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>ご時世で非正規教師を増やしまくった弊害で

なぜ、このように(非正規教員を増やしたのか)をよくよく考えましょう。
ここに、この国の「ガラパゴス化した雇用制度の負の部分」があるわけです。
正規で採用すれば、この国の雇用制度下では「解雇」は容易ではありません、公務員雇用ともなれば猶更です。
ここを改革して、正規(正社員・正規職員)でも、能力が劣ると判断されれば、雇い主側の判断で「解雇できる」ということになれば、正規でも能力が劣る・手抜きが過ぎる・協調性に欠ける等々の「組織にふさわしくない」人間には、辞めてもらって、「新しい人を組織に迎える」ということも可能となります。
諸外国では、ブルーワーカー以外の職場(ホワイトカラー、専門職等)では、こちらの制度が当たり前です。
この国でも、財界等の経営者サイドでは、かねてから「一定の解決金支払いの下、経営者側判断での従業員の任意解雇」を求めるように働きかけています。
このように、正規といえども、非正規と同等に解雇は可能、と法改正がなされれば、名実ともにお「正規と非正規との賃金・待遇格差」という言葉自体が死語になるでしょう。
ただ、こうなって一番困るのが「今、正規という立場で雇われている人たち」です。
彼らの「既得権が消滅してしまう」から、この改革に反対している、という図式を、非正規雇用の人たちは正しく理解する必要があります。