難聴とは音が耳に入ってから脳に伝わるまでのどこかの段階で障害が起こり、
音が聞こえにくくなったり、まったく聞こえなくなったりする症状です。
軽度では自覚がなくても健康診断の聴力検査ではじめて気づくこともあります。
(声が聞こえにくくても音は正常に聞こえる場合は難聴ではなくAPD:聴覚情報処理障害を疑って下さい)

▼難聴の種類
鼓膜の内側で起こる『感音性難聴』、外側で起こる『伝音性難聴』、2つが合わさった『混合性難聴』があります。
そのほとんどは感音性難聴と言われ、いわゆる老人難聴や突発性難聴は感音性難聴に分類されます。

▼聴力レベルによる分類
健聴  :0dB
軽度難聴:25dB~
中度難聴:40dB~
高度難聴:70dB~ (身体障害者手帳6級,4級)
重度難聴:90dB~ (身体障害者手帳3級)
全聾  :100dB~ (身体障害者手帳2級)

(参考)聴力レベルと聞こえのめやす
http://www.kagayaki.akita-pref.ed.jp/akitarou-s/rouguideEX/tisiki/tisiki03/toukyu.jpg