ジャンク屋「ロボットとかバトルとか」
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辺り一面を埋め尽くす機械の残骸の平原。
その中央で、二体のパワーローダーがガラクタ漁りをしている。
ジャンク屋「今日も今日とてガラクタ漁り〜♪」
?「なんか見つかったー?」
ジャンク屋「なんもねぇなー、そっちはどうだ、相棒?」ガションガション
相棒「んー、ボクの方もないねぇ。」ガションガション
将軍「これから、起動実験を開始する!……気分はどうだ木偶人形?」
ミク「…………。」 ツーン
ジャンク屋「(……ミク!)」
将軍「あくまでも拒絶するつもりか。まぁそれもよかろう。」
将軍「だがしかし、実験の前に、ゴミ掃除をしておかねばならんようだ。」 ニヤ
将軍「おい、そこの貴様!」 ビシッ
ジャンク屋「(お、俺か!?)は、はっ!」
将軍「見慣れん顔だな、どこの所属だ?」
ジャンク屋「……ちっ!」 ダッ
将軍「おい、そこの侵入者を取り押さえろ!」
兵士達「「「はっ!」」」 ダダッ
ガシッ
将軍「くっくっく、灯台下暗しとはまぁよく言ったものだ。どこの手の者だ?」
将軍「大方、連邦の工作部隊か何かだろうが。」
将軍「対抗馬としては、我々の敵対派閥の奴らかもしれんな。大穴で、トチ狂ったコスプレ狂か。」
ジャンク屋「……」 ギリッ
将軍「まぁ答える気がないなら仕方あるまい。」 スチャッ
中尉「将軍!いくらなんでもそれは!」
将軍「敵に子どもも老人もあるか。だから貴様は甘いというのだ。」
ダンッ
ジャンク屋「うがああああっ!?」
ミク「ッッ!?」
将軍「おい、39番!!」
将軍「貴様が駄々こねていると、貴様の大事な色男の風穴が増える事になるぞ!」
??「そんな事させないよッッッ!!!」
一同「!?」
ドゴオオオオオオオン
一同「のわあああああああああ!!!」
プシュー プシュー ガシャコン ガシャコン ガシャコン
ジャンク屋「く、蜘蛛のお化け!?」
将軍「あれは、あれは、まさかァァッッ!?」
ガシャコン
プシュゥー
相棒「二人とも乗って!!」
兵士「に、逃げられる!」
兵士「だ、誰か緊急停止装置w……がはっ!?」ゴンッ
女剣士「邪魔させない……!!」
モブ兵士A「さ、サイボーグ女が手錠を破りやがっデス!?」ベキッ
モブ兵士B「おい、ジャミングシステムが効いてないぞゴック!?」バキッ
モブ兵士C「それ以前にこいつ一体どうやって手錠をやぶルデュエルッ!!」ドカッ
モブ兵士D「な、なんだこいつ、マジで強過ぎャン!?」ガンッ
モブ兵士E「あわわわわ……」
女剣士「わたしの装備を返して。」ズイッ
モブ兵士E「は、はいィッ!!わかりましたから命だけは命だけはンムラビッ!!」ポカッ
女剣士「……殺してないって言ってるのに。」スタスタ
ジャンク屋「お前捕まってたはずじゃ……!?」
相棒「実はね……」
* * *
中尉「……さて、邪魔はいなくなったわけだが。」
相棒「むぐううううううーっっ!!!」ジタバタ
中尉「おっと、静かにしていろ。」
相棒「むぐぐ!むぐぐぐ!!!むーむー!!!」ジタバタジタバタ
中尉「騒がなければ危害を加えるつもりはない。」
相棒「むぐむむー!!!」
中尉「だーもうめんどくせぇな!何もしないって言ってるだろうが!!」
相棒「むー!!!!…………むぅ?」
中尉「だから落ち着け。」
中尉「……あー。」ボリボリ
中尉「勘違いしているようだから言ってやるが、私はお前が思っているほどゲスな奴じゃないぞ?」
相棒「……むぅー?」 ジトー
中尉「やれやれ、信用がないらしい。いや、あれだけの事をしておけば当然か。」
中尉「これが証拠に、今から脱走の手引をしてやる。」
相棒「!!」
中尉「今から拘束具と猿轡を外してやるが、騒げばどうなるか……わかるよな?」 スチャ
相棒「…………」 コクコク
中尉「それでいい……」 カチャカチャッ
相棒「ぶはっ!!」 ケホケホ
中尉「どうだね、少しは楽になったろう?」
相棒「ねえ、なんで助けてくれたの?」
中尉「…………お前、出身はどこだ?」
相棒「え?」
中尉「いいから答えろ、出身はどこだ?」
相棒「さ、さぁ……じっちゃんに育てられたから……。」
中尉「さっきからつけてるその胸のペンダント、どこで手に入れた?」
相棒「え、これ?」ジャラッ
中尉「そう、それ。」
相棒「じっちゃんがくれたんだよ。『お前と一緒に拾った、だからお前のもんだ』って……それがどうかしたの?」
中尉「……いや。」
中尉「さて、脱走の件だがな、」
相棒「ほうほう。」
中尉「この独房を出た先に、開発中の新型戦車の格納庫がある。それを奪え。」
メタルギア
相棒「 戦 車 ?」
中尉「ちゃうわ。新型戦車といってもお前の乗ってた運搬車と大差はない。」
中尉「お前の技量なら運転できるはずだ。部下がお前の運転テクを褒めていたよ。」
相棒「そ、そんな褒められても……///」
中尉「別に褒めてないさ。そしてこれが鍵だ。」 ヒョイッ
相棒「おっと。随分、変わった形の鍵だね。」 トスッ
中尉「技術部で開発中の電子キーだ。これがなければ戦車は起動しない。」
中尉「あと15分程度か……この後すぐここの人員の入れ替えがある。」
相棒「そのどさくさに紛れろ、って事?」
中尉「そういう事だ。」
中尉「監視も緩めておいたから、独房を出たら見張りに見つからんように格納庫へ向かえ。いいな?」
相棒「わかった。」
相棒「ところでさ。」
中尉「なんだ?」
相棒「ひょっとしてアンタとボクって、どっかで会ったりしてない?」
中尉「……どうしてそう思う?」
相棒「いやー、何か目的があるにしたってミョーに親切だなぁー、って。」
中尉「勘違いするな。別にお前の為じゃない。」
相棒「ツンデレ乙」
中尉「あ?」
相棒「ううん、なんでもないっ。ありがとね。」ペコッ
中尉「……ふん。せいぜい頑張れよ。」
カツッ カツッ カツッ …
* * *
ジャンク屋「あの中尉がか?」
ミク「意外ですね。」
相棒「案外、悪い人じゃないのかもねっ!しっかり掴まってて!」 ガコンッ
ジャンク屋「おぉっと!」 ダキッ
ミク「ッッ!?」
ジャンク屋「離すなよ!あと相棒、もう少し安全運転で頼む!」
相棒「おっけー!」
ミク「…… ///」
ガシャコン ガシャコン ガシャコン ガシャコン
兵士「や、奴ら多脚戦車を奪いやがった……!」
将軍「ひ、怯むな!撃てー!」
ダダダダダダダダダダダダダ!!キュンチュイーンカイーンコンアイーンチューン
相棒「そんなひょろひょろ弾、効かないよっ!」 ガシャッ ガコンッ
ギゴガゴ ギゴガゴ
兵士達「「「ひ、ひぃっ!?」」」
相棒「これはミクちゃんに酷い事した分!」
ドバババババババババババババババ (ミニガン)
兵士達「「「「うわあああああああああああ!!!!」」」」
チュインチュインチュイーン
ドシュンドシュンドシュンドシュン (グレネード)
相棒「これはさっき足を撃たれた分!!」
兵士達「「「「ぎええええええええええええええええ!!!!!!」」」」
チュドーン!チュドーン!チュドーン!チュドーン!
ドォン!ドォン! (大口径衝撃砲)
相棒「そしてこれは、さっきのセクハラのお返しだァァァァァーッッ!!!」
兵士1、2「「うひえええええええええええ!!!!!!」」
ズドーン!ズドーン!
ジャンク屋「馬鹿ッ、あんまり人を撃つんじゃねぇよっ!」
相棒「大丈夫大丈夫、当ててないって!ヒャッハー!」
ギャー!ワー!ズドーン!ドカーン!
相棒「ヒィハァァーッ!!いいぞベイベー!戦場は地獄だぜ!!」
ジャンク屋「……お前の将来が心配になってきた。
相棒「何で?」
ジャンク屋「そんな事やってるのが心底楽しそうだからだよ。」
相棒「だってホラ!
相棒「巨大ロボだよ?」
相棒「おまけに多脚歩行戦車だよ!?」
相棒「それを自分の思う通りに動かせるんだよ!!??」
相棒「メカ好きの夢満載じゃん!!わくわくしないわけないじゃん!!」キラキラー
ジャンク屋「……すまんが、それの一体何がいいんだ?」
相棒「別にわかんなくてもいいもーん。君は機械いじりが専門で操縦の楽しさを知らないしねー。」
ジャンク屋「ははっ、まったくお前らしいや……ぐっ!」
相棒「だ、大丈夫!?」
ミク「大丈夫ですか!?」
ジャンク屋「へ、平気平気、かすり傷だ……」 …
ガシャコン ガシャコン ガシャコン ガシャコン
相棒「ここまでくればもう大丈夫でしょー、もうそろそろ出口だよ!」
ミク「貴女は最高のパイロットです。」
相棒「い、いやーそれほどでもー!」デレデレ
ジャンク屋「……。」
ミク「どうかなさいましたですか?」
ジャンク屋「い、いや、ミクって、こんなにいい声してたんだなーって。」
ミク「……ボーカロイドは唄って踊って人間を楽しませる為に造られた物です。」
ミク「唄う事、踊る事、そしてそれを見た人に楽しんでもらえる事、それが私の喜び。」
ミク「……私は生まれてきてはいけなかったのでは?」
相棒「そ、そんな事ないよ……!」
ジャンク屋「……そんな事、あってたまるか。」
ドカーン!
相棒「何事!?」
将軍「フハァァ────ハハハハハハハハハハハハハ!!!」
将軍「どうやってくすねたか知らんが、新兵器が一台だと思うなよクソガキどもめ!」
ジャンク屋「しつこい奴……!」
相棒「大型パワーローダー……!」キラキラキラキラ
ジャンク屋「おい、しっかりしろ。」ツンツン
相棒「……はっ!?」ズビビッ
ジャンク屋「涎拭け。」
ミク「ハンケチどうぞ。」
相棒「あ、ありがとう。」フキフキ
相棒「ちょ、ちょッと待って、衝撃砲で吹っ飛ばすから!」カチカチ
ドゴォォン!!
将軍「効かぬわっ!」ヌンッ
相棒「き、効いてない!?」
将軍「わしの専用機のパワーと装甲ならば衝撃砲ごとき造作ないわァ!!」
ドガシーン!
相棒「すっごいパワーだ、やられちゃうよぉ……!」メキメキメキメキ……
prr!prr!
ジャンク屋「(通信!?)……もしもし!?」
女剣士『……ザザッ……聞こ…え……ザーッ…聞こえてる……?』
ジャンク屋「……あんたか!!無事か!?」
女剣士『……わたしが援護する……ザザッ……指示が欲しい……ザザッ』
相棒「そ、そんな事言われても……」
ジャンク屋「基本的には俺らが使ってるのと同じ設計っぽいな……って事は……」
ジャンク屋「おい聞こえてるか!!」
女剣士『ばっちりと。』
ジャンク屋「あれの弱点は……─────!」
将軍「ぬわーはははははははは!!!!」
将軍「くたばれい売国奴めえええええええ!!!!」
ズバンッ!
将軍「!?」
ガシャコン プシュー……
将軍「な、い、いきなり出力が……!?」バチチッ
女剣士「…………油断禁物。」シャキン
ジャンク屋「よっしゃ、膝突いたぞ今だッ!!」
相棒「隙ありぃいいいいいいいいいいい!!!」
ドカーン!!
…
*要塞の外*
ガシャコンッ プシュー……
相棒「あいたたた……」
ジャンク屋「派手にブッ壊したなー……大丈夫か?」
ミク「私は大丈夫です。」
相棒「ちょ、ちょっと足捻ったかも……ま、平気だけどね。」
ジャンク屋「しょーがねーなーもう……いててっ」
相棒「無理しなくていいって!」
ガタッ
将軍「この糞ガキがああああああああああああああああああああ!!!」スチャ
カチリ
ジャンク屋「!?」
相棒「あ、危ない!!」
ジャンク屋「(やべっ、足がッ!)」ガクッ
タ────── ── ─ ─ - -………ン
ミク「…………!」バタッ
将軍「な、なにィっ!?」
ユラァッ
ドガッ
将軍「……き、きさま……!!」ドサッ
女剣士「峰打ち。」
女剣士「……殺す価値もない。」
金属の部品を飛び散らせながら倒れるボーカロイドと、彼女に手を伸ばすジャンク屋。
ジャンク屋「───────ッ!」
彼らの頭上の曇り空は、いつからか雨空に変わっていた。 エピローグ
部下1「……中尉殿、“例の物”の回収が完了致しました。」ビシッ
中尉「よくやった。」
部下1「将軍の件は如何しましょう?」
中尉「“事故”だ。中央にもそう伝えろ。」
部下1「はっ!」ビシッ
部下2「例の“侵入者”の件は如何いたしますか?今ならまだ追えますが。」
中尉「放っておけ。社会のクズ二匹ごとき、知られたところでどうって事はない。」
部下2「……よろしいのですか?」
中尉「何がだ?」
部下2「あのペンダント……?」
中尉「……余計な事を。」
部下1「如何なさいますか?今なら引き留められますが……。」
中尉「今回の件は“事故”だ。侵入者など始めからいなかった。そうだな?」
中尉「……雨が強くなってきたな。さっさと片付けて引き上げるぞ。」
部下s「はっ!」ビシッ
*街中*
相棒「ぶえええええええっっっくしょいぶるあああああああっっっ!!!」
ジャンク屋「……ったく、バカでかい声でくしゃみしやがって。」
相棒「なんか、どこかで誰かがボクの噂をしている気が……?」ズズ
ジャンク屋「気のせいだろ。」
相棒「だよねぇ。」
女剣士「……」
ジャンク屋「アンタには世話になったな。ありがとよ。」
女剣士「こちらこそ礼を言わせて欲しい。」
相棒「いやいや、お礼だなんてー。」テレテレッ
女剣士「……“彼女”の事は、わたしの力不足だった。申し訳ない。」
ジャンク屋「いいや、アンタが謝る事じゃない……むしろ俺のせいだ。」
ジャンク屋「俺があの時ヘマしなければ、いいや、あいつの事を見つけなかったら……。」
女剣士「……これはわたしの意見なのだけれど。」
ジャンク屋「……なんだ?」
女剣士「誰がどうしたところで、彼女の事を救う事は出来なかった。」
女剣士「陸軍が回収しようが、わたしが回収しようが、同じ事が起きた。」
女剣士「それにもしわたしが彼女の立場なら……貴方達には幸せになって欲しいと望むはず。」
ジャンク屋「……アンタ、ホントいい人だな。」
女剣士「……では、わたしはこれで。」スタスタ
ジャンク屋「お、おい。」
女剣士「何か?」クルッ
ジャンク屋「……行っちまうのか?」
女剣士「次の任務がある。」
女剣士「それに…」チラッ
相棒「ん?ボクの顔に何かついてる?」
女剣士「……。」
女剣士「……お幸せに。」ニコ
スッ……
相棒「……行っちゃったね。」
ジャンク屋「……俺らも行くか。」
相棒「うん。」
… *要塞の外*
将軍「おのれガキどもめ……ただではすまさん……ッ!」
カツッ カツッ カツッ カツッ カツッ カツッ
中尉「…………。」
将軍「!お前か、ちょうどいい、あの売國奴を殺して来い!」
中尉「……売國奴ですか。」スチャッ
ターン
将軍「んな…………!?」
中尉「悪く思わないでくださいよ将軍閣下、これも“お國の為”ですから。」
将軍「何故…………ッ!?」
中尉「……中央のお偉方の考える売國奴と、貴方の考える売國奴は違うという事ですよ。」
将軍「よ、よせ、やめ……──────ッ!」
… …
帝居。
帝都の中心にその宮殿は立っている。
歴代皇帝の住居でもあり、現帝政の中枢でもある。
???「でやぁっ!」
??「だぁっ!!」
カキンッ
ヒュンッ
???「ぎゃっ!」
キィンッ
???「あいたたた……もう少し加減してよ。」
??「お言葉ですが皇帝陛下、」
摂政「貴女様を狙う刺客は、決して加減などしてはくれませんよ?」
皇帝「で、でも、あんたほどの達人が相手じゃ鍛錬なんて……!」
摂政「何をおっしゃりますのやら。この摂政めは、陛下の御為を思ってこそ……」
皇帝「わかってるわよ。それぐらい!」
摂政「そこまでおわかりならば、鍛錬がまだ足りないのもおわかりいただけますね?」
皇帝「そりゃ、そうだけど……。」
摂政「まだまだ余裕があると御見受け致しますが、陛下?」
皇帝「ぐぬぬ……!」
コンコン
女剣士「……失礼いたします。」
摂政「なんです?」
女剣士「例の件でご報告が少々。」
摂政「ならば仕方ありませんね。陛下、しばし休憩といたしましょう。」
皇帝「…………(`・ω・´)」グッ
摂政「ああ、戻り次第再開いたしますので。」
皇帝「…………(´・ω・`)」
… …
摂政「なるほどなるほど……」
摂政「そういう展開ですか。ま、そういう事なら問題ありませんね。保険も効いたようだから。」
女剣士「……?」
摂政「いやいや、こっちの話。例の彼らは、しばらく様子見て、何か異変がなければそのまま放置で。」
女剣士「はい。」
摂政「……気になるならそれはそれで構いませんがね。」
女剣士「っ!?」
摂政「くつくつ、貴女も女の子だという事ですよ。」
女剣士「…………」///
摂政「あの戦争が終わってからもう随分経ちますね。」
女剣士「……。」
摂政「……この國は未だ危うい均衡の上で成り立っている。」
摂政「軍部には今もなお魑魅魍魎が蠢き、議院や地方では老害や害虫どもがこの國を食い物にしようとしている。」
摂政「陛下も先帝陛下に似て、とても聡いお方ではあるが、まだまだお若い。」
摂政「もうしばらくは私達のような人間が手を汚す必要がある。例えこの両手が血に染まろうとも。」
摂政「貴女も辛いでしょうが、それもこれも全てはこの國の未来の為。」
摂政「もう少しだけ頑張ってください。」ニッコリ
女剣士「……仰せのままに、閣下。」 …
prr!prr!
「ええ。はい。」
「無論、“新兵器の起動実験における事故”です。例の衛星兵器は完全に破壊されました。」
「……ご安心ください。目的の物は回収済みです。」
「新型多脚歩行戦車の駆動データも、大戦中最も手こずったレプリロイド兵士の戦闘データも。」
「……。」
「くくっ、流石の将軍サマも摂政殿も、この私がそちら側のスパイだとは見破れなかったようで。」
「これを機に武断派も大人しくなり、摂政派との交渉もやり易くなるでしょうな。」
「せっかくですから摂政派に恩を売っておくのも悪くないかと……あ、いえ、出過ぎた事でしたね。」
「……。」
「ええ、全て閣下のご意向通りに。」 推奨BGM。これ聴きながら書いた。
ttp://www.youtube.com/watch?v=izTqawUYBPc
ttp://www.youtube.com/watch?v=ysSxxIqKNN0
VIPで見ている内に台詞系SSが書きたくなり、好きな物をごった煮して自分なりに試行錯誤しながら書いた。
書き上げたはいいが、次に待ち構えていた忍法帖のレベル上げが本当にだるかった。
やっとこさレベル11に達してVIPでスレ立てたのに、運が悪くてすぐ落ちた。
俺は、キレた。
確かに、人数とか勢い(ついでに罵倒も)とかはVIPの方が凄かったかもしれない。
が、それでもやっぱ誰か観ててくれるってのはいいものですね。創作発表でやってよかったと思ってます。
徹夜の支援、ありがとうございました。
一応続きの構想もあるのでこのスレは使える限り使いたいと思います。
ただ、帰って来なかったら乗っ取りでも何でも再利用してやってください。 八巻正治教育学博士は【好きな人のパンティ】を被ると変態仮面となり、父譲りの慎重さと母譲りのスタイリッシュを武器に悪者を懲らしめ、ピンチの際は仮面姿+キャミソールを身に付ける事で究極の変態パワーを解放するのだ!! _
|O\
| \ キリキリ
∧|∧ \ キリキリ
ググゥ>(;⌒ヽ \
∪ | (~)
∪∪ γ´⌒`ヽ
) ) {i:i:i:i:i:i:i:i:}
( ( ( ´・ω・)、
(O ⌒ )O
⊂_)∪ 家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。
グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"
Y3CJA0WXVZ 知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
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暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
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