保護者との話し合いの際には会話を録音するように
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学校による保護者対応がこじれる原因の一つに、「言った・言わない問題」があります。 たとえ早くその場を収めたくても、このような要求に対しては決して屈してはいけません。
それを認めると、教師や学校としてのルールや原則が崩れることになるからです。 これに限らず、モンスターペアレントからの要求に対しては対応できること・できないことを必ず理由とともに明確にしておいたうえで、対応できない要求については毅然とその旨を伝えましょう。 (5)謝罪すべきことがある場合は、その範囲を限定して謝罪する
モンスターペアレントからのクレームには、時として明らかに教師や学校の非に起因するものがあるかもしれません。
この場合は相手がモンスターペアレントだったとしても、素直に謝罪しましょう。 ただし、その際は「〜の件につきましては、申し訳ございませんでした。」と謝罪する範囲を明確に限定しておくことが大切です。 なぜなら、何について謝罪するかをはっきりさせておかないと複数の要求を突きつけていた場合のモンスターペアレントは、自分の要求すべてが認められたと勘違いしてしまう可能性があるためです。 教師であるあなたには子供やその保護者に対するさまざまな義務があると同時に、モンスターペアレントからの理不尽な要求や暴力的な言動から身を守る権利があることを忘れないでください。 これまでも、モンスターペアレントの無茶な要求を呑むことで問題を拡大させてしまったり、モンスターペアレントにより教師が心の病や自殺に追い込まれた不幸な事例が多々あります。 モンスターペアレントと言われるような保護者の言動が顕在化するようになったのは、2000年前後です。 モンスターペアレントが生まれた要因は、時代背景や家庭環境、さらには教育現場の変化であると言えます。 子供は親にいい顔をしたり、親に嘘をついたりするものです。しかし、そのような子供ならではの生態を知らない親が増えています。
そのような大人は、大人の価値観で子供を判断しがちで、殊に自分の子供の話を信用しすぎる親になる場合があるのです。
自分の子供を信用しすぎることにより、友達が悪い、先生が悪い、学校が悪い、という発想になります。 いじめによる子供の自殺や学校によるいじめなどの事実の隠蔽、さらには教師による金品の横領や生徒への猥褻事件など、学校による不祥事や教師個人の犯罪は後を絶ちません。 もちろんこのようなことは絶対に許されるべきではありませんが、センセーショナルな報道もあり教師や学校に対して必要以上に不信感を持つ保護者は増えています。 そのなかででも偏向性の強い保護者は、何かきっかけがあるとモンスターペアレントとして執拗にクレームをつけてきます。 かつての教師や学校は、現在と比較して児童・生徒にはもちろんのこと、保護者に対しても威厳のある存在でした。
教師については、「聖職者」などという形容もあったほどです。 そして時代は移り変わり、特にビジネスにより生計を立てている保護者には、学校教育をサービスの一種と捉える考え方が広まるようになりました。 それにより、自分は消費者として対価を渡しているのだから、教師や学校は保護者や子供に対して対価に見合うサービスを提供する義務があると考える親が増えたのです。 これは公立学校だろうと私立学校だろうと変わりません。
このような保護者は、学校を一介のサービス業者・教師はその従業員程度としか考えていません。
だからこそ、クレームについても遠慮が何ひとつ無いのです。 また、難関大学出で一流企業などに勤務し、自分の子供にも同じような道を歩ませたいと考える保護者の中には、教師の学歴に着目することがあります。 そして仮に教師の学歴が自分よりも下だと認識した場合は、何かあると教師に対して「能力が無い」「○○大学程度しか出てないからダメなんだ」などと完全に見下すような態度でクレームを付けてくることがあります。 モンスターペアレントへの対応は、担任など教師一人でやっていると思う人も多いでしょう。しかし、モンスターペアレントへの対応は一人では行いません。学年主任や管理職などを含め、複数の教師で行うことが一般的です。 教師の世界では「一人で対応するな」というのがよく言われること。新卒の教師や経験の浅い教師の場合、責任感が強すぎたり一人で解決できなければ恥ずかしいと思い込んでしまったりと、自分ひとりだけで対応しようとしがちです。 一人の教師が話を聞き、もう一人の教師が親とのやり取りを記録するということもあります。トラブルを最小限にとどめるために学年主任や管理職なども含め、一緒に対応方法を話し合います。 教師一人より多くの教師で話し合うことで、自分一人では思いつかなかった対応方法が生まれることもあります。 家庭と学校が、互いに協力し合い子どもの育成にあたる ことが「ベター」であると考えます。しかし、頭では理解しているつもりでも、 現実は「子どもより保護者への対応に苦慮している」と訴える教職員が、年々増えています。 モンスターペアレントに学校の誠意を伝える方法
1、傾聴すること。(傾聴は「誠意」を具体的に伝える。)
共に育てる姿勢で、保護者の話に耳を傾ける。
途中で「言い訳」や「学校の考え」を挟まない。
子どもの具体的事実に基づいた話をする。 2、面談すること。(面談は「誠意」を最大限に表明する。)
「クレーマーかな?」と感じたら即「面談」する。
個人的見解、憶測は避け、冷静に、聞き尽くす。
理不尽な要求には毅然とした態度で応対する。 個人面談は、「子どもの問題点を指摘するだけの場ではない。」
面談は、子どもの「よさ」と「可能性」に気づき合うことが「ねらい」と心得る。
面談は、教師のスタイルで進められがちだが、保護者の言い分に耳を傾け、沿うことがポイントである。
相づちを打つ等しながら、保護者の思いを引き出し、それに耳を傾け気持ちに寄り添うことによって、保護者自身が、今後、何を、どうすればよいのかが見えてくるように仕向けることがポイントである。 3、迅速に対応すること。( 迅速さは「誠意」を具体的に示す。)
同じ対応でも「遅い」と評価されない。
苦情などの情報は、全教職員で共有する。
苦情の「逃げ・たらい回し」等は厳禁と心得る。 来校者には名簿への記入をお願いする。全ての項目に記入してもらい、身分不明の方は取次ぎできないことを伝える。 案内したとき、湯茶の接待は公式客と認めたことになり、茶碗等が凶器に変わる危険もあり、長居をさせるもとになる。時間を区切り短時間応対する。 時系列的に経過を短く簡潔にメモにとり、録音などの記録を残す。後々になって発言内容の問題をはっきりさせるために必要である。 居留守を使ったり逃げないようにする。応対者が変わったとき食い違いが生じる恐れがある。 「今から会いに行く」という電話には、はっきりと断わる。 1、保護者の中には、ごく親しい関係の中で電話やメールを使うのと同じ感覚 で、学校(教職員)に苦情を言うものも多い。このような苦情への対応は、 苦情の中身の検討も必要である。 2、日常の「温もりある対応」が、学校(教職員)の「好感度」を生む。 電話では、相手の感情が収まるまでは傾聴を続けたり、「こういうことですね」と、相手の言い分を確認・復唱することも大切である。 3、コミュニケーションとは、単なる情報の伝達ではなく、感情の伝達に大き なウエイトが懸かっていることを忘れてはならない。保護者との関係づくりは、電話やメールだけでなく、顔と顔を合わせ、表情の変化、声の調子、しぐさなどを直接見つめ合い、感じ合うことが大切である。 具体的な解決法
1 、モンスターペアレントの暴言に対する対応例 「誠意を見せろ」・・・具体的にどのような事でしょうか。
「色をつけろ」・・・分かりやすくはっきりおっしゃってください。 「で、どうするんだ」・・・具体的にどうすればよろしいのでしょうか。
「責任を取れ」・・・何をすればいいのでしょうか。 「校長に会わせろ」・・・お会いする理由がありません。
「責任者を出せ」・・・この問題の責任者は私です。 「一筆かけ」・・・書くつもりはございません。
「それで済むと思うか」・・・どうすればいいのか具体的におっしゃってください。
「電車だってタダではない」・・・交通費を出せということでしょうか。 >66
>67
>68
>69
↑これ参考にしてるととんでもないことになるよ
絶対やめたほうがいい! 【録音に関して】
秘密録音は証拠として有効だけど、「自身の権利を守る」局面でのみ使える
保護者が「あんたがこう言ったのが許せない」→「言っていないことが録音でわかります」ってタイプ
保護者を相手に訴えるのは録音だけじゃちょっと無理です
あと、秘密録音がお勧めなのは、「相手じゃなく、自分が感情的にならず、適切に話すことを意識できる」こと
あとで聞き返して、保護者の問題点を探るのにも有効だしね
もう一つ、知ってほしいのは、秘密録音は「学校に知られないように」ってこと
秘密録音が証拠として有効になる裁判になった場合、自分も学校を辞める覚悟で戦うことになる
教師にとって学校は味方じゃないからね! 覚えておいて
教育委員会や学校が言う「クレーマー対策」も、あんまり真に受けないようがいい
正解も混じってるけど、基本現場の教員に責任とらせて、管理職以上を守る方向で書かれてる
秘密録音は「自分を守るもの」
これからの教員は自分で自分を守らないとダメなのよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています