プライドで佐竹と小川がやったとき、ゴン格だっけが
「柔道のトップと空手のトップが戦った。柔道の層の厚さと
空手の層の厚さの違いが出た」とけっこうきついこと書いてたのを覚えてる。

しかしそれは事実だ。中学にも高校にもクラブがあって、ただでさえ
選手の数が違ううえに柔道と言えばひとつ。柔道の王者と言えばひとりだけ。
小川はその頂点に君臨した男。
佐竹は言ってみれば正道会館という超小規模な組織の大会で王者になったに
過ぎない。実質的に大会社の重役と、町工場の課長くらいの差があった。
アスリートとして比較にならない格の差が本当はあった。
もちろん極真も柔道からみたら正道とたいしてかわらない。

寸止めだ顔面なしだ、でただでさえバラバラで層が薄いのにすぐ分裂。
極真全盛時のときだって全日本王者と柔道の全日本王者とじゃ比較できない
くらい層の違いがあるのに今の分裂しきった状態じゃ恥ずかしくて比較という
言葉も口にできない

分裂体質と、いがみあってることを恥と思ってない志の低さがある限り空手は
未来がないと思うね