【UC/CP】インスパイアpart10【お断り】 [無断転載禁止]©2ch.net
開放感マシマシ装備 デメリットもある?
かつての主流であるサンルーフや現在採用されるケースが増えてきたパノラマルーフは、車内にいながらも開放感を感じられる装備です。
一方で、これらを装備することでデメリットもあるようです。
硬いボディが凹むほどのひょうではパノラマルーフが割れる可能性も
サンルーフやパノラマルーフを装備するデメリットについて、自動車整備工場の整備士は以下のように話します。
「サンルーフ装着車の場合、モーターが故障すると開閉動作ができなくなってしまいます。閉まった状態であれば良いのですが、開けた状態で閉められなくなってしまうと雨漏りが起きたり、密閉性が確保されません。また、水抜き穴が詰まることで、完全に閉じているのに雨漏りするケースもあります。
パノラマルーフに特有なものとしては、降ひょうや雪塊などの落下物で割れてしまう危険性もあります。いずれのケースでも室内の天井やカーテンエアバッグなどを外す必要があるので、高額な修理となってしまうでしょう。
さらに、サンルーフとパノラマルーフのどちらにもある故障ですが、電動シェード(薄い日除け)を装備するクルマで、シェードのモーターやシェード自体がうまく機能せずに巻き込んでしまい故障するケースもありました」
このようにサンルーフやパノラマルーフを装備することに起因する故障もあり、ガラスルーフではその修理費用は特に高額になることも多いようです。
花見のほかにも星空を眺めたり、寒い季節に日差しを取り込んで車内を暖めるなど、様々なメリットもあるサンルーフ・パノラマルーフ。
しかし装着することによるデメリットに加え、十数万円など比較的高額オプションとして設定されているケースが多いようです。
クルマを選ぶ際はメリットとデメリットの両方をよく考えた上で、活用できそうであればサンルーフ・パノラマルーフ付き車を選ぶことも良い選択となるかもしれません。 さまざまな思い出が詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。
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ホンダ・インスパイア(2代目/1995-1998)
アコードとレジェンドの中間に位置するインスパイア。先代のアコードインスパイアは、2Lの直列5気筒エンジンを縦置きに搭載したFFミッドシップ・レイアウトを採用。バブル期の大ヒット車でありました。
今回ピックアップしたのは、1995年2月にフルモデルチェンジした2代目。FFミッドシップエンジンを受け継ぎつつ、エンジン本体を4kg軽量化。外観はキープコンセプトで、米国市場のニーズを汲んで全高を30mm拡大し、居住性に配慮しました。 かつて当たり前だったクルマのサイドモール! 一度消えた理由と最近「形を変えて」復活しつつあるワケ
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一時は当たり前のように付いていた「サイドモール」
昨今のカーデザインでは、EVの登場によるグリルレスの表現が特徴的です。冷却装置が不要になり、大きなグリルは要らなくなりました。もうひとつ、最近すっかり見なくなったものに「サイドモール」があります。一時は当たり前のように付いていたモールはなぜなくなったのか? 今回はカーデザイン的な視点から振り返ってみたいと思います。
そもそもサイドモールは何のためにあったのでしょうか? これは誰もが想像するとおり、ひとつはドアパネルなどへのキズ防止のため、そしてもうひとつはデザイン的なアクセントのためだと考えられます。
サイドモールはかなり早い時期からあって、たとえば1974登場のボルボ240シリーズでは、フロントフェンダーからドアハンドルの下を通ってリヤエンドまで、じつに「しっかりした」モールが装着されていました。
高さのあるこのモールは見るからにガード力が強そうで、ボディサイドのアクセントでありながら、どちらかと言えばキズ防止など機能優先で考えられたのではないかと思えます。
80年代はサイドモールの全盛期
これが80年代になると、徐々に機能面から見た目重視へと目的が変わってきます。
たとえば、7代目のトヨタ・クラウンや6代目の日産セドリックなど、この時期の高級セダンでは、サイドモールにメッキを添えたり、あるいはより立体的な表現が見られます。これは、モールを高級感演出のいち要素として利用した例です。
一方、コンパクトカーである5代目のカローラセダンでは、ボディを1周する太いサイドモールが特徴です。これは高級感というより、強いアクセントとしてボディをギュッと引き締める効果を狙ったものでしょう。
こうして一気に増えたサイドモールですが、これは80年代の特徴であるスカート一体型バンパーと相性のいいデザインだったことがあります。つまり、前後バンパーに添えたモールとボディサイドのモールを一体で見せることができたのです。 シンプルなデザインの流行により「サイドモール」が復活!?
ボディ形状の変化で消えたサイドモール
続く90年代は、サイドモールにとって過渡期と言えます。この時期、バンパーは依然スカート一体型のままですが、全体の質感向上に伴ってモールは消え、ボディカラー1色に。そうなると、サイドモールだけを素材色にするのは違和感があります。
たとえば、91年登場の7代目カローラにはサイドモールが残っていますが、基本的にはボディ色となりました。これは、7代目や8代目の日産サニーなども同じです。
そして2000年代に入ると、完全にボディの一部となったバンパーに加え、製造技術の向上によってボディサイドに派手なキャラクターラインが引かれるなど、モールの置き場自体がなくなりました。美しさを追求するデザイナーにとって、モールはもはや余計な要素になったのです。
デザインの変化で復活の兆しが
こうしてサイドモールが姿を消したのは、デザインの進化による必然だったのかもしれません。ところが、2020年代のいまになってこの流れにも変化が見られ始めました。
たとえばルノーのトゥインゴやシトロエンのベルランゴ、トヨタの新型シエンタなどでサイドモール(プロテクター)が復活しているのです。また、少し構造は違いますが、トヨタのクラウンクロスオーバーにも同様の表現が見られます。
これらもキズ防止というより、明らかにボディのアクセントとして置かれているように見えますが、なぜいま復活なのか? これは、近年多くのメーカーがシンプルなデザインへ回帰していることに理由がありそうです。シンプルな面構成になったことで、アクセントを生かすことができるのです。
これを単に先祖帰りというのは少し違うかもしれません。プロテクターを付けるか否かはともかく、カーデザインとしては決して悪い方向性ではないと思えるのです。 『HONDA』の名車をファッションにプラス!『FREAK'S STORE』春夏コーデに活躍Tシャツ
アニメージュプラス編集部
アパレルブランド『FREAK'S STORE』にてお取り扱いされる車メーカー『Honda(ホンダ)』の名車がデザインされたTシャツが渋可愛い! 図鑑みたいに楽しめる名車Tシャツをチェックしよう。
公式通販サイト「Daytona Park」、「ZOZOTOWN」、FREAK'S STORE一部店舗にてお取り扱いされている、『HONDA』の名車をデザインしたTシャツは車ファンのみならず、ファッション的にも可愛いアイテムのひとつ。
FREAK'S STORE仕様に描きおこした完全オリジナルTシャツは唯一無二のデザインが個性的で、ヴィンテージライクなタッチなので、古着好きにもおすすめだ。
ラインナップは全部で3種類。
「Honda 図鑑 TEE」はHondaの名車イラストが図鑑のようにデザインされたアイテム。シビック、CR-Xなどファンにはたまらない車が並んでいる。
「Honda PRELUDE TEE」はバックに峠を走るPRELUDEを刺繍で表現したアイテム。フロントの胸元ポケットにもPRELUDEが施されており、コーデの主役として大活躍してくれそう。
「Honda CITY TEE」はCITY TURBO IIの当時の広告をイメージしたイラストをデザイン。CITYとMOTOCOMPOをモチーフにし、1980年代発売当時を彷彿とさせるアイテムに仕上がっている。
PRELUDEやCITYなど、一世を風靡した『HONDA』の名車たちがそろうだけで心躍るが、CITY TURBO IIのデザインを見たとたんに当時、MOTOCOMPO付きのプラモデルを買って作った思い出もよみがえってきた。
古着のようなデザインがより気持ちを盛り上げてくれるアイテムだ。 ホンダが新「オデッセイ」投入、先代から受け継いだモノ(日刊工業新聞)
ホンダは2023年冬にミニバン「オデッセイ」改良モデルを発売する。前モデルは21年に生産を終了したが、顧客からの多くの要望などに応え、前モデルをベースに改良モデルを開発した。同社ホームページ(HP)で先行公開を始めた。発売に先立ち、秋に先行予約の受け付けを開始する予定だ。
ホンダ独自の超低床プラットフォームによるゆとりある空間、風格あるスタイリングを先代モデルから受け継いだ。「精錬」をコンセプトにした新たなフロントグリルで存在感を高め、シンプルでありながらも重厚感あるデザインにした。
改良モデルでは新タイプとして「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」を設定。
ハイブリッドモード、エンジンモード、電気自動車(EV)モードの三つのモードを使い分ける「e:HEV」を搭載するほか、急アクセル抑制機能や近距離衝突軽減ブレーキなど運転支援システム機能を拡充した。 懐かしのトヨタ「パブリカ」や日産「R32 GT-R」など200台の旧車が集結!「昭和平成クラシックカーフェスティバル」とは
1946年~2000年の国内外のクラシックカーが埼玉・キヤッセ羽生に集まった
2023年は28回もの旧車イベントを開催(協力)する日本旧軽車会。3月5日に開催されたのは、その3回目となる「昭和平成クラシックカーフェスティバル」だ。会場となった埼玉県のキヤッセ羽生には、約200台もの国内外の旧車が集合し、キッチンカーありステージイベントありと、参加者・見学者ともに旧車と過ごす春の1日を楽しんだようだ。
旧車を囲んでのんびり過ごす春の1日
日本旧軽車会が主催(協力)するイベントしては、1月8日の「ニューイヤークラシックカーミーティングinキヤッセ羽生」以来のキヤッセ羽生での開催となる「昭和平成クラシックカーフェスティバル」。タイトルに昭和平成とあるとおり、1946年~2000年までの国内外の旧車(一部例外も)が集合したこのイベント、クルマを展示しオーナーたちがクルマ談義をしたり旧交を温めたりと、基本的には旧車を囲んでのんびり過ごすイベントとなっている。
イベントは、日本旧軽車会の吉崎会長や全日本ダットサン会の佐々木会長らの挨拶からスタート。今回も車両の展示に加え、会場ではキッチンカーでの食事提供、スワップミートのほか、ステージでの演奏も行われていた。そして主役の旧車はというと、それこそキヤッセ羽生を埋め尽くすほどの台数が集合。ちなみにこのイベントの募集台数は200台で、完全に埋まっていたようだ。
参加車両は国籍も年式もバラエティゆたか
ひと言で旧車といっても国内外のモデルが集まり参加資格が1946年~2000年と幅広いため、参加しているクルマはバラエティに富んでいる。また、全日本ダットサン会をはじめとしたクラブ単位での参加や個人参加などオーナーもさまざまで、会場を回るとやはりベテランのオーナーさんが多いが、若いオーナーもちらほらと見受けられた。
そういった若いオーナーは、いわゆるネオクラシックのモデルに乗っている方が多い傾向。「AE86」や「RX-7」(FC)なども1980年代に登場しているので、20代から30代前半にかけては、もはや自分が生まれる前のクルマであり、一度は乗っておきたいクルマになっているようだ。
多彩なモデル&世代の交流が生まれている
このイベントに限らず国産旧車が多く集まるイベントでは日産車が多数を占めることが多いが、今回そのなかでも目立っていたのがR32「スカイラインGT-R」。キヤッセ羽生の入り口付近に隊列をなした姿は見学者の注目を集めていた。そういえばR32もいわゆるネオクラシックに分類されるモデルだ。
もちろん1980年代以前の旧車が多いのはいうまでもなく、こちらも国内外のさまざまなモデルとオーナーが参加。多様な世代・クルマが一堂に会し交流を深められるのも、こういったイベントの楽しさであり、自動車趣味を継続して残していくためにも多いに意義があることだろう。 ホンダEV戦略の迷走、「電池・半導体巨額投資」「電動化人材流出」への重大懸念 - 半導体を制する者がEVを制す
by ダイヤモンド編集部
電気自動車(EV)シフトを急ぐホンダが電池・半導体のサプライチェーン(原材料・部品の供給網)の強化に躍起になっている。韓国LGエナジーソリューションズやGSユアサと電池新工場を建設したり、世界最大の半導体ファウンドリー、台湾積体電路製造(TSMC)との協業を決めたりするなど、サプライチェーンの“川上”を拡充する動きを加速させているのだ。モビリティの価値や造り方が激変する中、旧来のものづくり偏重志向からの脱却に試行錯誤するホンダの課題を追った。 人間の幸福を技術によって具現化するという技術者の使命が私の哲学であり、誇りです。(本田 宗一郎 本田技研工業の創業者) 本田が2026年からF1に復活するんだって
しかもチームはアストンマーチン!
びっくりだよね 車検の「ヘッドライト検査」厳しくなる? “ギリセーフ”だった「黄ばみ」「くもり」が今後検査不適合の可能性も
(くるまのニュース)
車検時にヘッドライトの検査方法が変わることで、車検に適合しなくなる可能性があります。どういうことなのでしょうか。
ヘッドライトの検査が厳しくなる?
車検において、ヘッドライトの検査方法が今後変更になります。
これにより、保安基準を満たさず車検を継続できないクルマが増える可能性があります。
車検のヘッドライト検査が厳格化
車検は国が定める保安基準に満たしているかを数年に1回(車種や用途により異なる)チェックするものです。
さまざまな項目があるなかで、ヘッドライトの検査では明るさや照らし方、色などが測定されます。
従来のヘッドライト検査は、明るさが満たないなどの理由によりロービーム(すれ違い用前照灯)での計測が困難な一部のクルマは、ハイビーム(走行用前照灯)での計測が行われていました。
しかし、2023年4月に自動車技術総合機構 北陸信越検査部は「(車検のヘッドライト検査)を2024年1月から、すれ違い用前照灯(ロービーム)のみの計測手法に変更する」という旨の告知を出しました。
簡単に言えば、「どんなクルマも一律ロービームで計測する」という内容です。では、なぜ計測方法が変更されるのでしょうか。
自動車技術総合機構検査部の担当者は、「計測手法が変更になるというよりは、過渡期の取扱いを終了するというものです」と説明します。
もともと、1995年12月の「道路運送車両の保安基準」の改正により、1998年(平成10年)9月1日以降に製作されたクルマの前照灯検査は、原則ロービームで行うように定められました。
一方で、当時は新型車に対応できる前照灯試験機が普及しておらず、そもそも古い旧型の試験機で対応できるクルマが多く残っていたことから、経過措置としてハイビームでの検査が行われてきました。
その後、新しいモデルのロービームに対応できる検査体制が整ったことにより、2015年9月1日から、1998年9月1日以降に製作されたクルマは原則、ロービームで検査することになります。
とはいえ、それでもまだ検査環境が整っていない検査場があり、一律での移行が難しいため、新体制への移行は各地域の検査場ごとに行うことになったのです。 これまでは過渡期の取扱いとして、ロービーム検査対象車であっても、左右のロービームが他の交通を妨げるものでないことが確認できた場合にはハイビームに切り替えて検査を実施していたそうですが、北陸信越検査部のように、検査体制が整ったエリアから本来の前照灯検査に切り替えているようです。
しかし、新しい検査体制への整備が進んでいけば、これまでハイビームでぎりぎり合格していたクルマでは今後、一律ロービーム検査になることにより検査不適合となる可能性が出てきます。
ライトのバルブ(球)切れはもちろんのこと、明るさや照らし方などに影響をもたらすヘッドライトレンズ表面や内部反射板の劣化、プロジェクター式ヘッドライトのプロジェクター部のくもりなども、車検の基準に満たさなくなる要因として考えられます。
もともとヘッドライトが明るくないクルマでは高光度のバルブへ交換したり、LEDバルブを取り付けるなどが場合によっては必要で、自動車メーカー整備士によると「バルブの交換や安いハロゲン球であれば数千円。LEDへの交換は1万円~2万円ぐらいになります」と話します。
また、樹脂ヘッドライトのクルマは経年劣化と紫外線の影響で、ライト自体が黄ばんでしまうとともに、レンズの表面に細かいヒビが入り、正しい光軸が出ないといったことも考えられます。
こういったケースではヘッドライト自体を交換しなければならない必要も生じますが、先出の整備士は「(安く済んでも)2万円~3万円ほどの費用は必要です」と言います。 アコードが全長4.97mってどうなの……2023年に日本導入!? アコードとオデッセイでホンダの舵取りはどうなる
(ベストカーWeb)
編集部の独自取材でなんとアコードが日本市場に導入濃厚という事実が判明した。北米のアコードを日本に持ってくるというハナシだが、オデッセイにアコードに、ホンダはどういう舵取りをしていくのか。
■とにかく「立派」になったアコード
伸びやかなスタイリングで「これアコードなの!?」とビックリするほどだが、日本市場にも投入される
北米市場ですでに登場しているアコード。シビックやアコードなどかつて日本市場を賑わせたホンダ車の名が続くのは非常にありがたいことだが、なんせそのネーミングと実車のイメージの乖離は大きくなってくるばかり。
北米仕様のアコードは全長4970mm/全幅1860mm/全高1450mmとかなりの存在感を誇るボディだ(北米仕様のインチから換算)。ただその伸びやかなスタイリングが非常に爽やかな印象で、クルマ自体はかっこいい!!
そしてそのアコードが日本市場にも投入されるという正式発表はホンダからもすでに届いているのだが、編集部では2023年秋頃に投入されるのではという情報もつかんでいる。
とはいえ先日一部スペックが発表になったクラウンエステートとサイズ感じはほぼ変わらず、めちゃくちゃ立派なサイズだ。
パワートレインは1.5Lターボ、そして2Lハイブリッドが用意されるのは近年のホンダのトレンドだが、ハイブリッドにはドライブモードを選択できる「インディビジュアルモード」も搭載されている。 平成ホンダ「プレリュード」はいま見るとカッコイイ! マッシブなインテリアが魅力的でした【カタログは語る】
(AUTO MESSE)
現役時代のホンダ「プレリュード」の人気は、それこそ飛ぶ鳥が落ちなければおかしいくらいの勢いだった。とくに2、3代目は国産スペシャルティクーペのトップブランドとしての絶頂期にあり、販売上もライバル車のトヨタ「セリカ」やS13が登場するまでの日産「シルビア」などを寄せ付けず、上級車だったトヨタ「ソアラ」とも対等に渡り合った。
そんなプレリュードの4代目が登場したのが1991年9月のこと。このモデルの特徴は、それまでのスリムでシュッ! としたスタイルから一転、グッとマッシブで生命体のようなスタイルに一新されたことだった。事実ボディサイズは3代目までの5ナンバーサイズから全幅が1765mmへと拡幅し、3ナンバーサイズに。
それまでのプレリュードのスタイルは、薄いアンダーボディの上にキャビンを載せた構成だったが、この4代目ではキャビンとアンダーボディが連続した、ボディ全体から秘めたエネルギーがみなぎる……そうしたムードのロングノーズ&ショートデッキのプロポーションが特徴だった。
「ハンティングワイルドキャット=獲物を狙う猫」はデザインチームが掲げた外観デザインのテーマだったが、まさしく! といったところ。ラム圧を利用しエンジン冷却のための空気を採り入れる小さなエアインテークと、ヘッドライトを組み合わせたフロントはシャープなイメージ。
対してリアはキュッ! と絞りを効かせ、そこにボディと一体化したリアコンビランプを置いたエレガントな雰囲気。トランクリッドの車名エンブレムも、それまではブロック体だったが、筆記体が採用されていた。ブリタニーブルーグリーン・メタリックと呼ぶこの4代目で設定されたボディカラーは、それまでのプレリュードといえば赤……のイメージとは文脈の異なる新鮮なボディ色として設定された。
一方でインテリアは近未来指向というべきか、外観以上に斬新なデザインが与えられた。とくにインパネは、カタログでも見開きを使って大きく見せているが、眼前のメーターをはじめインジケーター類を室内幅いっぱいのひとつの大型のナセル(ひさし)の下に収めたのが見どころだった。
ホンダは「バイザーレス・グラフィックメーターパネル」と呼んでいた。今どきの大型ディスプレイをずらっと並べたインパネに(表示能力には大きな差はあるものの)どこか通じる……というか先取りをしたデザインだったと言えなくもない。
またインパネはドアトリムまで連続させた形状となっており、そのことで乗員が「包まれ感」を実感できるようになっていた。この場合、左右のエアコンの空気吹き出し口は「ドア側」に備わり、これは当時のホンダ車でしばしば採用していた方式でもあった。
ほかにリクライニングに連動する助手席背もたれの中折れ機構、センタースピーカーやDSP付きオーディオシステム、キーを差し込まずにドアの施錠/解錠ができる充電機能付きキーレスエントリー、クルーズコントロールなど、パーソナルクーペらしい装備も設定されていた。
エンジンには2.2Lの排気量をもつDOHC VTECとDOHC 16バルブを設定。このうち当時の広報資料でも「スーパースポーツエンジン」と表現されたDOHC VTECは、200ps/22.3kgmの性能を発揮。高回転域と低回転域とでバルブタイミングとリフトを切り替えるVTECと可変吸気システム(可変デュアルインテークマニホールド)を使い、全域を3つのステージに分けたプログラムにより高性能を引き出していた。
ちなみに2機種の排気量はどちらも同じ2156ccながら、ボア×ストロークはVTEC(H22A型・87.0mm×90.7mm)と16バルブ(F22B型・85.0mm×95.0mm)とでは異なるという、ホンダらしいこだわりようも見られた。
サスペンションは4輪ダブルウイッシュボーンを採用。さらに3代目プレリュードに続き4WSも投入されたが、先代の機械式から電子制御による電動式へと進化した。車速、舵角、舵角速度の3つのパラメータから最適な後輪舵角制御を行なうものとなった。 4代目プレリュードの最初のカタログは、イメージカラーだったミラノレッドの地色に、よく見ると光沢の印刷でプレリュードのヘッドライト付近のアップがあしらわれてあり、車名の上には「Futuristic Specialty」とだけ書かれている。
そして1ページ目には「さあ、走ろうか。」のコピー。カタログ全体としては部分的にロケ写真もあるが、基本はスタジオ撮影のカットで構成。あくまでもプレリュードのモノとしての質感や魅力をストレートに伝えようとした意図だったことが理解できる。
2、3代目で絶大な人気を集めて認知度を大いに高めたプレリュードだったが、この4代目でもそれらを引き継いだかどうかというと、必ずしもそうではなかった。けれどSUVなどを見慣れたせいか、今の感覚からすれば、ピュアでスポーティなスペシャルティクーペだった4代目プレリュードが、当時以上に魅力的に目に映る気がするのだが、いかがだろうか? ホンダの大失敗作…と思いきや“走りの現場”では評価一変!速すぎた伝説のマシン・GA1/2 シティ【推し車】
(MOBY)
なんとも複雑な2代目ホンダ シティの思い出
ホンダの「シティ」といえば、元祖トールボーイスタイルと優雅なカブリオレ、とんでもないジャジャ馬なターボと個性的だった初代が一番の有名どころで、もうちょっと詳しい人なら3代目以降はアジアカーとして新興国向け小型車需要を賄ったのも知ってると思います。
問題は間に挟まった2代目で、「初代を全否定した挙げ句の不人気車」と思う人もいれば、ジムカーナ競技などモータースポーツ経験者にとっては、懐かしいと喜ぶ人もいれば、ヒドイ下剋上をやられた思い出から、苦虫を噛み潰したように顔をしかめる人もいるのでは…?
今回はMOBYが試行中のAIが回答した「30~50代のクルマ好き男性が興味あるクルマ」の1台、2代目GA1 / GA2型シティの「二面性」について思い返してみます。
初代を全否定したクラウチング・スタイルの大失敗作
最初期の「GA1」シティは1.2リッターのシングルキャブ車だったが、600kg台の車重で既に速かった
トンガったようなクサビ型「ウェッジシェイプ」、ツルンとした「フラッシュサーフェス」など、背が低くていかにも空気抵抗が少ないデザインが流行り始めた1980年代はじめ、背の高い初代「シティ」はそれだけで異質な存在でした。
しかし、優れた実用性や十分な動力性能をかさ上げしてあまりあるターボ、もはやジャジャ馬でしかなかったターボII”ブルドッグ”の追加、ピニンファリーナがデザインした幌つきでパステルカラーも華やかなカブリオレの設定など華があり、よく売れたものです。 1988年10月に追加されたGA2型、1.3リッターSOHC16バルブ「D13C」の電子制御インジェクション版(100馬力)を積むCR-iやCZ-iになると、もはや「シティタイプR」!
筆者も1度ジムカーナ練習会で試乗しましたが、ただ曲がるだけで猛烈な横Gに襲われながら小さいコーナーを破綻もなく駆け抜け、どこから踏んでも加速するんですから、「コレに勝とうと思ったら旋回性能以外の何かがよほど秀でていないと…」と、ウンザリ。
さすがにスピードの「伸び」という面では大排気量車に分があったとはいえ、狭苦しいところをチマチマ走り回るコース設定なら、「今日はシティのためのコースだな!」と言われ、実際よほどのトップドライバー以外、GA2シティに負けて当然だったのです。
あまりに速すぎた伝説のマシン
当時のジムカーナA1クラス(排気量1.3リッター以下)をはじめ、「GA2のライバルはGA2」という状況になったGA2シティですが、2000年代に入ってモータースポーツの諸規則が相次ぎ変更、クラス区分なども変わると、シティの居場所は極端に限られます。
要するに「古くさいクルマがいつまでも主要クラスでハバ効かせてたら、自動車メーカーも迷惑」というわけで、参加者が少ない改造車クラスに追いやられたGA2シティは急速にその数を減らし、消えていきました…さすがにシビックやランエボが相手では分が悪いですし。 ハードトップ車、なぜ消えた?バブル期に爆発的人気を誇ったスタイリッシュなクルマたち
(MOBY)
最近耳にすることが少なくなった「ハードトップ」という言葉。バブル期に一世を風靡し、乗用車のなかで大きなシェアを占めたボディスタイルです。
かつてはカリーナED、セドリック/グロリア…など、このジャンルで各社がしのぎを削っていました。
しかしながら、時代が進むにつれてハードトップは減っていき、気づけば”絶滅種”となってしまったのです。
ハードトップは2ドアを中心に採用されたスタイルでしたが、時代が進むにつれ4ドアにも採用されはじめました。
前述の「トヨタ カリーナED」や「日産 セドリック/グロリア」などでみられるように、ピラーレス4ドアハードトップならではのスッキリとしたデザインや、窓を全て開けた際の開放感はかなり魅力的です。
しかし、1990年代に入ると”衝突安全性”が注目されるようになり、ハードトップは転換期を迎えます。
特にピラーレスハードトップは、Bピラーがないためにボディ剛性面で不利となり、側面衝突時の安全確保のためには大きなコストアップが必要という弱点を持っていました。
当然ながらメーカー側には”コスト増”を避けたい思惑があり、Bピラーを持つ「サッシュレスドア(ピラードハードトップ)」や「4ドアセダン」へと移行していき、ピラーレス4ドアハードトップは姿を消していったのです。
また、近年ではドア剛性の確保や遮音性能の向上、ドア開口部の拡大など、さまざまな目的からサッシュレスドアの国産車も減少しており、クーペを除けば、最近の国産車でサッシュレスドアを採用するケースはほとんど見当たりません。
ただし、欧州車に目を向けると「メルセデス・ベンツ CLA/CLS」や「アウディ A5/A7 スポーツバック」、「BMW 2シリーズ/4シリーズ グランクーペ」など、現在でもサッシュレスドアを持つ車種を継続的に販売しています。
欧州車メーカーでは、以前よりサッシュレスドアの「カブリオレ」が用意され、この実績を活かしてサッシュレスドアを使うことがあります。 アコード近々復活!? でも今はセダンのラインナップ無し……ホンダが失った名セダンたち
(ベストカーWeb)
2023年1月にアコードが販売終了し、今やセダンの国内ラインナップが1台もないホンダ。SUVなどに舵を切る戦略であることは理解できるが、やはり寂しいのも事実。そこで、ホンダが今までに送り出してきたセダンを振り返っていく。
■一世代で消えることが多いホンダのセダン
日本では2023年1月に販売終了したホンダ アコードだが、2022年11月に北米で発表され販売されている11代目の日本導入が確実視されている
セダンに限らずホンダ車は一代限りで終わったモデルが多いが、つい最近まではセダンのラインナップがトヨタに匹敵するほど多かった点は特筆事項と言える。
今後ホンダから日本向けにセダンが投入される可能性はタイ国製と思われる新型アコードくらいだが、筆者がタイ国で乗ったことのあるグレイス後継のシティはなかなかのものだっただけに、シティの日本導入は個人的にちょっと期待したい。
■老舗な名車も消滅
●レジェンド(5代目・2015~2022年)
ホンダ レジェンド(2022年販売終了)
ホンダのフラッグシップセダンとなるレジェンドは歴代、挑戦的なモデルだった。しかし、ホンダの高価格帯におけるブランド力のせいか売れず。ただ、トヨタ、日産を相手に40年近く続いたのは立派だ!
●シビックセダン(10代目・2017~2020年)
ホンダ シビックセダン(2020年販売終了)
先代型10代目モデルでのシビック復活では、日本製となる4ドアセダンも設定された。セダンはイギリス製の5ドアハッチバックに対し全体的に性能が劣り、短期での絶版も当然だった。現行は北米で大人気。
●インテグラ4ドア(3代目・1993~2001年)
ホンダ インテグラ4ドア(2001年販売終了)
インテグラはクイントインテグラ時代から3世代に渡って4ドアも設定。特に最後となった3代目モデルはタイプRも設定した点は魅力だったが、4代目モデルで3ドアのみになってモデル消滅。 ■マイナーモデルも数多し
●トルネオ(初代・1997~2002年)
ホンダ トルネオ(2002年販売終了)
1990年代、ホンダはミドルセダンも多く揃えており、トルネオは5ナンバーサイズに戻った6代目アコードの兄弟車だった。アコードとは細部以外違いはなかったがアコードより若者向けだった。
●グレイス(初代・2014~2020年)
ホンダ グレイス(2020年販売終了)
東南アジアでは現在も続くフィットのセダンとなるシティの日本仕様で、グレイスは3代目フィットのセダンだった。広さ以外印象に残る点はないが、悪いクルマではなかった。
●クラリティ(2016~2021年)
ホンダ クラリティ(2021年販売終了)
クラリティはもともとホンダの燃料電池車に与えられた車名で、量産されたクラリティは燃料電池、BEV、PHEVというパワーユニットを一台で持つ環境対応車だった。デザインには先進性があり凝っていた。
●インサイト(3代目・2018~2022年)
ホンダ インサイト(2022年販売終了)
1度目の絶版後復活したインサイトはハイブリッド専用の5ナンバー5ドアセダン、2度目の絶版後復活した3代目はハイブリッド専用のミドルセダンとなったが、絶版し過ぎだ! ホンダ「新型セダン」初公開! “超イケ顔”な新型「インスパイア」は内装も“超オシャ”!? 中国・揚州で発表
(くるまのニュース編集部)
2023年6月26日、ホンダと中国東風汽車の合弁会社「東風ホンダ」は、中国・揚州で新型「インスパイア」を初公開しました。どのようなクルマなのでしょうか。
新型「インスパイア」登場
2023年6月26日、ホンダと中国東風汽車の合弁会社「東風ホンダ」は、中国・揚州で新型「インスパイア」を初公開しました。
縦型グリルがカッコイイ! ホンダ新型「インスパイア」
インスパイアは、1989年に登場した「アコードインスパイア4ドアハードトップ」を起源に持つ4ドアセダンです。日本では5代目まで販売されていましたが、現行モデルとなる2018年に中国で誕生した6代目は販売されていません。
今回発表された、5年ぶりのフルモデルチェンジを迎えた7代目となる新型インスパイアについて、東風ホンダは「スタイルと知性を兼ね備えた、スマートかつエレガントな“スマートエリートカー”」と説明します。
エクステリアは、東風ホンダが“エレガントでゴージャス”という流線型のスポーティなデザイン。ストレートウォーターフォールグリルと名付けられた縦型グリルが採用され、欧州の高級車にも負けない存在感を放っています。
インテリアは、水平基調のシンプルなインパネや、レザーとスエードのシートがミニマリズムの中に高級感を際立たせるほか、10.2インチのマルチファンクションディスプレイ、12.3インチのスマートスクリーン、12個のスピーカーから構成されるBOSEオーディオシステムなどが搭載されます。
ボディサイズは、全長4979mm×全幅1862mm×全高1449mmと、トヨタ15代目「クラウン」ほどのサイズ。ホイールベースは2830mmです。
パワートレインには、1.5リッター直列4気筒VTECターボエンジンを搭載するガソリンエンジンモデル(260 TURBO)に加え、最高出力148馬力・最大トルク182Nmを発揮するガソリンエンジンに最高出力183馬力・最大トルク335Nmを発揮するモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル(e:PHEV)も用意されます。
先進装備には、Honda CONNECT 4.0とHonda SENSING 360を搭載。価格は、まだ公表されていません。
東風ホンダは、今回の発表について以下のように説明しています。
「インスパイアは常に時代のニーズに応え、継承と革新の進化を繰り返し、最先端のテクノロジー、品質、優れた運転体験を兼ね備えた傑作です。
今日、究極のデザインと最先端のテクノロジーを組み合わせた新型インスパイアが登場し、スタイルとインテリジェンスの両方の製品価値とパーソナライズされた運転体験でフラッグシップセダンの価値感を再構築し、新しい価値感を創造します」 見覚えある”縦グリル”がカッコイイ! ホンダ新型「インスパイア」
https://imgur.com/a/fYFxeLb ホンダが新型「インスパイア」正式発表! 縦型グリルがカッコイイ「全長5m級セダン」中国で364万円から
(くるまのニュース編集部)
ホンダ新型「インスパイア」正式発表
2023年7月3日、ホンダと中国東風汽車の合弁会社「東風ホンダ」は、新型「インスパイア」を正式発表し、価格やグレード設定など詳細を公開しました。
インスパイアは、1989年に登場した「アコードインスパイア4ドアハードトップ」を起源に持つ4ドアセダンです。日本では5代目まで販売されていましたが、2018年に中国で誕生した6代目以降のモデルは、販売されていません。
今回、5年ぶりのフルモデルチェンジを迎えた7代目の新型インスパイアについて、東風ホンダは「賢く、合理的で、積極的な“スマートエリート”向けのクルマ」と表現しています。
ボディサイズは、全長4979mm×全幅1862mm×全高1449mmと、日本でも見かけるクルマでいえばトヨタ15代目「クラウン」ほどのサイズ。ホイールベースは2830mmです。
エクステリアは、比較的ワイドなボディと低く構えたスポーティなフォルムや、流線型のボディデザインが特徴的です。ストレートウォーターフォールグリルと名付けられた縦型グリルが採用され、欧州の高級車のようなラグジュアリー感が強調されています。
インテリアは、水平基調のシンプルなインパネや、レザーとスエードのシートがミニマリズムの中に高級感を際立たせるほか、10.2インチのマルチファンクションディスプレイ、12.3インチのスマートスクリーン、12個のスピーカーから構成されるBOSEオーディオシステムなどが搭載され、快適なドライブを実現します。
パワートレインには、最高出力191馬力・最大トルク260Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒VTECターボエンジンにCVTを組み合わせ、搭載するガソリンエンジンモデル(SPORT TURBO)に加え、最高出力148馬力・最大トルク182Nmを発揮するガソリンエンジンに最高出力183馬力・最大トルク335Nmを発揮するモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル(e:PHEV)も用意されます。
プラグインハイブリッドモデルには、新たにアップグレードされたADSフルタイムアダプティブダンピングシステムも搭載され、正確なサスペンション制御でロールやバンプを徹底的に抑制し、よりスムーズで快適なドライビングエクスペリエンスを実現します。
先進装備は、Honda CONNECT 4.0とHonda SENSING 360を搭載。ボディーカラーは、ディープブルーやモダングレーなど全5色から選択可能です。
価格は、ガソリンエンジンモデルが18.28万元(約364万円)、プラグインハイブリッドモデルが22.98万元(約458万円)からです。
新型インスパイアについて東風ホンダは、以下のように説明しています。
「新型インスパイアは、伝統文化、現代の美学、そして未来のテクノロジーの間に言葉では言い表せない素晴らしいバランスを見つけました。
その洗練されたゴージャスなデザインは、賢いエリートのエレガントな気質と一致しており、パーソナライズされたインテリジェントテクノロジーにより、それはもはやあなたのクルマであるだけでなく、あなたを理解するあなたのソウルメイトにもなります」 新型インスパイアが中国で登場……ふと思った「初代アコードインスパイア」のカッコよさはハンパなかった!!
(ベストカーWeb)
2023年7月3日、東風ホンダが新型インスパイアを現地で正式発表した。歴代7代目となる東風ホンダのフラッグシップセダンだが、中国専売となる新型インスパイアとともに初代アコードインスパイアを紐解いてみたい。
■新型インスパイアは1.5Lガソリンターボと2LPHEVの2本立て
中国で2023年7月3日に発表されたばかりの新型7代目インスパイア。先代と同じく中国市場のみのモデルとなる
東風ホンダが正式発表した新型インスパイアは、2018年に中国市場に投入された先代6代目の後継モデルにあたる。新型のボディサイズは全長4979×全幅1862×全高1449mm、ホイールベース2830mmと、先代から全長が70mmほど延長された以外はホイールベースを含めてほぼ同じサイズ。最終5代目レジェンドに肉薄する新型インスパイアのボディは堂々たるものだ。
デザインはここ最近のZR-Vやアキュラで発表された新型インテグラなど最新のホンダデザインの流れを汲んだもの。「スマートエリート」をキャッチとして標榜した知的なイメージを前面に押し出している。
パワートレーンはガソリンターボとPHEVの2種類を設定する。ガソリンは1.5LVTECターボ(最高出力191ps/最大トルク260Nm)、PHEVは最高出力148ps、最大トルク182Nmの2Lエンジンに最高出力183ps、最大トルク335Nmというスペックになっている。
価格は18万2800~22万9800中国元の設定となっており、日本円換算で約360万~約460万円となっている。残念ながらセダン需要が年々減ってきている日本市場への導入はないようだ。 ■初代アコードインスパイアが思い出される……
1989年に登場した初代アコードインスパイア。まるでFRサルーンかのようなスタイリッシュなフォルムが印象的だった
ところでインスパイアと聞くと、どうしても担当は初代アコードインスパイアのことが頭をよぎってしまう。何せ、大学生の頃に密かに憧れていたクルマだったからだ。
初代モデルは1989年10月、まさにバブル経済真っただ中に誕生した。車格としてはフラッグシップのレジェンドとミドルセダンのアコードの中間に位置するアッパーミドルサルーンだったが、5ナンバーサイズをキープしていた。
パワートレーンは直5SOHCという独創的な専用設計エンジンで、2LのしかもSOHCなのに最高出力165psを6700rpmで叩き出す高出力高回転型のホンダらしいエンジンを採用。このエンジンを縦置きにしたFFミドシップレイアウトが当時、注目を浴びた。
見逃せないのはアッパーミドルサルーンながら4AT以外に5MTも設定されていたこと。また、SOHCながら同クラスだったマークIIやローレルなど他社の2LDOHC(NA)を軒並みパワーで上回っていたのは驚きだった。
■とにかくスタイリングがカッコいいクルマだった!
当時のクリオ店でアコードインスパイア、ベルノ店でビガーという姉妹車を販売したが、1992年のマイチェンで同じく直5SOHCの2.5L(最高出力190ps)を今までの2Lに加えて3ナンバー専用車となる「インスパイア」を追加した。以後、同じ2Lエンジン搭載でも5ナンバー車はアコードインスパイア、3ナンバー車はインスパイアという併売スタイルとなったのは何とも興味深い。
インスパイアは全長がアコードインスパイアから140mm延長され、全幅も1700mmを超える3ナンバー車となったが、似たようでいて顔つきが少し違うので判別は可能。インスパイアのフロントグリルはアコードインスパイアに比べてかなり小型化され、フロントヘッドライトの占める面積がかなり横長になっているからだ。
1992年に追加された3ナンバーボディ車はアコードが車名から取れて「インスパイア」として登場した
このフロントヘッドライト、キラキラと光る「マルチリフレクターランプ」と称され、日中の街中で存在感を発揮していたのをよく覚えている。個人的には、フロントマスクのバランスのいいアコードインスパイアが好みではあった。
https://i.imgur.com/8IfqXM3.jpg
ホンダ自ら「ラグジュアリー・4ドア・スペシャリティ」と銘打っただけあり、アコードインスパイアはホントにカッコよかったと思う。内装では天童木工製の本木目パネルを上級グレードに奢り、上質な雰囲気。フロントオーバーハングが短くまるでFR車のような均整の取れたプロポーションにリアスポをつけたアコードインスパイアは、さながら4ドアクーペそのもの。
担当は当時、FFのテンロク2ドアクーペに乗っていたのだが、このカッコよさには痺れまくったものだ。残念ながら手に入れることはなかったのだが、初代アコードインスパイアは時に月販5000台以上をマークするヒット作に。1995年に2代目に切り替わってエンジンが直5だけでなくV6も追加され、3代目以降はV6が主流となっていき、日本では5代目で生産を終了したインスパイア。
やはり、一番輝いていたのは初代アコードインスパイアだったのだなあと、今回の新型インスパイア登場を見て思うのだった。 CB5を買おうと思うんだが、ウィークポイントを教えてください
スレさかのぼってたら
・エンジンオイルはシビアコンディションだと思って交換しとけ
・ABS警告灯ついたら終わりだと思え
って情報は得たんだが、そんなにトラブルはないクルマなのかな?
ABS警告灯云々はよく分からなかったので詳細知ってる人教えていただきたい 2ヶ月前に平成5年式のcc2手に入れました
みなさん燃費はどんなもんですか?
旧車に手を出して燃費気にするとか野暮だと思うのですがウチのコ街乗りだとリッター3ぐらいなんですよね…
首都高を元気に走ると12~13ぐらい走るんですが…
FCR062とアライメント調整で若干良くはなったんですが異常ですよね? >>744
なんだけど何となくサーモスタットが原因なのではってなってるんだけど全然パーツが無い…
流用できるのってあったりしますか? 自分のCB5もライトスイッチ入れると勝手にフォグが点く。
もう接点が劣化してるんだろう。 エンジンかけると勝手にワイパー動き出すからリレー外して対処
間欠機能を失った