そして、どうせこじつけるのであれば、下手に躊躇しない
毒を食らわば皿まで、じゃないけど意気込みはそれくらい欲しいです。

つまり、中国拳法の一部の技、あるいは一部の身体操作を型に当てはめるのではなく
中国拳法、それが例えば八極拳でもいいし蟷螂拳でもいいし白鶴拳でもいい。
それらの技の一部ではなく、一から十に至るまで理論や技術体系を全部丸パクりして型にこじつける。
もちろん名称は日本風あるいは沖縄風に変更します。

実際の格闘技の試合に使える技術が欲しい!というのであれば、MMAの技術を丸ごとパクって型にこじつける。
ボクシングと戦える空手であって欲しい、のであればボクシングの技術をフルパクリして型に移植しちゃう。

他の格闘技なんか興味ないけど、空手の伝統派の試合で使える技術が欲しい、というのであれば
伝統派の試合で使われてる技術を全部型にこじつける。ピョンピョンするステップもジャブのような刻み突きも全て型にこじつける。

型と組手がリンクしていない、という問題はこれで全て解決します。型に技術が詰まってない問題も当然解決です。

これらの作業を、一つの動作を何週間もうんうん考えながらこじつけてたのでは時間がかかり過ぎる。
元々良さげな武術や格闘技かの技術体系をそのまま横流しすれば、空手における型の技術レベルは飛躍的に向上します。

そして、空手を知らない一般の人に型の動作の意味について聞かれたら
「ああ、この型の動作にはこういう意味があるんですよ」「この意味は私が○○からパクって3日前にこじつけました」
と正直に答えましょう。そこはウソをつくわけにはいかない。本当の事ですから。

安心してください、100年後や200年後の人たちは、私達と違って
「いえ、これは最近作られた技術ではなく、100年前や200年前から伝わる古伝の技です」と名乗れますから。
その時初めて空手は古伝の仲間入りが出来るのです。そのためには、今こじつけ作業を頑張らないと実現しません。

そういう訳で、みなさん胸を張ってこじつけ作業をしましょう。
という事で、いい加減本部のスレと関係なくなってきたので終わりにしたいと思います。ご清聴ありがとうございました。