連続ドラマ小説「二ホンちゃん」65クール目
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「可愛さとか奇麗さとかは」
遂に学校で一番奇麗な娘は誰かを決め
る大会がはじまりました、これまでこ
の大会は数多く行われていますが。
そこで、です。カンコ君は出場するチ
ョゴリちゃんに言いました。
「ウリのデザインした衣装ニダが」
「思うニダよ」
「いや、大人し過ぎたニダ」
カンコ君は後悔しているお顔で言いま
した。
「全く以てニダ」
「そうニダか?」
チョゴリちゃんはこう返します。
「ウリはいいと思うニダが」
「皆を見るニダ」
ここでカンコ君は出場する娘達を指差
してチョゴリちゃんに言いました。
「最早何が何かわからないニダ」
「今回も凄いニダな」
「ファイナルフ〇ンタ〇ーに出てもお
かしくないニダ」
「もうどんどん訳がわからなくなって
いるニダよ」
チョゴリちゃんもどうかというお顔で
言います、そしてここでロシアノビッ
チ君も来て言いました。 「俺出る娘に怒られたんだよ」
「衣装が大人しくて目立たないとニダ
か」
「ああ、こんなのじゃ注目されなくて
印象に残らなくてな」
「点が入らなくてニダか」
「それでなんだよ」
まさにそれでというのです。
「怒られたんだよ」
「ロシアノビッチ君の衣装はいいと思
うニダが」
見れば普通です、まだ。
「それでもニダか」
「言われたんだよ」
「そうニダか」
「何か相変わらずアフリカ組がカオス
だな」
「中南米もニダ」
「それで今回あの二人もな」
「フランソワーズ、貴女には負けませ
んわよ」
「エリザベスそれはわたくしの台詞で
してよ」
エリザベスちゃんとフランソワーズち
ゃんはそれぞれ自分がデザインした衣
装を着ていますが。 町を歩くどころかまともに動けるかど
うかすら疑問です、そうした衣装でお
互いに張り合っています。
そんな二人を見てです、ロシアノビッ
チ君はカンコ君に言いました。
「ああなんだよ」
「最早突っ込むには勇気がいるレベル
の衣装ニダな、二人共」
「他の奴も凄いからな、俺はぶっ飛ん
だデザインも出来るけれどな」
ロシアノビッチ君はファッションセン
スもあります、この辺り凄いです。
「今回は俺の予想以上だったな」
「それも遥かに、ニダな」
「ったく、これじゃあ今回も駄目だろ
うな」
「ウリもニダ、チョゴリには悪いこと
をしたニダ」
カンコ君はチョゴリちゃんを見て思い
ました。
「チョゴリなら優勝間違いなしと思っ
ていても目立たなくては意味がないニ
ダからな」
「あの、ちょっといいニダか?」
ここで、でした。 チョゴリちゃんはカンコ君それにロシ
アノビッチ君にこう言いました。
「大会が目立ってどうかになっていな
いニダか?可愛いとか奇麗とかよりも
インパクトになっていないニダか」
「チョゴリちゃんの言う通りだな、も
うあの二人もな」
カーニバル真っ青の衣装で張り合うエ
リザベスちゃんとフランソワーズちゃ
んをまた見てです、ロシアノビッチ君
は言いました。しかも周りも二人に負
けていません。
「ウルトラ〇ンの怪獣にも負けてねえ
な」
「それかゲームのラスボス大会ニダな」
カンコ君も言います。
「何か何かわからなくなっていってい
るニダ」
「普通の衣装で目立てないってことが
もうおかしいか」
「そうニダな」
こうしたことをお話するのでした、そ
うして二人は大会に出ている皆を見て
いくのでした。するとそこにニホンち
ゃんも来ました。
ソースは某おーぷんで ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています