(月) 00:52:33.54ID:???
「ジャネルのスカーフは私よ!」「ルイヴトンは私よ!」「アラーニのスーツは俺だ!」
怨夜巫女「まずいわ!裸にされたら大変なことになってしまうわ!阻止しなさい!」
やられ1号「ああ」
やられ3号「阻止しろったって、なあ」
やられ2号「なあ」
ブラハンマン「助けてー!た、す、け、て…」
あげだマン「わ、ああ。ああ。すごいね」
0054名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/02/20(月) 01:02:36.64ID:???
女子生徒A「ズボンもブランド品だわ。私もーらい!」
女子生徒B「じゃあ私はミナリッチのマスク!」
ブラハンマン「んーちょっと、やめれってば」
女子生徒A「もらいもらい」
女子生徒B「もらいー」
ブラハンマン「駄目だよー」
怨夜巫女「ああ…ああ」
「ああ」「うわ」
佐藤・田中・鈴木「うう。ぐああ」
怨夜巫女「一般庶民がここまで浅ましいとは思いませんでしたわ」
光「いてて、何だどうした。は、はれ、恥ずかしいー!ひえー!」
あげだマン「あれ?今の光じゃねえか?」
こだま「ブラハンマンも、ノットリダマスの合成獣だったんだ」
いぶき「ごめんなさい!あげだマン。私が間違っていたわ。
あげだマンは正義の味方であって、人気アイドルのようにファンクラブを作ってちやほやする存在じゃないのよね」
こだま「あんなことであげだマンに気合を使わせた僕らがいけなかったんだ。ごめんよ、あげだマン」
あげだマン「いや、調子に乗った僕もいけなかったんだ。良い教訓になったよ。ありがとう。じゃあ」
ワープ郎「エネルギーがないから移動は出来ませんよ」
あげだマン「ああ、そっか。ええ、それじゃあ。いぶきさん、こだまくん、さ、さらばー」
0055名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/02/20(月) 01:07:33.37ID:???
いぶき「あげだマーン、私とこだま、どんなことがあってもあげだマンのファンだからねー」
こだま「そうだよー」
あげだマン「ありがとうー」
こだま「やっぱりすごいや、あげだマン」
いぶき「そうよねー」
あげだマン「へえ、疲れた」
ワープ郎「(今回のあげだマンは全然いいところがなかったね)カッコ閉じる」
あげだマン「ん。へへ、次は頑張るよ。ね」
0056名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/02/20(月) 01:15:05.99ID:???
麗「ねーえ、ダーリンってばー」
あげだま「わあ、ああ、麗寄るな。気持ち悪い」
いぶき「知らなかったわ。あげだまくんたちってそういう関係だったのね」
あげだま「違うんだ!いぶきちゃん。これには」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!女の嫉妬って醜いわね」
あげだま「次回、ゲンジ通信あげだま。麗とあげだま同棲中!?」
いぶき「あげだまくんなんて、大嫌い!」

次回

『麗とあげだま同棲中!?』
0057名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/02/27(月) 22:26:18.30ID:???
麗「〜♪よっ」
(ベチャ)
麗「…う。
まあ、これも致し方ないでしょう。名人は一日にしてならずですわ」
佐藤「ああ、普通卵1ダースも割りゃあ、それなりに形になってくるもんだがな」
田中「いやいや、あれは意外と運動神経に関係あるのかもよ」
鈴木「何だよそれ」
(ベチャ)
佐藤・田中・鈴木「わー!」
麗「ああ…えーい!どうせ頂くなら殻入れたほうが健康によろしくてよ!」
田中・鈴木「ああ…」
佐藤「何でそうやることがいちいち大雑把なんだ…」
麗「へいへいへいへい!固い殻だって砕いて砕いて砕いてしまえば何にも残らなーい!」
佐藤「どうなってんの、ここの一族は」
雷蔵「まだかなまだかなワクワク」
0059名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 19:35:09.54ID:???
麗「おー!懐かしいのう。ワシゃ小さい時分これが大好きだったんじゃよ」
佐藤・田中・鈴木「ああ」
雷蔵「あーもぐもぐもぐ…む。おお。うううう」
麗「わあ、お爺様、どうなさったの!?」
佐藤・田中・鈴木「あわわわわわ」
雷蔵「れ、麗よ。ワシもここまでのようじゃ。お前には最後まで寂しい思いをさせて済まんかったなー」
麗「お爺様…」
雷蔵・麗「ああ…」
雷蔵「おお、ご先祖様のお迎えじゃ。
それではサラバじゃ、麗よ。今後ますます九鬼の家を盛り立ててくれ」
麗「あ、待って!お爺様ー!」
雷蔵「麗や」
麗「お爺様ー!ああっ、うう、麗を、麗をひとりぼっちにしないでー!」
雷蔵「麗や…」
麗「うう‥うう…」

雷蔵「というのは、冗談にしても。麗よ、この卵焼きちーっとも甘くないんじゃが」
麗「ええ?お爺様、これは卵焼きではなく、プレーンオムレツです。それに私、甘い卵焼きなんて食べたことございません
雷蔵「何を言う。昔から子供の好きなものベスト3に数えられるお母さんの作った卵焼きは、甘いものと相場が決まっておる。
お前、母親の卵焼きを食べたことないのか?ああ!」
麗「!
お母さまの卵焼きを食べたことがなーい!」
0060名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 19:35:34.87ID:???
雷蔵「おー!懐かしいのう。ワシゃ小さい時分これが大好きだったんじゃよ」
佐藤・田中・鈴木「ああ」
雷蔵「あーもぐもぐもぐ…む。おお。うううう」
麗「わあ、お爺様、どうなさったの!?」
佐藤・田中・鈴木「あわわわわわ」
雷蔵「れ、麗よ。ワシもここまでのようじゃ。お前には最後まで寂しい思いをさせて済まんかったなー」
麗「お爺様…」
雷蔵・麗「ああ…」
雷蔵「おお、ご先祖様のお迎えじゃ。
それではサラバじゃ、麗よ。今後ますます九鬼の家を盛り立ててくれ」
麗「あ、待って!お爺様ー!」
雷蔵「麗や」
麗「お爺様ー!ああっ、うう、麗を、麗をひとりぼっちにしないでー!」
雷蔵「麗や…」
麗「うう‥うう…」

雷蔵「というのは、冗談にしても。麗よ、この卵焼きちーっとも甘くないんじゃが」
麗「ええ?お爺様、これは卵焼きではなく、プレーンオムレツです。それに私、甘い卵焼きなんて食べたことございません
雷蔵「何を言う。昔から子供の好きなものベスト3に数えられるお母さんの作った卵焼きは、甘いものと相場が決まっておる。
お前、母親の卵焼きを食べたことないのか?ああ!」
麗「!
お母さまの卵焼きを食べたことがなーい!」
0061名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 19:46:39.66ID:???
雷蔵「あ、いやすまん!ワシが悪かった。
卵焼きなどという下々の味、お前が知る訳ないと今ワシゃしもじも反省しておる」
佐藤・田中・鈴木「…」
麗「お父様もお母さまも朝のコーヒーは、ブラジルで飲み、ランチはドイツ、ディナーは南極と、世界中を飛び回り、一時も家にいられない
もう!それというのもみんなお爺様のせいだわ!」
雷蔵「ワシの?」
麗「そうよ。お爺様さえ普通の老人だったら。一代で巨万の富を築かなかったら。うわーん!」
雷蔵「待て、麗!何をしとる。早く追わんか!」
佐藤・田中・鈴木「は、はい!」
雷蔵「麗…」

麗「お爺様なんて、お爺様なんて、大嫌い!」
0062名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 19:59:20.86ID:???
ツリパン「おーほ!今夜はすき焼きか!
おネギにお豆腐、シラタキさん。ああ、もうガマンできない。いっただきまーす」
ツリパンの母「こら!カツオ」
ツリパン「う」
ツリパンの母「父ちゃんが席についてからにしなさい」
ツリパン「ちぇ」
麗「ちょいと!お邪魔しますわよ」
ツリパン「あ、あの声は…」
ツリパンの父「これはこれは麗お嬢さま、九鬼会長にはいつもお世話になっております。今日はまたわざわざお越し頂きまして」
麗「お爺様と喧嘩して家出してきたの。しばらく泊めてもらうわよ」
ツリパンの父「それはもう。ああ、ちょうど良かった。今日は半年ぶりのすき焼きなんです」
0063名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 20:14:19.65ID:???
ツリパンの父「がははははは。ははは。どうか召し上がってください。
いやあこんなことなら、麗さまのために松坂牛の霜降りの一番いいところを買ってくるんでしたのに。
あいにくスーパーのすき焼き用のパックで」
ツリパンの母「あんた!おほほ。麗さまの口には合わないと存じますが」
ツリパンの父「コラ!肉ばっかりじゃなく、野菜も食べなさい」
ツリパン「いってー」
ツリパンの父「げへへ。これがわしの分と。へへへへ」
ツリパン「ずるいよ父ちゃん」
ツリパンの父「げへへへ。早いもの勝ちだもん」
ツリパンの母「ほらほら、こぼして。何ですね、お父さんまで」
ツリパン「やーい、父ちゃん怒られてやんの」
ツリパンの父「いやあ、こら参ったな」
ツリパンの父・母・ツリパン「あはははははは」
麗「いつもこうなの?」
ツリパンの父・母・ツリパン「え」
ツリパン「い、いえ。いつもはこんなご馳走じゃないんです。今日は特別…」
麗「そんなことを聞いてるんじゃありません。私が知りたいのは、食事のときいつもこんな賑やかなのかということです」
ツリパン「すいません、お騒がせしちゃって」
ツリパンの父「ああ、ほれ、母ちゃん。麗さまにどんどんお代わりだ」
ツリパンの母「ああ、そ、そうね」
ツリパンの父「そっちのほうがよく煮えてるんじゃないか」
ツリパン「ああ!それ俺が狙ってたのに!」
ツリパンの母「またお前は。誰に似たんだろうね」
麗「麗帰るっ。とう」
ツリパン「どうしちゃったんだろう、麗さま」
ツリパンの父「さ、さあな」
0064名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 20:20:23.10ID:???
麗「なによ、ツリパンったら。私のこと無視して親子で盛り上がっちゃったりして。
でも、これからどうしよう。
…うっ…!………お父様、お母さま!麗はこんなにひとりぼっちです!」
車「バッキャロー信号はもう変わってんだよ!」
麗「あが」
0065名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 20:29:01.16ID:???
あげだま「うーん」
ワープ郎「あげだま、方程式っていうのは式が必要なんですよ。(マル)」
あげだま「分かってるよ。お?ん、クンクン」
オカメ「あげだまちゃん、お勉強大変ねー」
エビ天「デザート持ってきてやったぞい」
あげだま「デザート!サンキュー!よーし、一息いれるかー!」
ワープ郎「だめだめ。さっきから一息いれっぱなしで全然はかどってない。(マル)ボクがもらっとく。(マル)」
あげだま「ああ、お前!ワープロがリンゴ食うのか!おい!」
ワープ郎「食べたらすぐ寝ちまうあげだまにはもったいない。(マル)ー」
0066名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 20:41:24.84ID:???
麗「暗くなってきましたわね」
「てめえコラ!俺のリンゴを返せよー!」「いやですねー」「おい、俺のリンゴ!」
麗「こ、ここはお化け屋敷」
0067名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 20:43:06.96ID:???
ワープ郎「問題ひとつにつき、リンゴ一切れやる。(マル)」
あげだま「俺はサルか」
オカメ「あげだまちゃん、ワープ郎ちゃん、やめなさい。
ほらほらやめなさい」
エビ天「二人とも。カメさんが優しく言ってくれとるうちにやめないと知らないから。いー」
オカメ「お前たち、聞かんのも大概にせいやー!」
あげだま・ワープ郎「ぎゃあああああああ」
麗「わあああ。あれー」
あげだま・ワープ郎「うわああああああああ」
麗「すっと」
0068名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 21:01:53.31ID:???
あげだま「リ、リンゴ…あ、うわあ、あ、いてて」
麗「ようやく目が覚めたようね」
あげだま「なに!?」
麗「あまり重いので捨てようかと思いましたわ」
あげだま「れ、麗!なんでお前がここに!?」
麗「ふふふ。お化け屋敷に住んでいるとは、いかにもあなたらしい非常識さね。まあ、いいわ。今夜はここに泊まるわよ」
あげだま「なんだって!」
麗「いいじゃない。どうせ一人暮らしなんでしょう?見るからにオンボロだし、全然私の趣味じゃないけど、我慢しましょう。
じゃあ、私はお風呂に入りますから」
あげだま「じゃあって、おい!」
麗「入浴中に夕餉の用意を済ませるのよ。最近はイタリアンが好みなの。終わったら上の部屋を整えること。ああ、それと」
あげだま「まだあんのかよ!」
麗「覗いちゃだめよ」
あげだま「///。誰が覗くか!んなもん!」
エビ天「どうやら家出のようじゃのう」
あげだま「お、ああ」
オカメ「だとすれば、よっぽど辛いことがあったんでしょう。せっかくだから泊めておあげ」
あげだま「何言ってんだよ!ばっちゃん達のことばれちゃまずいだろう」
オカメ「私たちのことなら、心配ないわ」
エビ天「女の子がひとりぼっちであんな寂しそうな顔してたらほっとけんじゃろうがな」
あげだま「あいつのどこが寂しそうなんだよ!」
エビ天「へへへ。あげだまはまだまだ群青、いやいやいや青いのう」
麗「♪

ブクブクブクブクブクブクブクブクブク。ぷはーっ!し、死ぬかと思った」
0069名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 21:20:44.08ID:???
(prrrrrrr…prrrrrrr…)
ワープ郎「もう、何でボクまでこんなことしなきゃいけないんだ‥(テンテン)」
あげだま「仕方ねえだろ。今度だけだからさ」
ワープ郎「うちは旅館じゃない。(マル)」
あげだま・ワープ郎「げほ、ごほ、ごほごほ」
0070名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 21:38:08.65ID:???
(prrrrrrrr…prrrrrrrr…)
いぶき「遅いわねぇ、あげだまくんたら。せっかくクッキーおすそ分けしようと思ったのに」
(prr…カチャ)
いぶき「あ、あげだまくん?」
麗「いいえ、違います」
いぶき「ああ、ごめんなさい、間違えました。いっけない。あわてんぼさん。もしもし?」
麗「だから、ここはあげだまの家かも知れませんけど、私あげだまじゃありません」
いぶき「そ、その声は、麗さん!どうしてあなたがそこに?」
麗「あーら、どうもちんくしゃな声だと思ったら平家いぶきさんね。私?私は今日からここに住むことになったんですのよ」
いぶき「麗さんと、あげだまくんが…」
あげだま「よう、誰からだ?」
麗「あら、ダーリン」
いぶき「あ、ダ、ダーリン‥」
0071名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/22(水) 21:40:35.97ID:???
あげだま「オーマイガーッ!か、貸せ!」
麗「あーん、私も聞く聞くー」
あげだま「くっつくなって!いぶきちゃん」
いぶき「あの、他人に弱みを見せたがらない麗さんがこんなに甘えて」
あげだま「誤解だ、いぶきちゃん!今聞いたのはまぼろ…」
麗「ねえねえ早くー」
いぶき「麗さんがいるなら私は必要ないわね」
麗「そうなの。ダーリンには私の愛情てんこ盛りスタミナ十分ってなもんよ。ディナーもちゃんと用意してあるの」
いぶき「お二人の関係はよーく分かりました!どうぞいつまでもお幸せに!」
あげだま「違うってば!お前は早く服を着ろー!」
いぶき「服をね、そう…麗さん今そんな恰好で」
あげだま「違う!俺たちは小学生だー!麗は風呂に入ってて、俺は」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!」
いぶき「弁解しないで!卑怯よ!あげだまくん。そんな人だと思わなかった!」
あげだま「どうすりゃいいのもう!」
いぶき「大っ嫌い!あげだまくん不潔よー」
麗「おーっほっほっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほっほっほっほ!」
あげだま「ふけつ…俺、ふけつ…」
エビ天「その時あげだまは思った。何故自分だけがこんな目に合うのかと。寒い、誰か私を暖めて。
源氏あげだま、影薄い主人公の明日はどっちだー by エビ天」
0072名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/03/23(木) 20:35:39.88ID:???
雷蔵「ばかもん!」
佐藤・田中・鈴木「うわあ…」
雷蔵「一晩かかって麗の居所一つつかめんとは今まで何をやっとんったんじゃ!」
あー!ワシが不用意な一言を漏らしたばっかりにぃ。
麗や許してくれや。おいおいおいおい」
佐藤「ああ、ついに泣き出したぜ」
鈴木「徹夜で探し回ったこっちのほうが泣きたいよ」
雷蔵「おお、そうじゃ。こういう時こそご先祖様の大予言じゃ。
あった!
小さな諍い。王と姫の仲を裂き、姫はいずこかに姿を消す。
悲しみに沈みし王がなすがままになるとき、風の便りは姫を里に走らせる。
ワシ自ら合成獣となり騒ぎを起こせば、噂を聞いた麗が、ワシを案じて帰ってくるかも知れん。
佐藤、鈴木、田中!今すぐ合成獣の材料集めじゃ!」
田中「旦那様、合成獣の名前は?」
雷蔵「よくぞ聞いた。今回はナスビと鎖鎌と馬。名付けて、ナスガママじゃ」
0073名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/03/23(木) 20:50:26.52ID:???
佐藤・田中・鈴木「旦那様ー」
佐藤「無茶です、旦那様」
田中「また昨日みたいに心臓麻痺起こされては」
雷蔵「離せというに!」
佐藤・田中・鈴木「わあ」
雷蔵「分からん奴らめ。預言にも王がなすがままにとあるだろう。ワシ自らが合成獣にならんでどうする?」
鈴木「ワガママだな、もう」
佐藤「麗さまの爺様だけあるぜ」
雷蔵「いざ行かん。めくるめく光の中へ!」
佐藤・田中・鈴木「わああ!」
田中「旦那様にもしものことあったらー!」
佐藤「女房と子供!」
鈴木「田舎の白鳥さんがー!」
雷蔵「ぐりぐりぐりぐりぐりぐり。おいちにさんし。ぷるんぷるんぷるんぷるんぷるんぷるんぷるん。とおーー」
佐藤・田中・鈴木「ガッシ」
雷蔵「コラ、何をする!」
佐藤「頑張るんだぞ、みんな」
鈴木「旦那様暴れないで」
田中「あー落ちるよ。動くと落ちますよ、旦那様」
佐藤「そんなバナナ」
鈴木「涙ジョー」
田中「落ちていく落ちていく」
佐藤「え、え、え、え、え、えらいこっちゃー」
茄子鎌馬「目指すは学校じゃ。もしかしたら麗が登校しとるかもしれん」
茄子鎌馬(後方3人)「おう」
0074名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/03/23(木) 21:04:38.56ID:???
ツリパン「なにー!?麗さまが歩いてご登校?」
麗「おーっほっほっほっほっほっほっほっほ!」
ツリパン「ええ、しかもあげだまと一緒に!?」
麗「その通り。二人は同じ家に住んでるんですもの」
ツリパン「ということは同棲!?」
麗「ほらほら、今朝も私も手弁当よ」
ツリパン「オーマイゴーット!!」
いぶき「きゃあ!」
茄子鎌馬「待て待てー」
麗「あれは、お爺様」
あげだま「いぶきちゃん!」
いぶき「きゃー助けてー」
ワープ郎「痛い!(ビックリ)」
あげだま「早く逃げるんだ」
茄子鎌馬「おわあ、いててて」
いぶき「でも、あげだまくん一人じゃ」
あげだま「早く!いぶきちゃん、俺、後で言い訳沢山あるんだ」
いぶき「‥っ」
茄子鎌馬「くそー。えーい」
あげだま・いぶき「うわああああああ!!」
あげだま「んんぎ」
ワープ郎「痛いんならあげだマンに変換だ」
あげだま「りょーかい…」
0075名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/03/23(木) 21:06:37.64ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ、あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0076名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/03/23(木) 21:29:31.11ID:???
あげだマン「てやあ!あげだマンパンチ&キーック!」
茄子鎌馬「あ、少しは手加減せんか」
あげだマン「うおお(ズコーッ!)な、何を今更」
ワープ郎「あげだま、ちょっと待て。(マル)」
あげだマン「ん」
ワープ郎「今日はあの怨夜巫女の姿が見えない。(マル)用心しないと」
あげだマン「それがどうした」
ワープ郎「え」
あげだマン「俺は今、モーレツに頭きてんの。いくらふざけたヤツだからって、やっていいことと悪いことがある。だからいじめっ子は許さなーい!」
茄子鎌馬「うわあ、ああ、わああ、助けてくれ、怨夜巫女!巫女ー!」
麗「私の受けたショックは、その程度じゃありませんわ」
あげだマン「あげだマンクラーッシュ」
茄子鎌馬「わああああ」
あげだマン「とう!とう!とう!とう!」
茄子鎌馬「ああ、痛いけどもう少しの我慢じゃ」
茄子鎌馬(後方3人)「あたたたたた」
麗「…」
茄子鎌馬「こうしてワシがやられとるのを見たら、巫女は必ず助けに来てくれる。ワシが海より深ーく反省したのを見てな」
あげだマン「あのぅ、なんかこいついじめてる気分になってきたんすけど」
ワープ郎「あげだマン!」
茄子鎌馬「巫女が無事に戻ってくるならワシゃどうなっても構わん」
茄子鎌馬(後方3人)「うう、ううう」
麗「…」
茄子鎌馬「怨夜巫女、ワシゃ親代わりにはなれんかも知れんが、愛情だけはお前の両親に負けんぞー」
麗「お爺様…」
茄子鎌馬「おーいおいおいおいおい」
あげだマン「あのー、参ったなこりゃ」
怨夜巫女「ならば私とサシで勝負だ!」
あげだマン「なに!」
0077名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/03/23(木) 21:48:04.83ID:???
怨夜巫女「過ちを悔いて心から許しを請う。人、それを反省と呼ぶ」
あげだマン「う、お前は」
怨夜巫女「貴様らに名乗る名前はない!とう!」
あげだマン「聞いてねえよ、んなもん!」
ワープ郎「あぶない!(ビックリ)」
あげだマン「わあ」
怨夜巫女「お爺様ー」
茄子鎌馬「おお、怨夜巫女」
怨夜巫女「お爺様ー。
ごめんなさい、お爺様」
茄子鎌馬「なんの、ワシが悪かったんじゃ」
怨夜巫女「いいえ。お爺様の深い愛情も気付かないバカな私をお許しください!」
茄子鎌馬「おお、じゃあワシと帰ってくれるのじゃな」
怨夜巫女「もちろんですわ。お爺様」
茄子鎌馬「おお、巫女よ」
怨夜巫女「お爺様ー」
あげだマン「あの、もしもし」
茄子鎌馬「ああ、なんじゃ」
あげだマン「あ、お取込み中申し訳ないんですが、ワタクシとの対決はどうなってんでしょうか?」
怨夜巫女「おっと、そうでしたわ。喰らえ!ノットリキッーク!パンチパンチパンチ、キーック!
ふふふ。でえええい!」
あげだマン「うわああああああああ」
怨夜巫女「あ、お爺様、どいて!」
茄子鎌馬「ほ、ほえ?ああーー」
雷蔵・怨夜巫女・佐藤・田中・鈴木「こっぱみじんこーー」
あげだマン「気合の戦士、あげだマン。またまた地球を救う」
0078名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/03/23(木) 21:55:11.59ID:???
いぶき「ん…」
あげだま「いぶきちゃーん!」
いぶき「あ、あれは…あげだマン」
あげだま「大丈夫?」
いぶき「これ、お願い。あげだまくんって子に渡して欲しいんです」
あげだま「これって、俺に…いぶきちゃん!」
ワープ郎「(どうやら機嫌は直ったようだな)カッコ閉じる」
あげだま「あー!」
ワープ郎「どうした!(ビックリ)」
あげだま「いっけね。あいつのことすっかり忘れてた」
0079名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/03/23(木) 21:58:47.73ID:???
ワープ郎「どした?あげだま」
あげだま「うん、何かね。あいつもいなくなったらなったで、寂しいっていうか、何て言うか、
あいつも思ったほど悪いやつじゃなかったな、なんてね」

“あげだま 世話になりましたわよ!! ”
0080名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/03/30(木) 16:13:26.65ID:???
あげだま「うっそー!いぶきちゃん、麗のじっちゃんとお見合いすんの?」
いぶき「やあね。私のおばさんよ」
麗「絶対はんたあい!平家いぶきの親戚なんかとお見合いさせるもんですか!
こうなったら、この私が美しくて優しくて、私に逆らわない花嫁をお爺様に探してさしあげるわ!」
あげだま「次回、ゲンジ通信あげだま。ロマンス チャチャチャ」
いぶき「私、麗さんの思い通りにはさせない!」

次回

『ロマンス チャチャチャ』
0081名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/03/30(木) 16:29:02.36ID:???
雷蔵「ああ、桜が散っていく。あの桜が散る前に元気にならないとワシゃ駄目かもしれん。げほげほ」
麗「お爺様、風邪くらいで大げさですわ」
雷蔵「いやあ、自分のことは自分が一番よく知ってるものじゃ」
(パチン!)
麗「お爺様、桜を見るのはやめましょうね」
佐藤「おい、早くしろよ」
田中「ちょっと待ってくれよ」
鈴木「よいしょ、よいしょっと」
田中「よーし固まった」
鈴木「季節がちょっとずれてるけど、ホーホケキョ。ホーホケキョ」
麗「準備できたようね。ほーら!お爺様。桜が散らなくなりました」
雷蔵「ノリでくっついとるからな」
麗「あら、分かってらしたの」
雷蔵「いくらお金があってもあたたかい家庭がないと寂しいものじゃあー虚しい虚しい。実に虚しいわい」
麗「お爺様、元気をお出しになって。あら、寝ちゃったわ。あら」
0084名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/30(木) 16:45:46.87ID:???
キク「きゃあ!」
男「貰ってくぜ!」
キク「ああ、ああ、お米が…あ…」
(ボカスカ)
若き日の雷蔵「これはあなたの米ですね」
キク「ありがとうございます。何かお礼を」
若き日の雷蔵「しっかり持っていなさい」
キク「そうだわ。家でご飯を食べていってくださいな」
若き日の雷蔵「いやいや、自分はそんなつもりでは」
(グー)
若き日の雷蔵「いや、その、今のは聞かなかったことに」
キク「ふふ、遠慮なさらないで。私はキクと申します」
若き日の雷蔵「キクさんか。あなたにピッタリの美しい名前ですね」
キク「まあ、お上手な方」
若き日の雷蔵「あはははは」
キク「ふふふふ」
0085名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/30(木) 16:56:54.84ID:???
雷蔵「あはははははは」
麗「お爺様楽しい夢を見てるようね」
雷蔵「キクさん!あ、あ、あれ、夢か。キクにもう一度会いたいのう」
麗「ええ、亡くなったお婆さまに?」
田中「旦那様、原田不動産の社長がお見舞いに見えましたけど」
0086名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/30(木) 17:06:51.15ID:???
ツリパンの父「どうです?ご病気は」
麗「少し風邪気味なんだけど、なんか元気がないんですの」
ツリパンの父「ああ、それは困った。何か元気が出るようなことをなされては?」
麗「そう簡単にはいかないんですの。すっかり黄昏てしまって、もうさっきも亡くなったお婆さまの夢を見て懐かしがったりして」
ツリパンの父「ああ、そういうことでしたら、このワタクシにお任せを。
私、趣味でご縁をいくつかまとめさせて頂いております。ささ、お引きください。どうぞ」
雷蔵「おーう、キクとそっくりじゃ」
ツリパンの父「さすが雷蔵様、お目が高い」
麗「どなたのお写真ですの?」
ツリパンの父「平家やまぶきさんです」
雷蔵「キクじゃ!」
ツリパンの父「はいはい」
麗「へいけ…やまぶき…あ″!」
雷蔵「すぐお見合いしたい!」
ツリパンの父「では早速セッティングをば」
麗「麗、自分のお部屋に帰るっ」
0087名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/30(木) 17:12:34.57ID:???
ツリパンの父「どうです?ご病気は」
麗「少し風邪気味なんだけど、なんか元気がないんですの」
ツリパンの父「ああ、それは困った。何か元気が出るようなことをなされては?」
麗「そう簡単にはいかないんですの。すっかり黄昏てしまって、もうさっきも亡くなったお婆さまの夢を見て懐かしがったりして」
ツリパンの父「ああ、そういうことでしたら、この私にお任せを。
私、趣味でご縁をいくつかまとめさせて頂いております。ささ、お引きください。どうぞ」
雷蔵「おーう、キクとそっくりじゃ」
ツリパンの父「さすが雷蔵様、お目が高い」
麗「どなたのお写真ですの?」
ツリパンの父「平家やまぶきさんです」
雷蔵「キクじゃ!」
ツリパンの父「はいはい」
麗「へいけ…やまぶき…あ″!」
雷蔵「すぐお見合いしたい!」
ツリパンの父「では早速セッティングをば」
麗「麗、自分のお部屋に帰るっ」
0088名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/30(木) 17:23:21.08ID:???
あげだま「ええ″!麗のじっちゃんとお見合い!?いぶきちゃんまだ小学生なんだぜ?
大体麗のじっちゃんっていくつだか知ってんの?」
いぶき「やあね。私がお見合いする訳ないでしょ」
あげだま「そりゃそうですね。じゃ、誰がお見合いするの?」
いぶき「やまぶきおばさんよ。私のママのいとこのめいのいとこのお母さんのそのまたいとこなの。分かった?」
あげだま「ぜーんぜんぜん」
いぶき「要するにママの遠い親戚なのよ」
麗「許しませんわよ!反対反対絶対反対!」
0089名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/30(木) 17:45:27.73ID:???
麗「私は平家やまぶきとお爺様のお見合いには絶対反対です。反対」
いぶき「どうして?」
麗「地球とアンドロメダほど離れていようと、とにかく平家いぶきの親戚だから」
あげだま「あー!俺んちとアンドロメダって結構近いんだー」
麗「あんたは黙ってなさい!野蛮人!」
あげだま「ハイ」
麗「私は反対」
いぶき「麗さん」
あげだま「俺も反対だぜ」
いぶき「え」
あげだま「やまぶきおばさんっておばあちゃんじゃないんだろ?歳が離れすぎてると色々問題があるし、相手は成金趣味で」
麗「ああ、この野蛮人!やまぶきさんこそお爺様の財産が目当てなんでしょ」
あげだま「あんな派手な格好見りゃ誰だって趣味疑っちゃうぜ」
麗「何よ、どういう意味よ」
あげだま「やまぶきおばさんと合う訳ねえだろ」
いぶき「いい加減にしなさい!そんなの当人同士が決めることでしょう!なんであげだまくんと麗さんが口出しするわけ!?」
あげだま「あ、あ…」
麗「あ…」
0090名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/03/30(木) 17:53:00.99ID:???
あげだま「そ、そうだよ!麗。いぶきちゃんの言う通りだ!誰がお見合いしようと自由じゃないか!愛に国境はないってな」
麗「コロコロと態度が変わるやつだわね」
いぶき「やまぶきおばさんは、雷蔵さんとのお見合いを承知しているのよ」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!私は反対」
いぶき「孫がおじいさんにヤキモチを焼くなんて変なの」
麗「おーっほ…あら、いつ私がヤキモチ焼きました!?」
あげだま「あの、皆さん。そろそろ教室に入らないと」
(ドガッ)
あげだま「う」
ツリパン「麗さま、ここは僕のパパに任してください」
麗「あ、そう。そうなのね。ふーん。いつからツリパンは平家いぶきの親衛隊になったの?」
ツリパン「そ、そんな訳じゃありません」
麗「不愉快だわ。麗帰るっ」
ツリパン「ああ、麗さま。帰るのでしたら方向が逆ですが!」
麗「裏からだって帰れるのよ!」
ツリパン「さすが」
あげだま「あーあ、またか」
0091名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/04/02(日) 22:55:45.07ID:???
麗「(こうなったら、この私が美くて優しくてスマートな花嫁をお爺様に探してあげますわ。
私に逆らわない花嫁をね)おーっほっほっほっほっほっほ!と笑ってる間に着いたようね。
田中はお爺様を見張りなさい。
佐藤、鈴木は私と一緒に研究室に行きますわよ」
田中「大丈夫かな。麗さまお一人で」
鈴木「でもまあ、旦那様だっていつもいい加減だから」
佐藤「どっちでも同じようなものか」
麗「早くしろ!」
佐藤・田中・鈴木「はい!」
0092名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/04/02(日) 23:10:27.71ID:???
麗「準備はよくてね?」
佐藤・鈴木「はい、オーケーです」
麗「でも今回の作戦にあった預言を見つけるのが面倒臭いのよね。
あったわ!私ってやっぱり大天才!
えーと、I love youの恋人たちが冷え冷えとした季節を迎えるとき、新しい救い主が現れる」
佐藤「よーし、俺は風呂桶だ」
鈴木「俺は目薬とハートチョコだ!」
麗「I love you。これは英語ですわね。お湯が好き、つまりお風呂好きのことですわ。それでアイは目、その後はこうですわ。
お風呂好きの恋人たちに目薬を差したとき、二人の心は冷え、別れが待ち受けている。
でも女性の前には救い主が、つまりお爺様が現れる。うーん、自分でも惚れ惚れするような完璧な解読ですわ。
風呂桶とハートチョコと目薬を用意しなさい!ん」
佐藤「はい」
佐藤・鈴木「用意完了です!」
麗「早いですわね…でもそんな古めかしい風呂桶どこにあったんですの?」
佐藤・鈴木「旦那様のコレクションです!」
佐藤「予想通りだったな」
鈴木「まさかと思う考え方をすればいいもんなー」
麗「今回頑張った者には私が責任をもって花嫁さんを探してさしあげます」
鈴木「だあ」
佐藤「独身はお前だけだ。でえい」
鈴木「わあ」
佐藤「オッケーです」
麗「スイッチオンですわー。
早く出てきなさーい。
ま、ハートマークが可愛い」
目(アイ)ラブ湯(ユ)ー「キター!」
0093名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/04/02(日) 23:16:59.49ID:???
男性A「良い夢見ろよ」
女性A「それさっき言った」
男性A「あ、そっか」
女性A「何かこれじゃいつまで経っても帰れないね」
男性A「あはは、そんな夜もあるよ」
女性A「うん、じゃあこうしよう。せえので一緒に後ろ向くの」
男性A「オーケー」
男性A・女性A「せえの」
男性A「あ…ミカって、ずりいな」
女性A「カッチ」
男性A「なに」
女性A「カッチ」
男性A「だからなに」
女性A「カッチ、好きだよ」
目ラブ湯ー「私の目薬の効き目はいかがっすかー」
女性A「なんだこの男」
男性A「へっ、浮かれてんじゃねえよ。俺はハードボイルドなんだよ!」
女性A「へ、けえれけえれ」
目ラブ湯ー「お嬢さん、こんな方はいかがっすかー」
女性A「まあ、素敵な方」
0094名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/04/02(日) 23:23:48.76ID:???
女性B「人を好きになるのが怖いの。また失ってしまいそうで」
運転手「馬鹿ヤロー!死にてえのか!」
男性B「僕はしにましぇー!」
(ドーン!)
目ラブ湯ー「はいはい」
女性B「きゃあ!うっとうしい男がいなくなってせいせいしたわ」
目ラブ湯ー「それではこの方はいかがっすかー」
女性B「素敵な方ですわー」
怨夜巫女「よしよし、続々とお爺様のお見合い相手が集まっていますわ。ふぁ〜あ。
やっぱり小学生に夜更かしは厳しいですわ。美容にもよくない事ですし。後は目ラブ湯ーに任せて私は帰ることにしましょう」
目ラブ湯ー「夜の町に、キター!」
0097名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/04/10(月) 21:45:22.86ID:???
いぶき「あげだまくん、今日ね、やまぶきおばさんがお見合いするんだけど、やっぱり心配なの。一緒に見に行ってくれない?」
あげだま「いいよ(ヤッピー。学校終わってもいぶきちゃんと一緒)」
麗「なるほど。お爺様は今日お見合いするんですわね。目ラブ湯ー。応答しなさい」
目ラブ湯ー「はいはい」
麗「集めた女たちを家のほうへ寄こしなさい」
目ラブ湯ー「そうっすねー」
麗「こうしてはいられませんわ。家へ急ぎなさい」
0098名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/04/10(月) 21:55:17.51ID:???
雷蔵「あはははは。早く来い来いやまぶきさん、イエーイ」
麗「お爺様!何してるんですの!?」
雷蔵「あ、麗お帰り。なにしばらく寝込んでたからな。風邪も治ったし外に出て新鮮な空気に当たろうと思ってな」
麗「分かってますわよ。平家やまぶきさんが見えるんじゃないんですの?」
雷蔵「いやいや、ちょっと原田不動産の社長が挨拶に来るんでな」
麗「あのお見合いには私は絶対に反対ですわ!もうすぐ田中達がもっともっと素敵な人を見つけてきますわ」
雷蔵「やだやだ、平家やまぶきさん以外とはお見合いなどしたくなーい」
麗「ああ…あ」
雷蔵「わーい」
0099名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/04/10(月) 22:14:36.48ID:???
ツリパンの父「お待たせしました」
雷蔵「おお」
麗「むう」
ツリパンの父「雷蔵様、お体の方もすっかり良くなられたようで。へへへへ。平家やまぶきさんです」
雷蔵「おほほほ」
やまぶき「初めまして」
麗「(出たわね、平家やまぶき。この女ネコ被ってるけど、九鬼家の財産を独り占めにしようと考えてるんだわ。
しかも平家いぶきと親戚になってしまうと、お爺様がお小遣いを、なんてことも…!)
ツリパンの父「雷蔵様、こちらが平家やまぶきさんです。こちらが九鬼コンチェルンの総帥、九鬼雷蔵様です」
やまぶき「平家やまぶきでございます」
雷蔵「く、九鬼です」
あげだま「麗のじっちゃん舞い上がってんな」
雷蔵「じゃ、中の方へどうぞ」
麗「お爺様、どうしても平家やまぶきさんとお見合いをなさるんなら、麗はこの家を出ていきますわ」
雷蔵「れ、麗」
麗「用意はもう出来てますわ。止めるなら今のうちですわよ」
雷蔵「うーむ」
麗「ほーら、今まさに家出の第一歩を踏み出しちゃいますわよ。さあて、荷物はトランクに一杯詰めたし」
雷蔵「わ、分かった。平家やまぶきさんとの見合いは辞めたよ。ワシより麗の幸せのほうが大事だからな」
麗「ああ、お爺様!」
雷蔵「すまんのう。この通りじゃ。決してやまぶきさんのせいではないのじゃから」
やまぶき「分かりました。お孫さんを大切に」
ツリパンの父「ああ、失礼します」
いぶき「麗さんのお爺さんっていいところあるのね」
あげだま「うーん、だけどちょっと可哀想だな」
「キャー」ドドドドドドドド
あげだま「ん」
いぶき「あ」
0100名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/04/10(月) 22:30:35.86ID:???
女性A「ミカとお見合いしましょう!」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!皆さんよく来て下さいました。これよりお見合いを始めますわ」
女性A「雷蔵様、渋いわ」
あげだま「ひっでー!あんな大勢とお見合いすんのかよ」
いぶき「しーっ!とにかく、お爺さんの気持ちを聞いてみないとね」
雷蔵「あ、あ、あ、あ」
女性A「雷蔵様、お見合い」
雷蔵「う、皆さん帰ってくださらんか」
麗「え!お爺様」
雷蔵「せっかくだが、気が進まんのじゃよ」
「雷蔵様」「いやー」
麗「そんな…」
いぶき「こうなったらやまぶきおばさんの気持ちを確かめて、その結果によっては私たちが出しゃばらなくてはならないわよー」
あげだま「あ、はい」
いぶき「レッツゴー!」
あげだま「あ、いぶきちゃん!」
0101名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/04/10(月) 22:46:17.73ID:???
麗「お爺様、下に集まってる人々は、みんなお爺様の魅力に惹かれて来てるんですのよ。お見合いだけでもしてあげるべきですわ」
雷蔵「いや、今は考えたくないんじゃ」
麗「元気出して!お爺様には世界征服というお仕事だってあるんですのよ」
雷蔵「ところで麗」
麗「なんですの?」
雷蔵「鈴木の姿が見えんがどうかしたのか?」
麗「あ、あ、はらほれほれはれ。お爺様、あんまり細かいことはお気になさらないほうが。
何も鈴木がいないからって、合成獣になってお爺様のお見合い相手を集めてることなんてありませんわ」
雷蔵「あ、そういうことか」
麗「あ、しまった」
麗「お爺様のことを思って、やまぶきなんかより素晴らしいお見合い相手がいるんじゃないかと。ごめんなさい」
雷蔵「まあ、よいよい。早く鈴木を元に戻してあげなさい。そうすれば外の連中も正気になって帰るじゃろう」
麗「お爺様」
雷蔵「すまんのう。ちょっと一人にさせてくれ」
麗「お爺様…」
0102名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/04/10(月) 22:49:10.27ID:???
麗「お爺様、下に集まってる人々は、みんなお爺様の魅力に惹かれて来てるんですのよ。お見合いだけでもしてあげるべきですわ」
雷蔵「いや、今は考えたくないんじゃ」
麗「元気出して!お爺様には世界征服というお仕事だってあるんですのよ」
雷蔵「ところで麗」
麗「なんですの?」
雷蔵「鈴木の姿が見えんがどうかしたのか?」
麗「あ、あ、はらほれほれはれ。お爺様、あんまり細かいことはお気になさらないほうが。
何も鈴木がいないからって、合成獣になってお爺様のお見合い相手を集めてることなんてありませんわ」
雷蔵「あ、そういうことか」
麗「あ、しまった。
お爺様のことを思って、やまぶきさんなんかより素晴らしいお見合い相手がいるんじゃないかと。ごめんなさい」
雷蔵「まあ、よいよい。早く鈴木を元に戻してあげなさい。そうすれば外の連中も正気になって帰るじゃろう」
麗「お爺様」
雷蔵「すまんのう。ちょっと一人にさせてくれ」
麗「お爺様…」
0103名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/04/10(月) 22:58:44.06ID:???
いぶき「はい、はい、そうですか。あげだまくん、早く早く!急ぐわよー」

雷蔵「会える、会えない、会える、会えない、会える、会えない、会える…」
あげだま「会える!」
雷蔵「なんじゃ!」
あげだま「じっちゃん、ウジウジしてないで会ってみなよ」
いぶき「やまぶきおばさんも、お爺さんにもう一度会いたいみたいなの」
雷蔵「ほ、本当かね!いや、しかし」
あげだま「ねえねえ、本当に会いたがってるの?信じられねえなー」
いぶき「やまぶきおばさんって、早くにお父さんを亡くしてしまったんですって。だから、年上の男の人に弱いらしいわ」
あげだま「いや年上ったってなあ」
雷蔵「ワシはいい。しかし、麗が…とは言っても会いたいし」
麗「お爺様ー!どこにいらっしゃるんですのー!?」
あげだま「ほら、迷ってる暇はないよ」
雷蔵「よーし!」
0104名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/04/10(月) 23:10:15.78ID:???
やまぶき「お孫さんが可愛いようですわね」
雷蔵「あの子には苦労ばかりかけてな」
やまぶき「お優しいのね」
雷蔵「あの、桜はお好きかな」
やまぶき「はい。でもすぐに散ってしまうのが、哀れですわね」
雷蔵「そうそうそう」
いぶき「話が弾んでるみたいね」
あげだま「ああ」
あげだま・いぶき「あ」
雷蔵・やまぶき「ああ!」
怨夜巫女「おほほほほ!何もかもぶち壊してさしあげますわ」
やまぶき「あれは何!?」
(ドカーン!)
怨夜巫女「おほほほほ!」
目ラブ湯ー「お風呂好きっすかー」
雷蔵「なんてことを」
やまぶき「ああ…」
いぶき「おばさん!」
雷蔵「ああ、やまぶきさん!」
あげだま「いぶきちゃん素早い」
ワープ郎「あげだま、変換だ!(ビックリ)」
あげだま「よーし」
0105名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/04/10(月) 23:12:33.62ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ、あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0106名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/04/10(月) 23:25:15.04ID:???
怨夜巫女「撃ってしまえー!」
目ラブ湯ー「ワイワイ!」
(ドカーン!)
雷蔵「危ないぞ。早く逃げるんじゃ」
目ラブ湯ー「すっごいすっごい。あ、あっちあっち」
あげだマン「はっはっはっは」
目ラブ湯ー「やっぱ出た」
あげだマン「前略、気合の戦士あげだマン見参!」
怨夜巫女「目ラブ湯ー、そんなやつメタメタにしてやんなさーい!」
目ラブ湯ー「キター!」
(ドカーン!)
あげだマン「うぉう…」
怨夜巫女「派手ですわね、田中。しっかり操縦しなさい!ああ!」
田中「うおー!」
怨夜巫女・田中「うわあああああああ!!!」
(ドーン!)
雷蔵「ああ、麗!」
いぶき「お爺さん、あれに乗ってたのは怨夜巫女よ」
雷蔵「あ、あ、そうじゃった」
怨夜巫女「なんてことしてくれるんですか」
目ラブ湯ー「これは失敬」
あげだマン「危ないことするからそういうことになるんだ!」
0107名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/04/10(月) 23:43:25.90ID:???
あげだマン「うおおおおおお!!!!気合ー!」
目ラブ湯ー「あ、何すか。そういうことするんすか?ならばフル目薬いかがっすかー」
あげだマン「移動!」
目ラブ湯ー「外れっすか?」
あげだマン「中何が入ってんだこれ。え?」
目ラブ湯ー「ちょっとやめてよ」
あげだマン「よし、中は空っぽだ」
ワープ郎「あげだマン、これでデータは揃った。(マル)気合を入れろ!(ビックリ)」
あげだマン「オッケー!気合!気合!気合!」
目ラブ湯ー「人の頭の中見て空っぽだとは失礼っすね。こっちに撃つ!」
雷蔵「わーやめるんじゃ」
いぶき「きゃあ」
あげだマン「ワープ郎、どうしようあれ」
ワープ郎「気をそらしちゃ駄目だ!(ビックリ)気合をためるんだ!!(ダブルビックリ)」
雷蔵・いぶき「わあああ!!!」
雷蔵「ワシは帰るぞ」
やまぶき「どうぞ、ご自由に」
いぶき「お爺さん、さようなら」
あげだマン「ワープ郎、みんなクールになっちゃって帰っちゃうよ」
ワープ郎「あげだま、合成獣を倒すことを考えるんだ。(マル)そうすればいぶきちゃんも元に戻るぞ。頑張れ!!(ダブルビックリ)」
あげだマン「くそー!」
いぶき「べっつに頑張らなくていいわよ」
あげだマン「…っ。いぶきちゃんを元に戻すんだ!」
0108名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/04/10(月) 23:57:27.29ID:???
あげだマン「気合ー!気合カード!おお、久々のファイアーカード。懐かしい。てやあ!装着完了!」
目ラブ湯ー「ツイン目薬いかがっすかー」
あげだマン「いらねえよ!んなもん」
目ラブ湯ー「人の好意はありがたく受け取るもんすよ。ツイーン目薬!」
あげだマン「でもやっぱりいらないの!」
目ラブ湯ー「むむむむ」
あげだマン「負けない!」
目ラブ湯ー「あちゃちゃちゃちゃ」
あげだマン「気合だぜ」
目ラブ湯ー「風呂の空焚きは駄目っすよー!」
怨夜巫女・佐藤・田中・鈴木「あーー」
あげだマン「ははは。あげだマン、またまた地球を救って救って救いまくる」
いぶき「あげだマーン!」
あげだマン「イエーイ!諸君、また会おう」
0110名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/05/04(木) 20:55:35.94ID:???
雷蔵「なあキク、結局ワシの見合い話も流れてしまいよった。まあ、この年じゃ。ははは。
しかしな、これが驚いたことに、相手の人が若い頃のお前にそっくりだったんじゃ。
まさかお前に似てる人に会えるとは思っとらんかったんでなあ、すっかり浮かれちまったよ。
ちょうどお前の夢を見た矢先のことじゃしな。しかし、九鬼キクはお前一人じゃ。
はははは。この年になって心配させたかのう。あ、あ、ああなんじゃ、キクヤキモチか?
あ、麗か?」
麗「お爺様、どなたですの?この写真」
雷蔵「そうか、麗はキクの顔を知らなかったんじゃな」
麗「ええ?じゃあこの方がお婆様?」
雷蔵「そうそう。な、やまぶきさんとそっくりじゃろう?」
麗「ええ…まあそうね。ああ、じゃあ私は先に家に帰ってますわ。お爺様も早くお帰りになってね。
5月と言ってもまだ肌寒いですからねー」
(まったく全然似てないんじゃありませんの。それじゃ今回の騒ぎは一体何だったんですの?あ〜あ、ムダムダ。肩凝った)」
雷蔵「おや、違った。えーと、どこ行ったかな。今度こそキクの写真じゃ。ははははは。おっかさんの写真を麗に見せちまった。ははははは。
はははははは、はあ、キクよ。やっぱりもう一度会いたいのう」
0111名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/05/04(木) 21:04:35.36ID:???
あげだま「参ったなー。ファンからこんなにプレゼント!」
ワープ郎「女の子にちやほやされていい気になってちゃ駄目だぞ。(マル)」
あげだま「自分がモテないからヤキモチ焼いてんだろ?やだねー」
ワープ郎「超ひどい。(マル)(あげだまなんか大嫌いだ)カッコ閉じ。もう出ていく。(マル)」
麗「次回、ゲンジ通信あげだま。合成獣が出ない日。
ワープ郎とやら、行くところがないのなら、家へいらっしゃい。おーっほっほっほっほっほ!」

次回

『合成獣が出ない日』
0112名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/05/08(月) 20:10:50.66ID:???
麗「パン太郎。また話を聞いてもらえる?
何でも話せるお友達はあなただけよ。
今日もまたまたあげだマンに負けてしまったの」
0113名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/08(月) 20:18:13.46ID:???
あげだマン「ポン酢ビーム!」
怨夜巫女・佐藤「あ。いきなりさよならーー!」
あげだマン「あげだマンは天下無敵だぜ!」
女の子たち「キャーあげだマーン素敵ー」
あげだマン「えへ」
怨夜巫女「あげだマンめ、覚えてらっしゃい!」

麗「むう、思い出しても腹の立つ。何が合成獣カモネギよ!もうくやしーくやしー!」

ぶちっ

麗「あ、あら」
0115名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/08(月) 22:14:37.44ID:???
あ/げ/だ/ま/「/い/や/ー/参/っ/た/な/ー/!/」
オ/カ/メ/「/あ/ら/ま/あ/、/ど/う/し/た/ん/で/す/?/こ/の/プ/レ/ゼ/ン/ト/」
あ/げ/だ/ま/「/俺/の/フ/ァ/ン/か/ら/の/プ/レ/ゼ/ン/ト/さ/」
ワ/ー/プ/郎/「/(/あ/げ/だ/ま/じ/ゃ/な/く/て/、/あ/げ/だ/マ/ン/に/だ/ろ/)/カ/ッ/コ/閉/じ/」
/あ/げ/だ/ま/「/ど/っ/ち/だ/っ/て/一/緒/だ/ろ/ー/!/ほ/ら/、/こ/ん/な/パ/ン/ツ/ま/で/プ/レ/ゼ/ン/ト/し/て/く/れ/る/ん/だ/も/ん/なあ/」/
/オ/カ/メ/「/大/し/た/人/気/で/す/ね/ー/」/
エ/ビ/天/「/お/う/、/世/話/を/し/てる/わ/し/ら/は/鼻/高/々/じ/ゃ/。あ/あ/、/そ/う/い/え/ば/、/知/り合/い/の/布/袋/さ/ん/の/孫/にあ/げ/だ/マ/ン/の/サ/イ/ン/を/せ/が/ま/れ/て/な。
/是/非/と/も/欲/し/いと/言/われ/と/る/ん/じ/ゃ/よ/」
/あげ/だ/ま/「/おう/お/う/、何/枚/で/も/書/い/て/やる/ぜ/」
/エ/ビ/天/「/ほ/ん/と/か/?/」
/あ/げ/だ/ま/「/は/は/は/は/」
/ワ/ー/プ/郎/「/む/う/…/う/う/…/あ/げ/だ/ま/!/」
0116名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/08(月) 22:17:50.11ID:???
あげだま「あ」
ワープ郎「この間のファンクラブ騒動で、アイドルみたいなことはもうしないって言ってたんじゃなかったのか。(マル)」
あげだま「仕方ないだろ。こっちがそう思ってても、ファンのほうが寄ってくるんだから」
ワープ郎「フン!」
あげだま「よっと。えーなになに。変しい変しいあげだマンさま。なんだこりゃ」
オカメ「ふふふ。それは恋しい恋しいの間違いよ。恋しいの恋っていう文字は、変っていう字に似てるから」
あげだま「なるほどね、漢字を間違えるなんてどこの大ボケもんだ?古沢さんか…」
(古沢「うふん)
あげだま「うう‥えーと、こっちは誰からかな?いぶきちゃんだ!
えっと、あげだマン、いつも私たちの平和を守ってくれてありがとう。いえいえどういたしまして!」
ワープ郎「手紙に返事をするなっちゅうに」
あげだま「分かってるよ。今日はやけに突っかかっるなー。まあいいや。えっと、今日お手紙を書いたのは、」
いぶき『あげだマンに直接渡したいものがあるからです。
実は私、バレンタインデーにあげだマンにプレゼントしようとして、マフラーを編み始めたんだけど、
ひとめ編むごとにあなたのことを想うと、なかなか進まず…今頃になってしまいました』
あげだま「遅くなりましたが、直接渡したいので、是非私の家に取りに来て下さい。お待ちしています。
だってー。さあ、ワープ郎。あげだま変換だ!」
0117名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/08(月) 22:39:33.07ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

(ドガン)
ワープ郎「なんてしない。(マル)」
あげだま「あ…なんだよ!途中でやめんなよ!さあ、もう一度、あげだま変換だ!」
ワープ郎「やだ。(マル)」
あげだま「いぶきちゃんを待たせちゃ悪いだろー。だからな」
ワープ郎「あげだま変換は、女の子とデートするためにあるんじゃない。(マル)」
あげだま「んなかてえこと言うなよ」
ワープ郎「ダメ」
あげだま「む。ああ、そうか、分かった」
ワープ郎「な、何が分かったんだ?(ハテナ)」
あげだま「ワープ郎。俺の人気を妬んでるんだろう」
ワープ郎「はあ?」
あげだま「そういやそうだよな。ワープ郎もあげだマンの一部なのに、マフラー貰ったりキスされんのは俺のほうだもんな」
ワープ郎「ボ、ボクは妬んでなんかいないぞ!!(ダブルビックリ)」
あげだま「いいからいいから。今度キスされそうになったら…てな風にしてやるよ」
ワープ郎「いい加減にしろ!!!(トリプルビックリ)ボクらには盛蕎麦市の平和を守るっていう大事な使命があるだろう?
女の子にちやほやされて舞い上がってる場合じゃないんだから」
あげだま「またワーちゃんってば、ごまかしちゃって。女の子にモテたいんだろー?ほれほれ」
ワープ郎「こ、この、大バカモノ―!」
あげだま「わ、あ。な、なにすんだよ!自分がモテねえからって、俺に八つ当たりすんじゃねえよ!」
ワープ郎「冗談じゃない!(ビックリマーク)ここに来る前は女の子たちに、わーラブリーとか、とってもビューチホーなんて言われてたんだ。(マル)」
あげだま「みんなよっぽど目が悪かったんだな」
ワープ郎「な、なんだって!?(ビックリハテナ)」
あげだま「こんな扁平ポンコツバレーボールもどきが可愛く見えるようじゃな」
ワープ郎「ガーン。今度こそ本当に怒った。(マル)もうあげだまの顔なんて見るのもいやだ。(マル)」
あげだま「こっちだって同じだかっこ閉じる」
ワープ郎「真似するな。(マル)よし、決めた。(マル)(ボクは今日限りこの家を出る)カッコ閉じる」
0118名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/08(月) 22:58:15.22ID:???
オカメ「お待ちなさい!話は聞きましたよ」
あげだま「そりゃ聞こえるだろうよ」
オカメ「ワープ郎ちゃん、パンツが貰えないぐらいなんです?」
あげだま・ワープ郎 「あれー(ズコーッ!)」
あげだま「ばっちゃん一体何を聞いてんだよ」
オカメ「あら、違いました?」
エビ天「カメさんや。ケンカの原因はパンツが欲しいとか欲しくないの問題じゃないんじゃよ」
オカメ「はあ」
ワープ郎「(そうそう)カッコ閉じる」
エビ天「よく考えてみれば分かることじゃが、マフラーのほうが良いと言っとるんじゃい」
オカメ「でもこれじゃあ、恐怖のミイラ男ですよ」
ワープ郎「ちがーう!そんなこと言ってなーい!」
エビ天「違ったかのう」
あげだま「こいつはお笑いだ。はははは」
ワープ郎「もうみんなで馬鹿にして。こんな薄情な家にはいたくない。(マル)」
あげだま「あ」
ワープ郎「う…」
あげだま「ふん!」
ワープ郎「さよなら!」
あげだま「ワープ郎!」
オカメ「行っちゃいましたよ」
エビ天「若いものはせっかちじゃのう」
あげだま「どうしてくれんだよ!二人が変なこと言うから出てったじゃねえかよ!」
エビ天「こりゃ!人のせいにしちゃいかんぞ!自分の問題じゃ!」
オカメ「そうですよ」
あげだま「あのねぇ…もう、二人ともいい加減なんだから。ワープ郎…行くあてもないくせに」
0119名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/08(月) 23:21:38.79ID:???
ワープ郎「なんだいなんだい。あげだま一人じゃなーんにも出来ないくせにさ。あーあ、でもこれから一体どうしようかな…(テンテンテン)」
ガンコ亭のおやっさん「早まっちゃいかーん!とうりゃあ!」
ワープ郎「うおう」
ガンコ亭のおやっさん「良かった、間に合った。何があったかは聞かねえが、たった一度の人生だ。早まった真似しちゃいけねえよ」
ワープ郎「あのー」
ガンコ亭のおやっさん「何も言うねえ。あっしには分かってる。失恋したんだろう?一目で分かったよ。確かにその体型じゃあなあ。寸胴だし、足は短けえし、おまけにツノまで生えてちゃあなあ」
ワープ郎「ち、ち、違うよ!!(ダブルビックリ)」
ガンコ亭のおやっさん「違ったのかい?うーん、他に考えられるのは。分かった。女の子のスカートをめくって先生に叱られたんだろう!」
ワープ郎「違うっちゅうに。ボクが違うって言ったのは、そういう意味じゃなくて、飛び込みなんかしようとしてないっていう意味だよ!!(ダブルビックリ)」
ガンコ亭のおやっさん「なんだい、そうだったのかい」
ワープ郎「分かったんなら、この体についてる変なものを取ってほしい。(マル)」
ガンコ亭のおやっさん「あーすまねえ、すまねえ。でも変なものっていうのはひでえな。この麺は数々の失敗を元に改良に改良を加え、ついに完成した決して歯では食いちぎれない麺なんでえ」
ワープ郎「じゃあ、一体どうやって食べるんだ?(ハテナ)」
ガンコ亭のおやっさん「う、うわああああー!!そうか、そうだったのか。最近ケンサク先生以外客が来ねえから変だ変だとは思ってたんだが、まさか。まさか。麺のせいだったのかー!!
負けたよ。おめえには。達者でな」
ワープ郎「はあ。一体なんだったんだあれは…(テンテンテン)」
0120名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/08(月) 23:40:38.12ID:???
女子中学生たち「ねえねえ、何あれ」
ワープ郎「わ、まずい。(マル)あ、待てよ。もうあげだまとは赤の他人だ。(マル)
(あげだマンになることもないし、ボクはボクであげだまはあげだまなんだから、こそこそとする必要はないんだ)カッコ閉じる」
女子中学生たち「何これ」
ワープ郎「こ、こんにちは。(マル)」
女子中学生A「わー喋った。可愛い」
女子中学生B「ねえねえ、あなたロボット?」
ワープ郎「ワープロロボットのワープ郎だ。(マル)」
女子中学生C「すっごーい」
ワープ郎「へへへ、こんなことも出来るぞ。(マル)」
女子中学生たち「わーあはははは」
ワープ郎「どう?」
女子中学生たち「やだーかわいいー」
ワープ郎「ああ」
女子中学生B「よしよし」
女子中学生A「あーずるい」
女子中学生C「私にも抱かせて」
女子中学生B「早いもの勝ちだもん」
女子中学生A・C「ひっどーい」
ワープ郎「照れるな…(テンテンテン)」
女の子A「あー!」
ワープ郎「ん?」
0121名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/08(月) 23:51:44.52ID:???
女の子A「あ…誰かーミイちゃんを助けてー!」
女子中学生B「あ、大変!」
女子中学生A「何とかしなきゃ!」
ワープ郎「ボクが行く。(マル)」
女子中学生たち「あ」
ワープ郎「アクア変換!」
女子中学生たち「…っ」
女の子A「ミイちゃん…
ミイちゃん!良かった。ミイちゃんを助けてくれてありがとう」
ワープ郎「礼には及ばない。(マル)(当たり前のことしただけだ)カッコ閉じる」
女の子A「あなたって優しいのね」
ワープ郎「そ、そんな照れる。(マル)あ」
女の子A「私からのお礼よ(チュ)」
ワープ郎「わが人生に悔いなーし!」
女子中学生B「素敵よ。ワープ郎ちゃん」
「ワープ郎って言うのかい?」「ちっこいのに、大したもんだ」「一家に一台」
ワープ郎「そんな褒められると恥ずかしい。(マル)」
0122名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/08(月) 23:55:15.15ID:???
ワープ郎「へへ。ボクはあげだマンにならなくてもこんなにモテるんだ。分かっただろ?あげだま。
あ、そ、そうか。いつも隣にいるからついあげだまの名前を呼んでしまった…(テンテンテン)
でも、あげだまが謝ってくるまで帰ってやらない!(ビックリマーク)…」
0123名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/08(月) 23:57:57.31ID:???
ワープ郎「今更あげだまのところにも戻れないし…(テンテンテン)とりあえず泊まるところを探さなきゃ。
あ、しまった。(マル)慌てて飛び出してきたから充電を忘れてた。(マル)あ、あげだま、た、す、け、て…」
かに夫「今日は久しぶりに早く帰れたなー。あ?なんだこりゃ。コンセントがついている。
電化製品だな、こりゃ。誰もいない。ま、とりあえず貰っていこう」
0125名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 00:03:36.78ID:???
ワープ郎「ははははは」
こだま「それそれそれ」
ワープ郎「それ。お返しだ。(マル)」
いぶき「二人ともいつまで入ってるの?私が入れないじゃない!」
こだま「お姉ちゃんも入れば?ワープ郎と一緒だと楽しいよ」
いぶき「ふふふーん。実は用意してあるの」
ワープ郎「え、そ、そんな」
いぶき「ふふふふ」
ワープ郎「しあわせ〜///」
0126名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 00:10:40.20ID:???
あげだま「ワープ郎、一体どこ行ったんだ。おかげで睡眠不足だぜ」
ワープ郎「あははは。くすぐったい。(マル)」
あげだま「こ、この声は…」
女子生徒たち「あ」
あげだま「ワープ郎」
いぶき「あら、あげだまくんったら、ワープ郎ちゃんのこと知ってるの?」
あげだま「え、あ、知らないよ」
いぶき「紹介するわ。昨日から私の家で一緒に暮らすことになったワープ郎ちゃんよ。可愛いでしょー」
ワープ郎「一緒にお風呂入っちゃった仲なんだー」
あげだま「なにー!?いぶきちゃんとお風呂ー。
人が心配して眠れなかったときに、のんびり風呂に入ってただとー!」
麗「ごめんあそばせ!」
あげだま「うお!」
0127名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 00:23:15.21ID:???
麗「いぶきさん、なかなか素敵なペットをお飼いになってるのね」
ワープ郎「ボクはペットじゃない。(マル)」
麗「まあ、喋るの?いぶきさん、そのワープ郎とやら、私に譲っていただけませんこと?田中」
田中「はは」
麗「一千万でどう?」
女性生徒たち「い、一千万円!?」
ワープ郎「ボ、ボクはお前の家なんか行きたくない。(マル)」
いぶき「お断りします!」
麗「頭が足りないようね。これくらいでどう?」
いぶき「…っ」
麗「おーっほっほっほ!あなたって意外と商売上手なのね。これでどう?一億円よ」
女性生徒たち「い、一億円!?」
いぶき「ワープ郎ちゃんは、大切なお友達なの!売り物なんかじゃないわ!」
麗「なんですって!」
ウーロン茶「女は競ってこそ花。負けて落ちれば泥。へえ、泥の人ネー」
麗「うるさい!」
(ドガッ)
麗「いぶきさん、よーく分かりましたわ。でも私欲しいと思ったものはどんなことをしても手に入れる性質ですの」
田中「ああ、お嬢さま」
ワープ郎「台風のような女だ。(マル)」
0128名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 00:28:52.42ID:???
雷蔵「なに?ワープロロボットのワープ郎?」
麗「ええ、私に反抗的だけど、賢くて可愛いの」
雷蔵「確かそのロボットのことが書かれた預言があるぞ。
よいか?高き知能を持ち、心から叱ってくれる友現れし時、英雄は大王を世界の覇者へと導くなり。
えーつまりそのワープ郎が現れたとき、ワシゃ王になれるのじゃ」
麗「では、なんとしても手にいれなければなりませんわね」
鈴木「それなら、良い手があります」
麗「ほんと?」
鈴木「はい、お任せください」
0129名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/05/09(火) 00:39:48.56ID:???
ワープ郎「えー!一緒に暮らせない!?(ビックリハテナ)」
いぶき「ごめんなさい。ママが管理人さんからペットを飼っちゃいけないって言われちゃったの」
ワープ郎「ボクはペットじゃない。(マル)」
いぶき「私もそう言ったんだけど、言うことを聞けないなら出ていってくれって」
こだま「やだやだ、ワープ郎は僕のだい」
ワープ郎「こだまちゃん、ありがとう。でもボクのためにみんなに迷惑は掛けられない。(マル)お世話になった。(マル)」
いぶき「ワープ郎ちゃん」
こだま「ワープ郎!」
0130名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 00:45:50.20ID:???
麗「どうやら鈴木の管理人に言いつけちゃうよ作戦は成功したようですわね。鈴木、お前には特別にボーナスをあげます」
鈴木「わーい、ありがてえ!」
麗「はい(棒ナス)」
鈴木「うう、ありがたくない…」
麗「お前たちもボーナスが欲しかったら、ワープ郎を丁重に我が家に連れてらっしゃい。分かった?」
佐藤・田中「はい」
0131名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/05/09(火) 00:53:00.00ID:???
ワープ郎「これからどうしようかな…(テンテンテン)あ」
佐藤・田中「へへへ」
ワープ郎「あ!」
(pi pi pi … pi pi pi)

雷蔵「完成じゃ」
麗「これならあげだマンを倒せそうですわ」
佐藤「田中のやつ、ボーナスが貰えると聞いて、張り切って入っていったな」
鈴木「ボーナスってこれだぞ?(棒ナス)」
佐藤「えー!可哀相な田中」
麗「この預言が正しければ、今度こそあげだマンを倒せるということですわね」
雷蔵「しかし麗、どうやってあげだマンをおびき出すつもりじゃ?」
麗「お忘れですの?お爺様。平家いぶきのいるところ、あげだマンあり。ふん」
0132名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 01:00:38.61ID:???
あげだま「くそー、ワープ郎のやつ。いぶきちゃん家で暮らしてるだ?あ。ん?なんだこりゃ。なに!
『あげだマンよ。平家いぶきは預かった。返してほしくば今晩7時、盛蕎麦東小学校へ来い』
でも、ワープ郎がいなきゃあげだマンになれない。一体どうしたらいいんだ」
0133名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 01:07:41.30ID:???
麗「あげだマンのやつ遅いわね。ヒーローの義務を怠ってますわ」
いぶきの恰好をした鈴木「あのー怨夜巫女さま」
麗「なんだなんだ!情けない声を出すな!」
いぶきの恰好をした鈴木「今回の作戦には無理があるのでは」
佐藤「私もそう思います」
麗「それらしいのがいればいいの」
佐藤「こんなのに引っかかるのはバカだけ…」
あげだま「はーっはっはっはっはっは!」
佐藤・いぶきの恰好をした鈴木「ああ」
麗「バカが来たわよ」
あげだま「見参!気合の戦士あげだマーン!てやあ!」
(ズコ)
麗「な、なんなの一体!」
あげだま「い、いぶきちゃんを返せ」
麗「あ、あげだまじゃないの。私は、あげだまじゃなくて、あげだマンに用事があるのよ。ワープ郎、やっておしまい!」
あげだま「ワープ郎だって!?」
0134名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 01:12:49.48ID:???
怨夜巫女「あげだマンのやつ遅いわね。ヒーローの義務を怠ってますわ」
いぶきの恰好をした鈴木「あのー怨夜巫女さま」
怨夜巫女「なんだなんだ!情けない声を出すな!」
いぶきの恰好をした鈴木「今回の作戦には無理があるのでは」
佐藤「私もそう思います」
怨夜巫女「それらしいのがいればいいの」
佐藤「こんなのに引っかかるのはバカだけ…」
あげだま「はーっはっはっはっはっは!」
佐藤・いぶきの恰好をした鈴木「ああ」
怨夜巫女「バカが来たわよ」
あげだま「見参!気合の戦士あげだマーン!てやあ!(ズコ)」
怨夜巫女「な、なんなの一体!」
あげだま「い、いぶきちゃんを返せ」
怨夜巫女「あ、あげだまじゃないの。私は、あげだまじゃなくて、あげだマンに用事があるのよ。ワープ郎、やっておしまい!」
あげだま「ワープ郎だって!?」
0135名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 01:28:58.39ID:???
あげだま「ワープ郎!うわ!ワープ郎に何をした!?」
怨夜巫女「ほんの少し改造しただけよ」
あげだま「ワープ郎!俺のこと忘れちまったのかよ」
ワープ郎F92「(ビュン、ビュン、ビュン、ビュン!)」
あげだま「目を覚ませワープ郎!お前はそんなヤワなロボットじゃないはずだぞ!」
怨夜巫女「おほほほほ。何を言っても無駄よ」
あげだま「ワープ郎!」
ワープ郎F92「(ビュン、ビュン、ビュン、ビュン!)」
あげだま「うわあ…しまった。うわあああああ!!うっ…くっ…あれ…」
ワープ郎F92「あ、あ。あげ、あげ、だま。あげだま」
あげだま「ワープ郎!」
怨夜巫女「なんなの、なんなの。正気に戻っちゃったじゃないの!田中何とかしなさい!」
ワープ郎F92(田中)「なんとかしなさいって言っても、頭脳であるワープ郎を切り離さない限りこっちは動けませんよ」
ワープ郎F92(ワープ郎)「その通り」
怨夜巫女「だったら切り離せばいいでしょう!」
ワープ郎F92(田中)「もう変なことになっても知らないよ」
ワープ郎F92(ワープ郎)「うわ!」
あげだま「よっ。ワープ郎」
ワープ郎「改造されてあげだまを攻撃するなんて、情けない。(マル)」
あげだま「いいんだよ、元はと言えば俺が悪いんだから」
怨夜巫女「なんだか知らないけど、勝手に盛り上がってますわね。田中、ミサイルで攻撃しなさい」
田中「田中、行きまーす!」
(ドカーン!)
あげだま「うわあ」
0136名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 01:38:38.04ID:???
あげだま「あげだま、へんかーん!」
あげだマン「てやあ!あげだマーン!」

怨夜巫女「消えた…」
あげだマン「はっはっはっは」
怨夜巫女「またあげだまのやつ」
あげだマン「今度は本物さ」
怨夜巫女「今頃来ても遅いのよ!」
あげだマン「怨夜巫女、もう許さん!」
怨夜巫女「田中、やっておしまい!」
ワープ郎F92(田中)「それ!」
(ドカーン!)
あげだマン「とう!」
ワープ郎「やつの弱点は真上の穴だ。(マル)」
あげだマン「よし!ダブルフリスベー!」
怨夜巫女「あ」
怨夜巫女・田中・いぶきの恰好をした鈴木「あれーー」
佐藤「今日は二度目だよーー」
あげだマン「天下無敵の大勝利!やっぱりあげだマンは二人で一人さ。な、ワープ郎」
ワープ郎「うん!」
0137名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 01:44:10.01ID:???
いぶき「そう。あげだまくんの家で暮らすことになったの?良かったわね、ワープ郎ちゃん」
ワープ郎「ありがとう。(マル)
いぶき「でも不思議ね。二人を見てると何だかずーっと前からの知り合いみたい」
あげだま・ワープ郎「え、あははははは」
いぶき「何がおかしいの?」
あげだま「ああ、何でもない。何でもない」
麗「(フン、ワープ郎が何よ。今頃お爺様は、私の親友のパン太郎を使って、もっと素晴らしいロボットをつくってくれるはずよ。完成が楽しみですわ)
おーっほっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほっほっほ!」
0138名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/09(火) 01:49:04.40ID:???
雷蔵「あ、でけた」
PC郎「PC郎でおま。よろしゅう」
鈴木「大丈夫か?こんなんで」
田中「失敗かな?」
佐藤「かな?じゃなくて、失敗だよ」
雷蔵「よい出来じゃ」
佐藤・田中・鈴木「(ズコーッ!)」
PC郎「いやあ、ええメカ作りましたなあ。絶対損はさせませんで」
0140名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/29(月) 16:25:32.70ID:???
怨夜巫女「今度こそ勝つ!私とPC郎のハイパー変換で、世界最強ビューチフーな戦士になれるのよ!」
あげだま「わおー!俺綿菓子買おっかなー」
ワープ郎「金魚救いだ。(マル)」
あげだま「よ、なんだ。お前」
ハイパー怨夜巫女「聞いて驚け。見て驚け。私がハイパー怨夜巫女だ。おーっほっほっほっほ!」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。嗤(わら)うハイパー怨夜巫女」
あげだま「これってもしかして大ピンチ!?」

次回

『嗤(わら)うハイパー怨夜巫女』
0141名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/05/29(月) 16:37:46.19ID:???
あげだま「おい、ワープ郎、ちんたらやってると遅刻だぞ!」
ワープ郎「へへ、おあいにく。ボクは小学生じゃないから遅刻は関係ないのだ。(マル)」
あげだま「けっ、いい気なもんだぜ」
あげだま「あ」
ワープ郎「あ」
いぶき「おはよう、あげだまくん!急がないと遅刻するわよ!」
あげだま「いぶきちゃん」
ワープ郎「へへ。大丈夫、いぶきちゃん。ボクに任せて。(マル)」
いぶき「え、任せてってどうする気なの?」
ワープ郎「こうするのさ。(マル)モード変換!」
いぶき「ワープ郎ちゃん、どうしたの?何それ」
ワープ郎「ポケバイさ。(これに乗っていけば、学校なんてあっという間だよ)カッコ閉じる」
いぶき「わーワープ郎ちゃんってすごいのね」
あげだま「あーあ、調子に乗っちゃって」
0143名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/05/29(月) 17:02:22.82ID:???
ツリパン「麗さまのおなーりー。おはようございーやす」
麗「おはよう」
PC郎「ああ、出迎えご苦労やな」
ツリパン「ん?なんだありゃ。知ってっか?」
親衛隊員A「いや、分かんない」
PC郎「へ」
ツリパン「ん?何者だ。しっかし随分と人間離れしたやつだな」
あげだま「どいたどいたー!ドンガドンガドンガララッタ」
ツリパン・親衛隊員A「わ、うわあ!」
あげだま「あげだまさまのお通りだーい!」
ワープ郎「パラリラパラリラ」
麗「な、なんだ!?」
いぶき「ははは。おはよう、麗さん!」
麗「い、いぶき…むむむむむ、PC郎!」
PC郎「へえ」
麗「あなた出来ないの?ああいう風に」
PC郎「駄目でんなあ」
麗「あら、どうして?」
PC郎「あれ下品ですがな。ワイのような高性能のメカはあんなことようしませんわ」
麗「むむ…PC郎!あなた一言多いのよ!」
PC郎「まあまあ、麗お嬢さま。急いだってろくなことあらしまへん。
確か、麗さまが5つん時やった。急いでトイレに行こうとして、あんとき麗さま廊下でお漏らしされましたなあ。
もう廊下はぐちょ濡れでえらい騒ぎやった。そやから麗さま、急いだってろくなことあらしまへん」
麗「い……い…」
PC郎「ん?麗さまどうかしたんでっか?」
麗「むぅ…人前でよくもそんな昔のこと蒸し返してくれたわね。あんたって可愛くないのよ。ふん!」
ツリパン「あ…れ………」
麗「麗さま相変わらず超ワガママな性格してはるなあ。もうちょっと素直やったらええんやけどなあ。なあ、そう思うやろ?」
ツリパン「プーン!」
PC郎「おやまぁ」
0144名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/29(月) 17:32:49.51ID:???
麗「みなさん、おはよう。あ?」
男子生徒A「ワープ郎くんっていうんだ」
女子生徒A「ワープ郎くん、食べ物は何が好きなの?」
ワープ郎「ボクの好物は電気だ。(マル)でも乾電池はあまり好きじゃないけどね‥(テンテン)」
女子生徒A「へえ、すごいのね」
男子生徒B「ふーん、ワープ郎くんの得意な科目はなんだい?」
ワープ郎「データを打ち込めば、全科目が得意科目だ。(マル)」
あげだま「おい、いい加減にしとけよ、ワープ郎。自分の機能を自慢するとじっちゃんに怒られるぞ」
ワープ郎「えーボクは自慢したつもりはない。(マル)(事実を言ってるだけじゃないか)カッコ閉じる」
女子生徒C「そうよ。あげだまくんこそ邪魔よ」
あげだま「へ?」
女子生徒C「今度は私が聞く番なんだから、口を挟まないでちょうだい」
あげだま「ああ、そう」
女子生徒C「ね、スポーツはどう?ワープ郎くん早く走れる?」
ワープ郎「ポケバイモードで走れば結構早く走れるし、ジェットモードで飛べば誰にも負けない。(マル)」
「へえー」「すっげー」
麗「おっほん!むむ……」
PC郎「なーるほど。麗さまは人一倍目立ちたがりやさかい。誰も相手にしてくれへんようなこんな状況は非常にプライドが傷つく訳ですなあ。
しゃあない。ワイに任しといて。
お邪魔しまっせー。みな、盛り上がってるとこすんまへんな」
男子生徒A「なんだなんだ」
PC郎「いやー何、大したことやないんや。悪いけど麗さまを、あんたらのお仲間に混ぜてくれ
麗「チェストッ!」
(ドガッ)
麗「ちょいとあんた!勝手な真似しないでくれる?私はそんなこと頼んでやしないでしょう!」
0145名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/29(月) 17:36:15.59ID:???
麗「みなさん、おはよう。あ?」
男子生徒A「ワープ郎くんっていうんだ」
女子生徒A「ワープ郎くん、食べ物は何が好きなの?」
ワープ郎「ボクの好物は電気だ。(マル)でも乾電池はあまり好きじゃないけどね‥(テンテン)」
女子生徒A「へえ、すごいのね」
男子生徒B「ふーん、ワープ郎くんの得意な科目はなんだい?」
ワープ郎「データを打ち込めば、全科目が得意科目だ。(マル)」
あげだま「おい、いい加減にしとけよ、ワープ郎。自分の機能を自慢するとじっちゃんに怒られるぞ」
ワープ郎「えーボクは自慢したつもりはない。(マル)(事実を言ってるだけじゃないか)カッコ閉じる」
女子生徒C「そうよ。あげだまくんこそ邪魔よ」
あげだま「へ?」
女子生徒C「今度は私が聞く番なんだから、口を挟まないでちょうだい」
あげだま「ああ、そう」
女子生徒C「ね、スポーツはどう?ワープ郎くん早く走れる?」
ワープ郎「ポケバイモードで走れば結構早く走れるし、ジェットモードで飛べば誰にも負けない。(マル)」
「へえー」「すっげー」
麗「おっほん!むむ……」
PC郎「なーるほど。麗さまは人一倍目立ちたがりやさかい。誰も相手にしてくれへんようなこんな状況は非常にプライドが傷つく訳ですなあ。
しゃあない。ワイ任しといて。
お邪魔しまっせー。みな、盛り上がってるとこすんまへんな」
男子生徒A「なんだなんだ」
PC郎「いやー何、大したことやないんや。悪いけど麗さまを、あんたらのお仲間に混ぜてくれまへんか?」
麗「チェストッ!」
(ドガッ)
麗「ちょいとあんた!勝手な真似しないでくれる?私はそんなこと頼んでやしないでしょう!」
0146名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/29(月) 17:49:03.94ID:???
いぶき「麗さん」
麗「へ?」
いぶき「その人誰なの?麗さんの知り合い?ずいぶん変わった人ね」
麗「え?やあね、いぶきさんったら。知り合いというほどのもんじゃありませんことよ。これは私のペットのPC郎よ」
PC郎「みなはん、よろしゅう。ワイがPC郎でおま」
「なんだなんだ」「可愛くない―」「変なの」
麗「PC郎」
PC郎「へい」
麗「挨拶代わりよ。皆さんに何かお見せしたら?」
PC郎「お見せする言うても何をでっか?」
麗「ほら、色々出来るでしょう?チンチンとかお手とかおまわりとか」
PC郎「駄目でんなあ。麗お嬢さま」
麗「く…この私に口答え?随分と態度がでかいじゃないの!」
PC郎「えーそうでっか?でもワイ、犬やあらへんからそないな真似できまへんなあ」
麗「なんだぁ!あんたなんてお爺様に頼んでスクラップにしてもらうんだから!」
PC郎「まあまあ、麗さま慌てなさんな」
麗「ああ…ああ…あれ…」
PC郎「確か麗さまが5つの時やった。急いでトイレに行こうとして、滑って転んで」
麗「お黙り!」
(ピッ)
(コテッ)
麗「ふん、PC郎。あなた当分の間そうしてなさい」
0147名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/29(月) 18:01:55.24ID:???
田中「てな訳で、お嬢さまに電源を切られ、挙句の果てに予備の電気まで抜かれちまったそうだ」
佐藤「ええ、これもう使わないのかね」
田中「さあ。けど、これって俺たちのボーナスじゃ買えないものなんだろう」
鈴木「もったいないから俺たちで使おっか」
佐藤「おう、そいつは良い考えだ。俺たちでこいつの有効な使い方を考えりゃいいんだ」
田中「うん。ここにただ寝かしておくより、俺たちで有意義に活用したほうがいいに決まってるもんな」
田中「そうさなあ。肩叩きでもやってもらおうっかな。俺」
鈴木「俺はー買い物頼んじゃおうっと」
佐藤「俺は、やっぱり漬物石に使うねー」
田中「うん、俺たちなら、こいつを立派に活用出来るな」
佐藤「その通り」
鈴木「完璧さ」
0148名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/29(月) 18:17:07.60ID:???
佐藤「よーし、充電完了したぜ」
田中「えーと確か、電源スイッチはここだと。ああ、起きた起きた。よう、寝起きんとこ悪いけど、肩叩きしてくんねえか」
鈴木「俺、買い物頼みたいんだけど、カトーヨクドーに行ってくんない?」
佐藤「よう、にいちゃんいい体してんなー。漬物石になってみる気はねえか?」
PC郎「あのなあ、あんたら」
佐藤・田中・鈴木「ええ!?」
PC郎「ワイはスーパーコンピューターを凌ぐ高性能のメカでっせ。そんなくだらん用事できまっかいな。ったくあんたはどうしようもない宇宙的アホやな」
田中「宇宙的アホだと!?てめえにアホ呼ばわりされる覚えはないぜ!」
佐藤・鈴木「おう!」
佐藤・田中・鈴木「スクラップにしちゃる!」
田中「てめえ、充電してやった恩を仇で返しやがって。覚悟しやがれ!」
佐藤・鈴木「覚悟しろ!」
PC「言い忘れとったけど、あんさんらのボーナスの査定、ワイがするんやで」
田中「え!」
佐藤「えー!」
鈴木「えー!」
佐藤・田中・鈴木「えー!ビックリマーク」
佐藤「ターイム!どうする?ボーナスの査定だってよ」
田中「バーカ、ウソに決まってるだろうが」
鈴木「そ、そうとも」
佐藤・田中・鈴木「うんうん」
佐藤・田中・鈴木「やーい、ウソつきー」
雷蔵「いや、ほんとじゃ」
佐藤・田中・鈴木「えー!!!!だ、旦那様」
0149名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/05/29(月) 18:34:17.67ID:???
雷蔵「お前達のボーナスは、PC郎に査定させておるんじゃ」
佐藤「ど、どぼじて」
雷蔵「PC郎はお前達の仲間ではないか」
佐藤「え」
田中・鈴木「ええ…」
雷蔵「その仲間がボーナスの査定をする。これが民主主義っちゅうもんじゃ。
それにこやつは計算も抜群。ボーナス査定などお茶の子サイサイじゃ。のう、PC郎」
PC郎「はいな。お茶の子サイサイの朝飯前でんがな。どうや?そういう訳で、はいな。ボーナス査定はもう始まっとるでー」
佐藤・田中・鈴木「ぎゃあー!!ダブルビックリ」
PC郎「ほれ、働きなはれ。
佐藤・田中・鈴木「うわあー!!」
PC郎「働きなはれ。ボーナスようけ貰いたかったら働きなはれ」
PC郎「働きなはれ」
田中「どこが肩なんだよ」
PC郎「働きなはれ」
鈴木「ったく、もう」
PC郎「働きなはれ」
佐藤「虚しいぜ」
佐藤・田中・鈴木「へへえ。あんたが大将」
雷蔵「うむうむ。その調子でみんな仲良うするんじゃ」
0150名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 14:48:36.95ID:???
ワープ郎「いやー面白かったなー。(学校ってなんていいとこなんだ)カッコ閉じ」
あげだま「お前はまだ学校ってもんが分かってないんだよ」
いぶき「無理もないわよ。ワープ郎ちゃんたら、クラスの人気者だもん」
あげだま「しっかし、学校がいいとこだなんて、ほんとにハッピーなやつだよな。あ」
いぶき「どうしたの?あげだまくん。あ、ケンサク先生」
ワープ郎「何か様子が変だぞ?(ハテナマーク)」
あげだま「とにかく後をつけてみようぜ」
いぶき「うん」
0151名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 14:54:47.97ID:???
ケンサク先生「こうやって、こうやって」
ワープ郎「何かやってるみたいだ。(マル)」
あげだま「どじょうすくいの練習か?」
ケンサク先生「いやこうだろ。そうすると、こうなって。いや、待てよ、こうするとこうするとこうだ」
いぶき「あ、あれは!」
あげだま「どうしたの?いぶきちゃん」」
いぶき「先生はあれをやる気だわ」
あげだま「な、何を」
いぶき「そういうことなら、私も黙ってる訳にはいかないわ」
あげだま「あの、いぶきちゃん」
いぶき「あげだまくん、私達も行きましょう」
あげだま「は」
ワープ郎「え」
0152名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 15:09:06.43ID:???
雷蔵「えー全ては神に祈るべし。さすれば願い事叶い、家内安全、待ち人来る。縁談程よし。何じゃこれは」
佐藤「家内安全、待ち人来る。縁談程よし。どこかで聞いたような文句だな」
田中「おみくじだよ、おみくじ」
鈴木「神社なんかで引くやつだろう?」
雷蔵「あー!」
佐藤・田中・鈴木「どわぁー!」
雷蔵「分かった。神に祈れば、ワシの願いは叶うということじゃ」
佐藤・田中・鈴木「え!なんのこっちゃ!」
雷蔵「全ては神に祈るべし。さすれば願い事叶いとある。ワシの願い事は世界制覇じゃ!神に祈ればそれも叶う訳じゃ」
佐藤「祈るだけで世界制覇出来りゃあ、世話ねえよなあ」
田中「ま、旦那様の好きなようにさせておこうよ」
雷蔵「田中、佐藤、鈴木!」
佐藤・田中・鈴木「あ!ああ…」
雷蔵「これから盛蕎麦神社へお参りに行く」
佐藤・田中・鈴木「はい!」
雷蔵「PC郎も一緒に行くぞ」
PC郎「みなさんしっかり働きなはれ」
佐藤・田中・鈴木「はぁ…」
0153名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 15:20:42.56ID:???
テキ屋の人A「はい、いらっしゃいいらっしゃい。お兄さんどうだい?お兄さん。
サクサクっと安いよ。もう一回いっちゃおうかな。はいどうだい」
ケンサク先生「ああなって、こうなって、こう」
あげだま「ああそうか。今日は縁日か」
いぶき「あ、いぶきちゃん」
ワープ郎「今日のいぶきちゃんおかしい。(マル)」
あげだま「ね」
0154名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 15:22:48.85ID:???
テキ屋の人A「はい、いらっしゃいいらっしゃい。お兄さんどうだい?お兄さん。
サクサクっと安いよ。もう一回いっちゃおうかな。はいどうだい」
ケンサク先生「ああなって、こうなって、こう」
あげだま「ああそうか。今日は縁日か。あ、いぶきちゃん」
ワープ郎「今日のいぶきちゃんおかしい。(マル)」
あげだま「ね」
0155名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 15:29:18.16ID:???
ケンサク先生「神様、今年こそ上手くいきますように」
ひとみ先生「ケンサク先生」
ケンサク先生「え?ああ、ひとみ先生も来てたんですか」
ひとみ先生「上手くいきますようにって何のことですの?」
ケンサク先生「これですよ」
ひとみ先生「え」
ケンサク先生「いやあ、これがなかなか上手くいかないんですよ」
ひとみ先生「これって…」
ケンサク先生「あ、そうだ。一緒に行きますか」
ひとみ先生「何ですの」
あげだま「まあ。ずいぶんお熱いこと」
ワープ郎「でもあの手つきなんなんだ。(マル)」
いぶき「(キラーン)」
あげだま・ワープ郎「え」
0156名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 15:35:55.38ID:???
ケンサク先生「ぼかぁね。子供の時から縁日が大好きでしてねー。特にこの金魚すくいが大好きで」
ひとみ先生「うふ、ケンサク先生って子供みたい」
ケンサク先生「へへへへへ」
あげだま「じゃあさっきは金魚すくいの練習してたのか。ケンサク先生」
ワープ郎「手つきだけじゃ上手くなる訳ないのに。(マル)」
いぶき「う、う、う…(キラーン)」
あげだま「どうかしたの?いぶきちゃん」
いぶき「べ、別に」
0157名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 15:50:19.87ID:???
ケンサク先生「ああ」
ひとみ先生「あらあら」
ケンサク先生「調子出ないなあ」
麗「おーっほっほっほっほ!」
ケンサク先生「く、九鬼」
麗「ケンサク先生。金魚すくいは、こう!なさるんですのよ!いかが?」
ケンサク先生「す、すごい」
麗「まだまだ序の口。よーくご覧あそあせ。は、よ!どっこいさ!サクサクっと!ほら、どうだ」
テキ屋の人B「あー!いっぺんに10匹とはすごいね、お嬢ちゃん。でもこれ練習料金ですくったやつだから返してね」
麗「あ」
テキ屋の人B「はい、今度は本番用の網買ってやってね」
麗「えー!どういうことですの!?」
テキ屋の人B「おう、こっちが練習用150円。こっちが本番用500円」
麗「そんなのアリ!?」
あげだま「けど、いっぺんに10匹もすくうなんてすげえよな」
ワープ郎「うん、ほんと。すごいや!(ビックリマーク)」
いぶき「うう…もうダメ」
あげだま「どうかしたの?いぶきちゃん」
いぶき「私、もう我慢できない!」
0158名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 16:07:10.78ID:???
いぶき「おっちゃん!本番用の一つちょうだい!」
テキ屋の人B「へい」
いぶき「この紙の透けるような薄さは、まさしく本番用ね」
麗「あー」
ケンサク先生「平家じゃないか」
麗「いぶきさん」
いぶき「麗さん、私も遊ばせてえーもらうわ」
麗「(これは、いつものいぶきじゃないわ)」
いぶき「行くわよー!金魚返しー!は、う、や、たー!はい!」
テキ屋の人B「き、金魚返し…」
麗「な、何よこれ!」
ケンサク先生「平家すごいなー」
ひとみ先生「ほんと、すごい」
テキヤの人B「オヤジから聞いたことがある。5年目のことだ。一人で店の金魚を全部すくった少女がいたそうだ。
オヤジはそん時のショックで引退しちまった。その子の得意技がその金魚返し。この子がその伝説の少女だったのか。
わしゃもう破滅だー!破滅だー!」
0159名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/03(土) 16:18:59.09ID:???
麗「何が金魚返しよ!いぶきさん、私負けませんことよ」
いぶき「麗さん、残念だけど、金魚返しには勝てないわ」
麗「な、何ですって!やってやろうじゃないの。えーい、行くわよ。勝負!え、よ!ささっと!」
いぶき「う、や、たー!」
ケンサク先生「はい、それまで。おお、すごいな平家。九鬼は?空っぽ!」
麗「えー!そんなバナナ」
ケンサク先生「残念だがなぁ、九鬼よ。お前の網を見てみな」
麗「網?あ。あー!ああ…」
ケンサク先生「でもなぁ九鬼、こんなことでくじけちゃ駄目だぞ。頑張れ青春」
麗「うう…この恨みはらさでおくべきか。いぶきさん覚えてらっしゃい!」
0160名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 16:24:50.84ID:???
麗「何が金魚返しよ!いぶきさん、私負けませんことよ」
いぶき「麗さん、残念だけど、金魚返しには勝てないわ」
麗「な、何ですって!やってやろうじゃないの。えーい、行くわよ。勝負!え、よ!ささっと!」
いぶき「う、や、たー!」
ケンサク先生「はい、それまで。おお、すごいな平家。九鬼は?空っぽ!」
麗「えー!そんなバナナ」
ケンサク先生「残念だがなぁ、九鬼よ。お前の網を見てみな」
麗「網?あ。あー!ああ…」
ケンサク先生「でもなぁ九鬼、こんなことでくじけちゃ駄目だぞ。頑張れ青春」
麗「うう…この恨みはらさでおくべきか。いぶきさん覚えてらっしゃい!」
いぶき「ふふん、麗さん。何度やっても同じだわ」
0161名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 16:48:10.26ID:???
田中「縁日なんて何年ぶりだろう」
佐藤「うん、綿あめ食いてえな」
鈴木「リンゴ飴がいい」
雷蔵「何をボケたことを言っとるんじゃ。そんなことはどうでもいいからお前達この人混みを蹴散らすのじゃ」
佐藤・田中・鈴木「はあ?」
雷蔵「我が九鬼家の厳粛なる祈りを行うというのに、この人混みは目障りじゃ」
田中「旦那様、せっかくみんな縁日をエンジョイしてるのに」
佐藤・田中・鈴木「まずいですよ」
PC郎「旦那様に口ごたえはボーナスから5000円マイナスや」
佐藤・田中・鈴木「!ビックリマーク」
PC郎「それがいやならこの人混みなんとかするんやな」
田中「そ、そんな」
PC郎「もう5000円マイナスしたろか」
佐藤・田中・鈴木「うう…テンテンテン」
怨夜巫女「あんたたちってホントに優柔不断ね!」
佐藤「お、お嬢さま」
雷蔵「おあ、麗。どうした。怨夜巫女の恰好なんてして」
怨夜巫女「え、これはその…いぶきをやっつけるために着替えてきたんですわ」
雷蔵「あ、そう。ところで麗よ。この人混みをなんとかしてくれ」
佐藤「でもみんな縁日を楽しんでるのに蹴散らすなんてまずいっすよね」
怨夜巫女「蹴散らす?いいわね。じゃんじゃんやりましょうよ」
佐藤・田中・鈴木「えー!」
雷蔵「うむ、頼りになるのは麗だけじゃ」
0162名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 16:59:55.05ID:???
怨夜巫女「ところでお爺様。今回の合成獣は?」
雷蔵「うむ。今回はここで祈るだけで合成獣はなしじゃ」
怨夜巫女「ええ?どうして!?」
雷蔵「今回の預言は、合成獣のことを示しとらんのじゃ」
佐藤・田中・鈴木「わー!ありがてえ」
怨夜巫女「でもお爺様。合成獣なしでどうするんですの?」
雷蔵「お前にハイパー怨夜巫女になってもらう」
怨夜巫女「ハイパー怨夜巫女?」
雷蔵「左様。PC郎とお前がハイパー変換してハイパー怨夜巫女となればぐーっとパワーアップされるぞ」
怨夜巫女「ぐーんとパワーアップですって?」
雷蔵「さすれば合成獣に頼らずとも、あげだマンを倒せる訳じゃ」
怨夜巫女「お爺様!素晴らしいですわ!早速やりましょう!ハイパー変換のためならこいつと変換するのも我慢しましょう」
PC郎「後悔させませんで」
0163名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/03(土) 17:07:46.23ID:???
雷蔵「という訳で、怨夜巫女とPC郎のハイパー変換を行う」
PC郎「怨夜巫女さま、ここなら人目につかんさかい安心でんな」
怨夜巫女「え、それどういうことよ」
PC郎「あーいや、大したことやありまへん」
雷蔵「うむ、気にするでない。さ、ハイパー変換するのじゃ」
0164名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 17:18:47.71ID:???
怨夜巫女「それじゃ、PC郎。行きますわよ!」
PC郎「へいへい、ほな行きまっせ―!どんとこい!」
怨夜巫女「プラグラムセーット!」
PC郎「よっしゃー!行くでー!」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!ハイパー怨夜巫女…」
麗「あー!なんだこりゃー!」
PC郎「これがハイパー変換でおま」
麗「もういや!こんなの!うう…」
ハイパー怨夜巫女「なんて恥ずかしい変換なの」
PC郎「最高でしたがな。美しい怨夜巫女さまでなきゃ出来へん変換でっせ」
ハイパー怨夜巫女「そう?それもそうね。ま、このスタイルならまあまあでしょう。とりあえずハイパー変換終了ですわ」
PC郎「そういうこっちゃ」
0165名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/03(土) 17:30:24.45ID:???
あげだま「へえ、いぶきちゃんすごいねー」
いぶき「でもおじさんには悪いことしたわ」
テキ屋の人B「いや、俺が未熟だったんだ。今度は誰にもすくえねえ究極の薄さの網を作ってみせるぜ」
あげだま「確かに。おじさんこれじゃ仕事になんないよな」
ハイパー怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!大丈夫ですわ。水槽の中にまだ魚がいます」
あげだま・いぶき「?」
「わーサメが出たー」
ケンサク先生「こらー!みんなに手を出したら承知しないぞ」
ハイパー怨夜巫女「縁日は中止よ。金魚すくいなんてダサい遊びはやめて帰りなさい」
ケンサク先生「うう、金魚すくいは日本人の心だぞ。バカにするな!」
あげだま「なんだおめえ、その服は縁日の余興か?」
いぶき「そうね。ちょっと恥ずかしい恰好ね」
ハイパー怨夜巫女「ええい、うるさい!」
ワープ郎「あげだま、あれはちょっと変だけど怨夜巫女だ」
あげだま「おう、分かった」
いぶき「あげだまくん!」
0166名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 17:33:50.87ID:???
あげだま「オッケー、ここなら人目につかないぞ」
ワープ郎「変換だ!」

ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだま「てやあ!あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0167名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/03(土) 17:45:59.75ID:???
ケンサク先生「ずるいな、あげだま。一人で先に逃げるなんて」
ケンサク先生・ひとみ先生・いぶき「ああ!」
ハイパー怨夜巫女「逃がさないわよ!あんたたちよくもバカにしたわね!」
PC郎「怒らせたら怖いでー」
ハイパー怨夜巫女「あんたは黙ってなさい!」
あげだマン「あんたこそ黙っらっしゃい!」
ケンサク先生・ひとみ先生・いぶき「あ」
あげだマン「怨夜巫女!庶民の楽しみを邪魔するやつはこの俺が許さーん!」
ハイパー怨夜巫女「あげだマン!」
あげだマン「てやあ!」
いぶき「あげだマン、頑張って!」
ハイパー怨夜巫女「あげだマン、私はただの怨夜巫女ではない。ハイパー怨夜巫女だ!」
あげだま「おめえさ、その恰好のどこがハイパーな訳?ただのパンダさんじゃねえの」
ハイパー怨夜巫女「ええい、うるさい!パワーアップしたんだ!」
ワープ郎「あげだマン、とりあえずデータをとるんだ」
あげだマン「よーし」
0168名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/03(土) 17:56:40.14ID:???
あげだマン「あげだマンパーンチ!」
ハイパー怨夜巫女「こんなパンチ、ハエが止まりますわよ!ほーれ」
あげだマン「うわあー!」
ハイパー怨夜巫女「ほーれ」
あげだマン「ああー!」
ハイパー怨夜巫女「ちょろいもんよね」
(パチン)
ハイパー怨夜巫女「痛っ!なんだ!?」
ワープ郎「今だ、あげだマン!」
あげだマン「オッケー」
ハイパー怨夜巫女「誰だ!私の邪魔をするのは!ん?いぶき!」
いぶき「私、射的も得意なの」
ハイパー怨夜巫女「おのれ、いぶき」
(パチン)(パチン)(パチン)
ハイパー怨夜巫女「痛っ。痛っ」
(パチン)(パチン)
PC郎「いてて…このガキは何すんねん。むう」
ハイパー怨夜巫女「ああ、何よ!」
0169名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/03(土) 18:00:09.04ID:???
ワープ郎「あげだマン、データが揃った。(マル)」
あげだマン「おーし、やったるでー!気合ー!気合カード!鏡のカードか。どうするんだ?」
ワープ郎「とりあえず装着だ。(マル)」
0170名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/03(土) 18:01:26.21ID:???
ワープ郎「あげだマン、データが揃った。(マル)」
あげだマン「おーし、やったるで!気合ー!気合カード!鏡のカードか。どうするんだ?」
ワープ郎「とりあえず装着だ。(マル)」
あげだマン「てやあ!
装着完了!」
0171名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/03(土) 18:14:55.72ID:???
あげだマン「必殺!気合鏡!お前は醜い!」
ハイパー怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!この私が醜いですって?」
あげだマン「よく見てみろ。お前まだ自分のその恰好を見てねえだろ」
ハイパー怨夜巫女「み、醜い」
「はっはっはっはっは」「パパあれ買ってー面白い」
ハイパー怨夜巫女「嗤うな。嗤うな。どこがおかしい!」
PC郎「そやそや。どこがおかしいんや」
あげだマン「おかしい!おかしい!」
ハイパー怨夜巫女「むう…」
PC郎「ハイパー怨夜巫女さま。あきまへん。負けたらあきまへんがな!」
ハイパー怨夜巫女「恥ずかしいー!あんたのせいよー!」
PC郎「すいましぇーん!」
あげだマン「愚かな。縁日の邪魔をしようとするからだ」
テキ屋の人C「ありがとよ、あげだマン」
あげだマン「え」
テキ屋の人C「俺達は縁日の出店のもんだ。おめえさんのおかげで縁日が守られたんだ。ぜひお礼をさせてくれ」
あげだマン「あ、あ。いや、気を遣わないで下さい」
テキ屋の人C「遠慮はいらねえ。受け取ってくれ」
テキ屋の人D「これももらって下さい」
テキ屋の人E「これも食ってくれ」
いぶき「まあ、あげだマン良かったわね」
あげだマン「あはは。縁日って最高!」
0172名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/05(月) 14:39:58.10ID:???
あげだま「ケンサク先生、なんで俺達が薪を背負わなくちゃなんねえんだよ」
ケンサク先生「サルも木から落ちる」
あげだま「そうじゃなくて」
ケンサク先生「カッパの川流れ」
あげだま「あのねぇ…」
麗「おーっほっほっほっほ!今度の預言こそ、お爺様の教育改革と世界征服の一挙両得を狙った、今世紀最大のものですわ」
ケンサク先生「次回、ゲンジ通信あげだま。雷蔵の儂(ワシ)について来い」
あげだま「誰が付いて行くかよ」

次回予告

『雷蔵の儂(ワシ)について来い』
0173名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/05(月) 14:52:35.06ID:???
ケンサク先生「これが弾きだ。そして、これが煽りだ」
あげだま「さすがケンサク先生」
いぶき「上手いわね」
ウーロン茶「この手のやつ、ポク得意なのよね」
校長「理事長に授業を見て頂けるとは、身に余る光栄でございます」
雷蔵「なーに、ワシも自分の学校の授業風景を見たかったからのう」
0174名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/05(月) 15:17:40.14ID:???
「あはははは」「わーわー」
雷蔵「何じゃあの騒ぎは」
麗「昔の遊びなんてやってらませんわ」
ツリパン「麗さま、ゲームオーバーですけど」
麗「あんたに言われなくても分かってますわ!」
ツリパン「すいません」
麗「ん?」
ツリパン「あ」
ケンサク先生「よーし、その調子。上手いぞー」
校長「おっほん」
ケンサク先生「おはようございます」
校長「ケンサク先生、この騒ぎは何ですか!」
ケンサク先生「はい、子供達に昔の遊びを教えようかと思いまして。これも社会科の役に立つはずです」
ウーロン茶「ケーンちゃん、ポクお手玉の勝負するネー」
ケンサク先生「よしよし」
あげだな「駄目だよ!今度はベーゴマやる約束だろう!?ねー」
ケンサク先生「よしよし」
雷蔵「(何なんだ、この生徒達は。先生を友達だと思っとる。しかも先生のほうは遊びと勉強の区別も出来ん)」
麗「おほん。あげだま、ウーロン茶」
一同「?」
麗「先生に対してその口の聞き方は何ですの?それからケンサク先生、やはりこういうのは授業だとは思われませんわ。
真面目に勉強しませんこと?」
雷蔵「さすが、麗」
麗「当然ですわ。おーっほっほっほっほ!」
0176名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/05(月) 15:44:01.88ID:???
校長「今日は、とんだところをお見せしてしまって」
雷蔵「あの子達を見てワシは教育の大事さを痛感したのじゃ。
鉄は熱いうちに打て!絶好球は送球から打てと言うじゃろう?」
校長「あ、言います!言います!」
0177名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/05(月) 16:11:43.21ID:???
雷蔵「今のうちに子供達に立派な教育をしとく為にも、ワシは今後盛蕎麦東小学校の教育改革をやったほうがよいと思うのじゃ」
校長「さすが理事長!」
雷蔵「従って今からワシが校長じゃ」
校長「そ、それでは私はクビ!?こんなことでクビになったら、年端もいかない子供5人と、年老いた妻の家族7人、
世間の冷たい風に揉まれ、どう生きていけばいいんです。理事長!」
雷蔵「まあ、クビと言う訳にもいかんから、校長の雑用係とでもしておくか」
校長「あ、ありがとうございます!」私はあなたのしもべ!!
雷蔵「あっはっはっは…」
0178名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/05(月) 16:50:09.58ID:???
雷蔵「薪を背負いつつ、本を読む者あり。その者、後の世まで語り継がれる。なかなか意味深い預言じゃな」
佐藤「あれは二宮金次郎のことだろう?」
田中「ああ、当たり前の預言だな」
鈴木「あんなの預言とも言えないぜ」
PC郎「今の台詞、録音させてもらいましたで」
佐藤・田中・鈴木「ま、待ってくれよ」
PC郎「待ってもかましまへんけど、一人頭1000円でどうや?」
佐藤・田中・鈴木「はぁ…」
PC郎「ひい、ふう、みい」
雷蔵「分かったぞ!」
PC郎「ま。どうせろくでもない解釈をするだけやろな」
雷蔵「薪を背負って、本を読めば必然的に頭が下がる。つまり支配者であるこのワシに、頭を下げやすくなる訳じゃ。どうじゃPC郎」
PC郎「素晴らしいでっせー。!ワイ感動しましてん」
佐藤・田中・鈴木「わー!(ズコーッ!)」
麗「そのあとは私が続けますわ。その者が後の世まで語り継がれるのは理想的な生徒像だからです。
この預言こそ、教育改革と世界征服の一挙両得を狙った、今世紀最大のものですわ」
雷蔵「さすがは麗。ワシの意見とピッタシじゃ」
PC郎「ど、どう考えればそんな解釈になるんや…」
雷蔵「ところで麗、明日から盛蕎麦東小学校の校長はワシがやる。麗も協力してくれるな?」
麗「まあ、お爺様が校長を!?おーっほっほっほっほ!面白そうですわ」
雷蔵「ワシは近い将来、地球の支配者になる。その時、市民になるであろうで子供達を今のうちに教育しておかなかねばならん。
これは、ノットリダマス11世の、ノットリダマス11世による、ノットリダマス11世のための教育改革じゃ」
麗「さすがお爺様」
佐藤・田中・鈴木「やんややんや」
PC郎「アホくさ〜」
0179名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/05(月) 17:44:51.92ID:???
雷蔵「という訳で、父兄ならびに生徒の熱烈なる希望によってえ、えー今日からワシが校長をやることになった九鬼雷蔵です」
あげだま「誰も希望なんかしてねえよな」
いぶき「何だか不安だわ」
雷蔵「えー昔から学問をする者の見本としては二宮金次郎さんがおります。はい、金ちゃーん」
元校長「金ちゃんでーす」
「あはははは」「なんじゃありゃ。カッコ悪いー」
校長「恥ずかしい…」
雷蔵「今日から皆にもこの恰好をしてもらう」
「えー!」
あげだま「んなダセえ恰好出来っかよ!」
いぶき「恥ずかしいわよ」
雷蔵「しかも授業は全て外でやることする。金ちゃん、見本じゃ」
元校長「え、鉄は熱いうちに打て。絶好球は送球から打て」
ケンサク先生「す、素晴らしい!校長、素晴らしいです!これこそ失われた教育の原点です!」
雷蔵「ははははは…」
0180名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/05(月) 18:25:16.44ID:???
ケンサク先生「さあ、行くぞ!カッコ閉じまる。むさしまる!」
「カッコ閉じまる。むさしまる!」
あげだま「おい、何だよ。その背負子は。薪も一本しかないじゃないか」
ケンサク先生「よし、いいぞ。朱に交われば」
「しゅらしゅしゅしゅ!」
ケンサク先生「ちがーう!!」
ワープ郎「重さ300gだよ!!(ダブルビックリ)」
麗「おーっほっほっほっほ!特殊金属で出来た超軽量背負子ですわ」
あげだま「なんだと!麗だけ薪一本ってのはずるいんじゃないの!?」
元校長「それは、つまり…新しい校長先生のご命令であって」
あげだま「ケンサク先生、エコヒイキじゃないかよ!」
ケンサク先生「ん…」
あげだま「ケンサク先生、授業授業」
ケンサク先生「ああ、はい。さっきの続きを行くぞ!鉄は熱いうちに打て!」
「鉄は熱いうちに打て」
あげだま「やってらんねえよな!」
田中「うりゃ!」
(ドサッ)
あげだま「うわあ」
いぶき「大丈夫?あげだまくん」
あげだま「ええ、まあ」
0181名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/05(月) 18:52:21.68ID:???
雷蔵「愉快。愉快。これほどの贅沢はないのう」
佐藤「もともとこの薪は雷蔵様がカナダから取り寄せた特上品だぜ」
鈴木「それを生徒達に運ばせて風呂の焚き付けにするとは」
田中「何を考えてんだか」
鈴木「お、やっと来たぞ」
田中「ご苦労。今日はあと3回運んで来い」
あげだま「何なんだよ!風呂の薪を運ばされたのか!」
いぶき「ひどすぎる」
ケンサク先生「これはどういうことですか」
雷蔵「熱心な教育者にも多少のおこぼれがないとな。それにこれは生徒達の学力を高め、体力増強の意味もあるのじゃ」
ケンサク先生「しかし」
元校長「ケンサク先生、短気は禁物ですぞ」
ケンサク先生「しかし」
あげだま「ケンサク先生!こんなんでいいのかよ!これじゃ夕陽に向かって走れないし、
青春とは何だーなんて叫ぶ気にもならないし。海に向かってバカヤローって元気も無くなっちゃうぜ!」
ケンサク先生「あ、う!そうだ。それが青春なんだ!うん!」
元校長「ああ」
雷蔵「お、なんじゃ」
ケンサク先生「えい」
あげだま「おおやった!」
「えい」「えい」
元校長「うう」
ケンサク先生「すまなかった。皆に薪運びをさせたのは、僕の不徳の致すところだったわ。しかし昔から、サルも木から落ちる。
弘法も筆の誤り。カッパの川流れと、言われている。これからは、失敗は発明の母の諺を肝に銘じて頑張るつもりだ!」
「わー!」
雷蔵「(あ、あ、熱い。しかし、裸で飛び出す訳にも行かん。佐藤、田中、鈴木は何やっとるんじゃ)」
麗「もっと、右だ。右」
PC郎「ダーさん」
雷蔵「あ…お、PC郎。助かったぞ」
PC郎「よっしゃ。10000で手を打ちましょう」
雷蔵「だー(ズコーッ!)」
0182名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/05(月) 19:13:58.36ID:???
雷蔵「今回は、合成獣で一気に教育改革を進めることにした。では今日合成獣になるのは?」
佐藤・田中・鈴木「……」
PC郎「ダーさん、ワイが問題出しますさかい。それで決めたほうがええで」
雷蔵「よし」
PC郎「1+5は、どんな果物になりまっか」
佐藤・鈴木「(つまり、この問題を間違えれば、合成獣にならなくて良い訳だ)」
佐藤・鈴木「6です」
PC郎「ブ―。そないな果物あらへん」
佐藤・鈴木「はぁ…」
田中「分かった!1+5だからイチゴ!」
佐藤・鈴木「あー!(ズコーッ!)」
PC郎「ピンポーン!従って一番賢い田中はんに合成獣に入ってもらいまっせー!」
田中「あー!自分の賢さが疎ましいー!」なんてボクって頭がいいの?
麗「ど、どこが賢いんだかねぇ…」
雷蔵「蝶々と鈴と踏み台はちゃんと入っておるな。何をしておる、田中。さっさと飛び降りんかい」
田中「もう好きにしてー」
雷蔵「スイッチ、オン!
あ、でけた!
蝶鈴台よ、お前は盛蕎麦東小学校の神聖なる教育改革を邪魔する不逞の輩を、黙して語らぬ銅像に変えてしまうのじゃ」
蝶鈴台「任してチュウ」
0183名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/05(月) 19:40:33.00ID:???
ケンサク先生「横暴な九鬼校長の教育改革に断固反対しよう!」
あげだま「薪運びなんてやめさせようぜ!」
いぶき「私達は普通の勉強がしたいんです!はい」
ケンサク先生「ひとみ先生。ああ」
ひとみ先生「ケンサク先生」
ケンサク先生「はぁ」
ひとみ先生「私も協力します。やっぱり二宮金次郎さんはやり過ぎですわ」
ケンサク先生「ひとみ先生」
0184名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 20:10:50.72ID:???
男子生徒A「やーめた」
男子生徒B「カッコ悪いもんな」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!私はぎゃっこうの規律を乱す子供が大嫌いなんですの。立派な生徒につくり替えて差し上げますわ」
あげだま「怨夜巫女!」
ケンサク先生「まさか、九鬼校長に頼まれたんじゃ!?」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!そんなことは見たことも聞いたこともありませんわ。やっておしまい、蝶鈴台」
蝶鈴台「分かったチョウ。究極のスーパーチョウレイビーム!」
「うわあー」
ケンサク先生「みんな、逃げるんだ!」
あげだま「ケンサク先生!」
蝶鈴台「早く!」
「わあー!」
蝶鈴台「チョチョチョウ」
ケンサク先生「だあー!」
蝶鈴台「チョウチョウ!」
ケンサク先生「ひえー」
怨夜巫女「蝶鈴台、規律破る生徒はどんどん銅像にしておしまい。おーっほっほっほっほ!」
蝶鈴台「チョチョウ」
蝶鈴台「チョチョウ」
蝶鈴台「チョウレイビームッ!」
0185名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 20:12:46.22ID:???
男子生徒A「やーめた」
男子生徒B「カッコ悪いもんな」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!私はぎゃっこうの規律を乱す子供が大嫌いなんですの。立派な生徒につくり替えて差し上げますわ」
あげだま「怨夜巫女!」
ケンサク先生「まさか、九鬼校長に頼まれたんじゃ!?」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!そんなことは見たことも聞いたこともありませんわ。やっておしまい、蝶鈴台」
蝶鈴台「分かったチョウ。究極のスーパーチョウレイビーム!」
「うわあー」
ケンサク先生「みんな、逃げるんだ!」
あげだま「ケンサク先生!」
ケンサク先生「早く!」
「わあー!」
蝶鈴台「チョチョチョウ」
ケンサク先生「だあー!」
蝶鈴台「チョウチョウ!」
ケンサク先生「ひえー」
怨夜巫女「蝶鈴台、規律破る生徒はどんどん銅像にしておしまい。おーっほっほっほっほ!」
蝶鈴台「チョチョウ」
蝶鈴台「チョチョウ」
蝶鈴台「チョウレイビームッ!」
0186名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 20:16:43.70ID:???
あげだま「ワープ郎、あげだま変換だ!」
ワープ郎「もう怨夜巫女と合成獣はいないよ…(テンテンテン)」
あげだま「え!くっそー」
0187名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 20:20:53.52ID:???
ケンサク先生「ああ…ひとみ先生」

ケンサク先生「ひとみ先生にはピアノがよく似合う」
(ひとみ先生「うふふふふふ」)
ケンサク先生「ひとみ先生ー!うう…このままでは僕の気持ちが収まらない!」
0188名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 20:42:11.00ID:???
ケンサク先生「あれは一体どういうことなんですか!」
雷蔵「ワシは何も知らんぞ」
元校長「ケンサク先生、九鬼校長先生に対して失礼ですよ」
ケンサク先生「あなたには、教育者としてのプライドというものがないんですか!」
元校長「そこまで言うことないでしょ」
ケンサク先生「どうなんですか!」
雷蔵「あはははは。教育改革に燃えるワシが何で怨夜巫女や合成獣と関係があるんじゃ。それとも何か証拠でもあるというのかね?」
ケンサク先生「そ、そ、それは」
雷蔵「もし関係があるとすれば、神が私の教育改革に手を差し伸べてくださったのじゃ。
それに違いない。それで決まりじゃ!」
ケンサク先生「…」
雷蔵「とにかく脅かす訳じゃないが!今のままケンサク先生がワシの教育改革に反抗すると、神の怒りに触れて生徒全員が銅像になってしまうかも知れんぞ」
ケンサク先生「まさか…」
雷蔵「そのまさかで終わればいいがのう」
ケンサク先生「…」

ケンサク先生「それじゃあ今日は4桁に計算をする。平家、この問題を答えてみなさい」
銅像になった生徒達「…………」
ケンサク先生「ひえーええー」

ケンサク先生「あ…」
0189名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 20:48:12.73ID:???
あげだま「どうだった?ケンサク先生」
いぶき「顔色が悪いみたい」
ワープ郎「ホントだ‥(テンテン)
ケンサク先生「…っ」
あげだま「何とか言ってよ!ケンサク先生」
いぶき「ケンサク先生」
ケンサク先生「背負子はどうした!?すぐに九鬼邸まで行くぞ!」
クラスメイト達「えー!」
あげだま「見損なったぜ!先生!」
ケンサク先生「学校の方針に逆らうものは退学だ!」
あげだま「え…退学」
0190名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 21:05:17.05ID:???
あげだま「こんなことでケンサク先生の気持ち変わるかな」銅像に目薬
ワープ郎「まあ、任してよ。(マル)」
ケンサク先生「あげだま、出発だぞ」
あげだま「あ。はい、はいはい!」
麗「おーっほっほっほ!結局はみんなお爺様の教育改革に賛成してくれたんですのね」
ツリパン「はい。九鬼校長の熱き情熱が皆の心を動かしたんです!」
あげだま「んな訳ねえだろ!」
佐藤・鈴木「それ」
(ドサッ)
あげだま「あ。な、何すんだよ!」
佐藤・鈴木「罰に決まってんだろ」
ケンサク先生「それ以上薪を増やしたくなかったら、おとなしくしてるんだ!」
ワープ郎「あげだま、今少しの我慢だよ。(マル)」
あげだま「判ってるよ」
0191名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 21:20:04.42ID:???
ケンサク先生「(すまん、あげだま。君たちまでも銅像にさせる訳にはいかんのだ)」
ワープ郎「(あげだま。今だよ)カッコ閉じる」
あげだま「うん。そんなことしたって誰も喜ばない!」
ケンサク先生「なに!」
佐藤・鈴木「それそれそれそれそれそれそれそれ」
あげだま「ケンサク先生は、ちょっとおっちょこちょいで頼りなくて、俺と違って、女性にはモテないけど。
おう…くくく、何にでも勇敢に向かっていくところが大好きだったんだ!」
ケンサク先生「あげだま…」
麗「あげだま。それ以上余計なこと言うと退学にしてあげますわよ」
あげだま「ケンサク先生、銅像をよく見てみろよ!」
ケンサク先生「ん?あ、銅像が泣いている!」
あげだま「今のケンサク先生を見れば、銅像だって泣きたくなるよ」
(ドサッドサッ)
あげだま「俺、銅像にされたって、う、いいぜ。ケンサク先生、もう一度一緒に立ち上がろうよ。皆で燃え尽きようぜ。燃え尽きて…
(ドサーーッ)
あげだま「うわあ」
いぶき「あげだまくん!」
あげだま「ケンサク先生、明日に向かって走ろう!」
ケンサク先生「あげだま…」
いぶき「ケンサク先生ー!私達もあげだまくんと同じ気持ちです。銅像にされたって構いません!」
「僕も」「私も」
男子生徒C「やろうよ。ケンサク先生」
麗「むう…麗、帰るッ!」
ツリパン「麗さま待ってください。私もお供いたしやす!」
0192名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 21:34:43.56ID:???
雷蔵・元校長「ああ!?」
ケンサク先生「…っ」
雷蔵「な、なんじゃ!?」
ケンサク先生「天誅!天誅!天誅!」
雷蔵「な、何をする!?ワシゃ、この学校の理事長兼校長じゃぞ。偉いんだぞ。逆らうと…」
ワープ郎「大丈夫か、あげだま?(ハテナ)」
あげだま「ええ、まあ」
ワープ郎「ケンサク先生が校長室に殴り混んで行った。(マル)」
あげだま「ケンサク先生が?」
いぶき「あー合成獣よー!」
あげだま「ワープ郎!」
ワープ郎「あげだま、移動するよ!(ビックリ)」
蝶鈴台「チョチョウ」
蝶鈴台「チョチョウ」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!一人残らず二宮金次郎さんにしてあげますわよ」
0193名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 21:36:30.81ID:???
雷蔵・元校長「ああ!?」
ケンサク先生「…っ」
雷蔵「な、なんじゃ!?」
ケンサク先生「天誅!天誅!天誅!」
雷蔵「な、何をする!?ワシゃ、この学校の理事長兼校長じゃぞ。偉いんだぞ。逆らうと…」
ワープ郎「大丈夫か、あげだま?(ハテナ)」
あげだま「ええ、まあ」
ワープ郎「ケンサク先生が校長室に殴り混んで行った。(マル)」
あげだま「ケンサク先生が?」
いぶき「あー合成獣よー!」
あげだま「ワープ郎!」
ワープ郎「あげだま、移動するよ!(ビックリ)」
蝶鈴台「チョチョウ」
蝶鈴台「チョチョウ」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!一人残らず二宮金次郎さんにして差しあげますわよ」
あげだま「よし、今度こそあげだま変換だ!」
0194名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 21:38:21.34ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだま「てやあ!あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0195名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 21:52:42.07ID:???
いぶき「来ないでー!ああ…」
蝶鈴台「でゅふふふふ。いぶきちゃんのパーンツ…」
あげだマン「たあー!」
蝶鈴台「うわー!」
あげだマン「見参!気合の戦士あげだマン!いぶきさん、危ないから下がってて」
いぶき「はい」
怨夜巫女「やっと出てきたわね、あげだマン」
あげだマン「…っ」
怨夜巫女「今回の合成獣を今までの合成獣と思ったら、大間違いですわよ。
口には二宮金次郎ビームを持ち、風速100メートルの風を引き起こす羽根。コンクリートを砕くスーパーハンド。
更に体内には鈴型ミサイルを装備しているのよ!」
あげだマン「な、何!?」
怨夜巫女「自慢してやってるんだから、さっさと起きんか!コラ!アホたれ!」
蝶鈴台「チョウ!」
0196名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/07(水) 22:03:18.99ID:???
蝶鈴台「チョチョウ!チョチョウ!」
あげだマン「たあ!ダブルフリスベー!」
蝶鈴台「チョウあまい!チョウ!」
あげだマン「おお、うわ!」
蝶鈴台「チョウレイミサーイル!」
あげだマン「たあ!おお、あ…うわあー!」
蝶鈴台「アマイゾ!あげだマン!
チョウ!」
「うわ」
蝶鈴台「チョチョウ!
あげだマン「うわあーりゅ、…っく」
いぶき「あげだマン!」
ワープ郎「大丈夫か?あげだマン」
あげだマン「何とか。でも今回は負けちゃいそう」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!ついに年貢の収め時ね、あげだマン。今までの恨み晴らさせてもらうわよ」
蝶鈴台「そうだチョウ」
雷蔵「校長に逆らったら、どういうことになると思っとるんじゃあ」
0197名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/07(水) 22:05:20.01ID:???
蝶鈴台「チョチョウ!チョチョウ!」
あげだマン「たあ!ダブルフリスベー!」
蝶鈴台「チョウあまい!チョウ!」
あげだマン「おお、うわ!」
蝶鈴台「チョウレイミサーイル!」
あげだマン「たあ!おお、あ…うわあー!」
蝶鈴台「アマイゾ!あげだま!
チョウ!」
あげだマン「うわ」
蝶鈴台「チョチョウ!
あげだマン「うわあーりゅ、…っく」
いぶき「あげだマン!」
ワープ郎「大丈夫か?あげだマン」
あげだマン「何とか。でも今回は負けちゃいそう」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!ついに年貢の収め時ね、あげだマン。今までの恨み晴らさせてもらうわよ」
蝶鈴台「そうだチョウ」
雷蔵「校長に逆らったら、どういうことになると思っとるんじゃあ」
0198名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 22:16:10.65ID:???
ケンサク先生「天誅!天誅!」
雷蔵「おお、神よ。悪い先生に罰をお与えくだされ」
ケンサク先生「出たな、へっぽこ合成獣!」
あげだマン「ケンサク先生…逃げるんだ!」
ケンサク先生「ああ、あげだマンまで。校則校則と言って、生徒を縛り付けることが、真の教育ではない。
学校はもっと自由なんだ!学校はもっと楽しいんだ!学校は青春なんだ!それを踏みにじるものは決して僕は許さなーい!たああー!」
怨夜巫女「蝶鈴台、やっておしまい」
蝶鈴台「チョウチョウ」
ケンサク先生「たあー!」
蝶鈴台「チョウレイビーム!」
ケンサク先生「うわあっ」
蝶鈴台「チョウヤベエ」
雷蔵・怨夜巫女・蝶鈴台「うあ、ああ」
雷蔵・怨夜巫女・田中「あれーー」
ワープ郎「今回はケンサク先生が大活躍だ。(マル)」
あげだマン「んなアホな」
ケンサク先生「あ…」
0199名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/07(水) 22:23:34.60ID:???
雷蔵「おかしい。教育改革は完璧のはずだったのじゃが。やや、教育改革、そのニとな?
そうか、ご先祖様は第二の改革も用意されていたのじゃ。
よーし、次はこれで行くぞー!教育改革はワシの一生の仕事じゃー!」
佐藤・田中・鈴木「フーフーフーフー」
雷蔵「あっははははは。あちあちあちあち、あちあちあちあちあち」
0200名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/13(火) 19:56:17.82ID:???
あげだま「冗談じゃないぜ。今度はあのPC郎が先生になっちゃったよ。やってらんねえよな、ワープ郎」
ワープ郎「源氏あげだま。逆らうとお仕置きだぞ。(マル)」
あげだま「えー!どうしたんだよ。まさかお前、あいつらの仲間になったんじゃ」
麗「おーっほっほっほっほ!素晴らしいですわ。機械が教師をやってこそパーフェクトですわ」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。ワテが教師だす」
あげだま「いい加減にしろよ!」

次回

『ワテが教師だす』
0201名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/13(火) 20:30:29.21ID:???
雷蔵「教育改革そのニ」
鈴木「まだやる気だよ」
PC郎「(スーッ)」
佐藤・田中・鈴木「…」
雷蔵「愚かなる者に児童を導くことは不可能なり」
佐藤「当たり前だよな」
PC郎「あ?」
佐藤「お」
田中「美女や美男子の誘惑に負けない鉄の意志と、計算機も裸足で逃げ出す頭脳を併せ持つ完全なるものが現れ、はじめて真の教育者として称賛されるなり」
PC郎「ワイのことや」
田中「この!(ドガッ)」
PC郎「いてー!誰や!?誰がやりよったー!」
雷蔵「うるさーい!集中出来んじゃろうが全く!教育改革だけあって今回の大予言も難しいのう。うーむ、分からん」
PC郎「ダーはん。このお三方が何かええ考えがお持ちだそうでっせ」
雷蔵「何!?本当か?」
佐藤・田中・鈴木「え!そんな…」
佐藤「何言ってんだ、全く」
雷蔵「さっさと言え。じれったい!」
佐藤・田中・鈴木「いや、いや、つまり、その…」
田中「はい!あのー先生を教育したらいいかと」
佐藤「そうそう、つまり先生をしっかりさせれば、完全な教育者になるのではないかと」
雷蔵「なにー!?」
PC郎「(やっぱりこいつらアホや。今日こそクビやな)」
雷蔵「素晴らしい!そうじゃ、そうじゃ、完璧じゃ!」
PC郎・佐藤・田中・鈴木「えー!」
PC郎「そうでっしゃろ。今のアイディア、ワイがお三方に教えましてん」
佐藤・田中・鈴木「あー!(ズコーッ!)」
0202名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/13(火) 20:39:27.56ID:???
麗「おーっほっほっほっほ!先生を教育をするのなんて愉快ですわね〜。
だいたい今日だって、この私にこんな難しい宿題出すなんて、ケンサク先生生意気ですわ。お爺様!」
雷蔵「は、は、はい」
麗「やるからには徹底的にやりましょう」
雷蔵「おお、そうじゃとも!」
佐藤「またややこしくなるぞ」
雷蔵「教育改革こそ!」
麗「世界征服の近道よ!」
雷蔵「わっはっはっはっはっは!」
麗「おーっほっほっほっほ!」
0204名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/13(火) 20:53:19.83ID:???
あげだま「ケンサク先生どうしちゃったんだろうなー」
いぶき「今朝会ったから休みってことはないし」
ワープ郎「あげだま、大変だよ!(ビックリ)ケンサク先生たちが勉強してるよ!!(ダブルビックリ)」
あげだま「え、ほんとかよ。よし行くぞ、ワープ郎!」
ワープ郎「よっしゃ」
いぶき「あ、あげだまくん!もう、あげだまくんったら。授業時間だっていうのに。
ああいう生徒を指導するのも、生徒会長たる者の役目だわ」
0205名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/13(火) 21:17:22.34ID:???
麗「おーっほっほっほっほ!いいですか?完全なる先生がいてこそ、完全なる教育が出来るというものです。
申し遅れましたが、今日は私が特別講師を務めさせて頂きます。
ではこれより、誘惑なんかに負けないわよ特訓を始めます(パチン!)」
一同「おお…」
バニーガールになった鈴木「プリプリ、うふん。ケンサクちゃん」
ケンサク先生「あ…」
バニーガールになった鈴木「まあ、照れちゃって。可愛い」
校長「いいなあ」
女装した佐藤「おじさーん。素敵よ」
あげだま「なーに、やってんだ、あれ」
校長「いやーわしはあっちのバニーちゃんのほうが」
バニーガールになった鈴木「プリプリプリプリ」
ひとみ先生「もう、九鬼さん!こんなこと今すぐやめなさい!」
麗「九鬼特別講師とお呼びなさい」
ひとみ先生「…っ。あ」
タキシードを着た田中「素敵なレディーには、バラの花がよく似合う。僕とトレンディードラマしませんか?」
ケンサク先生「こら!」
バニーガールになった鈴木「ああ!」
0206名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/13(火) 21:40:42.89ID:???
ケンサク先生「ひとみ先生から離れろ!さもないと」
タキシードを着た田中「何熱くなってんだ?これは授業なんだぞ」
ケンサク先生「これのどこが授業なんだ!」
麗「あーら、今の言葉聞き捨てなりませんわね。理事長のお決めになった授業ですのよ」
ケンサク先生「ひとみ先生、こんな授業を受ける必要はない。行きましょう!」
ひとみ先生「ええ!」
校長「え、あ、あの、一緒にお勉強しましょう。ねえ、ケンサク先生。ひとみ先生!」
麗「クビね」
ケンサク先生・ひとみ先生「う…」
麗「お二人が出て行くというのなら、ここにいる先生達も全員クビよ」
ケンサク先生・ひとみ先生「う…ああ」
あげだま「ひっでえ。おい、こら麗!いい加減にしろ!おめえやり過ぎだぞ!」
麗「お黙り!この教育改革は、理事長がこの盛蕎麦市の、いや日本の、いや世界の将来を憂い計画された崇高なものなのです!
これを妨害するとはお風呂屋さんが許しても、理事長が許しませーん!」
あげだま「おめえ自分で言ってることホントに分かってる?」
麗「今日の特別授業をめちゃくちゃにした連帯責任を取ってもらいます」
いぶき「ひどーい」
麗「おーっほっほっほっほ!全員これを履いてグラウンド100周!」
一同「えー…」
麗「おーっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほ!」
あげだま「いぶきちゃん、転校しよっか…」
0207名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/13(火) 21:56:21.23ID:???
あげだま「ケンサク先生!いいのかよ、このままで!」
ケンサク先生「僕は自分の無力を思い知った。この試練を無駄にしないつもりだ」
あげだま・いぶき「ケンサク先生!」
ひとみ先生「私も頑張りますわ」
ケンサク先生「はい!」
あげだま「(先生が、燃えている…)」
0208名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/13(火) 22:16:49.88ID:???
そして翌朝
先生は燃えつきた

ワープ郎「全員筋肉痛で休みだよ…(テンテンテン)」
麗「ふん、情けない。根性のない先生たちですわね」
雷蔵「あれくらいのことでダウンするとは、先生の質も低下したものじゃ。
ワシが若い頃の先生といえば、一日中逆立ちで授業をしたり、生徒が全員で気絶するほどの大声で授業をしたものじゃ。うむうむ」
あげだま「嘘をつけ、嘘を」
麗「あげだまー!お爺様に向かってその口の利き方はなんだなんだ!」
あげだま「あ、恐い!」
雷蔵「しかしこのままじゃ授業が出来んわな」
PC郎「ワイに任しといてんか。後悔させまへんで」
雷蔵「うむ、PC郎ならなまじの先生より知識は豊富で正確じゃな」
麗「んー確かに機械なら正確無比。完全な教師ですわね」
雷蔵「ほう」
麗「ああ!」
雷蔵「そうか」
麗「そうですわ!」
雷蔵・麗「ガーン!」
雷蔵「完全なるものとは」
麗「正確無比の機械のことだったんですわ」
PC郎「だからワイ最初からそう言いましたがな」
0209名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/13(火) 22:28:10.50ID:???
PC郎「この1000円札の束が100枚。およそ9mmの高さやね。
そこで問題でっせ。1000円札を、1億円積み上げたら、どのくらいの高さになるやろか?」
あげだま「む…難しい」
PC郎「さあ、30秒で答えるんやで。スタート」
あげだま「えー30秒でなんて無理だぜー。頼むよ、ワープ郎」
ワープ郎「しょうがないな…(テンテンテン)ほれ」
カンニング発見ロボ「カンニング発見」
あげだま「あ」
カンニング発見ロボ「カンニングだ、カンニングだ、カンニングだ、カンニングだ」
(ビビビビビビ)
あげだま「う、うわー!!」
PC郎「カンニングはあかんでー」
あげだま「げほっ、げほっ、げほっ」
いぶき「あげだまくん…」
0210名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/13(火) 22:39:08.27ID:???
PC郎「はい、時間や。でけたもんは?」
麗・いぶき「はい」
PC郎「なんや、たったの二人かいな。しゃあないなー。いぶきはん、答えてんか」
いぶき「はい。9mです」
PC郎「正解や。お嬢はんも答えは同じやね」
麗「おーっほっほっほっほ!当然ですわ」
ツリパン「麗さま、天才!」
ツリパン・親衛隊たち「バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ!」
0211名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/13(火) 22:40:35.59ID:???
PC郎「はい、時間や。でけたもんは?」
麗・いぶき「はい」
PC郎「なんや、たったの二人かいな。しゃあないなー。いぶきはん、答えてんか」
いぶき「はい。9mです」
PC郎「正解や。お嬢はんも答えは同じやね」
麗「おーっほっほっほっほ!当然ですわ」
ツリパン「麗さま、天才!」
ツリパン・親衛隊たち「バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ!」
麗「おーっほっほ!」
0212名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/13(火) 22:47:43.45ID:???
(コトッ。シュー)
いぶき「ああ」
(コトッ。シュー)
鈴木「はい」
あげだま「なんだこれ」
PC郎「その風船は、正解が出ないたびに膨らんでいきまっせー」
クラスメイト達「えー」
PC郎「では次の問題や。長さ9mの縄を、2m20pずつに切り取ったら、何p余るやろ?これは簡単やから、10秒やな」
あげだま「ワープ郎」
カンニング発見ロボット「(スーッ)」
あげだま「いっ!」
0213名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/13(火) 23:09:00.02ID:???
PC郎「時間や。でけたもんは?」
麗・いぶき「はい」
PC郎「なんや、また二人だけかいな。いぶきはん。答えてんか」
いぶき「はい。20pです」
PC郎「正解や。お嬢はんも同じ答えやね」
麗「おーっほっほっほっほ!当然です」
ツリパン「麗さま、天才!」
ツリパン・親衛隊たち「バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ!」
麗「おーっほっほ!」
あげだま「ちょっと待て!なんでいつもいぶきちゃんから答えさせるんだよ!」
麗「な、なんですって!?それではまるで私が答えが分からないのに、手を挙げてるように聞こえるじゃありませんか!」
あげだま「違うのかよ」
麗「分かりました。では、次の問題は私が答えましょう。いいですわね?PC郎」
PC郎「え…お」
麗「うふ」(お金)
PC郎「ではいきまっせー。お嬢はんはパジャマを何着持ってはるか」
麗「はい」
PC郎「はい、お嬢はん」
麗「100着ですわ」
PC郎「ピンポン、ピンポン、大正解ー」
麗「おーっほっほ!約束通り最初に答えましたわよ」
あげだま「バッカじゃねえの」
(シューッ、パァン!)
あげだま・いぶき「ああ。うわあ!」
クラスメイト達「わー」「なんだこれ」
麗「おーっほっほっほっほっほっほっほっほ!」
PC郎「さあーて、真っ黒になったもんは、校庭10周や」
クラスメイト達「えー!」
あげだま「なに!」
PC「逆らったら退学やで。はよ行け」
あげだま「く…」
麗「おーっほっほっほっほ!」
0214名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/14(水) 19:46:48.37ID:???
あげだま「集まったのって俺たちだけ?」
いぶき「うん、みんな恐がっちゃって駄目なの」
あげだま「でもこのままじゃまずいよ」
ワープ郎「何とかしないと…(テンテンテン)」
あげだま「やっぱりケンサク先生に相談してみるか」
いぶき「そうね、それが一番だと思う」
ワープ郎「よし、じゃあボクはPC郎に話してみるよ。(マル)」
いぶき「大丈夫なの?」
ワープ郎「機械同士だからね。(まあ何とかなると思う)カッコ閉じる」
0215名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/14(水) 20:02:39.97ID:???
PC郎「何!?考え直せ?」
ワープ郎「(機械と人間は、平和な世界をつくるためのパートナーだよ)カッコ閉じる」
PC郎「はっはっは。おもろいこと言うやないか。どこのどなたがそないなことを決めたんや?」
ワープ郎「そんなことはじめから決まってるじゃないか!(ビックリ)」
PC郎「それは人間が勝手に決めたことやろー。ワイらには関係あらへん」
ワープ郎「そ、そんな‥(テンテン)」
PC郎「な?悪いようにはせえへんから、ワイらの仲間にならへんか?人間の味方したってロクなことはないで。
実はな、ワイのホンマの狙いは…」
ワープ郎「?」
PC郎「へへ。あのな」
ワープ郎「ふむふむ」
PC郎「えい」
ワープ郎「…む」
PC郎「ははは。性格変更装置や。ワープ郎、これからはワイの言う通りにするんやで」
ワープ郎「おう」
PC郎「こらますますおもろなるで。へへへへへ」
ワープ郎「へっへっへっへっへっへ」
0216名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/14(水) 20:25:11.53ID:???
あげだま「頼むよ、ケンサク先生。学校が大変なんだ!」
いぶき「このままじゃ機械に乗っ取られてしまいます。私たち、人間の先生と、勉強がしたいんです」
ケンサク先生「すまん。僕たちのせいで」
あげだま・いぶき「…!」
あげだま「じゃあ来てくれんだね」
ケンサク先生「許してくれ。僕にはもう、教師をやっていく自信がないんだ」
あげだま「…」
いぶき「ケンサク先生」
ケンサク先生「すまん!」
あげだま「もう!それでも先生かよ!」
いぶき「あげだまくん!
私、ケンサク先生を信じてます。信じてます!」
あげだま「俺、もう一度ケンサク先生の青春って言葉、聞きたかったぜ」
ケンサク先生「…!…」
(あげだま「俺、もう一度ケンサク先生の青春って言葉、聞きたかったぜ」)
ケンサク先生「(あげだま、平家、みんな…)」
0217名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/14(水) 20:43:04.51ID:???
いぶき「えー、夕べワープ郎ちゃん戻ってこなかったの?」
あげだま「うん、あちこち探したんだけど、どこにもいないんだ」
ワープ郎「何してる。(マル)」
あげだま・いぶき「?」
あげだま「ワープ郎」
ワープ郎「ちゃんと足型の通りに歩かないと駄目だ。(マル)」
あげだま「足型?」
あげだま・いぶき「ん?」
あげだま「なんだこれ」
いぶき「どうしちゃったの?ワープ郎ちゃん」
あげだま「分かったぜ。ワープ郎。敵に近づくための手なんだろ?上手い事考えたよな。頑張れよー。じゃ、後でね」
ワープ郎「ふん
(足型通りに歩け)カッコ閉じる」
あげだま「はは、分かった、分かった」
カンニング発見ロボット「違反発見!お仕置き、お仕置き」
あげだま「!?ワープ郎、どういうことだ!?」
(ピピピピピ、ビュン!)
あげだま「わあ!」
いぶき「あげだまくん!」
ワープ郎「一名様、お仕置きルームご案内〜」
あげだま「ワ、ワープ郎!」
いぶき「ああ!」
ワープ郎「平家いぶき、お前もちゃんと決まり通り歩かないとああなるんだよ。(マル)ふっふっふっふっふっふ」
いぶき「ワープ郎ちゃん…」
0218名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/14(水) 21:07:00.64ID:???
ケンサク先生「この戦いに僕の青春の全てを掛ける!待ってろよ、僕の可愛い生徒達!こ、これは…くっそー」
PC郎「何の用でんねん。人間の先生はもう用済みやで」
ケンサク先生「うるさい!夢と希望に溢れた生徒達を、お前たちの自由にさせてたまるか!」
PC郎「よっしゃ。だったらワイの出す問題に答えることやな。出来たらここを通したろ」
ケンサク先生「よーし」
PC郎「行きまっせ。米粒を、1日目は1粒。2日目は2粒と、前の日の2倍ずつ増やしていくと、30日目は何粒になるやろ?制限時間は1分やで。ほな、スタート」
ケンサク先生「1日目は1、2日目は1×2、3日目は1×2×2、4日目は1×2×2×2、5日目は1×2×2×2×2、あー!ややこしい。落ち着け―。10日目は…」
PC郎「時間や。答えは?」
ケンサク先生「え?わ、分からない」
PC郎「5億3687912粒や。ほな、さいなら」
ケンサク先生「くそー!こんなとこでへこたれていては、この森川ケンサク。青春の巨匠にはなれん!こんなもの!」
(ドンッ)
ケンサク先生「青春に悔いなーし!」
PC郎「ありゃりゃりゃりゃ。こりゃあかん。手抜き工事や」
0219名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/14(水) 21:27:54.17ID:???
あげだま「こら、ワープ郎。いい加減にしろよ」
ワープ郎「規則だからしょうがない。(マル)(夜までは出せない)カッコ閉じる」
あげだま「この、裏切り者!」
ワープ郎「そんなこと言うとお仕置きが一日延びる。(マル)」
あげだま「おうおう、やってもらおうじゃねえか」
ワープ郎「人間はすぐ感情的になる。(マル)全く救いようのない愚かさだ。(マル)」
いぶき「(あ、あれは…!あんなもの前のワープ郎ちゃんにはついてなかったわ。きっとあれのせいでおかしくなったのね。よーし)」
(ガラッ)
ワープ郎「平家いぶき!何のようだ。(マル)」
いぶき「キャー!キャーキャーキャー!あげだまくん、早くワープ郎ちゃんについてるその変な機械を取って!」
あげだま「え!?分かった」
ワープ郎「…、あれ。あ…ボクどうしてたんだ!(ビックリマーク)」
あげだま「ワープ郎」
ワープ郎「あれ、あげだま。どうしたんだ?(ハテナ)」
あげだま「どうしたじゃねえよ!わあ!いて」
いぶき「大丈夫?あげだまくん」
あげだま「いった〜い。あ、あ、ありがとう」
ケンサク先生「わーかーおおお」
あげだま「あの声は…ケンサク先生!」
0220名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/14(水) 21:36:01.33ID:???
ケンサク先生「…わあああああ!!!!来るな!来るな!」
あげだま「大変だ!助けなきゃ。いぶきちゃんは危ないから、そこにいて」
いぶき「でも…」
あげだま「大丈夫だって。任してよ。ワープ郎」
ワープ郎「よ、分かってるって」
0221名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/14(水) 21:37:52.84ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0222名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/14(水) 21:47:09.34ID:???
ケンサク先生「わああああ!!」
あげだマン「ダブルフリスベー!」
(ドカーンッ)
あげだマン「ふん。
大丈夫?ケンサク先生。しっかりして」
ケンサク先生「あ、あげだマン。ありがとう」
PC郎「あかんわー。あげだマンに監視ロボットみんなやられてもうた」
怨夜巫女「あげだマン、またしても。PC郎、なんですの?このザマ!」
PC郎「それよか、あげだマンを何とかせえへんと」
怨夜巫女「分かってますわよ!かといって合成獣はないし」
PC郎「こうなったらハイパー怨夜巫女しかあらへんなあ」
怨夜巫女「冗談じゃないわよ。あんなの」
PC郎「いいんでっか?あげだマンにええ恰好させたまんまで」
怨夜巫女「むう…分かったわよ。やりゃあいいんでしょう。やりゃあ」
PC郎「ほな、そうしまひょ」
0223名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/14(水) 21:54:20.07ID:???
怨夜巫女「ふんっ」
PC郎「思いっきり行くでー」
麗「ハイパー怨夜巫女…きゃー!やっぱりこれなのねー」
PC郎「最高でっせー」
麗「もーう、恥ずかしい…く…」
0224名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/14(水) 22:06:20.11ID:???
ケンサク先生「僕ら教師がだらしないばっかりに、こんなことになっちゃって」
あげだマン「そんなことありませんよ」
ハイパー怨念巫女「おーっほっほっほっほ!今日こそ決着をつけてやるわ」
あげだマン「お前ってほんとどこにでも現れるよな。でももうお前の弱点はお見通しよ」
ハイパー怨念巫女「おーっほっほっほっほ!愚か者め」
あげだマン「なに」
ハイパー怨念巫女「どうせ鏡を使うのでしょう?同じ手はくわないわよ。どう?これでもう恐いものなしよ。鏡を見なきゃいいんですもの」
あげだマン「あら、はてさて。あの人あんなことをしてどう戦うつもりなんでしょうか?」
ワープ郎「はてさて?(ハテナ)」
あげだマン「いいこと思いついちゃったもんねー」
0225名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/14(水) 22:09:53.98ID:???
ハイパー怨夜巫女「(ふっふっふっふ、完璧だわ。あげだマンのやつ手も足も出ないようね)」
あげだマン「へへへへ」
いぶき「あげだマン」
あげだマン「しーっ」
ハイパー怨夜巫女「ん?やけに静かね。ん?あー!誰もいない!どういうことよもう!バカにして!あ」

“バイバイ”

ハイパー怨夜巫女「く、くやしー!」
0226名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/14(水) 22:14:42.43ID:???
ケンサク先生「みんな、すまん!しかし安心しろ。もう機械の勝手にはさせないぞ」
いぶき「あはは」
あげだま「ケンサク先生最高!」
クラスメイト達「やったー!」「最高ー!」
0227名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/14(水) 22:19:56.77ID:???
雷蔵「そうか。また駄目だったか。お?教育改革その三とな?
そうか。ご先祖様は第三も用意されてたのじゃ。今度こそ」
佐藤「まだやる気だよ、この人」
田中「たまんねぇな」
鈴木「ここはひとつ」
佐藤・田中「うんうん」
佐藤・田中・鈴木「(スッ)」
雷蔵「あ、どこ行った!こら!戻ってこーい!ひとりにしないでよおー」
0228名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/16(金) 21:02:31.57ID:???
あげだま「聞いたか、ワープ郎。今度から文字を使っちゃいけないんだって。
いやあ麗のじっちゃんもたまにはいいことするよなー」
ワープ郎「どういうことだ?(ハテナ)」
あげだま「テストも宿題もないってことさ。やりー」
麗「ふん、お前たちがそうやって怠けてる間に、私は、どんどん学力をあげられますわ。おーっほっほっほっほ!」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。読み書きはダメよ」
あげだま「あり?ほんとに喜んでいいのかな」

次回

『読み書きはダメよ』
0229名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/16(金) 21:48:01.94ID:???
雷蔵「どれ?次は4年3組の学級日誌じゃ」
鈴木「はい」
雷蔵「えー今日のた、体育の時間。何じゃこりゃ。は、原田くんはー後片付けをし、しませんでした。
は、原田くんは、良くないと、お、思います、か。うーむ、最近の子供たちは字も満足に書けんのか。
丸文字やら、ミミズの張ったようなのやら、ゴチャゴチャゴチャゴチャもう、あーもうやめじゃ!頭が痛くなる!」
田中「そんなに汚いのか」
佐藤「どれ。見せてみろ。うひゃー」
鈴木「あー」
田中「こりゃあんまりだ」
雷蔵「こらお前たち、ボサッとしとらんで、なんか打つ手を考えんか」
鈴木「そ、そんな急に言われても」
佐藤「お、そうだ。子供たちに自画像を描かせてみてはどうでしょう」
雷蔵「おお、自画像とな」
鈴木「絵なんて描かせたって、字は上手くならないぞ」
佐藤「まあ聞けよ。とにかく自画像を描かせて出来たものを褒めてやるんです。
下手だろうが、なんだろうがお構いなし。とにかく褒めて、褒めて、褒めちぎってやります。
すると、褒められたほうはいい気になって、どんどん図に乗ってきます。そうなればもう占めたもの」
田中・鈴木「?」
佐藤「分かんない?えへへ。つまり、自画像で図に乗る。じがぞうずにのる。じがじょうずになる。
えへへ。じがじょうずになるというわけが。が、がーっはっはっは。わーっはっは。うーっはっはっはっは。あーっひっひっひ、うっほほ、ああ」
鈴木「佐藤!あんなに時間使って一体何かと思ったら、こいつー」
佐藤「良くなかった?」
田中「そんなしょうもないシャレが言いたかっただけなのか?」
佐藤「タイトル前の掴みネタとしてね。一応お約束だから」
雷蔵「鈴木、田中、処置は任せる」
鈴木「ううーいい加減にー」
田中「しなさいっ!」
佐藤「うう(バタッ)」
田中・鈴木「しっつれいしましたー」
佐藤「タイトルどうぞ」
0231名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/16(金) 22:21:40.70ID:???
PC郎「あーっはっはっはっは」
佐藤「わあ、PC郎!」
田中「どっから湧いてでやがった!」
鈴木「どわぁー!」
PC郎「あんさんら、ようけアホな話しとりはったなー。ほんまもう付き合いきれんわ」
佐藤・田中・鈴木「くぅ…」
雷蔵「おお、PC郎。お前ならなんか考えがあるじゃろう?」
PC郎「あったりまえでんがな。大ボケ三人組とは、オツムの出来が違いまっせー」
雷蔵「おお、どんな手じゃ?」
PC郎「文字を、廃止するんだす」
佐藤「文字を?」
田中「廃止する?」
鈴木「マジかよ」
雷蔵「それじゃ。それこそワシが求めていた究極の教育改革じゃ。
確かご先祖様の預言書にもそのことが。おーこれじゃ。
教育改革その三。悪書はびこるとき、風紀乱れる。見ない、書かない、読ませない。三大運動が世間を賑わい…」
佐藤「あれって、有害図書追放キャンペーンのことだよな」
田中「旦那様のことだ。悪書と悪質ごっちゃにするぞ」
雷蔵「この悪書とは汚い文字のことじゃな」
佐藤・田中・鈴木「(ガクッ)」
雷蔵「即ち、字の汚い者が増えれば風紀が乱れる。その時は、文字を廃止せよというんじゃ」
佐藤・田中・鈴木「だー!(ズコーッ!)」
鈴木「な、なんで字が汚いと風紀が乱れるんだよ」
PC郎「いやあーダーさん。見事な解釈でおまんなー。したら、世間を賑わす言うんは、
みんなが文字を無くすっちゅう大英断を下したダーさんを褒めたたえるっちゅうことですな」
雷蔵「さすがPC郎。128bitCPUも伊達ではない!ただ、この最後の一説が気になってのう」
PC郎「ほう、それでその一説にはなんと」
雷蔵「世間が騒げばもうしない」
PC郎「ダーさん、そんなんは無視無視。取るに足らん一説や」
雷蔵「おお、やっぱりそうか。ワシもそう思ってたんじゃ。よし、決めた。明日から文字の使用は一切禁止じゃ」
PC郎「はいな」
0232名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/16(金) 22:52:59.27ID:???
雷蔵「えー以上のような訳で、本日から文字の使用を一切禁止する。
規則を破って読み書きをした者は先生、生徒を問わず、厳しいお仕置きをするので覚悟せい」
生徒たち「えーそんな」「できっこないよー」
ケンサク先生「読み書きをしちゃいけないってことは、教科書も使えないってことですか?」
雷蔵「当然じゃ」
ケンサク先生「そんな…じゃあどうやって授業をすればいいんですか!」
雷蔵「バカ者!教科書にばかり頼っていて教師がつとまるか!」
ケンサク先生「う!」
雷蔵「よいか?真の教育とは、頭ではなく、体で覚えてこそ身に着くという者じゃ。
授業方法は、各教師の判断に任せる。文字を使わなければ何をしてもよろしいー!大いなる成果を期待しておるぞ。以上!」
「雷蔵「(教科書にばかり頼っていて教師がつとまるか!」)」
ケンサク先生「う、う…そうだった!我々教師の役目は、生徒に教科書を詰め込むことじゃない。授業を通じて学ぶ喜びを教えることにあったんだー!」
ひとみ先生「あ、あの。ケンサク先生大丈夫ですか?」
ケンサク先生「いやあ、ひとみ先生。僕は今、モーレツに感動してるんです。よーし、頑張るぞ!」
ひとみ先生「はあ」
0233名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/16(金) 23:05:17.78ID:???
あげだま「いやいや、麗のじっちゃんもたまにはいいことするよなー」
いぶき「そうかしら」
あげだま「そうだよ、いぶきちゃん。だってさ、文字を使わないってことは、テストも宿題もないってことだぜ。いいに決まってんじゃん」
麗「おーっほっほ!ようやくあげだまにも私のお爺様の偉大さが分かったようですわね」
あげだま「あーああーなんでお前だけそんなにくつろぎまくっちゃってるんだよー」
麗「だってえ、私こんなに長い時間立ってたら貧血で倒れてしまいますもの」
ツリパン「そうだ。麗さまはお前と違って、とってもデリケートなお体なんだぞ!」
あげだま「2番ゲート?」
いぶき「ねえ、それより文字も教科書も使えないんじゃ、どうやって勉強すればいいの?」
麗「さあ、そんなことはあの熱血青春ぶりっこのケンサク先生が考えることですわあ。
(勉強なんて出来るはずありませんわ。でも、それに気付いたときは手遅れよ)うっふふふ。おーっほっほっほっほ!」
0234名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/16(金) 23:19:52.59ID:???
ケンサク先生「いいか、みんな。ランニングしながらのかけ算。名付けてかけ足算だ。行くぞ!せーの、2×2=4!」
クラスメイト達「2×2=4!」
ケンサク先生「2×3=6!」
クラスメイト達「2×3=6!」
ケンサク先生「2×4=8!」
クラスメイト達「2×4=8!」
ケンサク先生「2×5=10!」
クラスメイト達「2×5=10!」
ケンサク先生「2×6=12!」
麗「あーこうなると思ってましたわ。体育会系はすぐこれだからいやですのよ」
クラスメイト達「2×6=12!」
ケンサク先生「2×8=16!」
クラスメイト達「2×8=16!」
0235名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/16(金) 23:36:59.20ID:???
女性教師A「いいですか?皆さん。右手が1の位で、左手が10の位、
そして、鼻が足す。耳が引く。目が掛ける、口が割るです。分かりましたね?ではこれは?」
男子生徒A「はい、26です」
女性教師A「ちがう、ちがう、よく問題を見なさい。こうで、こうで、こうですよ」
女子生徒A「38!」
男子生徒B「51!」
0236名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/16(金) 23:42:07.36ID:???
男性教師A「なんじゃら、ほんじゃら…さあ、今の答えが分かった人は手を挙げて」
男子生徒C「先生何にも聞こえませんでした」
男性教師A「おかしいな。このテレパシー防止不良品かな?せっかく通信販売で買ったのに」
雷蔵「うむ、よろしい。確実に成果は上がっとる。ワシの考えは正しかったのう。はははははははは」
0237名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/16(金) 23:50:45.72ID:???
あげだま「いやーこれからずっと今日みたいな授業だと楽でいいよなー」
ワープ郎「あげだま、そんな呑気なこと言ってていいのか?(ハテナ)」
いぶき「そうよ。どうしても文字が必要な勉強ってあるんじゃない?」
あげだま「でもさあ、俺勉強嫌いだし、みんなも喜んでるし、これでいいかなって思うんだけど駄目かなあ」
ワープ郎「駄目に決まってるだろう!!(ダブルビックリ)」
いぶき「ワープ郎ちゃんの言う通りよ」
あげだま「そうかなー」
いぶき「もう、あげだまくんたら。頼りにならないんだから」
0238名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 00:05:50.44ID:???
ケンサク先生「2×2=4!2×3=6!2×4=8!いやあ、快調快調」
ひとみ先生「ケンサク先生」
ケンサク先生「はい」
ひとみ先生「明日も今日のような授業をなさるおつもりですか?」
ケンサク先生「ええ、そのつもりです。この方法生徒達には結構評判いいんですよー。あははーさあ、明日も頑張るぞ」
ひとみ先生「でも、やっぱり教科書なしで授業するのは無理なんじゃ」
ケンサク先生「いやあ、そんなことはありません。やってやれないことはない。やれずに出来ることはない」
どんな困難にも立ち向かっていく姿を、生徒たちに見せることです。
(決まったー。これでひとみ先生の気持ちはぐーっと来るぞ)」
ひとみ先生「ケンサク先生…(この思い込みの激しさは新校長といい勝負ね)
ケンサク先生「(いいぞいいぞ。もうひと押しだ)あ、あのーそれで明日は社会見学をやろうと思うんですが、生徒の引率を手伝ってくれませんか?」
ひとみ先生「ええ、分かりました」
ケンサク先生「うう、やっほー!これで明日の授業はバッチリだ!」
ひとみ先生「(私が付いてないと、何をしでかすか心配だわ)」
0239名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 00:19:30.79ID:???
麗「お爺様、素晴らしいわ!今回の計画」
雷蔵「おお、麗。そんなに気に入ってくれたかね」
麗「ええ、もう最高よ。みんなお爺様の狙いも知らずに大喜びしてるし」
雷蔵「ワシの狙い?なんのことじゃ」
麗「まあ、私にまで隠すことありませんわ。それに私の明晰な頭脳をもってすれば、
みんなに勉強を怠けさせて、私との学力の差を5倍にも10倍にもしようというアリとキリギリスの故事来歴に習ったお爺様のお志。
手に取るように分かります」
PC郎「あのな、お嬢はん。あれはダーさんが」
麗「そうとも知らず、あげだまなんてテストも宿題もないって大喜びよ。
ほーんと、単純なんだから。あっはっはっはっは。あっはっはっはっはっは」
雷蔵「えー」
PC郎「はあー」
0240名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 00:33:14.68ID:???
ケンサク先生「今日は社会科の授業の一環として大人の人の仕事場を見学しに行こう。
題して、働くおじさんを訪ねて。それじゃあ行ってみようか」
クラスメイト達「はーい!」
ケンサク先生「働くおじさんを訪ねて。一番手はラーメン一筋。この道20数年の大ベテラン。ガンコ亭のおやじさんだ」
クラスメイト達「よろしくお願いしまーす」
ガンコ亭のおやじさん「秘儀!スペシャルハイパー麺縛り!」
クラスメイト達「えー」「すっげー」
ガンコ亭のおやじさん「今日は私が飛騨山中にこもること10数年にして体得した秘伝の数々を皆さんにご披露します。
そのあとみんなでラーメンつくって試食会やりましょうね」
あげだま「やりー!さすがおやっさん!」
ケンサク先生「どうです、ひとみ先生。生徒達の生き生きとした表情。こんな顔教室じゃ見せないでしょう」
ひとみ先生「ええ、まあ…」
ケンサク先生「社会見学大成功だな」
0241名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 00:58:18.27ID:???
男性A「ツンツン、大変だからな」
女性A「でも私ツンツンしたーい」
男性A「こいつー」
女性A「うーん、カッチの意地悪ー。それでね、それでね。うん?わあ!」
クラスメイト達「あははははは」
男性A「なんだ君達は!」
ケンサク先生「やあ、どうもどうも。お邪魔して、すみません。
実はですね、今生徒達と一緒に社会見学をしているんですが、向学の為に、ちょっとお話を聞かせてもらえませんか」
男性A「は、話って何を?」
ケンサク先生「例えば、交際の申し込み方とか、デート中のマナー。
あと二人でよく行く店とか、デート中の話題なんかを出来るだけ具体的に」
あげだま「ケンサク先生自分が聞きたいんだろ?ひとみ先生誘うときの参考に」
男子生徒D「よ、色男」
ケンサク先生「バ、バカ言え!僕は君たちの青春の道しるべとして…」
ひとみ先生「お黙りなさい!なんですか皆さん、お行儀の悪い!ケンサク先生」
ケンサク先生「はい」
ひとみ先生「これのどこが授業なんですか?」
女性A「カッチ行きましょうよ」
男性A「そうだね、ミカ」
ひとみ先生「どうもすみませんでした」
男性A・女性A「こちらこそ!お役に立てませんで!」
ケンサク先生「あーあ、せっかくの生きた教材が」
ひとみ先生「ケンサク先生!」
男子生徒E「先生!今度は先生たちがデートの実演をやってよ」
男子生徒F「そうだそうだー」
ケンサク先生「こら、お前たちひとみ先生に失礼だぞ!」
あげだま「そんなこと言って嬉しいくせに」
男子生徒D「やれやれー」
ひとみ先生「みんな静かにして」
いぶき「もう、いい加減にしてください!」
あげだま「いぶきちゃん」
0242名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 01:00:07.76ID:???
男性A「ツンツン、大変だからな」
女性A「でも私ツンツンしたーい」
男性A「こいつー」
女性A「うーん、カッチの意地悪ー。それでね、それでね。うん?わあ!」
クラスメイト達「あははははは」
男性A「なんだ君達は!」
ケンサク先生「やあ、どうもどうも。お邪魔して、すみません。
実はですね、今生徒達と一緒に社会見学をしているんですが、向学の為に、ちょっとお話を聞かせてもらえませんか」
男性A「は、話って何を?」
ケンサク先生「例えば、交際の申し込み方とか、デート中のマナー。
あと二人でよく行く店とか、デート中の話題なんかを出来るだけ具体的に」
あげだま「ケンサク先生自分が聞きたいんだろ?ひとみ先生誘うときの参考に」
男子生徒D「よ、色男」
ケンサク先生「バ、バカ言え!僕は君たちの青春の道しるべとして…」
ひとみ先生「お黙りなさい!なんですか皆さん、お行儀の悪い!ケンサク先生」
ケンサク先生「はい」
ひとみ先生「これのどこが授業なんですか?」
ケンサク先生「いやーこれは」
女性A「カッチ行きましょうよ」
男性A「そうだね、ミカ」
ひとみ先生「どうもすみませんでした」
男性A・女性A「こちらこそ!お役に立てませんで!」
ケンサク先生「あーあ、せっかくの生きた教材が」
ひとみ先生「ケンサク先生!」
男子生徒E「先生!今度は先生たちがデートの実演をやってよ」
男子生徒F「そうだそうだー」
ケンサク先生「こら、お前たちひとみ先生に失礼だぞ!」
あげだま「そんなこと言って嬉しいくせに」
男子生徒D「やれやれー」
ひとみ先生「みんな静かにして」
いぶき「もう、いい加減にしてください!」
あげだま「いぶきちゃん」
0243名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 01:27:13.45ID:???
いぶき「先生、やっぱり普通の授業も必要だと思います!」
ケンサク先生「平家」
男子生徒D「何言ってんだよ!いつものくだらねえ授業よりよっぽどおもしれえじゃん」
男子生徒E「そうだよ。第一校長に逆らったらお仕置きされるんだぞ」
女子生徒C「でもこのままだと勉強遅れちゃうもんね」
クラスメイト達「この方が楽しいよなー」「でもやっぱり普通の授業がいいよー。普通の授業」
ケンサク先生「よし分かった。みんな静かに。君たち、本当に教科書を使って、普通の授業がやりたいのか?」
男子生徒C「そりゃまあその方がいいかも知れないけど」
女性生徒D「でも、校長にお仕置きされるのもいやだし」
ケンサク先生「校長は関係ない。君たち自身がどうなのかを聞いてるんだ」
いぶき「はい、やりたいです」
クラスメイト達「はい、やりたいです」「やりたいです」
あげだま「まあいぶきちゃんがそう言うなら」
ワープ郎「なんじゃそりゃ」
ケンサク先生「よし、君たちがそう思っているのなら、君たちのやりたいようにしてやろう」
ひとみ先生「ケンサク先生」
ケンサク先生「ひとみ先生、校長に言って読み書き禁止なんて無茶な校則すぐにやめてもらいましょう」
いぶき「さーすがケンサク先生」
ケンサク先生「さあ、みんな。教室に戻って授業のやり直しだ」
麗「ちょいとあーたたち。そんな勝手なことお爺様が承知なさると思っているの?」
ひとみ先生「九鬼さん」
ケンサク先生「校長がどうだろうと構うもんか。僕は生徒たちの信頼を裏切ることは出来ない」
あげだま「いいぞー!先生かっこいいー!」
麗「何よあーた!ついさっきまで、お爺様の方針に大喜びだったくせに!ちょっーといぶきさんに意見されたコロっと態度変えちゃってまあ」
ツリパン「麗さまの言う通り!お前には自分の意見ってものがねえのか!」
あげだま「お前に言われたかねえよ!」
麗「いぶきさん、お爺様に逆らえばどういうことになるか覚悟は出来てるんでしょう」
いぶき「…」
あげだま「いぶきちゃんだけを退学にはさせないぞ」
いぶき「あげだまくん!」
ケンサク先生「よく言った、あげだま。そういうことだ。九鬼」
麗「ふん!相変わらず単純だこと。せいぜい後でご自分のバカさを悔めばいいですわ」
0244名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 15:06:50.44ID:???
(prrrrrrrrr…prrrrrrrrr…prrrrrrrrr)
田中「旦那様、母親達が文字を廃止したせいで子供が勉強しなくなったって騒いでます」
佐藤「朝から抗議の電話が殺到して、屋敷中の電話が鳴りっぱなしです」
鈴木「抗議デモの予定もあるそうです」
雷蔵「そんなもの放っておけ!だいたいワシがつくった学校でワシが何をしようと勝手だろ」
麗「お爺様〜聞いて聞いて!」
雷蔵「どうした麗」
麗「クラスのみんなが一緒くたになって、お爺様に逆らおうとしてるのよ!」
雷蔵「何だと!どいつもこいつも何でワシの崇高な理想が理解出来んのじゃ。
こうなりゃ合成獣を使って一気に教育改革を推し進める。佐藤、田中、鈴木、茶釜と雑巾と原田を用意じゃ」
鈴木「茶釜と雑巾と原田?」
田中「原田って原田不動産の社長のことですか?」
ツリパンの父「はい、九鬼コンチェルン特別姉妹店原田不動産です。あー雷蔵様でしたか。
はいはい、いらしてます。はい、あー!この方たちに?はいはい、承知いたしやした。はい、それでは失礼致しますです、サササのサ。はい、お待ち」
田中「うん、いい心掛けだ。ありがてえありがてえ」
佐藤・田中・鈴木「旦那様、お言いつけの者を持ってまいりました」
雷蔵「うむ、ご苦労」
怨夜巫女「ときにお爺様、なぜツリパンのお父さんが必要なんですの?」
田中「そう。それ俺たちも知りたいと思ってました」
雷蔵「そんなに聞きたいというんなら話してやろう。原田は不動産を商っとるから、他人から土地を巻き上げるのが上手い。世間ではこういうのを何と言う?」
鈴木「地上げ屋!」
雷蔵「正解。即ち今回の合成獣は、茶釜と雑巾と地上げ屋じゃ」
田中「ということは?」
雷蔵「文具をふき取り、人から字を取り上げる。ぶんぶく地上げ屋!」
怨夜巫女・佐藤・田中・鈴木「だーっ!(ズコーッ!)」
0245名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 15:25:46.69ID:???
雷蔵「あ、でけた!
うむ」
怨夜巫女「はぁ…」
文拭字上屋「ぶんぶく地上げ!ぶんぶんぶん」
怨夜巫女「また連れて歩くのがいやになるデザインですわね」
雷蔵「そう言うな。こう見えてもこいつは結構使えるぞ」
田中「良かったーあんなのにされないで」
文拭字上屋「ぶんぶんぶんぶんぶん」
田中「プップ。文字を使うのをやめましょー!あれ。何しやがるんだって言おうとしたのに」
雷蔵「この雑巾で顔を拭かれた者は、文字を使うのはやめましょーとしか言えなくなってしまう」
怨夜巫女「それはなかなか面白そうね」
雷蔵「そのうえ、茶釜に入ってる特殊な修正液の力でどんな文字も消すことが出来る」
怨夜巫女「分かりました。それだけ出来れば十分です。さ、行きますわよ、文拭字上屋」
文拭字上屋「ぶんじゃけー」
佐藤「いってらっしゃーい」
鈴木「お気をつけてー」
田中「文字を使うのはやめましょー」
雷蔵「バカ者!お前たちも一緒に行かんか!」
佐藤「あ、やっぱし」
鈴木「あ…」
田中「文字を使うのはやめましょう」
0246名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 15:58:02.81ID:???
ほたる「今回の九鬼校長が定めた新しい校則は、断じて見過ごすことは出来ません!」
母親たち「そうだそうだー!」
ほたる「この非常識極まりない校則は、直ちに廃止に追い込むべきです!」
母親たち「文字の廃止絶対反対!無駄な校則を許すなー!」
ほたる「皆さん、これから九鬼校長宅まで抗議デモを行いましょう!」
母親たち「おー!」
いぶき「ママ!」
ほたる「?」
いぶき「こんなことやめてよ。恥ずかしいわ!」
ケンサク先生「お母さん、この問題は僕たち教師が何とかしますから、今日のところは」
ほたる「何言ってるんですか。元はと言えば、あなたたちが頼りないから、こんな横暴がまかり通るんじゃありませんか!」
母親A「そうよそうよ。あなたたち何やってたのよ」
母親B「もう先生方に任せておけないざます」
「クビクビ―」「そうだー」
ケンサク先生「ちょ、ちょっとちょっと皆さーん、落ち着いてくださーい」
鈴木「ああ、おばさんの集団はこわいなー」
佐藤「怨夜巫女さま、ここは逃げた方が」
怨夜巫女「お黙り。お爺様に逆らう者が集まってるんだから、かえって好都合じゃないの。文拭字上屋、やっておしまいなさい」
文拭字上屋「ぶんじゃけ」
0247名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 16:34:15.11ID:???
母親たち「文字の廃止絶対はんたーい!」
ほたる「子供たちに勉強させろー!」
母親たち「子供たちに勉強させろー!」
文拭字上屋「ぶんぶんぶんぶんぶん」
母親C・D「文字を使うのはやめましょー」
ほたる「文字の廃止絶対はんたーい!」
母親たち「文字の廃止絶対はんたーい!」
文拭字上屋「ぶんぶんぶんぶんぶん」
母親E「文字を使うのはやめましょー」
文拭字上屋「ぶんぶんぶんぶんぶん」プラカードの文字を消す
ほたる「文字の廃止絶対はんたーい!」
母親たち「文字を使うのはやめましょー」
母親たち「文字の廃止絶対はんたーい!」
ほたる「なんですかあなたたちは!校長の方針に賛成なんですか!?」
母親F「何よ、この裏切り者!校長の回し者ね!」
ケンサク先生「まあまあ、そう興奮なさらずに」
ひとみ先生「冷静になってください」
文拭字上屋「(ゴシゴシゴシゴシゴシ)」
あげだま「なんだありゃ」
ワープ郎「この騒ぎの大元はあの合成獣だ。(マル)」
怨夜巫女「なかなかやるじゃない」
ケンサク先生「ああ、これぞ極みつきの青春学園闘争だ!」
いぶき「ああ、あげだまくん…」
あげだま「あーいぶきちゃんが押しつぶされる」
ワープ郎「あげだマンに変換だ。(マル)」
あげだま「よーし」
0248名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 16:54:42.76ID:???
怨夜巫女「あ、あの光は」
いぶき「あ、あげだマン」
あげだマン「もう大丈夫だ。いぶきさん」
怨夜巫女「おのれまたしても!文拭字上屋、あげだマンから先にやっつけておしまいなさい」
文拭字上屋「ぶんじゃけー」
いぶき「ありがとう、あげだマン。あー後ろ!」
文拭字上屋「ぶんぶんぶんぶんぶんぶん」
あげだマン「わー!」
文拭字上屋「ぶんじゃけ」
あげだマン「てやあ!文字を使うのはやめましょーえー!」
ワープ郎「何を言い出すんだ。あげだマン」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!かかったわね、あげだマン。文拭字上屋の雑巾で顔を拭かれると、それしか言えなくなってしまうのよ」
あげだマン「も、文字をー!」
文拭字上屋「ぶんぶんぶんぶんぶんぶん」
あげだマン「も、文字を使うのは、や、や、やめましょー」
ワープ郎「ほら、いぶきちゃんも応援してる。(マル)気合をいれろ!」
いぶき「あげだマーン、しっかりー!」
あげだマン「文字を使うのは」
ワープ郎「それはいいから」
あげだマン「文字を使うのはやめましょー!文字を使うのは…」
ワープ郎「3Dプリンターカードだ!(ビックリ)」
あげだマン「文字をー!使うのはー!やめましょう!」
0249名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 17:02:26.30ID:???
怨夜巫女「あ、あの光は」
いぶき「あ、あげだマン」
あげだマン「もう大丈夫だ。いぶきさん」
怨夜巫女「おのれまたしても!文拭字上屋、あげだマンから先にやっつけておしまいなさい」
文拭字上屋「ぶんじゃけー」
いぶき「ありがとう、あげだマン。あー後ろ!」
文拭字上屋「ぶんぶんぶんぶんぶんぶん」
あげだマン「わー!」
文拭字上屋「ぶんじゃけ」
あげだマン「てやあ!文字を使うのはやめましょーえー!」
ワープ郎「何を言い出すんだ。あげだマン」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!かかったわね、あげだマン。文拭字上屋の雑巾で顔を拭かれると、それしか言えなくなってしまうのよ」
文拭字上屋「ぶんじゃけー」
あげだマン「も、文字をー!」
文拭字上屋「ぶんぶんぶんぶんぶんぶん」
あげだマン「も、文字を使うのは、や、や、やめましょー」
ワープ郎「ほら、いぶきちゃんも応援してる。気合をいれろ!」
いぶき「あげだマーン、しっかりー!」
あげだマン「文字を使うのは」
ワープ郎「それはいいから」
あげだマン「文字を使うのはやめましょー!文字を使うのは…」
ワープ郎「3Dプリンターカードだ!(ビックリ)」
あげだマン「文字をー!使うのはー!やめましょう!」
0250名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 17:15:01.06ID:???
怨夜巫女「今のはなんだ!?」
ワープ郎「(ダブルビックリヌンチャクだ)カッコ閉じる」
あげだマン「ふん!」
文拭字上屋「ぶんじゃけー」
あげだマン「文字を使うのは、やめましょー」
(カーンッ)
文拭字上屋「ぶぶぶ、ぶぶぶぶぶぶ、ぶんじゃけ」
あげだマン「ふ」
怨夜巫女「あー大変!茶釜の中の修正液が逆流してしまいますわ!
早く早く起こすのよ!」
佐藤・田中・鈴木「うう」
鈴木「もう、重い…」
佐藤「何しろ鉄の茶釜だもんな」
田中「文字を使うのはやめましょー」
鈴木「もう駄目」
怨夜巫女「ああ、ああ」
怨夜巫女・佐藤・田中・鈴木・ツリパンの父「ドッカーン!」
あげだマン「気合の戦士あげだマン、またまた学園を救う!ああ良かった、ちゃんと言えたー!」
0251名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/17(土) 17:25:11.58ID:???
雷蔵「うーむ、またしても失敗に終わったか。
それにしても気になるのう、預言詩の最後の一説。
あの意味はなんだったんじゃ?世間が騒げばもうしない。
三ない運動。三ない四ない。3、4。
あーそうか、分かった。しないとはその4はない。教育改革はその三で打ち止めということじゃ。
なーんじゃ、そうか。そういうことじゃったか。あースッキリした。あっはっはっはっは」
0252名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/06/17(土) 17:53:22.35ID:???
?「私は、サラリーマンの味方。安サラリーマンだ」
あげだま「おいおい、何か今度の合成獣変だぞ」
ワープ郎「気を付けろ。(マル)(こういうやつに限ってとんでもない攻撃をしてくるぞ)カッコ閉じ」
?「お前ら!俺に逆らうと恐いぞ。お説教しちゃうぞ」
あげだま「次回、ゲンジ通信あげだま。サラリーマン吼える!」
?「お酒、飲んじゃおっかな」

次回

『サラリーマン吼える!』
0254名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 19:36:06.15ID:???
雷蔵「あげだまめ、目立っておるなあ。ま、麗が裏と表で幅を利かせているから良いが。
ワシなんかちょこっとしか出とらん。寂しいのう。
いつもいつも難しい預言の解読に努力してるというのにのう。
しかし、どの預言もあげだマンに打ち砕かれちまうし、野望の章はやめて、他の章を見ちゃおうかのう。あ。
あらら、ご先祖様の肖像画が落っこちたということは、ノットリダマス様が怒っておられるのか?
やっぱり他の章を見ようとしたからかのう。
ああ、難儀なことじゃのう。う…あーっと。あ、やーめた。ワシじゃ持ちあがらん。明日田中たちに片づけさせよう。
ワシゃ預言を探さなくちゃならんし。
しかし何だか面倒くさくなっちゃったなー。明日にしようー。
ああ、そうじゃ。CD聞きながら寝よっと」
0256名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 19:52:10.12ID:???
田中「(自称大天才科学者にして、世界の征服者となるつもりのノットリダマス11世こと九鬼雷蔵に仕える三人の男の朝は、
タイムレコーダーの音で始まる。辛く長い一日の始まりである)」
田中「ああ、また朝が来ちまった」
佐藤「おお、おはよう。すまんな」
鈴木「おはよう!」
田中「俺が当番だから気にすんな。それより仕事だ」
佐藤「あーあー、俺たちも安月給で良くやっとるよな」
鈴木「ほんとほんと」
田中「(彼らは颯爽と仕事場へと向かう。
彼らの主人である九鬼雷蔵が目覚める午前7時。既に彼らは廊下でスタンバイしているのである)」
佐藤「よし、時間だ」
雷蔵「銭や銭や!銭の音や!よーし!」
佐藤「来るぞ!」
雷蔵「鈴木、田中、佐藤!」
佐藤・田中・鈴木「おはようございます!」
0257名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 20:12:47.06ID:???
麗「田中」
田中「はい」
麗「納豆の上にネギが乗ってたじゃありませんか。私ネギは嫌いなの」
田中「はあ、しかし納豆にはネギがつきものですし、ネギを食べると頭が良くなると言われておりまして…」
麗「じゃあ、私の頭が良くないって言いたいんですか!?」
田中「いや、決してそんな」
麗「お爺様、麗は悔しいですわ。こうなったら、今日の合成獣は田中にしてやりましょうよ。ね、ね、ね」
PC郎「ああ、寝過ごしてもうた。朝っぱらから何の騒ぎや」
麗「それでね、あげだマンにコテンパンにやられても助けてあげないの」
雷蔵「まあ、落ち着け。麗よ。今日は征服作戦を休もうと思ってな」
PC郎・佐藤・田中・鈴木「ええ!」
雷蔵「ことごとくあげだマンに作戦を潰されとるから、一度落ち着いて考えてみようと思ってな。
それにワシも疲れちゃったし、休んじゃおうかなーとか思う訳じゃ」
田中「やったー」
佐藤「やったな。今日は良い日だ」
鈴木「おう、平和が一番だよな」
雷蔵「おお、そうじゃ。地下室のご先祖様の肖像画が落ちたんで、元通りにしといてくれ」
佐藤・田中・鈴木「分かりましたー!」
麗「お爺様、お体の具合でも悪いんですの?」
雷蔵「そういう訳じゃないんじゃ。あ、そうじゃ。校長も休みじゃ。学校は休校」
麗「あら、そうですの」
0258名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 20:21:49.36ID:???
『本日、盛蕎麦東小学校は、校長先生のご気分で、休校になりました。生徒の皆さんは速やかに下校しましょう』
あげだま「校長って九鬼のじっちゃんだろ?こないだ変わったばっかじゃん」
いぶき「休みの多い学校よね」
あげだま「じゃあ、公園でも行こうか。いぶきちゃん」
いぶき「そうよね。仕方ないもんね」
0259名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 20:37:51.64ID:???
鈴木「曲がってないか?」
田中「大丈夫だー」
佐藤「しかし、今日は定時で帰れそうだな」
田中「ああ、たまにはこんな日があってもいいよな」
PC郎「へっへっへっへっへ。そうは問屋が卸しまへんっちゅうのや。
このワイが作戦考えてなあ、ダーはんに言って実行するさかいな。
またいつものようにあんさんらのうち一人が合成獣になるっちゅうこっちゃ。
ここで待っとってえな。今ワイがダーはんの許可もらってくるさかいー!」
鈴木「行かせるか!」
佐藤・田中「おりゃー!」
(ボコスカボコスカ)
鈴木「それそれそれそれそれ」
田中「おとせ!おとせ!おとせ!鈴木行くぞー!とりゃあ!」
鈴木「うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃ」
田中「よいせっと」
佐藤「こいつの事だから、こんなもんじゃ参らんだろうが、今日一日は待つだろう」
田中「へっ、出しゃばったことするからこういう目に合うんだ」
鈴木「これで平和な一日が過ごせるってもんだ」
佐藤「それじゃ昼飯の準備まで、部屋で思いっきりくつろごうぜ」
0260名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 20:46:35.49ID:???
雷蔵「あー憂鬱で憂鬱で…」
麗「まったくお爺様ったら最近アンニュイなんですもの、困ってしまいますわ。
こうなったら私が素晴らしい作戦を立てなくてはなりませんわね。
しっかし、ポカポカと気持ちのいい日差しの中の私って絵になるわあ。おっほっほっほっほぁswsーああ眠い」
0261名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 20:51:31.05ID:???
(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)
PC郎「くっそー!あいつら!ん?そや。まどろっこしいことせんと、一気に片づけてやろうやないか。へへへへへへ」
0262名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 21:05:29.18ID:???
鈴木「楽勝!楽勝!」
田中「悪い事とは知りながら」
佐藤「昼間っから酒っつうのもおつなもんだねえ」
鈴木「なに、江戸っ子ぶってんだ」
佐藤・田中「がははははは」
田中「たまにはいいがね」
佐藤・田中・鈴木「どわあー!」
鈴木「なんだ?このホースは」
佐藤「バキュームカーでも飛び込んだか?」
PC郎「ははははは」
佐藤・田中・鈴木「?」
0263名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 21:23:12.81ID:???
PC郎「このホースは合成マシーンから引っ張ってきたんや。このボタンを押したら、その部屋がたちまち合成マシーンに早変わりやで」
佐藤「待て、早まるな。PC郎」
鈴木「ああ、ドアが開かない」
佐藤「なあ、話し合おう。PC郎。チャンスをくれ」
PC郎「せやな。一度話しおうてみるか」
佐藤・田中・鈴木「はあ…」
PC郎「あ、ボタンを押してもうた」
佐藤・田中・鈴木「わー!」
PC郎「堪忍な。これヤバいんちゃうか?逃げたろ」
佐藤・田中・鈴木「どわぁー!」
雷蔵「なんじゃ?おい、麗!うちの中から何か出てきたぞ」
麗「くかぁー」
雷蔵「おい麗!起きろ」
麗「あー!お爺様お呼びになりました?」
雷蔵「うちが爆発して何か出てきたんじゃ」
麗「田中が料理つくってて失敗したとかいうんじゃありませんの?」
雷蔵「あそこの茂みに落ちたんじゃ。あー!」
麗「きゃー!」
雷蔵「出たー!」
安サラリーマン「おはようございます」
雷蔵「なんじゃ?」
安サラリーマン「いやいやいやーご心配なく。私、こういうものございます」
雷蔵「合成獣安サラリーマン?合成獣というと」
麗「一体誰が?」
PC郎「へっへっへっへっへ。ワイがつくったんだす」
雷蔵「なに!勝手なことしちゃいかん!」
麗「ですわですわ」
PC郎「お怒りごもっともでんがな。けど、ワイ、ワイな。元気のないダーはん見るの辛かったんや。
そやから立派な合成獣つくってダーはんを安心させたろおもて。うう…」
麗「でもこんな変なおじさんみたいな合成獣じゃ、あげだマンに勝てる訳ありませんわ」
0264名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 21:34:38.81ID:???
安サラリーマン「メモリ1。がわああ。あむ。ふーむ。変なおじさんと言ったな?」
麗「ああ!何するんですの。早く離しなさいよ!」
安サラリーマン「駄目だ!お前は小学生の分際で車で通学して遅刻したって、へのカッパではないか。そういう生意気な子はこうだ!」
麗「あ、いたーい!お爺様助けてー」
雷蔵「こらやめんか」
安サラリーマン「うるさーい!元はと言えば、お前が甘やかしたせいだ!」
雷蔵「さっきまであんなに礼儀正しかったのに」
安サラリーマン「ギク」
麗「ああ、ああ、ああー!(ドテッ)」
0265名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 21:53:13.51ID:???
安サラリーマン「説明せねばなるまい。安サラリーマンの変身アイテム、カップ酒と焼き鳥は、
彼のコートの内ポケットに収納されている。彼はそのメモリの量で変身の段階を調節する。
さて、その段階だが、メモリ1では、体の大きさは変わらずに、体力だけが増大する。
メモリ2では体の大きさ自体も2倍に増大する。そしてメモリ3では、3倍。メモリ4では4倍。
そして、そして、メモリ5まで飲んだならば、5倍の大きさになり、酔っぱらって寝ちゃう」
麗「やっぱりあんまり期待できませんわね」
雷蔵「PC郎、何を合成したの?」
PC郎「田中、佐藤、鈴木の三人ですねん」
雷蔵「あいつらと来たら…」
安サラリーマン「あのー説明終わりましたが、聞いて頂けました?」
雷蔵「ご苦労。行け!安サラリーマン!あげだマンを倒せ!」
安サラリーマン「かしこまりました!失礼します」
雷蔵「まあつくってしまったからには、使ってみるしかなかろう。もしもあまりにも恥ずかしいようなら、麗、トドメを刺してくれ」
麗「はい、お爺様」
0266名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 22:13:45.46ID:???
そば屋のおかみさん「一杯を3人で分けるなんて、仲のいい親子だね。少しおまけしといただろうね、あんた」
そば屋の主人「あたりめえよ」
そば屋の主人・おかみさん「いらっしゃい」
安サラリーマン「うーっす。そば食おうかなー。掛けそば三つ!」
そば屋のおかみさん「ああ、はい!」
安サラリーマン「どうだオヤジ。繁盛してるかい?」
そば屋の主人「はあ、おかげさまで」
そば屋のおかみさん「いらっしゃいませ」
安サラリーマン「お、夫婦で店やってくのも大変だなあ。このおしぼりってのがありがてえ。
いや、俺もね。仕事がきついとか愚痴を言うつもりじゃないんだ。
旦那様やお嬢さまの悪口を言うつもりもないよ。しかしね、俺も辛いのよ」
そば屋の主人「へい、お待ち」
そば屋のおかみさん「はい、掛けそば三つね。お待ちどうさま」
安サラリーマン(佐藤)「おお、うまそうだ。(ズルズルズル)だあー!食ったー」
安サラリーマン(田中)「よーし、食うぞー(ズルズルズル)だあー!食ったー」
安サラリーマン(鈴木)「よーし、あれ、口が出ない」
安サラリーマン「ごちそうさん」
そば屋の主人「変わった客だな」
そば屋のおかみさん「三枚の掛けそばを一人でね」
0267名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 22:26:56.67ID:???
安サラリーマン(佐藤)「おい、腹ごしらえもしたし、そろそろ仕事に取りかかろうぜ」
安サラリーマン(田中)「そうだよ。真面目にやんないとおまんまの食い上げだぜ」
安サラリーマン(鈴木)「俺そば食ってないよ」
女子中学生A「さっきからあの人一人でぶつぶつ言ってっけど大丈夫なのかな」
女子中学生B「ああいう危ないおじさんには関わらないほうがいいよ」
安サラリーマン(佐藤)「はーい、私が危ないおじさんでーす。ぐはははは。お酒飲んじゃおうかな」
女子中学生A・女子中学生B「…っ」
女子中学生B「やめて下さい」
安サラリーマン(佐藤)「ほら」
女子中学生A・女子中学生B「きゃあ」
安サラリーマン(佐藤)「ほーら、お酒。焼き鳥もあるよ」
安サラリーマン(田中)「おい佐藤。ほんとの危ないオヤジになってるぞ」
安サラリーマン(佐藤)「すまん、うっかりした」
安サラリーマン(鈴木)「惜しかったな。靴下くるるん」
0268名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/26(月) 22:47:59.32ID:???
安サラリーマン(佐藤)「あー説教したいな。お、いた」
安サラリーマン(田中)「おお、あれなら文句なしだ」
安サラリーマン(鈴木)「まるで絵に描いたような不良学生だ。うう…他を当たろう」
安サラリーマン(佐藤)「てめえちょっと待て」
安サラリーマン(鈴木)「あたたたたた」
安サラリーマン(佐藤)「俺たちの仕事の絶好のチャンスじゃないか」
安サラリーマン(田中)「あのままではあの少年たちは堕ちるとこまで堕ちて誰かが悲しむことになる」
安サラリーマン(鈴木)「いやあ、無茶はいけないよ」
不良学生A「変なやつが見てるぜ」
不良学生B「見るんじゃねえよ」
安サラリーマン(鈴木)「うわあ…」
安サラリーマン(佐藤)「ビビるな。俺がやる」
不良学生たち「ぎゃーっはっはっはっはっは」
安サラリーマン(佐藤)「おい、君たち」
不良学生たち「あ?」
安サラリーマン(佐藤)「そんなところにたむろしてツバを吐くんじゃない。みっともないぞ」
不良学生A「なんだ、お前は」
安サラリーマン(佐藤)「私の名刺だ。読んでみろ」
不良学生A「安サラリーマン」
安サラリーマン「そうだ。私はサラリーマンの味方、安サラリーマン!よーし、一気に行くぞー!いきなり、メモリ3だ。がっはっはっはっは」
(ドン!)
不良学生たち「?」
安サラリーマン(佐藤)「うう」
不良学生B「付っき合いきれねえよな」
不良学生A「わっけわかんねー。ペッ」
0269名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 19:38:12.40ID:???
あげだま「(いぶきちゃん)」
いぶき「(どうしたのかしら。今日のあげだまくん…)」
あげだま「(勇気を出せ、あげだま。たった一言好きだと言えばいいんだ。その一言が。その一言が)あぎゃ!」
いぶき「!あげだまくん大丈夫?」
少年「すいませーん、大丈夫ですか?」
あげだま「はい、いぶきちゃん」
いぶき「分かった。もーう危ないわね。キャッチボールはあっちでやりなさいボール2号!」
少年「どわぁー」
あげだま「やるねー。いぶきちゃん」
いぶき「ちなみに1号はない」
あげだま「は?」
いぶき「あげだまくん痛かったでしょう」
あげだま「平気平気。俺頭悪いから」
いぶき「良かった」
あげだま「いぶきちゃん…(えへ、いぶきたん可愛いー。あ、いかん)
いぶき「良かったね」
あげだま「いぶきたーん。(あ、駄目だ駄目だ。ここで決めなくては)ありがとう、いぶきちゃん」
いぶき「あははははは。あははははは」
あげだま「あ、あれ、いぶきちゃん、何で笑うの?」
0270名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 19:54:41.04ID:???
怨夜巫女「ふーん、私の出番が少ないので様子を見に来たら、またあの二人はいちゃこらいちゃこらと。
いいですわ。安サラリーマンに邪魔させることにいたしますわ。それにしてもあのバカ合成獣はどこで油売ってんだか」
男性A「おーこんな所にポストがあるぞ。良かったー。番組の終わりにあるあげだマングッズプレゼントの応募ハガキを出したかったんだ。
並木と、趣味ボーリングと。あれ?よいしょ。よいしょ」
怨夜巫女「そんなプレゼントはもうやってないんだァ!誰かが釣られてハガキ送ってきたらどうすんのよ!あっち行け、キッー!」
あげだま「あれ、今怨夜巫女の声が聞こえなかった?」
いぶき「うん、そんな気がしたわ」
あげだま・いぶき「?」
怨夜巫女「ああ、危ない。あのアンポンタンたちも意外と鋭いですわね。ん?来ましたね」
いぶき「気のせいみたいね」
あげだま「ちょっと気にし過ぎだね」
0271名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 20:14:45.20ID:???
いぶき「でも、怨夜巫女が出てくれば、あげだマンも来てくれるから私は嬉しいわ。きゃあ!」
あげだま「どうしたの!いぶきちゃん。あ」
安サラリーマン(鈴木)「くるるん」
いぶき「ああ」
怨夜巫女「ああ…バカ」
あげだま「お前、ノットリダマスの合成獣だな!」
安サラリーマン(鈴木)「いや、私がどこにでもいる普通のサラリーマンだー」
いぶき「このロリコン!」
安サラリーマン(鈴木)「うわあ!」
あげだま「くるるんは確か前にも合成獣が使った技だぞ!」
安サラリーマン(鈴木)「いやいや、靴下くるるんはごくごく一般市民のよくやることで」
安サラリーマン(田中)「いや、違うな」
安サラリーマン(佐藤)「俺も違うと思うな」
あげだま「俺も違うと思うな。お前やっぱり合成獣だろー!」
安サラリーマン(佐藤)「何をおっしゃいます。私はどこにでもいる平凡なサラリーマンのおじさんですよ。
さっきも駅のホームでゴルフのスイングをちょっとね。普通でしょ?」
あげだま「見た目があからさまに怪しいじゃねえかよ!」
安サラリーマン(佐藤)「ふっふっふ。見た目で人を判断しちゃいけませんが、まあしょうがない。お酒飲んじゃおっかな」
0272名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 20:36:22.75ID:???
安サラリーマン(佐藤)「メモリ1。ああ、あむ。ランランランランラン、とう!」
あげだま「あぶない!」」
安サラリーマン(佐藤)「ふん!」
ワープ郎「あ、いた」
怨夜巫女「いてっ!あーあー」
安サラリーマン(佐藤「ぬっはっはっは」
あげだま「(いぶきちゃんがいるとあげだマンに変換できない)」
いぶき「あげだマン、早く!」
あげだま「逃げろいぶきちゃん!あげだマンが来るまで俺が戦う!」
いぶき「あげだまくん!」
あげだま「てやあー!」
安サラリーマン(佐藤)「ぬっはっは」
あげだま「とりゃー!」
安サラリーマン(佐藤)「ぬははははは。所詮小学生だな。それー」
怨夜巫女「何かしら」
いぶき「あ…あげだまくん。あげだマーン!あげだまくんを助けてー!」
0273名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 20:40:06.13ID:???
あげだま「ワープ郎。あげだま変換だ!」

ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン!」
0274名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 20:58:27.12ID:???
いぶき「あげだマーン!」
安サラリーマン(佐藤)「ぬっはっはっは。ほっほっほっほ。ぬははははは。ははは」
いぶき「い…や…いやあー!」
あげだマン「はっはっはっはっはっは」
安サラリーマン(佐藤)「出やがった」
いぶき「どこどこ」
あげだマン「大宇宙に光あり。気合の戦士あげだマン見参!」
いぶき「あげだマン来てくれたのね」
あげだマン「いぶきさん、遅くなってすいません。が、私が来たからには大丈夫です!」
いぶき「はい!あ、あのーあげだまくんは?」
あげだマン「(かあ、いぶきちゃん。俺の事心配してくれてるー)」
ワープ郎「あげだま」
あげだマン「おっとご心配なく。いぶきさん、あげだまくんは私がきっちり助けました。ささ、後は任せて下がっててください」
いぶき「はい、ありがとう!」
安サラリーマン(佐藤)「おい、お前らだけで話をすすめるな。あげだマンはどこだ」
怨夜巫女「ボケ!おのれの頭の上だ!」
安サラリーマン(佐藤)「ホントだ」
あげだマン「やーい、コロコロプーのペッペッペー」
安サラリーマン(佐藤)「このやろ!逃げたか。フッ、でもな、あげだマン。お前には前から言いたいことがあったんだ」
あげだマン「なんだよ」
ワープ郎「あげだマン、耳を貸すな。(マル)もうデータは揃っている。気合カードだ!(ビックリ)」
あげだマン「よーし、いぶきちゃんを恐い目に合わせたやつは許せねえ。気合を入れるぞ」
安サラリーマン(佐藤)「あげだマン、お前普段は言葉遣いが悪いのに、平家いぶきに対してだけ良い子ぶってるのは良くないぞ」
あげだマン「いいんだよ。気にするな」
0275名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 21:15:51.04ID:???
あげだマン「気合!気合!気合ー!気合カード!」
ワープ郎「今回はよいこカードだ。(マル)これさえあればお説教されることは何もない!!(ダブルビックリ)」
あげだマン「気合カード装着!てやあ!装着完了!」
安サラリーマン(佐藤)「本当だな?本当に装着完了したんだな」
あげだマン「どういう意味だよ!」
安サラリーマン(佐藤)「これは何かな?」
あげだマン「ああ!ワープ郎。確かに装着したよな?」
ワープ郎「そのはずだけど…(テンテンテン)」
安サラリーマン(佐藤)「それならお前のカードを出して確かめてみろ」
あげだマン「え」
あげだマン・ワープ郎「あー!ビックリ」
あげだマン「何だよこりゃ」
安サラリーマン(佐藤)「俺の名刺だ。いいだろ」
あげだマン「いらねえよ」
安サラリーマン(佐藤)「そういうことすると舐めるぞ。レロレロレロレロ」
あげだマン「や、やめろー!」
安サラリーマン(佐藤)「ほーら、使ってみるか?ショートするぞ。しかも臭いがまた、くさー」
あげだマン「ワープ郎、この人どうしたらいい?」
ワープ郎「カード抜きで戦うとなると‥(テンテン)」
怨夜巫女「安サラリーマン、一気にメモリ5で勝負しなさい」
安サラリーマン(佐藤)「しかしメモリ5は危険すぎませんか?」
怨夜巫女「おやり!」
安サラリーマン(佐藤)「はい!」
0276名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 21:39:01.69ID:???
安サラリーマン(佐藤)「メモリ5。しゅわっ」
あげだマン「ああ」
いぶき「…っ」
安サラリーマン(佐藤)「うっふっふっふっふっふ。どわー!」
ワープ郎「やばいぞ、あげだマン。ここからは計算外だ。(マル)」
あげだマン「えーしょんな」
安サラリーマン(佐藤)「えらい酔っぱらっちゃったよー」
あげだマン「うわ!」
ワープ郎「手がつけられない…(テンテンテン)」
あげだマン「ちくしょー。困ったな」
安サラリーマン(佐藤)「あ、よいよいよいと来りゃ。う″」
あげだマン「まさか」
いぶき「やめてよ」
怨夜巫女「ちょ、ちょっと待ちなさい」
安サラリーマン(佐藤)「う″、う″、ばあーーーーー」
あげだマン「う、酒くせー」
安サラリーマン(佐藤)「驚いた?驚いた?板と踊って、おどろいたー」
怨夜巫女「オヤジギャグはやめなさーい!」
安サラリーマン(佐藤)「あいた」
怨夜巫女「何よ、その目は。ボーナスいらないの?」
安サラリーマン(佐藤)「いや、あのーそれは」
(バタン!)
あげだマン「あれ、わあ」
安サラリーマン(佐藤)「がーごーがーごーがーごー」
0277名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 21:44:49.32ID:???
あげだマン「何がどうなってんだか」
ワープ郎「??(ハテナハテナ)」
怨夜巫女「あげだマン、あとは任せますわ」
あげだマン「はあ?」
怨夜巫女「ぼやぼやしてないで、さくさくっとトドメを刺しなさい」
あげだマン「だってお前の仲間だろ。何でそんなこと言うんだよ」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!あんなお下劣なオヤジ関係ありませんわ。ドカーンとやっちゃいなさいよ」
あげだマン「分かったよ。とーう」
怨夜巫女「真面目におやんなさいよー」
あげだマン「ダブルフリスベー」
佐藤・田中・鈴木「わあーーー」
あげだマン「はっはっは。あげだマンまたまた地球を救ったのはいいけど、またまた公園をボコボコにしちゃったい」
怨夜巫女「あげだマン!次はマトモな合成獣で勝たせてもらいますわよー!」
あげだマン「ご協力ありがとうー!イエイ!励ましのお便り、待ってるぜ」
0278名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 21:51:37.07ID:???
麗「励ましのお便り待ってるぜまで言われちゃってどうすんのよ!」
PC郎「えろう、すんまへん」
麗「あんな合成獣はもう絶対いやですからね!」
雷蔵「麗、そのくらいで許してやれ。田中、佐藤、鈴木もご苦労だった。今日はもう帰っていいぞ」
麗「あら、お爺様。あっさりしてますわね」
佐藤・田中・鈴木「失礼しまーす」
麗「ふわ〜あ。私も眠くなりました。おやすみなさい。お爺様」
雷蔵「ああ、おやすみ。麗」
0279名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 21:56:14.31ID:???
佐藤「俺たちにはお咎めがなくて良かったよな」
田中「ああ、早く帰れると思ったのに」
佐藤「最近旦那様優しいよな」
田中「まあ、帰れるだけいいんじゃないか」
鈴木「疲れたな」
田中「佐藤はまだいいよな。出番多かったもんな」
佐藤「いや、まだ全然ストレス溜まってるよ」
田中「一杯ひっかけて帰るか?」
鈴木「カラオケ行きたいな」
佐藤「じゃ、歌ってくか?」
佐藤・田中・鈴木「クレオパトラも楊貴妃も〜♪」
0280名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 22:02:08.15ID:???
?「う…うう…」
あげだま「はいはい、良い子良い子。泣かない、泣かない」
ワープ郎「この子誰だ?(ハテナ)」
?「あの、ここはどこ?あなたは誰?」
あげだま「俺、源氏あげだま。君は誰?どうして空から落ちてきたの?」
?「分かんない」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。クッキーはつむじ風!」
?「私の名前はクッキーよ」

次回

『クッキーはつむじ風!』
0281名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 22:17:06.10ID:???
田中「さーて、そろそろ歌おうかなー」
鈴木「今日は誰が歌うんだ?誰にする?」
田中「何歌おうかなー」
鈴木「誰にする?田中行けよぉ」
佐藤「じゃ、俺がいくかな」
鈴木「佐藤がいくか?」
田中「おお、いいぞ。いいぞ。歌えー」
佐藤「オヤジ、134の05。頼むよ。佐藤いきまーす」

佐藤「♪ 女房子供に後ろ指さされ 挙句の果てに逃げられて
単身赴任じゃあるまいに カップラーメン ノリ弁当
四角い頭を丸く下げ 今日も無事にと祈るだけ」

佐藤・田中・鈴木「♪ 所詮俺たちゃサラリーマン(佐藤「あ、どした!)
旦那様には逆らえねえ(田中「あ、そうだ!」)
ジタバタジタバタしていても(鈴木「あ、そして!」)どうせ誰かが泣きっ面
ドドンと出た出た合成獣(田中「は、どんと!」)
恥ずかしくても合成獣(鈴木「あ、そーれ!」)
健気に出てくる合成獣(佐藤「あ、どんと!」)パッと出てパッと散る合成獣」
0282名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 22:29:33.18ID:???
田中「田中いきまーす!」

田中「♪ いかついグラサンかけてはいても 心は錦 花畑
悪事を働くその陰で そっと涙を流すのさ
誰も分かっちゃくれねえが お天道様は知ってるぜ」

佐藤・田中・鈴木「♪ 所詮俺たちゃサラリーマン(鈴木「あ、どした!)
旦那様には逆らえねえ(佐藤「あ、そうだ!」)
ドタバタドタバタするだけで(田中「あ、そして!」)安月給にゃ変わりねえ(鈴木「わぁ〜ん」)
ズズンとまたまた合成獣(佐藤「は、どんと!」)
情けなくても合成獣(田中「あ、そーれ!」)
やられて飛んでく合成獣(鈴木「あ、どんと!」)パッと出てパッと散る合成獣」
0283名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/06/27(火) 22:50:22.31ID:???
佐藤「いけいけー」
田中「さーて俺は歌ったぞー」
佐藤「俺も歌った」
鈴木「やだよやだよ」
田中「さあ、次は鈴木だ。早く歌えよ、お前」
鈴木「俺は歌はいいよ、もう」
佐藤「ノド乾いたなー。オヤジー。ウーロン杯」
田中「ビール一本持ってきてくれ」
鈴木「鈴木、最後にいきまーす」

鈴木「♪ 一人暮らしは気楽でいいと」
田中「おい、大丈夫か?」
鈴木「♪ 顔で笑って 心で泣いて」
佐藤「バカ野郎、心で泣けるか」
鈴木「♪ 故郷に残した可愛いあの子」
田中「元気ないぞ」
鈴木「♪ 思い出すたび胸くるるん」
佐藤・田中「なにがくるるんだよ」
佐藤「くるくるピーだよ」
田中「お腹のラッパがプーだぞ、お前」
鈴木「♪ 母ちゃん今に見ててくれ いつかは俺も大社長」
佐藤「何夢みてえなことほざいてんだ」

佐藤・田中・鈴木「♪ 所詮俺たちゃサラリーマン(田中「あ、どした!)
旦那様には逆らえねえ(鈴木「あ、そうだ!」)
あちこちあちこち動いても(佐藤「あ、そして!」)世の中ちっとも変わらねえ
ガガンときたきた合成獣(鈴木「は、ガンと!」)
腰抜けだけど合成獣(佐藤「あ、そーれ!」)
意外と人気の合成獣(田中「あ、ほんと?」)パッと出てパッと散る合成獣」
0285名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 15:02:34.90ID:???
劇中の男性『遅くはない。無理じゃない。遅くともやれば出来る。ただ、やる気になれば…』
雷蔵「うう…何度見ても感動するのう。シロサワアキラの『生きろ』は。
そうじゃ。ワシもこのまま何もせずに一生を終わってしまってはいかん。何か、何かをせねば。ん?」
CMの女の子『そろそろ危ないかなっ、と思っているあなた。思い立ったが吉日。
もう、3割4割引きは当たり前ー!盛蕎麦駅東口ぃ!』
雷蔵「こ、これじゃ!ワシもやる気になれば必ず出来る!ワシは、ワシは、墓をつくるぞー!」命短し恋せよ乙女
0287名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 15:08:01.28ID:???
雷蔵「おお、これじゃ」
麗「いきなり呼び出してなんですの?」
雷蔵「実はな、麗。ワシもな、そろそろ墓をつくろうと思ってな」
麗「まあ、お墓をつくるんですの?それは素敵ですわ。では早速」
(ドカーン)
雷蔵「な、何をするんじゃ」
麗「あら、まずかったですか?死なないとお墓には入れないんですのよ」
雷蔵「誰が死ぬと言ったんじゃ。ワシゃ墓をつくると言っただけじゃ」
麗「ああ、そう」
0288名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 15:26:18.98ID:???
雷蔵「よいか。今回は墓に関する預言じゃ。
偉大なる王あり。その墓巨大なること類を見ず。神聖にして侵すべからず。その墓を暴きし者には大いなる災いあり。
と、ここまでは素直に解釈できるんじゃが、問題は次の説じゃ。よいか?
しかし黒き衣をまといし者記憶戻りし時、墓は瓦礫の山となるであろう」
麗「よく分かりませんけど、お爺様がお墓をおつくりになりたいなら、勝手におつくりになれば?」
雷蔵「そう思って実はな、既にこの預言に合わせて設計図は出来上がっておるのじゃ。ポチっとな。
どうじゃ。見事な墓じゃろう。前方後円ピラミッドじゃ」
佐藤「和洋折衷って訳か」
田中「でもハッキリ言って」
鈴木「悪趣味」
雷蔵「それでは、これから墓を守る合成獣をつくる。アリと柔道着を用意するんじゃ!」
佐藤「アリと柔道着ですか?」
田中「一体どんな合成獣が」
鈴木「出来るんでしょうか」
雷蔵「お前たち、これだけ材料が揃っていて分からんのか?ほら、柔道の判定にあるじゃろう」
佐藤「一本勝ち」
雷蔵「違う」
田中「有効とか」
雷蔵「もう一つあるじゃろう」
鈴木「技あり」
雷蔵「それじゃ!今回はわざありとアリでわざありアリ、わざわいありじゃ」
麗「災いありはいいですけど、お墓なんてオジンクサいもの私興味ありませんからね」
雷蔵「まあ、そう言わんで。ええ、という訳で今回合成獣の中に入るのは田中じゃ」
田中「!!ダブルビックリ。だ、旦那様!何がどういう訳なんですか!?説明してください!」
雷蔵「血の巡りが悪いやつじゃなー。大いなる災いなんじゃから、大きいやつが入るに決まっとるじゃろう」
田中「涙ジョー」
0289名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 15:42:31.50ID:???
雷蔵「むう。おお、ちゃんとアリは入っとったか」
田中「トホホ…行ってくるか。田中いきまーす!」
雷蔵「ポチっとな。
あ、でけた!」
災いアリ「へへへ。アリおりはべりいまそかり。アリ」
雷蔵「墓を守る合成獣も出来たことだし、麗や」
麗「はい?」
雷蔵「ほらほらほらほら」
麗「まあ、キレイ。何ですの?」
雷蔵「これはな、ひそひそひそ。こしょこしょ」
麗「何ですって!?」
雷蔵「大丈夫じゃ。あるキーワードを言ったときのみ作動することになっとる」
麗「で、そのキーワードとは?」
雷蔵「それはな、麗。ひそひそひそ。こしょこしょこしょこしょこしょ」
麗「へえ?」
雷蔵「な、ワシらが絶対言いそうもない言葉じゃろう」
麗「なるほど。それなら安全ですわね」
0290名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 15:51:20.00ID:???
麗「どうかしら?お爺様」
雷蔵「おお、よく似合っておる。では佐藤、鈴木」
佐藤・鈴木「は、はい」
雷蔵「お前たちにはこれから埴輪をつくってもらうぞ」
鈴木「は、埴輪ですか?」
佐藤「なんのために」
雷蔵「ごちゃごちゃ言わんとさっさとつくるんじゃ!」
佐藤・鈴木「は、はい!すいません!」
雷蔵「古墳に埴輪はつきものと決まっとるんじゃ!」
PC郎「決まっとるんじゃ!」
佐藤・鈴木「ご、ごもっとも!」
雷蔵「だったらさっさと取りかかれ!」
PC郎「取りかかれ!」
佐藤・鈴木「はいー!」
雷蔵「さてさて、あとは墓の完成を待つだけじゃのう。麗や」
麗「え?ええ」
0291名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 15:57:06.77ID:???
佐藤「いかがでしたか?墓の様子は」
雷蔵「喜べ。完成したぞ」
佐藤「それは、おめでとうございます」
雷蔵「すぐに麗を学校から呼び戻すのじゃ」
佐藤「しかしただいま授業中かと」
雷蔵「構わん。ワシの命令じゃ。ああ!バカもん!歩きながらズボンが脱げるか!」
佐藤「す、すいません!」
0292名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 16:01:23.98ID:???
雷蔵「外国語?」
佐藤「はい。お嬢さまの好きな科目ですので、素直に来て下さるかどうか」
雷蔵「とにかく連れて来い。あとの事は何とでもなる」
佐藤「は。あたーー」
0293名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 16:06:54.55ID:???
麗「ちょっと何すんのよ!私はね、この授業好きなんだから!」
佐藤「旦那様のご命令です!」
麗「あらーー!ちょっと、佐藤!」
0294名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 16:22:08.63ID:???
麗「佐藤!車止めなさい!お墓なんてね、いつでも見られるでしょうが!言うこと聞かないとね、給料もボーナスも全部なしよ!
聞いてんの!?コラ!ドジ!間抜け!短足!ジジイ顔!貧乏面!四十肩!下駄!将棋盤!ひょうろく玉!
そんなことだからね、奥さんに逃げられるのよ!今度で何度目なの?私はね、私はね、もうね、お終いだと思うのよ」
佐藤「うぐぐぐ…。ぷはー。ぐぬぬ。(言わせておけばこのワガママ娘め!)」脱出用ボタン
麗「ああああーーーーーー」
佐藤「ああ、しまった。一時の感情でとんでもないことをしてしまった。どうしよう…」
0295名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 16:31:07.95ID:???
麗「ああああーーーーーー」
(ドンガラガッシャーン)
オカメ「あらまあ、一体何が落ちてきたんでしょう」
エビ天「ゾウさんにしては小さいのう」
?「…」
オカメ「おやまあ、汚いけど、女の子みたいですよ」
エビ天「こきたないけどのう」
?「あはは。ああ」
オカメ「あらまあ、大変」
0296名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 16:51:31.74ID:???
あげだま「ただいまー!ばっちゃん、腹減ったー!」
あげだま・ワープ郎「おお」
あげだま「なんだこりゃあ」
あげだま・ワープ郎「ん?」
あげだま「誰だこんな大穴開けたのは」
オカメ「あげだまちゃん」
あげだま「え?あ、オカメばっちゃん。あれ、どうしたの?この子」
エビ天「空から降ってきたんじゃよ」
あげだま「ああ、それで天井に穴が開いてんのか。しっかしまあ、見れば見るほどきったねえ子だなー」
?「ん、ん」
オカメ「あ、気がつきましたよ」
?「あ」
あげだま「えへへへ」
?「きゃあああああああああ!!」
あげだま「ああ。やかましい!やかましい!やかましいー!なんなんだよあんたは!人ん家の天井に穴を開けるわ、大声は出すわ!」
?「えーん」
あげだま「はいはい、良い子良い子。泣かない泣かない。何だよこの子」
?「あの、ここはどこ?あなたは誰?」
あげだま「俺、源氏あげだま。ここは俺ん家さ。ところで君は誰?どうして空から落ちて来たの?」
?「分からない…」
あげだま「分からないって、自分の名前ぐらい分かるだろ」
?「分からない…何も思い出せない。うう…」
エビ天「どうやら記憶喪失らしいのう」
あげだま「記憶喪失?」
エビ天「うむ、昔のことをみーんな忘れてしまう病気じゃよ」
あげだま「病気か。困ったな」
?「うう…」
0297名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 17:00:51.96ID:???
雷蔵「良い出来ではないな。このところ質が落ちるばかりじゃないか」
鈴木「も、申し訳ありません。しかし今のような大量生産を続けては」
雷蔵「やり直せ。納期も遅らせてはならんぞ」
鈴木「は」
雷蔵「誰じゃ」
佐藤「こ、この佐藤、一生の不覚。麗さまを取り逃がしました。お、お許し下さい。全て私の責任です。我を忘れて脱出ボタンを」
雷蔵「何のことかさっぱりわからんが、まあ気にせんでよい。麗にも色々と都合があるじゃろうからな」
佐藤「は、ははあ」
0298名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 17:20:53.53ID:???
オカメ「まあ、ほんとにクッキーが好きね。もう5皿目ですよ」
?「いただきまーす」
オカメ「まあ、ほほほほほ」
あげだま「ばっちゃん」
オカメ「なあに?」
あげだま「いいのか?姿見せちゃって」
オカメ「だってこの子記憶喪失なのよ。記憶が戻ったら私達のことなんか忘れてるわよ」
あげだま「そうかな」
?「ごちそうさまー」
オカメ「お粗末さまでした」
あげだま「しっかし、君ほんとクッキーが好きなんだね。皿いっぱいのクッキー一瞬で食っちゃうんだもんな」
?「何故だか分からないけど、このクッキーって名前が妙に懐かしく思えるの」
あげだま「うーん、クッキーね。あ、そうだ!それきっと君の名前だよ!」
?「私の、名前?」
あげだま「そうだよ。きっとそうだよ。何か思い出せない?」
?「うーん、分かんない」
オカメ「無理に思い出さなくてもいいじゃない。とりあえずクッキーちゃんと呼びましょう」
あげだま「クッキーちゃんか」
ワープ郎「女の子らしい名前だ。(マル)」
クッキー「ふふ」
オカメ「そうそう。クッキーちゃん」
クッキー「え」
オカメ「私、あなたのために服をつくったの。着てもらえるかしら」
クッキー「ええ、もちろん」
0299名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 17:33:53.39ID:???
あげだま・ワープ郎「わあ…」
オカメ「どう?よく似合ってるでしょう。黒は女を美しく見せるのよ」
あげだま「いいよ、似合ってるよ。クッキーちゃん」
クッキー「ありがとう」
あげだま「でもさ」
クッキー「え」
あげだま「クッキーちゃん。どうして前髪おろしたままなの?」
クッキー「え」
あげだま「前髪あげたらきっともっーと可愛いと思うんだけどな。ね、ちょっとあげてみなよ」
クッキー「で、でも」
あげだま「ほら、思い切って。ね」
クッキー「ダメ!」
あげだま「え、何で?前髪ちょっとあげるだけだよ」
クッキー「ダメ!もしこの髪の毛をあげて、こんな顔や、こんな顔や、こーんな顔が出て来たら、私もう生きていけないわー」
あげだま「クッキーちゃん…」
ワープ郎「3番目の顔は少しプライドが傷ついた。(マル)」
オカメ「はいはい、クッキーちゃん。良い子ね。泣かない泣かない」
エビ天「さあ、みんな。夕食の準備が出来たぞい」
クッキー「わあ、美味しそう!」
オカメ「鳴いたカラスがもう笑った」
一同「あはははははは」
0300名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 17:56:35.99ID:???
雷蔵「もう一週間以上も過ぎておる。授業中連れ出したぐらいで家出するとは一体何を考えておるんじゃ。
ほんとに全くもう。麗…早く帰って来ておくれ。
そんなにワシはひどいことをしたのか?麗や。麗…」
災いアリ「可哀そうに。ああなっちゃただの年寄りだよな」
鈴木「うん」
佐藤「みんな俺が悪いんだ。つい見境無くなっちまって」
鈴木「あんまり自分を責めるなよ。俺だってその場にいたら、どうなってたか」
PC郎「あー全く!さっきから聞いとったら、男三人慰めおうとるだけやないか。もっと建設的な話し合い出来んのかいな」
災いアリ「ほう。例えばどんな?」
PC郎「だ、だからそれをみんなで話し合おうと言ってるのだよ、ボク」
鈴木「ようはお嬢さまが帰ってくればいいんだよな?」
佐藤「それはそうだが」
麗さまの姿をした鈴木「この私の完璧な変装で、お爺様に媚びるしかないのよ。ちょいと、いきますわー」
(ガンッ)
佐藤「どの辺が完璧な変装なんだ。鈴木、最近癖になってんだろう」
麗さまの姿をした鈴木「ちょっとね」
佐藤「まったく何考えてんだか。あんなに弱りきった旦那様にそんな姿見せて、もしショック死なんてことになったら。
ん?ショック死…そうだ、死ねばいいんだ。
一同「?」
佐藤「旦那様が亡くなったってテレビや新聞に流すのさ。
大切なお爺様が亡くなったと知ったら、いくらあのワガママ娘だってすっ飛んでくるさ」
麗さまの姿をした鈴木「なるほど、その手があったか」
災いアリ「ちょうど墓も出来てるし」
PC郎「やるしかおまへん。いつまでもダーさんあのままにしとけんしな」
雷蔵「麗や…」
0301名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 18:12:50.99ID:???
女子生徒A「ちょっと聞いた?ここ一週間麗さんが学校に来ないのは、おじいさんが危篤だからだって」
女子生徒B「えーうっそー」
女子生徒A「天津てどこにあるの?」
女子生徒C「さあ、中華街じゃない?」
女子生徒A「ふーん」
女子生徒B「でもさ、麗さんがいなくなって悲惨なのは親衛隊よね。特にあの原田くん。元々何しにきてるかわからない人だけど」
女子生徒A「見て、あの顔。もう生きててもしょうがないって感じ。ああはなりたくないわね」
女子生徒B「それよりさ、あのあげだまくんにベッタリくっついてる女の子、あったまこない?たしかクッキーとか?」
女子生徒A「そうそう、あげだまなんてどうでもいいけど、クラスの風紀を乱すのは許せないわ」
女子生徒C「ほら、隣の席のいぶきちゃん。今にも爆発寸前って顔よ」
あげだま「あの、クッキーちゃん。もっと離れて」
いぶき「!」
あげだま「いぶきちゃん」
クッキー「なあに?」
いぶき「(悪気はないのよね、この子。調子狂っちゃう)」
あげだま「(やっぱまずいよな。学校まで付いてこられちゃ)」
0302名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 18:23:15.71ID:???
キャスター『夜のTXMニュースです。担当は私、蔵井でお送りいたします。
盛蕎麦市の実力者、九鬼雷蔵氏が今夜午後7時、心不全のため亡くなられました』
あげだま「麗のじっちゃん、死んじゃったのか」
クッキー「見たことある…」
あげだま「え?」
クッキー「この人会ったことある」
あげだま「ほんとかい?クッキーちゃん」
クッキー「でもいつ会ったのかしら。なんだかとても懐かしいような」
キャスター『なお、本葬は、明日の正午より執り行われる予定です』
あげだま「今の聞いた?」
クッキー「うん」
あげだま「クッキーちゃん、明日のお葬式に出るんだ!麗のじっちゃんを思い出しただけでも大したもんだよ。
明日は一緒に行こう。無くした記憶を取り戻すんだ」
クッキー「うん!」
0303名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 18:49:19.32ID:???
雷蔵「お前たちにしちゃ、なかなか良いアイデアじゃ」
佐藤「きっとこの中にお嬢さまはいらっしゃいますです」
雷蔵「うむ。きりきり探せ。あ、止めろ。原田不動産の社長が来とるのう。あ、そうじゃ。
人間は葬式のとき本音が出るもんじゃ。日頃ワシをどう思っとったのか聞いてみるのも一興じゃなあ。鈴木、音を拾え」
鈴木「ったく、悪趣味なんだから」
雷蔵「何か言ったか!」
鈴木「いえ、音を拾いまーす」
ツリパンの父「雷蔵様、私、父のように思っておりやした」
ツリパン「可哀そうだね…」
雷蔵「おお、親子そろって見上げた心掛けじゃ。他に誰かおらんか。おお、いたいた。校長と教頭じゃ。拡大しろ」
校長「やっと死んだね。理事長が」
教頭「全くしぶとかったですな」
雷蔵「むむむむむ…だ、誰が早く死ねば良かっただとー!」
佐藤「旦那様、落ち着いて」
鈴木「いました!」
雷蔵「な、なに?どこにおるんじゃ」
鈴木「これですよ、これ」
雷蔵「全然似とらんじゃないか」
鈴木「じゃあ、ちょっと拡大します」
雷蔵「こ、これはあのペンダント。しかしなぜあんな変装をしとるんじゃ?」
佐藤「麗さまも意地っ張りですからねえ」
雷蔵「なるほど。じゃあ、麗以外はいらんから全員落とせ」
佐藤「はい」
0304名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 18:54:58.03ID:???
「うわあー」
あげだま「あららー!何なんだ?」
クッキー「きゃあ」
あげだま「クッキーちゃん!」
佐藤「とりゃあ」
あげだま「うわあ!」
クッキー「あげだまー!」
雷蔵「わざわざ麗を届けてくれてありがとう。あげだまくん。さあさあ、災いアリ。麗を展望室へ」
クッキー「あげだま、助けて!あげだまー!」
0305名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 18:58:22.04ID:???
ワープ郎「あ!大変だよ、あげだま。あげだま!」
あげだま「…!クッキーちゃんがいない。大変だ、どうしよう」
ワープ郎「困ったときには」
あげだま「そうか、あげだま変換だ!」
0306名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/10(月) 19:00:08.59ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0307名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/10(月) 19:12:08.11ID:???
クッキー「何するの?」
雷蔵「どうしたんじゃ、麗。お前のお爺さんじゃよ」
クッキー「私、麗なんて人じゃないわ。私クッキーよ」
雷蔵「やれやれ、本当に記憶喪失のようじゃのう」
佐藤「よほど打ちどころが悪かったんでしょうね」
雷蔵「うむ。しかしペンダントのおかげで麗が見つけられたわい」
あげだマン「はっはっはっはっは」
雷蔵・佐藤「何!?」
あげだマン「いやがる少女を無理やり誘拐するとは、このあげだマンが許さん!とりゃあ!てやあ!」
災いアリ「うごあ」
あげだマン「大丈夫ですか?クッキーさん」
クッキー「あなたは?」
あげだマン「あげだまくんの友達のあげだマンです」
クッキー「まあ」
雷蔵「おのれ、あげだマンめ」
災いアリ「くっそー。とりゃあ!」
雷蔵「ええぞええぞ」
災いアリ「てや」
あげだマン「とりゃあ!」
クッキー「…!あげだマン、がんばってー!」
雷蔵「わあ、その言葉は言っちゃいかーん」
一同「うわあーーーーー」
0308名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 19:24:35.56ID:???
鈴木「旦那様、一体何が起こったんです?」
雷蔵「実はな、あのペンダントを身に着けてあげだマンがんばってーと叫ぶと、ピラミッドが壊れるようにしといたんじゃ。
麗が一番言いそうもない言葉にしたんじゃがのう」
あげだマン「クッキーちゃん。クッキーちゃん。よかっ…」
麗「何すんのよ!」
あげだマン「クッキーちゃん!?」
麗「誰がクッキーよ。私は九鬼麗よ」
あげだマン・ワープ郎「ひ、ひ、ひょえー!」
麗「あーら、あまりの美しさにあげだマンも驚いたようね。おーっほっほっほっほっほっほっほっほ!」
雷蔵「この高笑いは麗。あー!」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!おーっほっほ!おーっほっほっほっほ!」
雷蔵「黒き衣をまといし者、記憶戻りし時、墓は瓦礫の山となるであろう。うーむ。預言は確かじゃった。うむうむ」
佐藤「それで」
あげだマン「お、俺のクッキーちゃんが…」
0309名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/10(月) 19:27:44.26ID:???
鈴木「お嬢さま、お紅茶をお持ちしました」
麗「そこに置いてちょうだい」

麗「おっほほほほ。うん。あら、どうして涙が出るのかしら。変ね」
0310名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/11(火) 18:58:15.50ID:???
ワープ郎「ひょえー!!!!」
あげだま「?この悲鳴は…何だ、ワープ郎かよ。どうしたの?」
ワープ郎「お、お化け。お化け!(ビックリ)」
あげだま「お前ね、ロボットがお化けを怖がって…ええええ!!」
ワープ郎「ひえええええ!!!!」
麗「次回、ゲンジ通信あげだま。御先祖様はお見通し。お久しぶりの大パニックよ」

次回

『御先祖様はお見通し』
0311名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/11(火) 19:37:22.98ID:???
鈴木「クレオ〜♪フルコーラスで俺も歌わしてくれよ。ちくしょう。歌わしてくれ。歌わせろ」
田中「おーい、鈴木じゃねえかよ」
鈴木「あ」
田中「はーい」
鈴木「あれ?ああ」
田中「お前こんな時間に何やってるんだよ」
鈴木「いや、その辺で飲んでたんだけど、アパートに帰るのが面倒になっちゃってさ。それより田中は?」
田中「俺もまあ、似たようなもんだ。家に帰るのが面倒なのさ」
鈴木「何言ってんだ。住宅ローンがあるとはいえ、明るいマイホームが待ってるじゃないか」
田中「いやな、ここのところ女房のお袋が来ててな。家にいても婿殿はいつになったら社長にしてもらえるんですかってうるせえんだよ」
鈴木「大変らなあ」
田中「鈴木」
鈴木「あ
田中「お前も結婚するなら、優しい姑がいる女を選ぶんだぞ!」
鈴木「うわあ…!」
0313名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/11(火) 19:44:47.18ID:???
PC郎「うーん、なんでや。なんでなんや。ワイらの作戦って、何でこうまで上手くいかへんのやろ」
なんか、毎回無駄なことしてるような気がしてならへんわ」
鈴木「歌わせろ…zzz」
(田中の義母「婿殿」)
田中「うう。ああ。はい、お義母さま」
0314名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/11(火) 20:08:28.73ID:???
PC郎「なーるほど。全ての原因はこれやったんか。この預言書に書いてあることはウソばっかりなんや。
ダーさんも耄碌しはったな。どないひょ」
テレビ『おはようございます。モーニングナイスデーの時間でございます。
今日は、御先祖の霊を自由に呼び出せるので有名なチャネラー、イボアジャコさんをゲストにお迎えしております」
PC郎「ん?チャネラーか。霊媒師のことやな。これは使えるで」
0315名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/11(火) 20:31:35.66ID:???
麗「…ぁ」
PC郎「お嬢はん」
麗「あー!ぴ、PC郎!何よ!」
PC郎「何よやあらへん。ノットリダマスの大予言はデタラメなんや」
麗「なんですって!?」
PC郎「ワイ、今まで失敗した作戦のデータ、徹夜で調べましてん。
そしたらノットリダマスの大予言がデタラメやから失敗したという結論が出たんでおます」
麗「そんなことならお爺様に言えばいいでしょう」
PC郎「そないなことしたらダーさんにごっつ怒られますがな。ここはひとつお嬢はんのお力で何とか」
麗「冗談じゃありませんわよ。日曜日の朝から人騒がせな。麗、寝る」
PC郎「ハッキリ言うて、もうダーさんの時代やないで!ワイら若者の時代が始まったんや!
お嬢はん!ワイと二人で新しい時代をつくるんや!」
麗「新しい時代?」
PC郎「そや。ダーさんの言う通りにしてたら、いつまで経っても支配者にはなれまへん」
麗「でも…」
PC郎「これ、ダーさんに見せてもええやろか?」
麗「あー!ベッドの下に隠しておいたのに!ちょっと、返しなさいよ!」
PC郎「だったら、ワイの話、真面目に聞いてほしいねん」
麗「く…」
PC郎「これ、ダーさんに見せたらガッカリしはるやろうな」
麗「99点でも許されない私が、95点を取るなんて一生の不覚。お爺様に見つかったら何て言われることか。
わ、分かったわ。それで何をするつもりなの?」
PC郎「へへへへ。チャネラーのイボアジャコにダーさんの御先祖様、つまりノットリダマス一世を呼び出してもらうんや」
麗「えー、御先祖様を?」
PC郎「へへへへ。その通り」
田中「こ、こいつはやばいことになったな」
鈴木「関わんないほうが身のためだ」
0316名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/11(火) 20:52:42.63ID:???
PC郎「そこのお二人はん」
田中・鈴木「ドキッ!」
PC郎「立ち聞きはボーナスの査定に響きまっせー!」
田中「そ、そんな。俺イボアチャコのことなんか聞いてませんぜ」
鈴木「お、俺もご先祖様を呼び出すことなんて聞いてないよ」
麗「しっかり聞いてるじゃないの!」
田中・鈴木「お嬢さま」
雷蔵「コラ―!朝っぱらから、騒がしいぞ。何しとんじゃ」
田中・鈴木「旦那様」
麗「お爺様」
田中「あの、実は、旦那様」
PC郎「ワー!!!!!」
雷蔵「ほえー!!!あービックリした。心臓が止まるかと思った」
PC郎「それや」
雷蔵「え、どれや」
PC郎「ダーさん。今ぐらいの声での心臓がおかしゅうなるんは体に異常がある証拠でっせ」
雷蔵「え、異常じゃと?」
PC郎「はいな。実は今のは、ダーさんの健康チェックだったんですわ」
雷蔵「えー!どないしよ」
PC郎「安心しなはれ」
雷蔵「あんが」
PC郎「この健康メニューに従って、健康を管理すれば間違いおまへん」
雷蔵「なになに。朝の8時から9時までに朝食。9時から翌朝の8時まで睡眠。やけに睡眠時間が長いのう」
PC郎「睡眠は百薬の長言いまっせ。さ、はよ、佐藤はん」
佐藤「では、旦那様。急いでお食事をしてお休みください」
雷蔵「う、うむ。じゃあな、麗」
麗「ああ、はい」
PC郎「これでしばらく、自由に行動できまっせ」
麗「ごめんなさい…お爺様」
0317名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 14:53:15.81ID:???
いぶき「あげだまくん、せっかくの日曜日なのに付き合わせちゃってごめんね」
あげだま「いいっていいって。でもいぶきちゃん、イボアチャコって信用出来るの?」
いぶき「さあ。インチキっていう人もいるし、超能力者だっていう人もいるし」
あげだま「それでいぶきちゃんは誰を呼び出してもらうの?(ハテナ)」
いぶき「昔飼っていたタローっていう犬よ」
あげだま「え?犬?」
ワープ郎「でもどうして犬なんか‥(テンテン)」
いぶき「それがね、夕べ夢の中に出てきて、タローが何か言おうとしてるのよ。
でも、何を言ってるのか分からないの。何か気になっちゃって」
あげだま「あのでもさ、いぶきちゃん、犬を呼びんでもらっても話なんか出来ないだろう」
いぶき「それが出来るらしいのよ。アチャコさんの場合は」
あげだま「なーんか変だな」
0318名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 14:56:56.21ID:???
いぶき「あげだまくん、せっかくの日曜日なのに付き合わせちゃってごめんね」
あげだま「いいっていいって。でもいぶきちゃん、イボアチャコって信用出来るの?」
いぶき「さあ。インチキっていう人もいるし、超能力者だっていう人もいるし」
ワープ郎「それでいぶきちゃんは誰を呼び出してもらうの?(ハテナ)」
いぶき「昔飼っていたタローっていう犬よ」
あげだま「え?犬?」
ワープ郎「でもどうして犬なんか‥(テンテン)」
いぶき「それがね、夕べ夢の中に出てきて、タローが何か言おうとしてるのよ。
でも、何を言ってるのか分からないの。何か気になっちゃって」
あげだま「あのでもさ、いぶきちゃん、犬を呼んでもらっても話なんか出来ないだろう」
いぶき「それが出来るらしいのよ。アチャコさんの場合は」
あげだま「なーんか変だな」
0319名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 15:11:29.61ID:???
アチャコ「△☆=¥!>♂×&◎♯♪£」
あげだま「なんだこの人」
アチャコ「ボクはタローだワン」
ワープ郎「…(テンテンテン)」
いぶき「ほんとにタローなの?」
アチャコ「ほんとだワン。会えて嬉しいワン。何か用事かワン」
いぶき「あのね、夕べ私の夢の中に出て来たでしょう?タロー、何か私に言いたいことがあるんじゃない?」
アチャコ「言いたい事?」
あげだま「そうだ!ほんとのタローなら言えるはずだぞ!」
アチャコ「当たり前だワン。よく聞けワン。裏の畑で掘ったらば大判小判がザックザクだワン」
あげだま・いぶき・。ワープ郎「!ビックリマーク」
あげだま「さ、帰ろう。いぶきちゃん」
ワープ郎「こんなのインチキだよ。(マル)」
アチャコ「インチキとは何ですか」
あげだま「今は犬なんだろー!」
アチャコ「インチキとはなんだワン。こら、待てワン」
あげだま「やーい、インチキ、インチキーだ」
アチャコ「うーワンワン!」
あげだま「アチャコはインチキだぞー!」
佐藤「おーい聞いたかよ。インチキだってよ」
鈴木「やっぱこんなの当てにしない方がいいんじゃないかな」
PC郎「なにー?何か文句あるんかい!余計なこと言うとるとボーナスの査定に響きまっせ」
鈴木「えーごめんしてー」
0320名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 15:34:28.97ID:???
アチャコ「△☆=¥!>♂×&◎♯♪£。私はノットリダマスである」
麗「ほ、ほんとに御先祖様なんですの?」
PC郎「ノットリダマスの大予言はホンマにあんさんが書いたんか?」
アチャコ「本当である」
PC郎「ホンマやろな?嘘やったら承知せえへんで」
アチャコ「ほ、本当であるはずがないのである」
PC郎「ほな、預言はデタラメっちゅう訳やな」
アチャコ「そうである」
PC郎「ほなら、ホンマの大預言は?」
アチャコ「え、えーと」
PC郎「おらおら、はよ言わんかい」
アチャコ「そんなのわかりゃ苦労しないわよ」
PC郎「ん」
アチャコ「という冗談はさておき、大預言を聞かせてしんぜよう。
幽霊とかけて、何ととく。無銭飲食ととく。その心は、どちらもお足がない」
PC郎「なんや?それ」
麗「それってどういう意味ですの?御先祖様、説明して欲しいですわ」
アチャコ「いや、ざ、残念だが、わしはそろそろ帰らねばならん。サラバである。ガクッ。
何かわかりましたか?」
PC郎「うーん、なかなか難しい大預言やなー」
アチャコ「なんならもう一度ノットリダマスさんを呼んで解釈させましょうか」
麗「そんなこと出来るんですの?」
アチャコ「でも別料金が必要ですよ」
麗「おーっほっほっほっほ!大丈夫ですわ。田中」
田中「はい」
アチャコ「それじゃあ、サービスでスピードアップしてやります」
0321名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 15:55:02.88ID:???
アチャコ「△☆=¥!>♂×&◎♯♪£。わしはノットリダマスである」
麗「さっきの大預言解釈してちょうだいよ」
アチャコ「うむ。人々に幽霊を見せて驚かせば、仕事や家や家族も捨てて支配者に助けを求めてくる。
その時こそ、全世界を支配する時なのである」
PC郎「なるほど」
麗「やはり本人の解釈は分かりやすいですわ」
鈴木「しかし、あの大預言からどうして今みたいな解釈が出来るんだろう」
田中「ほんと理解に苦しむよな」
麗「という訳で、早速合成獣をつくるわよ」
PC郎「さて。問題は誰が中に入るかや」
佐藤・田中・鈴木「ああ…」
PC郎「今回の作戦が成功したら、ダーさんに話して会社の一つも任せてもらえるようにしてもええんやけどな」
田中「会社のひとつも!?(社長!姑喜ぶ、鼻が高い!女房にいばれる!子供が馬鹿にしない!)
うう、は、はい!や、やらせて頂きます!
鈴木「おい田中」
PC郎「おー、さすがは田中はん。男の中の男や。という訳で、レンコンと狐で合成獣をつくりまっせ。
でけたで!合成獣零コンや」
零コン「コンコンコーン」
0322名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 15:59:22.88ID:???
零コン「コンコンコーン!コンコンコーン!」
男性A「ん?う…わー!」
怨夜巫女「すごいわ。ステーキの中の牛の霊を呼び出したのね」
PC郎「よっしゃ、零コンはん。どんどん幽霊を呼び出すんや」
0323名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 16:14:56.49ID:???
ストーリーテラー『とまあ、あなたも、いつなんどき悪霊の祟りに合うかわかりません。
あなた!ポテチを食べながらこのテレビをご覧のあなたのことですよ」
男性B「そんな馬鹿な」
零コン「コンコンコーン」
男性B「出たー」
霊「じゃがいもじゃがじゃが」
零コン「コンコンコーン」
子供A「おじさんタコ焼き二人前ちょうだい」
出店の人「はいよ」
零コン「コンコンコーン」
霊「たこたこたこたこ」
出店の人・子供たち「ぎゃあああ」
零コン「コンコンコーン」
男性C「ん?なんと!」
霊「うなぎーうなうな」
零コン「コンコンコーン」
PC郎「はっはっはっはっは。大成功や。やっぱりノットリダマスの大予言はデタラメやったんや。
ダーさんも耄碌しはったなー」
麗「そこまで言うことはないですわよ」
PC郎「事実やないか。ワイは事実を言うてまんのや」
0324名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 16:33:33.80ID:???
佐藤「けど、旦那様がちょっと哀れじゃないか」
鈴木「いっそのこと旦那様に本当のことを話そうか」
佐藤「そうしたほうがいいかもな」
PC郎「ええ度胸しとるやないか」
佐藤・鈴木「えー!!ダブルビックリ」
PC郎「ボーナスの査定に響きまっせ」
佐藤「しかし…」
鈴木「これは、旦那様に対する裏切り行為だぞ」
PC郎「問題は、世界を支配出来るかどうかや。ダーさんかて、成功すれば喜んでくれるはずや。世代交代は時代の流れなんや」
鈴木「世代交代か。しかし旦那様が哀れで」
PC郎「あんたらには、決心の覚悟で合成獣になった田中はんの気持ちが分からんのか」
鈴木「ああ!」
佐藤「う!」
(田中「婿殿はいつになったら社長にしてもらえるんですかってうるせえんだよ」)
鈴木「そうだな、田中の立場も考えないとな」
佐藤「わ、分かったよ」
鈴木「旦那様、今回だけは許してください」
雷蔵「ぐがー」
麗「お爺様、どうしたらいいんですの?確かにPC郎の言うことは正しいのかも知れない。
でも、でも何か割り切れないんですの」
雷蔵「ぐがー。すぴー」
麗「しかしよくもこうぐっすり眠れるもんだわ」
0325名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 16:54:55.41ID:???
麗「おはよう…」
ツリパン・親衛隊員A「ん?」
ツリパン「何か変だな」
親衛隊員A「ああ、変だ」
ツリパン「いつもは車でくるのに」
親衛隊員A「今日はひとりで歩いてきたみたいだぜ」
ツリパン「なーんかいつもより元気もないみたいだし。どうしたってんだ」
いぶき「もしかしたらあのことがショックで」
ツリパン・親衛隊員A「え!」
いぶき「麗さん、相当落ち込んでるのね。ここだけの話よ。私、この間麗さんの算数のテストの点を偶然見ちゃったの」
ツリパン「ショックを受けるほどの悪い点数だったの?」
いぶき「95点だったわ」
あげだま「えー!95点、すげえじゃん!俺なんか15点だったんだぞ!」
いぶき「でも、いつも100点の麗さんにとっては、95点でも大ショックなのよ」
あげだま「そんなもんかな」
ワープ郎「(あげだまには絶対分からないよ)カッコ閉じる」
あげだま「そうかよ!」
いぶき「可哀想な麗さん。きっとお家で叱られたのね。麗さん誰にも打ち明けられず、ひとりで辛い思いをしてるんじゃないかしら」
0326名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 17:08:26.84ID:???
麗「(どっちにしようかな。天神さまの言う通り)」
ケンサク先生「えー今日は、ことわざについて、一つ実験を行う」
麗「(あのねのね。やっぱりPC郎につくべきなのかしら)」
(PC郎「ダーさんも耄碌しはったなー」)
麗「むう」
ケンサク先生「えー昔のことわざでは出る釘は打たれるとか言われていたが、
実際には、確かに出る釘は打つことは出来る。しかし、出過ぎた釘は、打ちにくいんだな、これが」
クラスメイト達「あははははははは」
麗「冗談じゃないですわ!」
ケンサク先生「?」
麗「麗、帰るッ!」
ケンサク先生「九鬼、どうしたんだ?今の話分かりづらかったかな。おい、九鬼!んん、なんかいつもの九鬼と違うな」
いぶき「先生!私、麗さんを連れてきます」
0327名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 17:28:33.65ID:???
麗「…」
いぶき「待って麗さん!あなたの気持ちは分かるわ。でもくじけちゃダメ。
誰だって一度や二度は失敗することもあるわよ。ほら、あげだまくんも何か言ってあげて」
あげだま「え、あ、つまり、その、なんだ、要するにえーと、元気出せよ」
いぶき「そうよ。元気元気。あげだまくんなんて15点でもこんなに元気なんだから」
あげだま「む」
麗「何の話ですの?とにかく余計なお節介は迷惑ですわ」
あげだま「なんだよその言い方は!せっかくいぶきちゃんが心配してんのによ!」
麗「それが余計なお節介なんだわ!」」
いぶき「そうよ。その元気よ、麗さん。ね、ひとりで悩むことは無いわ。私も力になるわ」
麗「へ?」
ケンサク先生「そうだぞ、九鬼」
麗「?」
ケンサク先生「君はひとりじゃない。ひとりで青春という名の高速道路を突っ走るのもいいが、
時にはインターチェンジで降りて、クラスの仲間と語り合ってみないか」
麗「はあ?」
クラスメイト達「やんややんや」
ツリパン「麗さま、がんば、がんばです!」
いぶき「そうよ。みんながついてるわ」
あげだま「俺たち仲間じゃないか」
ケンサク先生「そうだ。そうだ。負けるなよ。気合で頑張るんだ」
麗「いい加減にして欲しいですわ!」
クラスメイト達「ああ…」
いぶき「麗さん!」
ケンサク先生「大丈夫。九鬼はきっと立ち直って帰って来る。みんな、九鬼を信じようではないか」
あげだま・いぶき・クラスメイト達「はい!」
0328名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 17:47:11.92ID:???
麗「(私の心は決まりましたわ。お爺様を裏切るなんて出来ない)あ、お爺様」
雷蔵「はははは。そうビックリすることもなかろう」
麗「どうなってますの?」
雷蔵「うむ。ワシは最初から何もかも知っておったのじゃよ」
麗「え、知ってたの?ごめんなさい、お爺様。勝手なことをして」
雷蔵「なーに、どう転んでも最終的にワシが世界の支配者になることに決まっておる」
麗「なんと寛大な…結局私たちはお爺様の掌の上で動いていただけなんですのね。ビックですわ、お爺様って」
PC郎「単にズルいだけやないか」
雷蔵・麗「死ねぇー」
PC郎「ふ、不意打ちとは卑怯やで」
麗「何だかスッキリしましたわ」
雷蔵「では零コンを使って大作戦を始めようかの」
麗「その前にあのお節介どもをギャフンと言わせて差し上げますわ」
0329名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 17:57:33.51ID:???
いぶき「今日の給食はグラタンね」
零コン「コンコンコーン」
クラスメイト達「うわあ!」
いぶき「ああ…」
霊「マカロニマカロニ」
霊「じゃがじゃが」
霊「にんじんにんじん」
クラスメイト達「うわあー!」
零コン「コーンコッコッコッコ」
怨夜巫女「おーっほっほっほ!まだまだ甘いわ、零コン。コンコーンとやっちゃいなさい」
ワープ郎「あげだま」
あげだま「うん」
0330名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 17:59:00.07ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0331名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 18:10:46.50ID:???
いぶき「きゃあー!」
クラスメイト達「うわあー!」
怨夜巫女「おーっほっほっほ!よーし、平家いぶきをやっちゃえ、零コン」
零コン「コーン、コンコンコーン」
いぶき「…きゃあ!」
零コン「必殺、エクトプラズマアターック」
いぶき「いやあ」
零コン「コンコーン」
あげだマン「こら!大概にしろよ!」
怨夜巫女「あげだマン!」
あげだマン「たった一つの命を燃やし、戦い続ける気合の男。合成獣を叩いて砕く。あげだマンやらねば誰がやる」
零コン「出たな、あげだマン。
田中(お前を倒して社長になってやる)」
あげだマン「よーし、行くぜ!てやあ!」
0332名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 18:27:08.45ID:???
あげだマン「さあ、来い!」
零コン「コンコンコーン。必殺、霊体合成砲ファイアー!」
あげだマン「お、どこ狙ってんだよ。ん」
あげだマン・ワープ郎「うわー!ビックリマーク」
あげだマン「で、でっけー。どうすりゃいいの」
ワープ郎「(大丈夫。あれは幽霊だから、ボク達を掴むことは出来ないはずだ)カッコ閉じる」
あげだマン「そうか、俺を掴もうとしてもすり抜けちゃうのか」
ワープ郎「そういうこと」
零コン「へへ、甘いぜ」
あげだマン「え、ちょっと、ちょっと。どういうことだ。ワープ郎」
ワープ郎「そういえば前に見た映画で、幽霊も訓練すれば物をつかめるって言ってた。(マル)」
あげだマン「えー!ということは」
ワープ郎「あげだマンを食べちゃうことも出来るってことだ!!(ダブルビックリ)」
あげだマン「うわー!最終回に早すぎるってばよ。わー!」
零コン「あげだマン、とどめは俺が刺してやるぜ」
あげだマン「いーっ!や、やめろー!」
零コン「エクトプラズマアターック」
ワープ郎「あげだま」
あげだマン「なんだ」
ワープ郎「取り込み中だけど、データが揃った。(マル)」
あげだマン「こんな時に揃ってどうすんの」
ワープ郎「(右のアンテナで幽霊の手をくすぐるんだ)カッコ閉じる」
あげだマン「おう、こうか。こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ」
ワープ郎「今だ!」
あげだマン「お、おう。それ!」
0333名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/12(水) 18:32:44.05ID:???
あげだマン「気合!気合!気合ー!気合カード!成仏カードか」
ワープ郎「早いとこ成仏させろってことだ。(マル)」
あげだマン「てやあ!装着完了!」
0334名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/12(水) 18:40:04.47ID:???
あげだマン「おお、この線香は」
ワープ郎「高級線香メイニチ香だ。(マル)」
あげだマン「ええい、成仏しやがれ。線香ミサイル発射!」
零コン「ちっ。あげだマン、覚悟しやがれ!ハイグレードエクトプラズマアターック」
あげだマン「たあ!必殺、十字架アターック!」
零コン「(うおおお。やられはせん。やられはせん。俺の栄光。
田中(社長の椅子。俺はやられはせん)」
零コン「…エクトプラズマが切れた。コンコンコーン」
怨夜巫女「ああ」
田中「お義母たまー」
怨夜巫女「きゃあーー」
あげだマン「迷わず成仏しろよ」
0335名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/12(水) 18:49:33.29ID:???
麗「ったく!いつもと同じように失敗しましたわよ」
PC郎「おかしいでんなあ」
雷蔵「おお、ここにこんなことが書いてある。
ある時愚かなる者、偽のノットリダマスの霊を呼び出し、大預言をさせしが、
嘘から誠は出ず、大失敗に終わる。やはり御先祖様はお見通しだったわい」
麗「ぴ、PC郎!こら待たんか!」
田中「あー俺はどれだけ戦えば社長になれるのだろう。何回合成獣になれば社長の椅子で安らげるのだ?」
鈴木「友よ、その答えは」
田中「その答えは?」
鈴木「住宅ローンが済んでから考えれば?」
田中「逆さガクッ」
0336名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/13(木) 14:08:01.82ID:???
あげだま「えー!麗がアルバイト!?どうせまた何かの気まぐれだろ」
いぶき「ううん、それが真剣なのよ」
あげだま「だってだってだってあいつ金持ちじゃん。どうしてだよ」
いぶき「なんか深い事情があるらしいわ」
あげだま「深い事情ね」
麗「次回、ゲンジ通信あげだま。お金が欲し〜いッ。どうしても私にはお金が必要なんですのよ」

次回

『お金が欲し〜いッ』
0337名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 14:19:48.52ID:???
雷蔵「なになに。王たる者、贅沢を慎み、日々倹約に励むべし。
あー耳の痛いことよのう。
知らず知らずのうちにワシもすっかり贅沢に慣れてしもうたようじゃ。
むむ、生まれる時も人は皆裸なり。
そうじゃ!裸じゃ!裸じゃ!すっぽんぽんじゃ!
人間は金などなくても生きていける。
このワシでさえ若い頃は、一匹のメザシさえ変えぬ時があった。
梅干しをじっと眺めていると、口の中がすっぱくなってくる。
そのすっぱさをオカズに飯をかき込む。
今の子供、いや大人でも分からんじゃろうなあ。あの味は」
0338名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/13(木) 14:21:18.18ID:???
雷蔵「なになに。王たる者、贅沢を慎み、日々倹約に励むべし。
あー耳の痛いことよのう。
知らず知らずのうちにワシもすっかり贅沢に慣れてしもうたようじゃ。
むむ、生まれる時も人は皆裸なり。
そうじゃ!裸じゃ!裸じゃ!すっぽんぽんじゃ!
人間は金などなくても生きていける。
このワシでさえ若い頃は、一匹のメザシさえ買えぬ時があった。
梅干しをじっと眺めていると、口の中がすっぱくなってくる。
そのすっぱさをオカズに飯をかき込む。
今の子供、いや大人でも分からんじゃろうなあ。あの味は」
0340名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/13(木) 14:32:37.94ID:???
麗「あーらー、今日のお昼またこれ?」
田中「お嬢さま、何をおっしゃいます。フランス料理のフルコースですよ」
佐藤「そ、そうですよ」
鈴木「わあ」
麗「私、食べたくなーい」
あげだま「ラッキー!」
(バキッ)
麗「おのれが食べていいとは一言も言っとらんだろうが!
そうね、今日はお天気もよいことですし、外食にいたしましょうか?」
佐藤・田中・鈴木「それそれそれそれ。が、外食?」
麗「どう?お前たちも一緒に」
田中「俺たちも一緒に?」
佐藤「お食事を?」
鈴木「喜んで。喜んで」
0341名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 14:42:32.55ID:???
佐藤・田中・鈴木「えーと」
田中「お、俺ご飯とみそ汁にしよっかな」
鈴木「俺はそれにおしんこ付けちゃおうかな」
佐藤「じゃあ、俺、それにメザシも付けちゃおうかな」
麗「先附はお任せで、お造りはヒラメ。それに野菜の炊き合わせ。焼き物はタイ。
お汁はおすましで。それであとは適当に」
おかみさん「はい、かしこまりました。こちらさまは」
佐藤・田中・鈴木「えーと、一緒で」
0342名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 15:04:59.86ID:???
雷蔵「な、何!?昼飯代だと」
田中「はい、いやー、旨かったな」
佐藤「うん。旦那様もいらっしゃればよかったんですよ」
鈴木「そうそう、明日も行きましょうよ。旦那様」
雷蔵「馬鹿もん!情けない。いつからお前たちはそんな贅沢になったんじゃ」
佐藤・田中・鈴木「洗濯ですか?」
雷蔵「贅沢じゃ!」
田中「贅沢といっても今日が初めてでして」
佐藤「あんな美味しいもんなら毎日でもいいよなあ」
鈴木「うんうん」
雷蔵「馬鹿もーん!」
佐藤「じゃあ一週間に一度」
雷蔵「黙れ黙れ黙れ!」
PC郎「ダーさん、こういうことは放っておくと、癖になりまっせ」
田中「うん、なるなる」
佐藤「ああいう癖大好き」
鈴木「癖になりてえ」
PC郎「ほな、今日の分はたーんと皆さん方の給料から引かせてもらいまっせ」
田中「そ、そんな」
雷蔵「そんなもクソもあるか。それに当分給料もカットじゃ」
田中「ガーン」
佐藤「だ、旦那様」
鈴木「元はと言えば麗お嬢さまが」
田中「そうですよ。旦那様」
雷蔵「うるさーい!麗も同罪じゃ」
麗「同罪ですって?」
0343名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/13(木) 15:19:03.38ID:???
雷蔵「そうじゃ。この田中たちと同様、麗、お前も当分小遣いはカットじゃ」
麗「あーら、面白い」
雷蔵「面白いじゃと?なら金を持つことも禁止じゃ。贅沢は一切させん」
麗「洗濯ですか?」
田中「お嬢さま、さっきやりました」
麗「う。
結構ですわ、お爺様」
雷蔵「見つけ次第、没収するぞ」
麗「ますます結構よ。おーっほっほっほっほ!」
佐藤・田中・鈴木「あ、お嬢さま」
PC郎「ダーさん」
雷蔵「ん?なんじゃ?」
PC郎「念には念を入れなあきまへんな」
雷蔵「念には念じゃと?」
PC郎「へい。お嬢はんと、奴らを監視する合成獣。これがいりまんな」
雷蔵「なるほど」
雷蔵「合成マシーンの中には一本の丸太と鵜?一体これで何をつくるのじゃ?」
PC郎「この際、ワイが中に入って、お嬢はんと奴らの不正の金を見つけ次第没収する合成獣、マル鵜の男をつくりますわ」
マル鵜の男「ワイ、不正は絶対に許しまへんで」
雷蔵「うむ。しっかり奴らを見張るのじゃ。経費はいくら掛かっても構わん」
マル鵜の男「へい」
0344名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 15:34:52.91ID:???
田中「お嬢さま、よろしいんですか?旦那様にあんなことおっしゃって」
麗「いいの、いいの」
佐藤「しかし、私たちの給料もカットなんですよ。なあ?」
鈴木「そう、そこなんですよ。お嬢さま」
麗「おーっほっほっほっほっほ!気の小さな男たちね」
鈴木「では」
佐藤「何か」
田中「方法が?」
麗「任せなさい。これよ」
田中「ああ、キャッシュカード」
麗「お父さまとお母さまが貯めておいてくれた嫁入り資金よ」
鈴木「そんな大切なお金いいんですか?」
佐藤「やっぱりまずいですよ」
田中「うんうん」
麗「構いませんわ」
0346名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 15:54:52.75ID:???
田中「さすがお嬢さまの結婚資金だぜ」
麗「どう?これで当分大丈夫でしょ」
田中「当分どころか一生遊んで暮らせますよ。なあ」
鈴木「うん。さあ、夜は何食おっか」
佐藤「そうだな。昼は和食だったから、夜は豪華に中華といくか」
マル鵜の男「さっそく大量やな」
麗「おーっほっほ!」
マル鵜の男「動いたらあきまへんでー」
田中「な、なんだお前。
マル鵜の男「ワイはマル鵜の男や。金の所持はダーさんからきつーく禁止されてるはずやで」
麗「マ、マル鵜の男?」
マル鵜の男「金は全部没収しまっせ」
田中「あら」
佐藤「うえ」
鈴木「おわ」
麗「な、何すんの!」
マル鵜の男「全部丸飲みや。うー。規則を破るもんは、丸太一叩きの刑やで」
麗「いた!」
田中「うう」
鈴木「ああ」
佐藤「うぐ」
麗「田中、鈴木、佐藤。ここはひとまず退散よ」
佐藤・田中・鈴木「あ、はい!」
マル鵜の男「このマル鵜の男からは絶対に逃げられへんで」
0347名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 16:03:32.09ID:???
美術商の男「ごっついわー。さすが大邸宅の美術蔵。値打ちもんばかりでんな、伊藤はん」
麗「九鬼はん。でいくらなの?」
美術商の男「あ、そうでんな。こないなところでどないでっしゃろ」
麗「うふふ、桁が違ってますわ」
美術商の男「いや、敵いまへんわ。九鬼はんには。よろしゅうおま。もーい」

美術商の男「ほな、これで」
麗・佐藤・田中・鈴木「わあ」
田中「さすがお嬢さま。やりましたね」
麗「おっほっほ。ざっとこんなもんよ」
0348名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 16:25:34.36ID:???
マル鵜の男「なんや不正のにおいがするなあ。やっこさんたちの部屋やな。
まあどこに隠しても、このマル鵜の男から逃げることは不可能でっせ。
動いたらあかんでー。ほほう、トランプでっか?えろう健康的やな。ほな、強制査察や」
田中「うわあああ!何すんだよ!」
佐藤「あー田中、やっぱりインチキやってたな」
麗「今までの勝負はチャラよ」
田中「すみません」
マル鵜の男「こんなお芝居!このマル鵜の男には通じまへんで!う!う!う!う!う!う!う!う!」
麗「おーっほっほ!この通りお金なんかビタ一文持っておりませんことよ」
マル鵜の男「分かったわ。ワイの思い違いやった」
麗・佐藤・田中・鈴木「あっはっはっはっはっは」
田中「お嬢さま、さすがのマル鵜の男も自分の頭の上とは思わなかったですね」
麗「おっほっほっほっほ。だから言ったでしょ。灯台下暗しってね」
マル鵜の男「このマル鵜の男をあもうみたら困るで」
麗「ああ、ああ」
麗・佐藤・田中・鈴木「ああああああああー!」
マル鵜の男「う!丸のみ!」
麗「ああ、それは私のお金ー!」
0349名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 16:35:12.02ID:???
麗「あーあ、せっかく美術品を売って稼いだのに」
田中「やつら鬼だ」
佐藤「そうだ、鬼だ」
田中「これじゃあ俺たち、いくら稼いでも一銭も残らねえや」
鈴木「俺もう働くのが馬鹿らしくなった」
麗「あ…あ!そうだ!私にはどうしても必要なお金があったんだ」
田中「必要なお金ですか?」
麗「うん。だから私は稼がなくちゃ」
佐藤「でも、いくら稼いでも、鬼のようなマル鵜の男に」
鈴木「そうですよ、お嬢さま」
田中「俺たちもう限界です」
麗「お前たちが諦めても、私はやるわ。絶対にマル鵜の男なんかに負けないわよ。見てらっしゃい」
0350名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 16:52:41.56ID:???
ガンコ亭のおやっさん「アルバイト?おめえが」
麗「そうよ。私どうしてもお金が必要なの」
ガンコ亭のおやっさん「そんなのおめえの勝手さ。それにうちはラーメン屋なんだぞ。
ラーメン屋といやあ、飛騨山中にこもること18年。
血のにじむような努力をして、初めて成し遂げられる男の中の男の仕事だぞ。分かってんのかい」
麗「おほほほほほ。何をおっしゃるの?おじさま!容姿端麗、スタイル抜群、
盛蕎麦市にこの人ありとうたわれたこの九鬼麗に出来ない事などありませんことよ!」
「あー腹減った。腹減った」
麗「ほーら、さっそくお客さまですわ。おじさま、私に任せて」
ガンコ亭のおやっさん「おじさま!ふふ、まあ、いいか」
0351名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 17:02:20.41ID:???
あげだま「ケンサク先生、ほんとにいいのー?」
ケンサク先生「ははははは。いいっていいって。ラーメンの1杯や2杯。俺に任せなさい」
いぶき「私ここのラーメン大好きネー!」
あげだま「俺も俺もー!あ、ワープ郎、お前は?」
ワープ郎「(ふん!ボクが食べられないの知ってるくせに)カッコ閉じる」
あげだま「ああ、ああ、ごめんごめん」
いぶき「ふふ」
ケンサク先生・あげだま・いぶき「おやっさーん。ラーメン3つ、それにお冷3つね」
麗「あげだまに平家いぶき。ケンサク先生も」
ガンコ亭のおやっさん「アルバイト。お冷、お冷」
麗「ああ、はい」
0352名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 17:12:58.30ID:???
麗「はい、タダの水」
ケンサク先生「タダの水。まあそりゃ水はタダだけど、その言い方はないよ、君」
あげだま「そうだよ、君」
麗「あーら、では水一杯100円頂いちゃおうかしら」
ケンサク先生「ぶはー」
あげだま「いぶきちゃんてば」
いぶき「ご、ごめんね、あげだまくん」
麗「おほほほほ。冗談よ。冗談。おほほほほ」
あげだま「ちえっ、可愛くねえの」
ケンサク先生「ほんとほんと」
麗「しけたお客よ」
いぶき「(あの声。どこかで聞いたことが)」
0353名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 17:23:29.03ID:???
男性客A「こんちはー」
麗「いらっしゃいませ。何にしますか?」
男性客A「ラーメンの大盛り」
男性客B「俺は湯麺にメンマ」
いぶき「(あの背格好に声。隠してるけど、見れば見るほど麗さんそっくり。でもまさか麗さんが)」
麗「はーい、九鬼。いや、ガンコ亭。ガンコ亭でございます」
ツリパン「あーガンコ亭?原田不動産だけどね」
麗「ああ、ツリパンね」
ツリパン「ツリパン?違う違う、原田不動産!いつもとってんだろ!お前、新米だな!」
麗「あーらシュウマイ3つですか?」
ツリパン「違う違う、ラーメン3つ!急いでんだ!すぐ持ってこいよ!いいな!?」
0354名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 17:27:51.08ID:???
男性客A「こんちはー」
麗「いらっしゃいませ。何にしますか?」
男性客A「ラーメンの大盛り」
男性客B「俺は湯麺にメンマ」
いぶき「(あの背格好に声。隠してるけど、見れば見るほど麗さんそっくり。でもまさか麗さんが)」
麗「はーい、九鬼。いや、ガンコ亭。ガンコ亭でございます」
ツリパン『あーガンコ亭?原田不動産だけどね』
麗「ああ、ツリパンね」
ツリパン『ツリパン?違う違う、原田不動産!いつもとってんだろ!お前、新米だな!』
麗「あーらシュウマイ3つですか?」
ツリパン『違う違う、ラーメン3つ!急いでんだ!すぐ持ってこいよ!いいな!?』
0355名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 17:41:11.96ID:???
麗「急いでんだ、すぐ持ってこいですって?全くいばっちゃって。ツリパンのやつ」
ツリパンの父「そら高いよチミ。今時そんな値つけたら笑われるて」
ツリパン「ったく、ラーメンおせえな。何してやがんだ」
麗「お待ちどうさまー」
ツリパン「遅いぞ。何やってんだよ!」
ツリパンの父「チミチミ、こう遅くちゃこれからは頼めないよ」
麗「あーら、でしたら持って帰っちゃおうかしら」
ツリパンの父「な、なに」
麗「おほほほ。冗談よ、冗談。
はい、どうぞ」
ツリパンの父「わあ、きみきみ。神聖なる仕事場だよ。ダメじゃないか。ささ、拭いて拭いて」
麗「はいはいはいはい、よいしょよいしょ。あらここも汚れてるわね」
ツリパン「な、何すんだよ!」
ツリパンの父「やり過ぎだぞ君」
(trrrrrr…)
ツリパンの父「はい、原田不動産ですが。九鬼雷蔵様。は、はー。
では例の件よろしいんで!ありがとうございます!原田ヨシオ、雷蔵様に足を向けて眠れません。はい、では麗お嬢さまにもよろしく」
ん?さっきの出前持ちはどうした」
ツリパン「え?ああ…」
0356名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 17:47:51.87ID:???
ケンサク先生「おやっさん、お代はここに置いとくよ」
ガンコ亭のおやっさん「ありがとよ。ケンサク先生」
ケンサク先生「ごちそうさん」
麗「ありがとうございました」
いぶき「(あ!やっぱり麗さんだわ)」
あげだま「どうしたの?いぶきちゃん」
いぶき「ううん、何でも」
0357名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 17:53:38.97ID:???
麗「ふう、さあ終わりましたわ」
ガンコ亭のおやっさん「いやあ全くおそれいったぜ。よく頑張ったじゃねえか」
麗「こ、これくらい何ともありませんわ」
ガンコ亭のおやっさん「どんな事情があるかは知らねえが、困ったことがあったらいつでも相談に来な。
ほら、アルバイト料だ。全部で3000円」
麗「生れてはじめて私が稼いだお金だわ。おじさま、ありがとう」
ガンコ亭のおやっさん「いやあ、礼を言うのはこっちのほうさ。また頼むよ」
麗「任しといて」
0358名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 18:06:53.22ID:???
いぶき「麗さーん!」
麗「!?あら、いぶきさん」
いぶき「ねえ、麗さん。なんか困ったことでもあるの?だったら相談に乗るわ、私」
麗「うふふ、どうやらこの封筒の秘密が知りたいようね」
いぶき「ええ」
麗「どうしても?」
いぶき「はい、どうしても」
麗「だったら教えてあげる。これはね(こしょこしょ)」
いぶき「まあ、素敵!」
マル鵜の男「現行犯や」
麗・いぶき「!!」
マル鵜の男「動いたらあきまへんでー。ぷう。エヘエヘ」
麗「マ、マル鵜の男」
いぶき「マル鵜の男?」
麗「ええ、私の大事なお金を全部奪ってしまう男なの」
マル鵜の男「ごちゃごちゃ言うとらんと、さっさとそのお金渡してもらおか」
麗「これは私が稼いだ大事な大事なお金。誰がお前なんかに」
マル鵜の男「へへへ。このマル鵜の男から、逃げることは絶対でけんのや」
麗「きゃあー」
いぶき「麗さーん!」
0359名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 18:23:15.39ID:???
男性A「ミカ、やっぱり映画は昼間に行くと楽だよね」
女性A「ほんと楽しかった」
男性A「ミカ」
女性A「カッチ」
麗「とう!」
男性A・女性A「あ」
マル鵜の男「食いすぎて、動きずろうて、敵わんなあ。しまっせしまっせ。お金のにおいが。そこや!逃がしまへんでー」
いぶき「あ、麗さーん!」
麗「…っ」
マル鵜の男「お嬢はん。もう年貢の収め時やで。観念せいや」
麗「いぶきさーん!これを預かってー!」
マル鵜の男「そうはさせへんで!さあ、こっちに渡すんや」
いぶき「いえ、これは麗さんが汗水垂らして稼いだ大切な大切なお金よ」
マル鵜の男「うるさい。渡すんや」
いぶき「いや」
マル鵜の男「待たんかい!」
0360名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/13(木) 18:34:02.93ID:???
ワープ郎「呆れたやつだな。またラーメンだなんて!(ビックリマーク)」
あげだま「まあ言うな言うな。ガンコ亭のラーメンって癖になる味なのよ」
いぶき「ああ、麗さんのお金!」
あげだま・ワープ郎「ん?」
いぶき「返して!返してよ!」
マル鵜の男「丸飲み!」
いぶき「ああ!」
あげだま「いぶきちゃん、どうしたんだよ」
いぶき「あ、あげだまくん。あの合成獣が大事な封筒を」
あげだま「え、封筒?おい、何だか知らねえけどよ、返せよ!」
マル鵜の男「知らんかったら、黙っとるんやな」
あげだま「何だと!よーし、やっつけ…あーーれーー」
いぶき「あげだまくん!」
ワープ郎「おい、大丈夫か。あげだま」
あげだま「ワープ郎。いぶきちゃんのためだ。あげだマンに変換だ」
0361名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/13(木) 18:35:36.94ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン!」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0362名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/13(木) 18:45:59.22ID:???
いぶき「こうなったら私が!こーら、ちょっとあんた返しなさいよ!」
マル鵜の男「じゃあかしい!」
いぶき「きゃあ!」
あげだマン「気合の戦士、あげだマン参上!」
いぶき「あげだマン!」
マル鵜の男「あ、あげだマン」
あげだマン「てやあ!いぶきさん、ここは危ない。下がってなさい」
いぶき「はい」
マル鵜の男「あげだマンめ、ワイはマル鵜の男や。負けまへんでー。鵜のみ。鵜のみ。鵜のみにしまっせー」
あげだマン「わあ」
マル鵜の男「丸太攻撃やー!」
あげだマン「うわ!どわあー!!!」
ワープ郎「あげだマン、データが揃った。気合カードだ。(マル)」
あげだマン「よーし」
0363名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/13(木) 18:49:47.47ID:???
あげだマン「気合!気合!気合ー!気合カード!これは」
ワープ郎「鵜飼いカードだ!(ビックリ)これで鵜が飲み込んだものを吐き出させてしまうんだ。(マル)」
あげだマン「てやあ!装着完了!」
0364名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/13(木) 18:57:43.68ID:???
あげだマン「よーし、鵜飼いよ。鵜飼い。それそれそれそれ」
マル鵜の男「おうおうおうおうおうおうー」
あげだマン「それそれそれそれ。とう!」
いぶき「ああ、あは」
麗「いぶきさん」
いぶき「麗さん、これ」
麗「ありがとう。いぶきさん」
いぶき「あは。あの封筒は、麗さんがアルバイトして稼いだ、大事な大事なお金だったの」
麗「あげだマンもありがとう」
あげだマン「えへ」
麗「あなたもたまには人の役に立つことがあるのね。私見直しましたわ」
あげだマン「バターン」
いぶき「ははー」
0365名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/13(木) 19:09:24.65ID:???
雷蔵「何!ワシの誕生祝いじゃと?」
麗「はい」
雷蔵「ほうか。ほうか。わっせ。わっせ。紀州名産、特製薄塩梅干し!」
麗「予算の関係でそうなっちゃったの。お爺様」
雷蔵「何を言うんじゃ、麗。お前は、お前は、ワシの若いころの苦労を知っておったんじゃな。
さすが我が孫娘。これからはお前にもう、金の不自由は絶対にさせん。何か欲しいものはないか?どうじゃ、麗」
麗「ふふ。そうですはねー。新しいリムジンも5、6台欲しいですし、
スイスに別荘も欲しいわ。そうそう、スペースシャトルの一台も買って月旅行もしてみたいわ」
雷蔵「おお、よしよし」
麗「おーっほっほっほっほっほ!」
0366名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/14(金) 18:54:31.92ID:???
鈴木「母さん、やっと僕にも春がやって来そうです。田中と佐藤のおかげで、お見合いが上手くいきそうです。
いや、もしかすると地球の支配者になれるかも!わっはっは」
麗「こら―ッ!私たちがいないのを良いことに何をやっとるんじゃー!?絶対に許しませんわよ!」
あげだま「次回、ゲンジ通信あげだま。誰が未完の大器やん。何か俺今回やる気出ねえんだよなー」

次回

『誰が未完の大器やねん』
0369名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/14(金) 19:16:42.38ID:???
田中「えー!お見合いするのか」
鈴木「うん、ずっと前から結婚斡旋クラブに登録しておいたんだ。それがやっと。うう…」
佐藤「故郷のおふくろさんも喜ぶだろう。で、相手は?」
鈴木「これ」
佐藤「ぶはあ」
田中「すっげー美人じゃねえか。よくお見合いできることになったなー」
鈴木「月給100万円、定期預金1億円。週休3日の超有名企業の若手課長、と履歴書に書いたからな」
田中「ハッキリ言ってこのお見合いは壊れるぜ」
佐藤「そんな嘘すぐにばれるぞ」
鈴木「えー!そんな俺はどうしたらいいんだよ」
麗『佐藤、田中、鈴木』
佐藤・田中「はい」
鈴木「はい」
0370名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/14(金) 20:11:16.22ID:???
麗「これからお爺様と温泉へ行ってきます」
田中「は。ではすぐにお車を」
麗「おーっほっほっほっほっほ!今日はバスの団体旅行ですの」
雷蔵「たまには庶民の暮らしもしてみたくなってなあ」
田中「あのオッサンたちは…」
麗「おーっほっほっほっほっほ!アルバイトで雇ったんですわ。私たちはやることがビックなんですのよ」
田中「そんな金があるんなら、俺たちの給料あげて欲しいもんだよな」
佐藤「そういう金はケチるんだから」
佐藤・田中・鈴木「いってらっしゃいませ」
麗「おーっほっほっほっほっほ!」
田中「おい、鈴木。これはチャンスだぜ」
鈴木「え?」
佐藤「チャンス?どうすんだい?」
田中「まあ、まかしときって」
0371名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/14(金) 20:13:33.35ID:???
田中「だあ」
佐藤・鈴木「ああ?」
田中「や、やっぱりやめようか」
佐藤「何言ってんだよ!自分が言いだしたんだろう!最後までやるんだ!」
田中「そ、そうだったな」
(カチカチ)
田中「ああ」
ネズミ「チュー」
佐藤「ネズミだよ」
田中「そ、そうか。あは。いひひひひひ」
0372名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/14(金) 20:25:00.55ID:???
鈴木「おいおい、そんなのヤバいよ」
佐藤「どうするつもりだよ」
田中「鈴木のためだよ。いいか?旦那様のいない間に大手柄を立てれば会社の一つも任せてくださるはずだ。
いや、それよりも旦那様の代わりに支配者になれるかも知れないぜ」
鈴木「支配者!?」
田中「そうすりゃお見合いなんかへのカッパだぜ」
佐藤「そりゃいいや。ただし支配者になるのは3人一緒だぜ」
鈴木「やるやる」
田中「こんなところでどうだ。未完の大器がやる気をなくして匙を投げた時、新しき支配者が笑い声と共に登場するなり」
鈴木「なーんだ、ぜーんぜん簡単じゃないか。要するに、人間がやる気をなくせばいいんだよ。
そうすれば新しい支配者が誕生するって訳だ」
田中「未完の大器ってのは?」
鈴木「細かいことはいつも無視してるから、今回も無視無視」
田中「まあ、いいか」
佐藤「そうそう。問題は気合だよ。気合」
PC郎「えーっと、ダーさんの乗ったバスの電話番号はっと」
佐藤・田中・鈴木「だあ…」
0373名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/14(金) 20:36:21.07ID:???
田中「こ、このことは内密に」
佐藤「鈴木のお見合いが掛かってるんだー」
鈴木「頼むよ。なんでも言うこときくから。この通り、お願い」
PC郎「だったら、ワイをリーダーにするんやな」
田中「PC郎がリーダー?」
佐藤「つまり、支配者はPC郎ということに?」
PC郎「いやならええんや。無理にとは言わへんで」
佐藤・田中・鈴木「(相談中)」
PC郎「お三方、あと10秒でダーさんに連絡しまっせ」
田中「分かったー」
佐藤「そのかわりにPC郎が支配者になったら、俺たちを大金持ちにしてくれ」
PC郎「お安い御用や。ほな、さっそく合成獣をつくりまひょか。えーと、みかんと星を用意してえな」
田中「えー、星なんかあるか?」
鈴木「金平糖でいいだろ」
田中「やはりやるのか?」
鈴木「俺がやらねば誰がやる」
佐藤・田中「やんややんや」
鈴木「鈴木いきまーす」
PC郎「でけたでー」
密柑星「…」
PC郎「よっしゃ、作戦開始やで」
佐藤・田中「おう!」
0374名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/14(金) 20:43:38.67ID:???
あげだま「〜♪」
ワープ郎「あげだま、ご機嫌だね。(マル)」
あげだま「ま、まあね。今日はいぶきちゃんとデートなの」
ワープ郎「え、なんて言って誘ったの?(ハテナ)」
あげだま「盛蕎麦市図書館で一緒に勉強しようって」
ワープ郎「あのね、それはデートじゃなくてただの勉強って言うんでしょ!(ビックリ)」
あげだま「あは、そ、そ、そうか。まあまあ、一緒にいりゃあ、そのうちチャンスもあるさね」
ワープ郎「あればいいけどね…(テンテンテン)」
0375名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/14(金) 20:57:06.59ID:???
ケンサク先生「(チャンスだ。今日こそ映画に誘うぞ。うーん、しかし。何と言って誘おうかな)」

ケンサク先生「おい、映画に行こうぜ」
ひとみ先生の姿をしたケンサク先生「私、そういう誘われ方は嫌いです」
ケンサク先生「ダメだあー。
た、頼みます。この映画を一緒に見られたら、もう死んでも構いません」
ひとみ先生の姿をしたケンサク先生「私、そういう誘われ方嫌いです」
ケンサク先生「やっぱりダメだー」

ケンサク先生「う‥」
ひとみ先生「ケンサク先生、お先に失礼します」
ケンサク先生「ひとみ先生」
ひとみ先生「?」
ケンサク先生「あの、え、えーと、えー」
ひとみ先生「どうなさったんです?」
ケンサク先生「青春は映画だー。僕と一緒に、映画館に向かって夕陽の中を走ろうー」
ひとみ先生「いいですわよ」
ケンサク先生「え、ほんとですか?いいんですか?なんか用事はないんですか?急用があるんなら、次の機会でも」
ひとみ先生「行きましょう」
ケンサク先生「はい!」
0376名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/14(金) 21:00:35.12ID:???
塾の先生「間違いは許さーん!」
密柑星「…」
塾の先生・塾生たち「もぐもぐもぐもぐ。すっぱーい」
密柑星「この勉強、みかんせーい」
塾の先生・塾生たち「ダラダラ」
0377名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/14(金) 21:03:25.46ID:???
密柑星「…」
工事現場の人たち「もぐもぐもぐもぐ。すっぱーい」
密柑星「この工事。みかんせーい」
車の人「わあ」
工事現場の人たち「ダラダラ」
PC郎「だっはっはっはっはっは」
0378名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/14(金) 21:15:17.11ID:???
麗「おーっほっほっほっほっほ!貸し切りというのは気持ちがいいですわねー。お爺様、ご気分はどう?」
雷蔵「おう、麗。最高の気分じゃよ」
麗「あとで卓球でもしませんこと?」
雷蔵「そうそう。温泉にきたら卓球をせなばならん」
麗「負けませんわよ。とう!」
雷蔵「む」
麗「おーっほっほっほっほっほ!手加減しませんわ」
雷蔵「なんの!勝つのはワシのほうじゃ」
雷蔵・麗「でやあー」
麗「お爺様、この伊勢海老美味しいですわよ」
雷蔵「さすがはとれとれじゃな」
麗「こっちのお刺身も美味しいですわよ。この茶碗蒸しも」
雷蔵「うまいうまい、高いけど旨いわ」
麗「はっはっはっは。楽しいですわね、お爺様」
雷蔵「うむ。たまにはこういうこともないとな。麗や。あーっはっはっはっはっは」
麗「おーっほっほっほっほっほ!」
0379名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/14(金) 21:23:50.65ID:???
ケンサク先生「いやあ、面白かったですねー」
ひとみ先生「ケンサク先生はずっと寝てらっしゃったみたいですけど」
ケンサク先生「え、そう、その夢がなかなか面白かったんです。で、次はどこに行きますか?」
ひとみ先生「お任せします」
ケンサク先生「うわーやったやったやったやったやったやった。では」
ひとみ先生「はい」
ケンサク先生「あの映画を見ましょう」
あげだま「あ、ケンサク先生とひとみ先生がデートしーてる。いいとこ見ちゃったー!」
いぶき「やめなさいよ、あげだまくん」
あげだま「はは、ヒューヒューって」
ケンサク先生「(一番会いたくないやつに会ってしまった)」
0380名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/14(金) 21:32:25.35ID:???
いぶき「ケンサク先生とひとみ先生は、いつ結婚なさるんですか?」
ケンサク先生・ひとみ先生「?」
ケンサク先生「ぶは、ぶは、ぶは」
あげだま「いぶきちゃんてば、あの、いきなりすごいことを聞くよね」
いぶき「そうかしら」
ケンサク先生「へ、平家。そういうことはだな。一口にはなかなか」
ひとみ先生「それより、あげだまくんといぶきさんはどうなの?」
ケンサク先生「お、鋭い切り返し。どうなんだ?あげだま」
あげだま「はあ、結婚をずぇんていとして、お付き合いを」
いぶき「そんなのしてませーん」
あげだま「あら」
ケンサク先生・ひとみ先生「はははは」
あげだま・いぶき・ワープ郎「!?」
ケンサク先生・ひとみ先生「?」
密柑星「このデート、みかんせい」
ケンサク先生「う」
ひとみ先生「う」
いぶき「う」
あげだま「う」
ケンサク先生・ひとみ先生・あげだま・いぶき「すっぱーい!」
0381名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/14(金) 21:43:09.69ID:???
ケンサク先生・ひとみ先生・あげだま・いぶき「ダラダラ」
ワープ郎「あげだま、合成獣だよ!(ビックリ)」
あげだま「はあーそんなの関係ねえよ」
ワープ郎「えー!」
いぶき「つまんないから帰ろうっと」
あげだま「いぶきちゃんと一緒だと退屈だもんなー」
いぶき「あげだま、どうした?(ハテナ)」
ケンサク先生「はあーあ、ひとみ先生と映画なんか見るんじゃなかった」
ひとみ先生「私もケンサク先生と映画なんか見るんじゃなかったわ。時間の無駄でした。私帰りますわ」
あげだま「ああ、退屈退屈」
ワープ郎「おい、あー正義感も恋心もみんな未完成になっちゃったよ…(テンテンテン)」
0382名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/14(金) 21:46:43.22ID:???
ワープ郎「ほーら、あげだま。あげだまの大好きないぶきちゃんだ。(マル)ほらほら、ほらほら」
あげだま「よく見るといぶきちゃんってあんまり可愛くないよな」
ワープ郎「よく言うよ。ほらほら、よく見るんだ!(ビックリ)」
あげだま「はあー寝よ。もう寝よっと」
ワープ郎「あげだま」
0383名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/14(金) 22:01:01.45ID:???
PC郎・密柑星・佐藤・田中「かんぱーい」
PC郎「あっはっはっは。これだけうもういくとは思わんかったで」
田中「いつもより上手くいったな」
佐藤「ああ、これも鈴木の活躍のおかげだ」
PC郎「それは違うで。リーダーのココの違いや」
田中「そうだ。もうそろそろ鈴木を元の姿に戻してやろうぜ」
佐藤「そうだな。約束通り大金持ちにしてもらわないと」
PC郎「何言うとんのや。世界を支配せんことには何にもならへんで。こんなところにダーさんが帰ってきたらタダではすまへんで」
佐藤・田中「(ブルブル)」
PC郎「つまりや。ダーさんでもどうにもでけへんぐらいになっとかなあかんのや」
佐藤・田中「うんうん」
田中「じゃああとどれくらい」
PC郎「それは、密柑星の活躍次第やな。とにかく明日もあんじょうきばってや」
密柑星「みかんみかん」
佐藤・田中「う…」
田中「鈴木、それほどまでしてお見合いを成功させてえんだな」
佐藤「分かったよ。もう何も言わねえよ」
田中「明日は今日以上に頑張ろうぜ」
佐藤「おう」
密柑星「みかん」
0384名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/15(土) 15:09:59.96ID:???
PC郎「ほな、今日の作戦発表するでー」
密柑星・佐藤・田中「おう!」
PC郎「まず、1丁目5番地の新築工事を未完成にする。次は、3丁目の犬小屋づくりを未完成に終わらせる」
田中「なんか作戦が小さいな」
佐藤「もっとバーッとした作戦がいいんだけどな」
PC郎「それがあかんのや。世界支配とは、小さなことの積み重ねが大事なんや。昔から言うやろ?千里の道も一歩からと」
田中「それにしても」
佐藤「小さすぎる」
PC郎「あー分かった分かった。これならどうや」
密柑星・佐藤・田中「?」
PC郎「盛蕎麦、みんなまとめて未完成作戦や」
密柑星・佐藤・田中「おお!」
0385名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/15(土) 15:21:43.67ID:???
そば屋の店員A「へい、盛蕎麦お待ち」
密柑星「その盛蕎麦。みかんせい」
そば屋の店員A・客の男性A「うわあ」
客の女性A「きゃあ」
そば屋の店員B「わ、わあ…」
密柑星「あーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは」
キャスター『突然の密柑星なる合成獣の出現に、盛蕎麦市は大パニックです』
エビ天「むむむ。こんなに美味い盛蕎麦をば、台無しにしてしまうとは」
オカメ「許せませんねえ」
あげだま「いいんじゃないの?」
エビ天「ん?あげだま、お前の正義感はどうなってしまったんじゃ?」
ワープ郎「こうなったら最後の手段だ!(ビックリ)」
エビ天「どうするんじゃ?」
ワープ郎「エビ天さま。ちょっとちょっと。こしょこしょこしょこしょ」
エビ天「あ、息が息が。大丈夫かの」
ワープ郎「ダメで元々だ。(マル)」
エビ天「よっしゃ」
0386名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/15(土) 15:27:16.74ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「変換なんてかったるいよ」
エビ天「あげだま、へんかん!」
あげだマン「もう。勝手なことして」
ワープ郎「(ほら、出動だよ)カッコ閉じる」
あげだま「やる気ない」
エビ天「まったくもう」
オカメ「頑張ってきたら、今夜は特上寿司をとってあげますよ」
あげだマン「だったら行ってくっか」
0387名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/15(土) 15:31:33.10ID:???
麗「お爺様、みかん狩りは楽しかったですわね」
雷蔵「温室みかんは甘いのう」
密柑星『あーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは』
麗「まあ、お爺様、合成獣ですわよ」
雷蔵「ワシらのいない間に勝手なことをしおって。許さんぞー」
麗「私たちの恐ろしさを思い知らせて差し上げますわよ。おーっほっほっほっほっほ!
0388名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/15(土) 15:47:50.28ID:???
密柑星「新築工事、みかんせいー」
あげだマン「まあまあ、その辺で」
密柑星「だ、誰だみかん」
あげだマン「ちょっと気合の入ってないあげだマンだよー」
密柑星「だったら、もっと気合が入らなくしてやるみかん。うーみかーん!」
あげだマン「かったるいな。はい、ダブルフリスベー」
お、あ、いて。だからいやだっていったのに」
ワープ郎「もう、あげだマンは!」
密柑星「上手くかわしたな、みかん。だが次はこれでみかん!」
ワープ郎「あげだマン、気合だよ」
あげだマン「はいはい、気合気合ーっと」
ワ―プ郎「もう」
密柑星「そーれそれそれ」
あげだマン「げげほげほげほ。もうやーめた。もうやだー」
ワープ郎「あげだま!」
密柑星「あーっはっはっはっはっはっはっは。やったみかん。ついにあげだマンに勝ったみかん」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほ!」
密柑星「!その声は。みかん」
怨夜巫女「この怨夜巫女を差し置いて、よくも勝手なことをしてくれましたわね」
密柑星「あ、あのこれには色々と事情が…とにかくここは任せて欲しいみかん」
怨夜巫女「お黙り!生意気言うんじゃありませんことよ!それ!甘い温室みかんをおあがりなさい!」
密柑星「あまーい!甘いの大嫌い!甘い甘い!」
あげだマン「フン!」
ワープ郎「ああ、良かった…(テンテンテン)」
0389名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/15(土) 15:59:11.30ID:???
PC郎「さすがはお嬢はん。よくぞ密柑星の弱点見付けましたなー。あれが唯一の弱点でっせ」
雷蔵「お前が教えたんじゃよ」
PC郎「あ、あのね、ダーさん。何か誤解があるといけまへんので言うときますけど、
あの、今回の事はみーんな黒メガネのお三方が企みはったんやで。ワイ止めたんやで。
そやけど、お三方は力でワイをねじ伏せて」
雷蔵「……」
0390名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/15(土) 16:10:21.00ID:???
密柑星「作戦失敗みかん。えい」
田中「おお、匙を投げた」
あげだマン「はっはっはっはっは。自分で匙をなげるようじゃお終いだな」
佐藤「笑い声だ」
田中「未完の大器がやる気をなくして匙を投げる時、新しき支配者が笑い声と共に登場するなり」
佐藤「つまり、未完の大器ってのは密柑星のことで、新しき支配者っていうのは、あげだマンだったんだ」
怨夜巫女「んん?何を言ってるんですの!?支配者は私、私ですわよ。おーっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほっほ!」
あげだマン「笑い声で勝負するつもりだな!負けるもんか!はーっはっはっはっはっはっは!はーっはっはっはっはっはっは!」
怨夜巫女「ん。おーっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほっほ!」
あげだマン「はーっはっはっはっはっはっは!はーっはっはっはっはっはっは!」
ワープ郎「あげだマン、遊んでる場合じゃないよ!!(ダブルビックリ)」
あげだマン「ああ、そうだった」
0393名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/15(土) 16:23:08.53ID:???
あげだま「いぶきちゃん、あのさ、俺」
いぶき「そうだ、今度動物園に行かない?」
あげだま「え、ほんと?」
いぶい「うん。こだまがあげだまくんと行きたいんだって」
あげだま「ああ、なんだオマケ付きね」
ケンサク先生「あは、あははは。あの、ひとみ先生。今度の休みは暇ですか?」
ひとみ先生「そうそう、ケンサク先生にお願いしたいことがあるんですの。
ケンサク先生「え、なんですか?」
ひとみ先生「音楽室の床が壊れちゃったんです。今度の休みに直してもらえません?」
ケンサク先生「もらえます。もらえます」
ワープ郎「すべて元通り。ちゃんちゃん」
0394名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/15(土) 16:28:08.87ID:???
鈴木「えーっと」
佐藤「何やってんだ、鈴木は」
田中「ほら、この間のお見合いは見事にぶっ壊れただろう?だから別の結婚斡旋クラブに入るらしいんだよ」
佐藤「そうか。履歴書書いてんのか」
鈴木「(僕は若くてハンサムな、実業家です。収入は月500万円。プール付きの豪華な家に住み、
別荘はハワイとスイスと熱海にあり、愛車はフェラーリとベンツとBMWを各3台。自家用ジェット…)」
0395名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/18(火) 18:49:24.42ID:???
あげだま「お、あれは水戸黄門じゃねえか?」
ワープ郎「ほんとだ!!(ダブルビックリ)」
あげだま「おい、あげだまっていつから時代劇になったんだ?」
ワープ郎「あげだま、時代劇といえば?」
あげだま「おう、悪代官やら悪徳商人が出て来ちゃって、悪のにおいがプンプン」
ワープ郎「あげだマンの大活躍だ。(マル)」
あげだま「次回、ゲンジ通信あげだま。おヌシもワルよのう。天に代わって、鬼退治!」

次回予告

『おヌシもワルよのう』
0396名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/18(火) 18:56:47.48ID:???
<水戸黄門>
黄門さま「助さん、格さん」
助さん「なんでしょう?ご隠居様」
黄門さま「全国を漫遊するのも疲れるもんですね」
助さん「まことにその通りでございます」
お婆さん「こらー!この罰当たり者!」
格さん「こら!このお方をどなたと心得る!」
お婆さん「どなたもこなたもあるもんか!お米はな、わしらの汗と涙の結晶じゃ。一粒たりとも粗末に出来ぬ。それに腰掛けるなんざ!」
格さん「無礼者!」
黄門さま「よしなさい。ばあさんの言う通りじゃ。わしが罰当たりものじゃった。済まんかったのう」
お婆さん「気いつけなせえよ」
黄門さま「はっはっはっはっは」
田中「CMだよ」
鈴木「しかし、さすが黄門さまは潔いな」
田中「ほんとに偉いよな」
佐藤「ふっふっふっふっふっふ」
田中「CM終わったよ」
佐藤「ふっふっふっふっふっふ」
0398名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/18(火) 19:13:52.66ID:???
佐藤「ふっふっふっふっふっふ」
鈴木「この俳優、昔ヒーローものに出てた」
田中「こいつ、きっと殺される役だぜ」
佐藤「ユーアーチョッ」
劇中の男A『ぎゃあ!』
田中「やっぱり斬られちまったなー」
佐藤「よーく冷えてやがる。こいつらがテレビに夢中になってるうちに俺一人で食っちまおう」
(ガシッ)
佐藤「あ」
鈴木「ガブガブガブガブ」
佐藤「ま、少しくらい」
(ガシッ)
佐藤「あ」
田中「ガブガブガブガブ」
鈴木「ガクッ」
田中「ごっつぁんでした」
鈴木「ああ、うまかった」
佐藤「人のスイカを、俺のスイカをどうしてくれるんだ!」
田中・鈴木「ププププププ」
佐藤「やめろ、汚ねえ」
田中「おヌシの言う通りじゃ。いや、すまんすまん。がっはっは」
鈴木「それにさ、今テレビ見てんの。後で後で」
田中「そういうこと」
田中・鈴木「あー!」
佐藤「そんな時代劇いつまで見てんだよ」
田中「おのれ、飛び道具を使うとは卑怯なり!」
0399名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/18(火) 19:15:01.28ID:???
佐藤「ふっふっふっふっふっふ」
鈴木「この俳優、昔ヒーローものに出てた」
田中「こいつ、きっと殺される役だぜ」
佐藤「ユーアーチョッ」
劇中の男A『ぎゃあ!』
田中「やっぱり斬られちまったなー」
佐藤「よーく冷えてやがる。こいつらがテレビに夢中になってるうちに俺一人で食っちまおう」
(ガシッ)
佐藤「あ」
鈴木「ガブガブガブガブ」
佐藤「ま、少しくらい」
(ガシッ)
佐藤「あ」
田中「ガブガブガブガブ」
佐藤「ガクッ」
田中「ごっつぁんでした」
鈴木「ああ、うまかった」
佐藤「人のスイカを、俺のスイカをどうしてくれるんだ!」
田中・鈴木「ププププププ」
佐藤「やめろ、汚ねえ」
田中「おヌシの言う通りじゃ。いや、すまんすまん。がっはっは」
鈴木「それにさ、今テレビ見てんの。後で後で」
田中「そういうこと」
田中・鈴木「あー!」
佐藤「そんな時代劇いつまで見てんだよ」
田中「おのれ、飛び道具を使うとは卑怯なり!」
0400名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/18(火) 19:30:58.68ID:???
悪代官「フフフフ。山形屋。そちもなかなかのワルよのう」
山形屋「いやいや、滅相も御座いません」
佐藤「お前ら、俺のスイカを返せ!」
田中「山形屋。そちもなかなか細かいのう」
佐藤「細かいだ?じゃあ金払えよ。金」
鈴木「金金っていちいちうるさいから、かあちゃんに逃げられちまうんじゃないのか?」
佐藤「うわっ」
鈴木「あーあ、話が分かんなくなっちゃうよ」
(ボンッ)
鈴木「なにがボンッだよ」
佐藤「す、鈴木。お前それを言っちゃ駄目だ。てめえは独り者のくせして。悔しかったら嫁さんもらってみろい!」
鈴木「逃げちゃう嫁さんをか?」
佐藤「ぐわあ!」
田中「おいおい、佐藤。大丈夫か?」
鈴木「これで静かに水戸黄門が楽しめる」
佐藤「トホホ」
0401名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/18(火) 19:46:12.69ID:???
山形屋「ほっほっほっほっほ。お代官さま、それではこの件は」
悪代官「分かっておる。分かっておるって」
悪代官・山形屋「!?」
悪代官「なにやつ」
黄門さま「ただの越後のちりめん問屋の隠居ジジイじゃよ」
悪代官「そのジジイが何用じゃ」
助さん「お前たちの悪事は、全てお見通しだ!」
山形屋「何を証拠に。なんだこの女は!放せ」
かげろうお銀「おとなしくしな」
山形屋「うわ!」
かげろうお銀「山形屋の懐にあったこの書留が証拠だよ」
麗「かっこいいですわ。私もこういう役をやりたいですわ。おほほほほは」
0402名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/18(火) 20:09:08.09ID:???
悪代官「ほざくな。こんなクソジジイ。刀の錆びにしてくれるわ」
格さん「ええい、控えい控えい。頭が高い。この方をどなたと心得る。先の中納言、水戸光圀公にあらせられるぞ」
悪代官・山形屋「!?ははあ」
黄門さま「はっはっはっはっは」
麗「おっほっほっほっほ」
黄門さま「はっはっはっはっは」
麗「おっほっほっほっほ」
黄門さま「はっはっはっはっは」
麗「おっほっほっほっほ。おーっほっほっほっほっほ!私ったらつい釣られてしまいましたわ」
雷蔵「はっはっはっはっは」
麗「?あらお爺様、そこで見てらしてたの」
雷蔵「やっぱり水戸黄門はよいのう」
麗「お爺様、何やってるんですの?」
雷蔵「新しい壺を磨いとったら、中に入ってしまったんじゃ。ハロー」
PC郎「ワイも一緒ですねん」
雷蔵「文左衛門とかいう行商人から買ったんじゃ。お値打ちもんやといっとったから、こうやってガシガシ…あー割れた」
0403名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/18(火) 20:35:40.36ID:???
PC郎「そやそや、ダーはん。黄門はんみたいなのが預言書にありましたで」
雷蔵「預言書に?ということはお前、ワシに内緒で預言書を」
PC郎「偶然風でページがめくれましてん」
雷蔵「んん、風でめくれたと?まあ良い良い。で、なんとあったんじゃな?」
PC郎「ちょっと待っとくんなはれ」
麗「お爺様また安ものの壺買ってきて」
雷蔵「ははは、参ったよ」
PC郎「お待ちどうはん。この預言書ディスクをワイの頭にお願いします」
雷蔵「そんなものまで持っておったのか」
PC郎「すんまへん」
麗「お爺様仕方ありませんわ。話を進めましょう」
雷蔵「それもそうじゃな」
PC郎「ふう、さ、お嬢はん、そのディスクを頼んまっせ。そこちゃいまんがな」
麗「ああ、すまんすまん」
PC郎「こっちやがな」
麗「あははは。はいはい」
PC郎「ぐがああ。わざとやってまへんか?」
麗「その通り」
雷蔵「……」
PC郎「ディスクがお釈迦になりまっせ」
麗「大丈夫よ。はい、今度はちゃんと入れますわ」
0404名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/18(火) 20:48:45.13ID:???
PC郎「もうーしんどいわ。ええでっか。そしたらワイをテレビの入力に繋ぐんですわ。画面をよう見とってな。
ここですわ。偉き人、その身分を隠し、野に下る」
雷蔵「まさしく黄門さまじゃ」
PC郎「そして強きをくじき、弱きを助ける。これ、王者への第一歩なり」
雷蔵「なるほど。よーし、すぐに助さん、格さん。いや、田中、佐藤、鈴木を呼べ」
PC郎「へい」
0405名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/18(火) 21:07:25.65ID:???
雷蔵「佐藤はどうしたんじゃ」
田中「それが」
鈴木「なんやら熱があるとかで部屋で休んでいます」
雷蔵「なーに、今回はお前たち二人だけで十分じゃ」
田中「俺たち二人だけで?」
PC郎「そや。サボった佐藤はんはたーんと給料から引かせてもらいま」
田中・鈴木「あーあ」
鈴木「で、旦那様。俺たち一体なにを」
雷蔵「ふふふふふ。こうもんじゃ」
田中・鈴木「ひい…」
雷蔵「お前たち何か違うことを考えてないか?こうもんと言っても(ピー)が出るこうもんじゃないぞ。ん?なんじゃ今のピーは」
鈴木「いわゆる自粛じゃないでしょうか?」
雷蔵「自粛するほどでもあるまいに。いいか?こうもんというのはな」
鈴木「分かっております。水戸黄門のことですよね」
雷蔵「左様。ワシが九鬼黄門」
鈴木「俺が助さん!?」
田中「じゃあ、俺が格さん!!」
雷蔵「そうじゃ。早速支度しろ」
田中・鈴木「わーい」
麗「なるほど、それなら私も支度しなくてはなりませんわね」
0406名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/18(火) 21:27:39.72ID:???
雷蔵「では早速盛蕎麦市の漫遊に出かけるぞ。助さんや格さんや。準備はよいかの」
田中・鈴木「はい、いつでも大丈夫でございます。ご老公様」
雷蔵「うむ。助さんがちょっとうっかりきゅうべえみたいじゃが仕方あるまい。
あ、そうじゃ。格さん。印籠は持っておるな?」
田中「えーと、はい、これに」
雷蔵「でかいな。使い方分かるな?」
鈴木「はい、テレビでよーく見てますから」
雷蔵・田中・鈴木「!?」
雷蔵「麗、なんじゃその格好は」
かげろう お麗「おーっほっほっほっほっほ!いいでしょう?じゃあねー」
雷蔵・田中・鈴木「ああ…」
雷蔵「それでは助さん、格さん。ワシらも行きますか」
田中・鈴木「はい、ご老公様」
雷蔵「じゃあPC郎、行ってきますよ」
PC郎「へい、道中気い付けて」
鈴木「スイッチオン」
田中「ポチっとな」
田中・鈴木「♪人生楽しかありゃしない〜」
PC郎「……」
田中・鈴木「♪歩いていくのは疲れるぜ〜」
0407名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/18(火) 21:54:57.72ID:???
雷蔵「では早速盛蕎麦市の漫遊に出かけるぞ。助さんや格さんや。準備はよいかの」
田中・鈴木「はい、いつでも大丈夫でございます。ご老公様」
雷蔵「うむ。助さんがちょっとうっかりきゅうべえみたいじゃが仕方あるまい。
あ、そうじゃ。格さん。印籠は持っておるな?」
田中「えーと、はい、これに」
雷蔵「でかいな。使い方分かるな?」
田中「はい、テレビでよーく見てますから」
雷蔵・田中・鈴木「!?」
雷蔵「麗、なんじゃその格好は」
かげろう お麗「おーっほっほっほっほっほ!いいでしょう?じゃあねー」
雷蔵・田中・鈴木「ああ…」
雷蔵「それでは助さん、格さん。ワシらも行きますか」
田中・鈴木「はい、ご老公様」
雷蔵「じゃあPC郎、行ってきますよ」
PC郎「へい、道中気い付けて」
鈴木「スイッチオン」
田中「ポチっとな」
田中・鈴木「♪人生楽しかありゃしない〜」
PC郎「……」
田中・鈴木「♪歩いていくのは疲れるぜ〜」
0408名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/18(火) 21:59:47.79ID:???
雷蔵「疲れましたね。たかが盛蕎麦市と思っていたが」
田中「それに腹も減りますねえ。ご隠居様」
鈴木「どうです?ここらでラーメンでも」
雷蔵「そうはいかん。まだ何の仕事もしておらんではないか。まったくしょうがない」
田中「これが仕事ねぇ」
ガンコ亭のおやじ「このジジイ。どこに腰掛けてんでぇ」
雷蔵「?」
ガンコ亭のおやじ「ラーメン屋の命はな、1にスープ。2に麺、3にチャーシュー、4にメンマ」
田中・鈴木「チャーシュー、4にメンマ」
ガンコ亭のおやじ「そう、よく分かってんじゃねえか、おめえら。で、何?あーそうだった。
出前の岡持ちと言やあラーメン屋にとって武士の刀。それに腰掛けるとはお前は人間じゃねえ!」
田中「あー悪人!待ってたぞ、悪人!」
雷蔵「待ちなさい、格さん、印籠は出すな」
ガンコ亭のおやじ「なんだこいつら」
雷蔵「いやー確かにおやじさんの言う通りじゃ。このワシが罰当たりもんじゃった」
ガンコ亭のおやじ「俺は罰当たりもんなんて言ってねえよ」
雷蔵「すまなかったのう」
ガンコ亭のおやじ「まあそう謝られちゃな」
あげだま「あーれー。九鬼のじっちゃんじゃねえか」
いぶき「黄門さまみたいな格好してるのね」
あげだま「本当だ。テレビで見たのとそっくり!」
雷蔵「おお、黄門そっくりじゃと!?気に入った。助さん、格さん」
田中・鈴木「はい、ご隠居様」
雷蔵「この方たちにラーメンをご馳走したい。すぐお連れしなさい」
あげだま「やったー」
いぶき「わーい」
雷蔵「遠慮は無用じゃ。はっはっはっは」
0409名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/18(火) 22:15:28.17ID:???
あげだま「ご馳走さーん」
雷蔵「もう一杯どうじゃな」
あげだま「えーもっといいの?あ、おやっさんもう一杯」
ガンコ亭のおやじ「はいよ。あげだまよく食うな」
あげだま「うんうん」
いぶき「あげだまくん、少しは遠慮するものよ」
ワープ郎「そうだ。(マル)」
あげだま「いいんだよ、んなことは」
雷蔵「いやいや、遠慮は無用じゃ。のう、助さん、格さんや」
田中・鈴木「さすが、いや、ご隠居太っ腹!」
雷蔵「お前たちもよく食べるのう」
田中・鈴木「はい、うまいです!」
雷蔵「払いは自前じゃよ。はははははは。自分の金じゃ。どんどん食べろ」
田中・鈴木「ダブル涙ジョー」
0410名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/18(火) 22:20:01.20ID:???
雷蔵「はっはっは。愉快愉快。はっはっは。しかし悪人がおらんと印籠が使えんのう。
あ、これ。PC郎に連絡して悪役を何とかしなさい」
田中・鈴木「はい、ご隠居様」
0411名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/18(火) 22:35:15.90ID:???
佐藤「あーあ、かあちゃん。帰ってこい」
PC郎「佐藤はん、出番やで」
佐藤「あ」
PC郎「ダーさんからの指令で、あんさん今回悪役合成獣や。断ったらどないなるか分かってまんな」
佐藤「わ、分かったよ」
PC郎「九鬼家の印鑑と家紋入りのを入れたんやけど、どないになるやろ。
あ、でけたで!」
大印鑑「ぺったんぺったん。ああ、かあちゃん。帰ってこいよ」
PC郎「落ち込んどるとボーナスに響きまっせ!これであんさん、九鬼家の代官、大印鑑や。
好き勝手してパーッと派手に暴れて、ぎょうさん儲けることも出来るんやで。嫁はんも帰って来るやないか」
大印鑑「え!」
PC郎「さあ、どーんど行きなはれ!」
大印鑑「うおーぺったーん!ぺったーん!」
0412名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 19:10:43.05ID:???
ツリパンの父「はあーあ、暇だ暇だ」
ツリパン「ほんと暇だね、パパ」
ツリパンの父「ったく、これじゃおまんまの食い上げだな」
(prrrrrr…)
ツリパンの父「はい、原田不動産ですが?え、盛蕎麦?バーカ!うちは蕎麦屋じゃない!バカ!」
(prrrrrr…)
ツリパンの父「バカ!うちはな!え、雷蔵様。これはこれは雷蔵様、の代理の方ですか。ほう…で、どんな御用で?
ええ、儲け話!?ですがあなた本当に雷蔵様の代理なんでしょうな」
大印鑑「本当でござる」
ツリパンの父「な、なんだお前は」
大印鑑「それがし、九鬼雷蔵の代官、大印鑑でござる」
ツリパンの父「アホ言ってないで帰った帰った」
大印鑑「ふふ、どうやら証拠を見なければ信じられぬようだな、町人。ならば、その目をかっ開いて見るがよい」
ツリパンの父「あー何をする!」
大印鑑「ふっふ、それ見れ」
ツリパン「パパ、本物だよ!この印は」
ツリパンの父・ツリパン「ははあ」
大印鑑「いざ、盛蕎麦東小学校へ」
0413名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 19:18:35.75ID:???
いぶき「ワープ郎ちゃん悪いわね。校長室まで付き合わせちゃって」
ワープ郎「ケンサク先生が資料の本を借りてくるように言ってたし‥(テンテン)
重たい本だったらボクに任せてよ。(マル)」
いぶき「ふふ、きっと大丈夫よ。あら、お客さまかしら?」
0414名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 19:37:46.35ID:???
ツリパンの父「で、この学校をとり潰して」
校長「と、とり潰す」
教頭「そんな無茶な」
校長「で、私らは…」
ツリパンの父「いやいや、心配ご無用。このお代官の大印鑑さまがあなた方のポストもちゃーんと考えてくれておりまする」
郵便ポストに入ってる麗「(ビクッ)」
大印鑑「安心せい。それがし九鬼雷蔵殿より全権を委任されておるのじゃ」
校長・教頭「?」
大印鑑「どうじゃな?」
校長「あー!まさしく九鬼家の印!」
大印鑑「ふっふ。委任状もこの通り」
校長「なるほど、で、学校を潰して何を」
ツリパンの父「盛蕎麦ワールドをつくるのです。このような。ね、儲かりまっせ」
校長「なるほど、儲かりそうですな」
麗「全然ダメよ、そんなの。よっこらしょっと」
校長「白いパンツ」
麗「今時そんなダサいので儲かる訳ない」
校長「あ、麗お嬢さま」
麗「おっほっほっほっほ。つくるんならこういうものよ。絶対に」カジノ
校長「さすが麗お嬢たま。素晴らしいアイデアですねー」
大印鑑「ではその企み、しかと進めようぞ」
ツリパンの父「土地の買い占めはこの私が」
大印鑑「任せたぞ。しかし原田屋。おヌシもなかなかワルじゃのう」
ツリパンの父「いえいえお代官さまには敵いませぬ」
一同「わっはっはっはっはっは」
0415名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 19:55:06.83ID:???
いぶき「とんでもないこと聞いちゃったわ」
ワープ郎「このままじゃ学校がなくなってしまう。(マル)ケンサク先生に知らせなくちゃ!(ビックリ)モード変換!」
大印鑑「む、曲者」
ワープ郎「いぶきちゃん、見つかった。早く逃げるんだ!(ビックリ)」
いぶき「うん。きゃーっ」
大印鑑「待て!ほれ、朱肉だ!」
ワープ郎「しまった!」
いぶき「ワープ郎ちゃん!しっかりして」
ワープ郎「いぶきちゃん、あげだまに知らせてくれ…(テンテンテン)」
いぶき「ワープ郎ちゃん、捕まっちゃう」
大印鑑「おとなしくせい。幕府の犬め。しかし幕府って言うのは今はないし、何かぴったりくるセリフはないかな」
ワープ郎「チャンスだ。逃げろ、いぶきちゃん。二人とも捕まるよりはいいよ!(ビックリ)」
いぶき「うん。待っててね。ワープ郎ちゃん」
大印鑑「政府の犬っていうのも締まんないよな。あーしまった!それ、朱肉だ!逃がしたか、ならば大至急実行に移さねばのう」
ツリパンの父「あ、はいはい」
麗「ますます面白くなってきましたわ。おー
0416名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 20:08:45.00ID:???
ケンサク先生「何!学校を潰すだと!?」
いぶき「はい!それでワープ郎ちゃんが捕まっちゃって」
あげだま「ワープ郎が!」
ケンサク先生「ああ、あげだま待て!」
あげだま「ワープ郎ー!ワープ郎どこだー!ワープ郎―!返事をしろよー!おーい」
ワープ郎「あげだま。捕まっちゃった…(テンテンテン)地下室みたいだ。(マル)どっかに抜け道があるはずだ。(マル)」
あげだま「よし、探してみる。お、わざとらしい掛け軸があるじゃん。
ま、こういうもんの後ろにはえてして抜け道があるんだよな。あ、ほんとにあった。
ワープ郎ー、今行くぞー!あそこか。
ワープ郎!」
ワープ郎「あげだま、早く降ろしてくれ」
0417名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 20:13:21.13ID:???
ケンサク先生「もう始めたか」
いぶき「学校は潰させないわ。今こそみんなで立ち上がるときよ!」
ケンサク先生「こうなったら徹底的に反対運動をするんだ。みんな行くぞー!」
生徒たち「おー!」
0418名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 20:31:56.83ID:???
大印鑑・ツリパンの父「がっはっはっはっは」
校長「教頭君、こんなことしてやっぱりまずいんじゃないかね」
教頭「しかしもう後には引けないでしょう」
ケンサク先生「校長、何をしてるんです!」
校長「カッパ頭!」
教頭「君!授業はどうしたんだ。授業中だろう」
ケンサク先生「校長、これは一体どういうことです?」
校長「カッパ頭には関係ないね」
ケンサク先生「いいえ、関係あります!」
麗「では教えてあげましょう。この学校を潰して一大レジャーランドをつくるんですって。そうですわね、原田屋」
ツリパンの父「はい」
ケンサク先生「そんなことが許されると思ってるのか!」
ツリパンの父「んなこと言っても理事長の命令なの」
ケンサク先生「理事長の?」
大印鑑「左様。それがし理事長の代理代官の大印鑑である。これがその証!」
ケンサク先生「うわあ!何やってんだ」
大印鑑「地面にはハンコ押せない」
一同「(ズコーッ)」
0419名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 20:35:09.21ID:???
あげだま「よーし、これでいい」
ワープ郎「サンキュー。あげだま」
あげだま「ケンサク先生たちを助けるぞ」
ワープ郎「おーし」
0420名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 20:38:35.82ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0421名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 21:02:23.41ID:???
ケンサク先生「理事長がなんと言おうと、僕は教育のために戦うぞ!」
いぶき「私も」
生徒たち「おー!」
大印鑑「お上に逆らうとは不届き千万。行け!」
ケンサク先生「ま、まずい」
いぶき「助けてー」
あげだマン「あー!今、行くぞ(ズコッ)あーあら」
いぶき「何!?あの襖」
鈴木「待て待て待てい」
雷蔵「ここはこの年寄りに任せてくれんか」
大印鑑「(ほんとは知ってるけど)何者だ!」
ツリパンの父「引っ込めジジイ」
雷蔵「ご覧のとおり、丹波のおしめ問屋の隠居ジジイじゃよ」
大印鑑「引っ込んでおれ」
雷蔵「はっはっはっはっは」
大印鑑「ジイさん、大丈夫か」
田中「(いよいよこの瞬間が来たぜ)控えい、控えい、頭が高い!」
いぶき「なんですか、あれ」
ツリパンの父「あれは九鬼家の家紋!」
田中「左様。ここにおわしますは九鬼家の主。また本校の理事長でもあらせられる九鬼黄門様なるぞ」
鈴木「控えい、控えい。図が高い」
ツリパンの父「いや、しかし私ども何の悪事も働いておりませぬ。ただ校庭の掃除を…」
麗「ええい、嘘をつくでない!学校をとり潰し、一大レジャーランドをつくろうとの計画。これがその証拠じゃい」
ツリパンの父「あー裏切り者!」
かげろう お麗「何を隠そう、この私。女隠密かげろう お麗。一同頭が高い」
あげだマン「なんで隠密に頭が高いって言われなきゃいけねえのよ」
ワープ郎「あげだま、今回出番がないな…(テンテンテン)」
あげだマン「あー、もう帰ろう」
0422名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 21:22:08.85ID:???
雷蔵「原田、校長、教頭」
ツリパンの父・校長・教頭「ははあ」
雷蔵「本来ならばその方どもお役ごめんなれど、今回に限り許してやろう」
ツリパンの父・校長・教頭「ははあ」
雷蔵「はっはっはっは」
PC郎「しかし黄門様、この悪代官だけは許す訳にはいきまへんで。神聖な学校をレジャーランドなんぞにしようとして…」
大印鑑「PC郎、おヌシのアイデアじゃ」
田中「ご老公様。あれは佐藤です」
雷蔵「分かっておる」
かげろう お麗「代官という要職にありながら、九鬼家の名をかたり私服を肥やす天下の極悪人。許す訳にはいきませぬ」
大印鑑「そんな、確かにこの委任状は本物のはず。見て下さい」
かげろう お麗「忘れ物ー。
覚悟はいいわね」
PC郎「むひょひょひょ。おもろなってきた」
大印鑑「くそー、PC郎め。行け!はたらくくるま軍団!」
0423名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 21:36:02.91ID:???
雷蔵「原田、校長、教頭」
ツリパンの父・校長・教頭「ははあ」
雷蔵「本来ならばその方どもお役ごめんなれど、今回に限り許してやろう」
ツリパンの父・校長・教頭「ははあ」
雷蔵「はっはっはっは」
PC郎「しかし黄門様、この悪代官だけは許す訳にはいきまへんで。神聖な学校をレジャーランドなんぞにしようとして…」
大印鑑「PC郎、おヌシのアイデアじゃ」
田中「ご老公様。あれは佐藤です」
雷蔵「分かっておる」
かげろう お麗「代官という要職にありながら、九鬼家の名をかたり私服を肥やす天下の極悪人。許す訳にはいきませぬ」
大印鑑「そんな、確かにこの委任状は本物のはず。見て下さい」
かげろう お麗「忘れ物ー」
大印鑑「えーそんな!」
かげろう お麗「覚悟はいいわね」
PC郎「むひょひょひょ。おもろなってきた」
大印鑑「くそー、PC郎め。行け!はたらくくるま軍団!」
0424名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 21:37:35.16ID:???
ケンサク先生「みんな、校舎の中へ!」
PC郎「うわあー!ダーさん助けてえな」
雷蔵「バカ者、こっちに来るな!」
「うわあー」「ぎゃあー」
雷蔵「何とかならんか」
かげろう お麗「お、お爺様。私、合成獣が暴れてるときは怨夜巫女にはなりませんからね」
PC郎「助けてえな」
雷蔵「お前のせいじゃ」
かげろう お麗「ですわ、ですわ!」
雷蔵・PC郎・かげろう お麗「うわあー」
大印鑑「もうヤケクソだー」
かげろう お麗「あげだマンでもいいから助けてー」
あげだマン「ワープ郎、待ってて良かったな。やっと出番だ」
ワープ郎「ああ、良かった」
0425名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 21:58:10.17ID:???
かげろう お麗「うわ〜ん」
あげだマン「はっはっはっはっはっは」
いぶき「あ、あげだマン!」
あげだマン「気合から生まれたあげだマン。その者が犯す悪行。もはや許すわけにはいかん。
天に代わって、鬼退治いたす!てやあ!」
大印鑑「え」
かげろう お麗「早く降ろして〜あ、あー!」
あげだマン「ひとーつ。人の世生き血を…」
大印鑑「それまで!」
あげだマン「なんだよまだこれからじゃないかよ」
大印鑑「もう時間がないんじゃ」
あげだマン「俺は出たばかりなんだ!」
大印鑑「張り切っておるな」
あげだマン「当たり前だ!主役なのにやっと出番が来たんだ。お前たちなんかやっつけてやるぜ」
大印鑑「それがしには弱点はない」
あげだマン「ワープ郎、あんなこと言ってるけどホントか?」
ワープ郎「よし、全データをチェックする。(マル)」
0426名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/19(水) 22:04:05.08ID:???
ワープ郎「なんだ。弱点だらけで、ほんとの弱点が分かりにくいという意味。(マル)」
あげだマン「あ、じゃあ何でもいいんだ」
ワープ郎「あ、これだ!(ビックリ)あげだマン」
あげだマン「よーし、やってみよう。お前、嫁さんに逃げられただろー」
大印鑑「え…!……いやになった。もうトドメを」
あげだマン「そんないきなり言われてもどうしたものか」
ワープ郎「ダブルフリスベーあたりでいいよ。(マル)」
あげだマン「じゃそういうことで。ダブルフリスベー!」
佐藤「かあちゃん、帰ってこーい」
あげだマン「はっはっはっは、あげだマンまたまた…」
かげろう お麗「おーっほっほ!女隠密かげろう お麗」
雷蔵「そして九鬼黄門」
かげろう お麗「二人の活躍で天下泰平ですわ」
あげだマン「俺だって活躍したのに。ワープ郎」
ワープ郎「(ヒーローは報われないんだよ)カッコ閉じる」
雷蔵「あっはっはっはっはっはっは」
かげろう お麗「おーっほっほっほっほっほ!」
0427名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/21(金) 19:53:15.96ID:???
ワープ郎「やったー!あげだまもついに海外ロケだ!(ビックリ)」
あげだま「気前いいじゃん。どうしてだよ」
ワープ郎「視聴率がいいからだよ。(マル)」
あげだま「ほんとか?」
麗「おーっほっほっほっほっほ!何を言ってるの。我が九鬼家が無料招待してやってるから庶民でも海外に行けるのよ。
ま、せいぜい夏休みの良い思い出をつくりなさい」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。南の島で夏休み」
あげだま「タダより怖いものはない!」

次回

『南の島で夏休み』
0428名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/21(金) 19:58:02.09ID:???
テレビ『おのれ…光秀』
麗「……」
テレビ『無念じゃ(ブチッ)』
麗「!お爺様、ひどいですわ。クライマックスでビデオ切るなんて。あら」
雷蔵「うう…やはりのう。うう…」
麗「お爺様、どうなさったの?」
雷蔵「鈴木、拭くものじゃ」
鈴木「はい」
(パオーン)
雷蔵「バカもん!ふくものが違う!涙流しとるのにホラ貝吹いてどうすんだ!」
麗「お爺様、どうしてお泣きになったんですの?」
雷蔵「信長じゃ」
麗「ゴム長?」
雷蔵「うむ。信長といえば…戦乱の世を統一した最高の武将キングオブジパングじゃ。
ところが、織田家がキングの時代は一瞬にして潰えてしまった。
そのあとを継いだ豊臣家にしてもたった二代で終ってしまった。麗、なぜだと思うね」
麗「お爺様、歴史の勉強は学校だけにしてもらいたいですわ」
雷蔵「これは九鬼家にも関わる重要な問題なんじゃ」
麗「?」
雷蔵「ワシは、ワシがノットリダマスの預言書で世界征服をした後の事を考えたのじゃ。
ワシが帝王となり、世界が九鬼家のものとなったとしても、ワシ一代で終わったら、なーんもならん。
織田家や豊臣家のように短期間で、九鬼家の天下を終わらせたくないのじゃ。
だから、そうさせない為にも両家が、どうして長続きしなかったかを考えたのじゃ。分かるか?麗」
麗「さーっぱり分かりませんわ」
PC郎「こういうことでっしゃろ?信長はんも秀吉はんも、徳川家康はんのようにちゃんとした後継者をつくらんかった。
つまり徳川家が300年近く天下とってたんは、しっかりした後継者を育てたからでんな」
雷蔵「卓球、卓球、ピンポーン。その通りじゃ」
麗「あら、九鬼家だってお父さまというちゃんとした後継者がいるじゃありませんか」
雷蔵「ありゃ駄目だ。九鬼コンツェルンの経営が精一杯でとても世界の帝王の器ではない。ワシの後継者は、麗。お前しかおらん」
麗「!」
0430名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/21(金) 20:17:08.84ID:???
雷蔵「いいか?よく聞け。ワシはこの預言書の中に素晴らしい詞を発見したのじゃ。
大王たる者、常に後継者を育てるべし。大王、後継者に島を与え君臨させ、帝王学を学ばせるなり」
鈴木「今回の預言詞はずいぶんマトモだな」
佐藤・田中「うんうん」
雷蔵「そこでワシは麗のために南にある無人島をそっくり買い取った。そしてそこに、ミニノットリダマス帝国をつくり、
島民を住まわせ、麗に統治させて、帝王学を学ばせようと思っておる」
麗「お爺様!」
雷蔵「その名も、虎の穴試練島!」
麗「ええ…」
田中「じょ、冗談じゃないぜ」
佐藤「そんなことになったら、今まで以上にお嬢さまがワガママになってこっちが泣きを見るだけだぜ」
鈴木「ここは何が何でも反対しよう」
田中「だ、旦那様−」
雷蔵「ん?なんじゃね」
田中「お考えは素晴らしいと思いますが、お嬢さまには無人島での暮らしは無理かと思います」
佐藤「食事にしても好き嫌いが激しいですし、ましてや材料の乏しい無人島では」
鈴木「それに娯楽がなくてはお嬢さまは一日たりとも」
麗「ずいぶん色々言ってくれるわね」
佐藤・田中・鈴木「いや、それはその…」
雷蔵「そんな心配はしなくていい。PC郎、例のものをな」
PC郎「はいな」
0431名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/21(金) 20:39:23.95ID:???
PC郎「よっ」
麗・佐藤・田中・鈴木「うわあー」
雷蔵「どうじゃ。九鬼コンツェルンでは、数千億円かけて虎の穴試練島を一大レジャーランドにしているところじゃ。
間もなく完成する。これならなーんも心配あるまい」
佐藤・田中・鈴木「ガクリ」
麗「悪いけど、私こんな島なんかに行きたくありませんわ」
雷蔵「なに!?」
佐藤・田中・鈴木「お嬢さま!」
鈴木「よくぞそこまでご成長なさいましたね」
田中「これならこんな島で帝王学を学ばなくても十分ノットリダマス帝国の跡継ぎになれますよ」
雷蔵「黙れー!」
佐藤・田中・鈴木「わあ!」
雷蔵「麗よ。訳を話さんか。訳を」
麗「訳は簡単。その島の名前がダサいからですわ」
雷蔵・佐藤・田中・鈴木「ええー」
麗「虎の穴試練島なんて最低。私にトレンディな名前をつけさせてもらえるんなら行ってもいいですわ」
雷蔵「あーなんじゃ、そんなことか。麗の好きなようにしなさい」
佐藤・田中・鈴木「(ズコーッ!)」
麗「そうこなくっちゃ!決定!その島の名前は」
雷蔵「うむ。名前は?」
麗「麗さまアイランドですわ」
雷蔵「うむ。なかなか良い名じゃ。いいか?麗。今まで一度も家の外に出したことのない合成マシーンも島に設置しておく。
見事島を支配してみせてくれ」
麗「分かりましたわ」
佐藤「結局こうなるんだ」
田中「運命っていうのかね」
鈴木「あーあ」
0432名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/21(金) 20:55:55.30ID:???
佐藤「お、見えて来たぞ」
田中・鈴木「わあ…」
あげだま「あれが麗さまアイランドか。ま、名前は気に入らねえけど、無料招待っていうのがグーだね。
いい夏休みの思い出になりそうだぜ」
いぶき「ほんとね。麗さんも良い人よね」
あげだま「ところでいぶきちゃん、水着はどんなの?」
いぶき「いーや、教えてあげない」
あげだま「えへ」
ひとみ先生「ほんとによろしいんでしょうか。私たちまで」
ケンサク先生「何を言ってるんですか、ひとみ先生。子供たちだけでもしものことがあったら大変です。
私たち教師が付いて行くのは義務です」
ひとみ先生「それもそうですわね」
ケンサク先生「ところでひとみ先生、水着はどんなのです?」
ひとみ先生「知りません」
ケンサク先生「あははははは」
ツリパン「麗さま感激です。4年3組の生徒一同になりかわりまして、お礼を申し上げます。ありがとうございーます!」
麗「おほほほほ。せいぜいお楽しみあそばせ」
ツリパン「はーい!」
麗「うふふふふふ」
0434名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/21(金) 21:14:12.45ID:???
『30秒前、29、28、27、26、25、24、23、22、21』
あげだま「?」
親衛隊員A「なんだ?」
いぶき「?」
ワープ郎「このカウントダウンはなんだ?(ハテナ)」
『20、19、18、17、16、15、14、13、12、11』
麗「もうすぐあの飛行機は爆発するからお逃げになったほうが良いですわよ。お先にー」
『10、9、8、7、6、5、4、3、2、1』
あげだま「なにー!?うそだろー!」
いぶき「いやあー!」
ケンサク先生・ひとみ先生・ウーロン茶・ツリパン「うわー!」
あげだま「ほんとに爆破しやがった…」
ひとみ先生「ああ」
ケンサク先生「む…」
いぶき「…」
あげだま「麗のヤツ、一体何を企んでるんだ」
0435名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/21(金) 21:49:20.02ID:???
麗「みなさん、歓迎の花火はどうでした?」
あげだま「あんた何考えてんだよ!」
麗「おーっほっほっほっほっほ!もう盛蕎麦市に帰る手段は無くなりました。
皆さんには、これから麗さまアイランドの島民になっていただきます」
あげだま「遊びに来たんじゃねえのか?」
麗「甘いわね。あなた方は島民で、私はこの島の女王さま。もし私に逆らう者は、一生盛蕎麦市には帰れないからそのつもりで」
クラスメイト達「えー!」
麗「部屋割りの前に皆さんに言っておくことがあります。
これから発表する麗さま憲法八か条を守らない人は即刻牢屋に入っていただきます」
クラスメイト達「えー!」
0436名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/21(金) 21:53:08.12ID:???
麗「うっふっふっふ。ツリパン読みなさい」
ツリパン「はい、ただいま。麗さま憲法、どゎわいいちじょう!島民は麗さまのことを女王さまとお呼びすること」
あげだま「なにー!」
ツリパン「第二条。島民は、女王さまの命令には絶対服従すること。
第三条。島民は、どんな時でも女王さまより三歩以上後ろを歩くこと。
第四条。この島の全ての施設や乗り物は、女王さまより先に使用してはならない。
第五条。男の島民は、常に海パン一丁でなければならない」
あげだま「ちょっと待てー!そんなメチャクチャな憲法誰が守れっかよ!」
ワープ郎「そうだ。(マル)」
ひとみ先生「九鬼さん、いくらなんでもそれは行き過ぎよ」
麗「ひとみ先生、九鬼さんではなく女王さまでしょう。それにここは学校ではなく麗さまアイランドよ。
今度私に口答えするようなことがあったら、即刻牢屋にぶち込みますわよ」
ひとみ先生「…っ」
あげだま「ばっかみてえ。俺は島民なんかならないぜ」
ワープ郎「ボクもごめんだ。(マル)」
いぶき「私も」
ひとみ先生「私もとても付き合ってられませんわ。ねえ、ケンサク先生」
ケンサク先生「え、ええ」
麗「おーっほっほっほ!結構よ。その代わり、この島の施設全ての使用を禁止するからそのおつもりで」
ツリパン「可哀そうに。お前たちこれから泊まるとこもなければ、食事も自分たちでつくらなきゃならないんだぞ」
あげだま「そのくらい何とかなるさ!」
ツリパン「バカったれ」
あげだま「なにー」
麗「(うふふふふ。すぐ根をあげて泣きを入れてくるに決まってますわ)」
0437名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/22(土) 17:58:29.15ID:???
あげだま「突っ張って出て来たけど、泊まるところもないし」
ケンサク先生「食料もおやつが少し残ってるだけだしなあ」
あげだま・ケンサク先生「どうしよう!」
いぶき「何弱気な事言ってるの?泊まるところがなければ、自分たちでつくればいいじゃない」
ひとみ先生「そう、食べ物だって自分たちで取ればいいんです」
ワープ郎「その通りだ。(マル)あげだまもケンサク先生も、今こそ男のたくましさを見せて点数を稼ぐんだ。(マル)」
いぶき「ひとみ先生やっぱり男はたくましくて頼りになるのが一番ですよね」
ひとみ先生「オフコース」
あげだま「ケンサク先生、俺たちでバシっと家をつくろうぜ、つくろうぜ、なあつくろうぜ!」
ケンサク先生「おお、材料を集めよう!」
あげだま「よし!」
ワープ郎「その意気だ。(マル)」
ケンサク先生「ファイトー!」
あげだま「気合いっぱーつ!」
いぶき・ひとみ先生「ふふふ、男って単純」
ひとみ先生「じゃあ私たちは食料を探しに行きましょう」
いぶき「はい」
ワープ郎「ボクは魚を釣る。(マル)」
0438名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/22(土) 18:10:31.76ID:???
クラスメイト達「がやがや」
麗「皆さん。ランチを食べる前に、女王さまである私を補佐する大臣を決めたいと思いますわ。誰がいいかな」
ツリパン「女王さま、長年親衛隊の隊長をしておりますツリパンをよろしくお願いいたしーやす」
PC郎「フン、大臣いうたらワテでんがな」
麗「…たまにはいいでしょ。決めました。田中、佐藤、鈴木。お前たちを大臣に任命します」
佐藤・田中・鈴木「えー!」
ツリパン「ガクッ」
PC郎「アホくさー」
鈴木「俺たちが大臣なんてー」
田中「執事をやって13年」
佐藤「こんなうれしい日はねえよなあ」
麗「何も泣くことはないでしょう!早く大臣就任の挨拶しなさい!」
クラスメイト達「……」
0439名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/22(土) 18:21:27.32ID:???
クラスメイト達「がやがや」
麗「皆さん。ランチを食べる前に、女王さまである私を補佐する大臣を決めたいと思いますわ。誰がいいかな」
ツリパン「女王さま、長年親衛隊の隊長をしておりますツリパンをよろしくお願いいたしーやす」
PC郎「フン、大臣いうたらワテでんがな」
麗「…たまにはいいでしょ。決めました。田中、佐藤、鈴木。お前たちを大臣に任命します」
佐藤・田中・鈴木「えー!」
ツリパン「ガクッ」
PC郎「アホくさー」
鈴木「俺たちが大臣なんてー」
田中「執事をやって13年」
佐藤「こんなうれしい日はねえよなあ」
麗「何も泣くことはないでしょう!早く大臣就任の挨拶しなさい!」
クラスメイト達「……」
鈴木「あー、あー、み、皆さん、本日はお日柄もよく」
麗「タコー!結婚式のスピーチしてるんじゃないわよ!まったくもう!田中お前がやりなさい」
田中「ああ、はい」
麗「いい?大臣なんだからもっといばって、命令するように話すのよ」
田中「は、はい。まあそのー」
一同「(ズコーッ!)」
麗「誰が物まねしろっていったー!佐藤、お前だけが頼りよ」
佐藤「は、はい!」
麗「ちょっと、どうしたのよ。早く挨拶しなさいよ!」
佐藤「だあ。いつも命令されてるのに慣れてしまっていばれなーい」
麗「ボケー!お前たちはクビ!PC郎、ツリパン。代わりに大臣になんなさいよ」
ツリパン「はい、お任せを」
PC郎「後悔させまへんで」
佐藤・田中・鈴木「しょぼーん」
0440名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/22(土) 18:45:06.99ID:???
あげだま「小屋も出来たし、飯も食った。あとはめいっぱい遊ぼうぜ。ケンサク先生」
ケンサク先生「うん、そうだな」
あげだま「ところで先生。どんな水着か楽しみでしゅねー」
ケンサク先生「あ、ああ」
いぶき「ふふふ」
あげだま「いぶきちゃん、とってもいかすぜ」
いぶき「そんなにジロジロ見ないで。ちょっと大胆だったかしら」
ケンサク先生「ひ、ひとみ先生、タオルなんか巻いてどうしたんすか?」
ひとみ先生「いぶきさんの水着に比べたら、あんまり地味なんで恥ずかしくて」
ケンサク先生「泳ぐのに派手も地味もありませんよ」
ひとみ先生「そうですか?じゃあ」
あげだま・いぶき・ワープ郎・ケンサク先生「わあー、どひゃー!」
ひとみ先生「ワンピースだから地味だと思ったんだけど、そうでもなかったみたいね」
0442名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/23(日) 17:06:47.60ID:???
あげだま「うっひょー!まだ海外ロケが続くんだ。すげーじゃん」
ワープ郎「(まあ、予算の関係で二本撮りってやつだね)カッコ閉じ」
あげだま「なるほど。そういうことですか」
麗「何をぐじゃぐじゃ言ってんのよ。いいか?お前たち。私にたてつく者がどうなるか今度こそ思い知らせてやるわ」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。私を女王さまとお呼び!」
麗「あげだマンもろともスコーンと片付けてやるわ!」

次回

『私を女王さまとお呼び!』
0444名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 14:10:49.78ID:???
エビ天「カメさんや、静かじゃのう」
オカメ「ええ、あげだまちゃんとワープ郎ちゃんがいないと、こんなにも寂しいとは思いませんでしたよ」
エビ天「しかし向こうに着いたらすぐ連絡をすると言っておったのに、どうしたんじゃろうのう」
オカメ「約束を破るような子じゃないのに。お爺さん、向こうで何か事故でもあったんじゃないかしらね」
エビ天「ああ、心配じゃのう。そうじゃ、カメさん。ワシらも麗さまアイランドへ行ってみようかの」
オカメ「ああ、待ってたわ」
エビ天「おお、じっちゃんには刺激が強すぎるのう」
0445名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 14:15:32.00ID:???
雷蔵「佐藤、田中、鈴木!…?
そうか、あいつらも行っとんたんじゃなあ。さみしー!
よし、ワシも麗さまアイランドへ行こう!」
0446名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 14:27:24.80ID:???
麗「鈴木ー。あげだまたちの様子はどう?」
鈴木『えーと、ああ!』
麗「どうしたんですの?」
鈴木『…ケンサク先生とひとみ先生が焚き火なんかして良いムードです。
わあ!あげだまもいぶきちゃんと散歩しちゃって。うらやましい…』
麗「おのれ、あげだまめ。私の島でいちゃいちゃしくさって」
鈴木『ど、どうしましょう』
麗「もちろん捕えて磔ですわ」
PC郎『女王さま、それは無理でんな。あげだまたちは島民やありゃしまへんから、麗さま憲法は通用しまへん』
麗「お黙り!田中、佐藤」
佐藤・田中「はい」
麗「こうなったらとことん邪魔するわよ」
佐藤・田中「はい」
麗「(見てなさい、庶民ども。私にたてついたらどうなるか。
頭のどてっぺんから足の裏の土踏まずまでてけてん思い知らせてやりますわ。うっふっふっふ)
0447名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 14:38:21.46ID:???
ケンサク先生「……」
ひとみ先生「どうしたんですの?」
ケンサク先生「あ、いやー月がとっても青いから。海に映った光が青春の一ページでひとみ先生と思い入れが…素敵な夜ですね」
ひとみ先生「ほんと、素敵な夜ですわね」
ケンサク先生「あっはは。ひとみ先生…」
ひとみ先生「あら。なんでしょう?あの煙は」
佐藤・田中「はいはいはい、と」
ケンサク先生「こら、お前たち!そんなところでサンマなんか焼くな!」
麗「おーっほっほっほっほっほ!ここは私のプライベートビーチ。何を焼こうが文句言われる筋合いはございませんわ。おやり」
佐藤・田中「はい」
佐藤「よいしょ」
ケンサク先生・ひとみ先生「げほげほげほげほげほげほ」
0448名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 15:03:07.11ID:???
あげだま「夜の海で泳ぐのも結構面白いね」
いぶき「そうね。でもちょっと恐かったわ。あら、あ、海藻が絡んでる。やーねー。全然気がつかなかった」
あげだま「…///。海藻が絡んでる〜いぶきちゃん、綺麗」
いぶき「え、何か言った?」
ワープ郎「あげだま、せっかく良いムードの夜なんだから告白しろ」
あげだま「うんうん。あの、いぶきちゃん」
いぶき「なあに?あげだまくん。どうしたの?熱でもあるんじゃない」
あげだま「しゅっぽー!いぶきちゃん…!」
佐藤・田中・ツリパン「えらやっちゃえらやっちゃよいよいよいよい!」
麗「おーっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほっほ!」
あげだま「うるせえな、もう!せっかく良いムードだったのに!」
いぶき「そうよ、そうよ!」
あげだま「え」
いぶき「…///」
佐藤・田中・ツリパン「えらやっちゃえらやっちゃよいよいよいよい!」
麗「やめい。お前たち、勝手に私のビーチに入って。デレデレデレデレと。はちみつ入りの納豆じゃあるまいし。
勝手にムード盛り上げちゃってふざけるんじゃないわよ、全く!お腹のラッパがプーですわ!」
ツリパン「やい、お前たち!ここの線からこっちは女王さまの浜辺だぞ!分かったらとっとと出てけ!」
あげだま「ふーんだ!くどくどうるせえこと言いやがってよ!出てきゃあいいんだろ!出てきゃあ!
だいたいお腹のラッパがプーってなんだよ」
いぶき「なんだよ」
麗「まあ、小学生のくせに手なんか繋いじゃって。田中」
田中「はい」
(ピッ)
あげだま・いぶき「うわああ!!」
ワープ郎「あげだま、いぶきちゃん大丈夫か!?(ビックリハテナ)」
0449名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 15:14:40.61ID:???
麗「おーっほっほっほっほっほ!砂もしたたる良い男と良い女ですわ」
あげだま「ムカーッ!良い男は怒ったー!あらー!どわぁ」
いぶき「あげだまくん!」
ワープ郎「あげだま」
麗「おーっほっほっほっほっほ!金網に電流を流したのを言い忘れてました」
いぶき「麗さん!いくら何でもあんまりだわ!」
麗「そんな目にあいたくなかったらつまらない意地など張らずに島民になって私にひざまずいたほうがよろしくってよ」
あげだま「だ、誰がお前なんかにひざまずくかよ」
麗「(いきがっていられるのも今のうちよ。どんなことしてでもひざまずかせてみせますわ)
帰りますわよ。おーっほっほっほっほっほ!」
あげだま「く、くっそー」
0450名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 15:30:05.29ID:???
オカメ「お爺さん、待ってくださいな」
エビ天「カメさんや。島にはホテルがあるんじゃから、荷物をそんなに持ってくることないじゃろが。まったく」
オカメ「そんなこと言ったって私、どうもホテルの食事が苦手でしてねえ。
やっぱり日本の神様なんですから、お釜で炊いたご飯に梅干しとお新香がないとねえ」
エビ天「あら、九鬼雷蔵じゃないの?」
オカメ「お爺さん、目指す方向も同じですよ」
エビ天「九鬼雷蔵も麗さまアイランドへ行くんじゃないかのう」
オカメ「やっぱり寂しい食事をしたんでしょうね」
エビ天「これは好都合じゃ。カメさん」
オカメ「ほんに」
0451名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 15:36:02.94ID:???
ケンサク先生「全然釣れんなー」
ワープ郎「おかしいな?(ハテナマーク)昨日あんなに釣れたのに。(マル)」
あげだま「あーあ、このままじゃいぶきちゃんやひとみ先生を飢えさせることになっちゃうよ」
佐藤・田中「(ブクブク)」
0452名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 15:40:50.45ID:???
麗「おーっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほっほ!」
女性生徒A「さすがに九鬼財閥がつくった遊園地だけあってすごいわねー」
女子生徒B「でも全然ガラガラなのに列をつくらなきゃいけないなんて変よね」
男子生徒A「仕方ないよ。麗さま憲法でどんな乗り物でも女王さまより先に乗るのは禁じられてるんだもん」
麗「おーっほっほっほっほっほ!」
0453名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 16:03:34.13ID:???
あげだま「ごめん、一匹も釣れなかったよ」
いぶき「謝らなくてもいいわよ」
あげだま「うん、でもなあ。どうしようか。ん」
あげだま・いぶき・ケンサク先生・ひとみ先生「ああ…!」
麗「おっほっほっほっほ。こちらに来れば、いつだって美味しい料理が食べられますわよ」
いぶき「あげだまくん、気にすることないわよ。ジャングルに入れば、バナナやパイナップルがあるわ」
ケンサク先生「行こう、あげだま」
あげだま「よーし」
麗「それでは、私たちもジャングルクルーズとしゃれこみましょう」
0454名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 16:44:56.68ID:???
麗「この辺りは、うちのバナナやパイナップルの木から美味しい実を盗もうとする悪党がいますから、みなさんで退治しましょうね」
PC郎「さあさ、みんな一組ずつ取ってえな」
ツリパン「あ、女王さま、さっそく現れました」
麗「ふふ、撃ち方よーい」
男子生徒A「あ、あれはあげだま達じゃないか?」
クラスメイト達「えー」
女子生徒A「ほんと?いくらなんでも先生やクラスメイトは撃てないわ」
麗「何ですって?PC郎。麗さま憲法第二条を教えてあげなさい」
PC郎「へい。女王さまには絶対服従せなあきまへん。それが出来んもんは牢屋に入ってもろて一生この島で暮らしてもらいまっせ」
麗「さあ、撃つのよ。撃てー!」
あげだま「なに!う、う、うわあ」
ケンサク先生「なんだなんだ」
ひとみ先生「ああ」
いぶき「いやあー」
麗「おっほっほっほっほ。この辺りの果物も全て私のものですわ。泥棒は許しませんことよ」
あげだま「完全に頭に来た!」
ケンサク先生「あ、あげだま!」
あげだま「あーああー」
麗「ふん!」
あげだま「ああー」
麗「ふっふっふっふ。お可哀そうに。お腹を空かせたワニの餌になるのね」
あげだま「ぶはっ。いーっ。ワ、ワニー!ワニ―!た、助けて!」
0455名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 16:51:52.88ID:???
麗「おーっほっほっほっほっほ!」
クラスメイト達「わあ…」
ワープ郎「あげだま、今行くぞ。アクアモード変換!」
あげだま「うわあー」
麗「おのれ、あげだまどこ行った!」
いぶき「あげだまくん!」
麗「何!…あーちょっと、わあー」
田中「女王さま」
麗「きゃー。ワ、ワ、ワ、ワニ―!」
田中「ど、どうしよう」
鈴木「何とかしろよ」
田中「だってワニが。お前こそ何とかしろ」
鈴木「そんなこと言ったって。佐藤寝るな」
佐藤「ぐがあ」
麗「く、く、来るな。あっち行け。あ…あ」
一同「わあ…」
0456名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 17:31:01.13ID:???
麗「ったく。お爺様がいらっしゃらなかったら、天国にいってるところでしたわ」
雷蔵「佐藤、田中、鈴木。お前たちが付いていながら一体何事じゃ」
佐藤・田中・鈴木「申し訳ありません」
麗「お爺様、その三人は悪くありませんわ。ただ無能なだけです。こうなったのもみんなあげだまたちのせいよ」
ツリパン『女王さま、大変です』
麗「ん?」
ツリパン『親衛隊を除いた島民たちが全員あげだまたちのところへ行ってしまいました』
麗「なんですって!?どういうことよ」
ツリパン『それが、その、みんな女王さまのワガママぶりにはついていけないと』
麗「く…」
ツリパン『うわ』
PC郎「先生やクラスメイトを弓矢で撃ったんがちーっとばかりやり過ぎでしたんや」
雷蔵「うむ。まだ二日も経っておらんのにこのザマではのう。麗にはまだまだ支配者の修行が足りんのう」
麗「これもみんなあげだまたちが悪いのよ!お爺様、もう女王さまはやめましたわ!」
雷蔵「何?どうするというんじゃね」
麗「私、復讐の鬼と化しますわ。佐藤、田中、鈴木」
佐藤・田中・鈴木「は、はい」
麗「大至急、サバとイノシシと湿布薬を集めてらっしゃい」
0457名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 17:48:44.11ID:???
麗「サバとイノシシと湿布薬は入ってるわね」
佐藤・田中・鈴木「はい」
雷蔵「麗、そんなものを合成マシーンにぶち込んでどんな合成獣をつくるつもりじゃ?」
麗「まあ、見ていてください。お爺様」
鈴木「お嬢さま、今日は誰がマシーンの中にはいるのですか?」
麗「…ふっ」
佐藤・田中・鈴木「うわあ」
麗「安心しなさい。今回は私が入ります」
佐藤・田中・鈴木「お、お嬢さま!」
雷蔵「麗!」
麗「私は偉大なる九鬼家の偉大なる一人娘。ノットリダマス13世です。
ここまで庶民に侮辱されて黙ってる訳にはいきません。
私自ら合成獣になって、あげだマンやあげだまたちをけちょんけちょんにやっつけてみせますわ。とう!」
雷蔵「おお、完成しよったぞ」
鯖亥張「サバとイノシシと湿布張り薬を合わせてサバイバルですわ。シーッシッ」
佐藤・田中・鈴木「うわあ」
鯖亥張「シーッシッ」
田中「ひ」
鯖亥張「シーッシッ」
田中「いてえー!!」
佐藤・鈴木「いたそー」
鯖亥張「どう?お爺様」
雷蔵「見事じゃ。素晴らしい湿布攻撃じゃ」
鯖亥張「それでは行ってまいります。シーップップップップップップ!」
0458名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 18:06:42.75ID:???
あげだま「もぐもぐもぐ」
ケンサク先生「あはははは。うまいうまい」
あげだま「たあ。まさかここでご飯が食べられるとは思わなかったぜ」
ワープ郎「これもみんなエビ天さまとオカメさまのおかげだ。(マル)」
オカメ「ねえ、お爺さん。重かったけど持ってきて良かったでしょう」
エビ天「ええ、そうじゃのう」
いぶき「あげだまくんたち、何こそこそ話してるの?」
あげだま「ああ、べ、別に何でもないよ」
ワープ郎「そうだ。(マル)」
ひとみ先生「みんなも九鬼さんのところからこっちに来たし、サバイバル生活が楽しくなるわね」
ケンサク先生「ええ、食べ終わったら我々もパイナップル割りをしましょう」
あげだま「なんだあれは!」
鯖亥貼「シーップップップップップップ!」
ワープ郎「合成獣だ。(マル)」
あげだま「また出やがったか」
鯖亥貼「シーッシッ。シーッシッ。シーッシッ。シーッシッ。シーッシッ。シーッシッ」
クラスメイト達「うわあ」「いたいよー」
鯖亥貼「シーップップップップップップ!」
あげだま「くっそー、ハートパンツめ。行くぞ、ワープ郎!あげだマンに変換だ!あ、どうした。ワープ郎」
ワープ郎「ずっと充電してなかったから、バッテリーが切れた…」
0459名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/07/24(月) 18:19:17.51ID:???
あげだま「ワープ郎!」
いぶき「あー!離してー!いやあー!」
鯖亥貼「ぎゃあぎゃあうるさいわね。まったく」
あげだま「ど、どうしよう。あの、ど、ど」
鯖亥貼「どうだどうだ。シーップップッ」
あげだま「いぶきちゃんに何をする!くらえ、あげだまキーック!あら」
鯖亥貼「シーップップップップップップ」
オカメ「あらあらどうしましょう」
エビ天「困ったのう」
ケンサク先生「大事な生徒たちをこんな目に合わせるなんて、許さん!」
鯖亥貼「ちょこざいな。シップ!」
あげだま・いぶき「うわあー!」
オカメ「お爺さん、あれですよ」
エビ天「よっしゃ」
エビ天・オカメ「とう!」
あげだま「ワープ郎!」
ワープ郎「力が…力がみなぎってきたー!」
ケンサク先生「あれ、あれれれ」
ひとみ先生「ケンサク先生を離しなさい!こら」
鯖亥貼「シーップ!
ケンサク先生・ひとみ先生「わあー!」
鯖亥貼「連続シーップ!」
ひとみ先生「ケンサク先生なんとかしてください」
ケンサク先生「でもちょっと幸せ」
あげだま「ワープ郎」
ワープ郎「充電完了。もう大丈夫だ。(マル)」
あげだま「よーし、あげだま変換だ」
0460名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/24(月) 18:25:12.84ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0461名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/24(月) 18:36:08.77ID:???
鯖亥貼「だいたい片付いたようだわね。シーップップップップップップ」
あげだマン「はっはっはっはっはっは」
鯖亥貼「サバ?」
あげだマン「大宇宙に光あり。光あるところ正義あり。悪は闇を呼び、闇あるところ必ず正義の光現れる。
見参!光と気合の戦士、あげだマン。てやあ!」
鯖亥貼「いて!おのれー!シーッシッ。シーッシッ。シーッシッ。シーッシッ」
あげだマン「あ、ほらほら!よっと。ほら、どうしたどうした。ちっとも貼られないぜ」
鯖亥貼「湿布薬が切れたー」
あげだマン「バカじゃねえの?じゃいっぺんに剥がしちゃお。それ」
鯖亥貼「ぎゃあ」
麗「きゃあーー」
あげだマン「やったぜ」
ワープ郎「今回は簡単だった。(マル)」
あげだマン「所詮ヒーローの敵ではなかったということさ。イエーイ」
0462名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/24(月) 18:44:07.55ID:???
ひとみ先生「色々と大変でしたね」
ケンサク先生「ええ。でもまあ、あの湿布薬のおかげで肩こりが治りましたよ。ははははは」
いぶき「あんなに遠くの島にまであげだマンが来てくれるとは思わなかったわ。
あげだマンってどこにいても私たちを守ってくれるのね」
あげだま「そ、そうね。ははは」
雷蔵「麗よ。結局失敗じゃったのう。麗にはまだまだ支配者となるのは無理なようじゃ。修行せなばのう」
麗「(これもみんなあげだまたちとあげだマンのせいですわ。覚えてらっしゃい)
くやしー!!」
0463名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/07/24(月) 18:52:19.02ID:???
ケンサク先生「青は藍より出でて、藍より青し」
あげだま「ねえ、ちょっと、あの」
ケンサク先生「藍あるところ即参上!」
あげだま「やっぱケンサク先生だ。でも合成獣だよな。どうしよう」
麗「おーっほっほっほっほっほ!仰げば尊し。和菓子のあんこ。さあ、悪い子は徹底的にお仕置きしちゃいなさい」
あげだま「次回、ゲンジ通信あげだま。君がとっても青いから」
ケンサク先生「遠回りして帰っちゃダメだぞ」

次回

『君がとっても青いから』
0464名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/07(月) 14:02:43.25ID:???
麗「うーん、困ったわー。一体何をすればいいんですの?
夏休みの自由研究って。
うーん…自由研究…いったい…何を…あー、もう見当も付きませんわ!
ふぇ。そう、こんな時にお父さまお母さまがいてくれたら…。
あー夏休みなんてちっとも楽しくないわ。
今の、今の私って、不幸のズンドコよー!」
0466名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/07(月) 14:16:20.58ID:???
鈴木「あっついなあ。しかし、今の俺のハートは、この降り注ぐ真夏の日差しよりも熱く燃えている。
えへへへ。十数年間あなたのことがどうしても忘れられずだって。恥ずかしー!あー!
8月7日午後3時、盛蕎麦中央公園でお待ちしていますだって―!困っちゃうなー!もう、ははー!
あれ、待てよ。8月7日って。わー!8月7日って今日じゃないか!」
雷蔵『あー佐藤、田中、鈴木。すぐ地下室へ集合するのじゃ。繰り返す。直ちに地下室へ集合せよ』
鈴木「…こういう日に限って呼び出すんだから、ったく。ん?ああ!12時10分。あと3時間もないじゃないか」
雷蔵『さっさと来んと給料カットじゃぞ』
鈴木「もう」
0467名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/07(月) 14:23:48.17ID:???
雷蔵「さあて、今回お前たちに集まってもらったのは、実は麗の宿題のことなんじゃ」
田中「しゅ、宿題?」
鈴木「そんなつまんないことで呼んだんですか?」
麗「なんですって?」
鈴木「うう」
麗「小学生にとって、宿題は大切な仕事。その仕事をおろそかにする者は人生の敗北者になるのよ!
それをつまらない事扱いした鈴木。お前はすでに負け犬よ!」
鈴木「ワオーン。俺は負け犬だ…」
麗「おーっほっほっほっほっほ!」
佐藤「普通ここまで言わないよな」
田中「ああ」
0468名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/07(月) 14:36:57.61ID:???
雷蔵「まあ余興はそれぐらいにして、それでは今回の預言に移ろうかの」
麗「はい」
雷蔵「良いか、読むぞ?未来に課せられた宿題は地球の青さを蘇らせること。
青は藍より出でて、藍より青し。藍で地球を救うべし。こうじゃよ」
麗「どういう意味ですの?」
雷蔵「つまり、これは最近流行のエコロジーのことを言っとるんじゃな」
麗「エコロジー?よく分かんないけど、地球の青さを蘇らせるなんて、とっても壮大な感じがしますわね」
田中「エ、エコロジーってなんだ?」
佐藤「さあ、よく耳にするんだけどな」
鈴木「俺、知ってる」
佐藤「お前立ち直りが早いな」
鈴木「エコロ爺っていうのはな、こーんな恰好して、
人の背中に乗っておぎゃあおぎゃあって泣きながらだんだん重くなっていくっていう怖い妖怪のことだよ」
田中「なるほど」
佐藤「それはこなき爺だろうが!」
鈴木「そうだっけ」
0469名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/07(月) 14:52:50.54ID:???
雷蔵「地球は青かった」
佐藤・田中・鈴木「?」
雷蔵「これは、アポロ11号のパイロット、アームストロング・オズマの言った言葉じゃ」
佐藤「ちょっと違うんじゃないか?」
雷蔵「いや、青かったではいかん。未来永劫青くあり続けねばならん。その為にはいったいどうするか分かるか?」
麗「…」
佐藤・田中・鈴木「…」
雷蔵「ありとあらゆる物を青くしちまえばいいんじゃ」
佐藤・田中・鈴木「だあー」
麗「すごい、すごいわ。お爺様。それこそ私にふさわしい宿題ですわ。で、で、どうすればいいんですの?」
雷蔵「まず人々から愛を集めるのじゃよ」
麗「藍を?なんでまた」
雷蔵「麗、これは何色じゃ?」
麗「青、ん?藍色」
雷蔵「その通り。青、またの名を藍色ともいう。藍色、すなわち人の愛の色じゃー」
麗「それってほんとなの?」
雷蔵「な、なんじゃ。その疑いの目は。ワシの言うことに間違いなどない。預言詞にも愛で地球を救うべしとあったじゃろう」
麗「アイで地球を?藍?愛?」
雷蔵「人々の愛でこの地球を青く染め上げる。おお、なんと荘厳な光景じゃろう。麗今回は、人から愛を吸い取る合成獣をつくる」
佐藤・田中・鈴木「ギク―ッ」
麗「でもみんな愛とは全然縁のない顔してますわよ」
田中「ず、ずいぶんな言われようだな」
鈴木「いいんだ。今日は合成獣になるとまずいし」
佐藤「そうそう。お、なんで今日はまずいんだよ」
鈴木「い、いや、今日もの間違い」
0470名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/07(月) 14:59:50.48ID:???
麗「そうだわ。ケンサク先生を使いましょう。そうしまっしょうったらそうしましょう」
雷蔵「ケンサク先生?なんでまた」
麗「だって宿題を手伝わせるんですもの。それにあの人、頭の後ろが青いし。やっぱりケンサク先生が適任ですわ」
PC郎「案外ええかもしれまへんな。あの人やったら、お三方とちごうて、エコロジーにも関心ありそうやしなあ」
雷蔵「うむ、そうかもしれんのう。それに何かというとすぐこれが青春だーと叫ぶあの青臭さは今回の作戦にピッタリじゃ」
麗「では早速ケンサク先生を連れて参ります。佐藤、田中、鈴木、行くわよ」
佐藤・田中・鈴木「は」
0471名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/07(月) 15:13:24.40ID:???
オカメ「あげだまちゃん、ご両親から小包が届いてますよ」
あげだま「父ちゃんたちから?なんだろう。あ、なんだこれ」
ワープ郎「あ、それはボクのだ。(マル)」
あげだま「あ、ワープ郎のか。ワクワクして損しちゃったよ」
エビ天「あげだま、手紙が入ってるぞい」
あげだま「あ、ほんとだ。なになに。ワープ郎のオプション、ワイヤレスマウスを送る。
これがあれば、どんなに離れた相手とも通信できる。お前が帰る時、そっちで出来た友達の誰かに渡すとよい」
ワープ郎「どうしたんだ?(ハテナ)」
あげだま「もうすぐ夏休みも終わっちゃうんだ」
ワープ郎「何言ってんだ。(マル)(まだ8月になったばかりだよ)カッコ閉じる」
あげだま「こっちの夏休みの事じゃないよ」
ワープ郎「あ。そ、そっか」
エビ天「あげだまもそろそろ帰らにゃいかんのか」
オカメ「寂しくなりますねえ」
あげだま「俺、いぶきちゃんのところへ行ってくる!」
ワープ郎「どうしたんだ、突然」
あげだま「やり残したことがいっぱいあるんだ。このままさよならなんて、絶対やだー!」
ワープ郎「ああ、待ってよ。ボクも行く。(マル)ー」
0472名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/07(月) 15:26:15.40ID:???
こだま「ねえ、遊んでよー」
いぶき「だめ」
こだま「いいじゃん。夏休みなんだからさあ」
いぶき「もう暑苦しいわね。離れてよ」
こだま「やだ!遊んでくれるまで離れない!遊んでくれないとくすぐっちゃうぞー」
いぶき「い、いーっ」
こだま「こちょこちょこちょこちょ」
いぶき「や、あははは。やーだ、くすぐったい。あははははは。やめて、こだまー。あはははは。はあ」
こだま「この券今日までなんだよ。ねえ、連れてってよー」
いぶき「駄目よ。この間の旅行で宿題がたまっちゃってるんだから」
こだま「もう遊んでくれるまでくすぐっちゃうぞ」
いぶき「ははは。やめてやめて。はははははは」
(ピンポーン、ピンポーン)
いぶき「ちょっとやめてこだま。誰かきた」
こだま「こちょこちょこちょこちょ」
いぶき「あははははは」

いぶき「もーう。離れなさいよ」
こだま「僕背後霊」
いぶき「全く」
0473名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/07(月) 15:39:34.82ID:???
いぶき「あら、あげだまくん」
あげだま「ああ、やあ」
いぶき「あげだまくん突然どうしたの?」
こだま「あ、ワープ郎。元気してた?あげだまにいじめられてない?」
ワープ郎「こだまちゃん久しぶりだ。(マル)」
あげだま「いぶきちゃん、あのさ…」
いぶき「そうだわ」
あげだま「え」
いぶき「悪いけど少しの間、こだまの相手をしていてくれない?」
あげだま「え、あ、あの」
いぶき「ちょっと待ってー。はい、後で私も行くから、それまでこだまとプールで遊んでてね。お願い」
あげだま「あ、おい。いぶきちゃん、ちょっとー!」
こだま「ちぇ、お姉ちゃんに謀られた」
あげだま「いぶきちゃん…」
0474名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/07(月) 15:52:20.86ID:???
こだま「わーい、あははははー」
ワープ郎「それそれー」
あげだま「あーあ、こだまの面倒見に来たんじゃないのになー」
ケンサク先生「プール内に乗り物を持ちこんじゃいかーん!」
あげだま「ん、この声は?」
ケンサク先生「なんだ。あげだまじゃないか」
あげだま「なんだケンサク先生。こんなとこで何やってんの」
ケンサク先生「見てのとおりプールの監視員だ」
あげだま「あれー。学校の先生ってアルバイトしてもいいんだっけ?」
ケンサク先生「ギクッ。バ、バカ。こ、これはアルバイトじゃなくてボランティアだ!」
???「きゃー」
あげだま「あー女の人が溺れてる!」
ケンサク先生「待ってろ!今助けるぞ!たあ!」
0475名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/07(月) 20:15:40.29ID:???
あげだま「九鬼コンツェルンの崩壊。それは、ある日突然に起こった。
行くあてもなく彷徨う雷蔵と麗に明日はあるのだろうか。
そしてこの事件は、恐ろしいほど感動的な結末へと、向かっていくのである」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。雷蔵、七転び八起き」
麗「お爺様、私たちはいつも栄光の道を進んでいくだけですわ!」

次回

『雷蔵、七転び八起き』
0476名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 16:12:35.96ID:???
オカメ「あげだまちゃん、朝ですよ。起きなさい。今日は登校日ですよ」
エビ天「カメさんや。あげだまならとっくに出かけたぞい」
オカメ「えー」
エビ天「やはり両親からのワープロ通信が、相当こたえとるみたいじゃのう」
オカメ「ヒーロー星の夏休みも、もう終わりなんですね」
エビ天「少しでも長く友達の顔を見ておきたいんじゃろう」
オカメ「それでご飯も食べず出ていったんですね」
あげだま「(そうなんだよな。もうすぐみんなとお別れなんだよな)」
0479名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 16:50:23.86ID:???
雷蔵「…」
田中「一体どうなってんだ」
佐藤「さあ」
雷蔵「ここにお前たちを集めたのは他でもない」
佐藤・田中・鈴木「………」不安
雷蔵「娘夫婦が世界中を飛び回っておることはよく知っておるじゃろう?」
鈴木「はい、お留守がちなので、実際の業務はお二方ともほとんど人任せだとか」
佐藤・田中「ああ…おい!」
雷蔵「その人任せがまずかったのじゃよ」
田中「と、いいますと?」
雷蔵「みな好き勝手に土地を買いあさり、次々とビルを建てたまでは良かったんじゃがのう。
バブルがはじけて、たちまち土地の値段は下がるわ、借金はかさむわでクビが回らなくなってしまったのじゃ」
田中「と、いいますと!」
雷蔵「つまりじゃ。我が九鬼コンツェルンは…」
佐藤・田中・鈴木「………」
雷蔵「大破産した」
佐藤・田中・鈴木「だあ…」
PC郎「お三方には寝耳に水っちゅうことはよーう分かっておま。
しかし金持ちの見栄言いますか、今まで隠してきたんやけど、とうとうごまかしきれんようになってもて」
雷蔵「ごほん」
PC郎「!」
雷蔵「とまあ、手っ取り早く言ってしまえば、そんなところなんじゃよ。ああ、娘夫婦なら探しても無駄じゃ。
あいつらひと月前から行方が知れん」
(ドンドンドンドン、ドンドンドンドン)
佐藤・田中・鈴木「わー!」
税務署の人A「差し押さえです!気の毒だけどこの家のものは全て借金のかたに取らせて頂きますよ」
PC郎「ダーさん、このままではノットリダマスはんの預言書まで取られてしまいまっせ」
雷蔵「うぬう…」
税務署の人A「返事がないから勝手に入りますよ」
PC郎「さあ、はよう!ここは逃げの一手でっせ!」
雷蔵「よし、PC郎。への八番ゲートオープンじゃ!」
0480名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 17:02:53.46ID:???
雷蔵「皆の者、ワシに続け。あいよー」
PC郎「ほい」
佐藤「こ、こんなもんいつの間に」
税務署の人A「開けなさい!よし、踏み込むぞ!」
雷蔵・PC郎・佐藤・田中・鈴木「わーー」
税務署の人たち「せーの」
PC郎「預言書、リムジン、合成マシーンさえあれば、こっちのもんやで!」
鈴木「まるでロボットアニメみたい…」
税務署の人A「遅かったか。お、なんだ。どうした?あぎゃ」
雷蔵「わーっはっはっはっは。どうじゃーい。恐れ入ったか。ノットリキング、発進!」
税務署の人A「もーう、返せー!戻せー!」
税務署の人B「そうだー!返せー!戻せー!」
雷蔵「佐藤、ジャンプが足りなかったようじゃのう」
佐藤「そういう問題でしょうか」
雷蔵「そういえば麗は今ごろどうしてるかのう」
0481名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 17:16:58.42ID:???
麗「くっ…こ、こんなもの」
親衛隊員A「おほん。それはがしたらまずいよ」
親衛隊員B「今の九鬼にはこっちがお似合いだ」
麗「み、みかん箱。冗談じゃないわ!私にこんなもの使えっていうんですの!?」
親衛隊員A「うるさいなー。偉そうに」
親衛隊員B「もう九鬼コンツェルンは破産したんだろう?屋敷だって追い出されたくせに」
麗「なんですってー!ああ!」
ツリパン「こら!麗さまに何てことを!」
親衛隊員A「はん、何が麗さまだ」
親衛隊員B「今日限り親衛隊はやめだ」
麗「ツリパン、あんなこと言わせておいていいんですの?」
ツリパン「は、はい。こらー!みんな謝れ」
親衛隊員B「ふーんだ」
親衛隊員A「ふーんだ」
いぶき「ひどいわ。麗さんが可哀相」
麗「同情はまっぴらですわ!」
いぶき「!」
麗「私この机と椅子が気に入りましたの。ほっといてくださらない?」
あげだま「麗らしくないぜ」
麗「?。いたい!ちょいとあげだま乱暴ですわよ。?」
あげだま「麗は麗でいて欲しいんだよ!」
いぶき「今日のあげだまくん、何だか変」
0482名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 17:28:25.76ID:???
麗「?」
あげだま「食えよ」
麗「…。迷惑ですわ。私は美容と健康のためにこういうお弁当に変えたんですのよ。麗、帰るッ!」
あげだま「麗!いぶきちゃん」
いぶき「そっとしてあげたほうがいいわ」
あげだま「うん、そうだね。じゃいぶきちゃんこれ食べて」
いぶき「いっ!いいわよ」
あげだま「受け取ってくれよ。俺、いぶきちゃんに食べて欲しいんだ」
いぶき「あは(やっぱり、今日のあげだまくん。変)」
0484名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 17:36:46.28ID:???
麗「これからどうしますの?」
雷蔵「まあさしあたっては、お前ら三人をクビにすることじゃな」
佐藤・田中・鈴木「えー!」
雷蔵「さらに、誰かの家でワシらの面倒を見ると」
鈴木「そ、そんな」
麗「何がそんなですか?今まで大事にされたんだから当然のことですわ」
佐藤「納得いかねえなあ」
0485名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 17:42:57.10ID:???
佐藤の嫁「なんでクビにされた挙句に、居候三人もおいてやらなきゃいけないのよ!サクっと追い返しなさい!」
佐藤「いやいや。そういうことなので」
雷蔵「なんという恩知らずじゃ」
佐藤「旦那様…みんな…」
佐藤の嫁「あなた!」
佐藤「お、はいはい。鍋子」
田中の嫁「なんでクビにされた挙句、居候三人もおいてやらなきゃいけないのよ!」
田中「佐藤のところと同じでしたね。あら…旦那様、13年間、本当にお世話になりました」
0486名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 17:57:15.35ID:???
鈴木「あーあ。結局俺のところになっちゃうんですね」
雷蔵「なんじゃ。もう最後か。鈴木おかわりはないのか?ワシ特上寿司が食べたいんじゃがなあ」
PC郎「魚介類でいくんなら、締めにキャビア乗せたお茶漬けっちゅうのもあっさりしててええ思いまへんか?」
雷蔵「おお、それもうまそうじゃのう。よし、鈴木。キャビアの茶漬けも追加じゃ」
麗「もーう、電車がうるさいんですわよ。ちょいと行って止めてきなさい」
鈴木「あ、あのねえ」
PC郎「我慢我慢。ここで逆らうとボーナスの査定に響きまっせ」
鈴木「うりゃ」
PC郎「アウチ!」
鈴木「いいですか?今まではいちおうはお世話になったんだから、この部屋に居てもらっても構いません。
だけど、ワガママはやめてください!」
麗「なんですの?その生意気な口の利き方は」
雷蔵「まあまあ麗。確かに鈴木の言う通りだ。置いてもらえるだけで、ありがたいと思わねばなあ」
鈴木「分かればいいんです」
雷蔵「ところで鈴木。特上寿司はまだかなー」
鈴木「だあー」
0487名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 18:05:33.30ID:???
田中「ごめんな。お前ひとりに押し付けたくなかったんだけど」
佐藤「こらーそこの電柱男」
田中「ギクッ。どわあー」
佐藤「再就職の当ては見つかったか?」
田中「佐藤」
佐藤「へっへっへ。何だかほっとけなくてな」
田中「俺もさ」
佐藤「いいやつだな」
田中「お前こそ」
0488名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 18:19:52.31ID:???
田中「この傷は麗さまだ。度重なる失敗に、怒りに任せて蹴り飛ばしたときのだなあ」
佐藤「おかげで助手席のドアは半分しか開かなくなっちまったけどな」
田中「これが墨梟のときにこすった跡、こっちがア〜熊のとき。ん?」
佐藤「どうした?」
佐藤・田中「お、わーー!!」
佐藤「こ、これは金…!」
田中「ほ、本物だ!黄金で出来たリムジンだ!」
雷蔵「こらー!ワシのリムジンに何をしとるか!」
佐藤・田中「げげっちょー!」
佐藤「だ、旦那様」
田中「いつの間に」
麗「お爺様、これで御の字だわ。リムジンが黄金で出来ていたとはとんと存じませんでした」
雷蔵「あっはっはっは。恐れ入ったか。実はワシもとんと忘れておったわ」
麗・PC郎・鈴木「ズコ」
PC郎「と、とにかくこれを元手に一気に借金返済や。まずは株式市場に進出でっせ」
雷蔵「よし、頼んだぞ。PC郎。これで九鬼家は大復活じゃ」
佐藤「聞いたか?」
田中「これで職安に通わなくて済むぞ」
雷蔵「誰がまた雇うと言った?」
佐藤・田中「えー」
麗「当然ですわよ。この私たちに門前払いをくわせた罪。思い知るがいいわ。おーっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほっほ!
鈴木「恐るべし」
0489名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 18:22:54.12ID:???
あげだま「ユッケ」
いぶき「ビビンバ」
あげだま・いぶき「あはははははは」
あげだま「ん?」
いぶき「あー!」
あげだま「そういえば」
0490名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 18:30:29.71ID:???
ワープ郎「株で大儲けして、土地を買いまくってるらしいよ…(テンテンテン)」
いぶき「でも、九鬼家も元に戻ったみたいだし、良かったじゃない」
あげだま「うん。でも、町中が九鬼家のものになったらどうしよう」
雷蔵「どうじゃ。ワシの力を思い知ったか」
麗「お爺様、ビックですわ」
雷蔵「わっはっはっはっは。これで九鬼コンツェルンは前以上の力を取り戻したぞ」
鈴木「これで白鳥さんに顔向け出来る。ありがてえ」
PC郎「大変やでえ」
麗「コロコロピ」
PC郎「株が値下がりして大損や。もう九鬼コンツェルンの財産ゼロでっせ」
0491名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 19:12:51.71ID:???
麗「また、元に戻ってしまいましたわね」
雷蔵「うむ」
雷蔵・麗・鈴木「ああ」
鈴木「ああ、懐かしいな。こっちに出てきたとき持ってきたんだ。成功したらもう片方の目を入れようと思ってさ」
麗「何度倒しても起き上がるんですわね」
雷蔵「七転び八起きじゃな。待てよ。ご先祖様の大預言にも確か。えーっと、あったあった。
不幸な大王、バブルがはじけても七転び八起きで意外な復活をし、天下にその名を轟かせるなり」
鈴木「でも、意外な復活というところが気になりますが」
雷蔵「これは意外に早くとか意外に簡単にとかそういう意味に違いないぞ。
ダルマとタニシと旧一万円札を用意せい。今回はワシが合成マシーンに入る。
やはり復活する以上は、このワシが九鬼家の歴史に燦然と輝く功績を残さねばならんぞ」
麗「お爺様が燃えている」
鈴木「燃えちゃう」
0492名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 19:17:24.91ID:???
ダルマ太子「ワシの帽子は金属探知機となっておるんじゃ」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほ!さすがお爺様。これが成り上がりパワーなのね」
鈴木「転んでもタダでは起きないとはこのことだ」
ダルマ太子「おお、目的は近いぞ」
怨夜巫女「まあ、ひょっとすると埋蔵金かしら」
0493名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 19:21:19.79ID:???
怨夜巫女「だいぶ深く掘れましたわね」
ダルマ太子「黄金リムジンの屋根ぐらいにはなるかのう」
いぶき「あ、やーだ。明日までの宿題なのに」
「なんだよこれー」「真っ暗だー」
怨夜巫女「偶然とはいえ、発電所の施設を破壊するとはお爺様は天才ですわー」
0494名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 19:24:47.64ID:???
ダルマ太子「温泉を掘り当てた。ここをノットリ温泉と名付けるのじゃ」

怨夜巫女「今度は石油よ。私たち石油王ですわー」
鈴木「ここは、ガソリンスタンド」
0497名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 19:38:04.27ID:???
あげだマン「はーっはっはっはっはっは。はーっはっはっはっはっは」
怨夜巫女「ん?なんだなんだ。このどこか知能指数の低い笑い声は」
ダルマ太子「ここ掘れダルマ」
あげだマン「見参!気合の戦士あげだマン」
ダルマ太子「ダルマライトニングスクリュー!」
あげだマン「たあー!」
ダルマ太子「わーこっちへ来る来る。どうしたらいいんじゃい」
怨夜巫女「もう、お爺様ったら。振り落とせばいいんじゃありませんのよ!」
あげだマン「うわー」
怨夜巫女「ざまあありませんわね。そのまま振り落とされておしまいなさい。あら」
ダルマ太子「強く引っ張るとダメだったようじゃのう」
あげだマン「おう、チャーンス。あげだマンショット。乱れ撃ち」
怨夜巫女「あ、あ、あー」
ダルマ太子「巫女よ」
あげだマン「もう町の人々に迷惑かけないと誓え。げっ。(ドタッ)」
怨夜巫女「お、お前たちは」
0498名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/11(金) 19:58:12.27ID:???
やられ2号(佐藤)「久しぶりです、やられ2号」
やられ3号(田中)「やられ3号」
ダルマ太子「お前らをクビにしたワシらを助けに来てくれたんじゃな」
やられ3号「さあ、今のうちに逃げるんです!」
ダルマ太子・怨夜巫女「(ズコーッ!)」
怨夜巫女「何を言うの!大勢で囲んでしまえばこんなコロコロプーへでもないわ!」
ワープ郎「はははは、コロコロだって」
あげだマン「コロコロプー?プー。言いたいことはそれだけか!」
怨夜巫女「ああ…」
やられ2号「お願いです!」
怨夜巫女「!」
やられ3号「生きてさえいれば、いつの日かお家を再興することもできます」
やられ2号「その日のために、どうかお命を粗末にしないでください」
やられ3号「どうか平に」
やられ2号「平に」
やられ2号・3号「平に平に平に」
あげだマン「今から10数える間に俺の前からいなくなれ!いーち、にい、さーん!」
怨夜巫女「なんですって!」
ダルマ太子「巫女よ」
あげだマン「ふっ、決まったぜ。しい、ごー」
怨夜巫女「ふん、いい気なもんだわ。全く、このてんやわんやの出たがりオヤジガキが」
あげだマン「てんやわんやの出たがりオヤジガキ」←それは図星
やられ2号「あわあわわ」
やられ3号「せっかく上手く行ってたのに」
あげだマン「怨夜巫女ー!」
怨夜巫女「あ…あわわわ」
あげだマン「人の好意を無にするやつめ!俺はー!ゆるさーん!!」
雷蔵「ヒーローが私情で戦ってもいいのかよー」
怨夜巫女「きゃーー」
0499名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/11(金) 20:11:11.38ID:???
雷蔵「ではここでお別れじゃな」
鈴木「はい、旦那様もお嬢さまもお元気で」
佐藤・田中「おーい!おーい!」
鈴木「?」
佐藤「旦那様。若奥さまたちからご連絡です」
雷蔵「なんじゃと?こら!お前たちのせいでワシらはな!
なに!武田と徳川とナポレオンの埋蔵金を掘り当てたじゃと!?それで?ふむふむ」
鈴木「やったー!これで再就職だー!」
雷蔵「よし、分かった。これからは固く地道に生きねばならん」
麗「とおっしゃると?」
雷蔵「もちろん、固く地道に世界征服じゃ」
佐藤・田中・鈴木「(ズコーッ!)」
0500名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/11(金) 20:18:46.48ID:???
ワープ郎「あげだま、変なヤツが現れたぞ!(ビックリ)」
あげだま「ただでさえこの町はおかしなやつが多いって言うのに。ああ、こいつらは何かありそうだぞ」
麗「何言ってんのよ。ただのアンポンタンですわ」
あげだま「ああ、そりゃそうだ。お前よりおかしなやつがいるはずないもんなー」
麗「なんですって!」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。恐怖の大王、現る!」
麗「何なの。この胸騒ぎは…」

次回

『恐怖の大王、現る!』
0501名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/11(金) 20:25:07.04ID:???
麗「♪

クレオパトラも 楊貴妃も
小野小町も メじゃないわ
日本舞踊 ピアノ バレエ
趣味も 超一流だわ

車 おだしなさいッ
鈴木「ったく、うるせえなもう!」
のどがかわいたわッ
佐藤「冗談じゃないぜ」
今度 しくじれば
田中「やってらんねえよ!」
クビよ クビ

完全無欠の まさに女王さまよ
世界中の男が この美貌のとりこ

おーっほっほっほっほっほ!」
田中「麗さま、救急車来ました」
0504名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/13(日) 17:59:06.64ID:???
いぶき「お願い、あげだまくん。行かないで」
あげだま「俺だって出来れば行きたくないよ」
いぶき「だったら、なぜ?」
あげだま「それは…」
ワープ郎「(それは言えないんだ)カッコ閉じる。勘弁してあげて、いぶきちゃん」
あげだま「そうなんだ。今はまだ言えないんだ」
いぶき「まだ言えないって、どうして?」
あげだま「そこがヒーローの辛いとこなんだよ。いぶきちゃん。ごめん」
いぶき「あげだまくーん!…あっ!」
あげだま「いぶきちゃん!」
いぶき「あげだまくん!」
あげだま「ごめんよ。いぶきちゃん。辛いけど、しょうがないんだ…!」
0505名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 18:29:04.57ID:???
いぶき「あげだまくん。ちょっと」
あげだま「辛いけどしょうがないんだ…いっ、ああ、いぶきちゃん、ごめんよ。どうしても行かなきゃならないんだ!」
クラスメイト達「えー」
いぶき「あ、あげだまくん」
あげだま「あらー、あー!いぶきちゃん。おはよう」
いぶき「ねえ、行かなきゃならないってどこかに行くの?」
あげだま「え。あ、ば、ばははは。こっちのことさー」
ワープ郎「あげだま、またあの夢を見てたんだね。(マル)」
あげだま「うん」
ケンサク先生「コラ―!あげだま!さっきから何やってんだ。授業中だぞ、授業中」
あげだま「あーあははは。ご、ごめんなさい」
ケンサク先生「ごめんなさいで済むか。先生が今何て言ってたか答えてみろ」
あげだdま「なんて言ってたの?おせーて。ねえ、おせーて」
ケンサク先生「コラ―!自分で答えろ!」
あげだま「は、はい!え、えーと」
ワープ郎「(自信もって堂々と答えれば何とかなるもんだ)カッコ閉じる」
あげだま「うん、分かった。自信!自信!自信だー!」
ワープ郎「違うだろ」
ケンサク先生「なんだ、あげだま。ちゃんと聞いてたんじゃないか」
あげだま・ワープ郎「は」
ケンサク先生「そうだ。先生は今、地震の話をしてたんだ」
あげだま「あ、地震。ああ、そ、そうでしたねー」
ケンサク先生「では話を続ける。いざ地震が起こったとしよう。原田、お前ならどうする」
ツリパン「は、はい。えーと。麗さま、どうしましょう」
麗「んーそうねえ。私だったら例えこの大地が裂けようと助かってみせます」
ケンサク先生「ビックラマーク。あのな、九鬼。天災は忘れた頃にやってくるもんだ。備えあれば憂いなしだぞ」
麗「あーら、私の家は地震雷火事親父何が来たってビクともしませんわー。おーっほっほっほっほっほ!」
ワープ郎「すごい自信だ!(ビックリマーク)」
あげだま「いつもながら呆れちゃうぜ」
ツリパン「そうですよ。麗さまの家は大きくて立派で頑丈で品が良くて値段が高くて天井も高くて、池は深いわプールもあるわ、
電気仕掛けで色々動くわ、動くと言えばボタンひとつで…」
0506名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 18:35:00.11ID:???
ワープ郎「どうしたの?あげだま」
あげだま「え。ああ、あっという間に夏になっちゃったな、ワープ郎。
油断してると、夏休みなんてあっという間に終わってしまうんだよな」
0508名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 18:54:27.04ID:???
雷蔵「んー、ちっとも当たらんじゃないか!」
佐藤・田中・鈴木「旦那様!」
雷蔵「ご先祖様の預言書に間違いはないはずなのに、あーワシはどうすればいいんじゃ」
田中「旦那様、いつか言おうと思ってたんですけど」
雷蔵「なんじゃ」
田中「そろそろ潮時なのではないでしょうか。その預言書は百害あっても一利なし。当てにするのはもうやめにしましょう」
佐藤「そうだよな。合成獣つくるのに無駄金使うより」
鈴木「俺たちのボーナス上げて欲しいよな」
PC郎「聞いたでー」
佐藤・田中・鈴木「わー出た!」
PC郎「あんたらダーさんに意見する立場かいな」
佐藤「何言ってんだ!預言書は間違ってるって言い出したのはお前じゃないか」
PC郎「違いま!問題はそないやことやない!」
佐藤「なに!?」
PC郎「預言書がまちごうとるとしてもダーさんが正しいと信じてはるんなら、ワテらもそれに従うしかないやろ!どや!」
佐藤「そ、それは…」
PC郎「ダーさん、弱気はいけまへんで。弱気は」
雷蔵「しかしワシは死ぬほど苦労して預言書を解読しとるのに、結果はいつもままならんではないか」
PC郎「ほなら、今日はこのワテが解読しますさかい」
雷蔵「ああ、頼むわ」
PC郎「神童現る。始めは純真にして無垢」
雷蔵「なに、しんどうじゃと?」
0510名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 19:03:38.47ID:???
雷蔵「おお、なんじゃ。揺れとるようじゃな」
佐藤・田中・鈴木「わあ、地震だ!」
雷蔵「大地が震動しておる。おおそうか、震動とは、まさしくこのことに違いない」
PC郎「あのなあ」
雷蔵「震動じゃ、震動じゃ!見ろ、PC郎!大地が震動しておるぞ!」
PC郎「まあ、ええか」
0511名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 19:06:29.47ID:???
クラスメイト達「わー!」
ケンサク先生「みんな落ち着け。落ち着くんだ。わあ」
麗「おっほっほっほ。皆さん、何をそんなにてんやわんや」
0512名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 19:18:44.16ID:???
男子生徒A「収まったみたいだぞ」
クラスメイト達「なんだよこれー」
ケンサク先生「おい、九鬼。大丈夫か」
麗「心配ご無用。これは超合金ジャパニウムでできてる装甲シャッターです」
ケンサク先生「うーん、その机にはそんな仕掛けがあったのか」
麗「これこそ究極の備えあれば憂いなしですわ。おーっほっほっほっほっほっほっほっほ!」
ケンサク先生「なんか釈然としないが、まあいいか。今日の夏季特別補習授業はこれまでとする」
女子生徒A「あ、先生。体育館から煙が」
ケンサク先生「なに!?ああ!どうしたんだこりゃ!」
あげだま「あれは体育館の裏側だな」
いぶき「倉庫の辺りね」
0513名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 19:39:53.41ID:???
雷蔵「バカもん!」
佐藤・田中・鈴木「ああ」
雷蔵「こういうことじゃろうが。ワシがこんな単純な間違いすると思ってたのか。のう、PC郎」
PC郎「そ、そうですとも」
雷蔵「ところでPC郎、さっきは途中までじゃったな。預言書」
PC郎「そうでしたな。では最初から読みまっせ。神童現る。始めは純真にして無垢であるが、リンゴを食らい知恵をつけ…おや」
雷蔵「どうした、PC郎」
PC郎「リンゴを食らい知恵をつけ恐怖の何とかとなる。恐怖の何になるのかインクで汚れてよう見えまへんのや」
雷蔵「今の地震でインクが」
PC郎「でもインク消しで消したらなんとかなりまっせ」
雷蔵「よいよい。見なくても分かるわい」
PC郎「?」
雷蔵「要するにこの神童にリンゴを食わし知恵をつけさす。それでもって、そいつをコキ使えばこのワシが王となる」
PC郎「さすがはダーさん。それが本日の預言という訳でんな」
雷蔵「うむ。では早速合成獣じゃ」
田中「えーまた合成獣」
雷蔵「なにー」
田中「あー!」
雷蔵「聞いたぞ。嬉しそうな声あげおって」
田中「あーあ、ノーノ―ノーノ―。あげてないっす。あげてないっすよ」
雷蔵「今回はリンゴと蛇で合成獣リンゴじゃだ」
0514名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 19:55:14.60ID:???
田中「しょうもないと分かっていても、旦那様にお仕えするのが俺たちの仕事だもんなー。悲しいさだめよのう」
鈴木「泣っかせるねえ」
田中「わあー!」
雷蔵「あ、でけた!」
リンゴ蛇「リンゴじゃー。リンゴじゃー。リンゴはいらんかねー。リンゴじゃー。リンゴじゃー」
鈴木「これじゃまるでリンゴ売りじゃないか」
リンゴ蛇「リンゴじゃー」
鈴木「え?ああ、良い匂い」
リンゴ蛇「おひとつどうじゃ」
鈴木「えーほんとに?悪いなー。がぶがぶ、うめえ。ハッピー」
PC郎「なんやこいつ」
佐藤「ひとりもんだけあってきったねえパンツ履いてやがんぜ」
PC郎「ダーさん。どうやらこのリンゴ蛇のリンゴ、失敗のようでんな」
雷蔵「バカもん!我が辞書に失敗という文字はない!」
PC郎「そ、そうでんなあ」
雷蔵「このリンゴを食す資格があるのは神童だけじゃ。ボンクラはこうなるのじゃ」
佐藤「ではボンクラはパンツ一丁になるんですか?」
雷蔵「そうじゃ。よーしリンゴ蛇よ。町へ出て神童を探し出し、リンゴをたらふく食わせろ。レッツゴーリンゴ蛇!」
リンゴ蛇「ラジャー。リンゴじゃー」
0515名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 20:05:11.31ID:???
『体育館の裏に集まっている生徒の皆さん。危険ですから近寄らないで下さい。繰り返します』
いぶき「あげだまくん、教室に戻ろうよ」
あげだま「こんなこと滅多にないぜ。見なきゃ損、損。そうか、さっきの地震はこれが原因で起きた震動だったんだ。あ。あ、これは…!」
いぶき「…っ」
あげだま「お、これは。な、なんだ。中に人がいる…!」
0516名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 21:07:01.81ID:???
あげだま「あ、人がいる…!」
「うわあー」「わー」
あげだま「あーすっぽんぽんだ」
いぶき「きゃあ」
あげだま「な、なるほどー。こうなってのか」
ケンサク先生「こらー。ダメダメダメ」
「えー」
ケンサク先生「えーじゃない。子供は見ちゃダメ」
0517名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 21:09:14.10ID:???
ケンサク先生「ところで君たち名前は?」
モデム「モデム」
イーハブ「イーハブ」
ケンサク先生「モデムとイーハブか。ん?こら!原田。さあ、みんな行った行った」
ツリパンたち「ケンサク先生、ずるいぞー」
ケンサク先生「え、何言ってんだ!先生ずるくないぞ!あ、校長先生。ダメ」
校長「君、こっちに来ると生徒たちから丸見えになるよ」
ケンサク先生「あわわわ、ダメ」
ツリパンたち「校長先生ずるーい!」
ケンサク先生「ダメだったら」
校長先生「ほら、そっちから丸見えだっては」
ツリパンたち「ずるーい!」
校長先生「ふむふむ」
ツリパンたち「ずるーい!」
ケンサク先生「ひい、ふう」
いぶき「ケンサク先生」
ケンサク先生「?。平家」
いぶき「あの、これどうぞ」
ケンサク先生「ああ、ありがとう。このバスタオルさえあれば大助かりだよ。なかなか似合うじゃないか。これで全然見えないぞ。
ところで君たちは一体どこから来たんだい?」
モデム・イーハブ「…」
ケンサク先生「分かんないってことかな」
校長先生「とにかく校長室に来なさい」
ケンサク先生「え。どうするんです?」
校長先生「何とでもなるさ。ほらほらこっちに来るんだ」
モデム・イーハブ「…」
ケンサク先生「あ…校長」
0518名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 21:35:10.98ID:???
ガンコ亭のオヤジ「帰ってくんな」
山貫「オヤジさん」
ガンコ亭のオヤジ「あんたに食わすラーメンはないんだよ。さあさあ。はい、シッシッと」
山貫「だが私にも料理評論家としての意地がある。食わせてください。オヤジさーん」
ガンコ亭のオヤジ「だから言ったろう?家の麺は飛騨山中で鍛えあげた究極のコシの麺なんでえ」
山貫「だが私の歯茎に歯が残っているよ。真っ白な灰になるまでやるへえ」
リンゴ蛇「んん、見上げた根性じゃな」
ガンコ亭のオヤジ「んー」
山貫「なんだ」
リンゴ蛇「まあまあリンゴでもどうじゃ?」
ガンコ亭のオヤジ「いい匂いだ」
山貫「まったりと甘い匂いですなあ」
ガンコ亭のオヤジ「うまそうだ。デリシャス。おや、あんたも猿股かい」
山貫「オヤジさんも猿股ですか」
ガンコ亭のオヤジ・山貫「あはははははは」
リンゴ蛇「実験成功じゃ」
佐藤「あのな」
リンゴ蛇「なんじゃ佐藤」
佐藤「俺もう汚いパンツ見るのいやだぜ」
リンゴ蛇「ふーん、じゃあどんなのが見たいんじゃ」
佐藤「ふふ、知れたことよ」
0519名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 22:02:31.50ID:???
校長先生「とにかく名前以外はまるっきり分からないんですからなあ。
迷子となれば警察署長。この二人はお宅で引き取っていただけるんですかね」
警察署長「御冗談でしょう。何かの焼け跡から出てきたんでしょう?この二人は」
校長先生「ええ、そうですが」
警察署長「だったら消防署で引き取るのが行政ってもんでしょう」
校長先生「なるほど。行政問題ですな。これは」
消防署長「これは聞き捨てならぬ」
校長先生「ん」
消防署長「だってこの二人はこの学校へ転校してきたのではないんですか?」
警察署長「なるほど。これは教育問題ですな」
校長先生「え!」
消防署長「そうです。教育問題ですよ、これは」
校長先生「ちょっと!転校生の予定はないんですぞ」
麗「おーっほっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほ!やはりこの盛蕎麦市では、お爺様がいないと何ひとつ決まらないようですわね」
校長先生・警察署長・消防署長「そ、その通りで」
麗「もしもしお爺様」
雷蔵「おお、麗か。なになに可哀相な二人が紛れ込んできてるじゃと?」
麗「そうなの。それなのにここにいるボンクラどもはだーれも責任取ろうとしないでね。押しつけあってるんですのよ、お爺様」
校長先生・警察署長・消防署長「とんでもない!」
警察署長「わ、わたくしども警察はこのようにおとなしくお行儀のいい」
消防署長「それでいて上品なお二人には是非我が消防署にお越しいただきたいと」
校長先生「いえ、是非我が校に!」
雷蔵「なるほど。その二人は預言書の神童に違いないぞ。PC郎、リンゴ蛇を急行させよ」
PC郎「へい」
雷蔵「ワシもそっちに行くからな。その二人、そのままにして待っとれ」
校長先生・警察署長・消防署長「は」
0520名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 22:11:57.19ID:???
佐藤「へへへ、そろそろ本格的な実験を始めるか」
リンゴ蛇「なーるほど。そういうことじゃったのか。ラジャ」
佐藤「ったく、これからなのに。もしもし。あ、PC郎?え?ああ、そう。
盛蕎麦東小学校に行くぞ。実験中止だ」
0521名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 22:32:09.35ID:???
校長先生「本校に入学しますと、授業料はもちろん、給食費もぜーんぶタダにしますぞ」
警察署長「私のところはそれにお給料も付けましょう」
消防署長「私のところはボーナスも」
麗「ああ、早く合成獣到着しないかしら。退屈だわな」
リンゴ蛇「あははははは」
麗「あ」
リンゴ蛇「呼ばれてとび出てジャジャジャジャーン」
麗「あ、なんじゃこりゃ」
校長先生・警察署長・消防署長「わー」
リンゴ蛇「あんたたちリンゴはいらんかね。リンゴじゃー」
校長先生・警察署長・消防署長「おお、いい匂いじゃー。おお、デリシャース。幸せだー」
警察署長「校長も褌ですか」
消防署長「お互い趣味があいますな」
校長先生・警察署長・消防署長「あはははははは」
麗「一体どういうことなの?」
佐藤「実はですね、ごにょごにょっと」
麗「へえ、ボンクラはパンツ一丁になるんだ」
校長先生「あ、あの二人がいないぞ!」
麗「え!いつの間に」
警察署長「見ろ、あそこだ」
校長先生「あれはワープ郎くん」
消防署長「待て」
警察署長「待たんかい」
ワープ郎「(待たんわい)カッコ閉じる」
あげだま「やったぜ、ワープ郎」
いぶき「あなたたち、校長先生たちとは一緒にいないほうがいいわ」
あげだま「何しろ自分たちのことしか考えてない連中だからな」
ワープ郎「(とりあえず逃げるんだ)カッコ閉じる」
モデム・イーハブ「…」
あげだま「お笑いになった」
0522名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 22:44:23.02ID:???
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほ!」
あげだま・いぶき・ワープ郎「!」
怨夜巫女「その二人渡す訳にはいかないですわ」
あげだま「怨夜巫女」
怨夜巫女「ふふふ。神童に食べさせる前に、あんたたちにもリンゴをご馳走してあげるわ。レッツゴー、リンゴ蛇!」
リンゴ蛇「ラジャー。リンゴじゃー。おやおや可愛いお嬢ちゃん。リンゴをどうじゃ」
いぶき「あ」
リンゴ蛇「リンゴじゃ」
いぶき「いい匂い」
あげだま「いぶきちゃん」
ワープ郎「あげだま。あのリンゴを食べると、パンツ一丁になってしまうんだ」
あげだま「なんだって!?やめろー!」
リンゴ蛇「なんじゃい。このガキは!」
あげだま「うわあああ!!!」
リンゴ蛇「たわけが」
ワープ郎「あげだま、変換するんだ!いったれ!」
0523名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 22:50:29.38ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0524名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 23:01:20.51ID:???
いぶき「なんておいしそうなリンゴなの」
怨夜巫女「さあさあ、いぶき。サクサクっとおかじり」
いぶき「はい」
怨夜巫女「佐藤、準備はどう?」
佐藤「ピントぴったしでさあ」
怨夜巫女「ふふふ、いぶきのパンツ一丁の写真を学校新聞にのせちゃる」
いぶき「あ」
怨夜巫女「なんだ?」
あげだマン「それくらいにしときな」
怨夜巫女「出たな!」
あげだマン「実態を見せず、忍び寄る気合の光。気合の戦士、あげだマンだ!このリンゴ、自分で食らってみな!」
怨夜巫女「えー!あーちょっと!あぐぐ。ハッピー!」
雷蔵「おっと丁度よいところで間に合った。リンゴ蛇。とりあえずあげだマンをやれ!」
リンゴ蛇「ラジャー」
0525名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/13(日) 23:24:06.35ID:???
リンゴ蛇「どうじゃ」
あげだマン「バカめ。全然平気」
リンゴ蛇「おややや、なんで平気なんじゃ」
あげだマン「ばはははは」
リンゴ蛇「鼻栓じゃ。ダメだじゃ。こりゃ」
あげだマン「おりゃ!ダブルフリスベー!」
リンゴ蛇「おお、カゴが」
鈴木「旦那様、どうしましょう」
リンゴ蛇「リンゴ蛇困っちゃう」
雷蔵「んー困ったのう。おお、そうじゃ。おいリンゴ蛇。あげだマンをやっつけたら、九鬼コンツェルンの会社の一つをくれてやるぞ」
リンゴ蛇「え!ということは」
雷蔵「そうじゃ。社長にしたるぞー」
リンゴ蛇「しゃ、しゃ、社長」
(田中)「俺の栄光、社長の座が!チャンス到来じゃ!」
リンゴ蛇「とりゃあ!」
あげだマン「なんだ!あいつ。いきなりパワーアップしたぞ」
リンゴ蛇「行くぜー、あげだマン!」
あげだマン「うわあ。うわ」
いぶき「ああ、あげだマン!」
雷蔵「おお、簡単にやっつけおったわ」
怨夜巫女・鈴木「ブラボー」
0526名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/13(日) 23:34:12.58ID:???
雷蔵「よーし、あとは神童にリンゴを食わせるだけじゃ」
鈴木「でもあの二人、神童というほどの鋭さが感じられませんよね」
雷蔵「案ずるな。リンゴを食べたときやつらは本物の神童となるのじゃ。よーし。リンゴ蛇よ。神童にリンゴを食わせろ」
リンゴ蛇「ラジャ」
あげだマン「よっと、どっこい!」
リンゴ蛇「あ、あげだマン!」
あげだマン「バーカ、やられてたまっかよ」
リンゴ蛇「けーっ、しつこいやっちゃなー。死ねえ!あげだマン!」
あげだマン「とりゃあ!」
ワープ郎「あげだマン、データが揃った。気合カードだ。(マル)」
あげだマン「よーし行くぜ、たあ!」
0527名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/13(日) 23:40:43.88ID:???
あげだマン「気合!気合!気合ー!気合カード!これは…」
ワープ郎「ヘビメタのカードだ。(マル)」
あげだマン「てやあ!装着完了!」
0528名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/13(日) 23:57:23.43ID:???
ヘビメタあげだマン「いえーい、ワープ郎乗ってっかー!」
ワープ郎「(バリバリ全開だぜ)カッコ閉じる」
ヘビメタあげだマン「今日は最高気合入ってっぜ」
リンゴ蛇「うわあ、ヘビメタだ」
(田中)「俺ヘビメタって苦手なんだよな」
雷蔵「あ、そうじゃ。もうひとつ会社を任せちゃおうかな」
リンゴ蛇「やってやるぜ。どりゃあー。どうじゃ。うお、なんだ!」
ヘビメタあげだマン「いえい。いえい。ヘッドバンギンクラッシュ!」
リンゴ蛇「ひえー」
ワープ郎「へい、あげだマン。ヘビーもメタメタになっちゃったぜ。(マル)」
ヘビメタあげだマン「オッケー。行くぜ!必殺!地獄のロックファイアーアタック!」
田中「わーだあ」
雷蔵・怨夜巫女・鈴木「オーマイガー」
雷蔵「あーせっかくのリンゴが全部焼けちまったのかのう。神童を目の前にしながらなんたることじゃ」
鈴木「旦那様、あれを!」
雷蔵「あれはリンゴ蛇のリンゴじゃ」
鈴木「しかも神童の足もとにあるなんてラッキーですよね」
雷蔵「天は我を見捨てずじゃ」
怨夜巫女「お、お爺様」
雷蔵「よく見ておれ。歴史的瞬間じゃ」
あげだマン「あの、そんなものを食べたらすっぽんぽんに」
雷蔵「コラ!余計なこと言うんじゃない」
あげだマン「あ」
雷蔵「あ」
鈴木「旦那様、二人の顔つきが」
雷蔵「うむ、あれこそ神童の目つきじゃ」
あげだマン「これは」
ワープ郎「なんか変だぞ!(ビックリマーク)」
0529名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/14(月) 00:00:47.19ID:???
PC郎「インクで汚れたところになんと書かかれていたのか解析せよ。
なになに、リンゴを食らい知恵をつけ恐怖の大王となる。恐怖の大王!?」
0531名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/14(月) 00:08:46.80ID:???
麗「皆の者、寄ってらっしゃい。見てらっしゃい。じゃねえや。聞いて驚け、見て驚け。
これより世界一ビューチホーな九鬼麗が、
世界一素晴らしく衝撃的で、オツムのてっぺんがどっかんしそうな重大発表をいたします。
耳の穴かっぽじって、目ん玉とっ開いてよく聞けよ。
次回、ゲンジ通信あげだま。私、じつは怨夜巫女!」
あげだま「だから?なあに?」

次回

『私、じつは怨夜巫女!』
0532名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 15:57:38.61ID:???
雷蔵「ぐがあ」
麗「私はキレイ」
PC郎「な、なんやねん!」
モデム「ふっふっふっふっふっふ。世界を支配する宿命を背負う我ら兄妹の目覚めを、天が祝福しているようだな」
PC郎「せ、世界を支配をする宿命?すると、預言詞に書いてあったご主人様に代わり世界の王になるいうんは」
イーハブ「そう、私たちのことだ。リンゴを食べたおかげで封印されていた本来の力が蘇ったのさ」
PC郎「そ、そうでっかー。いやー、ワイもあんたらを最初に見た時からそんな気がしてたんや。
ダーさんやお嬢はんに比べて、気品いうか支配者の器を感じましたで」
イーハブ「気安く懐くな!」
PC郎「ぐぐ、そ、そないに嫌わんといてえな。ワイ、二人のために力になりたいんや」
モデム「貴様の心の中など百も承知だ」
PC郎「な、なんやこれ!?」
モデム「ふっふっふっふっふ」
PC郎「うわ、ああああああ!!!!!」
0534名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/16(水) 16:11:00.73ID:???
あげだマン「うわああああ!」

あげだま「!」
ワープ郎「どうしたんだ?(ハテナマーク)」
あげだま「巨大な闇が、希望の光を包みやがったんだ」
ワープ郎「巨大な闇?」
あげだま「胸騒ぎがする…何かとてつもない恐ろしいことが起こるような気が」
ワープ郎「あげだま、気のせいだよ…(テンテンテン)」
あげだま「そうだと良いんだけど」
0535名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/16(水) 16:19:20.39ID:???
PC郎「えー、これが今までの戦いですねん」
モデム「これほど二人が無能とは」
イーハブ「しかしお兄さま、雷蔵一代にして、世界最大の九鬼コンツェルンを築きあげるとは、
ノットリダマスの預言書と、合成マシーンさえ我らのものにすれば世界征服など容易なことだわ」
モデム「うむ、だがあげだマンとやらの存在が気になる。
ひとまずあの二人を追い出し、この屋敷を我らの世界征服の拠点とするのだ」
0536名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/16(水) 16:37:51.54ID:???
雷蔵「悪の王女、その正体を披露する盛大な仮面舞踏会を開くとき、
巨大かつ凶暴に優雅に舞い、人々をひれ伏させる」
モデム「(あれがノットリダマスの預言書か。フッ)」
雷蔵「この詞の意味が分かるかの」
麗「ドキッ。あー私は朝全然頭が回りませんの。パスしますわ」
鈴木「じゃあ、昼間は回るみたいじゃないかよ、なあ」
佐藤・田中「うわっ!」
麗「あん!」
鈴木「ああ!(ズコーッ!)」
麗「私頭は寝てますけど、耳は早起きですの。鈴木、今日合成マシーンに入るのは決まりましたわね」
鈴木「そ、そんな…」
雷蔵「これこれ、話の腰を折るな。誰かこの詞の意味が分かる者はおるか?」
0537名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/16(水) 16:54:35.67ID:???
雷蔵「悪の王女、その正体を披露する盛大な仮面舞踏会を開くとき、
巨大かつ凶暴なかい優雅に舞い、人々をひれ伏させる」
モデム「(あれがノットリダマスの預言書か。フッ)」
雷蔵「この詞の意味が分かるかの」
麗「ドキッ。あー私は朝全然頭が回りませんの。パスしますわ」
鈴木「じゃあ、昼間は回るみたいじゃないかよ、なあ」
佐藤・田中「うわっ!」
麗「あん!」
鈴木「ああ!(ズコーッ!)」
麗「私頭は寝てますけど、耳は早起きですの。鈴木、今日合成マシーンに入るのは決まりましたわね」
鈴木「そ、そんな…」
雷蔵「これこれ、話の腰を折るな。誰かこの詞の意味が分かる者はおるか?」
0538名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 17:19:09.06ID:???
イーハブ「簡単な詞ですわ。悪の王女とはお嬢さまのことです」
雷蔵「うむ」
モデム「それにPC郎から、今日はお嬢さまの誕生日と聞きました。
つまり、誕生日に仮面舞踏会を開き、その席でお嬢さまが怨夜巫女さまであることを発表し、
合成獣を暴れさせることにっよって、今こそその存在を世界中に向けて知らしめようということでしょう」
雷蔵「おお、さすが預言通りの神童じゃ。二人ともリンゴをかじってから急に頭が冴えてきたのう」
PC郎「(自分が二人にとって代わられるとも知らず、ノーテンキな爺さんや)」
麗「おーっほっほっほっほ!そんな解読なら誰だってできますわ。問題はその凶暴なかいの合成獣をどうやってつくるかですわ」
雷蔵「ああー麗も冴えてきたではないか!でどうするんじゃ!」
麗「そ、それは。ぐがあー」
雷蔵・佐藤・田中・鈴木「(ズコーッ!)」
イーハブ「仮面舞踏会の会と巨大かつ凶暴なかいこの二つのかいがそれを解くカギと存じます。つまりは」
麗「シャラップ!分かりましたわ。鈴木、田中、佐藤」
佐藤・田中・鈴木「はい!」
麗「カメと武闘家とお爺様の部屋にあるホラ貝をすぐに持って来なさい!」
田中「田中、池のカメを持ってきます!」
佐藤「佐藤、ホラ貝を持ってきます!」
鈴木「ああ…」
雷蔵「鈴木何をやっておるんだ?」
鈴木「武闘家と急に言われましても」
麗「おっほっほっほっほ。武闘家ならここにいるではありませんか」
鈴木「えー!私ですか?」
麗「履歴書の特技欄に、空手が3段で柔道が2段と書いていたことを、私は見逃しておりませんことよ」
鈴木「3段は書道で、2段はそろばんですよ」
麗「ほえっ(ズコッ!)じゃ空手は?」
鈴木「うんうんうんうん、ぜーんぜんやったことありません」
麗「柔道は?」
鈴木「やったことはありましたが、4級でした」
麗「おーっほっほっほっほっほ!3段と2段と4級を足して3で割れば立派なもんだわ。おっほっほ!」
雷蔵「ああ、武闘家の資格は抜群じゃの!」
モデム・イーハブ「…」
0539名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 17:38:55.19ID:???
麗「田中、佐藤、さ、合成マシーンにぶち込みなさい」
イーハブ「お待ちください。カメと武闘家と貝で、何をつくる気なんですか」
麗「おーっほっほっほっほっほ!仮面舞踏会にふさわしい合成獣に決まってますわ。
カメと武闘家のぶとうと貝を合わせれば仮面舞踏会になるではありませんか」
イーハブ「な、なりません!かめぶとうかいで、んの字が足りないわ」
麗「ったく、細かいこと言う人ねー。長生きできないわよ」
イーハブ「しかし」
麗「分かったわよ。田中―」
田中「どうすんだ」
麗「それで仮面舞踏会になるように、カメの甲羅にんの字を書きなさい」
田中「ん」
イーハブ「一体何なのよこいつらは…」
雷蔵「あ、でけた!」
亀ん舞踏貝「ほーとりゃあ!」
雷蔵「なかなか強そうな合成獣じゃのう」
イーハブ「こ、こいつら。本気であげだマンを倒す気があるのか」
モデム「合成獣現るところ、必ずあげだマンも現れる。あげだマンの強さを見極めるチャンスだと思ってガマンするのだ」
イーハブ「しかしお兄さま」
モデム「心配するな。こいつらがパーティに現を抜かすしてる間に、この屋敷を乗っ取るのだ」
イーハブ「そうだったわね」
0540名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 17:49:28.52ID:???
あげだま「おはよう」
エビ天・オカメ「おはよう」
ワープ郎「ったくあげだまが変な夢見て起こすから寝不足だ。(マル)」
あげだま「そう言うなよ。だけどおかしいな。胸騒ぎは朝になっても続いてるんだよな。お、いぶきちゃんだ」
麗『突然ですが、この盛蕎麦市が産んだ世界一で一番ビューチホーな九鬼麗です。
こら!あんたテレビから目を離すんじゃないわよ!大事な話してるんだからさ!』
いぶき「あ、あげだまくん?」
こだま「姉ちゃん、姉ちゃん。あのテレビに出てる変なの姉ちゃんのクラスのやつだろ?」
(ボカッ)
いぶき「うるさいわね、もう」
こだま「いってー」
いぶき「あ、ごめんなさい。あげだまくん」
0541名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 17:54:12.60ID:???
あげだま「ん?テレビだって?」
麗『本日午後6時から私の屋敷で、私の誕生パーティを兼ねた仮面舞踏会を華々しくかつ盛大に開きまーす』
佐藤『へへ』
麗『私より目立つんじゃないわよ』
0542名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 18:00:03.66ID:???
いぶき「ねえねえ、あげだまくんどうする?」
あげだま「んー休みの日まであいつの顔見るなんて暑苦しいし」
ワープ郎「あげだま。九鬼家のパーティだから超一流のコックが作るすげー料理が食べられるぞ。(マル)」
あげだま「えへ。いぶきちゃん固いこと言わないで行こうよ!せっかくの友達の誕生日だぜ!
みんなでぐわっと祝ってやらないと可哀相だもんな」
いぶき「えー、私いやだなんて言ってないわよ」
あげだま「は」
いぶき「今日の舞踏会に着るお洋服、どれにしようか迷っちゃうのよね」
あげだま「あらー」
いぶき「ねえ、あげだまくん何着てく?」
0543名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 18:15:09.58ID:???
ワープ郎「ん?あげだまどうした(ハテナ)」
あげだま「地球にいられるのも、あと僅かなんだよな」
(いぶき「あげだまくーん」)
あげだま「こんな格好はやめだ!」
ワープ郎「あげだま何をするんだ。(マル)」
あげだま「せめていぶきちゃんにだけでも俺があげだマンってことを知ってもらいたいから、
今日はあげだマンの恰好でいくぜ」
ワープ郎「ダメだよ!!(ダブルビックリ)それはヒーロー星の法律で禁じられられているぞ。(マル)」
あげだま「分かってるよ、そんなこと。だけど、今日のパーティは仮面舞踏会だ。ちゃんとマスクをすれば分からないだろ?」
ワープ郎「そうだけど…(テンテンテン)でもあの格好で行ってもいぶきちゃんはあげだマンと踊ってるとしか思わないんじゃないか。(マル)」
あげだま「それでもいいさ。俺の心の中であげだマンとしてではなく、
源氏あげだまとして、いぶきちゃんとの良い思い出を作りたいんだよ」
ワープ郎「うん、分かった。(マル)あげだま変換だ」
あげだま「おう!」
0544名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 18:26:01.37ID:???
モデム「屋敷の防御システムは、全て我らの意のままに動かせるように手を加えてきた」
イーハブ「では、あとはあげだマンが現れるのを待つだけね」
PC郎「それが」
イーハブ「どうしたのだ?」
PC郎「すでに会場におるんですわ」
モデム・イーハブ「なに!」
イーハブ「確かにあげだマンだわ」
モデム「どういうことだ?あげだマンは合成獣が出てこないと現れないという貴様のデータは、間違っていたのか!」
PC郎「ああ、そないなはずないんやけど」
0545名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 19:26:17.75ID:???
あげだマン「いぶきちゃんはどこにいるんだ」
いぶき「あげだまくん」
あげだマン「いっ」
いぶき「えへ」
あげだマン「いっ、いぶきさん」
いぶき「いぶきさんなんてやあね、あげだまくんったら。あげだマンの恰好して女の子にモテようと思ってるんでしょ」
あげだマン「え、本物なんだけど」
いぶき「え」
あげだマン「あ、ああ、いや。ばれちゃった?上手く化けたつもりだったんだけどな」
いぶき「すぐ分かるわよ。考えることがこだまと同じなんだから」
こだま「僕はお化けなんか怖くないから」
あげだマン「参ったな。何で今日は簡単に判って普段は判らない訳?」
ワープ郎「ぼやかない、ぼやかない」
いぶき「あげだまくん、踊りましょ」
あげだマン「…うん。あはは」
いぶき「あははは。なんだか、本当のあげだマンと踊ってるようでドキドキしてきちゃったわ」
あげだマン「(だから本物なんだってば)」
0546名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 19:33:36.22ID:???
いぶき「ふふふ。やあね、私ったら。ねえ、ワープ郎ちゃんは一緒じゃないの?」
あげだマン「ああ、あいつは食いしん坊だからさ。あの、電気のコンセントでも探しにいったんじゃないのかな」
ワープ郎「何言ってんだ。(マル)」
いぶき「あら、今ワープ郎ちゃんの声が」
あげだマン「いっ、そ、空耳だよ。あ、それよりこの衣裳あんまり受けないようだから変えてくるね。あの、ちょっと待ってて」
あげだま・ワープ郎「あはは」
モデム・イーハブ「こ、これは…!」
PC郎「あー!」
0547名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 19:50:21.89ID:???
あげだま「あ。何だ、光のやつまで来てんのかよ!」
怨夜巫女「踊って下さらない?あげだま」
あげだま「え」
あげだま・ワープ郎「あー」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!どう?驚いた?」
あげだま「いくら仮面舞踏会だからって怨夜巫女に化けるなんて麗も趣味が悪いよな」
怨夜巫女「ありん(ズコーッ!)(どうして普段は判らないのに今日は判る訳?)」
あげだま「さあ、麗。一緒に踊ろう」
怨夜巫女「?」
ワープ郎「あげだま、どうして麗なんかと…(テンテンテン)」
あげだま「(麗とはケンカばかりしてたけど、憎めないやつだったよな。最後に良い思い出を作っておかなくちゃ)」
怨夜巫女「(いぶきさんより私のほうが素敵だってことがやっと分かったようですわね)」
あげだま・怨夜巫女「いてー」
あげだま「ちゃんと踊れよ麗!」
怨夜巫女「そっちこそ何よ、下手くそ!せっかく踊ってやったのに、あんたってサイテーな男ね!」
あげだま「お前そのタカビーな性格は直したほうがいいよ」
怨夜巫女「ふん、余計なお世話よ。悪の王女に指図するとは無礼なやつだ」
あげだま「悪の王女?」
怨夜巫女「とう!田中、佐藤」
佐藤「はいはい、やめて。次いってみよう」
0548名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 20:17:12.74ID:???
怨夜巫女「パーティにお集まりの皆さんに、とっておきの重大発表がございます」
「重大発表?なんだよそれ」
あげだま「何なんだ?重大発表って」
ツリパン「素敵です!麗さま」
怨夜巫女「お静かに。今まで隠していましたが、実は私九鬼麗は」
ケンサク先生「あ?」
怨夜巫女「怨夜巫女だったのです!」
「…」
ケンサク先生「はあ」
あげだま「冗談きついぜ」
ワープ郎「ボクたちが一発で変装を見破ったもんだからムキになってるんだ。(マル)」
いぶき「麗さんも結構お茶目さんね」
「はははははは」「冗談じゃないよ」
怨夜巫女「じょ、冗談なんかじゃありませんわ。本物よ!」
あげだま「よっ、本物!本物!」
怨夜巫女「分からない人たちね、もう」
雷蔵「怨夜巫女。合成獣を出すんじゃ」
怨夜巫女「そうでしたわ。出でよ、亀ん舞踏貝!」
亀ん舞踏貝「じゃじゃじゃん。で、ホイッ!」
女性A「きゃー!合成獣よ」
ワープ郎「ほ、本物の合成獣だ!!(ダブルビックリ)」
いぶき「ま、まさか麗さんが怨夜巫女だったなんて」
あげだま「いぶきちゃん、こだまくんを連れて早く逃げるんだ!」
いぶき「はい」
あげだま「麗が怨夜巫女。そんなのありかよ」
怨夜巫女「やっと信じてもらえたようね。亀ん舞踏貝、あげだまからやっておしまい」
亀ん舞踏貝「アチョー!」
あげだま「わあー!」
ワープ郎「モード変換!」
0549名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 20:21:45.40ID:???
あげだま「サンキュー、ワープ郎」
ワープ郎「あげだま、変換だ。(マル)」
あげだま「おう!」

あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン!」

モデム「間違いない。あげだマンは、あげだまとワープ郎が変換したものだったんだな」
0550名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 20:34:32.02ID:???
雷蔵「完璧じゃ、怨夜巫女。これでワシらが世界の支配者になるのも間近じゃ」
あげだマン「そんなことはさせないぞ!」
雷蔵「なに!」
怨夜巫女「ああ!」
あげだマン「気合の戦士、あげだマン参上!」
怨夜巫女「亀ん舞踏貝。あげだマンに得意の柔道4級の腕を見せておやり!」
あげだマン「柔道4級だ?それなら気合カードなしでもやっつけられるぜ」
亀ん舞踏貝「アチョチョチョチョチョチョー」
怨夜巫女「来るな来るなー」
雷蔵・怨夜巫女・佐藤・田中・鈴木「あららら…」
あげだマン「たった10秒で勝負が着くとは史上最低の合成獣だぜ」
モデム「猿芝居はそこまでだ」
あげだマン「なに!」
0551名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 20:50:07.40ID:???
あげだマン「あ、お前モデムじゃないか」
モデム「貴様の力がどれほどのものか調べようとしたが、こんなクズと戦わせたのが間違いだった」
怨夜巫女「な、何よ、偉そうに」
雷蔵「モデム!それが主人に対する言葉遣いか!」
モデム「黙れ!アホども!」
怨夜巫女「きゃー」
モデム「お前もだ!」
あげだマン「たあ!」
モデム「逃げても無駄だ!あげだマン!」
ワープ郎「あげだマン、逃げても追い詰められるだけだ。(マル)やつの後ろに回るんだ!(ビックリマーク)」
あげだマン「分かった!よくもやったな!てりゃあ!」
モデム「…っ」
あげだマン「今度はこっちの番だぜ。うわあああああ!!!!」
イーハブ「ふふふふふ、たわいもない」
あげだマン「…」
雷蔵「あげだマンがあんなにあっさりやられるとは」
モデム「九鬼雷蔵。いや、ノットリダマス11世よ。今日からこの屋敷は我ら兄妹が頂く」
怨夜巫女「なんですって!モデム、イーハブどういうことですの!これは!」
PC郎「気安う呼び捨てにするんやない。このお二方こそ、ダーさんに代わって世界を支配するお方やで」
雷蔵「なんだと!お前たち恩を仇で返すつもりか!」
怨夜巫女「許さんっ!」
0552名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 21:14:55.82ID:???
モデム「この屋敷の防御システムは、我らの意のままだ。おとなしく預言書を渡してもらおう。ノットリダマス11世」
雷蔵「おのれ…」
モデム「これさえ手に入れば、お前たちに用はない。あの世に送ってやる」
イーハブ「お兄さま、冥土の土産にあげだマンの正体を教えてやりましょうよ。ふっ」
雷蔵・怨夜巫女・佐藤・田中・鈴木「あー!」
イーハブ「あげだマンはね、あげだまとワープ郎が変換したものだったのさ」
怨夜巫女「おーっほっほっほ!そんなことずーっと前から知ってましたわ。今ごろ気が付くなんてまだまだケツが蒙古斑ね」
雷蔵「そうじゃそうじゃ。今ごろ気が付くとは時代遅れもはなはだしいわい」
佐藤・田中・鈴木「笑っちゃいますよねー」
イーハブ「嘘をつけ!」
怨夜巫女「ほんとですわよ」
イーハブ「嘘をつくな!」
怨夜巫女「ほんとよ、ほんと」
雷蔵「む」
0553名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 21:19:55.99ID:???
モデム「なんだ!」
ワープ郎「しっかりするんだ、あげだま。もう一度あげだマンに変換だ」
あげだま「分かった」
怨夜巫女「どうしたの?さあ早くお前たちも早く乗りなさい」
佐藤・田中・鈴木「…だあ!」
怨夜巫女「田中、佐藤、鈴木!」
田中「旦那様、お嬢さま、今のうちに脱出してください」
怨夜巫女「お前たち…」
鈴木「よーし」
PC郎「渡さへんでー」
鈴木「お嬢さま!」
怨夜巫女「お爺様、鈴木たちの死を無駄には出来ませんわ。行きますわよ」
佐藤・田中・鈴木「死んでないっすよ!」
怨夜巫女「発進!」
モデム「おのれー!逃がすものか!」
怨夜巫女「きゃあー!お爺様。操縦桿が全く動きませんわ」
雷蔵「な、な、な、なんじゃと!」
怨夜巫女「うっ」
0554名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 21:31:15.09ID:???
モデム「ふふふ。もう少しで爆発だ。撃って撃って撃ちまくれ。なに!」
ワープ郎・佐藤・田中・鈴木「ああ」
モデム・イーハブ「あげだマン」
あげだマン「さっきはよくも不意をついてくれたな!今度はそうはいかないぜ!てやあ!ダブルフリスベー!てやあ!」
モデム「うわ!」
イーハブ「お兄さま」
モデム「イーハブ。あげだマンは私に任せてお前は雷蔵たちをやれ!」
イーハブ「ええ」
あげだマン「そうはさせるか!てやあ!何してるんだ、早く逃げろ!」
怨夜巫女「それが。操縦不能になっちゃったのよ」
あげだマン「なに!」
ワープ郎「逃げるんだ、あげだマン」
モデム「戦車もろともあの世へ行け!」
(移動)
イーハブ「おのれ、あげだマンめ」
モデム「あんな技が使えるとは。少々見くびってしまったようだな」
0555名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 21:34:49.58ID:???
モデム「ふふふ。もう少しで爆発だ。撃って撃って撃ちまくれ。なに!」
ワープ郎・佐藤・田中・鈴木「ああ」
モデム・イーハブ「あげだマン」
あげだマン「さっきはよくも不意をついてくれたな!今度はそうはいかないぜ!てやあ!ダブルフリスベー!てやあ!」
モデム「うわ!」
イーハブ「お兄さま」
モデム「イーハブ。あげだマンは私に任せてお前は雷蔵たちをやれ!」
イーハブ「ええ」
あげだマン「そうはさせるか!てやあ!何してるんだ、早く逃げろ!」
怨夜巫女「それが。操縦不能になっちゃったのよ」
あげだマン「なに!」
ワープ郎「逃げるんだ、あげだマン」
モデム「戦車もろともあの世へ行け!」
あげだマン「(移動)」
イーハブ「おのれ、あげだマンめ」
モデム「あんな技が使えるとは。少々見くびってしまったようだな」
0556名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 21:37:25.22ID:???
あげだマン「大丈夫か?」
怨夜巫女「助けなどいらないわよ!おのれ、モデムとイーハブめ。この恨み、私が必ず晴らしてみせますわ」
雷蔵「さすがは麗。期待しておるぞ」
怨夜巫女「任せてください。お爺様」
0557名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/16(水) 21:44:50.89ID:???
あげだま「しっかしどう考えても麗が怨夜巫女だったなんてお笑いだな」
麗「お笑いはこっちですわ。あげだマンの正体をいぶきさんが知ったら笑い転げますわ」
あげだま「ふん、んなこたあねえよ!」
ワープ郎「そんなことよりこれからどうするんだ?(ハテナ)」
麗「決まってますわ。あげだマンが私の部下になって命令通りに戦うんですわ」
あげだま「なに!」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。正義と悪の迷コンビ」
あげだま「これから先どうなるの?」

次回

『正義と悪の迷コンビ』
0558名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/20(日) 10:03:55.08ID:???
麗「…」
あげだま「いっただきまーす!あぐぐ。気合ー!気合!きあー…あれ、なんだよ。どんどん食ってくれよ」
麗「こんな貧しい夕食を私に食べさせるんですの?こんな小さいお魚許せませんわ」
雷蔵「麗の言う通りじゃ。九鬼コンツェルンの会長と孫娘に対する扱いとも思えん。こんなもん!こんなもん!
貧しすぎてワシゃ食う気がせん!こいつか!こいつか!」
麗「…」
あげだま「大悪人の怨夜巫女とノットリダマス11世がよく言うよな」
ワープ郎「そうだよ。(マル)あげだマンに助けてもらわなかったら、今ごろどうなっていたか…(テンテンテン)」
麗「誰も助けてくれなんて頼みませんでしたわ」
雷蔵「そうじゃ。ワシらはグレートなんじゃ。あげだマンごときに助けてもらわずとも、あんなモデムとイーハブくらいどうってこともない」
麗「お爺様、さっきから言ってることとやってることがちぐはぐ」
雷蔵「麗も食わんか。庶民の食事を知っておれば、ワシらがよりグレートになる足しになるじゃろう」
麗「仕方ありませんわ。あむ」
あげだま「まあ何でもいいから食ってみろよ、うまいから」
ワープ郎「おかわりもあるよ。(マル)」
麗「それにしてもずるいですわね。私は堂々と怨夜巫女だってことを宣言したのに、あげだまは知らん顔を決め込んで」
あげだま「ずるい訳じゃないよ。ヒーローは簡単に正体を明かしたりしないんだよ。でも一番大切な人だけには教えちゃったりするかな」
0559名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/20(日) 10:20:21.68ID:???
いぶき「あげだまくん、一体どうしたの?黙ってないで。あげだまくん」
あげだま「いぶきちゃん、俺は。俺はね、人間じゃないんだ。ヒーロー星から来たあげだマンなんだよ」
いぶき「え!」
あげだま「驚いたかい?」
いぶき「ううん、人間であろうと、宇宙人であろうと、あげだまくんはあげだまくんに変わりないじゃないの。例えあげだマンでも」
あげだま「ありがとう、いぶきちゃん」
0561名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/20(日) 11:29:39.27ID:???
いぶき「…っ」
あげだま「今話した通り、俺はヒーロー星に帰らなければならないんだ。
西の空に明けの明星が輝くころ、一つの光が宇宙に飛んでいく。それが俺なんだよ。さようなら、いぶきちゃん」
いぶき「待って、あげだまくん行かないで!それに今話した通りってサブタイトルしか聞いてない」
あげだま「あ、いぶきちゃん。それを言っちゃあ…あの、だから、ヒーロー星の夏休みが終わっちゃうんだよ。ワープ郎、あげだま変換だ!デュワッ!」
麗「おかわり」
あげだま「え、何でしょう」
麗「おかわり。おかわり。おかわり。みそ汁もね」
あげだま「なんだよ、お前!人のイメージにずかずか土足で入ってくんじゃねえよ!邪魔すんなよ!」
麗「何ですの?あげだまこそ私の計画を散々邪魔してきたじゃありませんの」
あげだま「俺は正義の味方なの!」
麗「ふん、どうせ私は悪者ですわっ。あぐあぐあぐあぐ。おーっほっほっほっほっほ!でも私はあげだまがあげだマンだってことはとっくに知ってましたわ」
あげだま「あぐあぐ。俺だって麗が怨念巫女だってことはとっくの昔に知ってたぜ」
麗「私は昔の昔のその昔から知ってましたわ」
あげだま「俺なんか昔の昔のその昔のそのまた昔から分かってたんだ!」
麗「私はそのまた昔の昔の昔のまたまた昔のその昔、お爺さんが山へ芝刈りに、お婆さんが川へ洗濯に行った頃から知ってました!」
あげだま「俺なんかその1年前から知ってました!」
麗「いきなり手抜いたわね、ちょっと!」
エビ天「まあ二人ともそうペッペせんと」
オカメ「みんな仲良くね」
雷蔵「ぎゃああー!」
麗「うーうー!」
雷蔵「わー!」
麗「出たー!」
雷蔵「お化けー!」
麗「う!」
雷蔵「あ、麗。あ、霊が出たな」
あげだま「やっぱいきなりはまずいんじゃない?」
ワープ郎「(あの二人には良い薬だよ)カッコ閉じる」
エビ天「いやあ、おどかしちゃったのう」
0562名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/20(日) 12:01:52.88ID:???
麗「ほんとにお化け屋敷だったんですわね」
雷蔵「じゃのう」
麗「こんな目に合うのもあのモデムとイーハブのせいですわ。なんとしてでも九鬼邸を取り戻さないと!」
雷蔵「しかし田中たちもよく働いてくれたのう」
麗「彼らのご供養もしてあげないといけませんわね」
(佐藤・田中・鈴木「あはははははは。お腹のラッパがプー」)
麗「今思えば、もっと優しくしてあげれば良かった」
(佐藤・田中・鈴木「死んでないっすよ」)
雷蔵「合成マシーンがないとなるとこれはどう見ても不利じゃなあ」
麗「おーっほっほっほっほっほ!」
(佐藤・田中・鈴木「うわあー」)
麗「私が怨念巫女になれば戦えますわ。おーっほっほ!」
雷蔵「この間の戦いで戦闘服がズタボロになっちまった」
麗「そうでしたわね」
雷蔵「戦闘服の予備はリムジンの中にしかないぞ」
麗「ど、どうしましょう。お爺様」
雷蔵「となったら方法はひとつじゃな」
麗「なんですの!」
雷蔵「あげだマンの力を借りるしかないのう」
麗「あんだって!?」
雷蔵「麗の気持ちも分からんではないが」
麗「あげだマンの力なんていらないいらない。借りるなんてヤダヤダ!」
雷蔵「そうでもしないとモデムとイーハブは手に負えんじゃろう。分かってくれ」
麗「ぜったーい、ぜったーい、ずぇーったいイヤですわ!ずぇーったい!」
0563名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/20(日) 12:03:49.82ID:???
あげだま「このままでいいのかな」
エビ天「なにがじゃ」
あげだま「とりあえずあの二人を助けてきたけどさ」
エビ天「だれがじゃ。あ…わしをそんな目で見ちゃいや。ちょっと、聞いてるよ」
あげだま「怨夜巫女とノットリダマス11世は悪者なんだよな」
ワープ郎「でもあんな惨めな二人と戦う訳にいかないよ…(テンテンテン)」
オカメ「あげだまちゃん、困ったときはお互いさまよ」
エビ天「カメさんの言う通り」
あげだま「そうは言うけどな」
0564名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/21(月) 20:47:44.16ID:???
鈴木「あーあ、良いもん食ってるよな」
PC郎「掃除サボっとると、鉄の玉2倍にしまっせ!」
佐藤・田中・鈴木「サボってねーよ!」
モデム「PC郎、雷蔵と麗の行方は分かったのか」
PC郎「どうやら、あげだマンの幽霊屋敷に転がりこんだようでんな」
佐藤「そうか、とりあえずご無事か」
田中・鈴木「うう」
PC郎「ダーさんたちと、あげだマンが結びついたらちょいと面倒でっせ」
イーハブ「この世を支配するという暗い宿命を背負ってる私たちには面倒なことなど何もない」
モデム「そう、背負うべき十字架が重ければ重いほど、私たちの体の中の黒い情念が燃え上がるのだ」
田中「思い込みが激しいのも旦那様と同じだな」
鈴木「いや、それ以上だ」
PC郎「あんまり甘うみんほうがええで。正義と悪が手を結ぶんや。どないな力を持つか分からへんで」
モデム「む」
PC郎「向こうが手を結ぶ前に、先手を打つことや。連中にケンカさせるんが一番やないか?」
モデム「ケンカ?いつも冷静な我らには理解不能な言葉だ」
PC郎「まあ、あんじょうワイに任してえな」
田中「そういうことなら俺たちが」
鈴木「PC郎が行くまでもないぜ」
佐藤「任せてくれ」
PC郎「逃げるつもりやな!」
田中「PC郎、俺たちがここにいたって大して役に立たねえぜ」
PC郎「そないなことはない!」
佐藤「それは買いかぶりだよ」
PC郎「いやいや、ガラス拭きの次は、庭の掃除、池の掃除と色々ありまっせ」
鈴木「なあ、俺たちも飯食っていい?」
PC郎「さっさとやらんと、鉄の玉4倍でっせ!」
佐藤・田中・鈴木「はいー!」
モデム「ふ、ふふふ」
0565名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/21(月) 21:12:55.62ID:???
いぶき「あげだまくん遅いなあ」
あげだま「なんでおめえと一緒に登校しなきゃなんねえんだよ!」
いぶき「あ、来た!」
麗「私と一緒に登校できるなら死んでもいいって方もいらっしゃるのよ!」
あげだま「いねえよ!」
麗「このドアホ!」
あげだま「あ、いぶきちゃん」
いぶき「あげだまくん、どうして麗さんと?そう、あげだまくんもやっぱり麗さんが好きなのね。さよならあげだまくん!」
あげだま「待って、いぶきちゃん!」
いぶき「来ないで、あげだまくん!なあんてね、大丈夫大丈夫」
あげだま「?」
いぶき「偉いわ、あげだまくん」
あげだま「ええ?」
いぶき「そうよね、麗さんお家を乗っ取られて大変ですもの。元気づけてあげてたのね。
そうだわ、あげだまくん。この際だから、麗さんとお爺さん、あげだまくんの家に置いてあげたらどうかしら」
あげだま「いっ!」
いぶき「部屋も空いてるんでしょう?」
あげだま「あの、その、いぶきちゃん、じ、実は」
いぶき「麗さんたちが住めるように私が模様替えしてあげる」
麗「すでに一緒に住んでますわ」
いぶき「(バキッ)」
あげだま「あーそうなっちゃったんだよ!あ、でもね。いぶきちゃん」
麗「いつも一緒なんですの」
あげだま「また邪魔する。ねえ、いぶきちゃん聞いてる?」
いぶき「(ドカッ)あげだまくん。何を気にしてるの?そうよ、麗さんたちを置いてあげてって言ったのは私じゃない」
ワープ郎「いぶきちゃんかなり気にしてるぞ…(テンテンテン)」
あげだま「痛いほど分かるよ。あー胸が痛い!」
麗「チクチク、チクチク」
いぶき「それ私のコンパス」
0566名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/21(月) 21:38:44.31ID:???
麗「みなさん、おはようですわ」
クラスメイト達「おはよう…」
麗「何か変ですわね。(ぶ〜!)あー何なのこれは!カードが付いてますわ。
あげだマンにやられたときの怒りを忘れてまへんか?忘れる訳ないですわ。
あげだマンの正体はあげだまでっせ。分かってまんな。んなの分かってますわよ、何これ!PC郎ね!」
あげだま「また麗はイライラしちゃっ(ぶ〜!)わあー!誰だよ、こんな事すんのは。あ、カードだ。何?
怨念巫女は麗はん、ノットリダマス11世は雷蔵はんでっせ。二人の悪人を放っておいていいんでっか。って、良い訳ないよな」
ワープ郎「でも今は小悪党より大悪党のモデムとイーハブが問題だよ!(ビックリ)」
あげだま「うん」
親衛隊員A「麗さまは怨夜巫女らしいぜ」
親衛隊員B「怖いよなあ」
ツリパン「なんだなんだ。麗さまが誰であろうが忠誠を誓ったからには最後までお仕えしろ!」
親衛隊員A「やだよ」
親衛隊員B「一抜けた」
ツリパン「おのれ、お前たちは!」
麗「ツリパン、親衛隊があんな風になったのはお前の責任ですわよ」
ツリパン「す、すみません」
麗「麗帰る」
いぶき「ダメよ、帰っちゃ!麗さんが誰だってクラスメイトであることに変わりないわ」
麗「生意気言うんじゃありませんわッ」
いぶき「麗さん!」
麗「な…」
いぶき「プッ、ははははは!麗さんが怨夜巫女だったなんて。はははははは」
麗「…麗帰るッ!」
いぶき「あーダメよ。麗さんは私たちの友達じゃない。私を信じて。ぷははははは」
あげだま「今のいぶきちゃんは信じられないよな」
ワープ郎「笑いエネルギー無限大だ‥(テンテン)」
0567名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/21(月) 22:08:03.41ID:???
いぶき「笑うつもりなんかなかったのに、麗さんに悪かったわ」
あげだま「うん、ねえ、いぶきちゃんなら麗たちのことをどうする?」
いぶき「え」
あげだま「だからさ、例えば今、あげだマンが麗たちと暮らしてたとするじゃない」
いぶき「あげだマンが麗さんと暮らしてるの?あげだまくん家じゃないの?」
あげだま「た、例えばの話だよ」
いぶき「え、そ、そうよね。例えばよね。私だったら麗さんと手を結ぶわ」
あげだま「え」
いぶき「だってすごい敵が現れたんでしょう?ここは協力して、まずその敵を倒すことが先決よ。あげだマンだってそうするわ」
あげだま「そうかな」
いぶき「するわ、きっと。そうよ。あげだマンならきっと、地球の、いえ、全宇宙の平和のために、今までのわだかまりを捨てて戦ってくれるはずよ」
あげだま「…テンテンテン」
いぶき「あげだマンが私のために、なんて言ったら困っちゃうな」
あげだま「うん!いぶきちゃんがそう言うんなら、きっとそうするね。うんうん。あげだマンってさ、そういうやつなのよ。ははははは。あはははは」
ワープ郎「なんだろうね、この二人は…(テンテンテン)」
0568名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/21(月) 22:22:12.47ID:???
麗「もう、頭に来ましたわ!怨夜巫女の正体をバラしてもろくなことがありませんわよ!」
雷蔵「いやこれはワシらが今以上にグレートになるためのいわゆるひとつの試練じゃ」
麗「試練?」
雷蔵「そうじゃ。この試練を乗り越えてこそワシらの世界を築きあげられるのじゃ」
麗「そうだったんですの。でもどうやって乗り越えるんです?」
雷蔵「方法はひとつだけじゃ」
麗「あげだマンに協力してもらうことならお断りです」
雷蔵「そこが違うんじゃよ。あげだマンに協力してもらうのじゃない。利用するのじゃ。終わったらポイじゃ」
麗「さすがはお爺様。あのプーならまんまと利用させてくれるでひょ」
あげだま「ただいまー」
麗「あ、プーが帰ってきた」
0569名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/21(月) 22:58:54.00ID:???
あげだま「オーマイフレンド!」
麗「あげだま。レディーの部屋に入る時はノックしなさい」
あげだま「まあまあ良い知らせだよ。俺、お前たちと手を組むことにしたぜ」
ワープ郎「ボクも右に同じだ。(マル)」
麗「おーっほっほっほっほっほ!お爺様、あげだまたちが部下になりたいと告白しましたわ」
あげだま「んなことは言ってねえだろうよ!」
ワープ郎「(協力するって言ったんだろ)カッコ閉じる」
麗「ふんっ。だったらお断り」
雷蔵「これ、麗や」
麗「ん?」
雷蔵「利用すればいいんじゃ」
麗「そうでしたわね」
あげだま「やっぱりこいつらと組むなんて無理だよ。ワープ郎」
ワープ郎「話にならない。(マル)」
麗「おーっほっほっほ!分かりましたー。それほど私が好きで、いつも一緒にいたいならいさせてあげますわ。
おほほほ。でも、へちゃむくれのいぶきさんが可哀相」
あげだま「ワープ郎、いやいや。やっぱりこいつと組むのいや」
エビ天「まあ、待て。もうこうなった以上、腹を割って話し合ったほうがいいじゃろう」
麗「わー!お化け!」
エビ天「お化けではない。ワシらもあげだまも、銀河英雄系の外れにあるヒーロー星の住人じゃよ」
オカメ「もっとも私とお爺さんはとっくに現役を引退してますけどね」
エビ天「うん、引退したワシらのようなヒーローは、地球人は神様とか幽霊とか呼んでるようじゃの」
麗「あー何だか頭が痛くなってきましたわ」
雷蔵「もうちょっと詳しく説明してくれんか」
エビ天「ああ、もっともじゃ」
0570名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/21(月) 23:16:18.46ID:???
エビ天「今まで地球で活躍してるヒーローは、全てヒーロー星の住人なのじゃ。
七色唐辛子仮面、日光仮面、スーパーマーケットマン、トラウルマン、みんなよく働いてくれた。
だが時折ヒーロー星にも悪人が現れる。
そんな悪人は一切の記憶を消され、人類の生存しない創成期の星へ裸で送りこまれることになっておる」
麗「ま、待って。裸でっていうと、モデムとイーハブも裸でしたわ」
エビ天「その通り。モデムとイーハブは創成期の星に送り込まれる途中、事故で地球に着いてしまったのじゃ」
オカメ「そうなんですよね」
麗「あーあ私たち、モデムとイーハブに知恵のリンゴを食べさせたりなんかしませんでしたわ」
あげだま「思い出したぞ」
麗「い、いや。食べさせたっていうかあげたら食べたっていうか…」
あげだま「食べさせたくせに!余計なことを!」
麗「ふん、悪かったわね」
エビ天「モデムとイーハブが記憶を取り戻してしまったぞ」
オカメ「困りましたね」
雷蔵「まあ過ぎたことは忘れて今大切なのは、力を合わせ九鬼邸を取り戻すことじゃ」
麗「お爺様、さすが!」
あげだま「よく言うよ」
PC郎「なんやけったいなことになってもうたな。ま、あとはモデムはんとイーハブはんに任せまっか」
0571名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 21:56:41.07ID:???
あげだま「しっかしどう考えても麗が怨夜巫女だったなんてお笑いだな」
麗「お笑いはこっちですわ。あげだまがあげだマンだなんてこと正体をいぶきさんが知ったら笑い転げますわよ」
いぶき『そんな…』
あげだま・ワープ郎「わー」
あげだま「ワープ郎」
ワープ郎「いぶきちゃんの声だ」
麗「へへーだ」
ワープ郎「マウスの通信スイッチがオンになってる。(マル)」
あげだま「ということは」
いぶき「そんな…そんな…」
あげだま『いぶきちゃんに聞かれたかな』
いぶき「(あげだまくんがあげだマン?)あはははははははは、あははははははは。うわ、にゃ。あはははははははは、あははははははは」
こだま「どうしたの?お姉ちゃん。手が付けられない」
0572名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 22:14:27.48ID:???
モデム「ほう、エビ天もオカメも地球に来ていたのか」
イーハブ「あんなのいたところでどうってこともないわ」
モデム「しかし腐っても鯛。かつてのヒーローには丁重に挨拶してやらなねばならん」
PC郎「あちらさんはどういう訳か、仲良う手を握ってしまいましてん。どないしまひょ」
モデム「あっさりと片付けてしまうのもつまらん。ここはひとつ、遊び心で攻めてみるのも一興だな」
0573名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 22:16:11.19ID:???
モデム「私が改造した新しい合成マシーンだ」
佐藤・田中・鈴木「すごい!」
モデム「名づけて、ハイパーウルトラ合成マシーンだ」
PC郎「今回は誰やろな」
イーハブ「お前が行け!」
佐藤・田中・鈴木「うあー!」
イーハブ「ふっ」
PC郎「あー!うひょー」
モデム「精密な回路と死ぬまで戦い続ける闘争心の合成。これこそ至極のメカだ」
田中「精密ってPC郎のことか?」
モデム「運命のベルは鳴らされた!」
佐藤・田中・鈴木「うわーだあー!」
モデム「はっはっはっはっはっはっはっは」
0574名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 22:21:09.76ID:???
佐藤・田中・鈴木「だあ…」
回電(えでん)「ガルルル…」
モデム「行け、回電!」
回電「ガルルル!」
モデム「さて、次は」
佐藤・田中・鈴木「うわーうわうわうわ!」
モデム「安心しろ」
鈴木「あー足の鎖がない!」
モデム「貴様らにも役目を与えよう。戦いのどさくさに紛れて、雷蔵と麗をさらってこい。褒美は望み通りだ」
田中「望み通りだってよ」
佐藤「すげえな」
イーハブ「行け!」
0575名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 22:29:59.35ID:???
田中「ゲートオープン、ゲートオープン」
佐藤「クイックリー、クイックリー」
鈴木「エンジンスタート」
佐藤・田中・鈴木「オッケー!レッツゴー!」
佐藤「褒美は望み通りだってよ。どうする」
田中「旦那様とお嬢さまをやつらに渡すのか?」
佐藤「俺たちの主人は、雷蔵様と麗さまだぜ」
鈴木「九鬼コンツェルン」
佐藤・田中・鈴木「バンザーイ!」
0576名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 22:47:39.30ID:???
ワープ郎「(やっぱり九鬼邸の中枢部を攻めるのがいいよ)カッコ閉じる」
あげだま「うん、俺もそう思う。麗、どこなんだ?中枢部は」
麗「おーっほっほ!そげんこつ敵に教えられるはずがなか」
あげだま「敵じゃなか!力を合わせてモデムとイーハブを倒すんだろうが。俺たちを信用しないなら協力しあうって話はなしにしようぜ」
麗「あーねえ、ちょっと生意気ですわよ。あーた」
あげだま「ふんだ」
麗「わあ」
(ドガンッ)
あげだま「なんだ?」
回電「山の彼方の空遠く、王者が住むと人が言いまっせ」
あげだま「危ない!」
あげだま・ワープ郎「わー!!」
雷蔵・麗「ああーー」
ワープ郎「あげだま、あげだマンに変換だよ!(ビックリ)」
あげだま「体がしびれてダメ」
エビ天「よっしゃ。ワシらが元ヒーローの実力を見せてやるわい」
オカメ「あげだまちゃんが治るまでね」
0577名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 22:56:48.79ID:???
エビ天「ほーい、こっちじゃい」
オカメ「こっちですよー」
(ドカッ)
佐藤・田中・鈴木「旦那様、お嬢さま!」
麗「ひ、いいところに来てくれました」
鈴木「お嬢さま」
田中「さあ、旦那様」
雷蔵「しびれちゃった」
麗「怨夜巫女になるわよ」
鈴木「はい、スタンバイしております」
あげだま「頼んだぞ、麗!」
怨夜巫女「よっこらしょ。おーっほっほっほっほっほ!あげだま!」
あげだま「あいつ、結構頼りになるな」
怨夜巫女「おっほっほっほっほ!後は頼みましたわよ。おーっほっほっほっほっほ!」
雷蔵「今のうちに九鬼邸を取り戻すんじゃ」
あげだま「何ですか、あの人たちは。あ、しびれが取れた」
ワープ郎「変換オーケーだ。(マル)」
あげだま「よーし」
0578名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 23:01:47.29ID:???
ワープ郎「あげだま、変換スタンバイ」
あげだま「あげだま、へんかーん!」

あげだマン「てやあ!あげだマーン」
ワープ郎「変換完了。(マル)」
0579名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 23:16:17.45ID:???
エビ天「もうダメじゃなあ」
オカメ「疲れましたねえ」
エビ天「逃げられんのう」
あげだマン「おりゃあ!気合の戦士、あげだマン。じっちゃんたちありがとう。休んでていいよ」
エビ天「そうじゃのう」
オカメ「じゃあね、あげだまちゃん」
あげだマン「トドメだぜ、ワープ郎!」
ワープ郎「オッケー!カードだね。(マル)」
あげだマン「気合ー!絶縁カードだ。絶縁テープ攻撃!」
回電「むっ、何のこれしき」
あげだマン「まだまだ!」
PC郎「きゃーー」
あげだマン「自分の電気で自爆だぜ。あ、いぶきさん」
いぶき「あげだまくん」
あげだま「えー!な、何ですか?私はあげだマンですよ」
いぶき「もういいのよ、あげだまくん。マウスで聞いちゃったの。ごめんなさい」
あげだま「いぶきちゃん…そっか、聞いちゃったのか」
ワープ郎「やっぱり…(テンテンテン)」
いぶき「ふふふ」
あげだマン「そっか、えへへ」
怨夜巫女「もう!車の整備くらいいつもキチンとしてなさいよ!ぷんぷんぷんぷん」
佐藤「申し訳ありません」
PC郎「おーーい」
怨夜巫女「あら」
雷蔵「もう戦いは済んでしまったようじゃのう」
怨夜巫女「まずいですわね」
雷蔵「ここは慎重にしたほうがいいかも知れんぞ」
怨夜巫女「そうですわね。佐藤、あげだまの家に帰るわよ」
佐藤「はい」
0580名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 23:30:04.63ID:???
あげだま「ビックリしただろう」
いぶき「そりゃあね。ヒーローのあげだマンがクラスメイトだったなんてね。しかも私の隣の席で」
あげだマン「あの、いぶきちゃん」
いぶき「え」
あげだマン「実はね、もうひとつ言わなきゃならないことがあるんだ」
ワープ郎「あげだま、言いにくかったらボクが言ってあげてもいいよ‥(テンテン)」
あげだマン「いや、自分で言うよ。俺ヒーロー星の夏休みを使って地球に来てるんだ。
俺たちの夏休みは、地球では1年間あるんだけど、もうすぐ夏休みも終わっちゃうんだ」
いぶき「と言うと?」
あげだマン「うん、帰らなくちゃならないんだ」
いぶき「え!」
あげだマン「せっかくいぶきちゃんと友達になれたのに」
いぶき「もう地球には来ないの?」
あげだマン「それが分からないんだ」
いぶき「そ、そんな。でも、あげだまくん。私は、あげだまくんといつまでも…!」
あげだマン「いぶきちゃん!いぶきちゃん…うわあ!」
ワープ郎「気合エネルギーが完全に無くなった。(マル)(あげだま、元気出せよ)カッコ閉じる」
オカメ「寂しいんでしょうね」
エビ天「これも修行のうちじゃぞ。あげだま」
0581名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 23:34:39.34ID:???
PC郎「黒メガネのお三方は寝返りましたで」
モデム「そんなことはどうでもいい。ふふ、あれしきの合成獣に手こずるとは、もはや奴の力は読み切った」
イーハブ「暗い宿命を背負った私たちには、恐れるものなどない」
モデム「星が綺麗だ。我らの暗い宿命に同情して、飾り立てているようではないか」
0582名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/22(火) 23:42:51.35ID:???
いぶき「じゃんじゃじゃーん!全国の平家いぶきファンの皆さま、お待たせいたしました!
いよいよ私の本当の魅力を、隠されたパワーを、お見せいたしまーす!
ああ、かつてこのように素敵な美少女戦士がいたでしょうか。
私のハートにこみ上げてくる感動を、早く皆様に伝えたい!次回、平家通信いぶき。いぶきちゃん出番です」
あげだま「あの言っとくけど、ゲンジ通信あげだまだからね!」

次回

『いぶきちゃん出番です』
0583名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/23(水) 17:29:53.79ID:???
モデム「奴らから奪い取ったこの預言書」
イーハブ「暗い宿命を背負った、私たち兄妹の行く手を照らす希望の光。お兄さま、早く読んで聞かせて下さい」
モデム「うむ。最後の決戦の時は来たり。未知のパワーを持った新たなる超人現れ、支配者に立ち向かう」
PC郎「支配者に立ち向かうやて?今の支配者はモデムはん…ということは、その超人ワイらに歯向こうてくるいうことでんな」
イーハブ「お兄さま、その超人とは一体誰のことなんです?」
モデム「今の時点では分からん」
PC郎「超人言うんやから、えらい強いんでっしゃろな。モデムはん」
モデム「(超人とは一体何者だ)」
0585名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/23(水) 17:51:05.75ID:???
雷蔵「これより作戦会議を始める」
佐藤・田中・鈴木「作戦会議?」
雷蔵「左様。本日の議題はな、あのあげだマンをどうやって倒すかじゃ」
麗「お爺様、あげだマンは今私たちの味方ですのよ」
田中「そうですよ」
佐藤「今はあのモデムとイーハブ」
鈴木「それに、裏切り者のPC郎を倒すのが先決でしょう?」
雷蔵「ふへへへへへ。だからお前たちは甘いというんじゃ」
佐藤・田中・鈴木「はあー」
雷蔵「確かに今ワシらは、あげだマンとは味方同士じゃ。しかし考えてみろ。いいか?ワシらの究極の目的はなんじゃ?世界征服じゃろうが」
麗「はっ!」
田中「そ、それはそうですけど」
雷蔵「じゃろう?となれば、いずれあのあげだマンも敵になる」
麗「うんうん」
雷蔵「だったら奴が油断している今がそのチャンスといえばチャンスじゃ」
0586名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/23(水) 17:58:43.92ID:???
田中「し、しかし、旦那様」
佐藤「今こうして世話になってますし」
鈴木「そうですよ。そんなあくどいことを」
麗「お黙りッ」
佐藤・田中・鈴木「うう」
麗「せっかくのチャンスをみすみす不意にするなんて、凡人のすることよ!」
雷蔵「さすがは麗、よく分かっとるのう。そこでじゃ、まずはあげだマンの秘密を探る」
麗「秘密?」
雷蔵「例えばじゃのう。あげだまはどうやってあげだマンに変換するんじゃ?」
田中「ワープ郎くんを使うんでしょう」
雷蔵「そのワープ郎をどう操作する?お前たち考えたことはあるかな」
佐藤・田中・鈴木「いーえ」
雷蔵「ダメな奴らじゃのう」
佐藤「では、旦那様はお考えになったことがあるんですか?」
雷蔵「もちろんある」
佐藤・田中・鈴木「おー!」
佐藤「では、どうやって変換するんです?」
雷蔵「分からん」
佐藤・田中・鈴木「はあー?」
鈴木「だって今考えたことがあるって」
雷蔵「だから考えたことがあるだけじゃ」
麗・佐藤・田中・鈴木「(ズコーッ!)」
雷蔵「じゃが、ひとつだけハッキリとしておることがある」
麗「それは何ですの?」
雷蔵「ワープ郎を制するもの、あげだマンをも制するということじゃ」
麗「なるほど。ワープ郎を封じてしまえば、あげだまはあげだマンに変換できないってことですわね。ふふふふふふ」
0587名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/23(水) 18:17:55.67ID:???
あげだま「また父ちゃんからの通信だ。夏休みの宿題は進んでるかって?ったくうるさいんだよな。父ちゃんも母ちゃんも」
田中「あげだまくん、タイヘンだ!」
あげだま・ワープ郎「ヘンタイ!?」
田中「タイヘン!旦那様が急にお腹が痛いって」
あげだま「九鬼のじっちゃんが?」
田中「さあ早く!」
あげだま「え、あ、痛い!あ、痛い!ちょ、ちょっと」
ワープ郎「あげだま!あげだま!あげだ…」
麗「ジャン!ワープ郎ちゃん」
ワープ郎「ビ、ビックリした。(マル)
麗「ねえ、ワープ郎ちゃん。お願いがあるんだけど」
ワープ郎「それより君のお爺さん、お腹が痛いって」
麗「いいのよ。どうせ単なる食べ過ぎに決まってるんだから、放っておけば治るわよ。ぜえ、ぜえ。へへへ」
ワープ郎「そう?」
0588名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/23(水) 18:31:51.40ID:???
ワープ郎「で、お願いってなんだ?」
麗「ねえ、円周率って知ってるでしょ?私、あれを全部知りたいの。ひとよひとよにひとみごろ」
ワープ郎「それはルート2でしょ…(テンテンテン)」
麗「あら、そうだったかしら?とにかく円周率を最後まで知りたいの」
ワープ郎「最後までって、あれに最後なんてないはずだよ…(テンテンテン)」
麗「わ、分かってるわよ。出来るところまででいいのよ。おほほほ。おーっほっほっほっほっほ!」
ワープ郎「分かった。(マル)そんなに知りたいなら、計算してあげてもいい。(マル)」
麗「わー嬉しい!」
ワープ郎「ただし」
麗「なあに?」
ワープ郎「この計算は意外と大変なんだ。(マル)(まだコンピュータがなかった時代、
新しい一桁を計算するのに、何十年もかかったくらいなんだ)カッコ閉じる」
麗「ほいで?」
ワープ郎「一度計算が始まったら、全ての回路はその計算のみに使われる。つまり自分では、止められなくなっちゃうんだ。(マル)」
麗「ああ、嬉しい」
ワープ郎「何が嬉しいんだよ?(ハテナ)」
麗「あー、いや、計算してもらえるのが」
ワープ郎「ま、いっか。とにかく放っておくとオーバーヒートしちゃうから、
オーバーヒートの表示が出始めたらすぐ止めて欲しい。(マル)(約束だよ)カッコ閉じる」
麗「うんうんうん」
ワープ郎「よし、じゃ始める。(マル)」
0589名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/23(水) 19:30:56.74ID:???
麗「(ふふふ。いかに高性能なワープロロボットと言っても機械は機械。人の心の中までは見透かませんわね)」
あげだま「俺の顔見たら治っただなんて変なの、九鬼のじっちゃん。あ、ワープ郎!どうしたんだよ、一体」
麗「わ、私はただ円周率の計算を頼んだだけですわよ」
あげだま「頼んだだけですわよ?お前な!あーあーオーバーヒートしちゃってるじゃないのー。ったくもう。止まらない。やばい!」
エビ天「こりゃ無理じゃのう」
あげだま「無理って?」
エビ天「何といっても円周率というのは無限に続くもんじゃからのう。おそらく計算している途中で」
ワープ郎「(ドン!)」
あげだま「あ」
エビ天「ほらこの通り」
あげだま「止まった。けどこれって」
エビ天「俗にいう故障というやつじゃな。こりゃ当分使用不可。あげだマンにも変換は出来んじゃろう」
あげだま「えー!よりによってこの大変なときに。むっ」
麗「そろそろ。わ、私のせいじゃないわよー!」
あげだま「ったく、最後の決戦が近いっていうのに」
エビ天「なーに、大丈夫じゃ。いざとなればわしが若いころ使っておったバトルスーツがある」
あげだま「バトルスーツ!?」
0590名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/23(水) 19:47:53.14ID:???
モデム「この町は歴史に残る町となるだろう。我々が、世界制覇への第一歩を踏み出した町としてな」
PC郎「はあ。これは…!」
モデム「読んでみよ」
PC郎「へえ。最後の決戦の時は来たれり。未知のパワーを秘めた新たなる未知の超人現われ、ひとりのヒーローを倒す。
あれー、これ後半ちごうてまんがな!で、これどないしますねん?」
イーハブ「奴らに見せるのよ」
PC郎「奴ら?」
モデム「分からんのか?それを雷蔵が読んだら、一体どうなる」
PC郎「あーなるほど」
モデム「奴らはその超人とやらを必死になって探すだろう。そして探し出したとき、その超人はあげだマンと対決しなければならんのだ」
PC郎「なるほどなるほど。あげだマンとその超人、どっちが勝とうが一石二鳥いう訳でんな」
イーハブ「暗い宿命を背負った私たち兄妹は、所詮雷蔵たち凡人とはレベルが違うのよ」
PC郎「しかしこの預言書。どないして雷蔵の爺さんに読ませるんでっか?」
イーハブ「今日は良い風が吹いていますわね。お兄さま」
モデム「うむ」
PC郎「風?ん?」
イーハブ「この子も楽に飛んでいけることでしょう。ふふ。さ、お行き」
PC郎「あ!あげだまの家のほうへ飛んでいきよった!」
モデム「超人とあげだマンの対決か。早く見たいものだ。ふふふ」
0591名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 16:04:11.09ID:???
雷蔵「なに!あげだまが変換出来なくなった!?」
麗「あい、その通り」
雷蔵「これでワシも世界征服へ一歩近づいたという訳じゃ。ははははは」
麗「あら」
雷蔵「なんじゃ?こ、これは!」
麗「何ですの?お爺様」
雷蔵「麗や、喜べ。奴らに奪われた預言書が返ってきたぞ」
麗「まあ、なんて間がいいのかしら」
佐藤「ちょっと間が良すぎないか?何かの罠かも」
田中「教えてやったほうがいいんじゃないか?」
鈴木「俺たちの言うことなんか聞きゃしないって」
田中「なるようにしかならねえってか」
雷蔵「うーむ、これは」
麗「どうしたんですの、お爺様。なんて書いてあるんですの?」
雷蔵「麗よ。この預言詞ちと難しそうじゃ。よいか?
最後の決戦の時は来たり。未知のパワーを秘めた新たなる超人現われ、もうひとりのヒーローを倒す」
麗「その預言ちっとも難しくありませんわ。決戦が間近になったころ、
モデムやイーハブとは別の超人が現われて、あげだマンをやっつけちゃうってことですわ」
雷蔵「まあ預言の意味は確かにその通りじゃ。問題は新たなる超人が誰かということじゃ」
麗「新たなる超人ねぇ…一体誰の事かしら」
佐藤・田中・鈴木「うーん」
いぶき「あははははははは。あははははははは」
雷蔵・佐藤・田中・鈴木「?」
麗「この笑い声は」
0592名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 16:23:27.66ID:???
いぶき「あはははは。あははは、あははは。あげだまくん、何よその恰好。あははははは」
あげだま「ちょっと立ちにくいけど、そんなにおかしいかな」
エビ天「そんなにおかしいかのう。カメさんや」
オカメ「いーえ、だってこの服はお爺さんの若い頃のトップモードですよ。おかしいはずありませんよ」
エビ天「アイドルじゃったもんなあ」
いぶき「でも、ぷっ、あははははは。あは、あははははははは。あははははは。やっぱりへーん。あははははは。あはははは」
あげだま「あ、あのねえ…いぶきちゃん」
麗「やっぱりいぶきだったのね。あのバカ笑いは」
雷蔵「相変わらずすごいお笑いパワーじゃのう」
鈴木「異常なほどの笑い上戸」
佐藤「うんうん、異常だよな」
田中「そう、一種の超人だったりして」
麗「!」
0593名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 16:39:29.12ID:???
麗「そーう!そう、なるほど!そうだったんですの!」
佐藤・田中・鈴木「うわああ……」
雷蔵「麗や。もう少しソフトな驚きにしてくれんか。体に悪いわ」
麗「お爺様。私も好きでおこげやってるんじゃないんですのよ」
雷蔵「というと?」
麗「ついに分かったのです。誰が超人か」
雷蔵「なんじゃと!それは一体誰なんじゃ」
麗「あのねえ、ちょっとちょっとちょっと」
雷蔵・佐藤・田中・鈴木「?」
麗「実は、こそこそこそ」
いぶき「ふーん」
あげだま「あ、なるほろ」
麗「な、なによ!あんたたち!なんでここにいるのよ!」
あげだま「え、なんでって、ほら。あんまり騒々しいから何話してんのかなーと思ってさ」
麗「おっほっほっほ。聞かれてしまったのなら仕方ありませんわね」
あげだま「でも実はこそこそこそしか聞いてねえぞ」
麗「そう、盗み聞きした通り」
あげだま「だから聞いてねえっつうのに」
麗「未知のパワーを秘めた超人というのはいぶきさん、あなたなのよ!」
いぶき「えー!私が超人!?」
あげだま「いぶきちゃんが超人!?」
麗「そう、私いつもおかしいおかしいと思ってましたわ。いぶきさんったら変なことが得意だったでしょう」
あげだま「そういえば…いぶきちゃんって変なことが異常に上手だったり、好きだったりしたっけ。
いぶきちゃんってこんなことや、そんなことや、こんなことなんかも…」
0594名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 16:59:23.34ID:???
あげだま「麗の言う通りだ。いぶきちゃんって本当に超人なのかも知れない」
麗「かもじゃありませんわ。絶対に、断固いぶきさんは超人よ」
まあ、もう少し詳しく説明すると、未知のパワーを秘めた超人ではなく、町人と書いて、町人ってことになるのよ。
町人と言ったらいぶきさん以外ありえませんわ。おっほっほっほ」
あげだま「何言ってんのか、よく分からないけれども」
いぶき「麗さん、オツムのほうは大丈夫?」
麗「うっさいわね!でも、ああ、いや」
あげだま「え、何が?いや?」
麗「友人として、こんなもの見たくありませんわ私」
あげだま「見たくないって?な、何を?」
麗「教えて差し上げますわ。あなたといぶきさんの対決よ」
あげだま・いぶき「えー!」
あげだま「俺といぶきちゃんの対決?」
麗「驚いたようね。そう、あげだマンと町人平家いぶきさんとの対決は、もう避けることのできない運命なのよ」
あげだま「ちょっと待てよ!俺いぶきちゃんと戦う気なんかないぜ」
いぶき「私だって!」
0595名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 17:10:00.14ID:???
雷蔵「待ちたまえ、あげだまくん。その子はな。今は確かに味方かもしれんが、いずれは敵となる運命なのじゃよ」
あげだま「て、敵!?」
雷蔵「そうじゃ。この預言詞によれば、超人であるいぶきちゃんはモデムたちの仲間になってしまうんじゃ」
いぶき「そ、そんな…私…」
あげだま「そんなの嘘だ」
雷蔵「残念ながら、この預言詞に書かれておることはすべて真実なのじゃ」
あげだま「そんな…でも俺いぶきちゃんと戦うなんてやだよ!」
麗「じゃああなたはこの世界が、あのモデムたちに乗っ取られてもいいっていうの!」
あげだま「いや、それは…」
佐藤「この自分勝手」
鈴木「このワガママ」
田中「この根性なし」
麗「おい!お前たちどっち向いて言っとるんだコラ!こっちだろが、こっち!」
佐藤・田中・鈴木「すいません、何となく」
麗「とにかく、あげだま。いぶきさんと戦うの?戦わないの?」
あげだま「俺、いぶきちゃんとは戦えない」
いぶき「あげだまくん…あ!あ!」
麗・佐藤・田中・鈴木「あ、なんだなんだ」
0597名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 17:52:01.12ID:???
田中「あー!合成マシーン」
佐藤「どうしてここに」
いぶき「わあ!きゃあー!」
あげだま「いぶきちゃん!」
いぶき「あげだまくん!」
PC郎「へっへっへっへ」
麗「PC郎!」
PC郎「この超人、ワイらがもらうでー」
麗「裏切り者め!」
PC郎「なんとでも言いなはれ。この超人は、合成マシーンでワイらのもんにしっかり改造してやりまっせ。えろうおおきに」
いぶき「そんな!」
佐藤「あの合成マシーン、いつもとちょっと違うな」
鈴木「おう、脱臭とパワーが違うもんな」
田中「分かった、ガソリン変えたんだ」
佐藤・田中・鈴木「レーザー100!だははははは。うわ」
麗「バカなこと言ってる場合じゃないのよ。アホたり」
佐藤・田中・鈴木「すんません」
PC郎「相変わらずアホな三人組でんな。ほな、改造させてもらいまっせ」
いぶき「きゃあ!」
あげだま「いぶきちゃん!」
PC郎「へっへっへっへ。なんやこれ」
いぶき「うわ!」
PC郎「これも入れてまおう」
あげだま「おい!こら!」
PC郎「ん?」
0598名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 18:03:07.91ID:???
あげだま「いぶきちゃんを返せ!」
PC郎「よう見たらあげだまやないか。何やそのけったいな格好は」
あげだま「うっさいな!これはじっちゃんのバトルスーツだよ。恥ずかしくなんかないぞ!ほんとだぞ。恥ずかしくなんかないんだい!」
PC郎「へへへ、あげだま。今日こそぎょうさん仕返しさせてもらうさかいな」
あげだま「行くぞ、合成マシーン!うお、あら、ああ!やっぱし下駄じゃ、走れないや。ああ!」
PC郎「ほんま、アホを絵に書いたようなやっちゃな」
あげだま「まだ慣れてないだけだよ!」
怨夜巫女「お待ち」
雷蔵「おお、巫女よ」
怨夜巫女「PC郎!今日こそこの怨夜巫女が許しませんわよ!」
PC郎「へへへ。もうそんなコスチューム、時代遅れやでー」
怨夜巫女「なんですって!?あ、ああ!」
雷蔵「あー!こら、PC郎。一体誰がつくってやったと思っとるんじゃ」
怨夜巫女「そうよ、この恩知らずが!」
PC郎「威張ってられるのも、今のうちや。さあ、合成マシーン。ぎょうさん締めたってや」
あげだま「うあ、ああ」
雷蔵「おんぎゃ〜」
PC郎「さあ、今のうちに合成や」
0599名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 18:08:08.75ID:???
いぶき「く、苦しい…」
PC郎「どないな超人が出来上がるんや。早う。早う」
いぶき「誰か助けて…あら」
マウス「……」
いぶき「あら?苦しくなくなったわ。あ!
あ、私、変換したんだわ。あげだマンみたいに。よーし」
0600名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 18:21:53.02ID:???
PC郎「ん?どないしたんや?合成マシーン。む、なんや!なんや、今の光は」
???「ワープ郎ちゃんが怒ってる!」
PC郎「?」
???「変換出来ないって怒ってる!」
PC郎「誰や!」
???「愛と気合の、小学生美少女戦士ワンダーいぶき(仮名)!あげだマンに代わって、お仕置きよ!」
あげだま「いぶきちゃん!」
怨念巫女「やっぱりあなた町人でしたのねえ」
PC郎「くそー、失敗や!合成マシーン、いてもうたれ!
しもたー!」
雷蔵「わー」
あげだま「わあー」
PC郎「よくもやりよったな。やれ!合成マシーン」
ワンダーいぶき(仮名)「ああ!…っ!」
PC郎「よう避けよったな。しかし次は避けられまへんで」
ワンダーいぶき(仮名)「おりゃー!」
PC郎「そこやーっ!」
ワンダーいぶき(仮名)「(移動)とうっ!」
PC郎「んなアホなー!あらーー」
0601名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 18:32:27.16ID:???
あげだま「すごいや、いぶきちゃん」
雷蔵「超人がワシらの味方じゃったとは、あの預言詞デタラメだったんじゃのう」
怨夜巫女「そうねえ。えへ。でもいぶきさんが町人だっていうのは正しかったでしょう?でしょう?」
雷蔵「おお、さすが麗。目が高いぜ。でも俺まだ信じられないなあ。いぶきちゃんが超人だなんて」
ワンダーいぶき(仮名)「本人の私だって」
雷蔵「とにかく、あげだマンと、ワンダーいぶき(仮名)が揃ったんじゃ」
怨夜巫女「それと私もね」
雷蔵「ああ、そうじゃったな。これで、あのモデムとイーハブをワシの屋敷から追い出すことが出来るというものじゃな」
あげだま「良かったな、九鬼のじっちゃん」
雷蔵「ありがとう。あげだまくん」
0602名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 18:36:52.43ID:???
PC郎「すんまへん。予想外の事態になりまして」
モデム「お前に超人が倒せるとは、はじめから思っておらん」
PC郎「?」
モデム「これで我らは、敵の手の内を全て掴んだことになる。ということは、我らのほうが断然有利というものだ」
イーハブ「お兄さまのおっしゃる通りですわ」
モデム・イーハブ「ふふふふ、ははははは」
0603名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/24(木) 18:45:04.75ID:???
あげだま「おい、怨夜巫女。どこ行くんだよ」
怨夜巫女「九鬼邸に決まってますわ」
いぶき)「ひとりで行ったら危ないわ」
怨夜巫女「お父さまとお母さまが、人質になってるんですのよ」
いぶき「ええ!どうしよう、あげだまくん」
あげだま「行くしかないな。でも何か罠の匂いがする」
いぶき「次回、ゲンジ通信あげだま。あげだま絶対絶命!」
あげだま「いよいよ決戦だな。絶対負けねえぜ!」

次回

『あげだま絶対絶命!』
0604名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/28(月) 17:24:17.84ID:???
雷蔵「集まってもらったのは盛蕎麦市に緊急事態が発生したからじゃ」
男A「雷蔵様が緊急事態とおっしゃるからには、相当のことなんでしょうなあ」
雷蔵「もちろんじゃ。この席は盛蕎麦市の防衛会議と思ってもらってもいい」
男A「防衛会議?それで敵は?」
雷蔵「遠い星からやってきた異星人のモデムとイーハブじゃよ」
ウーロン茶「アチョー。やっとポクの出番が来たネ」
男B「モデムとイーハブ」
雷蔵「このままでは盛蕎麦市は、いや地球は彼らに支配されてしまう。支配するのはこのワシじゃよ!
あ、あ、いや、そ、そんなことより早く手を打たんと大変なことになる。なんじゃその顔は」
男C「お説ごもっともで」
男B「何とかしないと大変ですな」
雷蔵「その通りじゃ」
男C「雷蔵氏が九鬼邸から追い出された。九鬼コンツェルンの実権は、雷蔵氏から娘夫婦に移っている、か」
雷蔵「?」
男たち「ざわざわ…」
雷蔵「ん?どうしたのじゃ。防衛会議はまだこれからじゃぞ」
男C「あいにくわしらは隠居じいさんの暇つぶしに付き合っていられないのだ」
男B「九鬼コンツェルンを牛耳ってる九鬼雷蔵だからこそ、今まで言うことを聞いてやったんだ」
雷蔵「金がすべてとは情けない連中じゃ。金さえあればいいんじゃな。
おう、我が娘よ。ちょっと2000億ほど必要になってな。すぐ持ってきてくれんか」
麗の母「だったら今日中にお持ちいたしますわ。久しぶりに麗の顔も見たいし」
雷蔵「おお、それはいい。麗もさぞかし喜ぶじゃろう」
0606名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/28(月) 17:39:33.56ID:???
あげだま「ワープ郎、まだ直んないのか」
ワープ郎「うう…」
麗「ワープ郎って意外とおボロさんなんですのね」
あげだま「おい!何言ってんだよ!元はと言えばおめえが悪いんだろうが!だいたいね、よくそんな。おい、聞いてんのかよ!聞いてない…」
麗「お爺様、お母さまがお帰りになるって本当ですの?」
雷蔵「もうその話は10回目じゃぞ」
麗「だって私嬉しいんですの」
エビ天「分かるなあ。その気持ち」
オカメ「ほんと。これだけ苦労してるんですもの。母親に甘えないと体がもちませんわ」
雷蔵「ああーー!!」
一同「(ズコーッ!)」
麗「ど、どうしたんですの…お爺様」
雷蔵「屋敷にモデムとイーハブがいることを言わなかったわ」
麗「えー!そんな!じゃあ、お母さまとお父さまは屋敷のほうへ帰ってしまいますわ」
あげだま「すぐに電話かけてこっちに来るように言えよ」
(プープー、プープー)
雷蔵「話し中じゃ」
0607名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/28(月) 17:56:56.30ID:???
(trrrrrrr…trrrrrrr…)
イーハブ「ほう、お前が麗の母だと。夕方だな。分かった。間違いなく伝えておくよ」
モデム「なるほど。面白いことになってきたな」
イーハブ「さすがはお兄さま。私の考えがすぐに判ってしまうんですね」
PC郎「面白い預言でっせ。影に徹する王者あり。表に現れることなく嵐を巻き起こし、風と共に去りぬ。
この解釈はでんな、王者は軽々しく表面に出ることなく…」
イーハブ「大預言など、もうよい!」
PC郎「え?」
モデム「どうも大預言はアテにならん。そんなものに頼るよりは、我らの作戦のほうが確実に地球を支配できる」
PC郎「そやろか?」
イーハブ「そんなことよりPC郎。ちょっとあげだマンのところへ行ってこい」
PC郎「?」
0608名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/28(月) 18:19:45.22ID:???
麗「なんですってぇ!?もういっぺん言ってみなさいよ!」
PC郎「そやから、モデムはんとイーハブはんが、お嬢はんのご両親預かってる言ってましたんや」
麗「なんて卑怯なやつなんでしょう」
雷蔵「しかしよりによって敵の本拠地に帰ってしまうとはドジな奴らじゃ」
エビ天「いやあんたが九鬼邸にモデムとイーハブがおることを言わんからじゃろうが」
雷蔵「いやそれはともかく、敵も焦っとる証拠じゃな。あげだマンは別にして、
ワシらには手も足も出んから汚い手を使い始めたんじゃろう」
あげだま「手も足も出なくて自分の家を追い出されたのは誰なんだよ」
雷蔵「それで、モデムとイーハブはどうしろと言っとるんじゃ」
PC郎「何も言うてまへん。ワイはただ伝えてこい言われただけでっせ。ほな、さいなら。さいなら」
麗「私、お母さまとお父さまを助けに行きますわ」
あげだま「待てよ。きっと罠だぜ」
麗「罠だろうとなんだろうと、お母さまとお父さまを放ってはおけませんわ」
雷蔵「よし、佐藤、田中、鈴木」
佐藤・田中・鈴木「は!なんでしょうか」
雷蔵「お前らは麗の代わりに屋敷に忍び込み、捕えられている麗の両親を救い出してくるのじゃ」
田中「そんな…」
鈴木「俺たちそんなこと出来っこないですよ」
雷蔵「お前たちは信じられないような高い給料をもらっていながら、こんな時には主人を見捨てるのかい」
佐藤「信じられないような高い給料!?」
佐藤・田中・鈴木「うそー(ズコーッ!)」
麗「私、行きます!」
雷蔵「ああー」
あげだま「あ」
0609名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/28(月) 18:28:54.56ID:???
いぶき「待って!」
麗「そこをおどきなさい」
いぶき「話はマウスで聞いたわ」
麗「まあ、盗み聞きするなんて、お下品ですわねー」
いぶき「そういうことじゃなくて…とにかく、無茶はいけないわ。そんなことをしても、お父さまとお母さまは喜ばないわ」
麗「…」
あげだま「その通り!いぶきちゃん良い事言うじゃないの」
麗「あなたたちには私の気持ちなんて解らないんですわ」
あげだま「まあまあ、ワープ郎が直ったら一緒に行くからさー」
麗「わーはなしなさーい」
あげだま「えー毎度バカバカしいお笑いを一席」
麗「アホたれ!そのはなしじゃないだろが!」
0610名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/28(月) 18:32:53.62ID:???
あげだま「ワープ郎…早く直ってくれよ」
ワープ郎「うう…ごめん、あげだま…」
あげだま「しゃべった」
エビ天「いや、まだ直った訳ではない」
あげだま「頑張れよ、ワープ郎」
0611名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 18:19:55.13ID:???
いぶき「麗さん、ココアが入ったわよ。麗さん!まさか…麗さん。あげだまくん、大変よ!」
怨夜巫女「(九鬼一族に振りかかった火の粉は、私ひとりで払ってみせますわ)
ん?何をしに来たの?ピクニックにでも行くつもりなら、とっとと帰ったらいいですわ」
あげだま「そうか、3人でピクニックってえのもいいな」
怨夜巫女「これは、遊びじゃないんですのよ」
ワンダーいぶき(仮名)「分かっているわ。私もあげだまくんも命を懸けてる」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほ!頼まれもしないのにご苦労さまですわね。付いてきてもいいですけど、足手まといだけにはならないでくださいね」
あげだま「ムカ。あげだま帰るッ」
ワンダーいぶき(仮名)「あげだまくん!もうすぐ地球を離れるんでしょう?みんなで思いっきり派手な思い出をつくりましょう」
あげだま「いぶきちゃん」
怨夜巫女「ふんッ」
あげだま「やっぱり行く」
0612名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 18:26:01.59ID:???
PC郎「うーん、何か準備しなくてええんでっしゃろか」
イーハブ「何の準備だ?」
PC郎「決まってるやおまへんか。奴ら頭に来て乗り込んできまっせ」
イーハブ「だから?」
PC郎「だからって、ワシら今まで全敗でっせ」
モデム「負けているからこそ、最後の勝利が感動的になるのだ」
PC郎「そんなもんやろか」
イーハブ「来たわ」
PC郎「き、来よりましたか」
イーハブ「1人、2人、3人…ふふふ」
モデム「ふふふふふ」
PC郎「…この余裕はホンマもんでっせ」
0613名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 18:36:36.88ID:???
雷蔵「ワシらもいくぞ」
佐藤・田中・鈴木「お供します」
怨夜巫女「まあ」
あげだま「気持ちはうれピーが」
ワンダーいぶき(仮名)「危ないわ」
怨夜巫女「お爺様」
雷蔵「ん?」
怨夜巫女「ここは私たちに任せておいてください」
雷蔵「そうかな」
田中「よかったー」
佐藤「ほんとは恐かったんだよなー」
鈴木「奴ら普通じゃないもんな」
怨夜巫女「あなたたちはここにいて、お爺様を守ってね」
佐藤・田中・鈴木「は、はい!」
怨夜巫女「今まで色々辛い目に合わせたけれど、あれは、あれは、私の本心ではないんですのよ。
立派な執事になってほしくて、泣く泣く冷たくしたのですわ」
佐藤「お嬢さま」
田中「そんな気持ちも知らずに俺たちは」
鈴木「涙ジョー」
怨夜巫女「ところで、この傷は、誰が付けたんですの?」
田中「すいません、ワックス掛けのときにうっかりと」
怨夜巫女「修理代は給料から差っ引いておきますからね」
田中「やっぱし?」
怨夜巫女「では、お爺様のこと頼みましたわよ」
あげだま「よくやるよな。あ!危ない、うしろー!」
怨夜巫女「あ、あ、あー!」
0614名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 19:24:19.99ID:???
あげだま「!」
ワンダーいぶき(仮名)「!」
怨夜巫女「!」
あげだま「行くぞ!」
ワンダーいぶき(仮名)・怨夜巫女「おう!」
あげだま「とう!」
ワンダーいぶき(仮名)・怨夜巫女「とう!」
怨夜巫女「PC郎、邪魔をするなら容赦しませんわよ」
PC郎「ワイ、後悔してまんねん」
怨夜巫女「後悔?」
PC郎「あのお二人が、あんな悪い人やとは知らなかったんや」
怨夜巫女「何を今さら」
PC郎「罪滅ぼしに、御両親のいるところまで案内しまっせ」
怨夜巫女「え!」
あげだま「怨夜巫女、油断するなよ」
ワンダーいぶき(仮名)「そうよ。どんな罠があるか分からないわよ」
怨夜巫女「この私がPC郎を信用するはずがありませんわ」
PC郎「ワイとお嬢はんとの仲はそんなもんやったんか!ワイしっかり見てまんねん。お嬢はんが、小学生になってもおねしょを…」
怨夜巫女「もーう!」
PC郎「95点のテストをベッドの下に隠していることを」
怨夜巫女「ストーップストーップ!」
PC郎「信用してくれはりまっか」
怨夜巫女「もちろんですわ」
PC郎「ほな、お嬢はんだけワイについてきてんか」
あげだま「怨夜巫女!」
怨夜巫女「5分経ったら、お母さまとお父さまを助けて戻ってきますわ。
それまで二人はここでおままごとでもしていたらいいですわ。おーっほっほっほっほ!」
あげだま「勝手にしろ!」
ワンダーいぶき(仮名)「いいの?あげだまくん」
あげだま「しょうがないだろ。まあ、怨夜巫女もそう弱い訳じゃない。信じてやろうよ」
ワンダーいぶき(仮名)「でも」
0616名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 19:30:39.10ID:???
エビ天「えー、ポポイのポンと」
オカメ「読めますか?」
エビ天「読めん」
オカメ「まだ直ってないんですね」
エビ天「頑張ってくれよ、ワープ郎。お前がいないとあげだまたちはヘナチョコじゃい」
ワープ郎「あげだま、ごめん。ボク頑張る」
0617名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 19:53:08.93ID:???
PC郎「ここでっせ」
怨夜巫女「PC郎?お父さまもお母さまもいませんわよ」
(ガシャーン!)
怨夜巫女「あ!」
PC郎「へへへへ。始めから案内するつもりなんてなかったんや」
怨夜巫女「なんどえすってえ!チェストォッ!!」
PC郎「わあー!」
怨夜巫女「お母さまとお父さまがいるところをサクサクっと言わないと、とんでもない目に合わせますわよ」
イーハブ「教えてやろう」
怨夜巫女「あ…むう…お父さまとお母さまはどこですの?」
イーハブ「お前の両親など来てはいない」
怨夜巫女「なんですって!?」
PC郎「ワイのニセ情報で、お前はおびき寄せられたんやー」
怨夜巫女「くう…海よりも深く!青空よりも澄み切ったお父さまとお母さまへの私の愛を利用するなんて、許せませんわPC郎!」
イーハブ「ふ」
怨夜巫女「わあー!く…。?。あげだま」
あげだま「やっぱりこんな有様じゃないのよ」
怨夜巫女「ふんッ。なんで勝手に来たんですの?リーダーを無視した行動は許しませんわよ」
あげだま「誰がリーダーだよ!誰がよ!」
怨夜巫女「だあら!私ですわよ」
ワンダーいぶき(仮名)「危ない!」
あげだま「なに!」
PC郎「わあー!」
イーハブ「ふんっ」
あげだま「やつらの罠と分かれば、ここは逃げの一手だな」
怨夜巫女「冗談じゃありませんわ!私の純情を踏みにじったモデムとイーハブは、絶対、絶対許しませんわよ」
ワンダーいぶき(仮名)「そうよ。ここは一気に勝負よ。イーハブは私に任せて」
あげだま「いぶきちゃん」
0618名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 20:08:08.25ID:???
ワンダーいぶき(仮名)「ジャンケンで勝負よ!」
イーハブ「ジャンケンだと?バカにするな。子供の遊びでないか」
ワンダーいぶき(仮名)「はっはっは。何にも知らないのね。ジャンケンとは、気力、決断力、推理、勘、勇気など、
あらゆる能力を結集した地球で一番知的な戦いなのよ」
イーハブ「ほう、それは知らなかった」
ワンダーいぶき(仮名)「やる?それとも逃げる?」
イーハブ「無論、受けて立つ」
ワンダーいぶき(仮名)「ふ。行くわよ。ジャン!」
イーハブ「ケン!」
ワンダーいぶき(仮名)「ポン!」
イーハブ「ポン!」
ワンダーいぶき(仮名)「…っ」
イーハブ「ふふふふ」
(ドカーン!)
怨夜巫女「…!」
あげだま「いぶきちゃん!」
怨夜巫女「今のうちですわ」
あげだま「え」
ワンダーいぶき(仮名)「あげだまくん早く!安心して。私がジャンケンに強いことは知ってるでしょう?」
イーハブ「あいこで」
ワンダーいぶき(仮名)「ポン!」
イーハブ「ポン!」
(ドカーン!)
あげだま「えーと…」
ワンダーいぶき(仮名)「まだまだ。あいこで!」
ワンダーいぶき(仮名)「ポン!」
イーハブ「ポン!」
(ドカーン!)
あげだま「大丈夫みたい」
ワンダーいぶき(仮名)「あいこで!」
0619名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 20:23:36.63ID:???
モデム「地球の夕陽は美しい。ん?これはこれはようこそ。コーヒーでも飲むかね?」
怨夜巫女「おふざけになっては、いけませんのよ!」
(シュッ)
怨夜巫女「まだまだですわ!それそれそれ!」
(シュッ)
怨夜巫女「へえへえへえ」
モデム「疲れたときのコーヒーもまた格別だ」
怨夜巫女「あ」
あげだま「…っ!」
怨夜巫女「わあ!いつまで抱きついてるんだァ!(ボカッ)」
あげだま「あら」
モデム「ふふふふふ。あげだマンにならずに俺に勝負を挑むとはいい度胸だな。それでは、プレゼントでもあげようか。ほら」
(ドカーン!)
怨夜巫女「うう…」
あげだま「なぜ…なぜここまでするんだ…モデム」
モデム「征服とは、力ある者が力の無い者をねじ伏せるものなのだ」
0620名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 20:40:11.32ID:???
あげだま「お前だけは許せなーい!あげだまキーック!」
モデム「ふん」
あげだま「う、うぐ、うああああああ!!!でえ。くっ…くっ…この程度じゃ…」
モデム「ほう、これではどうかな」
あげだま「!」
(ドカーン!ドカーン!)
モデム「おいおいそれで倒れられたら楽しみが半減するぞ」
あげだま「ダメだ…強すぎる…」
モデム「ふふふふふ。ん?」
怨夜巫女「…っ」
モデム「バカめ。ふんっ!」
怨夜巫女「ぎゃ」
あげだま「余計なことをするなよ」
怨夜巫女「あげだまこそ、私についてこなければよかったんですわ。でも、ありがと」
あげだま「何か言ったか?」
怨夜巫女「ありがとうなんて言う訳ないですわよ」
あげだま「なんだそんなこと言ったのか。へえ、お前って素直なとこもあるんだな」
怨夜巫女「言う訳ないって言ってるんですのよ」
モデム「所詮お前たちは俺には勝てない運命なのだ。ふん!」
ワープ郎「あげだまー!」
(ドカーン!)
モデム「!」
あげだま「ワープ郎、故障は直ったのか?」
ワープ郎「うん、バッチリだよ!(ビックリ)」
あげだま「良かったー」
モデム「故障だと」
ワープ郎「それー!」
0622名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 20:52:41.68ID:???
モデム「くそ…くらえ!」
あげだマン「でやあああ!」
ワープ郎「あげだま、気合だよ、気合!」
あげだマン「よーし、気合、気合!気合ー!気合カード!いただきカード?てやあ!
ふん、いただきー!」
モデム「ん?」
あげだマン「とりゃあ!」
モデム「なに!?」
あげだマン「ダブルハイパーフリスベー!」
モデム「うお!」
(ドカーン!)
あげだマン「気合の戦士、あげだマン。またまた地球を救う!
あ!そうだ、いぶきちゃんが」
0623名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 20:57:34.69ID:???
イーハブ「なかなか…やるじゃないか」
ワンダーいぶき(仮名)「ジャンケンには、自信があるのよ」
あげだマン「いぶきちゃん!モデムはやっつけたぞ」
ワンダーいぶき(仮名)「えっ!あは」
イーハブ「ふっ。お兄さまがそう簡単にやられるものか。まあ、今日のところは見逃してやろう」
0624名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 21:09:00.25ID:???
佐藤・田中・鈴木「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」
怨夜巫女「あんなのヘのカッパよ」
あげだマン「おめえは何もしてねえだろ」
ワンダーいぶき(仮名)「あはははは」
雷蔵「トホホ。せっかく屋敷を取り戻してもこれじゃあなあ」
麗の母『麗さん、聞いてもらえたかしら。イーハブさんに伝えてもらったように、急用が出来たので、このまま出かけます。
お父様、お金は銀行口座に振り込みました。あまり無駄遣いをなさらないように』
麗「お母さま」
雷蔵「やれやれ。今回だけは約束を破ってくれて良かったよ」
PC郎「影に徹する王者あり。表に現れることなく嵐を巻き起こし、風と共に去りぬ。
この王者いうんはお嬢はんのご両親のことやったんか」
ウーロン茶「アチョー。いよいよポクの出番が来るネ。誰も知らないけど、ポクにはとっても重要な役目あるのネ」
PC郎「あー!」
ウーロン茶「アチョー!」
0625名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/29(火) 21:18:15.28ID:???
あげだマン「大宇宙に光あり!今この気合の全てをかけて、
大好きな地球を、大好きな仲間たちを、奴らから守らない限り俺の夏は終わらない。
さあ行くぜ、ワープ郎!気合いっぱーつ!
次回、ゲンジ通信あげだま。宇宙からの贈り物。
みんなのこと絶対忘れないぜ」

次回

『宇宙からの贈り物』
0627名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/30(水) 16:57:30.90ID:???
イーハブ「お兄さま。いつまでこんな埃くさいところにいるんですの?」
モデム「まあそう言うな。あの通り九鬼の屋敷は瓦礫となってしまった。もう役には立たん。
それにここは良い。静かだ。作戦を立てるにはいいところだ。ん?宇宙船が来る」
イーハブ「宇宙パトロール隊?」
モデム「そのようだな。誰かが誘導しているのを感じる」
イーハブ「まさか、あげだまたちが」
モデム「分からん」
イーハブ「どうします?お兄さま」
モデム「所詮暗き宿命を背負う我ら、感性の赴くままに行くまでよ。とう!」
イーハブ「ふっ!」
PC郎「待っとくんなはれー!」
0629名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/30(水) 17:14:33.14ID:???
雷蔵「あーあー。まったくワシの大事な屋敷をこんなにしよって」
怨夜巫女「どうすんのよ、こんなにメチャクチャにしちゃってぇ!」
あげだマン「そんなこと言ったって仕方ねえだろうが、このプーが。文句があるならモデムとイーハブに言ってくれよ、全く!」
ワープ郎「あげだま、見ろ」
あげだマン「?」
ワープ郎「宇宙船が誰かの誘導で、盛蕎麦市に近づいてる!(ビックリ)」
あげだマン「俺たちを迎えにきたのか?」
ワープ郎「違う。(マル)これは、宇宙パトロールだ。(マル)」
あげだマン「やったー!味方が来たぜ。ワープ郎、場所は?」
ワープ郎「小学校だ。(マル)」
あげだマン「よーし、行こう。しかし誰が宇宙船を誘導してるんだ?俺たちの他にもヒーロー星のやつがいるのか?」
ワープ郎「分からないよ」
0630名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/30(水) 17:19:36.27ID:???
ウーロン茶「チャー」
モデム「こいつがヒーロー星の宇宙パトロール隊員だったとはな」
PC郎「全く驚きでんなあ」
モデム「来た」
イーハブ「どうします?」
モデム「ふふふ。恐れるな」
イーハブ「お兄さま」
モデム「ふふふ。面白くなりそうだ」
0631名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/30(水) 17:40:22.84ID:???
あげだマン・ワンダーいぶき(仮名)・怨夜巫女「あー」
あげだマン「げーっ!ウーロン茶が二人!」
ウーロン茶「おわはっはっは。おっはっはっは」
あげだマン「またウーロン茶」
怨夜巫女「あっちにもこっちもウーロン茶。どういうことですの?」
ウーロン茶「アチョー!はははー。実はポクは宇宙パトロール隊太陽系支部の隊員の一人だったのネ」
あげだマン・ワンダーいぶき(仮名)・怨夜巫女「!!ダブルビックリ」
ハーブ茶「同じく隊員のハーブ茶」
ジャスミン茶「同じくジャスミン茶」
ワープ郎「信じられないよ…(テンテンテン)」
あげだマン「ほんと。よりによってウーロン茶が、ヒーロー星の子供たちみんなが憧れる宇宙パトロール隊の一員なんてよ」
ウーロン茶「はっはっはっはっは。中国4000年のことわざに、敵を欺くにはまず味方からというのがあるのネ」
ハーブ茶「とにかく我々が来たからにはモデムとイーハブは捕まえたも同然ネ」
ウーロン茶「それはどうかな」
ハーブ茶・ジャスミン茶「え」
ウーロン茶「アチョチョチョ」
ハーブ茶・ジャスミン茶「あー!」
ジャスミン茶「ウ、ウーロン茶何するノ?」
モデム「はっはっは。まんまと騙されおって」
あげだマン「モデム!」
モデム「銃は我らが手の内。さてあげだマン、いぶき。元の姿になってもらおうか。命が惜しければ逆らわぬことだ」
あげだマン「くそー」
ワープ郎「(ダメだよ。チャンスを待つんだ)カッコ閉じる」
エビ天「カメさんや、急げ急げ。あげだまが大変じゃ」
0632名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/30(水) 17:54:15.74ID:???
ワープ郎「こら!ボクはスイカじゃないぞ!(ビックリ)」
イーハブ「おとなしくしろ」
ワープ郎「うわー、ボ、ボクをどうするつもりだ」
イーハブ「分解してスクラップよ」
ワープ郎「そ、そんな!(ビックリ)」
モデム「こいつらも宇宙船と共に宇宙の藻屑となってもらおう」
あげだま「必ず戻って来てやる。待ってろよ!」
モデム「楽しみにしているよ。ふふふふふ」
あげだま「おい、この裏切り者!」
いぶき「ウーロン茶くんは操られているだけよ」
モデム「ウーロン茶には、宇宙船が大気圏外に出た時に自爆するように洗脳した」
あげだま「なに!?」
モデム「行け、ウーロン茶!グッドラック」
怨夜巫女「あげだま、なんとかしなさいよ」
あげだま「…っ」
PC郎「いやー、こないにあっさり上手くいくとは思いませへんでしたわ」
0633名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/30(水) 18:10:58.63ID:???
PC郎「これでこの地球は、モデムはんたちのものでんな」
エビ天「それはどうじゃろのう」
モデム・イーハブ「!」
ワープ郎「いて!(ビックリ)あ、あが」
モデム「この年寄りども!バカにしおって」
エビ天「ワープ郎、早くあげだまたちを」
ワープ郎「分かった。(マル)」
エビ天「あ、それ。あ、それ」
モデム「くそー、一発も当たらなかった。こんなものに頼ったのが間違いだった。この、役立たず!」
イーハブ「大丈夫でしょうか」
モデム「ふっ、ワープ郎に何が出来る」
エビ天「ワープ郎は上手くやれるかのう」
オカメ「やる時はやりますよ、あの子は」
0634名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/30(水) 18:17:43.00ID:???
ワープ郎「待ってろよ、あげだま。あげだま、どこだ?(ハテナ)」
あげだま「んぎぎ…」
怨夜巫女「何とかしなさいよ、早くもう!」
あげだま「ワープ郎!」
ワープ郎「あげだま、見つけた。(マル)よーし」
あげだま「あ、あいつどこ行くんだよ」
怨夜巫女「もう、頭がプーだから分かんなかったんじゃないの?」
いぶき「まさか」
0637名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/30(水) 18:27:14.03ID:???
モデム「戻って来る。悪運の強い奴らだ。楽しみは多いほうがいい」
PC郎「どないするんでっか?」
モデム「戦うまでよ」
イーハブ「それが我らの暗い宿命というもの」
モデム「行くぞ」
イーハブ「はい」
PC郎「あーあ、ワイもう付き合いきれまへんわ。どこぞで昼寝でもしてきまひょ」
0638名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/30(水) 18:30:36.54ID:???
いぶき「大丈夫かしら?ウーロン茶くん」
ワープ郎「(帰ったらエビ天様に直してもらうよ)カッコ閉じ」
ハーブ茶「!」
あげだま「(モデム、イーハブ)」
ワープ郎「あげだま」
あげだま「行くぞ!あげだマンに変換だ!」
ワープ郎「いぶきちゃん、あとを頼む!」
いぶき「あげだま、頑張って!」
0639名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/31(木) 14:56:55.20ID:???
ワープ郎「あげだま、今度こそ死ぬかもしれないぞ…(テンテンテン)」
あげだマン「わかってる。でもやらなくちゃならない」
ワープ郎「あげだま」
あげだマン「ワープ郎、飛ぶぞ!」
ワープ郎「あいよ!」
イーハブ「やっと出て来たわね」
モデム「行くぞ」
イーハブ「ふっ!」
(ドカーン!)
あげだマン「うわああああ!!ぐっ…」
ワープ郎「大丈夫かあげだま?(ハテナ)」
あげだマン「もう一度行くぞ!」
ワープ郎「ダメだ!(ビックリ)(これ以上飛んだらバッテリーがもたない)カッコ閉じ」
あげだマン「なにー!?そんなー!」
怨夜巫女「そんなこったろうと思いましたわ」
あげだマン「ん?何だそれ」
怨夜巫女「この船にあった船外作業用のジェットよ。じゃあね!」
あげだマン「ああ、おい!ちょっと!」
0640名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/31(木) 15:12:12.37ID:???
怨夜巫女「行くわよ。いぶきさん」
スーパーいぶき「スーパーいぶよ」
怨夜巫女「ふふ、もう変わったの?」
イーハブ「雑魚どもが」
モデム「何度来ても同じことだ」
イーハブ・モデム「とうっ!」
怨夜巫女「何度も同じ手は食わないですわ。ふっ!ちょろいもんですわ」
イーハブ「そうかしら?逃げないで。仲良くしましょうよ」
スーパーいぶき「麗さん、今行くわよ!」
モデム「ここで見ててもらおうか。ふふふ」
スーパーいぶき「動けない…」
怨夜巫女「う」
スーパーいぶき「麗さん逃げてー!」
イーハブ「お友達が何か言っているわね」
怨夜巫女「…っ」
イーハブ「ダメよ、逃がさないわ。可愛いわ。私の好みよ。ふふふふ」
怨夜巫女「いやー!離せ―!う、あー!」
(ドカーン!)
スーパーいぶき「あー!」
イーハブ「可愛い子だったから、ちょっともったいなかったかしら。こっちの子も可愛いわね。
いかにもお兄さま好み。時間をかけてたっぷり可愛がってもらうといいわ」
モデム「ふふふふふ」
スーパーいぶき「…あげだマーン!」
モデム「何!?」
0641名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/31(木) 15:28:39.26ID:???
あげだマン「好き勝手やりやがって。マジで怒ったぞ!」
スーパーいぶき「あげだマン!」
あげだマン「いぶきちゃん!マジなあげだマンを見せてやるぜ!」
モデム「ははは。お前の力は分かっている。私たちに敵うわけ…」
あげだマン「どうかな!どうかな!どうかな!」
イーハブ「お兄さま!」
モデム「調子に乗るなー!」
あげだマン「うああああ!!でもすぐ戻ってくるのさ!どうかな!どうかな!どうかな!」
イーハブ「お兄さま!」
スーパーいぶき「あなたのお相手はこっちよ」
怨夜巫女「これを受けてごらんなさい!」
イーハブ「う…何の真似?」
怨夜巫女「制御装置は外したわよね」
スーパーいぶき「もちろん」
怨夜巫女「どっけ飛んでいくかしら」
スーパーいぶき「楽しみね」
イーハブ「う、うわあああ!!」
スーパーいぶき「やった!」
怨夜巫女「上手くいきましたわ」
イーハブ「うわあああああああ!!!」
モデム「お?」
あげだマン「これで最後だ!くらえ!」
モデム「うおおおおおおおおお!!!」
スーパーいぶき「やった、やったのね」
あげだマン「いや、まだだ」
0642名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/31(木) 15:47:22.62ID:???
モデム「俺たち兄妹を、本気にさせるとはな」
あげだマン・スーパーいぶき・怨夜巫女「ああ」
モデハブ(モデム+イーハブ)「ふふふふふふ」
宇宙船(ビビビビビ、ビビビビビ)
あげだマン「いいぞ、やれやれ!」
モデハブ「ふふふふふ、バカめ!」
(ドカーン!)
あげだマン「ああ!ジャスミン茶たちを頼む!」
怨夜巫女「オッケー」
スーパーいぶき「でも…」
怨夜巫女「こっちはあげだマンたちに任せて行きますわよ」
スーパーいぶき「ああ!」
あげだマン「許せない」
モデハブ「ははははは。所詮お前らごとき我らの敵ではないのだ」
あげだマン「てやあ!だりゃあ!ダブルフリスベー!」
モデハブ「ぐ、ぐお」
あげだマン「ああ」
I(ドカーン!)
あげだマン「うわああああああ!!!」
モデハブ「ふふふ、ははははは。お終いだな、あげだマン。さらばだ。お前のエネルギーが我が血肉となることがせめてもの幸福と思え」
スーパーいぶき「あげだマーン!麗さん手を離して!あげだマンを助けなくっちゃ!」
エビ天「いぶきちゃんが行ってもどうにもならん。あげだマンを信じるんじゃ」
0643名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/08/31(木) 16:01:05.25ID:???
ワープ郎「あげだま、この歯と唾液は強烈だ。(マル)こんなところで死にたくないよ‥(テンテン)」
あげだマン「分かってる。でも俺もう体がでろんでろんだよ」
ワープ郎「そんな!いつもの気合はどうした!」
あげだマン「どわああああああ!!!」
ワープ郎「どうした、あげだま!」
あげだマン「ぐああ…」
ワープ郎「このままじゃ、いぶきちゃんともう会えないぞ。(マル)それよりも、いぶきちゃんも他の皆も…うう…あげだマン」
あげだマン「泣くなってば、ワープ郎。お前って変なロボットだよな」
ワープ郎「ボ、ボクはロボットなんかじゃないぞ。ボクは、ボクは…」
あげだマン「何も言うな、ワープ郎。分かってるって。お前は俺の大切な友達さ」
ワープ郎「あげだま」
あげだマン「そして皆、俺の友達なんだ!」
0644名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/31(木) 16:14:03.54ID:???
あげだマン「ぐおおおお!!!」
ワープ郎「頑張れ、あげだマン!」
あげだマン「ワープ郎、残った気合のエネルギーを全部使うぞ!」
ワープ郎「え、そんなことをしたら…」
あげだマン「いいんだ」
ワープ郎「あげだま」
モデハブ「おのれー」
あげだマン「行くぞ、ワープ郎!」
ワープ郎「おう!」
あげだマン「てやあ!」
モデハブ「ぐああああああ!!!」
スーパーいぶき「あげだマーン!」
エビ天「大丈夫じゃ。あげだマンは生きておる。じゃがモデムとイーハブもまだ生きておる。
ん?モデムとイーハブが、力を取り戻そうとしておる」
怨夜巫女「そんなこと出来るんですの?」
エビ天「人間の心が吐き出した邪悪なエネルギーを吸収しておるのじゃ。
このままでは更に強力になってしまう。皆の愛のエネルギーをあげだマンに注ぎ込むのじゃ」
怨夜巫女「愛にパワーなんてあるんですの?」
オカメ「本当の愛には奇跡を起こすパワーがあるんですよ」
スーパーいぶき「本当の、愛…」
0645名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/31(木) 16:46:13.14ID:???
エビ天「うん、あげだマンに伝えるんじゃ。素直な心で」
怨夜巫女「どうすればいいんですの?」
エビ天「こうするんじゃ。♪いつでも」
エビ天・オカメ「♪ここから君を見てる 輝く瞳の星たちを」
スーパーいぶき「不思議。知らない歌なのに歌いたくなる。♪たとえ離れていても たとえ闇の中でも」
商店街の皆さん「♪君だけ探せる 少しでいいから」
スーパーいぶき「素敵。どんどん元気が出てくるわ」
怨夜巫女「な、何なのこの歌。ただの歌じゃない。♪僕のことも見つめててほしい」
エビ天「もっともっと歌い続けるのじゃ!」
盛蕎麦市の皆さん「♪誰もがひとりじゃ何もできないけど 勇気をもてたらどんな夢も叶うよ
この声 この歌 僕の胸のエナジー」
佐藤・田中・鈴木「♪届いたら答えて」
雷蔵「♪勇気が挫ける」
盛蕎麦市の皆さん「♪そんなときも 必ずどこかであるだろう」
スーパーいぶき「あんなに気合の光が。あげだマーン!」
怨夜巫女「あげだマン!しっかり!」
ワープ郎「あ、あげだま。気合のエネルギーだ。(マル)」
あげだマン「うん、感じる。皆のエネルギーを感じるぜ。いぶきちゃん。麗。みんな」
スーパーいぶき「あ、復活した!」
モデハブ「あげだマン、今度こそとどめだ!」
盛蕎麦市の皆さん「♪いつも君の笑顔をそばで守りたいから 負けたり出来ない 頑張る気持ちが遠い明日に情熱をくれる
本当に大事なものはひとつだけさ 心を繋げばどんな夢も叶うよ この空 この海 地球からのエナジー 届いたら答えて」
あげだマン「行くぞ、ワープ郎」
ワープ郎「おーし!」
モデハブ「何!?」
あげだマン「みんなの愛のエネルギー、気合のエネルギーをくらえ!」
モデハブ「!」
あげだマン「気合!気合!気合!気合!気合!気合!気合いいいいいいい!!!!!!!!!」
モデハブ「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
0646名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/31(木) 17:09:27.41ID:???
ジャスミン茶「皆さんのおかげで、無事モデムとイーハブを捕まえられたのネ。
ありがてえありがてえ。じゃヒーロー星へ二人を護送するのネ。再見」
あげだま「ちょっと待ってくれよ。ついでだから、俺とワープ郎も一緒に連れてってくれねえかな」
いぶき「え、あげだまくんどういうことなの?」
あげだま「うん、黙ってたけどさ。ヒーロー星の小学校の夏休み今日で終わりなんだ」
いぶき「今日で終わりって…そんなのいや」
ワープ郎「ボクたちだって、みんなと別れるのは辛いけど…(テンテンテン)」
あげだま「今日中に帰らないと父ちゃんと母ちゃんにどやしつけられちまうんだ」
いぶき「そんなのいや!うっ…」
あげだま「いぶきちゃん。別れるのは悲しいけど、これが永遠の別れじゃないぜ。冬休みになったらまた絶対来るからさ」
いぶき「ほ、ほんと?」
あげだま「ああ。俺、いぶきちゃんがいるこの地球が、すっかり気に入っちまったからな」
いぶき「あげだまくん」
あげだま「いぶきちゃん」
麗「おーっほっほっほ!」
あげだま「うわ、麗!」
いぶき「麗さん!」
麗「まったく、最後までいちゃこらいちゃこらと」
あげだま「あーおめえこそとことん最後まで!あ」
ワープ郎「れ、麗が泣いてる‥(テンテン)」
あげだま「麗、おめえも泣いてくれるのか。ほんとは心の優しい…」
麗「何勘違いしてんのよ!これは嬉し涙よ!ふんッ」
あげだま・いぶき・ワープ郎「ふふ‥‥」
0647名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/31(木) 17:25:48.70ID:???
いぶき「さようなら、あげだまくーん!」
あげだま「さようなら、いぶきちゃん!さようなら、麗!さようなら、みんな!」
ワープ郎「バイバイ。(マル)ー!」
ウーロン茶「あーポクを置いて行かないでー」
エビ天「あげだま、元気でな」
オカメ「またね」
いぶき「あげだまくん…」
麗「おーっほっほ!これで地球はお爺様と私のものですわ」
田中「えー!まだ世界征服諦めないんですか?」
雷蔵「当たり前じゃ。成り上がりの章と野望の章の他にも、預言書は99巻あるのじゃよ。どうだ、恐れ入ったか」
佐藤・田中・鈴木「だあ…」
PC郎「ああ、よう寝た」
雷蔵「こら、PC郎待てー!」
佐藤・田中・鈴木「このヤロー!」
麗「私たちが暴れればあげだまもすぐ帰ってきますわ」
いぶき「麗さん」
麗「あげだマンのいない毎日なんて、超退屈でお腹のラッパがプーですわ。おーっほっほっほっほっほ!」
いぶき「ふふふふ」
麗「おーっほっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほっほ!」
(ドガンッ)
あげだま「うわー、なんでこうなるの!」
ワープ郎「(これがゲンジ通信あげだまだよ)カッコ閉じる」
0648名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/31(木) 17:35:44.47ID:???
麗「♪

立てばカトレア シクラメン
歩く姿はバラ以上
家柄も成績も怖いほど完璧よ

鞄を持ちなさいッ
佐藤「態度でかいよなあ」
足をおなめなさーいッ
鈴木「調子に乗るなよ」
三歩下がりなさいッ
田中「やってらんねえよ」
無礼者

生まれた時から まさに女王さまよ
みんなひざまずくけど それも当然ですわ」
0649名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/31(木) 17:47:00.29ID:???
麗「佐藤、田中、鈴木。今日は誰が合成獣に入るの?」
佐藤「いや、それは…」
田中「いやいや」
鈴木「田中入れよ。やだよ」
麗「自主的に入ろうってものはいないの!?」
鈴木「だってさ」
麗「何よ」
鈴木「涙ジョー」
麗「このかわき者ー!」
鈴木「お嬢さま、それを言うなら…」
田中「かわき者じゃなくて」
鈴木「たわけ者じゃないかなーって」
麗「うるさーい!うるさい!」
0650名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/08/31(木) 17:52:31.74ID:???
「♪

車 おだしなさいッ
鈴木「ったく、うるせえなもう!」
のどがかわいたわッ
佐藤「冗談じゃないぜ」
今度 しくじれば
田中「やってらんねえよ!」
クビよー!クビー!

完全無欠の まさに女王さまよ
世界中の男が この美貌のとりこ

おーっほっほっほっほっほっほっほ!」
田中「麗さま、これで終わりです」
佐藤・鈴木「じゃあねー」
0652名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/13(水) 15:58:50.50ID:???
由唯「!」
省吾「ごめん。驚いた?みたいだね。ぶつかんなくてよかったよ。急いでてさ。あ、これ」
由唯「自分で拾います!もう、無神経ね。ここは歩道よ。それに女の子のバッグの中見るなんてサイテーよ。
もうついてないわ。電車は止まるし、もう間に合わないわ」
省吾「悪かったな」
由唯「マナーも知らないのね。学生でしょう?タクシー」
省吾「ま、待てよ!」
由唯「原宿ピアザビル急いでください」
省吾「明治通りは渋滞だ。タクシーより歩いた方が早いよ。キディランドの前のビルだろ?乗れよ。俺なら1分だ。さあ、急いでんだろ」
由唯「強引ね」
省吾「いいからさ。
ねえ、名前は?」
由唯「えー!?」
省吾「名前!」
由唯「由唯よ!高中由唯!」
省吾「俺、矢作省吾!よろしく。ピアザビルで働いてんの?」
由唯「違うわ!バイトは、六本木よ!」
省吾「着いたぜ。間に合ったろ?」
由唯「とりあえずありがとう。でもひどい運転ね」
省吾「六本木のなんて店?」
由唯「ハードロックカフェよ」
省吾「知ってる。行った事あるよ。今度バイクでドライブ誘うからさ。TELも教えてよ。あ、待って。ねえ、教えてくれよ」
由唯「バイトは8時から。気を付けてね」
省吾「絶対行くから!」
由唯「408‐7018。お店の電話番号よ。バイバーイ」
省吾「んー!だあー!」
0655名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/13(水) 16:41:56.31ID:???
モーリー(森浩樹)「後方2回転宙返りフィニッシュ決まりました!日本の矢作、得点は!?」
智美「10点!」
舞「10点!」
省吾「へへ、遅れちゃった」
舞「はーい」
智美「いつも元気してんね」
モーリー「今日はお前持ちだな」
省吾「まっかせなさーい。出た」
舞「うそー」
智美「私これで見たの2回目」
舞「何あれ」
省吾「イヴちゃん可愛いな」
モーリー「ああ、これ新曲だよ。このビデオ、俺AIR CHECKしてあるぜ」
省吾「おい、ダビングさせろよ」
モーリー「べーだ」
省吾「きったねーな、このやろ。ダビングさせろ」
モーリー「おい、省吾やめろ」
0656名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/13(水) 16:50:16.32ID:???
時祭イヴ
『♪あなたの瞳は冷たすぎるから 心が熱いかも
フッと笑った横顔
Love me do Love me do Love me do
都会を流れる真赤なライトに 素肌がざわめくの
Ah Ah 不思議ね

ときめいたらカーニバルね いつの日にも
突然降りだす雨のような愛

恋に落ちるセンチメンタル 始まるわ
昨日の涙に羽根が生えては Fly away 飛んでく
水平線センチメンタル 始まるわ
出逢った時には愛していたのよ
あの夜 星さえ流れる Oh! destiny

恋に落ちるセンチメンタル 始まるわ
シャガールみたいな空が輝けば Fly away 飛んでく
背中ごしにセンチメンタル 始まるわ
瞳に緑のパワーが走るの
あの夜 星さえ流れる Oh! destiny』
0657名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/13(水) 17:21:52.53ID:???
慎二「おい、俺だよ」
省吾「慎二か。な、なんだ?でっけー。どこのだ?SUZUKIじゃないみたいだし、HONDAとも違うし」
慎二「YAMAHAでもKAWASAKIでもない。1万5千回転。時速320キロ。スピードはF1だよ。しかも、このつくりはスポーツマシンじゃない」
省吾「ホントかよ。こいつどっから持ってきたんだ?」
慎二「社の実験室から2日前。俺がテストライダーに選ばれた。お前なら分かるだろ?」
省吾「バハモードか」
慎二「バハムートだよ」
B.D.「中川君。ご同行願おうか。社の機密を外へ持ち出されては社の大事にかかわる。手を焼かせんでくれたまえ」
慎二「待て。うちの社には銃を持ったシークレットサービスはいない」
省吾「てめえら!」
B.D.の部下A「動くな!」
慎二「省吾!」
省吾「分かってるよ!」
B.D.「無駄なことはやめろ!怪我をするぞ!」
B.Dの部下達「うわあ!」
B.D.「しまった!」
省吾「慎二!」
B.D.「逃がすな!道路を閉鎖しろ!絶対この地区から出すな!ガキが…なめやがって」
省吾「あいつは一体…」
B.D.の部下B「う、ちきしょー」
0658名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/13(水) 17:56:29.46ID:???
省吾「だから言ったろ!」
モーリー「分かったから落ち着けよ」
チョンボ(友田しげる)「返したほうがいいんじゃねえか?」
省吾「バカ言うなよ!捕まったら何されるか分かんねえだろ!」
モーリー「成り行きだからしょうがないけど、こんな目立つもんで逃げられないぜ」
チョンボ「捨てちまえよ」
省吾「慎二は殺されたんだぜ!売られた喧嘩だ。買ってやるよ」
ココ「そう熱くなるな。今さら慌ててみても仕方ないだろ。今日の朝刊かテレビで出るさ。失踪か、変死でね。お前も時間の問題さ」
モーリー「そう、相手が悪いよ。ほとぼりが冷めるまでトンズラしてたほうがいいぜ」
チョンボ「そうだよ。やつらこいつが欲しいんだろ?どっかに置いておけば見つけて持ってくさ」
省吾「俺に考えがある。手を貸してくれ」
0659名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/13(水) 18:13:10.90ID:???
『ターゲットは矢作省吾。足取りは目黒区青葉台までは掴んだんですが…』
B.D.「今夜中に探しだせ。朝になるぞ。作業急げ!」
B.D.の部下「は」
0660名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/13(水) 18:26:34.79ID:???
ココ「省吾、塗装終わったぞ。ツケにしとくからな」
省吾「おやっさん。どこにも載ってないよ。ニュースにも出てないし」
(trrrrrr…trrrrrrr…)
省吾「チョンボか。どうだった?え、真二は研修でアメリカ?3ヶ月間」
0661名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/13(水) 18:30:10.05ID:???
モーリー「やっべー」
B.D.「あいつをつけさせろ」
省吾「水道工事?俺の部屋に人が?そこまでして隠さなきゃならないものなら逆に人目に晒してやるよ。マスコミを使ってな」
モーリー「お、おう。イヴのオンリーユーに出る?わ、分かった」
0662名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/14(木) 16:23:26.60ID:???
舞「〜♪」
由唯「う、うーん…ふぁあ…ちょっと静かにしてよ。こっちは夜が遅かったんだから」
智美「いい若いもんが何よ。昼まで寝てて」
由唯「べー」
智美「ねー、いけないお姉ちゃんね」
舞「きゃお」
由唯「この」
舞「ああ」
0663名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/14(木) 16:49:23.82ID:???
智美「はーい、よく食べましたね」
(trrrrrr…trrrrrr…)
智美「ん?もしもし。はい」
由唯「ねえ、舞。今日の食事当番誰だっけ?」
舞「はーい」
由唯「ひさーん。また冷凍食品?」
智美「あれ?もしもし!省吾ちゃんじゃないの!そうよ、智美よ。舞もいるわ。うっそみたい。どうしたの?」
舞「省吾君なの!?」
由唯「省吾君…誰だっけ」
智美「うん、驚いたか?由唯とも知り合いなの?あなた。へえ、そう。どういう関係かしら?由唯とは。
分かったわ、ちょっと待って。由唯、省吾君。覚えてる?」
舞「省吾?」
智美「オートバイでどこか送ってもらったでしょう?」
由唯「ああ、あの」
智美「彼からよ」
0664名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/14(木) 17:04:29.09ID:???
省吾「やあ、君のバイト先に電話して番号教えてもらったんだ」
由唯『ずいぶん暇なのね。智美や舞ともお知り合い?』
省吾「あ、ああ。こないだ新宿でちょっと。しかし偶然だねえ。驚いたよ」

由唯「それでなんのご用かしら?」
省吾『そうそう。これから面白いもの見せてやるよ。時祭イヴのオンリーユーってあるだろう?あれ見てくれよ。じゃあ』
由唯「もしもし?時祭イヴのオンリーユー?」
舞「いっけなーい。もう始まってるわ。見なくちゃ。え、リモコンリモコンっと。あーリモコン!」
智美「ビデオの上」
由唯「どうしてかな」
智美「でも焦ってたよ、彼。面白かったー」
由唯「あるのね、こういう偶然って」
舞「静かにして。始まったわよ」
0665名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/14(木) 17:23:44.79ID:???
イヴ「という訳で、次はイヴのタウンスクープの時間です。あなたの失恋レポート。
猫が卵を産んだなんて、楽しいニュース何でもオーケー。
あなたの街のビジョンフォンでじゃんじゃん電話してくださいね。あ、さっそく掛かって来たわ。もしもし?」
省吾『(ゴクリ)』
イヴ「ふふ。あ、ごめんなさい。もう少しカメラから離れてくれる?」
省吾『い、いけね。バ、バハムートシックス』
イヴ「ババムーチョさん?」
省吾『ち、違うよ。バハムートシックスだよ』
《しばらくお待ちください》
由唯「あの子よ」
舞「うん、省吾ちゃんでしょ?」
智美「あがってたみたいね」
由唯・舞・智美「あははははは」
TV局員A「リクエストプログラムバンクT2R-B3。オンエアスタンバイオーケー」
TV局員B「3、2、1、キュー。よし、特捜隊に回せ」
イヴ『あ、変な子。切れちゃった。それじゃあ次の人は誰かな?』
由唯「あれ、変なの」
舞「どうしたのかな」
智美「ビビったのよ」
0667名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/14(木) 17:51:04.94ID:???
省吾「本当なんだから、調べて欲しいんだ。今そのバイク見せるよ」
イヴ『分かったわ。お友達のこと調べてあげる。それともうひとつ言い忘れてたけど、受話器を置いても平気よ』
省吾「あ、そうなんだ。えへへへ。バイク後ろにあるから見てよ。見えるかな?映ってる?」
イヴ『映ってるわよ』
省吾「誰も見たことないはずさ。時速320キロ。ベンベとぶつかっても壊れなかったんだ」
イヴ『ベンベって?』
省吾「いかつい外車さ。普通ならバイクがぺったんこだぞ」
イヴ『へえ、そうなの。私バイクのことよく知らないけど、こんなに大きいバイク見たのはじめて』
省吾「頼みがあるんだ。このバイク、お宅の局で預かってくれないか?
専門家に確かめてもらいたいんだ。これが軍用兵器だってことをさ」
0668名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/14(木) 18:04:24.49ID:???
省吾『おーい、みんな見てたか?テレビ局へ行ってきます。だあー!』
B.D.「ふざけた真似しやがって」
B.D.の部下「11時隊到着しました。ターゲット確認。スタンバイオーケー」
B.D.「逃がすな!」
0669名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/14(木) 18:13:46.84ID:???
イヴ『今日の電話コーナーはこれでお終い。それじゃあ私の歌、背中ごしにセンチメンタル聞いてください』
智美「どうしたの?彼」
舞「あれっきり出なかったね。変なの」
智美「バハ何とか言ってたね」
舞「何が言いたかったのかな」
由唯「何でこんなのわざわざ私に見ろって言うのよ、あいつ。変なの」
智美「由唯が好きだとか、告白しようとしたのかな」
由唯「バカ言ってる」
舞「ねえねえ、この歌。3週連続トップなのよ」
0670名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/14(木) 18:37:35.83ID:???
B.Dの部下A「全車スタンバイオーケー。2号車より全車へ。ターゲットA‐33通り通過。次の交差点でアタックしろ」
乗用車の運転手「センターフォワード了解」
軽トラの運転手「クオーターバック了解」
乗用車の運転手「ターゲットがトライしてきました」
省吾「ふう」
トラックの運転手「どこ見てんだ、このウスノロ!」
バスの運転手「何だとこの野郎!てめえのほうから突っ込んできたんじゃねえか!」
トラックの運転手「やるか、この野郎!」
省吾「急いでんだよ!早くどけよ、下手くそ!」
通行人A「大丈夫ですか?怪我はありませんか」
省吾「ええ」
通行人B「よし、押さえろ!」
通行人A「ふざけた真似しやがって」
省吾「てめえら汚ねえぞ!」
通行人B「えーい、やかましい!おとなしくしろ!」
省吾「いてえよ!離せよ、バカヤロー!」
通行人達「やめろ、何すんだ!」
B.Dの部下B「申し訳ありません。タッチダウンされました。外苑通りを246号線に向かって逃走中」
B.D.「2時隊。ターゲットを3号高速に追い込め。インターにトランスポーターを用意しろ。矢作省吾か」
0671名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/16(土) 19:06:34.89ID:???
バイク運転手A「ターゲット確認。ニューインターから高速へ追い詰めます」
省吾「奴らか。悪党みてえだ。けっ、みてろよ!」
B.D.の部下A「外苑東通り閉鎖しました」
B.D.の部下B「了解」
省吾「こいつら!
(一般車が一台も走ってない。なめやがって!)
頭に出られちまった。くそったれー!ちきしょー。缶詰かよ!」
バイクの運転手B「このまままっすぐです」
省吾「こうなったらヤケクソだ!だあー!」
バイク運転手B「うわあ!」
指揮官A「軍曹、伍長、トランスフォーメーション」
ハーガン部隊A「了解。1号車変形確認」
指揮官A「捕獲急げ!」
ハーガン部隊A「ターゲット確認」
バイク運転手B「や、やめろ!うわあ!」
省吾「あ、な、なんだ」
指揮官A「伍長、回り込んで捕獲しろ!」
ハーガン部隊B「了解」
省吾「やべー、え、嘘だろ?ロボットだ」
トラックの運転手「ぐわあー!」
(ドカーン!)
子供A「うわあ!ロボットだー!」
子供B「ママ怖いよー」
省吾「いってー。あれ?え、ホントかよ。だあー!」
0672名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/16(土) 19:19:19.10ID:???
由唯「よっと…。ん、うーん」
(trrrrr…trrrrr…)
由唯「ん?もしもし?」

省吾「あ、君?俺だよ。矢作省吾。頼みがあるんだ。君のアパートのガレージを貸してくれないか?それもすぐに」
由唯『どういうことかしら?』
省吾「頼む。訳はあとで話すから。急いでるんだ!」

由唯「分かったわ。ニューヨーク風の。そう、今言った道を来て。私アパートの前に出てるから」
省吾『サンキュ』
0673名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/16(土) 19:28:08.96ID:???
由唯「テレビ見たわよ。すぐ切られちゃって」
省吾「え、切られた?それどういうこと?」
由唯「こっちが聞きたいわよ。何だか訳のわからないこと言ったと思ったら、プッツンと。
しばらくお待ちくださいだって。それっきりよ」
省吾「(どういうことだ。俺はちゃんとイヴと話してたんだぞ)」
由唯「どうしたの?」
省吾「とにかく人目につくとやばいんだ」
由唯「ガレージはこの地下よ」
省吾「助かる」
0674名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/16(土) 19:42:08.62ID:???
由唯「散らかってるわよ」
省吾「ふーん、良い部屋だね。家賃高いの?」
由唯「ひとりで借りればね」
省吾「そ、そうか。あの子たちと一緒に住んでるんだったね。焦ったよー」
由唯「そのようね。座ってて。お茶入れてくるわ」
省吾「うん。ん?」
由唯達が飼ってる猫「ニャー」
0675名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/16(土) 19:56:22.31ID:???
由唯「智美と舞が何してるかもう知ってるんでしょう?」
省吾「うん、智美は、映画監督志望。今はスクリプターのバイトをしてる。舞は歌手志望。バイトでハードロックカフェで歌ってる」
由唯「私がバイトしてるのもそのハードロックカフェなの。暇だったら今度聞きに来たら?」
省吾「暇、暇って言うなよ。俺だってちゃんとバイトやってんだから」
由唯「ふうん」
省吾「マクドナルド。青山通りにあるだろ?」
由唯「ほんと?あそこ皆でよく行くのよ」
省吾「じゃあお互い時間がずれてるんだよ」
由唯「ふうん、そうか」
由唯達が飼ってる猫「ニャー」
由唯「よしよしよし」
省吾「君、恋人は?」
由唯「どうして?」
省吾「ただ聞いただけ。
ねえ、しばらくあのガレージ使わせてもらっていいだろ」
由唯「大丈夫だと思うわ」
0676名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/16(土) 20:15:49.03ID:???
由唯「殺される?」
省吾「あのバイクは普通じゃない。テレビに出そうとしてよく分かったんだ」
由唯「それでテレビの扱いがおかしかったのね。そんな気持ちの悪いもの早く手放したら?」
省吾「もう遅いよ。やばいけど、スリルはある。それに、このままじゃ死んだダチが浮かばれないような気がしてな」
由唯「友達想いなのね」
省吾「そんなんじゃねえよ。スッキリしねえだけだ」
由唯「やばいけどスリルか。そうよね。何かに自分をぶつけてないと生きてる気がしないもんね」
省吾「理解あんだね」
由唯「まさか。ただ今が一番良い時代だって気がするだけ。いい気持ち」
省吾「セ××スより?」
由唯「やあ。あなた何型?」
省吾「みんな同じこと聞くんだな」
由唯「お見合い写真みたいなものよ」
省吾「B型」
由唯「へえ、私B型の人って嫌いじゃないわよ。特に、バカげたことをムキになってする人って」
省吾「俺のことかよ」
由唯「あははははは」
省吾「こいつ、待てコラ」
由唯「ほら、ムキになるー」
0677名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/16(土) 20:26:10.60ID:???
由唯「あら。どうしたの?」
省吾「待ってたんだ。バイトは今日休みだろ?どっか行かない?」
由唯「悪いけど、私これからテレビ局に行くの。バイトの仕事が入ったのよ」
省吾「どうしても?」
由唯「ギャラは安いけどコネを作るチャンスじゃない。何でもやっておかなくちゃ。
私ね、笑われるかも知れないけど、ブロードウェーの舞台に立つのが夢なの」
省吾「いいねえ、素敵だ」
由唯「ねえ、良かったら」
省吾「テレビ局か。一度中を見てみたいな。一緒に行く」
0678名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/16(土) 21:16:44.09ID:???
省吾「……」
監督「カーット!はいみんなお疲れさん」
由唯「ふふ」
省吾「ん?」
プロデューサー「ふふふ。(パチパチパチパチ)」
省吾「よう」
由唯「ごめん、今日付き合えなくなっちゃった」
省吾「え」
由唯「大切な用事なの。それじゃ」
省吾「ちょ、ちょっと」
由唯「ごめんね。すいません、着替えてきます」
プロデューサー「それじゃあ一時間後にセントラルホテルでね」
省吾「(あのやろー)」
0679名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/16(土) 21:22:34.42ID:???
プロデューサー「由唯」
由唯「はい」
プロデューサー「君もシャワーを浴びて来たら?」
由唯「ええ、そうします」
省吾「(ホテルはこのパーキングの真正面。問題はどの部屋にいるかだ。もっと上か?)」
0681名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/16(土) 21:36:50.27ID:???
省吾「くそー、どこだ」
由唯「…」
プロデューサー「ふふふふ」
由唯「あっ」
省吾「……」
由唯『いやっ』
プロデューサー『いいじゃないか』
由唯『ダメ。強引です』
プロデューサー『次の主役は君なんだ』
省吾「見つけた!」
由唯「…あ!」
省吾が乗ったガーランド(ゴゴゴゴゴ…)
由唯「…!」
プロデューサー「!ああ…」
由唯「あああ…あ、あああ!」
プロデューサー「…っ」
通行人A「うわあ」
プロデューサー「あわわわ…あわわわ…」
0682名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/16(土) 21:46:56.51ID:???
由唯「コイツめっ」

由唯「あはははは。あはははは。驚いたわ。バイクがあんなものになるなんて嘘みたい。あはは、あはははは。でもあなたって正気」
(パァン!)
由唯「…何するのよ」
省吾「どういうことなんだよ。あんな奴と」
由唯「あなたに関係ないじゃない。何よ、冗談じゃないわ。こんなことされて、自分勝手な人!
何の権利があってひどいわよ!メチャクチャだわ!せっかく、せっかく主役がもらえそうだったのにもうお終いじゃない」
省吾「客のためにあんなやつと寝るのかよ!」
由唯「私と彼の関係でしょ!ほっといてよ!」
省吾「…」
0683名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 16:00:03.88ID:???
省吾「2350円です。10000円入りました。7650円のお返しです。ありがとうございました」
智美「省吾ちゃん」
省吾「よう」
智美「ちょっとお話があるんだけどな」
0684名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 16:08:00.82ID:???
省吾「映画!?」
智美「そう、あのバイク使ってさ。あれすごいんだって?」
省吾「由唯か」
智美「そう、聞いちゃったよ」
省吾「まずいな。あれやばいんだぜ」
智美「でも特撮使わなくて済むしかっこいいよ。そしてヒーローは君。ヒロインは由唯がいいな」
省吾「あいつ、オーケーしたのか?」
智美「うん」
省吾「考えてもいいよ」
智美「やったね」
0686名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 16:16:28.32ID:???
由唯「そっか、あいつオーケーしたのか」
舞「何を?」
由唯「あ、何でもないけどさ」
舞「こら隠すな。省吾のことでしょう」
由唯達が飼ってる猫「ニャー」
由唯「違うよ。やだもう」
舞「もう、白状しちゃいなさい」
0687名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 16:22:45.03ID:???
智美「白バイだ」
省吾「分かってる。さっきから付いてきやがる」
智美「…省吾、あっち!」
省吾「よーし!」
智美「行っちゃったみたいよ」
省吾「それにしてもこんな道がどうして」
智美「ああっ」
省吾「あ」
智美「いや、何よこれ!やだ、いつの間にかあがってるわ。もう白バイは行っちゃってるよね…?」
0688名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 16:23:33.36ID:???
智美「白バイだ」
省吾「分かってる。さっきから付いてきやがる」
智美「…省吾、あっち!」
省吾「よーし!」
智美「行っちゃったみたいよ」
省吾「それにしてもこんな道がどうして」
智美「ああっ」
省吾「あ」
智美「やだ、いつの間にかあがってるわ。もう白バイは行っちゃってるよね…何やってんのよ!。?」
0689名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 16:37:09.49ID:???
智美「天井にも街があるわ。それにしてもゴーストタウンね、ここは。あそこだけ明るいわ。人がいるみたい」
省吾「……」
B.D.『バハムートシックスは現在レベル7Gにアタックしています』
省吾「アイツの声だ」
B.D.『それと、あのバイクを奪った男はこのバハムートとの関係には気付いてないと思います』
???『この上バハムートが今の時代に精通している巨大なコンピュータだということを知られたら軍は壊滅的な打撃を受けるぞ』
省吾「バハムート?あれはコンピュータの名前だったのか」
B.D.『あのバイクがバハムートの端末になってるのを知ったとしても、暴走族の連中には理解できんでしょう』
智美「すっごーい!巨大コンピュータバハムート!」
省吾「君はここから戻れ。やばいぜ」
智美「うん、この辺カメラに収めちゃったし、引き上げたほうがいいね。あなたは?」
省吾「俺はもうちょい調べてから帰る。じゃあな。
なるほど、あれが天井へ行くエレベーターだな」
0690名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 16:56:07.04ID:???
省吾「(おお、こりゃすげー)うう、なんだこの寒さは。
そうか、どういう訳か重力が上と下に働いているんだな」
ハーガン隊A「STブロックにガーランド発見。ハーガン隊はA2ブロックへ」
省吾「いってー!こいつ、まともに動けよ!」
(ドカーン!)
省吾「前へ出たか!」
ハーガン隊B「早く出て来い!」
(ドカーン!)
ハーガン隊C「しまった!」
省吾「死んでたまるか!何だよこれはよ!」
B.D.「あのバカ。ここまで来るとはな」
(バンバンバンバンバンバン)
省吾「体勢を止めてやつを撃て。ガーランド」
(ドカーン!)
B.D.「何!?」
省吾「またワイヤーかよ。いい加減にしろよな!」
B.D.「待て、話したいことがある。そのまま下へあがれ」
省吾「銃を捨てろ。妙な真似はご法度だぜ。いいな?俺も聞きたいことがある」
0691名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 17:00:10.26ID:???
智美「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ。いつ誰がつくったとも知れぬ地下都市。
それとも巨大なオープンセットか。アクション映画の舞台として、これ以上のロケ地はないわ。ふふ。わお!ふふ」
0692名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 17:19:30.33ID:???
省吾「話ってのはこいつか」
B.D.「どうして俺を
省吾「前から知ってたのか。俺たちが住んでいるところが、宇宙船の中だってことを」
B.D.「知っていたよ。軍だけはずっと以前からな」
省吾「何!?」
B.D.「正確に言えば、軍が隠してきたのではない。バハムートが知らせぬようにしてきたのだ」
省吾「ハバム―ト?あれは一体なんだ!」
B.D.「我々は、バハムートという化け物のようなコンピュータにずっと支配され続けてきた。
宇宙船の中に住んでいることを感づかれぬように、バハムートは巧みに情報操作をしてきた。
つまり、一部の者を除いてはは何も知らずに平和を貪り、20世紀の幻影の中に生きてきた。いや、生かされてきたのだ!」
省吾「幻影?それじゃ全てはコンピュータがつくった嘘の世界だってのか!」
B.D.「実際の時間はそれより5世紀は経っている」
省吾「5世紀だって?ちょっと待てよ。突飛すぎるんだよ。おい、誰が動いていいと言った」
B.D.「いいものを見せてやる。ついてこい」
省吾「止まれってんだよ!」
B.D.「心配するな」
0693名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 17:44:15.11ID:???
B.D.「外部の侵入に対する我が軍の前線基地だ」
省吾「何!?」
B.D.「確実に接近しつつある巨大な人工物体を、レーダーがキャッチしている。これで分かったろ?偽りの平和はここまでだ」
省吾「参ったね」
B.D.「これが現実だ」
省吾「相手が敵だって証拠は?」
B.D.「鉄の溶けた荒野を見ろ。今我々が敵の侵略の危機に晒されているという現実だ。
そのために我々は、軍備の増強をはかり、兵器の開発を急いだ。バハムートの支配が及ばぬ地下でな。
その一方で、やつの支配から逃れようと命令を解除するキーを探し、バハムートにアプローチを続けてきた。
その結果、レベルシックスまでクリアした。残るはレベル7のみ。
しかしその時に、密かに開発したガーランドバイクが盗み出され、表に出てしまった。お前が乗り回しているそれだ。
レベル7が解除できるまでは、絶対に表面化してはならなかったんだ」
省吾「そういうことか。バハムートがお前たちの手に落ちた途端、全ては思うまま。
戦争がはじまっても、地上にいる人間は、そのときまで何も気づかないって訳だ!」
B.D.「それまではせいぜいやつを利用させてもらう。私の部下として働くなら生かしてやる。でなければ、殺す」
省吾「おもしれえ。やってもらおうじゃねえか!」
0694名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 17:53:32.36ID:???
由唯「なんだ智美?」
智美『ガッカリするくらいなら自分から彼に電話しなさいよ』
由唯「要件は何?」
智美『この前私映画つくるって言ったでしょ。あれ本気よ』
由唯「それで?」
智美『主役はやっぱり彼にやってもらうわ。いいでしょ』
由唯「監督はあなた。どうぞご勝手に」
智美『じゃあオッケーね。今夜その打ち合わせやりたいの。由唯から彼に電話しといて』
由唯「私が?」
0695名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 18:15:46.95ID:???
智美「まあ、だいたいこうね」
由唯達が飼ってる猫「ニャー」
智美「バイク好きの若者と、その恋人の二人がある日、自分達の世界が全てコンピュータでつくられていたってことを知ってしまうわけ。
でね、こっからが見せ場よ。その二人は何者かに命を狙われて、
国民の知らないところで軍事国家をつくろうとしている組織を叩きのめす、ってな感じ。どう?」
由唯「ふうん…」
智美「まあ、自主制作の映画だからノーギャラだけど、乗ってくれるでしょう?」
省吾「…」
由唯「私はオッケーよ」
智美「お主はどうかな?主役にピッタシなんだけどなあ」
由唯「私が相手役だから不満なんでしょう?電話した時だってそうじゃない。
お店を辞めた訳を聞いたって、別に。その一言。電話なんかするんじゃなかった」
省吾「こっちから掛けようと思ってたよ」
由唯「!」
省吾「相手が由唯だからどうのこうのじゃねえよ。ただ、気が重いんだ」
智美「…」
0696名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/17(日) 18:39:12.12ID:???
舞「やったやったー」
智美「おかえり」
由唯達が飼ってる猫「ニャア」
舞「わあ、もう感激だわ!」
智美「どうしたの?舞」
舞「じゃんじゃじゃーん!聞いて驚くな。な、なんと私、あの人気歌手、時祭イヴのバックコーラスをやるのでーす!」
智美「ほんとー?」
由唯「すごいじゃない!」
舞「スカウトされたの」
智美「やったね。ひのき舞台に出るチャンスじゃん」
舞「やったね!」
由唯「舞は彼女の大ファンだし最高だね!」
舞「サンキュー」
省吾「それじゃ」
舞「やだ、気付かなかった」
智美「帰っちゃうの?」
舞「ねえねえ、奢っちゃうからさ。みんなでパーッと騒ごうよ!」
智美「ゆっくりしてったら?映画のこともっと話したいし」
省吾「映画のストーリー、こうしたほうがいい」
智美「え」
省吾「俺たちの知らないところで時代を支配しているものがあった。
実は、そのコンピュータは時代を支配をすると同時に、宇宙船をもコントロールしていた」
智美「宇宙船を?」
舞「何の話してんの」
省吾「つまり、俺たちはどでかい宇宙船の中に住んでいて、外は宇宙だってこと」
智美「ふうん、SFか」
省吾「ちょっとした思いつき。面白いだろ」
由唯「…」
0697名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/18(月) 16:32:37.24ID:???
B.D.の上司A「こんなありあわせの兵器じゃ話にならん。エアプレーンFXの開発はどうなってる」
B.D.の上司B「進めております。ただ、地上で表立って出来ない分だけ、どうしても時間的なロスが」
B.D.の上司A「またバハムートか」
B.D「現在レベル7を70%解放。あとは時間の問題です」
B.D.の上司A「方位2419に物体が接近している。猶予は出来んぞ」
B.D.「分かっております」
B.D.の上司B「すぐ急がせろ」
0698名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/18(月) 16:40:00.93ID:???
B.D.「体裁並べやがって。いざとなったら、あいつらがどんな行動をとるか察しがつく」
B.D.の同僚「私の部下も同じ気持ちですよ。今の、保身ばかり考える上層部を誰も信用していませんよ」
B.D.「俺たちの時代が来る。来なければつくるまでだ」
0699名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/18(月) 17:04:46.65ID:???
由唯「いいわ、もう何も聞かない。お店を辞めた訳も」
省吾「話したいさ。でも今は」
由唯「だからもういって」
智美「いいぞ、そのまま。決まってるー」
省吾「その話、本当か!?」
由唯「舞がそう言ってたわよ!」
省吾「そんなバカな!イヴのイベントに本人が顔出さないなんて話あるかよ!」
由唯「舞がっかりしてたわ!」
省吾「二人の絡みのシーンはどうなるんだ!?」
由唯「後から彼女一人のフィルムと合成するんですって。でも変よね」
省吾「何が!?」
由唯「イヴってコンサート一度も開いたことないでしょう?見るのはテレビだけよ」
省吾「…」
0700名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/18(月) 17:37:10.56ID:???
省吾「…」

時祭イヴ
『♪夢見てるのは 唇
ためらう心は 指先
風を追いかけて
愛をつかまえて
蒼いこの街が くずれてしまう前に
ビルの窓 映るsraaaaaaaa…』

エンジニアA「おい、ストップだ。録画中止。指示が来てるよ。3秒7Fワインドだ」
エンジニアB「ああ、分かった」
省吾「…!こ、こいつは」
エンジニアB「まったく大したコンピュータだよ」
エンジニアA「曲も歌詞も同時に考え出してるんだぜ」
エンジニアB「それで振り付けを間違えて、やり直しか」
エンジニアA・B「あははは」
エンジニアA「この新曲もきっと流行るぜ、これは。あははは」

『♪ビルの窓 映る空』

省吾「……」
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