懐かしの西村京太郎作品
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トラベルミステリーの第一人者。ブルートレインでよく殺人事件が発生して、十津川警部と亀井刑事が全国を駆け回りました。 「君の名前を言ってやろう。君の名前は望月英夫だ。違うかね?」
字は間違っているかも知れないが、最後に冷酷非情な殺し屋を追い詰めるシーン
は秀逸。 特急白山六時間二分の長田博
木元加代子の殺害計画を伊東部長と小笠原貢に見抜かれていたとはお粗末過ぎ
まあ殺しをやらずに済み、小笠原一味の犯罪の証人に回ったことで、相当軽い刑にしてもらえたろうから、結果的には良かったかな >>127
俺は最後の1行の「第(何とか)富士丸。こいつは日本の船だぜ」が良かったわ。
あといきなりソース焼きそばの自慢するとことかw
ブラジルに行った船員だけ助かったんだっけ? 素直に渡った夫妻は免れた。一番貧乏くじを引いたのは赤松淳一。 乗客の乗り降りが終わったのに電車のドアがいつまでも閉まらないとき、岐阜羽島の生田のように、ドアにしがみついて閉まらないように嫌がらせしているのがいるように思ってしまう。 特急「白山」六時間〇二分。
カドカワノベルズ創刊8周年フェア。
あなたは途中下車できない。カドカワノベルズ。
悪を企てる男の大いなる狂気!!トラベル・ミステリー。
と、帯に書いてある。
で、吊り革につかまって、本を読んでいる乗客が8人いるが、よく見ると
端っこの乗客の顔が京太郎に非常に似ている。 「角館に行っていたんじゃないんですか?」
「角館? 行ったことはありませんね」
「角館であなたを見た人がいるんですよ。角館の病院でね」
「誰が、私を見たというんですか?」
「私ですよ」
と、十津川は、ニヤッと笑ってみせた。 西村作品でも出版社によって読み味がなんとなく違う気がする 135はL特急たざわ殺人事件ですね。
結局何もしなかった若者が莫大な遺産を引き継ぐことになる作品。 「アルプス誘拐ルート」では北島早苗刑事というのが登場している。
北条早苗と同一人物だとは思うが、十津川警部の大学時代の同窓生・
中央新聞の田口が「田島」になっている作品もあり、その点はかなり
アバウトなのが京太郎作品。 十津川警部は結構ハッタリをかますが核心を突いているので犯人がボロを出してしまうんだな。 >>141
誰だっけ?
十和田南…のおんなもひどかったよな。 >>144
「メグは、私が殺したわ」
高橋理沙という、この作品のヒロイン的存在は2度殺されかけた。
1度目は東尋坊で突き落とされかけているが、観光客が来たので、助けるほうに
方向転換。
しかし。寝台特急『長岡』は途中で、方向転換。美也子と矢代(共犯者=ほどなく
毒殺される)は、あわてて、車内を、最後尾の方に歩いて行き、途中で、理沙を
見つけて、矢代が殴った。気絶した理沙を、担いで、先頭車まで運び、井崎の
死体の傍に、転がしたんだ・・・・・・・・・と推理する十津川警部だが、
「他の乗客が、起きなかったんでしょうか?」
という、亀井刑事の指摘は、ごもっともに思える。
「ブルートレイン『北陸』の富山着は、午前5時38分だからね。大半の乗客は、
まだ、寝ていたんじゃないかな」
という、十津川警部の推理は、結果オーライ過ぎる。人を一人、最後尾の車両から
戦闘車両まで担いで移動するという行動は異様に思える。普通ならば。誰かが
目撃するのが、むしろ普通ではないか。 あ、誤植。寝台特急「長岡」なんてない。北陸、が長岡で方向転換、が正解。
神木美也子、結局4人を殺害。
「十和田南へ殺意の旅」の井関ゆき、「寝台特急・あかつき殺人事件」の坂口母娘、
「富士・箱根殺人ルート」の中井美也子、といったところが真に冷酷な犯人に思える。 もう一つ145で誤植。戦闘車両→先頭車両、が正しい。
酒飲みながら投稿してると、ろくなことはない、ちゅうこっちゃ。 その時間に酔えるのは羨ましくさえある。
アル中に気をつけて。
にしてもミカではなかったか。
確かにメグだメグ。まこと、まこと。 十和田南へ殺意の旅では中村弁護士も殺人に加担してしまうんだな 山本が湯飲みを置くと、待っていたように、亀井が入ってきて、手袋をはめた手で、
その湯飲みを持ち去ってしまった。
「何ですか? これは」
「お茶に、ゴミが入っていたんで、亀井刑事が持って行ったんでしょう」 山本ナントカ一郎じゃなかったか?
もう全然覚えてないや。 高橋理沙、本田めぐみ、神木美也子
3人とも美人である。
亀井刑事
私は一番おとなしそうな神木美也子にしますね。
西本刑事
私は高橋理沙か本田めぐみにしますね。
神木美也子は辛気臭そうで嫌ですね。 神木美也子→4人も殺す
本田めぐみ→神木美也子に殺される
高橋理沙 →神木美也子に2度殺されかける
十津川警部→神木美也子逮捕に成功 たまに再放送見るけど
高橋英樹と高田純次になったんだなw
あと沢口靖子の鉄道捜査隊シリーズも良くやってる 長崎駅殺人事件が最近再文庫化されていたので読んでみたが
終盤のイギリスへ単身出向くところは消えたタンカーの終盤と似た雰囲気だな 函館駅殺人事件は、殺人をやって逃亡する金井英夫が主人公みたいな物語だが、殺人動機に
同情の余地がある(罠にハメられて刑務所暮らしを余儀なくされた)から「うまく逃げて
くれよ」と、どこかで思いながら読んでいた節がある。
様々な人物が暗躍するこの作品。殺し屋の瀬沼みたいな男も、いいアクセントに
なっていると思う。 駅シリーズでは函館の次に一転して西鹿児島(現・鹿児島中央駅)へ。 >>163
朝市で毛ガニを買って満足したのが妙に人間くさかったw
>>166
ビールとおつまみで客から2万円ボッタくったんだっけ? 殺し屋なのに人間くさい男・瀬沼。輪島の朝市(←いいですよお)にも行っていた
という。
殺し屋と言えば、冷酷非情なのになぜか味わい深い望月英夫なんてのもいたが。 十津川シリーズは
血液型の設定がある人物は
なぜかたいていB型 羊とハマグリはB型しかなくて、動物はほとんどB型であると、東スポに出ていた。 ハマグリに血液型なんてあることが驚き。
十津川警部もB型なのかな? 上野駅は北斗星とかが発着するホームは独立区みたいな雰囲気があって好きだった。 京都だと山陰本線の発着するホームは、いい感じ( ̄▽ ̄) 「刑事」だっけ、「南神威島」か何かの短編。
小学生の自殺とか、重いテーマだよな。
答えのない。 社会派作家だったのが若き日の作者。次第に大衆向け作家に転じた。 久々に読んでみた夜行列車殺人事件。
午前三時に走ってる旅客夜行列車が190本、というのが時代だなあと。
今じゃ同じ設定でも夜行列車ってサンライズ出雲、瀬戸だけだから「どれが狙われてるのだ」と迷う必要はない。
ただ出雲に連結されてるオロネ25が福知山で爆破されて、向日町から
オロネ25を持ってきます、というのは設定ミスですな。 今のサンライズ出雲は岡山までサンライズ瀬戸と一緒
だけど、本来出雲は京都から山陰本線経由でした。 「夜行列車」「午前3時」「爆破決行」「4月吉日」という4回にわたって脅迫状を送り付ける
作品ですな。国鉄総裁・北野、とか出る作品。
読み返してみよう! 中河秀男
自分の思い込みだけで多くの人間を死に至らしめようとするヤツ。
仕事はしていて引きこもりでもないらしいが、どうしようもない。西村作品には結構この手のクズが出てくる。倉橋由美子の「雑人撲滅計画」ではないが… オレもこの犯人は嫌い。殺人犯でも動機によって随分心証が違ってくる。
全く無関係の人は普通殺せない。 竹内隆介。殺人列車への招待、の犯人。これもヒドイ。
最初は「ア」で始まる女、次は「カ」で始まる男、次は「サ」で始まる職業の男、
その次は「タ」で始まる場所、で殺人。4つ目の殺人で尻尾を出してしまい、
十津川警部が反撃を開始する。
最後は「ナ」で始まる建物の中で女を殺す、と予告状を送り付けるが、ここで御用。
南武線の鉄橋を破壊するというメチャクチャぶりだったが、その前に十津川警部が
手を回して南武線の上下線を止めておくように頼んでおいたので、死者は出ず。 「四国連絡特急殺人事件」読んでいて、昔は寝台特急瀬戸の東京発が19時05分だったと
知ってビックリ。今のサンライズ瀬戸は確か東京を22時くらいの筈。
横浜が22時20何分だかで、横浜市内在住の自分は、そこから乗るが、時間が絶妙で
悠々乗り込める。朝、目覚めれば、瀬戸大橋を渡っているというのも絶妙で、大好きな
夜行列車。 雷鳥9号殺人事件の中に収録されている短編「急行だいせん殺人事件」は十津川警部が
登場しないが、21時34分に大阪を発車した急行だいせんを11分遅れの福知山行き
鈍行列車で追いかけた犯人が福知山で追い付けるというトリック。
福知山に0時12分に着いただいせんだが、27分もの停車をすることで、福知山0時33分
着の後続鈍行が追い付ける。
この当時、急行だいせんは、9両編成+電源車+荷物車+郵便車というにぎやかな構成
で、寝台車も6両連結されていた。晩年のだいせんに乗ったことがあるが、わずか2両
編成の淋しいもので、いつ廃止になってもおかしくないと予感したものだ。 殺人はサヨナラ列車で。十津川警部は登場せず。白糠線の廃止前後を題材にしている。 テロリストの人権も認めろと言われたって私は断る
俺はこれに賛成 大学時代、ヨット部に所属していた十津川警部。
短編・EF63形機関車の証言の中に収録されていた「江ノ電の中の目撃者」で
原口夕子が夫殺しを自供したところで終わるが、十津川警部「初恋」の中では
これが誤認であったことが書かれている(完全な「後付け」であろう)。
そうして、十津川警部「初恋」の中では本当に原口夕子は殺人を犯してしまう。
ホロ苦い青春の響きを「永遠の中年」十津川警部から感じ取れる作品。 食堂車で殺人事件が起こるのあった。ビーフシチュー定食1200円。いつの間にか食堂車も消えた。 四国連絡特急殺人事件。何も始発の東京駅から乗らなくてもいいのに。 「しかし、警部」と、それに反論するのはまず愛川欽也が思い浮かぶ。 >>194
わかる
西村小説を読んでいる時の脳内の警部はオリジナル像だがカメさんは愛川欽也だわ 山陰路殺人事件。今になって気が付いたが、後ろに種村直樹氏のコメントがある。
西村作品の多くは車内で読んだ、とある。
「86年11月の国鉄ダイヤ大改正では福知山線電化に伴って廃止ときまった
〈まつかぜ〉お別れ乗車を兼ね、『山陰路殺人事件』をバッグに旅立とう。グリーン車
のデッキにはご用心。と結んでいる。
今夜、読み返してみよう、と。 犯人について分かっていること→犯人は男。黒板に書く十津川警部。 十津川警部の大学時代の同窓生は5人くらい殺されているような記憶がある。 早瀬ってスナイパーか何かになった?
何の話だっけ? >>206
逆に池内って誰だっけ・・・?
>>207
「十津川警部 友への挽歌」 訂正
>>206
>>207
「十津川警部 友への挽歌」
>>205
逆に池内って誰だっけ・・・? 池内は「展望車殺人事件」に収録されている「特急富士殺人事件」の犯人 沢田は被害者。しかし加害者も被害者も輩出しすぎな
警部の母校。 カメさんの高校時代の友人が犯人だった短編もあった。 十津川警部「友への挽歌」は北海道とフィリピン・マニラを繋ぐ作品。
早瀬と永田勇作が死去。中山峠を越えて定山渓というルートで1度だけ
宿泊したが定山渓は札幌市内とはいえ、相当に札幌市内とは離れていた
場所にあったのを思い出す。 西鹿児島駅殺人事件は、現在、鹿児島中央駅と改称されている駅が舞台。
昔ののんびりした雰囲気の西鹿児島駅が良かった。 北海道を舞台にした作品は多い。カメさんが誤認逮捕されてしまったのも北海道が舞台。
結城貢とかいう男にハメられたの。 短編の「急行べにばな殺人事件」でも亀井刑事は罠にかけられている。
高校時代の同級生・田原が犯人。しかし罠にかけたのが明白だから亀井刑事がシロ
だとすると犯人はコイツしかいないのが最初からハッキリしてしまっているという点で
お粗末な犯人だった。 誰も話題にしないが、
我ら地獄を見たり
自然災害もさることながら、怖いもののひとつは人間だ。 十津川刑事時代の「第二の標的」(短編)は一応、電車の中で殺人が行われている。 出雲を舞台にした神話列車殺人事件というのもあった。
十津川警部が出ていない作品。警察の誤認逮捕。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています