ブラジルのボルソナロ大統領は14日、ロシアとウクライナの戦争を「解決する」方法を知っていると述べ、18日に予定されているウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で提案を伝えると明らかにした。電話会談はゼレンスキー氏から要請があり、直ちに応じたと説明した。

ボルソナロ大統領は、訪問先の北東部マラニョン州で「(ゼレンスキー氏に)私の意見を述べ、解決法を伝える。解決法を知っているが、誰にも教えない」と記者団に述べた。

その上で、「このケースに対する解決法は1982年にアルゼンチンと英国の紛争が解決された場合に類似する」と述べたが、それ以上の詳細には触れなかった。

ブラジルはロシアとの交易継続を模索しており、ボルソナロ氏はこれまでのところ、ウクライナ紛争に対して中立な立場を取っている。