運動部も明暗が分かれるのだという。伝統の野球部とワールドカップを控えるラグビー部は存続する方向だが、
スポーツ紙によるとバスケットボール部は身売りだとか。また、10年前に鳴り物入りで始めた米国タイムズスクエア
の電子広告も止めるのだと聞く。米国出張へ行った時に電子広告を見て感動したのを思い出す。自分の知る“東芝の象徴”
が次々に姿を消そうとしている。〉

――昨年度、東芝の売上げは約4兆8708億円だったのに対して、広告宣伝費はおよそ9億円もある。冷蔵庫などの白物家
電事業のみならず、“第三の柱”と位置付けていた医療機器などを手掛けていたライフケア事業も売却している。社内から
も“CMで流される商品が激減した今、広告宣伝費の予算を見直して他に回すべきではないか”との声が上がっているのだという。