そんなヘッポコさんの43年間にもわたる長いサバイバル生活はある日突然終わりを告げます。


お腹が減ってどうしようもなかったヘッポコさんは、とにかく何か食べ物が欲しいと考え、バールを使って道具屋の宝箱をこじ開けようとしたのです。
ヘッポコさんは人生のほとんどを自然の中で過ごしていたため、宝箱を壊すことが悪いことだという認識はありません。

それを見ていた兵士がヘッポコさんを逮捕します。

この突然の逮捕によってヘッポコさんのサバイバル生活が終わりを告げたのです。
なんともあっけない終わり方です。

兵士長がヘッポコさんを事情聴取することで、ヘッポコさんの壮絶な43年間のサバイバル生活が初めて世に知れ渡るようになったのです。