高校の数学は全くもって入試に追い付いていない
上級校になるほど数学は3年の内容を重視してくるからだ
理系であれば3年の微積は必出分野なのにその部分が受験直前にならないと授業が終わらないという問題がある
となると予備校や参考書で前倒すしかないわけだが学校たるもの外部に頼るべきではない
では3年分の内容を2年間で詰め込めば3年生は全て自主勉強に充てられるのかといえばそれは違う
実際高校の内容は3年間でもギリギリの内容、到底2年間で身に付けられるものではない
2年間で終わるのなど国語ぐらいだろう

なお大学受験の現実だが国公立余裕といえるのはどのレベルだろうか
実は国公立余裕といえるのは偏差値70の高校に通う生徒ぐらいである
では私立ならどうだろうか
科目が少ないのでどうにかなりそうだが残念ながら立命館を軽く受けられるのは偏差値60代後半の二番手高校クラスである
つまり高校受験と大学受験にはそれだけ難易度に差があるということである

中学・高校が4年間なら部活への影響もプラスで受験を考えるとほとんど参加できない3年目もじっくり練習して大会に出ることができる
ちなみに授業の圧縮率だが小学校6年間の内容を4年間で詰め込むのはさすがに無理があるので義務教育の範囲は授業のコマ数はそのまま1.2倍速で進め中学4年生(14歳、高校受験年)の10月以降は授業がない状態を作る