懐かしの西村京太郎作品
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トラベルミステリーの第一人者。ブルートレインでよく殺人事件が発生して、十津川警部と亀井刑事が全国を駆け回りました。 >>19
池田光雅に指摘された田子倉の超人的トリックか
六十里越を実際に走って列車に追い付くのがいかに無茶苦茶かよくわかったわ >>229
うん、それ(笑)
何の疑問も抱かず読んだ作品に色々指摘があって笑った。
急行奥只見殺人事件読まなきゃ只見線に興味持つ事もなかったし
稚拙なトリック抜きで好きな作品ではあるが。 急行奥只見殺人事件の犯人・杉森光治は、かなり突っ込まれていたような。 「特急白鳥14時間」の犯人の一人・原もマヌケ。
婦警をアッサリ殺害しておきながら本当の標的の亀井刑事を楽勝で射殺できる機会
に持ち込みながら「駅に着くギリギリのタイミングまで待つ」(自分の逃げ場を
確保する)という理由で殺害決行を送らせているうちに
駆け付けた若林刑事に御用。 西村京太郎に掛かれば、熱海から三島だってクルマで特急「踊り子」とほぼ同じ時間で
着いちゃいますから。 急行奥只見殺人事件は
・一度下車した列車に車で追い付くドライビングテクニック
・田子倉で運転士&車掌や田子倉から乗車するレアな客に見つからない能力
・窓を開けたまま下車してトンネルを走行中にうるさいと感じず窓を閉めない優しい乗客
・足場もない場所で窓から乗り込む体操選手並みの腕力
・そんな事して乗り込んだ奴を何とも思わないこれまた優しい乗客
以上の条件さえあれば誰でもできる! 超人的な犯人だなぁ。その杉森も自殺に見せかけて殺されるわけだが。 杉森さんは「ラムネのおじさん」
遠足に来ていた小学生の女の子にラムネを貰った。
定価10円。なかなかに心暖まる作品である。 誰か一人くらい気が付きそうなものだが。
嫌でも目立つぞ杉森さん。 腐っても当時の只見線唯一の優等列車だし
子供の遠足以外にも十数人は乗ってるはずだが
誰一人として不審な行動を目撃してないとは…!!! 一方でラムネ菓子のお礼がしたいと相談するふりして車掌に印象付けしておきながら
もう一方では絶対車掌に見つかってはならないとかリスキーすぎる 雨の中を傘もささずに雨と雨の間を縫って走るくらい
難しいことだ。
杉森「さん」は、もはや超人ではあるまいか。 5月初めの冬季通行止めが解除されてるかわからない
国道252号線を使う用意周到ぶり
6月でも峠は雪が残ってたというのに NON NOVEL 十津川警部シリーズ
阪急電鉄殺人事件―十津川警部シリーズ
西村 京太郎【著】
阪急梅田駅では、神戸・宝塚・京都の三本線の列車が同時に発車する。写真家菊地が撮影に来た夜、旧友の木内えりかが六甲駅ホームから転落、死亡した。遺体からは睡眠薬が検出、殺人だった。
被害者が自費出版を進めていたと判明した矢先、新たな殺人が!えりかの祖父宏栄は、戦中の阪急顧問弁護士で、社長の小林一三や吉田茂、石原莞爾と交流。大戦末期に和平を訴えて政府を批判し、獄死していた >>243
なんでそんなスゴい奴が人殺ししなきゃいけないのか
なんでそんなスゴい奴が簡単に殺されたのか
謎は深まるばかり、、、 スーパースターは死ぬときは案外モロイと知人が言っていたが杉森さんの
ケースもそんなところだろうと思う。
天才にありがちなポカというか油断というか・・・・・・・・・・
しかし凄い身体能力の持ち主であることはよく分かった。 つまり実写版なら
ブルース・リーが杉森役を演じるアクション物か 大石という人にアッサリ消されてしまったスーパースター >>233
自分のせいで婦人警官一人を犠牲にしてるのに
札幌に着いた亀井が英雄気取りしてるのが許し難かったわ 杉森さんは日体大か何かでオリンピックを目指したアスリートなのかも。 杉森さんはアップダウンや急カーブの続く六十里越を
150km/hぐらいで運転したんだろうな 杉森さんが人間離れした超人だったから。
こんなお茶目な人が何で殺人事件をやらなければならなかったのか。
その天才的な一面を他方面に向けていたら、と思うと
その死が惜しまれる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています