杉原愛子 Part2
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
トップレベルの大会を外から見るのは久々の経験です。 一流選手の優勝争いを見て、自分の闘争心に再び火をつけたいと思っています。 私は次男ですが、毎年正月に静岡市の実家に集まって1人ずつ新年の決意を語るのが恒例行事です。 今年は家族の前で、五輪の目標を話すことになるでしょう。 体操の手ほどきを受けた父からはよく「金メダル取れよ、やれるだろ」とハッパをかけられる。 実家の水鳥体操館で小中学生を指導している兄は、私の技術的な欠点を指摘してくれる。 勝てれば五輪連覇になりますが、実は連覇と言われてもピンと来ない。 日本はアテネ五輪以降の世界選手権の団体で一度も中国に勝てていない。 北京五輪での私の目標は、このことに尽きるといっても過言ではありません。 あん馬やつり輪などで難度を上げた新しい演技構成への挑戦を始めています。 アテネに乗り込むとき「これが最後の五輪だ」という決意で取り組んでいました。 それがもう一度頑張ろうという気持ちに変わったのは、団体で金メダルを取った後の個人戦に出場できなかったからです。 個人総合、種目別を戦う日本の仲間をスタンドで応援しながら「五輪で個人戦の舞台にも立ちたい」という気持ちがわいてきた。 だから北京では、まずは団体で中国に勝った後、個人総合と得意の鉄棒でもメダルを取る。そういう五輪にしたいです。 世の中も「五輪イヤー」と盛り上がっているし、いよいよだなと気持ちも引き締まります。 先月の豊田国際大会では、ゆかで2位、鉄棒では優勝することが出来ました。10月に骨折した左手小指も大丈夫です。 先月の豊田国際大会では、ゆかで2位、鉄棒では優勝することが出来ました。10月に骨折した左手小指も大丈夫です。 男子の体操は、ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目で競います。 私がもっとも得意で、そしてこだわっているのは鉄棒です。 そして体操にそれほど詳しくない方が見てもわかりやすい種目だと思うからです。 きっかけは高校3年の時に見に行った98年の福井・鯖江でのワールドカップでした。 関西(かんぜい)高(岡山)の体操部の仲間と一緒に観戦したのですが、イワン・イワンコフ選手(ベラルーシ)の「手放し技」(鉄棒から手を放して行う技)に魅せられたんです。 バーを飛び越えながら後方2回宙返りを行う「コバチ」を連続で決めていた。 その時すでに、私もコバチには取り組んでいて試合でも使っていました。 でも彼の演技を見た後からは、より高い意識を持って手放し技の練習に取り組むようになりました。 もちろん、好きだからといって派手な技ばかりを追い求めていても勝てないし、難しい分、試合で失敗を繰り返す時期もありました。 今では、いかに点数を出すか、そのためには細部にわたるまでミスを出さないことが一番大事だ、という考え方をしています。 ただ、その大前提の中で、より魅せられる演技をしたいという思いは変わらずに持っています。 鉄棒ではコバチを含め、コバチに1回ひねりを加えた「コールマン」など四つの手放し技を取り入れています。 また演技価値点(難度点)を上げるため、手放し技以外の部分でも細かい改良に取り組んでいます。 ナショナルトレセン(東京都北区)で、2度目の強化合宿中です。 冨田洋之選手、鹿島丈博選手(ともにセントラルスポーツ)らも一緒です。 それでもほかのクラブの選手がどんな考えを持って練習しているのかは、気になる。 そういう意味で、強化合宿ではいろんな刺激をもらえます。 例えば1月の合宿では、跳馬が得意で大学の後輩でもある内村航平選手(日体大)にヒントをもらった。 跳馬に着手するタイミングを聞いたら「(踏み切り板を)けると同時に、斜めになっている跳馬に下から手をつきにいく感じ」というのです。 その感覚で私もやってみたら、着地までに3回ひねる大技「ロペス」をうまく跳べたんです。 このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 895日 3時間 12分 50秒 5ちゃんねるの運営はUPLIFT会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《UPLIFT会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
4 USD/mon. から匿名でご購入いただけます。
▼ UPLIFT会員登録はこちら ▼
https://uplift.5ch.net/
▼ UPLIFTログインはこちら ▼
https://uplift.5ch.net/login レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。