私の話を聞いてください。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
今よりずっとずっと昔の話。竹藪に囲まれた山の中に小さな村があった。
奇麗な枝垂れ桜が咲いていて。きまり事がいくつもある村が。
1, 昼間は玄関を閉めずに全開にし一人は必ず家に居ろ。
2, 誰も居ないのに玄関が閉まったらその日は何があっても家から出てはいけない。
3, 村の外に行く時は必ず犬を連れて行くこと。
4, 祭りの時以外は神主以外何人も境内に入ってはならない。
5, 枝垂桜の下で飲み食いをしては駄目。
生まれてからずっと、上記の事が当たり前だと思って生きてきた。理由とか気にしたこともなくて。
当たり前の事なんだと思っていた。
でも、ある時村に若い夫婦と双子(男女)の四人家族が引っ越してきた。その日の晩、集会所に村人みんなで集まって四人の歓迎会をした。
その時、村長たちが村のきまりについて話をしたんだ。でも、奥さんと双子の妹は話を真剣に聞いてるのに対して旦那さんと双子の兄は「なにそれー(笑)」みたいな小馬鹿に態度でその様子を見てた村の人たちは何人かむっとした様子で二人を睨んでた。
面倒なことにならなきゃいいなって思いながら、離れた席で料理を食べながらその様子を見守ってたよ。
数日は、これと言って何も起こらず。一応、きまりも守ってる様子に村人はみんなホッとしてた。
だけど、双子の妹が喘息の発作を起こし母親と共に遠くの病院に一時入院することが決まると父親と双子の兄は直ぐにきまりを破った。玄関を閉めて出かけ、おまけに当てつけの様に枝垂桜の下で飲み食いをしていた。
目撃した村人が注意したらしいが「馬鹿馬鹿しい。そんな変なきまり守らなくても何も起きるわけがない」っと二人して高笑いしていたそう。実際、きまりを破ったらどうなるかは伝わってなかったこともあり注意した村人は何も言い返せなかったらしい。 あ、2一部間違い。「誰も居ないのに玄関が閉まったらその日は何があっても家から出てはいけない」
(その日は)じゃなくて、「翌日は」だった。 移動中なので、別端末から失礼します。帰宅、13:30か14:00になりそうなので質問等あったら書いといてください。 続き。
注意した村人からのこの話を聞き、ほとんどの人が憤慨してもうあいつらはほっとこうって話になった。母親も双子の妹ちゃんもいないんだし、あの二人がどうなろうと自分たちには関係ないと。
でも、人のいい神主さんだけが彼らを心配して夕方二人の元へ行き以下の事を伝えたそう。
「夜中、何か起こるかもしれません。やばいと思ったら、時間は気にせず神社へ来てください。
私は今夜はずっと社務所におりますので。そして、誰に名を呼ばれても鳥居をくぐるまでは絶対に返事をしてはいけませんよ。
あと、これを渡しておきます(懐から二枚の札を取り出して手渡しつつ)。信じる信じないはあなた方の勝手ですが、何かあったら頼ってください。
それと……お札は間違っても故意に破ったり、粗末に扱わないようにお願いします」
そうして、神主さんは神社の方へ帰って行ったらしい。 >>9
自分の話でスレ立てるのやめてほしいんですが 二人は、神主さんの忠告もどこ吹く風で気にしてなかったらしい。でも、さすがに渡されたお札は粗末に扱ったりせず仏壇に置いておいたんだそう。
どうせ何もないから、明日の朝神主さんに返しに行こうと二人で笑って話していたんだって。その後も特に何も起こらず、次の日も休みだった二人は遅くまで起きて話をしたり本を読んだりして過ごしていたらしい。
深夜1時過ぎ。15分をちょっと過ぎたあたりで、壊れていたはずの柱時計が急にゴーンっと鳴ったらしい。驚いて二人で見に行こうと立ち上がると、部屋の明かりが消えた。
停電かと思い一瞬固まったが、次の瞬間には灯りが戻ったそう。誰にともなく「脅かすなよ」っと小さくつぶやいた時今度は奥の座敷から人の足音が聞こえてきたと言う。
空耳かと廊下から座敷の方を覗くと「あはははっは」って何十人もの声が重なったような笑い声が聞こえてきたんだと。驚いた双子の兄は「ひっ」って小さな悲鳴をあげて尻もちをついて父親は絶句して固まっていたらしい。
でも、次の瞬間笑い声がピタッと止まり「おとうさ〜ん」って双子の妹ちゃんによく似た声が聞こえて。黙っていた父親は反射的に「な、なんだ」って返事をしたらしい。
次の瞬間、父親は天井から伸びてきた巨大な何かに両肩を掴まれ天井に空いた空洞の中に消えていったらしい。悲鳴すら上げずに。
双子の兄はもう何が何だかわからず、無我夢中で仏壇に向かい神主が置いていったお札を二つともひっ掴むと裸足のまま家を飛び出し神社に向かって走ったそう。夜の村は静かで、何も聞こえない。でも、後ろから何かが追ってきてるのを背中で感じてとにかく前を向いて走り続けたそう。
神社へ向かう途中Y字路があるんだけど、左に進めば神社で右に進むと枝垂桜の丘があった。
Y字路を左に向かう時ふっと右の道に目線が向く。走りながらだから、見間違いだったかもしれないらしいが枝垂桜が暗闇の中なのにはっきり見えていつもとは違う血のように真っ赤な色をしていたそう。 最近女口調の体験談をする奴が多いよな
そういう風にしてチヤホヤされたいのか? >>13
そんな決まりないよね?
>>14
やだ。しつこい。 彼が必死に走り続けていると、暗闇の向こうに鳥居とその下に月明かりに照らされた人影が見えたらしい。近づいてみると、人影は神主さんで双子の兄に気が付くと大きな声で叫び「お札を投げなさい!」っと言った。
双子の兄は訳が分からなかったが、言われるがまま持っていたお札を二枚とも後ろに投げてそのまま走り続けて鳥居をくぐったそう。で、くぐった直後に双子の兄はその場で気絶。
翌日、彼の家には警察が居た。理由は朝早くに、隣の家の犬がけたたましく吠え何事かと起きた隣人が庭で血だらけで死んでいる父親を発見して通報したからだ。
父親の死体は片目を抉られ、頭は半壊。おまけに腹が割けて、腸が庭中に散乱していた。
双子の兄はその後、母や妹と共に遠くにある母親の実家に引っ越して言ったよ。
ショックで話せなくなってたから、文章で何があったか聞いたのがこの話だった。その後、きまりを破ったらいけない理由を村長にしつこく聞いたら「枝垂桜に血を吸われる」ってだけ答えてくれた。 次は、拝み屋をしてた時の話。私の名前は生まれる前から今の名前を母と祖母が考えてくれてたらしい。
でも、生まれる前日に父が「ひとみにしよう」って言い出して軽く夫婦げんかになったそう。母の家系では「ひとみ」って名前はタブーだった。
理由は私が10歳の頃に祖母が教えてくれた。「うちの家系でひとみちゃんは、7歳より先を生きれないのよ。だって【ひとみごくう】だから」って当時は意味が分からなかったけど中学の歴史かなんかの授業で先生が教えてくれた。
「【人身御供】ってのは、要は【生贄】って事だ」って。祖母の祖母、私のひいひいひいばあちゃんの頃までは巫女の家系だったらしいけど。
何かがあって、神社に行けなくなったらしい。で、拝み屋を始めたって聞いた。
「神社の神様より偉い神様に気に入られてしまって、神社に行くと焼きもちを妬かれる」からなんだって。人と結婚するのは良いの?って聞いたら「人は神様の器だから大丈夫」って言われた。
正直ばあちゃんボケてんのかなって思ってた。その話を信じてる母は、ばあちゃんの妄言を聞くうちに信じる様になっちゃったんだろうって同情してた。
その頃の私は幽霊なんか見えないし、信じてなかった。居たとしても、自分には関係ないし何もできるわけないって思ってた。 >>21
…うざい。二度は許せても、三度目は流石にないわ。 >>1
今北
他のスレへ誘導するやつはほっといていいと思うよ。無視しよ >>17
ところがびっくり
細かい話題や質問は関連する各スレッドに書き込んで下さい。
というルールがあるのですよ でも10行っちゃったしここで書いてもいいと思うけどな 夜中の12時にモグモグモグリンが現れて
モグモグモグリンしていきやがった
俺は為す術なくただ見ている事しか出来なかった だが一方でこうも思っていた
明日はオートミールだな。と 正直すまんかった
だが俺の悩みも聞いてくれるか?
太る時何故か顔から太るんだよ
そこは一番最後に太れよ! 顔は心を映す鏡にしてアラモの砦
これじゃアダモだよ〜 何が面白いんですか?
センスの欠片もありませんが? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています