3車線化を検討 東名阪・四日市IC−御在所SA
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011040290092636.html

 中日本高速道路(名古屋市)の金子剛一社長は1日、渋滞が激しい東名阪自動車道の四日市インターチェンジ(IC)−御在所
サービスエリア(SA)間で、現在の2車線から暫定的に3車線にする渋滞対策を検討していることを明らかにした。三重県と協議
中のため実施時期は未定だが、早くても2012年度以降となる見込み。
 対象は同区間の上り約3キロ、下り約2キロ。道路幅を変えずに路肩部分を含めてラインを引き直して3車線にする方法や、道
路を造成し、新車線を付け加える方法などを想定している。
 対象区間を含む四日市IC−四日市ジャンクション(JCT)間ではこれまで、上り計約6キロ、下り計約7キロで1車線を付け加え
る造成工事を終えて供用している。対象区間のみ2車線で、暫定措置により約10キロを連続して3車線とし、渋滞緩和につなげ
る考え。
 四日市IC−四日市JCT間は、中日本高速管内では東名高速道路音羽蒲郡IC−豊田JCT間に次ぐ国内有数の渋滞多発区間。
東名高速の同区画では年内に、路肩を使った暫定3車線化を実施する。