>>951
辞書にこだわり続ける人に、もう1つ絶望的なプレゼントを差し上げましょう。

「幽霊」の辞書通りの定義は、こうです。

「 死 者 の 魂 が 、 生 前 の 姿 で 現 れ た モ ノ 」

この定義が「死者の魂」と「生前の姿」という2つの要素で成り立っているの、わかりますよね?

「故人の姿を見た」は、後ろの要素「生前の姿」をクリアしたにすぎません。
「死者の魂」であるということが客観的に証明されねば、前の要素をクリアすることができません。

「 故 人 の 姿 を 見 た 」 だ け で は 辞 書 の 定 義 を ク リ ア で き て い な い の で す 。

つまり、「故人の姿を見た」をただちに「幽霊」に結びつけることはできないってこと。
「幽霊だ」と個人的主観的に信じたいのであれば、それは自由です。好きなだけ信じればいいでしょう。
でも残念ながら、科学的な議論・学術的な議論の場ではとうてい通用するシロモノではないのです。