「スズキ」が、2019年まで37年以上にわたり、車のブレーキ検査で不正を続けていたことを明らかにした。

スズキは、燃費や排ガスの検査で不正を行っていた問題で、調査報告書を国土交通省に提出し、新たにブレーキやハンドルの検査などで、1981年から2019年1月まで37年以上にわたり、不正を続けていたことを明らかにした。

また、国内3つの工場で、二酸化炭素の排出量を、実際より少なく書き換えるなどの不正な検査が、2008年4月から行われていて、1万1,070台にのぼるという。

報告書では、不正の原因を、検査員の人員不足や心理的なプレッシャー、経営陣の検査業務への理解不足などと指摘している。

スズキは不正を受け、およそ200万台を対象にリコールする方針で、費用は、およそ800億円にのぼる見通し。




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