【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part6
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登場人物
【ヘッポコ】
ゼウスに召喚されロトの勇者となった少年。重力魔法『ボッシュート』を使う。
頭に刺激を受けると爆発する。
『異能遺伝子』を持ち、敵の攻撃や魔法を身体が勝手に反応して再生する。
万引き癖がある。
【ヌルスケ】
不思議なメダルの収集家。メダル王に授かった力で不思議な力や不老不死などを手にしている 。
【ケン・リュックマン】
アメリカから来た顔がリュックの亜人。
擬人化する謎の武器『ルシール』(有刺鉄線を巻き付けたバット)を持っている。
ヘッポコの親友。
【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part5
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1572119740/ それから36時間の間、
ヘッポコは独りで喋り続けた。 ヘッポコ「じゃ〜な〜衛兵のとっつあ〜ん!盾ありがとよ〜」
衛兵「おのれ〜ヘッポコめ〜!」ガクッ 衛兵「ブリブリブリブリブリブリブリブリブブブブブブブブリリリブォオオオオオオオオオオオオォオオオオオオッッッッッッ(断末魔の苦しみでヘッポコに超大量のゲリをぶっかける)」 ヘッポコは糞尿に足を滑らせながらも先に進んだ。
ヘッポコ「あ!あんな所に泉があるぞ」
糞尿を洗い流すためにヘッポコは泉に飛び込んだ。 「神様のプレゼント」
私は死んだ。
いや、死を望み、飛び降りた。
なのに…
「ここはどこ…?」
草。空。土。
自然のなかで、私は私でなくなりへたりこんでいた。
「誰なの、これは…」
手を見ても、その手で体を触っても、この異空間に飛ばされる前の私ではなかった。
昔の自分でもなければ、未来の自分ともおもえがたい。
これはどう動いても、死亡フラグかな。
そう思いへたりこんでいると、男がきた。
もちろん知らない人。
だが、手にはナイフを持っていて、異常者ということは一目瞭然だ。
こちらへ向かってきている。
……………殺される。
「い、いやああああぁあ!!!!!」
こんな異空間で、異常な状態で、知らない誰かに殺されるものかっ!
だけど、願い虚しく刺され…………………………………………
…………
………
目覚めると病院にいた。
助かっていた。
私はすぐに納得できた。
ああ、夢で一度死ねば文句はないと、神様がプレゼントしてくれたかな?
自殺してみる夢も悪くない。
私は嬉し泣きしている家族に負けないくらい、自分の体で泣いた。 タイトル「私の性癖」
ケース3 : 空想女を描く男
薬を飲んで眠ったあと、ふと気がつくと、絵描きの男は楽園(eden)にいた
気持ちの良い草原で、大きな木の方に向かって、彼は歩いていった
たしか、この木の陰から自分の理想の人が現れるそうだが
・・・・・・・・・
誰も出てこない・・・
あれ、おかしいな・・・木の周りを2〜3周してみるが、誰もいない
仕方なく絵描きは、木の下に座り込み、しばらく風景を眺めていた
ここはなんて気持ちの良い場所なんだろう、まるで天国だ
ふと地面を見ると、木の枝が一本落ちている
そこでピンときた
なるほど、自分の理想の人は、絵の中の女だから
自分で描けというわけだな
男は地面をキャンバスに、木の枝で絵を描き始めた
どのくらい時間が経ったのか分からない
数時間のようでもあり、数日にも感じられる時間
男は一心不乱に描き続けた
出来上がりを見て、今まで描いたどの絵より傑作だと思った
そして、その絵のちょうど木の反対側へ回り
「彼女」が現れるのを待った
そして、しばらくすると、木の陰から誰かが現れた・・・ 「神様のプレゼント続編」
「ひい、はあ、ひい…」
いない。俺が誘拐したはずの女の子が
いナイ。
「どこだ…出てこい!!!」
俺は刺した。アイツを刺した。なのに、死んだのに。
に ゲ だし タ?
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
あれから、ものすごい回復力で明日退院することになった私はのんびりテレビを見ていた。
「昨夜、誘拐され亡くなったと思われた桜木由香ちゃんが、警察に保護されました」
あ、コノコは
あのワタシだ。
しんでない?ワタシが身代わり?
………どういうこと?
「なお由香ちゃんの証言により、うだん岳の奥から発見された小屋にいた犯人は
自殺未遂により意識不明だそうです。」 タイトル「私の性癖」
ケース3 : 空想女を描く男 2
しばらくすると、木の陰から誰かが現れた・・・
それはまさしく、絵描きと『同居』する彼女だった
「おはよう、絵描きさん」
そう言うと、彼女は絵描きに抱きついた
しっかりとした感触、絵の中の存在ではない
絵描きは、彼女に乱暴なことはできなかった
ただ手をつないだり、一緒に遊んだり
肩を寄せ合って、話をしたのだった
彼女になら何でも話せるような気がした、うれしかった
数時間のようでもあり、数日にも感じられる時間
このまま時間が止まって、自分たちが一枚の絵に
なってしまえばいいのにと絵描きは思った
そのとき、絵描きの目の前に、枝から「果実」が落ちてきた 〜妖魔界〜
ヘッポコ「何だここは?水浴びをしていたと思ったら…見渡す限り淀んだ水だ!」
日も落ちて暗くなった空の星と月の灯りだけを頼りに泉の中を進むヘッポコの体力は、限界を迎えていた。
このままではロトの石版のモンスターを倒すことも出来ず、この泉で1人寂しく命を落とす羽目になるだろう。
そんな予感を振り払いながら、ヘッポコは泉をかき分けて進んだ。 アリアハンを出るとき、ヘッポコは充分な食事を取ってきた。
だが、それから丸1日。既に胃の中は空だ。
ロトの洞窟探索など、すぐに終わると食糧を持ってこなかったのは失敗だった。
(こんなところで…死ぬわけにはいかない!)
ここでヘッポコがのたれ死ぬという事は、いつかはヘッポコが魔王を倒してくるれと信じ、今も帰りを待つ妻のヨーバと息子トンヌラ…
そして、多くの仲間が魔物がに蹂躙されてしまうという事だ。
そのことに対する責任が、誇り高きノ・コッタ家の勇者であるヘッポコを突き進ませてきた。
このまま進み続ければ、ぼんやりと彼方に見える陸地に夜明けまでには辿りつくだろう。
…問題は、疲労困憊したヘッポコの体力が尽きるのが、それより早いということだ…。 だが、神はそんなヘッポコを見捨てはしなかった。
「…!」
ヘッポコの目に、小屋が映る。
小さな、恐らくはドワーフの小屋。
ヘッポコ「助かった…!」
綺麗な水と食糧だけでも手に入れば…そこまで考えてヘッポコは即座に決意する。
彼は、ともすれアリアハン…いや世界の命運を左右しかねないロトの勇者である。
その魔王討伐の任務は何よりも優先される。
アリアハンを出る時、これだけはと思い腰にさしてきた、ドワーフの手による名剣ナマクラーに思わず手をやる。
全てはアリアハンのために。
深く、暗い決意を込めてヘッポコは黒くて立派な扉を開いた。 チリンチリン…と扉が鳴ると同時に、月と星明りに慣れたヘッポコの目が一瞬眩む。
ドワーフの小屋の中は予想外に明るく眩かった。
???「いらっしゃい」
ドワーフらしき男が、ヘッポコに言う。
(…1人か)
その、中年のドワーフの男以外に人の気配は無い。
その幸運に感謝しながら、ヘッポコは威圧的に言葉を紡ぐ。
ヘッポコ「オレは…アリアハン王国の勇者、ヘッポコ・ノ・コッタだ!
この小屋に住む異国民よ、水と食糧を供出しろ!逆らえば…」
???「はいよ」
必死の、脅迫じみた命令を続けようとしたところであっさりと了承が得られ、決死の覚悟をしていたヘッポコは目をしばたたかせた。
???「それじゃあ適当に座って待っててもらえますかね?
今おしぼりと水持ってきますんで」 ドワーフの男…こんな淀んだ泉に住んでいるにしては妙に小奇麗な格好をした男は、ヘッポコに言う。
ヘッポコ「わ、分かった…」
余りにも自然体の男に毒気を抜かれ、席に着く。
???「ああそうだお客さん。ダップン語は読めますかね?」
その問いかけに、ヘッポコは困惑しながらも頷く。
???「そっか。良かった。ちょっと待っててください」
そう言うと男は部屋の奥…恐らくは水がめが置いてあるのだろう炊事場の方へと行ってしまう。
(なんなんだ?この小屋は…)
店の店主を待つ間、改めて小屋の中を見て、ヘッポコは困惑を深める。
幾つもの、上品な光沢がある卓と、柔らかなクッションがついた椅子。
夜にも関わらず妙に明るい部屋の中。
卓の上には幾つもの小さなガラス瓶や陶磁器が並んでいる。
…鍛冶や戦闘狂だと言われるドワーフの小屋とはとても思えない。
ヘッポコ「おい。お前は何者だ?ただのドワーフじゃないだろ?」 器用に巻かれた布と、金属製の水差し、そして氷と水が入ったガラスの杯を盆に載せて運んできた男に、ヘッポコは尋ねる。
余りにも不審な場所だ。
思わず詰問するヘッポコの声も堅くなる。
???「ドワーフ?なんですそりゃ?ここは、酒場…マリーオの酒場ですが…マリーオってのはあっしの名ですがね」
そんなヘッポコに、マリーオと名乗る男は不思議そうに聞き返す。
ヘッポコ「酒場だと?こんなところで!?」
冗談としか思えない。
大体、今日ヘッポコが通りがかったことすら奇跡と言って良い場所で酒場なんぞ開いて、客が来るわけが無い。
そう思ったヘッポコは思わず声を荒げる。
マリーオ「お客さんがどこの『泉』を通ってきたかは知りませんがね、ここの泉は特別なんですよ。
泉には魔法が掛かってて、向こうの世界の色んなところにここに繋がる同じ泉がある…らしいです」 マリーオは慣れたものでヘッポコに『マリーオの酒場』のありようを説明する。
…基本的に最初は信じてもらえないのも承知の上で。
ヘッポコ「なにをバカな…」
案の定にわかに信じがたい言葉を聞かされて、ヘッポコの困惑は膨らむ。
そんなヘッポコを見て、マリーオは1つため息をついて言う。
マリーオ「まあ、信じられないのは無理も無いですがね。
俺だっていきなり言われたら嘘だと思うでしょうし。
とはいえ、ここは間違いなく酒場です。
一応、このメニューに書いてあるものなら何でも出せますんで、ご注文をどうぞ」
そう言うとマリーオ…自称酒場の店主はそっとメニューが記された本を置く。
ヘッポコ「メニューだと…?何を言っているんだ…」
文句を言いながら、ヘッポコはマリーオの前でメニューを開いた。 それには見たことも聞いたことも無い料理がずらりと並んでいた。
ヘッポコ「ふーむ。中々の達筆だな…」
このメニューを書いたものは相当高い教育を受けたものであろうことを、ヘッポコは察する。
文字は整って読みやすく、語彙も豊富だ。
それによりヘッポコが見たことも聞いたことも無い料理の説明が的確になされている。
ヘッポコ「まあ何でも良い。とりあえず腹が膨れればそれで…!?」
その中の1つにヘッポコの目が釘付けになった。
―――南方の海で取れた糞尿ロブスターにパンの衣をつけ、油で揚げたもの その説明文に、状況も忘れ、ヘッポコの喉がごくりとなる。
糞尿ロブスターは、ヘッポコの故郷であるアリアハンで取れる海の生物である。
細長い身体と、大き目のはさみが特徴で、取れた当初は青いのだが、火を通すと茶色くなる。
塩を振って焼いたものに被りついたり、刻んでスープの具にして食べるものだが、非常に腐りやすい。
そのため、隣国に運ぶのすら困難で、ヘッポコの故郷アリアハンでしか食べられない。
ヘッポコとてもう何日も…勇者となり魔物との戦いが続いてからは1度も口にしていない。
(ああ、これはたまらん…)
糞尿ロブスターを思い出した瞬間、ヘッポコの舌に、長らく口にしていない糞尿ロブスターの風味が蘇る。
肉厚の、獣とはまるで違う食感の肉と、噛み締めると広がる、塩の利いた肉汁。
子供の頃、数枚の銅貨を握り締めて庶民の子供のように塩焼きを買いに走った記憶がよぎる。
マリーオ「お客さん、注文は決まりましたか?」
ヘッポコ「あ、ああ…これを」 マリーオの確認に半ば反射的に糞尿ロブスターの料理を指差す。
一瞬、ここが糞尿ロブスターどころかまともな食糧すらあるか怪しい泉のど真ん中であることを思い出したが、思い直す。
これはこの店の店主が『出せる』と言ったものだ。
出せないのなら詐欺である。
マリーオ「はいよ、エビフライね。付け合せはパンでいいですかね?」
ヘッポコ「あ、ああ」
マリーオは何でもないようにヘッポコに確認し、頷きを返し、店の奥に引っ込む。
「…本当に出せるのか?糞尿ロブスターを」
そんな気負いの無い態度をいぶかしみながら、ヘッポコは水を飲んだ。
ヘッポコ「うまい…」
思わずため息が漏れる。
氷入りの冷たい水。かすかに果物の爽やかさを感じるそれが、泉を歩き続けてき疲れ果てたヘッポコの体に染み込む。
(なんで氷なんかがこんな場所に普通にあるんだ?)
この店に来てから何度思ったか分からぬ疑問が頭をよぎるが、手が止まらない。 3日後…ロトの洞窟にある泉で、毒イモムシをくわえ溺死しているヘッポコが発見された。 「奴らしい死に方だな」
LEVEL-5探求家マスモーは言った。
「ヘッポコなんて所詮はただのデブよ」
「今日も潜るので?」
「ああ、あの洞窟には何かあるね。
巨万の富を得るようなお宝かそれともあるいは…」 すべては泉の周りの岩から発せられる放射能と電磁波による幻覚だった。
泉は放射能汚染区域として立ち入りが禁止されていたのだ。 ルイーダの酒場では。禁断の泉から通じているという、妖魔界の酒場の話で盛り上がっていた。
ヘッポコ「ほんとだって!確かに酒場があったんだよー」
ルイーダ「はいはい、放射能でベクレて幻覚見ちゃったのね」
ヘッポコ「違うってば、マリーオって奴がオーナーの酒場があるんだよ」
ヌルスケ「オレは信じるぜ!でも、後で病院に行ってアタマ調べてもらおうな」
酔っ払い「ヘッポコの蘇生にカンパーイ!」
ヘッポコ「カンパーイ!違ぁーーう!」 ※続き物も投下してるので、今後はこの名前で
『禁じられた遊び』#7
デチ達が居室に辿り着く少し前
〜デーリッチ居室・隠し部屋〜
「こんな空間があったんですね」
「もともとあった建物を活用して拵えた拠点だからね。このような隠し部屋の1つ2つあるさ」
嘆息するプリ・メニャに、淡々と応えるマリー
「まさか私達の居室にもこういったモノが?」
ジト目で睨むメニャにマリーは
「あるかもしれないけれど、私は把握してないよ。探し出して活用するなら、どうぞご自由に」
((後で要チェックね))
「それはそうと、随分と手入れが行き届いてますね、ここ」
プリが置かれた調度品に指を滑らせ、部屋の造りに目を向ける。姑か、あんたは
「発見時には酷いものだったよ。大明神にエステルの入浴姿を盗み撮ったプリミラ画像を握らせたら
極秘に一日でリフォームしてくれた」
「馬鹿かなちゃんめ!貴女も最新技術の私的悪用を堂々とすな!」
「ヅッチーのもあるんだけど、私には必要ないから今日にでも燃しちゃうか……」
「安全保障の為にはある程度の監視は認められるべきね」
「先輩のものを一枚頂ければ、私は貝になるでしょう」
三参謀の結束はより磐石なものとなった
デチ達が部屋に入って来た。覗き窓は魔法鏡仕様の鏡台。室内の会話はよく聞こえるがこちら声は漏れない
「さすがは大明神……異世界仕込みの良い仕事をする」
ミアによるルール説明を終えていよいよゲームスタートのようだ
『私とプリシラは同室なんだ。それにプリシラは氷精の癖に冷え性らしくて、夜は一緒に寝てくれとよく頼まれ……』
「……ちょっと!何を話しちゃってんのよ!ヅッチイィィ!!」
「プリシラさんって冷え性なんですかぁ?いやぁ知らなかったなぁ」
(……このヤンデレニャンニャンがっ!仲介交渉の件をまだ根に持ってやがるのかっ?)
『私を抱きしめて、足を絡ませて『おしくらマンマン♪擦られて泣くな♪……』
「いやあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「ブッ…」
「プークスクス、おしくらマンマンってナニ?斬新スギル、メッサカッコイイ」
絶叫するプリ、素で吹くマリー、腹黒笑いを浮かべてツッコミを入れるメニャ
その場で崩れ落ちたプリをよそに二人は監視を続ける
「あの様子だとエステル、ベル君、ミアは行為の意味を正確に理解したっぽいな」
「おしくらマンマンですもんねぇ、でも『擦られて濡れる』にしなかった事で首の皮一枚で命は取り止めたかも」
状況を見ていないプリの為に解説するマリー、慰めると見せかけて追撃を加えるメニャ
プリのHPは現在ほぼ0……エロゲーだったら衣服はもう秘所をわずかに覆うのみであろう
「うぅ……明日からどんな顔して皆に会えばいいの?」
瀕死のガ○ア人のようなプリを見て溜飲が下がったメニャだったが、さすがにやり過ぎたとフォローに回る
帝都にとって今や妖精王国の財力は無視出来ないものだ。参謀同士の良好な関係は維持したい
メニャは賢い子である
「大丈夫ですよ、子供達は気にしてませんし、先輩はサッパリとした性分で、ミアさんは大人です
ベル君は未だ思春期前の少年ですから、大人の女性として堂々としてればたじろぐのは向こうの方です」
「……そうかな、グスッ、うん、そうかも」
プリはしばらく、スンスンと鼻を鳴らしていたが、まもなく立ち直った
「そうよ……この程度でヅッチーと私の絆は決して揺るがない!」
プリは強い女だった
続く ※同じく番外編の『オーナーこどらの日常』等と比べて、独自妄想大+らんダン要素付与です。
『邂逅』
ハグレ祭りが定期開催される事になった
初回はハオやヘルに連れられ、会場の様々な催し物を楽しんだものだったが
二回目の今日は美術館大展示室に備えられたテーブルの上が、紅茶の神様ことティーティーの定位置
客あしらいでもして、美術館管理を任されている後輩神ポッコを手伝ってやろうという老婆心が一つ
普段から何かと自分に気を遣ってくれる若人達に、祭りの時ぐらい自由な時間を過ごして欲しいという思いが一つ
また、ある人物との邂逅の機会を伺っていたのだが、今日その機会が巡って来たらしい
展示品の目玉の一つ、イルヴァの展示台の前に一人の少女が佇んでいた……星の守護者マリオン
しばらくイルヴァを見つめていたマリオンだったが、ふと近くのテーブルに居るティーティーに気付くと傍らの椅子に腰掛けた
「そう遠くない未来、王国の賢い者達の努力で異世界間の行き来が可能になると聞いている……」
「そうじゃな……」
「その異世界の中にマリオン達の居た世界もあるのだろうか……ティティ」
「自分自身、随分変わったつもりじゃったが、やはり解るかい」
「長い付き合いだからな、体が縮んでいるのは予想外だった。どういう訳だ?」
「わしにも解からん。元の世界で妙な光に飲み込まれて、気がついたらこの世界にいた。巨人の世界に
迷い込んだのかと思ったが、しばらくしてやはり同じ世界からやってきたハオと出会い、わしが縮んだのだと解かった
……異世界旅行の仕組みは不可解じゃ」
二人は目の前のイルヴァを見上げた
「ミラはティティがいなくなって、とても悲しんでいた……」
「……ちゃんと日に三度、食事を摂っていたか?毎日ちゃんと着替えていたか?不自由させていなかったか?」
長年溜め続け、今、溢れるティティのミラへ想いを、マリオンはしっかりと受け止めた
「安心しろ、元々ミラは一人で何でも出来る人だ。呆け気味だった頭も冴えて、自活していた頃の状態に戻った」
ティティは胸を撫で下ろした。家事をするミラの姿など想像すら出来なかったが、最古参の家族であるマリオンが言うのなら間違いなかろう
「程無くミラはティティが異世界へ迷い込んでしまったと考え、以前中途で飽きて投げ出した多世界解釈のIf世界
への行き来を可能にする技術の完成を目指した。協力者もいた。だんじょん村のアノ妖精、憶えているか?」
「憶えてるとも……芸術の同志だと抜かす彼奴の為に絵や彫刻のモデルをした事がある。あの頃はわしも若かった」
モデルは裸が基本、それは望む所だったが、後からお得意様から『奴はスケベが主たる目的』とタレこみがあった、ちくしょうめ!
「あんなだが、実力はミラの折り紙付だ。ミラ曰く『私は創造が得手ですが、あの娘は模倣と発展の天才です』。実際
あの妖精は理論を聞き、ミラよりも早くティティが居ると思われる世界の妖精との交信に成功した。」
「あぁ、やはり大明神は彼奴のコピーじゃったか……」
「ミラの観測によってティティは生きている事が確認された。あの時程ミラが喜んでいる姿をマリオンは他に知らない。
あとは行き来の方法だけだったが、ミラといえど簡単にはいかないようだった。ミラは言った『生きてるなら大丈夫です。
私もティティも寿命に追われる事は無い訳だし、じっくり方法を模索していきましょう』と
で、一朝一夕のような仕事じゃないからとミラアイランドは通常体制に戻った
ミラは主に家事に勤しみ、時間が空いたら研究を進める
マリオンはイルヴァシスターズと交代で門番したり、船に乗って星の周りをパトロールしたりしていた」
「そして御影星によって今度はマリオンが厄災として呼び寄せられたわけか、世間は狭いのう」
「ミラの事だから、マリオンがこちらに流れ着いた事は程無く解かるだろう」
「マリオンまでこちらに来ては、ミラ様は不自由したり淋しがったりせんじゃろか……」
不憫を慮るようなティティにマリオンは応じる
「ティティが居なくなってからイルヴァシスターズも格段に進化した。ミラは安全だ。不自由もさせないだろう
……淋しくは、あると思う。でもミラにとっては良いに発破になるだろう、最近また弛みはじめていたから……
行き来が可能になるまでの短い期間、マリオンはこちらの知り合いの『友達化』に勤しむよ」
二つの世界が互いにトンネルを穿とうとしている、じきに道は開かれるだろう
今を生きるこの世界と、かつて生きた世界。幸せな邂逅を果たし、そして手を携えて欲しい
それに続く、他の世界との出会いも幸多からん事を切に願う ロトの洞窟の除染作業が始まった。
作業員「カーチャンのためならエーンヤコーラ♪」 来るべき殺人鬼スネ夫スレ軍との決戦に備え、ヘッポコたちは己たちの自己鍛練を行うこととなった
ヘッポコ「貴様たち腑抜けどもと一緒だと今のままでは確実に殺スネ軍に敗北してしまうであろう」
ヘッポコ「よってこれより奴らに対抗するための修行をおこなう!」
ヘッポコ「まずは全員この大釜に中に入ってもらう!」
ヌルスケ「な……」
ケン「こ、これは……」
釜の中には沸騰した下痢便が煮えたぎっていたのであった
その温度はゆうに1000以上は越えているであろう………
ヘッポコ「一人ずつでも全員でもよい!この中に入り真の勇者となるのだ!!」
かくして殺人鬼スネ夫スレ軍との決戦に勝利するための過酷な修行が今始まったのであった…… 探求家マスモーが何かを見つけた。
「ん、この指輪は…」
古ぼけた汚ならしいし指輪だが何か心に感じる物がある
「マスモー、何か見つけたか?」
「いや、とくには何も」
同業者にそう言うとマスモーはポケットに指輪を入れた 夜の間に単発IDでの連投ご苦労様
めんどくさいから読まないけど マスモーは煮えたぎる温度1000℃の下利便風呂に沈められた 「鼻毛カッター」
スパン 村人A〜Hぐらいの首が飛んだ
魔王精鋭軍の1人、バマタナの登場 バマタナは村人I〜Zに捕まり、煮えたぎる温度1000℃の下利便風呂に沈められた。 ヘッポコ「よし、そろそろ魔王討伐の旅に出るか」
ヌルスケ「うん、そうだな。まずは手がかりを探すために北の町に行ってみよう」
ヘッポコ達は旅に出た 〜レーベの村〜
村人「おっ、ヘッポコ勇者が来たぞ」
ヘッポコ「違うやい、勇者ヘッポコだ!」 ヘッポコは先を進んだ。
そして旅の扉の前でこうい言った。
ヘッポコ「 ヘッポコ「やっぱり俺、帰る」
ヌルスケ「お、おい、何を言い出す?」
ヘッポコ「何だよ急に魔王退治とか?取ってつけたにも程がある」
ヌルスケ「ま、まぁ、とりあえず旅をしてれば荒れないし……」
ヘッポコ「それにスラウィムもいないのに魔王だの冒険だの、やってられっか!」
ヌルスケ「スラウィムが居ればいいなら来て貰うが」
ヘッポコ「いや、無理矢理来て貰ってもスラウィムも嫌な思いをするだけの展開になるし」
ヌルスケ「どうしろって言うんだ?」
ヘッポコ「とりあえず腹が減った、何か食わせろ!」 ヌルスケはヘッポコにスラウィムのステーキを差し出した スラウィムは死んでいるのでヘッポコは幻覚を見ていた ヘッポコが落ちたのは辺り一面クソまみれの世界だった。
ヘッポコ「く、くせー!なんだここは?アレフガルドじゃないのは確かだが……」
戸惑うヘッポコにうんこの形をした花が話しかけてきた。
クサウィ「ハロー!ボクはクサウィ。クソ花のクサウィさ!」
クサウィ「キミはこのクソ世界に来たばかりだね?それじゃボクがこの世界について教えてあげよう」 ヘッポコはクソ花と占いばばあを粉砕した。
ヘッポコ「…こんな世界は壊した方がいい」
*Gルート開始 魔王軍精鋭の1人、Gルート氏が勇者もんぞうを待ち受けているのだ そこに衛兵が現れた
衛兵「なんなんだよ……ほんとになんなんだよ……」
ヘッポコ「衛兵じゃん!元気か?!」
衛兵「あ!またお前か!なんなんだよ……なんなんだよ!?」 女「や、やめて...!」
DQN「こいつの膣内気持ち〜w」パンパン
ワイ「やめろぉぉぉ!!」
女「そ、そこはダメぇ!」
DQN「おっほw気持ち〜」パンパン
男「や、やめてくれ!」
ワイ「やめろぉぉぉ!!」シコシコ 何となくアレフガルド。。。
みたいな感じでヘッポコは下の世界にやって来た。 下の世界では、ブランド物のバーザーが行われていた。 近所のおばさん「あの歳でアレじゃ親御さんも可哀想ね」 ヘッポコはバイク王を倒した!
ラブスリーを手に入れた!
ヘッポコ「1、2が無くて、ラブスリー!」
ブィーン
ヌルスケはラモスを倒した!
カツラを手に入れた!
ヌルスケ「日本人なら御茶漬けやろが!」 ヘッポコ「んじゃ、ジュネス集合な」
ヘッポコ達は大型デパート『ジュネス』で作戦会議をする事にした 『ジュネス』
魔界の巨大都市デビルダムにある魔界の最大の魔術品デパート
城を包み込む魔方陣等、敵の軍隊を混乱させる幻蝋灯など、さまざまな魔術品が低価格リーズナブルで買える様々な魔界の人気店
パズス、執事なども買い物によく出現する おばさん「あそこのお家、息子さんが死んだのに葬式挙げないらしいわよ…(ヒソヒソ)」 仲間は誰も作戦会議に来なかった。
しかたないのでヘッポコは脳内会議を始めた。 子供「お父さん、僕、サッカー始めたい!」
父 「じゃあジュネスに行こうか」
子供「お母さんは、
前にパートしてたんだよね?」
母 「ジュネスでね」
子供「お爺ちゃん見て、
駐車料金も良心的だよ!」
爺 「ジュネスじゃからな」
子供「お婆ちゃん、この赤ちゃん
大きくなったら何になるんだろう?」
婆 「さあ ジュネスじゃないかね」
ヘッポコ「さて、帰るか…」 ヘッポコは自宅でテレビを観た。
「あなたの〜テレビに〜時価ネットたなか〜♪
み・ん・な・の 欲の友♪」
たなか「さあ〜本日の目玉商品は、勇者セット!」
ヘッポコ「!!」
たなか「勇者の剣、勇者の盾、勇者の鎧!それにステテコパンツをつけて、お値段なーんと5000ゴールド!」
ヘッポコ「マジかよ!?」 自称普通の日本人「そんなくだらないことに大切な時間を使ってないで台風の被災者をなんたらかんたら」 学年別生年一覧(/より右は早生まれ)
1994 (H06) 坂口理子
1995 (H07)
1996 (H08) 栗原紗英 松岡菜摘 渕上舞 / 今田美奈
1997 (H09) 熊沢世莉奈 本村碧唯 森保まどか / 神志那結衣 宮脇咲良
1998 (H10) 下野由貴 朝長美桜 村重杏奈 運上弘菜 堺萌香 山下エミリー / 外薗葉月 小田彩加
1999 (H11) 深川舞子 山内祐奈 上野遥 長野雅 豊永阿紀 月足天音 村川緋杏 / 田島芽瑠 松岡はな
2000 (H12) 田中菜津美 坂本愛玲菜 地頭江音々 秋吉優花 宮崎想乃 松本日向 栗山梨奈 石安伊 / 荒巻美咲 市村愛里
2001 (H13) [高3] 矢吹奈子 上島楓 田中美久
2002 (H14) [高2] 坂本りの 小川紗奈 田中伊桜莉 / 武田智加 村上和叶
2003 (H15) [高1] 水上凜巳花 今村麻莉愛 清水梨央 伊藤優絵瑠 / 竹本くるみ
2004 (H16) [中3] 馬場彩華 川平聖 渡部愛加里 / 後藤陽菜乃
2005 (H17) [中2] 石橋颯
2006 (H18) [中1] 工藤陽香
★誕生日一覧 (年齢は2019年11月20日現在)
01月: 07日田島(19歳) 17日外薗(20歳) 19日松岡は(19歳) 24日神志那(21歳) 28日荒巻(18歳)
02月: 09日小田(20歳) 13日市村(18歳) 22日竹本(15歳) 25日武田(16歳)
03月: 05日今田(22歳) 08日後藤(15歳) 19日宮脇(21歳) 30日村上(16歳)
04月: 02日下野(21歳) 17日熊沢(22歳) 21日工藤(13歳)
05月: 02日馬場(15歳) 17日朝長(21歳) 31日本村(22歳)
06月: 10日坂本り(17歳) 18日矢吹(18歳) 20日栗原(23歳)、小川(17歳) 27日川平(15歳)
07月: 05日深川(20歳) 06日山内(20歳) 10日水上(16歳) 22日石橋(14歳) 26日森保(22歳)、坂口(25歳) 29日村重(21歳)
08月: 08日松岡菜(23歳) 09日運上(21歳) 10日田中菜(19歳) 22日上島(18歳) 25日堺(21歳) 31日田中伊(17歳)
09月: 12日坂本愛(19歳)、田中美(18歳) 14日今村(16歳) 20日上野(20歳) 21日渕上(23歳) 27日地頭江(19歳)
10月: 03日長野(20歳) 11日清水(16歳) 18日渡部(15歳) 24日秋吉(19歳) 24日伊藤(16歳) 25日豊永(20歳) 26日月足(20歳) 30日宮崎(19歳)
11月:
12月: 03日村川(19歳) 11日松本(18歳) 19日山下(20歳) 30日栗山(18歳) 31日石(永遠の15歳) ウーウーウー!!
ルイーダ「緊急放送、緊急放送ー!アリアハンに機動要塞デストロイヤーが接近中!冒険者はルイーダの酒場前に集合して下さい!」
ヘッポコ「な、な、なんだー?!」 ヘッポコ「冬の寒さに愛の言葉も隠れて見えなくなる」 ヘッポコ「お乳首ぷくりん
早く舌の上で幼いお乳首ちゃんを味わいたいよ
ぺろぺろぺろぺろ
うん、お嫁さん検定合格!」 スネ夫「やはりヘッポコではダメだな」
ハッケヨイ「ご覧の通りスレは荒れ、無軌道になっているでゴワス」
先生「やはり我々でなければスレを正しく導くことは出来ませんな!カハハハハハ〜」 誰が主人公でも来るヤツが同じだと結局こんな話になる ヘッポコが鼻毛をふぅーとすると6人のトロールが
彼らについては追々話していくとしよう
「おやびん、今日は何の用で?」
「とある仕事を請け負って欲しい。厄介な案件でな。おまいらの力を貸してくれ」 ルイーダの酒場では戦士やら僧侶やらが整列している
賢者「戦いのきじゃ!みなのものー!集合!整列じゃあ!」
ヘッポコ「おっ?!みんな集まってるぞ?!」
賢者「整列から点呼!前ならえ!右向け右!!」
大勢の戦士やら僧侶やら魔法使いが必死に整列している
ヘッポコ「おっ?おっ?!」 ヘッポコ「何してんだ?」
ルイーダ「アリアハン高校の文化祭の練習よ」 ヘッポコ「デストロイヤーが何とかって話はどうなったの?」
ルイーダ「誤報よ」
ヘッポコ「何やオマエ」 しかしその時、さらに恐ろしい糞尿要塞スカトロイヤーがアリアハンへと迫っていたのだ…。 ウーウーウー!!
ルイーダ「緊急放送、緊急放送ー!アリアハンに糞尿要塞スカトロイヤーが接近中!冒険者はルイーダの酒場前に集合して下さい!」
ヘッポコ「どうせ誤報だろ…」 衛兵「いったい何事だ! ん? な、何だあの化け物は!?」
ブリーーーッ
衛兵「ぎゃっ! 熱っ!臭っ!!」
ドロッ
スカトロイヤーから放たれた高温の糞尿を浴びた衛兵は、身体が下痢便のようになり溶けてしまった。 ヘッポコ「右手からメラガイアー!(右手に二百五十六万馬力の屁を圧縮する)」
ヘッポコ「左手からギラグレイド!(左手に二百五十六万馬力の屁を圧縮する)」
ヘッポコ「そして尻からイオグランデ!(尻に再び二百五十六万馬力の屁をチャージする)」
ヘッポコ「合体魔法、極大爆熱火炎メギグランデ!!!(合わせて七百六十八万馬力の屁をスカトロイヤーに放つ)」 コンッ
糞尿要塞スカトロイヤー「……」
ヘッポコ「コンッ…って」
宮廷魔道士「強力な結界が張られているみたいね、ウロタトモカーオでも無理かも」 ヘッポコ「空を見ろ!」
ケン「鳥だ!」
ヌルスケ「飛行機だ!」
一同「 そう、ヘッポコ達はいつの間にかスーパーマリオの世界に転生していた ヘッポコ「そういうアンタは何なのさ?」
マリオ「配管工や」
ルイージ「右に同じや」
ヘッポコ「あれ?何かオマエ見たことあるぞ!」
ルイージ「他人の空似やろ」
ヘッポコ「おかしいなぁ、でも似てるなぁ」 ルイージ「ホーそうなのねイメージ書き換えしとくわ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています