その大半が余剰車両を活用して改造され、登場したJT。
一時は全国で競い合うように数多く走っていたけど、所詮は改造車両、
ブームの沈静化とともに短命で消えていったJTも少なくない。
事故で消えた「アルカディア」や「みやび」は別にしても、JR東海の「リゾートライナー」、
JR九州の「パノラマライナーサザンクロス」なんかは、活躍期間が短かったように思う。

ところで、記憶違いでなければ、マルス発売されたJTの最初の列車は、
品川の80系客車を使った東京−修善寺の「お座敷レジャー号」だと思うが、
以来ほとんどのJTがマルス発売で買える多客臨として運転されている。
一度も多客臨としてマルス発売されなかったJTは、名古屋のお座敷客車、九州の「山編成」くらいではないだろうか。
おかげで、その「ナコ座」「山編成」「あすか」以外のJTには全て乗車できたと思う。
消えてしまった車両はどうしようもないが、まだ現役の「あすか」には、多客臨で走って欲しいと思っている。
確か「あすか」の多客臨は、岡山でJT集合企画があった時に大阪−岡山で一度だけ走っただけだと思う。
11月の後半の連休に「だんだんお座敷」として「ほのぼのSUN-IN」が走るが、これも多客臨でほとんど走ることのなかった車両。
是非乗っておきたいね。