>>810
正確にいうと「販売網を含めたメーカー側の都合」だよ。

せんだいのNBOX、スペーシア、ワゴンRのじどい、それぞれの販売目標台数がいくつだったのか。

NBOXシリーズ合計 15000台
ワゴンR 16000台
スペーシア 8500台

メーカーには販売網の他に生産ライン規模や売りたい商品などの、「メーカー側の都合」が
多く存在する。

その中で、上記の数字を見てわかる通り、まず、スペーシアはNBOXとの「数の上での」
ガチ勝負は考えていなかった。
理由としては生産ラインを10000台程度に抑えたからなのか、それともあくまでワゴンRが
スズキの稼ぎ頭だからという考えなのかはわからない。
が、スズキという会社はかなり意固地というか慎重で、ヒットモデルが出たとしても
喜んでラインを増設したりしない(ハスラーがバックオーダーを多数抱えても5000台のまま)
だったり、逆に不人気モデルになったとしても目標の下方修正は滅多にしない。

先代スペーシアはというと、目標販売台数に対して1〜2年目は2割り増し程度でクリア、
3〜5年目は2割減程度の販売台数で販売を終えている。
他社競合製品との関係を考えなければ、
特に大成功でも大失敗でもない、平凡な、そして安定した生涯を終えた車なのだ。