>>572
> ペリーヌのクォーターに誰も気付かないのはへんじゃない?
インド人もコーカソイドということはあっても、フランス人とは相当に違うから
かなりの人が見た瞬間に、あれ?と思うはず//

きっと、そういう事でしょうね。それゆえ比率を1/4としたんだと思う。

>>533
家なき娘の記載では、明らかにマリさんは、ドルサリという姓のインド人だ・・・
アニメの製作者がこの原作記載を知らなかったとは考えられない。
つまり、敢えてマリさんを英印ハーフという設定に変えた、という事になる・・・
アニメでは、フランソワーズお婆さんに重要な役割を付与する等の設定にて、
正体が明らかになる過程を丁寧に描いている。
この過程を不自然さを無くする為には、どうしてもマリさんの出自と、
ペリーヌの容貌についての設定を変更しなければならない、という判断があったように思われる。
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/ranime/1516404599/531-533n

ペリーヌの容貌については、花々とパリカールをこよなく愛する少女である事に加えて、
原作当初のパリ入城の場面に記載されています。

家なき娘(岩波文庫版より) エクトル・マロ 作 津田穣 訳

日光と蝿を防ぐため、道々花の咲いた枝や葦を切り取って一杯驢馬にかけてあるので、その蔭になってよく見えなかった。
そばに十二、三歳の少女が、歩道のふちに腰をおろして驢馬を見張っていた。
この子の特徴は一風変わっていた。明らかに混血児で、どこかにそぐわないところがあったが少しも荒々しいところはなかった。
つやのない髪の毛、琥珀色をした肉色は意外だったけれどしかし顔は悧巧そうな優しみを見せ、
その優しみを切れ長のずるそうなおっとりした黒い眼が、際立たせていた・・・


原作設定に則っている「黒い瞳の女の子」とされた挿入歌制作の時点以降に、設定は変更されたのでしょうね。
(続く)