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軸の傾きは、流派門派によるかも知れないが
中国武術では限られた門派しかしない。もちろん否定はしないし、
その方が遣り易いこともあります

威力を帯びたければ重心の移動でやるのが中国武術式
前屈みになる事で威力を求めようとはしてません。その理由は
中国武術は戦乱の時代に発展した歴史的な面が強いので、刀や剣を
相手にする時や攻撃を極めるときに前屈みになってしまうと、
そこで動きが居着いてしまう訳で、それが危険だからです。特に刃物相手や多数相手は。
槍を使う門派や、棍で大勢を薙ぎ払う乱戦を想定した門派は、
前傾姿勢で進む戦術を取り入れてる所もあります。
対軸を傾けるよりは、中心線の操作で、攻撃や防御に応用した方が戦術の選択の幅が大きいから
前傾姿勢を取り入れなかった門派が多いのだろうとは思います。