ラルトのF3に至っては1990年時点でまだこのような構造であり…。
https://jota-garage.com/stock/st6/RT34Nissan.html
基本コレと同じ車でハッキネンはシューマッハとマカオであんなバトルしてたし、
カーボンモノコックが採用されたのはこの2世代後、92年のRT36から。

ところでこのメインのアルミモノコックの上にリベット留めされてるコーン状というか舳先状の部分。
https://jota-garage.com/stock/_src/9778/dsc04756.jpg
ここは第一ロールバーを兼ねると思うんですが、この部分は実はラルトといえどもカーボンなんですかね。
そうじゃなければわざわざアウターカウルと同じ色に塗らないと思うし
(RT35辺りでもここが銀色の車は見た記憶が無い)。

https://jota-garage.com/stock/_src/9794/dsc04771.jpg
コクピット内側から見ても、今までボルトオンのセンターカウルだと思っていたこの部分が
扇形のバルクヘッドや下側のツインチューブモノコック本体にリベットと接着でくっついてるようなので
この時期には世に言う「カーボン/アルミ混成モノコック」にかなり近い構造だと言って良いと?

とはいえその舳先っぽい部材の先端部はペダルよりかなり後ろにあるようで…
前から突っ込んだ時に良いとこ膝か足首辺り、もしくは上から挟まれたり捩れたりする事故形態である場合にはry

まー深く考えたら「競走する用に乗る」となれば
https://jota-garage.com/stock/st9/F393mugen.html
この辺りの肩から上丸見え状態のカーボンモノコックでHANSとか付けずに乗ってた時代だって
充分に今の感覚からいえば怖いわけだけど。

ただ、この辺りは例えばマージン残した走行会とか、もしくはヒルクライムやジムカーナ辺りで
HANSとか最新の安全装備類をきっちり付けた状態で乗るんなら
よっぽど運が悪くなければ酷い怪我はしないんじゃないか的な安心感はある。そういう違い。