★☆リボンの騎士☆★2
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
手塚治虫生誕90周年を迎え、ブラジルの国民的漫画家もリボンの騎士を描いたりしているようですが…
このスレは昭和42年放送のアニメ版リボンの騎士専門ということでお願いします。
前スレ
★☆リボンの騎士☆★
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/ranime/1207369614/ >>68
お疲れさま的なものだったんですね。
ブラックジャックにはサファイヤも何回かゲスト出演していますが、子どもたちを助けるために焼死してしまう幼稚園の先生役が印象的です。 壁村氏は部数が低迷していたチャンピオンを建て直すために、
まず読み切りではない長編連載形式の作品をどんどんやめて、
毎話読み切り形式に切り替えた。これのメリットは、長編連載だと
途中から新しい読者になったとしても、話が連載の途中からなので
そこまでの経緯を知らないからわけがわからないなどということが
無くなること。あといつでも連載をきってしまえる事があげられるだろう。
長期連載の作品を打ち切ると、それでも一応ある程度の読者がいたと
すれば、尻切れトンボでお終いになってしまわないためには、
まだある程度3−4回程度連載を続けて話に形だけのけりを
つけさせてやる必要が出てくるからだ。ところが毎話読み切り形式
なら、いきなり打ち切っても話が尻切れトンボでという問題はない。 >>71
ブラックジャックが読み切りなのは、少年チャンピオン建て直しの一環でもあったんですね。何が幸いするか分からないものです。
歯医者の待合室にチャンピオンが置いてあって、まず、ブラックジャックを読んでました。
ブラックジャック以降、手塚治虫は少年チャンピオンの連載が多かった気がします。
チャンピオンの秋田書店つながりで、手塚治虫といえば秋田書店のサンデーコミックスも印象深いです。
私は40年前にリボンの騎士が好きになって他の手塚治虫作品にも興味を持ち、サンデーコミックスでは、どろろ、マグマ大使、バンパイヤを読みました。
どろろといえば新作のテレビアニメになるようですね。
どろろは本当は女の子だったというのがリボンの騎士のサファイヤと同じですね。どろろはサファイヤのような美少女ではありませんが… サンデーコミックスは
小学館のサンデーとは別ですか >>73
小学館の少年サンデーコミックスとは別に、秋田書店のサンデーコミックスというのがありまして、ウィキペディアから引用しますと…
「1966年7月から刊行が開始された。
日本でのB6判あるいはB6変形判寸法による新書単行本レーベルの先駆的存在である。
レーベル名は秋田書店が出していた新書「サンデー新書」を継いだもの。
小学館の少年サンデーコミックスとの区別のため「秋田サンデーコミックス」という通称が使用される場合がある」
手塚治虫や石ノ森 章太郎等、巨匠の過去の作品も単行本化され、リアルタイムではない世代にはありがたいものでした。 もっと言うと昔は単行本出さなくても出版社は儲かってた。
なので単行本あっても他社から出てたモノもあった。
でもそれがおいしいって分かったから自社で出版するようになった
まあ時代的には石ノ森やのうて石森やけどなw幻魔大戦とか買うたな。
ちなゴルゴ13の単行本出すために作ったリイド社なんてのもある 第28話「鉄獅子」
冒頭、納谷悟朗の名調子にも磨きがかかり、燃えろアタックかと思った。
それとは裏腹に、本編は( ゚д゚)ポカーンの連続の残念な出来。本当に辻真先脚本か?
前回、サファイヤが唐突に踊りだしたのも( ゚д゚)ポカーンだったが、サファイヤが可愛いのですべて許せた。
今回はサファイヤの作画が可愛くない上に、クールランド兵士を大量虐殺。累々たる死体を前に涙を流したので、古代進のように「必要なのは殺し合うことじゃない。愛し合うことだった」とか言うのかと思ったら、いなくなったチンクを心配するだけだった。
カマリアレイがいたら「なんてなさけない子だろう」と言いそうだが、「殺らなければ殺られるんだ。戦争なんだよ!」と言い返すだろうか。
クールランドは独裁、大量破壊兵器開発、密告社会、拉致して強制労働、脱落者は公開処刑と、どこかの国の今と重なり、これは予言アニメなのかも…
クールランド兵士を大量虐殺するサファイヤは某大統領の未来の姿か? >>75
リイド社はさいとう・プロが作ったんですね。知りませんでした。
さいとう・たかをといえば劇画、手塚治虫も劇画に対抗意識があったようで、アポロの歌は「劇画ふうにタッチかえ」とあとがきに書かれているようです。冒頭をネットで無料立ち読みしたら面白そうでした。 サファイヤは自分を殺そうとしたガマーを介抱する優しい娘だった。
28話ではシルバーランドを守るためとはいえ、クールランド兵士をたくさん殺しているように見える。
何か、納得いかない。
アニメのリボンの騎士は、後半、テコ入れのため、劇作家に監修を依頼したりしていたようだが、クールランド編やX連合との戦いで、戦争ものみたいになってしまったのは失敗だったのではないか。 サファイヤが人を殺したと思いたくないので、回避理由を考えてみました。
1.クールランド兵士はクローン人間だった。
クールランド兵士は全員同じ顔です。クールランドのバイオテクノロジーが作り上げたクローン人間なので、人殺しではありません。
じゃあ、クローン人間は殺していいのかという、ノーベル文学賞作家の小説にも通じるテーマが…
2.クールランド兵士は機械化人だった。
雪の女王ツララは、女王プロメシュームと声が同じです。実はクールランドは機械化母星、惑星メーテルから時空を越えてシルバーランドを侵略に来たのです。
機械化人って、もともと人間じゃないかよ!
3.クールランド兵士はロボットだった。
クールランド兵士は全員同じ顔です。クールランドのロボット工学が作り上げたロボットなので、人殺しではありません。
じゃあ、鉄腕アトムも壊していいのか?
4.クールランド兵士は負傷しただけで死んでいない。
サファイヤは弓矢の名手です。足止めするために足を狙って矢を射っているので、死んでいません。
サファイヤは人を殺してなかった。よかったよかった。 リボンの騎士というタイトルは、美しい少女が男装の騎士を演じる漫画のタイトルとしてとてもセンスが良いと思うが、実際に仮面の騎士がリボンの騎士と名乗ると、とたんにダサく感じてしまう。
元々、作品世界を象徴的に表すタイトルであって、当初は仮面の騎士の名前ではなかったのでは… OPに歌が入った時から、まだ「リボンの騎士」は本編中では登場していないのだが、
前川陽子が「リボンの騎士はぁ〜、ホンとはホンとは、私なのさぁ〜」と歌って
ネタばらしをしていたわけでありまして。
原作漫画を読んだことがなかった本放送あるは放送をはじめて観た人は、
「リボンの騎士」という番組は、主人公が帽子に大きなリボンを付けて
いるから、そういう番組のタイトルになっているんだなと、当然のようn
勘違いする仕掛けになっていたのです。そうして、放送2クールめの終わり頃
になって、やっと(国家反逆罪の囚人サファイアが扮装している)
怪人「リボンの騎士」なるものが登場してきて、自分はリボンの騎士だ、
などと偽名を名乗るわけなんです。そこではじめて、視聴者は、題名の持つ
意味がサファイア王子の帽子のリボンのことではなかったのかもしれないと
それまでの自分の考えていた世界観が崩れて自信喪失に突き落とされる。
ああ、明日からは何を信じて生きていけばいいというのか。 >>77
手塚はやっかみな神様だからなw
後に青年マンガに移行したのも劇画のそれだし
大友克洋の絵に対しても「あれぐらいなら描ける」と言ってたほど 第29話「雪の女王の最後」
にせサファイヤが古井戸に落ちてサファイヤの一言。「死んだわ」
助けんのかい!と思いつつ、落ちたら確実に死ぬレベルの井戸なのか?
サファイヤの男の心を取るためにメフィストがサファイヤとへケートを寝かせているところへチンクが!
カゲラの回と全く同じパターンで、繰り返しギャグかと… デジャブーというやつじゃな。
雪の女王の圧政に蜂起した民衆の描写。どこかの国も近い将来、こうなるのか。
王様一家はさわやかな笑顔でシルバーランド城へ帰還する。うろたえるジュラルミンとナイロン。ついこのあいだの25話のラストのようで、今回2回目のデジャブー。 >>81
タイトルになってるのになかなか出てこないダンガードAのようですよね。
ただ、アニメの仮面騎士はダサ過ぎる気がして…
仮面騎士は原作漫画(なかよし版)のようにほんの少しの出番にした方が良かったのでは… >>82
大友克洋の絵はうまいかもしれないが女の子が可愛くない。
手塚治虫の絵は女の子が可愛い。
この差は大きい。個人的趣味ですが… >>85
いや 個人的でもない 何故なら他人の俺も同意見やからや
所でレビューを書き込んでる方はいっそのこと第一話からやったらどうか?
まあ どっちでもエエですが。 >>86
85ですがありがとうございます。
私は手塚治虫の作品は全体の一部しか読んでませんが、その中で、なかよし版のサファイヤが1番可愛いと思います。
他にも可愛い女の子がたくさんいて、
へケート「リボンの騎士」
ビオレッタ「双子の騎士」
ルーナ「エンゼルの丘」
メルモ「ふしぎなメルモ」
ウラン「鉄腕アトム」
ピノコ「ブラック・ジャック」
エミヤ「プライム・ローズ」
ランプの精「こじき姫ルンペネラ」
みんな可愛い。読んでない作品にも可愛い女の子がいっぱいいることでしょう。 >>86
第19話から、アニメのリボンの騎士を見て思ったことを書いてました。読んでくれてる人がいたのかと、とても嬉しいです。早速、第1話を見て思ったことを書いてみました。
第1話「王子と天使」
手塚治虫演出。パイロット版の月岡貞夫も演出に名を連ね、パイロット版の映像も少し流用されている。
サファイヤは女の子だが男の心も持ってることを強調するためか、企画書どおり、やんちゃな王子さま的キャラで、なかよし版の可憐で乙女なサファイヤのファンとしては残念。
が、Bパートの赤ずきんサファイヤは非常に可愛く、この可愛い少女が剣をとって巨大な狼と戦う姿にはある種のセンスオブワンダーを感じる。
1986年頃、宮崎駿が「セーラー服が機関銃を持って戦うようなアニメは駄目なんです」と言ったが、その発言の20年ほど前に既に赤ずきんが剣をとって戦うアニメを創っていた手塚治虫に敬意を評したい。
ナイロンが、失敗した殺し屋を叱責する声が低目でショッカー首領っぽかったり、仮面ライダーがサイクロンで垂直なビルの壁を登るように、サファイヤがオパールで垂直な城の壁を登ったり、仮面ライダー好きに話したいネタもあった。 >>86
個人的な意見が2つあるだけやんw
絵の方向性が違うから同列で語るには無理筋かな?と個人的に思ったり >>89
大友克洋の作品は童夢とアニメのAKIRAを見ました。あらためて童夢の悦子の絵をネットで見たら、結構可愛いかもと思ってしまいました。さるとびエッちゃんから来てると知ったのも好印象。
手塚治虫の漫画的な絵と大友克洋の一見写実的?な絵は確かに同列では語れないかも… >>88
チンクは天国から地上に降りて12年も
さ迷ってたのね‥‥ >>91
チンクも身から出た錆とはいえ、苦労してますよね。
原作少女クラブ版では、サファイヤが生まれる前に神様はチンクをサファイヤの国におとし、すぐにでも男の心をとらせるつもりでしたが、チンクがお城へなかなか近づけなかった(勝手に入ったら不法侵入と主張した)ため、12年も経ってしまいました。 >>63
パイロット版、もう一回見たら、作画、良いカットも結構ありました。失礼しました。 第2話「魔王登場の巻」
の巻と付くのは他に第3話「武術大会の巻」、第22話「たいかん式の巻」、第27話「急げ!!黒雲島の巻」があるが、なぜかは不明。
脚本は第1話から引き続き、主題歌の作詞も手がけた能加平。全52話中、30本も執筆している。リボンの騎士のLPレコードでドラマ部分の脚本を書いた平見修ニと同じ人のよう。手塚治虫アニメ選集6では1話から数話の脚本が手塚治虫となっているが、これは間違いだろう。
メフィスト・へケート父娘の初登場回だが、へケートのテーマ、白鳥の湖のメロディーはまだ使われていない。
が、父娘漫才とサファイヤの心をとろうとするとチンクが!というパターンは今回から、というか、パイロット版からあった。今回もパイロット版から亡霊怪獣シーボーズ?のカットが流用されている。
メフィストの声は伴大造と同じで、高笑いする親ばかキャラが共通している。35年も前に亡くなっていたと知ってびっくり。
アニメ版はサファイヤが少年っぽくなったのとは逆に、へケートは原作の勝ち気で男まさりなキャラから優しい少女らしいキャラになった。
メフィストはサファイヤの男の心で娘を強くして魔法大学に入れ、大魔女にしようとしている。当時激化したと思われる受験戦争を意識したものか。
少女クラブ版がサファイヤの女の心で娘を女らしくしようとしていたのとは正反対だが、考えてみれば、悪魔なのだから女らしさを目指すより、男の心を身に着けようとする方が説得力はある。
なかよし版はヘル夫人がゴールドランド乗っ取りのためにへケートを女らしくしてフランツの妃に…というような、また違った設定。 95>>
その画は、雑誌誌面に載っているのと同じだろうか?
昭和42年にチャリティオークションということは、
テレビでリボン騎士をやっていたのと時期が前後あるいは
同じ時期だな。単行本でカットするからチャリティに出して
しまうというようなものなんだろうか? もしや、少女フレンド版も代筆であったことと不人気評判が悪かった以外にも、
その後に原稿を散逸させてしまっていたりなどしたのだろうか、それで
なのだろうか、単行本には一度もならず、誌面からの復刻もされていない。
でも、あなたは観てみたいはずだ、あるいは当時読んだ人は読みたいとは
思わんかね。いまならコンビニの単行本1冊にも満たない頁数だったと思うが。 第3話「武術大会の巻」
演出は富野喜幸。バロンとサファイヤの関係はランバ・ラルとアムロのよう。
バロン「うぬぼれるなよ小僧!お前はアキメクラだ」
サファイヤ「負け惜しみを!」
ランバ・ラル「うぬぼれるなよ小僧!そのモビルスーツの性能のおかげだということを忘れるな!」
アムロ「負け惜しみを!」
(セリフはうろ覚え、あるい空耳)
その他のガンダムねた
・サファイヤはカブトをかぶらない→シャアはノーマルスーツをあまり着ない
・バロンのライバル声が星一徹(昨日見たのに名前が思い出せない)の額の傷(セリフではそう言ってるが絵では顔を横断)→シャアの額の傷
・バロンの開閉式シールド→ビームシールド
・誰かガンダムハンマーみたいなの使ってた。
ガンダム最終回でアムロとシャアがフェンシングの剣で戦うのもリボンの騎士がルーツ? >>96
後で復刊ドットコムのなかよしオリジナル版で確認したいです。 >>97
私も読んでみたくて、国会図書館で当時の少女フレンドを借りて読みました。
25年ほど前ですが、コピーもできました。 >>96
復刊ドットコムのなかよしオリジナル版で確認したところ、2色カラーになってました。
http://imepic.jp/20180411/818030 第4話「踊れフランツ」
フランツとブラッド初登場。役者がそろい、サファイヤを中心にした相関図が書けそう。ブラッドはジュラルミンにおじぎをしなかった罪で囚人となっており、フランツの兄ではないようだ。
フランツは手塚治虫スターシステムでロックがキャスティングされており、アランドロンファンの穴見和子の意向が反映されているとかいないとか…後に手塚治虫は「失敗だったかも」と言っているが…
虫プロ常務の穴見薫は1966年12月に亡くなっており、1967年4月のリボンの騎士放映開始を控えながら夫に先立たれた穴見和子の心中を推しはかれるものではないが、そのような激動の中でアニメ版リボンの騎士が生まれていたとは、つい最近まで知らなかった。
フランツに初めて会った時のサファイヤの表情。赤い糸で結ばれている人に会った時の表情としてさり気なくて良い感じ。ナイロンの気配を察してすぐ席を離れるのがサファイヤらしい。
そして、前スレでも書き込みがあったが、ラストシーンもとても良い感じ。夕陽の中で再会を約束して別れる2人。名シーンは名演出(富野喜幸)によって生まれるものか。 リボンの騎士の「騎士の掟」というエピソードは、
黒い騎士が夫を失って一人で息子を育てていた某女性アニメーターを
比喩したものであると読み解けば意味深な回である。バラの香水
(プライムローズ)を普段つけていたということもモデルの事実と符合する。
ちなみに手恷。虫の漫画でプライムローズというのがあるし、
W3のアニメの中にも国際女スパイでバラの香水を匂わせているという
のが出てくるなど(もちろんアニメだから匂いが視聴者にとどくわけ
ではないのだが)、いかにもみな関係者にだけわかる楽屋落ちを
やっていたんじゃないのと思わざるをえない。Nさんをいじって遊んでる感じ。
美人はみんなが気にするから、ヒルダはみんなをバラバラにする。
ああ、そういえばもしかするとヒルダも >>104
三つ目がとおるの和登さんのモデルと知ったばかりでしたが、プライム・ローズもNさんの香水から来てたかもなんですね。 第5話「怪物の谷」
原作少女クラブ版の巻頭言やアニメ版の企画書にあるとおり、世界の昔話等はリボンの騎士に欠かせない要素だ。
第1話は童話の赤ずきんが入っていたが、今回は昔話のセオリーにのっとった、ロールプレイングゲーム的なお話になっている。
時代は第一次怪獣ブームで、パイロット版及び第2話のシーボーズ?、第1話の巨大化する狼に続いて、怪獣のような怪物が登場する。
倒した火の怪物の頭から尻尾の先までサファイヤが歩くのをフォローパンで追ったカットは怪物の巨大さが感じられて秀逸。
演出の坂口尚三は漫画家でもあった坂口尚で、没後、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞している。あらためて、アニメ版リボンの騎士のスタッフは豪華… ブラジルの国民的漫画家がリボンの騎士を描く予定のTEZUKA MIX、創刊見合せだそうです。残念。
http://tezukamix.net 第6話「コビトと巨人」
冒頭、チンクが小舟で遊んでるシーンで
流れる歌は、懐かしのミュージッククリップでは「チンクのうた」となってるが貴家堂子なのか?声が違う気もするが…
♪3つの願いをかなえてくれる魔法の鬼がいるそうな
と今回のすじが入っている。
今回、
・アラビアンナイト、ランプの精
・ガリバー旅行記、小人の国と巨人の国
・ジャックと豆の木
がネタになってるようだが、他にもあるかもしれない。
願いをかなえてくれるという巨人に、願いは自分でかなえるというサファイヤ。
えらすぎる!地球の平和は地球人が自分達でつかみとってこそ価値があると言ったゾフィーのようだ。
演出の赤堀幹治はジャングル大帝の原画に名前があり、リボンの騎士初期のチーフディレクターに抜擢されたようだが、私の乏しい知識では詳細不明。
手塚治虫アニメ選集6ではリボンの騎士の作画監督 赤堀幹治となっており、穴見和子の名前がない。この本を見た人はリボンの騎士の作画監督=赤堀幹治と覚えてしまったのではないか? https://twitter.com/tezukamix
TEZUKA MIXってどういうものになるはずだったんだろうかな? あの歌は、往年の青少年向けアイドル歌手だった本間千代子が歌ってるはず。
「。。チンクの願いを叶えてくれる、。。。♪」。 >>110
情報ありがとうございます。
ウィキペディアに本間千代子について
「小学校に通うようになってからは「みすず児童合唱団」で歌の勉強を続ける。先生はやがて姉の夫となる当時高校3年生であった冨田勲であった」
とあり、冨田勲とつながりました。 >>109
漫画界の巨匠、手塚治虫の生誕90年を記念して、
国内外の漫画家が手塚の作品を描く雑誌が今春、創刊される。
目玉は映画「ローマの休日」のストーリーを下地に手塚の名作「リボンの騎士」を重ねていく漫画の新連載。絵は手塚と親交があったブラジルの国民的漫画家、マウリシオ・デソウザ氏(82)が描く」
というもののようです。
マコとルミとチイのルミも
「今しばらくお待ち下さい」とツイートしているので、延期なのかも…
https://mobile.twitter.com/musicrobita/status/981818801388793856 リボンの騎士の作者
手塚治虫のふりがなとして正しいものに○を付けてください。
1. てずか おさむ( )
2. てつか おさむ( )
3. てづか おさむ( ) 第7話「のろいの白鳥」
チャイコフスキーの白鳥の湖がBGMの回。へケート登場時に使われた旋律は、以降、へケートのテーマとして使われた。
へケートの声は荘司美代子、白石冬美、武藤礼子、栗葉子のダブルキャストならぬ4人キャストの内、今回はパイロット版でサファイヤを演じた白石冬美。パイロット版のへケートは沢田和子?
少女クラブ版初の単行本、講談社の漫画文庫の作者のことばで手塚治虫が
「白鳥にかえられた王女さま、下界におりたかわいい天子の子、空をとぶ金の船、ふしぎな魔法つかい…こういったおとぎ話は世界じゅうどこの国にもあるようです」
と書いているように、白鳥にかえられた王女さまというモチーフはリボンの騎士の構想時から意識していたようだ。
チャイコフスキーのバレエ音楽、白鳥の湖は童話「奪われたヴェール」を元に構想されたとのことで、元ネタを追っていくとキリがないが、白鳥にかえられた少女という部分で今回、白鳥の湖がBGMとして効果的に使われている。
原作漫画では白鳥になるのはサファイヤだが、アニメではガリゴリの娘マリ。話がそれるがなかよしオリジナル版のバレリーナのような白鳥サファイヤはすばらしい。
目の前の白鳥がマリと分かったサファイヤの一言。
「びっくりしたなぁ、もう」
当時の流行語、てんぷくトリオ三波伸介の当たりギャグだ。
演出の上梨満雄はうる星やつらやクリィミーマミのスタジオぴえろの創設者の1人と知った私は「びっくりしたなぁ、もう」である。 >>114
1. てずか おさむ(○)
2. てつか おさむ(○)
3. てづか おさむ(○)
少女クラブ版連載第1〜3回は「てずかおさむ」と表記されている。
第4回は作者名の記載がなく、第5回と思われる別冊付録はふりがながふっていない。
第6回からは「てつかおさむ」と、にごらなくなった。
1953年(昭和28年)7月号とじこみのしおりは「てづかおさむ」になっている。
なかよし版連載時は「てつかおさむ」
現在は一般的に「てづかおさむ」
連載時リアルタイムの60代70代の人は「てつかおさむ」と覚えていそう… >>116
少女クラブ版連載第1&12316;3回は ☓
少女クラブ版連載第1から第3回は ○
第4回は作者名の記載がなく、☓
第4回は赤い背景に赤い字で読めず、○ リボンの騎士のヒロインの名前は?
1. サファイヤ
2. サファイア
3. Sir Fire >>118
‥‥‥分かった! なかよしでのヘケートやな? ピンポン!正解です。
ヒロインとは女性の重要人物という意味もあり、へケートはまさに重要。それになかよし版のへケートは超かわいい❤ >>118
1. サファイヤ ○
2. サファイア ○
3. Sir Fire○?
少女クラブ版はサファイヤ、なかよし版は連載時及びなかよしコミックス、別冊少女フレンド増刊ではサファイヤ。
アニメ版もサファイヤ。
昭和44年に発行されたゴールデンコミックス手塚治虫全集に収録されたなかよし版でサファイヤ→サファイアに変更され、以後、なかよし版はサファイアに統一されたとのこと。
現在、一般的にはサファイアと表記されることが多いようだ。
手塚治虫アニメ選集6に英語版の台本が載っていて、Sir Fireと書いてあるが、Sirは男性の敬称で、Fireという名前なのか?この本はアニメ版の本なのになぜかサファイアと表記されている。 フランツ王子が女装して結婚すれば良かったのに
ロック顔はよく女装してるからな 第8話「幻の馬」
チンクが見る夢はパイロット版の天国の映像。
パイロット版はチンクの声が異なり、実際の子役?なのか悪ガキ感があったが、タラちゃんの声だといい子すぎる感じもする。
地上に降りてからのチンクは改心したのか(12年もサファイヤをさがして苦労したし)、いい子なので問題ないが…
天馬さんが空かける映像はなめらかな動きですばらしい。
ラストシーン、サファイヤのセリフ
「幸福は天馬が運んでくるんじゃなくて僕の力でつくるものなんだ」
えらい!今回もゾフィーのようなことを言っている。
今回、脚本は能加平に変わって内山順一郎という人で、怪獣王子の脚本も書いたようだが詳細は不明。
演出の瀬山義文はジャングル大帝でも演出を担当した。辻真先のホームページに写真が載っていて、既に故人のようだ。アニメ版リボンの騎士のスタッフも今は亡くなられた方が多い。 >>123
ジャングル大帝と言えば関西では
平成版の再放送が先日終わりました
感想としては「うーん 真面目」でしたな
個人的には同じ真面目さでも昭和版が良かった
新しい方は綺麗事言い過ぎで共感出来ない
古い方は、まだドタバタ感があって楽しかった。 >>122
フランツは男だけど女の心も持ってるという設定にして、普段女装してるけど実は男の子みたいなものでもアニメ版のロック顔ならできそうですね。少女クラブ版やなかよし版のフランツだと女装は似合いませんが… >>124
平成元年放送のジャングル大帝は本放送で見たきりですが、レオが他の動物を「殺したい」という衝動を抑えようとするシーンがあった気がして印象に残っています。
脚本の平見瞠はリボンの騎士の能加平こと平見修ニと関係あるのかと検索しましたが分かりませんでした。珍しい苗字なので…
昭和40年放送のジャングル大帝は40年ほど前の再放送で見たきりですが、音楽の冨田勲、声優の太田淑子等、アニメ版リボンの騎士と共通していて、また見てみたいです。 昭和40年放送のジャングル大帝は40年ほど前の再放送で見たきりですが、音楽の冨田勲、声優の太田淑子等、アニメ版リボンの騎士と共通していて、また見てみたいです。
DVD-BOXをぜひかいませう >>127
ジャングル大帝52話と進めレオ26話、合わせて78話も入って14,000円…1話あたり180円…
リボンの騎士はブルーレイが出たら買いたいですが、ジャングル大帝はリボンの騎士ほど思い入れがないので、DVDを買いたい気もしますが…
40年ほど前、本当はリボンの騎士のカセットテープが買いたいのにジャングル大帝のカセットテープを買ったり、
本当はリボンの騎士のキャラクター設定書が買いたいのにジャングル大帝のキャラクター設定書を買った記憶が蘇ります。
なぜそんなことをしたのかと言うと、当時小学5年生の男の子だった私は、リボンの騎士は女の子向けという周囲の視線を気にして、つい、男の子向けのジャングル大帝を買ってしまったのです。
カセットテープの方は後に同内容のLPレコードを買えましたが、虫プロ発行のキャラクター設定書は未だに入手できておらず、後悔先に立たずです。 第9話「こわされた人形」
脚本は能加平 演出は富野喜幸
「この国にはまだまだデタラメな掟がいっぱいあるんだ」
ラストシーンのサファイヤのセリフが、今回のお話を一言でまとめている。
悪魔除けの人形をこわした者は死刑という、それこそデタラメな掟に異を唱え、人形をこわしたサファイヤ。掟により死刑台へ。
「チンク、リボンの騎士も長くなかったね」という迷セリフを残して死刑執行されそうになるが、死刑執行人の息子により縄をとかれる。
サファイヤを殺されては男の心がとれないとメフィストが現れ、
サファイヤはガンダムハンマー?やヒートホーク?でメフィストに応戦するが、メフィストにはきかない。そこへ、いつものパターンでチンクが! メフィストはいつものように逃げてゆく。
「悪魔除けの人形は悪魔にきかなかった。あの人形はインチキだったんだな。こんなに面白いことはない。ジュラルミン、面白かったら笑え!」
可憐な乙女とはほど遠いが、男の心がそうさせていると思うことにしよう。
リボンの騎士は、女性は王位につけないという因習にとらわれた国を舞台に、一人の王女が因習を打破する物語といえるかもしれないが、今回のお話は、因習に異を唱えて勝利する点で今後の展開を予感させる。
男性社会に対する女性の反撃?を男性である手塚治虫が描いているのは興味深い。真の意味での男女平等、男の心、女の心、それぞれの長所、短所を認めながら、平等に…というようなメッセージなのかもしれない。 昨日カラオケでリボンの騎士を歌いました。
DAMですが、ナレーションも表示され、イントロが短いバージョンでした。
歌詞は王子編が2回繰り返され、アニメ映像は出なくて残念。
DAMとも録音も結構公開されています。
https://www.clubdam.com/app/damtomo/SP/leaf/SongLeaf.do?contentsId=2811950 >>129
そうなると今の世は「男性が偉そうにしてる世界」を「男女平等の世界」にしようと言うのではなく
「女性が偉そうにしてる世界」になっていってるだけかもな?
少なくともサファイヤは「女性の権利」に甘える事なく命懸けで戦ってる。 自分たちが掟を破ってそれをひた隠しにしている罪人なのに、それを暴こうと
してくるジュラルミン一派を悪者にしているなど、自己中心的でわがままで
認識が歪んだ、被害者意識の強い、女性的な視点発想が根底にはあると思う。
悪いのは王様一家とその側近。ジュラルミンの方に法の正義がある。
事後に新たな掟を公布したからといって、過去の罪は消せるのか怪しいし、
事後法だから、当事者には適用されないだろうので、次世代からは女でも
王位に就けることにはなってもサファイアには無理だろう。
それに、王様が死んだと思って即位式をしてしまった以上は、
王様は隠居でサファイアが王になって、それが王位を剥奪されたと
考えると、王様もサファイアももう王位を奪い返すとなればそれは
クーデターでしかない。王権の正当性を主張するのは難しい気がする。 >>131
もし手塚治虫が女性で、しかも偏った考え方の持ち主だったら、リボンの騎士は、単に男社会を女社会に変えようとするような、極端なフェミニズムの漫画になっていたかも…
原初の世界、人間が両性具有だったとする神話は世界各地に存在するそうです。
リボンの騎士が今も普遍的な価値を持つのは、男性とか女性とかの性別を超えた両性具有の存在、男の心と女の心を併せ持つサファイヤという稀有なキャラクターが、男でもなく、女でもなく、一人の人間として懸命に生きているところにあると思いました。 >>132
すみません。富野喜幸演出回だったので、つい… >>133
おっしゃっていることは筋が通っていて、「悪法も法なり」という言葉を連想しましたが…
ここで重要なのは、王様が「王女でも女王になれる」と新しい掟を書いた時間です。
アニメ版第22話「たいかん式の巻」冒頭で王様はこの掟を書き、直後、暴漢に襲われ、拉致されます。
掟を書いたなめし革は燃やされたかに見えましたが、暖炉に残っていました。
この時、王様は王であり、サファイヤは王女です。
つまり、この時点でサファイヤは正式な王位継承者の資格を得たのです。
事後法ではなく、事前と思います。
確かに、王女を王子と偽っていたのは良いことではありませんが、罪としては軽いでしょう。誰も実害を被っていません。あえて被害者は誰かと言えばサファイヤ本人でしょう。 法律は公布されてから施行されるものなので、
まだ公布していない段階で拉致監禁されたのだから
有効ではない。最後に王様が広場で民衆に向かって
読み上げたときが公布した最初になるだろう。
それに、執筆中に襲われたのだから書きかけだし、
御名御璽の印をまだ押して居なかったのではない
だろうか?それではまだ草案・原稿とでもいうべきでは? 第10話「サファイヤのカーニバル」
脚本は大御所、辻真先。辻真先は全52話中15本で、能加平に次いで多い。
アニメ版でサファイヤが亜麻色の髪の乙女に初めて扮する回。乙女ではなく女の子と言っている。
漫画では祭に行けないサファイヤを哀れんだ王妃がカツラをかぶれば分からないだろうとはからったが、アニメでは謎のコスプレイヤーチームにむりやり女の子の服を着させられる。
アニメはやんちゃな王子様キャラで、第1話でも女の子の服を着るのをいやがっているので、こういう展開になるのか。
亜麻色の髪の乙女姿のサファイヤはフランツとワルツを踊る。バイオリンがフランツのテーマを奏で、ロマンチックな雰囲気を醸し出す。
フランツのテーマはフランツが出ないパイロット版ではサファイヤのテーマだった。
ジュラルミン・ナイロンのサファイヤ暗殺計画で、きちがい人形が射た矢はサファイヤの胸に命中する。が、フランツからプレゼントされたディープアクアミラー(←ちがう)が命を救った。まさにタリスマンである。
演出の上口照人はアニメーションディレクターでもあったようで、ガンダムでアニメーションディレクターといえば安彦良和だが、そのような要職だったのか?
リボンの騎士はアニメーションディレクター、デザイナーディレクター、作画監督、作画制作等、肩書きが色々あってよく分からない。 >>138
22話で王様は掟を変える御触れを書き終わり、ハンコを押しています。
25話のセリフは次のとおりです。
ジュラルミン「シルバーランドの掟では女は後継ぎにはなれないことぐらい誰でも知っていることでしょう」
王様「そうだ。わしがその悪い掟を変えるまではな」
ナイロン「掟を変えた?勝手に変えたってだめです。証拠がなくっちや」
王様「証拠ならここにある。ちゃんと王のハンコを押した立派な証拠がな。わしは閉じこめられる前にこれを書いてハンコを押した。
では掟を変える御触れを国民諸君の前で発表しよう。
女は王位につけないというこのシルバーランド国の掟を変える。女でも女王となって国を治めることができることを王の名においてここに定める」
現代の日本のように、公布されてなけれは有効でないのであれば、138さんのおっしゃるとおりかもしれませんが… 「サファイヤのカーニバル」については想い出が一つある。
本放送の頃、初代のパーマンも本放送をやっていたのだ。
リボンの騎士で、山車の人形が射た矢が見事サファイアの胸に命中したが、
(しめた、ドンピシャリ!とナイロン郷が叫んだ程)、サファイアは無事だった。
それはフランツが女であるサファイアにプレゼントしていた鏡が守ったのだった。
さて、その放送とそれほど日が開いていないとき(翌週だったかな?)パーマンの
エピソードのなかで、やはり、光男が胸にいれてたピーバッチのおかげで
助かったというシーンが出て来て、ええええと思った。
うーん、もしかしたら脚本かいたのが同じT氏だったりしたのかな??? >>141
パーマンの本放送は毎週日曜日19時30分 - 20時にTBS系、
リボンの騎士は13話までは日曜日18時30分 - 19時にフジテレビ系、14話からは30分早まって18時からということで、確かに同じ日にやっていたんですね。
第1話が昭和42年4月2日に放送されてるのも同じです。
サファイヤのカーニバルの本放送は昭和42年6月4日。
T氏はパーマンの脚本も書いてるようなので、その回はT氏脚本だったのかもですね。 アニメのサファイアは男らしい性格なので、
鏡を貰って怒ってたっけ。
フランツは女みたいだとからかってたのか >>143
からかう気持ちもあったかもしれませんが、フランツはサファイヤの秘密を第4話で既に知っていて、からかい半分、まじめ半分で、女の子は鏡が好きだろうとプレゼントしたのではないかと…
サファイヤの声の太田淑子はひみつのアッコちゃんの声でもありますが、アッコちゃんについて赤塚不二夫が「女の子は鏡が好きだからね」と言っていたような… フ:これ君にプレゼントするよ。
サ:なんだい?これは。
フ:鏡さ、君は女の子なんだろ、鏡ぐらい持っていなよ。
サ:女じゃないっていっているのに。
フ:いいから持っておきなよ。
サ:ちぇっ、勝手にしろ。
という伏線張りしてあったわけです。
(台詞はうろ覚えなので、正確なものではありません。) メタな話をすると、そう言っているフランツ王子こそ実は
(中の人は)女なのだった。 >>146
フランツの声の喜多道枝は花の子ルンルンのナレーションで花言葉を語っています。
リボンの騎士第4話でフランツが
この花の花言葉はね、「秘密」さ
と言っていたのも何かの縁でしょうか。 フランツはサファイアが女だと知った後も人に言わなかったみたいなので良いやつなのか
女が王になれない事も知ってたのかな 踊れフランツの巻で初登場したフランツは、ナイロン郷から
サファイアは「変なの、男か女か分からない、調べてみては
くれませんか」と、ナイロンにいわれて「そいつは面白いな」
とナイロンに強力する姿勢をみせ、船の上でサファイアを
ダンスに誘って手を握るだけでたちまちサファイアが女で
あると知り「君は女だろう、手を握って分かったよ」と
大勢の前で言ったので、「違う」とサファイアがいったが
「僕にはわかるんだ」といったために、ついにサファイアは
周りの目と耳もあるので怒って剣を抜き、「違う僕は男だ。
無礼な、こうなれば決闘だ、さあ剣を抜け!」といったので、
周りは(両国の王子が剣を抜いて決闘だなんて)大変なことに
なったという緊張が走った。フランツは「ごめんごめん」と
とりなそうとしたときだった。そのとき、ガレリア船の船倉の
地下室から囚人たちが脱走をして、その場の流れを変えてしまった。
。。。結局その回のエピソードのなかで、フランツはサファイアの
置かれている立場を理解して、最後の別れのシーンでサファイアに
「ああこの花を君にあげるよ」と野の花(忘れな草)を差し出す。
「花?花なんて要らないよ」というサファイアに
「その花の花言葉はね、「秘密さ」」と言ってフランツは別れた。
つまり、僕は君が秘密を持っていることを知っている(でもそれを
黙っておくよ)ということを伝えた。 第10話「サファイアのカーニバル」の中で、
フランツはサファイアに、「お城の中にばかりいないでたまには
外に出て遊ばないと、王子のうちに遊んでおかないと将来王様に
なったら毎日がたいくつで面白いことなんかできなくなるんだぜ」
などと、遊び人として日々を気楽に過ごすことを提案するが、
サファイアはそれどころではない、
「悪いナイロンやジュラルミンがいつも僕を殺そうとするんだもの」
などとフランツに対してサファイアはそんなことをあっさりと
「愚痴」をこぼしていたりもする。
そうしてその後には、フランツはナイロンたちがチンクを拉致して
どこかの工場のようなところに押し込めてしまえと言っていたよと
サファイアに伝えたり、サファイアが山車の心臓部に乗り込んで
いって捕まっていたチンクを発見したときに、フランツもそこに
乗り込んで来て、人形を壊そうと協力する、そうしてあわや爆発の
危機のときに、間一髪で三人は脱出して難を免れる。この回でもって
フランツは,サファイアが常日頃から命を狙われている立場にある
ことを完全に理解した。 >>149
なんちゅうお洒落なやっちゃねん!
手塚さんは原作のフランツは気に食わない(格好つけだから)
との事だったが このロックフランツは気に入ってたかな? 第11話「ねむりの精」
脚本は再び能加平。
プラスチック初登場。パイロット版のプラスチックはサファイヤが生まれた時点でおしゃぶりをくわえてジュラルミンの後を歩いていたからサファイヤより年上。幼稚園を8年かかって卒業したとのことだ。
プラスチックは夏に冬イチゴが食べたいと駄々をこね、イチゴをさがしてシルバーランド兵士は夜の森を荒す。
怒ったねむりの精サンドはプラスチックを眠れなくさせてしまった。
サファイヤはプラスチックを治す方法を教えてもらうため、手をついてサンドにたのむ。
「お願いします。どうか教えてください。」
えらい!ジュラルミンの息子のためによく一生懸命になれるなと感心する。やはりサファイヤは心の優しい娘だ。
プラスチックを治してくれたサファイヤにジュラルミンは「何と感謝してよいやら」と感激する。ジュラルミンもプラスチックのことになると人並の親なのか。
ねむりの精サンドの声はドラえもん、弟エンドの声は新オバQだ。新オバQといえばサファイヤは正ちゃんだった。
演出の大貫信夫はデザイナーディレクターでもあったようだがデザイナーディレクターって何かよく分からない。手塚治虫の「展覧会の絵」の演出や原画も担当しており、それで抜擢されたのか。 >>151
手塚治虫漫画全集のリボンの騎士少女クラブ版あとがきより
「テレビのリボンの騎士は、長い物語を読み切り形式に変えたため、不必要なエピソードがたくさんはいったり、サファイヤも何回も決闘したりして、原作とかなりちがいます。
ことにフランツ王子を思いきってロックの役にしたことは、ある意味では失敗だったような気もします。」
と言っているので、気に入ってなかったのではないかと… >>150
サファイアのカーニバルで、
ブルーサンダーが、暴走する人形を
城の手前で、仕留めるのだッ 第11話の眠りの精のあたりで、視聴率が予定の半分程度で振るわないから
スポンサーのサンスター歯磨きから、1クールでスポンスを打ち切りする
という通告が出て来て、衝撃が走ったのであった。
当時の人気が頂点に達してたシャボン玉ホリデーにぶつけたことが
良くなかったのだが、日曜日のゴールデンタイムだから、スポンス料金も
高かったはずで、サンスター歯磨きとしても、期待外れの視聴率では
収まりが付かなかったのだろう。カラーで放送されてはいたが、
それをカラーで見られた世帯はまだほとんどいなかった。
ジャングル大帝の場合にはカラーテレビを製造販売する三洋電機だった
から理屈は立ったが、カラーだから3倍とも言われた価格を出すだけの
メリットが無かったのだ。それで1クール13話でもって時間と曜日を変えて、
複数スポンサーの乗り合い方式で提供し、そのスポンス料金で不足した
製作資金はフジテレビから借金をして凌ぐことになった。
放送を延期する方法も考えられたが、マーチャンダイジングの関係で
1年間放送とあらかじめ想定した契約になっていたために、莫大な違約金が
発生するので、それよりは借金をしてでも放送を継続する道を選ばざるを
得なかったという。(私が思うに、リボンの騎士のテレビ版は、このような
事態になったので、それでも途中2クールまでで打ち切りになってしまう
可能性を想定して放送エピソードを構成したように思える。つまり現在の
エピソーオ番号25話の「王様バンザイ!!」までの話でひととおり終わりだ
というパターンも考えられていたのではあるまいか。) 製作を継続したマーチャンダイジングの契約以外のもう一つの理由は、
アメリカのNBCテレビなどに売れるのではないかという期待感を
社長の手恷。虫が持っていたことが考えられる。
つまり借金をして製作しても海外売りができれば、それで補填して黒字化が
十分にできると踏んだのではないだろうか。
しかしあいにくながら当時は買っては貰えなかった。
まず動物アニメでは無くて人物アニメであり、当時の少女漫画風の絵柄が
あの頃のアメリカ人の好む画のスタイルでは多分なかったこと、
また政治的な中立性を気にしなければならない準国営放送のNBCにとっては
保守的なクリスチャン層などの社会反発を恐れたのだと思われる
(つまり当時アメリカで起きていたレズビアン、ゲイ運動などのもめ事に
巻き込まれる懸念など)、それとディズニープロからの権利侵害の言いがかり
訴訟のリスクを恐れたとも言われる。それで結局、起死回生の望みは断たれてしまう。
悟空の大冒険の中途半端な話数での放送終了とリボンの騎士の単独スポンサーが
降りたことなどにより、広告代理店やテレビ局、各社のテレビ広告担当者に対する
虫プロダクションのブランド的な価値は一気に没落した。ここからが、虫プロの迷走と
低迷の始まりだった。 原作はもう少しお兄さんかお姉さんだから
フランツが原作と同じ顔で子供になったら似合わないから
ロックで正解だと思うな これは想像だが、ロックをフランツにしたのは、
もしかするとアランドロンが好きだった某中村さんの意見を取り入れたのかも
しれない気がする。なにも証拠はないのだが。それを匂わせるところがある。 >>156
ウィキペディアに
「作家としての窮地に立たされていた1968年から1973年を、手塚は自ら「冬の時代」であったと回想している」
とあり、アニメ版リボンの騎士は1968年に終わりましたが、手塚治虫も、虫プロの人々も、苦労したようですね。 >>155
チャンピオン連載のブラックジャックと一緒やんw
いつでも、どこでもキレル状態
まあテレビなので1クールごとのウチキリ想定だけどね 今の人からすれば信じられないような話かもしれないが、
リボンの騎士の目標視聴率は最低でも20%を確保することだった。
25%ぐらいを期待していたりもした。でもそれはとても甘かった。
当時は少年漫画と少女漫画の垣根は高くて、少女は少年漫画を読んでも、
少年が少女漫画を読むことは禁断の園に立ち入るようなものであり、
家庭内に姉でもいなければ、原作漫画にふれる機会は無かったはずだし、
漫画連載はアニメ放送よりも前に終わって期間が空いていた。少女フレンドに
にわかにSF仕立ての話が連載されていたりもしたが、それはなかよしに
連載された漫画を踏まえたものでありました。
ジャングル大帝などに比べれば、リボンの騎士はより精神年齢が高い
内容となっており、また苦悩あり、暗殺、毒殺あり、セクハラ(少女の
女の秘密を暴く)あり、の当時の子供の感覚ではちょっといけないエロ
アニメのような性格もあって、全く健全なほがらか家庭団欒用の作品とは
とうてい言い切れないものだった気がします。
とにかく、なかよしの連載を最初から読んでいた人がいたら、本放送時に
はある程度上の年齢だったし(総集編的な雑誌は出てたにせよ)、男子は
読んでいないか知らない。まだ当時はかつて連載された漫画が単行本になって
本屋の棚に並んでいるような時代でもなかった。
だから、認知度の点で不利だった。
そのため10パーセント台の視聴率しか上げられずに、最初の一社提供番組
だったスポンサーは降りた。いまなら10%もあれば良い方だが、当時は
それでは失敗と見なされた(特に日曜のゴールデンタイムです)。 >>161
リボンの騎士の放送時間
1967年4月2日 - 同年6月25日(1 - 13話):日曜18:30 - 19:00フジテレビ←サザエさんの枠
1967年7月2日 - 1968年4月7日(14 - 52話):日曜18:00 - 18:30フジテレビ←ちびまる子ちゃんの枠
まさにゴールデンタイムですね。 小学館の学年誌に連載出来れば、小学生をターゲットとして
視聴率がもっと稼げたのかもしれないが、リボンの騎士は
講談社の雑誌である月刊の少女クラブ、なかよし、(そして少女フレンド)と
講談社あっての作品だったわけだから小学館にテレビバージョンを載せる
ということはできなかったのだろうかな。でも、リボンの騎士が放送終了して
数年後の小学館のゴールデンコミックスという漫画の単行本シリーズ
(手恷。虫の一種の全集で多分全部で50冊や100冊ぐらいを目指していた
と思う)では一応リボンの騎士も入って売られてたはず。でも虫プロ商事が
コミックスの単行本を出すようになったためなのか、版を(大して?)
重ねずに、すぐに売られなくなった(同じゴールデンコミックスなら
白土三平の作品の方が長らく売られてたと思う)。しかも小学館のGCは
頁の制限で雑誌なかよしの連載版からはかなり短縮している。もちろんモノクロだ。 第12話「おんぼろ王子」
今回はこじき王子をネタに、サファイヤとジプシーの少年ジェムが入れ替わるお話。
ジプシーについて、
漫画の双子の騎士ではサファイヤの娘ビオレッタがジプシーの仲間になり、占い師の老婆がビオレッタの秘密を占うシーンがある。アニメではジェムと入れ替わったサファイヤを老婆が占うと「ジェムは女と出た。私もやきがまわった」というようなシーンになっている。
ストーリーは後半、マッチ売りの少女ならぬタキギ売りの少女へと移行する。ジェムの妹ペッパーが、ジプシーの親玉にタキギを売ってくるように命じられたのだ。その日、稼ぎの無かったジェムの代わりに…
ここからは、かわいそうな女の子の物語といった感じの超アナクロな世界。
陽もとっぷりと暮れ、冷たい風が吹きすさぶ。
「タキギはいりませんか?」
「いらないよ!」
タキギが売れない。
そこへ通りかかった馬車と接触して、ペッパーはタキギを川へ落としてしまう。そして、タキギを拾おうとして、川へ転落するペッパー。
そこへチンクが!
「雷(ゴロゴロ)さん!あの子を助けて!」
雷で木が倒れ、川に橋をかける。チンクはペッパーを助けるが、その命は風前の灯。チンクは神様に頼み、ペッパーは助かった。しかも金までもらった。
金を持ち帰ったペッパーは、サファイヤを解放してもらう。
自分の暗殺計画を耳にしたサファイヤは、入れ替わったジェムが危ない!と現場に急行し、ジェムは助かった。
演出の内田有紀彦について、
鉄獅子の回は個人的に納得いかなかったが、今回のタキギ売りの少女は一種独特のアナクロな世界に惹かれるものがあった。 >>163
昭和40年のW3事件は講談社の少年マガジンから小学館の少年サンデーに掲載誌を変更しているので、小学館の学年誌にも載せられそうではありますが…
アニメ版リボンの騎士の時期は講談社との軋轢が続いていそうで、少女フレンド版が代筆なのももしかするとその関係? >>151
あ、やっぱり手塚先生、フランツのこと好きじゃなかったんだw
ブラックジャックで酷い役柄をやらされてた上に、別の話ではサファイヤをブラッドとラブラブ夫婦にしてたから
先生もしかしてフランツのこと嫌いなのかな?と、ずっと思ってたから なかよし版のリボンの騎士の打ち切りと、W3事件の時期的な前後関係は
どうなっていただろうか。なかよし版のリボンの騎士は、最後の頃は
ぐだぐだ連載になっていて、話を閉じられずに引き延ばしをしていた
ような印象がある。それが手恷。虫が東映動画や虫プロでアニメに
関心を移してしまって余りうまくストーリーの組み立てをせずに
ぐだぐだになったのか、それとも人気が高いからという理由で
編集に引き延ばしを要請されていてそれに応じて延ばしてみたが、
気力が入らずに人気が下がって打ち切りになったのかそれとも
描いてやっぱりもう限界だ蛇足だと感じたのか、とにかくお終いに
なってしまった。W3事件がなんらかの関係があったのだろうか? >>167
なかよし版は1963年(昭和38年)1月号〜1966年(昭和41年)10月号に連載していたようで、確かに1965年(昭和40年)のW3事件と時期が重なりますね。
なかよし版の最終回、連載時は第一部完となっています。もしかして、昭和42年4月のアニメ版放送開始に合わせて、第二部をなかよしで連載する予定もあったのでは?
それが、W3事件で少年マガジン編集部と軋轢が生じて同じ講談社のなかよし編集部にも坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで「なかよしには描きません」とか…
結果的に、同じ講談社の少女フレンドに連載はしましたが、他の人の代筆という… >>166
ブラッドはサファイヤと夫婦ですが、死んでしまって、腕だけ生き続けるという…
ブラック・ジャック1話のロックをフランツとすると、
フランツ:死亡。ブラック・ジャックの手術でロック顔だけ他の人に整形される。
サファイヤ:黒こげになって死亡
ブラッド:死亡。ブラック・ジャックの手術で腕だけ他の人に移植
とリボンの騎士キャラもえらい目にあってますね。
ブラック・ジャックは一部しか読んでないので、もっとありそう… >>169
他にもサファイアを夜の商売やる悪女として扱った話もあるな
宝石をいやらしい目で見てたなあ
ああ 思い出すとラーメン食べたくなる‥‥。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています