地元有力者と敵対したくない少林寺拳法の指導者は、やはり俺を良くは思わないだろうし、実際に良くは言っていないはず。

地方ほどコントロールできない人材を要らない子扱いするし、ましてや要らない子をかつて一時期であっても育てた人物が少林寺拳法指導者ですとなったら、小さな村では少林寺拳法が地元有力者から目を付けられる。

地元民間企業、行政、教育、そして社会体育団体まで掌握した地元有力者が最後に狙うターゲットは革新勢力だから。