硫化水素自殺が流行った頃の安楽死テンプレのコピーが出てきたので加筆してみた

■安楽死施設の利点
・処分→火葬→埋葬→戸籍の抹消まで一括で行える。
・自殺されると様々な迷惑がかかるがそれらが一掃される。
・余命宣告された人が計画的に資産を使え、充実した余生を送れる。
・認知症などで周囲に迷惑をかけたくない人たちと、介護家族、自殺未遂者の救済。
・40歳以上の独身のキャリア構成に失敗したなど、生涯浮上の見込めない「無敵の人」に生きる苦しみを与えないで済む。
・国や自治体も、大幅に医療費、福祉予算を削れて、本当に必要な生きたい人を助けられる。
・狭すぎる国土に過剰な人口、というアンバランスを早期に解決できる。

基本国営とし、運営費用は希望者の献金、臓器提供による売買でまかなうようにする。天下り基金や、既存の無駄なハコモノよりはずっと有意義に運営できるであろう。

◆施設の欠点
・残された家族や友人の理解や同意が得られにくい。建築場で近隣住人とのトラブルの恐れ。
・安楽死センターに行ってくれ、と周りから言われるケース。
・ヤミ金融で借金しまくり、自己破産せずに安楽死するケース。
・重い犯罪を犯した後で安楽死センターに直行するケース。

※欠点を補う条件
・現火葬場、焼却場を拡大化する。使用されてない箱物、廃村、孤島の買取りを十二分に検討する
・海外で教育された専門カウンセラーを置き、安易に行われないようにする。
・余命半年未満、介護介助が難しい身体、発達、知的、精神障害者、天涯孤独、高齢独身の「希望者」は優先的に行う。
・初回相談は無料とし、「生前葬」の推奨。
・健康時か、意思伝達可能時に、遺産相続の解決とともに、遺言公正証書の義務化。
・重度認知症の場合、家族か主治医の承諾書、意見書を義務付ける。
・精神疾患だけの場合、2名の医師の診断書、意見書の提出、半年程度の猶予を設けるとともに原則申請は年一回とする。
・健康な35才以下には基本的に適応しない。
・高額債務者、殺人者、重要事件容疑者には適応しない。

15年前のものなので現状にそぐわない面もあるから、加筆あればよろしくたのむ。
とっとと安楽死マシンのサルコさえ導入すれば、こんなややこしい事考えなくて済むのにな。