貝島の鉄道の目的が運炭よりも砂運びであったという事が驚きだった。
そういうえば変な貨車を持っているとは思ってはいたが、まさか坑道とは砂で埋めないといけないものだとは知らなんだ。
放置しても別に害はないものだとばかり。

そういうえば別の書物で、筑豊では田に水を張る季節になると水没する坑道が多かったとあった。
突然陥没して稲作を台無しにすることも。
掘った傍から砂で充てんするというのは、筑豊でしか通用しない事なのかもしれない。
北海道などで聞いたことがないもの。