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SS・小説創作の初心者のためのスレ 4筆目
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0001創る名無しに見る名無し
垢版 |
2010/08/08(日) 01:17:49ID:F3EUgR0t
自分もSSや小説を書いてみたい。
でも、慣れている人に混じってスレに作品を投下するほど度胸はない。
そんな人のためのスレです。
一次創作、二次創作問わず、どんなに下手な文章でも気兼ねなく書き連ねてOK。
このスレのコンセプトは「初心者に向けて優しく懇切丁寧にアドバイスする」ことです。
批評ではありません。

誰だってみんな最初は下手でした。
ここは、初心者のための練習と実力向上を目指したスレと思ってください。
雑談も歓迎します。
アドバイスが欲しい場合や、文章作法に関して質問がある時などは
その旨に関して書き込んでおくと
SS書きさんが時々立ち寄って色々優しく教えてくれるはずです。

荒らしは徹底して無視してください。


アドバイスする人へ:
あくまで、初心者の向上のために共に力になるという目線で書いてください。
ここは投下者が批評を望まない限りにおいては、批評するスレでは あ り ま せ ん。
そもそもこの板自体、創作発表を主眼とした板です。
書く人、読む人ともに、批評に関しては、創作文芸板、同人ノウハウ板などを利用することもできますのでご一考ください
加えて、読み手同士の議論はスレ違いです。二次的批評は場を移してください。


前スレ:
SS・小説創作の初心者のためのスレ 3筆目
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1249926980/

関連スレ:
【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ22
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1277126035/

【褒めて】優しい感想を付けて貰うスレ【伸びるよ】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281197722/
0495創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/03/10(土) 17:26:34.05ID:0mKK944U
>481
俺は基本的にエロがどうのというのは無視してる。
前時代的な論争もしない。
0496創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/03/11(日) 01:07:19.43ID:jF1a8A8T
地の文を練習するにはどうしたらいいんでしょうか…
ひたすら読んで書くくらいしか思いつかないのですが、それ以外の方法等があれば教えてください
0497創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/03/11(日) 16:01:43.94ID:SIRoHHfl
それ以外の方法はない。
読む割合は減らしてもいいが、毎日頭に浮かんだものをそのまま消さないで書いてみることだ。
0500創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/03/21(水) 01:44:04.05ID:un/CzcSz
500
0501創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/03/31(土) 01:32:42.97ID:4akEda8i
「お前は何もわかっていない!」
「分かって無いのは君の方だよ!」

時刻は午後12時20分
普通の高校の普通の教室内に、二人の少年の叫び声が木霊した。
教室では授業が行われるわけではなく、それぞれの生徒が思い思いに机を動かし、
思い思いのクラスメイト……または他のクラスの友人達とグループを作り、弁当箱の中身を突いている状態……
すなわち昼休みである。

当然ただ黙って食事をする者は少なく、それぞれのグループで教師の悪口、昨日のテレビ番組の内容、
流行の歌手についてなど様々な会話がされており、教室という空間を雑然としたものにしている。

しかしその雑然とした空気の中でさえ、冒頭の2人の少年の叫び声は多くの生徒の目を引く程の
ボリュームであり、本人達も周囲の視線に気づいたのか声を潜めた。
「……だから、姉好きなど理解できん。妹こそが至高であることになぜ気づかないのだ少年Aよ」
「いつから僕を少年Aというモブキャラの様な名前で呼ぶようになった。ていうか妹の方が僕にとっては
理解できないな」

教室の窓際の列の最後尾……要するに教室の隅にグループを作る3人組
会話の内容は、「姉」「妹」どちらがよいかという至極どうでもいいような内容だが、3人の内2人は真剣に
議論を重ねている。……周囲の注目を一時とはいえ集めてしまう大声を出してしまうほどに。
窓際ということもあり、外から窓を通して入り込む光に照らされるという、まさに青春の1ページとでも
いうような絵面でのこの会話。
おそらく彼らの両親がこの残念な光景を見ればむせび泣くことだろう。

「お前は朝、【お兄ちゃんっ!朝だよっ!】と水を混ぜた片栗粉のようなドロリとしたノンレム睡眠から
深い緑で色づく木々が生い茂る森の中、木々の隙間から差し込む日光、そしてそれらを祝福する鳥のさえずりのような
爽やかさかつ愛らしい声で起こされる喜びを思い描いたことがないというのか……!?」





0502創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/03/31(土) 01:33:55.43ID:4akEda8i

「例えが長いし意味不明だよ……君の頭は爽やかさを思い描くあまり空っぽになっているんじゃないか?
……うん、それならある意味爽やかかもね」
そんな絵面の中、妹好き少年の繰り出す異常に回りくどいうえに意味不明と言っても十分に納得できるレベルの例え話を交えた妹好きの少年の台詞に、
姉好きの少年が皮肉交じりの突っ込みを返す。
尚、その間もう一人の少年は我関せずといった様子で母親から作ってもらった弁当をつついている
妹好き少年のたとえ話の間にからあげを一つ、卵焼きを一つ平らげたようだ。

「なんだ、俺の頭が悪いといいたいのか……?」
姉好き少年の皮肉がふんだんにこめられた突っ込みにたいし若干のいらつきを表情に出しながら妹好き少年が箸を動かし
弁当の鮭フレークが乗せられた米を口に運び、咀嚼しながら問いかける。
姉好きの少年は口の端をニヤリと吊り上げ、目に掛かる前髪を片手で払いのけた。

「別に。まぁ姉の【弟君、朝だよ?】という淀んだ眠気を静かに心の内側から燃え盛る炎によって
覚ましてくれるような言葉をかけてくれる方が素晴らしい。これに気づかないという点では少し君はおバカさんだとは
思うけどね」

「……お前の例えも大概だな」

ボケと突っ込みの攻守逆転である。
その後も各自の弁当を腹に収めていきながらも口論を続ける二人であったが、時刻の経過により
昼休みの終わりが近づいていること、そしてなによりお互いの意見は石のように固く、
曲がることがないということを理解した二人は、それまで黙って二人の意見を聞きつつ弁当を食べる作業に集中していた
もう一人の少年に結論をゆだねることにした。

「「なぁ、お前(君)は妹と姉、どっちがいいと思う?」」

……

それぞれのグループがそれぞれの会話で盛り上がり、食事も終わったことでより一層
賑わいをみせる教室の一角で緊張が走る。
二人の少年がかたずを呑んで見守る中、昼休み中声帯を震わせることなく、ただ黙々と食事をし、ただ黙々と二人の意見を聞き続けた
少年の口が、ついに言葉を発するために開かれた。

「母」



0503創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/03/31(土) 01:36:41.89ID:4akEda8i
以上です
描写、台詞回し。とにかく目につくところがあればご指摘お願いします
0504創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/03/31(土) 01:55:59.99ID:lzCNloYp
そんな絵面の中、妹好き少年の繰り出す異常に回りくどいうえに意味不明と言っても十分に納得できるレベルの例え話を交えた妹好きの少年の台詞に、
姉好きの少年が皮肉交じりの突っ込みを返す。

すぐ気になったのはここかな。どっちの「妹好きの少年」を消してもいいけど、個人的には最初のを消す方がすき
0506創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/04/06(金) 21:18:07.26ID:MjL8GhOI
主人公の呼び名が変わるのってあり?

例えば
「はじめまして、太一郎です」
 目の前の少女に太一郎は頭を下げた
「太一郎か……。少し呼びにくいな、イチローでいいか?」
「え? い、いいですけど…」
「よろしい、ならばお前は今日からイチローだ! よろしく頼むぞ、イチロー!」
 少女はイチローの前に手を差し出した

ここで太一郎→イチローっていう書きたいんだけどありなのかな?
0510創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/04/12(木) 01:01:54.25ID:WpzMt3SA
そこに必然性があって、それを印象に描けるなら良い
でもあんまりやらん方が、とも思うなぁ
少なくとも地の文では太一郎で統一するくらいでないと、読んでて混乱しそう
0511創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/04/24(火) 19:23:52.08ID:iJIx51EV
「松田君、資材室からパソコン用の紙を二包み持ってきてくれない?」
「分かりました」
 松田は大きく頷くと部屋を出て行った。

「これでいいですか?」
 松田はパソコン用の紙を持ってきたが……。
「松田君、これ違う……頼んだのはB4用の紙……」
「え? す、すみません!」
 慌てふためく彼にし対し、彼女も少しすまなそうな声で、
「いいのよ、サイズのことを言わなかった私が悪いんだから」
 と頭を下げた。
「じゃあ、また行ってきます」
「うん、ごめんなさいね」
「気にしなくていいですよ」
 再び松田は足早に部屋を出ていった。

「今度こそこれですよね?」
「うん、ありがとう」
 三度目の往復で少し疲れた顔をしていた。

このように何回もシーンをぶつ切りにするのはありなのでしょうか?
あと、その際に間を空けるのは極力やめたほうがいいのでしょうか?
0512創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/04/24(火) 22:34:59.89ID:s7XG9zB9
上の例の場合、数分後とか入れた方がいいかも
場所が変わるなら一段開けた方がいい

行って戻ってくる場合は?
その部分を書け
0513創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/04/27(金) 23:47:17.82ID:1Swi1XBJ
初めて書いてみたけど難しいですなあ。
情景描写が書けない書けない……。
自分の頭の悪さに辟易してますわ。
0514創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/04/28(土) 22:59:56.83ID:KPHymQX/
>>513
俺も初心者だから偉そうなことをいえないけど
とりあえず、そのまま書いてみたらどうだろう?
例えばキーボードひとつに関しても色や形、大きさなんかも結構重要
細か過ぎると読むのは疲れるから綿密に書かなくてもいいけど……

まずはそれはどういうもの? っていうのを考えてみればいいと思う
読む人の前には絵が無いんだから
0515創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/05(土) 08:41:36.64ID:CVe6PdeP
ーーのっぺらぼう。
その言葉の響きだけで、誰もが一度は見たことがあるあの顔が脳裏に浮かぶ。
アイツは顔が無いだけで何もしない妖怪だが、それが酷く不気味なのだ。
先日、私が駅のホームで電車を待っていると、何処からともなくアイツが現れた。
初めは驚いたが、やはり何もしてこないので暫く観察することにした。
アイツは自動販売機に近づき、ポケットを探るなど財布を探す仕草をした。
「口が無いのに飲めるんですか?」
と、私が訪ねると、アイツは自分がのっぺらぼうであることを思い出したのか、肩を落とした。

地の文をあまり書いたことがないのですが分かりにくい部分とかありましたか?
0516創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/05(土) 11:49:35.79ID:gFCjYsMk
「ソイツ」の方がベターじゃないかなぁ
誰かに話しているにしても思い出してるにしても、最初に「駅に居たのっぺらぼう」を暗に指してるわけだし

三行めを
特に害があるわけでもないが、顔がないというのは酷く不気味にうつるものだ
にした方が、私は自然だと思う
0517創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/21(月) 19:22:40.80ID:RU65tKxJ
感情描写が下手だといわれました
人物を書いていても
・感情移入が出来ない
・なんかそこにいる気がしない
・勝手に動く様子が無い
と言われます

これはどうしたら良いのでしょうか?
0519創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/23(水) 17:50:28.30ID:rufcMXUl
あれ程早く大人に成りたいと願っていた僕だったのが、
最近になって逆に子供たちを羨ましく思うようになった。
子供ならではの自分がしたいがままにはしゃぐあの姿。
それは、幸せなんだ。
自分には死ぬまで味わえない無知がもたらす紛れもない幸せなんだ。
そう、思えてきた。

ふと昔、あの頃を、思い出した。
自分たちの行く末も知らず、ただ日々を重ねていたあの頃が。
あの頃に、僕らはいた。確かにいたんだ。
何も知らない僕らが。
僕は左頬が凍りつくのを感じた。

どこか不自然、改善すべきところはありますか?
0520創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/26(土) 14:01:33.29ID:qv3vvFUC
>>519
一見して、とんでもなくテクニカルに走ってるように思えた。
どこまで狙ってやってるのかわからないんで、言いにくいんだが。
とりあえず、それまで昔のことを延々思い出してた心理描写を書き連ねて、
最終行で現在の状況描写がいきなり入ってきてるのは、わざとだよね?
全く「狙って」やってないと想定して(つまり、小学生の作文レベルで)指摘するぞ。



あれ程早く大人に成りたいと願っていた僕だったのに、
最近になって逆に子供たちを羨ましく思うようになった。
子供ならではの、自分がしたいがままにはしゃぐあの姿。
それは、幸せなんだ。
無知がもたらす、自分には二度と味わえない紛れもない幸せなんだ。
そう、思えてきた。

改めてあの頃のことを考えてみると、そんな風に思える。
ふと昔を、子供の頃を、思い出し、そんな連想をした。
自分たちの行く末も知らず、ただ日々を重ねていたあの頃を。
あの頃に、僕らはいた。確かにいたんだ。
何も知らない僕らが。
僕は左頬が凍りつくのを感じた。

1.1行目「僕だったのが、」→「僕だったのに、」
「僕」が主語だとすると、そのあとの「だったのが」では、この文の述語、「になった」と対応できてない。
「僕だったが、」(けど、なのに、等の逆接の接続詞なら可)としてしまうと、この文は問題ないが、
「早く大人に成りたいと願っていた」から6行目の「そう思えてきた」へと変化していっている流れがおかしくなる。
ここは、「僕だったのに」として、今ではそうではないことを匂わせておく方がいい。
2.5行目「自分には死ぬまで味わえない無知がもたらす」→「無知がもたらす、自分には二度と味わえない」
「死ぬまで味わえない無知」と読まれかねないので順序変更。
「死ぬまで味わえない」とすると、「子供のころに味わったろ」などと突っ込みを入れられそうなので、
「二度と味わえない」に変更。
3.7行目「ふと昔、あの頃を、思い出した。」
→「改めてあの頃のことを考えてみると、そんな風に思える。ふと昔を、子供の頃を、思い出し、そんな連想をした。」
たとえば、昔=1年前、あの頃=子供の頃、で、「1年前に、ふと、子供のころを思い出した」、と解釈できなくもないが、
最終行で現在の状況を書いているので、
「1年前に子供の頃のことを思い出していた」ことを(現在)思い出していると、(現在)左頬が凍りついた、
と解釈することになる。
「1年前」のことを全く書いていないのだから、そこまでややこしい解釈は不要。
前段であれだけ子供の頃のことを、あーだこーだ考えておいて、いまさら「ふと」思い出した、はないだろう。
というわけで、ふと思い出して、それを切っ掛けにいろいろ考えてみたのが、前段の内容、って事にした。
この部分は解釈の余地が大量にある。というか根本的な問題が此処にある。
4.8行目「あの頃が。」→「あの頃を。」
これまた解釈の余地がある。
前文の「あの頃を、思い出した。」を考えると、「あの頃を。」として、
『思い出した』が省略されたように見せるのが一番自然だろう。
原文通り「あの頃が」、としておいて、
読者に『思い出される』だけでなく『愛おしい』『忌まわしい』等の余韻を感じさせる事を狙うこともできる。
が、少なくとも、この文章だけではそこまで感じさせるのは難しい。
「あの頃に」とすることもできる。
次の文の「あの頃に、僕らはいた。」につなげることを考えた場合だが、
そもそも次の文が短すぎる。
だったら、「自分たちの行く末も知らず、ただ日々を重ねていたあの頃に、僕らはいた。」で構わない。
「あの頃」とだけにするのもいい。
体言止めというのは、助詞がないことで、逆に余韻を残すことができる。
のだが、この文章の場合、直前の文も直後の文も「あの頃」のことを書いている。
その途中で「あの頃」と体言止めをしても、効果が薄い。
趣味もあるだろうが、「あの頃を。」→「あの頃。」→「「あの頃が。」→「あの頃に。」の順だろう。
0521続き
垢版 |
2012/05/26(土) 14:05:56.25ID:qv3vvFUC
5.根本的な問題:変にテクニックに走るな。ストレートに行け。
3番目の指摘点とも関連しているが、「ふと思い出したこと」と
「それについて、いろいろ考えてみたこと」の順序がおかしい。
結局のところ、一般的な連想の順序のままに書くのが一番わかりやすい。
子供の頃を思い出す→その時期のことを描写→その時期のことを今考えてみる

ふと、子供の頃を思い出した。
あの頃の僕らは、早く大人に成りたいと願っていた。
大人になるということの意味もわからぬままに。
自分たちがしたいがままに過ごしていたあの頃を。
ただ、はしゃいでいただけのあの頃を。
自分たちの行く末も知らずにいたあの頃。
それは、幸せなんだ。
紛れもない幸せなんだ。
無知がもたらす幸せなんだ。
二度と味わえない幸せなんだ。
そう、思えた。
あの頃に、僕らはいた。確かにいたんだ。
何も知らない。そして、それゆえに幸せな僕らが。
僕は左頬が凍りつくのを感じた。

ちなみに、4〜6行目の「あの頃」3連続で、最後だけを体言止めにしたのは「狙って」だ。
コピペして、3つとも「あの頃を」にする。3つとも「あの頃」にする。3つ目を「あの頃が」にする。
などでどう変わるかやってみてほしい。
一番ストレートで解釈の余地が少なく、誤解されることもないのは、
「あの頃を」三連続だろうけど、あえて狙ってみました。
(それくらい遊ばせてくれ)

以上
0522創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/26(土) 19:46:22.45ID:G0BlZZP6
>>520-521
添削ありがとうございます。
すごく参考になりました。

0523創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/26(土) 20:28:16.36ID:G0BlZZP6
ふと、子供の頃を思い出した。
あの頃の僕らは、早く大人に成りたいと願っていた。
大人になるということの意味もわからぬままに。
自分たちがしたいがままに過ごしていたあの頃。
ただ、はしゃいでいただけのあの頃。
自分たちの行く末も知らずにいたあの頃。
それは、幸せだ。
紛れもない幸せ。
無知がもたらす幸せ。
二度と味わえない幸せ。
そう、思えた。
あの頃に、僕らはいた。確かにいたんだ。
何も知らない。そして、それゆえに幸せな僕らが。
そう思う刹那、僕は左頬が凍りつくのを感じていた。
後悔から募らせた。
怒りを募らせた。
自分へと募らせた。
過去は変えられないと、
無駄なことだと、
知りながらも募らせた。

参考に続きを書いてみました。
0525!ninja
垢版 |
2012/05/26(土) 23:49:02.95ID:dCF9x+hF
0527創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/29(火) 01:43:26.46ID:A9smGgzW
 社会見学の女学生を見るために、いい年をした男達がひしめきあっていた。
「彼らは非番のはずですが……」
 施設案内を務める、この区画で最も若い女性事務員は動揺しきっている。
それもそのはず、この男達が来る予定は全くなかったのだ。そもそもこの男達には社会見学についての情報を一切漏らしていないはずだった。
「仕事熱心な奴らだ……」
 班長は心底呆れたように呟く。
 娯楽も若い女の柔肌もないここでは、年一回の女学生の社会見学はお祭り騒ぎだった。いや、祭そのものだ。
中には気を引くために一発芸を披露する者、前日から場所取りをする者までいる。
 暇な奴らだ。
 俺は班長に向けてやれやれと肩を持ち上げてみせた。班長、お互い大変ですね。
「お前は当直だろうが! 仕事場に戻れ!」

 高度約百キロメートル。
 かつて人類が地球と宇宙の境目だと定めた空を、今は巨大な壁が覆っていた。もっとも、ここは地球ではないのだが。
 全七層からなる厚さ五十メートルのその殻は二層が居住区になっていて、多くの人間がそこで暮らしている。
人類が宇宙開発計画を凍結して久しい今では、ここが宇宙に一番近い世界だ。
 そしてこの鋼鉄の殻がナオシの仕事場だった。
「ちくしょう、何が仕事場に戻れ、だ。仕事なんかねえじゃねえか」
 その職場で彼はダラダラと愚痴を漏らしていた。
 乱暴に刈り込まれた黒い短髪を安物のタオルで包んだ、二十代半ばの東洋系男性。
今はそのタオルに不釣り合いなタキシードを着込んで、花束片手に椅子に深く座り込んでいる。
 ナオシはその姿勢のまま、うんざりしたように部屋を見渡した。
 安っぽい机が三台並んで、そこに申し訳程度に置かれた型落ちコンピュータ。
狭い部屋には様々な物があちこちに散らばっている。中には大道芸に使うような一輪車や、どこから盗んできたのか分からない交通整理人形まである。
 およそ仕事をする場所とは思えない。物置と大して変わらない仕事場に、当然のように仕事はなかった。
0528創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/29(火) 01:48:29.14ID:A9smGgzW
今書いてるSFものの冒頭なんですが、まだ小説をほとんど書いたことがないので勝手が分かりません
変な文章になってないか、読者を置いてけぼりにしてないか
など指摘してくださると嬉しいです
0529創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/30(水) 07:12:48.53ID:+Guauw/L
レッド「ランセ地方?」

オイチ「はい。ここはランセ地方です。」
レッド「あんたは?」
オイチ「オイチと申します。えっと…ハジメの国のブショーリーダーさんですよね?」
レッド「は?」
オイチ「え?」
レッド「……」
オイチ「……」

こんな感じでss書きたいのですが
見てもらえますか?ポケモン+信長です。
0532創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/30(水) 16:44:51.98ID:+AAN0yQL
>>528
文章的にはそこまで違和感覚える箇所はないように思うが、
内容的には世界観がさっぱり伝わってこない感があるね。
出だしが、社会科見学に訪れた女学生達に群がる男どもでいいのかどうか、
もう少し考えてみた方がいいんじゃないかと思う。
何か、世界観、その世界を取り巻く状況、主人公の置かれてる状況を
説明できるような情景の選択がありえるんじゃないか、と思うかな。
そういう部分をもう少し詳しく伝えるように意識した方がいいと思う。
0535創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/05/30(水) 21:17:23.53ID:tI8gqE6o
>>532
なるほど
冒頭であんまり設定ぶち込んだら引かれると思ったんですが、場面で概観をほのめかせば良かったんですね
アドバイスありがとうございました
0536創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/06/26(火) 02:11:58.16ID:Mh2ind69
 
0537創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/07/09(月) 08:41:10.31ID:1JVczHAO
学ぶ力には三つの条件があります。

第一は自分自身に対する不全感。
自分は非力で、無知で、まだまだ多くのものが欠けている。
だからこの欠如を埋めなくてはならない、という飢餓感を持つこと。

第二は、その欠如を埋めてくれる「メンター(先達)」を探し当てられる能力です。
メンターは先生でもお母さんでも、ネットの中の無名の人でもいい。
生涯にわたる師ではなく、ただある場所から別の場所に案内してくれるだけの
「渡し守」のような人でもいいのです。
自分を一歩先に連れて行ってくれる人は全て大切なメンターです。

第三が、素直な気持ち。
メンターを「教える気にさせる」力です。オープンマインドと言ってもいいし、
もっと平たく「愛嬌(あいきょう)」と言ってもいい。

「学ぶ姿勢」のある人は、何よりも素直です。
つまらない先入観を持たないから、生半可なリアリズムで好奇心を閉ざさない。
素直な人に聞かれると、こちらもつい真剣になる。知っている限りのことを、
知らないことまでも、教えてあげたいという気分になる。そういうものです。

以上、この三つの条件をまとめると、

「学びたいことがあります。教えてください。お願いします」

という文になります。これが「マジックワード」です。
これをさらっと口に出せる人はどこまでも成長することができる。
この言葉を惜しむ人は学ぶことができないのです。
学ぶ力には年齢も社会的地位も関係がありません。
>>534さんも、早く学ぶ力を身に付けてください。
0540創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/08/14(火) 07:32:28.96ID:Ke30Aux/
あったかしら
0541創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/08/14(火) 13:43:25.30ID:3DCTQTtw
>>539
文章の書き方とかなら、文章作法なんかの言葉でググればすぐ出てくるのでは


>>538みたいなことはタブーだと思う
書いた本人じゃない人間がURL晒すとか、荒らし目的としか思えない
0542創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/08/22(水) 22:32:56.33ID:DXdVsSjV
登場人物の名前を考えている時に、参考になるかと
ネットで「赤ちゃんの名前」と検索したら全然参考にならなくて逆に笑えた
0544創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/08/26(日) 13:04:41.47ID:+PzLKSNW
ホラー小説のプロットを練っている最中
「主人公の名前どうするかなー」と名付けサイトを覗いたら
心愛や綺羅李や流琉などの名前がオンパレード
いや、ある意味ホラーになるけど
0546創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/09/14(金) 02:17:04.15ID:tEqSLgs+
彼女が結婚をするらしい。
喫茶店のカウンターに隣同士で座って写メを見せてもらった。
すごくハンサムな男。
イタリア料理店の店長で、背も高いらしい。
完璧に勝ち目はない。
私は捨てられる。

ユキはいつものように人をバカにした態度で、私に突然の結婚をつげた。
「ミホ。おめでとうは?」
おもしろそうに私をみつめてくる。
次に私がなんて言うのか楽しみにしている。
この状況を楽しんでる。
私はそのテンションにのっかる気分じゃない。
自分でも驚いたのだが、私はショックを受けている。
もともとドイツにいる彼女とは遠距離恋愛だった。
彼女が仕事で日本に戻って来るときに会うだけ。
「お前が男と付き合えるなんて知らなかった」
「私って結構モテるみたいでさ。意外」
はははと笑って、ユキはオレンジジュースを飲む。
決して美人とは言えない。目が小さく一重で、冷たそうに見える。鼻は高くてキレイだ。パサつく髪が肩まで伸びている。
どちらかといえば男っぽく女にしては粗野な印象をうける。
性格は最悪で、30近くになるのに思春期をいまだに引きずっている。
こんな女と結婚したがるイケメンってなんなんだ。
でもさっき見た写メでは二人幸せそうにほほえんでいた。違和感がなかった。
はっきり言ってお似合いだ。
「ちょっと、ミホ。顔色悪いんだけど」
「うるせー」
「あははは。私に捨てられる」
「黙れっ」
私はイライラして、アイスティーをいっき飲みした。
「日本で式あげるんだ。彼の実家の方でね」
「ああ。そう」
私は気分が悪くなってきたので、そろそろ帰りたい。
席を立とうとしたら腕をひっぱられた。
「痛っ」
「待てよ」
「なんだよ」
ヒステリー女みたいに私は言った。
悔しくて悲しくて恥ずかしいけど泣いてしまいたい。
泣くなんてユキに負けるみたいで嫌だけど。
「さよなら、ミホ。今まで楽しかった」
そう言って子どものように笑う。やっぱり何か楽しそうに。
たぶん私がこんなに動揺しているのがおもしろいのだろう。こういう女だった。
「結婚式には来てよ」
「わかった」
私は後ろを振り返らず、店をでた。
深呼吸をしてできるだけ彼女の記憶を消そうと努力する。
でも浮かんでくるのはただユキの笑顔だけ。


書き始めたばかりで、どこをどのようになおしたらよいのか、
全くわかりません。
お時間のある方、どうかよろしくお願いいたします。
0547創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/09/14(金) 15:41:29.59ID:CoaRYrvn
もっと本を読んでとにかくもっと書くといいと思う。ここでなんか聞くより実はそれが一番効くんだ。
0549創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/09/17(月) 18:44:32.90ID:42LtV2LT
>>547>>548
どうもありがとうございました。

もっといっぱい本を読んで、いっぱい書きたいと思います。
エピソードを入れた方がよかったのですね。
参考にさせていただきます。
0550創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/09/20(木) 18:05:22.79ID:cUhqBQb/
1/6
私が通った大学は安土桃山時代の会戦跡地で有名な町にあります。
ちいさな町全体が戦場跡地のようなもので、山菜採りなどしていると今なお人骨や朽ちた剣、矢じりなど見つかる。そんな町でした。

二回生を終えた春、友人五名と近隣の温泉街へ一泊旅行に行きました。車は私が出しました。
そして旧街道は老舗の茶店がある丁字路に近づいた時、私はこれ迄一度も感じたことのない違和感を感じたのです。
何かが嫌な感じで丁字路の土手の上にあって、私の胸を重たくしてくる。
後に思い返して言葉にするならこうした感情が、丁字路を過ぎるまでのごく僅かな時間の中でわき上がりました。
しかしその時はすぐにこれを忘れました。

正午過ぎ、温泉街の一角にある宿に着き荷物を預けると、私は急に疲れを覚えたので横になり、皆は散歩に出ました。
やがて私は夢を見ました。
ひとりの少年が泣いている夢。
ぼうっと浮かび上がる影のようなその姿が、少年であることだけは何故か分かるのです。
彼にも私が見えているようで、数回目が合ったように思います。
その度に彼のさびしさがじんと伝わるのに、黙って眺めるしかできない。彼を慰めたいと思うのですが、どうしても声が出ないのです。
やがて少年との距離が次第に遠ざかっていくように感じました。直線的な距離ではない、距離の深さが増す感覚とでも言いましょうか、少年のさびしさをそのように感じているのに、夢の私はやはり何もできず無力で苦しかった。
眠りから覚めてもその夢が忘れられず、目を瞑ったままぼんやりしていると、不意にピシッ、と、板床を踏み鳴らすような音が廊下の方から聞こえてきました。
私は、誰か帰ってきたなと思いましたが、旅館の床は錆茶色のリノリウムです。そのことに気づきおかしいな、と思った瞬間、またピシッ。
私は目を開けました。
その音は前よりはっきりとして、確かに人の足音が立てるものではない。
ピシリ。
ピシリ。
それはこの部屋にゆっくり近づいてくるようでした。
ピシリ。音はもう部屋の前からするようです。私は跳ね起きると入口の前に立ち、引き違いを一気に開けました。
廊下には人影はもちろん何かが移動してきた形跡もありません。私はまた例の音が鳴りはしないかと数分ほどそうしていましたが、何も起こりませんでした。
0551創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/09/20(木) 18:06:02.94ID:cUhqBQb/
そして部屋に戻ろうと戸を閉めようとしたその時、部屋から廊下へ一脈の風が吹き抜けました。部屋の窓は閉め切っていたはずなのですが。
一瞬どきりとしましたが、私は元々あまり細かいことを考えない性分で、さっきからどうもおかしい何かおかしいと呟きながら窓の閉まりを確認しました。やはり窓は全部ぴたりと鍵がされています。
そして部屋付きのユニット・バスを覗いた時、鏡に何かぼうっとしたものが見えるように感じました。
それはどことなく夢で見た少年を連想させ、よく確かめようとしたその時、私の携帯が鳴りました。
私の具合を心配したRからでした。
しばらく休んだことで元気になった私は、失ってしまった旅の時間を取り戻すべく、皆の元へ駆けつけました。
皆は口々に身体の具合を尋ねてきました。しかし私は不思議な夢を見たこと。妙な音と風のこと。鏡に何かが見えたかも知れないことを話しました。
笑いとばす者、怖がる者、帰って鏡を確認しようという者、反応はまちまちでした。それから古い街並みを皆でゆっくり歩き陽が陰る頃、私達は旅館に帰りました。
旅館に着くと早速鏡を見に行った者はがっかりしていましたが、やはり何も映っていなかったそうです。
私もあれは錯覚だと思っていましたし、これといって話に山がある訳でもなく、話題は大学のこと、将来の夢と転じ、皆で夜中過ぎまで語り合いました。

次の日はチェック・アウトを済ませると古刹名刹を巡り、正午過ぎに帰路に着きました。
そして帰り道も半ばを過ぎた頃、Aが隣の市にある楽器屋に寄って欲しいと急に言い出しました。
その楽器屋は帰り道を途中から外れ解散場所に遠ざかる位置にあるので早く帰りたいと主張する者もいました。
しかしAは、今日必要なものを切らしていて一旦帰宅すれば夜のレッスンに間に合わなくなるから、皆に迷惑を掛けるけどお願いしますと食い下がったので、それなら仕方ないと楽器屋に向かいました。
車から駆け出して行ったAの買物は五分もかからず終わりました。
ここからなら旧道より早く帰り着く道もあり、遠回りの割に時間はそれほど費やさず解散地点に着きました。
皆と別れ下宿に向かってほどなく携帯が鳴りました。
見るとAからの着信で、これから私の下宿に来るというのです。
0552創る名無しに見る名無し
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2012/09/20(木) 18:06:41.12ID:cUhqBQb/
「今日は忙しいんじゃなかったの?」
私は問いかけにAは真剣な声で答えます。
「ごめんなさい、さっき言ったことはみんな嘘なの。そのことで大切な話があるから是非時間を空けて欲しいの」
私は運転の疲れより興味が勝りました。
「いいよ、どんな話?」
「K君が見た男の子の話」
どう返事をしたものか分からず、しばらく考えてから「もうその話はいいんじゃない?」と答えました。
すると意外なことに「でもK君は見たよね」断言するような言葉遣いをするのです。
私は皆とのやり取りを思い返してみましたが、そう言えばAとはこのことについて会話をした覚えがありません。
「……Aはあの話を信じるの?」
「もちろん信じるわ。だからこれから行くの。K君にはどうしても話さないといけないことがあるから、準備したら急いで行きます」
そう言ってAは電話を切りました。
下宿に着いてもAの言葉が頭の中に渦をまいていました。
もちろん信じる。私に話さないといけないことがある。
十分ほどしてノックされた扉を開けると普段とは別人のように厳しい顔つきをしたAがいました。私はその変わり振りに気圧されました。
コーヒーを勧めるとAは丁寧にお礼を言い、それから私をじっと見据え話しはじめました。
皆に嘘をついてまで遠回りをしたのはあの丁字路を避ける為であり、それなりの理由を考える必要があったこと。
あの丁字路に「何か」がいたこと。
「何か」はAを頼りについてきたが、Aは幼い頃からそうした現象に慣れており、旅行中しっかり防いでいた為「何か」は私に現れたのだろうこと。
私の話を聞いて、旅館でのあの怪現象をAは全部現実のものとして感じられたのだという。
「何か」の存在を否定する訳ではありませんが、これまで一度もそうした体験がない私は、にわかにAの話を信じる気にはなれませんでした。
しかしあの丁字路で私が感じた不安。私は皆に夢や鏡のことは話しましたが、丁字路のことは誰にも言いませんでした。Aにこの話を聞かされるまで、私が忘れていたくらいです。
会話が途絶えると沈黙が落ちました。
Aは急に気弱な表情に変わり、思いきったという風に告げ足しました。
「K君には本当に申し訳ないことをしたと思ってるの。このままだと、あの子はまたK君のところにやってくるから……」
「うん?またやってくるってどういうこと?」
0553創る名無しに見る名無し
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2012/09/20(木) 18:07:19.22ID:cUhqBQb/
Aが返事をしないので、私は少し苛立ちました。
「旅館で見たのは一度きりだし、やっぱり錯覚なんじゃないの?歯磨きしてる時だってそんなのなかったしさ」
「それは、私がいたから」
そう言えばさっきこの子、旅行中は防いでるとか言ってたっけ。
旅先での怪談程度なら笑い飛ばせます。しかしこれはもう人の下宿に押しかけてまでする話ではない。私は少しづつ不安になっていきました。
見えない存在、理解不能のモノがじわりと近づいてくる感覚。そしてAは言いました。
「あの子、いるの。今も。ここに」
「おいおいおい、洒落になってないから!」「間違ってもそれ嘘なんかじゃないよな?」
Aが嘘などつかないことは知っていましたが、軽いパニックに襲われた私にAは辛抱強く語り続けました。
「本当にごめんなさい。だから、もう出てこないようにちゃんとしないといけないの」
「K君は一度眠って疲れをとって、夕方にでも目が覚めたら一緒にあの土手に行きましょう」
「私のお婆ちゃんも来てくれるから安心だから。お婆ちゃんはその道のプロだから」
しかしこの時の私の気持ちを正直に綴るなら「私がこんな目に会うのはこの女の所為だ」ということです。さすがに言葉にはしませんでしたが、それが伝わってしまったらしくAはもう一度「ごめんなさい」と力なく呟いて俯きました。
その姿を見て、何の落ち度もないばかりか私の為に進んで骨を折ろうと言ってくれるAを疫病神のように思ってしまったことを恥じる気持ちがうまれ、私は謝り、Aの提案を信じて実行するので是非力を貸して欲しいとお願いしました。
目が覚めた時Aの隣に和服姿の上品な女性が座っていました。
「Aの祖母です。Aから詳しい話は聞いています。何も心配いりませんよ」
そう言ってくれた時、なんとも言えない安心感に包まれました。
「可哀想な子だから、ちゃんとしてあげましょうね」
「よろしくお願いします」

次の角を曲がれば丁字路が見える処でお婆ちゃんが「さてそろそろ着くわね」と言い私の方に向きなおりました。
Kさん、Aはあなたの為によく頑張ってくれたのよ。
もしあなたが、ほとんどの人が感じ取れないもの、でも確かに存在するものを感じとれたとしたら。それは素敵なことだと思う?
0554創る名無しに見る名無し
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2012/09/20(木) 18:08:02.24ID:cUhqBQb/
「僕にはそうした力がないので想像するしかありませんが……、辛いことも多いのではないでしょうか」
お婆ちゃんは優しく笑い、そう、辛い思いに慣れてしまうの、と言いました。
Aは唇をかんで私を見ています。
私はあの少年のことを話しに来てくれたAの決意が、ようやく少しだけ分かりました。
彼女も怖かったのです。自分の力が、人の無理解が。私の部屋で私が彼女を責めたことが。それでも彼女は私にとっての最善策を必死に考えてくれていたのです。
私はこころからありがとうと言いました。Aはびっくりしたようにちいさく首を振ると泣きそうな瞳で微笑みました。

夕陽に照らされた丁字路から土手にあがると拡がる草地は美しくもさびしく、広々としてかなしく、まるであの少年そのもののように感じられます。
この子が産まれた場所で還してあげるのが私の流儀。Kさんの力も貸して下さいね。
Kさんは夢の中でこの子から何を感じたの?
かなしさとさびしさです。
そう。この子は深い孤独の淵に縛られ、人界を見続きてきた可哀想な子なの。それで人を不幸にすることもない、本当に綺麗な心の持主なの。
だからKさん、あなたにも付いて来て貰いました。さぁそこに立って、この子のことを思い描いて。
私はお婆ちゃんが言うとおりに立ちました。
それからお婆ちゃんは、一言一言を区切るように静かに言いました。
「さあ、この子とひとつになりましょう」

目の前にひろがるのは何の変哲もない夕陽に染まる草むら。
少年が産まれた場所。そして還るべき場所。
東に向かう雲の陰が空の端まで拡がって、不意に背中を押されるような感覚がありました。そして急激に景色が色を失い、私も消えてしまうのかと思ったぎりぎりの処でもう一度、あの音を聞きました。
「ピシッ」
その瞬間、世界は割れた硝子のように粉々になりました。後に拡がるのはひたすらの闇。
Aもお婆ちゃんの姿もありません。しかし不思議と怖くなく、あの子の心の世界にいるということだけは分かりました。
それから、ひとしずくのなみだが私の額に落ち、頬を伝い、唇を濡らしました。

少年はみたび私の前に現れました。今度ははっきりとした姿で。
彼は髪も眉毛も焼け抜け、全身を無数の刀創が覆い、左目は潰れています。皮膚は焦げ、服は煤に汚れ、ぼろぼろに千切れています。
0555創る名無しに見る名無し
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2012/09/20(木) 18:08:36.75ID:cUhqBQb/
その姿を見れば少年が苦しんできたもの、かなしんできたものの一端に触れるには充分でした。
しかし残された右目の輝きは曇りなくなみだをたたえ、握りしめた手をもう片方でしっかりと掴み、祈るように、必死に答を求める願いはたったひとつのことでした。
分かった、約束する。
そう応えると少年はゆっくりと瞳を閉じました。
それから両手をゆっくりほどき、私の胸に置き、顔をうずめ、はじめは静かに、やがて大声で泣きました。夢や鏡の中で見せなかった、感情を爆発させて。
私はそっと少年の肩に手を置きました。すると少年が受けたすべての痛みが私に流れ込みました。
たったひとりで、何百年もの間なみだそのものとなった痛み。
もう大丈夫、そう繰り返しました。
ふと気づけば、彼の身体は次第に淡い虹の光りにつつまれていきます。
それが輝きを増して、全身を真っ白に、目を開けていられないくらいぱっと輝いた瞬間、彼の肩に置いた私の手はすっと身体をすり抜けました。
そして辺りが暗闇に戻ると、もうそこに少年の姿はありませんでした。
彼はどこに行ったのだろう。
きっともうたくさんの友達や優しい家族の元で幸せになったのだろうか、そう思った時。
「ありがとう」
私が聞いた最初で最後の少年の声でした。
私の意識は、そこで途切れました。

気がつくと私はAに抱きかかえられ草地に寝かされていました。
「K君、よかった、気がついた」
Aは顔をくしゃくしゃにして泣いていました。
私は気を失い倒れていたようです。
「あの子は還っていきましたよ、あたたかい風になって、あなたをくるっと一周してね」
お婆ちゃんは変わらぬ笑顔です。
「ありがとうございました。とても貴重な体験ができました」
身体を起こそうとしましたが、力が入りません。
「動いちゃだめ、じっとして」
「すぐ元気になりますよ。でもしばらくはそうしていなくてはね」
「そうですか、分かりました。Aをもう少しお借りします」
すると笑わせようと思ったのに、彼女は余計に泣くのです。
「ありがとう、Aのおかげであの子の声を聞くことができた」
彼女は頷いて、なみだが私の額に落ちました。
それはとてもあたたかい、なつかしいなみだでした。

0556創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/09/22(土) 12:42:22.06ID:I/3guGtE
文章を書くときのコツ「1ヶ月ほどして、もう一度読み返せ」ってのが、
実に当てはまりそうな文だ。
多分、指摘するようなことは、それをやれば自分で気づけると思う。


>そして旧街道は老舗の茶店がある丁字路に近づいた時、私はこれ迄一度も感じたことのない違和感を感じたのです。

「旧街道は」はなくていいと思う。
後に出てくる「旧道」との絡みがあるなら、もっと説明しとかんと絡んでこないよ。

旧道を通っていくと老舗の茶店がある丁字路を通るのですが、そこに近づくと私はこれ迄一度も感じたことのない違和感を感じたのです。


>何かが嫌な感じで丁字路の土手の上にあって、私の胸を重たくしてくる。

「丁字路の土手」って何? 「丁字路の脇にある土手」?
後のほうで、土手の上には草地が広がっていることになっているけど、ココで書いたほうが混乱は少ないと思うぞ。

丁字路の脇にある土手の上には草地が広がっているんですが、そこにある何かが嫌な感じで、私の胸を重たくしている。

>やがて少年との距離が次第に遠ざかっていくように感じました。直線的な距離ではない、距離の深さが増す感覚とでも言いましょうか、少年のさびしさをそのように感じているのに、夢の私はやはり何もできず無力で苦しかった。

「そのように」が前文で説明している「少年のさびしさの伝わりかた」のようにも見えるけど、ココは、こんな感じの意味でしょ。

やがて少年との距離が次第に遠ざかっていくように感じました。直線的な距離ではない、距離の深さが増す感覚とでも言いましょうか。
その深さが少年との距離だけでなく少年のさびしさをより深く感じさせていたのに、夢の私はやはり何もできなかった。自分の無力さが苦しかった。

>皆は口々に身体の具合を尋ねてきました。しかし私は不思議な夢を見たこと。妙な音と風のこと。鏡に何かが見えたかも知れないことを話しました。

「しかし」は要らない。句読点の選択がオカシイ

皆は口々に身体の具合を尋ねてきました。私は不思議な夢を見たこと、妙な音と風のこと、鏡に何かが見えたかも知れないことを話しました。

>私もあれは錯覚だと思っていましたし、これといって話に山がある訳でもなく、話題は大学のこと、将来の夢と転じ、皆で夜中過ぎまで語り合いました。

つながりがオカシイ。

私もあれは錯覚だと思っていましたし、これといって話に山がある訳でもなかったので、話題は大学のことや将来の夢と転じ、皆で夜中過ぎまで語り合いました。

>その楽器屋は帰り道を途中から外れ解散場所に遠ざかる位置にあるので早く帰りたいと主張する者もいました。

ここもつながりがオカシイ。というか、句読点や接続詞の使い方がオカシイ。

その楽器屋を通ると帰り道を途中から外れることになり、また解散場所から遠ざかる位置にあるので、早く帰りたいと反対する者もいました。

>ここからなら旧道より早く帰り着く道もあり、

最初にも書いたけど、「旧街道」と「旧道」と統一して。
最初の「旧街道」と絡ませないなら、もう少しちゃんと書いて。

そこからなら行きに使った旧道より早く帰り着く道もあり、
0557556の続き
垢版 |
2012/09/22(土) 12:44:12.05ID:I/3guGtE
>皆に嘘をついてまで遠回りをしたのはあの丁字路を避ける為であり、それなりの理由を考える必要があったこと。
>あの丁字路に「何か」がいたこと。
>「何か」はAを頼りについてきたが、Aは幼い頃からそうした現象に慣れており、旅行中しっかり防いでいた為「何か」は私に現れたのだろうこと。
>私の話を聞いて、旅館でのあの怪現象をAは全部現実のものとして感じられたのだという。

箇条書きにするなら、徹底して。最初のなんか、遠回りをした理由と嘘をついた理由がゴッチャになってる。
あと、分かりやすさのためなら、順序を考えた方がいい。
Aが気づいたり行動したことを時間順で並べるとこうなる。

あの丁字路に「何か」がいたこと。
「何か」はAを頼りについてきたこと。
Aは幼い頃からそうした現象に慣れており、旅行中しっかり防いでいた為「何か」は何も出来なかったこと。
私の話を聞いて、旅館での怪現象を「何か」が起こしたことだと気づいたこと。
Aがしっかり防いでいた為「何か」は私に現れたのだろうと推測したこと。
遠回りをしたのはあの丁字路を避ける為であること。
丁字路を避けるように言うと、逆に興味本位で近づこうとするかもしれないので、皆に嘘をつく必要があったこと。


>その姿を見て、何の落ち度もないばかりか私の為に進んで骨を折ろうと言ってくれるAを疫病神のように思ってしまったことを恥じる気持ちがうまれ、私は謝り、Aの提案を信じて実行するので是非力を貸して欲しいとお願いしました。
>目が覚めた時Aの隣に和服姿の上品な女性が座っていました。

これはなあ。
まず、前文、長すぎ。

その姿を見て、何の落ち度もないばかりか私の為に進んで骨を折ろうと言ってくれるAを疫病神のように思ってしまったことを恥じる気持ちがうまれてきました。

ココで切ったらいいと思う。
で、その後、Aの提案を実行して、「目が覚めた時」になるんだろうけど、一言あっていいだろ。

私は謝り、是非力を貸して欲しいと逆にお願いしました。
Aの提案どおり、夕方ごろまで眠りました。

でも、ココの話の流れ、えらい不自然なんだよな。
男の一人暮らしのアパートに女がやって来て、常識では信じられないような話をして、
「アナタは一人で夕方まで寝ててください。私の身内がもうじき来ます」
「はい寝ます」
いくら何でも無用心すぎないか?

>「よろしくお願いします」

>次の角を曲がれば丁字路が見える処でお婆ちゃんが「さてそろそろ着くわね」と言い私の方に向きなおりました。

ココも省略しすぎ。
丁字路まで歩いていったんだよな?
1度車で行ったところに、歩いていくんなら、一言欲しい。
車で近づいているのかと思ったので、混乱した。

全般的に、句読点や文の長さに気を配ってもらったら、もっと良くなると思う
0559ごんべえ
垢版 |
2012/10/31(水) 00:46:57.22ID:iMOpWNap
「辛い事ばかりで、もうとっくに心は枯れ果てました」
 スーツ姿の男は独白する。
「私は今年で四十になりますが、もう諦めるのにも慣れてしまいました。
 長いこと会社勤めをしておりました。会社には精一杯尽くしてきたつもりです」
 そこは、夜の倉庫のようだ。酷く暗い空間を何本もの蝋燭の光が淡く照らしている。
 老若男女問わず様々な人種の人間が男を取り囲む様に座っている。
 あなたは、それを上空から俯瞰している。
「どんなことを言われたって厭な顔せずに勤めてきました。それなのに……」
 すすり泣く声が周囲に木霊する。
「たった一度のミスで私は会社から追放されたのです。あんまりでしょう。あんなに尽くしてきた人間にこの仕打ちは
あんまりです」
 男は激昂して涙を流しながら怒鳴り散らす。
「……ああ、私としたことが、お見苦しいところをお見せしました。ご容赦を。
 家族は先にあちらへ送りました。後は私たちが逝くだけです」
 平静を取り戻した男は、そう言うと懐から黒光りした何かを取り出した。
 男を取り囲む人々も同じものを取り出す。
 あなたはそれが拳銃だという事を確認する。そして、あなたも連中と同じものを取り出し、その銃口をこめかみに当てている
ことに気付き戦慄を覚える。
「それでは皆さん、良き旅路を」
 そう言うと男は、取り出した拳銃の銃口をこめかみに当て、

引き金を引いた。

 爆発音が部屋中に木霊する。それを切欠に次々と銃声が響く。
 そうしているうちに、あなたの拳銃の引き金を握る指にも徐々に、あなたの意思とは関係なく力が加わり、徐々に徐々に引き金が
引かれていく。

 そうして、銃声は響き渡る。
 さて、あなたは最後に何を思ったのだろう?
 それは、あなたが死ぬ間際に考えることなのかもしれない。

もし、宜しければ批評をお願いします。
0561ごんべえ
垢版 |
2012/11/01(木) 06:41:35.58ID:WW0zvex9
私の実力が批評を戴けるレベルに達していないということで解釈させて頂きます。

謝罪を述べておきます。

神聖なスレを駄文で穢してしまい済みませんでした。
0563創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/11/02(金) 00:46:11.75ID:sWxzklmE
別に神聖なスレでもないが。

>>559 は小説じゃないだろ。
試しにテキストエディターに貼り付けて、「あなた」を「彼」に置換してみ。


主人公の目の前で人が自殺しました。主人公が死にました。おしまい
0564創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/11/19(月) 06:07:25.27ID:Xi6UIJO/
.
0565創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/11/20(火) 02:52:02.29ID:ZVtFaUMv
以前から暖めていた設定を元に来年度から本格的な創作活動に入り、最終的には電子書籍での販売を目指しています
以前の設定と冒頭部分に関して感想をいただき、創作活動に反映したいと考えております
ゲーム化アニメ化を初め英字版の発売等世界的な展開を考えていますので盗作・盗用は厳重に禁止です

こちらに関して良かった点、悪かった点など率直な感想をお願いします
http://plaza.rakuten.co.jp/idoldead/
0566創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/11/22(木) 18:33:40.61ID:6YAdwje5
>>559
映画のワンシーンのように印象に残る冒頭
中々引き込まれた。
0567創る名無しに見る名無し
垢版 |
2012/11/25(日) 19:43:17.58ID:HmaFz5UI
http://junko717.exblog.jp/
I wanna be a pop star 君をもっと夢中にさせてあげるからね
テカテカの小便小僧 羽根を広げ小便小僧にしてあげよう君だけに
君に出会えた喜びと君に会えない淋しさの
両方を手に入れて小便小僧は走り出す
空も飛べない僕だけど孤独を謳う夜だけど
その頬に 微笑みを与えられたなら
初めて君を抱きしめた瞬間に
神様が僕に下した使命は君だけの小便小僧
I wanna be a pop star 君をもっと夢中にさせてあげるからね
キラキラのpop star 羽根を広げ小便小僧をにしてあげよう
I wanna be your pop star 君をぎゅっと小便小僧にしてあげるからおいで
キラキラのpop star 羽根を広げ小便小僧にしてあげよう君だけに
隠していたい暗闇も君はそっと拾い上げて
大切な僕なんだとてくれた
光へと続く道を歩いて行こう
傷かばうこの右手は君と手をつなぐために
You're gonna be my pop star 僕をもっと小便小僧にさせてよ微笑んで
キラキラのpop star その瞳で僕を小便小僧に魔法をかけて
You are my only pop star 僕をぎゅっと抱きしめたらもう離さない
キラキラのpop star その瞳で僕を小便小僧に魔法をかけて今すぐに
恋に落ちたら誰もが誰かの小便小僧
神様が僕に下した使命は君だけの小便小僧
I wanna be a pop star 君をもっと夢中にさせてあげるからね
テカテカのpop star 羽根を広げ小便小僧に魔法をかけてあげよう
I wanna be your pop star 君をぎゅっと抱きしめて小便小僧にぃてあげるからおいで
キラキラのpop star 羽根を広げ小便小僧に魔法をかけてあげよう君だけに
0568創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/03/31(日) 21:58:40.64ID:YSRfDzjK
〜と言った。〜と思った
ばっかりです。あとなんか散漫

あと二次でオールスター的なのが書きたいんですが、原作独特の世界観とか
出てくる人の関係性とか説明すると、原作で本何冊分もの内容になります
小学生の読書感想文みたいに要約ばっかり…正直昔の漫画みたいに
「詳しく知りたかったら原作読んでネ」みたいにしたいw
0570創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/04/13(土) 08:39:49.04ID:JHRZC0Fi
ぐらい我慢しなければならない、というケースも多い
。その間に仕事や会社そのものがなくなってしまう
可能性さえある。[ワ北 11日 木場崇之]
 とはいえ、そういう
大手企業は社内教育システム
や福利厚生などはしっかりしているだろうから、入
社した場合は5年くらい仕事のやり方を
0571創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/04/13(土) 15:01:19.61ID:nCVZ1kei
>>568
そのオールスター的な作品を、どういう人に向けて書こうと思っているか、によるね。

例えば、初見の人(原作を知らない人)に対するその二次元ネタへの入り口になるような作品にしたいのなら、
むしろ原作におけるキャラの個性であったり、世界観におけるギミックの一部であったりだけを
取り上げて、詳しく知りたい人は〜とやった方が、むしろよかったりする事がままある。
何も全てを全て作品内で説明しなければ、初見の人には全く通じなくなってしまう、というわけではないからね。

とはいえ、初見の人にも通じる内容にしようと思う場合は、オールスター的な物という選択自体が
微妙な物であるといえるかもしれない。オールスター的な物、つまりは登場する人物の数、
設定の数が多い物を書こうとし、尚且つそこに初見の人への配慮を組み込もうとすると、
どうしたって情報量は増える。原作からいくらかはまとめて削れるとしても、原作において何冊分も
費やして開陳されてきた情報をいくらまとめようとも、その量が膨大な物になることは避けられない。

場合によっては、オールスターという題材を用いる以上、初見ではない(元ネタを知っている)人に
対するつもりで書いた方がいい場合もあるかもしれない、というのは頭の隅にでも置いておいた方がいい考えかもしれないね。

あと、〜と言った、思ったの連発に関しては、本を読む時にプロの作家がその辺りをどうクリアしているのか、
というのを意識して読むのが一番効果的だよ。最初は好きな作家の真似になって、やたらと苦笑し始めたり、
やたらと会話劇っぽくなったりするかもしれないが、慣れてくると自分なりの書き方というのも見いだせると思う。
0572創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/04/19(金) 21:10:38.36ID:6qIePiSv
「あぁ!ミーナちゃんは知ってるもんね!世界は皆繋がってるって!」
ミーナちゃんは真っ黒でツヤツヤした絨毯みたいな毛並みのかわいい猫。私はいつもミーナちゃんを抱きしめるの。
「猫は違うよ。猫は違う。勿論君も違う。美奈はそう思ってる?」
とん、と私の腕から逃れてジャンプする。目の前のテーブルに飛び乗った。長い尻尾でバランスをとって。
「そう、美奈は仲間外れなの。皆は繋がってるから私だけを置いて行く事が出来る!ずるい!ずるい!」
キィ、キィ。
カーペットを敷くべき床はフローリングが丸出しで、私が踏む度に音をたてる。
「それならどこかを断ち切ってみればいい。繋がりはどこを通っているか知っているの?人間の皮膚と皮膚の間のコードを通っているのさ。」
ペロリと舌で前足を舐める。
人間なんかの何倍も可愛いくて、生きるべき命なんだ猫は。
「それを切って、私のコードを繋げばいいの?それなら出来そうだね!」
キィ、キィ。
椅子をひっくり返す勢いで立ち上がると床がまた鳴る。
床も。床もなんだね。床に必要な物がある。
「ところでミーナちゃんは絨毯みたいな毛並みだね」
「それはありがとう。でも絨毯になるのはごめんだね」
「君を絨毯なんかにしないよ!でも世界には絨毯が必要。君の代わりに誰かに絨毯になってもらう必要があるね」



「人間の皮の、カーペット」
「イカレてんなあの娘」
「あぁ、いつも猫とひとり芝居してたぜ」
0575創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/02(木) 21:07:38.43ID:JDeUFLCI
シーシェパード
0577創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/05(日) 23:08:40.06ID:deY5it8h
ちょっと質問
ファンタジー世界の戦争モノ書こうと思ってるんだけど、
読者から見て各国が違和感無く動くにはどういうジャンルを押さえたらいいだろう?
今は財政学、市場原理、世界戦争史について本で勉強してる
あと魔法は現代兵器に近いモノがあるから現代軍事に関しても調べる予定
0578創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/05(日) 23:58:15.41ID:g7eGVg1G
ファンタジー世界だとなぁ。

たとえば、非常識極まりないコトをやらかしても、「神託があったから」で終わっちゃうぞ。
さすがに「神託」は無しにするにしてもだな。
味方の兵士1万人生贄にささげて、100万人に相当するような魔物呼び出すとか、
相手の将軍の髪の毛を手に入れて、呪いをかけるとか、
敵国のど真ん中で、魔界への門を開いて魔物を暴れさせるとか、
神様にマナを降らしてもらって、食糧補給に当てるとか、
パッと思いつくだけでも、普通の読者が違和感覚えるどころじゃない状況が出てくるわけで。
0579創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/06(月) 00:17:37.20ID:SX95/OM0
あー…先に異能とは何たるかについて決めないと話にならんのか…
神の存在とか魔法の体系、魔力の概念、属性やら何やら
知識よりもどれだけ練られるかが大事なのかな
魔法の有無で人間の価値観も変わってくるんだろうし
0580創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/06(月) 13:26:13.59ID:KGE4U7Pa
伝勇伝なんかは良かった気がする
国ごとに魔法を分けているから国の印象が強くなってた
魔法や道具の名前はちょっと厨臭いけど

それに主人公とヒロインが強すぎるおかげで魔法の限界が明確になっている
0581創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/10(金) 05:43:10.61ID:wPRdx/q0
>>577
とりあえず、本音と建前を用意しておけばOKかと。

表向きの戦争理由と、その裏にある何かをしっかり用意しておけば、
その中身がしっかり考証できてなくてもなんとなくそれっぽく見える。

戦争もので何を書きたいかにもよるが、戦争自体を書きたいんじゃなくて、
戦争という背景の中の局地的なイベントを書きたいんであれば、
考証しっかりしないというのが一番楽だし現実的でもある。

考証はし始めると結構マジでキリがなくなったりするからなw
0582577
垢版 |
2013/05/10(金) 16:45:04.06ID:4sG7qT3Q
>>581
表向きは宗教的事由、本音は資源と労働力とかそんな感じでいいんだろうか
中世の宣教師なんかも政治的な立場が存在してたし
詳細に描写するのは局地的なイベントなんだけど、全体の流れとして違和感無く展開したいなー、と
ごく一般的な戦術に対して相手が何の対策も取ってないとか、そういうのは変だなと思って
0583創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/12(日) 02:21:20.55ID:uP5GeRTq
歴史学的にどうこうよりも、
小説内でそういう気配をちゃんと出しておく方が違和感なくすと思うよ。
伏線張っておけば、それでいいんじゃないの
0584創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/13(月) 01:14:02.04ID:uVM0hdHG
放課後

晶「帰んのかよー、どうせ暇だろ健介ww」

健介「まぁ…」

晶「ちょっとこっち来いよ」

健介「勘弁してください」

晶「おっし、ここは滅多に誰も来ねーからさw」ヌギヌギ

健介「体育倉庫…いや、なんで脱いでるんですか」

晶「あー、勝負下着じゃねーけどお前だからいいだろww」

健介「意味が…」

晶「いーじゃねーかおめーも期待してたんだろwwwほれほれ、興奮してんだろ童貞ww」

健介「説明を…」
0588北川鏡花 ◆7dIyMjzeNOKH
垢版 |
2013/05/14(火) 17:32:44.45ID:oRroXr4A
地の文とか正直書くの面倒臭い
売れてる小説に限って地の文少ないよなww
0589創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/14(火) 18:56:21.21ID:/JhfC5jR
地の文が少なくて台詞ばかりなのはむしろライトノベルに多いと思うが
書けばいいというものでもないけど、無いと状況説明が難しい

売れてる小説ってどんなだ?
俺の読んだ限りでは台詞多めで売れてる小説って『かもめのジョナサン』くらいしか知らないけど
0590創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/15(水) 00:01:38.47ID:cOx1m/+z
会話文ばかりじゃなくて、キャラクターの表情や心情の変化、
発言によってその場の雰囲気がどう変わったかとかいろいろと説明しないと伝わらないよ
とくにラノベは中高校生などの若い世代が読むんだから、そういう描写を丁寧に書かないといかん
0591創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/15(水) 00:16:17.75ID:X3tx+3R5
地の文にしろ台詞にしろ、練りこめば少ない文章量でも伝えるべき事を伝える事は可能だが
読むテンポやそれによる読者の情報の受け取りかた、思考の構築変化など、その量すらも、作品そのものを動かす要素になる
書き連ねた一語一句、それに意味があるのであれば、お好きにどうぞ
考えたくないというのならば、他人の真似をしたほうが幸せ
0592創る名無しに見る名無し
垢版 |
2013/05/16(木) 02:29:56.24ID:ZmKcKbp6
>>582
まあ、本格的な戦記物を書こうとでも思ってない限りは、そういうのは
フレーバーにとどめておいた方が無難。突き詰めればキリがなくなるものだから。

最近話題になったまおゆうとかでは、表向きは悪の魔王の打倒、真の理由は
戦争によって発生する軍需他の経済的理由だったりしたけれど、原作はともかく、
アニメではその数字的なあれこれまで細かく描かれていたわけではなく、
単に「軍需によって成り立つ経済もある」という言及がある程度だったりしたしね。

原作ではそこら辺かなり詳しく説明とかがあったと伝え聞いたりもしたが、
実際の所は知らん。

>>588
地の文が少ないというのは、一人称の地の文を地の文と認識していないが故の勘違いじゃないかな。

俺が読んでる割と売れてると言われてる小説では、地の文に会話セリフとかが織り込まれてるのが
多いような気がするが、気のせいかもしれない。
0595スイス、シルシ、ヤオヤ
垢版 |
2013/06/01(土) 00:18:09.70ID:d+ha323c
「しりとり…りす」
「す、す、スイス」
「…寿司」
「し…印」
「質屋」
「なんか嫌なのが来たな。や、や…八百屋」
「厄年」
「…歯科医師」
「し、んかんせん」
「あ!"ん"がついたからお前負け!」
「…つまんないや」
「まぁな…」
「お兄ちゃんはしりとりが強かったよね」
「文系だからな」
「お兄ちゃんのマリオ、返さないと」
「お前が持ってたのかよ!」
「全クリしちゃった…はは」
「おいこら」
「本当は昨日お兄ちゃんに見せるつもりだったのに」
「さっさと出せよ」
「…あ、六時だ。お通夜が始まっちゃう」
「お通夜?そんなの聞いてないぞ?」





なるへそ 会話文だけって難しいな
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