三郷流山橋有料道路を整備 35年度開通 埼玉県、渋滞緩和に期待

県は、三郷市と流山市を結ぶルートの慢性的な渋滞を解消するため、江戸川に架かる「三郷流山橋有料道路」の建設に乗り出す。
県道路公社が事業主体として整備する。事業費は84億円。工事区間は三郷市前間から流山市三輪野山までの延長2キロで、平成35年度の開通を目指す。

 県は開会中の6月定例県議会に建設計画の同意を求める議案を提出しており、可決後に国に事業申請する。

 県が計画する三郷流山橋有料道路は、三郷市前間の県道三郷松伏線と流山市三輪野山の千葉県道松戸野田線バイパスを結ぶ。2車線で建設する予定だが、4車線化も検討する。通行料金は普通車150円、軽自動車100円、大型車250円で徴収期間は30年間を予定している。