オリンピックとアマチュアイズム
少なくともカールルイスがブレークした1984年ロス大会以後、
徐々にプロ選手の出場が容認されるようになったオリンピックであるが、
それまではアマチュアスポーツの最高峰の祭典といわれていた。
日本体育協会(現日本スポーツ協会)もそのころまではアマチュアイズムを提唱し、
現にプロ野球とプロレス、大相撲、プロボクシングなどを除いたスポーツ大会・リーグは
ほとんどが企業社員や学校の生徒など、レクリエーションの延長にしか過ぎず、
世界との差を広げていた印象にしか過ぎなかったが、
今は大半の種目で事実上のプロが容認されつつある。
今回の東京2020+1でも大半はプロ選手であり、かつてのレクリエーションの域から
世界と互角に戦う力が備わるようになっていった。 でも、現役の軍人は出場禁止だろ
これって高校の体育祭でバレー部員は出場禁止.
でも2名までは許す、アタックはダメだよ‥みたいなレベル
曖昧で、でも盛り上げたい…規約だもんな
プロ野球のほうがましだな アマチュアイズムの象徴だったのが、テレビのCMに出演できなかったことも挙げられるな。
1984年から、JOCがんばれ‼ニッポンキャンペーンが始まって、基本はJOC協賛企業・団体に限り、
アマチュア選手の出演を認めるようになった。
協賛社から支払われるギャラは、選手には直にわたらず、各競技団体の強化費用に充てられた。
のちに森末とか川合らがテレビCMやバラエティーに出るようになったのは引退してアマ資格を返上したためであるが。
その後幾分改善されて、1993年のサッカーのプロ化を皮切りに、大半が事実上プロになったこともあって、
JOC以外のスポンサーのCM出演が事実上容認されてきた。
アマイズムの象徴の一つ・ラグビーでも、中島イシレリとかリーチマイケルが
JOC枠とは別に元々日本代表にリポビタンⅮが協賛しているということで、それのCMに出てるだろ カールルイス以後は、アメリカ・西欧を中心に陸上・競泳は事実上プロが容認されていたが、
日本は大抵が企業アマ、すなわち学校の部活動、ないしは例えばイトマン(商社)とか、
ミズノとかゴールドウィンなどのスポーツメーカーに就職したりで、
スポンサー企業から普通に給料をもらって、昼間働き、夜か休日の限られた時間に、
近所の公営プールでひっそり練習していたという印象だったが、今は事実上プロに近い状態だな
あの、2012年ミスインターナショナル世界大会でグランプリを勝ち取って、
アメリカでスタントマンやハリウッド女優として、社会活動家としてジェンダー平等を訴えた
ミスコンインストラクターの吉松育美さんとか、
2015年ミス日本で、シンクロ日本代表から転身した芳賀千里さん、新体操の畠山愛理さんも、
2020年+1まで、プロ選手として活動してほしかった オリンピック憲章からアマチュア条項が削除されたのは1974年
アマチュアリズムは階級主義から来てるものなので忌むべきものだということだ
日本のメインストリームメディアはアマチュア利権を守るため
このことを1980年代まであまり報じず
その結果、プロ推進が商業主義と結びつけられてしまった アマチュアリズムを徹底すると働かなくても練習に専念できる
資産家が有利ということになりその傾向はあった
アマ条項が削除された理由の一つだ
日本は企業アマ、ステートアマというインチキアマを許していたので
あまりそんな傾向はなかったが
これらは結局プロだ 日本ではそんな考えは少ないが欧米でのアマチュアリズムは
指導者はプロなんで指導者をつけることはチートあつかいされていた
IOCは貴族が多いとされているのに貴族とは正反対のストリート文化である
エクストリームスポーツ、アーバンスポーツを盛んに取り入れようとしている
不思議だ
エクストリームスポーツ、アーバンスポーツは指導者をつけていない場合も多く
そんなところがかつての貴族文化であるアマチュアリズムに通じていることもあるかもしれない 初期のオリンピック競技にはあったテニスが第8回のパリ1924まであったけど、第9回から外された。
ちょうどその頃テニスのプロ化が始まって、世界の強豪・主要選手が続々とプロに転向。
それでアマチュア限定のオリンピックのテニス競技が痩せ細ってしまって魅力のないものになってしまって外すことになった。 アマチュアリズム廃止と商業主義は別の問題
前者は反階級主義
後者は税金などの公金浪費回避 >>6
まあ、日本は昼働いたり、学校に通って、
終業後の限られた時間(放課後、アフ5)に、
敷地内で練習、1日平均2-3時間、
仕事でヘトヘトの後での練習だから余計お疲れモードだったから、
それが強化に繋がりにくかったのではないかと >>6
今の東京ヴェルディの前身の読売サッカークラブとか、
アメフトのアサヒビールシルバースターてあったろ
一応企業名は入ってはいたが、読売サッカークラブで、
読売新聞の記者とかはいなかっただろ(新聞販売店員はいたろうが)
アサヒビールシルバースターにしても、
東海たつやだったか、あれだけがアサヒビールの営業社員である以外はアサヒビール社員ではなかった。
様々な職種をしながら、スポンサーからギャラ(勝利給、参加給)をもらう形だったかと >>13
「傾向」とは
>働かなくても練習に専念できる
>資産家が有利ということ >>12
そういうのばかりでなかった
実質プロの企業アマやステートアマが日本では横行していた
それでアマチュアリズムの悪い点
働かなくても練習に専念できる資産家が有利
というのが日本ではあまり顕在してなかった
アマチュアリズムは商業主義やプロに駆逐されたのではなく
よくない事だったので廃れたのである
というのが>>6で言いたいこと アマチュアイズムは働かなくてもいっぱい練習できる
金持ちが有利な歪んだスポーツ界を形成する >>1
1974年に五輪憲章からアマ規定は廃止されている
だから1984よりもっと前から海外ではプロは参入してきている
しかし、日本ではアマチュア利権を守るためメディアとアマスポーツ界は
結託しこのことはあまり報道しないようにしていた