オリンピック発祥は戦争から(兵士養成運動教育)
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歴史的背景・事実を理解する必要があります。
タイトル含め、膨大な「歴史的事実」、「社会常識」の範囲となります、ご理解下さい。
(以下、参考文献は省略します) はじめに スポーツの話? 戦争の話?
筆者も参考文献を読み進めるうちに、スポーツの話か、
「戦争学」の歴史についてまとめているのか分からなくなり、
日本人が比較的に得意とする競技も多く、複雑な気分になりました。
そもそもスポーツの発祥が戦争由来だから、必然的にオリンピックも
戦争由来になったのかも知れません。 【はじめに】 スポーツの話? 戦争の話?
【目次】
1.スポーツ(運動)教育とは何か?
・戦争は人だけで無く動物と。
2.スポーツ教育者・開発者
3.古代と近代オリンピック
4.近代五輪と戦争
(1)ピエール・クーベルタン男爵とは?
(2)普仏戦争(近代オリンピック誕生の経緯)
(3)祖国再建策(クーベルタン男爵)
(4)普仏戦争とドイツ第二帝国ビスマルク
#マーガレット・サッチャー英首相
(5)戦争で中止された五輪大会
(6)悪名高いベルリンオリンピック
(7)ベルリンオリンピック下の公安事件
(8)戦後の東西冷戦とボイコット 5.古代五輪と戦争
(1)ギリシャの歴史
(2)オリュンピア(神域)
(3)古代競技会(兵士の)神殿における祭典競技界
(4)マラソン→(マラトン戦争)伝令兵士死亡事件
(5)戦闘部隊の対向陣形→陣形競技の元祖
(6)古代オリンピュア競技の廃止
(7)ローマ皇帝 テオドシウス1世と異教徒
・アリウス派
・ローマ帝国/ギリシャの政治的因縁 6.スポーツ競技は戦争そのもの1
(1)パンクラチオン(古代格闘技のルーツ)
・軍隊・治安維持部隊の格闘術(レスリング、柔道、ボクシングなど)
・武芸(柔道、剣道、空手)
(2)戦車競走(特に酷かった古代競技)
(3)軍隊の兵法術(兵器による殺傷が目的)
×投擲(とうてき)throw・・・攻撃兵器
×やり投げ(古代/近代)・・・現代でも殺傷に使われる
→(兵器)ジャベリン(javelin/やり/槍/鑓)ミサイル
×砲丸投げ(shot put)(近代)・・大砲の弾/砲弾に使う金属球
×円盤投げ(古代/近代) discus(disk/disc)
×ハンマー投げ(hammer) 古代の兵器
(4)たて(楯・盾)・・防御兵器
・共和制ローマの民主化
・万葉集と慣用表現
(5)古代五種競技と兵士 7.スポーツ競技は戦争そのもの2
(1)近代五種競技は軍隊の将校だけ!
・軍隊の将校斥候(せっこう)を想定して開始
・将校のみに参加資格
(2)戦闘武術(フェンシング)
(3)バイアスロンと北欧
・ノルウエーから生まれたSKIスキー
・海賊(ノルウエー、スウェーデン、デンマーク)
・軍隊スキー競技会
・初の冬季五輪と軍人と日本のスキー
(4)射撃(兵器)→戦争・弓矢以降の狩猟など
(5)洋弓(アーチェリー)・・狩猟と武器の歴史
(6)射法(弓を射る技術/射撃の技術)
・弓を引く方法
・乗物の有無
(7)馬術(equestrian)→戦争
・馬術と騎馬民族
・騎馬民族から、スペインの形成とメキシコまで
・ドゥルーズとガタリのノマドロジー/ノマディズム
・日本の馬術は武士
・高山の動物 8.水上競技は世界大戦争から(大航海時代と植民地支配)
(1)(河川)カヌー
(2)(河川)ボート競技(レガッタはイタリア)
(3)(海)船の歴史
-@原始船〜古代船
-Aガレー船(伊)Galea/(英)galleyの誕生→戦争
-B中世ガレー戦艦
-Cガレオン船誕生
(4)レパントの海戦とは?(オスマン帝国とスペインとローマ教皇)
(5)帆船と植民地支配(イギリス/スペイン/オランダ他)
(6)帆の進化(オランダで帆走ヨット誕生)
(7)ヨット競技の確立
(8)蒸気機関と蒸気船の発明
(9)(水中戦)潜水艦の歴史
(10)まとめ(世界大戦争だった) 9.スポーツ競技は戦争そのもの4
(1)まだ終わらないの?
(2)競技種目の戦争学的分類
(3)(軍事行動)距離の観点
-@長距離種目
-A短/中距離種目
(4)(軍事行動)地政学から
-@陸軍
・競歩/マラソンが基本
・陸上競技
-A動物操縦技術
・動物戦車
・馬術
・騎馬競技(戦争)
・ポロはイランです!
・日本の騎馬戦(戦争)
-B海軍
-C空軍? (5)戦争と四季
-@夏の陣
-A冬の陣
・雪上(ノルディックスキー/アルペンスキー?)
(6)明らかに戦争で無い競技?
・スケートの歴史(フィンランドの発明)・・・北方民族フィン人の狩猟
・うーん
・競技スケートの歴史
(7)民族の誇示
(8)アルペンスキーも微妙?
(9)アルペンスキーはやっぱり戦争? 10.スポーツ競技は戦争そのもの5
(1)英米のスポーツ植民戦略?
-@19世紀末の英米のスポーツ植民戦略
-A西洋文化は慶応義塾へ(横浜神戸外国人経由)
(2)関係無いと思っていたあの競技も(ハンドボールとフットボールと宗教)
・バレーボール=ハンドボール+テニス
・バスケットボール
・【YMCA(キリスト教青年会】とは?
(3)攻撃と防御
-@素手 レスリング/ボクシング/柔道
-A(武器使用)近接戦闘 フェンシング
-B(武器使用)遠方戦闘 投擲/弓/射撃 (4)戦闘陣形(Battle-formation)-競技
(5)ハンドボールも古代ギリシアローマ+ゲルマン→ハルパストゥム
・チームハンドボール
・ウオールハンドボール(別の競技)
(6)Hockey
・フィールドホッケー((Field)Hockey)
・アイスホッケー(ice Hockey)インドアホッケーとも
(7)(空中戦)バレーとバスケ
・バレーボール=ハンドボール+テニスから考案
・バスケットボールはフットボールから考案
(8)(水中戦)水球(water polo)・・・イギリスの水中フットボール 11.近年のオリンピックと治安問題・紛争
(1)テロと9.11
(2)先進諸国の五輪の悪用
(3)ロンドン五輪と監視カメラ
(4)リオ五輪下での治安維持部隊
(5)北京五輪下での中国国民弾圧 1.スポーツ(運動)教育とは何か? 太古の昔から兵士養成でした。
戦争に関係してスポーツ競技が発祥した為、
↓
必然的にオリンピック競技も「戦争を念頭に置いた種目」となりました。 ○戦争は人だけで無く動物と。
当初は外国や多民族、近くの他人では無く、動物との闘争でした。
それは狩り(狩猟)と表現されます。 2.スポーツ教育者・開発者
スポーツは兵士養成を前提とした人間教育が目的なので
教育者・開発者など本スレの登場人物は
↓
軍人・軍隊関係者・タカ派・団体・政治家など
東西問わずそっち系が多くなります、ご理解下さい。
逆に参考文献の調査では、そっち以外の説明はほとんどありませんでした。
(運動教育→兵士養成) 3.古代と近代オリンピック
○近代五輪と戦争 普仏戦争に負けたことからクーベルタン男爵が発案・提唱(まだ126年)
○古代五輪と戦争 1169年も続いた古代ギリシアの軍隊教育(紀元前776年-西暦393年)
↓
普仏戦争ではドイツ(プロイセン)統一が成された。(参考文献より) 4.近代五輪と戦争
(1)クーベルタン男爵とは?
貴族 ピエール・クーベルタン←「陸軍少年学校」を16才で「中退」した教育家
(参考文献より) (2)普仏戦争(近代オリンピック誕生の経緯)
→フランスがプロイセンに宣戦布告
→名将ビスマルクが連戦連勝でナポレオン三世がスダンの戦いで降伏
→フランス(普仏戦争)敗北(1871年)
→ナポレオン三世廃位(フランス王制廃止)
→フランス共和制が誕生する。
(参考文献より)
↓
ドイツのおかげでフランスが民主化・・フランス革命じゃ無いよ! (3)祖国再建策(クーベルタン男爵)
クーベルタン男爵が
→祖国(フランス)再建を考え英国スポーツ教育に共鳴
→古代オリュンピア遺跡発掘(1881年ドイツ)のニュースを見聞
→古代オリンピックにならった国際競技会を提唱
→パリ会議(1892年)で提唱
→第1回アテネオリンピック開催(1896年)
(参考文献より) ↓(軍人の発想)強い兵士=強いフランス
祖国(フランス)再建を考え英国スポーツ教育に共鳴
祖国(フランス)再建を考え英国スポーツ教育に共鳴
祖国(フランス)再建を考え英国スポーツ教育に共鳴
祖国(フランス)再建を考え英国スポーツ教育に共鳴
祖国(フランス)再建を考え英国スポーツ教育に共鳴 (4)普仏戦争とドイツ第二帝国ビスマルク
○ビスマルク・・「ドイツ第二帝国」を築いた宰相、侯爵
オットー・エデュアルド・レオポルド・フュルスト・ホン
・シェーンハウゼン・ビスマルク
ユンカー出身、ベルリン大学卒、プロシア首相。
1862年「ドイツ問題は鉄と血によって解決される」鉄血演説←←←←←
1866年 オーストリア戦争に勝利
1871年 フランス戦争(普仏戦争)に勝利←
後の戦艦ビスマルクの由来(参考文献より) #マーガレット・サッチャー英首相
↓後のサッチャー首相の「鉄の女」の由来
>1862年「ドイツ問題は鉄と血によって解決される」鉄血演説 >マーガレット・サッチャー
>イギリス初めての女性首相
>82年のフォークランド戦争に代表されるような強硬路線を取った。
(参考文献より)
>強硬な外交と新自由主義的な経済政策を推進
>その強固な意思に基づく指導力を評して、「鉄の女」と呼ばれた。
(参考文献より) そりゃ戦争になるわ・・・
>強硬な外交 →戦争
>強硬な外交 →戦争
>強硬な外交 →戦争
>強硬な外交 →戦争
>強硬な外交 →戦争 >サッチャリズム
>国営企業の民営化→→→→日本でも全く同時代に、某政党の某総理などで実施。
>英国病の克服
それでは、話を戻します。 (5)戦争で中止された五輪大会
(1916年)第6回大会(第一次世界大戦)→
(1940年)第12回(日中戦争/第二次世界大戦)
→2年前の日中戦争下の閣議で東京五輪の中止・返上を決定
(1944年)第13回(第二次世界大戦)→ (6)悪名高いベルリンオリンピック
1936年ベルリンオリンピック
(戦争)ドイツ第三帝国(ナチス)時代で有名
前畑がんばれ!で知られる通り、NHK初の五輪ラジオ放送
→TVドラマ「韋駄天」でも国威発揚の場と
ならないように、と配慮されたそうです。 前畑(兵頭)秀子
ドイツのゲネンゲルとのデッドヒートで金メダル獲得
→つまり日本が対ドイツ戦に勝利
紫綬褒章(1964年)、
アメリカ水泳殿堂入り/IOC銀賞(1981年)
文化功労者(1990年)
(参考文献より) (7)ベルリンオリンピック下の公安事件(戦争)
ソウルの陸上の名門を出た
朝鮮のソン・キギョンと南昇竜は日本選手として出場し、1位と3位となった。
↓
東亜日報は、日章旗を末消した写真を掲載し、停刊処分を受け、
ソン・キギョンは要視察人物とされた。
→ソン・キギョンは後に韓国陸上連盟の会長を務め、長くスポーツ界に貢献した。
(参考文献より) (8)戦後の東西冷戦とボイコット
(boycott アイルランドで地主と小作人の争いから生まれた用語)
×モスクワ五輪はアメリカと西側諸国がボイコット(1980年)
×ロサンゼルス五輪はロシアと東欧諸国がボイコット(1984年)
(参考文献より)
↓
boycottの言葉からして悪い意味だった! 5.古代五輪と戦争
戦争を説明する前に、ギリシャの歴史から入りましょう。 (1)ギリシャの歴史
○紀元前1200年・・・古代オリンピックが始まる500年前
トロイ戦争←古代ギリシャのアカイア人とトロイ人(イリオン人)の戦争。
十万ものギリシア軍が結集し、遠征が行われた、と伝えられる。
後に神話化された為、トロイ遺跡が見つかるまで空想上の戦争と考えられた。 (2)オリュンピア(神域)
古代五輪の開催地、ゼウス信仰の中心地。 (3)古代競技会・・・神殿における祭典競技界
オリュンピア/イストミア/ピュチア/ネメアの4大競技界
>パンクラチオン、武装競技、戦車競走、らっぱ手競技、伝令競争
>短距離走、長距離走、競馬 etc
(参考文献より)
↓
古代ギリシャ兵士/兵隊の競技会 パンクラチオン、武装競技、戦車競走、らっぱ手競技、伝令競争
→戦争そのもの
(兵士の訓練を目的とした模擬戦闘試合) (4)マラソン→(マラトン戦争)伝令兵士死亡事件
>ギリシアの勇士が戦場マラトン※からアテナイまで約40キロを走り、
>戦捷を報じて死んだという故事に因む競技。
※紀元前490年 アテネ軍がペルシャ軍を破った戦地(古戦場)
長距離走・・・伝令/偵察/長距離の行軍
短距離走・・・最前線への突撃/退却 (5)戦闘部隊の対向陣形→陣形競技の元祖
○古代-中世の戦闘部隊の対向陣形の例(詳細は後述)
最前列は危ないので、盾で防御しながら、長い槍で攻撃します。
鎧甲冑で防御した重装歩兵が防御し、背後から弓矢で攻撃します。
戦車を配置させ、戦車上には指揮官と3人程度で搭乗します。
指揮官の指示(突撃らっぱ)にて戦闘部隊の衝突後に、
歩兵が後方から突進します。
(戦闘部隊)
伝令(マラソン)・(突撃)らっぱ兵・投てき器・砲兵部隊(砲丸投げ)
↓歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵↓中距離走・パンクラチオン(レスリングボクシング)
↓戦車戦車戦車戦車戦車↓戦車競走(指揮官)
↓騎士騎士騎士騎士騎士↓競馬・馬術
↓弓矢弓矢弓矢弓矢弓矢↓(近代で言えばアーチェリー)
↓重装歩兵重装歩兵重装↓ハンマー(投げ)・刀剣術(近代で言えばフェンシング)
↓槍↓槍↓槍↓槍↓槍↓↓やり(投げ)
↓盾盾盾盾盾盾盾盾盾盾↓ ↑盾盾盾盾盾盾盾盾盾盾↑
↑槍↑槍↑槍↑槍↑槍↓↑やり(投げ)
↑重装歩兵重装歩兵重装↑ハンマー(投げ)・刀剣術(近代で言えばフェンシング)
↑弓矢弓矢弓矢弓矢弓矢↑(近代で言えばアーチェリー)
↑騎士騎士騎士騎士騎士↑競馬・馬術
↑戦車戦車戦車戦車戦車↑戦車競走(指揮官)
↑歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵↑中距離走・パンクラチオン(レスリングボクシング)
伝令(マラソン)・(突撃)らっぱ兵・投てき器・砲兵部隊(砲丸投げ)
ろば競走(物資補給、食糧など後方支援部隊) (6)古代オリンピュア競技の廃止
ギリシアがローマ帝国に征服されて衰退
↓
(西暦393年)オリンピュア競技廃止
大会前の「異教の儀式」を嫌ったローマ皇帝 テオドシウス1世による (7)ローマ皇帝 テオドシウス1世と異教徒
394年 ローマ皇帝 テオドシウス1世がローマ帝国を統一
>キリスト教を国教と定め、開始前に異教の儀式が行われたオリンピュア競技を廃止
>大帝と尊称される。
後、息子二人により、ローマは東西に分裂する。 ○アリウス アレクサンドリア教会の司祭、アリウス派の創始者
キリストの人間性を強調した、アリウス主義を唱えた。
古代最大の異端説の創始者とされ、後のアリウス派はテオドシウス1世に迫害された。
のちに許され、非常に長寿でコンスタンチノープルで亡くなった。
(参考文献より) ○ローマ帝国/ギリシャの政治的因縁
第1回アテネオリンピック開催(1896年)
→(初代五輪会長)ギリシア王 ゲオルギオス1世の後援⇔(ローマ皇帝に廃止された) それでは
>パンクラチオン、武装競技、戦車競走、らっぱ手競技、伝令競争
に戻りましょう。 6.スポーツ競技は戦争そのもの1
→マラソン競技すら戦争だったように、戦争そのものです。
以下に解説致します。 (1)パンクラチオン(古代格闘技のルーツ)・・・紀元前648年から開催
>「相手を倒すためにはどのような方法を使ってもよい」とされる粗暴な競技
↓
>現在のボクシングとレスリングはこれから派生したもの
2020年現在で2668年もの長い歴史を持つ。
(参考文献より) ↓格闘技のルーツは戦争です。
>「相手を倒すためにはどのような方法を使ってもよい」
>「相手を倒すためにはどのような方法を使ってもよい」
>「相手を倒すためにはどのような方法を使ってもよい」
>「相手を倒すためにはどのような方法を使ってもよい」
>「相手を倒すためにはどのような方法を使ってもよい」 ○軍隊・治安維持部隊の格闘術
レスリング・・グレコローマン→古代ギリシャローマで有名。
柔道
など ○武芸
日本の柔道/空手/剣道はそもそも武芸、と呼ばれ、完全なる武術。
剣道は剣術から派生したものだが、武器を使用しない武芸にも特徴がある。 ○武器を使用しない武芸(柔道)
・柔道・・起源は古く、戦国時代に流派が生じ、江戸時代に武士階級の武芸として盛んになった。
→明治以降に嘉納治五郎により、各流派を統合して、講道館が大成された。 ○武器を使用しない武芸(空手)
・空手(唐手)・・名前の通り、中国から沖縄へ伝来して発達した素手の武芸。
沖縄の手(てい)と呼ばれ武術に中国拳法(唐手)が加味されて成立した。
明治の中ごろまでは、秘術として、武士の間で伝えられてきたが、
沖縄県の学校教育に取り入れられ、1916年に京都の演武から、全国各地/世界へ普及した。
(参考文献より) (2)戦車競走(特に酷かった古代競技)
×戦車競走・・・古代ギリシアでは戦車の転倒や衝突を見るのが一大スペクタクル
馬も4頭〜6頭立ての「重戦車」の戦闘となります。
(2頭立ての「軽戦車」で実施する場合も)
(参考文献より) 戦車と言っちゃってる・・古代は軍人の祭典ですからね、スポーツじゃ無いのです。
戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車
戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走
競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車
戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走
競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車競走戦車
戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車戦車 軍人の祭典ですからね、スポーツじゃ無いのです。
軍人の祭典ですからね、スポーツじゃ無いのです。
軍人の祭典ですからね、スポーツじゃ無いのです。
軍人の祭典ですからね、スポーツじゃ無いのです。
軍人の祭典ですからね、スポーツじゃ無いのです。 皇帝や大王・大司祭が観覧に来る為に、
戦車に使われた馬も一頭ずつ、「重兵装」されています。
2台の「重戦車」で7周して争います。
飾りや装飾と勘違いしがちですが、マジの大量殺りく兵器です。
実戦では重戦車で一気に大量の武装兵隊を・・・ (3)軍隊の兵法術(兵器による殺傷が目的)
との関連を解説します。
→攻撃ばかりで防御術が少ないです。 ×投擲(とうてき)throw・・・攻撃兵器
後の陸上競技ですが、マジの戦闘競技です。
投擲器と呼ばれる超大型兵器が使われて居ました。 ×やり投げ(古代/近代)
やり(近代競技では長さ2m20cm〜2m70cm)が何十メートルも先まで到達する為、
要塞や城壁を攻めるのに長く重宝された。
→現代においても辺境の部族が戦闘で使用しており実際に西洋人なども殺傷されている
実戦で遠投しない場合、さらに長い槍も使われている。
近代競技は北欧が中心となって発達した。 ○(兵器)やり(槍/鑓)ジャベリン(javelin)
現代では「ジャベリン」はミサイルの名称に用いられる。
主に木製の槍の先に金属製の穂先を装着して殺傷に用いた古代の兵器。
(参考文献より) ×砲丸投げ(shot put)(近代)・・大砲の弾/砲弾に使う金属球が発祥
shotは英語で砲撃、射撃、発射などの意味。
(近代競技としては19世紀末だが、兵器は古代エジプト文明から存在)
(参考文献より) ×円盤投げ(古代/近代) discus(disk/disc)
木製の胴に金属枠を嵌めた円盤、古代の兵器
(参考文献より) ×ハンマー投げ(hammer) 古代の兵器
→ハンマーは非常に恐ろしい近接兵器ですが、
これを投てきすることで何十メートルも届く為、
要塞や城壁を攻めるのにも使われたようです。→ギリシャ・ローマの衰亡史でも読んで下さい。 (4)たて(楯・盾)
→古代に矢、槍、刀剣、ハンマー、砲丸などから身を守る為に使われた防具・武具
四大文明から数千年の歴史を持ち、現在でも軍隊・治安維持部隊に使われている。
↓
(アーチェリー、やり投げ、フェンシング、ハンマー投げ、砲丸投げ
から身を守る為 と読み替えて下さい) ○民主化
紀元前の「共和制ローマ」末期に農民/市民へ普及し、重装歩兵市民が誕生し民主化が進行。
↓
後に傭兵時代を経て、帝政ローマ時代へ移行。
↓
中世に入ってからも十字軍などで長期間に渡って盛んに使われた。
西洋の騎士道の象徴として尊重されている。
(参考文献より) ○日本でも平安時代の万葉集にも歌が多数あり、
「矢も楯もたまらない」「〜を盾に首を振らない」など多くの慣用表現が形成された。 (5)古代五種競技(ペンタスロン)
立ち幅跳び、短距離走、円盤投げ、やり投げ、レスリングを(兵士)一人で実施。 7.スポーツ競技は戦争そのもの2
読者の皆さんはいい加減、呆れかえっていることと思いますが、
さらに続きます。
なにしろ、ほぼ、全競技が関係してきます。 (1)近代五種競技は軍隊の将校だけ!
軍隊の将校斥候(せっこう)を想定して始められ、
射撃、フェンシング、水泳、馬術、長距離走の5種目を1日でこなし合計得点を競う。
1912年のストックホルム大会から採用された
1948年のロンドン大会までは「将校のみに参加資格」があった。
(参考文献より) >軍隊の将校斥候(せっこう)を想定して始められ、
>軍隊の将校斥候(せっこう)を想定して始められ、
>軍隊の将校斥候(せっこう)を想定して始められ、
>軍隊の将校斥候(せっこう)を想定して始められ、
>軍隊の将校斥候(せっこう)を想定して始められ、 >将校のみに参加資格
>将校のみに参加資格
>将校のみに参加資格
>将校のみに参加資格
>将校のみに参加資格 (2)戦闘武術(フェンシング)
フェンシング
「中世ヨーロッパで刀剣の出現で始まった戦闘武術が発達し、18世紀に競技として完成」
(事典より) 歴史的事実であり、特定種目の叩きではありません、念の為。
↓
刀剣の出現で始まった戦闘武術
刀剣の出現で始まった戦闘武術
刀剣の出現で始まった戦闘武術
刀剣の出現で始まった戦闘武術
刀剣の出現で始まった戦闘武術 (3)バイアスロンと北欧
×バイアスロン・・・冬季近代2種ノルディックスキー
射撃とクロスカントリースキーの組合せの為、
五輪では選手の大半が軍隊関係者や山岳警備隊、山岳警察など。 北欧ノルウエーは当然として、欧州では
特にナチス時代の永世中立国スイスのアルプスの山岳地帯が連想され、
山岳警備隊がクロスカントリースキーで移動しながら、戦った。
(参考)映画サウンド・オブ・ミュージック(1959年) ○SKIスキー ノルウエー発祥(古代ノルド語でskith薄板の意)
西暦1200年頃には既に存在し、ノルディックと言われる。
北欧三国は丘陵地帯が多く厳冬期の交通手段として実用的にノルディックが発展。
(北欧には19世紀末に生まれたアルペンスキーに適した山がほとんど無い) ○海賊(ノルウエー、スウェーデン、デンマーク)
元々ノルウエーのノルマン人は海賊バイキングで
デンマーク、スエーデンとともに国王自ら大船団によって
イギリス、欧州、ロシアに侵入・略奪、領土獲得・植民を繰り返していた。 ○軍隊スキー競技会
これら色々な意味での北ヨーロッパ軍隊・狩猟がバイアスロン競技に発展した。
1767年 ノルウエーで「軍隊スキー競技会」が行われ、原始的なバイアスロンが実施。
1867年「スキーを国技に」ノルウエーで宣言
1890年 アルプスを中心にスイスと周辺国(フランス、オーストリア)
でアルペンスキーが生まれた。
1924年 オリンピック開催期間中に14カ国で国際スキー連盟が創立 ○初の冬季五輪と軍人と日本のスキー
1911年 オーストリアの陸軍少佐レルヒが日本(新潟県)に西洋スキーを伝える。
→やっぱり軍人、冬季の基本技術
1923年 第1回日本スキー選手権が開催
1924年 スイスシャモニーモンブラン冬季オリンピックが開催
(ノルディックジャンプ競技も行われた) (4)射撃(兵器)→戦争・弓矢以降の狩猟など
狙撃:敵の見張りや、城塞の要所や、指揮官への攻撃などに使われた。 (5)洋弓(アーチェリー)・・狩猟と武器の歴史
×アーチェリー(武器)→戦争
弓矢は有史以前に発明(数万年前?,旧石器時代/第四紀更新世/磨製石器が無く打製石器のみ)
世界のあらゆる民族によって狩猟や戦いの武器として独自に改良、工夫されてきた。
(参考文献より) アーチェリー(武器)
地中海で発祥し16世紀にイギリス王室で保護された後、スポーツ競技化。
競技種目は5種類以上あるが、ターゲットアーチェリーが最長90m先の的を狙う。
1900年パリ五輪から正式競技
1920年アントウエルペン五輪で廃止。
1939年日本にアーチェリーが持ち込まれる
1972年ミュンヘン五輪で復活。 (6)射法(弓を射る技術/射撃の技術)には数種類が存在。
@弓を引く方法
・メディタレニアン射法(地中海型)・・地中海で発祥し、西洋で普及(finger draw)
・ピンチ型射法・・南洋の原住民が現在まで使っている射法。つまみ引き(pinch draw)
・モンゴリアン射法(蒙古型)※・・世界で暴れ回ったモンゴルの射法。親指引き(thumb draw)
※モンゴル、中国、朝鮮、日本の弓道で使用。 A乗物の有無
歩射(ぶしゃ)→徒歩
騎射(きしゃ)→馬上、古来から東西諸国に存在※
※日本の流儀では流鏑馬(やぶさめ)が代表 (7)馬術(equestrian)→戦争
>古代の「戦車競走」と「競馬」以来、「戦闘」における「騎兵」の隆盛とともに、
>ヨーロッパ、中央アジアで発展。
(参考文献より) ○馬術と騎馬民族
馬術はフン族、匈奴、元、ゴート族、等、多数の騎馬民族や遊牧民族(ノマド)を生み出し、
ユーラシア大陸から、北東アフリカまでの中央アジア全域と
ロシア、トルコ、モンゴル、中国、インド、中東と周辺諸国で
騎馬隊が各地を蹂躙した。
これらの馬術が農民の間で狩猟や乗馬で使われ、スポーツ馬術競技に発展。 ○騎馬民族から、スペインの形成とメキシコまで
例えばゴート人はフン族に追われてイベリア半島のヒスパニア
に西ゴート王国を建国、イスラムウマイヤ朝に滅ぼされた後に
アッバース朝がウマイヤ朝を滅ぼし、この末裔が、再び
アンダルシアの後ウマイヤ朝を作り、スペインにイスラム文化をもたらした後、
後に20の小王国に分裂、500年を経過して、カスティリアが
アラゴン王国、レオン王国などを統一、グラナダもイスラム教から解放された。
以降、スペインとイギリスによる大航海時代と植民地支配時代が始まる。
スペインがアメリカとの戦争に負けるまで・・・
↓
負けた後は、メキシコがアメリカの属国的な立場となった。 ○ドゥルーズとガタリのノマドロジー/ノマディズム
これらの歴史的観点に立つと、ドゥルーズとガタリのノマドロジー/ノマディズムは
欧州全域-中東-中央アジアにかけてずっと存在していたということになります。
(外や他と変幻自在の関係をもって、自己を壊しつつ、自己をつくっていく
多義的・多型的生のこと。) ○日本の馬術は武士
日本でも[武術としての馬術]があり、[多くの流派]が生まれた。
1872年にフランス流馬術が[軍隊に導入]されてから一般に広まった。
明治政府は江戸幕府と武士が嫌いで西洋流を取り入れたんでしょうか?
平安貴族の自家用車は牛車ですし、
馬は、武士以外は、当時のバス、タクシー扱いで、
農民は牛とかロバとかヤギなわけで・・・西洋の牧羊でも牧羊犬が主ですし。 ○高山の動物
ちなみにチベットは世界有数の高山地帯の為、馬では無く、
牛、ヤギ、ヤクがメインです。
中央アジアの東側ですけど、地理的な特性が繁栄されるのです。 8.水上競技は世界大戦争から(大航海時代と植民地支配)
(1)(河川)カヌー
カヌーはカナディアンとカヤックがあります。
エスキモーの狩猟の文化から来るもので、人では無く、動物との闘いです。 (2)(河川)ボート競技(レガッタはイタリア)
中世にベネチア共和国(伊)Venezia発祥で、もちろん戦争です。
regatta 「制覇を目指して競う」というラテン語派生のイタリア語です。
後述の通り、古代船や戦艦は過去3千年以上、オールで漕いでいます。
(現在の海軍/水兵/海兵隊などに該当)
ベネチア共和国は当時、西洋の貿易の中心都市(中東、中央アジアへのルート)でした。 レガッタの歴史
14世紀 ビザンチン帝国からベネチア共和国が独立し、ゴンドラ競漕が始まる。
〜近代〜
1829年 大英帝国 オックスフォード/ケンブリッジ大学の対抗戦で開始。
1839年 王室主催のロイヤルレガッタが開始。
1852年 ハーバード/エール大学で開始。
1884年〜東大/一ツ橋/早慶戦/関西の琵琶湖瀬田川など次々と開催された。 (3)(海)船の歴史
@原始〜古代
数万年前 葦船や筏が誕生したと思われる。
紀元前6000年葦船(約8000年前)がエジプトの壁画に描かれる。
〜櫂で漕ぐようになる。
〜四角帆の帆船が誕生する。 Aガレー船(伊)Galea/(英)galleyの誕生→戦争
紀元前1500年帆付きガレー船(約3500年前)が誕生し、戦争に使われた。
→エジプト-イラク-ギリシャで軍艦と商船が使い分けされる。
(ナイル文明、メソポタミア文明、ギリシャ文明、クレタ人やフェニキア人など)
紀元前700年ガレー船(約2700年前)の櫂は上下2段になり、速力が向上する。
紀元前500年ガレー船(約2500年前)の櫂は上中下3段になる。商船は四角帆が大型化される。
紀元前240年ポエニ戦争でガレー船が活躍する。
西暦〜1700年頃までガレー船が利用された(約3200年間) B中世ガレー戦艦
1.細身のガレー戦闘艦(Galea Nottile)
(1本柱)全長40m×幅4mで両舷で160人で漕ぎ、船乗り20人(操船)、砲手と戦闘員60人
乗員300人,高さは低い
2.大型ガレー船(指揮官用,商用帆船の転用)(例)深紅のベネチア,Rosso Venetiano号
(3本柱)全長50m×幅6mで両舷で54本の櫂を200〜300人で漕いだ(1本4〜6人で漕ぐ)
乗員400人、高さは戦闘艦の2倍以上ある。
3.ガレアッツア(西暦1600年近くの新兵器,戦艦と商用帆船の合体) 三角帆と四角帆の併用
(4本柱)全長45m×幅9mもあり、高さも喫水線で10mを超える。
→大砲は合計10門備え、270度の角度をカバーしている。 Cガレオン船誕生
西暦1500年初頭 ガレオン船が誕生 3〜4層甲板 大型帆走戦艦 後に自衛商船としても利用
ヘンリー8世(スコットランド、フランスと戦争をしたかなり残虐なイングランド王)
の時代にイングランドの造船工が大砲を舷側に開けた窓から発射することを考案
対艦艦砲射撃が可能となった。
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大航海時代突入と植民地支配の原因、後にイタリア人による新大陸発見 (4)レパントの海戦とは?(オスマンとスペインとローマ)
西暦 1571年 レパントの海戦が起こる
オスマン帝国とスペイン・ポルトガル・ローマ教皇の連合軍による
西洋と中東の宗教的大戦争(キリスト教VSイスラム教)
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ガレオン船はあったが、まだ主力はガレー船であった。
イスラム軍と両軍合わせ軍勢500隻 総員17万人!(1隻あたり300人少し) 大砲は2550門
(船乗り3万人、漕ぎ手8万人、戦闘員6万人) (5)帆船と植民地支配(イギリス/スペイン/オランダ他)
以上の艦船の進化の歴史より、大航海時代を迎え、
欧州各国の植民地支配時代になりました。
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イギリス、スペイン/ポルトガル、オランダ、ついでフランスになるでしょう。
植民地支配は戦争なので、競技でもこれらが発祥に関係してきます。 (6)帆の進化(オランダで帆走ヨット誕生)
紀元前後 四角帆の大型化、商船の速度アップ
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10世紀前後 北欧バイキング(前述)が四角帆を備えた戦闘ガレー船を発展させた←←←
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三角帆の考案
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三角帆による小型帆走船が誕生
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大三角帆による軍船、商船のスピードアップ
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北欧バイキングがやっぱり戦争してましたね! (7)ヨット競技の確立
17世紀初頭(西暦1600年頃)
帆走技術の練習用としてオランダでSailing(帆走)小型ヨットが開発される。←←←
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1661年 イギリスで世界初のヨットレース←←←
1907年 国際ヨット競技連盟設立
1916年 慶応技術大学水泳部にヨットが備えられる※
1932年 日本ヨット協会創設
もちろんオリンピックに正式競技として、採用されました。
※明治以降の西洋(スポーツ)文化は初期に慶応大学に導入されることが多かった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています