まずは現状の横軽と信越線高崎口の状況・課題から

・2019年の台風19号で下り線9号T付近の路盤が流出
→このまま朽ちるのか?

・軽井沢駅ホーム未使用部と付近の廃線跡が撤去中(来年の1/31まで)
→5/20ごろに工事が始まり、矢ヶ崎踏切の警報器などはすでに撤去
→矢ヶ崎踏切より東の線路も坑口付近まで撤去されたと思われる
→2025年末に三菱地所の手によってホテルや温泉にされる予定
https://news.yahoo.co.jp/articles/68c1a5dcc20619d53b3cf328a9ef3a51196e9617
→廃止後の廃線跡はしなの鉄道が所有しており、「商業施設にする」つもりだったが
軽井沢町側が「公園にして欲しい、商業施設にしたいなら単線分残して」ということで
長年決着がつかなかった
https://karuizawa.gsl-service.net/doc/2016122700016/file_contents/teigennsyo.pdf
→今回の撤去を受けて町側は公園にしたいということを改めて示した
→トロッコ復活計画について三菱地所側は「考えていない、軽井沢町と安中市で話し合いが必要だ」とコメント
https://karuizawanow.com/archives/493
→しなの鉄道は軽井沢駅のクモハ169-6をミトー化した挙句解体したから消極的なのか?

・復活計画が何度も何度も出されてはその度に立ち消えになっていた
→大抵は費用の面・あと市と町の意見の相違
→2025年ぐらいに峠の湯〜熊ノ平までのレールカートが
開業する予定でトンネルの補修工事などをしている

・横川駅に隣接して道の駅を設置し、2025年度完成目標としている
→線路は潰されるのか?

・廃止前と同じ補機の力による粘着運転方式で復活させると年赤字10億円、
登山鉄道方式で復活させると年赤字4億円と試算されている
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/ef63/ijihishisan.html
→これでも羽越本線の年赤字(50億円)よりかはかなり少ないが
初期投資費用がどれくらいになるかによる(数十億円なら復活できるかも)

・文化むらは2000万円程度の赤字を出しており、度重なる赤字に市もお金を貸してくれなくなり、昨年の10月に入園料を値上げ

・2011年のEF63の検査は高崎車両所まで甲種輸送だったが、2019年の検査は台車のみの陸送に
→費用面の問題?撮り鉄の問題?

・文化むらの中の車両を入れ替えようにも、東側はアプトくんの高架橋が邪魔で、
西側は仮線で接続するEF63の留置線が盛り土を盛っているので困難に

・安中貨物のトキ25000が解体され、トップナンバーのみ保管されている
→先述の通り文化むらに入れられないから?

・本数が少なく、駅間距離も長いからか南を走る上信電鉄より営業係数が高いとされる
→上信電鉄は100をキープしているが、信越線高崎口は推計で180~200と言われている
→1日23本(平日) これは山の上の軽井沢〜小諸の1日32本(平日)より少ない
→豊岡新駅(北高崎〜群馬八幡)が2026年度開業予定
→安中新駅(安中〜磯部)も2025年までに建設計画を策定する予定
→本数の割には全線複線のため単線化の候補だとされている