成長ホルモンは「代謝」を促進するもので、「同化」を促進するものではありません。
その役割は「古い組織を排除する」ことでありアポトーシスやオートファジーの促進、つまり異化作用です。

脂肪の利用も分解という異化であり、成長ホルモンの盛んな年齢までは太りにくく、年齢を重ねて成長ホルモンが減少した結果が中年太り・メタボの大きな要因でわかりやすいですね。

ここまでを踏まえると
加圧トレーニングで成長ホルモンが出るのであれば、ダイエットには有効ですし、ステロイド剤等で同化を優位にすると古い組織を排除しにくくなる為、成長ホルモンを利用して古くなった組織の代謝を促し癌化リスクを軽減するといったことも理にかなった方法だと言えます。