DF50の最高速度は90km/h。
DE10の最高速度は85km/h。
当時の予讃本線の最高速度は高松−多度津間95km/h、多度津−宇和島間85km/h。
当時の土讃本線の最高速度は全線85km/h。

差が出る区間がわずかだったのと、5km/hの差だから大したことはなかった。
ただ、重い貨物列車では、けん引力がDE10 1000番台でも、DF50のスルザー形
よりもないので、斗賀野の石灰石列車ではDF50重連でホッパー車18両けん引
だったのが、がDE10 1000番台重連でホッパー車16両けん引になってしまった。

あと、DF50では暖房時期にSGを扱う要員が乗っていたが、DE10では乗らない
という違いもあった。