都立高が塾講師招き「校内予備校」開設へ…受講費用は都教委が負担、経済的格差減らす狙い
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 東京都教育委員会は2023年度、高校生の大学進学を支援するため、民間の予備校や学習塾の講師を都立高に招いて講習を実施する方針を固めた。生徒の受講費用は都教委が負担する。
 複数の都関係者によると、講習は放課後や土日、長期休みに実施。今後、実施校や提携する予備校を選定する。新年度予算案に関連経費約1億円を計上する見込み。都教委は、予備校が持つ豊富な受験ノウハウを生徒に身につけさせ、進学率を上げたい考えだ。
「学校の教員は通常の授業のほか、生活指導も担っており、個々の受験対策まで手が回らないこともある。生徒たちは学習塾の効果的な学習方法で学力をつけており、進学への意欲が高まっていると実感している」と話した。