3ナンバー車専用のクーペボディを持つホンダ「レジェンド・2ドアハードトップ」(KA3)

ホンダ「レジェンド・2ドアハードトップ」は、3ナンバー車専用のボディに、2.7L V6 SOHC24バルブエンジン、4輪ダブルウイッシュボーンサスペンションなどを搭載した高級パーソナルカーだった。1987年2月7日より発売されている。

新開発の90度V型6気筒2.7Lエンジン(排気量2675cc、最高出力180PS/6000rpm、最大トルク23kg-m/4500rpm)を横置きで搭載する。

豪華2ドアクーペらしく、オートマチックのみの設定。デュアルモード・ロックアップ付きのフル電子制御(PGM)2ウエイ4速オートマチックが採用された。

大きく傾斜したフロントウインドウとサイドまでまわり込んだラップラウンド・リアウインドウ、サッシュレスドアと内蔵式のセンターピラーの採用により生まれた広いグラスエリアが印象的。スリムな前後ピラーと相まって、明るく開放感のあるスタイリングを生み出している。

また、整流効果に優れたブリスターフェンダーがボディサイドに力強さを加えている。

明るく開放的な室内空間は、100%ウールモケット素材と本革のシート表皮が選べ、天然銘木を使った本木目コンソールなどの採用により、贅沢で華やかなものとなっている。

4輪ダブルウイッシュボーンサスペンションを採用する。

また、4輪アンチロックブレーキ(3チャンネル・デジタル制御A.L.B.)を標準装備。デジタルコンピュータにより前輪は左右独立、後輪は左右両輪を同時と計3チャンネルで制御する。