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なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart16 [無断転載禁止]©2ch.net
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0001名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/18(月) 17:50:10.26ID:???
ここは、なぜエヴァを楽しむ成熟した大人が増えたのか?
または、なぜ幼稚な大人はエヴァを楽しめないのか?について意見の交流を行うスレです。
深夜アニメばかり見て精神退行した自分はエヴァを楽しめなくなったと嘆いて傷を舐め合うもよし、
エヴァが楽しめてる自分はまともな大人なんだな、という希望にすがるもよし
「いや深夜アニメ見てる奴にも人気あんじゃん」と叩かない範囲内でツッコミ入れるもよし

なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart15
http://mao.2ch.net/test/read.cgi/eva/1486907442/

の次スレとなります
0002名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/18(月) 17:51:07.36ID:???
以前に、「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレが乱立し、
そこの旧スレ主が長文で必死に「エヴァが大人に楽しまれてない」という主張(と自称した妄想?)
を展開してました
しかし、議論が進むうちに、
・ネット限定の見識に依存した(旧スレ主の)狭隘な世界観、見識が露呈しただけの作文でしかない
・社会現象アニメであるエヴァと、ヲタ限定マーケットの深夜アニメの市場規模の違いという現実が見えてない
・幼稚な大人が深夜アニメに移っているので、深夜アニメが騒がれてるように見えるだけでは?
などの指摘により、旧スレ主の主張は次々に破綻、エヴァ板住人に完全論破された10スレ目を最後に、
新スレも立たなくなってしまいました
「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」という旧スレ主の認識そのものが誤認でしかなかったと判断され、
議論じたいに意義が無くなってしまったのです

そこで、事実上の後継スレとなる当スレでは、
「なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか」
という、より現実に即した視点からの議題を提示して、皆さんとの議論を深めたいと思います

それでは、どうぞ!
0003名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/18(月) 17:51:50.67ID:???
今となって読み返すと笑い話でしかありませんが・・・

「なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのか」スレの発端となった
旧スレ主の主張(と自称した妄想?)がこちら

エヴァの人気が下落してる?現象についての初代1の愚痴つーか考察
「庵野さん気持ちの良いエヴァ作ってくださいよ」
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/2-5

前スレは>>4-7
0004名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/18(月) 17:52:45.47ID:???
【過去スレ】
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1395267076/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part2
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1398577388/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part3
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1399613247/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?part4
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1400609307/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart5
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1401542909/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart6
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1402825092/
なぜ最近の大人はエヴァを楽しめなくなったのか?(実質7)
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/pachik/1404746073/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart7(実質8)
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1404807399/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart9
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1407993162/
なぜエヴァを楽しめなくなった大人が増えたのかpart10
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/eva/1409049263/
0005名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/18(月) 17:53:29.00ID:???
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part1
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1411790980/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part2
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1415365819/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part3
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1416489854/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part4
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1418299859/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part5
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1419138380/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part6
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1421760448/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part7
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1424692636/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part8
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1426075454/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part9
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1427931762/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part10
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1430223140/
0006名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/18(月) 17:54:27.39ID:???
【過去スレ】
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのか part11
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432095479/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart12
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1432508052/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart13
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1439093564/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart14
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1471082148/
なぜエヴァは成熟した大人にも楽しまれるのかpart15
https://mao.2ch.net/test/read.cgi/eva/1486907442/
0007名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/18(月) 17:57:52.08ID:???
省吾「みんな、みんな騙されてやがる!」
タクシーの運転手「バッキャロー!」
通行人D・E「うわあ」
パトカー(ウーファンファンファン)
省吾「捕まってたまるかよ!」
警官A「うおお」
ロボットに変身したガーランド「……」
(ドゴッ)
通行人達「うわあー」「きゃあ!」
0010名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/20(水) 17:35:42.70ID:???
(trrrrrr…trrrrrrr…)
B.D.「ん?ん、私だ。何?ガーランドがパトカーを?」
B.Dの部下「そいつがあなたと話をさせろと言ってきています。いかがいたしましょう」
B.D.「分かった。繋いでください」
B.D.の部下「分かりました」
省吾『俺だ』
B.D.「ほう、大分暴れたそうだな」

省吾「時祭イヴって知ってるだろ?良い女だな。彼女に逢ってきた」
B.D.『それで?』
省吾「俺たちをバカにするのも、いい加減にしろ!」

B.D.「正体を知ったらしいな。だが俺にいうのはお門違い」

B.D.『彼女をつくったのはバハムートさ』
省吾「ばらしてやらあ!何もかも」
B.D.『はは、どうかな?お前が初めてテレビ局にバイクを見せたときのことを思い出してみろ』
省吾「あれはお前が?」
パトカー(ウーファンファンファン)
省吾「ん?あのな、マスコミを抑えてるからって、安心するな!手段はいくらでもあるんだぜ」
0011名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/20(水) 17:56:59.03ID:???
B.D.「やつの動きはどうだ?距離は?」
通信兵A「キャプチャーカウンター400を記録。コードネームデザルグ。毎秒517で我が方に接近中です」
B.D.「早いな。バハムートのプログラム解析はどうなってる」
通信兵A「現在レベル7のコントロールコードを検索中との報告を受けています」
B.D.「時間がない。急がせろ」
通信兵A「は」
0012名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/20(水) 18:15:36.78ID:???
『レベル7からのバハムートステートメントは、EVEに変更された。各時メモリーバンクをチェックせよ』
オペレーターA「あった。マークエリアAB3から、NF3のアドレスだ。EVEインタープリターがスレイブROMに記録されている」
オペレーターB「よーし、あとはマシンランゲージでこちらの言語に変換するだけだ」
0014名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/20(水) 18:41:16.96ID:???
イヴ『レベル7Gのオペレーター。レベル7Gのオペレーター。私をバックアップしてください』
省吾「イヴ?」
イヴ『レベル7Gのオペレーター。カートリッジのファイルをオープンしてください』
0015名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/20(水) 18:55:29.00ID:???
イヴ『私はイヴ。あなた方人類によってつくられたプログラムです。データ5930に基づき、コードナンバー86を実行します。
データ5930に基づき、コードナンバー86を実行します。許可願います』
省吾「ああ、分かった。どうぞ。!?」
イヴ『ナンバー01で起きた戦いのデータ。5930によって、人々は自らの手でその星を破壊しました』
省吾「…!」
イヴ『そして、第二の生息可能な星を求め、宇宙へと旅立ったのです。
しかし、再び宇宙間での戦いが始まり、脱出用の宇宙船も大損害を受け、半分は無人の荒野と化してしまったのです』
省吾「荒野?」
イヴ「データ5930から432126時間。つまり、500年後の今、再度同じ過ちを犯そうとしています。
この舟も、ナンバー01と同じことになります」
省吾「ナンバー01?何だよそれ」
イヴ『あなた方の故郷、地球を意味します』
省吾「地球?じゃあ敵も、俺たちと同じ地球人だというのか!」
イヴ『私、つまりバハムートの7番目のプログラムEVEさえファイリングされていれば、あなた達を守ることが出来ます。
私は、そのためにプログラムされたのですから。私は今、解除されようとしています。そうなれば今の平和も』
省吾「待て、ひとつだけ教えてくれ。なぜこの世界を20世紀の終わりに設定したんだ!どうして、俺達にそう思いこませたんだ!」
イヴ『それはその時代が人々にとって、一番平和な時代だったからです』
省吾「!」
(由唯「今が一番良い時代だって気がするだけ」)
イヴ『助けて。私は、解除されてしまいます…!』
省吾「…」
0016名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/20(水) 19:10:52.41ID:???
舞「かっこいいー!」
智美「次は、由唯の演技を見て」
(trrrrr…)
舞「はい、もしもし。ああ、今、昨日のラッシュ見てたとこ。良い男に映ってるわよー。待っててね、今出すから。ヒーローからよ」
由唯「もしもし。え、今すぐ?」
智美「おー?デートデート!」
由唯「だって、どうしても?」
舞「行ってらっしゃいよ」
智美「押し倒せ」
由唯「どうしようかな」
0017名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/20(水) 19:16:32.94ID:???
通信兵A「距離、カウント200」
B.D.「バハムートは?」
オペレーターB「現在、プログラムEVEをマシンランゲージで変換中。あと3時間で終了します」
0018名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/20(水) 19:34:23.11ID:???
由唯「どうしたのよ、ほんとに。深刻な顔しちゃって。ねえ、どうしてか言ってよ」
省吾「俺に付き合えよ」
由唯「!何よいきなり」
省吾「お前を抱きたいんだ」
由唯「もう、もう少しロマンチックな表現出来ないの?」
省吾「嫌ならいいんだ」
由唯「省吾!」
0019名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/20(水) 19:38:28.68ID:???
由唯「待ってよ!どうしたの?何イライラしてるの?」
省吾「いいよ嫌なら」
由唯「何よ。人を呼び出したくせに」
省吾「由唯。どうしていいか分かんないんだよ!分かんないんだよ!どうしていいのかよ!どうすりゃいいんだよ!」
0020名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/20(水) 19:53:42.96ID:???
オペレーターC「マシンランゲージでの変換終了。ただ今変換プログラムのセーブを行っています。もう一息です」

B.D.「よし、上層部には私から報告する。鋭意努力せよ。作戦を遂行する時が来た」
0022名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/20(水) 20:19:37.88ID:???
イヴ『♪風のララバイ 聞かせてあげる
風のララバイ 歌っt…
助けて、私は殺される』
《しばらくお待ちください》
舞「なあに?どうしたの?」
0023名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/20(水) 20:37:31.96ID:???
オペレーターC「バハムート、ただ今クリアしました」

B.D.「よし、バハムートが制御していたものに関しては、万事怠りなく引継ぎを完了。管理を継続せよ」
0024名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/21(木) 16:16:51.98ID:???
《しばらくお待ち下さい》
ニュースキャスター『番組の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝えします。
たった今外電が伝えてきたニュースによりますと、
太平洋海上で、日本に向けて航行中の、我が国のタンカー曙丸3万5千トンが、
突然、キラー衛星からのミサイルを受け、爆発、炎上した模様です』
舞「…」
ニュースキャスター『軍事専門家の間では、予測していたことだけにそれが現実となった今、外務省はショックを受けています。
詳しいことはまたニュースが入りましたらお報せします』
イヴ『♪もう 忘れて』
舞「‥‥」
0026名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/21(木) 16:38:33.59ID:???
B.D.の上司A「何の真似だ!」
B.D.「あなた方の命を頂戴に参りました」
B.D.の上司A「B.D.」
(パンパン)
B.D.の上司A「うわあ!」
SP達「何事だ!」
(パンパンパンパンパン)
SP達「ぎゃああ」「うわあ」
B.D.「作戦A完了。そっちはどうだ」
B.D.の部下『ただ今テレビ局を占拠。国会議事堂へ向かいます』
B.D.「了解」
0027名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/21(木) 16:47:55.38ID:???
省吾「由唯、これから俺の言う事は全て本当だ。信じてくれ」
由唯「話して」
省吾「智美達とつくってるあのSFな、あれは空想どころじゃない。正真正銘の事実なんだ」
由唯「まさか」
省吾「なぜこんな秘密を知る羽目になったか頭から聞いてくれ。この街はやばいんだぜ」

国会議事堂前にいる警察とB.D.率いる軍が交戦中。
それを茫然と見つめる住人の人々。
0028名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/21(木) 17:00:15.17ID:???
(trrrrr…trrrrr…)
夢叶「夢叶だ」
B.D.『私です。B.D.です』
夢叶「実行したのか」
B.D.『成功しました。夢叶さん、あなたは財界トップに立つ方。そちらの方はひとつよろしくお願いします』
夢叶「分かった。財界は全面的に支持する。ついにバハムートを制服したか。これで兵器産業も大手を振って動けるようになる」
0029名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/21(木) 17:01:34.16ID:???
(trrrrr…trrrrr…)
夢叶「夢叶だ」
B.D.『私です。B.D.です』
夢叶「実行したのか」
B.D.『成功しました。夢叶さん、あなたは財界トップに立つ方。そちらの方はひとつよろしくお願いします』
夢叶「分かった。財界は全面的に支持する。ついにバハムートを征服したか。これで兵器産業も大手を振って動けるようになる」
0030名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/21(木) 17:08:25.24ID:???
B.D.「首相。あなたは何もなさらなくて結構。
事後処理は、いや、これからの全ては、我々がいたしますから。
あなたは私達の言う通りに従って下さい。そうして頂ければ万事うまく運びます」
首相「…うぅ」
0031名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/21(木) 17:29:05.02ID:???
ニュースキャスター『先ほどから何度もお伝えしていますが、
1時間ほど前、別な海上を航行中の我が国の大型タンカーが、またキラー衛星からのミサイルによって撃沈されました』
モーリー「よう、おやっさん」
チョンボ「テレビ見てんのか?」
軍事専門家『明らかに意図して行っているということです。当然、政府も報復措置を取らざるを得ないでしょう』
ニュースキャスター『あ、ただ今入りました情報では、政府は、我が国に対する某国の侵略と判断。
1時間以内に総理大臣の緊急表明並びに記者会見が開かれる模様です』
モーリー「侵略?それでか!」
ココ「どうかしたのか?」
チョンボ「なんてもんじゃねえよ!街の中戦車が走ってたんでぶっ飛んじまったよ」
ココ「戦車!?そんなこたあテレビじゃ一言も言ってなかったぞ」
チョンボ「でもかっこよかったなー。あの戦車」
モーリー「おう」
チョンボ「結構スピードがあってよー」
モーリー「おう」
0032名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/21(木) 17:45:53.44ID:???
由唯「それじゃあ、私達の住んでるこの街は宇宙船の中だっていうの?」
省吾「そうだ。俺達はバハムートという巨大なコンピュータがつくった世界に住んでいたんだ」
由唯「それじゃあ地方とか外国というのは?」
省吾「そんなものはないんだよ」
由唯「まさか。でも実際にアメリカやヨーロッパへ行ったお友達もいるわ。舞だって現に」
省吾「行ったという連中は、バハムートの力で催眠暗示をかけられ帰って来てるんだ」
由唯「そんな…」
省吾「空港へ入った途端、見送り客にもすべて催眠暗示が。今思えば、この街の外の世界を知らせないためだったんだ」
由唯「それじゃ、本人だけが行ったつもりになってるだけ?」
省吾「そうだ。裏側がハリボテの…ハリボテの世界なのさ」
0033名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/21(木) 17:50:40.36ID:???
通信兵B「未確認飛行物。タッチダウン180秒前。サンディークパトロール中のリマール隊をまわします」
B.D.「何としても落とせ」
0034名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/21(木) 17:56:43.31ID:???
省吾「今や宇宙船同士の戦いが始まろうとしてるんだ。一緒に戦おうって、軍のお偉いさんに誘われたよ。
こんなシュールな事、信じろったって無理だよな」
由唯「信じる。省吾の言うことなら」
省吾「由唯、信じられるのはお前だけだ」
0035名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/21(木) 18:14:57.34ID:???
オペレーターA「リマール隊、U2に接触。ロックウェルスクランブルスタンバイ」
オペレーターB「ナイルがU2と交戦中。ファイター発進せよ」
オペレーターA「ロックウェル、スクランブルゴー!」
オペレーターC「スコーピオンスタンバイオーケー。発進!」
オペレーターB「リマールの反応が消えた?」
ロックウェルパイロットA「は。落とされたかと思われます」
スコーピオンパイロットA「ターゲット確認」
オペレーターA「全機Aフォーメーション」
ロックウェルパイロットA「ぎゃああああああああ!!!」
スコーピオンパイロットA「うわあああ!!」
ロックウェルパイロットB「くそったれ!落ちろ!
ロックウェルより、
U2大破。
本隊は全滅」
0037名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/21(木) 18:51:22.12ID:???
ニュースキャスター『近辺は既に交通規制されて、走ってる車は一台もおりません。
あ、来ました。軍用バイクを先頭に、ミサイル装甲車が付いてきます。我が国が誇る最新兵器です。
これほどの兵器が国民の目に触れるのは、全くはじめてのことであります。
会社へ急ぐサラリーマンもこの異様に圧倒され、見送っております。
つづいてきましたのは、あ、最新衛星車アナコンダ。見よ、この雄姿』
由唯「どうしたの?戦争がはじまるの?」
ニュースキャスター『防衛隊の要であります』
省吾「バハムートが、落ちたんだ」
0038名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/21(木) 19:10:04.89ID:???
B.D.「昨夜、某所にてはじめて敵と接近遭遇し、全機撃墜しました」
B.D.『軍としては今後とも、我が国の主権を侵すものに対しては』
B.D.『断固とした態度で臨む。敵は、某国としか、まだ申し訳あげられませんが、』
B.D.『昨日までの平和な世の中では』
B.D.『夢にも考えらなかった事態が起こりつつあるのです。全国の皆さん!危機は刻一刻と近付いています。皆さんのより一層のご協力を』
舞「えー!ねえ、見た?戦争よ、戦争」
智美「私だって戦争状態よ。今日中に撮影アップさせるんだから。あんたも早く着替えて、カメラ屋に昨日のラッシュ取りに行ってちょうだい」
舞「へーい」
0039名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/22(金) 17:28:03.23ID:???
智美「うーん、よし、オッケー。このシーンですべて終わりだからね。
では、張り切って本番行きましょう。よーい、スタート!」
省吾「戦争に行ったら、無事に戻れるかどうか分からないぞ。それでもいいのか?」
由唯「うん、待ってるわ。いつまでも」
智美「いいぞ。その調子」

新宿アルタのビジョンに映った時祭イヴ
『皆さん!地球の平和を侵略者からを守り抜くために、立ち上がりましょう!
♪今を悩んで明日を夢みて流されていく』

舞「イヴだわ」

イヴ『♪あなた 街にひとりぼっち
わたし何もできず みているだけ

明日があると 信じているが
あなた自身が選んだことよ
明日が もし明日がないと知ったら』

省吾「俺達も兵隊にとられるんじゃないのかな」
由唯「いやよ、そんなの!」
智美「いいねえ、その顔。じゃあ、その感じでもう一回」

イヴ『♪あなたは そうよ あなたはどうするかしら』
0040名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/22(金) 18:04:08.81ID:???
イヴ『♪今がその時かも
Get up now time now time for me
明日を夢みるなら
Get up now time now time for me』

省吾「ふーん、暇してるね」
ココ「戦車が街の中走り回ってんだ。危なくて族も走っちゃいねえや。おかげでこのザマだ」

イヴ『♪やがて来る幸せが 明日こそつながるの
すべてすべて すべてすべて今 Now time for me』

テレビリポーター『今日、初の志願兵を募集した陸軍省に、なんと1200人を越す若者が集まり、
担当者はてんてこ舞いの一日でした。今の若者は、どんな気持ちで兵隊になろうとするのかさっそく聞いてみましょう』
モーリー『え、ああ。特別公務員なんて肩書かっこいいし、制服にM16なんてビシバシに決まるしさ。
でも本当はさ、お国のためであります、なんちゃって。あははははは!』
テレビリポーター『はい、どうも。じゃあ頑張ってくださいね。じゃあこちらの方にも』
省吾「モーリー」
ココ「うしろにチョンボもいたぜ。しばらく顔出さねえと思ったら何考えてたんだ、あのバカ!」
省吾「…」

イヴ『♪今がその時かも
Get up now time now time for me
明日を夢みるなら
Get up now time now time for me』 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
0041名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/22(金) 18:12:16.23ID:???
省吾「時祭イヴのキャンペーンのバイトは、まだ続いてるの?」
舞「まあね。でも最近はご存知の通り、軍事色一色だから、面白くなくって。智美、来るって?」
由唯「うん、それが今編集の大詰めだから、寝る時間も惜しいんですって。
帰りにハンバーグとビール買ってきてって」
舞「やあねー、ビールばっかり。ビア樽になっちゃうんだから」
0042名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/22(金) 18:17:53.07ID:???
智美「いいぞ、いいぞー。合成もわりと上手くいってるじゃん。結構、結構。みんなをビックリさせてやるぞ」
(ガタッ)
智美「ん?舞?あ…何なの!」
(パン)
智美「あ!(何故なの…)」
B.D.の部下「処理、終了しました」
B.D.「ご苦労。ネガなど目ぼしいものを全て回収しろ」
0043名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/09/22(金) 18:35:47.93ID:???
舞「きゃああああああああ!!!!!!!!!!」
由唯「智美…誰がこんなことを…」
舞「いやあああああ!!!!!!!」
省吾「…あいつら!」
由唯「どこ行くの?」
省吾「必ず戻って来る。必ずここへ」
由唯「省吾」
舞「うっ…ううう…」
由唯「う…舞!舞、とにかく警察に知らなくちゃ。ね」
(trrrrr…trrrrr…)
由唯「もしもし、はい。ええ、います。はい!今かわります。舞!お父さまよ!あなたのお父さまから!」
舞「パ、パパ」
夢叶『舞か』
舞「パパ、パパなのね」
夢叶『ずいぶん探したよ、舞。ママも心配しとるぞ。どうだ?そろそろ戻ってこんか?
これから世の中は変わるし、今までのように好き勝手なことをして暮らすのは難しいぞ。ここはお前の家なんだからいつでも戻っておいで』
舞「パパー!うう…」
0045名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/22(金) 18:51:50.91ID:???
参謀A「これが、敵パトロール隊から調べた結果です。ひと口にいって、敵の兵器は我々の50年先をいっています」
B.D.「かといって今さら後へは引けん。戦うだけだ」
参謀A「相手の武器が手に入った以上、数日でノウハウをものにすることは出来ます」
参謀B「敵の力は我らにとっては未知数だ。作戦はどう立てる」
参謀A「前回、500年前の戦いでは、勝負は互角と記録にあります。しかし、現時点では、武器の技術差が50年。
当然、数の上でも劣ると思われます。それに、敵との人種的な差をどうするかが作戦を立てるにおいて最も重大な問題であると思われます」
B.D.「いいか貴様ら!よく肝に銘じておけ。あとは無いんだ。勝つためのことだけを考えろ!」
参謀A「申し訳ありません」
0046名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/22(金) 19:26:17.04ID:???
省吾「バハムートをぶち壊してやる!」
ターキーワンパイロットA「ターキーワンよりフルハウスへ。
中階層B1ブロックに侵入者あり。ADブロックバハムートへ進行中。ハーガン隊を要請します」
オペレーターA『了解』
省吾「見てろよ!」
(パンパンパンパン)
ターキーワンパイロットB「やった!イチコロさ。センサーに反応はない。降りて確認してくる」
ターキーワンパイロットA「おい、まだ危険だ。あがってこい」
(ドカーン!)
ターキーワンパイロットB「うわあ!」
ターキーワンパイロットA「ターキーワンよりバルクラン隊へ。
ターゲットはセンサーリダクションを使用。A5ブロック28号線前で見失いました」
バルクランパイロットA「バルクランリーダーより全機へ。ターゲットは必ずここに来る。
着地して、ワンフォーメーション。見つけ次第射殺しろ!」
バルクランパイロットB「了解。12時の方向にエネルギー反応」
バルクランパイロットC「高熱減退接近回避。弾道にエネルギー反応」
(ドカーン!)
バルクランパイロットB「やつだ。弾道を全速で。ま、まさか」
バルクランパイロットA「そのまさかだ」
バルクランパイロットB「申し訳ありません。やつはバハムート内に侵入。なんてやつだ」
バルクランパイロットA「本部へ。バハムート内での武器の使用許可を」
B.D.「大事な時に。役立たずどもが!ライトサーベルを使わせろ。分かってるな。逃がすなよ!」
バルクランパイロットA「は」
省吾「あいつが俺達の街をつくってなんてよ!弾切れだ!来たか!」
0047名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/22(金) 19:30:39.11ID:???
省吾「バハムートをぶち壊してやる!」
ターキーワンパイロットA「ターキーワンよりフルハウスへ。
中階層B1ブロックに侵入者あり。ADブロックバハムートへ進行中。ハーガン隊を要請します」
オペレーターA『了解』
省吾「見てろよ!」
(パンパンパンパン)
ターキーワンパイロットB「やった!イチコロさ。センサーに反応はない。降りて確認してくる」
ターキーワンパイロットA「おい、まだ危険だ。あがってこい」
(ドカーン!)
ターキーワンパイロットB「うわあ!」
ターキーワンパイロットA「ターキーワンよりバルクラン隊へ。
ターゲットはセンサーリダクションを使用。A5ブロック28号線前で見失いました」
バルクランパイロットA「バルクランリーダーより全機へ。ターゲットは必ずここに来る。
着地して、ワンフォーメーション。見つけ次第射殺しろ!」
バルクランパイロットB「了解。12時の方向にエネルギー反応」
バルクランパイロットC「高熱減退接近回避。弾道にエネルギー反応」
(ドカーン!)
バルクランパイロットB「やつだ。弾道を全速で。ま、まさか」
バルクランパイロットA「そのまさかだ」
バルクランパイロットB「申し訳ありません。やつはバハムート内に侵入。なんてやつだ」
バルクランパイロットA「本部へ。バハムート内での武器の使用許可を」
B.D.「大事な時に。役立たずどもが!ライトサーベルを使わせろ。分かってるな。逃がすなよ!」
バルクランパイロットA「は」
省吾「あいつが俺達の街をつくってたなんてよ!弾切れか?来たか!」
0048名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/22(金) 19:34:11.66ID:???
バルクランパイロットB「ん?やつの銃だ。ん?わあー!」
バルクランパイロットC「いたぞ。バッキ―がやられた。逃がすな!」
(パンパンパン)
B.D.「あのヤロー!どこにいるんだ!」
0049名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/22(金) 19:35:18.26ID:???
バルクランパイロットB「ん?やつの銃だ。ん?わあー!」
バルクランパイロットC「いたぞ。バッキ―がやられた。逃がすな!」
(パンパンパン)
省吾「あのヤロー!どこにいるんだ!」
0050名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/22(金) 19:50:14.45ID:???
省吾「やべ!」
B.D.「私だよ。分かるかね、矢作君。無能な部下には任せられんのでな。刻み込んでもらおうか。
今がどういう時期か、何も知らんくせに!」
省吾「ちくしょー!バイクみたいにはいかねえな。でも、意地なら負けねえぜ!」
B.D.「意地になりやがって!」
省吾「ヤロー!」
B.D.「よく狙え!」
(パンパンパンパン)
B.D.「どうした?弾切れかね」
省吾「なめやがって!」
B.D.「行くぞ!どうした!意地はどこ行った!」
省吾「…………」
B.D.「さっきの元気はどこ行ったんだ?ほら、立て!自分の力が分かったろ。借りがあったな。今返す」
省吾「うわああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
B.D.「作戦終了。全員引きあげろ」
通信兵A『少佐。敵、本艦に急速接近中』
B.D.「よーし分かった、すぐ行く」
0051名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/22(金) 19:55:55.18ID:???
舞「……う…由唯。うう…ごめんね。ごめんね。ここで暮らしたこと、みんなのこと、忘れないわ」
由唯「あなたには帰るところがあるんだもん。帰ってあげなくては」
舞「由唯はどうすんの?ひとりぼっちになっちゃうわよ」
由唯「帰ってきたら考えるわ」
舞「彼と幸せにね」
由唯「あなたもよ」
舞「うう……楽しかった。さようなら!」
由唯「…!…
いつも今が一番いい時だって信じるのよ。舞。智美…!うう…」
0052名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/22(金) 20:06:20.60ID:???
(pi pi pi pi pi…)
イヴ『風のララバイ聞いてください』
省吾「う。うわ…ぐっ…あ…」
イヴ『♪夢見てるのは 唇
ためらう心は 指先』
(ピッ)

省吾「ぐっ…」

イヴ『♪風を追いかけて
愛をつかまえて
蒼いこの街が くずれてしまう前に

ビルの窓 映る空
あなたに私を届けたい
はじめての朝なのよ
あなたにハートを届けたい

風のララバイ 聞かせてあげる
風のララバイ 歌ってあげる
淋しい横顔はもう忘れて』

由唯「省吾…」
0053名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/22(金) 20:24:25.48ID:???
B.D.の乗ったハーガンに殴られる省吾のガーランド。
あざ笑うB.D.。
バハムートで見せられた前線基地。
映画撮影をもちかける智美。
ガーランドバイクを見せたイヴのオンリーユー。
助けを求めるイヴ。
由唯とはじめての出会い。
喧嘩した夜。
はじめてのデート。
一夜を共にしたこと。
映画の撮影。
由唯を普通のバイクに乗せて走ったこと。
色んなことが走馬灯のように思い出される。
傷だらけのまま後悔ともやり切ったともつかない顔をして省吾は誰もいない渋谷を歩き出した。

ハートタウンで 巡り会った
陽気な仕草が どこか悲しいシティガール
あれからしばらく 会えないけれど
街の噂が気にかかる

何処かいたずらに ワンスモア ハートエイク
あいつを連れて 歩くのを見たさ

思いきりジェントリー この歌が流れたら
帰ってくれるかな ロマン連れて
0054名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/22(金) 20:29:10.59ID:???
想い出香る ギムレット
一度だけ恋を ささやいていたカフェバーは
あれから 御無沙汰しているけれど
おまえコールミー 今すぐに
0055名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/22(金) 20:33:39.95ID:???
そうさ淋しくて スリープレスナイト
喧嘩別れを しちゃったけれど

おもいきりテンダリー この歌が聞こえたら
帰ってくれるかな 笑顔見せて

おもいきりジェントリー この歌が流れたら
帰ってくれるかな ロマン見せて

おもいきりテンダリー この歌が聞こえたら
帰ってくれるかな 笑顔見せて
0056名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 13:57:14.23ID:???
次回予告

山岸マユミ:
憂鬱に刻まれる退屈な毎日。
見せかけだけの愛情に、私は決して騙されたりしない。
例えひとりきりになったとしても。
次回、福音を呼ぶための資格。
サービスなんて、したくないから。
0057名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 14:17:29.15ID:???
ゲンドウ「第3使徒サキエル、第4使徒シャムシエル、第5使徒ラミエル、第6使徒ガギエル、
第7使徒イスラフェル、第8使徒サンダルフォン、第9使徒マトリエル、第10使徒サハクィエル、第11使徒イロウル」
加持「予定通りですか?ここまでは」
ゲンドウ「ごく一部の例外を除けばな」
加持「人類補完計画、アダム、そしてエヴァ。例外は命取りになりはしませんかね」
ゲンドウ「何事にもイレギュラーはある。全て修正可能な範囲の出来事だよ」
加持「なら、良いんですがね」
ゲンドウ「もちろん、君の行動も含めてだ。しかし、有能な人材は無下にはせんよ」
加持「どんな強固なダムも、壊れるのはほんの小さな亀裂からと言いますね」
ゲンドウ「それが?」
加持「司令が、もしもその亀裂を見つけたとしたら」
ゲンドウ「ふふふ」
0058名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 14:26:43.46ID:???
ミサト「ぶは〜っ!やっぱ朝はビールに限るわね」
シンジ「朝だけじゃないんじゃないですか?」
ミサト「もう、冷たいわね。シンちゃんたら」
シンジ「いいですよ。こないだみたいにスカートが入らなくなったって、大騒ぎするのミサトさんですから」
0060名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 14:42:04.46ID:???
アスカ「ちょっとぉ!バカシンジ!シャンプー切れてるから買ってきといてって言ったじゃない」
シンジ「脱衣所に買い置きがあるはずだよ」
アスカ「あんたバカぁ!?この私があんな安物使える訳ないでしょう」
シンジ「…ごめん」
アスカ「ごめんじゃないでしょう、ごめんじゃ。謝れば済むと思ってる、あんたのその事なかれ主義の性格、何とかしなさいよ!」
シンジ「しょうがないよ。14年間こうして生きてきたんだから」
アスカ「そうやって諦めてるから何も変わらないの。自分が今の自分自身に満足してる証拠よ。
いい?波風立たないように生きてる人間は、そのうち本当の波風に見舞われたときに、なーんの対処も出来なくて慌てるだけなの。
分かる?分かってんの?バカシンジ!」
シンジ「ごめん」
アスカ「だーかーらー!」
ミサト「あらま、大胆」
アスカ「いやー!」
(パァン!)
アスカ「このドスケベ!バカシンジ、エッチー!」
0061名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 14:57:00.94ID:???
ヒカリ「おはよう、碇君」
トウジ「どないしたんや、ほっぺはらして」
ケンスケ「またアスカと夫婦喧嘩か?」
ヒカリ「まあ」
シンジ「そうじゃないよ、委員長。これはただ」
アスカ「何が?何がそうじゃないのよ!」
シンジ「そ、それは。いや、あの…あ」
アスカ「どこ見てんのよ、バカシンジ」
シンジ「綾波、どうしたんだろう」
アスカ「え?ああ、零号機に待機命令が出てるのよ」
シンジ「そうなんだ」
アスカ「ちょっと!ごまかそうたってそうはいかないわよ」
シンジ「だから…その」
アスカ「この期に及んでまだ言い訳する気?」
トウジ「まあまあまあまあ、二人ともその辺で」
ケンスケ「そうそうそう。続きは教室でゆっくり聞かせてもらうからさ」
トウジ「行こうぜ、シンジ」
シンジ「うん」
アスカ「ふん、卑怯者」
0062名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 15:10:51.95ID:???
ケンスケ「そういや知ってるか?今日転校生が来るんだってさ」
トウジ「ほう、このご時世にわざわざ第三新東京市に越してくるなんて、酔狂なやっちゃなあ」
ヒカリ「起立!礼!着席!」
マユミ「短い間だと思いますけど、よろしくお願いします」
老教師「席は…そうですね。洞木さんの隣が空いているかな」
ヒカリ「はい」
マユミ「よろしく」
ヒカリ「こちらこそ」
シンジ「(転校生か…)」
0063名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 15:26:13.89ID:???
マヤ「パターンオレンジ、未確認。不規則に点滅を繰り返しています」
ミサト「もっと正確な座標取れる?」
マコト「これ以上は無理ですね。何しろ反応が小さすぎて」
ミサト「地下、か」
マコト「そのようです。深度は約300メートル」
マヤ「パターン青に変わりました」
ミサト「使徒?」
マヤ「目標ロスト。全てのセンサーから反応が消えました」
シゲル「観測ヘリからの報告も同じ。目標は、完全に消失」
ミサト「どういうこと?先週からこれで3回目よ」
リツコ「試しているのかもね。私達の能力を」
ミサト「使徒にそんな戦術的判断が出来るっていうの?」
リツコ「生存本能と闘争本能のせめぎ合いが、人間に戦うための知恵。すなわち戦術というものを与えた。
使徒がそれを手に入れてもおかしくないわ。使徒も生き延びたいのかもね」
ミサト「零号機は?」
リツコ「機体、パイロットと共に問題なし。いつでも出撃出来るわ」
ミサト「見えない、敵か」
0064名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 15:35:24.24ID:???
トウジ「全くかったるうてやってられへんなあ、もう。水泳やっとる女子が羨ましいで」
ケンスケ「ところでさ、どうするんだ?来週の文化発表会」
トウジ「そんなめんどくさいもん、女子にでも任しとけばええがな」
ケンスケ「そうはいかないさ。父兄の参観もありだろう?てことは」
トウジ「てことは?なんや?」
ケンスケ「相変わらず鈍いな。ミサトさんも見に来るってことだろ」
トウジ「なるほど!それはきばらなあかんな」
シンジ「(転校生か…僕も最初はそうだったんだな)」
ケンスケ「何やってんだ、シンジ」
シンジ「いや、何でもないよ」
ケンスケ「ふうん」
0066名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 15:52:21.06ID:???
シンジ「あ」
マユミ「ごめんなさい」
シンジ「あ、大丈夫?」
マユミ「はい、あの、あなたは」
シンジ「うん、僕は平気だけど」
マユミ「良かった。ほんとにごめんなさい。私、ボーッとしてて」
シンジ「あれ、君は?」
マユミ「あ、ああ、確か同じクラスの」
シンジ「碇シンジ。手伝うよ」
マユミ「ああ、いいんです。私のせいですから」
シンジ「ううん、ひとりだと大変そうだから」
マユミ「ごめんなさい、本当に」
シンジ「いいよ、そんなに謝らなくても」
シンジ・マユミ「あ」
マユミ「ごめんなさい」
シンジ「いや、えーと、その…これだけの本、ひとりで読むの?」
マユミ「はい、本が好きなんです。だって」
シンジ「だって?」
マユミ「いえ、何でもありません。ありがとうございました。本当に」
シンジ「ううん、大したことじゃないよ」
マユミ「あの、プールで私のこと見てましたよね?」
シンジ「え、えーと、その」
マユミ「いえ、じゃあいいんです。それじゃあ」
0067名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 16:08:38.04ID:???
マヤ「受信データを照合。パターン青。使徒と確認」
シゲル「警戒中の観測機113号より入電。目標の移動速度約70」
ミサト「総員、第一種戦闘配置」
マコト「映像、入ります」
ミサト「目標の能力は?」
マコト「各部、スケール以外は不明」
ミサト「散々地下に潜んでいたのに、今になって出てきた理由は何?」
リツコ「こちらの手の内が読めたか」
ミサト「あるいは、より具体的な情報が欲しいのか。碇司令は?」
マコト「迎撃は葛城三佐に一任するとのことです」
ミサト「エヴァ各機出撃準備」
マヤ「零号機はすぐに出られます。初号機と弐号機の発進準備完了は370秒後」
ミサト「パイロットは?」
マヤ「すでに待機しています」
シゲル「目標、第一次防衛線突破!」
0068名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 16:29:52.93ID:???
ミサト「目標の能力は不明のまま。強羅絶対防衛線にまで引き付けて、通常火器との連携で攻撃を開始。
以後の行動、及び敵の能力への対処は、その場での判断に委ねる。いいわね?」
アスカ「そんなの作戦でもなんでもないじゃない!」
レイ「フォーメーションは?」
ミサト「そうね。初号機のみの単独出撃とします」
アスカ「うそー」
ミサト「使徒の能力は不明のまま。最悪の場合を想定して、零号機と弐号機は本部で待機。いいわね?シンジ君」
シンジ「自信はないですけど、やってみます」
ミサト「良い返事だわ。目標は?」
シゲル「進行速度変わらず。270秒後に強羅絶対防衛線に到達します」
リツコ「エヴァ各機ともすでに発進準備は整っているわ」
ミサト「発進!」
0069名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 16:34:03.46ID:???
ミサト『気をつけてシンジ君。すでに敵は1000メートル圏内よ』
シンジ「どういうことだ?攻撃してこないじゃないか。どうすればいいんだ。接近戦をやってみます」
0071名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 16:40:01.15ID:???
《警告》《民間人を戦闘エリア内に確認》
シンジ「人だって?あれは、僕たちのクラスの」
ミサト『こちらでも確認したわ。シンジ君は民間人を救出。速やかに後退して』
シンジ「これで大丈夫だ」
ミサト『シンジ君、早く目標を!』
シンジ「はい」
0073名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 16:54:04.08ID:???
ミサト「よくやってくれたわ。とりあえず一件落着っていきたいとこだけど」
アスカ「だけどって、まだ何かあんの?」
ミサト「零号機の警戒待機命令は、解除されていないわ」
アスカ「だって、使徒はもうやっつけちゃったじゃない!」
ミサト「碇司令の命令なのよ」
アスカ「はーん、ファーストも大変ね。ま、私達には関係のないことだけど」
レイ「そうね」
アスカ「むう」
シンジ「あの、僕は?」
ミサト「シンジ君も明日からは、また学校に戻っていいわ。ともかく、シンジ君とアスカは明日から普通の生活に戻って。
レイは碇司令の命令により、警戒待機。いいわね」
シンジ・アスカ・レイ「はい」
0074名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 17:00:14.07ID:???
アスカ「はあーあー。何だか拍子抜けね。使徒も意外にあっけなかったし」
ミサト「今日はもう遅いわ。部屋でゆっくり休むのね」
アスカ「言われなくても、そうするわよ」
ミサト「あとは…」
シンジ「どうしたんですか?ミサトさん」
ミサト「ううん、アスカの言うようにあっけなさすぎる使徒がちょっち気になっただけ」
アスカ「私達の戦闘能力が、それだけ向上してるってことよ」
ミサト「…そうね」
0075名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/27(水) 17:28:57.03ID:???
シンジ「(何でだろう。目が冴えて、眠れない。何でだろう。今日の戦いが、忘れられないのかな。
違う、そんなんじゃない。僕はただ…)」
(アスカ「そうやって諦めてるから、何も変わらないの!自分が今の自分自身に満足してる証拠よ」)
シンジ「(僕は、本当に今の自分に満足してるのかな)」
(アスカ「ごめんじゃないでしょ!謝れば済むと思ってる、あんたのその事なかれ主義の性格、何とかしなさいよ!」)
(マユミ「ほんとにごめんなさい。私、ボーッとしてて」)
シンジ「(あの子、僕に似ているのかも知れない。
自分が悪いと思うから謝ってるだけだ。それなのに、なんでアスカは怒るんだろう。自信のない男が嫌いなのかな。
僕だって、自信を持ちたいさ。誰かが褒めてくれるようなことがあれば、それが出来るかも知れない。
でも、それは所詮、自分の価値を他の人に委ねているだけだ。
そうだ、だからかな。いつも僕は、自分のことや周りのことばかり気にしてる。
本当に相手のことを思って謝ってない。考えるのは、自分の事だけだ。
自分に自信がない。周りの様子が気になる。だからつい謝ってしまうのかも知れない。
人のために素直に謝りたい。そのためにまず、自分に自信を持ちたい。もっと強い自分になりたい。
こんな僕にでも、何か出来ることがあるはずだから。それで僕は、とっさにあの子を助けたのかな)」
(マユミ「ふふ」)
シンジ「(僕は、強くなりたいのかも知れない。自分の好きな、自分になれるくらい)」
0077名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 14:06:12.55ID:???
リツコ「あら、どうしたの?シンジ君」
シンジ「あ、いえ。僕も待機任務についた方がいいんじゃないかなって思って」
リツコ「大丈夫よ。レイがいてくれてるから」
シンジ「でも…」
リツコ「任務が無い時は、ちゃんと学校に行くのも仕事のうちよ。ここは私達に任せておいて」
シンジ「はい」
0078名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 14:20:28.60ID:???
マユミ「あ」
シンジ「あれ、君。朝から本を買ってたの?」
マユミ「ええ、昨日図書室で借りた本、みんな読んじゃったから」
シンジ「本が好きなんだね」
マユミ「だって、色んなことを教えてくれるから。あの、碇君は本を読んだりしないんですか」
シンジ「うん、よく読むよ」
マユミ「良かった」
シンジ「どうして?」
マユミ「だって、同じ趣味の人がいると思うだけで、楽しくなるじゃないですか」
シンジ「そうだね」
マユミ「…!」
シンジ「どうしたの?」
マユミ「(私が私じゃないみたい。何これ。何なの?)」
シンジ「大丈夫?」
マユミ「いえ、何でもないから」
シンジ「そう」
0079名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 14:28:48.58ID:???
老教師「あーそういう訳でありまして、今日は偶数の日ですので、
出席番号からして、碇シンジ君に答えてもらいましょう」
シンジ「あ、はい!」
老教師「碇シンジ君、どうしました?」
シンジ「はい、え、えーと。ん?!」
マユミ「‥‥」
老教師「ああ、正解ですな。よく勉強してきていますね」
シンジ「はぁ…」
マユミ「‥‥」
0080名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 14:32:59.84ID:???
老教師「これが、世にいうセカンドインパクトというものです。
その頃私は、根府川に住んでましてね。今ではもう海の底になってしまいましたが」
ヒカリ「起立!礼!」
0081名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 14:36:23.96ID:???
トウジ「なあ、シンジ。ちょっと昼休み付き合わんか?」
シンジ「いいけど、何で?」
ケンスケ「打ち合わせだよ。打ち合わせ。来週、文化発表会があるだろ?俺達の出し物を決めなくっちゃな」
シンジ「発表会」
0082名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 14:48:53.47ID:???
ケンスケ「だけど、問題はやっぱボーカルだよな。男だけのバンドなんて、クリープを入れないコーヒーみたいなもんだよ」
トウジ「そやからワシは、男らしいバンド目指したい言うとるやんか」
ケンスケ「ナンセンスだね。美人でイカす可愛い子ちゃんのボーカリストは、メジャーを目指すための必須条件さ」
トウジ「ほんじゃどないすんねん」
ケンスケ「今から用意するのさ」
トウジ「ほう、心当たりでもあるんか」
ケンスケ「いや、ボーカル選抜は、シンジに一任だ」
シンジ「ぼ、僕が?」
ケンスケ「心当たりのひとりやふたりいるだろ?」
シンジ「え…」
0083名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 14:57:13.31ID:???
マユミ「あの、私が、ですか…」
トウジ「頼んます!」
ケンスケ「その美貌を見込んで」
マユミ「だって私より綺麗な人なんていっぱいいるのに」
トウジ「シンジ!お前も何か言うたれや!」
シンジ「う、うん。無理にとは言わないけど」
マユミ「恥ずかしいですけど、私でよければ」
ケンスケ「じゃあ、いいんだね」
マユミ「ええ」
トウジ「よっしゃ!」
0084名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 15:09:59.87ID:???
マユミ「♪瞳を閉じればきっと…あ、あの」
トウジ「感激や!」
ケンスケ「すごい逸材じゃないか」
シンジ「僕も、これほどとは思わなかったよ」
マユミ「照れくさいですね。人前で歌うのって」
トウジ「よっしゃ。機材の調整してもう一回や」
ケンスケ「ダメだよ、トウジ。アンプの電源を入れるときは、ボリュームを下げてからじゃないと、
下手するとスピーカーが壊れちゃうよ」
トウジ「あ、ああ、すまんな。ついあの曲に感動しっぱなしでな」
シゲル「よっ!やってるな」
シンジ「青葉さん!どうしてこんなところに?」
シゲル「ミサトさんに頼まれてね。シンジ君が地球防衛バンドとかの練習をしてるから、ギターテクを仕込んでやってくれだと」
トウジ「さすがはミサトさんや!」
ケンスケ「ああ、あのボーカルと本格的なギターテクがあれば完璧だな」
トウジ「ああ、まったくその通りや」
シンジ「でも、ギターの練習するのトウジなんだよ」
シゲル「俺の特訓は厳しいぜ」
トウジ「うっひゃー。ひとつお手柔らかに頼んますわ」
0085名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 15:25:03.80ID:???
マユミ「う…

私がいる。本が好き。本の中には、
下品な男の人もいないし、勝手にあちら側からこちら側にやってくる無神経な人もいないから。
家の中が好き。期待した以上のことも起きないけど、それより悪いことも起きないから。
自分で思った通りのことが出来る。
私を褒めてくれる人もいないけど、私を笑う人もいない。
面倒臭いから喋るのは嫌い。
どんなに言葉を重ねても、本当の私のことをを理解してくれる人はいないから。
でも、喋らないから、勝手に私がこうだと思い込む。おとなしい子だと勘違いする。
嫌い。そんな人は大嫌い。自分の勝手なイメージを人に押し付ける。そんな人ばかりだから。
碇君。彼みたいな男の子は、今までいなかったけど、だけど期待はしない。
何度も裏切られたから。みんな私を裏切るの。
裏切らないのは、私の好きな本だけ。私、泣いてるの?

0086名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 15:34:37.20ID:???
トウジ「いよいよ当日やな!」
ケンスケ「ああ、準備は完璧だし、あとは出番を待つだけさ。なあ、シンジ」
シンジ「うん。頑張ろうね」
マユミ「は、はい」
0087名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 15:42:59.38ID:???
クラスメイト達「うわあー」
ケンスケ「爆発音だ!」
トウジ「事故かいな」
ケンスケ「違うよ。あれは」
マユミ「う、うう…」
『ただ今、第三新東京市全域に緊急避難命令が発令されました。
市民の皆さんは速やかに指定のシェルターに退避してください』
アスカ「シンジ、行くわよ!」
シンジ「うん!」
トウジ「お、頼んだで!シンジ!」
ケンスケ「エヴァの活躍、見せてくれよな!」
0088名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 16:04:22.39ID:???
マコト「中央ブロック、及び第1から第7管区までの収容完了」
シゲル「政府、及び関係各省への通達、完了」
ミサト「民間人と非戦闘員の退避は?」
シゲル「突然の敵襲で、混乱しているようです」
ミサト「急がせて。戦場は市街のど真ん中よ」
0089名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 16:16:46.98ID:???
ミサト『状況は急を要します。既に零号機は発進。初号機及び弐号機も急速発進。
目標に威嚇射撃を行いつつ誘導。その間に民間人の避難を完了させるわ』
ミサト「エヴァ初号機、及び弐号機、発進準備」
アスカ「分かってるわよね?シンジ。あんたやファーストにうろちょろされると、戦いの邪魔なの。
私に任せておけば使徒の1体や2体、簡単に倒してみせるわ」
シンジ「そんなこと言っても。それに今は街を救うのが先だよ」
アスカ「だから、私に任せとけばいいの」
シンジ「そんなこと言ったって」
0090名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 16:20:43.08ID:???
シンジ「なんだ?何が起こってるんだ?」
ミサト『目標の行動が予測出来ないわ。命令があるまで、各自その場で待機。長丁場になるわよ』
アスカ「ながちょうば?何それ」
ミサト『明日の朝がきついってことよ』
0091名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 16:30:06.22ID:???
ミサト「一体、何が起こっているの?」
マコト「し、信じられません!使徒の質量が増加していきます」
ミサト「質量が?まさか。センサーの数値は?」
マコト「全センサー正常。測定誤差でもありません」
ミサト「そんな。物理法則に反してるわ」
リツコ「考えられることはひとつ」
ミサト「何?」
リツコ「成長しているのよ。蝶が幼虫からサナギ。サナギから成虫に変わるように」
ミサト「まさか」
リツコ「ありえないことじゃないわ。使徒は自己修復機能と、敵対する相手と環境に応じた適応力を持っている。
おそらく、その延長線上の能力ね」
ミサト「だとしたら?」
リツコ「おそらく、エヴァの攻撃方法に対抗する能力を身に着けてるはず」
0092名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 16:38:27.70ID:???
シンジ「これが、使徒の本当の姿!?」
ミサト『シンジ君。現在零号機が目標と交戦中。直ちに援護に向かって』
シンジ「分かりました」
ミサト『気を付けてね。変形した目標がどんな力を持ってるか皆目見当もつかないわ』
アスカ「どうせ見かけだけよ。恐れることないわ」
シンジ「でも零号機を何とかしないと。遠距離攻撃を仕掛けよう、アスカ」
アスカ「まあ、セオリー通りよね」
シンジ「行くよ!」
0093名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 16:50:13.50ID:???
マヤ『気を付けてください!目標を示す測定数値のいくつかが、0を示しています』
アスカ「どういうこと!?」
ミサト『つまり、あなた達の目の前にいる敵は、実体であり、実体でないということ』
アスカ「何よそれ。じゃあ私達、幻と戦ってるっていうの?」
レイ「でも攻撃は本物だわ」
アスカ「うるさいわね、優等生!そんなこと分かってるわよ」
ミサト『こちらでも分析は進めているわ。今は、敵の攻撃を避けつつ、遠距離からのけん制を基本にして』
アスカ「敵がこちらに向かってこなけりゃね」
レイ「来たわ。私が囮になるわ」
シンジ「でも」
レイ「私が死んでも代わりはいるから」
シンジ「綾波」
アスカ「ほんじゃあ優等生らしく、きっちり頼むわよ」
レイ「行きます」
0094名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 17:05:14.05ID:???
マヤ『ダメです!目標へのダメージ、認められず』
アスカ「もう、しぶといわね!」
シゲル『目標が移動を開始しました』
レイ「あの方向」
アスカ「私達の学校じゃない?」
シンジ「まさか」
トウジ「あかん、これじゃシェルターにも行けへんやないかい」
ケンスケ「僕達を盾にしてるんだ」
トウジ「なんやて!」
ケンスケ「そうだよ。だからシンジ達も自由に戦えないんだ」
トウジ「汚い手使いよって!」
アスカ「シンジ、何とかしなさいよ!」
シンジ「ダメだよ!ここで戦ったら学校のみんなが」
マユミ「うう…う…私の中に何かがいる…」
0095名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 17:18:42.55ID:???
シンジ「くっ…このままじゃ…」
《警告》《LCL浄化装置損傷》《浄化ユニット交換を要す》
シンジ「これじゃあ初号機は」
ミサト『聞こえる?シンジ君。弐号機と零号機が、目標を食い止めるわ。その間にエントリープラグの修理を受けて』
シンジ「でも」
ミサト『大丈夫。ユニット交換は10分もあれば済むわ。今作業用トレーラーをそっちに向かわせたから』
アスカ「早く修理を受けなさいよ、シンジ。そんなガタな初号機で戦われても、こっちが迷惑なんだから」
シンジ「分かったよ、アスカ。それに、ミサトさん」
0096名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/28(木) 17:45:04.99ID:???
シンジ「早くしないと、綾波とアスカが」
マユミ「碇君」
シンジ「どうしてこんなところに?早くシェルターに避難しなきゃ、危ないじゃないか!」
マユミ「お願い、私を殺して!お願いだから!」
シンジ「何言ってんだよ、こんな時に。なんでそんなこと」
マユミ「分かるの、私の中にあの怪物がいる!あの怪物の魂が宿ってる!」
シンジ「そんな」
マユミ「分かるの、分かるのよ!だから殺して!早く私を」
シンジ「そんなこと出来る訳ないだろ」
マユミ「だって、私嫌だから。人に迷惑掛けられるのも、掛けるのも。
勝手に心を覗かれるのも覗くのも。そんなの嫌だから。そんな自分も嫌だから。
このままじゃ、もっと、もっと自分が嫌になるから!」
シンジ「でもダメだよ」
マユミ「え?」
シンジ「だって、死んじゃったら、好きも嫌いもないじゃないか」
『修理完了。再起動の準備に掛かる』
シンジ「早くシェルターに。あいつは、必ず僕が倒してみせるから」
マユミ「行くの?」
シンジ「だって、やるしかないから。僕には、エヴァに乗ることしかないから」
0098名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/29(金) 18:55:40.11ID:???
ミサト『シンジ君、生徒達のシェルターへの避難は完了したわ。零号機と弐号機は目標と交戦中。直ちに援護して』
シンジ「はい」
ミサト『新しい武器も用意したわ。好きなもの選んで』
アスカ「遅いわよ、バカシンジ!」
シンジ「ごめん。(でも、どうすればやつを倒せるんだ)」
マヤ『零号機、弐号機、ともに損傷率はほぼ限界です!』
シゲル『目標、ダメージ認められず』
マコト『システム、いまだ回復しません』
シンジ「このままじゃ、全滅するのを待つだけだ」
ミサト『シンジ君、レイ、アスカ、残念だけど、これ以上は無理だわ。撤退して、体勢を整え直すしか』
シゲル『目標、初号機に狙いを絞りました!』
ミサト『よけてシンジ君!』
0099名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/29(金) 19:07:07.19ID:???
シンジ「ぐっ…!まだ避難してなかったのか」
マユミ「嫌なの。人の心を覗くのも、覗かれるのも。勝手に心の中に入りこまれて、私の中に入ってこられて。
嫌なの。嫌だと思う自分も嫌なの」
シンジ「くっ!何てことすんだよ。死ぬなんてさ、何てことすんだよ。
だってさ、何でだよ。生きていたくても、それが出来なかった人も大勢いるのに、何で自分で死ぬのさ。
逃げたくても逃げられない、逃げないように自分に言い聞かせてる、そんなやつだっているのにさ。
もしかしたら、明日は今日より良い日かも知れない。悪い日かも知れない。
でもさ、明日っていつまで経っても無くならないだろう。生きていれば明日はいつも明日なんだからさ」
ミサト『来るわシンジ君!』
シンジ「だからさ、だから、逃げちゃダメなんだ」
0100名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/29(金) 19:19:47.60ID:???
マヤ「エリア内に、新たな反応を確認!」
マコト「確認しました。パターン青。使徒です!」
ミサト「まさか、新しい敵!?」
シゲル「いいえ、反応は、現在の目標と、同一座標上です!」
ミサト「姿は一つなのに、反応が二つってこと!?」
リツコ「もしかしたら」
ミサト「何なの!?」
リツコ「シンジ君のクラスの転校生を、望遠モニターを出して」
マヤ「はい」
リツコ「なるほどね。あの子の体の中に隠していたんじゃ、自らのコアを危険に晒すと判断したらしいわ。
潜ませておいたコアを、ようやく本来の肉体に戻したのね。だから一瞬、反応が二つになった」
ミサト「使徒のコアが?」
リツコ「考えたわね」
ミサト「どういうこと?」
リツコ「今までシンジ君達が戦っていたのは、使徒の影武者のようなものよ。
本当の本体、すなわち、コアを人の体の中に隠し、弱点を無くしていた」
ミサト「そんなことって…」
リツコ「敵は我々の物理常識では計り知れない存在よ。けど、これじゃまるで」
ミサト「まるで?」
リツコ「いいえ。科学者が口にすることじゃないわね」
ミサト「理屈はどうでもいいわ。コアが使徒の体に戻った。つまり」
リツコ「倒せない相手じゃなくなったってことね」
ミサト「いけるわ」
0104名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/29(金) 19:30:55.12ID:???
ゲンドウ「そうだ。分かっている。そのように処理してくれ」
加持「なるほど、そういうことですか。司令」
ゲンドウ「今回の使徒は存在しなかった。大規模な実践演習。関係各省にはそのように伝えてある。
あとは、出張中の冬月が上手くやってくれるだろう」
加持「セカンドインパクト、アダム、そしてエヴァ。また一つ真実が闇に葬られるという寸法ですね」
ゲンドウ「所詮、その程度の価値しかないのだよ。真実などというものにはな」
0105名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/29(金) 19:36:06.04ID:???
トウジ「結局、文化発表会も中止か」
ケンスケ「ま、そうだろうね」
トウジ「なんぞ面白い事あらへんかなあ」
ケンスケ「あらへんなあ」
トウジ「そういや、あの転校生。どないしたんや」
ケンスケ「また転校したそうだよ。元々親父さんが、国連所属の技術者らしくてね。
今回も技術交換の為の滞在だったそうだったから」
トウジ「ま、こんな街。長居せんほうがええやろな。で、シンジは?」
ケンスケ「うん、委員長と転校生の見送りだってさ」
トウジ「ええなあ、おおっぴらに授業サボれて」
0106名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/29(金) 19:44:06.92ID:???
『まもなく、2番線に特急電車が参ります。危ないですから、黄色い線の内側へお下がりください』
マユミ「それじゃあ、時間ですから」
ヒカリ「気をつけてね」
マユミ「ほんとにごめんなさい。わざわざ見送りに来させてしまって」
シンジ「また謝ってる」
マユミ「私達、似ているのかも知れませんね」
シンジ「そうだね」
マユミ「でも」
シンジ「ん」
マユミ「似てるから思ったんです。私もシンジ君みたいに頑張れるかもしれないって」
シンジ「名前で呼んでくれたんだね」
マユミ「あ、ごめんなさい」
シンジ「ほら、また」
マユミ「あ、また会えるといいですね」
シンジ「会えるよ、生きてれば」
マユミ「ふふ。そうですね」
シンジ「(そうだね、またきっと会えるよ)」
0108名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/09/29(金) 19:46:44.98ID:???
瞳を閉じればきっと思い出せる
命が芽生えたときを
眩しい光にそっと導かれて
祝福の歌は世界に響いていた

誰もがいつしか忘れた奇跡を伝えるために君はここにいる

僕らは天使じゃないから
生きることの痛みの中で
自分の弱さを見つめるとき
初めて優しさの意味に気付くよ
0113名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 20:24:20.98ID:???
悪いという意味を 知っている
君に素直になることで生きている

なんでんかんでん人のせいにして流れてゆく
それではダメだと自分でわかっている
つらいけれど乗り越えてゆく

その気んなって腹くくらなきゃ
将来だってない
君は見ていてよ
やる気んなって乗り越えなきゃ
前進だってない
賽は投げられた
0115名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 20:34:49.08ID:???
ポコニャン「信号を守るニャン」
ユウ「あー見て見て!タヌキのニャンポコよ」
園児たち「あーハハハハハ。タヌキだタヌキ」
ポコニャン「ん?ポコニャーン!」
園児たち「タンタンタヌキのポコニャンは〜♪幼稚園も行けずに」
ポコニャン「悔しいニャン!でも楽しそうだニャン」
0116名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 20:48:01.15ID:???
ミキ「幼稚園に行きたいですって!?でも、幼稚園は人間じゃないと」
ポコニャン「ハハハハハハ。ポンポンポコポンのヘンポコリンのニャーン!化けポコリン」
ミキ「ポコニャン!人間に化けられるの!?」
ポコニャンが化けた男の子「これで幼稚園に行けるニャン」
ミキ「そう簡単には行けないわよ。まず、お母さんが行って手続きとかしないと」
ポコニャン「ニャン!」
ミキ「ママそっくり」
ポコニャンが化けたミドリ(ミキのママ)「手続きに行くニャン」
0117名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 21:07:00.52ID:???
ミキ「いい?ポコニャン。余計なこと喋らないのよ」
ポコニャンが化けたミドリ「分かったニャン」
幼稚園の先生「あらミキちゃん、久しぶりね。ま、お母さんも一緒なの?」
ポコニャンが化けたミドリ「あ。あら、久しぶりね。おほほほほ」
ミキ「あの、親戚の子が、幼稚園に入りたがってるんですけど、とっても恥ずかしがり屋なんです」
幼稚園の先生「じゃあ体験入園をしてみたら?」
ミキ「そういうのあるんですか!?」
幼稚園の先生「ええ。3日間、幼稚園生活を体験出来るようになってるのよ」
ミキ「そうですか!ぜひお願いします」
幼稚園の先生「それで、その子はどこに?」
ミキ「ママ、呼んできて」
ポコニャンが化けたミドリ「どこにいるニャンかしら?」
ミキ「自分でしょ」
ポコニャンが化けたミドリ「あー、忘れてたニャン。おほほほほ」
幼稚園の先生「ミキちゃん、お母さん、どうかしたの?いつもと違うみたいだけど」
ミキ「い、いいえ、その」
ポコニャンが化けた男の子「へへへへへへ」
幼稚園の先生「まあ、君なの?お名前は?」
ポコニャンが化けた男の子「ポコニャン」
幼稚園の先生「ポコニャン?」
ポコニャンが化けた男の子「いえ、それはあだ名で、えと、本名は、えーと、や、山田一郎です」
幼稚園の先生「一郎くんね。明日からいらっしゃい」
ポコニャンが化けた男の子「はーい!」
0118名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 21:16:14.40ID:???
園児たち「先生!おはようございます!」
幼稚園の先生「はい、おはようございます」
ユウ「あー!先生、その子」
幼稚園の先生「今日から体験入園をする山田一郎くんよ。みんな、仲良くしてあげてね」
ポコニャンが化けた男の子(山田一郎)「どうぞ、よろしく」
ユウ「素敵。ユウのタイプだわ」
0119名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 21:25:50.63ID:???
ポコニャンが化けた男の子「幼稚なことをやってるから幼稚園っていうニャン?(よーし、みんなを驚かせてやるニャン)」
ユウ「!」
ポコニャンが化けた男の子「どうかした?」
ユウ「き、君、ホウキなんか隠してないわよね」
ポコニャンが化けた男の子「見えたニャン?」
ユウ「先生に叱られないうちに、早く置いてらっしゃい」
ポコニャンが化けた男の子「あ、うん」
0120名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/01(日) 21:29:56.76ID:???
ポコニャンが化けた男の子「危なかったニャン」
ユウ「ねえ、君」
ポコニャンが化けた男の子「!」
ユウ「ねえ、君。ユウの彼にならない?」
ポコニャンが化けた男の子「彼って?」
ユウ「なれば、美味しいお弁当。半分あげる」
ポコニャンが化けた男の子「え、ほんと!?なるニャン」
0122名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 21:38:49.82ID:???
ミキ「ただいまー!」
ミドリ「おかえんなさーい!」
ミキ「ママ!ポコニャン帰ってきた?」
ミドリ「ううん、あの食いしん坊がお昼にも帰ってこないのよ」
ミキ「お昼はいいんだけど、どこ行っちゃったのかしら」
0123名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 21:41:20.00ID:???
ユウ「素敵でしょ〜。クラシック」
ポコニャンが化けた男の子「う、うん…」
(グウ―ッ)
ポコニャンが化けた男の子「う」
ユウ「あーら、お腹空いてたのね。ちょっと待って」
0124名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 21:54:01.42ID:???
秀作「やあ、ミキちゃん。ポコニャン?見なかったけど。うん、じゃあね」
ユウ「兄ちゃん、ケーキ買ってきてくれる?」
秀作「何で僕が買いに行くんだよ!」
ユウ「妹の彼が来た時ぐらい協力してもいいでしょ!」
秀作「彼?」
ユウ「すっごくかっこいんだから!」
秀作「よーし。ほんとにかっこよかったら、僕がケーキ買ってきてやるよ」
ユウ「そうこなくっちゃ。一郎くん!」
ポコニャン「ZZZZZzzz…」
秀作・ユウ「??」
ユウ「わあー!ニャンポコ!」
秀作「あはははははは。ユウの彼ってポコニャンだったのか」
ユウ「ち、違うわよ!ニャンポコ!一郎くんをどこにやったのよ!」
ポコニャン「ニャン!ニャンニャンニャンニャン!ポコニャーン!」
ユウ「ニャンポコ!あんた。一郎くんを追い出したのね!」
ポコニャン「ポ、ポコニャン…」
秀作「ああ、そうだ。ミキちゃんにポコニャンのことを電話してあげないと」
ユウ「お兄ちゃん!」
秀作「な、なんだよ」
ユウ「ミキちゃんと、妹の恋と、どっちが大事なの!?待てー」
0125名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 22:00:19.34ID:???
ミキ「どうして寝ちゃったりするのよ」
ポコニャン「あんな眠い音楽は初めてニャン」
ミキ「ユウちゃんのことだから、きっと怪しんでるわよ」
ポコニャン「ポコニャン」
ミキ「パパやママだって、ポコニャンが変身できることを知ったら、きっと」
ポコニャン「追い出されるニャン」
ミドリ「ミキ!ちょっと下降りてらっしゃい!」
ミキ「ママが私を呼び捨てにするときは…」
0126名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 22:09:40.59ID:???
ミキ「な、なあに?ママ」
ミドリ「ねえ、ママそっくりの人を連れて南野先生のところに行ったんですってね」
ミキ「そ、それは、私じゃなくて…」
ミドリ「先生は確かにミキだって言ってたわ。私のことは別の人かも知れないと思ったらしいけど」
ミキ「ママ」
ミドリ「じゃ、これから南野先生の家へ行きましょう。さあ、いらっしゃい」
ミキ「ちょ、ちょっと待ってよ。ポ、ポコニャーン!」
ミドリ「いいから、早くいらっしゃい」
ミキ「ああ」
ポコニャン「ミキちゃんの一大事だニャン…」
0127名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 22:17:13.48ID:???
ミキ「(ポコニャンたら、肝心なときに逃げちゃうんだから。もうこれ以上ごまかせないわ)」
ミドリ「あぶなーい!」
(キキ―ッ!)
ミドリ「ミキそっくり」
ミキ「…」
ポコニャンが変身したミキ(ペコリ)
ミドリ「あんな似てる子がいるなんて」
ポコニャンが変身したミキ「ニャン!」
ミキ「行かないの?先生の家」
ミドリ「ママが誤解してたみたい。ミキがそんなことする訳ないもんね」
ミキ「えへ」
0128名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 22:20:03.21ID:???
ミキ「ありがとう、ポコニャン」
ポコニャン「お礼を言うのはこっちニャン」
ミキ「どうして?」
ポコニャン「ミキちゃんのおかげで、一日だけでも幼稚園に行くことが出来たニャン」
ミキ「問題はユウちゃんよね」
0129名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/01(日) 22:24:22.37ID:???
ミキ「秀作くーん」
秀作「やあ、おはよう」
ミキ「近頃ユウちゃん見かけないけど、どうかしたの?」
秀作「熱出して寝てるよ」
ミキ「風邪?」
秀作「恋の病だって」
ミキ「え」
0132名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/02(月) 16:47:41.23ID:???
ミキ「キャー!」
秀作・菊の助「?」
ミキ「何するの!?」
ノボル「いっ」
ミキ「ノボルくんたら、どういうつもり!?」
ノボル「これを」
ミキ「取るなら取るって言えばいいでしょ!」
ノボル「言ったのに、聞いてないんだもの」
ミキ「だったら、返事するまで何度でも言えばいいでしょ!」
ノボル「何!?」
アタリ「ミキちゃん」
ミキ「話になんないわ。私、こういうのって大っ嫌い!」
0133名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/02(月) 16:52:28.28ID:???
ミキ「ポコニャン、どう思う?」
ポコニャン「仕方ないニャン」
ミキ「そうじゃなくて、男の子に食って掛かるような女の子のことよ」
ポコニャン「嫌いニャン」
ミキ「そうハッキリ言わないでよ。私だって結構反省してるんだから」
ミドリ「ミキちゃーん!電話よー!」
0134名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/02(月) 16:56:39.22ID:???
アタリ「もしもし、ミキちゃん?アタリです。私ね、ミキちゃんのこと占ってみたの。そしたら」
ミキ『喧嘩はすぐに解決すべし?』
アタリ「そう、自分の方から謝るのよ」
ミキ『でも、どうやれば』
アタリ「占いではね」
0135名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/02(月) 17:03:48.36ID:???
ポコニャン「手紙ニャン?」
ミキ「それが一番良いって言うんだけど、手紙なんて上手に書けないわ」
ポコニャン「ニャ!ニャン!」
ミキ「ポコニャン?」
ポコニャン「ニャ!ニャン!この手紙、真似するニャン」
ミキ「そっかー。真似なら写すだけでいいもんね。あはは。あ、でもダメよ。
これ、ごめんなさいなんていう手紙はひとつもないもの」
0136名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/02(月) 17:18:02.07ID:???
ミドリ「ふふふ、バカねぇ」
ミキ「ママだったらどうする?」
ミドリ「そうねえ、そういえばママにも経験があるわ」
ミキ「えー!どんな?」
ミドリ「この家に越してきてすぐの頃…パパと喧嘩してね」
ミキ「それで、どうしたの?」
ミドリ「やっぱり手紙書いたの。そしてね」

シゲル(ミキの父)「おや?」
“シゲル ごめんね 私が悪かったわ”
シゲル「ああ。あはあは」

ミドリ「ふふふふ。ふふふふ。ん?あら、ミキちゃん…」
0137名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/02(月) 17:27:15.26ID:???
ミキ「私も、紙ヒコーキにしよう!これを投げれば、なっかなおりー。ふふ、あ、バカみたい。ノボルくんがいないわ」
ポコニャン「飛ばすニャン!」
ミキ「ダメよ。ノボルくん家までなんて飛んでいかないわ」
ポコニャン「ハハハハハハ。ポンポコポンのヘンポコリンのニャン!飛びポコリン」
ミキ「ああ」
0138名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/02(月) 17:34:35.09ID:???
秀作「ん?紙ヒコーキだ」
菊の助「どっから飛んできたのかな」
秀作「ああーああ。こりゃすごいぞ」
菊の助「よーし、えい!なんなんだ、これ」
秀作「うーん、何か書いてあるぞ。ごめんね…名前のところが破けてて、読めないな」
菊の助「それから?」
秀作「届いたら電話ください、だって」
菊の助「それだけ?」
秀作「そう、字は下手だし、最低だね」
0139名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/02(月) 17:43:22.11ID:???
ミキ「ハックシュン!やだ、誰か噂してる。ノボルくんかも」
ポコニャン「手紙が届いたニャン」
ミキ「それなら、電話をくれるはずよ。きっとまだ届いてないのよ。それで、私のことを」
ポコニャン「折り紙でもう一度やり直すニャン」
ミキ「そうね。いっぱい書いて飛ばそ。はい」
ポコニャン「ニャニャニャン」
ミキ「はい」
ポコニャン「ニャニャニャン」
ミキ「これだけ飛ばせば、絶対に届くわよ」
ポコニャン「ニャン!」
0140名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/02(月) 17:49:51.46ID:???
菊の助「ああ」
秀作・菊の助「ああ」
秀作「あれは、いったい」
菊の助「どうなってんだ」
ユウ「あー!おりみがだ!みんな、おりみがだよ!」
ユウ・子供たち「待てー!おりみがー!」
0141名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/02(月) 17:52:41.26ID:???
ミキ「いくらなんでも、もう電話が来てもいい頃よ」
ポコニャン「届かなかったのかもニャン」
ミキ「あんなに飛ばしたのに」
ポコニャン「見てくるニャン」
0143名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/02(月) 18:08:15.80ID:???
秀作・菊の助・ユウ・子供たち「待て待てー!待てー!」
ミキ「いったいどこへ行っちゃったのかしら」
ポコニャン「みんなで道草食ってるニャン」
ミキ「まさか。折り紙が公園で遊んでるとでも?ああ」
ユウ「待てー!」
ミキ「あ、どうしたの?」
秀作「折り紙が飛んでっただろ?」
ポコニャン「ニャン」
秀作「ああ、返せポコニャン」
菊の助「俺たちが見つけたんだぜ」
ミキ「その折り紙私が飛ばしたのよ!返して」
秀作・菊の助「ミキちゃんが?ひひひひひひ」
菊の助「するとあの手紙はミキちゃんだったのか」
秀作「相手はノボルだね」
ミキ「だ、誰だっていいでしょ」
秀作・菊の助「わーい、ノボルだノボルだー」
ユウ「ノボルらー」
ミキ「私の折り紙、返してよー!」
0144名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/02(月) 18:17:24.70ID:???
(ピンポーン)
ノボル「あ、ミキちゃん」
ミキ「あの、私、折り紙の手紙を飛ばしたの」
ノボル「折り紙?」
ミキ「それが、途中で取られたり、迷子になったりして、それで私、ポコニャンに手伝ってもらって、いっぱい折ったの」
ポコニャン「ニャン…!」
ノボル「あ」
ミキ「あ!それ!私…ノ、ノボルくんに。だから、折り紙いっぱい飛ばしたの」
ノボル「僕のほうこそ謝らなくちゃ。ごめんね、ミキちゃん」
ミキ「ああ!ポコニャン」
ポコニャン「ニャンニャニャニャニャン」
ミキ「あは」
0145名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/02(月) 18:24:43.85ID:???
ミドリ「そう、ノボルくんがお返事を?良かったじゃない」
ミキ「読むわね。えーと、ミキちゃんみたいに元気で頼もしい子からは、折り紙なんて想像もつきませんでした。ノボル。
もう、ノボルくんたら、ひとつもわかってないんだから」
ミドリ「ふふふふふ。はははははははは」
ポコニャン「ニャハハハハ」
ミキ「もう」
0147名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/04(水) 18:13:11.78ID:???
ミキ「わあ!ねえ、見て!こんなに取れちゃった」
シゲル「もう取れたのかい?」
秀作「わあ」
菊の助「ミキちゃん、きのこ取りの天才」
ユウ「ふん、何よ、それぐらい。私だってこーんなきのこ見つけたんだから」
(ボンッ)
ユウ「わー!」
ミキ「どうしたの?ユウちゃん」
ユウ「あわわ…き、き、きのこが」
ミキ「あー!私のも枯れ葉になってる!」
菊の助「ああ、俺のも」
秀作「どうなったんだ?」
ミドリ「うわあぁああ…」
シゲル「なんなんだ」
ミキ「(あ、ポコニャンね)」
0148名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/04(水) 18:25:29.94ID:???
ポコニャン「ZZZzzz…」
ミキ「ポコニャン。起きなさーい!」
ポコニャン「ニャー!ニャニャニャニャ」
ミキ「あのねえ、いたずらでもしていいことと、悪いことがあるの」
ポコニャン「ニャン?」
ミキ「何寝ぼけてんの?みんなの取ったきのこ枯れ葉に変えちゃうなんて」
ポコニャン「何のことニャン?」
ミキ「とぼけちゃって。あのねえ!」
ポコニャン「ポコニャン寝てたから知らないニャン」
ミキ「じゃあ、誰が?」
???「アー」
ミキ「何?うわあー!」
ポコニャン「ニャアー!」
0149名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/04(水) 18:43:42.63ID:???
ポコニャン「ニャン?ミキちゃん、ミキちゃん起きるニャン」
ミキ「ん…あ、ここどこ。わあ、きのこがいっぱい!」
ポコニャン「ポコニャーン!取るニャン取るニャン」
化け物キノコ「わはははは」
ポコニャン「ポコニャーン!」
化け物キノコ「わはははは」
ミキ「た、助けて」
ポコニャン「消えポコリン!ニャンニャン。大丈夫だったニャン?」
ミキ「ありがとう、ポコニャン」
???「なんだ、あのチビダヌキめ」
ミキ「何なの?今のは」
ミキ・ポコニャン「わー」
巨人「こらー!きのこ泥棒め。早くこの山から出ていけ!」
ミキ「ああ、巨人!ああ、ああ、ああー!」
ポコニャン「ニャニャニャニャニャン」
巨人「わっはっはっは。わーっはっはっはっは」
ミキ「ポコニャン助けてー」
ポコニャン「ミキちゃんを離すニャン!(ガブッ)」
巨人「おら。わーっはっはっはっは」
ポコニャン「ニャン(ドンッ)ミニポコリン!」
巨人「あ、あら、あらあらあらあら。何だ。どうしたんだあら」
ポコニャン「ニャン!」
???「うわあー」
ミキ「うわあー。キツネさん」
ポコニャン「ポコニャン」
0150名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/04(水) 19:01:54.48ID:???
ミキ「信じられない。化けられるのポコニャンだけかと思ってたのに」
コン太「タヌキと一緒にするなコン」
ポコニャン「ニャンニャンニャポコニャン!」
コン太「オレはコン太と言って、何年も前からこの山に住んで、人間を驚かしてきたんだコンコン」
ミキ「まあ」
コン太「人間なんて怖がりだから、すぐに驚いて逃げていく。失敗したのはお前たちが初めてだコン」
ミキ「じゃあせっかく取ったきのこ枯れ葉にしちゃったのもあなたね」
コン太「当たりだコーン」
ミキ「ひっどーい。パワーはそんなことに使っちゃダメなのよ」
ポコニャン「ダメニャン」
コン太「うるさい。パワーはいたずらをするためにあるんだコン。オレが本当の力を出せば、お前なんかには負けないコーン」
ミキ「強がり言って」
コン太「なにー。よーし、じゃあヘンポコダヌキ。もう一回オレと勝負しろ」
ミキ「いいわ。ポコニャンが負ける訳ないじゃない。ポコニャン、コン太なんてけちょんけちょんにこらしめてやって」
ポコニャン「やるニャン!」
コン太「じゃああれを見ろコン。コンコンコンのコンピラ様のコーン!」
ミキ「あ、ママたちだわ!」
コン太「こいつらを驚かせて、この山から逃げ出させたほうが勝ちだコン」
ポコニャン「そんニャー」
0151名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/04(水) 19:27:47.79ID:???
シゲル「おーい、ミキー」
菊の助「ミキちゃーん!」
ユウ「ニャンポコー!」
ミドリ「ミキたち、どこ行っちゃったのかしら」
シゲル「まさか、道に迷ったんじゃ」
コン太「吹雪だコーン!」
秀作・菊の助・ユウ「わあー!!!」
秀作「吹雪だー」
ミドリ「きゃあー」
ミキ「やめなさい!」
コン太「どうだ!参ったかコン」
ミキ「ひどいわ、ポコニャン。何とかして」
コン太「今度はお前の番だコン」
ポコニャン「分かったニャン。ポンポコポンのヘンポコリンのニャーン!晴れポコリン」
菊の助「あれ、青空になっちゃった」
秀作「どうなってんのこれ」
ミキ「あーやったやった、引き分けね」
ポコニャン「ニャン」
コン太「化かし合いじゃ勝負がつかないから別のにするコン」
ミキ「別の方法ね。あ、そうだ。こんなのはどう?この山のきのこを、沢山集めたほうが勝ちっていうのは」
コン太「よーし、それで決まりだコン」
ポコニャン「それはまずいニャン。ポコニャンきのこがあるところ知らないニャン」
ミキ「いいからいいから。じゃあ今度はポコニャンが先よ」
ポコニャン「仕方ないニャン。きのこポコリン!」
ミキ「え、もう終わったの?たったこれだけ?」
ポコニャン「ポコニャン…」
コン太「ギャハハハハハ。この山のことなら何でも知ってるこのオレにきのこ取り競争を挑むとは、身の程知らずだコン。コンピラ様のコーン!」
ミキ「えー!」
ポコニャン「ニャー!」
コン太「勝負あったぜコン」
ポコニャン「ニャン…」
0152名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/04(水) 19:32:56.49ID:???
コン太「負けたやつはとっととこの山から出ていけ。いいな!コーン!」
ポコニャン「ニャン。ミキちゃん、ごめんニャン」
ミキ「いいのよ、ポコニャン。計画大成功」
ポコニャン「ニャン?」
0153名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/04(水) 19:37:54.19ID:???
コン太「ケケケケケ。ケケケケケケケ。コーン!」
ミキ「あ、やった。きのこがこんなに手に入っちゃった」
ポコニャン「ミキちゃん頭いいニャン」
ミキ「でしょ。早くみんなのところに戻ろう」
ポコニャン「ニャンニャン」
0154名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/04(水) 19:53:28.15ID:???
秀作「ミキちゃん遅いな」
ユウ「クマに食べられちゃったかもね」
ミキ「パパー!ママー!」
菊の助「あ、ミキちゃんの声だ!」
ポコニャン「ポコニャーン!」
ユウ「ニャンポコも一緒だ」
ミドリ「もうどこ行ってたの!心配したんだから」
菊の助「ミキちゃん、大丈夫だった?」
ユウ「よく生きて帰ってこれたわね」
ミキ「ねえ、見て見て。こんなにきのこが取れちゃった」
秀作「すごい、きのこの山だ」
菊の助「菊の助驚き」
シゲル「ミキ、それにしてもこんなに沢山のきのこどうやって取ったんだ」
ミキ「へへー、それは秘密。ね、ポコニャン」
ニャンポコ「ニャンニャン」
ユウ「またニャンポコが何かしたんじゃないの?」
ニャンポコ「ニャンニャン。ニャニャニャニャ」
ユウ「ちょっとー待ちなさいよ、ニャンポコ!待てって言ってんのに!」
ニャンポコ「ニャニャニャニャニャニャニャニャ!」
コン太「なんだ!?オレを騙しやがったコン。よーし、また枯れ葉にしてやる。コンコンのコンピラ様の…」
(バキッ)
コン太「うおー」
0156名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/05(木) 16:44:27.03ID:???
ミドリ「えぇー!ポコニャンを?」
男「はい、もう是非とも私どもの動物研究所にお譲りいただきたいと思いまして」
ミキ「そんな」
ポコニャン「ポコニャン?」
シゲル「いやあ、せっかくですが、それは」
男「そうですか。一応これだけ用意させて頂いたんですけどね」
シゲル・ミドリ「ああー!」
ポコニャン「わあ、小遣いニャン!」
ミキ「違う、ポコニャンをあのお金で買おうって言うのよ。ポコニャンは誰にも渡さないんだから!」
シゲル「ミキ」
ミドリ「ミ、ミキ」
ミキ「早く帰って!」
シゲル「はははは、ということですね」
男「こりゃ参った。じゃ、また近いうちにまたお邪魔しますよ」
ポコニャン「お小遣いニャン」
男「ふん」
ポコニャン「ニャーン!」
0157名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/05(木) 16:51:57.31ID:???
菊の助「そっかぁ、やっぱりポコニャンって珍しい動物だからな」
ユウ「こんな変なのいないもんね」
ポコニャン「ニャン!」
秀作「でもミキちゃん。それ動物研究のためじゃないな」
ミキ「え?」
秀作「なんか怪しいよ。うん」
ミキ「秀作くん」
菊の助「ま、あんまり気にすんなよ。何かあったら、俺たちがついてるからさ」
ユウ「そうよ。ニャンポコくらい私がしっかり守ってあげるよ」
ポコニャン「ニャン。ニャニャニャニャ」
ユウ「何よ」
女「……」
0158名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/05(木) 17:07:07.41ID:???
ユウ「ニャンポコ、走れ走れー!」
ポコニャン「ああ、もうダメニャン。ニャン、ニャン」
ユウ「ニャンポコ、ボールボール!」
ポコニャン「ニャン」
女「あ、ああ」
ポコニャン「ニャン?」
ミキ「ああ、おばさん、大丈夫ですか?」
ポコニャン「ニャニャン」
女「きゃあ!どうしましょう」
ポコニャン「ニャン」
ユウ「壊れてるわ」
ポコニャン「ニャンニャン」
ミキ「ごめんなさい。すぐに弁償します」
女「そうね、ちょっとお高いんだけど」
シゲル・ミドリ「1千万!?」
シゲル「そ、そんな大金」
女「ええ、確かです。ここに証明書もあります。ああ、ああ、うう…」
ユウ「兄ちゃん、こうなったらニャンポコを売るしかないわね」
秀作「う、うん…」
ミキ「ポコニャン、ヘンポコリンパワーで、あのライオンの像を直すしかないわね」
ポコニャン「ニャン!」
ユウ「ん?ニャンポコ、笑ってる場合?あんたのせいなのよ」
ポコニャン「ニャン…」
0159名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/05(木) 17:15:41.33ID:???
女「ふふふ、ふふふ」
ポコニャン「今だニャン。ポンポコポンのヘンポコ…」
ユウ「ニャンポコ!こらー!」
ポコニャン「ニャーン!」
ユウ「勝手に出歩くな!悪いやつにさらわれちゃうよ」
ポコニャン「ニャ。ニャニャニャ。ニャー」
ユウ「おとなしく家にいんの」
ポコニャン「ニャー!ポコニャポコニャ。ニャー!」
0160名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/05(木) 17:23:35.89ID:???
ポコニャン「ニャー。ニャニャニャーニャー。いたニャン。ニャニャニャニャン」
女A「何か用?」
ポコニャン「ニャー。人違いニャン。
ニャーニャニャン。いないニャン。ニャン。
もうダメニャン…ニャン?いたニャン!」
0161名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/05(木) 17:35:22.84ID:???
ポコニャン「ニャニャニャニャニャニャ!」
女「まあポコニャンくん」
ポコニャン「ニャーニャニャーニャン!ニャンニャン」
女「まあ、ポコニャンくんが心配することないのよ」
ポコニャン「ニャンニャンニャニャン。ガウ!ガウ!ガウー!」
女「あのガラスのライオンのこと?あー、どっかに忘れてきたー!」
ポコニャン「ニャーン」
女「な、何でもないわ。あはは。あれはもう捨てちゃったわ。ふふ」
ポコニャン「ニャーン…」
0162名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/05(木) 17:49:50.17ID:???
ミキ「あ、ポコニャン。どう?バッチリ?」
ポコニャン「ダメだったニャン」
ミキ「ええ、どうして」
ポコニャン「ニャーン」
シゲル「お断りします」
男「いやあ、しかし」
ポコニャン「ミキちゃん。あれいくらニャン?」
ミキ「うん、壊したライオンの像の値段と丁度同じよ」
ポコニャン「そうニャン…」
ミキ「ポコニャン。ポコニャン?ポコニャーン!ポコニャン?ポコニャン」
(ピンポーン)
ミキ「あ。秀作くん、ユウちゃん」
秀作「ミキちゃん、これ」
ミキ「それ!」
秀作「うん、あの人雑貨屋さんに忘れてったんだ。それより一緒に来て」
ユウ「来て!」
ミキ「こ、これ!」
秀作「うん、壊したのとまったく同じでしょ」
ミキ「え、1000円!?こんなに安いの?」
ユウ「そうよ。私でも買えるんだから」
ミキ「そんな!ポコニャン。秀作くん、それ貸して」
秀作「あ、ミキちゃん!」
0163名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/05(木) 18:21:11.05ID:???
ポコニャン「ポコニャン1千万円ニャン。ポコニャンで我慢してもらうニャン。ニャン?ニャン」
女「もう、どこに置き忘れたのかしら」
男「大丈夫さ。それにしてもあっさり騙されるとはバカなやつらだ」
女「ふふふふ、ふふ。もうひと押しすれば、ポコニャンをこっちに売る気になるわね」
ポコニャン「ニャーン?」
ミキ「ポコニャーン!ポコニャーン!」
ポコニャン「ニャン!」
女「な、なによ」
男「おじさん!ということは、仲間なのね。おばさん!これ、安物よ」
女「あ、それは」
男「お、お嬢ちゃん。探偵ごっこはよくないな。さ、それをよこしなさい」
ミキ「いや、いや、あ、いた」
ポコニャン「ニャニャニャニャン。ポンポコポンのヘンポコリンのニャーン!変えポコリン!」
男・女「ああ、ああ、ああ、ああ、ああ」
ライオンの像→ライオン「ガオー」
男・女「ぎゃー!」
男「な、なんだー!」
ライオン「ガオー!」
女「うう」
女が着てたヒョウ柄の服→ヒョウ「ガオー!」
男「うわあー!」
女「ひー!もう悪いことはいたしません」
男「か、改心しますから、お助けを」
ライオン・ヒョウ「ガオー!」
男・女(バタッ)
ミキ「ポ、ポ、ポコニャン…」
ポコニャン「ミキちゃーん」
ミキ「ポコニャン」
ヒョウ(ペロッ)
ミキ「きゃー!」
ライオン・ヒョウ(ペロペロペロペロペロ)
ポコニャン「ニャ、ニャハハハ。くすぐったいニャン。ニャン、ニャハハ、やめるニャン。ニャーン」
0164名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/05(木) 18:28:57.46ID:???
ミジンコジタバタ タオルをちょうだい
温泉タマゴよ ツルツルリン
プルプルハクション クラゲもビッビビッター
パジャマのテントから
あたま出せ手足出せ

湯あがりハッスル
タプタプタップダンス タップリパンツ
湯あがりハッスル
ちょっとはTVゲームやりたいな〜
なんとかしてよポコニャンおねがい
0166名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/09(月) 14:41:01.10ID:???
菊の助「新しく入った花は、こうやって写真に撮っておくんだ」
秀作「このカメラはすぐに見られるから便利だね」
菊の助「ほーら、出来た。いいだろー」
ポコニャン「すごいニャーン」
ミキ「え、カメラ?」
ポコニャン「そうニャン。ポコニャンも欲しいニャン」
ミキ「カメラなら、確かパパのが」
0167名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/09(月) 14:56:36.96ID:???
ミキ「うーん、あ、あったー!はい、貸してあげる。でも絶対壊さないでね」
ポコニャン「違うニャン。ポコニャンすぐに写真が出るカメラがいいニャン」
ミキ「これしかないわよ。我慢して」
ポコニャン「うーん、じゃあこうするニャン。ポンポコポンのヘンポコリンのニャーン!変えポコリン。ミキちゃんポーズニャン」
ミキ「え、ええ」
ポコニャン「もっと笑うニャン」
ミキ「にー。どれどれ…えー!な、何これ」骨のみ
ポコニャン「おかしいニャン?壊れたかニャ?ママを撮ってみるニャ」
0168名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/09(月) 15:12:58.96ID:???
チンプク(野良ネコ)「(リンゴをもぐもぐもぐ)」
ポコニャン「ニャーン」
チンプク「ホニャラ?ホニャー」
ポコニャン「ニャー!」
魚を取り出そうしてるミドリ「きゃー」
チンプク「(魚をペロリ)」
ポコニャン「アニャー!」
骨のみのミドリの写真。
骨のみのミドリが骨のみのチンプクを追いかける写真。
骨のみの魚。
0169名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/09(月) 15:44:20.30ID:???
ミキ「何これー」
ポコニャン「ニャー。やっぱり壊れたニャー」
ミキ「ポコニャン、もう一度ヘンポコリンパワーでちゃんと直して」
ポコニャン「分かったニャン。ニャン!ドキドキするニャン」
ミキ「こっちがドキドキするわよ、もう。
…ああ!」美少女に映ったミキ
ポコニャン「これ、ミキちゃんニャン?」
ミキ「あははは、ポコニャン。どうなっちゃったの?ふふふふふ。このカメラサイコー!」
ポコニャン「ニャハハハハハ。みんなに見せるニャン」
ミドリ「ポコニャン?待ちなさい、ポコニャン。そのカメラどうしたの?」
ポコニャン「ニャンニャンニャーン」
ミドリ「ん?あら、これ私?うふ。あ、行ってらっしゃい」美女に映ったミドリ
ポコニャン「ニャン!」
菊の助「なんだポコニャンも持ってんのか。あ、俺撮ってくれんの?」
ポコニャン「ニャン」
菊の助「お、おお、おお、お、俺初めて本当の自分の姿を見た。そうだよ。俺本当はこうだったんだよな」イケメンに映った菊の助
ポコニャン「ニャン」
菊の助の母「ただいま。おや、ポコニャン。写真を撮ってくれたのかい?え、これ誰だい?」美女に映った菊の助の母
菊の助の母「もしかして…やだー私じゃない。菊の助ー!」
菊の助「母ちゃーん!わあああん」
菊の助の母「ポコニャン、おやついっぱいあるからね。食べていきな」
ポコニャン「ニャニャニャニャ。
アイスを食べてるポコニャン「ミキちゃんたちも喜んでくれたニャン。ニャー!」
ポコニャンのアイスを奪うチンプク「ホニャー」
ポコニャン「ニャーン!」
チンプク「ホニャー。チンプクメゲレンコ。ウーン」イケメンに映ったチンプク
0170名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/09(月) 16:10:00.64ID:???
ユウ「うーん、なんだなんだ?あのカメラが怪しいわ。
ニャンポコにはカメラは似合わないわよ」
ポコニャン「ウ―ニャンニャン」
秀作「ん?何やってんだ?」
ユウ「兄ちゃん、そのカメラ取って」
秀作「何だよ、一体」
ユウ「兄ちゃん。そのカメラで私のこと映してみて」
秀作「う、うん…。
あー!な、なんだこれ」美少女に映ったユウ
ユウ「あらー!写真でもユウちゃんって可愛いのね」
秀作「このカメラ何か変」
ポコニャン「(やっぱり壊れてるニャン)」
ユウ「ねえ、もっといっぱい映して」
秀作「う、うん。いいよ」
ポコニャン「ニャー。早く返して欲しいニャー」
0171名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/09(月) 16:19:51.72ID:???
ユウ「美しい」
秀作「なあ、もういいだろ、ユウ」
ユウ「そうね。ほいじゃあ、私みんなにこの写真配って来っからさ。サンキュ」
秀作「いったいどうなってるんだ?」
ポコニャン「ニャン?アニャニャニャニャ」
男「どわあー!」
秀作「わー!」
男「こ、こ、こ、こ、これだー!ねえねえねえねえ」
秀作「はい」
男「この子だあれ?私ね、有名なカメラマンなの。
きゅ、急な話なんだけど、商店街のポスターのモデル探してんのよ。予定してた子がなんと、病気でね。それでこの子にやってもらいたいって訳」
秀作「ユ、ユウがモデル?」
男「ユウちゃんって言うの?君、お友達?」
秀作「ぼ、僕の妹です」
男「なに!ね、ね、ね、今すぐお願い。ほら、モデルになると駅前に、こんなのがジャーッと貼られる訳。すごいでしょ、ね」
(ユウ「バウ」)

街の人たち「わははははは」

秀作「そ、そんな恥ずかしいこと出来ません」
男「君が出るんじゃないよ。この子が出るんだよ」
秀作「だから、その。ユ、ユ、ユウは、出掛けてますー!」
ポコニャン「ニャ。ニャメラ」
男「ねえ、だからどこにいるのよー」
ポコニャン「カメラニャー」
0172名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/09(月) 16:25:20.11ID:???
男「ちょっと待ってー」
秀作「ユウは昨日から行方不明ですー!」
男「ねえねえねえ、待ってってばー」
ポコニャン「ニャニャニャニャニャニャニャニャーン」
0173名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/09(月) 16:30:18.42ID:???
秀作「わあ」
ユウ「何だよ、兄ちゃん」
秀作「ユウ、早く逃げてくれ」
男「ユウちゃーん!わあ(ドテッ)ユウちゃん」
ユウ「私になんか用?」
男「き、君がユウちゃん?なんだ?君がユウちゃんか」
ポコニャン「ニャア」
秀作「写真とちょっと、ち、違うでしょ」
男「いいじゃん、いいじゃん。写真よりずーっといいじゃないの」
秀作「えー!」
0174名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/09(月) 16:41:03.68ID:???
ミキ「えー!すごいね、ユウちゃん」
秀作「まあね、これなら安心だ。ユウ、しっかりやれよ」
男「はーい、どんどん自由にやってね。なかなかいないのよ。泥んこ遊びの似合う女の子ってさ。いいねー!」
ユウ「何で美しいユウちゃんがこんなことやんなきゃいけないのよ」
ポコニャン「ニャンニャン」
ミキ「何?」
ポコニャン「ポコニャンも撮って欲しいニャン」
ミキ「あは、そういえばポコニャン撮ってなかったわね。これで撮ってあげる」
ポコニャン「ニャン!」
ミキ「わーポコニャンすごい」
ポコニャン「ニャン」イケメンに映ったポコニャン
ミキ「でもポコニャン、このカメラ早く元に戻してよ」
ポコニャン「このままでいいニャン」
ミキ「えー!」
ポコニャン「ポコニャンかっこいいニャン。ニャハハハハ。ニャン」
0176名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/10(火) 18:11:16.27ID:???
ミキ「ただいまー!」
ポコニャン「シーッ」
ミキ「ど、どうしたの?」
シゲル「ZZZZZZ…」
ミキ「あれ、パパもう帰ってるんだ」
ポコニャン「疲れてるみたいニャン」
ミキ「ママは?」
ポコニャン「買い物ニャン」
(ピンポーン)
ミキ「はーい」
ポコニャン「シーッ」
0177名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/10(火) 18:28:30.42ID:???
ミキ「どなたですかー?」
セールスマン「ああ、お嬢ちゃんひとり?ちょっと開けてくれないかな。新しい参考書を紹介したいんだよ」
ミキ「いりませんけど」
セールスマン「そう言わずに、見るだけでも」
ミキ「い、いりません」
セールスマン「これで勉強すると必ず成績があがるんだよ。ほら、開けて。ほんとに見るだけでいいんだよ」
ミキ「パパを呼ぶわよ」
セールスマン「またまたー。ひとりで留守番なんでしょう?」
ミキ「あ、パパ。どうしたんだい?ミキ」
セールスマン「はははははは。声色なんか使ったってダメだよ。お嬢ちゃん」
ポコニャン「パパの声にするニャン」
ミキ「え」
ポコニャン「ポンポコポンのヘンポコリンのニャーン!声ポコリン」
ミキ(シゲルの声)「ん?」
セールスマン「子供はもっと、素直にならないといけないよ」
ミキ(シゲルの声)「誰よ騒いでるのは。うるさいんだからもう」
セールスマン「お父さんいらっしゃったんですか?失礼しましたー。はは、やってらんねえや」
ポコニャン「やったニャン」
ミキ(シゲルの声)「ありがとう、ポコニャン」
ポコニャン「ニャハハ。ミキちゃんがパパの声出すとおかしいニャン」
ミキ(シゲルの声)「笑ってないで早く元の声に戻してよ」
ポコニャン「戻すニャン。ニャッ」
ミキ(シゲルの声)「ああ」
ポコニャン「あ、それポコニャンの缶詰ニャン」
チンプク「メゲレンコー」
ポコニャン「あ、返すニャン」
ミキ(シゲルの声)「ポコニャン、私の声を元に戻してよ」
0178名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/10(火) 18:36:27.81ID:???
(trrrrr…trrrrr…)
シゲル(ミキの声)「んん、はい。木の葉です。ああ、部長。すみません、今日は。あ、あ、あ。早退して。あー」
部長「君、こ、木の葉君なのか。本当に」
シゲル(ミキの声)「だ、だと思いますが」
0179名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/10(火) 18:43:52.61ID:???
チンプク「ニャー。ホニャラー」
ポコニャン「あれ全部ポコニャンの缶詰ニャン」
チンプク「ホニャラ!」(バシッ)
ポコニャン「ニャー!」
チンプク「ホニャラ!」(バシッ)
ポコニャン「ニャ」
チンプク「ホニャラ!」(バシッ)
ポコニャン「ニャニャニャ」
チンプク「ホニャラ!」(バシッ)
ポコニャン「アニャ」
0180名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/10(火) 18:54:21.59ID:???
(ミキの心の声)「ポコニャン、どこ行っちゃったのかしら」
菊の助「ミキちゃん」
ミキ(シゲルの声)「あ、菊ちゃん」
秀作・菊の助「えー!」
秀作「今の声は?」
ミキ(シゲルの声)「な、何でもないわ。あははははは」
秀作・菊の助「ん?あー!ミキちゃんの声、変」
ミキ(シゲルの声)「あ、あのー、風邪引いちゃったの」
菊の助「ミキちゃん、明日みんなの前で作文読むんだろ?」
秀作「大丈夫?」
ミキ(シゲルの声)「ああー!」

ミキ(シゲルの声)「私はパパが大好きです。パパのように、立派な大人になりたいと思います」
クラスメイト達「わはははははははは」
秀作「ミキちゃんのパパになってるー」

(ミキの心の声)「ポコニャンを見つけなきゃ」
菊の助「あ、ミキちゃーん」
0181名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/10(火) 19:07:21.37ID:???
(シゲルの心の声)「(一体、どうすればいいんだ)」
ミドリ「シゲルー。今日早いのね」
シゲル(ミキの声)「また、出かけなくちゃいけないんだ」
ミドリ「ど、どうしたの?その声。ああ、ミキの物まねしてんのね」
シゲル(ミキの声)「違うよ。突然こんな声に、なっちゃったんだよー!」
ミキ(シゲル)「ポコニャーン!」
ミドリ「あ…あ…」
ミキ(シゲル)「ポコニャン、帰って来てる?」
ミドリ「な、なんなの。その声」
シゲル(ミキの声)「お前か。パパの声を取ったのは。パパの声を返してくれ」
ミキ(シゲルの声)「そんなこと、言われたって」
シゲル(ミキの声)「これから、大事な仕事があるんだ。こんな声じゃ、仕事にならないだろ?」
ミキ(シゲル)「私だって、明日作文を読むことになってるのよ」
シゲル(ミキの声)「一体どうすればいいんだ」
ミキ(シゲル)「一体どうすればいいの」
ミドリ「おかしくなりそー!」
シゲル(ミキの声)「ああ、もう行かないと時間が。でも、こんな声じゃ相手を怒らせてしまうし。
あ、でも行かないともっと怒らせることに」
ミドリ「あ、そうだわ。ミキに協力してもらえば」
シゲル(ミキの声)「え」
ミキ(シゲル)「ど、どういうこと?」
ミドリ「ミキが、パパの声の代理になんのよ」
0182名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/10(火) 19:10:36.46ID:???
(シゲルの心の声)「(一体、どうすればいいんだ)」
ミドリ「シゲルー。今日早いのね」
シゲル(ミキの声)「また、出かけなくちゃいけないんだ」
ミドリ「ど、どうしたの?その声。ああ、ミキの物まねしてんのね」
シゲル(ミキの声)「違うよ。突然こんな声に、なっちゃったんだよー!」
ミキ(シゲルの声)「ポコニャーン!」
ミドリ「あ…あ…」
ミキ(シゲルの声)「ポコニャン、帰って来てる?」
ミドリ「な、なんなの。その声」
シゲル(ミキの声)「お前か。パパの声を取ったのは。パパの声を返してくれ」
ミキ(シゲルの声)「そんなこと、言われたって」
シゲル(ミキの声)「これから、大事な仕事があるんだ。こんな声じゃ、仕事にならないだろ?」
ミキ(シゲルの声)「私だって、明日作文を読むことになってるのよ」
シゲル(ミキの声)「一体どうすればいいんだ」
ミキ(シゲルの声)「一体どうすればいいの」
ミドリ「おかしくなりそー!」
シゲル(ミキの声)「ああ、もう行かないと時間が。でも、こんな声じゃ相手を怒らせてしまうし。
あ、でも行かないともっと怒らせることに」
ミドリ「あ、そうだわ。ミキに協力してもらえば」
シゲル(ミキの声)「え」
ミキ(シゲルの声)「ど、どういうこと?」
ミドリ「ミキが、パパの声の代理になんのよ」
0183名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/10(火) 19:20:40.04ID:???
シゲル(ミキの声)「あ、検問だ」
警察官「ええ、すみません。免許証を見せて下さい」
シゲル(ミキの声)「何かあったんですか?」
警察官「ああ!あ、あなた、子供じゃないですよね」
シゲル(ミキの声)「こ、子供のはずないでしょう」
警察官「いやいや、でもしかし。その声はどう考えても」
ミキ(シゲルの声)「おほん。急いでいるんだけどね」
警察官「なーんだ。ちゃんとした声出せるんじゃないですか。」
ミキ(シゲルの声)「ちょっとふざけただけなんですよ。はっはっはっは」
警察官「ああ、どうぞ。行ってください」
ミキ(シゲルの声)「ふう」
シゲル(ミキの声)「ご苦労様でしたー」
警察官「!」
0184名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/10(火) 19:30:11.43ID:???
ポコニャン「ハァ、ハァ、ハァ、ニャン」
チンプク「ン?」
ポコニャン「ニャニャニャニャニャニャニャニャ」(ドシーン!)
チンプク「チンプクメゲレンコ〜」
再び缶詰を集め出すチンプク。
ポコニャン「おお、ニャー!ニャ。ひとつあったニャ。ニャンニャ、ニャン?
ミキちゃんとパパニャン。ニャー!ミキちゃんの声元に戻すの忘れてたニャン」
0185名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/10(火) 19:55:52.19ID:???
シゲル(ミキの声)「その、パパのセリフのところをミキが読むんだよ」
ミキ(シゲルの声)「任しといて」
シゲル(ミキの声)「来た」
取引相手「木の葉さん。お休みのところすいません。ん、ん?」
シゲル(ミキの声)「ミキ」
ミキ(シゲルの声)「いえいえ、とんでもないです。色々とご迷惑を掛けてしまって」
取引相手「お体の具合が悪いとか」
ミキ(シゲルの声)「書類は、見ていただけたでしょうか?」
取引相手「ええ?」
シゲル(ミキの声)「そこじゃないよ」
ミキ(シゲルの声)「どこなのよ」
取引相手「まだ、具合が悪いんじゃないですか」
シゲル(ミキの声)「2ページだよ。2ページ」
ミキ(シゲルの声)「あれ、2ページがないわ。どこ行っちゃったのかしら」
取引相手「仕事になりませんね」
シゲル(ミキの声)「あ、待ってください。これには色々と」
取引相手「また、そんな声を」
(ミキの心の声)「ごめんなさい、パパ」
ポコニャン「ニャニャーン!」
0186名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/10(火) 19:58:41.18ID:???
ポコニャン「ニャン!」
ミキ(シゲルの声)「ポコニャン、早く元に戻して」
ポコニャン「ニャン!」
シゲル「待ってください。あ、元に戻った」
取引相手「ん?」
ポコニャン「やっとひとつだけ取り返したニャン。ニャニャ!」
チンプク「ニャ、カメハメハ〜」
ポコニャン「ニャーン、もう怒ったニャーン。ニャーン!」
シゲル「どうもすいません」
チンプク(シゲルの声)「何をするんだ」
取引相手「じゃあ木の葉さん。もう一度じっくり話しましょうか」
シゲル(チンプクの声)「チンプク」
取引相手「ん?」
チンプク(シゲルの声)「チンプクメゲレンコだよ〜」
ポコニャン「ニャニャニャニャニャ」
シゲル(チンプクの声)「チンプクメゲレンコ〜」
取引相手「ふん」
シゲル(チンプクの声)「チンプクメゲレンコ〜!」
ポコニャン「ニャニャーン!」
0188名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/11(水) 14:38:30.26ID:???
ミドリ「ミキー。菊ちゃんたちよ」
ユウ「ニャンポコ―」
秀作・菊の助「ミキちゃーん」
秀作・菊の助・ユウ「あれ?」
菊の助「ミキちゃんいないよ」
ユウ「あららら、服も出しっぱなしで。ん?
わー!」鏡に裸で映るユウ
秀作「なんだよ、ユウ」
ユウ「わ、私裸だー」
秀作「何言ってんだ。ん、ひえーっ」サルに映る秀作
菊の助「どうしたの?げげっ」ブタに映る菊の助
秀作「どうなってるんだ、この鏡」
秀作・菊の助「ま、まぶしいー!」
秀作・菊の助・ユウ「わあー!」
ユウ「に、兄ちゃーん!」
0189名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/11(水) 14:45:04.91ID:???
ユウ「あ、ど、どこなの。ここは」
秀作「さあ、急に夜みたいになっちゃったし」
菊の助「明かりだ。ほらあそこ」
秀作「よし、行ってみよう」
0190名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/11(水) 15:01:23.91ID:???
鏡の国の王様「という訳で、ミキさまのおかげでこの城を取り返すことが出来たのです。ミキさまにかんぱーい!」
一同「かんぱーい!」
ユウ「なんなの、こいつら」
秀作「鏡みたいだけど」
(トントン)
秀作「やめろよ、ユウ。なんだ僕か。僕!?」
鏡の国の兵隊A「へそ曲がり王のスパイだな。こっちへ来い!」
ユウ「わー、ごめんなさーい!」
ミキ「ん?ユ、ユウちゃん?」
菊の助「わー、誰かー」
ミキ「菊ちゃん、秀作くん」
秀作「あ、ミキちゃん」
ミキ「みんなどうしてここへ」
秀作・菊の助「そりゃこっちが訊きたいよ」
鏡の国の王様「ミキさまのお知合いですか」
ミキ「そうなの。離してあげて」
鏡の国の王様「我々の命の恩人のお友達でしたら大歓迎です。さ、どうぞ」
秀作・菊の助・ユウ「はあ」
秀作「助かった」
(ピカッ ゴロゴロ)
一同「わー!」
0191名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/11(水) 15:09:21.51ID:???
鏡の国の王様・ミキ「…っ。あ!」
へそ曲がり王「よくもワシの邪魔をしてくれたな」
鏡の国の王様「へそ曲がり王」
へそ曲がり王「この娘はワシがいただく」
ミキ「あ、あ、ポコニャン、助けて!」
ポコニャン「ポコニャン!」
鏡の国の王様「ミキさま」
ポコニャン「ニャ、ニャーン、ニャーン、ポコニャーン、ニャンニャンニャン―。ポコニャーン」
秀作「いったいどうなってるんだ」
鏡の国の王様「おそらくミキさまはやつの宮殿に」
ユウ「ニャンポコ、泣いてる場合じゃないわよ」
菊の助「ミキちゃんを助けにいこう」
鏡の国の王様「我々も兵を集めて、すぐあとを追います」
0192名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/11(水) 15:24:03.71ID:???
ミキ「ちょっと!ここから出してよ!」
へそ曲がり王「騒いでも無駄じゃ。お前はもうそこから出られはしないのだ。この魔法の鏡がなければな」
ミキ「魔法の鏡!?」
へそ曲がり王「そう。鏡の国を支配する大切な鏡だ。これさえあれば鏡の国はワシの思うまま」
ミキ「鏡の世界をメチャクチャにしていいと思ってるの!」
へそ曲がり王「鏡で自分の本当の姿を見たってちっとも面白くないだろに」
ミキ「私は本当の自分の姿が見たいの。勝手なことしないで」
へそ曲がり王「わめけ、わめけ。どうせそこからは出られないのだ」
ミキ「ポコニャンたちが助けに来るわ」
へそ曲がり王「へえ、そいつは面白い」
0193名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/11(水) 15:41:14.58ID:???
菊の助「気味の悪いとこだな」
秀作「本当に、この先にへそ曲がり王の宮殿があるのかな」
(バタバタバタ)
ポコニャン「ニャーーー!!」
ユウ「鳥ぐらいでビクビクすんじゃないわよ」
へそ曲がり王「はっはっはっはっはっはっはっはっはっは」
菊の助・秀作・ユウ・ポコニャン「ギャー!来るなー!」
へそ曲がり王「はっはっはっはっはっはっはっはっはっは」
ポコニャン(ズコッ)
ユウ「ニャンポコー!あ?」
菊の助・秀作「やあ!てい!やあ!やあ!てい!」
へそ曲がり王「バカめ。そいつはワシの幻じゃ」
0194名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/11(水) 15:47:49.02ID:???
菊の助「あ、消えた。今のは幻?」
秀作「ああ、また出た!」
ユウ「待って、これも幻かもよ。えい!」
へそ曲がり王の兵士A「!ん」
菊の助・秀作・ユウ・ポコニャン「わー」
0195名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/11(水) 15:56:22.17ID:???
秀作「あ、行き止まりだ」
菊の助・ユウ「えー」
秀作「うー、こうなったらイチかバチか」
菊の助・秀作・ポコニャン「?」
ユウ「飛び込むの?」
秀作「降参するんだ」
菊の助・秀作・ポコニャン「(ズコーッ!)」
ユウ「兄ちゃんそれでも男?」
秀作「違うよ。わざと捕まって、ミキちゃんのいる宮殿に潜入するんだ」
菊の助・ユウ「あー、なーるほど」
へそ曲がり王の兵士B「いたぞ。もう逃げられないぞ。ふっふっふっふ」
0196名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/11(水) 15:57:45.83ID:???
秀作「あ、行き止まりだ」
菊の助・ユウ「えー」
秀作「うー、こうなったらイチかバチか」
菊の助・秀作・ポコニャン「?」
ユウ「飛び込むの?」
秀作「降参するんだ」
菊の助・ユウ・ポコニャン「(ズコーッ!)」
ユウ「兄ちゃんそれでも男?」
秀作「違うよ。わざと捕まって、ミキちゃんのいる宮殿に潜入するんだ」
菊の助・ユウ「あー、なーるほど」
へそ曲がり王の兵士B「いたぞ。もう逃げられないぞ。ふっふっふっふ」
0197名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/11(水) 16:05:08.54ID:???
秀作「いいか。せーのでいっせいに走るんだぞ。せーの」
へそ曲がり王の兵士たち「あ、待て!」
菊の助・秀作・ユウ・ポコニャン「わー!」
ポコニャン(ズコッ)「ニャン、ニャン、ニャン、ニャン、ニャン、ニャン、ニャン、ニャン、ニャン。そんなのないニャン」
0198名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/11(水) 16:27:40.83ID:???
ミキ「ここから出しなさい!このへそ曲がり!」
へそ曲がり王「わめけ、わめけ、お前は永久に鏡の中で」
ポコニャン「ニャニャン!」
へそ曲がり王「ん?あやつは」
ポコニャン「ミキちゃん!助けにきたニャン」
へそ曲がり王「誰かこいつを捕まえろ。誰かー」
へそ曲がり王兵士たちに追いかけられるユウ「わー」
へそ曲がり王兵士たちに追いかけられる菊の助「わー」
へそ曲がり王兵士たちに追いかけられる秀作「わー」
へそ曲がり王「くう、みんな何をしておるのだ。ん?」
ミキ「ポコニャン、椅子の下の鏡を取るのよ!」
ポコニャン「ニャン!ニャニャニャン!ニャニャニャニャニャ、ニャニャニャ、ニャニャン」
鏡の国の兵士たち「ミキさまー」
(ドドドドドドド)
ポコニャン(ズコッ)「ニャニャニャニャ。またニャン」
へそ曲がり王と鏡の国の兵士たち「てい!てい!それ!それ!」
ポコニャン「ミキちゃーん」
ミキ「えい」
へそ曲がり王「うわあ」
ミキ「ポコニャン、鏡を!」
ポコニャン「ニャン!」
へそ曲がり王「ワシを怒らせるとどうなるか覚悟は出来ているんだろうな」
鏡の国の王様「へそ曲がり王」
へそ曲がり王・ミキ「?」
鏡の国の王様「それまでだ」
へそ曲がり王「うおおおお、わあああああ」
ユウ「兄ちゃん!離せ、離せよ。あいた」
菊の助・秀作「あれ」
0199名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/11(水) 16:33:31.75ID:???
ミキ「どうしてみんな消えてしまったの?」
鏡の国の王様「へそ曲がり王は私の分身だったのですよ」
ミキ「えー!」
鏡の国の王様「私の中のもう一人の私が、魔法の鏡によって姿を現した。
それが、へそ曲がり王だったのです。この鏡は二度と使えないように封をしましょう」
0200名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/11(水) 16:47:26.47ID:???
ミキ「それじゃあ王様、お元気で」
鏡の国の王様「ありがとう。これからは、鏡は本当の姿を映しますぞ」
ミキ「はい。じゃあ皆さん、さようなら」
鏡の国の兵隊B「さようなら」
ポコニャン「ニャニャンニャニャン」
ミキ「さあ、みんな。帰りましょう」
菊の助・秀作・ユウ「うん」
鏡の国の王様・鏡の国の兵隊たち「さようならー。ミキさまー。さようならー」
ミキ「さようならー」
菊の助・秀作・ユウ「わあー」
ユウ「目が回るよー」
菊の助「あーここは誰」
秀作「私はどこ」
ユウ「お、重いよ」
ミキ「ああ、良かった。鏡はやっぱりこうでなくっちゃね」
変顔をするポコニャン「そうニャン。ニャ」
ミキ「う…こら、ポコニャン」
ポコニャン「ニャハハハハハハ、ポコニャーン!」
0202名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/12(木) 15:24:30.05ID:???
ミキ「うーん、ライオンの絵って難しいのよねー」
ポコニャン「ポコニャーン、ニャ、ニャニャン!」
ユウ「逃げるな、ニャンポコ!可愛がってやんだから」
ミキ「もう、宿題の絵の邪魔しないで。書き終わったら、遊んであげるから。はい、これ貸してあげるわ」
ユウ「わあ、クレヨンだ。ニャンポコおいで」
ポコニャン「ニャーン!」
0203名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/12(木) 15:37:36.30ID:???
ポコニャン「ポコニャーン」
ユウ「動いちゃダメよ。かっこよく書いてんだから。出来たー」
ポコニャン「ニャン!?」
ユウ「どう?上手いでしょう」
ポコニャン「ニャニャニャニャニャニャ」
ユウ「ははははは」
おじいさん「こらー!」
ユウ「ん?」
おじいさん「落書きはいかんぞ!」
ユウ「そうよ、ニャンポコ。へんちくりんな落書きしていけないんだー!」
おじいさん「ああ、ポコニャンか。すぐにキレイに消すんだ」
ポコニャン「ポコニャーン」
おじいさん「ボケっとしとるんじゃない!今すぐだ」
ポコニャン「ニャ!ニャニャニャニャニャニャ」
ユウ「ちゃんとキレイに消すのよ」
ポコニャン「ニャニャニャ、ニャニャニャ」
0204名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/12(木) 16:07:58.28ID:???
ミキ「ポコニャーン、絵が出来たわよ。あ、おじいちゃんいらっしゃい」
おじいさん「おお、絵か。見せてごらん」
ユウ「ふーん、何これ」
おじいさん「おお、素晴らしい。自由で伸び伸びと描かれとる。結構結構」
ユウ「これカバの絵?」
ミキ「失礼ね」
ユウ「じゃあブタ?あ、そっか。お馬さんだー」
ミキ「もうー、これはライオン。百獣の王のライオンよ」
ユウ「うひゃひゃひゃ。うそだー。そんなライオンみたことないもん。どこがライオンなの。うははは」
ポコニャン「ミキちゃん上手ニャン。ライオンを出してユウちゃんを驚かしてやるニャン。
ポンポコポンのヘンポコリンのニャーン!出るポコリン」
ミキの描いたライオン「ガオー」
ミキ「きゃー!」
ユウ「わー!わ…あ…」
おじいさん「どうしたんじゃ?」
ミキ「あ、あはは。何でもない。何でもないの。(ポコニャンの仕業ね)」
ユウ「わ…あ…あら。今何か見たようだったけど」
ミキ「え、いやだ。ユウちゃん。気のせいよ」
ユウ「あーやだやだ、ミキちゃん。あんなところに落書きした」
おじいさん「落書きだと?どこじゃ」
ユウ「私知ーらないっと。バイバイ」
0205名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/12(木) 16:10:35.24ID:???
ポコニャン「ニャンニャン」
ミキ「ポコニャン、早くライオンをスケッチブックに戻してよ」
ポコニャン「分かったニャン」
おじいさん「なんじゃ?」
ポコニャン「ニャ」
ミキ「どうしたんじゃ」
ミキ「あ、あの。おじいちゃんの背中に」
おじいさん「背中がどうしたんじゃ」
ミキ「あの、その、背中に虫、そう虫が」
おじいさん「ん?虫が?ああ、これでどうじゃ。ほらほら」
ミキの描いたライオン「オワオワアフ」
おじいさん「ん?誰や。笑ったのは」
ミキ「ああ」
ポコニャン「ニャン」
0206名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/12(木) 16:12:12.18ID:???
ポコニャン「ニャンニャン」
ミキ「ポコニャン、早くライオンをスケッチブックに戻してよ」
ポコニャン「分かったニャン」
おじいさん「なんじゃ?」
ポコニャン「ニャ」
おじいさん「どうしたんじゃ」
ミキ「あ、あの。おじいちゃんの背中に」
おじいさん「背中がどうしたんじゃ」
ミキ「あの、その、虫、そう虫が」
おじいさん「ん?虫が?ああ、これでどうじゃ。ほらほら」
ミキの描いたライオン「オワオワアフ」
おじいさん「ん?誰や。笑ったのは」
ミキ「ああ」
ポコニャン「ニャン」
0207名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/12(木) 16:16:49.28ID:???
ミキの描いたライオン「ガオー」
ミキ「待ってー」
ポコニャン「ニャニャン!」
ミキの描いたライオン「ガオー」
ミキ「戻ってくるのよー!あら、消えたわ」
ポコニャン「ニャンニャンニャン、いたニャン」
ミキ「え、あんなところに!?大変!」
0208名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/12(木) 16:22:08.54ID:???
トラック運転手「〜♪」
ミキ「待ってー!」
トラック運転手「ん?なんだ?」
(キキ―ッ!)
ミキの描いたライオン「オワー(ドシン!)」
トラック運転手「おい、何かあったのかい」
ポコニャン「ニャニャニャニャン」
トラック運転手「ちょ、おい!」
0209名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/12(木) 16:41:12.60ID:???
ミキ「ライオンさーん!戻ってくるのよ!ライオンさーん!」
菊の助「あ」
秀作「あれ?ん?今のミキちゃんの声?」
菊の助「そうみたいだけど」
ミキ「こっちのほうに、私のライオン来なかった?」
秀作「へ!?ライオン?」
菊の助「冗談じゃないよ。ライオンなんて」
秀作「ほんとほんと。何寝ぼけてるの。あ!誰だ僕の絵にイタズラ描きしたのは」
菊の助「ほんとだ」
ミキ「あら、私の」
菊の助「え、ミキちゃんが?」
秀作「いつの間に書いたんだよ。参っちゃうなー」
菊の助「ミキちゃん、友達なくすよ」
秀作「消えるかな」
ミキ「ああ…」
ミキの描いたライオン「アウウ」
ミキ「何とかしなきゃ」
ポコニャン「ニャニャン」
ミキ「あ、空飛ぶ円盤!」
ポコニャン「ニャン!」
秀作・菊の助「あ」
ミキ「と、思ったら鳥だったわ」
ポコニャン「ニャハハハハ」
菊の助「なんだ、もう脅かさないでよ」
秀作「あ、消えた。助かった」
菊の助「へへー、ミキちゃん。友達なくさなくてよかったね」
ミキ「ポコニャン、あっちよ」
ポコニャン「ニャニャン!」
秀作「ん…変なの」
菊の助「やっぱり友達なくすかな」
0210名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/12(木) 16:53:46.95ID:???
ミキ「待ってー」
ポコニャン「ニャニャーン」
ミキ「もう、どこ行ったのよ」
ミキの描いたライオン「ガオガオガオ」
(ドシーン)
チンプク「チンプクメゲレンコ〜!」
ミキの描いたライオン「ガオー」
チンプク「ホニャラ」
ミキの描いたライオン「ガオー」
チンプク「ホニャ。チンプクメゲレンコ」
ミキの描いたライオン「ガオーガオガオガオ」
チンプク「ホニャラホニャホニャ」
ミキの描いたライオン「ガー!」
ミキ「あ、あの声は」
ポコニャン「ライオンさんニャン」
0211名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/12(木) 17:12:42.15ID:???
ミキ「あーダメよ。ケンカしちゃ」
チンプク「ニャゴニャゴニャゴ」
ミキの描いたライオン「ガオガオガオオ」
ミキ「ライオンさん!早くここに戻りなさい」
ポコニャン「ニャニャ」
(バシッ)
チンプク「ホニャラ」
ポコニャン「ニャー!」
チンプク「ホニャ」
ポコニャン「アニャー!ニャニャニャニャニャ」
ミキ「いい加減にしなさーい!」
チンプク「ムー」
ポコニャン「ポコニャーン」
ミキ「あ。ライオンさん、ライオンさん、早くここに戻って。ライオンさんは、私が心を込めて一生懸命書いたのよ。
私がママなんだから。ママのいうこと聞けないの?」
ミキの描いたライオン「ガウガウ」
ミキ「なんて言ってるの?」
ポコニャン「その絵はやだって言ってるニャン」
ミキ「えー」
ポコニャン「そこは狭くて、窮屈で、つまんないって言ってるニャン」
ミキ「そうだったの。よーし」
0212名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/12(木) 17:24:44.25ID:???
ミキ「今度は大丈夫よ。任しといて。これで、バッチリ。ほら、これならどう」
ジャングルの絵。
ミキの描いたライオン「ガオー。ガオオー」
チンプク「ホニャラ」
絵に戻ったライオン「ガオー」
チンプク「ホニャー」
(ガシッ)
ミキ「あ、何すんの」
(ドン!)
チンプク「チンプク…」
ポコニャン「ニャー。チンプクは絵の中に入るのは無理ニャン」
ミキ「あははは。気持ちよさそー」
絵に戻ったライオン「ガオー」
ポコニャン「今ニャン。ニャン!」
ミキ「これでよし。とってもいい顔してる。生き生きしてるよね」
チンプク「チンプクメゲレンコ〜」
ポコニャン「ポコニャン何にもしてないニャーン!」
0214名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 15:47:59.63ID:???
TVの子供たち『あはははは。それー。わー』
ポコニャン「楽しそうニャン」
ミキ「雪国の子供たちはいいなー。毎日雪遊びが出来て」
ポコニャン「ヘンポコリンパワーで、あの雪持ってくるニャン」
ミキ「そんなこと出来るの?」
ポコニャン「任せるニャン。ポンポコポンのヘンポコリンのニャーン!雪ポコリン」
TVの子供たち『あはははは。あれー』
ミキ「わー、すごーい」
0215名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 16:06:07.58ID:???
ポコニャン「ニャー、雪ニャン、雪ニャン、ワー!」
ミキ「あ、ポコニャン!大丈夫?今出してあげるわ。あーあ、雪で真っ白じゃない。?」
ポコニャン「わあ、ビックリしたニャン」
ミキ「ポコニャン?じゃあ、こ、これは」
シロクマ「ミュウ」
ミキ「シ、シロクマ―!?」
ポコニャン「どこから来たニャン?」
シロクマ「ミュウ、ミュウ」
ポコニャン「赤ちゃんだから何言ってるか分からないニャン」
ミキ「でも、北極のシロクマが何でここにいるの?」
ポコニャン「北極ニャン?」
ミキ「そうよ、シロクマは、雪と氷に囲まれた遠い国、北極に住んでるのよ。
分かった!このシロクマくん、ヘンポコリンパワーで雪と一緒に付いてきちゃったのよ」
ポコニャン「アニャー」
ミキ「みんなに見つからないうちにシロクマくんを北極に返さなくちゃ」
ポコニャン「分かったニャン。返すニャン。ニャンニャン!」
ミキ「良かった。あ」
シロクマ「ミュウ、ミュウ」
ポコニャン「アニャニャニャニャ。おかしいニャン」
ミキ「もう一度やるのよ、ポコニャン」
ポコニャン「ニャンニャン!」
シロクマ「ミュウ、ミュウ」
ミキ「やだ、どうなっちゃってるのよ」
ポコニャン「きっと北極は遠すぎてパワーが効かないニャン」
ミドリ「ミキー。ママちょっとお買い物にいってくるから。あら」
ポコニャン「ニャハ。ハハハハ」
ミキ「これはその…ぬいぐるみよ。アタリちゃんに貸してもらったの」
ミドリ「へえ、よく出来てるわね。じゃ、お留守番お願いね」
ミキ「はーい」
0216名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 16:12:34.02ID:???
ミキ「もう少しでママに見つかるところだったわ」
ポコニャン「そのシロクマさんどうするニャン?」
シロクマ「ミュウ、ミュウ」
ミキ「汗かいてる…暑いのかな」
ポコニャン「クーラー入れるニャン」
シロクマ「ミュウ」
ポコニャン「他の部屋も付けるニャン」
0217名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 16:20:14.19ID:???
ミキ「もう少しでママに見つかるところだったわ」
ポコニャン「そのシロクマさんどうするニャン?」
シロクマ「ミュウ、ミュウ」
ミキ「汗かいてる…暑いのかな」
ポコニャン「クーラー入れるニャン」
シロクマ「ミュウ」
ミキ「まだダメみたいよ」
ポコニャン「他の部屋も付けるニャン」
ミキ「あ…」
ポコニャン「シ…シロクマくん、元気になって良かったニャン」
ミキ「で、でもこのままじゃ私たちが凍っちゃう。何とか北極に返さなくちゃ」
(ピンポーン)
配達員「木の葉さーん。お届け物でーす。なんだかやけに寒いなー。ハックシュン!毎度ー」
ミキ「ご苦労様ー(そうだわ!)」
0218名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 16:25:45.37ID:???
ミキ「これで、、北極に配達してもらうのよ」
ポコニャン「ミキちゃん、さすがだニャン」
ミキ「でしょー。ちょっと狭いけど、我慢してね」
シロクマ「ミュウ」
ミキ「えーと、送り先は…北極って書いておけばいいのかな」
0219名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 16:28:36.25ID:???
ミキ「おとなしくしててね」
シロクマ「ミュウ、ミュウ、ミュウ」
ポコニャン「これでお家に帰れるニャン」
配達員「毎度どうもー」
ミキ「やったー!」
ポコニャン「元気でニャーン!ニャニャーン!」
0220名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 16:31:58.71ID:???
シロクマ「ミュウミュウ」
配達員「お、なんだ?気のせいかな」
シロクマ「ミュ、ミュ、ミュ、ミュウ」
配達員「まただ」
シロクマ「ミュウ!」
配達員「お、おわー!ク、ク、クマだー!」
(ドカ)
配達員「ど、どうしよう」
0221名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 16:33:15.43ID:???
シロクマ「ミュウミュウ」
配達員「お、なんだ?気のせいかな」
シロクマ「ミュ、ミュ、ミュ、ミュウ」
配達員「ま、まただ」
シロクマ「ミュウ!」
配達員「お、おわー!ク、ク、クマだー!」
(ドカ)
配達員「ど、どうしよう」
シロクマ「ミュウ」
0223名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 16:43:14.30ID:???
ポコニャン「シロクマくんちゃんとお家に帰れると良いニャン」
ベビーカーをひいた女性「きゃー!誰かー!」
シロクマ「ミュウ、ミュウ、ミュウ」
ミキ「ポコニャン大変!戻ってきちゃった!」
ポコニャン「ポコニャン!」
ミキ「ダメよ!待ってー」
スーパーマーケットに入るシロクマ。
女性B「今日のお買い得品は…」
(ドン)
女性B「きゃー!」
ミキ「う、うわー!」
ポコニャン「ポコニャン!」
0224名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 16:46:38.89ID:???
お客たち「がやがや。ざわざわ」
スーパーマーケットの魚を食べるシロクマ。
ミキ「あー、やめなさい!」
ポコニャン「ポコニャン!帰るニャン」
ミキ「失礼しましたー」
0225名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 16:53:13.22ID:???
ミキ「はあ、どうなることかと思っちゃった」
ポコニャン「くたびれたニャン」
シロクマ「ミュウ、ミュウ」
ミキ「鳴いてるみたい。お母さんに会いたいのかな」
ポコニャン「困ったニャン」
ミドリ「ただいまー」
ミキ「ママが帰ってきた!見つかったら大変!」
ポコニャン「ポコニャンポコニャン!ポコポコポコニャンニャンニャン!」
0226名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 17:05:53.71ID:???
ミドリ「なんなの、この寒さ」
ミキ「あはははは。ちょっとクーラーが壊れて、止まらなくなっちゃって」
ミドリ「クーラーが?壊れてなんかないじゃない」
ミキ「そ、そうね」
ミドリ「ん?何このにおい」
ミキ「ほんとだ、臭い」
ポコニャン「ニャ…」
ミドリ「ソファの下からだわ」
ミキ「わー、ダメよ!わー!」
ポコニャン「ニャニャニャニャニャニャー!」
ミドリ「わー!やだ!誰なの、床にウンチなんかしたの」
ミキ「や、やあね。ポコニャンたら」
ミドリ「ポコニャンなの?おトイレでしなくちゃダメでしょ」
ポコニャン「そんなー。ポコニャーン」
ミドリ「それに何この足跡」
ミキ「そうよ、ポコニャン。汚い足であがっちゃダメよ」
ポコニャン「ニャンニャン」
ミドリ「まったく!ポコニャンのおかげで大掃除だわ!」
ポコニャン「ポコニャンうんちしてないニャン。足だってキレイニャン」
ミキ「だって、シロクマくんのせいだなんて言えないでしょ。あ、そういえばシロクマくんは?」
シロクマ「ミュウ、ミュウ、ミュウ」
0227名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/14(土) 17:17:18.05ID:???
TVレポーター『昨日、北海道の動物園から逃げ出したシロクマの赤ちゃんの行方は、依然として分かりません』
ミキ「北海道の動物園!?」
TVレポーター『シロクマの母親は、餌も食べず、吼え続けるばかりです』
シロクマ「ミュウ、ミュウ」
ポコニャン「お母さんだニャン」
ミキ「なーんだ、シロクマくんは動物園から来たのね。ポコニャンここなら戻せるでしょ」
ポコニャン「分かったニャン。ニャンニャン」
TVレポーター『おお、これはなんと!突然シロクマの赤ちゃんが現われました。まさに現代の奇跡。我々人類の理解を超えた…』
ミキ「シロクマくん嬉しそう」
ポコニャン「良かったニャンニャン」
???「キュ、キュ、キュ、キュ、キュ、キュウ」
ミキ「今度はペ、ペンギンの赤ちゃん!?」
ポコニャン「ニャニャーン」
0229名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/15(日) 19:25:52.39ID:???
ミドリ「それ、えい、えい、それ」
ポコニャン「ポコニャンもやりたいニャン。やるニャン」
ミキ「ダメよ、ポコニャン。あとで」
ポコニャン「天才ニャン。ゲームしたいニャン。ね、ね、ね、やりたいニャン」
ミキ「ちょっとポコニャン。見えないでしょ!あーもうちょっとでドラゴン倒せたのに」
ポコニャン「ポコニャン上手いニャン。やらせてニャン」
ミキ「ダメよ順番なんだから。もう少し待って」
ポコニャン「(しっぽをガブ)」
ミキ「それ、えい。ふう、さあドラゴンをやっつけて、お城に一直線!」
ポコニャン「お城の塔に閉じ込められてるお姫様を助けるニャン。わーやられるニャン!戦うニャン!」
ミキ「分かってるわよ!それー!いけー!えい!えい!」
ポコニャン「いたい!いたい!そうニャン。ポンポコポンのヘンポコリンのニャーン!入るポコリン」
ミキ「ポ、ポコニャン?」
ポコニャン「ニャニャン」
ミキ「え?わーポコニャン。あーポコニャン、何したの?」
ポコニャン「ニャニャン!ニャン!ニャニャ!ニャハハハ」
ミキ「ああ。もう、ポコニャン!やめて、ゲームの邪魔しないでよ」
ポコニャン「ニャン。楽しいニャン。ミキちゃんも一緒に戦うニャン」
ミキ「え」
ポコニャン「ニャン!」
ミキ「わあ!」
0230名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/15(日) 19:33:53.83ID:???
ミキ「ん…何これ!」
ポコニャン「ミキちゃんかっこいいニャン」
ミキ「うわあ、来た」
ポコニャン「戦うニャン。ニャニャーン!」
ミキ「もうヤケよ!」
ポコニャン「ニャン!」
ミキ「やあ!やあ、やあ、やあ!」
ポコニャン「ニャニャニャンニャーン!」
ミキ「やったー」
ポコニャン「やったニャン」
ミキ「ポコニャンやるわね」
ポコニャン「ミキちゃんも強いニャン」
0231名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/15(日) 19:44:30.31ID:???
ミドリ「ミキ。いつまでゲームしてるの?いい加減にやめ…あら、どこ行ったのかしら。ゲーム付けっぱなしで」
ゲームの電源をOFF。
ミキ・ポコニャン「あ」
(ピンポーン)
秀作・ユウ「こんにちはー」
ミドリ「はーい。
あら、秀作くん」
秀作「ミキちゃんいますか?」
ミドリ「それが、さっきまでゲームしてたんだけど」
ユウ「あのね、兄ちゃんの貸したゲーム返して欲しいんだ」
秀作「ユウがやりたいんだって」
ミドリ「困ったわね。どこ行ったのかしら」
ミキ「わあ、どうなってんの?」
ポコニャン「カセットの中に閉じ込められちゃったニャン」
ミキ「えー。どうすれば出られるのよ」
ポコニャン「分からないニャン」
ミキ「そんな」
ミドリ「んーこれかしら」
ユウ「わあ、これよこれよ。早く帰ってやろうっと。おばさんありがとう」
ミドリ「はいはい」
0232名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/15(日) 19:52:41.06ID:???
ポコニャン「ニャン。明るくなったニャン」
ミキ「どうしたのかしら?」
ポコニャン「ニャン?」
ミキ「あー秀作くん。分かった、ユウちゃんがゲームを付けたんだわ。今のうちに早くここから抜け出そう」
ポコニャン「ニャン。ニャン」
ミキ「あ、な、なにこれ。なに。わーどうなってんの」
ポコニャン「ニャン。ニャン。ニャンニャン」
ミキ「あ、そっか。ユウちゃんがコントロールしてるからだわ…」
0233名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/15(日) 19:58:16.64ID:???
ユウ「それー!やっちゃえー!いけー!こらー、しっかり戦えー」
秀作「あれ?変だな、この勇者。誰かに似てない?」
ユウ「ん?あれ。そういえばニャンポコとミキちゃんに」
秀作「僕に貸してみろ」
ユウ「いやよ。私がやってんだから」
秀作「いいから。ユウ」
ユウ「私にやらせてくれるって言ったでしょ」
秀作「ちょっとだけ」
ユウ「最後までやんの!」
(ブチッ)
秀作「もう」
ユウ「ふんだ」
0234名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/15(日) 20:05:50.96ID:???
ミキ「いったーい」
ポコニャン「ニャン」
ミキ「もういや。あ」
ポコニャン「ニャニャニャン。ニャン」
ミキ「やったー」
ポコニャン「ニャハハ」
ミキ「自由に動けるようになったわ。早くここから抜け出そう」
ポコニャン「ニャン」
ミキ「う」
ポコニャン「ニャン。ミキちゃんやっつけるニャン」
ミキ「うん、やあー!」
ポコニャン「ニャーン!」
秀作「おお、ユウすごいじゃないか。こんなにゲーム上手かったのか」
0235名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/15(日) 20:13:18.16ID:???
秀作「すごいぞ。僕もここまで来られなかったんだ。ユウ、ゲームの天才じゃないか」
ユウ「うん、そういうこと。それー、いけー」
ミキ「わー!どうなってんの。これ」
ポコニャン「ニャンニャンニャンニャンニャン。ニャー」
ミキ「うわあー」
ポコニャン「ニャンニャンニャン。ニャニャニャニャ」
秀作「やったー。あと一息。扉を開いてクリアだ」
0236名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/15(日) 20:19:11.25ID:???
ミキ「えい!」
ポコニャン「ニャン!」
ミキ「えい!」
ポコニャン「ニャン!」
ミキ「それ!」
ポコニャン「ニャン!」
ミキ「えい!」
ポコニャン「ニャン!」
ミキ「開かないわ」
ポコニャン「困ったニャン」
ミキ「そうよ、呪文を唱えるのよ」
ポコニャン「分かったニャン。開けーポコニャン!」
ミキ「開け小豆!開けおへそ!開けゴマ!もう、押してダメなら引いてやる!…開いた」
お姫様「あ、助けにきてくれたのね。ありがとう」
ミキ「きれいー。あ、早く戻らないと大変よ」
ポコニャン「そうだったニャン」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
0237名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/15(日) 20:26:37.87ID:???
ユウ「やったー。兄ちゃんやったー」
秀作「あははは。すごいぞ、ユウ」
ユウ「ユウ天才だー」
秀作「ほんとだ、あははは」
ミキ「あ、良かったー」
ポコニャン「ニャーン」
秀作・ユウ「あ?」
秀作「あれ、ミキちゃん。何でここにいるの?」
ミキ「いや、あの、ちょっと」
ユウ「まあ、いいじゃない。ちょうど良かった。今ね、私このゲーム完全クリアしたんだよ。また見せてあげようか」
秀作「あれ、コードが抜けてる。変だな。どうなってるの」
ユウ「ありゃ、じゃあ今誰がゲームしてたのよ。ニャンポコ、また何かしたな」
ポコニャン「ニャニャ。ニャニャニャニャ。ゲームは苦しいニャン」
0238名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/15(日) 20:33:34.23ID:???
ポコチャカ ポコチャカ
ポコチャカ チャカポコ ホイサッサ
(ハァ!のんきだネェ コラサ)

サッサーノ テレポコ
ペケレニャンニャン ペケレケニャンニャン
(ポコニャン コケタラ ミナコケタ!)
(アーラ アラ アラ コリャ大変)

チンプク メゲレンコ(サッサーのホイサッサ)
チンプク メゲレンコ(サササーのコラサッサ)
ホニャラ コニャラカ ポンポコニャン

レッツパーパー テケレツパーパー
レッツパーパー テケレツパーパー
ポコニャカ ヘンポコリン
ポコニャカ ヘンポコ リンリンリン
0239名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/15(日) 20:35:45.37ID:???
チンプク メゲレンコ(サッサーのホイサッサ)
チンプク メゲレンコ(サササーのコラサッサ)
ホニャラ コニャラカ ポンポコニャン

レッツパーパー テケレツパーパー
レッツパーパー テケレツパーパー
ポコニャカ ヘンポコリン
ポコニャカ ヘンポコ リンリンリン
0241名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/16(月) 14:42:54.77ID:???
ポコニャン「アニャー。すごいニャン。ミキちゃんどの飛行機に乗るニャン?」
ミキ「今日は飛行機に乗りに来たんじゃないの。パパを迎えに来ただけなんだから」
ポコニャン「ニャー!ポコニャンも飛行機に乗りたいニャン!パパだけずるいだけニャン!
ニャンニャンニャンニャンニャン!乗りたいニャン!乗りたいニャン!ニャンニャン!ニャンニャン!」
ミキ「パパはお仕事なの。もうそろそろパパの飛行機が着く時間よ。行こう」
ポコニャン「ニャーンだけ△☆=¥!ミキちゃんニャン!」
ミキ「何か言った?」
ポコニャン「何でもないニャン」
0242名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/16(月) 14:52:49.20ID:???
ミキ「見て、スチュワーデスよ」
ポコニャン「スチュワーデス?」
ミキ「素敵ねー」
ポコニャン「あの人たちも飛行機に乗るニャン?」
ミキ「そうよ、毎日のようにね。いいなー。スチュワーデスかー。
アテンションプリーズ、アテンションプリーズ、ただいまより離陸いたします。あら?ポコニャン?」
スチュワーデスA「あら、可愛い。」
スチュワーデスB「お名前は?」
ポコニャン「ポコニャン」
スチュワーデスA「ポコニャンくんて言うの?」
スチュワーデスB「ポコニャンくん、ここからは入れないのよ。バイバイ」
スチュワーデスA「バイバイ」
ポコニャン「ニャンだあ…」
ツアーガイド「レッツゴーツアーのお客さま」
ポコニャン「ニャン?」
ツアーガイド「そろそろ飛行機の出発時間です」
ポコニャン「そうニャン。ニャニャン」
0245名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/16(月) 15:41:19.44ID:???
保安検査員「おや、ぬいぐるみですね」
女性A「あら、いつの間にこんなぬいぐるみを」
保安検査員「それも、検査させていただきます」
女性A「でもこれこの子のものじゃ」
保安検査員「いやいや、規則ですから」
赤ちゃん「バブー」
保安検査員「離してくだちゃい。すぐに返ちてあげまちゅからね」
赤ちゃん「バブー」
保安検査員「お利口ちゃんでちゅね」
赤ちゃん「バブー」
保安検査員「規則でちゅからね」
赤ちゃん「バー」
保安検査員「離してね」
赤ちゃん「バブー」
保安検査員「規則だからって言ってんでしょ!」
赤ちゃん「バブー!」
ポコニャン「アニャニャニャ!ポコニャン!ニャニャニャニャン!」
保安検査員「あ、な、なんだ?あたたたた。いかん!あいつを捕まえろ!」
ポコニャン「ニャニャニャ。アニャニャニャニャ。アニャー」
男性A「おお」
保安警備員たち「待てー」
ポコニャン「ニャニャニャニャニャ。ポンポコポンのヘンポコリンのニャーン!壁ポコリン。ニャンニャン」
保安警備員A「あれ、どこ行った?」
ポコニャン「ニャー。ん?ニャニャニャニャ。アニャー!」
空港手荷物用カートに乗るポコニャン「アニャニャニャニャ?アニャ?ニャ、ニャニャニャニャ。アニャー!」
荷物受け取りベルトコンベアに乗るポコニャン。
ポコニャン「ニャン?ニャハハ。面白そうニャン。ニャハハハハ。ニャハハハ。ニャニャーン。ニャニャニャーン。アニャ?真っ暗ニャン。アニャ?動いてるニャン」
コンテナトラックで運ばれるポコニャン。
0246名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/16(月) 15:50:05.74ID:???
ミキ「ポコニャーン!」
ミドリ「ポコニャーン!」
ミキ「どこ行っちゃんだろう」
ミドリ「こんなに広くっちゃ探しようがないわ」
ポコニャン「ニャーン。ひどい目にあったニャン。ここはどこニャン?」
0247名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/16(月) 16:02:35.58ID:???
ポコニャン「ニャン!ニャニャニャニャン!
ニャン!飛行機だニャン!飛行機に乗ったニャン!ニャニャニャニャン!ニャン!面白いニャーン!
ニャン!ニャニャン。
ニャハハハハ。
操縦席だニャン。わあ、かっこいいニャン。ポコニャン飛ばすニャン。
ニャン!ただいまより離陸いたしますニャン。出発進行ニャン。皆さんシートベルトをお忘れなくニャ…アニャ、アニャ?ポコニャンしてないニャン。
ニャーン。高く飛び過ぎニャン。急降下ニャン。急降下ニャン。
これで大丈夫ニャン。
あぶないニャン。ニャーン。イルカさんニャーン。ポコニャーン」
(ビーッ ビーッ ビーッ ビーッ ビーッ ビーッ)
ポコニャン「ん?緊急事態ニャン。緊急事態ニャン。急上昇ニャン。急上昇ニャン。ダメニャン。操縦桿がきかないニャン」
0248名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/16(月) 16:09:32.21ID:???
スチュワーデスA「あら?なあに?なにかしら」
ポコニャン「ZZZzzz…」
スチュワーデスB「コックピットからだわ」
ポコニャン「ZZZzzz…ZZZzzz…」
スチュワーデスA「あら、さっきの」
スチュワーデスB「ポコニャンくん、だっけ?」
0249名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/16(月) 16:11:57.78ID:???
『ポコニャンくんの保護者の方、ポコニャンくんの保護者の方、至急到着ゲート案内所までお越しください』
シゲル「ええ、ポコニャン。さては、また何かやったな」
0250名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/16(月) 16:17:29.43ID:???
ミキ「パパ遅いなー。何してんのかしら」
ミドリ「ああ、来た来た」
ミキ「パパ、パパー」
シゲル「ああ、ミキ。ただいまー」
ポコニャン「ポコニャン」
ミキ「ポコニャン?」
ミドリ「無事だったのね」
シゲル「飛行機のコックピットで、寝ていたそうだよ」
ミキ「えー!ポコニャンたら、変なイタズラしなかったでしょうね」
ポコニャン「ニャ、ニャハハハハ」
0251名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/16(月) 16:22:29.73ID:???
ミキ「夜の飛行場ってとってもキレイ」
ポコニャン「ポコニャーン」
シゲル「いつかポコニャンも、飛行機に乗せてあげような」
ポコニャン「ニャニャーン」
ミキ「あら、ポコニャンはもう乗ってきたからいいんじゃないの?」
ポコニャン「それはないニャン。ポコニャン飛行機大好きニャン」
0253名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/17(火) 15:27:29.12ID:???
小さい頃のミキ『うわん、うわん、うわん、うわん。べー』
ミキ「私が初めて遊園地に行った時のビデオよ」
ポコニャン「かっこいいニャン」
ミキ「結構おしゃまでしょ」
ポコニャン「ミキちゃんじゃないニャン」
ミキ「え?」
ポコニャン「あれニャン」
ミキ「なんだ、チンチン電車のこと?」
ポコニャン「ポコニャンも乗りたいニャン」
ミキ「そうね、新しく出来たジェットコースターにも乗りたいし、おじいちゃんに頼んで連れてってもらおうか」
ポコニャン「わーい、行くニャン行くニャン」
0254名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/17(火) 15:35:16.29ID:???
おじいさん「わしゃ何もチンチン電車に乗りたくてここへ来たんじゃないんだぞ。足が勝手にこっちへ来たんじゃからな」
ミキ「おじいちゃん、早く早くー」
ポコニャン「ニャニャン」
ミキ「チンチン電車はこっちよ。!」
ポコニャン「!」
ミキ「チンチン電車がない。おじさんチンチン電車は?」
係員「もう走ってないよ」
ミキ「えー!」
ポコニャン「ニャーン!」
ミキ「どうして?」
係員「無くなってしまったからね」
ミキ「そんな」
ポコニャン「ポコニャン」
おじいさん「はあ、はあ、はあ、で、チンチン電車はどこじゃ」
0255名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/17(火) 15:40:12.50ID:???
ポコニャン「アニャニャニャアニャ…」
ミキ「何よこれ」
おじいさん「見に来るまでも無かったようじゃな」
ミキ「ポコニャン、ジェットコースターに乗ろう」
おじいさん「そうじゃそうじゃ」
ポコニャン「アニャー。そうニャン。ポンポコポンのヘンポコリンのニャーン!動きポコリン。
ニャー!ヘンポコリンパワーが効かないニャーン!」
0256名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/17(火) 15:46:50.75ID:???
係員A「お客さん諦めて下さい」
おじいさん「どうしてダメなんじゃ」
係員A「このジェットコースターは小さなお子さんやご高齢の方には遠慮していただくことになっているんです」
おじいさん「なにー!わしをご高齢扱いするのか!」
ミキ「お、おじいちゃんもういいわ。行きましょう」
0257名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/17(火) 15:49:24.50ID:???
ミキ「残念だけど、諦めるしかないわ」
おじいさん「ジェットコースターには乗れず、チンチン電車はあの始末。どうしたもんかのう」
ミキ「よし、こうなったら元気を出して、他の乗り物全部乗っちゃおう!」
おじいさん「うん、それがいい」
0258名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/17(火) 15:56:22.17ID:???
ミキ「おじいちゃん、今日は本当にありがとう」
おじいさん「ははははは。まあ、お目当てのものには乗れんかったが楽しかったわい。
ん?どうしたポコニャン。まだチンチン電車に未練があるのか?」
ポコニャン「ニャーン」
ミキ「もういい加減諦めなさい」
おじいさん「そうじゃ。どんどん食って忘れてしまうんじゃ」
ミキ「あーでも私もジェットコースターに乗りたかったな。あー」
ポコニャン「ニャーン」
おじいさん「なんじゃ二人とも」
0259名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/17(火) 16:17:01.70ID:???
ミキ「ヘンポコリンパワーが効かなくなった!?」
ポコニャン「ニャーン」
ミキ「それで落ち込んでたのね。誰にでも、調子の悪いときはあるわよ。
私も、この前のテストは散々だったの。だからほら、いつものように元気出して。さあもう寝よう」
ポコニャン「ニャン。ニャンニャン。ニャン…ニャン!?」
ミキ「どうしたの?」
ポコニャン「来たニャン」
ミキ「何よ、ポコニャン。あ!」
ポコニャン「来たニャン、来たニャン」
ミキ「わあ、チンチン電車よ!信じられない!あ、良かったポコニャン。やっぱりヘンポコリンパワーは効いてたのよ」
ポコニャン「ニャン。話せるようにするニャン。聞くポコリン」
チンチン電車『やっとここまで来たわい。ひどいじゃないか。わしをそのままにして帰るなんて』
ポコニャン「やったニャン。ポコニャンのヘンポコリンパワーは大丈夫ニャン」
ミキ「でも、どうして今ごろになって効いたわけ?」
チンチン電車『ふふふ、お払い箱になって2年も経つと、反応は鈍くなるってもんさ」
ミキ「なんだ、そうだったの」
チンチン電車『それより、せっかく動けるようにしてもらったんだ。その辺をひとっ走りして帰るとするか』
ミキ「でもレールは?」
チンチン電車『ふふふ、それなら心配はいらん』
ミキ「わーすごーい」
ポコニャン「ニャーン」
チンチン電車『さあ、乗るがいい』
ミキ「え、乗ってもいいの?」
チンチン電車『当たり前じゃ。わしを動けるにようにしてくれた恩人じゃからな』
ミキ「あは、良かったね。ポコニャン」
ポコニャン「ニャン」
0260名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/17(火) 16:30:14.45ID:???
チンチン電車『よーし、出発進行』
ミキ「わー」
ポコニャン「ニャーン」
ミキ「あははは」
ポコニャン「ニャハハハハ」
ユウ「ん、何?何の音?一体何かしら…うわ、わー」
秀作「どうしたんだユウ」
ユウ「兄ちゃん電車が。チンチン電車が」
秀作「ん?何にもないじゃないか」
ユウ「変ねぇ」
菊の助「うわあ、そ、そんな馬鹿な!」
ミキ「ふふ。あ、遊園地よ!」
ポコニャン「チンチン電車さん、お願いがあるニャン」
チンチン電車『何じゃね』
ポコニャン「ミキちゃんのために、ジェットコースターのレールで走って欲しいニャン」
ミキ「えー!そんなの無理よ」
チンチン電車『よし、君たちの頼みだ。引き受けた。わしの底力を見せてやろうじゃないか』
0261名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/17(火) 16:41:38.94ID:???
チンチン電車『さ、危ないから椅子に座ってベルトをしめてくれ。さあ、行くぞ!』
ミキ「うわあー」
ポコニャン「ニャー」
チンチン電車『そーれー!』
ミキ「うわー!」
ポコニャン「ニャーン!」
ミキ「すっごーい!」
チンチン電車『うが、ぐぐ』
ポコニャン「ニャーン」
ミキ「どうしたの?大丈夫?しっかりして、チンチン電車さん!」
チンチン電車『さすがにわしも自惚れたようじゃ』
ミキ「ごめんなさい、無理なお願い言って」
チンチン電車『はははは。気にするな。乗客の安全だけは最後まで守ってみせるから安心しろよ』
ミキ「わー!」
ポコニャン「ニャーン!」
0262名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/17(火) 16:49:44.66ID:???
ミキ「う…いたた…ポコニャン、だ。あ」
ポコニャン「ニャン」
ミキ「チンチン電車さん?」
ポコニャン「壊れちゃったニャン」
ミキ「私たちのせいで、ごめんなさい。ごめんなさい」
ポコニャン「ニャン?ミキちゃん」
ミキ「あ、元通りになったのね」
ポコニャン「ニャンニャン」
チンチン電車『二人ともありがとう。今日はとっても楽しかったよ。また遊びにきておくれ。それじゃあおやすみ』
ミキ「私たちこそありがとう。おやすみなさい」
ポコニャン「ばいばいニャン」
ミキ「さ、私たちも早く帰ろう」
ポコニャン「ニャン」
ミキ「あははは」
ポコニャン「ニャハハハハ」
0264名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/19(木) 15:26:53.56ID:???
野良ネコ三兄弟C「明日の夜中までに連れてくるポン」
野良ネコ三兄弟B「おとなしくくるかなあ」
ノラネコ三兄弟A「それを何とかするのが腕の見せ所さ」
野良ネコ三兄弟C「まあ、オレたちには簡単な仕事さ。それじゃあしっかり頼むポン」
チンプク「ホニャ―。チンプクメゲレンコ。ホニャナー」
0265名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/19(木) 15:35:44.26ID:???
アイスを食べてるミキ「おいしー」
アイスを食べてるポコニャン「ニャニャーン。ニャーン。ニャ?」
カラス「カァー!カァカァカァカァカァ」
ミキ「あ」
カラス「カァー」
ポコニャン「何するニャー!」
ミキ「ひどいことするわね」
ポコニャン「ん?ポコニャーン。ニャーン。ポコニャーン。蜂だにゃー!」
ミキ「追って来るわ。きゃあ!」
ポコニャン「ニャニャニャニャニャニャニャニャ」
野良ネコ三兄弟A「うーん、変な邪魔が入ったぜ」
野良ネコ三兄弟B「ああ、なんだあの蜂どもは」
野良ネコ三兄弟C「油断は出来ねえな」
0266名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/19(木) 15:40:39.23ID:???
チンプク「チンプクメゲレンコ、メゲレンコ」
カラス「失敗したカァ」
蜂「ポコニャンオレたちが刺すと思ったんじゃないのかブーン」
ハエさん「おめえたちだけじゃ無理でえ。こうなったらオレっちが手を貸そうじゃねえかい」
チンプク「ホニャラダ。チンプクメゲ」
0267名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/19(木) 15:51:16.52ID:???
ミキ「ごちそうさまー」
ポコニャン「ニャニャニャニャーン」
ミキ「な、なにこれー!」
ポコニャン「ど、泥棒ニャン」
ミキ「大変!えっと、なんか無くなってるものはっと。変ね、何にも無くなってない」
ポコニャン「ニャニャー!」
ミキ「どうしたの?」
ポコニャン「ポコニャンの缶詰が全部取られたニャン」
ミキ「えー!缶詰が!?」
ポコニャン「ニャン」
ミキ「何?その手に持ってる紙は」
ポコニャン「ベッドの下に落ちてたニャン」
ミキ「ネコの足跡みたい」
ポコニャン「ネコさんがポコニャンの缶詰を取ったニャン」
ミキ「あら?あんなところにも」
ポコニャン「ニャニャン。ミキちゃんあそこにもあるニャン」
ミキ「えー!行ってみよう、ポコニャン」
ポコニャン「ニャニャン」
ハエさん「テー。誰かがタヌキのあんちゃんを狙ってるみたいだぜ。こうしちゃいらんねえや」
0268名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/19(木) 16:18:26.19ID:???
ハエさん「よう、タヌキのあんちゃん」
ポコニャン「ハエさんニャン」
ハエさん「タヌキのあんちゃん。ひょっとして、誰かに恨まれちゃいませんかい?」
ポコニャン「ニャンニャンニャニャン」
ハエさん「だといいんだけどよ。どうも怪しい連中がタヌキのあんちゃんの周りをウロウロしてるみてえなんでえ」
ポコニャン「ニャニャン?」
ミキ「どしたの?」
ポコニャン「ポコニャン誰かに狙われてるみたいニャン」
ミキ「えー」
チンプク「ホニャラー」
ミキ「あー」
ポコニャン「ニャーン」
ミキ「狙ってるのはチンプクなの?」
チンプク「ホ、ニャン?」
ハエさん「タヌキのあんちゃん。そいつはボディガードなんでえ」
ポコニャン「ボディガードニャン?」
ハエさん「つまり、タヌキのあんちゃんを守ってくれるって訳なんでえ。今は大事な体でえな」
チンプク「ホニャ―。あーチンプク!チンプクメゲレンコ〜!」
ポコニャン「ニャニャーン。ニャニャン」
チンプク「ホニャ!ホニャ!ホニャ!」
ミキ「もう、ボディガードっていうよりポコニャンをいじめてるような気がするけど。ポコニャン行きましょう」
チンプク「メゲレンコ!」
ポコニャン「ニャ」
チンプク「ホニャラー」
ポコニャン「ニャ、ニャニャニャニャニャニャニャ。ニャンニャン。ポンポコポンのヘンポコリンのニャーン!伸びポコリン」
チンプク「ホニャラー。ホニャホニャホニャホニャ。カメハメハ〜。チンプクメゲレンコ」
ミキ「今のうちよ」
ポコニャン「ニャニャニャニャ」
ハエさん「失敗したか。夜中までに連れてかねえとオレッちの男がすたるぜ」
0269名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/19(木) 16:31:49.67ID:???
ミキ「ポコニャン、もう遅いから帰らない?」
ポコニャン「ダメニャン。缶詰を取り返すニャン」
ミキ「あ」
ポコニャン「ニャン?またニャン」
チンプク「ホニャ。ホニャ」
ポコニャン「やめるニャーン!」
ミキ「それ拾っちゃったら犯人のところに行けないじゃないの」
ハエさん「テー。タヌキのあんちゃん。罠にハマっちゃダメでえ。知らねえやつらがどうもオレッちの計画を邪魔してるようなんでえ」
ポコニャン「計画ニャン?」
ハエさん「タヌキのあんちゃん。いいからオレっちたちと一緒に来るんでえ。悪いようにはしねえよ」
ポコニャン「どこに行くニャン?」
ハエさん「それは来てのお楽しみでえ」
ポコニャン「缶詰を返してくれるニャン?」
0270名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/19(木) 17:02:36.55ID:???
野良ネコC「やいやい、オレたちの邪魔をするつもりだな」
ハエさん「出やがったな!やいやい、邪魔するのはおめえたちのほうじゃねえかい!」
チンプク「チンプクメゲレンコ〜!」
蜂たち「ブーン」
カラス「カァ!」
野良ネコ三兄弟たち「あわわわ」
ポコニャン「ニャーン」
チンプク「ホニャー」
ハエさん「おめえたちは」
野良ネコ三兄弟「あわわわ」
ハエさん「野良ネコ三兄弟じゃねえか」
ポコニャン「ニャーン。ニャー!ポコニャンの缶詰ニャン」
ミキ「ああ!とういうことは、犯人は!」
野良ネコ三兄弟たち「ああ!」
ハエさん「なぜタヌキのあんちゃんを狙ったい」
野良ネコ三兄弟A「そっちこそ、ポコニャンを狙っていたじゃねえかい」
野良ネコ三兄弟B「オレたちはただポン吉に頼まれて」
野良ネコ三兄弟C「動物園に連れていこうとしただけでえ」
チンプク「ホニャ、ホニャラ!」
ハエさん「チンプクもポン吉に頼まれたんだぜ」
野良ネコ三兄弟「えー」
ミキ「ど、どうなってんの?」
ポコニャン「ポン吉が泥棒ニャン!」
野良ネコ三兄弟C「違う違う」
野良ネコ三兄弟A「とにかく、オレたちと一緒に来てくれ」
ポコニャン「ニャン?」
0271名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/19(木) 17:32:53.38ID:???
ポン吉「兄ポンに助けてもらった動物たちがお礼がしたいって集まってくれたポン」
ミキ「それでポコニャンを表彰してくれるの?」
ポコニャン「そうだったニャン」
ポン吉「隠しててごめんポン。ビックリさせたかったポン」
タコ「これわいの家族や。結婚してな。もうバツイチの子持ちや」
ポコニャン「よろしくニャン」
チビタコたち「ワイワイ」
ポン吉「ではこれより兄ポンに素敵なものを送るポン」
動物たち「パチパチパチパチパチパチ」
タコ「これ、わしらからのプレゼント」
馬「ヒヒーン」
ペンギン「ヒャヒャ」
象&鳥「パオーン」
ウサギ「ハイ」
カラス「カァ」
ポン吉「これはボクから。お客さんが落としていったものポン」
ミキ「な、なんかすごいプレゼントね」
ポコニャン「嬉しいニャン。これ全部もらっていいニャン?」
ミキ「わあ(ズコッ)」
タコ「それにしても夜の動物園てのは淋しいもんやなあ。パーッといかへんのかい。パーッと」
ポン吉「そんなこと言ったって無理ポン」
ポコニャン「任せるニャン。キラポコリン!」
動物たち「わあー」
ミキ「うわー、きれー」
ポコニャン「ニャハハハハ」
タコ「いーやさすがやなー」
野良ネコ三兄弟C「日本サイコーニャン」
ポコニャン「ニャンニャンニャンニャンニャニャーン」
0272名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/19(木) 17:41:58.46ID:???
プレゼントはほら
星のかたちのキャンディー
そしていつもその幸せ
願う気持ち

世界中の素敵が 舞い降りた夜に
未来もささやいてる
HAPPY BIRTHDAY TO YOU
HAPPY BIRTHDAY FROM ME
OH…
HAPPY BIRTHDAY SONG FOR YOU
0273名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/20(金) 19:56:26.77ID:???
キャッ党忍伝てやんでえ

ネコ型アニマロイド(アニマル+アンドロイド)の忍集団。
普段は宅配ピザ屋の店ピザキャットの店員として働いており、戦闘時には秘密忍者隊ニャンキーとして戦う。

<登場人物>
ヤッ太郎(ニャンキー1号)…身長133p。ニャンキーのリーダーで典型的な熱血漢タイプだがマヌケな面もある。おミツが好き。
スカシー(ニャンキー2号)…身長150p。キザな性格で左利き。スカシーもおミツが好きでいつもヤッ太郎と対立している。
プルルン(ニャンキー3号)…身長135p。ニャンキーの紅一点。気が強く怒りっぽい。

犬山ワンコー守…身長146p。エドロポリス大目付の犬型アニマロイド。コーン守の悪だくみに気付きニャンキーを結成した。
おタマ(ニャンキー0号)…ピザキャット本店店長のネコ型アニマロイド。ヤッ太郎たちより小柄。

ゴットン(ニャンキー4号)…身長145p。ピザキャット品川支店長。ドリルで土中を移動できる。
リキノシン(ニャンキー5号)…身長175p。ピザキャット両国支店長。メンバー1の巨漢で大砲を背負っている。
ミエトル(ニャンキー6号)…身長130p。ピザキャット深川支店長。背中にプロペラと羽がついておりマッハ5の音速で飛べる。
ネッキー(ニャンキー7号)…身長150p。ピザキャット佃島支店長。水中戦が得意で水中は100ノット、水上では1000ノットで走れる。
0274名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/20(金) 20:12:44.20ID:???
コーン守とカラカラ一族
カラス型アニマロイドによる忍者集団。ネコ型アニマロイドである型ニャンキーとは長い宿敵同士。
コーン守はこのカラカラ一族と交流を持ち一蓮托生な間柄となる。

狐塚コーン守…身長145p。エドロボリス老中のキツネ型アニマロイド。ワンコー守のライバルで、幕府ナンバー2の実力者。
カラカラ一族を使って幕府転覆を狙う。オネエで女装が趣味。
カラス幻ナリ斎…身長124p。パトロンであるコーン守と漫才のようなやりとりをいつもしている。

カラ丸…身長140p。身長クールなカラス忍者型アニマロイドでヤッ太郎のライバル。

闇のザンカァ…カラカラ一族のホープ「ヤミの四人衆」のりーダー。
風のレッカァ…「ヤミの四人衆」の一の忍者。目にも留まらぬスピード技を得意とする。
炎のボンカァ…戦禍に巨大な大筒を持つ「ヤミの四人衆」二の忍者。
水のウォッカァ…「ヤミの四人衆」三の忍者。

カラス忍者…カラカラ忍軍の下忍で多数いる。
0275名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/20(金) 20:22:01.98ID:???
エドロポリス幕府

徳川ウサコ(ウサ姫)…身長120p(含耳150p)超ワガママなお姫様でカラ丸のことがお気にいり。普段はメカEDO城に住んでいる。
徳川イエッイエッ…パンダ型アニマロイド。ウサ姫の父親でエドロポリスの殿様。
ウサ局…ウサギ型アニマロイド。ウサ姫の母親で普段は一人旅をしているため城にはいない。

幕府の軍団たち
トラ、サイ、馬、鹿、ペンギン、蛇、ネズミ、蝶、蜂、蟻型のアニマロイド。
0276名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/20(金) 20:28:33.06ID:???
エドロポリスの町人

おミツ…身長126p。羊型アニマロイド。エドポリ小町で茶店「みっちゃん」を一人で切り盛りしている。喜んだり興奮したりする頭からマイクロミサイルを発射する。

伊津茂乃母
伊津茂乃子
‥ピザキャットの近くに住む親子で毎回ピザキャットから発射されるニャンキーを見てコメントするのが日課。

松吉…羊型アニマロイドでおミツの兄。何よりも寿司のことが大事な寿司職人。
0277名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/20(金) 20:38:01.69ID:???
おっとどっこい 過去
おっとどっこい 未来
エドロポリスはヒステリー
きっとまってた ハロー
ザッツ 必殺 ヒーロー
しっぽの生えたメタル忍者だよ

熊さん 八っさん 横丁のみなさんに
正義をお届けします(てやんでえ)
陰謀マニアの黒幕倒すんだ
いざゆけ ロボ・キャット

ほらかわいい姫が呼んでいる
「おお くるしゅうない」と言わすまで
ここはひとつ 負けちゃなるまいぞ
Don't mind デジタル 職人気質
明日もよぉ 日本晴れ
おっとどっこい 過去
おっとどっこい 未来
エドロポリスはヒステリー
きっとまってた ハロー
ザッツ 必殺 ヒーロー
しっぽの生えたメタル忍者だよ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
0278名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/21(土) 15:20:44.68ID:???
<ナレーター>
花も実もあるアニマロイドが平和に暮らすエドロポリス。
だがしかし、ご油断めさるな。
闇に紛れた黒い影。お天道さまから逃げ隠れ。悪の限りをし放題。
いやさ、そんなやつらは許しちゃおけねえ。
ここはやっぱり、正義の味方、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0281名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/21(土) 15:50:45.66ID:???
子供A「トロロピザ、1個ください」
プルルン「いらっしゃいませ」
おタマ「ピザキャットへようこそ」
ヤッ太郎「へい、お待ち。はい、トロロピザお待たせ。はい、こちらハマチピザ、おっと、こっちは月見ね」
プルルン「毎度ありがとうございます。こちらピザキャット。ネギトロピザですね。当店は10分以内に必ずお届けいたします。ヤッ太郎」
ヤッ太郎「なんでえ、プルルン」
プルルン「配達よ。浅草のおみっちゃんのとこまで。ネギトロピザひとつ」
ヤッ太郎「えー!おみっちゃんのとこ?」
スカシー「おミツどののところへの配達なら、このスカシーさまこそふさわしい。おみっちゃーん」
ヤッ太郎「てやんでえ!待ちやがれ!」
プルルン「まあ何よ、おみっちゃんばかりが女じゃないわよね。おタマちゃん」
おタマ「全く失礼しちゃいますよね。プルルンさん。ここにこんな美女が二人もいるっていうのに」
客A「あのー、エビタコをひとつ」
プルルン「何よ!」
おタマ「ふんだ」
客A「え」
プルルン「今それどころじゃないの」
客A「ああ、すいません」
0282名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/21(土) 16:08:18.35ID:???
カラ丸「フフフフフ、せいぜい泰平の夢をむさぼっているがいい。愚かな民衆どもよ。やがて我が足元にひれ伏すその時まで」
0283名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/21(土) 16:38:41.61ID:???
ヤッ太郎「やいやい待ちやがれ。おみっちゃんのところに配達に行くのはオイラでえ」
スカシー「えーい、しつこいやつめ」
ヤッ太郎「何をー。よーし」
スカシー「ああ、ああ!」
ヤッ太郎「へっへっへー。いっただき」
スカシー「待ちやがれ。くそー」
ヤッ太郎「おっとっとっと。あーない」
スカシー「へへへへ、あばよー」
ヤッ太郎「てやんでえ!待ちやがれ」
スカシー「はははは、ここまでおいでーだ。ん?あ、ヤロー!」
ヤッ太郎「んーそれ!」
スカシー「ご苦労さん」
ヤッ太郎「わあー!」
スカシー「あ、あああああ!」
ヤッ太郎「へへー。どんなもんだい」
スカシー「あのヤロー」
ヤッ太郎「ばいばーい」
スカシー「ヤッ太郎のやつ、こいつ待て!この、まだ終わった訳じゃないぞ」
0284名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/21(土) 17:06:13.32ID:???
おミツ「まあ早いこと。どうもありがとう」
ヤッ太郎「にゃははははは。おみっちゃんのためなら例え火の中、錆びの中、はい、これ。ご注文のネギトロピザ」
おミツ「ありが…ああ」
スカシー「はい、お嬢さん。お待たせしました。そして、これは僕からのプレゼント」
おミツ「ああ、まあ」
スカシー「あなたのために飛んでまいりました。さあ、あなたへの愛をこめてつくったオリッジナルピザをどうぞ」
おミツ「はい」
スカシー「ああ、僕は今ピザに嫉妬しています。あなたに食べられるなんてなんて幸せな。代われるなんもなら僕が食べられたい」
ヤッ太郎「スカシー。てめえいつまで人の上に乗っかってんだよ」
スカシー「おや、ヤッ太郎いたの?背が低すぎて見えなかったよ」
ヤッ太郎「ほざけ!こちとらお前の踏み台じゃねえや!どけー!」
スカシー「〜♪」
ヤッ太郎「やいやいやいやい、スカシー。よくもオイラを足蹴にしてくれたな」
スカシー「フッ、怒るな怒るな、ヤッ太郎。私は何をしても許されるのだぞ」
ヤッ太郎「なんで?」
スカシー「ビコーズ、それは私が究極の色男だからだ」
おミツ「ああ、ああ」
スカシー「あ…」
ヤッ太郎「これでも食らえー!」
(バキッ)
0285名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/21(土) 17:12:18.67ID:???
スカシー「おのれー。よくも不細工のくせに殴ったな。このスカシーさまに危害を加えていいのは、オイルのしたたるような美少女だけなのだ!」
ヤッ太郎「言ってろ、このタコ!去年まで寝小便たれだったくせに」
スカシー「ああー!言うてはならんことを言ったな。やーい」
ヤッ太郎「おーっと」
スカシー「それー、こいつめ」
おミツ「二人とも喧嘩は、やめてー!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎・スカシー「ん?わああああ!!!」

<ナレーター>
おミツは興奮するとついミサイルを発射してしまう可愛い癖があるのだった。

カラ丸「フフフフ、愚か者どもめが。ではまず、この辺りから始める」
ヤッ太郎「な、なんだ?」
スカシー「ん?」
0286名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/21(土) 17:29:57.43ID:???
町人A「なんだなんだ」
町人B「いきなり夜になっちまったぜ」
町人C「まあ」
ヤッ太郎「なんだなんだこの闇は」
スカシー「おかしいぞ」
おミツ「あ、あ、あれ!」
ヤッ太郎「な、な、なんだあれは」
町人D「カメ、メカ、カメ、メカ、アア」
町人たち「わあー」「うわー」
ヤッ太郎「…っ!」
スカシー「来い!」
ヤッ太郎・スカシー「う、わああああああ!!!」
ヤッ太郎「あ!」
ヤッ太郎・スカシー「わあ」
おミツ「…お二人さん、大丈夫?」
ヤッ太郎「スカシー、生きてるか?」
スカシー「ああ。ヤッ太郎見たか?」
ヤッ太郎「ああ、あの不気味な黒い影は」
おミツ「怖いわ。私」
0287名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/21(土) 18:11:26.61ID:???
コーン守「ったく、イライライラコンコンコンよネ。あーたたち分かっているんですノ?
こないだからのメカ龍の襲撃は、既に10回を超えたんですのヨ。
ああ、それなのに。いまだに退治できないとは、一体どういう訳なノ!?」
イノシシ守「ははあ、恐れながらコーン守さま。なにせあやつは神出鬼没。どこに出るか予測がつかないのです」
カバ守「魔法のように暗闇をつくって一瞬で凄まじい破壊を行ったのちに、まるで煙のごとく消え失せるんです」
コーン守「おだまりけだまり!言い訳は良い訳ヨ。誰かメカ龍をやっつけられないノ?」
一同「しーん」
コーン守「キー!なによあーたたち。揃いも揃ってクズばっかネ。えーい、全員切腹しておしまい」
ワンコー守「お待ち下さい。拙者にお任せいただけませんか?コーン守さま」
「ワンコー守どの」「ついに」
ワンコー守「このメカ龍の一件。3日以内に必ず解決してご覧にいれましょう」
コーン守「あら、大きくでたわネ」
ワンコー守「「はい。彼らを使います」
コーン守「やだ〜ワンコー守。彼がいるだなんて、ふふん。あんたホモだったの?」
ワンコー守「(ズコッ)勘違いにも程があります。拙者の申す彼らとは、闇に生き、闇に死す存在、忍びの者たちです」
一同「おー」
コーン守「なーる分かったワ。今回の件、あーたに任せるワ」
ワーン守「ははあ、ありがたき幸せ」
徳川イエッイエッ「(ウンウン)」
ウサ姫「ワーン守」
ワーン守「は、ウサ姫さまなにか」
ウサ姫「がんばってね」
一同「(ズコーッ!)」
0289名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/21(土) 18:41:05.23ID:???
コーン守「くう…偉そうに。ワーン守のやつ、忍者を使うとか言っていたけド」
幻ナリ斎「あ、いや。お任せを。我がカラカラ一族は無敵。ワーン守のへっぽこ忍者など、ちょちょいのちょい。のう?」
カラ丸『は。我らがメカ龍を止めることなど誰にもできません。第一、あの暗闇のカラクリを見破れる者などこの世にはおりますまい』
コーン守「そうだったわネ。いいこと?メカ龍をもっともっと暴れさせるのよ。こうして世間の不安を煽れば、幕府の無策に対して庶民の不満が高まルー!」
幻ナリ斎「その時我らがカラカラ一族が謀反を起こし、コーン守さまを将軍に」
コーン守「おーっほっほ。幻ナリ斎。あんたも悪よネー」
幻ナリ斎「なんのなんの。コーン守さまにはとても敵いません。おっほっほっほっほ」
コーン守「ほーっほっほっほ。コーン」
0291名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/21(土) 19:00:33.84ID:???
(trrrrr…trrrrr…)
おタマ「はい、ピザキャットでございます。えー、はい、分かりました。ネオ日本橋付近に、特製ピザニャンキーの注文が入りました」
ヤッ太郎「何!?」
プルルン「!?」
スカシー「!?」
おタマ「特急便でよろしく!」
ヤッ太郎「てやんでえ!やったろうじゃねえか!」
ワーン守「頼むぞ、ニャンキー」
0292名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/21(土) 19:09:59.02ID:???
おタマ「風力。風向き。角度。ふふ、これでよしと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんがまた空飛んでく」
伊津茂乃母「そうね、ピザ屋さんも大変ね」
0293名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/21(土) 19:18:51.48ID:???
カラ丸「わっはっはっはっはっは。壊せ壊せ壊せ」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっは」
カラ丸「ん?何者!」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
カラ丸「出たか?幕府の犬どもめ」
ヤッ太郎「あの、猫なんですけど」
カラ丸「…ええい!姿を現せ!」
0294名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/21(土) 19:31:44.09ID:???
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「何が秘密忍者隊ニャンキーだ!ふざけやがって。お前らなど我らカラカラ一族の敵ではないわ!やれ、メカ龍!」
0295名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/21(土) 19:49:46.74ID:???
ヤッ太郎「うわあ!ふっ」
スカシー「えい」
プルルン「とう」
カラ丸「死ね死ね死ねニャンキーども」
ヤッ太郎・スカシー「ああ…」
ヤッ太郎「うわあ…メカ龍破れたり!スカシー、頼んだぞ」
スカシー「オッケー。ニャンキー忍法。ピンボケフラッシュ」
カラ丸「しまった」
カラス忍者A「う、うわああ」
カラス忍者B「ヘックシュ!」
ヤッ太郎「てやんでえ、やっぱりハリボテでやんの。闇夜のカラス。暗闇だと色の黒いカラスはどこにいるか分からねえからな」
プルルン「何よ、インチキじゃないの。えい!」
カラス忍者たち「うわああ、あちゃちゃちゃ」
ヤッ太郎「あっけねえなー」
カラ丸「おのれおのれおのれ。カラス忍者ども、やってしまえ!」
0296名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/21(土) 20:08:40.72ID:???
カラス忍者たち「カァーー!!」
ヤッ太郎「ニャニャニャ、ニャロー!」
プルルン「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」
カラス忍者D「ぎゃあ」
プルルン「ニャンキー忍法ネコまねき。カモナベイビー」
カラス忍者E「うわあ…わあ」
プルルン「いらっしゃい」
カラス忍者E「行きたくないよー。うわあー!ぎゃー!いたいいたいいたいいたい」
カラス忍者たち「いたいいたいいたい」
スカシー「ニャンキー忍法ネコだまし。そーれ、くるくるくるくる」
カラス忍者F「アホだ」
カラス忍者G「アホだぞ」
カラス忍者H「アホだ」
スカシー「そーれそれ。相手はお前たちの隣にいるぞ」
カラス忍者F「アホー」
カラス忍者G「それそれ」
スカシー「ああ、怖い。こんな恐ろしい忍法を使える自分の才能が怖い」
0297名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/21(土) 20:20:57.01ID:???
<ナレーター>
説明しよう。先ほど燃え尽きたメカ龍の前足と後ろ足は、龍足1号、2号という恐るべきメカなのだ。

カラ丸「龍足1号、2号やってしまえ!」
ヤッ太郎「人々を恐怖のどん底に突き落とし、数多くの建物を破壊した罪、許せん」

<ナレーター>
またまた説明しよう。
ヤッ太郎の正義の力が限界値を超えた時、妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が発揮されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!…っ」
カラ丸「…
う、ぐ。おのれ!覚えてろー!」
ヤッ太郎「天下無敵の大勝利!」
0298名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/21(土) 20:29:13.03ID:???
コーン守「キー!くやしー!くやしー!このこのこのこの!くう、くやしー!七転八倒くやしー!」
幻ナリ斎「いやあのコーン守さま、お気をお沈めくださりませ」
コーン守「うわあー!コーン!」
幻ナリ斎「あ、取れた。コーン守さまも…」
コーン守「だは」
幻ナリ斎「トホホ。ゲンナリ」
0299名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/21(土) 20:36:06.53ID:???
<ナレーター>
ニャンキーの活躍により、エドロポリスの平和は守られた。
だが、この世にはびこる悪の種が尽きることは無い。
がんばれ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

ヤッ太郎「ニーン、ニャニャンニャン。ニャオーン」
(ドボーン)
スカシー・プルルン「あーあ」
0300名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 07:37:02.15ID:???
これからお話することは一方的なお願いになる為、興味の無い方は聞き流していただけると幸いです。
気分を害されたら、ごめんなさい(*≧∀≦*)
エヴァヲタのみなさん、けものフレンズ騒動で角川不買の行動をしようと思っているのですが、
けものフレンズはコンテンツとして未熟であるため、けものフレンズだけでは焼け石に水の状態です。
そこでなんとかみなさんのお力をお借りできないかと考えています。
エヴァには関係のない話かもしれませんが、角川のしたことは、他のコンテンツでも起こりえるかもしれません。
もし不買に協力していただける方がいましたら、この恩は決して忘れません。
もしエヴァに同様のことがあった場合、今度は我々けものフレンズファンも『全力で』協力いたしますので、
どうか角川不買にご協力いただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
0301名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 14:48:02.60ID:???
次回予告

ヤッ太郎「なんでえ、なんでえ。エドロポリス中お寿司だらけじゃねえか!
こんなことするやつはカラカラ一族のメカに決まってらあ!
やいやいやいやいやい、覚悟しやがれ!
えー!何だって!?あの中に乗ってるのはおみっちゃんの兄さん。んじゃあ攻撃できねえじゃんかよ。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。街中おスシだ!パニックだ!」

『街中おスシだ!パニックだ!』
0302名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 14:55:26.84ID:???
<ナレーター>
花も実もあるアニマロイドが平和に暮らすエドロポリス。
だがしかし、ご油断めさるな。
闇に紛れた黒い影。お天道さまから逃げ隠れ。悪の限りをし放題。
いやさ、そんなやつらは許しちゃおけねえ。
ここはやっぱり、正義の味方、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0305名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 15:17:32.56ID:???
松吉「ひっく、うう…エドポリっ子だってのに、寿司食いねえってか。ええ、やってらんねえ、ケッ。
どうせおいらの握った寿司なんざ誰も食いやしねえんだ。あ、なんだなんだてめえら!ああ、ああ離せこのヤロー!」
おミツ「お兄ちゃん!」
松吉「離せってんだよ!このヤロー!」
おミツ「お兄ちゃん…」
0306名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 15:27:52.68ID:???
プルルン「いらっしゃいませー。いらっしゃいませー。毎度ありがとうございます。
はい、ピザ2枚ですね。ありがとうございます。何にいたしましょうか?」
客A「えーと、そうだねえ、えーと」
プルルン「ただ今、いろはセットがおススメです」
客A「じゃあそれと梅リンゴジュース」
プルルン「と、ワカメサラダとポテトのLLもですね。はい、ほい。どうぞ」
客A「ブウ。芋ー」
プルルン「ありがとうございまーす。はい、お次の方、何にいたしましょうか?」
0307名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 15:39:42.82ID:???
おタマ『お客さま、みろくセットで567円になります』
おタマ「おかごを前のほうへどうぞ」
客B「えーと大仏セットをお願いします」
おタマ「大仏セットでございますね。969円になります」
(ドンッ)
おタマ「あ、あ、いたい。もうヤッ太郎さんったら」
プルルン「道草はダメだかんね!バシッと10分で届けるのよ!ヤッ太郎!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0308名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 15:54:13.43ID:???
(trrrrr…trrrrr…)
おタマ「毎度ありがとうございます。ピザキャットです。はい、霜降りピザのLサイズ。特急便ですね。
はい、特急便は、3分でお届けいたします。ありがとうございます。
スカシーさん!特急便です。越後屋女子寮のおユキさんとこ」
スカシー「おユキちゃん?ああ、また罪もない女性を僕の美しさで悩ませてしまうのか」
おタマ「おユキちゃんって管理人のおばあちゃんでしょう?シワシワの」
スカシー「うわあー!シーッ!」
プルルン「早く悩ませていらっしゃい」
スカシー「プルルン、この役を君に譲ろう」
プルルン「スカシー!」
スカシー「うわ」
プルルン「おユキちゃんが待ってるわよ」
0309名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 16:02:33.26ID:???
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。危ないですから、どちらさまも白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空飛んでく」
伊津茂乃母「そうね、ピザ屋さんも大変ね」

<解説員>
突然だが、説明しよう!
ピザキャットでは、特急便の配達にこの大砲を使用する。
エドロポリスの中なら、どこへでもひとっ飛びなのだ!
0310名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 16:13:29.59ID:???
ヤッ太郎「どいたどいたどいた!こちとら時間通りに配達出来なきゃ代金倍にして払わなきゃなんねえんだ!
代金倍だぞ!てやんでえ!」

<解説員>
またまた突然だが、てやんでえはヤッ太郎の口癖だ!
0311名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 16:33:11.17ID:???
おミツ「…」
ヤッ太郎「あ、おみっちゃん。おみっちゃん、おーい!いやあ、偶然だなあ。にゃははは。
こんなところで会うなんて、やっぱりオイラたち、運命の赤い糸で結ばれてたんだね。ちょいちょいちょいちょい。
あ、これこれこれこれ。なーんちゃって。にゃははは。にゃははは。にゃははは。(ドテッ)あ、ぐう、えええ…」
おミツ「あ、ヤッ太郎さん」
ヤッ太郎「ひ、ひどいよ。おみっちゃん」
おミツ「お兄ちゃんが…お兄ちゃんがいないの」
ヤッ太郎「松吉が?」
0312名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 16:47:04.29ID:???
松吉「やめろー!うわああああ」

おミツ「お寿司がお好きな将軍さまに目の前でおつくりさせていただけるまでに可愛がっていただいてたんです」
ヤッ太郎「そりゃあてえしたもんだぜ。将軍さまは寿司にはちょっとうるせえからね」
おミツ「それが、ある時コーン守さまに…」

コーン守「フフフフフ、アーン。ぐえー何ヨ何ヨ!わさび抜きって言ったのニ!」
松吉「えー!いや、コーン守さまはそんなことは一言も」
コーン守「おだまりけだまり!あなたはもうおにぎり禁止ヨ!」
松吉「えー!」
0313名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 16:57:58.29ID:???
松吉「やめろー!殴るぞー!うわああああ」

おミツ「お寿司がお好きな将軍さまに目の前でおつくりさせていただけるまでに可愛がっていただいてたんです」
ヤッ太郎「そりゃあてえしたもんだぜ。将軍さまは寿司にはちょっとうるせえからね」
おミツ「それが、ある時コーン守さまに…」

コーン守「フフフフフ、アーン。ぐえー何ヨ何ヨ!わさび抜きって言ったのニ!」
松吉「えー!いや、コーン守さまはそんなことは一言も」
コーン守「おだまりけだまり!あなたはもうおにぎり禁止ヨ!」
松吉「えー!」
0314名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 17:09:22.45ID:???
おミツ「それからは別のお寿司屋さんにとって代わられて、お店もだんだん上手くいかなくなって」
ヤッ太郎「それでいなくなっちまったのか」
おミツ「そうじゃありません」
ヤッ太郎「え」
おミツ「お兄ちゃんにとってお寿司は命なんです。だから逃げるなんて絶対に」
ヤッ太郎「おみっちゃん、安心しな。松吉はきっとけえってくる。このオイラが保証するぜ」
おミツ「う…う…うわーん」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「ぷはー。こいつは裏に何かあるな、きっと」
おミツ「あら、ヤッ太郎さんどうしたの?真っ黒け」
ヤッ太郎「いー!ああ(ドテッ)」
0315名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 17:18:15.48ID:???
コーン守「あ、そうそう。ワーン守。この間のメカ龍の一件、誉めといてあげるワ」
ワンコー守「ありがとうございます。コーン守さま」

<解説員>
突然だが、一言。
老中左の守は、大目付のワーン守よりも偉いのじゃ。

コーン守「こないだみたいなことは、一度じゃ済まないと思うから、ま、せいぜいよろしくネ。んフ」
ワンコー守「ははあ」
0316名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/23(月) 17:42:35.79ID:???
コーン守「幻ナリ斎。計画は順調に進んでいるわネ」
幻ナリ斎「ははあ、コーン守さま。既に松吉のやつを操って、エドマエ5号の指揮にあたらせております」
コーン守「エドマエ5号ね」
幻ナリ斎「エドマエ5号でございます」
コーン守「このワタクシが3日3晩寝ないで、お肌が荒れるのも我慢して考えたあの計画」
幻ナリ斎「お寿司の呪い計画」
コーン守「そうヨ。何としても成功させるノ。そして庶民の不安を煽って、将軍に対する不満を募らせ幕府を倒ス」
幻ナリ斎「そして、コーン守さまが全国を制覇」
コーン守「おーっほっほっほっほ」
幻ナリ斎「おっほっほっほっほ」
カラ丸『またあいつらが出て参ります』
コーン守「カラ丸ネ」
カラ丸「あのニャンキーとかいうやつら、思いのほか手強い相手と思われます」
コーン守「おーっほほ。そうネ。やつら目の上のたんこぶよネ。でも出て来たらやっつけるまでヨ。いいわネ、カラ丸」
カラ丸「ニャンキーどもめ」
0317名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 17:58:45.40ID:???
(trrrrr…trrrrr…)
おタマ「毎度ありがとうございまーす。あ、はいはい。分かりました。メカEDO城に御用達便よろしく」
ヤッ太郎・スカシー「えー」
ヤッ太郎「御用達はいてえんだよな、いつも」
プルルン「……」
伊津茂乃子「おっかあ、今度はピザ屋さんどこ行くのかな」
伊津茂乃母「そうね、ピザ屋さんも大変ね」
0318名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/23(月) 18:06:51.47ID:???
おタマ「あ、いっけなーい。また角度間違えちゃった」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あのなあ」
プルルン「わあ」
スカシー「うわ」
ヤッ太郎「ったく。いーっ!(バリーン)ったく、おタマのやつ帰ったらお仕置きだ。んお」
プルルン「うう」
スカシー「おお」
0319名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/23(月) 18:21:21.92ID:???
ヤッ太郎「特急便アツアツのピザです。お待ちどうさまでした、親方」
ワンコー守「バカ者!ここでは大目付さまと呼ぶのだ」
ヤッ太郎「へい、大目付さま」
ワンコー守「コーン守が動き出すようだ」
ヤッ太郎「コーン守が?」
ワンコー守「うむ。注意を怠ってはならん。そこでだ」
スカシー「ん?」

(カンカンカンカンカンカンカン)
0320名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 18:38:08.83ID:???
(カンカンカンカンカンカンカン)

町人A「わー、わー!」
町人B「いやいやいやいや、あー!」
ワンコー守「今にぎにぎしてるワ。おーっほっほっほ。いいワいいワエドマエ5号、もっと派手にやっておしまイ」
エドマエ5号「へい、お待ち。へい、お待ち」
町人C「ギャー!助けてー!」
おミツ「…ああ!あのVの字の握り方は…ま、まさか」
エドマエ5号「将軍が憎い。将軍に食われた寿司の呪いだー」
町人D「寿司の呪い?」
町人E「将軍さま寿司ばっか食ってるからだ」
町人F「将軍さまのせいだ、将軍さまのせいだー」
町人G「おい、あぶねえぞ!」
町人H「寿司ネタになっちまうぞ、バカヤロー」
おミツ「ああ!」
ヤッ太郎「ったく、エドロポリスの町を騒がせやがって。てやんでえ!」

<ナレーター>
ヤッ太郎はまた口癖を言った。

ワンコー守「頼むぞ、ニャンキー」
0321名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 18:39:55.10ID:???
(カンカンカンカンカンカンカン)

町人A「わー、わー!」
町人B「いやいやいやいや、あー!」
コーン守「今にぎにぎしてるワ。おーっほっほっほ。いいわいいわエドマエ5号、もっと派手にやっておしまイ」
エドマエ5号「へい、お待ち。へい、お待ち」
町人C「ギャー!助けてー!」
おミツ「…ああ!あのVの字の握り方は…ま、まさか」
エドマエ5号「将軍が憎い。将軍に食われた寿司の呪いだー」
町人D「寿司の呪い?」
町人E「将軍さま寿司ばっか食ってるからだ」
町人F「将軍さまのせいだ、将軍さまのせいだー」
町人G「おい、あぶねえぞ!」
町人H「寿司ネタになっちまうぞ、バカヤロー」
おミツ「ああ!」
ヤッ太郎「ったく、エドロポリスの町を騒がせやがって。てやんでえ!」

<ナレーター>
ヤッ太郎はまた口癖を言った。

ワンコー守「頼むぞ、ニャンキー」
0322名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 18:44:49.51ID:???
おタマ「風力。風向き。角度。ふふ、これでよしと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。どちらさまも、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さん今日は忙しそうだね」
伊津茂乃母「そうね、私たちは暇ね」
0323名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 18:59:20.79ID:???
「うわあー」「ぎゃああ」
カラ丸「いいぞ、松吉。シャリを取れ。ネタを握れ。そうだ、固すぎずかつ崩れないようにだ」
松吉「へへへへへへ。へい、お待ち」
エドマエ5号「へい、お待ち」
コーン守「もっとやっておやりエドマエ5号。握って握って握りまくるのヨ。そしてみんなに将軍を恨ませるノ。おーっほっほ。おーっほっほっほ」
0324名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 19:14:36.61ID:???
カラ丸「早く出て来いニャンキー。今日はこないだのようにはいかんぞ」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「やっと現れたかニャンキーども。待っていたぞ。しかしお前らにあのエドマエ5号を止めることが出来るか」
町人I「こっちへ向かってくるぞ」
ヤッ太郎「おみっちゃんがあぶない。行くぞ!」
プルルン「とう!」
0325名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 19:28:37.47ID:???
ヤッ太郎「これでも食らえ!」
スカシー「ついでにこっちもどうだ!」
おミツ「きゃー!」
プルルン「大丈夫?」
おミツ「ええ。あなたたちは?あ」
エドマエ5号「寿司ネタにしてくれるわー」
ヤッ太郎「てやんでえ。それ!ビクともしねえぞ」
スカシー「ああ、にゃん!ええ、ダメだ。こうなったら(ズコッ)ああ、しまった。こら、こらー!まさか寿司ネタにするつもりじゃ。
ああ、ああー。こりゃ失礼というもんだぞ」
プルルン「スカシー!(いっけなーい。おみっちゃんの前では名前で呼んじゃいけないんだ)」
ヤッ太郎「わあー!」
スカシー「ああ、ああ!」
プルルン「スカシー」

<ナレーター>
おミツには、プルルンの叫びが聞こえていなかった。

プルルン「おみっちゃん!」
おミツ「やめてお兄ちゃん!お兄ちゃんの握るお寿司はそんなお寿司じゃないはずよ!
エドロポリスで一番美味しいお寿司を握るのがお兄ちゃんの夢でしょ!」
ヤッ太郎「お兄ちゃんだって!?松吉!」
0326名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 19:43:22.52ID:???
カラ丸「気付いたか、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「ん?来やがったな」
カラ丸「今日こそ決着をつけてやる」
カラス忍者たち「フフフフフ」
プルルン「こっちは私に任せて!」
カラ丸「てりゃあ!」
ヤッ太郎「おりゃあ!」
カラ丸「んぐぐぐ」
ヤッ太郎「んにゃ」
ヤッ太郎・カラ丸「でやあ!」
ヤッ太郎「手強いぞ」
カラ丸「カァー!」
ヤッ太郎「ん?」
カラ丸「てーい!」
ヤッ太郎「ほにゃ」
0327名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 19:54:33.59ID:???
カラス忍者たち「へへへへへへ」
プルルン「ニャンキー忍法ネコ招き。おいで、おいで、おいでさー」

<解説員>
説明しよう。
プルルンの腕には強力な磁力発生装置が組み込まれておる。
この装置は、腕を30度の角度に曲げて、招き猫のポーズを取ったときに、
強力な磁場を発生させて、敵を吸い寄せてしまうのじゃ。

カラス忍者たち「うわあ」
プルルン「おいで、おいで、おいでさー」
カラス忍者A「いやー…」
(シャーッ!)
カラス忍者たち「ぎゃあ」
プルルン「にゃー。こっちは片付いたわよ」
カラ丸「チッ。行くぞ!ヤッ太郎!」
ヤッ太郎「望むところだー!」
0328名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 20:07:56.98ID:???
ヤッ太郎「いつまでそんなところで寝てやがんでえ、このすっとこどっこい」
スカシー「すっとこどっこいとは何だ、この美男子に向かって」
ヤッ太郎「それより、さっさと松吉を助け出してくるんだ!」
スカシー「行くぜ!」
ヤッ太郎「兄妹の仲を切り裂き、庶民に寿司に対する恐怖感を与え、
あまつさえ将軍さまの寿司好きの呪いだなどと噂を広めようとした罪、許さん」

<ナレーター>
またまた説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
カラ丸「カァー!」
(ドカーン!)
カラ丸「ヤッ太郎、勝負は預けた!俺の名はカラ丸!次は必ず貴様を倒す」
ヤッ太郎「手強い相手だ。でも、天下無敵の大っ勝利」
0329名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 20:21:18.55ID:???
コーン守「キー!くやしー!くやしー!このこのこの!あーくやしー!うーくやしー!うーうーうー」
玄ナリ斎「コーン守さま、どうかお気を沈めて」
コーン守「ギーぐやしい!」
(ドカーン!)
玄ナリ斎「ちょいな、あ、取れた」
コーン守「コーン!」
玄ナリ斎「ワシャ、ゲンナリサイ」
0330名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/23(月) 20:34:54.89ID:???
おミツ「お兄ちゃんのバカ、バカ」
松吉「苦労掛けちまったな。だがもうお兄ちゃんは大丈夫だ。またやり直すさ。エドロポリス一の寿司を握るためにな」
おミツ「お兄ちゃん」
ヤッ太郎「んん、明日もエドロポリスは日本晴れだぜ!にゃにゃにゃにゃ。にゃおー」
0331名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 17:36:35.04ID:???
次回予告

ヤッ太郎「えー!なんだって!?おみっちゃんが行方不明。地下鉄ごとどっかに消えちまったって?
こいつは、裏にきっとカラカラ一族が絡んでいるに違いないぜ。
待ってな、おみっちゃん。オイラが必ず助け出してやるからな!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。ホレホレ穴掘れもっと掘れ!てやんでえ!」

『ホレホレ穴掘れもっと掘れ!』
0332名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 17:39:15.69ID:???
<ナレーター>
花も実もあるアニマロイドが平和に暮らすエドロポリス。
だがしかし、ご油断めさるな。
闇に紛れた黒い影。お天道さまから逃げ隠れ。悪の限りをし放題。
いやさ、そんなやつらは許しちゃおけねえ。
ここはやっぱり、正義の味方、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0335名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 17:56:20.57ID:???
スカシー「あれー。休みー?あーせっかくおみっちゃんの入れたコクがあるのに切れがある、渋いこぶ茶を飲みに来たっていうのに」
ヤッ太郎「ったく、気まぐれで定休日も決まってねえんだからな」
スカシー「女の子は気まぐれなものさ。とはいうものの、残念だなー」
ヤッ太郎「きっとネコハラジュクにでもショッピングに行ってんだぜ」
スカシー「私へのプレゼントならそう気を遣わなくもいいって言ってあるのに」
ヤッ太郎「ダメだこりゃ」
0336名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 17:59:15.54ID:???
<ナレーター>
説明しよう。
これが、エドロポリス八百八町の足となるカゴ電に乗るための自動券売機と、無人改札機である。
0337名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 18:09:15.33ID:???
『カゴ電が参ります。白線の内側までお下がりください』
運転手「ふあーあ。いっ!ぐわあ!」
おミツ「ん?」
カラ丸『あーあ、入ってる。乗客の皆さん。本日はわざわざご乗車いただきありがとう。
このカゴ電は我々がジャックした。おとなしくしていれば危害は加えない』
おミツ「た、大変、カゴ電ジャックだわ!」
乗客たち「ざわざわ」
0338名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 18:15:45.03ID:???
プルルン「へえ、妙なことがあるもんね」
ヤッ太郎「白昼堂々と神隠しにでもあったみたいに消えちまったんだってさ」
プルルン「もしかして、UFOの仕業?」
ヤッ太郎「トンネルの中にUFO!?もっと変だよ」
プルルン「そうね。うふふふ」
スカシー「大変だー!」
ヤッ太郎「この瓦版の記事のことだろ?」
スカシー「え、違うよ!おみっちゃんが昨日から帰ってないんだ」
プルルン「ま、外泊!?」
スカシー「まさか。あの清純なおみっちゃんが」
ヤッ太郎「もしかしたらおみっちゃん、このカゴ電に乗ってたんじゃ!」
スカシー・プルルン「えー!」
0339名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 18:20:45.06ID:???
ヤッ太郎「別に異常はなさそうだな」
プルルン「でも、カゴ電ごとそっくり消えちゃうなんておかしいわよ。きっと、このトンネルの中に何か仕掛けがあるんだわ」
スカシー「ああ、おみっちゃんどうしてるんだ。待ってろよ、必ずこのスカシーが見つけ出してやる」
0340名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 18:32:32.84ID:???
乗客たち「ざわざわ」
カラ丸「いいか?お前たちはこのトンネルの続きを掘るんだ。サボったりしたら容赦はせんぞ!」
乗客たち「うわあー」「ああー」
おミツ「ああ…ああ…」」
カラ丸「フフフフフ。ロボスコップ6号、9号、D74号!略してろくでなし!そしてツル8号!かかれ!
コラ!お前たちも掘るのを手伝うんだ!グズグズするな!」
0341名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 18:45:18.99ID:???
コーン守「ねえねえ、どウ?幻ナリ斎。例の工事の方、上手くいってるノ?」
幻ナリ斎「は。ご心配には及びません。コーン守さま。このようにただいま3分の2まで掘り進みましてございます。
突貫工事で進めておりますゆえ明日の朝ぐらいまでには」
コーン守「おっほっほっほっほ。すると、埋蔵金は、もはやアタシのものになったのも同然ネ」
幻ナリ斎「ピンポン、左様でございます。巨額の埋蔵金さえ手に入れば、天下はコーン守さまのもの」
コーン守「おーっほっほっほっほっほ。全くいい古文書を見つけたものネ。おほおほ、オフコーン」
0342名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 18:59:18.93ID:???
おじいさん「ふうふう、ああ」
おミツ「ああ、おじいさん。大丈夫?」
おじいさん「み、み、水をくれ」
おミツ「分かったわ。んー、あ、はい、ミミズ」
おじいさん「ミミズじゃー!全く若いくせに耳が遠いんじゃから」
カラ丸「ほら、サボるんじゃねえ!」
おミツ「ひどいわ…おミツ一生懸命働いてたのに」
カラ丸「ふんっ!そんな目したってダメだ。忍者は非情な世界で生きてるんだ!甘えんじゃねえ!」
おミツ「ひどいわ」
カラ丸「くどいぞ。早く働け」
おミツ「ぎゃあー!」
カラ丸「ああー!」
(ドカーン!)
カラ丸・カラス忍者たち「うわあー!」
ウサ姫「いやーん、あと少しで完成だったのにぃ」
0343名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 19:09:02.89ID:???
カラ丸「ぶはっ。ったくこのミサイル娘が」
おミツ「ミサイル娘だなんて、私気にしてるのよ。ひどいわ」
カラ丸「わー、やめろー!」
おミツ「うわーん!」
カラ丸・カラス忍者たち「ぎゃー!」
0344名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 19:26:36.55ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「結局、どこもおかしなところはないじゃないか」
プルルン「変ねえ」
スカシー・プルルン「うわあー!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「な、なんだ」
プルルン「ん?ねえ、来て。秘密のトンネルよ。ここからカゴ電を引き入れたに違いないわ」
ヤッ太郎「うわ、やばい。逃げろー!うわあー!」

<ナレーター>
気が動転した彼らは、ジェットウォマーを使うことを忘れていた。

スカシー「な、何てしつこい性格のミサイルなんだ。うわー」
(ドカーン!)
スカシー・プルルン「うわあー!」
ヤッ太郎「にゃあー」
プルルン「ああー」
ヤッ太郎「てやんでえ!ああ…(ガクッ)」
0345名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 19:31:26.91ID:???
ヤッ太郎「あのミサイルは、おみっちゃんの使っているシャムネコブランドのミサイルだ。
きっとあのトンネルの中に行方不明のみんながいるに違いない」
スカシー「行くぞ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「おう!」
0347名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 19:40:52.05ID:???
カラ丸「ぶっ、ぶはっ、やめろって言ったのに」
おミツ「余計なこと言うからよ」
カラス忍者A「カラ丸さま、あれを!」
カラ丸・おミツ「ん?」
カラ丸「おお!これぞメカEDO城の隠し部屋だ」
おミツ「えー!」
カラ丸「おお、埋蔵き…あー?
おミツ「ん?」
カラ丸「…何だこりゃ」
おミツ「埋蔵金じゃなくて、埋蔵金魚なんじゃないかしら」
カラ丸「そんな!あの確かにあの古文書には埋蔵金と。ああー!」
0348名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 19:49:54.38ID:???
カラ丸「ん?お、EDO城の地下の隠し部屋に、埋蔵金あり」

カラ丸「そ、そうだったのか。あの虫に食われていた部分には金魚の魚と書いてあったのか」
おミツ「でも、どうして金魚なんか隠しておいたのかしら」
0349名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 20:03:40.58ID:???
<解説員>
私が説明しよう。
さあ、諸君。大EDO歴史講座の時間だ。
ノートと鉛筆の用意はいいかな?
むかーし、むかし徳川ツナサラダという変わり者の将軍がおった。
ツナサラダは、毎日毎日好物のマグロばかり食べておったのじゃが、
ある日、鮮度の落ちたマグロの刺身を食べたせいで、全身にじんましんが出来てしまったのじゃ。
ツナサラダは、これをマグロの祟りであると思い込み、
マグロをはじめ、サンマでもウナギでも一切食べてはならんというお触れを出した。
これが有名な、魚類憐みの令というのじゃ。
しかも、ツナサラダは、魚釣りや、金魚すくいまで禁止して、ついには魚を飼うことまで禁じた。
この法を破った者はきついお咎めを受けたのじゃ。
しかし、どうしても川に逃がすのは忍びないという者もおってな、こっそり隠れて金魚を飼ったのじゃ。
それが、長い年月の間に、こんなに成長してしまったという訳じゃ。
それでは諸君、また会う日まで。
サラダじゃー。
0350名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 20:21:08.31ID:???
カラ丸「なるほど、そういう訳だったのか」
おミツ「分かったら早く私たちを帰してちょうだい。私、忙しいんだから」
カラ丸「そうは行かん。俺たちの秘密を知られた以上、このまま帰せるか!」
ヤッ太郎「にゃははは」
カラ丸「?」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
カラ丸「出たな!姿を現せ!」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
おミツ「助けにきてくれると思ったわ。いまやおEDOの人気者ですもの」
カラ丸「ミサイル娘は引っ込んでろ!おっと」
おミツ「う…」
カラ丸「や、やばい」
(ドカーン!)
カラ丸・カラス忍者たち「ぎゃあー!」
スカシー「ああ」
ヤッタ郎「ぐ…」
ウサ姫「あーん、またぁ」
0351名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 20:28:15.52ID:???
カラ丸「こんなところに長居は無用だ。ツル8号、直ちに脱出ルートをつくれ」
ヤッ太郎「ったく、参ったな。みなさん無事ですか」
おミツ「ええ、でもどうしましょう。生き埋めにされちゃったわ」
プルルン「何とか脱出しなくちゃ」
ヤッ太郎「よし、お助けメンバーを呼ぼう」
おタマ「あ、ニャンキーからお助けメンバーの注文だわ。急がなくちゃ」
0352名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 20:33:47.02ID:???
おタマ「ゴットンさん、出番よ。ニャンキーたちが、生き埋めのピンチなの。メカEDO城の地下へ早く行ってあげて」
ゴットン「ゴットンだ!もとい、がってんだ!」

<ナレーター>
説明しよう。
秘密忍者隊ニャンキーには、各地のピザキャット支店で店長をしている4人のお助けメンバーがいる。
彼がその一人、ゴットンだ。
0353名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 20:37:40.28ID:???
おミツ「あら」
ヤッ太郎「もう大丈夫だ」
プルルン「ゴットンね」
ゴットン「お助け忍者。あ、ゴットン参上」
(ザバァー!)
一同「うわあー!」
0354名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 20:43:53.84ID:???
<ナレーター>
こちらも説明しよう。
ツル8号にも、ロボスコップにも、重大な欠陥があった。
というのも、両方とも全くの方向音痴だったのだ。

ツル8号「(カンカンカン)」
(ザバァー!)
一同「うわあー!」

ヤッ太郎「いてて…あー!カラ丸!」
カラ丸「おのれおのれおのれ。みんな!かかれ!かかれ!かかれ!」
0355名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 20:57:09.47ID:???
「おおお」「ひー」
スカシー「てい!くらえ!これで決まりだぜ!」
カラ丸「ふんっ!」
プルルン「ふっ。ニャンキー忍法かきむしり!にゃにゃにゃにゃにゃん!」
カラス忍者「ぎゃあ!」
プルルン「にゃにゃにゃにゃん!」
ゴットン「お助け忍法砂嵐!」
カラ丸・カラス忍者たち「わ、わ、わ、あー!」
ヤッ太郎「にゃん!ふっ!にゃ!にゃ!ふっ、にゃん!」
ツル8号「(シュッ)」
ヤッ太郎「にゃん!」
0356名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 21:03:55.79ID:???
ヤッ太郎「てやんでえ!罪もない人々を誘拐し、トンネル工事の強制労働をさせるとは、その罪、許せん」

<ナレーター>
またまた説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「あ、本日も、天下無敵の大勝利!」
0357名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 21:12:24.09ID:???
コーン守「キー!何よ!埋蔵金魚とはバカにしてくれちゃって。このこのこの、この!ギー!ぐやしいー!」
カラ丸「え、もしや」
コーン守「うードゴーン!」
(ドカーン!)
カラ丸「あ、ああ!ああ!今日はこれで、ひい、ふう、みい。もう爆発はウンザリ」
0358名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/25(水) 21:16:58.24ID:???
おミツ「あら、ニャンキーたちは?」

<ナレーター>

ニャンキーの活躍によって、カラ丸たちの大胆不敵にして空前絶後の計画は水泡に帰した。
だが、この世にはびこる悪の種が尽きることはない。
がんばれ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

ヤッ太郎「今日もおEDOは日本晴れだぜ」
0359名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 17:09:24.66ID:???
次回予告

ヤッ太郎「あー!おみっちゃんとデートしたい。でも一体どうしたら。
何だって!何でも願いを叶えてくれる観音様!?
何となく怪しいけどこの際、あ、あれはカラス忍者。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。悩みを解決?カードでチーン!てやんでえ!」

『悩みを解決?カードでチーン!』
0360名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 17:12:52.38ID:???
<ナレーター>
花も実もあるアニマロイドが平和に暮らすエドロポリス。
だがしかし、ご油断めさるな。
闇に紛れた黒い影。お天道さまから逃げ隠れ。悪の限りをし放題。
いやさ、そんなやつらは許しちゃおけねえ。
ここはやっぱり、正義の味方、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0362名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 17:25:12.75ID:???
ヤッ太郎「どいたどいたどいたー!ピザキャット急行便のお通りだい!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「?」
町人たち「!?」
ヤッ太郎「にゃ、にゃにゃにゃにゃん」
子供A「怖いよー母ちゃん」
町人A「お、あれを見ろ」
ヤッ太郎「なんだあれ。あ」
ヤッタ太郎・町人たち「ひょえー!」
0363名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 17:29:54.34ID:???
町人B「なんだあれ」
ヤッ太郎「怪しいやつめ。正体を確かめてやる」
町人たち「わー」「おー」
ヤッ太郎「おっとっとっと」
0364名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 17:50:14.81ID:???
ヤッ太郎「おや?」
お坊さん「んん。ご町内の皆さん、こちらは幸せ観音でございます」
町人たち「?」
お坊さん「恋の悩み、お金の悩み、何でもこれ一枚。これ一枚で解決して差し上げます。さあさあ、買った買った」
町人たち「?」
ヤッ太郎「てやんでえ、脅しやがって。どうせそんなのインチキさ」
おばあさん「お坊さま、お坊さま、どうかそのありがたいお札を1枚、1枚売ってくだされ」
ヤッ太郎・町人たち「!?」
お坊さん「お札は千円、五千円、一万円、運命の分かれ道。難しいお願いなら500円分余計にお願い出来る。一万円のがお得だよ」
おばあさん「じゃあ、一万円のをくだされ」
おじいさん「あたたたた」
おばあさん「どうかじいさまの腰を直してくだされ」
おじいさん・おばあさん「どうか頼みます」
おじいさん「おー!直った!」
町人たち「!」
ヤッ太郎「な、なんだ!」
おばあさん「じ、じいさま」
おじいさん「わしゃ!」
おばあさん「やったね、じいさん」
おばあさん「あらー」
おじいさん「今夜は焼肉だよ」
おばあさん「あーっはっはっは」
ヤッ太郎「ガーン」
町人C「おい、わしにも一枚売ってくれ」
町人たち「私もー」「くださーい」
ヤッ太郎「…ぐぐ。て、てやんでえ!そうだ、ピザの配達忘れてた。げーうう、てやんでえー」、
0365名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/26(木) 17:59:59.36ID:???
プルルン「へえ、それで配達忘れちゃったわけ」
ヤッ太郎「そ、そうなんだ。オイラあまりのことに感動しちゃってさ」
プルルン「そんなインチキ本気にして、配達遅れた上に、ピザつっかえされてくるなんて。
もう!このすっとこどっこい!」
ヤッ太郎「にゃん!」
プルルン「罰として1週間トイレ掃除!」
ヤッ太郎「そ、そんな」
スカシー「まあ、頑張ってくれよな」
ヤッ太郎「え、にゃろー!」
プルルン「なんだって!?」
ヤッ太郎「え、え、いや、あの、スカシー」
0366名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/26(木) 18:07:20.29ID:???
トイレ掃除中のヤッ太郎「ちぇ、ついてねえなー。でもあの観音様のお札ほんとに何でも願いを叶えてくれんのかな。
だとしたら…」

おミツ「ヤッ太郎さん、好きよ」
ヤッ太郎「ヤッピー。んー」

ヤッ太郎「ん?にゃ!」
(バシャーン)
ヤッ太郎「んー。いいかもしんない」
0368名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/26(木) 18:25:22.69ID:???
コーン守「おーっほっほっほっほ。小判はいつ見ても良いものネ」
幻ナリ斎「民衆とは愚かな者。我らが計画にうまうまと騙されおって。
しかし予想外の大儲けでございましたな。これを幕府を倒す軍資金とすれば、コーン守さまが天下を取るのも時間の問題」
コーン守「こうなったら、観音のお札を売って売って売りまくってこーイ」
カラ丸「お任せください。必ずやお望み通り」
0369名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/26(木) 18:43:22.38ID:???
(チーン)
女の子A「素敵な彼が出来ますように」
(チーン)
女の子A「うふ」
(チーン)
女の子B「素敵な人が見つかりますように」
(チーン)
『もう一枚お入れください』
女の子B「むう!」
ヤッ太郎「にゃん!貯金はスッカラカンになっちゃったけど、おみっちゃんのハートを射止めるためなら、安いもんだよなー。
にゃんにゃんにゃんにゃん(ドガッ)」
『皆さま、誠に申し訳ございません。本日のお札は全部売り切れです。またのお越しをお待ちしております』
ヤッ太郎「何だよー。せっかく来たのに。ん?わ、もらった!あれ?」
お坊さん「お若いの。ネコババはいけませんぞ」
ヤッ太郎「い、いくらオイラがネコだからってネコババなんて!ねえねえ、お金ちゃんと出すからそのお札売ってよー」
スカシー「ちょっと待った」
ヤッ太郎「にゃん!」
スカシー「このお札は僕が頂こう。おみっちゃんにふさわしいのはこの僕だ」
ヤッ太郎「てやんでえ!てめえなんかに渡してたまるか!」
スカシー「何言ってんだ!」
ヤッ太郎「いつもいいところで来やがって、このヤロー」
スカシー「バカヤロー」
お坊さん「バカな町人どもめ、これは貰っていくぞ」
ヤッ太郎「引っ込んでろって言ってんだ、バカヤロー!てやんでえ」
0370名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/26(木) 18:52:14.68ID:???
おタマ「?」
スカシー「札、札…ふ」
おタマ「あらスカシーさん、こんなところで何してんの?」
(チーン)
ヤッ太郎「どうか、おみっちゃんともっともっと仲良くなれますように。パンパンと」
(チーン)
ヤッ太郎「ひえー!いっぺんで0に!オイラってそんなに望みなかったのかなあ」
大宮の主人「お坊さま、お坊さま!私は両国の海鮮問屋大宮の主人でございます。
本日は大切なお願いがあって参りました。どうかお聞きくだされ」
0371名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 19:00:43.81ID:???
コーン守「ぬわぁにい!?あの大宮が観音を屋敷に招きたいですっテ?」
幻ナリ斎「は。商売繁盛を願って屋敷の中で大々的に祭りを催したいと」
コーン守「ふーむ、大宮といえばエドロポリス一の金持ち。しかも、警戒が厳しくていまだにどんな盗賊も入れないと聞いてたけド」
幻ナリ斎「左様。しかし、観音様には無防備のはず。そろそろせこい金儲けはやめにして、一気に幕府転覆の軍資金を」
コーン守「んふフ。それもいいわネ」
0372名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/26(木) 19:08:50.36ID:???
おミツ「〜♪」
ヤッ太郎「にゃあ…んん、やあ、おみっちゃん」
おミツ「あら、ヤッ太郎さん配達?」
ヤッ太郎「え、いや」
町人D「やあ、おみっちゃん」
おミツ「まあ、鈴の助さんいらっしゃい」
ヤッ太郎「ああ…えー!観音様のうそつきー!」
0373名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/26(木) 19:15:58.01ID:???
町人たち「このー」「詐欺ー」
大宮の主人「うはははは。ウキウキ」
お坊さん「バカめ。自分の財産がそっくり盗み出されるとも知らず」
カラス忍者たち「ケケケケケケ」
0374名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/26(木) 19:27:04.84ID:???
ヤッ太郎「一万円も取っといて願いを叶えてくれないなんてひどいや。絶対にお金返してもらうぞ」
大宮の主人「祭りだ祭りだちょちょいのちょい。観音祭りだちょちょいのちょい。飲めや歌えやちょちょいのちょい」
女性A「ツルっと一杯」
ヤッ太郎「にゃあ、いたな!あ、あれは。このヤロ。中で何をしていたのか言ってもらおうか」
カラス忍者A「ああ…」
ワーン守る「そうか。でかしたぞ、ヤッ太郎」
(trrrrr…trrrrr…)
おタマ「はい、ピザキャットでございます。ええ?はい…でも配達員が」
ヤッ太郎「両国の大宮さんに特製ピザニャンキーの注文だろ?」
スカシー・プルルン「ん?」
おタマ「特急便でよろしく!」
0375名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 19:31:04.14ID:???
おタマ「これでよーしっと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されます。危ないですから、どちらさまも白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんがお月さんに向かって飛んでく」
伊津茂乃母「お付き合いも大変だね」
0376名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/26(木) 19:40:42.37ID:???
大宮の主人「ZZZzzzz…」
祭りに参加した者たち「ZZZZZZZZ…」
(チーン)(チーン)(チーン)(チーン)(チーン)(チーン)
カラス忍者たち「千両箱、千両箱、千両箱…」
カラ丸「フフフフフ、眠り薬があんなに効くとはな。さあ、急いで全て運び出すのだ」
ヤッ太郎「にゃはははは!にゃーっはっはっはっは!」
カラ丸「その声は!」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
カラ丸「!?」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「ええい!いつも肝心なところでしゃしゃり出おって!皆の者、かかれ!」
0377名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 19:48:25.30ID:???
カラス忍者たち「カァー!」
ヤッ太郎「ええい!てい!」
カラス忍者たち「カァー!」
スカシー「てやあ!はあ!」
プルルン「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」
カラス忍者たち「うわあ!」
プルルン「そーれ」
カラス忍者たち「うわあ!」
ヤッ太郎「にゃっと!」
スカシー「えい!」
カラ丸「えい、面倒だ!アリガタヤ1号で攻撃だ!」
0378名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 19:57:06.45ID:???
ヤッ太郎「へへ、そんなインチキ観音怖くねえや!にゃあ」
スカシー「うわ」
プルルン「ああ」
スカシー・プルルン「ああ…」
プルルン「見て!」
カラ丸「ニャンキーどもにお前の恐ろしさを思い知らせてやれ!」
プルルン「ふっ」
ヤッ太郎「えい!」
スカシー「てやあ!」
プルルン「ふっ、ああ!う、ああー!」
スカシー「プルルン、うわー」
ヤッ太郎「スカシー!」
カラ丸「ははははははは。残るはあと一人」
ヤッ太郎「てやんでえ!おらおらおら、やったろうじゃねえか!にゃんでこうなんの。こうなったら、お助けメンバーを呼ぼう」
おタマ「あ、お助けメンバーの注文だわ。急がなくちゃ。リキノシンさん、ニャンキーのピンチよ。両国の大宮へ飛んでちょうだい」
0379名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 19:57:48.91ID:???
ヤッ太郎「へへ、そんなインチキ観音怖くねえや!にゃあ」
スカシー「うわ」
プルルン「ああ」
スカシー・プルルン「ああ…」
プルルン「見て!」
カラ丸「ニャンキーどもにお前の恐ろしさを思い知らせてやれ!」
プルルン「ふっ」
ヤッ太郎「えい!」
スカシー「てやあ!」
プルルン「ふっ、ああ!う、ああー!」
スカシー「プルルン、うわー」
ヤッ太郎「スカシー!」
カラ丸「ははははははは。残るはあと一人」
ヤッ太郎「てやんでえ!おらおらおら、やったろうじゃねえか!にゃんでこうなんの。こうなったら、お助けメンバーを呼ぼう」
おタマ「あ、お助けメンバーの注文だわ。急がなくちゃ。リキノシンさん、ニャンキーのピンチよ。両国の大宮へ飛んでちょうだい」
リキノシン「どすこい」
0380名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 20:11:26.23ID:???
<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎が首の鈴を鳴らすと、おタマの首の鈴が鳴り、ヤッ太郎たちのピンチを知らせるのだ。

プルルン・スカシー「う!」
ヤッ太郎「ぶは、はあはあはあ、ぶくぶく」
カラ丸「いいぞ、アリガタヤ1号。はっはっはっはっは」
リキノシン「(プシューッ)(プシューッ)」
(ドカーン!)(ドカーン!)
スカシー「ぎゃあー!」
プルルン「ふっ」
ヤッ太郎「ぷは、はあ」
リキノシン「お助け忍者リキノシン。助太刀するでごわす」
ヤッ太郎「おお、リキノシン」
リキノシン「(プシューッ)(プシューッ)」
(ドカーン!)
カラ丸「おお、ああ」
カラス忍者たち「ぎゃあー!」
カラ丸「ええい、小判さえ頂いてしまえば用はない。脱出だ!わっはっはっはっはっは」
ヤッ太郎「むう、なんと卑怯な」
0381名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 20:18:59.84ID:???
ヤッ太郎「EDO庶民の夢を食い物し、あまつさえ純真なオイラの願いまでも弄んだ罪、許せん」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
カラ丸「ああ、ああ、ああ、うわああ!ぎゃあー!」
(ドカーン!)
カラス忍者たち「ぎゃあー!」
カラ丸「おのれ!この次は負けんぞ!」

ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
リキノシン「どすこい!」
0382名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 20:22:04.34ID:???
コーン守「キー!どうして!どうしていつもこうなるノ!く・や・しいー!コーン」
(ドカーン!)
幻ナリ斎「ででで、いた。あ、落ちた。ゲンナリサイ」
0383名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/26(木) 20:27:15.02ID:???
<ナレーター>
こうして、ニャンキーたちの活躍により、またまたエドロポリスの平和は守られた。
だが、この世にはびこる悪の種が尽きることはない。
がんばれ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

(ドサッ)
ヤッ太郎「にゃ、にゃおー」
0384名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 14:51:51.16ID:???
次回予告

ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!?おみっちゃんとプルルンが二人が歌手デビュー!?
イカす。イカすぜ!おみっちゃん。あ、プルルンもまあまあだよ。
だけど、何かおかしいなー。と思ったら、今回もやっぱりカラカラ一族が」
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。アイドル誕生?芸能界の甘い罠。てやんでえ!」

『アイドル誕生?芸能界の甘い罠』
0385名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 14:55:03.52ID:???
<ナレーター>
花も実もあるアニマロイドが平和に暮らすエドロポリス。
だがしかし、ご油断めさるな。
闇に紛れた黒い影。お天道さまから逃げ隠れ。悪の限りをし放題。
いやさ、そんなやつらは許しちゃおけねえ。
ここはやっぱり、正義の味方、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0387名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 15:28:15.68ID:???
ヤッ太郎「にゃにゃにゃんにゃん。おみっちゃん。これはオイラからのサービスだよ」
スカシー「フッ、何も言わずに受け取って欲しいな。僕の気持ち」
おミツ「ええ…でも」
スカシー「おみっちゃんは僕に会いに来たんだよ。ドラネコはシッシッ」
ヤッ太郎「何だと、このヤロー!だいたい何が、フッ、何も言わず受け取って欲しいな、僕の気持ち、だよ。おめえの気持ちは揚げたてポテトか!」
スカシー「そう、揚げたてポテトは熱くて長い。つまり、僕の思いは熱く長く続くのさ。ね、おみっちゃん」
ヤッ太郎「てやんでえ!キザなこと抜かしやがって」
プルルン「ちょっとあんたたち、さっさと配達に行ってきなさいよ!」
ヤッ太郎「ったくうるせえなー。ヤッ太郎さん、配達に行ってもらえないかしらってな具合にできねえのかね」
スカシー「ほんと。同じレディでもおみっちゃんとは月とスッポンだよ」
プルルン「月とスッポン?」
ヤッ太郎「おまけにブを足しゃブスッポンとくりゃあ」
スカシー「おい、ヤッ太郎。そりゃちょっと言い過ぎなんじゃねえか?」
プルルン「スカシー」
スカシー「こんなブスとスッポンを一緒にしたら、スッポンが可哀そうじゃねえかよ」
プルルン「…っ!」
ヤッ太郎・スカシー「…」
プルルン「なんか言ったかしら二人とも!」
ヤッ太郎・スカシー「うわ!行ってきまーす!」
プルルン「全くもう」
プルルン・おミツ「ふふふふふ」
???「その笑顔最高。はははははは。いやースバラシイ。?」
プルルン「キャー!」
???「ミニズキのミミズク。なんちゃって。あははははは」
(ボカッ)
プルルン「何なのよこいつは」
???「いやー、失礼。実は私、こういう者です」
0388名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 15:47:51.70ID:???
おミツ「?。ライブハウス末広オーナー、ミミー末広」
ミミー末広「そう、ねえ、君。アイドルになってみないかい?さっきの笑顔でピーンと来た。君ならエドロポリス一のアイドルになれる」
おミツ「ええー、で、でも」
プルルン「いいじゃない。アイドルったら、女の子の憧れよ」
ミミー末広「そうそう」
プルルン「それに、若い時には何事も経験だし」
ミミー末広「そうそう」
プルルン「アイドルになろうよ、私たち」
ミミー末広「そうそう。え?私たち?」
プルルン「うん」
ミミー末広「いや、僕が欲しいのはあのこちらの」
おミツ「プルルンさんと一緒なら私もやります」
ミミー末広「えー!」
プルルン「そうこなくっちゃ」
ミミー末広「あの…」
プルルン「私たちはもうアイドルなのよ」
ミミー末広「ちょっと…」
プルルン「まずは挨拶の練習からね」
おミツ「ええ」
プルルン・おミツ「よろしくお願いしまーす!」
ミミー末広「ま、いっか。あっはっはっはっはっは。はあ…」
0389名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 16:08:11.54ID:???
ヤッ太郎「なにー!アイドルのスカウトだ!?いってえ誰がアイドルだって?」
プルルン「〜♪」
ヤッ太郎「え"!」
おタマ「それとおみっちゃん」
ヤッ太郎「なんかの間違いじゃねえの?おみっちゃんなら分かるけど、
エドロポリスで1、2を争うじゃじゃ馬ギャルのプルルンがアイドルなんて、大地震の前触れか?
にゃ!いってえな!何しやがんでえ!おい、聞いてんのかよ!
ケッ、もしもプルルンがアイドルになれたら、ネオにほん橋の欄干に尻尾で立って、
両方の鼻の穴一度にほじりながら、ついでにおならプーまでかましてやらあ」
おタマ「やたらなこと言わない方がいいわよ」
ヤッ太郎「ケッ、てやんでえ」
0390名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 16:11:46.36ID:???
町人たち「あはははははは」
ヤッ太郎「おうおう、オイラ見せもんじゃねえぞ」
おタマ「どう考えても見世物よ」
ヤッ太郎「…ほっといてちょうだい」
0391名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 16:24:44.71ID:???
おミツ「♪風はパステルに駆け抜けていくから ネコハラジュク SHINING」
プルルン「♪待ちくたびれてる抹茶のおいしい店でお耳だけぴくぴく(うーっ、許すまじ!)」
おミツ「♪可愛いひとと」
プルルン「♪カゴ電の中で」
プルルン・おミツ「♪腕組みなんてUSOでしょ?」
プルルン「ジョーダンじゃないわよっ!」
プルルン・おミツ「も・お!エドロポリス中を引きまわしの上に ひゃくたたきだからね!
こ・き・くるくる くれば 恋は YASU-けくない…の TOUCH ME DOWN!」
0392名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 16:27:57.41ID:???
おミツ「♪風はパステルに駆け抜けていくから ネコハラジュク SHINING」
プルルン「♪待ちくたびれてる抹茶のおいしい店でお耳だけぴくぴく(うーっ、許すまじ!)」
おミツ「♪可愛いひとと」
プルルン「♪カゴ電の中で」
プルルン・おミツ「♪腕組みなんてUSOでしょ?」
プルルン「ジョーダンじゃないわよっ!」
プルルン・おミツ「♪も・お!エドロポリス中を引きまわしの上に ひゃくたたきだからね!
こ・き・くるくる くれば 恋は YASU-けくない…の TOUCH ME DOWN!」
0393名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 16:46:16.24ID:???
ヤッ太郎「おみっちゃんとプルルンでミップルか。いや、うめえことつけたもんだね」
(トントン)
プルルン「どうぞー」
ヤッ太郎「へえるぜ」
プルルン「ヤッ太郎、来てくれたのね。どうだった?私たちの歌。あら?」
ヤッ太郎「いやー、良かったよ。おみっちゃん。顔だけじゃなくて、歌もイカすぜ、ったく」
おミツ「ありがとう、ヤッ太郎さん」
スカシー「君の美しさが、みんなに認められたんだ。嬉しいけど、もう僕だけの者だけじゃないのが、ちょっぴり悲しいぜ」
ヤッ太郎「くせえセリフ」
プルルン「(もうヤッ太郎たちったら)二人とも、次のステージの準備があるから、そろそろ帰ってくんない?」
ヤッ太郎「そんな、まだいいだろ?」
プルルン「とにかく早く帰ってちょうだい!あ」
ヤッ太郎「そんなこと…そんなこと言うプルルンなんて。オイラの知ってるプルルンじゃねえやい」
スカシー「そうだよ。僕達の知ってるプルルンは、プルルンは」
ヤッ太郎・スカシー「こんなだよーだ」
プルルン「あ…あ…こーのー!すっとこどっこい!もう、ヤッ太郎たちなんか、知らないんだから!」
ヤッ太郎・スカシー「…う」
0394名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 16:58:22.71ID:???
ヤッ太郎「しっかしあそこまでやるこたあねえよな」
スカシー「まあ俺たちも、顔真似上手すぎたよな」
ヤッ太郎「てやんでえ。プルルンなんかとはもう口きかねえ」
町人たち「わーわー」
ヤッ太郎・スカシー「?」
町人たち「がやがや」
店の主人「並んでください」
スカシー「ところでヤッ太郎、前から考えてたんだけど、変だと思わねえか?」
ヤッ太郎「というと?」
スカシー「いくらなんでも、騒ぎすぎだぜ」
ヤッ太郎「うーん」
0395名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 17:06:05.12ID:???
幻ナリ斎「狙い通りミップルの人気は上々。かくなる上はいよいよ作戦の決行かと思われますが」
コーン守「まあいいわネ、いいわネ。若い娘はピチピチ、プリプリたまんない。アタシって…」
幻ナリ斎「コーン守さま」
コーン守「幻ナリ斎」
幻ナリ斎「ははあ」
コーン守「どっちのおなごがお好ミ?」
幻ナリ斎「だあ(ズコッ)コーン守さま!」
コーン守「ああン、もう、許しテ」
幻ナリ斎「やっぱ右ですかね」
コーン守「コーン!(ズコッ)」
0396名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 17:20:59.17ID:???
ミミー末広「へっへっへっへっへ。わははははは。もとい。
カラ丸「ふふふふふ。いよいよ作戦開始だ。
マイクに仕掛けた催眠装置のおかげで、あの二人のコンサートを聴いたものは、我らカラカラ一族の言うがままなのだ。
ふふ。ふふふふふふ。
時は来た!
オメデトウ3号、そしてゴザイマス7号よ!
ふふふふ」
0397名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 17:36:43.00ID:???
コーン守「あ、コン、あ、コン、コンコンコン。コンコンコン。
オーッホッホッホッホ。あの蔵の中にある将軍家の武器は、もうすぐぜーんぶアタクシのもの。
来たるべき幕府転覆の日に備えて、まずは武器の調達ヨ!」
幻ナリ斎「夜明けとともに作戦開始でございます」
コーン守「ところで幻ナリ斎、ちと物を訪ねるわネ」
幻ナリ斎「は。なんでございましょう」
コーン守「あのネ、あのネ」
幻ナリ斎「うむ」
コーン守「どうして今回のメカは、下半身が空っぽなノ?」
幻ナリ斎「あー!で、ですから」
コーン守「まさかあーたつくるの忘れた、へへへ、ってことはないわよネ」
幻ナリ斎「ま、まさか。無論考えがあってのことにございまして。そのー、あのー」
0398名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 17:51:17.37ID:???
オメデトウ3号・ゴザイマス7号「おめでとうございまーす!」
町人たち「うわあああ」
オメデトウ3号「はい、回ります!」
ゴザイマス7号「はっ!」
男「なんてやつだ、あいつ芸をしながら町を壊しているぞ」
女「怖いわ、あんた」
オメデトウ3号「私は頭脳労働専門にやらさせて頂いております」
男「なんてやつだ、あいつはただ喋るだけだぞ」
女「怖いわ、あんた」
男「ん?」

<ナレーター>
説明しよう。
この2体のメカは、ご覧のように、人力で動いているのだ。
これは、幻ナリ斎がつくり忘れたからだというのは、言うまでもない。

コーン守「むほほほ。いいわヨ。むほほほほほ。いけいけー!目指すは将軍家の武器蔵ヨ!」
0399名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 18:01:21.11ID:???
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物、特急便が発射されまーす。危ないですから、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんが飛んでくよ」
伊津茂乃母「1週間も待ってると首が疲れるわね」
ヤッタ郎・プルルン「ふん」
スカシー「やれやれ」
0400名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 18:15:49.43ID:???
オメデトウ3号「私、喋るだけではありません。シャベルも使います」
カラ丸「ふふふふふふ。これで将軍家の武器は頂きだ」
ヤッ太郎「にゃはははは。にゃはははは」
カラ丸「その声は」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「おのれ、毎回毎回同じパターンで決めおって。者どもかかれ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「たあ!」
0401名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 18:38:29.75ID:???
ヤッ太郎「でい!」
カラス忍者A「うぐう」
スカシー「とう!」
カラス忍者B「わあ」
プルルン「やあ!」
カラス忍者C「うわ」
カラス忍者たち「ごめんなさーい」
カラ丸「うぐ…」
プルルン「いやー!なーにすんのよ!」
(バシッ)
ヤッ太郎「なーにしやがんでえ!わざとじゃねえだろ!この怪力女!」
プルルン「か、怪力女ですって!?誰のこと言ってるのよ!」
スカシー「二人とも、こんな時に喧嘩してる場合じゃないだろ」
カラ丸「今だ、やれ。ゴザイマス7号」
ゴザイマス7号「はい。ほい」
スカシー「うわあ」
ヤッ太郎・プルルン「ええ」
ヤッ太郎・プルルン「ああ!」
ゴザイマス7号「それでは参ります。はあ」
オメデトウ3号「はい」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わああああああ」
オメデトウ3号「は」
ゴザイマス7号「おめでとうございまーす」
ヤッ太郎「はーねーらー。めでたかねえや。こうなったら」
0402名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 18:53:27.73ID:???
<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎が首の鈴を鳴らすと、おタマの鈴も同時に鳴る。
これが、

おタマ「お助けメンバーの注文のサインだわ。
両国支店、両国支店」
リキノシン「なんでごわすか」
おタマ「リキノシンさん。ニャンキーのピンチよ。助けてちょうだい」
リキノシン「了解でごわす。どすこい!」
カラ丸「さあ、お前たち。早くやつらを片付けるんだ」
オメデトウ3号・ゴザイマス7号「はい!」
カラ丸「新手か?」
リキノシン「お助け忍者リキノシン。助太刀するでごわす」
カラ丸「ふふふふ。ははははははは」
ヤッ太郎「何がおかしいんでえ、カラ丸」
カラ丸「攻撃するのは構わんが、これを見てからでも遅くはないぞ」
オメデトウ3号・ゴザイマス7号「はい」
ヤッタ郎「ああ!」
スカシー・リキノシン「ああ」
カラ丸「さあ、撃つがいい。どうした?撃たぬか。ははははははは」
0403名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 19:00:13.67ID:???
幻ナリ斎「あ、そうか。なるほど」
コーン守「何が、なるほどなノ?」
幻ナリ斎「いえいえ、こちらの話で。あのメカを人力にしたのはニャンキーたちが攻撃出来ないようにするためだったのでございます」
コーン守「うん、さすがは幻ナリ斎。おっほっほっほっほ」
幻ナリ斎「でえ、あー助かった」
0404名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 19:26:21.95ID:???
ヤッ太郎「てやんでえ、ど、どうすりゃいいんだ」
カラ丸「はははは。我らがどうやってメカを動かす者たちを集めたか、知りたいだろう?」
ヤッ太郎「うっせえ!今それどころじゃねえや!」
プルルン「どうすりゃいいのかを考えてるんだから、横でガタガタ言わないでよ!」
カラ丸「!?人の話を聞け!我々はアイドルを利用したのだ!」
ヤッ太郎「な、何!?」
カラ丸「バカな町娘を利用して二人騙して、アイドルとしてデビューさせたのさ。
お前たちも知ってるだろう。ニップルというデュエットだ」
プルルン「!」
カラ丸「ニップルの二人は、マイクに催眠装置がついてるとも知らずにあちこちで歌ってくれたよ。
あのメカを動かしているのはニップルのファンばかりだ。まったくバカな町娘は使いようさ」
プルルン「許さない!私は賢いからいいけど、おみっちゃんをバカな町娘だなんて、許さないんだから」
スカシー「ちゃっかり自分のこと外してるぜ」
ヤッ太郎「おめえもだってえの」
プルルン「何か言った?」
ヤッ太郎・スカシー「いいえ、何にも」
プルルン「乙女の怒り、思い知れ!てやあ!んぐぐ‥たあ!」
(ドーン!)
プルルン「たあ!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「すげえ…」
プルルン「リキノシンさん、目覚めの一発!」
リキノシン「どすこい!」
(ドーン!)
プルルン「さあ、みんな逃げて!」
町人たち「…ん?うわあー」
0405名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 19:32:03.74ID:???
カラ丸「お前たち、もう一度手毬攻撃だ!」
オメデトウ3号・ゴザイマス7号「はい」
ヤッ太郎「同じ手はくわねえぜ!
二人の娘を騙し、さらに、町人を人質にとった罪、許せん」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
カラ丸「おのれ!覚えてろ!」
ヤッ太郎「天下無敵の大勝利!」
0406名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 19:35:42.22ID:???
コーン守「ねえ、またヨ。またまたこうなったのヨ」
幻ナリ斎「はい、そうですね」
コーン守「キー!くやしー!」
幻ナリ斎「は、離して。離して。離して」
(ドカーン!)
0407名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/30(月) 19:43:56.17ID:???
プルルン・おミツ「♪あなたなしだなんて…」

<ナレーター>
もう二人はアイドルではなかった。
催眠電波の影響で、みんなミップルのことはコローッと忘れてしまったのだ。

ヤッ太郎「元気出せよ、プルルン」
スカシー「おみっちゃん、君には笑顔がお似合いだよ」
プルルン「ヤッ太郎」
ヤッ太郎「ん?」
プルルン「え」
おミツ「ありがとう、おミツ。おミツ。感激!」
スカシー・プルルン「うわあ」
ヤッ太郎「ええ!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「今日は、ないかと思ったのに」
0408名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 16:42:10.42ID:???
次回予告

ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!?コーン守からピザの注文が入ったって!?
よーし、ついでにやつらの陰謀を暴いてきてやるぜ。
と思ってメカEDO城まで来たみたけれど、誰だ!そこにいるのは!え、あなたはウサ姫さま!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。探検!オテンバ姫の遊園地。てやんでえ!」

『探検!オテンバ姫の遊園地』
0409名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 16:45:00.66ID:???
<ナレーター>
花も実もあるアニマロイドが平和に暮らすエドロポリス。
だがしかし、ご油断めさるな。
闇に紛れた黒い影。お天道さまから逃げ隠れ。悪の限りをし放題。
いやさ、そんなやつらは許しちゃおけねえ。
ここはやっぱり、正義の味方、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0412名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 17:08:19.35ID:???
ワーン守「お待ちください、姫さま!お待ちを!」
ウサ姫「もうしつこいやつじゃのう。いやじゃ。姫はお勉強などもう飽き飽きじゃ」
ワーン守「何を申されます。お戻りを」
ウサ姫「べーだ」
ワーン守「ああ!姫さまー。お待ちを!うわ」
ウサ姫「ああ」
ワーン守「姫さまー」
ウサ姫「いやあー。あ、父上」
徳川イエッイエッ「?」
ワーン守「あ、上さま。父上、ワーン守が姫をいじめるのじゃ。助けてくりゃれ」
徳川イエッイエッ「イエッイエッイエッイエッイエーイイエッ」
ウサ姫「…」
ワーン守「姫さま、上さまがあれでは、家臣指導心細い限り、何とぞしっかりお勉強をば」
ウサ姫「むう。あーあ、どこぞに姫の友達になってくれる者はおらんのかや。バカでドジでひょうきんで、顔見ただけで笑えるような」
ワーン守「ピッタリなのが一人おるなあ」
0413名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 17:14:43.30ID:???
ワーン守「お待ちください、姫さま!お待ちを!」
ウサ姫「もうしつこいやつじゃのう。いやじゃ。姫はお勉強などもう飽き飽きじゃ」
ワーン守「何を申されます。お戻りを」
ウサ姫「べーだ」
ワーン守「ああ!姫さまー。お待ちを!うわ」
ウサ姫「ああ」
ワーン守「姫さまー」
ウサ姫「いやあー。あ、父上」
徳川イエッイエッ「?」
ワーン守「あ、上さま」
ウサ姫「父上、ワーン守が姫をいじめるのじゃ。助けてくりゃれ」
徳川イエッイエッ「イエッイエッイエッイエッイエーイイエッ」
ウサ姫「…」
ワーン守「姫さま、上さまがあれでは、家臣指導心細い限り、何とぞしっかりお勉強をば」
ウサ姫「むう。あーあ、どこぞに姫の友達になってくれる者はおらんのかや。バカでドジでひょうきんで、顔見ただけで笑えるような」
ワーン守「ピッタリなのが一人おるなあ」
0414名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/31(火) 17:23:38.97ID:???
ヤッ太郎「ふぇ、ふぇ、ふぇっくしょん!」
プルルン「ああ」
スカシー「げっ、きたねえ。ピザにかかったじゃねえか!」
ヤッ太郎「んー誰かオイラのこと噂してるな。もしかしておみっちゃ…」
(ドカッ)
スカシー「んな訳ねえだろ」
プルルン「それよりこのピザどうするの?これじゃお客さんに出せないわよ」
ヤッ太郎「こんなもん。こうして、こうして、こうすれば。ほれ、出来上がり」
スカシー「ほほう、上手いもんだね。さすが忍者ネコ。隠すのは大の得意」
ヤッ太郎「ま、そういうことだ」
ヤッ太郎・スカシー「にゃはははははは。あ」
プルルン「むう…」
ヤッ太郎「にゃははははは。やっぱダメ?」
スカシー「あはははは」
プルルン「このー!」
(ドカッ)(ドカッ)
ヤッ太郎・スカシー「……」
プルルン「当たり前でしょ」
0415名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/10/31(火) 17:42:47.55ID:???
ウサ姫「ああ、もういや!姫は勉強などもうイヤ!誰か気晴らしに面白い話をしてくりゃれ。面白かったら褒美をとらすぞ」
城の者A「姫、昨日私道で1000円拾いました」
ウサ姫「うん、それで?」
城の者B「それだけです」
ウサ姫「やつを島流しにせい!」
城の者B「お許しをー!お許しをー!」
ウサ姫「他にないのか?なんぞ面白い話は」
城の者C「そういえば夜になると城の壁や天井から奇妙な音が聞こえてくるとか」
城の者D「拙者もその話は聞き申した。巨大な虫が老中エリアを彷徨うとか」
ワーン守「何!老中エリア!コーン守さま」
コーン守「コン。おほほほほほほ」

<解説員>
説明しよう。
メカEDO城は幕府の重臣が分割して支配しておる。
ここが、将軍の支配する将軍エリア。
ここが、コーン守の支配する老中エリア。
ちなみに我らがワーン守の大目付エリアはたったこれだけなのだ。

コーン守「ま、アタシは何も知りませんことよ。大方幽霊か妖怪の仕業じゃございませんの?」
ウサ姫「何?幽霊?妖怪?これは面白そうじゃのう。ふふふふふ」
ワーン守「また姫の悪い癖が始まった」
0416名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 17:54:15.13ID:???
コーン守「んフ。で、工事の進み具合はどうなノ?」
幻ナリ斎「は。あと2、3日で完成かと」
コーン守「なるべく静かにやってネ。みんな音が聞こえるとか言って騒いでるかラ」
幻ナリ斎「ははあ」
コーン守「フフ。まもなく老中エリアはカラクリ屋敷になル。来たるべき幕府転覆の日にはきっと敵をやっつけてくれるワ」
幻ナリ斎「しかしちょっと困ったことが起こりまして」
コーン守「困ったこト?」
幻ナリ斎「はい、忍者たちは連日連夜コキ使われてヘトヘト。せめて夜食を差し入れませんと」
コーン守「夜食ねエ」
幻ナリ斎「はい、そこで。このピザなら南蛮渡来の食べ物。深夜でも3分以内に届けてくれるとか。是非これをば忍者どもの夜食に」
コーン守「もうしょうがないわネ。いいワ。特別に許してあげル。ただし、お金はアンタが払ってネ」
幻ナリ斎「なは(ズコッ)」
0417名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 18:03:20.18ID:???
おタマ「はい、ピザキャットでございます。はい、一番安いピザを30人前ですね。
お名前と住所、電話番号をお願いします。メカEDO城老中エリア1号室室狐塚コーン守さまですね。
はい、3分以内にお届けします」
スカシー「コーン守が?一体、どういうことだ」
ヤッ太郎「どうもこうも、ようするにピザが食いたいってんだろ。オイラが行ってくるぜ」
スカシー「相手はコーン守だぞ。ワーン守さまにご報告を」
プルルン「そうよ。下手に動かない方が」
ヤッ太郎「大丈夫だって。ついでに老中エリアも探検してくらあ。ま、このオイラにまっかせなさい」
0418名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 18:06:16.08ID:???
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。危ないですから、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「夜も見てるなんて、私たちって暇ねえ」
0419名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 18:13:09.10ID:???
ヤッ太郎「えーと、届け先の目印はっと」
コーン守「ここヨ。ここヨ。ピザ屋っさーン!」
ヤッ太郎「げろげろ、げー!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「ピ、ピザ屋だす」
コーン守「ご、ご苦労さま」
ヤッ太郎「(こいつがコーン守)」

<ナレーター>
これがヤッ太郎のファーストキスだった。

コーン守「おエー」
ヤッ太郎「おえー」
0421名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 18:20:00.48ID:???
コーン守「ああ、気持ち悪かっタ」
ヤッ太郎「あのー、もういいすか?」
コーン守「あらまだいたノ?」
ヤッ太郎「あはは。それじゃあアッシはこれで。岡持ちは後で取りにきやす。ひー、シメシメ」
コーン守「お待チ。出口はあっちヨ」
ヤッ太郎「へへへ、どうもすいやせん」
コーン守「ったく、近頃の若いもんと来たラ。でも美味しかっタ。んフ」
0422名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 18:32:35.47ID:???
ヤッ太郎「にゃ。
ん!?
にゃん。
ん!なんだあの音は」
(ツン)
ヤッ太郎「うあー!だ、誰だ!誰だ!誰でい!あ、あなたは?ウ、ウサ姫さま。なんでこんなところに」
ウサ姫「そなたこそ何者じゃ」
ヤッ太郎「オイラは忍者。あーいけね」
ウサ姫「うふふふ、ふふふ。姫にうしろを取られるようなマヌケな忍者などおるものか」
ヤッ太郎「え!(し、知らなかった。オイラマヌケだったんだ)」
ウサ姫「面白いやつ。家来にしてつかわすから、姫の探検に付き合え」
ヤッ太郎「マヌケ…マヌケ…」
ウサ姫「ん?出たな、妖怪」
ヤッ太郎「な、なんだ?」
???「見たなー」
ウサ姫・ヤッ太郎「ぎゃー!」
0423名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 18:46:29.47ID:???
ヤッ太郎「ぎゃー!」
ウサ姫「あははははは!大丈夫かや?」
ウサ姫・ヤッ太郎「?」
ウサ姫「あはははは!」
ヤッ太郎「にゃにゃにゃにゃにゃん」
スカシー「えー!ヤッ太郎が予備のエネルギーパックを持ってない!?」
プルルン「ええ、きっと正式な任務じゃないから忘れたんだわ」
スカシー「あのすっとこどっこいが。俺たちニャンキーのエネルギーが、太陽光線だってことを忘れたのか」
プルルン「ヤッ太郎、エネルギーの無駄遣いしなきゃいいけど」
ヤッ太郎「にゃ、にゃ、にゃ、にゃ、にゃ、にゃ、にゃん」
ウサ姫「あははははは。あははははは」
???「フンコロコロ、フンコーロ、フンコーロ」

<ナレーター>
ヤッ太郎は、エネルギーの無駄遣いをしていた。

ヤッ太郎「にゃー!」
ウサ姫「あはははは!サイコー!」
0424名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 19:01:22.62ID:???
ヤッ太郎「にゃお!わー!」
(ドン!)
ヤッ太郎「う」
ウサ姫「これじゃ、これじゃ。姫が求めていたのはこのスリルじゃ」
ヤッ太郎「何を呑気なことを」
(ザバァー!)(ザバァー!)(ザバァー!)
ヤッ太郎「しまった、水攻めだ」
ウサ姫「わーい、水攻めじゃ。水攻めじゃ。
ほれほれ、このままじゃ溺れてしまうぞ。どうするのじゃ、どうするのじゃ」
ヤッ太郎「もう、楽しんでる場合じゃないでしょ。えーいこうなったら、当たって砕けろだ。にゃろー!
な、な、どうなってるんだこれ。なんじゃこりゃ」
プルルン「どう?おタマちゃん。ヤッ太郎は見つかった?」
おタマ「いいえ、まだ」
プルルン「無事だといいけど」
スカシー「いや、もうきっと死んでんじゃないの?」
(パコン!)
プルルン「縁起でもないこと言うんじゃない!ヤッ太郎」
0425名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 19:10:03.17ID:???
ヤッ太郎「にゃ、にゃ、にゃ、にゃ、にゃ」
ウサ姫「ふふふふふ」
ヤッ太郎「にゃおー!」
ウサ姫「いえいいえーい」
ヤッ太郎「でーい!」
ウサ姫「あははー」
ヤッ太郎「ひえー!」
ウサ姫「わー」
ヤッ太郎「にゃんと!にゃんと!にゃんと!」
ウサ姫「うふふふふ、ふふふふ」
ヤッ太郎「にゃ、にゃ、にゃ」
ウサ姫「やっほーい」
0426名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 19:21:21.04ID:???
ヤッ太郎「にゃ、にゃ、にゃ、にゃ、ウサ姫さまを守りながらっていうのはさすがにきついぜ」
ウサ姫「次はどんなカラクリかのう。ワクワク」
ヤッ太郎「ええ、いいっすねー。ウサ姫さまは幸せそうで。しかし、ここは一体何の部屋だ」
ウサ姫「何ゆえこんなものが老中エリアに?」
ヤッ太郎「決まってらあ!コーン守が何か悪だくみを考えてるんだ」
ウサ姫「えー!コーン守が!?」
ヤッ太郎「とにかくこんなところに長居は無用だ。早く出口を探しましょう。あ」
(ピコン、ピコン、ピコン、)
ヤッ太郎「あ、あら」
ウサ姫「いかがいたした?」
ヤッ太郎「力が出ねえ。くそお、エネルギーが切れちまったのか。予備のエネルギーパックはっと。あれ?あれ?あれ?あれ?あれ?」
ウサ姫「どうしたのじゃ」
ヤッ太郎「やべー、忘れちまった!」
0427名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 19:34:40.31ID:???
ヤッ太郎「な、なんだ!?」
ウサ姫「あぶなーい!」
(ガン!)
ヤッ太郎「にゃ!あ…」
ウサ姫「ああ…」
ヤッ太郎「ん、な、何なんだ、これは」
ウサ姫「ああ!」
フンコロガシ3号「俺はフンコロガシ3号。秘密カラクリを見たものは踏んじばる」
ヤッ太郎「にゃー!ぎょえー!うわー!ダメだ、力が出ねえ」
ウサ姫「やめーい!やめい。姫の友達をいじめるのは許さん!この足をどけい!」
フンコロガシ3号「ええい、この鼻ったれ!」
ウサ姫「ああーああ!うう」
ヤッ太郎「ウサ姫さま!よし、こうなったら」
おタマ「あ、ヤッ太郎さんからお助けメンバーの注文よ」
スカシー「ヤッ太郎の位置は?」
おタマ「キャッチしました」
スカシー「おタマ、ミエトルにお助け特急便要請」
おタマ「はーい!」
スカシー「よーし、プルルン。俺たちは先に出動だ」
プルルン「オッケー!」
0428名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 19:43:23.68ID:???
おタマ「風力。風向き。角度。ふふ、これでよしと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。危ないですから、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、またピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「そうねえ、たまには一切れぐらい落としてくれないかしらね」
伊津茂乃子「意地汚いねえ、おっかあ」

おタマ「ミエトルさん、ヤッ太郎さんがピンチよ。すぐにメカEDO城へ飛んで」
ミエトル「了解。大将のためなら、たとえ火の中、錆びの中」

<ナレーター>
説明しよう。
秘密忍者隊ニャンキーのお助けメンバーの一人、ミエトルは、
マッハ5で空を飛ぶジェット機顔負けのメカネコなのだ。

ミエトル「お先でゲス」
0429名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 20:04:24.73ID:???
フンコロガシ3号「ふーん!」
ヤッ太郎「うわあ!にゃにゃにゃにゃ」
ミエトル「よっと。大将、ムチャは禁物でゲスよ」
ヤッ太郎「すまねえ、ミエトル」
フンコロガシ3号「うわあー、起こして起こして」
プルルン「ヤッタ郎大丈夫?」
ヤッ太郎「ああ、助かったぜ。みんな」
プルルン「スカシー、ヤッ太郎に新しいエネルギーパックをあげて」
スカシー「実は、忘れた」
ヤッ太郎・プルルン・ミエトル「(ズコーッ!)」
ヤッ太郎「お前なあ、何のために来たんだよ!」
プルルン「ったくしょうがないわね。ミエトル、ヤッ太郎を基地まで連れてって」
ミエトル「がってんでゲス」
0430名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 20:11:50.66ID:???
スカシー・プルルン「!?」
カラス忍者A「秘密忍者隊ニャンキー。なんでこんなところに」
フンコロガシ3号「バカにしやがって!フンコロガシ3号。ふんげき!」
カラス忍者たち「てやあー!」
スカシー「たあ!」
プルルン「ふっ!」
スカシー「たあ!やあ!」
プルルン「ふーっ!はあ!」
カラス忍者たち「ぎゃあ!」
スカシー「やあ!」
カラス忍者たち「ぎゃあ!」
フンコロガシ3号「むう、フン!」
スカシー・プルルン「…!」
フンコロガシ3号「フン、フン、フン、フン!」
スカシー「こいつ、顔に似合わずかなり手強いぜ」
プルルン「うっ」
スカシー「うわあ。くそー」
フンコロガシ3号「フフフフ、フーン」
プルルン「ま、まさかあれは」
スカシー「わー、やめろー!」
フンコロガシ3号「くそくらえ!
フフフフフフ、フフフフ」
プルルン「…っ」
フンコロガシ3号「ぐわあ!」
0431名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 20:16:18.76ID:???
ヤッ太郎「てやんでえ!メカEDO城を勝手にカラクリ屋敷に改造し、その上ウサ姫さまを傷つけるとは、その罪、許せん」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
フンコロガシ3号「フンコローガッ!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
0432名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 20:23:54.60ID:???
コーン守「げげッ」
ワーン守「こ、これは。コーン守さま、これは一体」
コーン守「コン、いや、あのネ」
ウサ姫「コーン守、そなた。このカラクリを使ってなんぞ悪だくみを考えているのであろう」
コーン守「ウサ姫さま、どうしテ、どうしテ、ここニ」
ウサ姫「どうなのじゃ!」
コーン守「いえ、だから、コンが、コンして、コンだからネ。あ、そうそう。これは遊園地なノ。
ウサ姫さまのためにアタシがつくった遊園地なのヨ」
ワーン守「遊園地ですと?」
コーン守「あハ、おホ、うフ」
ウサ姫「なーんじゃ、そうじゃったのか。姫の遊園地だったか」
城の者E「そうか、そうだったのか」
城の者D「姫さまの遊園地だったのか」
0433名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/10/31(火) 20:31:47.74ID:???
コーン守「くー!アタシのカラクリが遊園地になっちゃうなんてキー!くやしー!くやしー!くやしー!」
幻ナリ斎「あの、コーン守さま、お気を静かに」
コーン守「ギー!」
(ドカーン!)
幻ナリ斎「あ、取れちゃった。コーン守さまも…」
コーン守「ハハハのハ」
幻ナリ斎「トホホのホ。ゲンナリサイ」

<ナレーター>
ニャンキーの活躍により、コーン守の陰謀は未然に防がれた。
だが、この世にはびこる悪の種が尽きることはない。
がんばれ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

ヤッ太郎「今日もおEDOは日本晴れだぜ!」
0434名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 14:20:50.64ID:???
次回予告

ヤッ太郎「外国からでっかい船がやって来たって訳で、エドロポリス中大騒ぎ。
な、何だって!?この船からコーン守に秘密兵器が送られる?こいつは何としても阻止しなきゃ。
ところが、おい、カラ丸。お前今回なんでそんなに迫力あんの!?
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。マジ!?カラ丸がヒーローになる日?てやんでえ!」

『マジ!?カラ丸がヒーローになる日?』
0435名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 14:24:27.17ID:???
<ナレーター>
花も実もあるアニマロイドが平和に暮らすエドロポリス。
だがしかし、ご油断めさるな。
闇に紛れた黒い影。お天道さまから逃げ隠れ。悪の限りをし放題。
いやさ、そんなやつらは許しちゃおけねえ。
ここはやっぱり、正義の味方、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0437名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 14:34:49.62ID:???
カラ丸「わーっははははは。はーっはははは。潰せ、潰せい。全部潰せ」
スカシー「てやあー!」
プルルン「やあー!」
スカシー「わあ」
ヤッ太郎「てやんでえ!にゃろー!
え!?ああ、くそお」
(ドンッ)
ヤッ太郎「にゃお!」
カラ丸「バカめ。そんなもので、この龍足3号、4号が倒せるとでも思うのか。わーっははははは」
ヤッ太郎「くそう、許せん。
必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
カラ丸「うわあああああ!!!!!!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利」
0438名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 14:44:14.87ID:???
カラ丸「くそう、ニャンキーどもめ。またしても俺を黒焦げにしやがって…。
はぁ…」

<ナレーター>
説明しよう。
エドロポリスの地下には、カラカラ一族のアジトに通じる地下道が張り巡らされている。
そのため、どこへでもすぐに移動することも出来るのだ。
中には、まだ工事中のところもあった。

カラ丸「くう、情けない。俺ともあろうものが、なぜ毎回毎回ニャンキーどもにやられてしまうのだ。
思えば、カラカラの里にいたころは充実した毎日だった」
0439名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 14:56:38.66ID:???
カラ丸の弟子たち「わー」
カラ丸「この程度で驚いているようでは、お主らもまだまだだぞ」
カラ丸の弟子たち「カラ丸さま!」
カラ丸の弟子A「さすがカラ丸さまだ」
カラ丸の弟子B「私たちも早くカラ丸さまのような、立派な忍者になりたいな」
カラ丸の弟子A「カラ丸さまは私たちのヒーローです!」
カラ丸「うむ」

カラ丸「そうだ、そうだ。俺はカラカラの里のヒーローなのだ!
今までの俺は本当の俺ではなーい!
待っておれ、ニャンキーどもめ。今度こそ、今度こそお前らを。ありゃー!」
(ドーン!)
カラ丸「お前らをけちょんけちょんのぐちゃんぐちゃんに痛めつけてやるからな。あ…」
0440名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 14:59:35.60ID:???
客A「いやー、驚いたね。そのオレンダ船ってえのでかいのなんのって。初めて見たぜあんなの」
客B「何でも異国の珍しい品物をいっぱい積み込んでるって噂だよ」
0441名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 15:08:13.50ID:???
ヤッ太郎「にゃー。港町の磯野さんにはオイラが届けるって言ってんだろ!」
スカシー「ええい、離せ!この宅配ピザはこの僕が届けるんだ。わあああ」
ヤッ太郎「いっただき」
スカシー「ああ」
ヤッ太郎「甘いぜ、スカシー」
(ドン!)
ヤッ太郎「にゃあ」
スカシー「ピザは甘いかしょっぱいか、なんちゃってね」
ヤッ太郎「よこせ」
スカシー「離せってんだよ」
ヤッ太郎「そっちこそ」
ヤッ太郎・スカシー「わあ」
プルルン「あんたたち、配達の帰りに寄り道して、オレンダ船を見物しようたってそうはいかないわ。
これ、私が届けます」
ヤッタ郎・スカシー「!?」
ヤッ太郎「そんなこと言ってプルルンお前」
スカシー「ずるいぞ、プルルン。待てー、プルルン」
ヤッタ郎・スカシー「うわあ!」
0442名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 15:13:07.82ID:???
『毎度お騒がせしております。ただいまより、美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物、特急便が発射されまーす。危ないですから、白線までお下がりください』
伊津茂乃子「おっかあ、女のピザ屋さんがお空を飛んでく」
伊津茂乃母「この頃の女の子は強いからね」
プルルン「わあ、あれがオレンダ船ね。トレンディでファッショナブルで素敵。
帰りに絶対寄り道しちゃおーっと。うふふ」
0443名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 15:33:18.38ID:???
コーン守「将軍さま、この者たちは、オレンダより参った商人デ、
このエドロポリスとの貿易をお許しいただくため二、はるばる海を越えてやってきたとのことでございまス」
徳川イエッイエッ「…」
オレンダの商人A「お目にかかれて嬉しいでーす」
オレンダの商人B「これはほんのお近づきの印でーす」
一同「おお!!」
徳川イエッイエッ「…」
コーン守「いかがでございましょウ、将軍さま。エドロポリスの発展のため、オレンダとの貿易をお許しになってハ?」
徳川イエッイエッ「…」
ワーン守「あいや、お待ち下され。そういうことはよーくお考えになりませんと」
コーン守「ま、大目付のあんたが口出しすることじゃなくってヨ」
ワーン守「ですがコーン守さま。やたらに異国の物が入ってまいりますと、民は必要以上に贅沢を始めるようになりましょう」
コーン守「まあ、聞いた風なこと言っテ」
ワーン守「ここはひとつ、対策委員会を発足させ、慎重に討議すべきかと」
コーン守「なんでアンタがそういうかっこいいこと言うのヨ!」
ワーン守「上さま、ご決断を」
徳川イエッイエッ「…」
ワーン守「対策委員会を認めていただけますでしょうか」
徳川イエッイエッ「…」
一同「おお」
ワーン守「恐悦至極に存じます」
コーン守「まあ、上さま。どうしてアタクシの真の気持ちが分かりましたノ?」
徳川イエッイエッ「…」
コーン守「じゃあ、じゃあ、皆さん。委員長はアタシってことデ。ネ、ネ」
一同「ははあ」
ワーン守「…」
0444名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/01(水) 15:42:52.66ID:???
オレンダの商人A「コーン守、あなた幕府のナンバー1ね。私たち、是非あなたの力をお借りしたーい」
オレンダの商人B「もしも協力してくれるのなら、あなたにこれをプレゼントしまーす」
コーン守「あン、これハ!」
オレンダの商人A「エドロポリスにはまだない素晴らしい秘密メカ」
コーン守「ニヒヒヒヒヒヒ」
ヤッ太郎「ん?あれはもしや、幕府転覆の秘密兵器?やっぱりワーン守さまが心配してた通りだ」
0445名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/01(水) 15:58:09.54ID:???
コーン守「オッホッホッホッホッホッホッホッホッホ。
あの秘密のメカさえ手に入ればすべてはワタクシの思いのまマ。オッホッホッホッホッホ」
幻ナリ斎「オレンダの秘密メカとはそれほど威力のあるものなのでございましょうか」
コーン守「あたりきしゃりきのコンコンチキヨ。幻ナリ斎、カラ丸をコレ」
カラ丸「先ほどからこちらに」
幻ナリ斎「おお、カラ丸」
カラ丸「その秘密メカは、このカラ丸が必ずやお手元に。
(秘密メカを手に入れて、一気に幕府を倒せば、俺は、俺は、再びヒーローに)」
ヤッ太郎「やべ」
カラ丸「(ふふふふ。ニャンキーめ、来るなら来い。ついでにお前たちを片付ければまさに一石二鳥だ)」
0446名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 16:03:49.27ID:???
町人「すっげーな」「おっきいなー」
ヤッ太郎「ねえねえ、何が始まるんだい?」
町人A「将軍さまへの贈り物を運ぶんだとさ」
ヤッ太郎「へえ、将軍さまへの贈り物ね(さてはあの中に、例の秘密メカが隠されてるな)」
ワーン守「やはりそうか。よーし、秘密忍者隊ニャンキー。出動だ」
0447名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 16:09:03.60ID:???
おタマ「風力。風向き。角度。これでよーしっと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。危ないですから、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、またピザ屋さんがお空を飛んでく」
伊津茂乃母「私もパートでやれないかね」
伊津茂乃子「おっかあ、体重を考えなよ。体重を」
0448名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/01(水) 16:14:27.55ID:???
町人「なんだ?」「でっけー」「何入ってるんだ?」「見てみてえな」「かっこいいー」
プルルン「一体どれに入ってるのかしら」
スカシー「これじゃ見分けがつかないぜ」
0449名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 16:20:11.44ID:???
カラス忍者A「風力、風向き、いっきまーす」
カラス忍者B「カァー!」
町人たち「おおおお」「きゃああ」「離しなさい!」「やめれって」「俺のだ!」
プルルン「ああん、私あのハンドバッグが欲しいー」
ヤッ太郎「ん?あれを見ろ」
0450名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 16:26:45.62ID:???
カラ丸「よーし、今のうちに秘密メカを運び込むのだ」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「ふふふふ。待っていたぞ、ニャンキーどもめ」
ヤッ太郎「な、何だと!」
カラ丸「貴様らが現われるのは元より承知の上。今日こそ日頃の恨み、晴らしてくれる!てやあ!」
0451名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/01(水) 16:37:20.44ID:???
ヤッ太郎「ぬお!」
カラ丸「今だ」
ヤッ太郎「プルルン、スカシー!」
スカシー「オッケー」
プルルン「任しといて」
スカシー「てやあ!」
カラス忍者たち「ああ」
プルルン「にゃんにゃにゃーん」
カラ丸「今日こそお前らをスクラップにしてくれるぞ。てやあー」
ヤッ太郎「てやんでえ!やったろうじゃねえか!にゃにゃー」
カラ丸「てやあー!くらえ!」
ヤッ太郎「うわ。にゃんと!」
カラ丸「なんの」
ヤッ太郎「(な、何なんだ、この気迫は。今日のあいつは何か違うぞ)」
カラ丸「でえい!」
ヤッ太郎「にゃ!」
カラ丸「(今日こそ、今日こそ俺はヒーローに)む、不甲斐ない奴らめ。かくなる上はギヤマン0号」
0452名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/01(水) 16:49:29.11ID:???
ギヤマン0号「テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ…」
スカシー「な、何なんだこいつら」
カラ丸「よーし、行け。ギヤマン0号」
ギヤマン0号「テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ…」
プルルン「いやーん、気持ち悪い…」
ギヤマン0号「テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ…」
ヤッ太郎「スカシー、プルルン。にゃーはっはっはのかっかっか。こいつら並んで踊るしか能がないらしいぜ。ダッセー」
ギヤマン0号A「小僧さん、笑ったねんのねん」
ギヤマン0号B「あなたたち、許さないのねん」
スカシー「うわあ」
プルルン「ああ」
ヤッ太郎「にゃ!」
プルルン「ヤッ太郎」
ヤッ太郎「いってー」
カラ丸「はっはっはっはっは。思い知ったか。ニャンキーども」
ヤッ太郎「こんにゃろー!」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
0453名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 17:00:24.94ID:???
ヤッ太郎「でやあ!にゃにゃにゃにゃにゃんにゃん」
スカシー・プルルン「やったー!」
スカシー・プルルン「ああ…」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ああ!」
ギヤマン0号「テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ…」
ヤッ太郎「こうなったらやるっきゃねえ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「てやあー!
だあ…」
ギヤマン0号「テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ…」
ヤッ太郎「ダメだ。倒せば倒すほど増えていく」
スカシー「化けもんだぜ、こいつら」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわああ!!!」
カラ丸「うわっはっはっはっはっはっは。いよいよ年貢の収め時だ、ニャンキーども」
プルルン「ああん、どうしたらいいの」
ヤッ太郎「こうなったら」
0454名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 17:06:30.59ID:???
おタマ「あ、お助けメンバーの注文だわ。
ネッキーさん、緊急出動よ。すぐに港に飛んでちょうだい」
ネッキ―「はいな。オイラに任してちょ」

<ナレーター>
説明しよう。
お助けメンバーのネッキーは、水陸両用。ついでに、水のことなら何でもお任せのメカネコ忍者なのだ。
0455名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 17:14:55.52ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあああ!!」
カラ丸「いけいけ。ギヤマン0号。これで俺もヒーローだ。わはははは。ん?」
ネッキー「おまっとさん」
ヤッ太郎「ネッキー!」
ギヤマン0号「テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ。テンプラ…」
ネッキー「ここはオイラに任してちょ」
(ザバァー!)(ザバァー!)(ザバァー!)(ザバァー!)(ザバァー!)
カラ丸「ああ、ギヤマン0号」
カラス忍者たち「あああああああ」
カラ丸「秘密兵器が…うぐ」
0456名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 17:18:17.07ID:???
ヤッ太郎「てやんでえ!オレンダ人を抱き込み秘密兵器を手に入れ、幕府転覆を謀るとは、その罪、許せん」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
カラ丸・ギヤマン0号「うわああー!!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
0457名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/01(水) 17:27:29.28ID:???
コーン守「んフ。ほんと素晴らしいもの手に入れたワ。んフフフフ。カラ丸も結構やるじゃなイ」
カラ丸「これで俺も再びヒーローに」
コーン守「んフフフフフ」
(チーン)
コーン守「ワタシ、シ・ア・ワ・セ。えへ。出来たワ、出来たワ。これさえあれば、どんな料理だって思いのまマ。
あフ、あフ、あン。ご飯だって何だってあっためられちゃうのヨ」
幻ナリ斎「ほう、誠にこやつは優れもの。今回のヒーローは電子レンジなり」
(チーン)
カラ丸「そ、そんな…俺は、俺はヒーローに。うわあああああん!うわあああん!」

<ナレーター>
奮闘むなしく、カラ丸の夢は打ち砕かれた。
だが、この世にはびこる悪の種が尽きることはない。
がんばれ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

ヤッ太郎「今日もおEDOはいい月夜だぜ」
0458名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 14:35:28.41ID:???
次回予告

ヤッ太郎「おい、おい、スカシー。なにボーッとしてんだよ。え、好きな子が出来た?
ケッ、やってらんねえぜ。でも、ひとつ気になることがあるんだけど、
なんでその子カラカラ一族に狙われてんの?
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。こわーい?コーン守のヒ・ミ・ツ。てやんでえ!」

『コーン守のヒ・ミ・ツ』
0459名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 14:38:44.34ID:???
<ナレーター>
花も実もあるアニマロイドが平和に暮らすエドロポリス。
だがしかし、ご油断めさるな。
闇に紛れた黒い影。お天道さまから逃げ隠れ。悪の限りをし放題。
いやさ、そんなやつらは許しちゃおけねえ。
ここはやっぱり、正義の味方、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0461名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 14:49:01.94ID:???
コーン守「幻ナリさーイ!あの娘はまーだ捕まらないノ!?」
幻ナリ斎「ははあ。全力は尽くしておるのですが、いまだに」
コーン守「もう、ドジ!マヌケ!役立たズ!腑抜ケ!ずる剥ケ!」
幻ナリ斎「言ったな。いや、も、申し訳ござりませぬ。きたね」
コーン守「たかが小娘ひとりすぐに探し出しテ、
ちょちょいのちょいの探し出してさらってくるのが忍者ってもんでしょうガ。違ウ!?」
幻ナリ斎「ははあ、今しばらくのご猶予を。ですがその娘いったいどのような関わりが。
まさかコーン守さまの好みのタイプ。なーんちゃって」
コーン守「バカ、バカ、バカ!そんなパープーな問題じゃないわヨ!」
幻ナリ斎「ははあ」
0462名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 14:59:43.54ID:???
コーン守「あの娘はネ。アタシの運命を左右する重大な秘密を見てしまったのヨ」
幻ナリ斎「重大な秘密を?」
コーン守「そう。あの秘密が漏れれば幕府転覆の計画も、天下をこの手に収める夢もパー。今のアタシは風前の灯ー」
幻ナリ斎「では、フッて消してあげましょうか?」
コーン守「だから、あの娘何が何でも生かしておくわけにはいかないのヨ!分かったら早く捕まえてらっしゃーイ!」
幻ナリ斎「(声はでけえわ、つばは飛ばすわ)ははあ」
0463名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 15:08:49.31ID:???
スカシー「〜♪ふ、この華麗な走り。軽やかなフットワーク。なんて僕ってかっこいいんだろう」
(バシャッ)
スカシー「うわー」
???「ああ、ご、ごめんなさい」
スカシー「いいんだ。君のような可愛い女の子に水を掛けられ、この服も喜んでるさ」
???「…」
スカシー「ふふ」
???「やーだっ。ふふふ、ふふふ」
スカシー「ああ、もう少しこうやって君と話していられたら。行かなければならない僕の運命が恨めしい。じゃあ、またいつか」
???「あ、なにあれ」
0464名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 15:15:22.10ID:???
スカシー「〜♪ふ、この華麗な走り。軽やかなフットワーク。なんて僕ってかっこいいんだろう」
(バシャッ)
スカシー「うわー」
女の子A「ああ、ご、ごめんなさい」
スカシー「いいんだ。君のような可愛い女の子に水を掛けられ、この服も喜んでるさ」
女の子A「…」
スカシー「ふふ」
女の子A「やーだっ。ふふふ、ふふふ」
スカシー「ああ、もう少しこうやって君と話していられたら。行かなければならない僕の運命が恨めしい。じゃあ、またいつか」
女の子A「あ、なにあれ」
0465名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 15:29:28.59ID:???
???「!」
カラス忍者A「くそおー。どっち行った。娘の足だ。そう遠くへは行ってはいまい。この辺りをしらみつぶしに探すんだ!」
カラス忍者たち「おー!」
スカシー「オイラはスカシー♪良い男、ギャルにモテモテ♪2枚目。わあ!」
???「きゃあ」
スカシー「あ、あっと、お嬢さん、お怪我は?」
???「お願い助けて!変な人たちに追われてるんです」
スカシー「!」

<ナレーター>
この瞬間、スカシーはひとめぼれをした。
0466名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 15:39:01.82ID:???
カラス忍者A「あ、おーい、いたぞー!」
???「あ!」
カラス忍者A「町人、その娘をおとなしくこっちへ渡すんだ」
スカシー「…」
カラス忍者A「町人、聞いておるのか。町人、町人、町人、町人!
このー!無礼者ー!」
???「ああー!」
スカシー「むう、邪魔するな」
カラス忍者たち「うううううう」
カラス忍者A「お、おのれ手強いやつ。引けー!」
スカシー「べー、おとといおいでってんだ」
カラス忍者たち「覚えてろー!」
???「危ないところを、ありがとうございました」
スカシー「い、いえ。はははは」
???「ん?あの、是非お名前を」
スカシー「スカシーです。寿司屋のスに、肩こりのカ、し、島流しのシです。あははははは」

<ナレーター>
スカシーは、自分で何を言っているのか分からなかった。

???「スカシーさん、素敵なお名前ですわ」
スカシー「ま、またあいつらが襲ってくるかもしれません。お宅までお送りしましょう。お住まいは?」
???「はい、すぐこの近くなんです」
カラ丸「やっとの思いで見付けた娘。逃がしてたまるか」
0467名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 15:45:08.77ID:???
おタマ「えー!まだピザが届いていない?はい、すぐに別の配達員を手配しますので。申し訳ありません。
おかしいな、スカシーさん。ずいぶん前に出ていったのに」
ヤッ太郎「またどっかの女の子と茶店にでもしけこんでるんだぜ。ちぇ、スカシーのやつ上手くやりやがって。?」
プルルン「むう…」
ヤッ太郎「さあ、しーごと。仕事」
プルルン「スカシーのやつ、また仕事サボって。ただじゃおかないからね」
0468名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 15:54:56.30ID:???
スカシー「へえ、御徒町マンションか。君、すごいところに住んでるんだね」
???「ええ、まあ」
スカシー「じゃあなぜ襲われたかは心当たりは全然?」
???「ええ、身の回りで変わったことといえば、仕立ての腕を見込まれてウサ姫さまの着物をおつくりするために、
メカEDO城にあがったことくらいで、これといって。あ、あそこが家です」
スカシー「えー!ほんとにすごいところだ…」
???「良かったら、お茶でも。長い病で寝込んだままのおとっつあんがいますけど」
スカシー「い、いや、僕はここで」
???「じゃあ改めてお礼に伺います」
スカシー「…可憐だ」
カラ丸「ふふ、ついに突き止めたぞ。あの小娘の家を」
0469名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 16:06:11.49ID:???
???「おとっつあん。おとっつあん。今日はおとっつあんの好きな、サンマの頭を買って来たわよ」
おキヌの父「う、おキヌ。おとっつあんはこっちだ」
おキヌ「え!?あ、いけない。またやっちゃった」
おキヌの父「すまないな、おキヌ。お前にばっかり苦労をかけちまって」
おキヌ「それは言わない約束でしょ。夕飯までまだちょっと時間もあるし、私一仕事してしまうわね」
おキヌの父「そうかい。あんまり無理をするんじゃないよ」
カラ丸「ふふふふ」
(ズガガガガガッ)
カラ丸「ギャー!」
おキヌ「ふう、今日のうちに仕上げないと」
(ズガガガガガッ)
カラ丸「…うわー、助けてー!」
0470名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/02(木) 16:16:12.64ID:???
カラス忍者たち「ZZZZZZ…」
(バタッ)
カラス忍者たち「!?」
カラ丸「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ」
カラス忍者A「で、いかがでした?」
カラ丸「あのおキヌとかいう娘の居所はつかんだ」
カラス忍者A「おお、さすがはカラ丸さま!」
カラ丸「この一件、我ら運命に関わる一大事とのこと。何としてもあの娘を!」
0471名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 16:26:04.53ID:???
コーン守「オーッホッホッホッホ。よーくやったわ、カラ丸。すぐにメカを出して一気にケリを付けるのヨ!」
幻ナリ斎「ははあ。いや、しかし。ポンポンパ、ほら、な。小娘ひとりにメカを出すのは少々予算が」
コーン守「おだまりけだまり!あの娘をスクラップにしないと、アタシは枕を高くして眠れないのヨ!」
カラ丸『ですが、コーン守さま。あのおキヌとかいう娘。一体どんな秘密を見てしまったと』
コーン守「コン…」
幻ナリ斎「私にもそれが疑問でして、とりあえず見られて困る計画は今のところないはずですし」
コーン守「それハ…」
幻ナリ斎・カラ丸「それは?」
0472名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 16:36:03.81ID:???
コーン守「(ど、どんな秘密って、言える訳ないじゃないノ。あんなこト)」

コーン守「オッホッホッホッホ。意外といけるじゃなイ。衣裳もピッタリだシ。んフ。
まあ、いいワいいワこの色。ワタシの白い肌にピッタリ」
おキヌ「困ったわー。帰り道が分からなくなっちゃった。こっちだったかしら」
コーン守「キレイ…ドキッ!ああ、あーたは」
おキヌ「…」
コーン守「まあ」
おキヌ「…」
コーン守「ヨヨヨヨヨヨ」

<ナレーター>
見られた、とコーン守は思った。

コーン守「ちょっとやばいわヨ。これって…」
0473名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 16:41:55.36ID:???
コーン守「こんなことがバレてごらんなさイ。幕府転覆どころカ」

ワーン守・幕府の者たち「コーン守は変態だ!」
幕府の者たち「変態は老中をやめろ!やめろボケ!」

コーン守「ダメダメダメそんなのって絶対ダメ!良い?良いことカラ丸!今すぐあの娘を何とかしちゃいなさーイ!」
カラ丸「は」
0474名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 16:58:46.09ID:???
スカシー「はあ…はあ…」
おタマ「一体どうしたんでしょうね、スカシーさん」
ヤッ太郎「プルルン、やっぱり打ちどころが悪かったんじゃないの?」
プルルン「昨日、ちょっと派手にやり過ぎたかしら」

プルルン「スカシー!」
(ポカン!)

プルルン「うーん」
ヤッ太郎「よし、オイラに任せな」
プルルン「?」
ヤッ太郎「このヤッ太郎さまがショック療法でー!」
スカシー「ああ」
ヤッ太郎「なにー」
プルルン・おタマ「ああ」
ヤッ太郎「うわ、いっ…」
スカシー「ああ、本当の恋を知らずに生きてきた僕の今日までの人生は一体なんだったんだろう。
僕は今日、人生の何たるかを悟ったのだ。この胸の痛み」
ヤッ太郎「何が原因か知らねえがこいつは相当重症だな」
(trrrrr…trrrrr…)
ヤッ太郎「?」
おタマ「はい、毎度ありがとうございます。ええ!?特製ピザニャンキーを御徒町マンションに!?」
スカシー「ん?御徒町マンション!?」
町人たち「わああああ」「ぎゃあああ」
カラ丸「ふはははは。ふはははは。ははは。ジアゲヤ3号。長屋を粉々にぶっ潰すんだ!」
0475名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 17:01:26.19ID:???
おタマ「風力。風向き。角度。これでよーしっと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。危ないですから、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「そうね。それにしても私たちの出番ってこれしかないのかしらね」
0476名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 17:08:48.71ID:???
ヤッ太郎「あそこだ!にゃ、にゃんだ!?」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわああああ!!」
ヤッ太郎「げほっ、げほっ、おタマのやつまた照準間違えやがった」
町人たち「うわあああ」
ヤッ太郎「え、エレベーターが故障なんてありかよ」
スカシー「こんなんじゃ間に合わないぜ」
ヤッ太郎「えー!!てやんでえ、こうなったら」
おタマ「ああ、お助けメンバーの注文だわ。
ミエトルさん、ニャンキーのピンチよ」
ミエトル「合点承知の助でゲス」
0477名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 17:19:05.28ID:???
コーン守「そこよそコ!一気にやっておしまイ!」
おキヌ「おとっつあん、早く」
おキヌの父「おキヌ、おとっつあんは動けん。お前だけ逃げなさい」
おキヌ「何言ってるの。ああ!」
カラ丸「ジアゲヤ3号、あの娘だ。やれ!」
ミエトル「よいしょ。はあ、間一髪だったでゲス」
カラ丸「おのれ、邪魔するか」
ヤッ太郎「にゃは、にゃは、にゃはははははは」
カラ丸「ん?その声は」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「んんんん、出たな、ニャンキーども。行けー!カラス忍者!邪魔をさせるな!」
ヤッ太郎「行くぜ!」
スカシー「おう!」
0478名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 17:28:39.01ID:???
ヤッ太郎「にゃあ!たあ!」
スカシー「おキヌちゃん!おキヌちゃん!おキヌちゃん!やあ!」
プルルン「ニャンキー忍法かきむしりの術。かきむしり!かきむしり!かきむしり!かきむしり!」
カラス忍者B「ぎゃあ」
ヤッ太郎「斬りまくり!斬りまくり!斬りまくり!斬りまくり!斬りまくり!」
ミエトル「おお、そこでゲス。やれ、やれー!あ」
カラ丸「ふふふふふ」
ミエトル「ひーっ」
カラ丸「潰せ、ジアゲヤ3号」
ミエトル「ああ、うう…」
カラ丸「ふっふっふっふっふ」
おキヌ「きゃあ!」
スカシー「おキヌちゃん!てやあ!」
カラ丸「うわあああああ!!!ぎゃ」
0479名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 17:33:45.56ID:???
ヤッ太郎「おのれ!」
スカシー「おキヌちゃんの長屋を壊し、あまつさえその命まで狙うとは許せん!」
ヤッ太郎「オ、オイラの台詞が、ない…てやんでえ!やったろうじゃねえか!」
カラ丸「くっ、こしゃくなー。ジアゲヤ3号、やってしまえ!」
ヤッ太郎「とにかく、許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
0480名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 17:40:10.06ID:???
カラ丸「げほげほ。ん?」
おキヌ「ありがとうございます!ニャンキーさま」
カラ丸「ニャ、ニャンキー?」
おキヌ「あら?」
カラ丸「で」
おキヌ「また間違えちゃった。ニャンキーさまー!」
カラ丸「何なんだあの娘は」

<ナレーター>
おキヌは極度の近眼だった。
0481名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 17:42:07.90ID:???
コーン守「こ、これハ…ってことハ…?」

<ナレーター>
コーン守は、ド近眼のおキヌが何も見てなかったことに気付いた。

コーン守「キー!じゃあアタシの苦労は何だった訳!?くやしー!」
幻ナリ斎「ああ…」
(ドカーン!)
コーン守「プハァ」
幻ナリ斎「トホホ…ゲンナリサイ」
0482名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/02(木) 17:49:53.91ID:???
ヤッ太郎「だけど、コーン守もなんでこんな長屋なんか攻撃したんだろう」
プルルン「さあ」
スカシー「ふっ、この世の中分からないことだらけさ。僕の突然の恋のように」
トメキチ「おキヌちゃーん!」
おキヌ「トメキチさん!」
トメキチ「無事でえがった。なんだ、おら、おキヌちゃんのことが心配でよう」
おキヌ「ああん」
トメキチ「ひしひし。おキヌちゃん、おらたち結婚する」
スカシー「ああ!」
おキヌ「トメキチさん、嬉しい!」
スカシー「おキヌちゃん…そんなことって」
ヤッ太郎「ああ、スカシー」

<ナレーター>
スカシーの失恋のおまけつきで事件は終わった。
だが、この世に可愛い子はまだまだいっぱいいる。
がんばれ、スカシー。
戦え、僕らのヤッ太郎。
0483名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 14:52:57.62ID:???
次回予告

ヤッ太郎「えー!あのウサ姫さまがお城を抜け出した!?それをオイラたちに連れ戻せって言うの?
あーあ、オイラあのおてんば姫さま苦手なんだよなあ。
何!?カラカラ一族もウサ姫さまを探している!?そりゃ大変だ!おい、ウサ姫さまー!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。姫はウキウキ!みんなハラハラ!てやんでえ!」

『姫はウキウキ!みんなハラハラ!』
0484名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 14:57:01.70ID:???
<ナレーター>
花も実もあるアニマロイドが平和に暮らすエドロポリス。
だがしかし、ご油断めさるな。
闇に紛れた黒い影。お天道さまから逃げ隠れ。悪の限りをし放題。
いやさ、そんなやつらは許しちゃおけねえ。
ここはやっぱり、正義の味方、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0486名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 15:03:49.07ID:???
伊津茂乃子「おっかあ」
伊津茂乃母「なあに?」
伊津茂乃子「今日はピザ屋さんまだ飛ばないね」

<ナレーター>
説明しよう。
毎回出ているこの親子、なにを隠そう実は、ただ暇なだけだった。

伊津茂乃母「そ」
0487名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 15:13:54.26ID:???
プルルン「あー忙し忙し忙し。忙し忙し」
ヤッ太郎「へえ、ニュースミダリバーで花火大会があるのか。こりゃ今日は忙しくなるぜ。うーん」
(ザバァ!)
プルルン「サボってないで少しは手伝ったらどうなの?」
おタマ「そうよそうよ」
スカシー「だいたい、のんびり座ってモーニングコーヒー飲むなんざ、10年早い」
ヤッ太郎「て、て、て」
スカシー・プルルン・おタマ「てやんでえ!」
ヤッ太郎「あらあ(ドテッ)」
プルルン「あースッキリした。一度言ってみたかったの」
プルルン・おタマ「ね」
0488名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 15:32:35.19ID:???
ウサ姫「〜♪よし。出ー来ちゃった。出来ちゃった。上から、下から、前から、後ろから。
斜めから、どこから見ても完璧に姫だとは思えぬわ。ね」
女房「ひえー!つい今しがたまでそこにはウサ姫さまがおりましたのに。姫はいずこに」
ウサ姫「おっほほほほ。ここじゃここじゃ。姫はここにおる」
女房「え?声はすれども姿は見えず、ほんにあなたは」
ウサ姫「へーっへっへ。もとい、ほっほっほ。ここじゃと申しておるに」
女房「ひえー!ひ、姫さまだったのですか!?」
ウサ姫「それほどまでに姫の変装は完璧か?」
女房「完璧どころか、完璧の上、完璧の松でございます」
ウサ姫「うふ、この完璧な変装ならば、お城を抜け出し下々の者の中に紛れこんでも誰一人姫の正体に気が付く者はいないだろうて」
女房「姫さま」
0489名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 15:44:38.61ID:???
ワーン守「何だと!ウサ姫さまが変装してお城を抜け出したと申すか!」
女房「はぁ、下々の暮らしを見てみたいとおっしゃいまして」
ワーン守「誰も止める者はおらんかったのか!警護の者は何をしておったのだ!」
女房「だって、姫さまのご機嫌を損ねたら、よくてお出入り差し止め。悪くすれば島流しですから」
ワーン守「うーん、この間も何か姫が面白い話をと申され、犬が西向きゃ尾は東。その犬白けりゃ尾も白い。
面白い?だーっはっはっはっは。などとつまらんギャグを言ったものが島流しにされたばかりだからのう。
ともかく姫にもしものことがあったら一大事じゃ。直ちに手を打たなければ」
幻ナリ斎「へへへへへ。これは良いことを聞いたぞ」
0490名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 15:51:36.40ID:???
コーン守「やったわネ。またとないチャンス到来じゃないこト?」
幻ナリ斎「ははあ。イカにも。タコにも」
コーン守「幻ちゃン…!と、とにかく、姫を誘拐し、記憶を消してどこか遠くへ島流しにしておしまイ。
そして代わりに偽ウサ姫ロボを将軍イエッイエッの側に送り込めば、天下はアタシの者になるって寸法ヨ」
幻ナリ斎「では早速何にでも変装できるヤットカメ1号ナゴヤポリスより」
コーン守「オホホホホホ。任せたわヨ、幻ナリ斎」
0491名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 16:05:41.51ID:???
ワーン守「頼むぞ。かげながらウサ姫さまをお守りするのだ」
ヤッ太郎「オイラ苦手なんだよなあ、あのワガママ姫」
プルルン「それに今日は花火大会があるんでかき入れ時でもあるし」
ワーン守「あー!」
おタマ「人手が足りないと困っちゃうのよね」
スカシー「最近同じような店が増えちゃって競争が激しいからな。ウカウカしてるとすぐにお客を取られちゃう」
ワーン守「ワオーン!」

<ナレーター>
ワーン守は、興奮すると野生に帰るという癖があった。

ワーン守「アウ、アウ、アウ、アウ、ワン、アウ、アウ、アウ(商売っけをださんと忍者の仕事をせんかい)」
ヤッ太郎「そうだ。ピザ屋さんとは世を忍ぶ仮の姿。オイラたちは秘密忍者隊ニャンキーなんだ!」
スカシー「わざとらしく思い出したようにいうな」
ヤッ太郎「てやんでえ。出動でい!」
0492名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 16:10:36.69ID:???
おタマ「えっと、一体どこへ向けて発射すればいいのかしら」
ワーン守「どこでもいいから3方向に乱れ撃ちじゃ」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が3連発で発射されまーす。危ないですから、どちらさまも白線までお下がりください。行っきまーす!』
伊津茂乃子・伊津茂乃母「ZZZZzzzz…」
0493名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 16:20:18.15ID:???
八百屋「寄ってらっしゃい。見てらっしゃい。安いよ、安いよ」
ウサ姫「下々はこんなところで生活しておるのか。お城の中と比べたらまるでウサギ小屋のようじゃのう」
魚屋「どいたどいたー」
おミツ「魚屋さーん」
魚屋「よう、おみっちゃん。イキの良いのが入ってるぜ。よっこらせっと」
おミツ「うーんと」
ウサ姫「?」
魚屋「これなんかどうでい。お湯をいれて3分で出来るカップスルメ。今、一番人気の品物だぜ」
ウサ姫「ほう、城下ではこのようなものが流行っておるのかや。あむ」
魚屋・おミツ「あー!」
魚屋「ダメだよ、お湯をいれなくっちゃ」
ウサ姫「あ…あ…あ…」
おミツ「お水を早く!」
魚屋「まったく。エドポリっ子は気がみじけえんだから」
ウサ姫「無礼者!このスルメとやらを島流しにせい!」
魚屋・おミツ「(ポカーン)」
0494名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 16:33:52.37ID:???
ウサ姫「へえ、ふうん。んん」
おミツ「…」
ウサ姫「おいしー!おミツとやら、これは何という食べ物じゃ?」
おミツ「あら、あんみつ知らないの?」
ウサ姫「おんみつ?」
カラ丸「(ギクッ)」
ウサ姫「どこぞに忍者でも忍んでおるのかや」
おミツ「おんみつじゃなくて、あんみつ。あんたってほんとにどっかずれてるわね」
ウサ姫「うーん、あんみつか」
カラ丸「(ふふふふ、この忘れろエースの入ったお茶を飲めば、ウサ姫の記憶はすっかり失われてしまうのだ)」
ウサ姫「あっ」
おミツ「どうしたの?」
カラ丸「(やった!)」
ウサ姫「あ、甘い!誰じゃ、お茶に砂糖入れたのは!島流しにせい!」
カラ丸「えー!しまった。間違えた」
0495名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 16:39:28.27ID:???
幻ナリ斎「コーンちゃん」
コーン守「なーにヨ」
幻ナリ斎「ただいまナゴヤポリスよりヤットカメ一号が到着。出てくるにゃもし」
ヤットカメ一号「よろしくにゃもし」
コーン守「これがウサ姫なノ?ちっとも似てにゃーじゃないノ」
幻ナリ斎「説明しよう。この姫の写真を見せればちょちょいのちょい。ほれ」
ヤットカメ一号「やっとカメだのむ」
コーン守「コーン!まさにウリふたつじゃないこト?オホホホホ。オホホホ。オホホホホ」
0496名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 16:49:06.83ID:???
ワーン守「はい、並んで並んで。押さないでください。ああ、忙しい。ああ、忙しい。ああ、忙しい。ああ、忙しい。ああ!
ああ、大目付のわしが何でこんな事をせにゃならんのだ」
おタマ「ちょっと、休まないでちょうだい。みんな出払っちゃって人手不足なんだから!はい、これゴールデン横丁の山田さんとこ」
ワーン守「は、はい。行ってきまーす!」
0497名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 17:02:31.09ID:???
コーン守「エドロポリスは今日も何事もなく、平和そのものございますわネ。将軍さマ」
徳川イエッイエッ「△☆=¥!」
お茶を立ててる偽ウサ姫「(ブクブクブクブクブク)」
一同「…うう」
偽ウサ姫「ほれよ」
コーン守「ゲッ、これを飲めというノ!?」
偽ウサ姫「さ、はよ飲みや」
コーン守「ご、ご勘弁ヲ」
偽ウサ姫「つべこべ言うんじゃなあよ。飲むだぎゃー。ほれほれほれ」
コーン守「うう、気持ち悪いワ」
偽ウサ姫「そんなら水飲むとええぎゃー。そーれー」
(バシャーン!)
偽ウサ姫「きゃはははは。次はどなただろう」
一同「………」
コーン守「ブハー!もう、何よ!あいつ完全に欠陥品じゃないノ!」
幻ナリ斎「コーンちゃん、我慢我慢。今ここでウサ姫が偽物と分かったらせっかくの計画が水の泡になってしまうかなー」
コーン守「うーくやしー!くやしー!くやしー!」
幻ナリ斎「ああ」
コーン守「うーわ!」
(ドカーン!)
コーン守「黒焦げコーン!」
0498名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 17:06:05.98ID:???
おミツ「今これが一番流行ってるお芝居なのよ。エドロポリスの二人に一人が見たって言うんですもの」
ヤッ太郎「にゃっと。やっと見つけたぜ」
0499名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 17:20:52.61ID:???
ウサ姫「ああ…」
ヤッ太郎「うう、泣かせるぜ」
カラ丸「今度こそこのわすれろエースをしみ込ませたこの吹き矢で、ウサ姫の記憶を消してやる」
ウサ姫「あんまりだって、可哀想ー」
ヤッ太郎「えーとても見ていられねえ。あ」
ウサ姫「ん?」
ヤッ太郎「あー!カラ丸」
カラ丸「や、やばい!」
ヤッ太郎「う、うわ、あぶね!にゃろ!」
カラ丸「くそー」
ヤッ太郎「さ、姫今のうちに。げー!姫がこんなおばあさんに!?これじゃあ浦島太郎の玉手箱だよ」
カラ丸「いかん、人違いだ。あ、また違った」
ヤッ太郎「これも違う」
カラ丸「あー!」
おミツ「げほげほげほげほ。ああ、まいったわ」
ウサ姫「あはは、面白かったのう、おミツ。次はどこへ連れてってくれるのじゃ?」
おミツ「そうね。こういうのが気に入ったんなら」
0500名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 17:25:59.38ID:???
スカシー「ん」
プルルン「にゃん」
ヤッ太郎「ん?どこにいるのかしら」
スカシー「こう人が多いんじゃ、探すのも苦労するよなあ」
ヤッ太郎「でもこの中にいるのは間違いねえし、早くお城に連れ戻さないとカラ丸たちが狙ってるんだ」
ウサ姫「わあ、美味しそうじゃ」
ヤッ太郎「んー他を探そう」
0501名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 17:34:44.00ID:???
カラ丸「いいか?この特製わすれろエース入りの打ち上げ花火を爆発させて、
花火見物の連中もろともウサ姫の記憶を消してしまうんだ」
カラス忍者たち「おー!」
0502名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 17:39:31.95ID:???
ウサ姫「にぎやかじゃのう。気に入ったぞよ」
プルルン「ああ。どこにも見当たらないわね」
ヤッ太郎「うーん、よしこうなったら」
スカシー・プルルン「こうなったら?」
ヤッ太郎「目には目を。花火には花火をだ」
スカシー・プルルン「うんうん」
ヤッ太郎「お助けメンバーのリキノシンを呼ぼう」
スカシー・プルルン「ああ」
スカシー「しょうもない顔してしょうもないこと考えてるんだな、お前」
0503名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 17:45:25.71ID:???
おタマ「ああ、もう!こんな忙しいときにお助けメンバーの注文だわ。両国支店のリキノシンさん」
リキノシン「なんでごわすか」
おタマ「リキノシンさん、出番よ。もうさっさと片付けてヤッ太郎さんたちに戻ってくるように言ってちょうだい。あー忙しい」
リキノシン「了解でごわす。どすこい!」
0504名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 17:59:24.62ID:???
カラ丸「よーし、用意出来たら特製花火を打ち上げろ」
プルルン「あ、来たわ」
(ドーン!)
リキノシン「狙いがバッチリでごわしたな」
スカシー「狙いはバッチリなのはいいけど、真上に降りてくることないんじゃないの?」
リキノシン「それより、おいどんの役目はなんでごわす?」
プルルン「この中からウサ姫さまを探すの」
リキノシン「がってんでごわす。おいどんが花火を打ち上げれば、珍しがってきっとやってくるはずでごわす」
プルルン「リキノシンさん、よろしくね」
リキノシン「うん、どすこい!」
町人たち「おー」「やったー」
プルルン「わー、キレイ」
ヤッ太郎「あー、ウサ姫さまだ」
カラ丸「さっさと打ち上げるんだ」
カラス忍者たち「風力、風向き、これでよしと」
カラ丸「いっきまーす」
リキノシン「ん?あの花火。おいどんの人気に嫉妬してるでごわすな。撃ち落としてやるでごわす」
カラ丸「ああ!くるな!くるな!」
カラス忍者たち「戻ってきまーす!」
カラ丸「うわあああ!!!!」
(ドカーン!)
0505名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/03(金) 18:05:19.20ID:???
町人たち「うわー」「きれー」「たまやー」
おミツ「うわあ、きれー」
ヤッ太郎「姫、お迎えにまいりやした」
ウサ姫「お前たちは、どこかで見たような顔じゃのう」
ヤッ太郎「あ、いやいや。至って平凡な顔ですから」
スカシー「そう、ありふれてるんすよね、この手のネコは」
ウサ姫「うーん、ま、いっか。どうでも」
カラ丸「俺って一体誰なんだろう」
0506名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/03(金) 18:19:35.03ID:???
ヤッ太郎「さ、姫。つきやした」
ウサ姫「あー面白かった。ストレス解消にこれからもちょくちょくと遊びに出るとしようっと。ん?」
偽ウサ姫「あ、それ。あ、よいしょ」
ウサ姫「そなたは?」
偽ウサ姫「ウサ姫にゃーも」
ウサ姫「ウサ姫はここじゃ」
偽ウサ姫「私だなーも」
ウサ姫「わらわじゃ」
偽ウサ姫「私だなーも」
ウサ姫「わらわじゃ。わらわが本物のウサ姫だっちゅうとろうが」
偽ウサ姫「ということは私は誰にゃーも?」
ウサ姫「知るか」
ヤットカメ一号「ヤットカメ一号だったのか」
ヤッ太郎「!お前はウサ姫さまに化けてお城を乗っ取ろうとしていたんだな!」
ヤットカメ一号「にゃーもきゃーもヤットカメだのき。てやんでえ!」
ヤッ太郎「何!?」
ヤットカメ一号「てーい!」
ヤッ太郎「うう」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤットカメ一号は、その顔の時の持ち主と同じ力をコピーすることが出来るのだ。
0507名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/03(金) 18:23:38.51ID:???
偽ヤッ太郎「ええい!」
ヤッ太郎「逆23回転!」
スカシー「いざ!」
プルルン「私が!」
ヤッ太郎「何なんだ、こいつ。気色の悪いやっちゃ」
ウサ姫「何をしておるのじゃ!早くやっつけてしまわないと、島流しにするぞよ!」
0508名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/03(金) 18:28:55.24ID:???
ヤッ太郎「しからば」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

偽ヤッ太郎「ヤットカメ」
ヤッ太郎「本物が勝つか、偽物が勝つか勝負だ!
必殺!ネコ目スラッシュ!」
偽ヤッ太郎「ネコ目スラッシュだぎゃ!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
0509名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/03(金) 18:32:10.90ID:???
コーン守「キー!くやしー!気持ちイー!」
(ドカーン!)
コーン守「分かっテ」

カラ丸「誰か教えて。一体俺は誰なの」
ヤッ太郎「明日もおEDOは日本晴れだぜ」
ワーン守「あー忙し!あー忙し!」
0510名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 14:21:57.51ID:???
次回予告

ヤッ太郎「え?ゼンマイ之進のお父ちゃんが帰ってこない?あの天才科学者の?
うーん、暑くなったり寒くなったりのこのエドロポリスの異常気象。こいつは関係あると見た!
どうやら裏でカラカラ一族のやつらが糸引いてるな。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。いじめられっ子のパパは天才科学者!?てやんでえ!」

『いじめられっ子のパパは天才科学者!?』
0511名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 14:28:01.62ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0513名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 14:38:43.05ID:???
町人たち「ほら、飲め。飲め。あ、ほれ、ほれ、ほれ、ほれ」
町人A「ビールの飲み過ぎだ、もれそう。うー、しっこが凍ってしまった」
コーン守「実験はまずまず成功ネ」
幻ナリ斎「ははあ、あとはパワーアップですな」

<ナレーター>
春うららのスミダリバー。
桜の花のその下で、こんな事件が起こったなんざあ、みんなすぐさま忘れちまった。
だが、そいつがことの始まりだった。
0514名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 14:48:32.52ID:???
ヤッ太郎「出前行ってくっぜ」
プルルン「あー、こらヤッ太郎。岡持ち持たずに何が出前よ!サボるな、このー」
ヤッ太郎「へへーだ。じゃなー」
プルルン「ったく」
おミツ「はい」
ヤッ太郎「サーンキュ」
おミツ「こんなところで油売ってたらまた叱られますよ。プルルンさんに」
ヤッ太郎「へ、あんなの怖くなんかねえや。ははは、サボって食う団子の味は最高だな」
(ドガッ)
ヤッ太郎「あーごめんなさい、プルルンしゃまー」
ゼンマイ之進「いったー」
ヤッ太郎「あ?」

<ナレーター>
ヤッ太郎はプルルンでホッとした。
0515名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 14:51:26.02ID:???
ヤッ太郎「出前行ってくっぜ」
プルルン「あー、こらヤッ太郎。岡持ち持たずに何が出前よ!サボるな、このー」
ヤッ太郎「へへーだ。じゃなー」
プルルン「ったく」
おミツ「はい」
ヤッ太郎「サーンキュ」
おミツ「こんなところで油売ってたらまた叱られますよ。プルルンさんに」
ヤッ太郎「へ、あんなの怖くなんかねえや。ははは、サボって食う団子の味は最高だな」
(ドガッ)
ヤッ太郎「あーごめんなさい、プルルンしゃまー」
ゼンマイ之進「いったー」
ヤッ太郎「あ?」

<ナレーター>
ヤッ太郎はプルルンでなくてホッとした。
0516名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 15:03:31.26ID:???
子供A「へへー。ざまーみろ。嘘つき」
子供B「嘘つくからバチ当たったんだよ」
子供C「嘘つきヤロー」
ヤッ太郎・おミツ「…」
ゼンマイ之進「嘘なんか、嘘なんかついてないやい」
子供A「まだ言ってるよ」
子供B「やっちまえー」
ヤッ太郎「ああ、おい。やめろ。やめろっておいこら、やめろっつってんだろこの。やめろ」
おミツ「みんな!やめて!喧嘩はダメよ!やめなさいったら!もう!」
ヤッ太郎「あー!おい、お前ら頼むからおみっちゃんの言うこと聞いてくれよ」
おミツ「やめなさいって言ってんのに分かんないんだから、ほんとにもう!」
ゼンマイ之進・子供たち「わー」
ヤッ太郎「遅かったー!ひえー」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「ど、どぼじて…俺ばっかりこんな目に合うのよ」
おミツ「ごめんなさい」
子供A「やいやい、嘘つきゼンマイ之進」
子供B・C「嘘つき、嘘つき、嘘つき」
ゼンマイ之進「まだ言うか!」
ヤッ太郎「やめとけ」
ゼンマイ之進「あ」
0517名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 15:13:06.53ID:???
おミツ「えー、みんなが空を飛べるようにしてあげる?そんな約束したの?」
ゼンマイ之進「うん」
ヤッ太郎「そりゃ嘘つきって言われても仕方ねえぜ」
ゼンマイ之進「嘘じゃないよ。僕のお父ちゃんは絶対空を飛べるようになるって、デジマランドに勉強にいってるんだ」
ヤッ太郎「デジマランドか。うーん、そいつは遠いところまで行ったな」
ゼンマイ之進「桜が咲く前に帰って来るって言ったんだ。お父ちゃん」
おミツ「そう。もう桜は満開なのにね」
ヤッ太郎「それで、嘘つきゼンマイ之進か」
ゼンマイ之進「嘘じゃないってば。お父ちゃんは帰って来てるんだ」
ヤッ太郎「え?」
ゼンマイ之進「お父ちゃんは自分の発明で、お空から帰って来てビックリさせてやるって言ってたもん」
ヤッ太郎「自分の発明?おい、お前の名は」
ゼンマイ之進「白河ゼンマイ之進」
ヤッ太郎「白河?それじゃあおとっつあんっていうのは発明好きで有名な?」
ゼンマイ之進「白河ゲンマイさ」
ヤッ太郎「そうか」
0518名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 15:32:06.68ID:???
カラ丸「協力する気になったか。白河ゲンマイ」
ゲンマイ「くう…」
カラ丸「しぶといやつめ。まあ、いい。出て来い。ヒマワリ2号」
ヒマワリ2号「ヒマワリ!」
カラ丸「ヒマワリ2号、こいつにお前の力を見せてやれ」
ヒマワリ2号「ヒマヒマ!」
ゲンマイ「ど、どうするつもりだ!」
カラ丸「ふふ、やれ」
ヒマワリ2号「ヒマヒマ!忍法知床吹雪!」
ゲンマイ「うわあ」
カラ丸「もういい、やめろ。どうかな?ヒマワリ2号の忍術は。このパワーを更にアップしてさえくれればいいのだ。貴様の発明した夢の動力でな」
ゲンマイ「く、お前たちのような悪者に、あれを利用させる気はない!」
カラ丸「なに!?ヒマワリ2号、やれ!」
ヒマワリ2号「夏!熱風!」
ゲンマイ「蒸し暑いー」
カラ丸「これでもまだ首を縦に振らんか」
ゲンマイ「お前たちのことを言うことを聞くくらいなら死んだ方がマシ…」
カラ丸「おのれー!」
コーン守『待っタ、カラ丸』
カラ丸「はは」
コーン守『風の噂じゃ、そやつにも可愛い息子がいるとかっテ』
カラ丸「可愛い息子?」
コーン守『その子にもしものことがあったら可哀想ネ。オホホホホ』
0519名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 15:44:49.08ID:???
スカシー「とにかくコーン守は、また何か悪知恵を働かせているらしいよ」
プルルン「今夜から警戒態勢に入れって」
おタマ「うっそー。また残業なの?」
プルルン「たまにはのんびり休みたいわよね」
(ゼンマイ之進「お父ちゃんは、お空の上にいるんだよ」)
ヤッ太郎「空の上ね。にゃっと」
プルルン「どこ行くの?」
ヤッ太郎「デートだよ。デート」
スカシー「警戒態勢なんだぞ!」
ヤッ太郎「気になる子がいてな。じゃな」
プルルン「あ、ヤッ太郎」
おタマ「またサボリだ!来月の給料いらないのね!」
0520名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 15:55:33.09ID:???
ゼンマイ之進「お父ちゃん…」

(ゲンマイ「よーし、お前も一緒にデジマランドに行くか」)
(ゼンマイ之進「ううん、行かない。寺子屋でお父ちゃんに負けないぐらい勉強するんだ)」
(ゲンマイ「んーこの」)
(ゲンマイ・ゼンマイ之進「あははははは」)

ゼンマイ之進「…」
ヤッ太郎「ばあ。へへへへへへ」
ゼンマイ之進「わ、お兄ちゃん」
ヤッ太郎「よっ、はいっと。オイラも待ってみたくなってな」
ゼンマイ之進「え、どうして?」
ヤッ太郎「ま、おめえと知り合ったからさ」
0521名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 15:56:34.59ID:???
ゼンマイ之進「お父ちゃん…」

(ゲンマイ「よーし、お前も一緒にデジマランドに行くか」)
(ゼンマイ之進「ううん、行かない。寺子屋でお父ちゃんに負けないぐらい勉強するんだ)」
(ゲンマイ「んーこの」)
(ゲンマイ・ゼンマイ之進「あははははは」)

ゼンマイ之進「…」
ヤッ太郎「ばあ。へへへへへへ」
ゼンマイ之進「わ、お兄ちゃん」
ヤッ太郎「よっ、はいっと。オイラも待ってみたくなってな」
ゼンマイ之進「え、どうして?」
ヤッ太郎「え、ま、おめえと知り合ったからさ」
ゼンマイ之進「お兄ちゃん」
0522名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 16:04:00.58ID:???
カラス忍者たち「へへへへへへ」
ヤッ太郎・ゼンマイ之進「?」
ヤッ太郎「お前たちは」
カラス忍者A「やったれ」
ヤッ太郎「隠れてんだ」
カラス忍者B「てーい」
ヤッ太郎「にゃろー!にゃにゃにゃんにゃん!」
ゼンマイ之進「お兄ちゃん、すごい。まるで忍者みたい」

<ナレーター>
忍者は、人に正体を知られてはならない。それが、掟なのだ。

ヤッ太郎「へへへ、つい張り切り過ぎちまった」
カラス忍者C「よっ」
(ドカッ)
ヤッ太郎「不注意一秒。怪我一生。ほえー。みんな気を付けてね」
0523名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 16:09:31.98ID:???
ヤッ太郎「うう…ゼンマイ之進。大丈夫か」
ゼンマイ之進「お兄ちゃん」
ヤッ太郎「ここは一体。にゃっと、にゃー!空の上を飛んでるー!」
0524名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 16:12:49.34ID:???
カラ丸「白河ゲンマイの息子を連れて来い」
カラス忍者D「は」
ヤッ太郎・ゼンマイ之進「?」
カラス忍者D「おい、ちっこいのだけ出ろ」
ヤッ太郎「この子をどうするつもりでえ」
カラス忍者D「うるせえ。早くしろ」
ゼンマイ之進「分かったよ」

<ナレーター>
驚くなかれ。
ヤッ太郎の耳は取り外して隠しマイクにすることが出来るのだ。
0525名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 16:33:25.95ID:???
カラス忍者D「入れ」
ゼンマイ之進「あ、お父ちゃん」
ゲンマイ「おーゼンマイ之進」
ゼンマイ之進「お父ちゃーん。あ」
ゲンマイ「あ、ゼンマイ之進!むむ…お前たちの目的は一体!」
カラ丸「目的はひとつ。ヒマワリ2号を使ってエドロポリスに異常気象を巻き起こすことだ」
ヤッ太郎「…」
ゲンマイ「そんなことをして何になる!」
コーン守「オホホホホ。そうすればエドロポリスの市民たちが苦しむでしョ」
ヤッ太郎「この声、やっぱりコーン守かよ」
コーン守「そしテ、そしテ、市民たちが苦しみの絶頂のとキ、このアタシが颯爽と町に出るノ。んフ。それでネ、それでネ」

コーン守「アタシの力でみんなを救ってあげるわ。雨よやメー。アタシは救世主よーン」

コーン守「お祈り一発。天気を元通りにすれば、もうみんなのヒーローヨ。そうすりゃ、アタシは、あ、何でもやりたい放題。オホホホホ」
ヤッ太郎「そういうことか」
ゼンマイ之進「ダメだよ、お父ちゃん。そんな変な奴らの言うことを聞いちゃ。あ」
ヒマワリ2号「ヒマワリ2号!」
ゼンマイ之進「あ」
ゲンマイ「ゼンマイ之進!」
ゼンマイ之進「あーやめろ。降ろせったら、降ろせ」
カラ丸「可愛い息子だな。ヒマワリ2号に夢の動力を付けさえすれば、親子でまた仲良く暮らせる。簡単なことだろう?ゲンマイ」
ゲンマイ「んん、卑怯な…!」
ヤッ太郎「…どうすりゃいいんだ」
0526名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 16:39:25.13ID:???
おタマ「ふぁーあ。ヤッ太郎さん帰ってきませんね」
プルルン「デートなんでしょ、ったく」
おタマ「いやん、そんなおつゆ飛ばして怒んなくたって」
スカシー「けど、あいつそんなにモテるか?」
プルルン・おタマ「え」
0527名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 16:44:01.78ID:???
<ナレーター>
一方、飛行船の中では、ついにヒマワリ2号の改造手術が行われていた。
ヒマワリ2号は、ゲンマイ博士の夢の動力を装着され、パワーアップするのだ。
おお、ついにパワーアップに成功したのだ!

カラス忍者E「心待ち待ち、心待ち待ち、巻いて巻いて一杯にっと」
コーン守「んフフフフ。行くわヨ。作戦開始」
0528名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 16:48:26.91ID:???
ヒマワリ2号「ヒマワリ2号!梅雨!今度は、冬!それから夏!
お次は春と思ったけど、冬になり、春になり、雨が降り、夏になる!」
コーン守「いいわヨ。もっともっとおやリ!」
ワーン守「ああ、暑い暑い。このままではエドロポリスはめちゃくちゃだ。ん?あれは。
あの雲、見るからに怪しい。ニャンキー、出動だ!」
0529名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 16:58:11.83ID:???
おタマ「風力。風向き。角度。目標、謎の雲の中心」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。皆さま、白線までお下がりくださーい。行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、こんな大変なときにもピザを頼む人がいるんだね」
伊津茂乃母「そうねえ、でもそれを眺めてる私たちって一体」

ヤッ太郎「んん…そうだ、お助けメンバーのゴットンを呼ぼう」
おタマ「あ、ヤッ太郎さんからお助けメンバーの注文。雲と同じ場所だわ。
ゴットンさん、お願い。ヤッ太郎さんのピンチなの。助けてあげて」
ミエトル「ゴットンだ。いや、がってんだ」
スカシー「あ、ゴットンだ」
プルルン「どうしたの?ゴットン」
ゴットン「ヤッ太郎殿があの雲に閉じ込められておるのです」
スカシー「なんだ、ありゃ。カラ丸!」
プルルン「やっぱり」
スカシー「よーし」
ゴットン「よーし、行くであります」
0530名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 17:06:19.11ID:???
<ナレーター>
ゴットンのドリルは、何にでも穴を開けてしまうのだ」

ゴットン「掘れ掘れ掘れー」
カラ丸「ヒマワリ2号、今度は冬だ」
ヒマワリ2号、「ヒマヒマ!」
カラ丸「わーぎゃ。ん、なんだ?」
0531名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 17:14:29.34ID:???
カラ丸「ぎゃー」
カラス忍者F「ありゃりゃりゃりゃ。ぎゃー!」
ヤッ太郎「ん?」
プルルン「あ、いたいた」
ヤッ太郎「助かったぜ」
プルルン「なーにが助かったよ!こんなところでデートな訳!?だいたいね、あんたには秘密忍者隊ニャン…ん?いっ!
ゼンマイ之進「…」
プルルン「ふふ、あ、ニャンニャン」

<ナレーター>
ニャンキーの正体は、誰にも知られてはならないのだ。
0532名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 17:15:40.85ID:???
ゴットン「ふん、と。大丈夫でござるか?」
ヤッ太郎「おう、あんがと」
スカシー「このスカシーさまが助けにきたからには、もう安心だぜ」
プルルン「んふふ」
ヤッ太郎「!」
プルルン「ねえ、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「は、は、はい」
プルルン「さっさとピザキャットに戻って変身してきなさい!」
ヤッ太郎「うわにゃにゃにゃ。行ってきます!」
0533名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 17:20:23.40ID:???
コーン守「な、な、何ヨ。何ヨ。何が起こったノ?ねエ」
カラ丸「どうしたんだ、落ちていく。操縦室を見てきます」
ヤッ太郎「にゃはははは」
カラ丸「誰だ!?」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし」
カラ丸「その声は」
ヤッ太郎「教えてやろう、あ、正義の心で」
カラ丸「ええい、どこだ!」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「生意気な!やっつけてしまえ!」
0534名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 17:29:36.15ID:???
カラス忍者たち「カァー!」
ヤッ太郎「てえい!」
カラス忍者たち「やあ」
ヤッ太郎「にゃろー!にゃあ!」
スカシー「ニャンキー忍法ネコ縄くぐり」
「わあ!」
プルルン「はあ!」
カラス忍者たち「はぁ〜ドッキン」
コーン守「…」
ヤッ太郎「待て!」
ヒマワリ2号「ヒマヒマ!忍法」
ヤッ太郎「てやんでえ!やったろうじゃねえか!にゃにゃにゃんにゃん」
ヒマワリ2号「ヒマヒマ…」
0535名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 17:30:45.31ID:???
カラス忍者たち「カァー!」
ヤッ太郎「てえい!」
カラス忍者たち「やあ」
ヤッ太郎「にゃろー!にゃあ!」
スカシー「ニャンキー忍法ネコ縄くぐり」
カラス忍者たち「わあ!」
プルルン「はあ!」
カラス忍者たち「はぁ〜ドッキン」
コーン守「…」
ヤッ太郎「待て!」
ヒマワリ2号「ヒマヒマ!忍法」
ヤッ太郎「てやんでえ!やったろうじゃねえか!にゃにゃにゃんにゃん」
ヒマワリ2号「ヒマヒマ…」
0536名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 17:34:33.95ID:???
ヤッ太郎「私利私欲のために、親子の仲を引き離した罪、許せん」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・ゴットン「てやあ!」
カラ丸「またしてもニャンキーめ」
コーン守「キー!くやしーくやしーくやしー!もーやだやだやだやだ!コーン!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
0537名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/05(日) 17:42:55.89ID:???
ゲンマイ「ああ、良かった。良かったな」
ゼンマイ之進「うん、お父ちゃん」
ゲンマイ「ゼンマイ之進悪かったな。心配かけて」
ゼンマイ之進「ううん、ちゃんとお空から帰って来てくれたんだもん」
ゲンマイ「そうか。ふふふふふ」
ゼンマイ之進「ははははは。?」
ヤッ太郎「ははは」
プルルン「ふふふふふ」
ゼンマイ之進「お兄ちゃん?」
ヤッ太郎「?」
ゼンマイ之進「違うよね。似てるけど、ピザ屋のお兄ちゃんのがカッコよかったもん」
ヤッ太郎「(ガクッ)」
プルルン「ふふ」
スカシー「へへ」

<ナレーター>
今日もまた、ニャンキーたちの活躍によってエドロポリスの平和は守られた。
ありがとう、ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。
0538名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 16:45:54.73ID:???
次回予告

ヤッ太郎「あーあ、ここんとこヒマだなって思っていたら、
何?カラカラ一族がオイラたちの弱点を探してるって?
わざわざ映画まで作って?ケッ、見つけられるもんなら見つけてみやがれ。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。珍プレー好プレー!ニャンキーの弱点!てやんでえ!」

『珍プレー好プレー!ニャンキーの弱点!』
0539名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 16:49:14.21ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0541名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 17:05:31.35ID:???
カラス忍者たち「がやがや」
カラス忍者A「コーラにポップコーン、アイスクリームはいかがっすかー」
コーン守「ねエ、ちょっと売り子さン。ポップコーンちょうだイ。ポップコーン!」
幻ナリ斎「コーン守さま。そのような遊び気分では困ります。これはにっくきニャンキーを倒すための、重要な会議でございまするぞ」
コーン守「エ?」
カラス忍者たち「がやがや」
コーン守「とても重要な会議には見えないけどねエ。一体、何をやろうっていうノ?」
カラ丸「は。本日ご覧いただくのは、ニャンキーとの戦いを記録した映画でございます」
コーン守「ニャンキーの映画?」
カラ丸「戦いはまず相手を知ることからと申します。この映画を見て奴らを研究し、その弱点を探し出すのです」
コーン守「でも。よくそんな映画が撮れたわネ」
幻ナリ斎「実は密かにこのセミメカを使ったのでございます」

<ナレーター>
説明しよう。
幻ナリ斎は、エドロポリスのあちこちに、小型カメラを内蔵したセミメカを飛ばしていた。
それが、ニャンキーの行動を撮影していたのだ。

コーン守「なるほド。まあ、アンタにしちゃ上出来だわネ」
幻ナリ斎「は。恐れ入ります」
0542名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 17:11:49.06ID:???
『ただいまより、実録!秘密忍者隊ニャンキーを上映致します。映画観覧中のおタバコはご遠慮ください』

幻ナリ斎「始まりますぞ」
コーン守「(もぐもぐ)」
0544名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 17:17:33.64ID:???
主演 狐塚コーン守様
コーン守「キャー!うそうそ、アタシが主役なノ!?」

ナレーター/カラ丸
コーン守「あら、カラ丸もかっこいいじゃなイ」
カラ丸「恐れ入ります」

監督/幻ナリ斎
コーン守「ああン、このセンスは理解できないわネ」
幻ナリ斎「ええ…」
0545名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 17:20:52.32ID:???
町人たち「わあああ」「ぎゃああ」
カラ丸「わっはっはっはっはっは。壊せ壊せ壊せ」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっは」
カラ丸「ん?何者!」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
カラ丸「出たか?幕府の犬どもめ」
ヤッ太郎「あの、猫なんですけど」
カラ丸「…ええい!姿を現せ!」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「何が秘密忍者隊ニャンキーだ!ふざけやがって。お前らなど我らカラカラ一族の敵ではないわ!やれ、メカ龍!」
0546名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 17:28:14.33ID:???
<ナレーター/カラ丸>
秘密忍者隊ニャンキー1号。通称ヤッ太郎。身長130p。体重35s。本名出身地などすべて不明。
ニャンキー2号、通称スカシー。身長150p。体重45s。その他不明。
ニャンキー3号、通称プルルン。身長130p。体重35s。その他一切不明。

コーン守「フーン、考えてみれば、いや考えなくてもアタシたちってあいつらのこと何にも知らないのネ」
幻ナリ斎「御意」
0547名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 17:33:23.58ID:???
<ナレーター/カラ丸>
次は、ニャンキーどもの必殺技あれこれ。

スカシー「ニャンキー忍法。ピンボケフラッシュ」

幻ナリ斎「ま、これはただの目つぶしですな」
0548名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 17:34:58.65ID:???
スカシー「ニャンキー忍法ネコだまし。そーれ、くるくるくるくる」
カラス忍者F「アホだ」
カラス忍者G「アホだぞ」
カラス忍者H「アホだ」
スカシー「そーれそれ。相手はお前たちの隣にいるぞ」
カラス忍者F「アホー」
カラス忍者G「それそれ」
スカシー「ああ、怖い。こんな恐ろしい忍法を使える自分の才能が怖い」

コーン守「せこい忍術ネ」
0549名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 17:42:49.95ID:???
プルルン「乙女の怒り、思い知れ!んん‥てやあ!」
(ドーン!)
プルルン「たあ!」
(ドーン!)

コーン守「な、何サ。ただのバカ力じゃなイ。つまんないノ」
幻ナリ斎「はい」
コーン守「ン?何コレ」
幻ナリ斎「立体メガネでございます。これを使いますと、画面が飛び出してどわーんと迫力アップいたしますぞ」
コーン守「あ、ソ。どれどレ」
プルルン「ニャー!」
コーン守「ぎエー!確かにすごい迫力だワ!」
0550名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 17:51:27.59ID:???
プルルン「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」
カラス忍者B「ぎゃあ」
プルルン「ニャンキー忍法ネコまねき。いらっしゃーい」
カラス忍者C「うわあー!」
カラス忍者D「ぎょえー!」
プルルン「おいで、おいで、おいでさー」
カラス忍者C「うわあー!」
カラス忍者D「ぎょえー!」
(シュッシュッシュッ)

コーン守「ぎエー!」
0551名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 17:52:25.93ID:???
プルルン「ニャンキー忍法かきむしりの術!にゃにゃにゃにゃにゃん!」

コーン守「あががががガ…」
幻ナリ斎「さて、この次が問題でして」
0552名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 18:06:04.09ID:???
フンコロガシ3号「ウッフン」
ヤッ太郎「てやんでえ!メカEDO城を勝手にカラクリ屋敷に改造し、その上ウサ姫さまを傷つけるとは、その罪、許せん」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、

<ナレーター/カラ丸>
恐るべき力が解放されるのだ。

<ナレーター>
カラ丸は、ナレーターの私のセリフを取った!

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)

カラ丸「実に恐ろしきはネコ目スラッシュ」
コーン守「ちょっと幻ちゃン!」
カラ丸「はい」
コーン守「アンタアタシを殺す気なノ!?」
カラ丸「いや別にそんな、そんなつもりは」
コーン守「じゃあじゃあ今度はあーたがこの眼鏡をかけなさいヨ」
幻ナリ斎「いたい」
コーン守「ほら、おかけなさいっテ」
幻ナリ斎「いたいってちょっと」
カラ丸「お静かに!」
コーン守・幻ナリ斎「はイ」
0553名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 18:12:23.57ID:???
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。皆さま、白線までお下がりくださーい』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、またピザ屋さんがお空飛んでく」
伊津茂乃母「そうねえ、たまには一切れぐらい落としてくれないかねえ」
伊津茂乃子「意地汚いねえ、おっかあ」

コーン守「何なノ、これ」
幻ナリ斎「は、はあ。セミメカが撮影してきたもので、何だかよく分かりませんがこの親子毎回出てくるもんですからとりあえず」
コーン守「ソ」

<ナレーター>
コーン守たちは、これがニャンキーの秘密基地であることに全然気がつかなかった。
0554名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 18:24:09.24ID:???
ヤッ太郎「んん、明日もエドロポリスは日本晴れだぜ!にゃにゃにゃにゃ」
スカシー・プルルン「あ」
(ドボーン)
プルルン「あーあ、まったくドジなんだから」
スカシー「さ、あんなアホはほっといて早く基地に戻ろうぜ」
プルルン「そうね。私もお腹ぺこぺこ」

コーン守「基地ですッテ!?」
カラ丸「戦いが終わって基地に戻るニャンキーを、セミメカが捉えたようです」
コーン守「それじゃ、ヤツらを追えば秘密基地の場所が分かるのネ」
カラ丸「上手くいけば奴らの正体も」
ヤッ太郎「おーい、待ってくれー」
コーン守「んフフフフフフ、もうすぐニャンキーどもの秘密基地のありかが分かル。フフフフ」
0555名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 18:30:59.21ID:???
コーン守「んフフフフフフ」
一同「(ズコーッ)」
コーン守「幻ナリ斎!」
幻ナリ斎「は」
コーン守「これはどういうことなノ!肝心なところで切れちゃったじゃないノ!」
幻ナリ斎「いえ、それがセミメカがここでぱっこり死んじまいまして。なにせセミの命は7日間と申しますでしょうがね」
コーン守「クー、もう話になんないワ。はい、次な二」
幻ナリ斎「は。今までに幾度となく我々の勝利を邪魔し、ニャンキーのピンチを救ったお助け忍者です」
コーン守「あソ。ちゃっちゃとやってやって。アタシゃ眠いんだから」
0556名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 18:34:45.71ID:???
カラ丸「いいぞ、アリガタヤ1号。はっはっはっはっは」
リキノシン「(プシューッ)(プシューッ)」
(ドカーン!)(ドカーン!)
スカシー「ぎゃあー!」
プルルン「ふっ」
ヤッ太郎「ぷは、はあ」
カラ丸「やれやれ、アリガタヤ1号」
リキノシン「お助け忍者リキノシン。助太刀するでごわす」
ヤッ太郎「おお、リキノシン」
リキノシン「(プシューッ)(プシューッ)」
(ドカーン!)

<ナレーター/カラ丸>
お助け忍者の一人リキノシン、奴の大砲は破壊力抜群。
0557名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 18:36:28.58ID:???
リキノシン「あの花火。おいどんの人気に嫉妬してるでごわすな。撃ち落としてやるでごわす」
カラ丸「ああ!くるな!くるな!うわあああ!!!!」
(ドカーン!)

コーン守「まア、アンタたちのみっともないこト」
カラ丸「面目ございません」
0558名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 18:39:54.01ID:???
<ナレーター/カラ丸>
次は、水のことなら何でもお任せのお助け忍者、ネッキー。

カラ丸「ふ」
ネッキー「おまっとさん」
ヤッ太郎「ネッキー!」
(ザバァー!)
ギヤマン0号「ぎゃあー」
(ザバァー!)
ギヤマン0号「ぎゃあー」
(ザバァー!)
0559名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 18:47:40.19ID:???
<ナレーター/カラ丸>
これは土の中でも自由自在に動けるお助け忍者、ゴットン。

ゴットン「お助け忍者。あ、ゴットン参上」
(ザバァー!)
一同「うわあー!」

コーン守「ぎゃーっはっはっハ。結構ヤツらもマヌケネ。アンタたちみたいじゃない。アハハハハハ、オホホホホ」
幻ナリ斎「うーん、我々みたいとはかなりマヌケ」
コーン守「自分で言ってどうすんのヨ。どうすんノ」
0561名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 18:51:41.54ID:???
ミエトル「お先でゲス」

<ナレーター/カラ丸>
そして最後は、マッハ5で空を飛ぶお助け忍者、ミエトル。

ミエトル「ふう、間一髪だったでゲスな」
0562名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 19:13:01.32ID:???
ミエトル「おい。く…」
カラ丸「ふっふっふっふっふ」
ミエトル「く…」

コーン守「こいつスピードはすごいけど、力は弱そうネ」
カラ丸「幻ナリ斎さま」
幻ナリ斎「何じゃ。カラ丸」
カラ丸「ひょっとして、ニャンキーどもは空を飛べないのでは」
幻ナリ斎「そういえば、やつらが自分から飛んだところを見たことがない」
カラ丸「では、次回の戦いでは空から」
幻ナリ斎「うむ」
カラ丸「さらに、ニャンキーどものお助け忍者に対抗するため、我々カラカラ一族も、闇の四人衆を呼んではいかがでしょうか」
幻ナリ斎「なんと。あのカラカラ一族最強と言われる闇の四人衆をば」
カラ丸「そうすれば力は五分と五分。もう二度とニャンキーに不覚は取りませぬ」
幻ナリ斎「うむ、よかろう。そちに任せる」
カラ丸「ははあ」
コーン守「フーン…」
幻ナリ斎「ん?いかがなされました?コーン守さま。何かご不審な点でも」
コーン守「こうして見てみるとネ。あーたたちってほんとに弱いわネ」
幻ナリ斎「げ」
コーン守「何よこんな映画。ニャンキーのかっこいい活躍シーン見て何が楽しいわけ?ったク。
だいたいネ、アタシはどうなっちゃったのヨ。主役のアタシが一回も出てこないじゃないノ。
アタシをおちょくってんじゃないわヨ。フン、もう帰ル」
幻ナリ斎「あーちょいと。そうおっしゃられると思いましてな。実はコーン守さまの特集を」
コーン守「コン、コン、コン。アタシが歌ってんノ?」
幻ナリ斎「それもバッチリよ」
コーン守「それを早くおっしゃいヨ」
幻ナリ斎「でえ」
0563名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 19:15:30.95ID:???
ヤッ太郎「えーと、届け先の目印はっと」
コーン守「ここヨ。ここヨ。ピザ屋っさーン!」
ヤッ太郎「げろげろ、ぎゃー!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「ピ、ピザ屋だす」
コーン守「ご、ご苦労さん」

<ナレーター>
これがヤッ太郎のファーストキスだった。

コーン守「おエー」
ヤッ太郎「おえー」

コーン守「何こレ…」
0564名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 19:17:15.17ID:???
コーン守「ブハー!もう、何よ!こいつ完全に欠陥品じゃないノ!」
幻ナリ斎「我慢我慢でございますぞ。今ここでウサ姫が偽物と分かったらせっかくの計画が水の泡になってしまうかなー」
コーン守「うーくやしー!くやしー!」
幻ナリ斎「やべ」
コーン守「くやしー!」
(ドカーン!)
コーン守「アア…」
0566名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 19:21:31.13ID:???
コーン守「キー!くやしー!くやしー!このこのこの!あーくやしー!うーくやしー!うーうーうー」
玄ナリ斎「コーン守さま、どうかお気をお沈めになられまして」
コーン守「ギーぐやしいー!」
(ドカーン!)
コーン守「コーン!」
玄ナリ斎「コーンってか、ゲンナリサイ」

コーン守「ムキー」
0567名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 19:28:53.42ID:???
コーン守「オッホッホッホッホ。意外といけるじゃなイ。衣裳もピッタリだシ。んフ。
キレイ。まあ、結構いいじゃなイ。この色ワタシの白い肌にピッタリ」
カラス忍者たち「げえー」「うええ」
コーン守「あんたねエ、このアタシに恨みでもあるノ?幻ちゃン!」
幻ナリ斎「い、いや、そ、それはセミメカめがこれは」
コーン守「アナタが監督したんでしョ。このコンコンチキ!コンコンコチ!お仕置きヨ!ビシバシ、ビシバシ、ビシバシ」
幻ナリ斎「いたいいたい、いたいいたい、いたいいたい」
コーン守「あ、あれハ」

〜♪

コーン守「まあ、懐かしい。あれはミップルじゃないノ」
0568名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 19:37:34.67ID:???
おミツ「♪風はパステルに駆け抜けていくから ネコハラジュク SHINING」
プルルン「♪待ちくたびれてる抹茶のおいしい店でお耳だけぴくぴく(うーっ、許すまじ!)」
おミツ「♪可愛いひとと」
プルルン「♪カゴ電の中で」
プルルン・おミツ「♪腕組みなんてUSOでしょ?」
プルルン「ジョーダンじゃないわよっ!」
プルルン・おミツ「♪も・お!エドロポリス中を引きまわしの上に ひゃくたたきだからね!
こ・き・くるくる くれば 恋は YASU-けくない…の TOUCH ME DOWN!」

幻ナリ斎「町娘をアイドルに仕立てあげ、そのマイクに催眠装置を仕掛けて人々を操る。くふふふふ、この作戦は優れものでしたなあ」
コーン守「あ、そうそう。こういう時こそ立体メガネをかけなきャ。ねね、眼鏡。
プリンプリンのお尻ちゃんを、ンン、アップで見ちゃうのヨ。うフフフフ。あラ?」
ヤッ太郎「にゃろー!」
カラ丸「くー!くらえ!」
ヤッ太郎「にゃんの!」
(ドカーン!)
カラ丸「ぎゃー!」
コーン守「もうイヤ…こんな人生」
カラ丸「こ、これは!止めろ!フィルムを止めろ!もう一度、今のところを見せろ」
0569名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 19:46:10.83ID:???
カラ丸「アリガタヤ1号。ニャンキーどもにお前の恐ろしさを思い知らせてやれ」
ヤッ太郎「ふっ!」
カラ丸「もう一度アップにしてゆっくり見せろ」
カラス忍者「は」
カラ丸「あれは。そうか。ニャンキーのエネルギーは太陽光線。だから夜は太陽電池を使わねば動けないのだ」
幻ナリ斎「なに、ということは」
カラ丸「やつらは闇に弱い。ふふふふふ、弱点さえ掴めばもうこちらのもの。必ず。ふふふふふふ」

<ナレーター>
ついに、カラ丸によって、秘密忍者隊ニャンキーの弱点が暴かれてしまった。
今、最大のピンチがニャンキーを襲う。
0570名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/07(火) 19:52:26.56ID:???
<ナレーター>
その頃、ヤッ太郎たちは…。

ヤッ太郎・スカシー「うーん」
ヤッ太郎「ここんとこヒマだな」
プルルン「ふう」

ヒマを持て余していた。

ヤッ太郎「ふわあ…」

<ナレーター>
情けないぞ、ヤッ太郎。
これでいいのか。秘密忍者隊ニャンキー。

ヤッ太郎「うるへえ!」

<ナレーター>
どうも、すんません。
0571名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 14:46:12.64ID:???
次回予告

ヤッ太郎「な、なんだって!?カラカラ一族からオイラたちに挑戦状が来た?
おもしれえじゃねえか。この挑戦オイラどんなことがあったって受けるぜ。
な、なんだあのメカは!?それに闇の四人衆って一体。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。ニャンキー敗北?ヤミの四忍衆あらわる!てやんでえ!」

『ニャンキー敗北?ヤミの四忍衆あらわる!』
0572名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 14:48:50.51ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0574名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 14:58:05.89ID:???
コーン守「柳の風二〜♪」
サムライA「?」
コーン守「三味の音ガ〜♪」
サムライA「へへへ。ちょっと待ちなよ、姐さん」
コーン守「あイ。呼んだかエ?」
サムライA「うわー。げろげろ!ぎゃー助けてー!」
コーン守「まあ、何がげろげろヨ。アタシの美しさが分からないなんて、野暮天だねエ、全ク」

<ナレーター>
お忍びで町へとやってきたコーン守。
その変装はもはや、悪趣味の世界であった。

コーン守「オホホホホ。ついに見つけたのよネ。あのにっくきニャンキーたちの弱点」
0575名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 15:04:15.10ID:???
コーン守「コーン!?」

コーン守「あいつらは太陽の光をエネルギーにしているのよネ。
そこをコンコンとつつけバ、アタシたちの勝利は、決まったも同然ヨ。オホホホホホホホ」
0576名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 15:26:40.64ID:???
コーン守「このメカなのネ?」
カラ丸「はい。これぞ対ニャンキー用の究極兵器、ハイセンス9号でございます」
コーン守「完成はいつ頃なノ?」
カラ丸「は。あと2日で。イ―ッ!」
コーン守「ソ。今回はいつもと違ってかっこいいメカになりそうだわネ」
カラ丸「う…」
コーン守「ウフ、た・の・し・ミ」
幻ナリ斎「それだけではございません。ふふふふふ、むははははは」
コーン守「なのネー」
幻ナリ斎「はい。うわあ、コンちゃん今日のメイクちょっと派手過ぎない?」
コーン守「アンタに派手なんて言われたくないわネ」
幻ナリ斎「ま、いっか。なるべく見ないようにしよう。え、実はこの度、わが故郷カラカラの里より最強の助っ人、
ヤミの四人衆を呼び寄せてございます。乞うご期待」
コーン守「どうせまた口だけなんでしょ」
カラ丸「とんでもない。ヤミの四人衆といえば」
コーン守「(カラ丸ほどの男が恐れるなんて…一体何者?ヤミの四人衆ッテ)」
0578名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 15:45:43.92ID:???
ヤッ太郎「ひひ、どうでい。おみっちゃん。キレイに撮れてっだろ?ったくこの前の日曜日は楽しかったぜ」
おミツ「ホントね。あ、これ。ねえ、ヤッ太郎さん。この写真私にちょうだい」
ヤッ太郎「え」
おミツ「とっても気にいっちゃったの、これ」
ヤッ太郎「(このオイラと二人の写真が欲しいだなんて。あはは)」
おミツ「私って可愛い」

<ナレーター>
おミツは、自分が一番可愛く映ってる写真を選んだだけであった。

おミツ「この写真大切にするわね」
ヤッ太郎「にゃおー!このこみあげる嬉しさどうすりゃいいんでえ。てやんでえ!」
おミツ「あら…ヤッ太郎さん、どこか悪いのかしら」
0579名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 16:00:42.75ID:???
ヤッ太郎「うー、にゃんにゃんにゃん。あ?な、なんだありゃ。こ、これは…宿敵ニャンキーに今挑戦状を叩きつける?」
スカシー「4月24日。エドロポリスの外れのスクラップ河原にて」
プルルン「我らと決着をつけようぞ。カラカラ一族?」
ヤッ太郎「なめた真似しやがって。てやんでえ!やったろうじゃねえか」
0580名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 16:23:57.01ID:???
スカシー「しかし、こんなに大々的に挑戦するなんて、カラカラ一族もやるもんだね」
プルルン「何言ってんのよ。バカにされてるのよ、私たち」
ヤッ太郎「その通りだ。許せねえぜ」
ワーン守「この挑戦、受けてはならん」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー!」
ワーン守「本来忍とは影で動くもの。それがこうして公に戦いを挑むとは、きっと何か罠があるに違いない」
ヤッ太郎「てやんでえ!罠だか知らねえがオイラは我慢できねえ。この挑戦受けて立つぜ」
ワーン守「待て、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「え、止めねえでくれよ、ワーン守さま。オイラ命令守る前に、てめえの男を守りたいんでえ」

<ナレーター>
決まったぜ、とヤッ太郎は思った。

ヤッ太郎「オイラ行くぜ」
ワーン守「ヤッ太郎」
ヤッ太郎「まだ何かあんのか」
ワーン守「だが、決闘の日は明日だぞ」
ヤッ太郎「(ズコッ)て、てやんでえ!明日も今日もあるもんか!何があったってオイラは行くんだい」
プルルン「あ、待ちなさいよ。ヤッ太郎」
スカシー「あの、バカ。引っ込みがつかなくなったな。おい!」
ワーン守「ふう、困ったもんだ」
0581名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 16:29:38.29ID:???
おタマ「風力。風向き。角度。これでよーしっと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「見上げ続けて3ヶ月。私たちの人生って一体」
伊津茂乃子「そろそろお家に帰らないとおっとうが可哀想だね」
0582名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 16:44:31.28ID:???
カラ丸「ただいまより、秒読みを開始する。10、9、8、7、6、5…ん?」
ヤッ太郎「にゃはははははは、にゃはははははは」
カラ丸「まさか」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「こらー!お前たち、正義の味方なら約束守れ!決闘は明日だろうが!」
ヤッ太郎「てやんでえ!間違えちゃったんだい。行くぞ、スカシー、プルルン」
スカシー・プルルン「おう!」
0583名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 17:10:57.69ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあ!」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだ?」
ヤミの四人衆「はははははは」
ヤッ太郎「てめえら、何者でえ」
風のレッカァ「俺たちは、俺たちは、目にも留まらぬ早業で、どんな相手も逃がさない。ヤミの四人衆一の忍者。風のレッカァ」
炎のボンカァ「パワー自慢の大筒で、どんな相手も粉微塵。ヤミの四人衆二の忍者。炎のボンカァ」
水のウォッカァ「水の中ならお手のもの。深く静かに敵を撃つ。ヤミの四人衆三の忍者。水のウォッカァ」
闇のザンカァ「情け無用の忍びの世。闇に潜んで影を撃つ。ヤミの四人衆頭領。闇のザンカァ」
ヤミの四人衆「我らカラカラ一族、ヤミの四人衆!」
カラ丸「いいなあ、俺だって最初の頃はシリアスだったのに」
ヤッ太郎「ヤミの四人衆?」
0584名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 17:20:45.05ID:???
ヤッ太郎「なーにがヤミの四人衆だ。ちょっとデラックスなカラス忍者じゃねえか!みんな、オイラたちの力見せてやろうぜ!」
スカシー・プルルン「おう!」
ヤッ太郎「行くぞ!」
闇のザンカァ「かかれ!」
ニャンキー「てやあ!」
ヤミの四人衆「てやあ!」
カラ丸「よーし、今のうちに発進だ」
ヤッ太郎「にゃあ!てやあ!てやあ!」
闇のザンカァ「バカめ」
ヤッ太郎「な、何を」
闇のザンカァ「あれを見よ」
ヤッ太郎「し、しまった!」
0585名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 17:25:08.43ID:???
カラ丸「実験、スタート!」
ハイセンス9号「ハイセンス!いいぞ、いいぞ、カラカラ!いいぞ、いいぞ、カラカラ!派手なものは応援するでせんす」
0586名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 17:39:27.20ID:???
幻ナリ斎「ふふふふふふ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「?」
幻ナリ斎「ニャンキーの弱点その一。お前たちのエネルギーは太陽の光だ」
ヤッ太郎「違うわい。お天道さまの光だ」
プルルン「…バカ助一緒でしょ」
スカシー「どうしてそれを」
幻ナリ斎「ふふふふふふ」
コーン守「ハイセンス9号ある限り、お前たちは未来永劫お日さまの光を浴びることは出来ないのヨ。
さあ、早く力尽きてダウンするがいいワ」
幻ナリ斎「ぐ…」

<ナレーター>
幻ナリ斎は、こいつ、おいしいとこだけ持っていきやがってと思った。

幻ナリ斎「そそそそ…」
ヤッ太郎「そうだ!みんな影から出るんだ。にゃ!」
プルルン「ふっ!」
0587名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 17:52:07.05ID:???
カラ丸「ん?そうはいくか」
スカシー「おい、全然出られねえじゃねえか」
ヤッ太郎「一体どうなってんでえ。影も一緒に動いてるみてえだ」
プルルン「きっと、さっきのメカの仕業だわ」
ヤッ太郎「?あそこへ逃げ込め!
ここなら影もついてこれねえだろ。ざまあみそ漬け」
プルルン「何言ってんの!ここじゃ太陽の光も届かないじゃないの」
スカシー「確かに」
ヤッ太郎「よーし、こうなったら」

<ナレーター>
説明しよう。
暗くて見えないが、ヤッ太郎は首の鈴を鳴らしたのだ。
0588名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 18:05:49.99ID:???
おタマ「あ、お助けメンバーの注文ね。ミエトルさん、ヤッ太郎さんたちがピンチなの。すぐにスクラップ河原へ飛んで!」
ミエトル「了解。現場に急行するでゲスよ」
ヤッ太郎「お、来たな」
ミエトル「宇宙は遠いけど、アッシに任せるでゲスよ」
ヤッ太郎「頼むぜ、ミエトル。任せたぜ」
闇のザンカァ「ふははははは。悪あがきはよせ」
ヤッ太郎「なんだと!」
闇のザンカァ「ニャンキーの弱点そのニ。お前たちは空を飛べない」
ヤッ太郎「な、く、くっそー」
闇のザンカァ「まあ、空を飛べてもこうなるだけだがな」
ヤミの四人衆「たあ!」
ヤッ太郎「あ!ミエトル!逃げろー!」
ミエトル「わ、わあ!」
闇のザンカァ「ふふふ。さあ、お前たち片付けろ」
風のレッカァ・炎のボンカァ・闇のザンカァ「おう!」
炎のボンカァ「とう!」
風のレッカァ「そりゃ」
炎のボンカァ「そーれ」
ミエトル「あ。あれ。うわ!」
炎のボンカァ「フェイントだ」
ミエトル「うわ、バカヤローでゲス」
ヤッ太郎・スカシー「うわー」
ヤッ太郎「あ、こっちに来るなー」
ミエトル「大将、そりゃ冷たいゲスよ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあー」

<ナレーター>
ニャンキーは無駄なエネルギーを使った。
0589名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 18:14:42.20ID:???
スカシー「あ、エネルギーが」
プルルン「夜じゃないからエネパックも持ってきてないし」
ヤッ太郎「おーし、誰かにエネパック持ってきてもらおう」
おタマ「あららら、また注文だわ。リキノシンさん、ゴットンさん、ネッキーさん。うっそー。みんなピザの配達中なの?」

<ナレーター>
人手不足なのが第三の弱点だった。
0590名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 18:28:51.74ID:???
ヤッ太郎「にゃー、ああ!」
闇のザンカァ「空を飛べぬ忍など、敵ではないわ。はははははは」
ヤッ太郎「ちくしょう」
闇のザンカァ「ほう、まだ立てるか。それならばいいものを見せてやる。冥土の土産にな」
ヤミの四人衆「カラカラ忍法、マックロウの術」
ヤッ太郎「な、なんだ!?」
コーン守「まあ、すごイ。アンタの手下にもまともな忍者がいるじゃなイ」
幻ナリ斎「へへ」
コーン守「この、この、幻ちゃんたら、憎イ。憎イワ。憎イ」
ヤッ太郎・プルルン「てやあ」
プルルン「ああ!ああー!」
ヤッ太郎「うわあ!スカシー、プルルン。大丈夫か?」
プルルン「ヤッ太郎ダメ。私もう動けないわ」
ヤッ太郎「プルルン!」
スカシー「俺もダメだ。エネルギーが足りない」
ヤッ太郎「てやんでえ!しっかりしろい」
マックロウ「くたばりぞこないめ。今すぐトドメを刺してやる」
0591名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 18:43:36.22ID:???
ヤッ太郎「くっそー。てやんでえ!卑怯な作戦を立て、スカシーとプルルンをこんな目に合わせやがって。許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!
な、なんだと!?」
マックロウ「はははははは。このマックロウは再生付きなのだ。お前の必殺技ごときで倒すことは出来ぬ」
ヤッ太郎「てやんでえ!もう一度だ!ネコ目スラッシュ!」
マックロウ「何度やっても、無駄だ!」
ヤッ太郎「むう」
マックロウ「今度はこちらから行くぞ!とりゃあ!」
(パリーン)
おミツ「あ、まさか!今月も赤字だわ」
ヤッ太郎「わ!てやんでえ!花は桜木、忍はニャンキー。オイラはこの最後の必殺に全てをかけるぜ!受けてみろ!ネコ目スラッシュ、根性バージョン!」

<ナレーター>
根性バージョンは、ただ根性が入ってるだけで、威力は同じだ。

ヤッ太郎「はあ、はあ、はあ、ダ、ダメだ」
闇のザンカァ「勝負あったな」
0592名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/13(月) 19:02:47.18ID:???
コーン守「ああン、待って待っテ。にっくきニャンキー。トドメはこのアタシに、させテ。あレー。なあになあ二」
闇のザンカァ「いかん、再生が効かん」
コーン守「アアアアア、ひエー。ひエー。ダメー!コーン!」
(ドカーン!)
コーン守「うゲ」
闇のザンカァ「このヤロー。てめえのせいでマックロウが壊れちまったじゃねえか」
コーン守「ひエー。ごめんなしゃーイ」
幻ナリ斎「やめい。このお方をどなたと心得る」
コーン守「先の副将軍、水戸光(ドカッ)コーン!」
幻ナリ斎「このお方こそ、我らカラカラ一族がお仕えする狐塚コーン守」
闇のザンカァ「ふふふ。さあ、お前たち片付けろ」
風のレッカァ・水のボンカァ「ええ!」
炎のボンカァ「こんな顔してたのか」
闇のザンカァ「このアホが。やばい、皆の者!ここはひとまず退却だ!」
風のレッカァ・水のボンカァ・炎のボンカァ「おう!」
幻ナリ斎「おい、この、生の粗大ゴミどうすんだ、おい!」
ヤッ太郎「スカシー、プルルン」

<ナレーター>
ニャンキーたちは負けた。
初めての敗北であった。
弱点をさらけ出した我らがヤッ太郎に、明日はあるのだろうか。
0593名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 18:04:23.16ID:???
次回予告

ヤッ太郎「あー、空を飛べないばっかりにカラカラ一族に負けるなんて、オイラ涙がちょちょ切れちゃう。
え、ネコ富士山にいる天才科学者に会いに行けって?その人が空を飛ばせてくれるっていうの?
よーし、ネコ富士山に出発だ!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。大逆転!ニャンキー空を飛ぶ。てやんでえ!」

『大逆転!ニャンキー空を飛ぶ』
0594名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 18:11:43.41ID:???
<ナレーター>
カラカラ一族は、ニャンキーの弱点をついて、恐るべき攻撃を仕掛けてきた。
ハイセンス9号を宇宙に打ち上げ、ニャンキーのエネルギーである太陽光線を遮ってしまったのだ。
さらに、カラカラ一族最強の忍者、ヤミの四人衆が空を飛べないヤッ太郎たちに空中から猛攻撃を加えた。
何とか、その場は逃れたものの、果たしてニャンキーに復活の道はあるのか。
0596名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 18:15:32.33ID:???
おタマ「風力。風向き。角度。ヤッ太郎さん、プルルンさん、スカシーさん、必ず帰って来て下さいね。行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日はピザ屋さんアナウンス無かったね」
伊津茂乃母「きっと秘密のスペシャル配達なのよ」
伊津茂乃子「あんなに派手で?」
0597名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 18:23:58.01ID:???
プルルン「ああ、悔しいわ。私たちが負けるなんて。それもあんなアホ丸出しのメカに。ねえ、ヤッ太郎」
ハイセンス9号「あ、見えそうで見えない。見えそうで見えない。見えそうで見えない」
スカシー「確かに情けない」
プルルン「カラカラ一族はどんな下っ端だって空を飛べるのに、私たちは」
ヤッ太郎「てやんでえ!飛行メカさえつくってもらえばオイラたちだって」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎たちはネコ忍一族の聖地、ネコ富士山に向かっていた。
その麓に住む天才科学者、猫股霊界之介に会い、飛行メカをつくってもらうためであった。

スカシー「ピザを配達用の発射装置じゃ真っすぐしか飛べないしなー」
ヤッ太郎「しかもちょっとでも標準がずれたりしたら」
ヤッ太郎・スカシー「わー!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「てなことになっちまうもんな」
0598名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 18:43:34.93ID:???
コーン守「さあ、朝ヨ。朝ヨ。楽しい一日の始まりヨ。さあ今日も一日、元気にニャンキーをいじりましョ。
どう?幻ちゃんも一緒に踊らなイ?1、2。1、2。1、2」
幻ナリ斎「いや、恥ずかしい。いや、ちょっと今日は腰の具合が」
コーン守「あ、そウ?」
幻ナリ斎「午後になら何とか」
ハイセンス9号「踊り、踊る。ラーララ」
カラ丸「やれ、ハイセンス9号!」
ハイセンス9号「はい、虫メガネ!ハイセンス!」
町人たち「?」「わー」「ぎゃああ」
ハイセンス9号「あ、見えそうで見えちゃう。見えそうで見えちゃう」
町人たち「うわああ」「あああー」
コーン守「ニャンキーちゃン。ニャンキーちゃン。コーンコン。なぜ出てコーン。
それとも何かしラ。また負けるのが怖くっておしっこちびって寝てるのかしらネ。いッ!」
幻ナリ斎「「コーン守さま」
コーン守「泡吹きそウ」
0599名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 18:56:41.42ID:???
ヤッ太郎「ネコ富士山だ!」
プルルン「あの山に、猫股霊界之介先生が住んでらっしゃるのね」
スカシー「ネコ忍一族ナンバーワンの科学者にして、100年に1人の大天才。どんな人なんだろう」
プルルン「ああ、きっと研究に命をかけてロマンスグレーの渋い中年よ。ああ、いや。私ったらどうしよう」
ヤッ太郎「なーに一人ではしゃいんでんだよ」
プルルン「ん?あは、見てたのね。いやだー」
ヤッ太郎「わ、わ、わ、わ、わ、わー!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「ね、猫股霊界之介。ど、どんな人なんだろう」

<ナレーター>
説明しよう。
こんなん出ましたけど。
0600名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 19:18:04.71ID:???
ヤッ太郎「こ、これが100年に1人の?」
スカシー「大天才!?」
プルルン「あー、乙女の夢が。乙女の夢が」
ヤッ太郎「どこから見たって、絵に描いたような汚ねえジジイじゃねえか」
猫股霊界之介「ばかもん!何がジジイじゃ!ワシゃまだ350歳、花の青春まっさかりじゃ。ちなみに独身。どうぞよろしく。たあー」
ヤッ太郎・スカシー「おお」
プルルン「ん」
猫股霊界之介「むほほ。女子じゃ、女子じゃ。ピチピチギャルじゃ。若いって素敵」
プルルン「あ…」
猫股霊界之介「んん、極楽、極楽。わしゃ女子と賭け事に目が無くてのう」
プルルン「あ…あ…」
猫股霊界之介「あ、そうじゃ。右のおっぱいと、左のおっぱいどっちが大きいかかけてみんか?」
ヤッ太郎・スカシー「え」
プルルン「ええ加減にせんかい!この色ボケジジイ!」
猫股霊界之介「うわー!」
ヤッ太郎・スカシー「ああ」
猫股霊界之介「…」
スカシー「すげえなーじいさん。勇気あるぜ」
ヤッ太郎「ああ、俺たちだったら気持ち悪くて触れねえよな」
プルルン「何ですって!」
ヤッ太郎・スカシー「うわー!」
プルルン「あんたたち!乙女の怒り」
ヤッタ郎・スカシー「やーめて」
猫股霊界之介「ほぎゃー」
0601名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 19:33:20.66ID:???
プルルン「あ、いけない。ああ、ごめんなさい。間違えちゃった」
猫股霊界之介「あ、あのな。お主らな、老人は国の宝じゃぞ」
ヤッ太郎「けっ、どこが宝だってんだ」
スカシー「どちらかっていうと、バカラだな」
猫股霊界之介「ふははは。お主らワシを怒らせてもいいのかな」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ああ」
猫股霊界之介「いいもん!いいもん!飛行メカつくってあげないもん」
ヤッ太郎「えー!」
スカシー「ど、どうしてそれを」
猫股霊界之介「ふーんだ。ワーン守から連絡はとうに入っとるわい。ワシとてネコ忍一族の端くれ。ネコ型忍者の弱点くらい知ってるし、
飛行メカもとうの昔に完成しとるわい」
ヤッ太郎「ほんとかよ!」
スカシー「さすがだぜ!」
猫股霊界之介「が、」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「が?」
猫股霊界之介「お主らにはぜーったいやらんもんねー」
プルルン「えー、どして。どして」
ヤッ太郎「何でだよ」
猫股霊界之介「普通あれだけボカスカ殴られたら渡すか、このバカタレが」
プルルン「あ」
ヤッ太郎「あははは、ごもっとも」
0603名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 19:49:58.57ID:???
ヤッ太郎「大先生、どうぞ」
スカシー「大先生、お部屋を掃除。やっときました」
プルルン「大先生、もうすぐご飯が出来ますわよ」
ヤッ太郎「あ、靴が。あ、ゴミが。あ、肩凝ってる。あ、おハゲ曇ってる。まだ怒ってる?」
猫股霊界之介「あー、うっとうしい!あっちへ行け!」
ヤッ太郎「うわー!」
(ドン!)
スカシー「だーから、無理だって言っただろ」
プルルン「諦めたほうがいいのかしら」
ヤッ太郎「てやんでえ!ここまで来て諦めてたまるかい。お願いします。大先生。オイラたちに飛行メカください」
猫股霊界之介「ぎゃあーああ。やめてー」
ヤッ太郎「あー大先生!大先生!」
猫股霊界之介「ここじゃ」
ヤッ太郎「え」
猫股霊界之介「忍法ドカンくぐり。参ったか」
ヤッ太郎「ドッカ―ン。ま、参りました。あまりのアホさ加減に」
猫股霊界之介「うーむ、で、まだ飛行メカが欲しいのかな」
ヤッ太郎「はい」
猫股霊界之介「まあその熱心さに免じてひとつチャンスをやろうかの」
ヤッ太郎「あ、ありがとうございま…え、チャンス!?」
0604名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 20:02:19.64ID:???
猫股霊界之介「飛行メカはワシが生涯を賭けた大発明じゃ。お主らがそれを受け取るにふさわしいかどうか、試さねばならん」
ヤッ太郎「大先生」
猫股霊界之介「ワシと戦え」
ヤッ太郎「た、戦うって?」
猫股霊界之介「ワシに勝ったら飛行メカの隠し場所を教えてやろう」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…っ」
スカシー「出来る」
ヤッ太郎「どうやら本気でオイラたちを試すつもりらしいぜ」
0605名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 20:09:21.05ID:???
猫股霊界之介「これを受け止めてみろ!これで勝負しよ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「だあ(ズコーッ)」
ヤッ太郎「じょ、冗談じゃねえや。このくそ忙しい時にトランプなんかやってられっかよ」
猫股霊界之介「青い。まだまだ青いぞ、お主ら。真の上級忍者とは、実力だけでなく運も身に着けておらねばならん。
それを試すには賭け事が一番じゃ」
ヤッ太郎「ほんとかなあ」
プルルン「単に趣味の問題じゃないの」
猫股霊界之介「あーまあ、その辺は深く考えないでね」
0606名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 20:31:22.26ID:???
猫股霊界之介「ストレートフラッシュじゃ!」
ヤッ太郎・スカシー「えー!」
スカシー「ああ、俺ワンペア」
ヤッ太郎「オイラブタ」
猫股霊界之介「がーっはっはっは。まるで相手にならんのう。さあ、顔出して。顔出して」
ヤッ太郎・スカシー「ええええええ」
猫股霊界之介「さあ、ほいほいほいほいほい」
ヤッ太郎・スカシー「いたいいたいいたいいたいいたいいたい」
猫股霊界之介「がーっはっはっはっはっは。ほれ姉ちゃん。お主もじゃ」
プルルン「ふふふふふ。どうやら私を、本気にさせてしまったようね」
猫股霊界之介「げと」
プルルン「とう!ロイヤルストレートフラッシュ!」
猫股霊界之介「げー!嘘じゃー!負けじゃ。ワシの負けじゃ」
ヤッ太郎「大先生…」
プルルン「気の毒だけど、相手が悪かったわね。約束は守ってもらうわよ」
猫股霊界之介「分かっておる。ワシも男じゃ。約束は守る。こんなもんでどんなかな」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「だあ(ズコーッ)」
プルルン「違う!とっとと飛行メカの隠し場所を教えなさい!」
猫股霊界之介「ああ、そっちの約束ね。どうもどうも失礼しました。あそこじゃ。あわわわ」
プルルン「え」
ヤッ太郎「あれは!」
プルルン「ネコ富士山の頂上?」
0607名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 20:38:11.26ID:???
幻ナリ斎「うーん、どうも様子がおかしいですな」
コーン守「ん?何ガ?」
幻ナリ斎「いや、これだけ脅かしても出てこないのは、ひょっとしてニャンキーはこのエドロポリスを逃げ出したのでは」
コーン守「うーン、それってありうるわネ。じゃちょっと探してみテ」
幻ナリ斎「じゃちょっと探してみます」
0608名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/14(火) 20:46:19.39ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ああ!」
ヤッ太郎「頂上だ!」
プルルン「あ、あれは」
ヤッ太郎「!?ネコ忍一族の守り神、ネコ明神様!」
猫股霊界之介「さあ、行くぞ。飛行メカはあそこに隠してあるんじゃ」
ヤッ太郎「やったね!」
0609名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/15(水) 15:32:07.68ID:???
カラ丸「ん?見つけたぞ、ニャンキー。今度こそあの世へ送ってくれるわ」
ヤッ太郎「やったぜ。これで飛行メカが手に入るんだ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ」
プルルン「晴れてるのに」
スカシー「しまった。ハイセンス9号に見つかったんだ!」
プルルン「また太陽を遮って、私たちのエネルギーを奪うつもりだわ」
ヤッ太郎「て、てやんでえ!今日はこちとら予備のエネルギーパック持ってきてんだ。ちっとも怖かねえぜ。せーの」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「べえー」
カラ丸「(ズコーッ)こしゃくなニャンキーども!ならばビーム攻撃だ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あああああああ」
猫股霊界之介「なんじゃなんじゃ。どわぁー!」
0610名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/15(水) 15:38:33.28ID:???
ヤッ太郎「くそう、探すのがやっとだぜ。あ」
スカシー「ヤミの四人衆!」
ヤッ太郎「くそう」
闇のザンカァ「死ね!ニャンキー」
ヤッ太郎「にゃ!」
プルルン「は!」
ヤッ太郎「また来るぞ!」
ヤミの四人衆「てやあ」
プルルン「ああ」
スカシー「このままじゃやられちゃうぜ」
プルルン「飛行メカがないと太刀打ちできないわ」
ヤッ太郎「よし、オイラが取って来るぜ」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎!」
闇のザンカァ「逃がすか」
ヤッ太郎「あーにゃにゃにゃにゃ!」
猫股霊界之介「ほれ、こっちじゃ」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎!」
スカシー「大丈夫か?傷は深いぞ。安らかに眠れ」
ヤッ太郎「あのなあ、てやんでえ!勝手に人殺すんじゃねえや。あ、あれ?オイラのマサマサは?あれは!マサマサ!にゃあー!」
スカシー「あー!」
プルルン「あ…」
0611名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/15(水) 15:44:25.33ID:???
猫股霊界之介「な、なんじゃい。これは」
ヤッ太郎「これがオイラたちの飛行メカ」
ニャゴキング「グワー」
ヤミの四人衆「うわあー!」
ヤッ太郎「すげー!すげえや」
0612名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/15(水) 15:46:38.65ID:???
猫股霊界之介「な、なんじゃい。これは」
ヤッ太郎「これがオイラたちの飛行メカ」
ニャゴフィンクス「グワー」
ヤミの四人衆「うわあー!」
ヤッ太郎「すげー!すげえや」
0614名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/15(水) 15:52:59.78ID:???
ヤッ太郎「オイラ飛んでる!空を飛んでるぞ!」
スカシー「やったぜ!」
プルルン「あは、気持ちいい」
カラ丸「おのれ!生かしておくものか!」
ハイセンス9号「はい、はい、はいはいはい!」
0615名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/15(水) 15:57:35.24ID:???
ヤッ太郎「あれだ!」
ハイセンス9号「食らえ!大阪名物ハリセンチョップ!」
スカシー「ぐ…」
スカシー・プルルン「てやあ!」
ハイセンス9号「くそーなの」
カラ丸「ああ、ああ、ああ」
ヤッ太郎「「トドメだ!必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
カラ丸「うわああ、うわあああー!覚えてろー!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
0616名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/15(水) 16:01:34.25ID:???
コーン守「くー、もうちょっとのとこデ。何なノ。何なノ。あのメカハ。ギー!くやしー!くやしー!」
(ドカーン!)
幻ナリ斎「あれはまさか…ネコ忍一族の勇者にのみ使えるという伝説の守護神、ニャゴキング…」
0617名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/15(水) 16:08:24.48ID:???
猫股霊界之介「あーあ、ワシのつくった飛行メカ壊れてしもうた。それにしてもこいつをつくったのは一体」
プルルン「大先生、ありがとう。もうだーいすき」
猫股霊界之介「ぐへへへへ」
スカシー「こんなすごいメカをつくるなんてやっぱ大先生は、天才だぜ」
猫股霊界之介「そ、そうか?やっとワシの偉大さが分かったか?(な、何か知らんが、全部ワシがつくったことにしとこうっと)」

<ナレーター>
かくして、ニャンキーは究極のお助けメカ、ニャゴキングを手に入れた。
果たして、その正体は。
そして、何故マサマサがニャゴキングを蘇らせたのか。
霊界之介がつくったと信じているヤッ太郎は、何の疑問も抱かないのであった。
0618名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/15(水) 16:12:48.92ID:???
いつか話して欲しいのさ
抑えられない 今日の切なさを
街は夕映え 消さないで
ひとりぼっちの情熱を

君の物語は 君にしか書けないさ

だから To be yourself 夢を信じて
息が止まりそうなほど
Upon yourself 悩んだことも
微笑むためのエナジー
時代が今 君を待っているよ
0619名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/16(木) 18:22:15.20ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0621名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/16(木) 18:26:28.31ID:???
<ナレーター>
今日もエドロポリスは日本晴れ。
近頃、そのエドロポリスを賑わしているのがこの面々。
秘密忍者隊ニャンキーの秘密。
エドロポリスの悪を斬る。
夜の闇で大活躍するニャンキー部隊。
今、そのニャンキーの実態に迫る。
0622名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/16(木) 18:36:03.62ID:???
店員A「さあさあ、買った買った。週刊スーパーおEDO。本日発売だよー。
週刊スーパーおEDO、今やエドロポリスの人気者、秘密忍者隊ニャンキーの特集だよ。
さあこれを読まなきゃトレンディにはなれないよ。エドポリっ子じゃないよ」
町人たち「ちょっと、一冊ちょうだい」「おいらにもくれい」
店員A「はいはいはい、押さないで押さないで。へい、一冊ね。はい、毎度」
町人たち「わーこれこれ!これください」「ちょっと、それ私が先に触ったのよ」
店員B「皆さん慌てないでください。沢山ありますから」
女の子A「わーこれ素敵」
女の子B「ちょっとそれ私のよ」
女の子A「何言ってんのよ。ニャンキーさまはね。私みたいな可愛い子が好みなのよ!」
女の子B「どこが!」
女の子A「ここが!」

<解説員>
当然だが、説明しよう。
ギャルたちが欲しがってるこの絵は、今エドロポリスで名高い絵師しゃらく先生描くところの浮世絵、
ニャンキーのブロマイドなのだ。
0623名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/16(木) 18:41:35.84ID:???
店員A「さあさあ、買った買った。週刊スーパーおEDO。本日発売だよー。
週刊スーパーおEDO、今やエドロポリスの人気者、秘密忍者隊ニャンキーの特集だよ。
さあこれを読まなきゃトレンディにはなれないよ。エドポリっ子じゃないよ」
町人たち「ちょっと、一冊ちょうだい」「おいらにもくれい」
店員A「はいはいはい、押さないで押さないで。へい、一冊ね。はい、毎度」
町人たち「わーこれこれ!これください」「ちょっと、それ私が先に触ったのよ」
店員B「皆さん慌てないでください。沢山ありますから」
女の子A「わーこれ素敵」
女の子B「ちょっとそれ私のよ」
女の子A「何言ってんのよ。ニャンキーさまはね。私みたいな可愛い子が好みなのよ!」
女の子B「どこが!」
女の子A「ここが!」

<解説員>
突然だが、説明しよう。
ギャルたちが欲しがってるこの絵は、今エドロポリスで名高い絵師しゃらく先生描くところの浮世絵、
ニャンキーのブロマイドなのだ。
0624名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/16(木) 18:47:29.93ID:???
ヤッ太郎「(くう、ニャンキーが一番人気なんて、さすがエドポリっ子は目が高いぜ。
オイラがニャンキーだって分かったら。むふふふふふふ」
女の子たち「キャー!」「あー!あそこよー!」
ヤッ太郎「オ、オイラ?何だ、もう分かっちまったのか。人気もんはつらいぜ」
女の子たち「キャー!」
ヤッ太郎「ぐがが…」
女の子たち「それくださーい」
ヤッ太郎「こんなのってありかよ」

<ナレーター>
現実ってこんなもんだよ。
0625名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 18:54:32.78ID:???
コーン守「キー!何なノ、何なノ!何でこうニャンキーばっかりモテるのヨ!」
幻ナリ斎「はあ、なるほど。彼氏にしたいタイプ1位。ブロマイドの売り上げも1位。断トツの人気でござりまするな」
コーン守「それに比ベ、アタシのブロマイドの売り上げハ、たった3枚。うウ、しかもヨ、3枚のうち2枚はアタシが買ったってことハ、
残りあとの1枚は、誰ガ…うウ」
幻ナリ斎「…趣味じゃないんですけどね」

<ナレーター>
幻ナリ斎は、義理で買ったとは口が裂けても言えなかった。
0626名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 19:04:58.57ID:???
幻ナリ斎「あーしかし、人気投票によりますると、コーン守さまが1位のものも」
コーン守「コーン?早く早く読んデ」
幻ナリ斎「えっと、彼氏にしたくないタイプ1位…あ、まずいなこりゃ。
えーっと、一緒に食事をしたくないタイプ1位。あ、まずい」
コーン守「くくク…クー!」
幻ナリ斎「えーとえーと、ではね。あ、あ、一生会いたくないタイ…あ、まずいはこりゃな」
コーン守「いいワ、もういいわヨ!問題だワ!このアタシが人気ないなんテ。ぜーったいゆるさなーイ!」
幻ナリ斎「あいて」
コーン守「ニャンキーを蹴落として、何としてもこのアタシが人気ナンバーワンになってみせるワ。コーン!」

<ナレーター>
幻ナリ斎はいやーな予感がした。
0627名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 19:12:47.43ID:???
ワーン守「ん?虎の水門から怪しいやつが…カラ丸!
ここのところおとなしくしてると思ったが、やはり動き出したか」
コーン守「んふふフ。上手く抜け出したみたいネ。天下を取るには庶民の人気も大事なポイントなのよネ。
そして人気を売るには地道にかつかっこよく人助けするのが一番。今回は清く正しく美しク。
いいこト?カラ丸。何としてもアタシのイメージをアップさせるのヨ。んフ」
カラ丸「うえ…はは、必ずや」
0628名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 19:23:20.13ID:???
おミツ「はぁ…ニャンキーさまって素敵ねー」
スカシー「やっぱり1号より2号のほうがおススメだぜ。おみっちゃん」
ヤッ太郎「何ぬかしやがる。ひょうきんな中にもキラリと知性が光る1号がなんてたって一番でえ」
スカシー「へえ、知性が聞いて呆れるぜ」
ヤッ太郎・スカシー「(バチバチバチバチ)」
おミツ「ニャンキーさまって一体どこの誰なのかしら」
ヤッ太郎「ね、ねえ、おみっちゃん。もしかしてだよ。そのニャンキー1号っていうのがごく、ごく身近な人だったらどうする?
おミツ「身近な人だったら?あは。そりゃあもちろんすぐにボーイフレンドになってもらって、
毎日美味しいお弁当をつくってあげて。あはは。日曜日にはデートをして、一緒にアイスクリームを食べて、
それから…ああ、いやー!おミツはずかしー!」
ヤッ太郎・スカシー「うわあ」
(ドカーン!)
おミツ「あら、二人ともどうしたの?」

<ナレーター>
またおミツの可愛い癖が出た。
0629名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 19:26:40.06ID:???
おタマ「あんまりお店壊さないでくださいね」
ヤッ太郎「オレのせいじゃねえや」
おタマ「それよりワンコー守さまからの指令です」
ヤッ太郎「え」
0630名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 19:29:21.66ID:???
ワーン守『コーン守が密かにエドロポリスに出かけたからには、またよからぬことを考えているしか考えられん。
すぐにコーン守の動きを追うんだ』
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ははあ」
0631名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 19:33:25.38ID:???
おタマ「風力。風向き。角度。これでよーしっと」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、おいら大きくなったらピザ屋さんになって、おっかあに楽させるからね」
伊津茂乃母「ありがとうよ。でもお前確か高所恐怖症じゃなかったかい」
0632名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 19:38:56.77ID:???
コーン守「人助けの種って意外と転がってないのよネ」
小さい女の子「えい、えい、ああ…待って、待ってー」
コーン守「チャンスだワ。これでアタシも。あレー」

<ナレーター>
コーン守は転んだ。
0633名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 19:50:01.01ID:???
コーン守「ギエエエェエエ!」
リアカーの運転手「バカヤロー!前見て歩きやがれ!」
コーン守「な、何デ」
女の人「きゃあ、ど、泥棒!捕まえて!」
コーン守「ン?」
泥棒「はい、ごめんなすって」
コーン守「泥棒?今度こソ!秘儀扇の舞デ。コーン!」
泥棒「ひ」
クレーン操作中の人「あらー」
コーン守「あ、チャンス!ぐ…おばあさん、い、今のうちに早ク」
おばあさん「は、はあ。おかげさんで長生きしとりますです。あんたさんも気いつけなされ」
コーン守「グ…」
おばあさん「おお、怖。年寄りをいじめる顔しとるわ」
コーン守「ギ…ぎょエー」

<ナレーター>
コーン守は、なんでこうなるの。もういや。と言っているのである。

コーン守「カ、カラ丸」
0634名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 19:58:35.67ID:???
コーン守「こうなったら奥の手ヨ。ヤミの四人衆に銘じて例の作戦ヲ」
カラ丸「は」
コーン守「んふふふフ。見てらっしゃイ」
0635名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 20:01:00.82ID:???
ヤッ太郎「あーもう!コーン守のやつ、いってえどこへ雲隠れしちまったんだよ!」
プルルン「きゃあ」
ヤッ太郎「な、なんだ。今の音」
プルルン「あ、あれを見て!」
ヤッ太郎「あ、あれは!」
0637名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 20:10:37.65ID:???
コーン守「そうヨ!どんどんやっておしまいなさイ!そして頃合いを見計らっテ、
アタシが颯爽とこのスーパーコーン8号デ。んふふふフ。我ながら何て完璧な作戦なんでしょウ」
0638名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 20:18:07.75ID:???
町人たち「うわー」「わー」
闇のザンカァ「ふふふふふふふ」
町人たち「あー」
マックロウ「ふふふふふ」
コーン守「お待ちなさイ。おほほほホ。古来よリ、悪の栄えたためしなシ。教えてやろウ、コン、正義の心デ」
カラス忍者たち「(ファンファーレ)」
コーン守「愛と勝利と真実の使徒、老中仮面コーンの助見参」
町人たち「おお」「なんだあれは」
コーン守「町のみなさーン。もう心配はいりませんワ。こんなメカすぐ片付けちゃいますからネ。スーパーコーン8号!」
町人たち「おお」
コーン守「んふふふフ。最高の晴れ舞台」
町人A「なんでえ。誰かと思ったらコーン守じゃねえか」
町人B「あんなアホな老人なんかに付き合ってられっか。全く」
町人たち「帰るでよ」「帰るか」「ったく」
0639名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 20:23:46.45ID:???
コーン守「な、何なのヨ。これハ」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっは」
コーン守「そ、そのやらしい声は」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
コーン守「クー!何ヨ何ヨ。正義の味方にいちゃもんつける気!?」
プルルン「だーれも正義の味方だなんて思ってないみたいだけど。ふふ」
コーン守「くウ…もウ!こうなったらやけヨ!マックロウ、やっておしまイ!」
0640名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 20:31:47.89ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ああ!」
コーン守「おどキ!カラ丸!」
カラ丸「うわあ、いて!」
コーン守「ニャンキーはこのアタシがトドメをさしてやるんだから。見てらっしゃイ!」
ヤッ太郎「にゃんにゃにゃんにゃんにゃん」
プルルン「とう!」
スカシー・プルルン「ああ!」
ヤッ太郎「おお、しまった」
スカシー・プルルン「うう…」
コーン守「おほほほほほほほホ」
プルルン「ああ」
ヤッ太郎「このー」
闇のザンカァ「ふふふふふ」
ヤッ太郎「ええい、くそー。にゃあ」
0641名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 20:34:48.30ID:???
ニャゴフィンクス「グワー」
マックロウ「ん?」
コーン守「何ヨ、またあのお邪魔メカ?」
スカシー・プルルン「うわあ、助かった」
ヤッ太郎「にゃー。うげ!いくぜ」
スカシー・プルルン「おう!」
0643名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 20:42:21.75ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「メガアップニャンキー!」
コーン守「生意気ヨ!ちょっとくらい新しいメカだからって嬉しそう二。田舎モンネ。マックロウ、片付けておしまい!」
スーパーコーン8号「いー!」
ヤッ太郎「すっげー。あいつロボットに変形しちまったよ」
プルルン「かっこいい。何?これって」
スカシー「あー」
プルルン「うわー」
スカシー「わー」
ヤッ太郎「「え、え、わ、ちょっと、ま、ま、待ってよ。おい、プルルン、スカシー!ぐわ…どうなってんだよおい」

<ナレーター>
ヤッ太郎は乗り遅れてしまった。
0644名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 20:47:41.63ID:???
プルルン「これがニャゴキングの中なのね」
スカシー「見ろよ、コックピットだ」
プルルン「え」
スカシー「外の様子はこれでバッチリだぜ」
プルルン「よーし、見てらっしゃい」
0645名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 20:49:26.90ID:???
スーパーコーン8号「えーい、一気にやってしまうのヨ!」
マックロウ「へい。覚悟ー!」
(ドゴン!)
マックロウ「おのれ!うお」
0646名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 20:56:16.58ID:???
ヤッ太郎「にゃにゃにゃにゃにゃにゃん」
カラス忍者たち「待てー」
ヤッ太郎「にゃにゃにゃにゃにゃにゃん。くるっと回ってほら牙だぞー」
コーン守「何してんの!マックロウ、早くやっておしまい」
プルルン「アタイにたてつこうざ10年早いんだよ!」
スカシー「こ、怖い」

<ナレーター>
プルルンは、メカに乗ると性格が変わるのだった。

プルルン「とう!」
闇のザンカァ「くそう、ひとまず退却だ」
ヤミの四人衆「ええい」
プルルン「ヤッ太郎、あとは頼んだわよ」
ヤッ太郎「任せとけって」
0647名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/16(木) 21:03:12.41ID:???
ヤミの四人衆「はあ、はあ、はあ、はあ」
スーパーコーン8号「ちょっとちょっとちょっと、こっちに逃げてこないでヨ!」
ヤッ太郎「自分の人気をあげるため、エドロポリスをぶっ壊すとは許せん!必殺!ネコ目スラッシュ!」
ヤミの四人衆「うお」
(ドカーン!)
ヤミの四人衆「うわー」
コーン守「ギー!くやしー!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」

<ナレーター>
エドロポリスの平和は、巨大ロボットニャゴキングと、ニャンキーの活躍によって守られた。
だが、コーン守の野望は尽きることを知らない。
頑張れ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。
0649名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/21(火) 13:15:17.28ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0651名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/21(火) 13:19:15.75ID:???
徳川イエッイエッ「 △☆=¥!>♂×&◎♯♪£パフ」

<ナレーター>
いつ見ても徳川イエッイエッはアホの見本のようだった。

徳川イエッイエッ「パフ」
0652名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/21(火) 13:29:07.79ID:???
コーン守「ちょいトちょいトお兄さン。んフ。掘り出し物の写真があるわヨ」
ワーン守「しゃ、写真!?」
コーン守「んン。極秘ルートで手に入れたんだけどネ」
ワーン守「はあはあはあはあはあはあはあ」
コーン守「これヨ」
ワーン守「え」
コーン守「キャーはずかシ」
ワーン守「おお、貰うにまさしく掘り出しもんだ」
コーン守「でしョ」
ワーン守「噂は本当でござったか」
コーン守「そウ。ここに映ってるお方こソ、誠の将軍様なのかもヨ」
ワーン守「ガーン!」

<ナレーター>
ワーン守は、驚くと自分で効果音まで入れてしまう律儀な性格だった。

ワーン守「コーン守さま、このことは二人だけの秘密に。事実を調査しないうちに迂闊に喋ってはなりませんぞ」
コーン守「うっふン、心配しないデ。アタシの口の堅いことは有名なのヨ。ほラ、コンコンコン。ネ」
0653名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/21(火) 13:47:08.66ID:???
コーン守「おっほっホ。喋らなければいいのよネ。何をしてモ」
幻ナリ斎「さすがはコーン守さま。見事にワーン守を化かしました」
コーン守「幻ナリ斎、さっそくこの号外をエドロポリス中にばらまくのヨ」
幻ナリ斎「それにはうってつけのものがおります」
コーン守「ほウ」
幻ナリ斎「チョイナー7号」
コーン守「ぎャ」
幻ナリ斎「あ、いたいいたい。ぎゃ。ぷ」
チョイナー7号「ハ〜チョイナチョイナチョイナチョイナチョイナ〜っと」
コーン守「ねエ、背筋に寒いものが走るようなメカじゃないノ?」
ワーン守「まあね。チョイナー7号はエドロポリス‐ネオ薩摩間なら飛ぶがごとくでござりまして、
この者に号外をばらまかせれば噂は…あっと」
チョイナー7号「チョイナー!」
(ドーン!)
コーン守・幻ナリ斎「あ」
チョイナー7号「ちょっと聞いて、見てチョイナ。チョイナチョイナチョイナ〜!」
0654名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/21(火) 14:16:36.07ID:???
ヤッ太郎「やっぱりなあ、あんなアホ丸出しが将軍様の訳ねえと思ったぜ」
プルルン「赤ちゃんの時に病院で取り違えられたんですって」
ヤッ太郎「そういや二人とも先代の将軍様にそっくりだもんなあ」
おタマ「すると、今の将軍様はやめさせられて、この写真の芋掘りさんが新しく将軍様になる訳ね」
ワーン守「ごめん」
おタマ「あ、いら…」
ワーン守「シーッ。そちたちに特に重大な任務を頼みたい。直ちにネオ薩摩に飛んでくれ」
スカシー「ネオ薩摩っていうと例の」
ワーン守「そうじゃ。この芋掘りが誠の将軍様であるかどうか確かめるのじゃ。向こうは既に証拠の品を持って、
メカEDO城に向かっておるらしい」
ヤッ太郎「えー!どーじょー!」
ワーン守・スカシー・プルルン・おタマ「…」
ヤッ太郎「(あ")いや、だ、だから、あのメカEDO城のEDO城とひっかけて、えーどーじょーなんちゃって」
プルルン「それで?その証拠の品っていうのは?」
ワーン守「将軍家公認の三又沙の家紋が入った金太郎の腹掛けじゃ」
ヤッ太郎「んなもん、ほんもんかどうかどうやって見分けんの?」
ワーン守「それを見分けられるのはただ一人。偶然にも、同じネオ薩摩に歴代の将軍を取り上げた黒ネコのサンバがいる」
ヤッ太郎「ねえねえ、タンゴの間違いじゃ」

<解説員>
説明しよう。
昔君たちのお父さんやお母さんが小さい頃に、黒ネコのタンゴという歌が流行ったのじゃ。

ワーン守「コーン守が裏で糸を引いているとしたら、天下の一大事じゃ」
ヤッ太郎「なんか久しぶりに時代劇らしい展開になってきたな」
ワーン守「急げ!ネオ薩摩に向かうのじゃ」
ヤッ太郎「てやんでえ!出発でい!」
スカシー・プルルン「おう!」
0655名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/21(火) 14:28:01.83ID:???
おタマ「これならネオ薩摩まで飛べるわね」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が、遠い遠いネオ薩摩まで飛んでいきまーす。どちらさまも白線までお下がりくださーい』
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんがネオ薩摩まで飛んでいくって」
伊津茂乃母「んだ」
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃母・伊津茂乃子「ああー」
伊津茂乃母「ああ、ピザ屋さん見物も命懸けね」
伊津茂乃子「うん」
プルルン「だけどさ、この際将軍様が交代してくれたほうが世の為人の為になるかもね」
ヤッ太郎「まあな。どう転んでも今の将軍様よりアホの訳ねえからな」
スカシー「噂が本当なことを期待しようぜ」
チョイナー7号「チョイナ〜!」
ヤッ太郎「ん?なんだありゃ」
チョイナー7号「チョイナ〜!チャイナは中国。私はチョイナ。チョンマゲ言うんは正宗。ハ〜チョイナチョイナ〜!」
0656名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/21(火) 19:04:55.29ID:???
コーン守「うフ、このキツネお股。ん〜アタシって何を着ても似合うのよネー。ウットリ」
チョイナー7号「チョイナ〜!」
コーン守「コーン!」
(ドーン)
コーン守「あーレー」
チョイナー7号「チョイナチョイナチョイナチョイナチョイナチョイナ」
コーン守「入る時はノックくらいしテ!」
チョイナー7号「チョイナチョイナ。ただいま芋掘りたちはネオ薩摩を出発。報告終り。チョイナチョイナ〜!」
コーン守「もウ、アタシの美意識壊さないでちょうだイ」
0657名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/21(火) 19:21:14.92ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあー」
スカシー・プルルン「ぎゃあああ!!!あああああ!!!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「にゃにゃにゃにゃにゃ」
スカシー・プルルン「うううう」
ヤッ太郎「ど、どうやらネオ薩摩に着いたらしいぜ」
黒ネコの産婆「ひえええええええ」
ヤッ太郎「おお、あのビニール袋を引き裂くような悲鳴は」
黒ネコの産婆「ひ、ひ、ひええええ。誰か助けてくれえ!」
スカシー「あれぞまさしく」
プルルン「黒ネコの産婆だわ」
ヤッ太郎「カラス忍者たちは、腹掛けを見分けられては困るんで産婆の命を狙ってやがるんだ」
プルルン「ということは」
スカシー「芋掘りがニセモノと自分で白状したようなもんだ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ああ…」
プルルン「残念ね」
ヤッ太郎「うん」
黒ネコの産婆「助けてー。ああ」
ヤッ太郎「おっと、いけね。ガッカリするのは後だ」
ヤッ太郎・プルルン「それ!」
カラス忍者たち「てやあ!」
ヤッ太郎・スカシー「とう!」
0658名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/21(火) 19:28:01.03ID:???
プルルン「産婆さん大丈夫?怪我はない?」
黒ネコの産婆「お前さんたちは?」
ヤッ太郎「なあに、秘密忍者隊ニャンキーのヤッ太郎という名乗るほどのもんじゃありゃしませんや」
スカシー「しっかり名乗ってるじゃねえか」
ヤッ太郎「にひひひひ」
プルルン「私たちは産婆さんをエドロポリスにお連れするお役目でやってきたの。一緒に来て下さい。
早くしないと、ただの芋掘りが、将軍様になってしまうわ」
黒ネコの産婆「そりゃすごい出世じゃ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「(ズコーッ)」
ヤッ太郎「と、ともかく出発でい」
0659名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/21(火) 19:38:19.02ID:???
コーン守「幻ちゃんの番ヨ」
幻ナリ斎「はいはい、では王t…」
チョイナー7号「チョイナ〜!チョイナチョイナ!芋掘りたちは東海道を進行中。報告終り。ア〜チョイナ〜!」
コーン守「いちいち報告しなくてもいいっつうノ!襖が穴だらけじゃないノ!」
幻ナリ斎「なんせ走り回ってうるさいだけのメカでございまして、じっとしているか黙っていると自爆してしまいますんで」
コーン守「アハハのハーネ。もウ」
ヤッ太郎「にゃにゃにゃにゃにゃ」
スカシー「えっほ、えっほ」
ヤッ太郎・プルルン「ん」
ヤッ太郎「何だか雲行きが怪しくなってきたぜ」
0660名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/21(火) 19:52:25.49ID:???
スカシー「ちぇ、川止めだ」
ヤッ太郎「ついてねえなあ、んな時に」
プルルン「この風じゃあ、トリツックンたちも呼べないわね」
ヤッ太郎「そうだ、上流へ向かうんだ」
プルルン「上流に何かあるの?」
ヤッ太郎「プルルン。川っていうのはな、最初っからこんなに幅が広い訳じゃねえんだ。
はじめはみんな小川みてえなもんよ」
スカシー「そりゃまあそうだけど」
ヤッ太郎「だから、上流までさかのぼればこの川だってピョーンって飛び越せるって寸法よ。
どうでえ、こんなこと誰も思いつかねえだろ」

<ナレーター>
だが、同じことを思いついた者もいた。
0661名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/22(水) 14:57:20.30ID:???
カラ丸・ヤミの四人衆・カラス忍者たち「えっほ、えっほ、えっほ、えっほ、えっほ、
えっほ、えっほ、えっほ、えっ…」
カラ丸「ふふふふ、こんなことを思いつくのは、天下広しと言えども、このカラ丸さまを置いていないだろう」
闇のザンカァ「ん?どうやら同じことを思いついたアホがいたようだぞ」
カラ丸「何?そんなバカな!いるとしたらただ一人。ふっ!
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えっほ、えっほ、えっほ…」
カラ丸「やはりヤッ太郎か」
闇のザンカァ「アホ同士は考えることまで似てるものよ」
カラ丸「何!?あー」
(ドーン!)
カラ丸「まずい、やつらは黒ネコの産婆を連れているぞ」
闇のザンカァ「やつらの始末は俺たちに任せて先に行け!行くぞ、ヤミの四人衆!」
0662名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/22(水) 15:07:39.71ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「にゃにゃにゃにゃにゃん」
闇のザンカァ「やれ!」
水のウォッカァ「行くぜ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ああ!」
風のレッカァ「てい!」
ヤッ太郎・スカシー「!」
ヤッ太郎「出たな、ヤミの四人衆!」
闇のザンカァ「おとなしくその黒ネコの産婆を渡せ」
ヤッ太郎「てやんでえ!行くぜ決め台詞。古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
0663名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/22(水) 15:24:37.08ID:???
闇のザンカァ「ふっ、こっちも負けずに決め台詞行くぞ!」
風のレッカァ「目にも留まらぬ早業で、」
ヤッ太郎・スカシー「でやあ!」
闇のザンカァ「ああ、ずるい!こっちは終わるまで待ってやったのにー!」
スカシー「問答無用!」
闇のザンカァ「てめえら!自分達に都合のいい時だけ問答無用にしやがって!けっ、こうなったら弱点4点セットだ!とう!」
風のレッカァ「ふふ」
水のウォッカァ「ふふふふふふふふ」
炎のボンカァ「誕生」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「?」
闇のザンカァ「ふふふ、このネコじゃらしの微妙な動きに、ネコはどうしても目が奪われる」
風のレッカァ「そしてこの缶詰を開ける音にはどうしても耳がいってしまう」
ヤッ太郎・スカシー「ああ!」
水のウォッカァ「毛糸玉の動きにジッとしていられず」
ヤッ太郎・プルルン「にゃお、にゃおー」
炎のボンカァ「電気ごたつの誘惑に眠くならずにはいられない」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ふわあー」
闇のザンカァ「どうだ、ニャンキー」
ヤミの四人衆「ふふふふふふふふ、ははははははは」
ヤッ太郎「ダメだ…このままでは誘惑に負けてしまう」
スカシー「ヤッ太郎、あれをやるんだ」
ヤッ太郎「あれか?」
プルルン「やりましょう、最後の手段よ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー忍法!鳥除け大目玉!」
ヤミの四人衆「お!」

<ナレーター>
説明しよう。
駅のホームや田んぼで見かけるこの大目玉は、カラスやスズメを脅かして追い払う秘密兵器なのだ。
0664名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/22(水) 15:29:49.16ID:???
闇のザンカァ「ひ、ひ、退け!あの大目玉には生理的に弱いんだ!」
ヤミの四人衆「え、へえ」
ヤッ太郎「勝った。まれに見る苦戦だったが」

<ナレーター>
そうでも言わないと、格好がつかないのであった。
スカシー・プルルン「?」

スカシー「カラ丸たちはこの先にいはずだ。急ごう!」
0665名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/22(水) 15:41:14.02ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「にゃっほ、ひゃっほ、にゃっほ」
ヤッ太郎「ああ、いたぞ!」
プルルン「あのカゴの中に証拠の腹掛けをした芋掘りさんがいるのね!」
ヤッ太郎「負けるな!やつらより先に川を渡るんだ!いっそげ。いっそげ」
カラ丸「ヤッ太郎たちだ。負けるなよ!」
ヤッ太郎「にゃにゃにゃにゃにゃにゃん」
カラ丸「くそー!かくなる上は、トオセンボ3号」
(ドーン!)
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあ」
トオセンボ3号「おー。通せんぼ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あー?」
カラ丸「はっはっは。どうだ。参ったか」
プルルン「芋掘りさんはどこへやったの?」
カラ丸「お前たちがヤミの四人衆と戦ってる間に、チョイナー7号に背負わせて、先へ向かわせたわ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「!?」
カラ丸「チョイナー7号の足なら、もうすぐ上流でこの川を渡るころだろう」
ヤッ太郎「しまった!」
トオセンボ3号「通せんぼ。通せんぼ。通せんぼ。通せんぼ。通せんぼ。通せんぼ。通せんぼ。通せんぼ。通せんぼ」
0666名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/22(水) 15:51:19.99ID:???
ヤッ太郎「てやんでえ!通せんぼだか倒変木だか知らねえが、もう許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
トオセンボ8号「あ…あ」
ヤッ太郎「…」
カラ丸「…」
トオセンボ8号「あ…ダメだ」
(ドカーン!)
カラ丸「…十分に時間を稼いでくれたわ!はっはっはっは」

<ナレーター>
哀れトオセンボ3号は、ネコ目スラッシュにやられてくる為に出てきたようなメカだった。

ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!なんて言ってる場合じゃあねえや」
スカシー・プルルン「(ズコーッ)」
ヤッ太郎「お助けメンバーのゴットンを呼ぼう」
0667名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/22(水) 15:59:38.71ID:???
おタマ「あ、お助けメンバーの注文だわ」
おタマ『ゴットンさん、出番よ』
ゴットン「ゴットンだ。もとい、がってんだ!そーれ。
すごい向かい風でござる。
お助け忍者、あ、ゴットン参上」
ヤッ太郎「オーマイゴット…あ、すぐにこの川の下にトンネルを掘るんだ」
ゴットン「ゴットンだ。もとい、がってんだ!そーれ。掘れ掘れ掘れ掘れ掘れ」
ヤッ太郎「にゃ」
プルルン「ふっ」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎はゴットンにトンネルを掘らせて近道をしようとしてるのじゃ。

ゴットン「そーれ、近道でござる」
ヤッ太郎「にゃにゃ」
プルルン「ふっ、ふっ」
0668名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/22(水) 16:06:53.90ID:???
ウサ姫「ワクワクするのう。早く本物の将軍とやらを見てみたいものじゃ」
徳川イエッイエッ「パフ」

<ナレーター>
イエッイエッとウサ姫は、噂が本当なら、自分たちはお城を追い出されることをすっかり忘れていた。

コーン守「ただいま到着したと報せがまいりましたのヨ。もう少しお待ち遊ばセ」
ワーン守「(ニャンキーたちは何をしておるのじゃ)」
0669名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/22(水) 16:17:19.49ID:???
チョイナー7号「チョイナチョイナ〜!」
一同「!」
幕府の者A「その腹掛けの家紋はまさに将軍家公認の三又沙」
幕府の者B「それでは、このお方があの誠の将軍様?」
芋掘り「パフー」
一同「(ズコーッ)」

<ナレーター>
なんと、この芋掘りも、イエッイエッと同じ全くのアホだった。

徳川イエッイエッ「パフ」
芋掘り「パフ」
徳川イエッイエッ「パフ」
芋掘り「パフ」
徳川イエッイエッ「パフ」
芋掘り「パフ」
徳川イエッイエッ「パフ」
芋掘り「パフ」
ウサ姫「うわあ、二人だけで話してないで姫も仲間に入れてたもれ」
0670名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/22(水) 16:26:26.19ID:???
黒ネコの産婆「あ、いや。待たれー」
一同「!」
黒ネコの産婆「その腹掛けはニセモノと見た!」
ワーン守「おお、黒ネコの産婆どの」
コーン守「どうしテ、どうしてニセモノって分かるのヨ」
黒ネコの産婆「その腹掛けにはシミがない!」
一同「!?」
黒ネコの産婆「本物の腹掛けには将軍様の引っかけなされたおしっこのシミがあるはずなのじゃー」
徳川イエッイエッ「ハニャハーニャ。シーミー」
黒ネコの産婆「おお、これぞまさしく本物の腹掛け。こちらのお方がまっことの将軍様じゃー」
ワーン守「重臣の方々、将軍イエッイエッ様がニセモノというのは、根も葉もない噂でござった」
一同「ははあー」
徳川イエッイエッ「パフパフ」
0671名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/22(水) 16:31:21.35ID:???
コーン守「キー!くやしーくやしーくやしーくやしー!くやしー!」
(ドカーン!)
チョイナー7号「ハ〜チョイナチョイナ〜!チョイナ〜!チョイナ〜!」
コーン守「悔しいからお前も道連れヨ。付き合ってネ!」
チョイナー7号「ア、チョイナ、チョイナ〜!」
(ドカーン!)
コーン守「アハハのハーダ。ぷハー」
ヤッ太郎「今日もおEDOは日本晴れだぜ」

<ナレーター>
説明しよう。
嘘つき。
0672名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/23(木) 19:39:37.49ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0674名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/23(木) 19:51:44.88ID:???
江喜損得「はあ、学会でこんなにも遅くなってしまったわい。ふぇ、ふぇ、ふぇっくっしょん!
ああ、さぶい。い、な、なんだ?うわあー!」
コレクター9号「ターゲットナンバー8番。アニマロイド考学者、江喜損得博士。みっけみっけ」
損得「だあー!」
コレクター9号「待てー!みっけー!」
損得「うわあー!離して、離して、離して」
コレクター9号「エネルギー取っちゃった。取っちゃった」
0675名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/23(木) 20:07:42.75ID:???
男A「さあ、大変だ。大変だ。大変だ!またまた神隠し事件の発生だい。
今度の被害者はアニマロイド考学者の江時損得博士。
これで8名の行方不明者だ。詳しいことはこの瓦版に書いてあるぜ。さあ、買った買った買った」
町人たち「わいわいがやがや」
ヤッ太郎「どいたどいたどいたー!てやんでえ!何しやがるこのヤロ。
あわわわわ。なんだ、また神隠しか。物騒な世の中になったもんだぜ」
スカシー「任せなさい」
ヤッ太郎「?」
スカシー「神隠しなんて、僕がいる限り、君たちには指一本触らせはしないよ」
おミツ「でも、今度の神隠しは家の近くよ。怖いわ」
スカシー「安心しなよ、おみっちゃん。このスカシーが命に代えてもおみっちゃんを守ってみせるよ」
おミツ「まあ、スカシーさん」
ヤッ太郎「てやんでえ!どこで寄り道してるかと思ったらこんなところで油売りやがって」
スカシー「なんだよ」
ヤッ太郎「ねえ、おみっちゃんは僕が守るよ」
おミツ「まあ」
スカシー「なにをー!おみっちゃんを守るのはこの僕だ!」
ヤッ太郎「なんだよ」
スカシー「このー」
ヤッ太郎「にゃろー」
おミツ「二人ともやめて。ケンカはダメよ。もうお願い、ケンカはやめてー!」
ヤッ太郎・スカシー「う、うわー!」
(ドカーン!)
おミツ「だから言ったのに…」
ヤッ太郎「これならおみっちゃんは誘拐のしんぺいねえな。ああ」
0676名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/23(木) 20:16:14.12ID:???
<ナレーター>
その頃、誘拐された科学者たちは、カラカラ一族の秘密研究所で、新しい武器の開発をさせられていた。

損得「Zzzzzz…」
(ザバァー!)
カラ丸「寝るな!」
損得「だって、夕べから全然寝てないんだもん」
カラ丸「何!俺さまに逆らうなんぞ10年早えぜ!」
損得「ひー」
カラ丸「つべこべ言わずに働くんだ!」
損得「ひー!あたたたた」
0677名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/23(木) 20:24:44.23ID:???
コーン守「どウ、幻ちゃン。ねエ、上手くいってるノ?」
幻ナリ斎「いってる。まもなく完成かと」
コーン守「早く試してみたいものネ」
幻ナリ斎「このビームの威力をもってすれば、アニマロイドの全ての機能をぶち壊して、みんなを眠りにつかせることなど朝飯前」
コーン守「ふふふフ。これさえあれバ」
幻ナリ斎「全国、いや、全世界がコーン守さまの者に」
コーン守「んふふふフ。おほほほほホ」
幻ナリ斎「ふはははは、あ、あ、危ない!危ない!」
コーン守「ああ、あごガ。あ」がく
幻ナリ斎「はぁ…これ、コレクター9号。まだ優秀な科学者が足りん。もっとさらってくるのだ」

<ナレーター>
こうして、エドロポリスの優秀な科学者たちが、コレクター9号の手によって次々と誘拐されていった。
0678名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/24(金) 20:45:54.26ID:???
ヤッ太郎「行方不明者昨日まで11名か。なんか気にくわねえぜ」
スカシー「なんかってなんだよ」
ヤッ太郎「誘拐して身代金を要求する訳でもないし、こう科学者ばかり集めて何をするつもりなのか」
スカシー「なんか臭うな」
ヤッ太郎「うん」
ヤッ太郎・スカシー「臭う臭う。あ」
ヤッ太郎「だあー!ちょ、調理場が火事だー!」
スカシー「火事だ火事だ!」
ヤッ太郎「火事と喧嘩はおEDOの花でい!」
ヤッ太郎・スカシー「それ!‥ふう」
プルルン「あんたたち!」
ヤッ太郎・スカシー「!」
プルルン「なんてことしてくれたのよ!うう」
ヤッ太郎「だってオーブンから火が出てた…」
プルルン「新製品のアジの開きゴマ風味ピザを焼いてた煙だったの!」
スカシー「それじゃあ」
ヤッ太郎「火事は?」
プルルン「ある訳ないでしょう!」
ヤッ太郎・スカシー「ひえー」
0679名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/24(金) 20:48:48.94ID:???
おタマ「はい、毎度ありがとうございます。ピザキャットでございます。あ、はい。かしこまりました。
メカEDO城に御用達便よろしく」
ヤッ太郎・スカシー「うわあ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「?」
0680名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/24(金) 20:51:31.96ID:???
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ屋さんが飛んでく」
伊津茂乃母「いつも元気でいいわね」
おタマ「あ、いけない。ほんのちょっとだけ角度間違えちゃった」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あわわわわ…」
0681名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/24(金) 21:02:54.77ID:???
『everybody 意味は…』
ワーン守「うーん、遅いな。ニャンキー」
(ドーン!)
『みんなを驚かせた』
ヤッ太郎「汝、ただ今見参」
ワーン守「お前たち、もっとまともに来れんのか」
ヤッ太郎「ワーン守さま、事件でございますか」
ワーン守「うん、あの猫股霊界之介殿が行方不明なのだ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「え!」

<ナレーター>
説明しよう。
前々回ニャンキーをピンチから救ってくれたニャゴキングは、ネコ忍一族の伝説の守護神である。
それなのに、ニャンキーたちは、ニャゴキングを猫股霊界之介の発明品と思い込み、
彼をネコ忍一族の大天才と信じていた。
0682名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/24(金) 21:12:46.45ID:???
ワーン守「猫股殿は、新たに発明した武器を持って、このメカEDO城にやってくることになっていた。
それが約束の日を3日過ぎても現われんのだ。猫股殿の身に、何かあったとしか思えん」
プルルン「まさか、例の神隠しに」
ヤッ太郎「うん」
ワーン守「今回の事件、カラカラ一族の陰謀かも知れん。早速捜索に取りかかってくれ」
ヤッ太郎・プルルン「は」
ワーン守「頼むぞ、ニャンキー。しかし、天井の修理どうしよう!どうしよう!」
0683名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/24(金) 21:24:17.50ID:???
霊界之介「うぐ、うぐ、うぐ、飲めるかも。いや、かんのかんの」
女中「大先生。いんでありんすか?ここに来てもう3日になりんすよ」
霊界之介「いやあ、気にしない。気にしない。わしゃ女子が好きじゃけに。酒は飲めるし」
女中「お金はよろしいんですか?」
霊界之介「なーに、勘定はどうせワーン守のツケじゃ、ツケじゃ。あはははははは」
カラ丸「…」
0684名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/24(金) 21:25:02.87ID:???
霊界之介「梅は咲いたか、桜はまだかいな♪夏も近付く八十八夜♪山には山の〜
呑気な父さん酒飲んで酔っ払った♪タンタンタヌキの銀の鈴♪ずいずいずっこばしごまみそずい♪あ、どつ…ふう」
コレクター9号「猫股霊界之介、みっけみっけ」
0686名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/25(土) 18:40:13.07ID:???
コレクター9号「ターゲットナンバー12番。ネコ忍科学者猫股霊界之介。みっけみっけ。みっけ」
霊界之介「だーっはっはっはっはっはっはっは。ぎゃははははは。だーっはっはっはっはっはっはっは。
おのれ、怪しい奴め。このわしの数々の新発明品で成敗してくれようぞ。でーい!たああ…」
カラ丸「ふふふ、バカめ。エネルギーを抜き取ってしまえ。コレクター9号!」
コレクター9号「ほれ」
霊界之介「ゲーッ!ああ…ああ…ああ…」
カラ丸「抵抗しおって。とうとう捕まえたぞ。ついでに発明品とやらももらっておこう。ん!?誰だ!」
ヤッ太郎「やっぱり神隠しはおめえたちの仕業だったのか。てやんでえ!」
カラ丸「ニャンキー!コレクター9号、ニャンキーどもをやってしまえ!」
コレクター9号「ヒック…」
カラ丸「?」
コレクター9号「ヒック、ヒック、ヒック…」
カラ丸「どうしたコレクター9号」
霊界之介「ああ、たっぷり酒の入ったわしのエネルギーを吸って酔っ払いよった」
カラ丸「なにー!」
霊界之介「いやあ、助けてよ」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
霊界之介「クッ、くそー。一時退却だ!」
ヤッ太郎「む」
スカシー「逃がすかー!」
0687名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/25(土) 18:50:25.40ID:???
ヤッ太郎「くそー」
スカシー「へへ、心配は無用さ。あのメカヤロウに発信機を付けてやったぜ」
ヤッ太郎「さすがスカシー」
霊界之介「わーん、プルルンちゃん怖かったよ怖かったよ。助けてくれたお礼にチュー」
プルルン「あああああ!」
(シャーッ!)
プルルン「全くもう、油断も隙もないんだから」
霊界之介「隙ありました」
ヤッ太郎「行くぞ、プルルン」
霊界之介「ちょっと待った!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「?」
霊界之介「これを持っていけ」
ヤッ太郎「わー、こいつはすげえや」
プルルン「これ全部私たちに?」
霊界之介「そうじゃ、わしがニャンキーのためにつくった新兵器じゃ。特にプルルンちゃんのために」
ヤッ太郎「よーし、さっそく使ってみよう」
0688名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/25(土) 18:57:48.52ID:???
ヤッ太郎「かっこいい」
霊界之介「この武器は投げても必ず元に戻って来るのじゃ」
ヤッ太郎「へえ」
霊界之介「試しに投げてみるがよい」
ヤッ太郎「よし。どりゃあー!あー!」
プルルン「あれー」
スカシー「いっちゃったぜ」
霊界之介「だーっはっはっは。ぶきっちょ。今日は勢いがいいのう。おほほほほほ」
ヤッ太郎「あのね」
0689名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/25(土) 19:12:34.35ID:???
霊界之介「あ、これじゃこれ。これこそ究極の新兵器じゃ」
スカシー「本当かな」
霊界之介「これは有能な忍者の必殺技、分身の術を誰にでも使えるようにする画期的新兵器じゃ」
スカシー「分身の術?」
霊界之介「レバーを引くんじゃ。レバーを」
スカシー「レバー?ああ!うわああ!」
ヤッ太郎「わあ、すごい」
プルルン「ああ」
霊界之介「精神を集中して気合を入れるんじゃ!」
スカシー「よーし、見よ。スカシーの分身の術。でやあ!あ…ん、お?」
ヤッ太郎「あ、あの全部オイラの顔なんですけど」
霊界之介「ああ、それはヤッ太郎専用兵器じゃった。それをスカシーが装着してしまったので、これが本当のかたスカシーなんちゃって」
ヤッ太郎「あのね」
スカシー「うわあー」
霊界之介「風かい」
スカシー「ああ、下ろしてくれい。発信機が止まった。やつらの居場所が分かったぞ」
ヤッ太郎「よーし、今度こそ。行くぞ!プルルン」
プルルン「オッケー」
霊界之介「あ、こりゃ待て」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「?」
霊界之介「これを持っていくがよい」
ヤッ太郎「な、ははははは。あ、で、でも。あのワンコー守さまの許可をもらわねえとな」
プルルン「と、とりあえず大先生はピザキャットに行っててください」
スカシー「ぐずぐずするな」
ヤッ太郎「おう」
スカシー「あんな兵器使ったら」
ヤッ太郎「いってえどんなことになるか」
プルルン「くわばらくわばら」
霊界之介「もう遠慮深いんだから」
0690名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/25(土) 19:22:45.00ID:???
損得「Zzzzzz…」
カラ丸「だから寝るな!」
(ザバァー!)
損得「もう少し寝かせて」
カラ丸「ええい、いつになったら新兵器が完成するんだ!お前たち、我々に協力せんつもりだな」
損得「ひぃいいい…」
カラ丸「お仕置きだー!な、なに!?」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっは」
カラ丸「誰だ!」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
科学者たち「がやがやがやがや」
カラ丸「くそー。どうしてここが分かった。ん?これは発信機!くそー!」
ヤッ太郎「カラ丸、その人たちを返してもらうぜ」
カラ丸「何をこしゃくな!かかれ!」
0691名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/25(土) 19:32:36.06ID:???
カラス忍者たち「てやあ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!やったろうじゃねえか!」
スカシー「でやあ!」
プルルン「とう!」
カラス忍者たち「てやあ!」
ヤッ太郎「でえい!」
プルルン「はあ!」
スカシー「やあ!」
ヤッ太郎「でやあ!」
プルルン「とう!ふっ!」
カラス忍者たち「うわああああ」
ヤッ太郎「決まったぜ」
カラ丸「おのれ、コレクター9号。やれ!」
スカシー「こっちへくるぞ」
ヤッ太郎「やったろうじゃねえか。てやんでえ!このやろー」
科学者たち「わー」
スカシー「これで全員脱出したな」
プルルン「ヤッ太郎が心配よ」
スカシー「急ごう」
ヤッ太郎「こいつなかなかやるぜ。わー、注射なんか怖かねえや。でもこうなったら」
おタマ「ああ、お助けメンバーの注文だわ。誰に頼もうかしら」
0692名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/25(土) 19:45:22.89ID:???
カラ丸「何をしている!早くトドメをさしてしまえ!」
ヤッ太郎「うう、お助けメンバーはまだか。うう、ダメかー」
カラ丸「わあ!」
ヤッ太郎「な、なんだ?」
霊界之介「猫股霊界之介ただいま参上」
ヤッ太郎「あー!大先生」
霊界之介「ヤッ太郎、わしが来たからにはもう安心じゃ。そーれ」
コレクター9号「捕まえてやる!」
ヤッ太郎「にゃにゃにゃにゃにゃにゃ」
霊界之介「それ!」
カラ丸「わわわ、は、早く片づけろ!」
霊界之介「それ!」
カラ丸「わあ!」
スカシー「ヤッ太郎、大丈夫か?」
スカシー・プルルン「わあ!」
霊界之介「どうじゃ、わしの腕も満更ではなかろう」
プルルン「まぐれ当たりみたいだけど」
スカシー「大先生、発明品の入ったつづらは?」
カラ丸「それなら俺が頂いた」
霊界之介・ヤッ太郎・スカシー・プルルン「?」
カラ丸「あばよ。ははははははは」
霊界之介「あー、わしの発明品が」
ヤッ太郎「んん、逃がさん」
0693名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/25(土) 19:52:54.04ID:???
ヤッ太郎「神隠しを装い、科学者を誘拐し、人々を恐怖に陥れようとした罪、許せん」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
コレクター9号「あ…あ、あ、あ、あ」
(ドカーン!)
カラ丸「うわあー!覚えてろー!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
霊界之介「わーん、発明品が全部取られちゃったよー」
ヤッ太郎「あの発明品が悪用されたら一大事!な訳ねえか。にゃはははは」
0694名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/25(土) 20:02:22.60ID:???
コーン守「んほほほほホ。ビーム兵器は壊れてしまったけド、猫股の新兵器を持ってくるとは、カラ丸もやるじゃなイ」
カラ丸「は。恐れ入ります」
コーン守「幻ナリ斎。さっそく試してみてみテ」
幻ナリ斎「ははあ、では」
コーン守「ひえエ」
幻ナリ斎「でえ」
(ドカーン!)
コーン守「コーン、コンガリ」
幻ナリ斎「ゲ、ゲ、ゲ、ゲンナリサイ」
カラ丸「う」
霊界之介「あれもわしの計画通りじゃ」
ヤッ太郎「盗まれるのも計画通りとは」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「さすが大先生!」
霊界之介「(ということにしておこう)」

<ナレーター>
変な大先生の変な発明のおかげで、ピンチを乗り切ったニャンキーたち。
だが、この世に悪の種が尽きることはない。
頑張れ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

霊界之介「ピース」
0695名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 14:33:36.91ID:???
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!ウサ姫さまがお見合いする!?
あーでもまあそれでおてんばが治るなら万々歳かもね。
え、ウサ姫が結婚したいのは野球選手のポチ・ピューマ!?
しかもそのポチ・ピューマ選手は行方不明だって?
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。見合って見合って野球で勝負。てやんでえ!」
0696名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 14:37:16.29ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0698名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 14:56:57.36ID:???
ウサ姫「イヤじゃ、イヤじゃ、イヤじゃ、イヤじゃー!誰がお勉強などするものかー!」
腰元「しかしながらウサ姫さま。あたっ!ワーン守さまからも将軍様が」
(徳川イエッイエッ「△☆=¥!」)
腰元「なだけに、ウサ姫さまにはしっかりお勉強をと」
ウサ姫「出来るか!あの娘になった訳じゃないぞよ!見るがよい。初夏の香りの巷を。
カップルがあそこにも、あそこにも、あそこにも。うう、くやしー」
おミツ「今日は良いお天気ね、ヤッ太郎さん」
ヤッ太郎「へえ、へえ、へえ」
おミツ「小鳥さんも嬉しそう。あ、見てみて蝶々。ワンちゃんのウンチ。うふふふ」
ヤッ太郎「わあ(ドテッ)」
おミツ「あら、ヤッ太郎さんどうしたの」
ヤッ太郎「……」
ウサ姫「くう、姫がお勉強で縛られてるというのにいちゃつきおって」
おミツ「大丈夫?ヤッ太郎さん」
ヤッ太郎「あはははは。大丈夫、大丈夫、大丈…」
(カーン!)
おミツ「ヤッ太郎さん!」
ウサ姫「あーあ、姫だって女の子。ボーイフレンドが欲しい。欲しいぞよ!欲しい、欲しい、ボーイフレンドが欲しい!」
腰元「はあ…」

<ナレーター>
腰元さんは、こんなワガママな姫にボーイフレンドなど出来るものかと思った。
0699名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 15:01:51.14ID:???
ウサ姫「ん?なんじゃと?」
腰元「え、わ、私は何も」
ウサ姫「今たまたまナレーションが聞こえたぞよ」
腰元「そ、そんな」
ウサ姫「こやつを島流しにせーい!」
腰元「ウ、ウサ姫さまお許しを。お許しをー」
ウサ姫「はぁーあ、何か面白いことはないかのう」
0700名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 15:21:35.76ID:???
スカシー「ありがとうございましたー」
ヤッ太郎「ひえーいじめるー」
おタマ「配達すっぽかした罰ですよ」
プルルン「そうよ」
ヤッ太郎「もう少し優しくやってくれたって」
プルルン「贅沢言ってんじゃないの」
ヤッ太郎「はあ、どうしてこうなのかねえ。仕事サボってデートの一つもしたくなるよな」
プルルン「あっそう。じゃ、せいぜいばんそうこでも貼っておめかししたら!」
(バン!)
プルルン「あ、おタマちゃん…ご、ごめんなさいね」
おタマ「うう…」
ヤッ太郎・プルルン「?」
おタマ「ヤッ太郎さんを給料2割引き。プルルンさん1割引き」
ヤッ太郎・プルルン「ああ…」
スカシー「にっひひひひひひ」
女の子たち「キャー!」
スカシー「ん?」
女の子たち「キャー!」
ヤッ太郎「あ、ソワカーズのポチ・ピューマじゃねえか!」

<ナレーター>
説明すればなるまい。
ポチ・ピューマは、プロ野球リーグの優勝候補オンシラソワカーズのエースである。
球界ナンバーワンの実力と、その精悍なマスクから、女の子たちの人気の的であった。

ヤッ太郎「おみっちゃんも大ファンなんだ。行ってサインもらおうっと」
おタマ「キャー!ピューマさーん」
ヤッ太郎「おタマこのやろう…」
スカシー・プルルン「ピューマさーん!」
ヤッ太郎「あ…」
0701名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 15:33:05.75ID:???
ワーン守「上様、このままではウサ姫さまの将来が案じられるばかりでございます。
やがては、将軍家の行く末にもかかわってきましょうぞ」
徳川イエッイエッ「※□◇#△」
ワーン守「そこでこの際、姫さまに婿殿をお召しいただいてはどうかと」
徳川イエッイエッ「$♪×△¥」
ワーン守「では、早速お見合いの準備に入ってもよろしいでしょうか」
徳川イエッイエッ「○&?#$」
ワーン守「ははあ、かしこまりました」
徳川イエッイエッ「&◎♯♪£」
0702名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 15:41:46.06ID:???
ウサ姫「なに!姫にお見合いを?」
ワーン守「上様も一日も早くと」
ウサ姫「そうかそうかお見合いか。うーん、くるしゅうないぞよ。これで姫にも待ち焦がれた春が来るか。ワクワク」
ワーン守「ついては全国より大名のおぼっちゃまたちを呼び寄せて、ウサ姫さまに選んでいただき」
ウサ姫「姫はソワカーズのポチ・ピューマがいい!」
ワーン守「ポチ・ピューマ?」
ウサ姫「ポチ・ピューマを連れてまいれ!」
ワーン守「え、きゅ、急に申されましても」
ウサ姫「ポチ・ピューマじゃなきゃイヤじゃ!」
ワーン守「いやしかし、野球選手では」
ウサ姫「ダメならお見合いはやめじゃ」
ワーン守「いえ、きっとポチ・ピューマ殿より素晴らしいお方が参られますから」
カラ丸「ふふふふふ」
0703名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 15:53:50.38ID:???
コーン守「でかしたワ、カラ丸。アタシたちがお婿さんを送り込めば、堂々と将軍家を乗っ取ることが出来るじゃなイ。
その暁にはアタシは将軍。キャー」
幻ナリ斎「そしたら私は幕府の重臣」
コーン守・幻ナリ斎「もうクセになりそう」
コーン守「将軍はアタシ♪」
幻ナリ斎「重臣は僕だ♪」
コーン守・幻ナリ斎「あーとの残りはマヌケが…」
カラ丸「いい年こきやがって」
幻ナリ斎「しかしウサ姫も所詮は小娘。ポチ・ピューマがいいなどと。へへ」
コーン守「んふふフ。作戦は分ってるわネ」
幻ナリ斎「は。こんなこともあろうかとすでにどんぴしゃりのメカをば。出でよ、ヨーセー2号」
ヨーセー2号「びよよよよよ〜ん。ぼよよ〜ん。ぼよよ〜ん。びよよよ〜ん」

<ナレーター>
説明しよう。
ヨーセー2号はアニマロイドの背中に取りつき、自由に操ってしまう恐るべきメカなのだ。

ヨーセー2号「じゃあ行ってくるよよよよよ〜ん。びよよよよ〜ん。びよよよよ〜ん」
0704名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 16:09:39.37ID:???
ワーン守「ただいまより、ウサ姫さまの婿殿コンテストを始めます。ルールはとっても簡単。
出場者は、順番に出てきて特技を披露していただきます。その中で、ウサ姫さまがもっともお気に召された方を婿殿とします」
ウサ姫「うふ、ワクワク。ワクワク。くるしゅうない!はよ、始めい」
ワーン守「ははあ。では一番の方どうぞ」
渡衛門「一番は、ミカワポリスカリヤ城から参りました。日の出渡衛門にございます」
ウサ姫「ほう、なかなか良い男じゃのう」
ワーン守「して、そなたの特技は」
渡衛門「は。特技はわんこそば100杯食べます。1杯、2杯、3杯、4杯、5杯、6杯、7杯、8杯、9杯、10杯、
11杯、12杯、13杯、14杯、15杯、16杯、17杯、18杯、19杯、20杯…」
ワーン守「ダメだな、こりゃ」
ウサ姫「こやつを島流しにせーい!」
渡衛門「50杯、52杯!」
ウサ姫「こんなことだと思ったぞよ」
ワーン守「いやいやいや、まだ始まったばかりですので」
0705名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/27(月) 16:23:40.50ID:???
ワーン守「二番の方どうぞ」
経者助「オワリポリスより参りました名古屋経者助でござる」
ウサ姫「うふ、ワクワク。ワクワク。くるしゅうない!はよ、始めい」
ワーン守「して、そなたの特技は」
経者助「んふふふふ。よくぞお聞きくださった。拙者の特技は」
ワーン守・ウサ姫「特技は…」
ワーン守「そろばんにございます」
経者助「3円なり。5円なり。あ、間違えた」
ウサ姫「島ながーし!」
経者助「5円なり、6円なり。あ、また間違えた」
ワーン守「うわははは。さすが姫のためとあって、ユニークなお方が揃ってますなー。さあ、次の方」
0706名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 16:31:11.21ID:???
すく衛門「三番、イズモポリスから来ましたどじょうすく衛門でございまして」
ワーン守「特技は、聞くまでもないか。島流しー!」
すく衛門「あー、なんでわしがー!」
0707名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 16:33:36.53ID:???
ワーン守「次の方」
ウサ姫「島ながーし!」

<ナレーター>
メカEDO城でコンテストが盛り上がっていたその頃、町では。
ポチ・ピューマが行方不明になったという噂で持ち切りだった。
0708名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 16:40:57.28ID:???
スカシー「消えたポチ・ピューマか」
おタマ「でもどうしてピューマさんが行方不明なんかに」
おミツ「ピューマさん…うう…」
プルルン「ああ、ヤッ太郎、おみっちゃんを慰めてあげてね」
ヤッ太郎「弱ったな。おっと、そうだ。へへ、おみっちゃん。いいもんあげるよ。これ」
おミツ「ピューマさんのサイン。ピューマさん…うわぁあー!」
ヤッ太郎「あら」
プルルン「バーカ」
(ドカーン!)
0709名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 16:59:04.89ID:???
ウサ姫「島ながーし!はぁ、はぁ、はぁ…」
ワーン守「恐れ入りますが、こう島流しばかりでは」
ウサ姫「これではまるで隠し芸大会ではないか」
ワーン守「いやしかし、島のほうももういっぱいですし」
ウサ姫「もうやめじゃ」
ワーン守「今しばらく、今しばらくお待ちを」
ウサ姫「ええい、くどい!」
コーン守「おっほっほっほっほっホ」
ウサ姫「?」
コーン守「古来よリ、バカの栄えたためしなシ。作ってみせましョ。あ、コーン守」
ワーン守「コーン守さま」
ウサ姫「あんな変態はいやじゃ」
コーン守「アタシじゃないわヨ。コンテストに出るのは、アタクシのむ・す・コ」
ワーン守「バカな。コーン守さまにはご子息など」
コーン守「むひょひょひょひょひョ。このほどめでたく養子縁組したざまス。さサ、カモーン、マイボーイ」
重臣たち「がやがや」
ウサ姫「ああ」
ワーン守「そなたは、ポ、ポチ・ピューマ」
0710名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 17:08:00.78ID:???
コーン守「おっほっほっほっほっほっほっホ」
ワーン守「バカな」
コーン守「でハ、本物だということを証明してみせましョ。ピューマちゃン」
ピューマ「父ちゃん、俺はやるぜ!」
コーン守「1秒」
ウサ姫「さすがはポチ・ピューマ。気に入った」
ワーン守「ウ、ウサ姫さま!」
コーン守「あら、ワーン守。アタクシの息子にケチつけるつもリ?ウサ姫さまが選んだアタクシの息子二」
ワーン守「い、いやいや、そういう訳では」
コーン守「おっほっほっほっホ」
ワーン守「ん?あの帽子。やはりポチ・ピューマは操られておるのだな」
0711名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 17:13:28.32ID:???
ワーン守「ニャンキー出動だ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!そういうことだったのかよ。おみっちゃん泣かしやがって。行くぞ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「おう!」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃母・伊津茂乃子「もぐもぐ…ん?あらあら」
伊津茂乃子「おっかあ、今日も」

<ナレーター>
あろうことか、いつもの親子は食事をしていて出番に間に合わなかった。
0712名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 17:23:59.72ID:???
コーン守「ではウサ姫さま、早速結婚式の日取りのことなド。おほほほほホ」
ヤッ太郎「ちょっと待った!」
ワーン守「お、間に合ったか」
コーン守「そ、その声ハ」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
ヤッ太郎「その結婚待ってもらうぜ!」
ウサ姫「おお、そなたはいつぞやのマヌケな忍者」
ヤッ太郎「あらららら…そりゃないだしょ」
ウサ姫「そうか、そちも姫とお見合いしに来たのか。うん、くるしゅうないぞよ」
ヤッ太郎「ちぇ、出来れば遠慮したいけどな。んんん、ウサ姫さまのためいざ勝負!」
コーン守「キー!望むところヨ!」
ウサ姫「野球で勝負せよ」
0713名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/27(月) 17:30:51.06ID:???
カラ丸「おでんにキャラメル、サンドイッチはいかがっすか」
幻ナリ斎「さあ、世紀の対決となりましたここOH-EDO DOME。果たしてピューマが勝つのか、ニャンキーが負けるのか。
どうでしょう、解説のコーンちゃんは」
コーン守「ちょっとお化粧のノリが悪いわネ」
幻ナリ斎「い、いやそうじゃなくてさ」
ウサ姫「どっちも頑張るぞよー」
ワーン守「頼むぞ、ニャンキー」
カラ丸「ふふふふふ。もしもの時は、俺たちの手で」
カラス忍者A「カラ丸さま、焼きそば一つちょうだい」
カラス忍者B「僕ジュース」
カラ丸「お前らなあ」
審判「あのね、えっとね、プレイボール!」
0714名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/27(月) 17:40:53.53ID:???
幻ナリ斎「さあ、いよいよ試合開始。先に点を取ったほうが勝ち。ポチ・ピューマ早くも燃えております」
ピューマ「父ちゃん、俺はやるぜ!」
ヨーセー2号「熱いよよよよ〜ん」
ミエトル「おいでゲス」
ヤッ太郎「頼むぜ、ミエトル」
プルルン「がんばってー」
幻ナリ斎「ピューマ振りかぶって、投げた!」
ミエトル「ふっ」
審判「ストラーイク」
ミエトル「ふっ」
審判「ストラーイク」
ミエトル「ふっ」
審判「ストラーイク。あのね、アウト」
ミエトル「ダメだ」
ニャンキーズ「ああ(ズコーッ)」
0715名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/27(月) 17:54:49.08ID:???
幻ナリ斎「さ、あっという間にアウトでチェンジしますが、両者互角で得点は0−0。
いまだ勝負がつかないまますでに6回の裏であります。
ツーアウトランナーなく迎えるバッターは、4番のポチ・ピューマ」
ウサ姫「ピューマ!ホームラン打ってくりゃれ」
幻ナリ斎「えーどうでしょう。コンちゃん、ここはやっぱり一発大きいの狙いますかね。
どうでしょう、あれ?あ、コンちゃん?あ」
コーン守「おほホ、ピューマちゃん。頑張っテー」
幻ナリ斎「あのヤロー。浮かれてるばやいか」
ヤッ太郎「くそー。打たれてたまるか。てやんでえ!」
ピューマ「俺はやるぜ!」
コーン守「おっほっほっほっホ。ン?(ドンッ)びよよよよ〜ン」
幻ナリ斎「おおっと、これは痛快なファウル。何と申しましょうか、思わず胸がスカーッと」
コーン守「…」
幻ナリ斎「よいこのみんなもファウルボールには気を付けようねー」
0716名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/27(月) 18:02:27.69ID:???
幻ナリ斎「とか言ってるうちに、ファーボールでピューマは一塁へ」
プルルン「(この手で行くわ)うふん、キャー!ピューマがお尻触ったー」
ピューマ「え」
幻ナリ斎「おっとこれはハプニングです。一体どういうことなんでしょう、コーンちゃん」
コーン守「んん、まあポチ・ピューマもいわゆるひとつの人の子ということですか」
幻ナリ斎「ああ、なるほど」
ピューマ「君、俺はやらないぜ」
プルルン「タッチ」
観客たち「わー」
プルルン「わあ、アウトアウト」
ピューマ「あのね」
0717名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/27(月) 18:20:47.47ID:???
幻ナリ斎「ずっこいプレーに阻まれて0−0のまますでに9回表ツーアウト。さあ、ここでバッターは4番のヤッ太郎であります」
ウサ姫「マヌケな忍者がんばれー」
ピューマ「俺のとっておきの魔球を、見せてやるぜ!」
ヨーセー2号「びよよよよ〜ん」
ヤッ太郎「にゃ…」
ピューマ「んん」
ヤッ太郎「…っ」
ピューマ「ふっ!」
ヤッ太郎「もらったー!ひいー!」
審判「んとね、ストライクだよ」
キャッチャー「あちゃちゃちゃちゃ」
ピューマ「見たか、燃える魔球」
ヨーセー2号「びよよよ〜ん。ばよよよ〜ん」
幻ナリ斎「おおっと、これではバッターは手も足も出ません」
コーン守「うひょひょひょひョ。これでウサ姫は間違いなくアタシたちのピューマちゃんを選ぶわね」
ワーン守「ウ、ウサ姫さま」
ヤッ太郎「!?」
ウサ姫「姫は…」
ワーン守「…」
コーン守「うひょひょひょひョ」
ウサ姫「お腹が空いたぞよ」
ワーン守「だと思った」
コーン守「おほほほほホ。お腹が空いたですっテ。おほほほほほホ。何考えてるのかしらネ。あの娘!」
幻ナリ斎「あー怒ってる」
ヤッ太郎「てやんでえ!まだ勝負はついてないぜ」
ピューマ「ふ、俺の魔球が打てるかな」
ヨーセー2号「びよよよ〜ん」
0718名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/27(月) 18:27:48.32ID:???
ウサ姫「んん…ん?これ、そこの者。こっちじゃ、こっちじゃ」
カラ丸「まずい、顔を見られては。はい、何にしましょう」
ウサ姫「んーとね。これと、これと、これちょうだい。ん、ん?」
カラ丸「!〜♪」
ウサ姫「ん?」
カラ丸「おでんに」
ウサ姫「ん?」
カラ丸「唐揚げ」
ウサ姫「ん?」
カラ丸「サンドイッチ」
ウサ姫「ん?」
カラ丸「おでん」
ウサ姫「ん?」
カラ丸「唐揚げ」
ウサ姫「ん?」
カラ丸「何なんだよ!」
ウサ姫「そなた…」
0719名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/27(月) 18:52:27.97ID:???
ピューマ「食らえ!燃える魔球!」
ヤッ太郎「にゃん!にゃろ…おっとっとっと。にゃろっと!」
幻ナリ斎「打ったーこれは大きいー!しかしボールは右にふれていきます!」
(パカッ)
幻ナリ斎「あれ。ホームラーン、いや、ファウル。あ、こういう場合どっちなんでしょうか」
コーン守「ドッチかのボールだから、ドッジボールなんちゃっテ。おっほっほっホ」
幻ナリ斎「ああ、面白いシャレですこと。気を取り直して一体どう出るか。0.5点。ん?これでニャンキーの勝ちが決まってしまいましたー!」
ヤッ太郎「やった!やった!これでオイラも」
スカシー「ウサ姫さまと結婚か」
ヤッ太郎「え」
ワーン守「でかしたぞニャンキー。ウサ姫さま早速」
カラ丸「うわあああ、離せ」
ワーン守「ウサ姫さま、その者は」
ウサ姫「姫のお婿さんじゃ」
ワーン守「ああ」
幻ナリ斎「どうやら、カラ丸にひとめぼれしたようでありまーす」
コーン守「じゃあ、アタシの苦労は?」
幻ナリ斎「水の泡でありまーす」
コーン守「ええい、ヨーセー2号。やっておしまい!」
ヨーセー2号「びよよよよ〜ん」
ピューマ「あ、こ、ここは」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「?」
ヨーセー2号「びよよよ〜ん。やっつけてやる。びよよよよ〜ん」
ヤッ太郎「てやんでえ!野球選手を操りウサ姫さまを欺こうとした罪許せん。必殺、ネコ目スラッシュ!」
ヨーセー2号「びよよよ〜ん。びよよよ〜ん。やられたよよよ〜ん」
(ドカーン!)
幻ナリ斎「あっけないの」
コーン守「キー!」
幻ナリ斎「あ、怒ってる?」
コーン守「くやしー!」
(ドカーン!)
幻ナリ斎「実況担当は幻ナリ斎でした」
0720名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/27(月) 18:57:53.67ID:???
<ナレーター>
今日もまた、ニャンキーたちの活躍で、エドロポリスは救われた。
ありがとう、ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

カラ丸「ああ、ああ、離せ。おい、離せ」
ウサ姫「くるしゅうないぞよ」
ピューマ「俺は猛烈に何をしてたんだ!」
カラ丸「離せ!」
ウサ姫「照れるでない」
ピューマ「父ちゃんはどこだ!」
0721名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/27(月) 19:03:47.66ID:???
伊津茂乃子「おっかあ」
伊津茂乃母「ん?」
伊津茂乃子「帰ろうか」
伊津茂乃母「うん」

<ナレーター>
うう、可哀想ないつもの親子。
今日はダメでも明日があるさ。
頑張れ、負けるな。いつもの親子。
0722名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/30(木) 14:19:12.19ID:???
次回予告

ヤッ太郎「えー!お、おみっちゃん。明日デートしてくれって?くぅ、オイラエドロポリス一の幸せもんだい。
と、待てよ…明日は確かプルルンと買い物に行く約束が。
わあープルルンとの約束を破ったら命が危ない。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。Wデートは危険がイッパイ!てやんでえ!」

『Wデートは危険がイッパイ!』
0723名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/30(木) 14:22:54.18ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0725名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/30(木) 14:27:51.00ID:???
ヤッ太郎「愛しい愛しいおみっちゃん。口じゃ言えねえこの想い。
夜も寝ないで昼寝して、書きしたためたのがこのラブレターでい。
今日こそ決めるぜ、バシってな。ブチュってな!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「…。てやんでえ!こんなところにつっ立ってんじゃねえや。謝りやがれ!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「やけに素直じゃねえか」
0726名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/11/30(木) 14:34:27.07ID:???
おミツ「あ、ヤッ太郎さん」
ヤッ太郎「分かってくれたかい?おみっちゃん。オイラの気持ち」
おミツ「ヤッ太郎さんの気持ちって、大安売り火曜日は魚の日なんですか?」
ヤッ太郎「にゃー!にゃんで?ここか?ここか?ここかしら。どこしまったのかな」
おミツ「私、お茶とお団子持ってきます」
ヤッ太郎「あー、お、おみっちゃん。わーどぼじでこうなるの」
0727名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 14:41:52.64ID:???
ヤッ太郎「うう、こうなったらヤケ食いだい」
おミツ「ねえ、ヤッ太郎さん。明日私と一緒にネコハラジュクに行かない?」
ヤッ太郎「え?なんでいきなり」
おミツ「ねえ、一緒に行きましょうよ。ヤッ太郎さんと一緒じゃないとおミツ困っちゃう」
ヤッ太郎「(こいつはもしかして…ゴクリ…デートの誘いじゃねえか?)」
おミツ「ね、おミツのお願い」
ヤッ太郎「おみっちゃん!そのお誘い喜んで引き受けるぜ!かあーオイラエドロポリス一の幸せもんでい!」
おミツ「ああ、引き受けてくれて良かった」
0728名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 14:55:37.94ID:???
おミツ「ヤッ太郎さーん!」
ヤッ太郎「おみっちゃーん!」
おミツ「うふふ、うふふふふ、うふふふふ」
ヤッ太郎「にゃはははは、にゃははははは。にゃー…」

プルルン「全く、ここまでやられてもまだ気がつかないなんて」
スカシー「一体どうしちゃったのかね」
おタマ「ふふ、落書きしちゃいましょっと。ふふふふ」
スカシー「あはははは」
ヤッ太郎「でへへへへ」
プルルン「まあ、まだ寝ぼけてる。手離してみよっかな」
(ドーン!)
ヤッ太郎「いで。な、何すんだよ!」
プルルン「何言ってんのよ。配達から帰ってきたかと思えばマヌケ面でボーッとしちゃって」
スカシー「そんなことじゃ明日の約束も忘れてたりして」
ヤッ太郎「忘れるもんか!三度の食事を忘れても、明日の約束は忘れねえぜ!」
プルルン「ふふふふ、うーん」
ヤッ太郎「ん?ど、どうしてスカシーがオイラのデートのこと知ってんの?」
プルルン「やだー。ヤッ太郎ったらデートだなんて。もう!」
(ドーン!)
ヤッ太郎「ドッカッピー!ど、どういうことでえ!」
プルルン「デートじゃなくてただのお買い物でしょ。変なこと言わないでよ」
ヤッ太郎「え、買い物?オイラがプルルンと?」
スカシー「そうさ、お前この間プルルンと約束したじゃないか」
ヤッ太郎「げ、忘れて…むぐ。そ、そうだったー。ど、どうすりゃいいんでえ」
0729名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 15:02:00.20ID:???
ヤッ太郎「おみっちゃんとのデート断る訳にはいかねえ。
だけど下手にプルルンの約束を断ったら命に関わるしなあ。
にゃ、考えたって始まらねえ。こうなったら、両方ともいっぺんにやったろうじゃねえか。てやんでえ!」
0730名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 15:04:21.91ID:???
ヤッ太郎「おみっちゃーん!」
おミツ「ヤッ太郎さん」
ヤッ太郎「へへ、待ったかい?おみっちゃん」
おミツ「ううん、ちょっとだけ」
ヤッ太郎「さてと、どこ行くかな」
おミツ「もう決まってるんだ。ふふ」
0731名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 15:18:02.24ID:???
おミツ「ヤッ太郎さん、ここよ」
ヤッ太郎「ふーん」
おミツ「さ、行きましょう」
ヤッ太郎「ああ、ああ、おみっちゃん。
おみっちゃん、こいつは男もんのブティックじゃ」
おミツ「うーんと、サイズ合わせるから動かないでね」
ヤッ太郎「え」
おミツ「ちょっと派手ね。こっちは渋すぎ」

<ナレーター>
説明しよう。
アニマロイドの服は、メカのアタッチメントになっているのである。

ヤッ太郎「にゃるほど。自分の彼氏はおしゃれなほうがいいってか。さすがに女の子の考えることは違うぜ。
いっけねえ。そろそろ時間だ」
おミツ「時間?」
ヤッ太郎「いやいやいや、何でもない。それよりもおみっちゃん。
突然だがオイラには、いまだに行方の知れねえ愛しいおふくろがいるんだ」
おミツ「な、何よいきなり」
ヤッ太郎「こうして、上のまぶたと下のまぶたを合わせりゃあ、懐かしいおっかあの姿が目に浮かぶぜ」
おミツ「はあ?」
ヤッ太郎「そんな懐かしいおっかあとよく似た人が、今そこの道を通ったんだ。確かめてくるからちょっと待っててくんな」
おミツ「ああ、ヤッ太郎さん」
ヤッ太郎「すぐに戻るからね。おーい、おっかあ!」
おミツ「まあ」
ヤッ太郎「やべえ。このままじゃ遅刻だ。どけどけどけ!こちとら命がかかってるんでえ!」
0732名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 15:27:33.13ID:???
プルルン「ヤッ太郎ったら遅いんだから」
ヤッ太郎「わあ!」
おミツ「ヤッ太郎、どこで油…ん?」
ヤッ太郎「ひえー!」
プルルン「いやな予感」
ヤッ太郎「プルルン止めてー!」
プルルン「やっぱり」
ヤッ太郎「わあ!」
銅像「ぶよよよ」
ヤッ太郎「ひょえー!」
銅像「ぶよよよ」
ヤッ太郎「わー!」
銅像「ぶよよよ」
ヤッ太郎「わー!」
銅像「ぶよよよ」
(ドーン!)
ヤッ太郎「と、止まった」
プルルン「ヤッ太郎、遅いじゃないの!」
ヤッ太郎「すみません」
0733名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 15:30:10.91ID:???
ヤッ太郎「おみっちゃんとは、えらい違いだ」
プルルン「〜♪あ、そうだ。あとハマチの切り身を900キロ買っていきましょう」
ヤッ太郎「きゅ、900キロ!?もうダメ…」
0734名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 15:38:59.87ID:???
子供A「わーいわーい、あはは、はははは」
ヤッ太郎「はあ、はあ、はあ、はあ」
プルルン「全くだらしないんだから」
ヤッ太郎「て、てやんでえ。あ、やった。時間だ」
プルルン「ん?」
ヤッ太郎「プルルン、突然だが、オイラにはいまだに行方の分からねえおふくろがいるんだ」
プルルン「何言ってんのよ。ヤッ太郎のお母さんなら、田舎で元気してんでしょ」
ヤッ太郎「(ズコッ)(しまった。この手は通じなかったか。うう、そうだ)やや、あれはカラス忍者!」
プルルン「え、どこ」
ヤッ太郎「せっかくのショッピングでえ。プルルンはここで待っててくれ。オイラがちょっくら行って見てきてやらあ!待ちやがれ!」
プルルン「あ、ヤッ太郎!どうすんのよ、この荷物」
ヤッ太郎「にゃはー。おつむは生きてるうちに使えってね。今行くぜ。おみっちゃーん!」
0735名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 15:48:11.62ID:???
ヤッ太郎「はあ、はあ、はあ」
店員「ご注文はお決まりですか?」
ヤッ太郎「オイラのおごりだ。遠慮はいらねえぞ。おみっちゃん」
おミツ「えーっと、チョコレートパフェと、プリンアラモードと、パパイヤアラモードと、
バナナシェイクと、クリームソーダとチーズケーキと、ショートケーキとヨーグルトクリームと、
バナナクレープと、カスタードクレープと、アイスクリームと、それとレモンスカッシュ!」
店員「かしこまりました。お客さまは」
ヤッ太郎「あ…あ。こいつをもう一杯くんねえ」
店員「はあ?」

<ナレーター>
こうして、二つのデートを続けたヤッ太郎はとっても大忙しであった。
0736名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 15:56:21.31ID:???
ヤッ太郎「は、はあ。み、水…。?
あ、水だ!ありゃ。こいつ。な、なんだ!?あ?うわああ!ひええええ!
ど、どこだ?ここは。にゃ、にゃんだこりゃ」
『トロッコです。どうぞお乗りください』
ヤッ太郎「へえ、乗れっていうんなら乗ってみるか。にゃ!」
『トロッコです。とっころで行き先は』
ヤッ太郎「行き先…そうだな。プルルンのいるシブタまで行ってくれ」
『トロッコです。発車!』
ヤッ太郎「うわあ!ええええ!ほんとに走り出しやがった!訳がわかんねえけど、こいつは便利この上ねえぜ」
0737名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 16:07:35.16ID:???
ヤッ太郎「やっほー!行けーい!楽ちん。楽ちん。地下の道、使うオイラは近道さ。なんてね、にゃはははは」
コーン守「おっほっほっほっホ。おっほっほっほっホ」
ヤッ太郎「ん?あの声は」
コーン守「プルルン解散ネー。幻ちゃんまだなノ?」
幻ナリ斎「は。もうじき」
ヤッ太郎「なーるほど。この地下道はカラカラ一族の秘密通路だったのか。こうしちゃいらんねえぜ」
0738名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 16:18:52.08ID:???
コーン守「んふフ。コーン」
カラ丸「いかがなされましたか?コーン守さま」
コーン守「だってェ、今回は今の今まで出番がなかったんですもノ。カメラさんもっとアップで私の美コンをよろしくネ。んフ」
幻ナリ斎「あのわしも前半出てなかった」
コーン守「何ヨ、邪魔しないでヨ」
カラ丸「やめい!お二人とも!私の話の続きをお聞きください」
コーン守「そんなに怒っちゃいやン」
カラ丸「う…と、とにかくこのクール5号は、対ニャンキー用に開発された必殺メカでございます。
クール5号の必殺カラオケ攻撃を用いれば、さすがのニャンキーたちもこっぱみじんこ雨アラレちゃん。んちゃ!でございます。
うわっはっはっはっは。はっはっはっはっは」
ヤッ太郎「こいつは一大事だ」
プルルン「もう、ヤッ太郎ったらどこ行っちゃったのかしら」
ヤッ太郎「にゃ!」
プルルン「あ、ヤッ太郎」
ヤッ太郎「詳しい話は後回しだ!とにかくニャンキー出動だぜ」
0739名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 16:24:09.00ID:???
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「そうねえ。どうしましょう。これでも私は人の妻」

<ナレーター>
説明しよう。
番組の冒頭でヤッ太郎が無くしたラブレターを拾ったのは、何故かこの母親であったのだ。

伊津茂乃子「おいら、恥ずかしい」
0740名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 16:40:54.65ID:???
コーン守「おっほっほっほっホ。楽しみネ。ニャンキーたちのやられる姿が目に浮かぶワ」
ヤッ太郎「にゃっはっはっはっはっは」
カラ丸「!?」
コーン守「アタシはひとまず退散するわネ」
幻ナリ斎「カラ丸、あとは任せたぞ。それ」
カラ丸「どこだ、ニャンキーども」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
カラ丸「!」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
カラ丸「!」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「くそー。新しいパターンで来やがったな。どうしてここが」
ヤッ太郎「へへへへ。お前たちの秘密の通路をオイラがデートの途中で見つけたのさ」
プルルン「やだ、ヤッ太郎ったら」
(バシッ)
プルルン「デートじゃないってば」
カラ丸「一足遅かったようだな、ニャンキー。このクール5号は一足先に完成しているのだ」
ヤッ太郎「な、なんだと!」
カラ丸「発進せよ〜♪クール5号よ〜♪」
クール5号「わわわわー」
スカシー・プルルン「…っ!」
カラ丸「地上で勝負だ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!望むところだ!」
0741名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 16:56:23.80ID:???
町人たち「なんだ?」「うわああ!」
おミツ「ヤッ太郎さん、どこにいるの?ヤッ太郎さん!」
カラ丸「受けてみよ。必殺カラオケ攻撃!クール5号よ〜♪ニャンキーを倒せ〜♪」
クール5号「わわわわー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわー!」
ヤッ太郎「な、なんでえ。この空の桶は」
カラ丸「だから空桶攻撃よ」
ヤッ太郎「てやんでえ!桶が怖くて風呂に入れるか!にゃにゃ!あたたたた!」
スカシー・プルルン「ヤッ太郎」
ヤッ太郎「うぐぐぐ…」
カラ丸「寝るのはまだ早いぞ」
0742名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 17:07:36.82ID:???
ヤッ太郎「にゃにゃ、な、なんだなんだ」
プルルン「ああ、なんでこんなとこでダイエットしなきゃいけないのよ。何とかしてスカシー」
スカシー「そんなこと言ったって、走るのが精一杯だよ」
カラ丸「はははは。そうやってエネルギーの枯れ果てるまでマラソンをするがいい。空桶を降ろせ〜♪」
クール5号「わわわわー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わわわわー」
カラ丸「逆回転だ〜♪」
クール5号「わわわわー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わわわわー」
カラ丸「面白いから、繰り返せ〜♪」
クール5号「わわわわー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「わわわわー」「わわわわー」「わわわわー」「わわわわー」「わわわわー」
ヤッ太郎「てやんでえ!この!この!」
カラ丸「いつもの啖呵もぶつ切りだな。はははは。よーし、やめろ」
クール5号「わわわわー」
ヤッ太郎「わわわわ」
カラ丸「ふふふ、いよいよ最期だな。ニャンキー」
プルルン「私、もうダメ」
スカシー「エネルギーが切れそうだよ」
ヤッ太郎「くそう。こうなったらお助けメンバーだ」
カラ丸「そうはいかんぞ」
ヤッ太郎「う、あ。しまった、これじゃ動けねえ!」
コーン守「くウ、いけるじゃなイ、いけるじゃなイ。今回こそニャンキーはお陀仏よネ」
幻ナリ斎「まあね」
0743名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 17:31:09.94ID:???
カラ丸「ははははは。それではトドメといくか」
おミツ「あのー」
カラ丸「?」
おミツ「お訊ねしたいことがあるんですけど」
ヤッ太郎「あー、おみっちゃ…いや、あなたは」
おミツ「あら、ニャンキーさん!お取込み中ごめんなさい。ヤッ太郎さんって人どこにいるか知りませんか?」
プルルン「ん?」
ヤッ太郎「ギク。いえ、知らんな」
おミツ「そうですか。変だなあ。今日私と一緒にお買い物してたのに」
ヤッ太郎「ギクッ」
プルルン「ふーん、そういうことだったの」
ヤッ太郎「や、や、やかましい!今は戦いの最中だぞ!」
おミツ「ど、怒鳴らなくたっていいじゃない」
スカシー「あー!ミサイルだけは勘弁だ!」
ヤッ太郎「そうだ!ピンチを脱出する方法がある。(おみっちゃん、許してくれ)」
0744名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 17:32:32.06ID:???
ヤッ太郎「やい、そこの小娘!」
おミツ「私?」
ヤッ太郎「そう。おめえはへちゃむくれのどてかぼちゃのすっとこどっこいだ!」
おミツ「!」
ヤッ太郎「そんだけじゃねえ。足は大根桜島。おケツはでっちり三浦のスイカ。ごぼうも負かす色黒で、ピーマン並みの嫌われ者よ!」
おミツ「くう…!」
ヤッ太郎「てなことを、後ろのヤツらが言ってたぜ」
おミツ「ぐ…」
カラ丸「ああ!」
おミツ「許せない!許せないんだから!」
カラ丸「ああ、わあ、来るな!来るな!来るな!ミサイル娘!はぁ…」
おミツ「その一言が一番カチンとくるんだから!くやしー!」
カラ丸「わ、わ、ぎゃあー!」
(ドカーン!)
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あわわわわ、わあー!」
(ドカーン!)
おミツ「あースッキリした。帰ろ」
プルルン「なによこれ」
ヤッ太郎「名付けておみっちゃんアタックでえ」
スカシー「でも、これっきりにしような」
カラ丸「くそう。突撃だ〜♪クールファイブ5号よ〜♪」
クールファイブ5号「わわわわー」
プルルン「はっ」
0745名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 17:38:34.00ID:???
ヤッ太郎「卑怯な作戦でオイラたちの命を狙い、あまつさえオイラのデートを邪魔した罪、許せん」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

クールファイブ5号「わわわわ」
ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
クールファイブ5号「わ、わ、わ、わー」
(ドカーン!)
カラ丸「今日もダメだった〜♪」
ヤッ太郎「天下無敵の、大勝利!」
コーン守「なんデ、なんデ、いつもこうなるノ!?キー!くやしー!」
幻ナリ斎「わわわ、わー!」
(ドカーン!)
幻ナリ斎「出番少ないわ、吹っ飛ばさるわ」
0746名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/11/30(木) 17:48:21.97ID:???
松吉「おミツありがとよ。だけど兄ちゃんのサイズよく知ってたな」
おミツ「ふふふふふ。お兄ちゃんと同じサイズの人がいたんだ。ヤッ太郎さんありがとう。
おかげでお兄ちゃんにプレゼントが出来たわ」
ヤッ太郎「ああ、そいつは良かったな!うう、てやんでえ。くそー」
プルルン「かよわい乙女を両天秤にかけたりするからよ。はい。それ、間違えて男物買っちゃったからヤッ太郎にあげるわ」
ヤッ太郎「プルルン…仕方ねえから着てやるか」
プルルン「まあ、何よその言い草!もっと素直になりなさいよ!」
ヤッ太郎「その言葉そっくりけえすぜ」
プルルン「お、言ったわね」
スカシー「ケンカするほど仲がいいってな」
おタマ「ほんと。そうですよね」
プルルン「何よ」
ヤッ太郎「何だよ」
プルルン「何よ」
ヤッ太郎「何だよ」
プルルン「何よ」
ヤッ太郎「何だよ」
プルルン「分からず屋!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0747名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/02(土) 15:29:37.20ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0749名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/02(土) 15:39:48.59ID:???
スカシー「やばいぜ。おみっちゃんの魅力に負けてつい長居しちまったから」
ヤッ太郎「いつの間にかお天道様が頭の上へ。プルルンのやつきっと…」

プルルン「また仕事サボってー!お仕置きです!」
ヤッ太郎「どわぁー!」
スカシー「うわあー!」
ヤッ太郎「ぐ、ぐるじいんですけど」

ヤッ太郎「はぁ」
スカシー「お互い今日は覚悟したほうが良さそうだぜ」

<ナレーター>
正義の味方のヤッ太郎とスカシーも、怒ったプルルンにだけは敵わなかった。
0750名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/02(土) 15:57:29.41ID:???
ヤッ太郎「ひえー!」
ヤッ太郎・スカシー「あ…」
プルルン「何をそんなに驚いてるの?二人とも」
ヤッ太郎「おタマ。プルルンのやつ一体どうしちまったんだよ」
スカシー「まるで女の子みたいに着飾っちまって」
おタマ「それが、私にもよく分かんないんです」
プルルン「二人とも、配達お疲れさま。今、お茶をいれますからね」
スカシー「お、お茶!?」
ヤッ太郎「オイラたちが仕事サボったって怒らねえのか?」
プルルン「え、あ、たまにはいいんじゃない?こんな良いお天気だもの。道草したくもなるわよねー」
ヤッ太郎「プ、プルルンが」
スカシー「あんな優しいことを」
おタマ「プルルンさん大丈夫ですか?熱でもあるんじゃ」
プルルン「やあね。おタマちゃん」
ヤッ太郎「ヤッ太郎びっくりけん。プルルンが女の子らしいなんて天変地異の前触れにちげえねえ。あな恐ろしや」
スカシー「大地震?いやいやネコフジサンの大噴火だー」
プルルン「あ、あんたたち…あははは、もう冗談キツイんだから。あら、あ、いけない。もうこんな時間。
おタマちゃん。じゃ、ちょっと出かけてくるからあとお願いね」
おタマ「はい」
ヤッ太郎「プルルンのやつ、怒らなかったぜ」
スカシー「やっぱり地震の前触れだ」
0751名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/02(土) 16:04:54.45ID:???
プルルン「全くあいつら、人のことなんだと思ってんのよ。ま、でもいいわ。
今日から私は生まれ変わるのよ。この花嫁学校へ通えば、私も…」

男A「どうかお願いします。僕とデートしてください」
男B・C「ちょいと待ったー!」
男A「!」
男B「是非拙者と」
男C「いや、私と」

プルルン「女の子らしい女の子になって、素敵なボーイフレンドにめぐり会って、うふ、やだもう」
(ドガッ)
プルルン「んふふふふ。よっしゃー!必ず女の子らしくなってヤッ太郎たちを見返してやっから。おー!」

<ナレーター>
プルルンに女の子らしさというものが分かっているのかどうか、かなり疑問だった。
0752名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/02(土) 16:17:49.04ID:???
変装したカラ丸「あー押さないで押さないで。お嬢さんお嬢さん、押さないで押さないで。
誰でもトップレディに仕立てあげる花嫁学校ざんす。この学校に入れば、あなたも一流のお嬢様ざんす」
女A「ねえねえ、どうする?面白そうじゃん」
女B「行ってみようかな、私」
コーン守「うっふふふフ。ねえねえ、幻ちゃん見て見テ。来るわ、来るわ。バカな娘たちガ。
ここで何を教わるかも知らず二」
幻ナリ斎「いやしかしさすがはコーン守さま。花嫁学校にかこつけてくノ一に適した娘を探し出そうとは」

<解説員>
説明しよう。
くノ一とは女の忍者のことである。
なぜくノ一かというと、女という字を分解すると、くノ一となるからじゃ。

コーン守「今のカラス忍者だけじゃどうも頼んないじゃなイ」
幻ナリ斎「ははあ。このところ忍者も人手不足でして」
コーン守「だかラ、今のうちからしっかり役に立つくノ一を育てておけば」
幻ナリ斎「天下はコーン守さまのものに。これ毎回言ってんですけどね」
コーン守「おほほほホ。何度でも言っテ。気持ちいいかラ。ン?カラ丸ネ」
変装したカラ丸「コーン守さま。生徒どもが揃いました。そろそろ作戦の開始を」
0753名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/02(土) 16:25:50.18ID:???
変装したカラ丸「では早速、わが校の特別講師。キツネのオカマ…いや、局さまをご紹介いたします」
コーン守「皆さーん。アタクシがキョウトシティは御所風のお作法をお教えするキツネの局ヨ」
女たち「うぇ…」
コーン守「よっくお勉強しテ、立派なレディになってくださいネ。おっほっほっほっホ」

<ナレーター>
こうして、花嫁学校の授業が始まった。
0754名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/02(土) 16:35:18.98ID:???
コーン守「チントンシャントン。はい、そこで回っテ」
女A「うう、重い…なんで鉄の下駄に」
女B「て、鉄の扇なんか持って、お、踊んなきゃいけないのよ」
コーン守「日本舞踊は腰がポイントなの。足腰を鍛えるには、鉄の下駄と扇が一番」
女B「私もうダメ」
女C「私も」
プルルン「これで女の子らしくなれるんなら」
カラ丸「1番ダメ。2番まだまだ。3番ペケ。4番は合格と」
0755名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/02(土) 16:47:20.95ID:???
コーン守「いいこと皆さン。お茶ひとつお出しするにも技術がいるのヨ。おしとやかに、かつ粗相のないように。
この廊下のつきあたりまで、お茶をこぼさないように行くのよ。まずはあなたからね」
女B「はい。
うわあ!」
カラ丸「2番、反射神経0。失格」
コーン守「あラ、粗相をしたようネ。次はあなたヨ」
プルルン「はい。
おしとやかに、かつ粗相のないように。は!落とし穴?忍者屋敷じゃあるまいし。ふっ!ほっ!ふっ!はっ!一体何なのよ」
コーン守「(パチパチパチパチパチパチ)見事だワ。その身のこなし」
プルルン「これは一体何のつもりなの!」
コーン守「も、も、もちろんこれも素敵なトップレディになる為のお稽古ヨ」
プルルン「これがー?」
コーン守「そ、そうなのヨ。あなた、とっても筋がいいワ」
プルルン「そ、そうかしら。きっとこれもキョウトシティは御所風のお作法ってやつなのね」
コーン守「そ、そウ。そうなのヨ」
プルルン「うふふふふ。そうよ。やっぱり私って誰が見ても可愛い女の子なんだわ」
カラ丸「4番合格っと。ふふ、これでデータは揃った。あとは」
0756名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/02(土) 17:04:59.59ID:???
プルルン「今のところ、お稽古はパーフェクトだし、あとは、キツネの局さまに特別レッスンをしてもらえば。んふふー。
あら、えーと局さまのお部屋は…ふっ。(あれはカラ丸、なぜこんなところに)」
コーン守「うーん、この子もいいけド、こっちの目のパッチリした子もなかなかだわよネ。んふふふフ」
幻ナリ斎「コーンちゃん。めっ!」
コーン守「わかってるわヨ。くノ一にぴったんこな娘を探すんでしょ」
幻ナリ斎「左様で。今日のうちに何人か選び出し、ただちにカラカラの里へ」
カラ丸「そしてビシバシ修行させ、早いとこ一人前のくノ一に仕上げねば」
コーン守「でも、こーんなに一杯候補がいるんじゃ、目移りしちゃうわネ。舌なめずリ。
この子も可愛いし、こっちも捨てがたいし、食べちゃいたイ」
カラ丸「この娘など、運動神経抜群。しかも、かなりの馬鹿力。修行をつめば、必ずや一流のくノ一になること間違いないかと」
コーン守「どれどレ。4番の娘ネ。あまり可愛くないのに限って成績がいいってのハ、どういうことかしラ。
ま、可愛くなくてもくノ一は務まるわよネ」
プルルン「覚えてらっしゃい。絶対に許さないんだから」
0757名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/02(土) 17:11:38.13ID:???
おタマ「プルルンさん、一体どうしちゃったんでしょうね」
スカシー「全く、お茶入れるわね、なんて」
ヤッ太郎「気持ち悪いったらねえぜ」
ヤッ太郎・スカシー「はい、いらっしゃ…」
おタマ「プルルンさん」
ヤッ太郎・スカシー「プ、プルルン!あわわわわ…」
ヤッ太郎「プルルン、悪かった」
スカシー「もう言わないから、許してよ」
おタマ「?」
ヤッ太郎「いいじゃん」
スカシー「見逃してくれよ」
ヤッ太郎「いいじゃん」
スカシー「見逃してくれ」
おタマ「プルルンさん、どうしたんですか?」
プルルン「ニャンキー出動よ!」
0758名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/02(土) 17:13:39.66ID:???
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく。ん?おっかあ」
伊津茂乃母「んー今からじゃ遅いかしらね」
伊津茂乃子「遅いよ」
0759名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/02(土) 17:22:31.90ID:???
女たち「いやあ」「帰りたい」
カラ丸「ふふふふふ。カラカラの里でくノ一修行が出来るのだ。ありがたく思え」
コーン守「カラ丸。早いとこきりきり縛っておしまい」
カラ丸「は」
ヤッ太郎「にゃっはっはっはっはっは」
カラ丸「!」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし」
カラ丸「おのれ、その声は!」
ヤッ太郎「教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「おのれ、ニャンキーども」
プルルン「よっくも乙女の心を弄んでくれたわね!この恨み、晴らさせてもらいます」
カラ丸「誰が乙女だ!やってしまえ!」
0760名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/02(土) 17:33:50.91ID:???
カラス忍者たち「カァー!」
プルルン「乙女の怒りー!思い知れ」
カラス忍者たち「うう」
スカシー「てやあ!てやあ!」
ヤッ太郎「でやあ!」
カラス忍者A「うわあ」
コーン守「くウ…ええい、こうなったらニイヅマ2号で一気に勝負ヨ!」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだ?まーたけったいなメカつくりやがって」
ニイヅマ2号「キレイキレイしましょ。パタパタ。うふ」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだ?」
スカシー「ああ、良い匂いだ」
ヤッ太郎「ふわあ…」
プルルン「もしかして眠り薬?」
ヤッ太郎「てやんでえ。こんなもんがニャンキーさまに効くとは思わな…Zzzzzz…」
コーン守「なんとまああっけなイ。ニイヅマ2号、コンコンと寝てる間に、ゴンゴンと踏みつぶしておしまイ」
ニイヅマ2号「あなたー可愛がってあげる」
0761名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/02(土) 17:39:43.26ID:???
ニャゴフィンクス「ガオー」
ニイヅマ2号「私のものよ」
コーン守「何ヨ。またあのお邪魔ロボ!?」
ニイヅマ2号「?」
プルルン「ぷはあ」
ヤッ太郎「…っ」
スカシー「でもおかげで目が覚めたぜ」
ヤッ太郎「?さあ、行くぜ!」
スカシー・プルルン「おう!」
0762名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/02(土) 17:47:09.19ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「メガアップニャンキー!」
コーン守「ああン、ほらほら変形を始めちゃったじゃないノ。何とかしてヨ、幻ちゃん。何とか」
幻ナリ斎「いやあ、そう言われても」
カラ丸「行けー!ニイヅマ2号!」
(ドガッ)
ニイヅマ2号「ああ!おやめになって」

<ナレーター>
ヤッ太郎は、またニャゴキングに乗り遅れた。

プルルン「ふふふ、覚悟なさい」
コーン守「ええイ、ニイヅマ2号。こうなったらお色直しヨ!」
0763名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/02(土) 17:58:45.77ID:???
ニイヅマ2号「あい、ダーリン」
プルルン「何よあれ」
ニイヅマ2号「うふ」
(ドカーン!)
スカシー・プルルン「う…」
プルルン「おのれ!このくらいでやられるプルルンさまじゃないわよ」
ニイヅマ2号「キャンドルソード!」
スカシー「どうする、プルルン、こっちには武器はないぜ。ん、なんだこれ」
プルルン「分からないけど、とにかく押してみるわ」
スカシー「一体、どうなってるんだ」
プルルン「さあ、私にもさっぱり。
なるほど。相手の武器に合わせて、こっちの武器が決められるって訳ね」
スカシー「すっげー」
プルルン「とにかく、行くわよ!」
ニイヅマ2号「私は新妻よ」
プルルン「やるな、まだまだ!」
ニイヅマ2号「あなたって、タフなのね」
プルルン「ええい!なんと!それ!ちょこざいな!」
スカシー「ああ、俺やることない」
ヤッ太郎「オイラも」
プルルン「それ!たあ!」
ニイヅマ2号「ああ!」
(ドンッ)
プルルン「もらったー!」
ニイヅマ2号「はずかしー」
ヤッ太郎「やったー!オイラの出番だぜ。にゃ!てやんでえ!後は任せとけって」
0764名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/02(土) 18:06:30.96ID:???
ヤッ太郎「美しさを願う乙女心を利用し、娘たちを誘拐、くノ一にせんとした、その罪」
プルルン「許せん!」
ヤッ太郎「へ?」

<ナレーター>
説明しよう。
プルルンの正義の怒りが、限界値を超えた時、
恐るべき力が発揮されてしまったのだ。

プルルン「必殺!乙女の怒りスラッシュ!」
ニイヅマ2号「あーれー」
(ドカーン!)
コーン守「キー!くやしー!コーン!」
(ドカーン!)
プルルン「天下無敵の、あ、大勝利!」
ヤッ太郎「あ、にゃんとー」
(ドーン)
ヤッ太郎「オ、オイラが主役なのに…」
0765名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/02(土) 18:15:15.73ID:???
プルルン「あーあ…」
ヤッ太郎「元気出せよ、プルルン」
スカシー「プルルンはいつものまんまが一番だぜ」
プルルン「ヤッ太郎、スカシー」
ヤッ太郎「にゃは、そうそう。粋でいなせで気風が良くて」
スカシー「男勝りで勇ましく」
ヤッ太郎「エドポリきってのそのパワー」
スカシー「鬼も逃げ出す腕っぷし」
ヤッ太郎・スカシー「どれをとってもあんたが大将!」
プルルン「あんたたち」
ヤッ太郎・スカシー「え」
プルルン「それで慰めてるつもりかー!」
(バシーン!)
ヤッ太郎・スカシー「やっぱプルルンはこうでなくっちゃー」

<ナレーター>
コーン守のくノ一作戦は、プルルンの乙女の怒りによって阻止された。
だが、コーン守の野望は尽きることがない。
頑張れ、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。
0767名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 14:34:01.13ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0769名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 14:45:40.41ID:???
<ナレーター>
その日も、エドロポリスは何事もなく天下泰平に見えた。
だがその裏では…。

徳川イエッイエッ「パフフニャホーホー。パパパーフニャホニャガーッ!」

<ナレーター>
アホ将軍徳川イエッイエッもトイレに入っている時だけは、マジメな顔をしているのだった。

徳川イエッイエッ「パーフー」

<ナレーター>
出してしまえば、もとのアホだった。

徳川イエッイエッ「ヤヤヤヤ」
0771名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 15:04:23.02ID:???
コーン守「ヤッダー。これが今度のメカなの?コーン。何よ、この出っ腹。幻ちゃんセンス悪イ」
幻ナリ斎「いや、コーン守さま。その幻ちゃんという呼び方はおやめくださりませ。親しき仲にも礼儀あり。いたい」
コーン守「あーら、アンタとアタシの仲じゃなイ。固いこと言いっこなシ。おバカさんネー」
幻ナリ斎「いたっ。殴ったな、もう」
コーン守「それよりこのタヌキよ。ほんとにこんなのに任せて大丈夫なノ?」
幻ナリ斎「その点ならご安心くださりませ。このタイコモチ3号の腹鼓を聞いた者は催眠術にかかって踊り出す仕掛けになっております。
民衆の間にイエッイエッ反対の声を高めて、エドロポリスのあちこちで暴動を起こせば、幕府は転覆。
天下はコーン守さまのものでござりまする」
コーン守「ま、いいでしょウ。早速出動させなさイ」
幻ナリ斎「ははあ。ゆけ!タイコモチ3号よ」
コーン守「アラどうしたノ?動かないわヨ」
幻ナリ斎「あー!ぜんまい巻くの忘れちゃったよ」
コーン守「あら、ゲンナリ」
幻ナリ斎「人のセリフを取ったな。この複雑なメカを動かすにはどうしてもぜんまい仕掛けでないとダメでものでござりましてな。ま、何と申しましょうか…」
コーン守「今時ぜんまい仕掛けのメカなんてレトロショップでも置いてないわよ。はーこれじゃ今回も期待薄ネ」
0772名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 15:20:48.07ID:???
タイコモチ3号「さあ、皆さん。太鼓持ちゲスよ」
町人たち「?」
タイコモチ3号「たいこもちだよ、たいこもち。逆さになれば、ちもこいた。
ちもこいたーで、へもこいたー。へもこいたーよたいこもちー。へもこいたー。あ、それ、それ。プー」
町人たち「あはははは」「やーねー」「変なヤローだぜ」
カラ丸「あいつめ。意味のないことばかり喋りおって」

<ナレーター>
説明しよう。
カラ丸たちがつけているのは、タイコモチ3号の催眠音波だけを遮断し、
その他の音はちゃんと聞こえる特殊な防音装置なのだ。
0773名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 15:37:34.18ID:???
タイコモチ3号「屁ぐらいこいてもええじゃないか。臭くなければええじゃないか。
ええじゃないか。ええじゃないか。ええじゃないか。ええじゃないか。ええじゃないか。ポンポコポン」
町人たち「?」
タイコモチ3号「ポンポコポコポポコポ。ええじゃないか。ええじゃないか。ええじゃないか。ポンポコポン。
おEDOの将軍イエッイエッは、偏平足で神経痛。いびきに歯ぎしり歯槽膿漏。あ、ポンポコポン。こんな将軍やめさせよう。あ、それ」
町人たち「やめさせよう」
カラ丸「単純なやつが多いな」
町人たち「やめさしゃええじゃないか。ええじゃないか。やめちゃえばええじゃないか。ええじゃないか」
カラ丸「ん?あれは」
おミツ「あ、ミサイル娘でええじゃないか」
カラ丸「うわーミサイル娘だ!」
(ドカーン!)
タイコモチ3号「ええじゃないか。ええじゃないか。ええじゃないか。あ、それ」
おミツ「いいじゃない、いいじゃない、いいじゃないの」
カラ丸「良い訳ねえだろ!」

<ナレーター>
こうして、タイコモチ3号の腹鼓の催眠術によって、将軍イエッイエッ辞めちゃえばええじゃないかと騒ぎ出し、
エドロポリスは大混乱に陥った。
0774名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 15:46:33.44ID:???
ワーン守「でえ!こうなったらともかく何はさておき、それでもやっぱりどうしようもないからニャンキーたちに任せよう」
0775名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 15:51:43.90ID:???
おタマ「秘密忍者隊ニャンキー出動よ。町の人たちを踊らせてる元を断つの」
スカシー「出動だって」
ヤッ太郎「クーラーの前に座ってても暑いのに」
おタマ「早く行きなさい、もう。まだ切れてませんからね、この電話」
ヤッ太郎「速やかに出動!」
0776名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 15:55:53.92ID:???
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「ええじゃないか、ええじゃないか。おっかあ、ピザ屋さんが飛んでくる」
伊津茂乃母「ピザ屋さんが飛んでもええじゃないか」
0777名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 16:07:47.35ID:???
カラス忍者A「止まっちゃったのね、あなた」
カラ丸「全く、こいつが道の真ん中で動かなくなったときは、慌てて立ち…」
ヤッ太郎「にゃは、にゃは、にゃっはっはっはっはっは」
カラ丸「ん!このワンパターンの登場の仕方はニャンキー」
ヤッ太郎「ピンポーン」
カラ丸・カラス忍者A・B「(ズコーッ)」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「ふふふ、お前たちがあーだこーだ言ってるうちに、こっちはぜんまいを巻き終わったわ。やれ、タイコモチ3号!うわあ」
タイコモチ3号「あらー、ニャンキーだニャンキーだ。かっこいいー!しびれるでゲスねー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「!」
カラ丸・カラス忍者A「…」
タイコモチ3号「惚れ惚れしちゃうでゲス。エドポリっ子はああでなきゃいけないでゲスよ。あらよいしょと」
ヤッ太郎「ははは、そんなかっこいい?オイラたち」
タイコモチ3号「日本一でゲスよ!日本一」
スカシー「そ、そんなにはっきり本当のこと言われちゃうと照れちゃうよなー」
プルルン「私たちって控えめな性格ですものね」
カラ丸「どこが」
0778名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 16:26:08.61ID:???
タイコモチ3号「よう、スカシー。この女泣かせの色男」
スカシー「ま、自慢じゃないけど、俺のために影で泣いてる女は数知れないだろうな。フッ」
タイコモチ3号「プルルンちゃんの情熱の瞳に見つめられたら、みんな惚れる気になっちまうでゲスよ」
プルルン「そうなのよね。みんなぐにゃぐにゃになっちゃうの、困っちゃう」
ヤッ太郎「え、え、え。ねえ、そんでオイラは」
タイコモチ3号「決まってるでゲスよ。えーっと、そのあのでゲスね…」
ヤッ太郎「え、え、え、何?何?」

<ナレーター>
誉める言葉が見つからない、タイコモチ3号だった。
0779名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 16:36:54.60ID:???
カラ丸「恥さらし」
タイコモチ3号「そう、恥さらし。じゃない、じゃないでゲスよ。えーと」
カラ丸「短足。ガニ股。変態忍者」
タイコモチ3号「あ…」
ヤッ太郎「なーにー!」
タイコモチ3号「ちょっとカラ丸さん、邪魔しないでちょうだいでゲス。これも作戦のうちでゲスって」
カラ丸「何?作戦?」
ヤッ太郎「こーら、何をこそこそやってんでい」
タイコモチ3号「ヤッ太郎のダンナ。怒ってるでゲスか?冗談冗談。さっきのはほんの冗談でゲス。もうやでゲスよー。そんな目をしちゃあ。
どうでゲス?機嫌直しにごちそうするでゲスから、アッシにドーンと任せて欲しいでゲスよ。ドーンとね」
ヤッ太郎「どーんとね。にゃ」
タイコモチ3号「さ、パッと繰り出しやしょう。パーッと」
ヤッ太郎「うん、パーッとか」
タイコモチ3号「スカシーさんもプルルンさんも、どうぞどうぞ」
ヤッ太郎「どうぞどうぞ」
スカシー・プルルン「?」
0780名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 16:57:05.68ID:???
スカシー「もぐもぐもぐ」
プルルン「ズズーッ」
ヤッ太郎「あむ、あむ。がががが」
タイコモチ3号「さ、欲しいもんがあればどんどん注文するでゲスよ」
ヤッ太郎「オイラサザエのツボ焼き」
スカシー「鮟肝の煮つけ」
プルルン「シーフードサラダ、お願いね」
カラス忍者A「うう、この勢いで食いまくられては、今回の予算を使い果たしてしまいます」
カラ丸「エドロポリスで一番高級な料亭だからな」
タイコモチ3号「あれ?ゲスゲス。あーこんなところに!隠れないで出てきて欲しいでゲス」
カラ丸「敵同士と一緒に飯が食えるか!」
タイコモチ3号「そう固い事おっしゃらずにー」
カラ丸「離せ!わああ」
(ドーン!)
タイコモチ3号「ねえ。たまには敵も味方も忘れて楽しむでゲス」
カラ丸「それもそうだな」
プルルン「そうよ、そうよ。さ、カラ丸さん。一杯いかが?んふ」
カラ丸「(ゴクッ)それじゃプルルンちゃんご返杯」
プルルン「あら、やだ。私ダメなの。正義の味方はお酒飲まないの」
ヤッ太郎「カラ丸、俺んとこのも飲んでくれよ」
スカシー「カラ丸、ここにもあるぜ」
タイコモチ3号「はい、大きい器でいきやしょう。いったいった」
ヤッ太郎「おー」
スカシー「おお」
プルルン「よっ!大将」
カラ丸「よーし、ほんじゃみんなでパーッと行こう!全員出て来い」
0781名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 17:06:21.65ID:???
ヤッ太郎「わ、なんだなんだ」
カラス忍者たち「わいわいがやがや」
ヤッ太郎「いつもこんなに沢山手下連れてんのか」
カラ丸「おう、恐れ入ったか(こんなについてきてるとは)」
カラス忍者A「カラ丸さまー。予算のこと忘れちゃダメですよ」
カラ丸「う…」
カラス忍者たち「ん?」
カラ丸「今さらやめられるかー!」
カラス忍者たち「カラ丸さまー」
タイコモチ3号「盛り上がってきましたよー」
0782名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 17:20:51.24ID:???
タイコモチ3号「あ、たったかたったたりらりら。そりゃそりゃ」
カラス忍者B「これなるきゅうりを用いて、モノマネをさせて頂きます。
ふふふふふ、このカラ丸さまにお任せを。
行け、64D-74号。略してろくでなし。いっぱい俺の代りに働くのだ!」
ヤッ太郎「はっはっはっはっはっは。こいつはいいや。はっはっは」
カラス忍者C「にゃは、にゃは。にゃっはっはっはっはっはっはっはっは」
カラス忍者B「ん?この声は。そこだ!」
ヤッ太郎・カラ丸・カラス忍者たち「!」
カラス忍者C「例えいかなる闇だとて、打ってみせようホームラン」
カラス忍者たち「わーっはっはっはっは」
カラ丸「はっはっはっはっはっはっは」
タイコモチ3号「はーい、皆さん。お待ちかねのキレイどころが参りましたでゲスよ。今一番の売れっ子。アゲヤッコ姐さんでゲス」
コーン守「アゲヤッコでありんス。おこんばんハ」
カラス忍者たち「ええー」

<ナレーター>
説明しよう。
コーン守は、5時から趣味で芸者のバイトをしていたのだ。

コーン守「んフ。おほほほほホ」
ヤッ太郎・カラ丸・カラス忍者たち「うわああー」
0783名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 17:29:48.72ID:???
ヤッ太郎「にゃーはは。楽しかったー。たまにはこういう息抜きしねえとな」
スカシー「全く」
プルルン「ピザの配達も忍者稼業も、これで苦労が多いお仕事ですものね」
ヤッ太郎「それは言わない約束で」
おタマ「ちょっと!騒ぎがちっとも収まってないじゃないの!一体何してたんですか!」
ヤッ太郎「騒ぎって?」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ああー!」
おタマ「はぁ…踊りの列は、メカEDO城のすぐ側まで来てるんですよ」
ヤッ太郎「オイラたちあいつらをやっつけに行ったのに、いっぱい食わされた…」
(ドカーン!)
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・おタマ「うわあー!」
0784名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 17:33:31.68ID:???
スカシー・プルルン「あーあ…」
ヤッ太郎「爆弾だったのね…」
おタマ「あーん、めちゃくちゃ。ほんとおめでたいわね!爆弾のお土産まで持たされて」
プルルン「このままじゃ済まさないわよ。あのタヌキ男」
スカシー「今度こそぎったんぎったんにしてやる」
ヤッ太郎「ニャンキーもう一回出動でい」
0785名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 17:47:49.76ID:???
町人たち「やめちゃえばええじゃないか、ええじゃないか」
ウサ姫「みんな楽しそうにしておるのう。今宵は祭りか?」
ワーン守「は、そ、それが」
ウサ姫「はっきり申せ。姫は煮え切らないジャガイモは固くて嫌いじゃ」
ワーン守「はあ。実はイエッイエッ様のありもしない噂をばらまいたものがおりまして」
ウサ姫「ん?どんな噂じゃ?」
徳川イエッイエッ「ファア」
ワーン守「イエッイエッ様は偏平足で神経痛、いびきに歯ぎしり、歯槽膿漏だと根も葉もないことを」
ウサ姫「全部正解じゃ。よくそこまで調べたのう。誰じゃ」
ワーン守「おそらくイエッイエッ様を将軍の座から降ろそうと企む何者かでございます」
徳川イエッイエッ「パフーパフー」
ワーン守「た、ただちに取り沈めますゆえ、なにとぞしばらくのご猶予を」
徳川イエッイエッ「パフー。パパパパパ」
ワーン守「トイレでございましたか」
0786名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/05(火) 17:58:00.54ID:???
町人たち「やめちゃえばええじゃないか、ええじゃないか」
タイコモチ3号「雨の降る日は、天気が悪い。兄貴僕より年が上」
カラ丸「火薬の仕掛けに抜かりはないな」
カラス忍者A「は」
カラ丸「よし、この騒ぎを城内に持ち込み、一気に幕府転ぷk…う!」
(ドカーン!)
カラ丸「爆破するのは門だ!橋を壊してどうする!」
カラス忍者A「変だなあ」
町人たち「ええじゃないか、ええじゃないか、ええじゃないか」
(ドカーン!)
カラス忍者たち「うわあー」
カラ丸「くそー、これは一体」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっはっは。先回りして火薬の場所をかえさせてもらったぜ」
スカシー・プルルン「我ら、正義と勝利の使徒」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「秘密忍者隊。ニャンキー!」
カラ丸「これだけいれば勝てるかも知れん。いけえ!」
0787名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/05(火) 18:09:43.92ID:???
カラス忍者たち「カァー!」
ヤッ太郎「にゃろー!」
スカシー「でやあ!」
カラス忍者D「わおああ」
カラス忍者E「わああ」
プルルン「ふーん、ふん」
カラ丸「くそー、何人いても一緒か」
ヤッ太郎「さあ、どうする。カラ丸」
タイコモチ3号「キャー素敵ー。ニャンキーしびれる日本一」
ヤッ太郎「にゃはははは。そ、そう?」
(ドガッ)
スカシー・プルルン「同じ手を二度食うんじゃない」
ヤッ太郎「て、手加減しろよ。仲間だろ」
スカシー「これは手じゃなくて」
プルルン「足」
(ドガッ)
カラ丸「あいつら漫才やってる」
タイコモチ3号「チャンスでゲス」
カラ丸「何」
タイコモチ3号「とっておきの秘密兵器。二枚舌仲間割れ攻撃を出すでゲス」
0788名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 18:21:45.14ID:???
タイコモチ3号「生麦生米生卵。隣の客はよく柿食う客だ」
ヤッ太郎「んん、なんだか知らねえが無性に腹立ってきたー」
スカシー「だいたいヤッ太郎みたいなお調子者がリーダー面してるのがいけないんだよ」
ヤッ太郎「言ったな!かっこつけてる割にはちっとも良い男じゃねえって言われるくせに」
プルルン「やっちゃえ、やっちゃえ、二人とも。モテない男同士カタをつけろ」
ヤッ太郎「モテないとは何だ、このペチャパイ」
プルルン「ペ、ペチャパイとは何よ。もう一回言ってごらん」
スカシー・プルルン「ペチャパイ」
プルルン「あんたたちやる気!」
スカシー「そっちこそ!」
ヤッ太郎「望むところでい!」
タイコモチ3号「青巻紙、黄巻紙…」
カラ丸「ああ、いかん。ぜんまいが切れた。くそー、こんな時に」
スカシー「ああ、なに?」
プルルン「なんだか興奮してたみたいだけど」
ヤッ太郎「ああ、そうだ。お助けメンバー呼んどこう。何かの役に立つかも知れないし」
0789名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 18:37:52.81ID:???
ゴットン「〜♪」
ミエトル「全く、お助けメンバーを店の掃除に使わないで欲しいゲスよ」
おタマ「ミエトルさん、お助けメンバーの注文よ」
ミエトル「お、今度は本当の出番でゲスね」
カラ丸「これでよしと。続きをやれ」
タイコモチ3号「赤巻紙、青巻紙、黄巻紙」
ミエトル「待つでゲス。お助け忍者一号。はやての忍者ミエトルでゲス」
ヤッ太郎「へっ、勝手に番号なんかつけやがって」
スカシー「何がはやてだよ。早合点だろ」
プルルン「やあね。見栄っ張りは」
ミエトル「大将しっかりしておくんなさいよ。あの二枚舌野郎の音波に乗せられてるんでゲスよ」
カラ丸「お前も乗せてやる」
タイコモチ3号「二枚舌仲間割れ攻撃でゲス!」
ミエトル「何の!二枚舌仲間割れ攻撃破りでゲス」
タイコモチ3号「赤巻紙、青巻紙、黄巻紙」
ミエトル「坊主が屏風に上手に絵を描いた。生麦生米生卵」

<ナレーター>
説明しよう。
タイコモチ3号は早口言葉によって、二枚舌をこすり合わし、特殊な音波を発生させる。
これを聞いた者は仲間割れを始めてしまうのだ。
0790名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/05(火) 18:45:21.48ID:???
タイコモチ3号「ラーメン餃子チャーシューメン。ワンタン春巻き回鍋肉」

<ナレーター>
だが、お喋りではミエトルも負けてはいない。
喋り続けることで、タイコモチ3号の音波を別の音波で乱しているのだ。

ミエトル「レバニラ炒めライスに半チャーハン」
0791名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 18:50:50.31ID:???
タイコモチ3号「穴子卵トリ貝ミル貝納豆巻」
ミエトル「カッパマグロネギトロトロイクラ」

・・・

<ナレーター>
こうして、ミエトルと、タイコモチ3号のまるで意味のない言い合いは永遠と続き、
とうとう、三日目の朝が来た。
0792名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/05(火) 19:07:14.31ID:???
町人たち「ZZZZZZZZ…」
スカシー「連中も踊り疲れて眠っちまったぜ」
ヤッ太郎「ったくあいつらいつまで…あ」
ミエトル「(バタッ)」
ヤッ太郎「ミエトル!」
スカシー「しっかりしろよ!」
カラ丸「やったか」
ヤッ太郎「おい、大丈夫か」
ミエトル「へへ、天は我に味方したでゲスよ」
タイコモチ3号「うわ(ボンッ)ううう」
ミエトル「二枚舌が摩擦で燃えだしたでゲスよ」
カラ丸「なんて壮絶な戦いなんだ」
タイコモチ3号「まだ負けてまへんでー。みな死ぬまで踊りまくるんやー」
ミエトル「あー手が勝手に」
ヤッ太郎「あ、あ、足が」
スカシー「こ、腰が」
プルルン「お、お尻が」
町人たち「ええじゃないか、ええじゃないか」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ええじゃないか、ええじゃないか。ええじゃないか」
カラ丸「はは、どうだニャンキー。そうやって踊っていては、このカラ丸の必殺手裏剣を避けることは出来まい」
おミツ「あ、ええじゃないか」
カラ丸「?」
(ドカーン!)(ドカーン!)(ドカーン!)(ドカーン!)
カラ丸「うわ」
(ドカーン!)(ドカーン!)(ドカーン!)
カラ丸「良くないって言っただろ」
ヤッ太郎「チャンスは今っきゃない。罪もない」
プルルン「セリフが長いのよ。早くしないとまた」
0793名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/05(火) 19:10:32.30ID:???
ヤッ太郎「てやんでえ!とりあえず許せん!」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
(ドカーン!)
カラ丸「くそー。ただ食いしたくせに。帰って必要経費もらわなくっちゃ」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
0794名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 19:16:30.63ID:???
コーン守「あっはっはのはーダ。あんなの最初から期待してませんでしたよーダ」
幻ナリ斎「おお、それでは本日はあの例の爆発は」
コーン守「なしヨ」
幻ナリ斎・カラ丸「ありがたき幸せ」
カラ丸「いやーミサイル娘には会うし、アゲヤッコとかいう気色悪い芸者は見るしで散々でした。その上コーン守さま…」
コーン守「気色悪イ?」
カラ丸「え」
幻ナリ斎「はい?」
コーン守「アゲヤッコの悪口言うなんて、キー!コーン!」
(ドカーン!)
0795名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/05(火) 19:20:58.49ID:???
おミツ・町人たち「ZZZZZZZ…」
ヤッ太郎「今日もおEDOは日本晴れだぜ」
プルルン「これをやらないと終わらないのよね。クセになっちゃって。ふわああ」
スカシー「ふぁーあ」
ヤッ太郎「ふあーああ(バキッ)あごが」
プルルン「はず」
スカシー「れた」
0796名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 08:08:31.20ID:???
次回予告

ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!カラ丸がピザキャットでアルバイトしたいって?
よーし、うちで働きたいのなら笑顔のテストに合格しなくっちゃ。
不愛想な君には到底無理だろうね。むふふふふ。
なんて思っていたら、何であいつあんなに愛想がいいの?
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。カラスがピザ持って特急便?てやんでえ!」

『カラスがピザ持って特急便?』
0797名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/10(日) 08:11:15.72ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0799名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 08:24:48.43ID:???
町人たち「おいまだかよ」「後ろ押すなってばよ」
おタマ「これがこうなって。これがこっち。あー忙し」
ヤッ太郎「へい、お待ち」
スカシー「はい、はい。今やりますから。どうぞ」
おタマ「いらっしゃいませー。ピザキャットへようこそ。はい、はい。ありがとうございまーす」
ヤッ太郎「ああ、なんて混雑でえ。エドロポリスに他に食い物屋ねえのか」
スカシー「こう忙しくちゃおみっちゃんに会いに行く暇もないよ。ああ、僕のたったひとつの楽しみがぁ」
町人A「おい、ハマチピザ来てねえぞ」
町人B「こっちはアイスコーヒーがまだだ!」
ヤッ太郎「あー、へ、へい。ただいま。うわあ!あちー」
おタマ「スカシーさん、配達よ。特急便」
スカシー「ラッキー。これで少しは休めるぞ」
おタマ「急いでスカシーさん」
スカシー「はーい」
ヤッ太郎「にゃっ」
0800名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 08:30:47.25ID:???
『毎度お騒がせしております。ピザキャットです。特急便です。忙しいから、以下省略!発射!』
スカシー「お、あ。こら、おタマ。ちゃんと照準合わせろ。う、うわ、あああああああ!!」
(ゴーン)(ゴーン)
スカシー「ふ、普通なら死んでるよな」
0801名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 08:34:57.08ID:???
プルルン「あー、人気があるのは嬉しいけどこう忙しくちゃね」
おタマ「もしこんな時にニャンキー出動の指令が入ったら、お店どうなっちゃうんですか。私一人じゃとても」
プルルン「そうよね。ま、いっか。ヤッ太郎たちに頑張ってもらいましょ」
おタマ「あは、そうですね」
ヤッ太郎「あは、そうですねじゃねえ」
ヤッ太郎・スカシー「なんとかしてくれー」
0802名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 08:45:17.32ID:???
町人C「なになに。アルバイト大募集?あなたも明るくトレンディなピザキャットで働いてみませんか。お給料はバッチリ。ピザも食べ放題。
よう、だとさ。どうだいおめえやってみちゃ」
町人D「じょ、冗談じゃねえ。あんな危ねえ仕事誰がやるかってんだ」
町人E「あの特急便ってのをやらされた日にゃ命がいくつあっても足りゃあしねえや。おう、帰ろうぜ。帰ろうぜ」
伊津茂乃母「私やってみようかね」
伊津茂乃子「おっかあ、ピザ食べ放題ってとこだけ読んでるだろ」
カラ丸「お給料はバッチリか」
0803名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 08:53:33.30ID:???
ヤッ太郎・スカシー「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ」
ヤッ太郎「あーぢがれた。オイラもうダメ」
スカシー「早くアルバイトを雇ってくれなきゃ、体がもたないよ」
おタマ「それが、誰も来ないんですよね」
プルルン「ま、泣く子も黙るピザキャットのアルバイトじゃ無理もないけどね」
ヤッ太郎・スカシー「(ガクッ)」
ヤッ太郎「そりゃないでしょう、プルルン」
0804名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 09:05:58.65ID:???
ヤッ太郎・スカシー「?」
プルルン・おタマ「?」
カラ丸「ごめん」
ヤッ太郎「ああ、すいませんねー。もう閉店しちまったんでね。また明日来てくださいね。はいはい」
カラ丸「あ、いや僕アルバイトの広告を見て」
プルルン・おタマ「!」
スカシー「やったー」
ヤッ太郎「嬉しいじゃねえか。やあ、やあ、お待ちしておりやした。さ、こんなところで立ち話もなんすから。ささ、奥へ。どうぞ」
カラ丸「かたじけない。では」
ヤッ太郎・スカシー「うわ」
プルルン・おタマ「ああ」
ヤッ太郎「てめえ、何しにきやがった!」
カラ丸「何って。アルバイトを」
ヤッ太郎「とぼけるんじゃねえ。カラ丸」
カラ丸「どうして僕の名前を。どこかでお逢いしましたっけ」

<ナレーター>
説明しよう。
カラ丸はコスチュームが違うため、ヤッ太郎たちの正体に気付かなかった。
0805名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 09:21:37.59ID:???
(ドガッ)
ヤッ太郎「ほがっ」
スカシー「アホか、お前は。やたらなこと喋るな、ヤッ太郎」
カラ丸「何?ヤッ太郎だと」
(ドガッ)
プルルン「アホはあんたのほうよ。おほほ、あ、ど、どうかなさいまして?」
カラ丸「今確かにヤッ太郎と」
プルルン「や、やだわ。ヤッ太郎じゃなくて、そうプー太郎。プー太郎っていうのこの子。そんでもってこっちがゴン助」
ヤッ太郎「プ、プー太郎はねえだろ!プー太郎は」
スカシー「この色男を捕まえてゴン助だ!?」
プルルン「仕方ないでしょ!この際。だいたいね、あんたたちがアホだからいけないのよ」
スカシー「そうか、そういうつもりか」
ヤッ太郎「分かった。よーく分かりました
ヤッ太郎・スカシー「すみませんでした。ババリンさん」
プルルン「誰がババリンじゃ!?このー」
カラ丸「あ、あのー。僕はどうすれば」
おタマ「簡単な試験をしますので、こちらへどうぞ」
カラ丸「は、はい」
0806名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 09:29:45.97ID:???
コーン守「幻ナリ斎、これはどういうこト!?例の計画全然準備が進んでないじゃないノ!」
幻ナリ斎「はあ、何分資金が不足気味でござりまして」
コーン守「おだまりけだまり吹きだまリ!言い訳はいいわけヨ。だったら忍者どもにガンガンアルバイトさせたらいいじゃないノ!
何のためにあーたたちがいると思ってんノ!」
幻ナリ斎「さあ…まあ、とりあえず、ごめんなさい」
コーン守「ったくもう、あーたたちは役に立たないシ、今回アタシの出番少ないって言うし、ちっとも良い事ないワ。
あー満たされないアタシの心。ふんダ!」
幻ナリ斎「偉そうに」
0807名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 10:29:38.53ID:???
おタマ「ふーん、じゃあ潰れかけた会社を立て直すために、社員みんなでアルバイトを?大変ねぇ」
カラ丸「はあ。今ごろみんなどこでどうしているやら」
おタマ「ほんと。社長がアホだと社員が苦労するのよね」
カラ丸「はははははは。そりゃ言えてる」
ヤッ太郎「ま、事情はだいたい分かったけどよ。ピザキャットの店員ってのは誰でもなれるってもんじゃねえぜ」
スカシー・プルルン「うんうん」
ヤッ太郎「オイラたちだってむっずかしい試験パスしてやっとなれたんでい」
スカシー・プルルン「うんうん」
おタマ「その試験の結果なんですけど」
スカシー・プルルン「ひひ」
ヤッ太郎「ほう」
おタマ「全部100点でした」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー(ズコーッ)」
スカシー「そ、そんな」
プルルン「嘘よ」
ヤッ太郎「オイラなんか70点がやっとだったんだぞ」
おタマ「頭悪い」
スカシー「このままじゃカラ丸がピザキャットに入り込んじまうぞ。何とかしろよヤッ太郎」
ヤッ太郎「なんとかしろって言われても」
0808名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 10:40:16.69ID:???
おタマ「この調子で、あとは笑顔の試験に合格すれば、アルバイト採用よ」
カラ丸「え、笑顔の試験ですか?」
おタマ「そう。笑顔が綺麗で愛想が良くなくちゃ。お客さんに失礼でしょ」
カラ丸「ああ、僕は笑顔があんまり。なんせあまり笑わない仕事なものですから」
ヤッ太郎「ん?おっほんほん。いいじゃないですか、おタマ。カラ丸君を雇ってあげなさい」
カラ丸「プー太郎さん!でも僕、笑顔には自信がないなあ」
ヤッ太郎「なーに。なんとかなりますよ(実際やってみりゃボロが出るさ。そんときゃ叩き出してやるぜ。
にひ、にひひひひひ)」
0809名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 10:55:37.24ID:???
カラ丸「あははー。いらっしゃいませー。いらっしゃいませ。メニューをどうぞ」
プルルン「…」
ヤッ太郎・スカシー「…」
カラ丸「はい、ピザとコーラのMですね。はい、かしこまりました。すぐにおつくりいたしますのでお席のほうでお待ちになってください。毎度ありがとうございます」
スカシー「あの笑顔」
カラ丸「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ。ありがとうございます」
ヤッ太郎「素早い身のこなし」
子供A「ああ」
カラ丸「あ!はい、坊や」
子供A「ありがとう。お兄ちゃん」
スカシー「さりげない気配り」
ヤッ太郎「か、完璧」
ヤッ太郎・スカシー「だー」
おタマ「カラ丸さん、配達お願いね」
カラ丸「承知しました」
おタマ「ふふ、プー太郎さんもゴン助さんもサボってばっかいないで少しはカラ丸さんを見習ってくださいね」
ヤッ太郎「ああ、オイラたちの立場ずたずた」
ヤッ太郎・スカシー「ぼろぼろ(バタン)」
0810名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 11:01:20.37ID:???
おタマ「はい、これお給料」
カラ丸「!いいんですか、こんなにたくさん」
おタマ「ふふ、特別ボーナスよ。ほんとカラ丸さんてピザ屋さんをやるために生まれてきたような人だわ」
カラ丸「そんなー。僕なんかまだまだですよ」
おタマ「ふふふ、それに引き換えあの二人は」
ヤッ太郎「あんだけ働いてこれっぽっちかよ」
スカシー「これじゃあおみっちゃんとデートも出来ねえよ」
ヤッ太郎「あんたそればっかりだね」
0811名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 11:38:22.83ID:???
コーン守「そうよそうヨ。オバカ3号。じゃんじゃん食べてじゃんじゃんバカエキスをつくってちょうだイ」
オバカ3号「んー食べる食べるー。んーつくるつくるー」
コーン守「もう、幻ちゃんたらやれば出来るじゃないノ。これからもしっかり稼いでオバカ3号にご飯をあげてちょうだいネ」
幻ナリ斎「ははあ」
コーン守「んふふフ。このバカエキスを飲んだ者は、みんなおバカさんになっちゃウ。これをエドロポリスの貯水池に流せバ」
幻ナリ斎「左様。エドロポリスを征服するなど、ではコンちゃん例のやつ行ってみよう。せーの」
コーン守「あ、ちょちょいのちょイ」
幻ナリ斎「あ、ちょちょいのちょい」
コーン守「もう完璧な計画だワ。オーッホッホッホッホッホ」
幻ナリ斎「やりました。ははははは」
オバカ3号「バーッカッカッカッカッカ」
(おタマ「ほんとカラ丸さんてピザ屋さんをやるために生まれてきたような人だわ」 )
カラ丸「(フッ、この俺がピザ屋など)いらっしゃいませー!(なんてやってられるか。バカバカしい)いらっしゃいませー!
なんて。いらっしゃいませー!なんて」
コーン守「オーッホッホッホッホッホ」
幻ナリ斎「ははははは」
オバカ3号「バーッカッカッカッカッカ」
カラ丸「ご注文どうぞー!」
0812名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 11:56:07.00ID:???
カラ丸「いらっしゃいませー。お待たせいたしました。おーっとっとっとっと。毎度ありがとうございます」
ヤッ太郎「いつまであいつ置いとくんだよ」
スカシー「けど、クビにする理由はないし、下手に騒げば僕たちの正体がばれちまうし」
プルルン「もうしばらく様子を見るしかないわね」
ヤッ太郎「敵をアルバイトに雇ってるなんてシャレにもなんねえぜ」
おタマ「みんな来て」
ヤッ太郎「どうした。おタマ」
おタマ「あれ見て」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「おおおおお」
ヤッ太郎「カラ丸が…光ってる」
カラ丸「(ああ、知らなかった。仕事がこんなに楽しいなんて。いっそこのままピザキャットの店員になって
将来はカラス山支店にでも開こうかな)」
女の子A「ねえねえ、今度お店に入った彼、ちょっとイカすじゃない」
女の子B「うん、秘密忍者隊ニャンキーとどっちがかっこいいかしらね」
カラ丸「ニャンキーだと!?」
女の子たち「ひっ…」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・おタマ「ああ」
0813名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 12:06:07.35ID:???
ヤッ太郎「(カラ丸もほんとはいいやつなのかもしんねえな)」
町人F「火事だー」
町人G「子供がまだ家の中だ!」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんだって!
カ、カラ丸」
母親A「ああ、ありがとうございます。ありがとうございます」
カラ丸「いえ、当然のことをしたまでです。ええーお集まりの皆さま。私ピザキャットの店員でございます。
今後ともピザキャット、あなたのピザキャット。よろしくお願いいたします」
町人たち「いえーい」
ヤッ太郎「すげえ商売上手」
(prrrrr…)
カラ丸「あ、ちょっと失礼」
ヤッ太郎「?」
カラ丸「はい、こちらカラ丸」
幻ナリ斎『幻ナリ斎じゃ。バカエキスが完成した。お前はすぐに貯水池に向かえ。エドポリっ子おバカ作戦を決行しろ』
カラ丸「は、はい」
0814名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 12:21:29.63ID:???
カラ丸「…」
ヤッ太郎「カラ丸」
カラ丸「あ、あなたは…プー太郎さん」
ヤッ太郎「(ズコーッ)そ、その名前を言うな」
カラ丸「実は、急用が出来まして。色々とお世話になりました」
ヤッ太郎「ピザキャット、辞めんのか?」
カラ丸「訳は聞かないでください。できればピザ屋を続けたい。しかし、僕にはやらなければならない仕事があるんです。
短い間だったけど楽しかった。色々な思い出が走馬灯のように…」
ヤッ太郎「そんなシーンあったかいな」
カラ丸「ピザキャットに帰ったら伝えて下さい。今夜だけは、絶対に水を飲むなと」
ヤッ太郎「なに!」
カラ丸「さようなら」
ヤッ太郎「カラ丸!」
カラ丸「お元気で!プー太郎さーん」
ヤッ太郎「(ズコッ)それを言うな!」
0815名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 12:26:08.23ID:???
ヤッ太郎「てやんでえ!ニャンキー出動でい!」
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「やっぱりピザ食べ放題っていうのは捨てがたいねえ」
0816名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 12:38:38.86ID:???
カラ丸「(俺はカラカラ一族のカラ丸。忍者に情けなど無用)さあ、やれ!オバカ3号!バカエキスをどんどん流しこんでるか!」
オバカ3号「やってるやってる!」
ヤッ太郎「にゃっはっはっはっは。にゃーっはっはっはっは」
カラ丸「その声は!」
オバカ3号「バーッカッカッカッカッカ」
カラ丸「お前は笑わんでいい」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
カラ丸「な、なぜ我々がここにいることを」
ヤッ太郎「へっ、てめえらの悪だくみなんざこちとらとうの昔にお見通しよ」
カラ丸「おのれ!おのれ!おのれ!かかれ!」
0817名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 12:50:56.91ID:???
カラス忍者たち「カァー!」
ヤッ太郎「行くぜ!」
スカシー・プルルン「おう!」
ヤッ太郎「やあ!」
スカシー「てやあ!」
プルルン「とう!」
カラ丸「やれ!オバカ3号」
オバカ3号「やるやる!オバカミサイル!」
ヤッ太郎「ん?あれは。あのメカ、何かを貯水池に入れてるぜ」
スカシー「あれは、エドロポリスの飲み水だぜ」
プルルン「ヤッ太郎、こうなったら」
ヤッ太郎「よーし、いくぜ」
スカシー・プルルン「おう」
ヤッ太郎「ニャンキー忍法、ネコ巻きファイター」
カラ丸「な、なんだ」
カラ丸・カラス忍者たち「わ、わあー」
カラ丸「しまった。この水にはバカエキスには入ってたんだよん」
カラス忍者たち「あわわわわわ…」
オバカ3号「バーッカッカッカッカッカ」

<ナレーター>
説明しよう。
オバカ3号は元々オバカさんなんで、バカエキスを浴びても平気なのだ。

オバカ3号「動けないよー」

<ナレーター>
くどいようだが、オバカ3号は元々オバカさんである。
0818名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 13:03:56.82ID:???
ヤッ太郎「てやんでえ!貯水池に毒をまき、エドポリっ子をおバカさんにしようとしたその罪、許せん」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
オバカ3号「バ…カーン!」
(ドカーン!)
カラ丸「あはははは。ニャンキー覚えてろよー!ふふふ」
カラス忍者たち「はははははは」
ヤッ太郎「カラ丸、所詮は敵と味方。戦うさだめは避けられないのか。ま、とりあえず、
天下無敵の、あ、大勝利!」
0819名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 13:12:17.83ID:???
コーン守「幻ちゃん、また失敗したわネ」
幻ナリ斎「ははあ…面目次第も…え、あ、まずい」
コーン守「ちょっと!どこ行くノ!?逃がさないわヨー!」
幻ナリ斎「イエッイエッ、イエッイエッ、ご勘弁を」
(ドコーン!)
幻ナリ斎「ゲンナリサイ」
0820名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/10(日) 13:17:45.54ID:???
ヤッ太郎「へい、お待ち」
スカシー「はい、はい。どうぞ」
ヤッ太郎「あー結局元のまんまか」
スカシー「カラ丸にいてもらったほうが良かったのかもな」
幻ナリ斎「アルバイトに使って欲しいんですが」
ヤッ太郎・スカシー「はいはい、喜んで」
幻ナリ斎・カラス忍者たち「よろしくお願いしまーす」
ヤッ太郎・スカシー「うわああ!!」
0821名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/12(火) 14:36:03.87ID:???
次回予告

ヤッ太郎「えー!にゃ、にゃんだって!ウサ姫さまが映画をつくるって!?
主役は障害物競争で決める?よーし、それならこのオイラが主役をもらっちゃおう。
と思ったら、なに!コーン守が主役を狙ってカラカラ一族を動かした!?ずっこい。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。激突!映画の主役はだれだ?てやんでえ!」

『激突!映画の主役はだれだ?』
0822名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/12(火) 14:39:02.51ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0824名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/12(火) 14:46:44.22ID:???
劇中の女性『ピエール』
劇中の男性『フランソワーズ!』
劇中の女性『ピエール。おお、ピエール』
劇中の男性『フランソワーズ』

コーン守「うう、素敵。さすが南蛮で今一番人気のキネマだワ」

<ナレーター>
説明しよう。
キネマとはシネマ。つまり映画のことである。
0825名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/12(火) 14:53:10.34ID:???
ウサ姫「うん、きーめた!姫は明日からキネマをつくるぞ。皆の者すぐに準備にとりかかるのじゃ」
幕府の者A「な、なんとね」
ワーン守「突然そのようなことを仰られましても」
ウサ姫「えーい、姫はキネマをつくりたいったらつくりたいんじゃ!つべこべ申す者は島流しにするぞよ!」
重臣たち「ははあ」
徳川イエッイエッ「ハハハニャハ」
0827名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/12(火) 15:04:07.50ID:???
ウサ姫「撮影スタジオも間もなく完成だし、思いっきり姫好みの曲を持ってきちゃった。
題して、愛と青春の嵐じゃー!」
ワーン守・重臣たち「ははあ」
ウサ姫「うんうん。では役を決めるぞ。うーん、ワーン守。そちは貫禄があるから、とってもえらーい」
ワーン守「はあ」
ウサ姫「大仏様の役じゃ」
ワーン守「だ、大仏!」
ウサ姫「父上にもピッタリの役がありますぞ」
徳川イエッイエッ「ホニャハ―ホッニャ」
ウサ姫「世界で一番おっきいゾウリムシ」
徳川イエッイエッ「ホニャホニャホー」
ワーン守・重臣たち「(ズコーッ)」
0828名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/12(火) 15:13:27.88ID:???
幻ナリ斎「コーン守さまお急ぎくださりませ。集合の刻限はとうに過ぎておりまするぞよ」
コーン守「ンー、そんなに急かさないでヨ」
幻ナリ斎「うわあ」
コーン守「ねエ、それより幻ちゃん。こんな衣装はどうかしラ。それともこっチ?これはどウ?ねえったラ」
幻ナリ斎「はいはい、好きなの着ればもう」
コーン守「ムッホッホッホッホ。アタシはアタシは王子。プリーンスメロン。ウサ姫さま、お待たせ。ん?」

<ナレーター>
コーン守は、やっぱり間に合わなかった。

コーン守「そんな、そんじゃアタシキネマに出られないの?ひどいワ。よよよヨ」
0829名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/12(火) 15:34:28.38ID:???
ウサ姫「あとひとついっちばん大切な役が残っておるのに、これにピッタリの者がどうしても見つからん。
ん?そうじゃ。エドロポリス中にお触れを出して、下々の中からオーディションで選ぶのじゃ」
ヤッ太郎「んーなになに。ウサ姫さま監督主演キネマ、愛と青春の嵐の、一番大切な役大募集」
おミツ「きっと素敵な恋の物語ね」
ヤッ太郎「ってことは、一番大切な役ってウサ姫さまの恋人役?」
おミツ「うん、そうでしょう」
スカシー「ふふふふふ。ウサ姫さまの恋人役、エドロポリス一の色男。このスカシーさまが頂こう」
おミツ「スカシーさん」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは。寝ぼけたこと言いやがって。熱でもあんじゃねえのか」
スカシー「なーにー。いやあヤッ太郎には同情するよ。お前みたいにチビで短足で不細工じゃまるで望みがないもんな」
ヤッ太郎「ぬわんだと!」
おミツ「素敵!オーディションに受かったらスカシーさんは大スターね」
スカシー「大スター?」
おミツ「そうなっても、おミツのこと忘れないでね」
スカシー「でえ。まさか。例えどんな大スターになったとしても、僕が愛するおみっちゃんのことを忘れる訳ないじゃないか」
おミツ「スカシーさん」
ヤッ太郎「スカシー!」
スカシー「お前にだって道で会ったら声くらい掛けてやるよ」
ヤッ太郎「てやんでえ!てめえばっかに良い恰好させてたまるかよ。オイラもそのオーディションとやら受けてやろうじゃねえか」
スカシー「無駄なことを!」
0830名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/12(火) 15:56:23.66ID:???
幻ナリ斎「お呼びでござりまするか。コーン守さま」
コーン守「ああン、待ってたわヨ。明日のオーディション、何が何でもアタシがいっちばん大切な役に選ばれるようにしてちょうだイ」
幻ナリ斎「はあ?」
コーン守「キネマに出れバ、このコーン守の人気は一気にうなぎ登リ。全国制覇もグッとやりやすくなる訳」
幻ナリ斎「とか何とかいっちゃって、ほんとはスターになりたいのでござりましょうが」
コーン守「ギクッ。さすが幻ちゃン。鋭いわネー」
幻ナリ斎「そういうことにカラカラ一族を使われては…」
コーン守「まあ幻ちゃん、そう固いこと言わないデ。アタシがオーディションに選ばれた暁にハ、
ウサ姫さまに頼んであーたもキネマに出してあげるわヨ」
幻ナリ斎「二度も?」
コーン守「そうヨ。二人でエドロポリスの。いえ、全世界のスターを目指すのヨ!」
幻ナリ斎「そういうことでしたら、なーに苦労するのはカラ丸ですからな」
コーン守「うふふふフ。幻ちゃんあんたもワルよネ」
幻ナリ斎「いやいや」
カラ丸「へ、へ、へ、ハックシュン。なんだこの寒気は」
0831名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/12(火) 16:08:26.55ID:???
コーン守「(こうやって変装しておけバ、だーれもアタシだと気付かないワ。ふふふふフ)」

<ナレーター>
説明しよう。
これはゲート型身長測定器である。
170p以上の者は合格。
それ以下だと、ゲートを通ることは出来ないのだ。

ヤッ太郎「そんなあ。てやんでえ!男は背が高きゃいいってもんじゃねえぞ」
スカシー「そうだ」
ヤッ太郎「?」
0832名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/12(火) 16:13:15.68ID:???
幕府の者B「次の者」
コーン守「行くわヨ」
カラス忍者A・B「よいしょ」
カラス忍者A「(ササッ)」
カラス忍者B「どうぞ」
(ピンポーン)
0833名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/12(火) 16:17:07.43ID:???
幕府の者B「次の…あ?」

<ナレーター>
説明しよう。
二人は二人羽織作戦に出た。

(ピンポーン)
スカシー「うわあ」
ヤッ太郎「ああ!」
スカシー「いてえ」
ヤッ太郎「?」
幕府の者B「…」
スカシー「ごめんよー」
ヤッ太郎「へへへへへ」
0834名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/12(火) 16:25:16.20ID:???
ウサ姫「ずいぶん沢山集まったのう。お、どこかで見たような…」
ワーン守「む。あのお調子者どもめ」
ウサ姫「おや、コーン守もおるではないか」
ワーン守「あれは」

<ナレーター>
コーン守の変装はまるで役に立っていなかった。
0835名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/12(火) 16:28:29.56ID:???
ワーン守「(むう、面倒が起きねば良いが)」

<解説員>
説明しよう。
オーディションは生き残り障害物競争で行われる。
様々な難関を乗り越えて、見事メカEDO城に辿り着いた者が、
一番大切な役を手に入れることが出来るのであーる。

ウサ姫「一体何人帰ってこれるのか楽しみじゃのう。ふふふ」
0836名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/13(水) 14:40:32.42ID:???
幕府の者C「よーい」
(ドン!)
ヤッ太郎・スカシー・参加者たち「(ドドドドドド)」
コーン守「(頼んだわよ、カラ丸)」
ヤッ太郎「さっそく第一関門か」
参加者A「おらー」
スカシー「あれー」
ヤッ太郎「汚ねえ」
参加者A「うおー!わう」
(バシャーン)
ヤッ太郎「ほらほらさっさ」
参加者A「うわうわ」
ヤッ太郎「ごめんよー」
参加者たち「とりゃあー」
コーン守「これが最初の障害ネ。なるへそネ。行くわヨ。キツネお股ジャーンプ。見てみテ、このアタシの華麗なジャンプ。
ン?ヒッ、ウソウソ。やだやダ」
(ササッ)
コーン守「ご苦労さーン」
(バシャーン)
カラ丸「所詮俺はスターへの踏み台か」
0837名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/13(水) 14:46:07.96ID:???
プルルン「ありがとうございましたー」
おミツ「メニューをどうぞ」
プルルン「お待たせいたしました」
客A「ミロクセットひとつ」
プルルン「少々お待ちください。むう、この忙しい時にオーディションだなんて、
二人とも帰ってきたら覚悟してらっしゃい。へい、お待ち!」
(ドガッ)
客A「うわ」
プルルン「あ、やだー。このカウンター腐ってるー」
0838名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/13(水) 14:49:55.74ID:???
ヤッ太郎・スカシー・参加者たち「(ドドドドドド)」

<ナレーター>
ヤッ太郎とスカシーは、次々と難関を突破していった。
一方コーン守も、カラ丸たちを使って、せこーく障害を乗り越えていった。
0839名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/13(水) 15:01:19.30ID:???
ヤッ太郎「だいぶ少なくなってきたな」
変装したカラス忍者たち「お嬢さん、お入んなさい。お嬢さん、お入んなさい」
スカシー「縄跳び?」
ヤッ太郎「へん、縄跳びなら任しとけ」
変装したカラス忍者たち「お嬢さん、お入んなさい。お嬢さん、お入んなさい」
ヤッ太郎・スカシー「ありがとう」
ヤッ太郎「軽い軽い」
(ブンブンブンブン)
ヤッ太郎「にゃにゃにゃ、にゃんだ?にゃに!?」
コーン守「ふふふ、いいわヨ。ここで一気に片付けておしまい」
カラ丸「は。出でよ。すとろんぐ5号」
すとろんぐ5号「ごんごうー」
0840名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/13(水) 15:18:37.33ID:???
すとろんぐ5号「ごんごうー」
カラ丸「やれ!すとろんぐ5号」
すとろんぐ5号「うらうらうらうらうらうらうらうらうら」
(ビビビビビビビ)
ヤッ太郎・スカシー「わわわわわ」
すとろんぐ5号「たぶぶぶぶぶ」
コーン守「ふふふふフ。やったわネ」
カラ丸「これで残るはコーン守さまただひとり」
参加者たち・カラス忍者たち「うわぁ…」
スカシー「あたた」
ヤッ太郎「こんなんがオーデションかよ。ん、あ、あれは。カラ丸!」
スカシー「コーン守まで!」
ヤッ太郎「ということは…」
ヤッ太郎・スカシー「!」
すとろんぐ5号「ふぬう。おりゃおりゃおりゃおりゃ。とう!」
スカシー「くっそう」
ヤッ太郎「このままじゃすまさねえぞ!」
(ドーン!)
プルルン「なあに、今の音」
おタマ「さあ。ヤッ太郎さん!」
プルルン「スカシー。あんたたち一体どうしたの?」
ヤッ太郎「どうやらオーディションには、コーン守の陰謀が絡んでるらしいぜ。おタマ、オーディション会場に特急便だ!」
おタマ「は、はい」
0841名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/13(水) 15:23:58.58ID:???
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さん3連発だったね」
伊津茂乃母「え、3連発?あたしゃ2連発だと思ったのにね」
伊津茂乃子「おいらの勝ちだ。約束のアイス買ってよね」
伊津茂乃母「やだ」
0842名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/13(水) 15:49:54.75ID:???
コーン守「コンコンコンっト」
カラ丸「いいか?慎重に。慎重にな」
コーン守「オッホッホッホッホ。もはや一番大切な役はアタシのものネ」
ヤッ太郎「そうはさせん」
コーン守「ン?うっソー。いやいやいやーン」
(ブチッ)
コーン守「あーレー」
(ドーン)
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは」
カラ丸「おのれまた出たな!どこだ!」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
ヤッ太郎「?大絶壁!?」
カラ丸「はっはっはっはっは。マヌケな登場をしおって」
ヤッ太郎「うるせい!さっさと降りてきて勝負しろい!」
カラ丸「バーカめ。わざわざ降りていくほどお人よしではないわ。すとろんぐ5号やれ!」
すとろんぐ5号「うおー、ごんごうー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあ」
カラ丸「いいぞ、すとろんぐ5号。じゃんじゃんやってやれ!」
すとろんぐ5号「じゃんじゃん!おりゃー!おりゃー!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…っ!」
カラ丸「はっはっはっはっは。そーれ。俺たちはこの間に弁当でも」
カラス忍者たち「わーい。弁当弁当お弁当」
0843名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/13(水) 16:05:05.57ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…っ!」
ヤッ太郎「くそう。こうなったら」
おタマ「お助けメンバーの注文だわ。リキノシンさん、ニャンキーのピンチよ!」
リキノシン「どすこい!」
すとろんぐ5号「ごんごうー!へい、マンボー!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…っ!」
プルルン「あ、来たわ」
ヤッ太郎「リキノシン、この絶壁を何とかしてくれ」
リキノシン「がってんでごわす」
プルルン「ありがとう、リキノシンさん」
ヤッ太郎「オイラたち上に行くから、あのごんごうヤローを引きつけておいてくれ」
リキノシン「がってんでごわす」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
0844名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/13(水) 16:16:22.62ID:???
カラ丸「いやいや、この鳥の唐揚げ弁当は実にいけるな」
ヤッ太郎「はい、はい」
プルルン「ふふふふ」
コーン守「そうヨ。こうしちゃいられないワ。スターの座を、一番大切な役を…」
スカシー・プルルン「もぐもぐもぐもぐ」
ヤッ太郎・カラ丸「もぐもぐ」
ヤッ太郎「なかなか美味いな」
カラ丸「はぁー、太陽の下でみんなで食べる弁当はやっぱり上手いなー」
ヤッ太郎「美味い美味い。ごちそうさま」
カラ丸「あー!おのれ!お前らいつの間に」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは。ある時は3つ。ある時は1つ。実態を見せずに忍び寄る白い影。科学忍者隊じゃなくて、
秘密忍者隊、ニャンキー!」
カラ丸「そんな古いネタ誰も知らねえ!者ども、かかれ!」
0845名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/13(水) 16:27:22.87ID:???
カラス忍者たち「カァー!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「てやあ!」
カラス忍者たち「やられちゃってごめんなさい」
カラ丸「今度は俺さまが相手だ」
ヤッ太郎「てやんでえ!やったろうじゃねえか!」
カラ丸「てやあ!」
ヤッ太郎「うりゃあ!それ!」
カラ丸「む、てやあ!」
ヤッ太郎「相変わらずやるな、カラ丸」
カラ丸「ふふふふふ。悪いがいつまでもお前と遊んでいる暇はない。やれ、すとろんぐ5号!」
すとろんぐ5号「うーごんごう!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあ!」
すとろんぐ5号「ごんごうー」
0846名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/13(水) 16:34:21.07ID:???
ヤッ太郎「てやんでえ!ウサ姫さまのキネマを汚い欲望のため利用しようとしたその罪、許せん」

<ナレーター>
説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
すとろんぐ5号「ビンゴ」
コーン守「はあ、はア。やっとついたワ。まさかこれっテ」
(ドカーン!)
すとろんぐ5号「うわあー」
コーン守「黒焦げコーン」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
リキノシン「あー、どすこい!」
0847名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/13(水) 16:41:54.79ID:???
コーン守「こ、ここハ?」
ウサ姫「おー、トップはコーン守か。そちもなかなかやるではないか」
コーン守「アタシがトップ?じゃ、一番大切な役は」
ウサ姫「もっちろんそなたのものじゃ」
コーン守「キャー。やったワ、やったワ。これでアタシも大スターよ」
ウサ姫「うーん、どんどん新しいアイデアが湧いてくるぞよ」
0848名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/13(水) 16:51:29.97ID:???
コーン守「ガオー。ワオー」
幻ナリ斎「ゲンナリマーンキーック」
コーン守「ワー、およしになっテ」

<ナレーター>
ウサ姫のいう一番大切な役とは、ズタボロにやられる怪獣の役だった。
そしてこれが正義の味方ゲンナリマンだ。かっこいいね。
0849名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/13(水) 17:00:28.15ID:???
コーン守「どうして、あーたが正義の味方なのヨ!変ヨ」
幻ナリ斎「ゲンナリマンダブルキーック」
コーン守「あター。ちょ、ちょっと幻ちゃン痛いじゃないノ!」
幻ナリ斎「あの、これも演技ですから。ゲンナリマンパーンチ!」
コーン守「あたたタ。あーた本気でやってなーイ?」
幻ナリ斎「これは演技ですから。こうしてやろう。正義の心で」
ウサ姫「ここでミサイル攻撃じゃ」
幻ナリ斎「あれー、ウサ姫さま。私は正義」
(ドカーン!)
ウサ姫「そこじゃー!もっとやれー!」
コーン守「何でいつもこうなるのヨ!」
(ドコーン!)
ウサ姫「よい子は真似しちゃいかんぞよ」
おわり

<ナレーター>
こうして、コーン守のスターへの夢は打ち砕かれた。
だが、この世にはびこる悪の種が尽きることはない。
戦え、秘密忍者隊ニャンキー。
頑張れ、僕らのヤッ太郎。

ヤッ太郎「けど、これのどこが愛と青春の嵐なんだ?ね」
0850名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/15(金) 17:29:04.31ID:???
次回予告

ヤッ太郎「えー!コーン守に隠し子がいたって?こいつぁスキャンダルだぜ。
もしかしたらコーン守のやつ、老中の座をクビってことだって。
にひひーと喜んでばかりもいらんねえ。
近所で有名のよし坊が迷子になったまま帰ってこねえんだ。
どこ行っちまったんだよし坊。
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。れれっ?コーン守に子供!?てやんでえ!」

『れれっ?コーン守に子供!?』
0851名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/15(金) 17:31:45.21ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0853名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/15(金) 17:42:42.71ID:???
コーン守「ん〜もうたまんなイ。次はどれにしようかしラ。うっひょー。おいしいワー。
一日の仕事を終えて食べるお宅のいなり寿司が一番ネ、やっぱリ」
寿司職人「どうも、毎度ごひいきに」
コーン守「今度これ。あむあむあむあむ」
寿司職人たち「(汗)」
コーン守「ンー!もう最高」
幻ナリ斎「あーよく食うねえ。お忍びだっていうから、どこへ行くのかと思えば何もこんなところでこっそりと」
ガラス忍者A・B「(グウ〜)」
幻ナリ斎「修行が足りぬぞ。(グウ〜)あ、わたくしも」
コーン守「んン、満ち足りた気分。オッホッホッホッホッホ。オッホッホッホッホッホ」

<ナレーター>
こうして、コーン守の華麗な一日は穏やかに暮れていくかのように見えた。
0854名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/15(金) 17:59:47.22ID:???
コーン守「で、幻ちゃン」
幻ナリ斎「なあに?」
コーン守「例のメカの件、進んでるんでしょうネ」
幻ナリ斎「ははあ、その件は全て計画通りに」
コーン守「そう。それは楽しみだこト。あのメカさえ出来れば今度こそ今度こそ幕府転覆ノ」
(ドンッ)
コーン守「コンッ。なに、どうしたってノ」
よし坊「うわああーん。うわああーん」
コーン守「何の騒ぎなノ、一体」
幕府の者たち「?」
よし坊「うわああー…ん?パパ」
コーン守「ン?」
よし坊「パパ。パパ」
コーン守「パパ!?」
よし坊「パパ。パパ。パパ」
幕府の者A[パパだと?」
幕府の者B「コーン守さまが」
幻ナリ斎「そうでござりましたか。コーン守さまにこのようなお子が」
コーン守「じょ、冗談じゃないわヨ!何でこんな子に父親呼ばわりされなきゃなんないのヨ!」
よし坊「パパ。パパ」
コーン守「もう、こラ!降りなさイ!」
重臣たち「ジーッ」
コーン守「ち、違うっていってるの二」
よし坊「パパ、パパ」
幻ナリ斎「ジーッ」
コーン守「うー幻ちゃんまでそんな目デ」
よし坊「パパ、パパ。パパ」
0855名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/15(金) 18:22:58.53ID:???
店員A「さあ、買った買った。老中コーン守に隠し子がいたよ。老中のスキャンダルだ!
コーン守もこれで老中をクビか!?さあ、買った買った」
町人たち「わいわい、がやがや」
店員A「さあ押さないで押さないで」
ヤッ太郎「へえ、あのコーン守に隠し子がね」
プルルン「エドロポリス中その噂で持ちきりよ」
ヤッ太郎「そりゃね。天下の老中ともあろう者に隠し子がいたなんてばれちゃ、一大スキャンダルだもんな」
スカシー「こいつはコーン守も、タダじゃ済まないかもしれないぜ」
ヤッ太郎「そう、老中をクビってことだって」
プルルン「老中をクビ。ん?」
ヤッ太郎「にー、そうなれば。むふー。コーン守の陰謀はパー。カラカラ一族との戦いも終わり。
俺たちは晴れてお役御免。このつらーいピザキャットの生活ともオサラバだーい!」
おタマ「むう」
ヤッ太郎・スカシー「うう」
おタマ「辞めるのは構いませんけど、お給料の前借り10年分ちゃんと働いてからにしてくださいね、ほんとにもう!」

<ナレーター>
おタマにはコーン守のクビより、ピザキャットの経営のほうが問題だった。

プルルン「ふふふふふ」
0856名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/15(金) 18:53:08.87ID:???
徳川イエッイエッ「ワ、ハニャハニャ」
よし坊「わははは、わははは、はは、おかしいな。ふふ、はは、ふははは」
ウサ姫「コーン守の隠し子とはその赤ん坊か?」
コーン守「か、隠し子なんテ!」
よし坊「きゃ、かくしごなんて!」
コーン守「そんな訳ハ」
ウサ姫「そちは黙っておれ!」
コーン守「うウ…」
ウサ姫「うーん。うーん。見れば見るほど、うーん、確かに似ておる」
コーン守「ウサ姫さま!一体この子とアタシのどこガ!?」
よし坊「あたしのどこが!」
ウサ姫「この父上と可愛い姫が親子なのじゃ。それに比べればそちたちはそっくり。これ以上ない瓜二つの親子じゃ」
コーン守「そ、そんなァ!?あラ、お、赤ん坊はどコ?ありゃー」
徳川イエッイエッ「ハニャハニャハニャー」
ワーン守「こらー!上様になんということを。め」
よし坊「(ジャー)」
ワーン守「ああ」
よし坊「めざしゅはばくふてんぷくよ!こーん!」
ウサ姫「幕府!?」
ワーン守「転覆!?」
コーン守「や、ヤ―ダ。この子ったラ。訳の分かんないこと言っちゃっテ。お股、お股ヨ。さあ、おむつ取り替えましょうネ」
ウサ姫「んー赤ん坊のその仕草。その性格。そしてそちの赤ん坊に捧ぐその愛情。んーその赤ん坊確かにコーン守の子供に相違ない」
コーン守「えー、そ、そんナ」
重臣たち「がやがや」
幕府の者C「姫さま、あのね。老中と言う役職にありながらね。隠し子がいたなんて天下の恥」
ウサ姫「うん、まあ島流しは覚悟するんじゃな、コーン守。いずれ追って沙汰をする。それまで自分の部屋で謹慎しておれ」
コーン守「ヒ、ヒ、姫さマ」
徳川イエッイエッ「ホニャホニャホホニャ」
コーン守「姫さまお待ちヲ。どぼじてアタシガ」
よし坊「ははははは、てんぷくてんぷく。パパ。パパー」
0857名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/15(金) 19:00:52.54ID:???
よし坊「はいろー。はいろー。はいろー。ふふ」
カラ丸「な、なんで俺がこんなことを」
よし坊「まずいワ。まずいわヨ、これっテ。アタシの信用はガタ落ち。このまま老中の座を追われるなんてことになったら、
ダメダメダメ、そんなのって絶対ダメ。何とか今のうちに手を打たなくっちャ」
0858名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/15(金) 19:14:16.57ID:???
コーン守「引っ張りーノ。上がりーノ。ボタンを押すコンちゃんの手。うフ」
幻ナリ斎「この歳になってオムツ干すことになるとは、ったくもう」
コーン守「幻ちゃん」
幻ナリ斎「はい、ああ、これはコーン守さま」
コーン守「あのメカはまーだ出来ないノ?」
幻ナリ斎「ははあ、それが。カラス忍者たちも何かと忙しく、この調子では完成まであと2、3日はかかるかと」
コーン守「うーもうじれったいわネ。アタシ自ら指揮を取り、軍資金ぜーんぶつぎ込んだこの最強メカ」
幻ナリ斎「は。パワー、スピードともに今までのメカの数倍」
コーン守「ソウソウ」
幻ナリ斎「これさえ完成すれば幕府転覆も間違いなし」
コーン守「ソウソウ。それなのニ。あーア。スキャンダルに巻き込まれるなんテ!」
幻ナリ斎「ま、身から出た錆ですな」
コーン守「え、なんか言っタ?」
幻ナリ斎「いえいえ別に」
コーン守「とにかク!一刻も早くあのメカをつくりあげて、老中をクビになる前に幕府を転覆しちゃうのヨ!」
幻ナリ斎「ははあ」
0859名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/15(金) 19:25:35.06ID:???
ヤッ太郎「にゃにゃにゃんにゃんにゃかにゃんにゃんにゃんー。
全く、隠し子さまさまだぜ。コーン守が老中をクビになれば、晴れてオイラも自由の身に。
そうすれば晴れておみっちゃんと夫婦になることだって。ははは」
(ドンッ)
ヤッ太郎「ニャー。うええ…」
おトメ「うう、ヤッ太郎さん」
ヤッ太郎「裏長屋のおトメさんじゃねえか」
おトメ「ああん、うう」
ヤッ太郎「一体どうしたってんだよ」
おトメ「よし坊が、よし坊が帰ってこないんだよ」
ヤッ太郎「ええ!よし坊が!?」
0860名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/15(金) 19:32:37.86ID:???
カラ丸「お湯を200t入れるのか」
よし坊「よ。ほい。ほ?」
幻ナリ斎「ではとりあえず作戦会議をば」
よし坊「ああ、ああ」
ササニシキ四号「(ドーン)」
0861名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/15(金) 19:42:50.37ID:???
おミツ「そう、じゃあおトメさんとこのよし坊、昨日から迷子のまま?」
ヤッ太郎「まだ見つからねえらしいんだ」
おトメ「買い物してるほんのちょっとの隙に」
ヤッ太郎「うーん、よし。おトメさん任しときな。配達のついでにオイラが探してやるよ」
おミツ「さっすがヤッ太郎さん。頼もしい」

(カンカンカンカンカンカンカンカン)

おミツ「きゃー」
ヤッ太郎「な、なんの音だ」
町人たち「ぎゃああ」「うわあー」
ササニシキ四号「プッシュプッシュプッシュね。プッシュプッシュプッシュね。プッシュープッシュね」
よし坊「ははは。てんぷくー。てんぷく。ばくふてんぷく。ふふ」
0862名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/16(土) 14:26:05.12ID:???
コーン守「な、何ですっテ!あの子がササニシキ四号で出動しタ!?」
カラ丸「申し訳ありません。ちょっと目を離した隙に。あのう」
コーン守「お黙りけだまり水たまリ!もうこの役立たズ!子守りひとつ満足に出来ないノ!?」
幻ナリ斎「やはり、コーン守さまも自分のお子は可愛いと見える」
カラ丸「は。そのようで」
コーン守「誰がアタシの子ですっテ?」
幻ナリ斎「え、あ、いえ。別に」
コーン守「とにかク!ニャンキーたちに気付かれる前に、ササニシキ四号を連れ戻すのヨ!」
0863名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/16(土) 14:29:12.43ID:???
ヤッ太郎「出動でい!プルルン、スカシー。あんなメカを使うのはコーン守しかいねえんだ!」
スカシー・プルルン「おう!」
0864名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/16(土) 14:32:45.39ID:???
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャット名物特急便が発射されまーす。皆さま、白線までお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、今日もピザ屋さんがお空に飛んでく」
伊津茂乃母「ああ、どうもこのパターンもマンネリだわね」
伊津茂乃子「おっかあ、これがおいらたちの役目だよ」
0865名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/16(土) 14:42:06.34ID:???
町人たち「ぎゃああ」
ササニシキ四号「どすこい!」
よし坊「ははははは」
ササニシキ四号「プッシュプッシュ。プッシュプッシュね」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは。古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!」
ヤッ太郎「にゃ?なんでえ。今日はカラ丸もカラス忍者もいねえのかよ」
スカシー「コーン守のやつ。手抜きしやがったな」
幻ナリ斎「はあ、はあ、はあ、はあ、やっと追いつきました」
コーン守「ヤ、ヤダ、もウ。ニャンキーたち来ちゃってるじゃないノ」
カラ丸「はあ」
ヤッ太郎「ほんじゃまあ。パパッと片付けて早いとこ帰るか。行くぜ!」
スカシー・プルルン「おう!」
0866名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/16(土) 14:54:03.57ID:???
ヤッ太郎「こういうやつは動きが鈍いって決まってるんでえ!」
ササニシキ四号「はっし」
ヤッ太郎「箸?にゃにゃにゃ、そんな。んーぐるじい」
プルルン「ヤッ太郎!」
スカシー「くそう、ヤッ太郎を離せ!でやあ。でい!」
プルルン「キャッ。いやだ。でもちょっと」
ササニシキ四号「おっと」
ヤッ太郎「うわあー」
プルルン「な、何よあレ。やーネ」
幻ナリ斎「はあ、なにぶんまだ未完成なれば、しかし部品の交換も今ならまだ可能かと。L、M、Sとお好み次第」
コーン守「リアリズムだわネ、幻ちゃん」
0867名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/16(土) 15:10:15.94ID:???
プルルン「あ、大丈夫?ヤッ太郎」
ヤッ太郎「何とか生きてるぜ」
ササニシキ四号「んー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあ」
プルルン「何するのよ!」
ヤッ太郎「にゃ」
スカシー「うわ」
プルルン「ああ!」
ササニシキ四号「プッシュ!プッシュ」
ヤッ太郎「ひい」
よし坊「ははは。ほい、ほい、ほい」
コーン守「いいワ、そこヨ。もっともっとやっておしまイ!んふふフ。赤ん坊にやられちゃうなんて、ニャンキーも結構情けないわネ」
幻ナリ斎「おかしいですな」
コーン守「どうしたの?」
幻ナリ斎「はあ、いや確かササニシキ四号の操縦系統はまだ完成していないはず」
コーン守「操縦系統ガ?じゃああれってあの子が操縦してるんじゃなくテ」
幻ナリ斎「はあ、その、ただメカが暴走してるだけのようで」
コーン守「暴走?」
ササニシキ四号「…」
コーン守「ギクッ。ギャー!」
カラ丸「うわー」
幻ナリ斎「あれあれ」
0868名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2017/12/16(土) 15:29:15.03ID:???
ササニシキ四号「プッシュ」
コーン守「ギャー!」
カラ丸「わー」
幻ナリ斎「あれあれあれ」
ヤッ太郎「な、なんだ、あいつら来てたのか」
コーン守「あーレー。あーおよしになっテ」
スカシー「どうなってんだ、ありゃ」
ヤッ太郎「こいつはどうも様子が変だぜ。よーし」
ササニシキ四号「プッシュプッシュ。プッシュプッシュプッシュね」
よし坊『はははは、ははははは』
ヤッ太郎「あ、よし坊!」
スカシー「よし坊!?」
ヤッ太郎「くそう、コーン守のやつ、子供にメカを操らせ、悪の片棒を担がせるとは、許せん!こうなったら、お助けメンバー呼んじゃおう」
スカシー・プルルン「(ズコーッ)」
おタマ「ああ、ニャンキーからお助けメンバーの注文だわ」
0869名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/16(土) 15:37:01.95ID:???
おタマ『ゴットンさん、大変なの。ニャンキーのピンチ。大急ぎで現場に飛んでちょうだい!』
ゴットン「ゴットンだ!もとい、がってんだ!」
ヤッ太郎「うわあー」
コーン守「あーレー。やめテー」
ゴットン「お助け忍者、ゴットンただいま参上。掘れ掘れ掘れ掘れ掘れい」

<ナレーター>
説明しよう。
えーと、時間がないので後にしよう。
0870名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/16(土) 15:46:30.13ID:???
ヤッ太郎「ゴットンのやつどこ行っちゃったんだ」
ゴットン「やーい、やーい。弱虫、百貫デブ、偏平足でお前の母ちゃんでーべそ」
ササニシキ四号「ぐおお」
ゴットン「お尻ペンペンっと」
ササニシキ四号「こめこめ」
プルルン「ああ、ゴットンったら、あんなにあの凶暴なメカを怒らせちゃって」
ササニシキ四号「うわあ」
(ドーン)
ササニシキ四号「うわあ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「やったー!」

<ナレーター>
それでは、今度こそ説明しよう。
ゴットンは、ササニシキ四号を落とす巨大な落とし穴をつくっていたのだった。
0871名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/16(土) 15:59:57.54ID:???
スカシー「今だ!」
ササニシキ四号「ぐおあ」
コーン守「やーヨ、やーヨ」
ヤッ太郎「やったね、ゴットン」
よし坊「はは、はははは」
ササニシキ四号「ぶお、ぶおお」
ヤッ太郎「やいやいやいコーン守、エドロポリスを壊し、さらに幼い子供まで戦いに利用するとは」
コーン守「子供!?違う、違うっテ」
ヤッ太郎「てやんでえ!よって、許せん!」
コーン守「違うってバ!」

<ナレーター>
またまた説明しよう。
ヤッ太郎の正義の怒りが、限界値を超えた時、
妖刀マサマサの封印は解け、恐るべき力が解放されるのだ。

ヤッ太郎「必殺!ネコ目スラッシュ!」
ササニシキ四号「ぐう」
コーン守「ぎょエー!」
(ドカーン!)
コーン守「ワタシってー!カワイソー!」
ヤッ太郎「天下無敵の、あ、大勝利!」
おトメ「良かった、よし坊。ほんとに良かった」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ははははははは」
0872名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/16(土) 16:06:02.61ID:???
ウサ姫「なーんじゃ。あの赤ん坊はただの迷子でそちの隠し子ではなかったのか」
コーン守「は、はイ…」
ウサ姫「では、今回は島流しにせーい!はなしか。つまらん」
コーン守「トホホホホ」
0873名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/16(土) 16:13:49.32ID:???
コーン守「ああン、もうなんデ、なんデ、アタシばっかりがこういう目にあうのヨ。キー!くや…」
幻ナリ斎「ああ、また来るのかな」
コーン守「あア。なんかいまいち気合が入んないワ」
幻ナリ斎「あー助かった」
コーン守「なんだか、妙に寂しくなっちゃったわネ」

<ナレーター>
コーン守の、幕府転覆計画はまたまた失敗した。
だが、コーン守の陰謀は、次々と新しい方法で繰り出される。
負けるな、秘密忍者隊ニャンキー。
戦え、僕らのヤッ太郎。

ヤッ太郎「にー。にゃにゃにゃんでこうなんの」
(ドボーン)
0874名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 17:02:01.44ID:???
次回予告

ヤッ太郎「えー!おタマがデートするって?こいつぁ興味津々。どれ、相手の男はっと。
てなこと考えてる場合じゃねえ。
町では男は女に、女が男になって大混乱。くっそー。またカラカラ一族だな。
よーし、スペシャル特急便でい!
次回、キャッ党忍伝てやんでえ。かわいい?ヤッ太郎 女になる。てやんでえ!」

『かわいい?ヤッ太郎 女になる』
0875名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 17:05:16.02ID:???
<ナレーター>
花も実もあるエドロポリスは八百八町。
闇に隠れて、悪を斬る!
明るい正義の守り神。
その名も、秘密忍者隊。
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「あ、ニャンキーたぁ、俺たちだぁ!」
ヤッ太郎「てやんでえ!」
0877名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 17:14:24.75ID:???
おタマ「いらっしゃいませ。ピザキャットへようこそ。ミックスピザにオレンジジュースですね。しばらくお待ちください。
お待たせしました」
(prrrrr…)
おタマ「はい、毎度ありがとうございます。ピザキャットでございます。スカシーさん、オーダーお願いしまーす。
プルルンさん」
プルルン「?」
おタマ「これ5番のお客さま、お願いしまーす」
プルルン「は、はい」
0878名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 17:17:16.87ID:???
プルルン「なんか今日のおタマちゃんやけに生き生きしてると思わない?」
スカシー「ああ、声とお肌もハリとツヤがあるよ」
ヤッ太郎「うん、言われてみりゃあ、そうだな」
おタマ「いらっしゃいませ。何になさいますか?」
おミツ「おタマちゃん、いい人が出来たみたいね」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「えー」
おミツう「女の勘です」
プルルン「女の勘…私にはない」
0879名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 17:27:02.53ID:???
ヤッ太郎「はぁー!やっと終わった。はは。明日は待ちに待った定休日だぜ」
プルルン「私何しようかなー」
おタマ「ふふ、たまのお休み。プルルンさんもヤッ太郎さんとデートでもしたら?」
プルルン「?」
ヤッ太郎「なんでプルルンなんかと!」
プルルン「どうしてヤッ太郎なんかと!」
スカシー「ちょっと待った!プルルンもってことは、おタマ、お前ひょっとしてデートなのか?」
おタマ「あ…」
プルルン「あ、赤くなった」
おタマ「やだな、もう」
0880名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 17:38:28.02ID:???
コーン守「例の作戦、進んでるの?」
幻ナリ斎「ははあ。OH-EDOタワーの地下にて、すでにナベカマ1号は、防御用の巨大な眉を付けておりまして、
間もなく完成かと。明日にもエドロポリスを混乱の坩堝に陥れる準備が整いますでござりまする」
コーン守「それは楽しみネ。ところデ」
幻ナリ斎「ギクッ。来るぞ」
コーン守「これ、この秋流行るっていうメイクなんだけど、どうかしラ?」
幻ナリ斎「ほら」
コーン守「!」
幻ナリ斎「いやいや、幻ちゃん見たくございません」
コーン守「そんなこと言わずに見テ」
幻ナリ斎「いやだ、やだ、やだ」
コーン守「見てったら見テ」
幻ナリ斎「やだったら。見たくないってば」
コーン守「見てくんなくちゃイヤ!コンちゃん悲しイ」
幻ナリ斎「見たくないって。そ、そんなこと言われましても」
コーン守「ねェ、可愛イ!?」
幻ナリ斎「お、俺をどうする気だー!」
0883名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 17:53:24.13ID:???
おタマ「〜♪」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…」
プルルン「いいのかしらね。こんなことして」
ヤッ太郎「てやんでえ!おタマのデートの相手見たくねえのか」
スカシー・プルルン「見たい」
おタマ「ふふ、まだかな、まだかな♪ふふふ。あ、ヘイ吉さん!」
スカシー「おう」
プルルン「来たみたい」
ヤッ太郎「あいつか?」
プルルン「ちょっと素敵じゃない」
おタマ「あはは」

<ナレーター>
と、その時、メカEDO城では大変なことが起きようとしていた。
0884名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 17:58:46.14ID:???
ワーン守「ZZZzzz…!おしっこ。(ドンッ)ワオーンワオン。ワオーンワオン」
(パリーン!)
ワーン守「!」
おタマ「…」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「…」
ワーン守「大変なことが起きてしまった!」
おタマ「あ、この合図は!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「スペシャル特急便だ!」

<ナレーター>
スペシャル特急便とは、特別な大事件が起こった時の緊急指令なのだ。

ヤッ太郎「急ごう!」
おタマ「もう!こんな時に」
ヘイ吉「まだ来てないようだな。じゃあ待つとするか」
0885名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 18:07:18.77ID:???
ヤッ太郎・スカシー・プルルン・おタマ「えー!」
おタマ「ほんっとにそんな理由でスペシャル特急便しちゃったんですか!」
ワーン守「何とでも言って」
おタマ「うう…ドジ!」
ワーン守「ぐっ」
おタマ「ああ、目標ネコハラジュク。待ち合わせの場所、まだいてくれるわよね。あとお願いします」
プルルン「え、あ、でもあの」
おタマ「引き金引くだけですから!
ああん、これでデートがダメになったら、ワーン守さまのお小遣いゼロにしてやるんだから」
0886名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 18:21:45.29ID:???
ワーン守「んーん。情けない」
コーン守「オーッホッホッホッホッホッホ。ついに時が来たワ。男を女に、女を男にするオトコオンナ計画を実行する時ガ」
幻ナリ斎「面白いシャレでござりまするな」
コーン守「男と女が逆転すれば、世の中めちゃくちャ。その混乱に乗じて、エドロポリスはアタシのもノ。早速作戦開始ヨ」
幻ナリ斎「はいはい」
おタマ「ヘイ吉さーん!」
ヘイ吉「ん?ん?ん?あ」
おタマ「ああー!」
ヘイ吉「お、おタマちゃん!」
おタマ「ヘイ吉さーん!」
(ドーン!)
おタマ「だ、大丈夫?」
ヘイ吉「ええ、ああ。ん?」
(ドドドドドド)
町人A「な、なんだ?」
おタマ「うわー」
ヤッ太郎「にゃ、にゃんでえ。この地震は」
町人たち「ぎゃああ」「うわあ」
ヘイ吉「もう、大丈夫みたいだ」
おタマ「やだー!ヘイ吉さんったら。(でも今の地震。何かおかしなことが起きなきゃいいけど)ダメダメ、今日はデートだもん」
ヘイ吉「そう、デートなんだけど…」
0887名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 18:27:13.17ID:???
スカシー「おい、おタマはどうするんだよ」
ヤッ太郎「事件の調査だけならいらねえだろ」
プルルン「けど、もし変身しなきゃならなくなったら?」
ヤッ太郎「へっ、今日くらい大目に見てやろうぜ。デートなんだからよ」
スカシー・プルルン「うん」
0888名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 18:32:11.09ID:???
カラ丸「いいぞ、ナベカマ1号。どんどんお前の手下の蝶をばらまくのだ」

<ナレーター>

ナベカマ1号から放たれた黄色い蝶カマアゲハと、黒い蝶ナベタテハは、
それぞれを男を女に、女を男にしてしまう恐ろしい蝶なのだ。
0889名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 18:36:52.53ID:???
女A「やめて、やめてください!」
男A「いいじゃねえかよ!俺と付き合えよ!」
(ピタ)
(女→男)A「ん?何!?俺と何だって!?」
(男→女)A「キャー!怖いー!ママー!」
(女→男)A「このバカたれが!」
0890名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 18:40:14.78ID:???
男B「よっしゃ。おいらも男だ。今日はまけちまうよ」
(ピタ)
(男→女)B「と思ったけど、女になったからまけられないの」
0891名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 18:43:47.10ID:???
男C「君、可愛いよ」
女C「やだ」
男C「素敵なディナーでもどう?」
(ピタ)
(女→男)C「おお、今日の君は一段とまた可愛い」
(男→女)C「やだ、あたし恥ずかしい」
0892名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/20(水) 18:50:27.61ID:???
町人B「さっきの地震でなんかあったらしいぞ」
町人C「OH-EDOタワーが大変だって」
おタマ「…!」
ヘイ吉「何かあったのかな」
おタマ「うん…」
ヘイ吉「ねえ、おタマちゃん」
おタマ「…」
ヘイ吉「おタマちゃん?」
おタマ「!」
ヘイ吉「具合でも悪いの?」
おタマ「ううん、ごめんなさい。ちょっと待ってて。
今日はニャンキーのことは忘れるんだ。絶対に!」
0893名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/21(木) 17:23:13.65ID:???
ヤッ太郎「うーん、こいつが犯人か。よーし。カ、カラ丸!やっぱりあいつか」
コーン守『カラ丸!もっともっと蝶々をばらまくのヨ。そしてエドロポリスを大混乱させなさイ!』
カラ丸「は。ナベカマ1号、移動だ!」
ヤッ太郎「あいつ、動き出したぞ!」
スカシー「でも、生身じゃ戦えないぜ」
プルルン「どうすんのよ」
ヤッ太郎「よし、とりあえずピザキャットで指令を待とう」
スカシー・プルルン「おう!」
ヤッ太郎「にゃ!」
ワーン守「今度こそスペシャル特急便だ!」
0894名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/21(木) 17:32:36.16ID:???
ヘイ吉「おいしいかい?」
おタマ「ええ、とっても」
ヘイ吉「あれ?」
おタマ「あ…」

<ナレーター>
おタマがニャンキーたちのパートナーであることは、もちろん誰にも知られてはならない。
普通の女の子ながら忍者を助けるおタマは、辛い掟に縛られていた。

おタマ「(また間違いでしょ。間違いだって言って)」
0895名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/21(木) 17:43:55.31ID:???
ヘイ吉「おタマちゃん。おタマちゃん?」
おタマ「ああ、うるさい!」
ヘイ吉「お、おタマちゃん。あ、蝶々」
(ピタ)
女になったヘイ吉「あら〜やだ、あたしったら。何で女の子なんかと一緒に食事してるんでしょう」
おタマ「ヘイ吉さん!」
女になったヘイ吉「んふ。素敵な男の子でも探しに行こうっと。それじゃあ失礼」
おタマ「あ、ヘイ吉さん!」
オトコオンナ作戦にかかった町人たち「わいわいがやがや」
おタマ「どうなってるのよ、これ。あ、きゃ!」
(バシッ)
おタマ「ああ!これは、カラカラ一族の紋章!
んー、ヘイ吉さんをあんなひどい目に合わせて、絶対許さないんだから!」
0896名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/21(木) 17:49:36.38ID:???
スカシー「これだって言ってんだろ」
プルルン「違うわよ。これ」
スカシー「何言ってんだよ」
プルルン「これだってば」
ワーン守『どうした!早くスペシャル特急便で出動しろ!』
ヤッ太郎「ん、んなこと言ったって」
スカシー「やっぱりおタマじゃないと」
おタマ「どいて!」
ヤッ太郎「おタマ!」
プルルン「おタマちゃん」
おタマ「ニャンキー出動よ!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「おう!」
0897名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/21(木) 17:52:50.84ID:???
『毎度お騒がせしております。ただいまより美味しい宅配ピザの店、
ピザキャットのスペシャル特急便が発射されます。危ないですから、どちらさまも白線の後ろまでお下がりください』
おタマ「行っきまーす!」
伊津茂乃子「おっかあ、スペシャルだって」
伊津茂乃母「いつもとどこが違うんだろうね」
おタマ「んー、許さないんだからね!」
0898名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/21(木) 18:05:07.12ID:???
カラ丸「よし、このあたりでいいだろう。ナベカマ1号、存分に蝶を吐き出せ」
ヤッ太郎「にゃーっはっはっはっは」
カラ丸「ん?」
ヤッ太郎「古来より、悪の栄えたためしなし。教えてやろう、あ、正義の心で」
カラ丸「ふふ、来たな。ニャンキー」
スカシー「この世にはびこる悪の影、撃ってくれよう。この顔で」
プルルン「例えいかなる闇だとて、払ってみせましょ。この愛で」
ヤッ太郎「我ら、正義と勝利の使徒。秘密忍者隊」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ニャンキー!
てーい!
うわあ!」
カラ丸「はっはっはっは。無駄だ、ニャンキー。この繭は特殊なシールドで出来ている。
お前たちの攻撃など全然効かんわ。行くぞ、ニャンキー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあ!」
ヤッ太郎「何とかしろよ、スカシー」
スカシー「プルルン、君に任せよう」
ヤッ太郎「ヤッ太郎、あんた何とかしなさいよ」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「ぎえー!」
おタマ「ああ!」
0899名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2017/12/21(木) 18:16:19.03ID:???
ニャゴフィンクス「ガオー」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあー!」
ヤッ太郎「ん?ニャゴフィンクス!」
ヤッ太郎・スカシー・プルルン「うわあ。
メガアップニャンキー!」
カラ丸「出おったな、お邪魔ロボめ。ナベカマ1号!」
ヤッ太郎「てやんでえ!一気に勝負だ!」
(ピタ)
女になったヤッ太郎「あたし、どうしちゃったの?」
スカシー「お、おい。ヤッ太郎」
女になったヤッ太郎「素敵。スカシー」
スカシー「うわあ、やめろよ」
プルルン「何やってんのよ、ヤッ太郎」
女になったヤッ太郎「あら、あなたの方が逞しそう」
プルルン「ああ、いい加減にしなさい!」
(ボカッ)
女になったヤッ太郎「いやん」
プルルン「ヤッ太郎は無視して決戦よ」
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